TERROR [i]
1.KAKINAGURI i
2.怪談
まゆみんさんの話
ちょっとした田舎に(熊は出ません)3人のいたずらっ子がいたそうです。
田舎でしたからその3人は有名でした。
ある日、3人は、呪われているというトンネルへ行きました。
そのトンネルは今は使われていないものです。
10年くらい前に、1人の男の子が死んでしまったそうです。
3人がそこへ行くと、奥にサッカーボールが一つありました。
ラッキーだ・・・。そう思ってボールを取り、3人はトンネル内で蹴って遊びました。
そしたらいきなり
『僕のボールで遊ばないで・・・』
という、なんともいえない・・・・そう聞こえないくらい小さいのに聞こえる声ってカンジの声が聞こえてきました。
3人はビックリしてその場を逃げ去りました。
ボールは野原に捨てて・・・・
その夜、3人のうちの1人、A君にします。
A君が寝ていると、
『ボールを返して・・・ボールは何処?』
という声が聞こえてきました。昼に聞いたのと同じ声です。
枕元には、1人の男の子・・・足の無い男の子がいました。
知らないよっ、そう答えたら
『じゃ、死んでね』
にっこり微笑んでいきなり首をしめました。
その日の朝、A君は死んでいました。
死因は謎。
3人のうちの2人も、葬式には出ましたが、なんともいえない悪寒が背筋を走りました
その次の日、3人のうちの1人、B君・・・。
この子のうちにも男の子は来ました。
『ボールを返して・・・お願い、おばあちゃんにもらったの』
そう言いました。
B君は、知らないっ。出て行けっと強引に追い出しましたが、殺されました
もう、1人しかいません。C君にします。
C君は、怖くて怖くて逃げたくなりました
でも、夜はきました・・・
『ボールを返して。君の仲間も、僕と同じ場所にいるんだよ
行きたくないでしょ?だから返して・・・ボールを』
死んだ。それでおわりです。
結局みんな同じ場所に行ったんです。
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