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リナとある吟遊詩人と雑誌記者の珍道中 序章
手品師
2010年4月19日20時46分51秒
初めまして、自分は手品師と申します。
スレイヤーズの二次元小説は初めてですが、コメントをくれたらとっても嬉しいです。
この話はあたしがナーガと離れた少し後のレストランであった出来事である。
「リナ=インバースさんよね?」
と、彼女はあたしに向かって言った。見た目から見える年の割には幼げな笑顔で…。
一緒に居るのは、いかにもというような吟遊詩人の青年であった。背中にはリュートを背負っている。
「そうだったら、なんなのよ?」
あたしが少しいぶかしげに言うと、彼女は笑顔であたしに依頼をした。
「実はあなたに依頼をして欲しいの。報酬は良いし、おいしいご飯もタダで食べられるわよ?」
「何ですって?」
最後の言葉にきらりとあたしの目は光る。おいしいご飯を無料で食べられる。これは文字通りおいしい仕事。
「話を聞いてみるわ…」
あたしがにんまりと笑って言うと、彼女と青年は満足そうな笑顔で頷いたのだった…。
これがあんな事件になるとはあたしも彼等も知らなかったであろう……。
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