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Re: 白と茶と緑の来訪者と黄昏色の十字路 G
注意!!!!
ここの『投稿小説』は小学生の方も来てるので、アダルト向けの小説はご遠慮下さい。
場合によっては承諾なしに削除します。
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>k 前回、HじゃなくてFだった……。
>L いくつ、すっ飛ばしているのよ!!
>k ……三つ?
>L 本当に答えろとはいっていない!
>k まぁ、細かいことはさておいて、
>L 細かくない。
>k 黄昏色の十字路 スタート!
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>「そんなことが……」
> シルフィールに承認について説明し終えると、シルフィールはただつぶやいた。
>「とはいえ、はっきり言って商人の仕業というのは、推測。状況証拠だけで、物的証拠が何一つとしてないが……」
>「なぁ、リナ。ゼルのいっている。情操教育と沸点省益って、なんだ?」
>「……ガウリィ。ゼルがいっているのは、状況証拠と物的証拠。
> 可能性が高い事態だけれど、はっきりとした根拠はない。といっているのよ」
>「なんだよ。それならそうと行ってくれよな」
>「……いっているが……」
> ガウリィの言葉にゼルは半眼でうめく。
>「あの、その商人は銀髪に黒い瞳のガウリィ様だといってましたよね」
>「? うん。あいつ、ガウリィの顔をまねたんだけれど、髪の毛の色と瞳の色だけは変えなかったのよね」
>「そういえば、そうですね。どうしてでしょう?」
> シルフィールの質問にリナはうなずき、アメリアが疑問をつぶやく。
>「それは、解りませんけれど……。それなら、心当たりがあります。
> すべて説明がつくことが……」
>「どう言うことですか?」
> 魔族のゼロスにいわれて、シルフィールはひっ! と、悲鳴を上げるが、何とか持ち直し、
>「あれは、最初の行方不明者が出る三日前でした。わたしは、ちょうど風邪をこじらせて肺炎になったアリュエさんの所へ、治療に行く途中でした――」
>
> ――老人の一人暮らしということもあって、お粥などの介護用品を用意していたら少し遅くなっていたために、走っていた。
> 消化に良い、リンゴが一つ転がり、拾ったときに
>「あ、ガウリィ様……?」
> 一瞬、ガウリィかと思ったが違うとすぐに解った。
> 黒いローブで顔を隠していたが、下からのぞき上げる形になってしまったので顔がはっきりと見えた。
> 確かに、端正な顔立ちはガウリィそっくりだったが流れるような金髪と青いひとみではなかった。
> 冷たい銀髪にどこか恐怖を覚える黒い瞳。
> 常にのんき……もとい、常春にいる人を穏やかにさせる雰囲気とは違って、氷河に置き去りにされた感覚になった。
> リンゴを拾ったときには、すでに人混みの中に消えていた。
> 顔立ちが似ていることから、印象には残ったがただの偶然と思って気にはしていなかったらしい。
>
> それが、シルフィールのいう心当たりだった。
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