◆-「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2 「出会い編」1話-投稿者:加流ネメシス(12/16-05:12)No.372
 ┣━「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2 「出会い編」2話-投稿者:加流ネメシス(12/16-05:16)No.373
 ┣━「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」3話-投稿者:加流ネメシス(12/16-05:19)No.374
 ┣━「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」4話-投稿者:加流ネメシス(12/16-05:22)No.375
 ┗┳「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」5話<加筆修正>-投稿者:加流ネメシス(12/16-05:31)No.376
  ┣━Re:「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」-投稿者:松原ぼたん(12/16-08:22)No.377
  ┣━Re:「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」5話<加筆修正>-投稿者:まっぴー(12/16-12:40)No.380
  ┣━再録ご苦労様です-投稿者:みいしゃ(12/17-18:10)No.390
  ┗┳♪「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」総まとめ感想♪-投稿者:水彩まり(12/22-20:30)No.413
   ┗━感想をくださった皆様へ-投稿者:加流ネメシス(12/26-07:37)No.422


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372「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2 「出会い編」1話加流ネメシス E-mail 12/16-05:12

加流ネメシスさんの投稿 08/23(土)02:43

小説出会い編 1

「腐れ縁!? これが悪夢の出会いかな」

「ガーヴ様、オレはあんたが何と言おうと
 ドラゴン・マスターの野郎を倒すっ!!」
と、ある小さな町のレストラン。
昼飯をつつきながら、ヴァルがそのセリフを
口にしたのは、今ので丁度10回目だった。
あの一件からそのままオレは本拠地を離れ
放浪の旅をすることにした。
ラルタークのお説教も嫌だったが
冥王(ヘルマスター)が動いたとあっちゃー
一所にいるのは危険と言う訳だ。
ヴァルがオレについて行くのはともかく
どういう魂胆かドラゴン・マスターの
野郎もちゃっかしついて来てやがるのだ。
ヤツ曰く
「離反した経緯についてキョーミあるから。(はあと)」
と、言うのだが怪しいモンである。
「ところで、ガーヴ様。
 ドラゴン・マスターとは随分前から
 知合いのようだが、何かあったのか!?」
ヴァルがふいにそんな質問をして来た。
その時-----------------------

ずべしゃぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

丁度席をはずして、こちらに戻って来ようとした
ドラゴン・マスターの目の前で
見事なまでの盛大な音を立てて
3つくらいの歳のボーズがすっ転んだのだった。
急いでドラゴン・マスターはボーズを助け起す。
「大丈夫かい!? 坊や。 膝を見せてごらん。」
大粒の涙を浮べ、必死に泣くのをこらえて
顔をドラゴン・マスターに向けるボーズ。
「よく我慢したね。 偉いぞ。」
と、言って頭をそっと撫でて
笑顔を向けるドラゴン・マスター。
その笑顔に安心したのか、そっと膝を見せる。
そんな、ドラゴン・マスターとボーズのやり取りを見ながら
オレはヤツと出会った時のことを思い出していた。
ヤツに出会ったのは、丁度オレがあのボーズと
同い年くらいの時だった・・・・・・・・・・・・・

  
























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373「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2 「出会い編」2話加流ネメシス E-mail 12/16-05:16
記事番号372へのコメント

加流ネメシスさんの投稿 08/27(水)08:50

小説出会い編 2

急がなければ・・・
オレは慌てて出かける準備をしていた。
服や食料を荷物入れに放り込む。
どうもここ数日、村人ばかりか、オヤジとお袋の
様子がおかしいのだ。
こうなりゃ、ぐずぐずしてはいられない!!
一刻もはやくこの村を出なければ!!
気づかれているかも知れないのだ・・・
このオレが魔竜王ガーヴだということを・・・






荷物をまとめ終ったオレはオヤジとお袋が働いている
森の果樹園へと向った。
何故そんな所へ向ったのか、オレ自身分らなかった。
最後にこの体にオレを生んでくれた
親の顔でも見て置きたかったのだろうか!?
このオレが・・・?
魔族のオレが!?
そんなことで頭を一杯にしながら歩いているオレの
視界にそれが入って来たのは
森の少し開けた場所に出た時だった・・・






それは足だった。
宙を浮いている足だった。
首を吊って息絶えている、オヤジの足だった・・・
ギシィィィイイィイイィ・・・・・・・
ギシィイィィイィイィ・・・・・・
ギシィィィィイイィイイィイイ・・・・・・・・・
まるで、きしんだ階段を登って行くような音を立て
目の前で力無く揺れる足を
オレはただ呆然と見つめていた・・・
こんなことは、オレの回りでは、しょっちゅうあることだが
何度見てもあまり気分のいいものではないのには
変りはなかった・・・
と-----------------------
その時
突然、背後に殺気とも狂気ともつかないものが膨れあがる!!
オレは反射的に振向きざまに気配の方へ魔力を放つ!!
「ぐえっ!!」
イヤな手応えと、悲鳴を上げ、オレのお袋だったものは
その面影を残さず、血の海へ沈んだ・・・
「ひぃぃぃいぃいぃいいいいいぃ・・・・・!!!!!!!!!!!
 や・・・や・・やっぱり、あ・あいつ・・・・
 あいつはぁぁぁああぁぁあああぁ・・・・・・・・・・
 ガーヴだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
森の奥で上がった、ほとんど悲鳴に近い
その声は、そんなセリフを吐いた。
それと同時にザザッと音を立てて、それぞれ武器を
手にした村人達が、森の中からオレを
ぐるりと取囲んだ。
その中から、両サイドを村人にガッチリ守られた
村長が言う。
「やはり、神託は真であったか・・・
 フレイドよ・・・
 お前が魔竜王ガーヴじゃな・・・?」
なるほど、そんなことがあったのか・・・
小さな村だが、教会なんかは、りっぱにあって
当然、そこには何人か巫女なんかがいる訳である。
しかし、オレは村長の質問を無視してやった。
その代りに。
「その確認を取る為に、オヤジとお袋を
 お前ら全員で問いつめやがったな!?
その結果、オヤジは自殺・・・
 狂ったお袋をオレが殺すかどうか
 見張りを立ててたって訳かよっ!!」
それは、簡単なことだった・・・
不安要素である、このオレを殺す理由が欲しかったのだ。
こいつらは・・・
殺しとけば、とりあえずは安心を得られるって訳だ。
例え、オレが魔竜王ガーヴであろうが、なかろうが・・・
村長は平然とした顔で言う。
「そうじゃ、これもこの村の平和を守るため・・・
 いたしかたのないことじゃ・・・
 第一、この村には平気で親を殺せる様な者はおらん!!
 いるとしたら、魔族くらいのもんじゃっ!!」
ったく、とんでもねぇー一方的な決めつけ方だ!!
オレは、むしょーに腹がたった。
オレを殺そうとしたことよりも、その一方的な
決めつけ方に・・・
「へっ!!
  人間だって、平気で親を殺しちまうヤツなんか
 掃いて捨てる程いるぜ?
 それとも、そんなことも知らねぇ程
 お前ら、田舎者かよ!?」
「黙れっ!!
 魔族の分際で!!
 ワシらの気持が貴様なんぞに分ってたまるかっ!!
 ついに本性を表しおったな!!
 ええぇい!!
 やってしまえっ!!」
オレの「田舎者」の一言に腹を立てて、まくしたて
ついに、攻撃命令を出した!!
「仕方ねぇ・・・ やるか・・・」
オレはそう呟いて身構える。
森の中から一人の男がオレの前に走り出た!!
オレは迷わずそいつに殴り掛る!!
なっ・・・
次の瞬間オレは、そのあまりにも
信じがたい光景に絶句した。
オレの拳を男は片手で難なく受け止めたのだ。
その男は、やれやれと言いた気な表情で。
「待ちたまえ、君達・・・
 私のフレイドは魔族なんかじゃありませんよ・・・」
・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何を言ってやがるんだ!?
こいつは!!
「私の」とは、どぉぉぉおおおおお言うことなんだよっ!!
男は、二十代なかばのガッシリとした体を
漆黒の礼服で包み、長くのばした金髪を後ろで
一つにまとめてしばっていた。
なかなかのハンサムなのだが、時折見せる
フザけた表情が全てをブチ壊している。
おりゃーーーーーーーー知らんぞ!?
こんなヤツ!!
知る筈もなかった・・・
オレとヤツは正真正銘の初対面だったのだ・・・

     3に続く
























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374「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」3話加流ネメシス E-mail 12/16-05:19
記事番号372へのコメント

加流ネメシスさんの投稿 09/06(土)05:40

小説出会い編 3

オレは突如現れた、そのフザけたヤローを
何とか利用して、この場から逃げられないかと思い
しばらく様子を見てみることにした。
すると、ヤツは手をオレの肩にポンと置いてニッコリ笑う。
そして・・・・・・・・・・・
「実はこの子は、私の子なんです。」
ぬ・・・・・・ぬわぁぁあにぃいぃいぃぃぃい!!!!!!!!!!?
いきなしなにを言い出しやがるっっっつつつつ!?
コイツわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
危うくそう叫びそうになるのを必死でこらえる。
ボー然としている、オレと村人達を尻目に更にヤツは言う。
「この子は、生れたときから魔力が異様に強く
 あまり人目に付かないように
 この村の知人に預けていたのですよ。」
しかし、そのセリフに対して、村人の一人はこう叫んだ。
「でまかせを言うなっっつ!!!!!!!!!
  このよそ者がっっつつつ!!!!!!!!!!!!!!!!!
  そいつは、この村で生れ、育ったと言う紛れもない事実
 をここにいる全員が知っているっっつつ!!!!!!!!!!!!!!!」
その村人の言葉に、他の村人達は一斉にうんうんと頷く。
だぁあぁあぁあぁぁあぁぁあぁあぁぁあぁあぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何なんだコイツはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
使えねぇ----------------------------------!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「我々の邪魔をすると言うなら
 お前もただでは、済まんぞっ!!!!!」
もう、我慢の限界とばかりに、村長がそう叫んだ。
「仕方ありませんね・・・・・・・」
そう呟くと、ヤツは「翔封界」(レイ・ウイング)を唱え始めた。
とても、人間技とは思えない速さで・・・・・・・・
有無を言わさず、オレを小脇に抱え、呪文を完成させる。
「翔封界!」
風の結界がオレとヤツを包込み、森の木々を軽々と越え
矢よりも速い猛スピードでこの場から離れた。
勿論、村人達が追っては来たが
あっと言う間に見えなくなっていった。
この「翔封界」と言う呪文、コントロールが難しく
高さ、スピード、重量の総和は
術者の魔力と技術の総和に比例する。
いくら子供とは言え、このオレを抱えて
森の木々を越えるような高さで
こんなスピードが出せるとは・・・
何モンだ・・・?
こいつ・・・






あれからそのまま飛んでしばらくした後。
「もう、ここまで来れば大丈夫かな・・・?」
そうヤツは言って、森にポツリとあった野原に降立った。
と、同時に、バッとヤツから離れて間合をとる。
「貴様、何モンだっ!?
  オレの拳を受けとめた時と言い
 さっきの「翔封界」と言い
 貴様がタダモンじゃねぇーことぐらい
 分らんオレじゃぁないぜっ!!!!!!!!!!!!!!!」
オレは警戒をその瞳にたたえながら、ヤツを睨みつける。
しかし、ヤツはのほほーんとした口調で言葉を返す。
「ちなみに聞くが、君はタダモンだったら、何だと思っていた?」 
「サギ師!!」
オレはジト目でヤツを見据えて、キッパリそう答えてやる。
ヤツは片方の眉をピクつかせながら、引きつった笑顔を浮べる。
「そ・・・それはいくらなんでもあんまりだぞ・・・・・」
そして、ヤツは更にこう付加えた・・・・・・
「これでも私はドラゴン・マスターなんだぞ・・・・・・・・」
「なっ・・・・・・・・・・・!!」
そのあまりにも信じがたい内容に自分の耳を疑い
オレは思わず声を上げずにはいられなかった・・・
ドラゴン・マスター・・・・・・
それは、オレ達、赤眼の魔王(ルビー・アイ)の腹心に
対応している、赤の竜神(スィーフィード)の腹心の
一人・・・・・・・・・・・・・
そして、唯一、降魔戦争に参戦しなかった者・・・・・
だから、オレはこう言ってやった。
「へっ!!
  降魔戦争に参戦しなかったと言う
 あの、腰抜けマスターかよ!?」
「そ。
 もっぱら魔族の間でそう呼ばれている
 ドラゴン・マスターさ。
 ところで、君はもうちょっと子供のフリと言うモンが
 できないものかね!?
 そうすれば、もうちょっとマシな展開に
 なっていたと思うんだがね・・・?」 
ヤツはさっきの仕返しとばかりに
ジト目でオレを見据えてそう言いやがった!!
これは、全くの余談だが、今のオレの姿は
3歳のぷりてぃーな子供なのだ。
あっ!!!!!!!
こらこらっ!!!!!!!!!!!!
笑うんぢゃないっつつっつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホントなんだぞ・・・・・・・・・・
ぷりてぃーってゆ---------のは!!!!!!!!!!!!!!!!!
「貴様の方こそ、あんな小さな村じゃぁすぐバレちまう
 よーな、ドヘタな嘘しかつけねぇーのかよっ!?」
「う゛っ!!」
ヤツが一瞬言葉に詰ったのを、オレは見逃さなかった。
へへーーーーーん!!!!!!!!
ざまぁーねぇーな!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「と・・・・・とにかく、村人達が君に殺されるのを
 黙って見過す訳にもいかないからね・・・」
ちぇっ!!!!!
話題すり替えて逃げやがったなっ!!!!!!!!!!!!!!
「こころでよ、なんでオレの人間界の
 名を知っていやがるんだ?
 まさか、オレの記憶を読んだのか!?」
ヤツは顔の前に人指し指を持って行き
あっけらかぁーんとした顔で答える。
「あっ、それは立聞きで。」
あ・・・・・あのなぁ・・・お前・・・・・・
緊張感と言うものはないんかいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「そ・・・・・・それから貴様
 いつからあそこにいやがったんだ?」
さっきとは打って変って、オレの問いに
サッと顔を曇らせ、ポツリポツリと答えた。
「君が村人に囲まれた直後だった・・・・・・・
 残念ながら、ご両親を助けられなかった・・・・・・
 すまん・・・・・・・・・・・・・・・」
今度はオレがあっけらかぁーんとした顔でそれに答える。
「別に気にするこたぁーねぇーよ。
 貴様に助けてもらおうなんざ
 これっぽっちも思っちゃぁいなかったからよ。
 そんでよ、ハナから気づいてたんだろ!?
 オレが本物の魔竜王ガーヴだってよ。
 そんでさ、人に危害が加わらない所に連れ出して
 殺すつもりなんだろ?  え?」
ヤツは慌てて。
「いや!!!!!!!!!
  君をこれから監視するつもりだ。
 殺したりはしないっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「フザけんなっ!!!!!!!!!!!!!!
 オレにとっちゃぁ-------------
 どっちもたいして変りはねぇ!!!!!!!!!!!!!!!」
そうヤツに向って怒鳴ると、オレは魔力を解放する!!
「なるほど・・・・・・・・・・
 噂通り血の気の多いヤツだな・・・君は・・・
 だが、瞬間移動も出来ない今の君では
 勝負にならんぞっ!!!!!!!!!!!
  やめたまえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「うるせぇっ!!!!!
  そんなこたぁーやってみなきゃ
 分んねぇーだろぉーがっっつっつ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヤツは目をすうっと細めて。
「私としては、魔竜王ガーヴと言えど
 子供に危害を加えたくはないのだが・・・・・」
そう言い終ると、ヤツも力を解放する。
「へっ!!!!!!!
 やっとやる気になったか!!!!!!!!!!!!!!!!!
始めから素直にそうすりゃぁーいいんだよっ!!!!!!!」
オレはそう叫んでヤツに向って駆け出し
た・・・・・・・・・・・・・・・・・

       4に続く
























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375「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」4話加流ネメシス E-mail 12/16-05:22
記事番号372へのコメント

加流ネメシスさんの投稿 09/13(土)07:20

小説出会い編  4

気が付くとオレはそこにあった・・・・・
ただ闇だけの世界が広がっていた・・・・・・・
オレの意識だけがそこに漂っている・・・・・・・・・
・・・これが滅び!?
・・・いや、違う!!!!!!
<その通りだよ・・・・・・>
どこからともなく、オレの意識の中にそれが響いて来た。
それは、闇から溶け出るようにオレの前に姿を表す。
オレはそれに見覚えがあった。
虚な眼差しでオレを見おろしているそれは
降魔戦争当時のオレ自身だった・・・・・・・・・
<今の君は悲しみに満ちている・・・・・
 今までになかった感情に戸惑っている・・・・・・・>
・・・・・・・・!?
それは、自分で言うのも何だが、少女と
見まごうばかりの美少年だが-----------------
その表情は人形のように、冷たく無表情だった。
<醜いな・・・・・
 生きると言うことは醜いこと・・・・・
 悩み、苦しみ、もがき、あがく・・・・・・
 何故、そこまでして生きたい? >
全く感情のないそれが、オレの中へと響いてくる。
当然、オレはここまでボロクソ言われて
黙っているつもりは、サラサラねぇ!!!!!!!!!
今までになかった感情!?
へっ!!
今まで気が付かなかった感情だろーがっ!!!!!!
それは、鼻で笑い。
<フン・・・!!
 淋しさ・・・・・・・・
 それは、紛れもなく人間特有のモノだよ・・・・・>
オレは鼻で笑い返し。
なら、聞くが、滅びを望んでいながら
今もあり続けている、お前ら(魔族)の
この矛盾は何だ?
え?
世界に完全なる無と言う秩序もたらすとゆー
大義名分の他に、淋しくて一人で滅びるのが
イヤなだけなんじゃねぇーのかよっ!!!!!!!!!!!!!
<それこそ、人間的な発想だよ・・・・・
 私は滅びの時を願い、恥をしのんで
 生きているのだよ・・・・・・・・・
 生きれば、生きる程醜くなって行くからね・・・・・>
はっ!!
全くのお笑いだなっ!!!!!!!!!!!!!
悩み、苦しみ、もがき、あがかなければ
何も得ることはできねぇ・・・・・・・・・
上辺だけの美しさを気取って
中身はピーマンみてぇーにカラッポだなっ!!!!!!!!!!!!
おめぇーーーーはよっ!!!!!!!!!!!!!
よっしゃあっ!!!!!!!!
もらった!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これで、何も言わせねぇーぜっ!!!!!!!
しかし、それは相変らずの無表情で。
<今の君には淋しさと言う感情がある・・・・・・
 それを忘れていないかい!?
 お望み通り、苦しみを与えてあげるよ・・・・・・・
 本当は、心を許せる者が欲しいのだろう・・・・? >
ドクン!!
オレの心の中に重く、それでいて張裂けそうな
モノが広がっていく・・・・・!!!!!
<ぬくもりが欲しいのだろ・・・・・・・? >
うっ・・・・うぁぁぁああああぁっっっつつつ!!!!!!!!
オレはあまりの苦痛に、思わずのけぞる。
それは、そんなオレを薄笑いを浮べ、見下ろす!!!!!!!
<しかし、君は魔族・・・・・・・
 そんなモノは手に入らないんだよ・・・・・・
 永遠にね・・・・・・・
 戦場で散る以外は許されない・・・・・・・・・・
 全く、哀れなヤツよ・・・・・・・・ >
フハハハハハハハハ・・・・・・・・・・・・
それは、出てきた時と同じように消えていった・・・
気味の悪い笑い声を残して・・・・・・・
後には、ポツンと苦痛でうずくまった
オレの意識だけが残った・・・・・・・・・・






「オ・・・・・オヤジィイィィイィイっ!!!!!!!!!!!!!!!
 お袋ぉおぉぉおぉぉおっっつっつ!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう叫んで身を起したオレを、目を丸くして
見ているドラゴン・マスターの姿があった・・・・・・・・

        5に続く
























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376「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」5話<加筆修正>加流ネメシス E-mail 12/16-05:31
記事番号372へのコメント

加流ネメシスさんの投稿 09/20(土)06:49

小説出会い編 5(最終回)

「大丈夫かい・・・・・?
 随分うなされていたようだが・・・・・・・」
心配そうな顔をこっちに向けて
ドラゴン・マスターが言う。
自分でハリ倒しておきながら
大丈夫もクソもあっか!!!!!!!!!!!!!!!!
「どんな夢を見ていたのかは知らないが
 男はあんまり人前では、涙を見せちゃいかんぞ。」
優しく諭すようなドラゴン・マスターのその言葉に
はっとして、オレは頬に手を当て、確かめる・・・
冷たい感触が手から、そのまま心に染みわたる・・・
涙・・・
泣いていたのか・・・?
このオレが・・・・・・・・!?
オレは慌ててそれを否定するように、腕で拭う。
その様子をじっと見ていたヤツは
さっきと変らぬ口調で、オレに語りかける。
「けどね、男だって人なんだ・・・
 どうしたって、涙が出てしまう時もある。
 だから、自分の涙を許してもらえる
 人を見つけなさい・・・・・・・・・・・・・・
 そして、その人が泣きたくなった時には
 胸を貸してあげなさい・・・・・・・・・・
 それが、真の男と言うモノだよ・・・・・・・・・」
「分ってらぁ!!
  ンなこと!!!!!!!!!!!!」
そう邪険に言葉を返したオレは
当然、沸き上がるであろう、疑問を投げかけた。
「ところで、何故オレを殺さなかったんだよ?
  貴様にはそれが出来たハズだぜ!?」
「村人達に取囲まれたと同時に
 皆殺しにするくらいは、朝飯前だった・・・・・
 しかし、出来れば、君は村人達を
 殺したくはなかった・・・・・・・・・・・・・・・
 違うかい? 」
今度は、逆にオレが疑問を投げかけられた。
オレが封じ込められている、この人間の体の
成長と使える力の量は比例する。
おまけに、力の制御も同様だ。
その上、魂がまだ体に安定・定着しきってない為
瞬間移動をしようものなら、体と魂が分離し
ヘタすりゃぁーーーーー
もう一回転生しなおすハメになる。
しかし、それでも、村人達を消し去ることなど
力のコントロールがあまりできない
今のオレにだって造作もないことだ。
しばらくオレは押し黙ってから、重い口を開き。
「そりゃーそーだ・・・・・・
 今までオレが暮してきた村が
 炎に包まれる所なんぞ
 見たかぁねぇーからなあ・・・」
「そうか・・・
 だが、村人達が君にした行為は
 決して許されるモノではないぞ?」
ヤツは、まじまじとオレの顔を見る。
「確かにな・・・・・
 あいつらのやったことには腹が立ったさ・・・・・
 ケドよ。
 オレだって追い詰められたら、あいつらと同じ様に
 何の確証もない噂やデマに乗せられて
 変な言いがかりつけて平気で人を
 殺しちまうかもしれねぇーーーーーーーー
 そう、思ってよ・・・・・・・・・・・・・」
ヤツはオレのそのセリフを聞いて
ぱっと、顔を笑顔で満たして
「それを聞いて安心したよ・・・・・・・
 お前は強い・・・・・・・・・
 そして、私はもっと強い・・・・・・・・」
「言ってくれるじゃねぇーか!!」
挑戦的な口調で言ったオレの言葉には答えず
遠くを見つめながら、ヤツは続ける。
「だが、お前は私を超える存在だ・・・・・・・」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヤツはしゃがみ込んで、オレの目の高さから
呆然としたオレを優しく見つめながら撫でる。
「へっ!!
  甘ぇな !!!!!!
  安心するのは、まだはやいぜ? 」
オレは不敵に言返す。
「君に<甘い>呼ばわりをされる筋合は
 ないと思うがね? 」
オレは唐突にドラゴン・マスターにあることを
聞いてみたくなった・・・・・・・・
自分でも何故そんな質問を
こんな時にしたくなったのか分らなかった。
それは-------------------
「なあ・・・・・
 なんで、降魔戦争に参戦しなかったんだ? 」
その問いに、少し淋しげな顔で
ドラゴン・マスターは答えた。
「そうだな・・・・・
 君には是非、知っておいて欲しい・・・・・・
 いや、君だからこそ知ってほしい・・・・・・・・
 我々神族と魔族との戦いは、ご存じの通り
 熾烈を極めた・・・・・・・・・・
 その被害は、神族や竜族だけではなく
 人間を始とした、たくさんの種族にも及び
 多くの犠牲を伴ってしまった・・・・・・・・
 そこで、神族達はあることを提案したのだ。
 それは、人間達の祈りの力を利用すること・・・」
「祈りだぁ!?」
いぶかしげに、オレは聞く。
「そう、我々神族は魔族の負の感情とは
 逆の感情を糧として生きているのだよ。
 祈りもそのうちの一つ・・・
 そして、その祈りにもいろいろな種類がある。
 その中の<どうか、助けてください>と言う
 力にしぼって利用することになったのだ・・・・・・」
「!?」
「被害にあった人間達の中で、知合いや仲間が
 瀕死の重傷を負ったりしたら、当然
 <どうか、この人を助けてください・・・>と
 祈るだろう・・・・・・・・
 田畑が被害にあったら
 <せめて、この人の分の食料だけは・・・・・・>と
 願うだろう・・・・・・・・・
 つまり、人間達が被害にあっているのを
 見て見ぬフリをし、祈らせ、それを糧にする・・・」
「なっ・・・・・・・・!!」
空を仰ぎ見ながら、ドラゴン・マスターは続ける・・・
「私は当然、それには賛同できず、激しく反発し
 水竜王様に直訴した。
 水竜王様は
 <お前の信じた様にやりなさい・・・・・・・・>と
 おっしゃってくださった・・・・・・・・・
 だが・・・・・・
 以前から私を快く思っていなかった、他の腹心達は
 ここぞとばかりに、私をたたき、追込んだ。
 竜を束ねる者(ドラゴン・マスター)の地位は
 残っても、それは名ばかりで、事実上
 その権力は失ってしまった・・・・・・・・・
 その為、ドラゴン達の統率は大きく乱れてしまった・・・
 同じ様な理由で参戦しなかった
 エンシェントドラゴンはゴールドドラゴンに
 よって、虐殺され、私の意見に中立だった
 ミルガズィアの一族には魔族の情報が
 行きわたらず、獣神官ゼロスに
 壊滅状態に追い込まれた・・・・・・・・・・」
うつむいた、ドラゴン・マスターの無言の背が
オレに問う・・・・・・・・
「私は間違った選択をしてしまったのか・・・?」と・・・
しばらくの間、沈黙が二人を支配した。
それを打破ったのは、オレの方だった。
「悪りぃ・・・・・・・・
 ンなこと聞いちまって・・・・・・・・・」
気まずくなって、話題を変えてみる。
「ところでよ。
 これからオレをどうするつもりなんだ? 」
オレのその言葉を待ってましたとばかりに
ぱっと振向く、ドラゴン・マスター。
さっきまでのは一体・・・・・・・・・!?
な・・・・・なんか、イヤな予感が・・・・・・・
「監視するのはやめにした!!
 そのかわり、今日からガーヴ
 私が君のお父さんになるぞっ!!」
「へ!?」
オレは、そのあまりにもとんでもねぇー内容に
思わずマヌケな声を上げた。
そんな、オレに構わずヤツは続ける。
「人の子には、父親と言うモノが必要!!
  それに、ここまで私の私情を知ってしまった以上
 イヤとは言わせんぞ!?」
「なっ・・・・・・・・・・・
 て・・・・・てめぇーーーーーーーーー
 勝手にンなこと決めんぢゃねぇーーーーーーーー!!!!!」
くっつそぉおぉおおぉおーーーーーーーーーーーー
ハメやがったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オレは露骨にイヤミを含んだ口調で言う。
「親はなくても子は育つって、ゆーぞ? 」
それに対してヤツは、ため息を一つついて
やれやれと肩をすくめる。
「人の好意は素直に受けとめるべきだぞ!?」
「なにが、好意だっ!!!!!!!!」と
叫びかけたオレの両肩に手を置き、真剣な顔に
戻ったドラゴン・マスターが
オレの瞳を真っ直ぐにみつめる。
「私は、今、エンシェントドラゴンの救援の為に
 彼らを探しに世界を旅している・・・・・・・・・
 いずれは、エンシェントドラゴンの虐殺に
 遭遇してしまうだろう・・・・・・・・・・・
 君には、我々神の名の下で繰返されている
 愚かな行いを、しっかりとその瞳に
 焼付けて置いて欲しいんだ・・・・・・
 いいね・・・・・・・?」
そう、言い終ると、またいつものフザケた表情に戻る。
「第一、力で相手をねじ伏せようとした時点で
 神族は、正義とは大きくかけ離れて
 しまっているのだよ。」
おいおい、それって、問題発言ぢゃぁ・・・・・・・
ケド、コイツ、神族の割にゃぁー話が分る
ヤローかもしれねぇーな。
「まっ、世の中、話合いの通じる
 連中ばかりで、出来てはいないからな。
 それはそうと、話は変るが、本当はもっと知りたいんだろ?
 人間のこと・・・・・・・・・・
 そして、神族のことも・・・・・・・・・」
「まぁな・・・・・・
 今回の一件みてぇーなことや
 負の感情面ぐらいでしか
 あまり接してねぇーかんな・・・・・・・・・
ケドよ、子供の姿じゃぁー
 一人旅はできねぇーしなぁ・・・・・・・・・・・・」
ヤツの思惑に乗せられるのはシャクだったが
もう、オレにはそう答えるしかなかった。
「それでは、お互いの利害は一致したと言うことで。
 行こうか!!
 ガーヴ!!!!!!!!!」
言って、グイッとオレの腕を引張りやがった。
「い・・・・痛ぇなっ!!
 この、クソジジイ!!!!!!!!!」
困った顔を向けて。
「ヤだなぁ・・・・・・・
 パパだろ!?」
「誰が口が裂けても呼ぶもんかってーんだ!!!!!!!」
オレがその顔に怒鳴る。
「それにしても、随分と重いなぁ・・・・・・・・・
 そのバックの中、一体何が入っているんだ?」
「わっ!!!!!!!!!
 勝手に見るんじゃねぇー!!!!!!!!!」
「何だこりゃ・・・・・?
  ガラクタばっかりじゃないか・・・・・・」
「ガ・・・・・ガラクタなんかじゃねぇーーーーー!!!!!!
  オレの宝モノをガラクタなんかと
 一緒にすんなっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
町に着くまでえいえんとそんなやり取りが
続いたのだった・・・・・・・・・






この後、ラルタークに発見されるまでの
5年間を、オレはドラゴン・マスターと過した。
ヤツの数少ない部下と手分けをして、世界中を
エンシェントドラゴンを探しに旅をした。
しかし、エンシェントドラゴンを狙っている
ゴールドドラゴンも、まるっきりバカじゃねぇー。
ドラゴン・マスター達をまく為に
実に数多くの罠をしかけて来た。
一方、エンシェントドラゴンの方も、やっと見つけたは
いいが、今までのことからすっかり警戒心が
強くなってしまい、簡単にはその信用は
得られなかったのは言うまでもない・・・・・・・・
ただ分ったことは、エンシェントドラゴンが
降魔戦争に参戦しなかった理由が別にもう一つ
あるらしいことが、分っただけだった。
結局、ドラゴン・マスターの願いとは裏腹に
エンシェントドラゴンは、その数を確実に
減らしていった・・・・・・・・・
そして、なんの因果か、最後の一人(?)であろう、ヴァルが
今、オレの目の前にいるのだった・・・・・・・






オレはヴァルに、ドラゴン・マスターとの出会いを
かいつまんで話して聞かせた。
ヴァルは複雑な気持を隠せずに、だんまりを
決めて、考え込んじまった。
そんな、ヴァルにオレは、こう言う。
「お前がドラゴン・マスターの命を狙うのは
 オレは別に構わねぇーさ。
 ヤツの直訴が混乱の原因の一つだからな。
 でもな、ヤツだってお前の一族を滅ぼそうとして
 やったんじゃねぇー。
 第一、そんなことにお前が束縛されて、自由を失う
 ことを、死んじまった仲間が願っているとは
 オレは思えねぇー。
 ヤツは、例の一件に関してとことん自分を
 責めちまっている・・・・・・・・
 お前の、憎しみも当然、知っている。
 それにも関わらず、お前を守りたいと言っていたぞ?」
ヴァルはオレの「ヤツが、お前を守りたい」と言う
セリフにビクンと反応して、ようやっと言葉を返して来た。
「ガーヴ様・・・・・・・・!!
 オレは、ガーヴ様のそばにいて
 お役に立ちたいのです!!!!!!!!!!!!!!!
  ダメですか!?」
そう叫んだヴァルの悲しそうな表情に
オレは困ってしまった・・・
「いやいや・・・・・・
 お前が今のままでいいのなら
 別にオレは構わないんだがよ・・・・・・
 だから、そんなツラすんなよ・・・・・・・・」
ヴァルはほっとして、ポッリとオレに聞いてきた。
「ところで、ヤツは偉そうな事ぬかしてやがっていたケド
 5年間の間、特別に何か
 ガーヴ様に教えたものがあるんですか?」
ヴァルの質問にオレは、うーーーーーんと
両腕を組んでしばらく考えてから、ポンと手を叩いて。
「礼儀作法と女の口説き方!!」
ずべしゃぁあぁああぁぁああっつっっつっつ!!!!!!!!!!!!!
マトモにヴァルは、椅子ごと豪快な音を立てて
ひっくり返った・・・・・・・・・
そして、ヴァルはようやっとの思いで身を起し
テーブルに片手をかけ、引きっつた笑みを張付けて
荒い息を吐きながら
「ロクなこと教えねぇーヤローだな・・・・・・・」
と、呟いた。
そんな、ヴァルの両肩をガシッと抱いて
あらぬ方向を指さして。
「よぉし!!!!!!
 オレもさんざんガキの頃(今も)、ヤツに
 いろいろとひでぇ目にあわされたっ!!!!!!!!!!
 このままヤツをのさばらせていては
 世のため、人の為にならんっ!!!!!!!!!!!!!!!
  こーなったら、一緒にヤツをブチ倒そうぜっっ!!!!!!!」
「喜んで、協力するぜっ!!!!!!!!!!!!!!
 ガーヴ様っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぁしぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!とお互いの肩を抱き
オレ達はそう、誓い合ったのだった・・・・・・・・・・

        (出会い編 完)

 

 
























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377Re:「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」松原ぼたん E-mail 12/16-08:22
記事番号376へのコメント
 おもしろかったです。

 ・・・・考えたらガーヴにも子供の頃ってあるはず何ですよね。・・・・今まで考えもしなかった。
 村人結構ひどいですね。けど、ガーヴのセリフじゃないけど追いつめられたらやりかねないところが・・・・。
>「礼儀作法と女の口説き方!!」
 爆笑しました。らしすぎるっ(爆笑)。

 本当におもしろかったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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380Re:「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」5話<加筆修正>まっぴー E-mail 12/16-12:40
記事番号376へのコメント
ドラゴンマスター・・・・・・・・・・・
面白すぎるぞ、その性格・・・・・・・・・
加流ネメシス様「ナイス!!!!」です彼の性格!!!!!!!!!!

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390再録ご苦労様ですみいしゃ E-mail 12/17-18:10
記事番号376へのコメント
姐さん!
再録ご苦労様です。
なにやら修正が入ったようで…にやり。
保存させていただいてからじっくりと読ませていただきます。
感想は後ほど。
新作期待してます。
にやり…。

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413♪「魔竜王(ガーヴ)の憂鬱」2「出会い編」総まとめ感想♪水彩まり E-mail 12/22-20:30
記事番号376へのコメント
♪やっとこさっとこ感想でぇす!(意味不明)
 いやぁ〜、いいですねぇ、この3人(笑)
 何かガーヴも可哀想なヤツだったんですね…
 しかし、ガーヴ、何かヴァルとの会話いいぞぉ〜♪

> 「礼儀作法と女の口説き方!!」
> ずべしゃぁあぁああぁぁああっつっっつっつ!!!!!!!!!!!!!
> マトモにヴァルは、椅子ごと豪快な音を立てて
> ひっくり返った・・・・・・・・・
> そして、ヴァルはようやっとの思いで身を起し
> テーブルに片手をかけ、引きっつた笑みを張付けて
> 荒い息を吐きながら
> 「ロクなこと教えねぇーヤローだな・・・・・・・」
> と、呟いた。
> そんな、ヴァルの両肩をガシッと抱いて
> あらぬ方向を指さして。
> 「よぉし!!!!!!
>  オレもさんざんガキの頃(今も)、ヤツに>
>         (出会い編 完)
ここらへんっ!!笑った、笑った!!可愛いよぉ〜!
椅子ごと豪快に転けるヴァル!!
何て美味しいトコもってくんだね、きみはっ(はぁと)
その後の妙に力はいってる「男の誓い」もいい〜〜〜〜〜〜〜(はぁと)
肩をがしっ!ってね(はぁと)
イラスト、ちゃくちゃくと進んでるんでまっててねん☆

P.S D・マスターへヴァルに妙なこと教えるなよっ!
    
♪では、早速「3」を見てきます!以上、水彩でした!

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422感想をくださった皆様へ加流ネメシス E-mail 12/26-07:37
記事番号413へのコメント
松原ぼたん様
>ガーヴのセリフじゃないけど追いつめられたらやりかねないところ
>が・・・・。
ここのくだりは、単なる噂程度の情報からリナの命を狙ったガーヴを意識
して書きました。
あの時、それほどガーヴは追いつめられていたんだと思います。


まっぴー様、ドラゴン・マスター・・・・・・・・・・・・・もはや
モデルとなったキャラクターとは、似ても似つかない程
フザケたヤローになってしまいました・・・・・・・・・・・(^-^;;;;;;;;;)
ケド、結構人気あるみたいです。(^-^;;;;;;;;;;;;;;;;;;)


みいしゃ様、最新作は「子猫南蛮亭」の会誌に書いた
「ゴキブリくえすと編」があります。
前書・あとがき+今までのあらすじ・登場人物紹介・挿絵付です!!!!!!!!!!!
これは、まだ「子猫南蛮亭」さんの会誌が販売されていないので
掲示は春過ぎになってしまうと思います。
「真冬の悪夢編」は2月に白馬に行く前に、書上げたいです。


水彩まり様、ヴァルガーヴ、いつもあまり活躍できないと嘆いていた
のですが、喜んで頂けてうれしいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(^-^)
細かい所までチェックされているとは、さすがです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!