◆-小説もどきリスト-投稿者:松原ぼたん(12/20-21:25)No.397
 ┣┳小説もどき『リナ時々猫!?』-投稿者:松原ぼたん(12/22-22:00)No.416
 ┃┣┳Re:遅くなってスイマセン〜!-投稿者:あいる(1/3-17:57)No.468
 ┃┃┗━あいるさん有り難う御座います-投稿者:松原ぼたん(1/4-02:08)No.471
 ┃┗┳Re:小説もどき『リナ時々猫!?』-投稿者:霧川  綾音(1/8-23:42)No.606
 ┃ ┗━霧川綾音様有り難う御座います-投稿者:松原ぼたん(1/9-01:26)No.609
 ┣┳Re:小説もどきリスト-投稿者:みいしゃ(12/26-00:45)No.420
 ┃┗━みいしゃ様へ-投稿者:松原ぼたん(12/26-14:29)No.427
 ┣┳Re:小説もどきリスト-投稿者:御茶らちゃ(12/26-14:13)No.426
 ┃┗━御茶らちゃ様へ-投稿者:松原ぼたん(12/26-14:59)No.428
 ┣┳再掲示『コントラスト』-投稿者:松原ぼたん(12/26-15:25)No.429
 ┃┗┳Re:『コントラスト』再掲示ありがとうございます。-投稿者:御茶らちゃ(12/26-22:49)No.432
 ┃ ┗━御茶らちゃ様感想有り難う御座います-投稿者:松原ぼたん(12/27-14:49)No.443
 ┣━再掲示『独白』-投稿者:松原ぼたん(12/26-15:37)No.430
 ┣┳再掲示『喜劇 白雪姫』&『あっけない幕切れ』-投稿者:松原ぼたん(12/26-15:58)No.431
 ┃┗┳Re:あっけない幕切れ』感想です-投稿者:御茶らちゃ(12/26-22:55)No.434
 ┃ ┗━御茶らちゃ様有り難う御座います-投稿者:松原ぼたん(12/27-15:00)No.444
 ┣┳Re:小説もどきリスト-投稿者:いっく(12/26-23:18)No.435
 ┃┗━いっく様へ-投稿者:松原ぼたん(12/27-15:14)No.445
 ┣┳小説もどき『月の魔力』-投稿者:松原ぼたん(1/1-20:11)No.460
 ┃┣┳Re:遅くなったですぅ〜。(謝)-投稿者:あいる(1/3-18:08)No.469
 ┃┃┗━あいるさんいつも有り難う御座います-投稿者:松原ぼたん(1/4-02:34)No.472
 ┃┣┳『月の魔力』感想です。-投稿者:御茶らちゃ(1/4-15:35)No.474
 ┃┃┗━御茶らちゃ様有り難う御座います-投稿者:松原ぼたん(1/4-19:27)No.476
 ┃┗┳Re:小説もどき『月の魔力』-投稿者:いっく(1/4-22:12)No.482
 ┃ ┗━いっく様感想有り難う御座います-投稿者:松原ぼたん(1/5-14:54)No.491
 ┣┳Re:小説もどきリスト-投稿者:YUKARI(1/6-10:35)No.536
 ┃┗━YUKARI様-投稿者:松原ぼたん(1/6-18:32)No.546
 ┣┳再掲示『ガウリイの受難』-投稿者:松原ぼたん(1/6-18:40)No.547
 ┃┗┳再掲示『ゼルガディスの受難』-投稿者:松原ぼたん(1/6-18:50)No.548
 ┃ ┗┳再掲示『アメリアの受難』-投稿者:松原ぼたん(1/6-19:05)No.549
 ┃  ┗┳Re:再掲示『アメリアの受難』-投稿者:えれな(1/9-12:03)No.616
 ┃   ┗━えれなさん有り難う御座います-投稿者:松原ぼたん(1/9-13:06)No.620
 ┗┳Re:小説もどきリスト-投稿者:霧川 綾音(1/9-20:18)No.646
  ┗━霧川綾音様へ-投稿者:松原ぼたん(1/10-00:18)No.655


トップに戻る
397小説もどきリスト松原ぼたん E-mail 12/20-21:25

 どうも、最近新作が書けない(爆)松原です。
 お言葉に甘えてリスト掲載させてもらいます。
 変になってたら御免なさい。


タイトル            初回掲示場所  MEMO
『コントラスト』           猫南蛮亭
『キツイ一言』            猫南蛮亭
『記憶』               書き殴り    『キツイ一言』の続き
『創造りし手』            猫南蛮亭    『創造』シリーズ
『創造られしもの』          猫南蛮亭    『創造』シリーズ
『創造られし世界』          猫南蛮亭    『創造』シリーズ
『創造られし意志』          猫南蛮亭    『創造』シリーズ
『創造られし命』           猫南蛮亭    『創造』シリーズ
『創造られし宿命』          子猫南蛮亭   『創造』シリーズ
『独白』               猫南蛮亭
『ガウリイの受難』          猫南蛮亭    『受難』シリーズ
『ゼルガディスの受難』        猫南蛮亭    『受難』シリーズ
『アメリアの受難』          猫南蛮亭    『受難』シリーズ
『口は災いのモト』          猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『歌姫の友情』            猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『ぷろぽおず』            猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『狂月夜』              猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『シチュー日和』           猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『カバンの中身はなんですか?』    猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『依頼騒動』             猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『中間管理職の憂鬱』         猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『ゼフィーリア日記』         猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『フィリアの育児日記』        猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『存在意義』             猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『存在意義―other side―』      猫南蛮亭    「混沌からの復活」
『アメリア漫遊記』          猫南蛮亭
『キャラクター行動パターン講座』   子猫南蛮亭   その他
『もしゼラス様が同人女だったら+α』 子猫南蛮亭   子猫の道草
『リナの休日』            魔道士暴走組合
『雨の日には・・・・』        書き殴り
『大雨の日には・・・』        書き殴り
『幽霊の宿る石』           子猫南蛮亭
『カタートのおとぎ話』        魔道士暴走組合
『夢か現か・・・』          ZODIACAUX
『喪失感』              魔道士暴走組合
『群狼の島にて』           子猫南蛮亭
『忘れ物』              魔道士暴走組合
『喜劇 白雪姫』           子猫南蛮亭   子猫の道草
『色彩』               書き殴り
『日常の終焉』            書き殴り
『最後の一葉』            子猫南蛮亭
『眠れない夜に』           魔道士暴走組合
『silent night』           魔道士暴走組合
『あっけない幕切れ』         子猫南蛮亭   子猫の道草
インタラクティプ『ゼロスの日常』1  子猫南蛮亭   第1話『群狼の島にて』(一部改変)
インタラクティプ『ゼロスの日常』2  子猫南蛮亭   第2話『薬の行方』
インタラクティプ『ゼロスの日常』3  子猫南蛮亭   第3話『使用方法』
インタラクティプ『ゼロスの日常』4  子猫南蛮亭   第4話『薬の効き目』
『残光』               メール配布   『光闇』シリーズ
『薄闇』               メール配布   『光闇』シリーズ
『翼』                書き殴り
『素直なキモチ』           子猫南蛮亭
『旅の行方』             魔道士暴走組合


 猫南蛮亭及び、子猫の道草掲載のもの以外は今現在でも見ることが可能です。
「混沌からの復活」の挨拶などははずしてあります。
 万一ご希望があれば再掲示もします。

 こうやって見るとここ二月ほど何を考えてたんだろうと思いましたね。ジャンルが結構滅茶苦茶な気が・・・・(笑)。うーん、ちょっと多重人格だわ(^^;)。
 

 長々とご迷惑をおかけいたしました。

トップに戻る
416小説もどき『リナ時々猫!?』松原ぼたん E-mail 12/22-22:00
記事番号397へのコメント
 どうも松原です。
 最初っから謝っときますm(_)m。
 これは某所の小説もどきと展開がほぼ同じです。
 本来は掲示するべきではないでしょうが・・・・・ツリーがあんまり寂しかったものだから(爆)。
 それでもよろしければどうぞ。

 『リナ時々猫!?』

「なぁんで、あんたかがこんなところにいるのよ?」
 食堂に降りてきたあたしが見たのは、待っている仲間達・・・・ではなく、ここしばらく影も形も見えなかったゼロスだった。
「なんで、と言われましても・・・・」
 のほほんとした口調でゼロスが答える。
「ちょっとお茶でも思いまして。・・・・なんならそこの香茶飲んでもいいですよ。まだ手をつけてませんから」
 言って目の前の香茶を指さす。
「・・・・おごりよね」
「もちろんです」
「なら・・・・」
 あたしは香茶を手に取った。
 おごりなら断る理由はない。何より起きだちで喉がからからなのである。
 一気に喉に流し込む。
 こんな事が出来たのも程良く冷えていたからであり・・・・。
 ・・・・冷えるまでお茶を放っておくなんてゼロスは何を考えているんだろ?
 しかし思考はそこで出来なくなった。
 強力な脱力感に襲われたからだ。
 あたしは意識を失った。

 あたしはゆっくりと目を開けた。
 ・・・・一体、何やってたんだっけ?
 起きあがろうとし・・・違和感に気づく。
 身体が・・・・思うように動かない。
 何気なく手を見て・・・・驚愕する。
 こっ、これは世に言う肉球と言うものでは・・・・?
「にゃ・・・・!?」
 何なのよ、一体!?
 思わずそう言おうとして途中で止める。
「にゃ、にゃーにゃんにゃゃにゃーにゃ!?」
 な、何で喋る言葉がー!?
 ・・・・この肉球といい、茶色の毛並みといい。
 なにより「にゃー」としか喋れない口と言い。
 あたし、猫になってる―――っ!?
 どっ、どうし・・・・!?
 いや、こう言う時こそ落ち着いて原因を・・・・・。
 今朝起きたときは確かに人間だったわよね!?
 何時からこんな事になったのか・・・・・。
 ・・・・思い出せない。
 って、そもそもこんな異常事態にそうそうなるものなのか!?
「おや?」
 聞き覚えのある声にあたしは視線をそっちに向けた。
「にゃ、にゃにゃにゃ!?」
 ぜっ、ゼロス。
「こんなところに猫が・・・・」
 当然ながらゼロスはあたしだと気が付かなかったようだ。
 しゃがみ込んで来たのであたしは身構えた。
 この状態では呪文一つとなられないのだ、当然だろう。
 ゼロスが顔を歪めた。
 どこか悲しそうに・・・・。
「傷つきますね」
 ゼロスがひとりごちた。
「確かに僕は魔族ですけど、訳もなくいじめたりはしませんよ」
 言いながら手袋を脱いで手を伸ばしてくる。
 つられてあたしも手を伸ばそうとし・・・・。
「つっ」
 ゼロスが手の甲を押さえた。
「にゃっ!?」
 なれないもので爪の引っ込め方が分からずゼロスの手をひっかいてしまったのだ。
「大丈夫ですよ、これくらい」
 ゼロスが微笑う。
 ゼロスの手には一筋、赤い線がついていた。
 頭に軽い重みがかかる。
 ゼロスがあたし頭に手を乗せたのだ。
 考えたら結構ムッとくる行動なのだが、不思議と心地よかった。
 猫になっているからかもしれない。
 あたしは目を閉じた。
「貴方は僕の知っている人に似てますね」
 ゼロスが頭をなでている感触だけを感じる。
 いつしかあたしは眠りに落ちていた。

 あたしは目を開けた。
「あれ?」
 思わず呟いてから気づく。
 にゃー、じゃない。
 思わず手のひらを見つめる。それでぺたぺたと顔を触る。
「・・・・・・」
 人間、である。
 無意味に顔をぺたぺたさわる。
 そうよねぇ、冷静に考えたら夢以外の可能性があるわけがないのよね。
 あんまりリアルだったから現実かと・・・・。
 バカらし。
「って、それどころじゃないわ」
 あたしは勢い良く立ち上がった。
 既に日は高く昇りきっていた。

「おや、リナさん」
 下にいたのは何故かゼロスだった。
「皆さん、リナさんが寝てるなら町で買い物でもしてきましょうと、行ってしまいましたよ」
「ったく、薄情なんだから・・・・」
 言いながらゼロスの向かいに腰を下ろす。
 ゼロスは涼しい顔で香茶をすすっている。
 珍しく手袋をしていない。
 って?
「ゼロス、その手の傷何処でつけたの?」
「これですか?」
 ゼロスが手を出してきたのではっきり見える。
 どこか見覚えがあった。
 まさか・・・ねぇ。
「猫に引っかかれたんですよ、大したことはありませんけどね」
 ゼロスがいつもの笑顔で言う。
 それが夢の中の笑顔と重なり、ちょっと戸惑ったあたしなのであった。

 最初は単にゼロリナを書いてみたかったの。なのにできあがったら・・・・(;;)。
 リナが猫化したのは単に某チャットであたしが時々猫化するからなんですが・・・・。
 ゼロスは結構たくらんでるし・・・・。
 最初はゼロスの意外ともいえる一面を見つけてちょっと惹かれるリナ・・・・みたいな話にしたかったのに。
 自分で猫化さしていてすっとぼけるな(初期設定では香茶の中に獣王の薬が入っていたとゆー。この辺は「ゼロスの日常」引きずってますね(^^;)。けど最終稿では断定してません)。・・・・しかもミミズばれつけたまんまにしておく(魔族なら消すのも出すのもある意味自由自在)。
 つまり、リナのとある感情を得ようとする作戦だったと(だからって猫化ってとこはちょっとかわいいかも)。
 あう、M(仮名)がつっこんでくれないから(外出しないから会わないんだよ)自分でつっこんでしまった(^^;)。
 ううう、御免なさい。

 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら

トップに戻る
468Re:遅くなってスイマセン〜!あいる 1/3-17:57
記事番号416へのコメント
どうも、どうもです。
 猫っ 猫はどこにっ !? ‥あっ!
  し、失礼しましたぁ〜! ちょっと‥リナ猫さんを探してました。(爆)

 カワイイですぅ〜リナさん〜猫ちゃんになって〜ゼロスさんグー! (壊)
  すいません、ちょっと直します。
  =あーあー只今マイクのてすと中っ=
 感想遅くなって申し訳ない。年賀状CGにてこずっておりました。
  リナさんが猫になったら‥スバラシイ着眼点ですっ !!
  ガウリィさんや 他の皆さんとたわむれる姿も、見てみたい気がしますねっ♪

 スランプは、徐々に脱出されているように見受けられますが いかがでしょう?
  一段落つきましたら、ボクも何かアップする予定です。
  またご批評など頂けちゃうと とっても嬉しいですぅ〜。(←ズーズーしいっ)
ではでは。

トップに戻る
471あいるさん有り難う御座います松原ぼたん E-mail 1/4-02:08
記事番号468へのコメント
 お読みくださって有り難う御座います。

>  ガウリィさんや 他の皆さんとたわむれる姿も、見てみたい気がしますねっ♪
 確かに。うーん、かわいいかも(爆)。
> スランプは、徐々に脱出されているように見受けられますが いかがでしょう?
 うーん、本調子とはいきませんが、まあ、それなりに・・・・たぶん。
 けど、ギャグの出がまだ悪い(笑)。
>  一段落つきましたら、ボクも何かアップする予定です。
 楽しみにしてます。
 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
606Re:小説もどき『リナ時々猫!?』霧川 綾音 1/8-23:42
記事番号416へのコメント

どうも、霧川です☆
今まで、松原さんの作品をいろいろと読ませてもらってました、コメントはなかなか書いてませんでしたが、ようやく
書けそうなので、書かせていただきます。


> 何気なく手を見て・・・・驚愕する。
> こっ、これは世に言う肉球と言うものでは・・・・?

(笑)↑なぜだか、一番おかしかったところです☆
驚き方が本当にリナらしいです☆



>「こんなところに猫が・・・・」
> 当然ながらゼロスはあたしだと気が付かなかったようだ。
> しゃがみ込んで来たのであたしは身構えた。
> この状態では呪文一つとなられないのだ、当然だろう。
> ゼロスが顔を歪めた。
> どこか悲しそうに・・・・。
>「傷つきますね」
> ゼロスがひとりごちた。
>「確かに僕は魔族ですけど、訳もなくいじめたりはしませんよ」

猫あいてにそんなこというゼロスって・・・・・・・よっぽど、いろんな人に嫌われてるような・・・・(汗)


> 頭に軽い重みがかかる。
> ゼロスがあたし頭に手を乗せたのだ。
> 考えたら結構ムッとくる行動なのだが、不思議と心地よかった。
> 猫になっているからかもしれない。
> あたしは目を閉じた。
>「貴方は僕の知っている人に似てますね」
> ゼロスが頭をなでている感触だけを感じる。

あああ・・・(はあと)・・・なんか・・・いいですねえ・・場面を思い浮かべると・・・こう・・・
あああ・・・(はあと)(はあと)(←なんだか、壊れてる・・・(汗)


すいませーん、あたし、ゼロスのことになるともうまるで病気のようになります・・・(汗)
ほんとに、リナにハリセンで頭なぐられなきゃあ治らないかも・・・(笑)

トップに戻る
609霧川綾音様有り難う御座います松原ぼたん E-mail 1/9-01:26
記事番号606へのコメント
 感想有り難う御座います。

>(笑)↑なぜだか、一番おかしかったところです☆
>驚き方が本当にリナらしいです☆
 なんかおもしろいらしいですね。肉球がうけているという説もありますが・・・・(爆)。
>猫あいてにそんなこというゼロスって・・・・・・・よっぽど、いろんな人に嫌われてるような・・・・(汗)
 うっ、確かに・・・・(^^;)。ま、今回はわざとですから(笑)。
>あああ・・・(はあと)・・・なんか・・・いいですねえ・・場面を思い浮かべると・・・こう・・・
>あああ・・・(はあと)(はあと)(←なんだか、壊れてる・・・(汗)
 猫でですか? 人間だったら?
>すいませーん、あたし、ゼロスのことになるともうまるで病気のようになります・・・(汗)
>ほんとに、リナにハリセンで頭なぐられなきゃあ治らないかも・・・(笑)
 あたしも殴ってもらわなきゃ・・・・・(爆)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
420Re:小説もどきリストみいしゃ 12/26-00:45
記事番号397へのコメント
ぼたんさん
多すぎ(笑)。
全部読みたいがそうするとかなりの量になってしまう…。
一気読みは出来ないと思うから
このリストを参考に少しずつ請求させていただいて宜しいでしょうか?
とりあえず、年賀状がわりの小説を楽しみに待ってます。
うー、こんなに作品書けてうらやましいなぁ…。
それでは、また。

トップに戻る
427みいしゃ様へ松原ぼたん E-mail 12/26-14:29
記事番号420へのコメント
>多すぎ(笑)。
 大丈夫、読む価値ないから(笑)。
>このリストを参考に少しずつ請求させていただいて宜しいでしょうか?
 どうぞ。ご自由に。こないだ半分ぐらいメール配布もあるかたにしましたし(笑)。
>うー、こんなに作品書けてうらやましいなぁ…。
 反動で書けなくなるのよ、よく。

 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
426Re:小説もどきリスト御茶らちゃ E-mail 12/26-14:13
記事番号397へのコメント
>『コントラスト』           猫南蛮亭
>『独白』               猫南蛮亭
>『ぷろぽおず夜』
>『狂月』         
>『素直なキモチ』           子猫南蛮亭
>『幽霊の宿る石』           子猫南蛮亭
>『喜劇 白雪姫』           子猫南蛮亭   子猫の道草
>『あっけない幕切れ』         子猫南蛮亭   子猫の道草
え−っと、わたくし御茶らちゃは松原ぼたん様のファンですんであるのは全部読んだはずだったのに
知らないのがこんなにありました。
おはずかしい。
> 万一ご希望があれば再掲示もします。
とのことでしたんで、私としては上の8つをのせていただけるとうれしいかぎりです。
そういえば、<ぷろぽおず夜>というのはあの<ぷろぽおず>の続編ですか?
う−んそうだとすると・・・・・・読みてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!
ずぇひ(ぜひ)お願いします。

>インタラクティプ『ゼロスの日常』4  子猫南蛮亭   第4話『薬の効き目』
こちらの方はいま子猫南蛮亭で連載中ですよね。
あの後リナがどうなるのかすっごく楽しみにしてます。
こちらの方もがんばってください。
> こうやって見るとここ二月ほど何を考えてたんだろうと思いましたね。ジャンルが結構滅茶苦茶な気が・・・・(笑)。うーん、ちょっと多重人格だわ(^^;)。
いえいえ。私もゼロリナやってたりしますが最近ガウリナHPまわってたらそちらに多少はしっちゃってたりしますもん。
その結果があの子猫南蛮亭でやっている<暇な時間の過ごし方3>、なんですよ。(爆)
> 長々とご迷惑をおかけいたしました。
こちらこそ。
長くなってすみませんでした。

トップに戻る
428御茶らちゃ様へ松原ぼたん E-mail 12/26-14:59
記事番号426へのコメント
 ちょっと、説明不足だっだ様ですね。
>>『素直なキモチ』           子猫南蛮亭
>>『幽霊の宿る石』           子猫南蛮亭
 この二つは子猫の小部屋にあるので今でも見ることは可能です。『素直なキモチ』 は『ゼロスの日常』3のおまけですよ。
>>『ぷろぽおず夜』
>>『狂月』         
 これはおそらく文字化けの一種でしょう。正しくは『ぷろぽおず』『狂月夜』です。
『ぷろぽおず』の続きはあったらあたしも見てみたいですね(爆)。
>>『コントラスト』           猫南蛮亭
>>『独白』               猫南蛮亭
 この2つは一番最初の小説ツリーですから(小説以外はその前に一つあった)。
>>『喜劇 白雪姫』           子猫南蛮亭   子猫の道草
>>『あっけない幕切れ』         子猫南蛮亭   子猫の道草
 これは結構すぐ沈みましたからね。
 とりあえずすぐ上の4つは再掲示します。問題があったら言ってください。
>いえいえ。私もゼロリナやってたりしますが最近ガウリナHPまわってたらそちらに多少はしっちゃってたりしますもん。
>その結果があの子猫南蛮亭でやっている<暇な時間の過ごし方3>、なんですよ。(爆)
<暇な時間の過ごし方3>はおもしろいですね。
 あたしが言いたかったのは「一方でギャグとか書いて、一方でキャラ殺してるのに問題があるんじゃないか」ということ何ですけどね(^^;)。キャラ殺しってもしかしてあたしが元凶なんじゃ・・・・・(笑)。

 長々とご迷惑おかけしました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
429再掲示『コントラスト』松原ぼたん E-mail 12/26-15:25
記事番号397へのコメント
 どうも松原です。再掲示させていただきます。
 考えたらこれが初めてアップした小説もどきですね。もし恥かきが落ちてなかったり、レスが一つもなかったらこれでやめてたかもしれません(今だから言うけど)。ついでにゼロリナをこれ以上書くこともなかったであろう。そうか、ここで道誤ったのか(笑)。
 思い出話はさておき(爆)、よろしければどうぞ。

  『コントラスト』

「おや、雪ですか・・・」
 彼が空を見上げてひとりごちた。
 辺りの空気は凍るほど寒い。
「この冷たさだけはカタートと変わりませんね」
 そう呟いた彼はいつもと同じ表情をしていたが、妙に切なげで、今にも周りの闇に溶け込んでしまいそうだった。
 そしてもう二度と現れない。そんな気がした。
 やるせない衝動にかられ、一歩そちらに近づいた。
 あたしに気づいたのか彼がこちらに向く。
 その顔からはいつもの笑顔が消えていた。
「僕たちは負の感情を糧にして生きています」
 独り言の続きなのか、それともあたしに言っているのか、淡々とした口調で言う。
「それは糧でしかないはずなのに僕は時々それにとらわれてしまいます。どこかで僕の悲しみを糧にしているものがいるのでしょうか・・・。不思議です」
 たまらずあたしは駆け寄った。
「あたしがいるじゃない」
 言葉が白い息になる。
 彼は少し驚いた様だった。
「あたしが側にいる。側にいるから。お願いだから悲しいなんて思わないで」
「・・・・・・・ありがとうございます」
 そう囁く様な声がすぐ側で聞こえる。
 ゆっくりと顔が近づいてくる。
 あたしは心持ち顔を上げると目を閉じた。
 彼の髪が頬にかかるのを感じた。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 って。
 あたしは慌てて目を開けた。
 目の前にさっきと同じ顔があった。
「うわっ!!」
 慌てて後ずさろうとしたが仰向けに寝ている状態でそんな器用な事がそうそう出来るわけがなかった。
 顔がすっと離れた。
「なっ、なんでこんなにところにいるのよ、ゼロスっ!!」
 ゼロスは例のごとくの笑顔を浮かべて涼しい声で言った。
「それは秘密です。・・・と言うのは冗談で、ちょっとリナさんに用があって来たんですけど、眠ってるようなのでどうしようかと・・・・・・・リナさん!? 目が据わってますよ!?」
「うふふふふふふふ・・・」
 あの妙な夢は全部コイツの仕業に違いないっ!!
「リナさんまさか・・・・・」
「問答無用っ!! 重破斬!!」
 ・・・・・その後世界がどうなったのかは誰も知らない。

 10月に雪の降る話を書いたのか、あたしゃ(爆)。まあ、夏に冬の話書いたりもしてたけど(爆)。
 なんか昔の方がまだ文章ましな気がする・・・・・しくしく。
 あ、せっかくですからM(仮名)のコメントも一部もっかい書いとこ。
>「この話のポイントは夢の中に人名が出てこないところと、目が覚めたリナを実際にゼロスがのぞき込んでいたところ」
>「人名を出さなければ自分に置き換えやすい」
>「リナが何であんな夢を見たのかはとにかく、実際にゼロスの髪が頬にふれたのは現実だろうから、ゼロスが本当に何もしなかっ
>たのかと邪推出来る」
 悪いとこはカットね(笑)。

 お付き合い有り難う御座いました。

トップに戻る
432Re:『コントラスト』再掲示ありがとうございます。御茶らちゃ E-mail 12/26-22:49
記事番号429へのコメント
>「それは糧でしかないはずなのに僕は時々それにとらわれてしまいます。どこかで僕の悲しみを糧にしているものがいるのでしょうか・・・。不思議です」
> たまらずあたしは駆け寄った。
>「あたしがいるじゃない」
> 言葉が白い息になる。
> 彼は少し驚いた様だった。
>「あたしが側にいる。側にいるから。お願いだから悲しいなんて思わないで」
>「・・・・・・・ありがとうございます」
なんかリナ(と思われる人物)すっごく女の子してていいです。
実は私はギャグよりこういうシリアスの方が好きだったりするんです。
・・・・・もちろんギャグはギャグでおもいっきし楽しんでますけど。

> そう囁く様な声がすぐ側で聞こえる。
> ゆっくりと顔が近づいてくる。
> あたしは心持ち顔を上げると目を閉じた。
> 彼の髪が頬にかかるのを感じた。
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
こういう表現ははじめてみました。
よぉし。今度使ってみたいですね・・・・(ああっ・・・・顔がにやける・・・・)

> 目の前にさっきと同じ顔があった。
>「うわっ!!」
> 慌てて後ずさろうとしたが仰向けに寝ている状態でそんな器用な事がそうそう出来るわけがなかった。
> 顔がすっと離れた。
あの・・・・M様に相談・・・・・
やはり現実でもゼロス君はやっちゃった・・・ということなのですか?(激爆)


> ・・・・・その後世界がどうなったのかは誰も知らない。
最初の小説から世界破滅させてど−すんですか。松原さま。

> 10月に雪の降る話を書いたのか、あたしゃ(爆)。まあ、夏に冬の話書いたりもしてたけど(爆)。
> なんか昔の方がまだ文章ましな気がする・・・・・しくしく。
そぉんなことないです。
私に比べたらもう・・・・天界と海底の差っ!!
スキですもん。ぼたんさんの小説。

>>「リナが何であんな夢を見たのかはとにかく、実際にゼロスの髪が頬にふれたのは現実だろうから、ゼロスが本当に何もしなかっ
>>たのかと邪推出来る」
あの・・・・邪推、ってなんですか?
スミマセン。中2のあたしにはきついです。

それでは。次の小説もがんばってください。

トップに戻る
443御茶らちゃ様感想有り難う御座います松原ぼたん E-mail 12/27-14:49
記事番号432へのコメント
 お読みくださり有り難う御座います。

>こういう表現ははじめてみました。
 普通は使わないでしょうね(相手が髪の毛垂らしてないと頬にはかからんし)。あたしは単にキスシーンがまともに(笑)書けないのでこういう表現になったんです。けど、一人称なんだから別におかしくはないわよねぇ、たぶん(^^;)。
>最初の小説から世界破滅させてど−すんですか。松原さま。
 滅んだとは書いてないもん(笑)。
>あの・・・・邪推、ってなんですか?
 M(仮名)に聞いて。向こうが何をおもったかなんて怖くてあたしにも聞けん(爆)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
430再掲示『独白』松原ぼたん E-mail 12/26-15:37
記事番号397へのコメント
 どうも、松原です。うーん、これも懐かしいシロモノですね。
 よろしければどうぞ。

  『独白』

 それは破壊の衝動だった。
 力が欲しかった。すべてを破壊するために。
 私はそれを魔道に求めた。
 新しい力が次々と身に付いた。
 気がつくと、私はそれを作る側に回っていた。
 いつしか私は大賢者と呼ばれるようになっていた。
 しかしそれでも足りなかった。
 もっと力が欲しかった。
 その時私は既に分からなくなっていた。
 何かを破壊するために力を求めるのか。
 力を試したいが故に破壊を求めるのか。
 そんな時私は出会ったのだ。
 一人の少女に。
 彼女は明るく心優しい少女だった。
 私はそんな彼女に惹かれた。
 そして、壊したいと何よりも強く思った。
 そしてそれを実行した。
 その時わき上がったのは紛れもなく歓喜だった。
 おびえたような目も、断末魔の叫びも私を止めることは出来なかった。
 もはや何者も私の破壊の衝動を抑える事は出来ないのだ。
 それはこの上ない喜びなのだ。
 それを見越したのか私の前に冥王が現れた。
 彼は私の中の魔王の存在を告げた。
 私はそれを受け入れた。
 拒む必要がどこにあろう。
 それこそが私の望んだ事だった。
 さらなる破壊の力を得るために。

 すべては昔の事だった。
 今、求めるのは破壊ではない。
 その先の滅び。その向こうの混沌。
 破壊はその手段でしかない。
 どうして考えが変わったのか。
 それは同化したもののせいかもしれなかった。
 私が望んだのか。彼が思ったのか。
 どちらにしろかわりはない。
 彼の存在は私そのものなのだから。
 愛しいものも。
 醜いものも。
 すべてを滅ぼし、いつか混沌に帰るのだ。

 彼はくつくつと笑った。
 その声は厚い氷に阻まれて、誰にも届くことはなかった。

 これはS様(部下Sではない・笑)の話ですね。アイキャッチが美形だったのでそのイメージで書きました。書きたかったのは最後の2文なんですけど。あの人の過去に何があったのか・・・・・正直知りたいです。

 お付き合い有り難う御座いました。

トップに戻る
431再掲示『喜劇 白雪姫』&『あっけない幕切れ』松原ぼたん E-mail 12/26-15:58
記事番号397へのコメント
 どうも松原です。この二つはもともと沈める予定の妄想だったので2ついっぺんにアップします。
 よろしければどうぞ。

 『喜劇 白雪姫』

アメリア(小人役)「『白雪姫が死んじゃったー』」
ゼルガディス(ナレーション)「『そこへ王子が通りかかった』」
ガウリイ(王子役)「なあ、台詞何だっけ?」
アメ「『おお、なんと美しい姫か』ですよ」
ガウ「そうか。『おお、なんと美しい姫か』」
ゼル「『思わず王子は姫に・・・・』そのー、なんだ・・・『口づけ』をだな・・・」
リナ(白雪姫)「ちょっと、そんなの台本になかったわよ」
アメ「リナさん、そーゆー話なんです。さぁ、ガウリイさん早くキスを・・・・」
ガウ「どーする?」
リナ「しっ、知らないわよっ!!」
ゼロス(魔女役)「おやおや、しょうがないですね」
アメ「何でゼロスさんが!? 魔女役はシルフィールさんのはずです」
ゼロ「おや、そうでしたっけ?」
アメ「大体それじゃあ魔女じゃなくてまおと・・・・」
ゼル「アメリア、意味が変わるからそう言う表現はするんじゃない」
アメ「どういう意味なんです?」
ゼル「・・・いや、その・・・・」
ガウ「白雪姫ってこういう話だっけ?」
リナ「知るわけないでしょ」

 ・・・・うーん、何を考えてた、自分(爆)。ほかにもゼルアメの『ロミオとジュリエット』とかかんがえてたんだけど・・・・キャラがもめて(笑)中止になったなぁ(爆)。

 『あっけない幕切れ』

「リナ・・・・実は俺が犯人だったんだ」
「・・・・そうか」
「信じてたのに・・・・見損ないました」
「僕は最初っからガウリイさんが犯人だと思ってましたよ」
「ゼロスは黙ってて、これはあたし達の問題よ」
「出来心だったんだ。いけないとは分かっていたんだ」
「今更何を言ってもいいわけにしかなりません」
「全くの正論だな」
「・・・・まあ、起こってしまった事はしょうがないわ」
「おや、リナさん思ったよりあっさりと引き下がりましたね」
「けど、やったことには責任を持たなければならない。そう郷里の姉ちゃんも言ってる。分かるわね」
「・・・・それは・・・」
「ガウリイさん、まさか責任逃れをしようだなんて思って無いでしょうね、卑怯です」
「・・・・・分かった」
「じゃ、責任もって買ってきてね。あたし達が食べるはずだった一日限定50個のケーキ。まあ、徹夜で並べは買えると思うから」
「・・・・・つまみ食いなんかするんじゃ無かった・・・・」

 初期設定で、最初に買いに行ったのがジャンケンに負けたゼルガディスで、恥ずかしいという理由でフードとマフラーで顔を隠して行ったら余計に注目をあつめ、視線を感じるたびに顔を赤らめていたというほほえましい(笑)設定がありました。女装して行ったでもおもしろかったかもしれないけど(爆)。

 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
434Re:あっけない幕切れ』感想です御茶らちゃ E-mail 12/26-22:55
記事番号431へのコメント

>「じゃ、責任もって買ってきてね。あたし達が食べるはずだった一日限定50個のケーキ。まあ、徹夜で並べは買えると思うから」
>「・・・・・つまみ食いなんかするんじゃ無かった・・・・」
・・・ちょっとまってください・・・・
思わずずっこけちゃったじゃないですか。
後ろでは親が
「あんた何笑ってるの?」
と言われました。
てへっ。

ついでにいうと。うちの親はヴァルガ−ヴのあの腰にやられた1人です・・・・
あ、今なにかいてんだってつっこまれてしまった。

それでは。
わざわざ再掲示ありがとうございました。

トップに戻る
444御茶らちゃ様有り難う御座います松原ぼたん E-mail 12/27-15:00
記事番号434へのコメント
 お読みくださり有り難う御座います。

>・・・ちょっとまってください・・・・
>思わずずっこけちゃったじゃないですか。
 けどガウリイが悪いと分かって(ポイント・笑)はたらく悪事なんてあの程度のものでとょう(笑)。
>ついでにいうと。うちの親はヴァルガ−ヴのあの腰にやられた1人です・・・・
 多いらしいですね。とくに何とも思わなかった自分って・・・・(爆)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
435Re:小説もどきリストいっく 12/26-23:18
記事番号397へのコメント
松原ぼたん様・・・すっご〜いっっっこんなに書いてらっしゃったんですね
はああああっっっすごいっっなんかほとんど読んだことないです・・・
なんせ新参ものなもので・・・猫南のは全然読んだことなくて・・・・
で、ですね・・・・じつは私メールアドレスがないんです。
っていうか父上様のなもので・・・つかえなくて・・・
できればすこしず〜つ再掲示してくださるとうれしいんですが・・・
ごめんなさい(;;)
>『コントラスト』           猫南蛮亭
>『創造りし手』            猫南蛮亭    『創造』シリーズ
>『創造られしもの』          猫南蛮亭    『創造』シリーズ
>『創造られし世界』          猫南蛮亭    『創造』シリーズ
>『創造られし意志』          猫南蛮亭    『創造』シリーズ
>『創造られし命』           猫南蛮亭    『創造』シリーズ
>『創造られし宿命』          子猫南蛮亭   『創造』シリーズ
>『独白』               猫南蛮亭
>『ガウリイの受難』          猫南蛮亭    『受難』シリーズ
>『ゼルガディスの受難』        猫南蛮亭    『受難』シリーズ
>『アメリアの受難』          猫南蛮亭    『受難』シリーズ
>『口は災いのモト』          猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『歌姫の友情』            猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『ぷろぽおず』            猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『狂月夜』              猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『シチュー日和』           猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『カバンの中身はなんですか?』    猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『依頼騒動』             猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『中間管理職の憂鬱』         猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『ゼフィーリア日記』         猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『存在意義』             猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『存在意義―other side―』      猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>『アメリア漫遊記』          猫南蛮亭
>『もしゼラス様が同人女だったら+α』 子猫南蛮亭   子猫の道草
>『喜劇 白雪姫』           子猫南蛮亭   子猫の道草
>『あっけない幕切れ』         子猫南蛮亭   子猫の道草
>『残光』               メール配布   『光闇』シリーズ
>『薄闇』               メール配布   『光闇』シリーズ

> 猫南蛮亭及び、子猫の道草掲載のもの以外は今現在でも見ることが可能です。
はいっすっごくおもしろかったです!!!
> 万一ご希望があれば再掲示もします。
え、えと・・・おねがいしたいですが・・・
どれを頼んでよい物やら???(爆爆爆)
失礼いたしました。

トップに戻る
445いっく様へ松原ぼたん E-mail 12/27-15:14
記事番号435へのコメント
>>『コントラスト』           猫南蛮亭
>>『創造られし宿命』          子猫南蛮亭   『創造』シリーズ
>>『独白』               猫南蛮亭
>>『ゼフィーリア日記』         猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>>『存在意義』             猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>>『存在意義―other side―』      猫南蛮亭    「混沌からの復活」
>>『あっけない幕切れ』         子猫南蛮亭   子猫の道草
 これらは再掲示済みだったりして今読めます。
>>『残光』               メール配布   『光闇』シリーズ
>>『薄闇』               メール配布   『光闇』シリーズ
 この二つはあまりにも好き勝手やりすぎているので今のところメール配布以外で見せる予定はありません。御免なさいm(_)m。
>どれを頼んでよい物やら???(爆爆爆)
 別に一部を除きどれでもかまいませんが・・・・指定がない限り再掲示はしませんよ(笑)。

 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
460小説もどき『月の魔力』松原ぼたん E-mail 1/1-20:11
記事番号397へのコメント
 どうも松原です。
 先日リストに漏れがあることが判明しました(爆)。

 これは完全に血迷ったとしか思えないシロモノですが、よろしければどうぞ。

  『月の魔力』

 あたしは夜の中、眠れずにしきりと寝返りをうっていた。
 どれだけそうしていただろう。
 いい加減、ベッドで寝返りを打つ気にもなれず、あたしは起きあがった。
 カーテンを引いた窓の向こうが明るい。
 勢いよく、カーテンを開く。
「うわー」
 外は大きすぎるほどの月で照らされていた。
「そっか、今夜は満月なんだ」
 昼間の明るさとも、星の光だけとも違う明るさ。
「凄い・・・・綺麗」
 あたしは窓を開けた。
 ひんやりとした夜風か寝付けなかった身体には気持ちいい。
 ゼロスもこうやって月を眺めているんだろうか?
 ふと、そう思い、慌てて打ち消す。
 まったく、何でいきなりゼロスの事をおもいださなきゃならないのよ。
「おや?」
 そう、上の方から声がする。
 身を乗り出して上を見上げる。
「ゼロスっ!?」
 そう、叫んだ拍子にバランスを崩す。
 呪文が間に合わないっ。落ちるっ。
 思わず来るべき衝撃に備えて身構える。
 しかし、衝撃はやってこなかった。
 いつの間にか降りてきていた、ゼロスがあたしを抱きかかえていた。
「ありがと。もう大丈夫だから」
 そう言ったが、ゼロスは離してくれなかった。
 ゆっくりと、再び昇り・・・・屋根の上まで来て、やっと離してくれた。
 空に近いせいなのか、そこはさっきよりも月が綺麗に見えた。
 光を受けて屋根そのものが白々と光っているようだ。
 そこでゼロスと二人っきり・・・・・。
 そう思ったとたん、突然照れくさくなってくる。
「とっ、ところでゼロス、何でこんなところにいるの?」
 何となく黙っているのが怖くなって、あたしはそう尋ねた。
「月が余りにも綺麗でしたから」
 ゼロスが囁くように言う。
「だから?」
 意味が分からずあたしは聞き返した。
「綺麗なものは大切な人と見たい。そう言うものでしょう? かといって起こすわけにもいきませからね。せめてその人の近くで見たいと思ったんです」
「それで屋根の上で居たって訳?」
「馬鹿らしいと思うかも知れませんけど」
「ううん」
 あたしは首を振った。
 綺麗なものは大切な人と見たい。
 なんか分かる気がする。
 ・・・・なら、ゼロスを連想したあたしは?
 ・・・・あたしは・・・・。
「あたしは・・・・ゼロスが好きなんだわ」
 思わずそう呟く。
「リナさん?」
 不思議そうにこっちを見るゼロスを見て我に返った。
「これは・・・・その・・・・・」
 慌てて言いつくおうとするうが、口にした言葉が戻るわけではなく。
 一度、自覚した気持ちが消える訳でもなかった。
 あたしはゼロスが好きなんだ。
 相手は魔族なのに。
 魔族だけど・・・・。
 好きなものはどうしようもない。
「ゼロス・・・・あんたの大事な人って誰なの?」
 あたしは尋ねた。
「リナさん?」
 ゼロスがさっきと同じセリフを繰り返す。
「教えて・・・・」
 どうせ叶わないならばと半ば自虐的な気持ちになっていた。
「リナさん、泣いてるんですか?」
「泣いてない」
 例え涙が流れていようとも、あたしが悲しいと思ってない以上、泣いてなんか居ない。
 最初から分かっていた事に悲しいなんて思わない。
「悲しまないで下さい」
 なのにゼロスが言う。
「大切な人が悲しむと僕まで悲しくなります」
 ゼロスの言葉に驚いて涙は引っ込んだ。
「大切な人って・・・・」
「リナさん」
 ゼロスは答えなかった。
 代わりにこう囁く。
「月には魔力があると言います。僕たちはこの先結ばれる事はないでしょう。けれど今夜だけ。一緒に月の魔法にかかりましょう」
 あたしは少しためらった後・・・・頷いた。
 そう、今夜一晩だけ。
 夢だと思って忘れてしまえばいい。
 この想いも、すべて。
 不意に視界に影が出来る。
 あたしはゆっくり目を閉じた。
 唇か重なったとき、もう一度涙が流れた。
 今度はこの時間を失うのが悲しいからだと素直に認識できた。
 本当に月には魔力があるのかも知れない。
 その光は今も変わらずあたし達を照らしているだろう。

 つっこみは却下します。血迷ったのよ(それでもアップするのは病気・爆)。

 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。 

トップに戻る
469Re:遅くなったですぅ〜。(謝)あいる 1/3-18:08
記事番号460へのコメント
どうも、どうもです。
 りすと漏れとは‥細かいお心配りですぅ。(笑)
  お返事遅くなってすいません〜。
 再掲示されたんですか? 何か、前のとちょっと違いません?
  そんな事ないです? まぁ‥ウチのパソは 以前バグりましたからね〜。
   その復旧の際に、何かあったのでしょう。(汗笑)

 ぼたんさん‥かなりきてますね〜この作品…。(笑)
  いえいえ、ラブラブ〜なゼロリナ いいですよぉ。ボクには書けないですぅ。
   照れくさくってぇ〜。
 またお書きになったら、ご連絡お願いします♪
ではでは。

トップに戻る
472あいるさんいつも有り難う御座います松原ぼたん E-mail 1/4-02:34
記事番号469へのコメント
 お読みくださって有り難う御座います。

> 再掲示されたんですか? 何か、前のとちょっと違いません?
 テキストからはっつけたのは多少加筆訂正が入っているかもしれまらんが・・・・・特には違ってないと思いますよ。
>   照れくさくってぇ〜。
 死ぬほど恥ずかしかった(爆)。一度混沌の海を見ましたからね、この話は(爆)。だから血迷ったんだってば(爆)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
474『月の魔力』感想です。御茶らちゃ E-mail 1/4-15:35
記事番号460へのコメント
> これは完全に血迷ったとしか思えないシロモノですが、よろしければどうぞ。
へ?

>「おや?」
> そう、上の方から声がする。
> 身を乗り出して上を見上げる。
>「ゼロスっ!?」
思い浮かべるとにやけちゃいます。(激爆)

> いつの間にか降りてきていた、ゼロスがあたしを抱きかかえていた。
ここイラストにしてみました。
自分で言うのもなんですが・・・爆死しました。

> つっこみは却下します。血迷ったのよ(それでもアップするのは病気・爆)。
大丈夫です。
二回目ですから。(笑)

結局UPされたんですね。
いや−よかった
「一つの障害を乗り越えた君は一歩大人に近づいたのサッ!!」
スミマセン。お年を知らないもので。
私はいつでもこういうラブ系小説オッケ−です。
スランプ乗り越えてがんばってください。
それでは。再見☆

トップに戻る
476御茶らちゃ様有り難う御座います松原ぼたん E-mail 1/4-19:27
記事番号474へのコメント
 わざわざ有り難う御座います。

>ここイラストにしてみました。
>自分で言うのもなんですが・・・爆死しました。
 見てみたいかも・・・・(笑)。
>スミマセン。お年を知らないもので。
 え、年・・・・(うろたえ)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
482Re:小説もどき『月の魔力』いっく 1/4-22:12
記事番号460へのコメント
ひょおおおお!!すごい!!
すごいですね。やっぱすごい!!!
松原様の小説読むのめっちゃ好きなんです!(はうううううう)

> そう、今夜一晩だけ。
> 夢だと思って忘れてしまえばいい。
> この想いも、すべて。
> 不意に視界に影が出来る。
> あたしはゆっくり目を閉じた。
・・・・ボンッ(爆)
おこちゃまにはきつかったようです・・・・
でもやっぱうらやましい。
らぶらぶなものがかけるのがうらやましい・・・
私も書いてみたいですけど・・・
どーしても・・・・・だめです。うにゅううううう・・・ 
ではまたの機会をたのしみに。

トップに戻る
491いっく様感想有り難う御座います松原ぼたん E-mail 1/5-14:54
記事番号482へのコメント
 お読みくださって有り難う御座います。

>松原様の小説読むのめっちゃ好きなんです!(はうううううう)
 有り難う御座います。
>らぶらぶなものがかけるのがうらやましい・・・
 書けないって(爆)。今も完全に煮詰まってるし。ガウリナなんか書こうとするから(爆)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
536Re:小説もどきリストYUKARI 1/6-10:35
記事番号397へのコメント
えっと、もしあるなら受難シリーズをアップして下さい。

トップに戻る
546YUKARI様松原ぼたん E-mail 1/6-18:32
記事番号536へのコメント
>えっと、もしあるなら受難シリーズをアップして下さい。
 了解です。これからアップします。
 YUKARI様もお手数じゃなかったらゼロアメ再掲示してくださいね。もっかい読みたいです。

トップに戻る
547再掲示『ガウリイの受難』松原ぼたん E-mail 1/6-18:40
記事番号397へのコメント
 どうも松原です。『受難』シリーズの再掲示をします。よろしければどうぞ。

  『ガウリイの受難』 

 俺の名はガウリイ=ガブリエフ。
 こう見えても『光の剣』を持つ剣士だ。
 俺は今、・・・えーっと・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・。
「寝るな────────っ」
 ごけしっ。
「い、いたひ」
 俺は頭を抱えたままうずくまった。
「誰も寝てないって」
 俺はケリを放った相手を見上げた。
 リナ=インバース。旅の連れだ。
 リナは一見ウエイトレスの様な格好をしているがれっきとした魔道士だ。
 別名『ドラまたリナ』などと呼ばれており・・・・。
「何考えとんじゃー」
 ぐげしゃ。
 みごとなほどさっきと同じ場所にケリが決まる。
「何すんだよ」
「あんたの考えてることなんかお見通し何だからね。何せこれはあんたの一人称なんだから」
 やたらと意味不明な事をきっぱりと言い切るリナ。
「何だそれ?」
「・・・・とにかく、そーゆー訳だからあんたがさっき寝てたって事もお見通しなの」
「あのなー」
 俺は反論を口にする。
「寝てんじゃなくて沈思黙考してたの」
「ほおお」
 と、目を半眼にしてリナ。
「ガウリイにしては難しいこと知ってるじゃないの」
「意味分かってるんですか、ガウリイさん?」
 と横からアメリアが口を挟んだ。
「もちろんだ。えーっと・・・・」
 ・・・・・・何だっけ?
「黙って考えることだ」
 横でゼルガディスが渋く言う。
「そう、それそれ。今思い出した」
 リナだけでなく皆が半眼でこっちをみる。
「嘘はいけませんよ、ガウリイさん」
 獣神官ゼロスが諭すように言った。
 ・・・・・しかし魔族にそのセリフをいう資格はないと思う。
 これが俺の旅の仲間であり・・・。
 ・・・・誰か忘れている様な気がする。
「マルチナさん今頃何をしているんでしょうね」
 ふと思い出した様にアメリアが言った。
 ───ぽん。
「そうか、マルチナが居ないんだ」
『んなこと忘れるなぁ』
 リナ以下全員がつっこんだ。
「本当に気づいてなかったのか?」
「マルチナさんが居なくなったのって3日も前ですよ」
「何でも、ザングルスさんが近くに来ているそうなのでちょっと探してくるとの事です」
 順に、ゼル、アメリア、ゼロスが言った。
「言われてみれはそんなこともあったような気が・・・・」
「ほんとあんたの脳味噌ってはクリームソーダなんだから」
 リナがあきれた様に言った。
 その時。
「キャ──────────」
 森の方からわざとらしいまでの悲鳴が聞こえた。
 即座にそっちの方に向かう。
 そこではリナより多分年下であろう巻き毛の女の子がいかにも悪人面の男達に絡まれていた。
 恐らく盗賊だろう。
「そこまでよ悪人ども」
 アメリアが浪々と歌い上げる。
「よってたがってか弱きものを・・・・」
「爆裂陣」
 リナの唱えた呪文で悪人と一緒に女の子も吹っ飛ぶ。
「ひどいですよリナさん」
 と、くってかかるアメリアを無視し、リナが最初にしたことは何か。
 吹っ飛んだ盗賊をつる上げお宝の在処をはかせる事だった。

「どっかで見たことある顔なんだよなぁ」
 俺は気絶したまんまの女の子を見て言った。
「どこかで見たというより、似てるんですよね」
 治癒を唱え終わったアメリアも言う。
「全くだな」
 ゼルも同意する。
「妹とか、従姉妹とかそーゆーんじゃないの?」
 と、リナ。
「なあ?」
「何よ?」
「心当たりがあるような口振りだけど・・・・、誰か知ってるのか?」
「・・・・あんた、さっき見たことがある顔だって言わなかった?」
「見たことはある顔なんだけど・・・・」
 忘れた。
「・・・・聞いたあたしが馬鹿だったわ」
 そうこうしているうちに女の子が気がついた。
「大丈夫?」
 リナが尋ねる。
 しかし女の子はリナを見ていなかった。
 見てるのは・・・・・俺か?
「す・て・き(はぁと)」
 女の子がそういったときリナの顔がひきつった様に見えたのは・・・・俺の気のせいだろうか?

「それじゃあ名前も何も覚えていないですか?」
「そうよ」
 やたらときっぱりと女の子が言い切る。
「けれどきっと高貴な生まれに違いないわ」
 ・・・・自分で言う人も珍しいんじゃなかろうか。
 ところで何でさっきから俺のそばをうろうろしてるんだ?
「絶対関係者だわ」
 リナが不機嫌そうに言った。
「ホントにおもしろい人ですね」
 半ば感心したようにゼロスが言った。
「なんか知ってるの?」
「秘密です」
 ・・・・相変わらずの様だ。
「とにかくなんにしろ問題はどうやって調べるかよね。アメリア、妹とかがいるって話、聞いたことある?」
「さあ? 少なくともあたしは聞いたことありませんけど」
「ザングルスでも探して聞いてみる事だな」
 投げやりな口調でゼルが言う。
「かといって、そう都合よく・・・・」
「そーよ、その手があったじゃない」
 ゼルの台詞をリナが遮った。
「だからそう都合よく・・・・」
「世の中には噂されてたら現れなきゃいけないっていう法律があるのよ」
 リナの台詞にゼルガディスがあきれたように肩をすくめ・・・次の瞬間かなり情けない表情になる。
「子猫ちゃん、もとい、マルチナを見なかったか?」
 木のかげから現れたのはザングルスその人だった。

「ゼルガディスさん、リナさんに常識は通用しませんよ」
 アメリアが慰めともつかぬ事を言う。
 ゼルは苦悩していた。
「見かけたので声をかけようとしたらマルチナが・・・・」
 ザングルスがそこまで言ったとき俺の後ろに隠れていた女の子が顔を出した。
「子猫ちゃん!!」
『え――――っ!!』
 ゼロス以外の視線が女の子に集中する。
 無論俺も例外じゃない。
「本人なの?」
 リナが尋ねた。
「マルチナってもう少し年とってなかったっけ?」
「リナ=インバース、ストラーップッ」
 い、痛い。
「あんたねぇ、今までの話聞いてなかったの?」
「聞いてたけど・・・・」
 理解できなかっただけで。
 リナが頭を抱えた。
「正直俺にも理解できないな。説明してもらおうか?」
 苦悩から立ち直ったらしいゼルガディスがザングルスに聞いた。
「こっちにも何がなんだか・・・。声をかけようとした寸前に『ゾアメルグスター様・・・・・』とか聞こえて、いきなり若返ったんだ」
「で、記憶なくしたマルチナさんに逃げられたわけですか?」
 アメリアが言った。
 ザングルスがいじけて地面を丸くかき回している。
 マルチナらしい女の子は未だに俺にしがみついている。
「とにかく魔人のせいなんでしょ!? ゼロスっ」
「何です?」
「魔族も魔人も似たようなものでしょ、何とかならないの!?」
「無茶苦茶言ってますね・・・」
 アメリアのつっこみをリナは当然の様に無視した。
「出来ない事もありませんが・・・」
「が?」
「わざわざそんなことをして僕に何の利点があると言うのです?」
 珍しく魔族っぽいぞ、ゼロス。
「ほー、そんなこと言っていいの?」
 しかしリナはなにか含みのあるような調子でそう切り返した。
「当たり前です」
「そお? 順番からいって次にマルチナがなつくのはあんたなのよ、それでも?」
「・・・・やりましょう」
 ゼロスが顔をひきつらせた。
「リナさん極悪。いつもの事だけど」
「無意識とはいえ嫉妬は怖いな」
「なんか言った?」
 などどいうやりとりをしているうちにいつの間にかマルチナは元に戻っていた。

「だいじょうぶかい、子猫ちゃん?」
「うん。ごめんねダーリン」
「・・・あーもう、それはいいから」
 いつまでも二人で盛り上がっているマルチナ達についにリナが切れた。
「どうしてこんな事になったか説明しなさいよ」
「・・・どうしてって」
 マルチナは言いよどんだ。
「久しぶりにダーリンに会うんだからおしゃれしなくちゃと思って・・・」
「それで?」
「・・・そうしたら肌荒れが気になって・・・」
「・・・・・・・・・」
「だからゾアメルグスター様にお肌を綺麗にして下さい(はぁと)ってお願いしたの」
 ・・・・・なんだ、それ?
「そしたら若返って、ついでに記憶をなくしちゃったってわけ!?」
「気持ちは分からないでもないですけど・・・・」
「ゾアメルグスターに頼んだと言うところが間違いだった様だな」
 ゼルとアメリアがあきれている。
「子猫ちゃん、そこまで・・・」
「当たり前でしょ、ダーリンに会うんですもの」
 マルチナとザングルスが二人の世界に行ってしまった。
「さっきまでガウリイさんになついてましたのにねぇ」
 ゼロスがあきれて、それでもどこかほっとした様につぶやいた。
 しかし二人はそんなことを気にすらかけていない。
「ほっときましょう」
 リナがきっぱりと言った。
「そうだな、つきあいきれん」
「用があるなら追いかけてくるでしょうし」
「ガウリイさんに異存があるはずないですし」
 もちろん。
 こうして二人を残して俺達は歩き出したのだった。 

 リナはその後しばらく「若返り、若返り。研究して実用化したら大儲け」などど言っていたが・・・・失敗したらしく最近は言っていない。

 うーん、これはガウリイの一人称に挑戦しようとし・・・・失敗した話ですね。
 考えたらスレパロで一番最初に考えた話でもあります。インタネがなかったら一生未完成のまんまだったでしょう。うーん、懐かしい。

 お付き合い有り難う御座いました。よろしければ『ゼルガディスの受難』もどうぞ。

トップに戻る
548再掲示『ゼルガディスの受難』松原ぼたん E-mail 1/6-18:50
記事番号547へのコメント
 どうも松原です。このはなしは『ガウリイの受難』の続きみたいなものです。よろしければどうぞ。

  『ゼルガディスの受難』  松原ぼたん

「出来たっ!! 出来たのよっ、若返りの呪文がっ」
 そうリナが行って来たとき、俺は正直首を傾げた。
「まだ諦めてなかったんですか?」
「まったくだ」
「さすがリナさん、しつこいですね」
 あきれたような口調で口々に言うみんな。
 おーい、話が見えないぞー。
「なあ、前になんかあったのか?」
「忘れたんですか? ガウリイさんらしいですねぇ」
「この脳ミソ毛糸玉。以前マルチナがゾアメルグスターの力だか何だかて若返ったことがあったでしょ」
 ・・・・・・・・何となく覚えている気もする。
「・・・・まあいいわ。今頃ザングルスといちゃついてるだろうマルチナの事なんか。それよりあんた事の重大性わかってる?」
 全然。
「若返りなのよっ、世界初なのよっ、大儲けなのよっ!!」
 ・・・・大儲けが重要なのか、おまひは。
「動物実験は成功したのよ」
「動物実験?」
「その辺の動物に呪文かけたの」
「そんなの正義じゃないわっっ!!」
「あんたあたしを正義と思ってたわけ?」
「・・・・それは・・・」
「で、お前は一体何をやりたいんだ?」
 ゼルがそう言ったとたん、リナがいきなり含み笑いを始めた。
 はっきり言って不気味だぞ、これは。
「誰か人体実験に付き合ってほしいの」
 ずざざざざ。
 全員が音を起てて身を引いた。
「何よ、そんな反応する事ないじゃない」
「誰でもこういう反応すると思いますけど・・・」
「たとえばゼロス」
 アメリアの様にびしいっ、とリナがゼロスを指さす。
「あんた魔族なんだから多少若返ったところで問題ないんじゃない?」
「・・・・その考え、酷いと思わないんですか?」
「思わない」
 きっぱり。
 リナが言い切った。
「・・・・どのみち僕は実験に適しませんよ。ある程度の呪文だったら効きませんから」
「・・・・それは確かに。じゃあ・・・・」
「イヤです」
「ちょっとアメリア、また何も言ってないじゃない」
「言わなくてもわかります。あたしはいやです」
「しょーがないわねぇ。じゃあ・・・」
 と、リナが俺を見た。
「ダメですよっ、何もわかってないガウリイさんを実験台にしようだなんて」
 アメリアが慌てた様に言う。
「おわっ、俺で実験するつもりだったのか!?」
 とんでもねー。
「・・・・しないわよ、そんなこと。後、残るは・・・・」
 みんなの視線がゼルに集中する。
「俺はやらないからな」
「ケチ」
 ゼルがしぶい顔になる。
「そういう問題じゃないだろう」
「なあ」
 ふと思いついて俺は言った。
「キメラになる前まで若返ったら、ゼルは人間に戻れるんじゃないか?」
 あたりが静まって、みんながこっちを見る。
 照れるじゃないか。
「ガウリイ、あんたそれ自分で考えたの?」
「そうだけど・・・・どうかしたのか?」
 俺、そんなに変なこといったかぁ?
「ガウリイの事だから反射で言ったんだと思うんだけど・・・」
「その割には筋が通っている様に思えるのは僕の気のせいでしょうか?」
「はっ、だからってゼルガディスさん、実験に付き合おうなんて思っちゃダメですよ」
「・・・・いや、付き合おう。それで人間に戻れる可能性があるのならな」
 って、おい。
「本気ですか、ゼルガディスさんっ。命の保証はないんですよっ!!」
「・・・・アメリア、あたしをなんだと・・・」
「いっとくけど、俺テキトーに言っただけだぞ」
 慌てて俺も言う。
「わかっている。さあ始めてくれ」
「そ、そぉ・・・」
 言われたリナの方がためらっているようだが、それでも呪文を唱え始めた。

 ――結果。
「いやあ、やっぱり僕の気のせいだったみたいですね」
 はっはっはっ、とお気楽にゼロスが笑う。
 そこにはゼルガディスによく似た――キメラの赤ん坊がいた。
「・・・・俺のせいなのか?」
「違いますっ!! リナさんのせいですっ!!」
 アメリアが言い切った。
「どうするんですかっ!! 早く戻して下さいっ」
「戻すって・・・・そんな研究地味だからしてないけど」
「なんて無責任なっ、ゼルガディスさんがこんなになったんですよっ!!」
 言ってアメリアは赤ん坊を抱き上げた。
「アメリア・・・・ちょっと私怨入ってない?」
「何を言うんです。早く元に戻して下さいっ」
「そういわれても・・・・、いいじゃない可愛いんだし」
 言われて赤ん坊の顔をのぞき込むアメリア。
「・・・・それは、確かに・・・・。だからってそういう問題じゃありません!」
 をを、あのリナがアメリアに押されている。
「えっと・・・、そう、ゼロスよ、この前みたいにゼロスに何とかしてもらいましょう」
 リナがあたりを見回す。
 つられてキョロキョロ。
「いねー、みたいだな」
「ちぃぃ、逃げられた。こうなったら追いかけて・・・・」
「リナさんっ、問題をすり替えようとしてません? ダメですっ」

 この騒ぎは、その後呪文が未完成でそのうちに元に戻るとわかるまで続けられた。
 何なんだよ、一体?

 すでにガウリイの一人称にする意味はないんですけど(最初からないという説もある)内容が続きらしいので、しつこく一人称です。
 これはどうして出来たのか未だに謎な話です。『ガウリイの受難』考えてから一年間、続編なんて影も形も見えなかったので、「続編はありません」と言ってたのに・・・・・何故か出来てしまいました。どうでもいいけど。

 お付き合い有り難う御座いました。もしよろしければ『アメリアの受難』もどうぞ。

トップに戻る
549再掲示『アメリアの受難』松原ぼたん E-mail 1/6-19:05
記事番号548へのコメント
 どうも松原です。いい加減しつこいですね(^^;)>これは『ゼルガディスの受難』の続きみたいなものです。よろしければどうぞ。

  『アメリアの受難』 

 アメリアとリナがぐだくだやっているとき、突然横に気配が生まれた。
「ゼロス帰ってきたのか?」
「ゼロス、ですってぇぇ!?」
 リナがすごい勢いでこっちにやってくる。
「この大変なときにどこに行ってたのよ、あんたは!?」
「大変にしたのはリナさんでしょう。責任転嫁ですか、いけませんねぇ」
「・・・・それはとにかく。ゼロス、あんた一体何処に行ってたのよ?」
「あまりに面白かったので僕の上司様のところへ報告に行ってました」
「・・・・面白がってたのか、あんたは・・・・」
「当たり前じゃないですか。そのためにちょっと調べたんですけど、その呪文はどうやら未完成の様ですね」
「未完成?」
「持続性がないんです」
 ・・・・つまり?
「ガウリイさんにもわかるように言いますと、放っておけば元に戻ると言うことです」
 なんだ、そうなのか。
「なら、別にいいんじゃねぇのか?」
「よくありません。それまでゼルガディスさんをこのままにしておくきなんですかっ!?」
「どのみち長くて2、3日の事ですよ。それでは僕はこれで」
「待ちなさい」
 リナがゼロスのマントを掴んだ。
「子守をさぼろうとしてもそうはいかないわよ」
「・・・・自分で言うのも何ですが、魔族に子守をさせようだなんてかなり恐ろしい事を言っていると思わないんですか?」
「そうです。そんな恐ろしいことはさせられません。ゼルガディスさんはあたしがなんとかしますっ!!」
「よく言った、アメリア」
 リナがアメリアの肩をぽんっと叩く
「はっ?」
 そのの言葉を聞いて我に返った様だが、もう遅い。
「じゃあ、話が決まったところで宿屋探してメシにしよう、メシに」
「あっ、あっ・・・・」
 諦めろ、アメリア。
 いつの間にかゼロスはしっかり姿を消していた。

「すっかりアメリアになついちゃったわね」
 リナがアメリアの腕の中のゼルを見て言った。
「・・・・なんかこうやってると、この子がゼルガディスさんだなんて信じられませんね。まだ子供とでも言われたほうが納得出来る気がします」
 やけにしみじみとアメリアが言った。
「じゃあ、母親はアメリアか?」
「なっ、何を言うんです、ガウリイさん!?」
 アメリアが真っ赤になる。
「・・・・あんた今、さらっととんでもないことを言ったわね」
 そうなのか?
「それはそうと。アメリア、あんた本気で今晩ゼ・・・・その子と同じ部屋で寝る気なの?」
「当たり前です。赤ちゃんを一晩も一人にしておく訳にはいきません。大丈夫、つぶさないようにちゃんと別のベッドに寝かせますから」
「そぉ・・・・、そこまで言うんなら・・・・」
 やたらと歯切れが悪い。
 一体、リナは何を言いたいんだろう。

「きゃああああっっ!!」
 翌朝、突然アメリアの悲鳴が響いた。
 俺とリナとてアメリアの部屋に向かう。
「どうした!?」
 開けた扉の先に見たものは・・・・。
 悲鳴でも奇跡的に起きなかったらしい、ベッドで寝ているゼルガディスと、シーツを引きずりながら反対側の壁に張り付いているアメリアだった。
「・・・・どうかしたのか?」
 別に、悲鳴をあげるような状況じゃないよなぁ?
「この脳ミソ香茶キノコ。気づきなさいよっ!!」
 気づくって・・・・、えーっと?
「あー、ゼルが元に戻ってるじゃないか。良かったな」
「でりけぇとな乙女ごごろがわからんのか、あんたわっ」
 ぱっしぃぃぃん。
 ・・・・スリッパで頭をはたかれた。

 後で効いたのだが、ゼルは呪文が効いていた間のことは覚えていないらしい。
 ところで呪文ってなんだっけ?

 はい、『受難』シリーズはとりあえずこれで終了・・・・のはずです(^^;)。リナには他のところで災難に遭ってもらうと言うことで(爆)。
 しかし改めて見ると・・・・書き方変ですね。今と大差ない気もしますけど(爆)。
 このころはガウリイの脳ミソをどう表現するかに密かに燃えてました(笑)。ちなみに「クリームソーダ」が一番うけました。アイスクリームが溶けかけのを想像してくださいね(笑)

 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
616Re:再掲示『アメリアの受難』えれな E-mail 1/9-12:03
記事番号549へのコメント

こんにちわ。松原さまの小説は以前九尾さまのところで、読ませていただいたのですが、
こっちに、こんなリストがあったなんて、感激してます。
猫南蛮亭のも、見たかったな・・・
この受難シリーズ、めずらしいガウリイの一人称で、かなりおもしろかったです。
また、いっぱい書いてくださいね。楽しみにしてます。
では、ネット初めてまだ3日目のえれなでした。

トップに戻る
620えれなさん有り難う御座います松原ぼたん E-mail 1/9-13:06
記事番号616へのコメント
 感想有り難う御座います。

>こんにちわ。松原さまの小説は以前九尾さまのところで、読ませていただいたのですが、
 そうですが。有り難う御座います。
>猫南蛮亭のも、見たかったな・・・
 再掲示も結構してますし、よければ再掲示もしますから見えますよ。
>この受難シリーズ、めずらしいガウリイの一人称で、かなりおもしろかったです。
 有り難う御座います(こればっか・・・・・爆)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
646Re:小説もどきリスト霧川 綾音 E-mail 1/9-20:18
記事番号397へのコメント

松原ぼたんさんへ:もしあるのでしたら、以下の5つ、再掲示してもらえませんでしょうか?気になるんですーー(特に、ゼロスの・・・が(汗))





>『キャラクター行動パターン講座』   子猫南蛮亭   その他
>
>インタラクティプ『ゼロスの日常』1  子猫南蛮亭   第1話『群狼の島にて』(一部改変)
>インタラクティプ『ゼロスの日常』2  子猫南蛮亭   第2話『薬の行方』
>インタラクティプ『ゼロスの日常』3  子猫南蛮亭   第3話『使用方法』
>インタラクティプ『ゼロスの日常』4  子猫南蛮亭   第4話『薬の効き目』



それでは、短くてすみません(ちょっと時間がないもので・・・・)



                 霧川でした☆

トップに戻る
655霧川綾音様へ松原ぼたん E-mail 1/10-00:18
記事番号646へのコメント
>>『キャラクター行動パターン講座』   子猫南蛮亭   その他
>>
>>インタラクティプ『ゼロスの日常』1  子猫南蛮亭   第1話『群狼の島にて』(一部改変)
>>インタラクティプ『ゼロスの日常』2  子猫南蛮亭   第2話『薬の行方』
>>インタラクティプ『ゼロスの日常』3  子猫南蛮亭   第3話『使用方法』
>>インタラクティプ『ゼロスの日常』4  子猫南蛮亭   第4話『薬の効き目』
 これらは全部子猫南蛮亭の子猫の小部屋にあるので今でも見えると思うのですが・・・・。見えないようなら再掲示しますが・・・・。
 『ゼロスの日常』は今7までいって完結してます。

 できまた、ご縁がありましたなら。