◆-アフターヌーン完結編-投稿者:ろぼろふすー(1/9-14:39)No.625
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625アフターヌーン完結編ろぼろふすー 1/9-14:39

あーやっと終わりそうですー・・・
・・・でも、ツリーの作り方やっぱしわかんねーや、なはは(投げやり)
それでわッ、アフターヌーン完結偏すたぁーとっ!!





アフターヌーン



「いや・・・実は、僕,昨日いろいろと考えてたんですけど・・・家庭教師って、
とりあえずだったんです。
何かする前の準備期間・・・って程度で・・・で、気づいたらズルズルとかてい
きょうししてた、って訳なんですけど・・・・・このまま続けていても無駄にとき
がすぎるだけで・・・・・で、子供のころに戻ったつもりで考えてみたんです。
・・・・そして、思い出したんです。
僕は、子供のころから家庭教師を始める前までは興信所開きたかったんだ・・・っ
て」
ゼロスが慎重に言葉を区切るようにいう。
「・・・・つまり・・・やめるの?・・・家庭教師」
私もうつむき気味に効く。
「・・・・はい・・・・」
ゼロスがしんぱいそうに私を覗き込む。
「あ、あの・・・フィリア・・・さん?」
「・・・んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、・・・・・ゼーロースぅー」
私がゆらりっ、と顔を上げる。
「は、は、は、はいぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
「よぉぉぉぉぉぉぉぉぉくぅぅぅぅぅぅぅもぉぉぉぉぉわぁぁぁぁぁたぁぁぁぁぁ
しぃぃぃぃぃぃぃをぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・だましたわねぇぇぇぇぇぇ」
ぽきっ、ぽきっと手を鳴らす。
「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
私は自分でも不気味と認められるような声を上げる。
「おおおおおおおおおおお、おちついてくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」
ゼロスが腰を抜かしてずりずりと後退する。
・・・・まぁ・・・・・・しょうがないんだけどね・・・・・・ゼロスが家庭教師
を本職と思っていない、っていうのは分かっていたんだし・・・
「・・・・はぁ・・・・ま、しょうがないわよね・・・・ほら,たつ!たつ!」
私がゼロスに向かって笑顔を向ける。
「・・・あ、あの・・・」
立ち上がったゼロスが何か怪訝そうな顔をするけど、聞いていない振りをする。
「約束することっ!!」
私は親指を立てた拳をゼロスの顔の前に差し出す。
「へ?」
ゼロスは不思議そうな声を出す。
私はその後にすうーっ、といきを吸って人差し指でゼロスの額をはじく。
「あいたっ・・・・なにするんですかぁー」
ゼロスがいつものような情けない声を出す。
「探偵になったら私が住んでるところを探し当てることっ!!・・・それから、そ
の時までは私の家には一切の連絡を入れないことっ!!」
私が人差し指を振りつついう。
「あ、それから探偵事務所作る資金はどうするの?」
「ああ、それはこれまでのお給料と、バイトでまかないます。」
ゼロスはしゃきっ、としていう。
「そ・・・・じゃ、・・・・いってらっしゃい!!」
私がゼロスの背中をどん、とたたく。
「・・・・・・はいっ!!!」
・・・なーんか、いい大人になったじゃないの・・・ゼロスっ!







・・・・・あれから2年。
私は大学に進学して、その傍らでパソコンのプログラム関係のしごとをしている。
ゼロスからの連絡はゼロ、まだ開いてない、ってことか・・・・
お父様は麻子、っていうバーに勤めてたばついちで子供のいた女の人と再婚した。
・・・おかげでわたしにはおにいちゃんができた、・・・なまえがヴァル、私は今
独り暮らしだからここの所あっていない。
・・・それと、2年前は私の片思いに終わったけど、今度はそうはいかない。
ゼロスが会ったとたんに、恋人がいても乗り換えたくなるような女になるために
ファイトしているんだからぁっ!!
・・・・でも、ひまだなーきょうはー・・・
何気なしにパソコンをする。
・・・あれ?


「あ、誰かからメールがきてる・・・」





##########終わり#############################




あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
おわっちゃったぁ・・・・
終わってみると意外とさみしいような・・・
しかも変な終わりかただし(もちろん、メールを送ったのは・・・)
これまでコメントをくださった皆様に感謝をするとともに、フィリアファン、ゼロ
スファンの方にイメージ崩してしまってごめんなさい。
・・・多分明日も出しますので、ぜひそれもよろしくお願いします。
でわっ!!・・・・・・・・・1月9日自室にて。

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639Re:アフターヌーン完結編松原ぼたん E-mail 1/9-18:44
記事番号625へのコメント
 おもしろかったです。

>「探偵になったら私が住んでるところを探し当てることっ!!・・・それから、そ
>の時までは私の家には一切の連絡を入れないことっ!!」
 ここんとこいいですね。
>・・・なーんか、いい大人になったじゃないの・・・ゼロスっ!
 ここもいいです。
>しかも変な終わりかただし(もちろん、メールを送ったのは・・・)
 変なんですか? このラスト、個人的には滅茶苦茶いいと思いますけど。

 本当におもしろかったです。次のも楽しみです。
 あ、ツリーを作るには「この記事にコメントをつける」のところをクイックすればいいはずですよ。うまく説明は出来ませんけど。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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658Re:アフターヌーン完結編霧川 綾音 1/10-00:53
記事番号625へのコメント

>・・・でも、ツリーの作り方やっぱしわかんねーや、なはは(投げやり)

↑あらあら、やっぱしわかんなかったんですか☆(なんかたのしそう(笑))
アフターヌーン3か4あたりにつくりかた、書いときましたんで読んで下さいね(はあと


それじゃ、コメント行きます



>「約束することっ!!」
>私は親指を立てた拳をゼロスの顔の前に差し出す。
>「へ?」
>ゼロスは不思議そうな声を出す。
>私はその後にすうーっ、といきを吸って人差し指でゼロスの額をはじく。
>「あいたっ・・・・なにするんですかぁー」
>ゼロスがいつものような情けない声を出す。
>「探偵になったら私が住んでるところを探し当てることっ!!・・・それから、そ
>の時までは私の家には一切の連絡を入れないことっ!!」

ここ、とてもいいですね。なんだかつられて、「おっしゃ!あたしもがんばるかっ!!」
って思っちゃいます(いや、あたしも来年受験で・・・・(汗))




>・・・それと、2年前は私の片思いに終わったけど、今度はそうはいかない。
>ゼロスが会ったとたんに、恋人がいても乗り換えたくなるような女になるために
>ファイトしているんだからぁっ!!
>・・・・でも、ひまだなーきょうはー・・・
>何気なしにパソコンをする。
>・・・あれ?
>
>
>「あ、誰かからメールがきてる・・・」


この終り方、好きです。やっぱ、いいですねえ、かっこいいですよ(ゼロスが、じゃなく
てこの小説が)



>終わってみると意外とさみしいような・・・

分かりますう、その気持ち(投稿小説のはまだ最終話までいったことないけど・・・(汗)

>しかも変な終わりかただし(もちろん、メールを送ったのは・・・)
>これまでコメントをくださった皆様に感謝をするとともに、フィリアファン、ゼロ
>スファンの方にイメージ崩してしまってごめんなさい。


変ですか?そうじゃないとおもいますけど、あたしには。