◆-二度と帰らぬ恋人-投稿者:アレックス=ギアヤ(1/11-15:23)No.738
 ┣━Re:二度と帰らぬ恋人-投稿者:松原ぼたん(1/11-19:04)No.749
 ┗┳Re:二度と帰らぬ恋人-投稿者:えれな(1/12-01:21)No.764
  ┗━Re:二度と帰らぬ恋人-投稿者:アレックス=ギアヤ(1/12-23:34)No.782


トップに戻る
738二度と帰らぬ恋人アレックス=ギアヤ 1/11-15:23

またまた小説を書いたアレックスです。
ゼル×アメです。
今度は前編と後編に分れます。


とある町でいつもの様に食事をすませ
リナさんとガウリイさんと別々に別れ
いつもの様に私はゼルガディスさんと情報集めをしていた。
あまり良い情報がない。
ただ怪しい屋敷があると言う情報を入手したので
いちを行って見ることにした。
「あまり期待できそうにないな・・・」
屋敷に行く途中の道でゼルガディスさんが言った。
「でも怪しい所は調べないと・・・」

なんだかんだで屋敷に着いた。
「あ・・・怪しさ大爆発ですね・・・」
目の前には古びた屋敷が建っていた。
「この屋敷に入るんですか・・?」
私はおそるおそるゼルガディスさんに尋ねる。
「怖いのか?」
ゼルガディスさんは私を見つめながら言った。
「と・・とんでもないです!!正義のヒーロー足る者、
怖がっていたら負けです!!」
私はおもいっきり否定した。
「さあ 行きましょう!!」
私はゼルガディスさんの腕にしっかりとしがみ付いて言った。

屋敷の扉を開ける。
中は真っ暗・・・
「こ・・・これじゃあ誰も住んでなさそうですね・・・」
完全におびえている私。
「怖くないんじゃなかったのか?」
ゼルガディスさんが小さく笑う。
「こ・・・怖くなんかないです・・・」
私がそう言った瞬間
バタァァン!!!!
扉が閉まった
「な・・扉が!!!」
「あ・・開かない・・!」
私は扉をおもいっきり叩く・・・が
びくともしない
「アメリア さがっていろ・・」
「あ・・・はい・・」
私はゼルガディスさんの言うとうり後ろにさがる。
「ファイヤーボール!!」
赤い火の玉が 扉にあたる。
扉は・・・・
「なっ・・・!?」
傷一つ付いていない。
「・・・どうやら完全に閉じ込められたって訳か・・・」
ゼルガディスさんの額には うっすらと汗がにじんでいる・・・。
私とゼルガディスさんはこの屋敷に閉じ込められてしまった様である・・。
「このまま扉の前でぐずぐずしていても始まらん・・」
ゼルガディスさんは歩き出す。
私はその後に付いていく。

ライティングの呪文で周りを照らす。
私は少しではあるが ほっとする
ほっとしたのも つかの間・・・
私の肩に何かが落ちてきた。
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
パニックになってしまった・・。
「アメリア!!落ち着けっっ!!!」
ゼルガディスさんが私を捕まえる。
私はゼルガディスさんに抱き着いてしまった
「何かがぁぁぁ!!肩に落ちてきたぁぁぁぁっっっ!!!」
ゼルガディスさんに抱き着きながら私は言う。
「ア・・アメリア!! 落ち着け!!」
いきなり抱き着かれたゼルガディスさんもパニックになっている・・・。
「お前・・・の肩に落ちて・・・きたのはネズミ・・だっ!!」
顔を真っ赤にして言う。
「ネズミもいやですぅぅぅっっっ!!」
私はネズミが嫌いだったのである・・。
「ア・・アメリア!お・・落ち着け!!・・・」
なんだかんだで二人とも1時間ぐらいパニック状態であった・・。

なんとかピンチを切り抜け、
私とゼルガディスさんは怪しい部屋を見つけた。
「変わった所はべつにないな・・・」
随分疲れいてる様子でゼルガディスさんは言った。
私は机の上に本のような物を発見した。
「ゼルガディスさん・・・これ・・・」
手に取りゼルガディスさんに渡す。
ゼルガディスさんは私から本らしき物を受け取り それを開いた。
「・・・日付が今から50年前の日記だ・・・」
ゼルガディスさんはその日記を読みはじめた。

○月×日
病気にかかってしまった。
エルは僕のために薬を隣町まで買いに行った。
僕はエルの帰りを待っていた。

○月×日
エルはまだ戻らない。
だけどエルはきっと帰ってくる。

○月×日
エルが家を出てから3日・・
だんだん体が思うように動かなくなってきた。
はやく戻ってきてくれ・・。

○月×日
体はもう動かない。
毎日吐血をするようになった。
エルはまだ戻らない。

○月×日
エルはまだ戻らない。
明日はきっと戻ってくる・・・
きっと・・・・・・・・・・・・・・。

「ここから白紙か・・・」
ゼルガディスさんは日記を机の上にそっと置く。
「エルと言う人はたぶん・・・薬を買って帰る途中に・・・」
私はそれ以上喋れなかった。
「この男は二度と帰らぬ恋人を待ち続けていたのか・・」
私とゼルガディスさんはその部屋を跡にした。

つづく

トップに戻る
749Re:二度と帰らぬ恋人松原ぼたん E-mail 1/11-19:04
記事番号738へのコメント
 おもしろかったです。

>私とゼルガディスさんはこの屋敷に閉じ込められてしまった様である・・。
 何が・・・・・。
>なんとかピンチを切り抜け、
 まぁ、当人にとっては・・・・・ねぇ。

 続きが気になります。頑張ってください。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
764Re:二度と帰らぬ恋人えれな E-mail 1/12-01:21
記事番号738へのコメント
アレックスさん、はじめまして。
よかったのでコメントします。
特にここ。
>私の肩に何かが落ちてきた。
>「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
>パニックになってしまった・・。
>「アメリア!!落ち着けっっ!!!」
>ゼルガディスさんが私を捕まえる。
>私はゼルガディスさんに抱き着いてしまった
>「何かがぁぁぁ!!肩に落ちてきたぁぁぁぁっっっ!!!」
>ゼルガディスさんに抱き着きながら私は言う。
>「ア・・アメリア!! 落ち着け!!」
>いきなり抱き着かれたゼルガディスさんもパニックになっている・・・。
>「お前・・・の肩に落ちて・・・きたのはネズミ・・だっ!!」
>顔を真っ赤にして言う。

わたし、こうゆうどさくさに紛れてラブラブなの好きです。
パニくってて、楽しいじゃないですか。

>なんだかんだで二人とも1時間ぐらいパニック状態であった・・。

ずっと抱き合ってたの?もーラブラブじゃん。

ゼルアメはいいね。一番さわやかで平和じゃないですか。
だって、誰も悲しまないでしょ?

リナxゼロxガウの三角関係はドロドロしていかん!!
と、いいつつそのシチュエーションが一番はまるわたしなんだけど。

後編はもっとラブラブにしてくださいね。
誰も悲しまないし、いっちゃえいっちゃえ。(爆)

では。後編期待してます。
えれなでした。


トップに戻る
782Re:二度と帰らぬ恋人アレックス=ギアヤ E-mail 1/12-23:34
記事番号764へのコメント
えれなさん ぼたんさんまたまた読んでくれてありがとうですっっ!!
今後編作成中・・・・手が冷たくて思うように動かない・・・。