◆-10X君再び!!-投稿者:もーたん(1/15-20:22)No.820
 ┗━Re:10X君再び!!-投稿者:松原ぼたん(1/16-00:10)No.826


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82010X君再び!!もーたん E-mail 1/15-20:22

10X君再び!!
あの美少年の正体とは!?
アルスとアメリアは!?
すべてがここに解きあかされる!!


「ひーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「・・・・・・貴様、名は?」
「エ、エディグ、エディグ=マーテル」
竜・破斬は外してやったが、今度はもう容赦しねえ!!
「エディグか・・・そうだ、人間の道理に免じて一つだけ聞いてやろう、
もう、絶対こんなことしないか?」
「は、はい、決して、町先で出会った可愛い女の子にキスしてどんどん、
乗り替えてくなんて事、絶対絶対しません!!」
・・・やっぱ殺そうかな・・・・。
「じゃ、とっとと去ってけ、でないと今度は・・・」
「はいいいいいいいいいいいいっ!!」
こうして、黄緑色のカールの男は情けなく去っていった。
「・・・へえ・・・。終わった・・・。」
ったく・・・俺ばかりでなくアメリアまで・・・・。
ホント怒るよしまいにゃ。
「あの・・・アルスさん・・・?」
「あ、心配すんな、だいじょぶだから」
ぱたぱた手をふりながら答える俺。
「・・・ごめんなさい・・・」
「なんで、アメリアが謝るんだ?」
「いえ・・・・その・・・・・私にできる事があったらなんでもしますから・・・」
「・・・・・そこまで、気づかってくれなくていいよ。」
「いえ、そんなことは!」
アメリアをじーーーーっと見つめて言う俺。
「だったらキスして」
「えっ・・・・」
「ウソだよ、いくらなんでもこんなことでしたくないからな・・・・」
「アルスさん・・・・」
訳がわからないというように俺を見るアメリア。
どどーーーーーーーーん!!
「何だ!?」
「はーっはっはっはっはっ!!また会ったな!!」
「え、X君!!」
「そんな名前じゃねえ!!エクス=シールだ!!」
「同じようなもんじゃない」
「まあ、そんなことはともかくだ!!今日こそその腕輪を頂くぜ!!、
そのために魔物まで、召喚したんだからな!!」
「魔物って・・・どんな・・・?」
「確か・・・レッサーデーモンを呼び出そうと・・・」
「なんだ、だったらわけないですよ」
「・・・して・・・シャブラニグドゥ・・・とかいうものを・・・」
「ぶーーーーーーーーーーーーっ!!あほかーーーーーーーーい!!、どうやったらレッサーデーモンを呼び出そうとしてシャブラニグドゥを召喚できるーーーーーっ!!」
「えっへん!!」
「いばるなああああああっ!!」
「・・・・・・シャア・・・・シャア・・・・・・」
「げっ・・・いる・・・」
「どうします・・・?まだ、未完全体ですからリナさんのラグナ・ブレードなら倒せるかもしれませんが・・・リナさんたち買い物に行ってていませんよ
・・・・・。」
「・・・・・はあ・・・・・。」
そう・・・リナさん、ガウリイさん、ゼルガディス君は、買い物に行ってて
いない・・・・。
「・・・・しょうがないか・・・・・、アメリア・・・短い付き合いだったな
・・・・・・」
アメリアの頭をなでながら、言う俺。
「どういう意味です・・・・?」
「俺が、ラグナ・ブレード使うよ」
「え・・・・・・!?」
「死ぬんだよ、俺だって一応魔族・・・、あいつを斬ったところでダウン
だろうな・・・・」
「そんな・・・・・!」
「うわあああああああああっ!!??」
「なんだ!?、X君・・・・」
取り込まれてる・・・・。
ぐちゃ・・・・。
「・・・見るな。・・・悪夢の王の一片よ・・・
「・・・アルスさん・・・」
「・・・・神々の魂さえも打ち砕き!!ラグナ・ブレード!!」
うっ・・・!思ったより激しい・・・・・!!
「シャア・・・・」
「うおうりゃあああああああああ!!」
ざんっ。
・・・やった・・・?。
「・・・シ、シャ・・・・・」
・・・生きてる・・・。
「ラ・ティルト!」
アメリア!?やめろ・・・そいつはお前の叶う相手じゃ・・・。
「シャァァァァァァ!」
「やめろおおおおおおおおおおっ!!」
「きゃあああああああ!!」
「ちいいっ!!ラグナ・ブレードーーーーーーーーーーーっ!!」
ざざあああんっ。
・・・・やった・・・・・。
「・・・・・・シャ・・・ァ・・・・・」
ばたっ。
・・・よかった・・・。
でも・・・あんまり・・・よくねえな・・・。
体がもう動かない・・・。
・・・・・。
「アルスさん!!大丈夫ですか!?」
「・・・・・」
アメリア・・・・・。
あの無茶苦茶な出会いから始まった・・・・。
いろんな思い出・・・・走馬燈みたいに駆け抜けて行く。
「・・・最後に・・・お前の顔・・・見れて・・・良かったよ・・・」
・・・・・。
「アルスさん?アルスさん?アルス・・・。!!」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
好きだった・・・。
俺は気付いたら闇の神殿にいた。



アルス君・・・。死んじゃいましたぁ。
・・・闇の神殿とは一体・・・・。
次回、11父と母
つづくっ

































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826Re:10X君再び!!松原ぼたん E-mail 1/16-00:10
記事番号820へのコメント
 おもしろかったです。

>・・・やっぱ殺そうかな・・・・。
 そうすればよかったのに(笑)。
>「ぶーーーーーーーーーーーーっ!!あほかーーーーーーーーい!!、どうやったらレッサーデーモンを呼び出そうとしてシャブラニグドゥを召喚できるーーーーーっ!!」
 ・・・・・器用なヤツ(爆)。
>「死ぬんだよ、俺だって一応魔族・・・、あいつを斬ったところでダウン
>だろうな・・・・」
 けど竜破斬は使えるって事は・・・・・結構高位なのでは?
>アルス君・・・。死んじゃいましたぁ。
 ましたかぁ(笑)。

 続きを楽しみにしてます。頑張ってください。
 ではまた、ご縁がありましたなら。