◆-新規投稿で−いっ!!!-投稿者:御茶らちゃ(1/20-10:00)No.964
 ┣┳第九話<曇天>-投稿者:御茶らちゃ(1/20-13:56)No.966
 ┃┣┳Re:第九話<曇天>-投稿者:えれな(1/20-15:29)No.972
 ┃┃┗┳えれな様へっ!!!-投稿者:御茶らちゃ(1/20-15:49)No.974
 ┃┃ ┗┳レスのレス!!-投稿者:えれな(1/21-02:29)No.990
 ┃┃  ┗━Re:レスのレス!!-投稿者:御茶らちゃ(1/21-20:06)No.995
 ┃┣┳Re:第九話<曇天>-投稿者:松原ぼたん(1/20-18:31)No.979
 ┃┃┗━松原ぼたん様へっ-投稿者:御茶らちゃ(1/20-20:14)No.983
 ┃┗┳Re:第九話<曇天>-投稿者:さぼてん(1/21-00:48)No.987
 ┃ ┗━さぼてん様へっ-投稿者:御茶らちゃ(1/21-19:47)No.993
 ┣┳Re:新規投稿で−いっ!!!-投稿者:さぼてん(1/21-00:59)No.988
 ┃┗┳さぼてん様ありがとうございますっ-投稿者:御茶らちゃ(1/21-19:52)No.994
 ┃ ┗┳Re御茶らちゃさまへ-投稿者:さぼてん(1/21-22:38)No.1006
 ┃  ┗━Re:Re御茶らちゃさまへ-投稿者:御茶らちゃ(1/22-07:37)No.1015
 ┗┳第十話<白日夢>-投稿者:御茶らちゃ(1/22-21:45)No.1022
  ┣┳Re:第十話<白日夢>-投稿者:さぼてん(1/22-23:12)No.1027
  ┃┗━さぼてん様へっ-投稿者:御茶らちゃ(1/23-15:02)No.1036
  ┣┳Re:第十話<白日夢>-投稿者:松原ぼたん(1/23-01:38)No.1030
  ┃┗━松原ぼたん様-投稿者:御茶らちゃ(1/23-15:06)No.1037
  ┗┳Re:第十話<白日夢>-投稿者:ゆっきー(1/27-09:39)No.1080
   ┗━ゆっき−様っ-投稿者:御茶らちゃ(1/27-20:20)No.1088


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964新規投稿で−いっ!!!御茶らちゃ E-mail 1/20-10:00

は−。やっとスキ−の生活から帰ってきました。
これでも一番上のクラスだったんですよ。
んなことはど−でもい−や。
待っててくれた推定@人の皆様(謎)お待たせいたしました。
やっと続き思いついて書いてみました。
苦情は・・・うけつけますよお。どんとこいっ!!
とことん無茶してますからね−。
あはははははははははははははははははははははははははははっ!!!

あ、それと。
「さぼてん様、はじめまして−。
御茶らちゃともうします。
ふつつか者ですが以後お見知り置きを。」

「えれな様、いつもいつもどうもです。
ありがたく感想いただいております。
私のを保存したいだなんて・・・母さんうれしくって涙が・・・・ううっ・・・」

「松原ぼたん様、小説時間なくて感想おくれんですみません。
でもゼルアメちゃんと読んだです。
また参考にさせていただきます。」

「霧川綾音様、最近こられないようですが・・・かぜですか?
私もキ−ボ−ド打ちながらへっくしょい、とやっとります。」

とにかく・・・いつも感想くれる皆様に感謝。
わたしもできる限り皆様の作品に感想送っていきたいとおもっているので・・・
それではまたっ。

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966第九話<曇天>御茶らちゃ E-mail 1/20-13:56
記事番号964へのコメント
こんにちはっ!!最近スキ−で来なかった御茶らちゃですっ。
やっとあと2回でこのシリ−ズも終われそうで・・・
感想いただいた皆様、ありがとうございました。
それでは、第九話どうぞ。
     
           曇天

暗闇が―――消えつつあった。
ゼロスは願った。
もしこれが人間で言う悪夢ならば、この次は白日夢がみたい、と。
そう、すべてが夢だったんだ。
獣王に命じられリナのもとに出向いたあのときから。
自分のこの思いも、すべて偽りだったにちがいない―――

ゼロスは何も言わなかった。
ただ、目の前のリナを見つめるだけ。
当初の自分の気持ちのせいでこうなってしまった以上、後はリナの意志に任せようと
思った。
「・・・殺して・・・」
不意にリナが呟いた。
死の讃歌。
「なぜですか?」
今死んでも彼女は救われない。
魔王としての力があるのでは完全に滅びるのは無理であろうから。
そう。ゼロスの力では無理なのだ。
ふう、とリナがため息をついた。
「・・・このままじゃあガウリイに顔、あわせられないもん。」
そう言った顔には、悲しげな笑顔が浮かんでいた。
リナは、ここに来てからも彼を忘れてはいなかった。
何も言わず出てきてしまって、かれこれもう1年がたとうとしている。
きっと・・・いや、絶対に彼は自分のことを探してくれている。
この思いがいままでリナを支えてくれていた。
しかし、ガウリイがいつも笑いながらたたいていた栗色の髪の頭も、
今はもう闇の色。
「ゼロス。やって・・・」
一歩、また一歩とゼロスに歩み寄る。
数日前、ゼロスを騙した時のように。
リナは彼の目の前に来て立ち止まった。
ゼロスの手を取り自分に向ける。
「さあ・・」
―――ゼロスにはできなかった。
自分が彼女を貶め、不幸に突き落としたくせに最後の最後までこんな―――
魔族らしくもない考えが次々と頭に浮かんでくる。
(ゼラス様っ!!!)
ゼロスが心の中でそう叫んだ瞬間―――
あたりに再び闇が満ちた。
 
                <つづく>

あははははははははははははははははははははははははっ・・・・・・は・・・・
すみませええええええええんっ!!!!!
ごめんなさいですうううううっ!!!!!
だから・・・・苦情はうけつけますよ・・・いちお−・・・・
ひゃあっひゃっひゃっ・・・・・(書き逃げ)

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972Re:第九話<曇天>えれな E-mail 1/20-15:29
記事番号966へのコメント
御茶らちゃさんよみましたああああああ!!!
ぎゃあああああっ!!とかさけんだのはここ。

>「・・・殺して・・・」
>不意にリナが呟いた。
>死の讃歌。

よすぎるぞ!!この死の讃歌っての。

>何も言わず出てきてしまって、かれこれもう1年がたとうとしている。

えっ!!そんなにたってるの?しらんかった・・・
ガウリイあわれ・・・・

>(ゼラス様っ!!!)
>ゼロスが心の中でそう叫んだ瞬間―――
>あたりに再び闇が満ちた。
> 
>                <つづく>

こんないーとこで切るなんて・・・あうあうあうあうあううああああああ!!
らちゃさんはえれなを留年させる気にちがいない!!
あしたはテストだ!!どーするえれな!!
でも気になるぞつづきいいいい!!どう終わるの、このはなし!?

ちょっと興奮状態のえれなでした。

PS・メール届きましたか?ないなら、レスででも連絡ください。

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974えれな様へっ!!!御茶らちゃ E-mail 1/20-15:49
記事番号972へのコメント
こんにちわっ!!
カレ−を食べて腹一杯の御茶らちゃですっ!!

>よすぎるぞ!!この死の讃歌っての。
死の讃歌でよろこぶとは・・・・
さてはきさまっ、魔族だなっ!?(ちがうって)

>こんないーとこで切るなんて・・・あうあうあうあうあううああああああ!!
>らちゃさんはえれなを留年させる気にちがいない!!
>あしたはテストだ!!どーするえれな!!
しっかりするんだっ!!大学生っ!!!大阪パワ−をみせてみろっ!!!(?)
テストは自力で克服するんだあっ!!!
御茶はそれで100を三枚とったぞっ!!こないだっ!!(ほんとです・・しんじ
て・・・)
ま−、中学2年ですけどね・・・イヤ−ン(爆)

>PS・メール届きましたか?ないなら、レスででも連絡ください。
ばっちり届いてます。
ちなみにいま返事送ったとこっす。
変なところがあれば遠慮なく言ってくださいねっ。
なおして送り直しますから。
ところでなんで今日家にいるんですか・・・?平日なのに。
もしかして土曜日だけの大学、みたいに週5日制ではない学校なんですか?
え?そういう私はなぜいまこんな時間にここにいるのかって?
こないだまでスキ−の生活だったんで代休日なんです。
それではっ!!(暴走終了)

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990レスのレス!!えれな E-mail 1/21-02:29
記事番号974へのコメント
御茶らちゃさんさっきメール送ったんだけど、ここのコメントでどーしてもつっこみたい
部分を発見したので、レスのレスなんつーくそたわけたことしまーす!

>>よすぎるぞ!!この死の讃歌っての。
>死の讃歌でよろこぶとは・・・・
>さてはきさまっ、魔族だなっ!?(ちがうって)

ばれたか・・

>しっかりするんだっ!!大学生っ!!!大阪パワ−をみせてみろっ!!!(?)

大阪パワーは笑いだけなんだ・・・はははははは(乾いた笑い)


>テストは自力で克服するんだあっ!!!

そんな理不尽なっ!?

>御茶はそれで100を三枚とったぞっ!!こないだっ!!(ほんとです・・しんじ
>て・・・)

すごいぞ、それは。その調子でえれなのレポート書かない?
テーマは「離婚と財産」。こんなもん取ってるえれなって・・・

>ところでなんで今日家にいるんですか・・・?平日なのに。
>もしかして土曜日だけの大学、みたいに週5日制ではない学校なんですか?

世の中には、まじめな大学生だけではありません。(笑)
えれなは、かってに週休5日にしてるだけです。
そして、テストで苦しむはめになるんです。
一年間の裁きがいまここに!!崩霊裂(ラ・ティルト)!!
はうっ。

ちゅーわけで、大学生になったら、まじめに大学通いましょう。
では。ひらきなおったえれなでした。

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995Re:レスのレス!!御茶らちゃ E-mail 1/21-20:06
記事番号990へのコメント
こんにちはっ!!

>御茶らちゃさんさっきメール送ったんだけど、ここのコメントでどーしてもつっこみたい
>部分を発見したので、レスのレスなんつーくそたわけたことしまーす!
あ、メ−ル送っていただいたんですか?
今からみてきますね。
それとあの・・・
>ばれたか・・
って、いったい・・・

>大阪パワーは笑いだけなんだ・・・はははははは(乾いた笑い)
笑ってごまかせとはまさにこのこと。
はりせんつっこみいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!!
「べしいいいいいいいぃっ!!!!」

>すごいぞ、それは。その調子でえれなのレポート書かない?
>テーマは「離婚と財産」。こんなもん取ってるえれなって・・・
・・・・・すみません、わけわからなくって困るんですけど・・・
「離婚と財産」?
別れたらその家の財産はどちらがどれだけうけとるか、ということがまず浮かんできますね。
(爆)

>一年間の裁きがいまここに!!崩霊裂(ラ・ティルト)!!
ちがうって。(笑)
勝手にカオスワ−ズかえないでっ!!
ゼル怒るって・・・(爆笑)

>ちゅーわけで、大学生になったら、まじめに大学通いましょう。
はい。いい教訓をいただきましたね。
あと何年先かなあ・・・あはははははははは
それではっ。

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979Re:第九話<曇天>松原ぼたん E-mail 1/20-18:31
記事番号966へのコメント
 おもしろかったです。

>「・・・このままじゃあガウリイに顔、あわせられないもん。」
 うう、切ないなぁ。
>―――ゼロスにはできなかった。
>自分が彼女を貶め、不幸に突き落としたくせに最後の最後までこんな―――
>魔族らしくもない考えが次々と頭に浮かんでくる。
 こっちも。

 本当におもしろかったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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983松原ぼたん様へっ御茶らちゃ E-mail 1/20-20:14
記事番号979へのコメント
>>自分が彼女を貶め、不幸に突き落としたくせに最後の最後までこんな―――
>>魔族らしくもない考えが次々と頭に浮かんでくる。
> こっちも。
こっちも・・・って、「切ない」とやらですか?
その切なさが最後まで続くといいですけど・・・(意味深)

> 本当におもしろかったです。
> ではまた、ご縁がありましたなら。
ぼたん様もがんばってくださいね。
それではまた。

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987Re:第九話<曇天>さぼてん 1/21-00:48
記事番号966へのコメント
覚えてらっしゃいますか?この間からコメントばっか投稿してる
 さぼてんです。
 そのせつはどーも……‥ってコレじゃ世間話? 



>魔族らしくもない考えが次々と頭に浮かんでくる。
>(ゼラス様っ!!!)
>ゼロスが心の中でそう叫んだ瞬間―――
>あたりに再び闇が満ちた。
> 
>                <つづく>
>
うおぉぉぉぉっこんなとこで終わるとはっ。先がどーなるか楽しみだぁっ。
ハッピーエンドで終わるかなぁ……

>あははははははははははははははははははははははははっ・・・・・・は・・・・
>すみませええええええええんっ!!!!!
>ごめんなさいですうううううっ!!!!!
>だから・・・・苦情はうけつけますよ・・・いちお−・・・・
>ひゃあっひゃっひゃっ・・・・・(書き逃げ)
>
                      あっにげたっ   おいまてっ

                              それでは

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993さぼてん様へっ御茶らちゃ E-mail 1/21-19:47
記事番号987へのコメント
こんにちはっ!!

> 覚えてらっしゃいますか?この間からコメントばっか投稿してる
> さぼてんです。
もちろんおぼえてますよん。
感想ありがとうございますっ。

>うおぉぉぉぉっこんなとこで終わるとはっ。先がどーなるか楽しみだぁっ。
>ハッピーエンドで終わるかなぁ……
私はハッピ−エンド・・・に終わらせてみるつもりですけど・・・
ホントに期待しないでくださいねえ・・・ってしてないか・・・あははははは
お読みいただきありがとうございます。
それではまたっ。




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988Re:新規投稿で−いっ!!!さぼてん 1/21-00:59
記事番号964へのコメント

>は−。やっとスキ−の生活から帰ってきました。
>これでも一番上のクラスだったんですよ。
 
そーなんですか実は今度私もスキー教室が……
って話がそれてるっ
ははは さぼてんです。らちゃさんのを早速拝見しよーと思って
 開いてみたら

>「さぼてん様、はじめまして−。
>御茶らちゃともうします。
>ふつつか者ですが以後お見知り置きを。」

こんなものがぁぁぁ
えっ?えっ?わたしのこと?ってな感じで ははは(あほ)
(気を取り直して)
とにかく
ありがとーございましたっ。

                   それでは

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994さぼてん様ありがとうございますっ御茶らちゃ E-mail 1/21-19:52
記事番号988へのコメント
こんにちはっ!!

>そーなんですか実は今度私もスキー教室が……
>って話がそれてるっ
え?年はおいくつなんですか?
ひょっとして同い年くらいなんでしょうかね?

>ははは さぼてんです。らちゃさんのを早速拝見しよーと思って
> 開いてみたら
ほ?私の拝見しようと思っていただけるとは・・・
いや〜んっ、御茶かんげきい〜(爆)

>えっ?えっ?わたしのこと?ってな感じで ははは(あほ)
>(気を取り直して)
>とにかく
>ありがとーございましたっ。
いえいえ、こちらこそありがとうございますっ。
これからもよろしくお願いしますね。
それではっ。

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1006Re御茶らちゃさまへさぼてん 1/21-22:38
記事番号994へのコメント
こんにちわっ (っていっても今、夜です)
さぼてんでぇーっす。

>え?年はおいくつなんですか?
>ひょっとして同い年くらいなんでしょうかね?

というとこがありましたんで一応お返事をとおもいまして
私は、今年 5月、で14歳になります。
らちゃさんは今年でおいくつなんですか? 

                       Byさぼてん

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1015Re:Re御茶らちゃさまへ御茶らちゃ E-mail 1/22-07:37
記事番号1006へのコメント
おはようございます。

>こんにちわっ (っていっても今、夜です)
>さぼてんでぇーっす。
私は今、午前7:30です。

>>え?年はおいくつなんですか?
>>ひょっとして同い年くらいなんでしょうかね?
>
>というとこがありましたんで一応お返事をとおもいまして
>私は、今年 5月、で14歳になります。
うっふっふっ・・・・
私は1月生まれのただいま14歳です・・・・
やっぱり近い年齢だったんですね。

いつもありがとうございます。
ぞれではっ!!学校へ行って来ます。                   

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1022第十話<白日夢>御茶らちゃ E-mail 1/22-21:45
記事番号964へのコメント
こんにちはっ!!
いや〜やっと終わりますよ、このシリ−ズ。
いままで応援してくださった皆様ありがとうございました。


                 白日夢    


(ゼラス様っ!!)
心の中でそう叫んだ。
もうすがる物が限られていたからか、
またはいまだに消えない忌まわしくも思える気持ちのせいか。
ただ、自らの上司の名を叫んだ。

広がる闇。
・・・いや違う。
ゼロスはゆっくりと目を開いた。
「おはよう、獣神官さん。」
ぼんやりとした意識にやたら響いてくる声。
目の前が明るくなり、彼女の顔も見えてくる。
―――獣王ゼラスメタリウム。
「ゼラス様・・・」
つぶやき、ゆっくりと身体を起こす。
ゼロスにはいったい何が起こったのか分からなかった。
あたりを見回す。
「その様子だと、何も覚えていないようね。」
悟ったように言い、ゼロスの横に座った。
ゼラスの話はこうだった。

『もし自分がリナインバ−スと一緒になればどうなるのですか。』
このゼロスの台詞を聞き、ゼラスが思いついたのが今回の<夢>。
所詮、人間と魔族。
相いれない者同士がこのようなことをするとどうなるかを夢と言う形であらわし、ゼロス
に見せていたのだ。
きっと自分の大切な部下を踏みとどめさせるため、わざとこんな悪夢を見せたのだろう
が。

はあ・・・
ゼロスが大きくため息をついた。
「やっと思い出しました。」
「それで?どうだった?」
にこやかな笑みをうかべつつ、ゼラスが聞いてきた。
ゼロスにとっては思い出すのも辛いあの<夢>。
現実でないのが幸いなのである。
しかし、上司もとんだものを見せてくれたものである。
「まことにもってすばらしい物を。」
言って立ち上がる。
「いってらっしゃい。」
そして、からかうように言う獣王に見送られ、精神世界にとんだ。

早く確かめたい。
あの悪夢が事実でないことを。
そう思い、ゼロスはリナの元にとんだのだ。
もちろん、獣王はすべておみとうしだったが。

テ−ルズシティの宿屋。
まだ空は薄暗く、夜と朝の架け橋地点といったところだろう。
やはり彼女はまだ眠っているのだろうか。
それとも趣味で盗賊いぢめにでも行ってしまっただろうか?
様々な思いが胸をつく。
気配で部屋を割り当て、こんこんと人間らしくノックしてみた。
返事はない。
今度は瞬間移動で部屋の中に入った。
(これじゃあいつもと同じですね。
また夜這いがどうたらこうたら・・・と怒られるんでしょうかね)
そんなことを考えていると、自分にいつもの笑みが浮かんでいるのに気づいた。
「リナさん、リナさん?」
朝早く迷惑なのは分かっている。
でも一度でいい、本物の声が聞きたい。
夢と同じで布団にくるまるリナを呼んでみる。
「・・・おはよ・・・」
寝ぼけた声が聞こえた。
きっと彼女は何を言ったか、それを誰に言ったのかも分かっていないのだろう。
しかしゼロスは、それを聞くなり群狼の島へと帰っていった。

「お帰りゼロス。
ずいぶんと早かったのね。」
驚きの表情でゼラスが言った。
「ええ。
物事は必要最小限に抑えるのがいちばんだとゼラス様が教えてくださいましたから。」
ゼロスが微笑む。
「あら、ひにくってるの?」
獣王もつられて笑顔を見せた。
帰りが早かった理由など分からないが、聞く気は起きなかった。
それはきっとゼロスの笑みのせいだろう。
いつもとは違う微笑み。
上司として・・・いや親として、この場だけは見守っていたい気がした。
しかしそんなことをゼラスが考えていることとは知らず、ゼロスはあることを思ってい
た。


朝になったらまた出かけよう。
今度はテ−ブルに着いて僕があの人に言う。
「おはようございます―――リナさん。」
と―――

                 <終わり>

おわりいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!
ああっ、思えば懐かしき道のりいいいいいいいいいっ!!!(一応日本語)
・・・はあ・・・まともにいきます。
いや〜今回の小説に関してはたくさんのコメントをいただきまして・・・・
とくに<レスのレス>はなんだかうれしかったですねえ。
自分の読んでくれている人がいるんだな〜、って実感しましたから。
本当におつきあいありがとうございました。
それではっ。

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1027Re:第十話<白日夢>さぼてん 1/22-23:12
記事番号1022へのコメント

>こんにちはっ!!
>いや〜やっと終わりますよ、このシリ−ズ。
>いままで応援してくださった皆様ありがとうございました。

さぼてんです。終わっちゃいましたね。なんかさみしー気が……

>『もし自分がリナインバ−スと一緒になればどうなるのですか。』
>このゼロスの台詞を聞き、ゼラスが思いついたのが今回の<夢>。
>所詮、人間と魔族。
>相いれない者同士がこのようなことをするとどうなるかを夢と言う形であらわし、ゼロスに見せていたのだ。

なにっ全部夢だったのかぁ?
まさかこーくるとは思ってなかったなぁ。

>朝になったらまた出かけよう。
>今度はテ−ブルに着いて僕があの人に言う。
>「おはようございます―――リナさん。」
>と―――

あぁっゼロスの笑顔が目にうかぶわっ。
これってやっぱ ハッピーエンドってやつですよね。                
おもしろかったです。
こーゆーかたちで終わるなんて思ってもみなかったですから。
これからもがんばってください。

                       それでは



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1036さぼてん様へっ御茶らちゃ E-mail 1/23-15:02
記事番号1027へのコメント
こんにちはっ!!

>さぼてんです。終わっちゃいましたね。なんかさみしー気が……
いや〜、書いてる本人もけっこ−さみしいです。


>なにっ全部夢だったのかぁ?
>まさかこーくるとは思ってなかったなぁ。
最初は違うラストを考えてたんですけど・・・
考えれば考えるほどみんな死んでしまうスト−リ−となったんでこうしました。(爆)

>あぁっゼロスの笑顔が目にうかぶわっ。
>これってやっぱ ハッピーエンドってやつですよね。                
ハッピ−エンド・・・なのかな?
でもゼロスが幸せならいいかもね。(笑)

>こーゆーかたちで終わるなんて思ってもみなかったですから。
右に同じく。(爆)
>これからもがんばってください。
ありがとうですっ!!
がんばりたいとは思っています。
それではっ。

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1030Re:第十話<白日夢>松原ぼたん E-mail 1/23-01:38
記事番号1022へのコメント
 完結おめでとう御座います。おもしろかったです。

>またはいまだに消えない忌まわしくも思える気持ちのせいか。
 ・・・・大変だねぇ(笑)。
>「まことにもってすばらしい物を。」
 なかなかきつい事を・・・。
>「おはようございます―――リナさん。」
>と―――
 いちおうハッピーエンドですよね。よかったです。
 あーもう、心配で心配で・・・・(笑)。

 本当に、おもしろかったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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1037松原ぼたん様御茶らちゃ E-mail 1/23-15:06
記事番号1030へのコメント
こんにちはっ!!

> 完結おめでとう御座います。おもしろかったです。
いつも感想ありがとうです。
>>またはいまだに消えない忌まわしくも思える気持ちのせいか。
> ・・・・大変だねぇ(笑)。
今回の話では、ゼロスそ−と−疲れたんじゃないでしょうか?
・・・わたしのせいだけどっ。(笑)

> いちおうハッピーエンドですよね。よかったです。
> あーもう、心配で心配で・・・・(笑)。
やっぱこ−ゆ−のハッピ−エンドってゆうんでしょうか。
本人全くじかくしていません。(バカ)

> 本当に、おもしろかったです。
> ではまた、ご縁がありましたなら。
お読みいただきありがとうございました。
それではっ。

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1080Re:第十話<白日夢>ゆっきー 1/27-09:39
記事番号1022へのコメント

はじめまして!御茶らちゃ様!
全部読みました!読み終わって一番に思ったのが、『夢でよかった』です。

>『もし自分がリナインバ−スと一緒になればどうなるのですか。』
>このゼロスの台詞を聞き、ゼラスが思いついたのが今回の<夢>。
>所詮、人間と魔族。
>相いれない者同士がこのようなことをするとどうなるかを夢と言う形であらわし、ゼロスに見せていたのだ
御茶らちゃ様、凄いこと考えましたね。
やっぱりゼロスとリナは一緒にはなれないんでしょか……。寂しいです。

>上司として・・・いや親として、この場だけは見守っていたい気がした。
獣王様って、いいお方ですね。ゼロス様、いい上司をおもちですね?

>朝になったらまた出かけよう。
>今度はテ−ブルに着いて僕があの人に言う。
>「おはようございます―――リナさん。」
>と―――
こうしていつもの生活に戻るんですね?
はあ、リナがルビー・アイでないことを祈りたいですよ。
どこか寂しい気持ちが残ってしまいましたが、それは仕方ありませんよね?
御茶らちゃ様、いい話でした。



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1088ゆっき−様っ御茶らちゃ E-mail 1/27-20:20
記事番号1080へのコメント
こんにちはっ。

>はじめまして!御茶らちゃ様!
ゆっき−様、こちらこそはじめまして。
>全部読みました!読み終わって一番に思ったのが、『夢でよかった』です。
うふふっ・・・私もそう思いましたよ・・・

>やっぱりゼロスとリナは一緒にはなれないんでしょか……。寂しいです。
あ・・・そう考えると、この話ってゼロリナじゃあないですね・・・

>>上司として・・・いや親として、この場だけは見守っていたい気がした。
>獣王様って、いいお方ですね。ゼロス様、いい上司をおもちですね?
そうですね。
でもあくまで私の中のゼラス様のイメ−ジだから・・・

>こうしていつもの生活に戻るんですね?
>はあ、リナがルビー・アイでないことを祈りたいですよ。
>どこか寂しい気持ちが残ってしまいましたが、それは仕方ありませんよね?
>御茶らちゃ様、いい話でした。
読んでいただきありがとうです−−−−−−−−−っ!!!!!
これからもよろしくお願いします。
それではまた。