◆−授業風景 〜パートW〜−tsubame(5/20-13:36)No.10100
 ┣Re:ぐはぁっ!!−風和(5/20-21:21)No.10104
 ┃┗Re:ぐはぁっ!!−tsubame(5/21-10:22)No.10119
 ┣授業風景 〜パートX〜−tsubame(5/23-13:12)No.10157
 ┃┗授業風景 〜パートY〜−tsubame(5/26-19:18)No.10184
 ┃ ┗今度はマルチナさんだぁ−扇(5/26-21:29)No.10186
 ┃  ┗Re:今度はマルチナさんだぁ−tsubame(5/26-22:44)No.10187
 ┗Re:授業風景 〜パートW〜−DAICHI(5/28-03:11)No.10208
  ┗Re:授業風景 〜パートW〜−tsubame(5/28-09:03)No.10212


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10100授業風景 〜パートW〜tsubame E-mail 5/20-13:36


 こんにちは、tsubameです。『授業風景』の別の先生バージョンです。では、どうぞ。


      授業風景 〜パートW〜


 今回の授業は音楽である。音楽の授業風景を覗いて見ると…。
「今日の音楽の授業は、発声練習よ。このナーガ先生が、直々にあなた達の特訓をしてあげるわ、感謝なさい」
 音楽のナーガ先生が、声を張り上げて言う。
「特訓って、ただ単にナーガ先生が、受け持っているクラスの授業をするだけじゃない」
 今のナーガ先生の言葉に、リナがボソッとツッコミを入れる。
「リナ、高笑いをしなさい」
 それを聞いたナーガ先生は、青筋を立てながらリナに言う。
「何でですか?高笑いと発声練習は、何か関係があるんですか?」
 リナはナーガ先生に質問する。
「そんなもん、何もないわ」
 リナの質問に、ナーガ先生はあっさり答える。
「……あのねぇ」
 ナーガ先生の言葉に、リナは呆れる。
「あっ、分かりました。高笑いをすれば、必然的に高い声が出るはずです。要するに、高い声を出すための練習ですよね?」
 アメリアが、突然言う。
「あら、アメリア、よく分かったわね」
 ナーガ先生は、アメリアを誉める。
「姉さんの考えていることくらい、分かりますから」
 アメリアは胸を張って答える。
「おい、アメリア。あのナーガ先生と姉妹なのか?」
 今のアメリアの言葉に、ゼルガディスは事実を初めて知った。
「ええ、そうですよ」
 アメリアが、当然のことのように答える。
「言われてみれば、お二人は似ていますね。そう思いませんか、ガウリィ様?」
 シルフィールは納得して言う。
「俺は、最初から知っていた」
 シルフィールに同意を求められ、ガウリィは一言呟く。
「野性の勘ってやつか…」
 ゼルガディスは、驚きながらも納得する。
「アメリアさんとあのナーガ先生が、姉妹だったなんて、本当にビックリです。ね、ヴァル?」
 フィリアも、驚きながら言う。
「…………。俺、帰る」
 フィリアに同意を求められ、ヴァルガーヴは何を想像したのか、ボソッと言いながら、席を立つ。
「ヴァル、待って下さい」
 ヴァルガーヴを止めようと、フィリアは必死で言う。
「ヴァル、今帰ったら、後でどうなるか、分かるわよね?」
 リナは引きつった笑顔で、ヴァルガーヴに言う。
「仕方ねえな」
 リナとフィリアの言葉を聞きヴァルガーヴは、そう言って、自分の席に着く。
「さあ、リナ。高笑いをしなさい」
 話しが落ち着いたところで、ナーガ先生がリナに言う。
「ナーガ先生、あのコトをみんなにバラしてもいいんですか?」
 リナ不敵な笑顔で、ナーガ先生を脅迫する。
「あ、あのコトって、何よ?」
 リナの言葉に、ナーガ先生は冷や汗を流しながら答える。
「よろしいんですか、言っても?なら、言いますけど。一年くらい前に、ナーガ先生があるお店で食い…」
 そんなナーガ先生を見て、リナは言い始める。
「わ、分かったわ、リナ。高笑いはしなくていいわ」
 リナが最後まで言うより先に、ナーガ先生は焦りながら言う。
「リナさん、ひどいです。人を脅迫するなんて、正義じゃありません!!」
 アメリアは机の上に立ち、ビシッとポーズを決めてリナに言う。
「確かにひどいな」
 アメリアの言葉に、ゼルガディスは頷きながらリナに言う。
「リナさん、ひどいですよ」
 二人の言葉に同意するように、シルフィールもリナに言う。
「何もそこまですることはないだろ、リナ」
 呆れたように、ガウリィはリナに言う。
「信じられません。いくら、リナさんだからって…」
 信じられない表情で、フィリアはリナに言う。
「ひどすぎる」
 ヴァルガーヴは、ボソッとリナに言う。
「おっほっほっほ。そこまでよ、リナ。あなたの悪事は…」
 みんなの言葉に調子に乗った、高笑いをしながらナーガ先生はリナに言う。
「あんたらねえ、あたしに喧嘩売るっての?だったら、高く買ってあげるわよ。それに、ナーガ先生。校内放送で流しましょうか、あのコト?」
 かなり引きつった笑顔で、リナは青筋をだいぶ立てながら言う。
 そのリナの言葉に、みんなとナーガ先生は首を横に振る。
「まっ、いいけど。みんなは今度、お昼奢ってね。それで、許してあげるわ。ナーガ先生、余計なことはしないで下さいね(はあと)」
 みんなとナーガ先生の反応を見た、リナは満面の笑顔で言う。
「…ハイ」
 そんなリナの言葉に、みんなとナーガ先生は首を縦に振るしかなかったという。

 少なくとも、この音楽の授業を受けた人は、思っただろう。
 リナは、敵にまわしたくないタイプだ、と…。
「ちょっと、それはどういう意味よ!?」byリナ


 今回は、音楽のナーガ先生でした。どうだったでしょうか?すみません。ナーガ先生の性格、全然違います。最後まで読んで下さった方、どうも有り難うございます。では、tsubameでした。

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10104Re:ぐはぁっ!!風和 E-mail URL5/20-21:21
記事番号10100へのコメント

> こんにちは、tsubameです。『授業風景』の別の先生バージョンです。では、どうぞ。
どうも風和です。読ませていただきました〜vv
 今回は誰が先生なのかな〜わくわくっ☆

>「今日の音楽の授業は、発声練習よ。このナーガ先生が、直々にあなた達の特訓をしてあげるわ、感謝なさい」
> 音楽のナーガ先生が、声を張り上げて言う。
げぐほぉぉっ!!!(吐血)
 な・・なーがせんせぇ・・・(汗)

>「リナ、高笑いをしなさい」
ひぃぃぃ!た・・・高笑ひ・・・

>「…………。俺、帰る」
> フィリアに同意を求められ、ヴァルガーヴは何を想像したのか、ボソッと言いながら、席を立つ。
あ・・・ヴァルくん・・・
まぁ・・・気持ちはわからなくもないけど・・・。

>「ヴァル、今帰ったら、後でどうなるか、分かるわよね?」
> リナは引きつった笑顔で、ヴァルガーヴに言う。
ひぃっ!お・・・おそろしやおそろしや・・。

>「あ、あのコトって、何よ?」
> リナの言葉に、ナーガ先生は冷や汗を流しながら答える。
>「よろしいんですか、言っても?なら、言いますけど。一年くらい前に、ナーガ先生があるお店で食い…」
な・・・なんだ!?なんの事なんだぁっ!?
 気になる・・・すっごく気になります・・・

>「リナさん、ひどいです。人を脅迫するなんて、正義じゃありません!!」
> アメリアは机の上に立ち、ビシッとポーズを決めてリナに言う。
>「確かにひどいな」
> アメリアの言葉に、ゼルガディスは頷きながらリナに言う。
>「リナさん、ひどいですよ」
> 二人の言葉に同意するように、シルフィールもリナに言う。
>「何もそこまですることはないだろ、リナ」
> 呆れたように、ガウリィはリナに言う。
>「信じられません。いくら、リナさんだからって…」
> 信じられない表情で、フィリアはリナに言う。
>「ひどすぎる」
> ヴァルガーヴは、ボソッとリナに言う。
おーおー責められちょる責められちょる。
頑張れマトモな人達!!リナに負けるなっ!!!

>「…ハイ」
> そんなリナの言葉に、みんなとナーガ先生は首を縦に振るしかなかったという。
あ・・・結局負けちゃった・・・

> 少なくとも、この音楽の授業を受けた人は、思っただろう。
> リナは、敵にまわしたくないタイプだ、と…。
>「ちょっと、それはどういう意味よ!?」byリナ
そのまんまの意味だ!!!(撲殺)
>
> 今回は、音楽のナーガ先生でした。どうだったでしょうか?すみません。ナーガ先生の性格、全然違います。最後まで読んで下さった方、どうも有り難うございます。では、tsubameでした。
素敵ですねぇ。音楽のナーガ先生v
 憧れちゃいますvv(おいおい)
残りの教科の先生は誰なんだろう?気になります。(とかいいながらまたさり気無く・・・(殴))
 いえいえ!性格はまんま、ナーガでしたっ!
と、いうことで。
 次も頑張ってください!でわ。風和でしたv

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10119Re:ぐはぁっ!!tsubame E-mail 5/21-10:22
記事番号10104へのコメント

風和さんは No.10104「Re:ぐはぁっ!!」で書きました。
>
>> こんにちは、tsubameです。『授業風景』の別の先生バージョンです。では、どうぞ。
>どうも風和です。読ませていただきました〜vv
> 今回は誰が先生なのかな〜わくわくっ☆
どうも、毎回有り難うございます〜。こんなモノに、わくわくしていただけるとは、嬉しいです。
>
>>「今日の音楽の授業は、発声練習よ。このナーガ先生が、直々にあなた達の特訓をしてあげるわ、感謝なさい」
>> 音楽のナーガ先生が、声を張り上げて言う。
>げぐほぉぉっ!!!(吐血)
> な・・なーがせんせぇ・・・(汗)
はい、ナーガ先生です。
>
>>「リナ、高笑いをしなさい」
>ひぃぃぃ!た・・・高笑ひ・・・
そうです。高笑いです。ナーガ先生ですから(苦しい言い訳)
>
>>「…………。俺、帰る」
>> フィリアに同意を求められ、ヴァルガーヴは何を想像したのか、ボソッと言いながら、席を立つ。
>あ・・・ヴァルくん・・・
>まぁ・・・気持ちはわからなくもないけど・・・。
こんな音楽の先生がいたら、私は帰りたくなりますよ。
>
>>「ヴァル、今帰ったら、後でどうなるか、分かるわよね?」
>> リナは引きつった笑顔で、ヴァルガーヴに言う。
>ひぃっ!お・・・おそろしやおそろしや・・。
おそろしいですね、リナは。でも、どうなるかは気になったりするんです。
>
>>「あ、あのコトって、何よ?」
>> リナの言葉に、ナーガ先生は冷や汗を流しながら答える。
>>「よろしいんですか、言っても?なら、言いますけど。一年くらい前に、ナーガ先生があるお店で食い…」
>な・・・なんだ!?なんの事なんだぁっ!?
> 気になる・・・すっごく気になります・・・
要するに、リナはナーガ先生がお店で食い…(刺)
>
>>「リナさん、ひどいです。人を脅迫するなんて、正義じゃありません!!」
>> アメリアは机の上に立ち、ビシッとポーズを決めてリナに言う。
>>「確かにひどいな」
>> アメリアの言葉に、ゼルガディスは頷きながらリナに言う。
>>「リナさん、ひどいですよ」
>> 二人の言葉に同意するように、シルフィールもリナに言う。
>>「何もそこまですることはないだろ、リナ」
>> 呆れたように、ガウリィはリナに言う。
>>「信じられません。いくら、リナさんだからって…」
>> 信じられない表情で、フィリアはリナに言う。
>>「ひどすぎる」
>> ヴァルガーヴは、ボソッとリナに言う。
>おーおー責められちょる責められちょる。
>頑張れマトモな人達!!リナに負けるなっ!!!
私も応援します。がんばれ!
>
>>「…ハイ」
>> そんなリナの言葉に、みんなとナーガ先生は首を縦に振るしかなかったという。
>あ・・・結局負けちゃった・・・
まあ、リナですから。
>
>> 少なくとも、この音楽の授業を受けた人は、思っただろう。
>> リナは、敵にまわしたくないタイプだ、と…。
>>「ちょっと、それはどういう意味よ!?」byリナ
>そのまんまの意味だ!!!(撲殺)
そのとおりの意味です。
>>
>> 今回は、音楽のナーガ先生でした。どうだったでしょうか?すみません。ナーガ先生の性格、全然違います。最後まで読んで下さった方、どうも有り難うございます。では、tsubameでした。
>素敵ですねぇ。音楽のナーガ先生v
> 憧れちゃいますvv(おいおい)
>残りの教科の先生は誰なんだろう?気になります。(とかいいながらまたさり気無く・・・(殴))
一応、続きを考えていますので、続きが出来たら、そのうちに投稿しますよ。
> いえいえ!性格はまんま、ナーガでしたっ!
そうですか。有り難うございます。
>と、いうことで。
> 次も頑張ってください!でわ。風和でしたv
風和さんこそ、がんばって下さい。では、tsubameでした。

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10157授業風景 〜パートX〜tsubame E-mail 5/23-13:12
記事番号10100へのコメント

 こんにちは、tsubameです。別の先生バージョンが出来たので、投稿させていただきます。それでは、どうぞ。


  授業風景 〜パートX〜


 今回は、社会の授業風景である。
「フランスの百年戦争を救った英雄は知ってるかな、ガウリィ?」
 社会のフィブリゾ先生が、ボーっとしているガウリィに、向かって質問する。
「………さあ、誰だろうな?」
 フィブリゾ先生の質問に、ポツリとガウリィは答える。
「じゃあ、しばらく正座でもしていたまえ、ガウリィ」
 ガウリィの答えに、笑顔でフィブリゾ先生は言う。
「フィブリゾ先生、ひどいですよ」
 フィブリゾ先生の言葉に、シルフィールは抗議する。
「そう言う、シルフィールは知ってるのかな?」
 抗議してきたシルフィールに、フィブリゾ先生は質問する。
「え?…え〜と、誰でしたっけ?」
 シルフィールがそう答えるなり、フィブリゾ先生とガウリィ以外はズテッとコケる。
「シルフィール、君も正座していたまえ。それじゃあ、リナは知ってる?」
 先ほどと同じ笑顔でフィブリゾ先生は、シルフィールに言い、今度はリナに質問する。
「農民の娘のジャンヌ=ダルクですよね、フィブリゾ先生」
 フィブリゾ先生の質問に、リナはきちんと答える。
「さすがは、リナだね。そこのクラゲのガウリィらとは違って優秀だよ。学年トップを取っているだけはあるね」
 リナの答えに満足したフィブリゾ先生はリナを誉める。
「ゼルガディスさん。フィブリゾ先生は、ガウリィさんがきらいなんでしょうか?いつも、ガウリィさんはフィブリゾ先生の授業で、ひどい目に合っています」
 そんなフィブリゾ先生を見ていたアメリアは、小声でゼルガディスに話しかける。
「フィブリゾ先生のことは知らんが、気に入っていないのは確かだろうな」
 同じくフィブリゾ先生を見ていたゼルガディスは、小声でアメリアに同意する。
「アメリア、ゼルガディス。君らには、僕の仕事を手伝ってもらうよ。今までは、日直がやっていた仕事、資料の用意、片付け、プリントの持ち運び、配布は、一ヶ月間君らがやるんだよ、いいね?日直もそろそろ疲れてきた頃だろうし、ね」
 小声で話していたアメリアとゼルガディスの会話が聞こえたフィブリゾ先生は、アメリアとゼルガディスに手伝えと言う。
「ハイ、分かりましたぁ」
 泣きながらアメリアは答える。
「何で俺まで…」
 不満気にゼルガディスはぶつぶつと文句を言う。
「何か言った、ゼルガディス?」
 ゼルガディスの文句をフィブリゾ先生は、目ざとく聞き付け、笑顔でゼルガディスに聞く。
「何でもありません」
 笑顔で言うフィブリゾ先生を見たゼルガディスは、何事もなかったようにきっぱり答える。
「そう。じゃあ、がんばってね」
 きっぱり答えたゼルガディスを見て、フィブリゾ先生は人事のように応援する。
「ひどいですよね、フィブリゾ先生は。ヴァルもそう思うでしょ?」
 そんなフィブリゾ先生を見て、フィリアはヴァルガーヴに同意を求める。
「ま、まあな。それよりも、フィリア。そんなことを言ってると…」
 フィリアが言うことに同意しながらも、ヴァルガーヴはフィリアに注意を促そうとするが、最後まで言えなかった。
「フィリア、ヴァルガーヴ。君らも、ゼルガディス、アメリアの仕事を手伝いたまえ。二人だけでは、つらいだろうからね」
 フィブリゾ先生はヴァルガーヴの言葉を途中で遮り、フィリアとヴァルガーヴにも手伝えと言う。
「ハイ、分かりました」
 アメリアと同じくフィリアは、泣きながら答える。
「俺もか…」
 ゼルガディスと同じくヴァルガーヴは、ぶつぶつ文句を言う。
「何か言った、ヴァルガーヴ?」
 ヴァルガーヴの文句も目ざとく聞き付け、笑顔でヴァルガーヴに聞く。
「何でもないです」
 笑顔で言うフィブリゾ先生を見て、ヴァルガーヴは普通に答える。
「じゃあ、四人でがんばってね。あ、そうそう、君らが仕事をやり始めるのは、次の授業からでいいよ。それじゃあ、授業を再開するよ」
 ヴァルガーヴの答えに満足したフィブリゾ先生は、授業を再開する。

 それから、一ヶ月の間ずっと四人は、フィブリゾ先生にこき使われたという。その後、四人はフィブリゾ先生の悪口を、決して言わなくなったとか。
「地獄耳です、フィブリゾ先生」byフィリア
「何か言った、フィリア?それに、これは当然の報いだよ」byフィブリゾ先生


 今回は、社会のフィブリゾ先生でした。それにしても、フィブリゾ先生の性格が全然違います。すみません。最後まで読んで下さった方、どうも有り難うございます。では、tsubameでした。

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10184授業風景 〜パートY〜tsubame E-mail 5/26-19:18
記事番号10157へのコメント

 こんにちは、tsubameです。またまたしつこく、『授業風景』の続きを書きました。もう、飽きられられた方もいらっしゃるでしょうが、是非とも読んでやって下さい。(厚かましくて、すみません)それでは、どうぞ。


     授業風景 〜パートY〜


 今回の授業は美術である。美術の授業風景は、というと…。
「今日の美術のお題は、『みんなが思い描く、魔神ゾアメルグスター様』よ!自分が思う、自分だけのゾアメルグスター様を描きなさい!」
 声を張り上げて言う美術のマルチナ先生。
「マルチナ先生、質問です。なぜ、魔神ゾアメルグスターを描かなければならないんですか?」
 手を上げて質問するアメリア。
「何を言うのかと思えば、そんな当たり前なこと。答えは簡単。だって、この私が魔神ゾアメルグスター様を信仰しているからに決まってるじゃない」
 あっさりと答えるマルチナ先生。
「そんなことのために、あたし達に変なモン描かせないでよね」
 マルチナ先生の言葉を聞き、みんなに小声で言うリナ。
「その通りです。私は魔神ゾアメルグスターなんて、信じてないんです。それなのに…」
 小声で同意するフィリア。
「俺はそんなモン、絶対に描かないからな!」
 きっぱり言い切るヴァルガーヴ。
「俺もお断りだ。なぜ、そんなモン描かなければならんのだ?あんなの理由じゃない」
 これまたきっぱり言い切るゼルガディス。
「まあ、みんな落ち着けって。んなモン、適当に描けばいいだろ?」
 仲裁に入るガウリィ。
「ガウリィ様の言う通りですわ。適当に描いたってバレませんよ、きっと」
 ガウリィに賛成するシルフィール。
「そんなの正義ではありません!何事にも全力投球するのが、正義なんです!それなのに、手抜きをするだなんて、間違っています!」
 今までのみんなの言葉を黙って聞いていたが、ガウリィの意見に反対するアメリア。
「そんなに言うんだったら、あんた達は描けるの、魔神ゾアメルグスター?」
 ガウリィ、シルフィール、アメリアに聞き返すリナ。
「正義の心があれば…」
 どことなく弱い口調で答えるアメリア。
「なんとかなりますよね、ガウリィ様?」
 ガウリィに同意を求めるシルフィール。
「たぶん、大丈夫だろうな、リナ?」
 シルフィールに同意を求められ、困ったようにリナに同意を求めるガウリィ。
「あたしが聞いてるのに、あたしに同意求めないでよね、ガウリィ」
 同意を求めてきたガウリィに言い返すリナ。
「何か言ってたようだけど、何をみんなで言ってのかしら、あなた達?」
 話しが落ち着いたところで、おぞましい雰囲気を漂わせながら聞くマルチナ先生。
「なんでもありません、マルチナ先生」
 みんなで声を揃えて言う。
「あなた達には一度、魔神ゾアメルグスター様の恐怖をとくと味わってもらわないと、分からないのかしら?と、言いたいところだけど、特別に許してあげるわ、感謝なさい。ということで、必ず時間内に描き終えるのよ、いいわね?」
 恐ろしいことを言うが、あっさりとみんなのことを許し、他の方へと行くマルチナ先生。
「は〜い、分かりました」
 そんなマルチナ先生に、みんな声を揃えて返事をする。

 そして、みんなは仕方なく、魔神ゾアメルグスターを描いた。シルフィールは運動している姿を、フィリアは祈りを捧げている姿を、ヴァルガーヴは喧嘩している姿を、アメリアは正義のポーズを取っている姿を、ゼルガディスは勉強している姿を、ガウリィは日向ぼっこしている姿を、リナは食事している姿をそれぞれ描いた。
「あんなモンは、もう二度と書きたくない」byこのクラスの生徒達
「そうはいかなくてよ。次の授業のお題は、もう決めてあるのよ。ズバリ、『魔神ゾアメルグスター様がいる風景』よ!楽しみにしていてね♪」byマルチナ先生
 そうして、美術の授業でのリナ達の受難は、まだまだ続くのだった。


 やはり、キャラクターの性格が違います。すみません。お許し下さい。なんか、話がワンパターン化しているような…。修行して、もっと上手くならなくては…。最後まで読んで下さった方、本当にどうも有り難うございました。では、tsubameでした。

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10186今度はマルチナさんだぁ5/26-21:29
記事番号10184へのコメント

tsubameさんは No.10184「授業風景 〜パート?〜」で書きました。

 こんにちは、tsubameさん。お久しぶりです、扇です。
 ふと久しぶりにこのシリーズに目を通してみると、今度はマルチナさん。
 偶然レンタルビデオ屋さんでNEXTのビデオを今日借りたもので、これは神の、いや魔人ゾアメルグスター様のお導きと見て(見るなよ)感想を書かせていただきます。

>     授業風景 〜パート?〜
 うっ・・・文字化けして読めない・・・パートいくつですか・・・?

> 今回の授業は美術である。美術の授業風景は、というと…。
>「今日の美術のお題は、『みんなが思い描く、魔神ゾアメルグスター様』よ!自分が思う、自分だけのゾアメルグスター様を描きなさい!」
> 声を張り上げて言う美術のマルチナ先生。
 んな課題イヤです・・・。
 ちなみに、私の思い描くゾアメルグスター様はというと・・・(以下5時間27分カット)・・・ってああっ、カットされてる!?(L様っぽく)

>「マルチナ先生、質問です。なぜ、魔神ゾアメルグスターを描かなければならないんですか?」
> 手を上げて質問するアメリア。
 ごもっともです。

>「何を言うのかと思えば、そんな当たり前なこと。答えは簡単。だって、この私が魔神ゾアメルグスター様を信仰しているからに決まってるじゃない」
> あっさりと答えるマルチナ先生。
 怪しげな宗教・・・(それを言っちゃあお終いだけど)

>「その通りです。私は魔神ゾアメルグスターなんて、信じてないんです。それなのに…」
> 小声で同意するフィリア。
 火竜王様なら描くのだろうか・・・。
 でっかいトカゲになりそう(笑)

>「俺はそんなモン、絶対に描かないからな!」
> きっぱり言い切るヴァルガーヴ。
 ごもっともです、ヴァル君。

>「俺もお断りだ。なぜ、そんなモン描かなければならんのだ?あんなの理由じゃない」
> これまたきっぱり言い切るゼルガディス。
 うあ、きっぱり。さすが、ゼルガディス。

>「まあ、みんな落ち着けって。んなモン、適当に描けばいいだろ?」
> 仲裁に入るガウリィ。
 お弁当のおかず風に・・・(ゾアメルグスター様ぢゃないよ、もう)

>「ガウリィ様の言う通りですわ。適当に描いたってバレませんよ、きっと」
> ガウリィに賛成するシルフィール。
 自分の思い描くゾアメルグスター様ですもんね。

>「そんなの正義ではありません!何事にも全力投球するのが、正義なんです!それなのに、手抜きをするだなんて、間違っています!」
> 今までのみんなの言葉を黙って聞いていたが、ガウリィの意見に反対するアメリア。
 じゃあ貴方は描くんですか、まともなゾアメルグスター様を?

>「正義の心があれば…」
> どことなく弱い口調で答えるアメリア。
>「なんとかなりますよね、ガウリィ様?」
> ガウリィに同意を求めるシルフィール。
>「たぶん、大丈夫だろうな、リナ?」
> シルフィールに同意を求められ、困ったようにリナに同意を求めるガウリィ。
 無理だと思います(きっぱり)

> そして、みんなは仕方なく、魔神ゾアメルグスターを描いた。シルフィールは運動している姿を、フィリアは祈りを捧げている姿を、ヴァルガーヴは喧嘩している姿を、アメリアは正義のポーズを取っている姿を、ゼルガディスは勉強している姿を、ガウリィは日向ぼっこしている姿を、リナは食事している姿をそれぞれ描いた。
 みなさん、どんなゾアメルグスター様を思い描いてるんでしょう(^^;)

>「あんなモンは、もう二度と書きたくない」byこのクラスの生徒達
 同感(描いたらしい)

>「そうはいかなくてよ。次の授業のお題は、もう決めてあるのよ。ズバリ、『魔神ゾアメルグスター様がいる風景』よ!楽しみにしていてね♪」byマルチナ先生
 もうやめてぇぇぇっ!!

> やはり、キャラクターの性格が違います。すみません。お許し下さい。なんか、話がワンパターン化しているような…。修行して、もっと上手くならなくては…。
 いえいえ、面白くて良かったですよ☆
 それぞれのキャラクターの個性が良く出ていて・・・。

>最後まで読んで下さった方、本当にどうも有り難うございました。では、tsubameでした。
 ではでは、扇でした〜☆

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10187Re:今度はマルチナさんだぁtsubame E-mail 5/26-22:44
記事番号10186へのコメント

扇さんは No.10186「今度はマルチナさんだぁ」で書きました。
>
>tsubameさんは No.10184「授業風景 〜パート?〜」で書きました。
>
> こんにちは、tsubameさん。お久しぶりです、扇です。
> ふと久しぶりにこのシリーズに目を通してみると、今度はマルチナさん。
> 偶然レンタルビデオ屋さんでNEXTのビデオを今日借りたもので、これは神の、いや魔人ゾアメルグスター様のお導きと見て(見るなよ)感想を書かせていただきます。
お久しぶりです、扇さん。感想を書いていただき、有り難うございます。魔神ゾアメルグスター様ですか。不思議なお導きですね。
>
>>     授業風景 〜パート?〜
> うっ・・・文字化けして読めない・・・パートいくつですか・・・?
すみません。今回は、パート6です。
>
>> 今回の授業は美術である。美術の授業風景は、というと…。
>>「今日の美術のお題は、『みんなが思い描く、魔神ゾアメルグスター様』よ!自分が思う、自分だけのゾアメルグスター様を描きなさい!」
>> 声を張り上げて言う美術のマルチナ先生。
> んな課題イヤです・・・。
> ちなみに、私の思い描くゾアメルグスター様はというと・・・(以下5時間27分カット)・・・ってああっ、カットされてる!?(L様っぽく)
5時間27分…。なんか、ものすごく気になります。私の思い描く魔神ゾアメルグスターは、詩人さんです。
>
>>「マルチナ先生、質問です。なぜ、魔神ゾアメルグスターを描かなければならないんですか?」
>> 手を上げて質問するアメリア。
> ごもっともです。
私もそう思います。
>
>>「何を言うのかと思えば、そんな当たり前なこと。答えは簡単。だって、この私が魔神ゾアメルグスター様を信仰しているからに決まってるじゃない」
>> あっさりと答えるマルチナ先生。
> 怪しげな宗教・・・(それを言っちゃあお終いだけど)
怪しすぎますよ。その宗教は…。
>
>>「その通りです。私は魔神ゾアメルグスターなんて、信じてないんです。それなのに…」
>> 小声で同意するフィリア。
> 火竜王様なら描くのだろうか・・・。
> でっかいトカゲになりそう(笑)
たぶん、描くでしょう。フィリアなら。でっかいトカゲを想像してしまいました(笑)
>
>>「俺はそんなモン、絶対に描かないからな!」
>> きっぱり言い切るヴァルガーヴ。
> ごもっともです、ヴァル君。
私も描きたくないです。
>
>>「俺もお断りだ。なぜ、そんなモン描かなければならんのだ?あんなの理由じゃない」
>> これまたきっぱり言い切るゼルガディス。
> うあ、きっぱり。さすが、ゼルガディス。
ゼルガディスですから。
>
>>「まあ、みんな落ち着けって。んなモン、適当に描けばいいだろ?」
>> 仲裁に入るガウリィ。
> お弁当のおかず風に・・・(ゾアメルグスター様ぢゃないよ、もう)
笑ってしまいました。弁当のおかず風…(笑)
>
>>「ガウリィ様の言う通りですわ。適当に描いたってバレませんよ、きっと」
>> ガウリィに賛成するシルフィール。
> 自分の思い描くゾアメルグスター様ですもんね。
ええ、その通りです。
>
>>「そんなの正義ではありません!何事にも全力投球するのが、正義なんです!それなのに、手抜きをするだなんて、間違っています!」
>> 今までのみんなの言葉を黙って聞いていたが、ガウリィの意見に反対するアメリア。
> じゃあ貴方は描くんですか、まともなゾアメルグスター様を?
描くんでしょうか?
>
>>「正義の心があれば…」
>> どことなく弱い口調で答えるアメリア。
>>「なんとかなりますよね、ガウリィ様?」
>> ガウリィに同意を求めるシルフィール。
>>「たぶん、大丈夫だろうな、リナ?」
>> シルフィールに同意を求められ、困ったようにリナに同意を求めるガウリィ。
> 無理だと思います(きっぱり)
ですね。なんともならないでしょう。
>
>> そして、みんなは仕方なく、魔神ゾアメルグスターを描いた。シルフィールは運動している姿を、フィリアは祈りを捧げている姿を、ヴァルガーヴは喧嘩している姿を、アメリアは正義のポーズを取っている姿を、ゼルガディスは勉強している姿を、ガウリィは日向ぼっこしている姿を、リナは食事している姿をそれぞれ描いた。
> みなさん、どんなゾアメルグスター様を思い描いてるんでしょう(^^;)
仕方なく描いたモノんで、適当だと…。たぶん。
>
>>「あんなモンは、もう二度と書きたくない」byこのクラスの生徒達
> 同感(描いたらしい)
描いたんですか。どんな風になりました?
>
>>「そうはいかなくてよ。次の授業のお題は、もう決めてあるのよ。ズバリ、『魔神ゾアメルグスター様がいる風景』よ!楽しみにしていてね♪」byマルチナ先生
> もうやめてぇぇぇっ!!
やめて欲しいです。想像すると、恐ろしいものが…。
>
>> やはり、キャラクターの性格が違います。すみません。お許し下さい。なんか、話がワンパターン化しているような…。修行して、もっと上手くならなくては…。
> いえいえ、面白くて良かったですよ☆
> それぞれのキャラクターの個性が良く出ていて・・・。
有り難うございます。
>
>>最後まで読んで下さった方、本当にどうも有り難うございました。では、tsubameでした。
> ではでは、扇でした〜☆
では、tsubameでした。


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10208Re:授業風景 〜パートW〜DAICHI 5/28-03:11
記事番号10100へのコメント

こんにちは。またまた読ませていただきました。
4・5・6と一通り読ませていただきましたが、これが一番良いです。
と、別に5・6が面白くないんじゃなくて・・・・・・・
やはり僕はリナが最強?ってなお話が好きなようです。
がんばってください。応援しております。
それでは。

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10212Re:授業風景 〜パートW〜tsubame E-mail 5/28-09:03
記事番号10208へのコメント

DAICHIさんは No.10208「Re:授業風景 〜パートW〜」で書きました。
>
>こんにちは。またまた読ませていただきました。
またまた、有り難うございます。
>4・5・6と一通り読ませていただきましたが、これが一番良いです。
>と、別に5・6が面白くないんじゃなくて・・・・・・・
>やはり僕はリナが最強?ってなお話が好きなようです。
そうですか…。参考にさせていただきます(何のだ?)
>がんばってください。応援しております。
>それでは。
有り難うございます。がんばります。DAICHIさんも、がんばって下さい。短いですが、これで。では、tsubameでした。