◆−ジオ・ファクトリー2−DAICHI(6/1-00:50)No.10281
10281 | ジオ・ファクトリー2 | DAICHI | 6/1-00:50 |
翌日の朝、皆はもう食堂に行って、ご飯を食べていた。 「おぉ、おはよう、リナ」 ガウリイが声をかける。 「あふ・・・・・おはよう」 私はあくびを噛み殺しながら答えた。 「なんだ、元気無いな」 「まあ・・・いろいろね・・・・・」 あたしはやはりあくびを噛み殺しながら答える・・・・・ねむひ・・・・・・ 「いろいろって・・・・・・・リナさん!!」 うぁ!びっくりした・・・・・・・ 「な、何よ、びっくりするじゃない」 「リナさん・・・・なんで・・・・リナさんの・・・・バカ〜〜!!!」 ドタン!! 「な・・・何なの?」 わけが分からず、ゼルに聞く。 「まあ・・・・なんだ・・・子供の勘違いだな」 ???よくわからない・・・・・・・・ 「とにかくリナ、お前潜入の方法はどうなった?」 「ああ、OKよ」 あたしはあくびしながら答える。 「夜に協力者が来るはずよ。昨日は賃金で、もめたもめた・・・・」 「協力者?誰なんだそいつ?」 ガウリイが尋ねる。 「まあ、夜までのお楽しみでしょ?リナさん」 まるであたしの心を見透かしたかのようにゼロスが言う。 「そんなとこね」 あたしは微笑を交え、答える。 夜になり、辺りが静まり返った頃、あたし達は黒装束で、ジオ・ファクトリーの裏門に待機していた。 「リナ。来るのか?その協力者とやらは」 ゼルが苛立って尋ねる。 「来るわよ。もう少しで」 協力者はジオ・ファクトリーの正門で騒ぎを起こしてから来ると言った。 正門はまださわいでないし、今は待つしかないだろう。 「って、そんなことより、アメリア。今回は潜入よ。正義の為だとか言ってむやみに働いてる人を傷つけない」 「分かってますよ」 「それからもう一つ、これから来る協力者は少々態度が傲慢で、あまり好かれる性格ではないわ。それを了承して欲しいの」 「まあ、お前が呼んだんだからな」 「我慢するか・・・・・・」 「分かりきってた事です」 「予想はついてましたよ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ぶっ飛ばしたろか・・・・・・・・・・・・・ ボガァ!!!!!!! 突然後ろから爆音が鳴り響いた。来たか? ボガァ!!ボガァ!!ボガガガガガガガガガガァ!!!!!! ・・・・・・・・へ? 「何だ!何の騒ぎだ!!」 「おぃ!こっちだ正門だ!」 「うげ、死んでるぜ」 「大丈夫か!!」 「水・・・・・水・・・・」 ・・・・・・・・何か、恐ろしい事になってるんですけど・・・・・・・・・ 「リナ、あれが協力者か?」 ガウリイの指差した方を見ると、人影がこっちに歩いてくる。 やがて人影が誰か識別できた頃、ガウリイを除く全員が凍り付いていた・・・・・ 「貴方は・・・・・・デュモン!!」 「久しぶりだな愚民達よ」 --------------------------------------------------------------------- こんちは!DAICHIです。 デュモンは味方になっちゃいましたね。 ほぼ無敵と思いますが、どうなるんでしょう。 考えてません(オイ!) |