◆−天国に一番近い女 〜第7話〜&相変わらずの大募集とお知らせ−扇(6/14-21:18)NEWNo.10531
 ┣へへ〜〜〜い、1番だも〜〜〜〜〜〜〜−かばにゃ(6/15-00:00)NEWNo.10535
 ┃┗一番だにゃ〜〜〜−扇(6/15-17:48)NEWNo.10545
 ┣二番にゃぁ♪−TRYNEXT(6/15-13:10)NEWNo.10540
 ┃┗にっばん〜☆−扇(6/15-17:52)NEWNo.10546
 ┣ぐはぁっ、ラブラブ!!!!−ささはら 朋(6/15-16:49)NEWNo.10543
 ┃┗『ある、晴れた〜』以来のらぶらぶヴァルフィリ!!−扇(6/15-18:08)NEWNo.10549
 ┃ ┗扇様の書かれるヴァルフィリは何でもラブラブ☆−ささはら 朋(6/16-12:17)NEWNo.10572
 ┃  ┗またヴァルフィリ思いついちゃった−扇(6/16-16:52)NEWNo.10574
 ┃   ┗あ、いいなぁ・・・・・−ささはら 朋(6/16-18:12)NEWNo.10578
 ┃    ┗勘違いか・・・−扇(6/16-21:13)NEWNo.10589
 ┣うきききき〜!!−春牙(6/15-20:53)NEWNo.10557
 ┣Re:天国に一番近い女 〜第7話〜&相変わらずの大募集とお知らせ−蒼月(6/15-21:41)NEWNo.10560
 ┗感想です−エイス(6/16-19:38)NEWNo.10583
  ┗にゃ−扇(6/16-20:52)NEWNo.10586


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10531天国に一番近い女 〜第7話〜&相変わらずの大募集とお知らせ6/14-21:18



 こんにちは! 扇です。
 来た来た〜、ゼルファンの方には大打撃を与えた(ハズの)第6話の続きが!!
 今回は〜学園モノに徹します〜すいません〜嘘です〜(おい)
 前半・学園モノ、後半・ヴァルのバイトモノ(笑)

 ・・・・・・の前に、恒例の募集内容を載っけますか・・・。
 今回は、変更などのお知らせアリ。

告知1・募集1である『出してほしいキャラクター大募集!』本編版を締め切りました!(理由・お知らせを受けても、出せそうにないから。過去にお知らせいただいたキャラは、出来れば出します)
 本編版ってのは、外伝版もあるからです(笑)

告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
 やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)

告知3・『出してほしい職場・部活・サークル大募集!』を締め切ります。これは、外伝版もです。
 どーしても出してほしいモノがあったら、以下の裏技を使って下さい(笑)
1・スレタウンに住みます届けを出す。
2・職業・部活・サークルを、オリジナルのものにする。
 どーしても出してほしいモノに限定(笑)

告知4・『命題大募集!』の外伝版も開催中! リナ以外も苦しめて下さい。ていうか、何か命題が来ないと外伝書けません・・・。

 と、以上が告知です。今後変更する可能性アリですが。
 では、以下はいつも通りの募集内容&スレタウンの住人表です☆

募集1・出してほしいキャラクター募集中!(外伝版のみ)プロフィールはご勝手に決めて下さってOK!

募集2・出してほしいカップリング募集中!(外伝版のみ)

募集3・出してほしいコンビ募集中!(本編版も受付中)コンビなので、同性もOK!

募集4・命題募集中! ていうか下さい!!

募集5・一番大事!
    こんな(どんな?)リナ達が住むスレイヤーズタウンに住みたい方募集中。名前(本名、HNじゃなくてもOK)、所属、プロフィールを詳しく書いてレス下さ〜い!

  現在の住人表
 名前    登場回数 プロフィール
☆エイス     2  扇居るところにエイス様有り。今回再登場。一緒に怪盗やっている。
☆凰魅 雷児   3  理科教師。最近出番がない。ヴァル&アメリアの担任なので、きっと今後も出る。
☆草杉 カズラ  2  学生食堂の従業員兼通りすがりの通行人A(爆)
☆セラフィーナ  1  暇人らしい。他不明。教えて下さい(;;)
☆ささはら 朋  3  今回再登場の名前不明の購買部のバイト。フィリアさんの恋の相談相手☆
☆れーな     3  お茶がナイスでチャーミングなリナ家のメイド。きっといい人。
☆かばにゃ    3  同人誌書きの会社員さん。リナ&アメリアをアシに使う達人。
☆にらいかない  1  宇宙人ーーー!!
☆蒼月      2  今回再登場のトランペット吹き。そういや私、ついさっき、トランペットをラッパと勘違いしてました。(おい)
☆鳴海飛鳥    1  同じくトランペットパート。小説家志望のトラブルメーカー☆
☆魔都23号   1  銅像で、幽霊の親分。ちょいとうっかり物さん(爆)
☆ちな      1  見習い占い師。宝珠が大事。なぜか黒魔術に・・・ふふ・・・。
☆香坂 優    0  ああっ、今後絶対出します! 絶対出しまくりますから〜!!
☆イリア     2  今回再登場。ゼル・ラブラブらしい。ヴァル家のお隣さん。

 これっくらいですね〜。

 んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。

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                          天国に一番近い女
                      第7話 〜友情、愛情、兄弟愛?〜


 今日の命題は、ポストの中にあった。
 ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
 『6月14日午後9時までにヴァルを心から感動させないと即死亡!』
 ・・・・・・・・・・・・。
 今、最もほしくない命題だ・・・・・・。

 事の始まりは、3日前である11日の夜中。
 あたしは、アメリアと一緒に総合病院にたどり着いた。
 受付に病室を聞いて、そこにたどり着き、扉を開ける。
「生きてる!?」
「生きてるわよ、うるさいわね」
  づごっ。
 見事な音を立てて、姉ちゃんが投げたパイプ椅子があたしの後頭部にガツン。
「・・・リナさん、生きてますか・・・?」
「い・・・一応・・・生きてる・・・」
 アメリアが言う。心配するはずのあたしが、心配される身になってしまった・・・。
 あっ、そうだ、ゼル!!
「ゼルさん・・・・・」
 あたしが顔を上げると、そこにはベッドに横たわったゼルの姿。
 点滴をつながれていたりするが、そんな命に関わるほどではないようだ。
 あたしは安心して、辺りを見回す。
 ベッドの枕元で、パイプ椅子に座ってコーヒーを飲んでいる姉ちゃん。
 その隣で、お茶をついでいるシルフィール。
 差し入れらしいカゴに入った果物を持って立っている、お隣さんのイリアさん。
 ゼルを挟んで反対側には、最後に別れたときと同じ格好のガウリイ。
 そして・・・・・・
「ヴァル・・・・・・」
 ゼルの一番近くで、パイプ椅子に座って、あたしたちに背を向けて俯いているヴァル。
 きっと、花火大会を抜け出して電話をして、様態を聞いてからずっとこの調子なんだろうな。
 彼、表向きはクールで通しているから、ここでヘタな慰めはよしたほうが良いんでしょうね。
「姉ちゃん、ゼルさん、どうしたわけ?」
「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
 姉ちゃんが、指を折っていきながら数えつつ言った。
 寝不足・・・あたしのせいかな・・・(第5話参照)。
「気管が治れば、すぐ退院できるだろうって。それまでは、点滴生活」
「そう・・・・・・」
 ゼルも、大変だろうけど。
 ヴァルは・・・・・・
「入院費は、どうなるんでしょうか」
 アメリアのふとしたつぶやきに、みんなが目を向ける。
「この一家に払わせるわけにはいきませんね」
 シルフィールが、ゼルとヴァルに目を向ける。
「だから、俺たちが来たんだ」
「うちさぁ、見かけによらずお金あるじゃん? まぁ、親が海外貿易やってれば分かるコトだけど。
 だから、少し肩代わりしてあげようと思って」
 姉ちゃんとガウリイが言う。
 普段のヴァルなら、「そんなこと出来ません」とか言って、意志の強い顔を向けるだろうけど。
 お金のことに関しては・・・ねぇ。
「看病、お手伝いします!」
 イリアさんがガッツポーズをして。
 みんなの視線は、自然とヴァルに集まった。
 彼は、相変わらず俯いたまま。
 彼の頭が、少し動いた。
 何か言うんだろうな、とあたし達が沈黙すると・・・・・・
「ヴァル〜〜っ!!
 ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
  づがしゃぁぁぁっ!!
 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
「フィリア・・・・・・」
 ヴァルの、呆れたような声がする。
 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
「静かにして下さいよ〜、フィリアさん〜」
「あっ、すみません」
 アメリアの言葉に、やっとフィリアは何かに気付いたようだ。
「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
 相談に乗りますよ!!
 あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
「フィリア〜・・・落ち着いて〜・・・」
 混乱しているのは、よく分かったから・・・・・・。
 フィリアは、キッと顔を上げると、何かを決心したような顔をする。
「ヴァルもゼルガディスさんも、放ってはおけません!
 レゾさん達にもお世話になりましたし・・・私が面倒見ます・・・!!」
「にゃに〜!?」
 一番反応を示したのは、ヴァルだった。
「おいおい、そんなのはこっちから願い下げだ!
 フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
「ああっ、それ以上言わないで下さい〜」
 ヴァルの言葉を遮って、フィリアが力無く言う。
「けれどヴァル、あなたバイト程度で、ゼルガディスさんが助けられると思っているんですか!?」
「それは・・・・・・」
 フィリアの言葉に、ヴァルは斜め下を向いて、黙り込んでしまう。
「はいはい、シュラバに子供に用はな〜い。
 明日学校有るんだから、あなたたちは早く帰って寝てなさ〜い!」
 姉ちゃんにそう言われ、あたしとアメリアは病室から追い出され・・・・・・
 6月11日、終了。

 ――――二日前、6月12日午前11時43分。
 あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
 あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
 このグループのメンバーは・・・・・・
「やっほぅ、リナさん☆」
「・・・あんた、体育委員だったのか・・・」
 明るいアメリア、呆れたヴァル・・・・・・。
「先生先生先生、本当にあたしをこいつらに付けて良いわけ!?」
 親友をかばってズルするかもよ(絶対しないけど)、とあたしが言ったら・・・。
「へーきだ、へーき。別に、誰も気にしたりはせん」
 ガーヴ先生は、あくまでノう天気。
 よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
 なら、絶対ズルはしないわ。
 ・・・・・・裏技なら教えるけど☆

「まずは、長前体屈折ね!」
 たしか、こんな名前だったはず。
 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
「これはね、こうやるのよ」
 あたしが、まずお手本をする。
 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
「ていっ」
 そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
「こうやるのよ」
「先輩凄い、1M行ってます!」
「ズルですよ、リナさん!!」
 グループの一人の女子が巻き尺で距離を測り感嘆の声をあげ、アメリアが抗議する。
「冗談よ、じょ・う・だ・ん」
「ほーう、面白くない冗談だな」
 あたしが、茶目っ気たっぷりにウインクすると・・・
 後ろから、暗ぁい声。
「が・・・がぁう゛先生・・・」
「これから、このグループには、俺も付く」
「ガーヴ先生!」
 ズルが嫌な気分が半分、ガーヴ先生が嬉しいんだろうが半分の、期待の声をあげるヴァル。
「じゃあ、次は握力を図るぞ。ルナ妹、今度はちゃ・ん・と、教えろよ」
「・・・はい・・・・・・」
 ガーヴ先生の声は、時として凶器と化す・・・冗談。

 ――――二日前の放課後。
 あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
  ぷぴー!
「あら、リナさん。どうしたの?」
「蒼月さん・・・・・・」
 トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
「部活に行くのよ」
  ぷぴー。
「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
「ぎくっ」
 あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
 あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。

 ――――で、二日後の今日、学校で。
 今日は、ヴァルが来ていなかった。
 アメリアに聞くと、「わたしも分かりません」との返事。
 となれば、購買部に行くしかない!
「フィリア〜」
 あたしたちが思い立って30秒。
 そこは、あっという間に購買部(早っ)。
 だが、そこにはフィリアの姿はなく・・・・・・
「だからフィリアさん、ファイトよ!
 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」
「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」
「でも・・・彼には・・・」
「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
 なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。
「フィリア!」
「わぁあっ、リナさんアメリアさん!!
 いつからそこに!?」
「結構前からよ」
 あたしがふんぞり返って言うと、こっちを向いたフィリアは、顔を紅くする。
「ま、まさか、今の話・・・!?」
「結構聞こえてました。フィリアさん、思い人は誰ですか!?
 相談にのりますよ。恋は正義です!!」
 そーかなー、と思いつつ、あたしは別のことを言う。
「ところでフィリア、ヴァルを知らない?」
「べべべべべべべ、別にわたしヴァルのことをなんたらってワケじゃ・・・・・・え?」
 必死に手を振って何かを否定しようとしていたフィリアは、やっと言葉に意味を理解したらしく、疑問符を頭に浮かべる。
「なんか勘違いしてるみたいだけど・・・・・・ヴァル、今日来てないんだけど・・・」
「えええっ?
 おかしいですね、今朝はちゃんと家を出ましたけど・・・」
 ・・・何で知ってるわけ?
 あたしが、疑問を話すと、
「今ヴァルはうちに来てますから」
 えっへん、と言うフィリア。
「あ、いえ、その方が生活費もかからないし、良いかなぁ、と思ったからであって、別にやましい下心があったわけでは・・・」
「はいはい、難しい話は後にして・・・。
 じゃあ、ヴァルは家を出てから、行方をくらましたワケね・・・」
 一体、どこへ・・・。
「愛しの愛しのおにーさまのところじゃない?」
 ふと、何気なく発したバイトの女の子の言葉に・・・
「それだぁぁぁっ!!」
 あたしたちは向き合い、だだだっと駆け出す。
 ――――現在、6月14日午後2時39分。

「おやおやリナさん、学校を抜け出すつもりですか?」
「ううん、全然」
 現れたゼロスの言葉に、あたしは靴を履きながら言う。
「けれど、靴を履いているじゃないですか」
「そうよ」
「まだ学校は、終わってませんけれど?
 それに、アメリアさんは?」
 そう、今この場にアメリアの姿はない。
「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
 あたしの作戦・・・それは。
 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
 アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
 そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
「さて、と・・・総合病院に行かなきゃ!!」

 ――――現在、午後4時31分。
「ほら先輩、サルの餌」
「あー、はいはい」
 あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。

 ・・・・・・コトの始まりは、1時間前。
 病院にはすでにヴァルの姿はなく、看護婦さんの言葉によると、動物園にバイトに行ったとか。
 で、来てみると、ヴァルはいつの間にやらキリンにニンジンをあげていた。
 今日は小学生が遠足に来ているらしく、動物園の中は人でごった返しているため、臨時で呼ばれたそうだ。
 ヴァル曰く、「ガーヴ先生が許してくれたから来た」だそうだ。
 少しでも生活費の足しになれば(ていうか、フィリアの元を離れたいようだ)・・・と、彼もこの依頼を受けたそうだ。
 で、平日のこんな時間のため人手不足であるこの動物園にあたしが発見されてしまったため、あたしも手伝いにかり出されたと・・・こういうわけである。
 ホント、ハタ迷惑・・・。
「はいはーい、お猿さーん」
 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
「うきっ」
 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
「うきゃきゃきゃきゃっ」
  ずべずべずべ。
 あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
「あーっ!!」
 さらには、小学生達まで襲いだし、おやつをせしめている。
 なんて、セコいサル・・・!!
 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
「やめい、しゅんたん!!」
 上空から、声が響く。
「ききっ?」
 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
「ききーーーっ!!」
 そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
「・・・・・・誰?」
 あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
「われぇ、きさま!
 この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」
「と、下っ端のエイスですぅ☆」
 たしかに、聞き覚えのある声・・・。
「悪い、ぜんっぜん覚えてない」
「きぃぃぃぃっ!!」
 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
 わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」
「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
 キレた声と、のんきな声がする。
「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
「ききーーーっ!!」
 しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
「てい」
  ばふっ。
 ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
「まったく先輩、仕事中にサボるなよ」
「そーだそーだリナ=インバース、ヴァル君を困らせるな!!」
「あんたのせいでしょーがっ!!」
 『怪盗』の言葉に、あたしは叫ぶ。
「まったくゼロス、ちゃんとやってるんだろーか・・・。
 まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
 なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
 残された、もう一人は・・・。
「ああ〜っ、扇さん〜!
 置いてかないで下さい〜!!」
 この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
 そして、残されたのは・・・。
「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
「うきっ」
「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
「うききっ」
 ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
「まだ餌が足りないんだってさ。先輩、ちゃんとやってくれよ」
「わかってるわよ・・・」
 あたしはそう言って、餌袋に手を伸ばした・・・。

「あー、今日も良く仕事した〜!」
「ていうかあんた、何しに来たわけ?」
 あたしのつぶやきに、ヴァルが聞いてくる。
「あんたを探しに来たのよ」
「・・・なに?」
「みんな、心配してるのよ!」
 そうだ。
 あやうく忘れるところだったけど、あたしはヴァルを連れ帰りに来たんだった。
「なんで・・・先輩が。別に、頼んだワケでもないし・・・」
 むかっ。
「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
 あたしは、思わず叫ぶ。
「親友・・・だと・・・?」
 ああっ、もういいや!
 あたしは、気持をぶちまけた。
「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
 そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
 あたしは、胸に手を当てて叫んだ。
「俺は・・・・・・」
 彼は、そこで何を言おうとしたのか・・・今は分からないけれど。
「ヴァル・・・!!」
 フィリアが現れた・・・。

 ――――現在、午後8時46分。14分前――――
「ヴァル・・・探したんですよ!!」
 フィリアは、肩で息をして叫ぶ。
「フィリア・・・・・・」
 ヴァルが、意外そうに呟く。
「あんたが心配してるのは・・・兄貴じゃないのか?」
 その声は・・・意外にも、冷たかった。
「え・・・・・・?」
「あんた、いつも兄貴しか見てなかったじゃないか。俺のことなんか・・・!」
「な、何を言ってるんですか?」
 フィリアは、何が何だか分からない、とばかりに言う。
「わ、わたしは別に、ゼルガディスさんのことを好きってわけじゃ・・・いえ、好きは好きですけど、それは友達とか、知り合いと見て・・・」
「じゃあ、どうしていつも、俺から目を逸らすんだ!?」
 ヴァルのハスキーボイスがあたしの耳に届く。
「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
「なんで・・・・・・」
「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
 フィリアが、顔を紅くして言う。
 うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。
「フィリア・・・・・・」
 ヴァルが、一歩前に出て、フィリアに手を伸ばす。
『うーん、ラブコメですねぇ。あ、ラブコメはコメディも入ってないとだめなんですよねぇ』
 ゼロスが、人の頭の中に声を響かせる。はっきり言って、うるさい。
『それはそうとリナさん、あと10分をきりましたよ』
「ちょっと黙っててよ」
 あたしは、ごく力小さな声で言う。
「ヴァル、あんた自分の気持ちをさっさと言いなさいよ!
 フィリアのこと、好きなんでしょ?」
「んな・・・!!」
 顔を真っ赤にしたヴァルが振り返る。
「ななななな、なに勝手なこと言って・・・」
「本当のこと言ってるのよ〜」
 あたしは、ヒトの悪い笑みを浮かべる。
 ヴァルは動揺している。恥ずかしがっている。でも、告白の場が出来て嬉しい(ハズ)。
 これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)
「ヴァル・・・」
「フィリア・・・」
 頬を朱に染めたフィリア、その顔に手をかける・・・ヴァル。
 きゃーきゃーきゃー、らぶらぶ〜(←ガキ)
「わたし・・・言えなかったんです。ヴァルは・・・3歳くらい、年下ですし・・・・・・」
「ね、年令なんか関係有るか!」
 (かなり動揺してるけど)男らしく(?)力強く言うヴァル。
「俺は・・・ずっとフィリアを見てた。フィリアが、俺を見ていなくても・・・」
「ヴァル・・・・・・」
 二人は、ささやき(?)あって、そして・・・・・・!!
『はい、9時ですよ〜、リナさん』
 あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』
「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』
「あー、良かった良かった」
 あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
 きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。


 続くv

  今回登場したみなさん
☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?

  今回の命題提供者
☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。

__________________________________

オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
オ:ぎくっ・・・・・・。
セ:それよりも・・・サル、出たな。
オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
オ:最終話参照!!
セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。

 ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)

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10535へへ〜〜〜い、1番だも〜〜〜〜〜〜〜かばにゃ E-mail URL6/15-00:00
記事番号10531へのコメント

ふっふっふ〜〜〜〜、一番かな?
書いてる間に誰かが投稿するかも(^_^;)

ヴァルフィリ、まとまりましたね。
姐さん女房・・・もしかして、ゼルよりも年上?(^_^;)
ガウリイは、別れたときのままの格好っつーことは、ず〜っと着替えもせずにゼルについてるわけですね。
いいやつだ・・・・・
サル・・・・サルですね・・・・・
うん・・・・
日本モンキーパークのサルを思い出してしまった・・・・・

> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)
ガウリナだといいな〜〜〜〜〜〜〜(こういうとこには真っ先に反応(爆))

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10545一番だにゃ〜〜〜6/15-17:48
記事番号10535へのコメント

かばにゃさんは No.10535「へへ〜〜〜い、1番だも〜〜〜〜〜〜〜」で書きました。

>ふっふっふ〜〜〜〜、一番かな?
>書いてる間に誰かが投稿するかも(^_^;)
 うんにゃ、一番でしたにゃ。

>ヴァルフィリ、まとまりましたね。
>姐さん女房・・・もしかして、ゼルよりも年上?(^_^;)
 ゼル・・・大学生、フィリア・・・就職(?)してる・・・
 年上・・・?(ゼル、18歳のつもりだし)

>ガウリイは、別れたときのままの格好っつーことは、ず〜っと着替えもせずにゼルについてるわけですね。
>いいやつだ・・・・・
 ていうか、別れてから1時間くらいしか経ってないでしょうね〜・・・。

>サル・・・・サルですね・・・・・
>うん・・・・
>日本モンキーパークのサルを思い出してしまった・・・・・
 わたしは・・・日光サル軍団!!
 日光行ったとき、お休みだったけど!!(泣)

>> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)
>ガウリナだといいな〜〜〜〜〜〜〜(こういうとこには真っ先に反応(爆))
 ガウリナ〜は・・・一番最後あたりから〜だから・・・第10話くらいからでしょうね〜・・・。
 ではでは、扇でした〜☆

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10540二番にゃぁ♪TRYNEXT E-mail 6/15-13:10
記事番号10531へのコメント

二番目に登場!TRYNEXTです♪

第7話お疲れ様でした(^^)
第6話、どうやらあたし勘違いしてたみたいですいません<前後編。

さてさてさて、
ヴァルフィリ完結♪
・・・・ってこういうと、終わりみたいだけど(だったら言うなって;)
とりあえず、一つのカップリングは落ち着いたわけで。
次はどのカップリングが落ち着くのかなぁ〜♪

に、しても。
ゼル大丈夫かな?
次の話で復活できるのかな?
(それが命題になったりして(^^;;))
あたしはじっと待つだけです。

でわ、次回作も楽しみにしてまぁす♪

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10546にっばん〜☆6/15-17:52
記事番号10540へのコメント

TRYNEXTさんは No.10540「二番にゃぁ♪」で書きました。

>二番目に登場!TRYNEXTです♪
 こんにちわ☆
 わたしは、金色より銀色の方が好きだったりしますけどね(笑)

>第7話お疲れ様でした(^^)
>第6話、どうやらあたし勘違いしてたみたいですいません<前後編。
 いえいえいえ。前後編になるかも宣言してしまった私が・・・。

>さてさてさて、
>ヴァルフィリ完結♪
>・・・・ってこういうと、終わりみたいだけど(だったら言うなって;)
>とりあえず、一つのカップリングは落ち着いたわけで。
>次はどのカップリングが落ち着くのかなぁ〜♪
 ゼルアメ・・・は、最終話に落ち着くつもりで・・・ガウリナもだけど。
 徐々に進展していくのは、ゼルアメが先でしょうね〜。

>に、しても。
>ゼル大丈夫かな?
>次の話で復活できるのかな?
>(それが命題になったりして(^^;;))
>あたしはじっと待つだけです。
 はい、お待ち下さい(爆)
 さすがに、次はまだ風邪ひいてますが(退院した)
 復活近し!!

>でわ、次回作も楽しみにしてまぁす♪
 ありがとうございまぁすです☆
 ではでは〜☆

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10543ぐはぁっ、ラブラブ!!!!ささはら 朋 6/15-16:49
記事番号10531へのコメント

扇さんは No.10531「天国に一番近い女 〜第7話〜&相変わらずの大募集とお知らせ」で書きました。

こんにちわ、ささはらです!!
ぐはぁぁぁぁぁっ!!ヴァルフィリですねぇぇぇぇぇっ!!
なにがなんでも、もうとことんヴァルフィリですねぇぇぇぇぇっ!!
読んでてモニターに突っ伏しておりました。(だって〜ラブラブなんだもん♪)
お砂糖バケツ4杯ぐらい吐いたかも〜(いい意味で(謎))
とゆーわけで今回はひたすらヴァルフィリ感想を述べさせていただきます。

> こんにちは! 扇です。
> 来た来た〜、ゼルファンの方には大打撃を与えた(ハズの)第6話の続きが!!
> 今回は〜学園モノに徹します〜すいません〜嘘です〜(おい)
> 前半・学園モノ、後半・ヴァルのバイトモノ(笑)
>
> ・・・・・・の前に、恒例の募集内容を載っけますか・・・。
> 今回は、変更などのお知らせアリ。
>
>告知1・募集1である『出してほしいキャラクター大募集!』本編版を締め切りました!(理由・お知らせを受けても、出せそうにないから。過去にお知らせいただいたキャラは、出来れば出します)
> 本編版ってのは、外伝版もあるからです(笑)
>
>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)


にょえええええええっ?!
ゼ、ゼロリナは?!
・・・・・・・・っての冗談です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん(笑)
まぁ、ゼロスくんとリナちゃんが会話しているだけで嬉しいですから、私は(^^)


> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。

お?今回は扇様特有の『心臓麻痺起こさぬように気をつけてください』の注意書きがないっ?!
それはそれでいいことなのかも・・・

__________________________________
>
>                          天国に一番近い女
>                      第7話 〜友情、愛情、兄弟愛?〜
>
>
> 今日の命題は、ポストの中にあった。
> ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
> 『6月14日午後9時までにヴァルを心から感動させないと即死亡!』
> ・・・・・・・・・・・・。
> 今、最もほしくない命題だ・・・・・・。

いや、不幸少年を感動だせるのは素晴らしい事だと思いまふ。

> 事の始まりは、3日前である11日の夜中。
> あたしは、アメリアと一緒に総合病院にたどり着いた。
> 受付に病室を聞いて、そこにたどり着き、扉を開ける。
>「生きてる!?」
>「生きてるわよ、うるさいわね」
>  づごっ。
> 見事な音を立てて、姉ちゃんが投げたパイプ椅子があたしの後頭部にガツン。
>「・・・リナさん、生きてますか・・・?」
>「い・・・一応・・・生きてる・・・」
> アメリアが言う。心配するはずのあたしが、心配される身になってしまった・・・。
> あっ、そうだ、ゼル!!
>「ゼルさん・・・・・」
> あたしが顔を上げると、そこにはベッドに横たわったゼルの姿。
> 点滴をつながれていたりするが、そんな命に関わるほどではないようだ。
> あたしは安心して、辺りを見回す。
> ベッドの枕元で、パイプ椅子に座ってコーヒーを飲んでいる姉ちゃん。
> その隣で、お茶をついでいるシルフィール。
> 差し入れらしいカゴに入った果物を持って立っている、お隣さんのイリアさん。
> ゼルを挟んで反対側には、最後に別れたときと同じ格好のガウリイ。
> そして・・・・・・
>「ヴァル・・・・・・」
> ゼルの一番近くで、パイプ椅子に座って、あたしたちに背を向けて俯いているヴァル。
> きっと、花火大会を抜け出して電話をして、様態を聞いてからずっとこの調子なんだろうな。
> 彼、表向きはクールで通しているから、ここでヘタな慰めはよしたほうが良いんでしょうね。

おお、たしかに!

>「姉ちゃん、ゼルさん、どうしたわけ?」
>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
> 姉ちゃんが、指を折っていきながら数えつつ言った。
> 寝不足・・・あたしのせいかな・・・(第5話参照)。
>「気管が治れば、すぐ退院できるだろうって。それまでは、点滴生活」
>「そう・・・・・・」
> ゼルも、大変だろうけど。
> ヴァルは・・・・・・
>「入院費は、どうなるんでしょうか」
> アメリアのふとしたつぶやきに、みんなが目を向ける。
>「この一家に払わせるわけにはいきませんね」
> シルフィールが、ゼルとヴァルに目を向ける。
>「だから、俺たちが来たんだ」
>「うちさぁ、見かけによらずお金あるじゃん? まぁ、親が海外貿易やってれば分かるコトだけど。
> だから、少し肩代わりしてあげようと思って」
> 姉ちゃんとガウリイが言う。
> 普段のヴァルなら、「そんなこと出来ません」とか言って、意志の強い顔を向けるだろうけど。
> お金のことに関しては・・・ねぇ。
>「看病、お手伝いします!」
> イリアさんがガッツポーズをして。
> みんなの視線は、自然とヴァルに集まった。
> 彼は、相変わらず俯いたまま。
> 彼の頭が、少し動いた。
> 何か言うんだろうな、とあたし達が沈黙すると・・・・・・
>「ヴァル〜〜っ!!
> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>  づがしゃぁぁぁっ!!
> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>「フィリア・・・・・・」
> ヴァルの、呆れたような声がする。

現れましたね。今回のヒロインが(^^)

> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
>「静かにして下さいよ〜、フィリアさん〜」
>「あっ、すみません」
> アメリアの言葉に、やっとフィリアは何かに気付いたようだ。
>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
> 相談に乗りますよ!!
> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
>「フィリア〜・・・落ち着いて〜・・・」
> 混乱しているのは、よく分かったから・・・・・・。
> フィリアは、キッと顔を上げると、何かを決心したような顔をする。
>「ヴァルもゼルガディスさんも、放ってはおけません!
> レゾさん達にもお世話になりましたし・・・私が面倒見ます・・・!!」
>「にゃに〜!?」
> 一番反応を示したのは、ヴァルだった。

ヴァルくん、かわいい。にゃに〜!?って・・・・(笑)

>「おいおい、そんなのはこっちから願い下げだ!
> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
>「ああっ、それ以上言わないで下さい〜」
> ヴァルの言葉を遮って、フィリアが力無く言う。
>「けれどヴァル、あなたバイト程度で、ゼルガディスさんが助けられると思っているんですか!?」
>「それは・・・・・・」
> フィリアの言葉に、ヴァルは斜め下を向いて、黙り込んでしまう。
>「はいはい、シュラバに子供に用はな〜い。
> 明日学校有るんだから、あなたたちは早く帰って寝てなさ〜い!」
> 姉ちゃんにそう言われ、あたしとアメリアは病室から追い出され・・・・・・
> 6月11日、終了。
>
> ――――二日前、6月12日午前11時43分。
> あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
> 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
> 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
> あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
> このグループのメンバーは・・・・・・
>「やっほぅ、リナさん☆」
>「・・・あんた、体育委員だったのか・・・」
> 明るいアメリア、呆れたヴァル・・・・・・。
>「先生先生先生、本当にあたしをこいつらに付けて良いわけ!?」
> 親友をかばってズルするかもよ(絶対しないけど)、とあたしが言ったら・・・。
>「へーきだ、へーき。別に、誰も気にしたりはせん」
> ガーヴ先生は、あくまでノう天気。
> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
> なら、絶対ズルはしないわ。
> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
>
>「まずは、長前体屈折ね!」
> たしか、こんな名前だったはず。
> 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
>「これはね、こうやるのよ」
> あたしが、まずお手本をする。
> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>「ていっ」
> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>「こうやるのよ」
>「先輩凄い、1M行ってます!」
>「ズルですよ、リナさん!!」
> グループの一人の女子が巻き尺で距離を測り感嘆の声をあげ、アメリアが抗議する。
>「冗談よ、じょ・う・だ・ん」
>「ほーう、面白くない冗談だな」
> あたしが、茶目っ気たっぷりにウインクすると・・・
> 後ろから、暗ぁい声。
>「が・・・がぁう゛先生・・・」
>「これから、このグループには、俺も付く」
>「ガーヴ先生!」
> ズルが嫌な気分が半分、ガーヴ先生が嬉しいんだろうが半分の、期待の声をあげるヴァル。
>「じゃあ、次は握力を図るぞ。ルナ妹、今度はちゃ・ん・と、教えろよ」
>「・・・はい・・・・・・」
> ガーヴ先生の声は、時として凶器と化す・・・冗談。
>
> ――――二日前の放課後。
> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>  ぷぴー!
>「あら、リナさん。どうしたの?」
>「蒼月さん・・・・・・」
> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
>「部活に行くのよ」
>  ぷぴー。
>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>「ぎくっ」
> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
>
> ――――で、二日後の今日、学校で。
> 今日は、ヴァルが来ていなかった。
> アメリアに聞くと、「わたしも分かりません」との返事。
> となれば、購買部に行くしかない!
>「フィリア〜」
> あたしたちが思い立って30秒。
> そこは、あっという間に購買部(早っ)。
> だが、そこにはフィリアの姿はなく・・・・・・
>「だからフィリアさん、ファイトよ!
> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」

おお!?この人はもしかして・・・・・私では?(爆)

>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」

なんていうお決まりなセリフを・・・・
きゃ☆恥ずかしいっ!(←バカ)

>「でも・・・彼には・・・」
>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。

ささはら恋愛相談室!(って、名前ないキャラだったけ、私)

>「フィリア!」
>「わぁあっ、リナさんアメリアさん!!
> いつからそこに!?」
>「結構前からよ」
> あたしがふんぞり返って言うと、こっちを向いたフィリアは、顔を紅くする。
>「ま、まさか、今の話・・・!?」
>「結構聞こえてました。フィリアさん、思い人は誰ですか!?
> 相談にのりますよ。恋は正義です!!」

アメちゃんかわいい。フィリアさんも初々しくてラブリ〜

> そーかなー、と思いつつ、あたしは別のことを言う。
>「ところでフィリア、ヴァルを知らない?」
>「べべべべべべべ、別にわたしヴァルのことをなんたらってワケじゃ・・・・・・え?」

思いっきり動揺しちゃってる〜♪可愛い〜♪

> 必死に手を振って何かを否定しようとしていたフィリアは、やっと言葉に意味を理解したらしく、疑問符を頭に浮かべる。
>「なんか勘違いしてるみたいだけど・・・・・・ヴァル、今日来てないんだけど・・・」
>「えええっ?
> おかしいですね、今朝はちゃんと家を出ましたけど・・・」
> ・・・何で知ってるわけ?
> あたしが、疑問を話すと、
>「今ヴァルはうちに来てますから」
> えっへん、と言うフィリア。
>「あ、いえ、その方が生活費もかからないし、良いかなぁ、と思ったからであって、別にやましい下心があったわけでは・・・」

・・・・あったんですね?下心・・・・・・・
このお話ってフィリアの方が年上なんですよね。三歳も。
・・・・・なんかヴァルフィリってゆーより、フィリヴァルですね(爆)

>「はいはい、難しい話は後にして・・・。
> じゃあ、ヴァルは家を出てから、行方をくらましたワケね・・・」
> 一体、どこへ・・・。
>「愛しの愛しのおにーさまのところじゃない?」
> ふと、何気なく発したバイトの女の子の言葉に・・・
>「それだぁぁぁっ!!」
> あたしたちは向き合い、だだだっと駆け出す。
> ――――現在、6月14日午後2時39分。
>
>「おやおやリナさん、学校を抜け出すつもりですか?」
>「ううん、全然」
> 現れたゼロスの言葉に、あたしは靴を履きながら言う。
>「けれど、靴を履いているじゃないですか」
>「そうよ」
>「まだ学校は、終わってませんけれど?
> それに、アメリアさんは?」
> そう、今この場にアメリアの姿はない。
>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
> あたしの作戦・・・それは。
> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
>「さて、と・・・総合病院に行かなきゃ!!」
>
> ――――現在、午後4時31分。
>「ほら先輩、サルの餌」
>「あー、はいはい」
> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
>
> ・・・・・・コトの始まりは、1時間前。
> 病院にはすでにヴァルの姿はなく、看護婦さんの言葉によると、動物園にバイトに行ったとか。
> で、来てみると、ヴァルはいつの間にやらキリンにニンジンをあげていた。
> 今日は小学生が遠足に来ているらしく、動物園の中は人でごった返しているため、臨時で呼ばれたそうだ。
> ヴァル曰く、「ガーヴ先生が許してくれたから来た」だそうだ。
> 少しでも生活費の足しになれば(ていうか、フィリアの元を離れたいようだ)・・・と、彼もこの依頼を受けたそうだ。
> で、平日のこんな時間のため人手不足であるこの動物園にあたしが発見されてしまったため、あたしも手伝いにかり出されたと・・・こういうわけである。
> ホント、ハタ迷惑・・・。
>「はいはーい、お猿さーん」
> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>「うきっ」
> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>  ずべずべずべ。
> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
>「あーっ!!」
> さらには、小学生達まで襲いだし、おやつをせしめている。
> なんて、セコいサル・・・!!
> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
>「やめい、しゅんたん!!」
> 上空から、声が響く。
>「ききっ?」
> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>「ききーーーっ!!」
> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>「・・・・・・誰?」
> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>「われぇ、きさま!
> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」

をおいっ!!!

>「と、下っ端のエイスですぅ☆」

し、下っ端って・・・・

> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
>「悪い、ぜんっぜん覚えてない」
>「きぃぃぃぃっ!!」
> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」

たしかあったねぇ、そんなクラブも(爆)

>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
> キレた声と、のんきな声がする。
>「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
>「ききーーーっ!!」
> しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
>「てい」
>  ばふっ。
> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
>「まったく先輩、仕事中にサボるなよ」
>「そーだそーだリナ=インバース、ヴァル君を困らせるな!!」

あ、ヴァルくんと会話してますね〜フィリアに妬かれますよ?

>「あんたのせいでしょーがっ!!」
> 『怪盗』の言葉に、あたしは叫ぶ。
>「まったくゼロス、ちゃんとやってるんだろーか・・・。
> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
> 残された、もう一人は・・・。
>「ああ〜っ、扇さん〜!
> 置いてかないで下さい〜!!」
> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
> そして、残されたのは・・・。
>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>「うきっ」
>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>「うききっ」
> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
>「まだ餌が足りないんだってさ。先輩、ちゃんとやってくれよ」
>「わかってるわよ・・・」
> あたしはそう言って、餌袋に手を伸ばした・・・。
>
>「あー、今日も良く仕事した〜!」
>「ていうかあんた、何しに来たわけ?」
> あたしのつぶやきに、ヴァルが聞いてくる。
>「あんたを探しに来たのよ」
>「・・・なに?」
>「みんな、心配してるのよ!」
> そうだ。
> あやうく忘れるところだったけど、あたしはヴァルを連れ帰りに来たんだった。
>「なんで・・・先輩が。別に、頼んだワケでもないし・・・」
> むかっ。
>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
> あたしは、思わず叫ぶ。
>「親友・・・だと・・・?」
> ああっ、もういいや!
> あたしは、気持をぶちまけた。
>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。

くぅぅぅぅぅ、リナちゃん立派なセリフ!
彼の荒んだハートにジャスト・ミートですね!

>「俺は・・・・・・」
> 彼は、そこで何を言おうとしたのか・・・今は分からないけれど。
>「ヴァル・・・!!」
> フィリアが現れた・・・。

ヴァルフィリ路線突っ走り☆

> ――――現在、午後8時46分。14分前――――
>「ヴァル・・・探したんですよ!!」
> フィリアは、肩で息をして叫ぶ。
>「フィリア・・・・・・」
> ヴァルが、意外そうに呟く。
>「あんたが心配してるのは・・・兄貴じゃないのか?」
> その声は・・・意外にも、冷たかった。

ヴァル!なんてことゆーんだ!!
フィリアさんが誰を見てるかなんて気付くだろぉ、ふつ〜!!
ゼルフィリなんてモンがあったら、泣くぞ!私はっ!!
(↑って、意味不明)

>「え・・・・・・?」
>「あんた、いつも兄貴しか見てなかったじゃないか。俺のことなんか・・・!」
>「な、何を言ってるんですか?」
> フィリアは、何が何だか分からない、とばかりに言う。
>「わ、わたしは別に、ゼルガディスさんのことを好きってわけじゃ・・・いえ、好きは好きですけど、それは友達とか、知り合いと見て・・・」
>「じゃあ、どうしていつも、俺から目を逸らすんだ!?」
> ヴァルのハスキーボイスがあたしの耳に届く。
>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>「なんで・・・・・・」
>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
> フィリアが、顔を紅くして言う。

きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
このやり取り最高ですぅぅぅぅぅぅっ!!!
ヴァルかっこええ〜
フィリア可愛い〜純情〜可憐〜!!!!!!!
抱きしめたいです、はい。

> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。

ぐはぁっ。ラブラブラブ・・・・・・・
斜め右下45度・・・・・・・少女マンガ告白シーンでの王道ですね(謎)

>「フィリア・・・・・・」
> ヴァルが、一歩前に出て、フィリアに手を伸ばす。
>『うーん、ラブコメですねぇ。あ、ラブコメはコメディも入ってないとだめなんですよねぇ』
> ゼロスが、人の頭の中に声を響かせる。はっきり言って、うるさい。

リナちゃん、そんなこと言わないで・・・・(泣)

>『それはそうとリナさん、あと10分をきりましたよ』
>「ちょっと黙っててよ」
> あたしは、ごく力小さな声で言う。
>「ヴァル、あんた自分の気持ちをさっさと言いなさいよ!
> フィリアのこと、好きなんでしょ?」
>「んな・・・!!」
> 顔を真っ赤にしたヴァルが振り返る。
>「ななななな、なに勝手なこと言って・・・」
>「本当のこと言ってるのよ〜」
> あたしは、ヒトの悪い笑みを浮かべる。
> ヴァルは動揺している。恥ずかしがっている。でも、告白の場が出来て嬉しい(ハズ)。

うん、嬉しいはず♪

> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)

なんて便利なっ!!!
あのじれったい二人はこうでもしないくっつきませんからねぇ。

>「ヴァル・・・」
>「フィリア・・・」
> 頬を朱に染めたフィリア、その顔に手をかける・・・ヴァル。
> きゃーきゃーきゃー、らぶらぶ〜(←ガキ)

きゃ〜きゃ〜らぶらぶ〜(更にガキが一人!)

>「わたし・・・言えなかったんです。ヴァルは・・・3歳くらい、年下ですし・・・・・・」
>「ね、年令なんか関係有るか!」
> (かなり動揺してるけど)男らしく(?)力強く言うヴァル。
>「俺は・・・ずっとフィリアを見てた。フィリアが、俺を見ていなくても・・・」
>「ヴァル・・・・・・」
> 二人は、ささやき(?)あって、そして・・・・・・!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・妄想中。(別名トリップしてる最中です)
し・あ・わ・せ・・・・・・・・・・・
いやぁ〜やっぱりらぶらぶ〜
たっぷりと堪能させてもらいました(^^)

>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』

ゼロス様、あなたも充分お若いですわっ!!

>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』

・・・・・v?

>「あー、良かった良かった」
> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
>
>
> 続くv
>
>  今回登場したみなさん
>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
>
>  今回の命題提供者
>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
>
>__________________________________
>
>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>オ:ぎくっ・・・・・・。
>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>オ:最終話参照!!
>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
>
> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)



ヴァルフィリ〜ヴァルフィリ〜ちょっとばっかしフィリヴァル〜♪
とにかく最高〜でした☆
これから私の出番はないでしょう。恋が実ちゃったわけですし(^^)
でも嬉しい〜♪
とことんヴァルフィリな回、ありがとうございます。
って、かなり個人趣味が入った感想で申し訳ありませんでしたぁ〜

ささはら

PS・・しかしサルやら吹奏楽部やら怪盗やら・・・・
色々なキャラを使って、なおかつ筋の通ったお話を書かれるなんてすごいですね。
尊敬尊敬〜

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10549『ある、晴れた〜』以来のらぶらぶヴァルフィリ!!6/15-18:08
記事番号10543へのコメント

ささはら 朋さんは No.10543「ぐはぁっ、ラブラブ!!!!」で書きました。

>こんにちわ、ささはらです!!
 こんにちわ!!

>ぐはぁぁぁぁぁっ!!ヴァルフィリですねぇぇぇぇぇっ!!
>なにがなんでも、もうとことんヴァルフィリですねぇぇぇぇぇっ!!
>読んでてモニターに突っ伏しておりました。(だって〜ラブラブなんだもん♪)
>お砂糖バケツ4杯ぐらい吐いたかも〜(いい意味で(謎))
>とゆーわけで今回はひたすらヴァルフィリ感想を述べさせていただきます。
 同士よぉぉぉぉ!!(感激)

>> こんにちは! 扇です。
>> 来た来た〜、ゼルファンの方には大打撃を与えた(ハズの)第6話の続きが!!
>> 今回は〜学園モノに徹します〜すいません〜嘘です〜(おい)
>> 前半・学園モノ、後半・ヴァルのバイトモノ(笑)
>>
>> ・・・・・・の前に、恒例の募集内容を載っけますか・・・。
>> 今回は、変更などのお知らせアリ。
>>
>>告知1・募集1である『出してほしいキャラクター大募集!』本編版を締め切りました!(理由・お知らせを受けても、出せそうにないから。過去にお知らせいただいたキャラは、出来れば出します)
>> 本編版ってのは、外伝版もあるからです(笑)
>>
>>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
>> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)
>
>
>にょえええええええっ?!
>ゼ、ゼロリナは?!
>・・・・・・・・っての冗談です。
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん(笑)
>まぁ、ゼロスくんとリナちゃんが会話しているだけで嬉しいですから、私は(^^)
 ゼロリナですね〜。
 基本的にこの話は、前半ゼロリナ・後半ガウリナのつもりなんですけど。
 前半・・・ゼロリナとわかるところ、たった一つきり(汗)
 ほとんどゼロリナのつもりなんですけど・・・ヘタだ、私・・・。
 小説2のゼロリナ小説に期待して下さい!!(まだ第2話書いてない『深淵〜』)

>> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
>> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。
>
>お?今回は扇様特有の『心臓麻痺起こさぬように気をつけてください』の注意書きがないっ?!
>それはそれでいいことなのかも・・・
 ああっ、忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

>__________________________________
>>
>>                          天国に一番近い女
>>                      第7話 〜友情、愛情、兄弟愛?〜
>>
>>
>> 今日の命題は、ポストの中にあった。
>> ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
>> 『6月14日午後9時までにヴァルを心から感動させないと即死亡!』
>> ・・・・・・・・・・・・。
>> 今、最もほしくない命題だ・・・・・・。
>
>いや、不幸少年を感動だせるのは素晴らしい事だと思いまふ。
 わたしも思いまふ。

>> 事の始まりは、3日前である11日の夜中。
>> あたしは、アメリアと一緒に総合病院にたどり着いた。
>> 受付に病室を聞いて、そこにたどり着き、扉を開ける。
>>「生きてる!?」
>>「生きてるわよ、うるさいわね」
>>  づごっ。
>> 見事な音を立てて、姉ちゃんが投げたパイプ椅子があたしの後頭部にガツン。
>>「・・・リナさん、生きてますか・・・?」
>>「い・・・一応・・・生きてる・・・」
>> アメリアが言う。心配するはずのあたしが、心配される身になってしまった・・・。
>> あっ、そうだ、ゼル!!
>>「ゼルさん・・・・・」
>> あたしが顔を上げると、そこにはベッドに横たわったゼルの姿。
>> 点滴をつながれていたりするが、そんな命に関わるほどではないようだ。
>> あたしは安心して、辺りを見回す。
>> ベッドの枕元で、パイプ椅子に座ってコーヒーを飲んでいる姉ちゃん。
>> その隣で、お茶をついでいるシルフィール。
>> 差し入れらしいカゴに入った果物を持って立っている、お隣さんのイリアさん。
>> ゼルを挟んで反対側には、最後に別れたときと同じ格好のガウリイ。
>> そして・・・・・・
>>「ヴァル・・・・・・」
>> ゼルの一番近くで、パイプ椅子に座って、あたしたちに背を向けて俯いているヴァル。
>> きっと、花火大会を抜け出して電話をして、様態を聞いてからずっとこの調子なんだろうな。
>> 彼、表向きはクールで通しているから、ここでヘタな慰めはよしたほうが良いんでしょうね。
>
>おお、たしかに!
 じゃないと、ヴァル君可哀想〜。

>>「姉ちゃん、ゼルさん、どうしたわけ?」
>>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
>> 姉ちゃんが、指を折っていきながら数えつつ言った。
>> 寝不足・・・あたしのせいかな・・・(第5話参照)。
>>「気管が治れば、すぐ退院できるだろうって。それまでは、点滴生活」
>>「そう・・・・・・」
>> ゼルも、大変だろうけど。
>> ヴァルは・・・・・・
>>「入院費は、どうなるんでしょうか」
>> アメリアのふとしたつぶやきに、みんなが目を向ける。
>>「この一家に払わせるわけにはいきませんね」
>> シルフィールが、ゼルとヴァルに目を向ける。
>>「だから、俺たちが来たんだ」
>>「うちさぁ、見かけによらずお金あるじゃん? まぁ、親が海外貿易やってれば分かるコトだけど。
>> だから、少し肩代わりしてあげようと思って」
>> 姉ちゃんとガウリイが言う。
>> 普段のヴァルなら、「そんなこと出来ません」とか言って、意志の強い顔を向けるだろうけど。
>> お金のことに関しては・・・ねぇ。
>>「看病、お手伝いします!」
>> イリアさんがガッツポーズをして。
>> みんなの視線は、自然とヴァルに集まった。
>> 彼は、相変わらず俯いたまま。
>> 彼の頭が、少し動いた。
>> 何か言うんだろうな、とあたし達が沈黙すると・・・・・・
>>「ヴァル〜〜っ!!
>> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>>  づがしゃぁぁぁっ!!
>> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>>「フィリア・・・・・・」
>> ヴァルの、呆れたような声がする。
>
>現れましたね。今回のヒロインが(^^)
 今回のヒロインよ☆

>> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
>>「静かにして下さいよ〜、フィリアさん〜」
>>「あっ、すみません」
>> アメリアの言葉に、やっとフィリアは何かに気付いたようだ。
>>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
>> 相談に乗りますよ!!
>> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
>>「フィリア〜・・・落ち着いて〜・・・」
>> 混乱しているのは、よく分かったから・・・・・・。
>> フィリアは、キッと顔を上げると、何かを決心したような顔をする。
>>「ヴァルもゼルガディスさんも、放ってはおけません!
>> レゾさん達にもお世話になりましたし・・・私が面倒見ます・・・!!」
>>「にゃに〜!?」
>> 一番反応を示したのは、ヴァルだった。
>
>ヴァルくん、かわいい。にゃに〜!?って・・・・(笑)
 出身地の方言のなまり(笑)
 嘘です、嘘・・・。

>>「おいおい、そんなのはこっちから願い下げだ!
>> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
>>「ああっ、それ以上言わないで下さい〜」
>> ヴァルの言葉を遮って、フィリアが力無く言う。
>>「けれどヴァル、あなたバイト程度で、ゼルガディスさんが助けられると思っているんですか!?」
>>「それは・・・・・・」
>> フィリアの言葉に、ヴァルは斜め下を向いて、黙り込んでしまう。
>>「はいはい、シュラバに子供に用はな〜い。
>> 明日学校有るんだから、あなたたちは早く帰って寝てなさ〜い!」
>> 姉ちゃんにそう言われ、あたしとアメリアは病室から追い出され・・・・・・
>> 6月11日、終了。
>>
>> ――――二日前、6月12日午前11時43分。
>> あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
>> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
>> 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
>> 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
>> あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
>> このグループのメンバーは・・・・・・
>>「やっほぅ、リナさん☆」
>>「・・・あんた、体育委員だったのか・・・」
>> 明るいアメリア、呆れたヴァル・・・・・・。
>>「先生先生先生、本当にあたしをこいつらに付けて良いわけ!?」
>> 親友をかばってズルするかもよ(絶対しないけど)、とあたしが言ったら・・・。
>>「へーきだ、へーき。別に、誰も気にしたりはせん」
>> ガーヴ先生は、あくまでノう天気。
>> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
>> なら、絶対ズルはしないわ。
>> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
>>
>>「まずは、長前体屈折ね!」
>> たしか、こんな名前だったはず。
>> 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
>>「これはね、こうやるのよ」
>> あたしが、まずお手本をする。
>> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>>「ていっ」
>> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>>「こうやるのよ」
>>「先輩凄い、1M行ってます!」
>>「ズルですよ、リナさん!!」
>> グループの一人の女子が巻き尺で距離を測り感嘆の声をあげ、アメリアが抗議する。
>>「冗談よ、じょ・う・だ・ん」
>>「ほーう、面白くない冗談だな」
>> あたしが、茶目っ気たっぷりにウインクすると・・・
>> 後ろから、暗ぁい声。
>>「が・・・がぁう゛先生・・・」
>>「これから、このグループには、俺も付く」
>>「ガーヴ先生!」
>> ズルが嫌な気分が半分、ガーヴ先生が嬉しいんだろうが半分の、期待の声をあげるヴァル。
>>「じゃあ、次は握力を図るぞ。ルナ妹、今度はちゃ・ん・と、教えろよ」
>>「・・・はい・・・・・・」
>> ガーヴ先生の声は、時として凶器と化す・・・冗談。
>>
>> ――――二日前の放課後。
>> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>>  ぷぴー!
>>「あら、リナさん。どうしたの?」
>>「蒼月さん・・・・・・」
>> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
>>「部活に行くのよ」
>>  ぷぴー。
>>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>>「ぎくっ」
>> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
>>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
>> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
>> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
>>
>> ――――で、二日後の今日、学校で。
>> 今日は、ヴァルが来ていなかった。
>> アメリアに聞くと、「わたしも分かりません」との返事。
>> となれば、購買部に行くしかない!
>>「フィリア〜」
>> あたしたちが思い立って30秒。
>> そこは、あっという間に購買部(早っ)。
>> だが、そこにはフィリアの姿はなく・・・・・・
>>「だからフィリアさん、ファイトよ!
>> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」
>
>おお!?この人はもしかして・・・・・私では?(爆)
 貴方です☆
 ふふふ・・・。

>>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
>> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
>> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」
>
>なんていうお決まりなセリフを・・・・
>きゃ☆恥ずかしいっ!(←バカ)
 恥ずかしかった☆

>>「でも・・・彼には・・・」
>>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
>> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。
>
>ささはら恋愛相談室!(って、名前ないキャラだったけ、私)
 いえいえいえ、開いちゃいましょう、相談室!!(連日超満員)

>>「フィリア!」
>>「わぁあっ、リナさんアメリアさん!!
>> いつからそこに!?」
>>「結構前からよ」
>> あたしがふんぞり返って言うと、こっちを向いたフィリアは、顔を紅くする。
>>「ま、まさか、今の話・・・!?」
>>「結構聞こえてました。フィリアさん、思い人は誰ですか!?
>> 相談にのりますよ。恋は正義です!!」
>
>アメちゃんかわいい。フィリアさんも初々しくてラブリ〜
 アメリア・・・いいですよね・・・。

>> そーかなー、と思いつつ、あたしは別のことを言う。
>>「ところでフィリア、ヴァルを知らない?」
>>「べべべべべべべ、別にわたしヴァルのことをなんたらってワケじゃ・・・・・・え?」
>
>思いっきり動揺しちゃってる〜♪可愛い〜♪
 フィリア〜、おちついて〜(笑)

>> 必死に手を振って何かを否定しようとしていたフィリアは、やっと言葉に意味を理解したらしく、疑問符を頭に浮かべる。
>>「なんか勘違いしてるみたいだけど・・・・・・ヴァル、今日来てないんだけど・・・」
>>「えええっ?
>> おかしいですね、今朝はちゃんと家を出ましたけど・・・」
>> ・・・何で知ってるわけ?
>> あたしが、疑問を話すと、
>>「今ヴァルはうちに来てますから」
>> えっへん、と言うフィリア。
>>「あ、いえ、その方が生活費もかからないし、良いかなぁ、と思ったからであって、別にやましい下心があったわけでは・・・」
>
>・・・・あったんですね?下心・・・・・・・
>このお話ってフィリアの方が年上なんですよね。三歳も。
>・・・・・なんかヴァルフィリってゆーより、フィリヴァルですね(爆)
 ですね(笑)
 それも良いですけど☆

>>「はいはい、難しい話は後にして・・・。
>> じゃあ、ヴァルは家を出てから、行方をくらましたワケね・・・」
>> 一体、どこへ・・・。
>>「愛しの愛しのおにーさまのところじゃない?」
>> ふと、何気なく発したバイトの女の子の言葉に・・・
>>「それだぁぁぁっ!!」
>> あたしたちは向き合い、だだだっと駆け出す。
>> ――――現在、6月14日午後2時39分。
>>
>>「おやおやリナさん、学校を抜け出すつもりですか?」
>>「ううん、全然」
>> 現れたゼロスの言葉に、あたしは靴を履きながら言う。
>>「けれど、靴を履いているじゃないですか」
>>「そうよ」
>>「まだ学校は、終わってませんけれど?
>> それに、アメリアさんは?」
>> そう、今この場にアメリアの姿はない。
>>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
>> あたしの作戦・・・それは。
>> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
>> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
>> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
>>「さて、と・・・総合病院に行かなきゃ!!」
>>
>> ――――現在、午後4時31分。
>>「ほら先輩、サルの餌」
>>「あー、はいはい」
>> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
>>
>> ・・・・・・コトの始まりは、1時間前。
>> 病院にはすでにヴァルの姿はなく、看護婦さんの言葉によると、動物園にバイトに行ったとか。
>> で、来てみると、ヴァルはいつの間にやらキリンにニンジンをあげていた。
>> 今日は小学生が遠足に来ているらしく、動物園の中は人でごった返しているため、臨時で呼ばれたそうだ。
>> ヴァル曰く、「ガーヴ先生が許してくれたから来た」だそうだ。
>> 少しでも生活費の足しになれば(ていうか、フィリアの元を離れたいようだ)・・・と、彼もこの依頼を受けたそうだ。
>> で、平日のこんな時間のため人手不足であるこの動物園にあたしが発見されてしまったため、あたしも手伝いにかり出されたと・・・こういうわけである。
>> ホント、ハタ迷惑・・・。
>>「はいはーい、お猿さーん」
>> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>>「うきっ」
>> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>>  ずべずべずべ。
>> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
>>「あーっ!!」
>> さらには、小学生達まで襲いだし、おやつをせしめている。
>> なんて、セコいサル・・・!!
>> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
>>「やめい、しゅんたん!!」
>> 上空から、声が響く。
>>「ききっ?」
>> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>>「ききーーーっ!!」
>> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
>>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>>「・・・・・・誰?」
>> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>>「われぇ、きさま!
>> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」
>
>をおいっ!!!
 扇様のおとおりだぁぁぁぁぁぁぁっ!!(爆)

>>「と、下っ端のエイスですぅ☆」
>
>し、下っ端って・・・・
 え・・・・・・えへ☆

>> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
>>「悪い、ぜんっぜん覚えてない」
>>「きぃぃぃぃっ!!」
>> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
>> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」
>
>たしかあったねぇ、そんなクラブも(爆)
 あったなぁ、そんなクラブ(爆)

>>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
>> キレた声と、のんきな声がする。
>>「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
>>「ききーーーっ!!」
>> しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
>>「てい」
>>  ばふっ。
>> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
>>「まったく先輩、仕事中にサボるなよ」
>>「そーだそーだリナ=インバース、ヴァル君を困らせるな!!」
>
>あ、ヴァルくんと会話してますね〜フィリアに妬かれますよ?
 いいの〜、別に〜(笑)

>>「あんたのせいでしょーがっ!!」
>> 『怪盗』の言葉に、あたしは叫ぶ。
>>「まったくゼロス、ちゃんとやってるんだろーか・・・。
>> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
>> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
>> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
>> 残された、もう一人は・・・。
>>「ああ〜っ、扇さん〜!
>> 置いてかないで下さい〜!!」
>> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
>> そして、残されたのは・・・。
>>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>>「うきっ」
>>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>>「うききっ」
>> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
>>「まだ餌が足りないんだってさ。先輩、ちゃんとやってくれよ」
>>「わかってるわよ・・・」
>> あたしはそう言って、餌袋に手を伸ばした・・・。
>>
>>「あー、今日も良く仕事した〜!」
>>「ていうかあんた、何しに来たわけ?」
>> あたしのつぶやきに、ヴァルが聞いてくる。
>>「あんたを探しに来たのよ」
>>「・・・なに?」
>>「みんな、心配してるのよ!」
>> そうだ。
>> あやうく忘れるところだったけど、あたしはヴァルを連れ帰りに来たんだった。
>>「なんで・・・先輩が。別に、頼んだワケでもないし・・・」
>> むかっ。
>>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
>> あたしは、思わず叫ぶ。
>>「親友・・・だと・・・?」
>> ああっ、もういいや!
>> あたしは、気持をぶちまけた。
>>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
>> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
>> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。
>
>くぅぅぅぅぅ、リナちゃん立派なセリフ!
>彼の荒んだハートにジャスト・ミートですね!
 ジャスト・ミート、ミートスパゲティです!!(謎)

>>「俺は・・・・・・」
>> 彼は、そこで何を言おうとしたのか・・・今は分からないけれど。
>>「ヴァル・・・!!」
>> フィリアが現れた・・・。
>
>ヴァルフィリ路線突っ走り☆
 そう、ヴァルフィリーーーー!!

>> ――――現在、午後8時46分。14分前――――
>>「ヴァル・・・探したんですよ!!」
>> フィリアは、肩で息をして叫ぶ。
>>「フィリア・・・・・・」
>> ヴァルが、意外そうに呟く。
>>「あんたが心配してるのは・・・兄貴じゃないのか?」
>> その声は・・・意外にも、冷たかった。
>
>ヴァル!なんてことゆーんだ!!
>フィリアさんが誰を見てるかなんて気付くだろぉ、ふつ〜!!
 フィリアさん、きっとヴァル君が見れなくって、だから手頃なゼルさんをずっと見てたんですね〜(おいおい)

>ゼルフィリなんてモンがあったら、泣くぞ!私はっ!!
>(↑って、意味不明)
 ある、かも(笑)
 TRYの最後、ヴァルが助からなかったら、そーいうのも出来てたかも・・・(ゼル、なにげにフィリアと仲良さそうだったし)

>>「え・・・・・・?」
>>「あんた、いつも兄貴しか見てなかったじゃないか。俺のことなんか・・・!」
>>「な、何を言ってるんですか?」
>> フィリアは、何が何だか分からない、とばかりに言う。
>>「わ、わたしは別に、ゼルガディスさんのことを好きってわけじゃ・・・いえ、好きは好きですけど、それは友達とか、知り合いと見て・・・」
>>「じゃあ、どうしていつも、俺から目を逸らすんだ!?」
>> ヴァルのハスキーボイスがあたしの耳に届く。
>>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>>「なんで・・・・・・」
>>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
>> フィリアが、顔を紅くして言う。
>
>きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
>このやり取り最高ですぅぅぅぅぅぅっ!!!
>ヴァルかっこええ〜
>フィリア可愛い〜純情〜可憐〜!!!!!!!
>抱きしめたいです、はい。
 ヴァルに抱きしめさせなきゃっ!!

>> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
>> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。
>
>ぐはぁっ。ラブラブラブ・・・・・・・
>斜め右下45度・・・・・・・少女マンガ告白シーンでの王道ですね(謎)
 王道!!!(王道をこよなく愛する人、扇)

>>「フィリア・・・・・・」
>> ヴァルが、一歩前に出て、フィリアに手を伸ばす。
>>『うーん、ラブコメですねぇ。あ、ラブコメはコメディも入ってないとだめなんですよねぇ』
>> ゼロスが、人の頭の中に声を響かせる。はっきり言って、うるさい。
>
>リナちゃん、そんなこと言わないで・・・・(泣)
 ゼロリナ信者さんにはつらいですね〜・・・。

>>『それはそうとリナさん、あと10分をきりましたよ』
>>「ちょっと黙っててよ」
>> あたしは、ごく力小さな声で言う。
>>「ヴァル、あんた自分の気持ちをさっさと言いなさいよ!
>> フィリアのこと、好きなんでしょ?」
>>「んな・・・!!」
>> 顔を真っ赤にしたヴァルが振り返る。
>>「ななななな、なに勝手なこと言って・・・」
>>「本当のこと言ってるのよ〜」
>> あたしは、ヒトの悪い笑みを浮かべる。
>> ヴァルは動揺している。恥ずかしがっている。でも、告白の場が出来て嬉しい(ハズ)。
>
>うん、嬉しいはず♪
 ハズ☆

>> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)
>
>なんて便利なっ!!!
>あのじれったい二人はこうでもしないくっつきませんからねぇ。
 ですよねぇ。
 ついでに命題クリアで一石二鳥☆

>>「ヴァル・・・」
>>「フィリア・・・」
>> 頬を朱に染めたフィリア、その顔に手をかける・・・ヴァル。
>> きゃーきゃーきゃー、らぶらぶ〜(←ガキ)
>
>きゃ〜きゃ〜らぶらぶ〜(更にガキが一人!)
 ああ、あんなところで私に似た感じのヒトが、私と同じコト言ってる!!

>>「わたし・・・言えなかったんです。ヴァルは・・・3歳くらい、年下ですし・・・・・・」
>>「ね、年令なんか関係有るか!」
>> (かなり動揺してるけど)男らしく(?)力強く言うヴァル。
>>「俺は・・・ずっとフィリアを見てた。フィリアが、俺を見ていなくても・・・」
>>「ヴァル・・・・・・」
>> 二人は、ささやき(?)あって、そして・・・・・・!!
>
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・妄想中。(別名トリップしてる最中です)
>し・あ・わ・せ・・・・・・・・・・・
>いやぁ〜やっぱりらぶらぶ〜
>たっぷりと堪能させてもらいました(^^)
 ああ、ならもっと細かく描写を・・・・・・恥ずかしくて出来ないや(爆)

>>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
>> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』
>
>ゼロス様、あなたも充分お若いですわっ!!
 外見は若いですわ!!

>>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』
>
>・・・・・v?
 はぁとまぁく、ですね。
 告白(はぁと)ですから。

>>「あー、良かった良かった」
>> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
>> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
>>
>>
>> 続くv
>>
>>  今回登場したみなさん
>>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
>>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>>☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
>>
>>  今回の命題提供者
>>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
>>
>>__________________________________
>>
>>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>>オ:ぎくっ・・・・・・。
>>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>>オ:最終話参照!!
>>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
>>
>> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)
>
>
>
>ヴァルフィリ〜ヴァルフィリ〜ちょっとばっかしフィリヴァル〜♪
>とにかく最高〜でした☆
>これから私の出番はないでしょう。恋が実ちゃったわけですし(^^)
 いえいえ、最終話はオールキャスト(出来る限り)ですから・・・!!
 名前が出るだけ・・・ってのは、言わないお約束☆

>でも嬉しい〜♪
>とことんヴァルフィリな回、ありがとうございます。
>って、かなり個人趣味が入った感想で申し訳ありませんでしたぁ〜
 いえいえ、嬉しいです〜!!

>ささはら
>
>PS・・しかしサルやら吹奏楽部やら怪盗やら・・・・
>色々なキャラを使って、なおかつ筋の通ったお話を書かれるなんてすごいですね。
>尊敬尊敬〜
 ありがとうございますです〜!!
 ありがたすぎなコメント、どうもです〜!!
 ではでは〜☆

PS・ところで、ささはら様がこの間言っていた、ヴァルフィリ作家さんのHPって・・・?

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10572扇様の書かれるヴァルフィリは何でもラブラブ☆ささはら 朋 6/16-12:17
記事番号10549へのコメント

扇さんは No.10549「『ある、晴れた〜』以来のらぶらぶヴァルフィリ!!」で書きました。

こんにちわ〜♪
ヴァルフィリ同盟王国警備隊長ささはらです(なんじゃそりゃ)!!

>>ぐはぁぁぁぁぁっ!!ヴァルフィリですねぇぇぇぇぇっ!!
>>なにがなんでも、もうとことんヴァルフィリですねぇぇぇぇぇっ!!
>>読んでてモニターに突っ伏しておりました。(だって〜ラブラブなんだもん♪)
>>お砂糖バケツ4杯ぐらい吐いたかも〜(いい意味で(謎))
>>とゆーわけで今回はひたすらヴァルフィリ感想を述べさせていただきます。

> 同士よぉぉぉぉ!!(感激)

おう、同士ですともっ!!

>>>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
>>> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)
>>
>>
>>にょえええええええっ?!
>>ゼ、ゼロリナは?!
>>・・・・・・・・っての冗談です。
>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん(笑)
>>まぁ、ゼロスくんとリナちゃんが会話しているだけで嬉しいですから、私は(^^)

> ゼロリナですね〜。
> 基本的にこの話は、前半ゼロリナ・後半ガウリナのつもりなんですけど。
> 前半・・・ゼロリナとわかるところ、たった一つきり(汗)
> ほとんどゼロリナのつもりなんですけど・・・ヘタだ、私・・・。
> 小説2のゼロリナ小説に期待して下さい!!(まだ第2話書いてない『深淵〜』)

いやいや、本当に冗談のつもりなんで、んな真剣に考えないでください(^^)
前半はちゃんとゼロリナしてましたよ☆
小説2の方も楽しみにしてますねぇ〜

>>> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
>>> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。

>>お?今回は扇様特有の『心臓麻痺起こさぬように気をつけてください』の注意書きがないっ?!
>>それはそれでいいことなのかも・・・

> ああっ、忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

それはいかんですぅぅ!!
これは心臓麻痺起こした人、多数ですねぇぇぇぇっ!!
きっと。

>>__________________________________
>>>
>>>                          天国に一番近い女
>>>                      第7話 〜友情、愛情、兄弟愛?〜
>>>
>>>
>>> 今日の命題は、ポストの中にあった。
>>> ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
>>> 『6月14日午後9時までにヴァルを心から感動させないと即死亡!』
>>> ・・・・・・・・・・・・。
>>> 今、最もほしくない命題だ・・・・・・。

>>いや、不幸少年を感動だせるのは素晴らしい事だと思いまふ。

> わたしも思いまふ。

そうですとも。

>>> 事の始まりは、3日前である11日の夜中。
>>> あたしは、アメリアと一緒に総合病院にたどり着いた。
>>> 受付に病室を聞いて、そこにたどり着き、扉を開ける。
>>>「生きてる!?」
>>>「生きてるわよ、うるさいわね」
>>>  づごっ。
>>> 見事な音を立てて、姉ちゃんが投げたパイプ椅子があたしの後頭部にガツン。
>>>「・・・リナさん、生きてますか・・・?」
>>>「い・・・一応・・・生きてる・・・」
>>> アメリアが言う。心配するはずのあたしが、心配される身になってしまった・・・。
>>> あっ、そうだ、ゼル!!
>>>「ゼルさん・・・・・」
>>> あたしが顔を上げると、そこにはベッドに横たわったゼルの姿。
>>> 点滴をつながれていたりするが、そんな命に関わるほどではないようだ。
>>> あたしは安心して、辺りを見回す。
>>> ベッドの枕元で、パイプ椅子に座ってコーヒーを飲んでいる姉ちゃん。
>>> その隣で、お茶をついでいるシルフィール。
>>> 差し入れらしいカゴに入った果物を持って立っている、お隣さんのイリアさん。
>>> ゼルを挟んで反対側には、最後に別れたときと同じ格好のガウリイ。
>>> そして・・・・・・
>>>「ヴァル・・・・・・」
>>> ゼルの一番近くで、パイプ椅子に座って、あたしたちに背を向けて俯いているヴァル。
>>> きっと、花火大会を抜け出して電話をして、様態を聞いてからずっとこの調子なんだろうな。
>>> 彼、表向きはクールで通しているから、ここでヘタな慰めはよしたほうが良いんでしょうね。

>>おお、たしかに!

> じゃないと、ヴァル君可哀想〜。

なんせクールな男ですから(笑)

>>>「姉ちゃん、ゼルさん、どうしたわけ?」
>>>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
>>> 姉ちゃんが、指を折っていきながら数えつつ言った。
>>> 寝不足・・・あたしのせいかな・・・(第5話参照)。
>>>「気管が治れば、すぐ退院できるだろうって。それまでは、点滴生活」
>>>「そう・・・・・・」
>>> ゼルも、大変だろうけど。
>>> ヴァルは・・・・・・
>>>「入院費は、どうなるんでしょうか」
>>> アメリアのふとしたつぶやきに、みんなが目を向ける。
>>>「この一家に払わせるわけにはいきませんね」
>>> シルフィールが、ゼルとヴァルに目を向ける。
>>>「だから、俺たちが来たんだ」
>>>「うちさぁ、見かけによらずお金あるじゃん? まぁ、親が海外貿易やってれば分かるコトだけど。
>>> だから、少し肩代わりしてあげようと思って」
>>> 姉ちゃんとガウリイが言う。
>>> 普段のヴァルなら、「そんなこと出来ません」とか言って、意志の強い顔を向けるだろうけど。
>>> お金のことに関しては・・・ねぇ。
>>>「看病、お手伝いします!」
>>> イリアさんがガッツポーズをして。
>>> みんなの視線は、自然とヴァルに集まった。
>>> 彼は、相変わらず俯いたまま。
>>> 彼の頭が、少し動いた。
>>> 何か言うんだろうな、とあたし達が沈黙すると・・・・・・
>>>「ヴァル〜〜っ!!
>>> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>>>  づがしゃぁぁぁっ!!
>>> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>>>「フィリア・・・・・・」
>>> ヴァルの、呆れたような声がする。

>>現れましたね。今回のヒロインが(^^)

> 今回のヒロインよ☆

リナちゃん、ピーンチッ!!

>>> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
>>>「静かにして下さいよ〜、フィリアさん〜」
>>>「あっ、すみません」
>>> アメリアの言葉に、やっとフィリアは何かに気付いたようだ。
>>>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
>>> 相談に乗りますよ!!
>>> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
>>>「フィリア〜・・・落ち着いて〜・・・」
>>> 混乱しているのは、よく分かったから・・・・・・。
>>> フィリアは、キッと顔を上げると、何かを決心したような顔をする。
>>>「ヴァルもゼルガディスさんも、放ってはおけません!
>>> レゾさん達にもお世話になりましたし・・・私が面倒見ます・・・!!」
>>>「にゃに〜!?」
>>> 一番反応を示したのは、ヴァルだった。

>>ヴァルくん、かわいい。にゃに〜!?って・・・・(笑)

> 出身地の方言のなまり(笑)
> 嘘です、嘘・・・。

一体どこの出身なんだぁぁっ!!
ってゆーことは、ゼルもなまりでしゃべるの!?
って、ウソウソ。

>>>「おいおい、そんなのはこっちから願い下げだ!
>>> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
>>>「ああっ、それ以上言わないで下さい〜」
>>> ヴァルの言葉を遮って、フィリアが力無く言う。
>>>「けれどヴァル、あなたバイト程度で、ゼルガディスさんが助けられると思っているんですか!?」
>>>「それは・・・・・・」
>>> フィリアの言葉に、ヴァルは斜め下を向いて、黙り込んでしまう。
>>>「はいはい、シュラバに子供に用はな〜い。
>>> 明日学校有るんだから、あなたたちは早く帰って寝てなさ〜い!」
>>> 姉ちゃんにそう言われ、あたしとアメリアは病室から追い出され・・・・・・
>>> 6月11日、終了。
>>>
>>> ――――二日前、6月12日午前11時43分。
>>> あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
>>> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
>>> 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
>>> 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
>>> あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
>>> このグループのメンバーは・・・・・・
>>>「やっほぅ、リナさん☆」
>>>「・・・あんた、体育委員だったのか・・・」
>>> 明るいアメリア、呆れたヴァル・・・・・・。
>>>「先生先生先生、本当にあたしをこいつらに付けて良いわけ!?」
>>> 親友をかばってズルするかもよ(絶対しないけど)、とあたしが言ったら・・・。
>>>「へーきだ、へーき。別に、誰も気にしたりはせん」
>>> ガーヴ先生は、あくまでノう天気。
>>> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
>>> なら、絶対ズルはしないわ。
>>> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
>>>
>>>「まずは、長前体屈折ね!」
>>> たしか、こんな名前だったはず。
>>> 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
>>>「これはね、こうやるのよ」
>>> あたしが、まずお手本をする。
>>> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>>>「ていっ」
>>> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>>>「こうやるのよ」
>>>「先輩凄い、1M行ってます!」
>>>「ズルですよ、リナさん!!」
>>> グループの一人の女子が巻き尺で距離を測り感嘆の声をあげ、アメリアが抗議する。
>>>「冗談よ、じょ・う・だ・ん」
>>>「ほーう、面白くない冗談だな」
>>> あたしが、茶目っ気たっぷりにウインクすると・・・
>>> 後ろから、暗ぁい声。
>>>「が・・・がぁう゛先生・・・」
>>>「これから、このグループには、俺も付く」
>>>「ガーヴ先生!」
>>> ズルが嫌な気分が半分、ガーヴ先生が嬉しいんだろうが半分の、期待の声をあげるヴァル。
>>>「じゃあ、次は握力を図るぞ。ルナ妹、今度はちゃ・ん・と、教えろよ」
>>>「・・・はい・・・・・・」
>>> ガーヴ先生の声は、時として凶器と化す・・・冗談。
>>>
>>> ――――二日前の放課後。
>>> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>>>  ぷぴー!
>>>「あら、リナさん。どうしたの?」
>>>「蒼月さん・・・・・・」
>>> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
>>>「部活に行くのよ」
>>>  ぷぴー。
>>>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>>>「ぎくっ」
>>> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
>>>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
>>> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
>>> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
>>>
>>> ――――で、二日後の今日、学校で。
>>> 今日は、ヴァルが来ていなかった。
>>> アメリアに聞くと、「わたしも分かりません」との返事。
>>> となれば、購買部に行くしかない!
>>>「フィリア〜」
>>> あたしたちが思い立って30秒。
>>> そこは、あっという間に購買部(早っ)。
>>> だが、そこにはフィリアの姿はなく・・・・・・
>>>「だからフィリアさん、ファイトよ!
>>> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」

>>おお!?この人はもしかして・・・・・私では?(爆)

> 貴方です☆
> ふふふ・・・。

はは・・・・ははは・・・・(汗)

>>>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
>>> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>>>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
>>> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」

>>なんていうお決まりなセリフを・・・・
>>きゃ☆恥ずかしいっ!(←バカ)

> 恥ずかしかった☆

嬉し恥ずかし恋愛室☆

>>>「でも・・・彼には・・・」
>>>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>>>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
>>> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。

>>ささはら恋愛相談室!(って、名前ないキャラだったけ、私)

> いえいえいえ、開いちゃいましょう、相談室!!(連日超満員)

くさいセリフを吐く事で有名な私☆
悩める貴方を救います☆

>>>「フィリア!」
>>>「わぁあっ、リナさんアメリアさん!!
>>> いつからそこに!?」
>>>「結構前からよ」
>>> あたしがふんぞり返って言うと、こっちを向いたフィリアは、顔を紅くする。
>>>「ま、まさか、今の話・・・!?」
>>>「結構聞こえてました。フィリアさん、思い人は誰ですか!?
>>> 相談にのりますよ。恋は正義です!!」

>>アメちゃんかわいい。フィリアさんも初々しくてラブリ〜

> アメリア・・・いいですよね・・・。

はっ!フィリアさんの相談に乗るってこてゃ・・・
私のライバルじゃないですかっ!!(←焦ってる)

>>> そーかなー、と思いつつ、あたしは別のことを言う。
>>>「ところでフィリア、ヴァルを知らない?」
>>>「べべべべべべべ、別にわたしヴァルのことをなんたらってワケじゃ・・・・・・え?」

>>思いっきり動揺しちゃってる〜♪可愛い〜♪

> フィリア〜、おちついて〜(笑)

落ち着かないとバレバレだぞ〜

>>> 必死に手を振って何かを否定しようとしていたフィリアは、やっと言葉に意味を理解したらしく、疑問符を頭に浮かべる。
>>>「なんか勘違いしてるみたいだけど・・・・・・ヴァル、今日来てないんだけど・・・」
>>>「えええっ?
>>> おかしいですね、今朝はちゃんと家を出ましたけど・・・」
>>> ・・・何で知ってるわけ?
>>> あたしが、疑問を話すと、
>>>「今ヴァルはうちに来てますから」
>>> えっへん、と言うフィリア。
>>>「あ、いえ、その方が生活費もかからないし、良いかなぁ、と思ったからであって、別にやましい下心があったわけでは・・・」

>>・・・・あったんですね?下心・・・・・・・
>>このお話ってフィリアの方が年上なんですよね。三歳も。
>>・・・・・なんかヴァルフィリってゆーより、フィリヴァルですね(爆)

> ですね(笑)
> それも良いですけど☆

実を言うとですねぇ・・・・
ヴァルくんはフィリア以外には、『受け』ですね、きっと。
不幸な美少年ですから・・・・って、なにを話してんでしょうね、私は(汗)
あははははは・・・

>>>「はいはい、難しい話は後にして・・・。
>>> じゃあ、ヴァルは家を出てから、行方をくらましたワケね・・・」
>>> 一体、どこへ・・・。
>>>「愛しの愛しのおにーさまのところじゃない?」
>>> ふと、何気なく発したバイトの女の子の言葉に・・・
>>>「それだぁぁぁっ!!」
>>> あたしたちは向き合い、だだだっと駆け出す。
>>> ――――現在、6月14日午後2時39分。
>>>
>>>「おやおやリナさん、学校を抜け出すつもりですか?」
>>>「ううん、全然」
>>> 現れたゼロスの言葉に、あたしは靴を履きながら言う。
>>>「けれど、靴を履いているじゃないですか」
>>>「そうよ」
>>>「まだ学校は、終わってませんけれど?
>>> それに、アメリアさんは?」
>>> そう、今この場にアメリアの姿はない。
>>>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
>>> あたしの作戦・・・それは。
>>> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
>>> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
>>> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
>>>「さて、と・・・総合病院に行かなきゃ!!」
>>>
>>> ――――現在、午後4時31分。
>>>「ほら先輩、サルの餌」
>>>「あー、はいはい」
>>> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
>>>
>>> ・・・・・・コトの始まりは、1時間前。
>>> 病院にはすでにヴァルの姿はなく、看護婦さんの言葉によると、動物園にバイトに行ったとか。
>>> で、来てみると、ヴァルはいつの間にやらキリンにニンジンをあげていた。
>>> 今日は小学生が遠足に来ているらしく、動物園の中は人でごった返しているため、臨時で呼ばれたそうだ。
>>> ヴァル曰く、「ガーヴ先生が許してくれたから来た」だそうだ。
>>> 少しでも生活費の足しになれば(ていうか、フィリアの元を離れたいようだ)・・・と、彼もこの依頼を受けたそうだ。
>>> で、平日のこんな時間のため人手不足であるこの動物園にあたしが発見されてしまったため、あたしも手伝いにかり出されたと・・・こういうわけである。
>>> ホント、ハタ迷惑・・・。
>>>「はいはーい、お猿さーん」
>>> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>>>「うきっ」
>>> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>>>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>>>  ずべずべずべ。
>>> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
>>>「あーっ!!」
>>> さらには、小学生達まで襲いだし、おやつをせしめている。
>>> なんて、セコいサル・・・!!
>>> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
>>>「やめい、しゅんたん!!」
>>> 上空から、声が響く。
>>>「ききっ?」
>>> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>>>「ききーーーっ!!」
>>> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
>>>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>>>「・・・・・・誰?」
>>> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>>>「われぇ、きさま!
>>> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」

>>をおいっ!!!

> 扇様のおとおりだぁぁぁぁぁぁぁっ!!(爆)

きゃ〜助けて〜
ってをいをい。

>>>「と、下っ端のエイスですぅ☆」

>>し、下っ端って・・・・

> え・・・・・・えへ☆

う〜ん、これでいいのだろうか・・・・

>>> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
>>>「悪い、ぜんっぜん覚えてない」
>>>「きぃぃぃぃっ!!」
>>> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>>>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
>>> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」

>>たしかあったねぇ、そんなクラブも(爆)

> あったなぁ、そんなクラブ(爆)

別名ヴァルくんストーカークラブ。

>>>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
>>> キレた声と、のんきな声がする。
>>>「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
>>>「ききーーーっ!!」
>>> しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
>>>「てい」
>>>  ばふっ。
>>> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
>>>「まったく先輩、仕事中にサボるなよ」
>>>「そーだそーだリナ=インバース、ヴァル君を困らせるな!!」

>>あ、ヴァルくんと会話してますね〜フィリアに妬かれますよ?

> いいの〜、別に〜(笑)

モーニングスター・・・・・・ですよ?

>>>「あんたのせいでしょーがっ!!」
>>> 『怪盗』の言葉に、あたしは叫ぶ。
>>>「まったくゼロス、ちゃんとやってるんだろーか・・・。
>>> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
>>> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
>>> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
>>> 残された、もう一人は・・・。
>>>「ああ〜っ、扇さん〜!
>>> 置いてかないで下さい〜!!」
>>> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
>>> そして、残されたのは・・・。
>>>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>>>「うきっ」
>>>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>>>「うききっ」
>>> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
>>>「まだ餌が足りないんだってさ。先輩、ちゃんとやってくれよ」
>>>「わかってるわよ・・・」
>>> あたしはそう言って、餌袋に手を伸ばした・・・。
>>>
>>>「あー、今日も良く仕事した〜!」
>>>「ていうかあんた、何しに来たわけ?」
>>> あたしのつぶやきに、ヴァルが聞いてくる。
>>>「あんたを探しに来たのよ」
>>>「・・・なに?」
>>>「みんな、心配してるのよ!」
>>> そうだ。
>>> あやうく忘れるところだったけど、あたしはヴァルを連れ帰りに来たんだった。
>>>「なんで・・・先輩が。別に、頼んだワケでもないし・・・」
>>> むかっ。
>>>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
>>> あたしは、思わず叫ぶ。
>>>「親友・・・だと・・・?」
>>> ああっ、もういいや!
>>> あたしは、気持をぶちまけた。
>>>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
>>> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
>>> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。

>>くぅぅぅぅぅ、リナちゃん立派なセリフ!
>>彼の荒んだハートにジャスト・ミートですね!

> ジャスト・ミート、ミートスパゲティです!!(謎)

・・・・・・ツッコミ不可能(爆)

>>>「俺は・・・・・・」
>>> 彼は、そこで何を言おうとしたのか・・・今は分からないけれど。
>>>「ヴァル・・・!!」
>>> フィリアが現れた・・・。

>>ヴァルフィリ路線突っ走り☆

> そう、ヴァルフィリーーーー!!

今回のメインディッシュだぁぁぁ!!

>>> ――――現在、午後8時46分。14分前――――
>>>「ヴァル・・・探したんですよ!!」
>>> フィリアは、肩で息をして叫ぶ。
>>>「フィリア・・・・・・」
>>> ヴァルが、意外そうに呟く。
>>>「あんたが心配してるのは・・・兄貴じゃないのか?」
>>> その声は・・・意外にも、冷たかった。

>>ヴァル!なんてことゆーんだ!!
>>フィリアさんが誰を見てるかなんて気付くだろぉ、ふつ〜!!

> フィリアさん、きっとヴァル君が見れなくって、だから手頃なゼルさんをずっと見てたんですね〜(おいおい)

なるほど!なんて慎み深い!!(笑)
乙女の鏡!!

>>ゼルフィリなんてモンがあったら、泣くぞ!私はっ!!
>>(↑って、意味不明)

> ある、かも(笑)
> TRYの最後、ヴァルが助からなかったら、そーいうのも出来てたかも・・・(ゼル、なにげにフィリアと仲良さそうだったし)

たしかにあるかもしれませんねぇ・・・・
ガウフィリとゆーもんを見掛けたことありますし・・・・・・(ウソじゃないぞっ!)

>>>「え・・・・・・?」
>>>「あんた、いつも兄貴しか見てなかったじゃないか。俺のことなんか・・・!」
>>>「な、何を言ってるんですか?」
>>> フィリアは、何が何だか分からない、とばかりに言う。
>>>「わ、わたしは別に、ゼルガディスさんのことを好きってわけじゃ・・・いえ、好きは好きですけど、それは友達とか、知り合いと見て・・・」
>>>「じゃあ、どうしていつも、俺から目を逸らすんだ!?」
>>> ヴァルのハスキーボイスがあたしの耳に届く。
>>>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>>>「なんで・・・・・・」
>>>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
>>> フィリアが、顔を紅くして言う。

>>きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
>>このやり取り最高ですぅぅぅぅぅぅっ!!!
>>ヴァルかっこええ〜
>>フィリア可愛い〜純情〜可憐〜!!!!!!!
>>抱きしめたいです、はい。

> ヴァルに抱きしめさせなきゃっ!!

はっ、そうだった!

>>> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>>>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
>>> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。

>>ぐはぁっ。ラブラブラブ・・・・・・・
>>斜め右下45度・・・・・・・少女マンガ告白シーンでの王道ですね(謎)

> 王道!!!(王道をこよなく愛する人、扇)

私はどっちかってゆーと邪道やイバラの道が好きです(爆)

>>>「フィリア・・・・・・」
>>> ヴァルが、一歩前に出て、フィリアに手を伸ばす。
>>>『うーん、ラブコメですねぇ。あ、ラブコメはコメディも入ってないとだめなんですよねぇ』
>>> ゼロスが、人の頭の中に声を響かせる。はっきり言って、うるさい。

>>リナちゃん、そんなこと言わないで・・・・(泣)

> ゼロリナ信者さんにはつらいですね〜・・・。

いえいえ、私にとっては、二人のこんな会話もゼロリナ要素大・・・
う、すみません・・・・妄想もここまでくると・・・・バカですね。

>>>『それはそうとリナさん、あと10分をきりましたよ』
>>>「ちょっと黙っててよ」
>>> あたしは、ごく力小さな声で言う。
>>>「ヴァル、あんた自分の気持ちをさっさと言いなさいよ!
>>> フィリアのこと、好きなんでしょ?」
>>>「んな・・・!!」
>>> 顔を真っ赤にしたヴァルが振り返る。
>>>「ななななな、なに勝手なこと言って・・・」
>>>「本当のこと言ってるのよ〜」
>>> あたしは、ヒトの悪い笑みを浮かべる。
>>> ヴァルは動揺している。恥ずかしがっている。でも、告白の場が出来て嬉しい(ハズ)。

>>うん、嬉しいはず♪

> ハズ☆

いけ〜ヴァル!男を見せろ〜!

>>> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)

>>なんて便利なっ!!!
>>あのじれったい二人はこうでもしないくっつきませんからねぇ。

> ですよねぇ。
> ついでに命題クリアで一石二鳥☆

実にリナちゃんらしい必殺技。

>>>「ヴァル・・・」
>>>「フィリア・・・」
>>> 頬を朱に染めたフィリア、その顔に手をかける・・・ヴァル。
>>> きゃーきゃーきゃー、らぶらぶ〜(←ガキ)

>>きゃ〜きゃ〜らぶらぶ〜(更にガキが一人!)

> ああ、あんなところで私に似た感じのヒトが、私と同じコト言ってる!!

同士、同士、同士だも〜ん!!

>>>「わたし・・・言えなかったんです。ヴァルは・・・3歳くらい、年下ですし・・・・・・」
>>>「ね、年令なんか関係有るか!」
>>> (かなり動揺してるけど)男らしく(?)力強く言うヴァル。
>>>「俺は・・・ずっとフィリアを見てた。フィリアが、俺を見ていなくても・・・」
>>>「ヴァル・・・・・・」
>>> 二人は、ささやき(?)あって、そして・・・・・・!!

>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・妄想中。(別名トリップしてる最中です)
>>し・あ・わ・せ・・・・・・・・・・・
>>いやぁ〜やっぱりらぶらぶ〜
>>たっぷりと堪能させてもらいました(^^)

> ああ、ならもっと細かく描写を・・・・・・恥ずかしくて出来ないや(爆)

私もこれ以上らぶらぶになったりでもしたら・・・・恥ずかしくて死にます。

>>>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
>>> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>>>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』

>>ゼロス様、あなたも充分お若いですわっ!!

> 外見は若いですわ!!

中身も若いんですぅぅぅぅぅっ!!(泣)

>>>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>>>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』

>>・・・・・v?

> はぁとまぁく、ですね。
> 告白(はぁと)ですから。

なるほど!照れますね〜なんか。

>>>「あー、良かった良かった」
>>> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
>>> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
>>>
>>>
>>> 続くv
>>>
>>>  今回登場したみなさん
>>>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
>>>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>>>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>>>☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
>>>
>>>  今回の命題提供者
>>>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
>>>
>>>__________________________________
>>>
>>>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>>>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>>>オ:ぎくっ・・・・・・。
>>>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>>>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>>>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>>>オ:最終話参照!!
>>>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
>>>
>>> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)

>>ヴァルフィリ〜ヴァルフィリ〜ちょっとばっかしフィリヴァル〜♪
>>とにかく最高〜でした☆
>>これから私の出番はないでしょう。恋が実ちゃったわけですし(^^)

> いえいえ、最終話はオールキャスト(出来る限り)ですから・・・!!
> 名前が出るだけ・・・ってのは、言わないお約束☆

うん、お約束・・・・・・

>>でも嬉しい〜♪
>>とことんヴァルフィリな回、ありがとうございます。
>>って、かなり個人趣味が入った感想で申し訳ありませんでしたぁ〜

> いえいえ、嬉しいです〜!!

こっちこそ喜んでもらえて嬉しいです〜

>>ささはら

>>PS・・しかしサルやら吹奏楽部やら怪盗やら・・・・
>>色々なキャラを使って、なおかつ筋の通ったお話を書かれるなんてすごいですね。
>>尊敬尊敬〜

> ありがとうございますです〜!!
> ありがたすぎなコメント、どうもです〜!!
> ではでは〜☆

>PS・ところで、ささはら様がこの間言っていた、ヴァルフィリ作家さんのHPって・・・?

うげっ!そういえば忘れてましたね・・・・すみません!!
って、私がここで宣伝しても良いのだろうか・・・う〜ん。
たぶん大丈夫だと思いますが・・・・・(汗)

私の尊敬すべきヴァルフィリ作家である、にあ様がHPをお作りになりました☆
某ヴァルフィリサイトのリンク集で発見(?)したときの喜びって言ったら・・・Stardust☆Company様でにあ様の小説を拝読させてもらって以来、私はヴァルフィリに落ちましたのデス。
扇様もご存じですか?(^^)
ってごめんさい、話がめちゃくちゃズレてますね〜。
あははは・・・・

ささはら

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10574またヴァルフィリ思いついちゃった6/16-16:52
記事番号10572へのコメント

ささはら 朋さんは No.10572「扇様の書かれるヴァルフィリは何でもラブラブ☆」で書きました。

>こんにちわ〜♪
>ヴァルフィリ同盟王国警備隊長ささはらです(なんじゃそりゃ)!!
 こんにちは、ヴァルフィリ至極最高委員会会長扇です(とうとう完成・爆)!!

 今日、学校でまたヴァルフィリ思いついちゃった・・・書けそうにありませんが。

>>>ぐはぁぁぁぁぁっ!!ヴァルフィリですねぇぇぇぇぇっ!!
>>>なにがなんでも、もうとことんヴァルフィリですねぇぇぇぇぇっ!!
>>>読んでてモニターに突っ伏しておりました。(だって〜ラブラブなんだもん♪)
>>>お砂糖バケツ4杯ぐらい吐いたかも〜(いい意味で(謎))
>>>とゆーわけで今回はひたすらヴァルフィリ感想を述べさせていただきます。
>
>> 同士よぉぉぉぉ!!(感激)
>
>おう、同士ですともっ!!
 ですよのぅ!

>>>>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
>>>> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)
>>>
>>>
>>>にょえええええええっ?!
>>>ゼ、ゼロリナは?!
>>>・・・・・・・・っての冗談です。
>>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん(笑)
>>>まぁ、ゼロスくんとリナちゃんが会話しているだけで嬉しいですから、私は(^^)
>
>> ゼロリナですね〜。
>> 基本的にこの話は、前半ゼロリナ・後半ガウリナのつもりなんですけど。
>> 前半・・・ゼロリナとわかるところ、たった一つきり(汗)
>> ほとんどゼロリナのつもりなんですけど・・・ヘタだ、私・・・。
>> 小説2のゼロリナ小説に期待して下さい!!(まだ第2話書いてない『深淵〜』)
>
>いやいや、本当に冗談のつもりなんで、んな真剣に考えないでください(^^)
>前半はちゃんとゼロリナしてましたよ☆
>小説2の方も楽しみにしてますねぇ〜
 はい!
 そうだなぁ、第2話書かないとなぁ。
 『聖剣』は・・・存在自体が、自然消滅した頃に・・・(ネタはあるけど、ヒマがない)

>>>> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
>>>> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。
>
>>>お?今回は扇様特有の『心臓麻痺起こさぬように気をつけてください』の注意書きがないっ?!
>>>それはそれでいいことなのかも・・・
>
>> ああっ、忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
>
>それはいかんですぅぅ!!
>これは心臓麻痺起こした人、多数ですねぇぇぇぇっ!!
>きっと。
 あああああっ、今頃病院は超満員!!

>>>__________________________________
>>>>
>>>>                          天国に一番近い女
>>>>                      第7話 〜友情、愛情、兄弟愛?〜
>>>>
>>>>
>>>> 今日の命題は、ポストの中にあった。
>>>> ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
>>>> 『6月14日午後9時までにヴァルを心から感動させないと即死亡!』
>>>> ・・・・・・・・・・・・。
>>>> 今、最もほしくない命題だ・・・・・・。
>
>>>いや、不幸少年を感動だせるのは素晴らしい事だと思いまふ。
>
>> わたしも思いまふ。
>
>そうですとも。
 ですともとも。

>>>> 事の始まりは、3日前である11日の夜中。
>>>> あたしは、アメリアと一緒に総合病院にたどり着いた。
>>>> 受付に病室を聞いて、そこにたどり着き、扉を開ける。
>>>>「生きてる!?」
>>>>「生きてるわよ、うるさいわね」
>>>>  づごっ。
>>>> 見事な音を立てて、姉ちゃんが投げたパイプ椅子があたしの後頭部にガツン。
>>>>「・・・リナさん、生きてますか・・・?」
>>>>「い・・・一応・・・生きてる・・・」
>>>> アメリアが言う。心配するはずのあたしが、心配される身になってしまった・・・。
>>>> あっ、そうだ、ゼル!!
>>>>「ゼルさん・・・・・」
>>>> あたしが顔を上げると、そこにはベッドに横たわったゼルの姿。
>>>> 点滴をつながれていたりするが、そんな命に関わるほどではないようだ。
>>>> あたしは安心して、辺りを見回す。
>>>> ベッドの枕元で、パイプ椅子に座ってコーヒーを飲んでいる姉ちゃん。
>>>> その隣で、お茶をついでいるシルフィール。
>>>> 差し入れらしいカゴに入った果物を持って立っている、お隣さんのイリアさん。
>>>> ゼルを挟んで反対側には、最後に別れたときと同じ格好のガウリイ。
>>>> そして・・・・・・
>>>>「ヴァル・・・・・・」
>>>> ゼルの一番近くで、パイプ椅子に座って、あたしたちに背を向けて俯いているヴァル。
>>>> きっと、花火大会を抜け出して電話をして、様態を聞いてからずっとこの調子なんだろうな。
>>>> 彼、表向きはクールで通しているから、ここでヘタな慰めはよしたほうが良いんでしょうね。
>
>>>おお、たしかに!
>
>> じゃないと、ヴァル君可哀想〜。
>
>なんせクールな男ですから(笑)
 つっぱしれ、一匹狼!!

>>>>「姉ちゃん、ゼルさん、どうしたわけ?」
>>>>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
>>>> 姉ちゃんが、指を折っていきながら数えつつ言った。
>>>> 寝不足・・・あたしのせいかな・・・(第5話参照)。
>>>>「気管が治れば、すぐ退院できるだろうって。それまでは、点滴生活」
>>>>「そう・・・・・・」
>>>> ゼルも、大変だろうけど。
>>>> ヴァルは・・・・・・
>>>>「入院費は、どうなるんでしょうか」
>>>> アメリアのふとしたつぶやきに、みんなが目を向ける。
>>>>「この一家に払わせるわけにはいきませんね」
>>>> シルフィールが、ゼルとヴァルに目を向ける。
>>>>「だから、俺たちが来たんだ」
>>>>「うちさぁ、見かけによらずお金あるじゃん? まぁ、親が海外貿易やってれば分かるコトだけど。
>>>> だから、少し肩代わりしてあげようと思って」
>>>> 姉ちゃんとガウリイが言う。
>>>> 普段のヴァルなら、「そんなこと出来ません」とか言って、意志の強い顔を向けるだろうけど。
>>>> お金のことに関しては・・・ねぇ。
>>>>「看病、お手伝いします!」
>>>> イリアさんがガッツポーズをして。
>>>> みんなの視線は、自然とヴァルに集まった。
>>>> 彼は、相変わらず俯いたまま。
>>>> 彼の頭が、少し動いた。
>>>> 何か言うんだろうな、とあたし達が沈黙すると・・・・・・
>>>>「ヴァル〜〜っ!!
>>>> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>>>>  づがしゃぁぁぁっ!!
>>>> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>> ヴァルの、呆れたような声がする。
>
>>>現れましたね。今回のヒロインが(^^)
>
>> 今回のヒロインよ☆
>
>リナちゃん、ピーンチッ!!
 リナちゃんはヒーローよ(爆)
 ・・・嘘です。

>>>> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
>>>>「静かにして下さいよ〜、フィリアさん〜」
>>>>「あっ、すみません」
>>>> アメリアの言葉に、やっとフィリアは何かに気付いたようだ。
>>>>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
>>>> 相談に乗りますよ!!
>>>> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
>>>>「フィリア〜・・・落ち着いて〜・・・」
>>>> 混乱しているのは、よく分かったから・・・・・・。
>>>> フィリアは、キッと顔を上げると、何かを決心したような顔をする。
>>>>「ヴァルもゼルガディスさんも、放ってはおけません!
>>>> レゾさん達にもお世話になりましたし・・・私が面倒見ます・・・!!」
>>>>「にゃに〜!?」
>>>> 一番反応を示したのは、ヴァルだった。
>
>>>ヴァルくん、かわいい。にゃに〜!?って・・・・(笑)
>
>> 出身地の方言のなまり(笑)
>> 嘘です、嘘・・・。
>
>一体どこの出身なんだぁぁっ!!
>ってゆーことは、ゼルもなまりでしゃべるの!?
>って、ウソウソ。
 ゼルも実は・・・!!

>>>>「おいおい、そんなのはこっちから願い下げだ!
>>>> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
>>>>「ああっ、それ以上言わないで下さい〜」
>>>> ヴァルの言葉を遮って、フィリアが力無く言う。
>>>>「けれどヴァル、あなたバイト程度で、ゼルガディスさんが助けられると思っているんですか!?」
>>>>「それは・・・・・・」
>>>> フィリアの言葉に、ヴァルは斜め下を向いて、黙り込んでしまう。
>>>>「はいはい、シュラバに子供に用はな〜い。
>>>> 明日学校有るんだから、あなたたちは早く帰って寝てなさ〜い!」
>>>> 姉ちゃんにそう言われ、あたしとアメリアは病室から追い出され・・・・・・
>>>> 6月11日、終了。
>>>>
>>>> ――――二日前、6月12日午前11時43分。
>>>> あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
>>>> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
>>>> 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
>>>> 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
>>>> あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
>>>> このグループのメンバーは・・・・・・
>>>>「やっほぅ、リナさん☆」
>>>>「・・・あんた、体育委員だったのか・・・」
>>>> 明るいアメリア、呆れたヴァル・・・・・・。
>>>>「先生先生先生、本当にあたしをこいつらに付けて良いわけ!?」
>>>> 親友をかばってズルするかもよ(絶対しないけど)、とあたしが言ったら・・・。
>>>>「へーきだ、へーき。別に、誰も気にしたりはせん」
>>>> ガーヴ先生は、あくまでノう天気。
>>>> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
>>>> なら、絶対ズルはしないわ。
>>>> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
>>>>
>>>>「まずは、長前体屈折ね!」
>>>> たしか、こんな名前だったはず。
>>>> 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
>>>>「これはね、こうやるのよ」
>>>> あたしが、まずお手本をする。
>>>> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>>>>「ていっ」
>>>> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>>>>「こうやるのよ」
>>>>「先輩凄い、1M行ってます!」
>>>>「ズルですよ、リナさん!!」
>>>> グループの一人の女子が巻き尺で距離を測り感嘆の声をあげ、アメリアが抗議する。
>>>>「冗談よ、じょ・う・だ・ん」
>>>>「ほーう、面白くない冗談だな」
>>>> あたしが、茶目っ気たっぷりにウインクすると・・・
>>>> 後ろから、暗ぁい声。
>>>>「が・・・がぁう゛先生・・・」
>>>>「これから、このグループには、俺も付く」
>>>>「ガーヴ先生!」
>>>> ズルが嫌な気分が半分、ガーヴ先生が嬉しいんだろうが半分の、期待の声をあげるヴァル。
>>>>「じゃあ、次は握力を図るぞ。ルナ妹、今度はちゃ・ん・と、教えろよ」
>>>>「・・・はい・・・・・・」
>>>> ガーヴ先生の声は、時として凶器と化す・・・冗談。
>>>>
>>>> ――――二日前の放課後。
>>>> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>>>>  ぷぴー!
>>>>「あら、リナさん。どうしたの?」
>>>>「蒼月さん・・・・・・」
>>>> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
>>>>「部活に行くのよ」
>>>>  ぷぴー。
>>>>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>>>>「ぎくっ」
>>>> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
>>>>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
>>>> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
>>>> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
>>>>
>>>> ――――で、二日後の今日、学校で。
>>>> 今日は、ヴァルが来ていなかった。
>>>> アメリアに聞くと、「わたしも分かりません」との返事。
>>>> となれば、購買部に行くしかない!
>>>>「フィリア〜」
>>>> あたしたちが思い立って30秒。
>>>> そこは、あっという間に購買部(早っ)。
>>>> だが、そこにはフィリアの姿はなく・・・・・・
>>>>「だからフィリアさん、ファイトよ!
>>>> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」
>
>>>おお!?この人はもしかして・・・・・私では?(爆)
>
>> 貴方です☆
>> ふふふ・・・。
>
>はは・・・・ははは・・・・(汗)
 ははははははははは、そう言うときは腰に手を当てて大爆笑!!

>>>>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
>>>> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>>>>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
>>>> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」
>
>>>なんていうお決まりなセリフを・・・・
>>>きゃ☆恥ずかしいっ!(←バカ)
>
>> 恥ずかしかった☆
>
>嬉し恥ずかし恋愛室☆
 後にはただ雑草が残るのみ(謎)

>>>>「でも・・・彼には・・・」
>>>>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>>>>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
>>>> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。
>
>>>ささはら恋愛相談室!(って、名前ないキャラだったけ、私)
>
>> いえいえいえ、開いちゃいましょう、相談室!!(連日超満員)
>
>くさいセリフを吐く事で有名な私☆
>悩める貴方を救います☆
 救われました☆

>>>>「フィリア!」
>>>>「わぁあっ、リナさんアメリアさん!!
>>>> いつからそこに!?」
>>>>「結構前からよ」
>>>> あたしがふんぞり返って言うと、こっちを向いたフィリアは、顔を紅くする。
>>>>「ま、まさか、今の話・・・!?」
>>>>「結構聞こえてました。フィリアさん、思い人は誰ですか!?
>>>> 相談にのりますよ。恋は正義です!!」
>
>>>アメちゃんかわいい。フィリアさんも初々しくてラブリ〜
>
>> アメリア・・・いいですよね・・・。
>
>はっ!フィリアさんの相談に乗るってこてゃ・・・
>私のライバルじゃないですかっ!!(←焦ってる)
 あっ、たしかに・・・。
 存在からして、アメリア1点リード!!

>>>> そーかなー、と思いつつ、あたしは別のことを言う。
>>>>「ところでフィリア、ヴァルを知らない?」
>>>>「べべべべべべべ、別にわたしヴァルのことをなんたらってワケじゃ・・・・・・え?」
>
>>>思いっきり動揺しちゃってる〜♪可愛い〜♪
>
>> フィリア〜、おちついて〜(笑)
>
>落ち着かないとバレバレだぞ〜
 ていうか〜、リナちゃんもう気付いてんじゃ・・・。

>>>> 必死に手を振って何かを否定しようとしていたフィリアは、やっと言葉に意味を理解したらしく、疑問符を頭に浮かべる。
>>>>「なんか勘違いしてるみたいだけど・・・・・・ヴァル、今日来てないんだけど・・・」
>>>>「えええっ?
>>>> おかしいですね、今朝はちゃんと家を出ましたけど・・・」
>>>> ・・・何で知ってるわけ?
>>>> あたしが、疑問を話すと、
>>>>「今ヴァルはうちに来てますから」
>>>> えっへん、と言うフィリア。
>>>>「あ、いえ、その方が生活費もかからないし、良いかなぁ、と思ったからであって、別にやましい下心があったわけでは・・・」
>
>>>・・・・あったんですね?下心・・・・・・・
>>>このお話ってフィリアの方が年上なんですよね。三歳も。
>>>・・・・・なんかヴァルフィリってゆーより、フィリヴァルですね(爆)
>
>> ですね(笑)
>> それも良いですけど☆
>
>実を言うとですねぇ・・・・
>ヴァルくんはフィリア以外には、『受け』ですね、きっと。
>不幸な美少年ですから・・・・って、なにを話してんでしょうね、私は(汗)
>あははははは・・・
 いえいえ、そう言う話もオッケーで(爆)
 たしかに・・・ガーヴァル、ゼロヴァルっての聞きますからねぇ。
 ヴァルゼロを一つ読んだこと有りますが(面白かったけど)

>>>>「はいはい、難しい話は後にして・・・。
>>>> じゃあ、ヴァルは家を出てから、行方をくらましたワケね・・・」
>>>> 一体、どこへ・・・。
>>>>「愛しの愛しのおにーさまのところじゃない?」
>>>> ふと、何気なく発したバイトの女の子の言葉に・・・
>>>>「それだぁぁぁっ!!」
>>>> あたしたちは向き合い、だだだっと駆け出す。
>>>> ――――現在、6月14日午後2時39分。
>>>>
>>>>「おやおやリナさん、学校を抜け出すつもりですか?」
>>>>「ううん、全然」
>>>> 現れたゼロスの言葉に、あたしは靴を履きながら言う。
>>>>「けれど、靴を履いているじゃないですか」
>>>>「そうよ」
>>>>「まだ学校は、終わってませんけれど?
>>>> それに、アメリアさんは?」
>>>> そう、今この場にアメリアの姿はない。
>>>>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
>>>> あたしの作戦・・・それは。
>>>> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
>>>> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
>>>> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
>>>>「さて、と・・・総合病院に行かなきゃ!!」
>>>>
>>>> ――――現在、午後4時31分。
>>>>「ほら先輩、サルの餌」
>>>>「あー、はいはい」
>>>> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
>>>>
>>>> ・・・・・・コトの始まりは、1時間前。
>>>> 病院にはすでにヴァルの姿はなく、看護婦さんの言葉によると、動物園にバイトに行ったとか。
>>>> で、来てみると、ヴァルはいつの間にやらキリンにニンジンをあげていた。
>>>> 今日は小学生が遠足に来ているらしく、動物園の中は人でごった返しているため、臨時で呼ばれたそうだ。
>>>> ヴァル曰く、「ガーヴ先生が許してくれたから来た」だそうだ。
>>>> 少しでも生活費の足しになれば(ていうか、フィリアの元を離れたいようだ)・・・と、彼もこの依頼を受けたそうだ。
>>>> で、平日のこんな時間のため人手不足であるこの動物園にあたしが発見されてしまったため、あたしも手伝いにかり出されたと・・・こういうわけである。
>>>> ホント、ハタ迷惑・・・。
>>>>「はいはーい、お猿さーん」
>>>> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>>>>「うきっ」
>>>> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>>>>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>>>>  ずべずべずべ。
>>>> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
>>>>「あーっ!!」
>>>> さらには、小学生達まで襲いだし、おやつをせしめている。
>>>> なんて、セコいサル・・・!!
>>>> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
>>>>「やめい、しゅんたん!!」
>>>> 上空から、声が響く。
>>>>「ききっ?」
>>>> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>>>>「ききーーーっ!!」
>>>> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
>>>>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>>>>「・・・・・・誰?」
>>>> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>>>>「われぇ、きさま!
>>>> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」
>
>>>をおいっ!!!
>
>> 扇様のおとおりだぁぁぁぁぁぁぁっ!!(爆)
>
>きゃ〜助けて〜
>ってをいをい。
 道を開けい!!
 あ、ささはら様はそのままで平気ですぅ(ころっと態度変化)

>>>>「と、下っ端のエイスですぅ☆」
>
>>>し、下っ端って・・・・
>
>> え・・・・・・えへ☆
>
>う〜ん、これでいいのだろうか・・・・
 たぶん・・・・・・。

>>>> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
>>>>「悪い、ぜんっぜん覚えてない」
>>>>「きぃぃぃぃっ!!」
>>>> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>>>>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
>>>> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」
>
>>>たしかあったねぇ、そんなクラブも(爆)
>
>> あったなぁ、そんなクラブ(爆)
>
>別名ヴァルくんストーカークラブ。
 でも、ヴァル君バイトに忙しくて気付かず!! どーするフィリア!?
 次回へ続く!!

>>>>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
>>>> キレた声と、のんきな声がする。
>>>>「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
>>>>「ききーーーっ!!」
>>>> しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
>>>>「てい」
>>>>  ばふっ。
>>>> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
>>>>「まったく先輩、仕事中にサボるなよ」
>>>>「そーだそーだリナ=インバース、ヴァル君を困らせるな!!」
>
>>>あ、ヴァルくんと会話してますね〜フィリアに妬かれますよ?
>
>> いいの〜、別に〜(笑)
>
>モーニングスター・・・・・・ですよ?
 ブレスよりは・・・。

>>>>「あんたのせいでしょーがっ!!」
>>>> 『怪盗』の言葉に、あたしは叫ぶ。
>>>>「まったくゼロス、ちゃんとやってるんだろーか・・・。
>>>> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
>>>> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
>>>> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
>>>> 残された、もう一人は・・・。
>>>>「ああ〜っ、扇さん〜!
>>>> 置いてかないで下さい〜!!」
>>>> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
>>>> そして、残されたのは・・・。
>>>>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>>>>「うきっ」
>>>>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>>>>「うききっ」
>>>> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
>>>>「まだ餌が足りないんだってさ。先輩、ちゃんとやってくれよ」
>>>>「わかってるわよ・・・」
>>>> あたしはそう言って、餌袋に手を伸ばした・・・。
>>>>
>>>>「あー、今日も良く仕事した〜!」
>>>>「ていうかあんた、何しに来たわけ?」
>>>> あたしのつぶやきに、ヴァルが聞いてくる。
>>>>「あんたを探しに来たのよ」
>>>>「・・・なに?」
>>>>「みんな、心配してるのよ!」
>>>> そうだ。
>>>> あやうく忘れるところだったけど、あたしはヴァルを連れ帰りに来たんだった。
>>>>「なんで・・・先輩が。別に、頼んだワケでもないし・・・」
>>>> むかっ。
>>>>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
>>>> あたしは、思わず叫ぶ。
>>>>「親友・・・だと・・・?」
>>>> ああっ、もういいや!
>>>> あたしは、気持をぶちまけた。
>>>>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
>>>> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
>>>> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。
>
>>>くぅぅぅぅぅ、リナちゃん立派なセリフ!
>>>彼の荒んだハートにジャスト・ミートですね!
>
>> ジャスト・ミート、ミートスパゲティです!!(謎)
>
>・・・・・・ツッコミ不可能(爆)
 ミートロールでも・・・。

>>>>「俺は・・・・・・」
>>>> 彼は、そこで何を言おうとしたのか・・・今は分からないけれど。
>>>>「ヴァル・・・!!」
>>>> フィリアが現れた・・・。
>
>>>ヴァルフィリ路線突っ走り☆
>
>> そう、ヴァルフィリーーーー!!
>
>今回のメインディッシュだぁぁぁ!!
 ヴァルフィリ小説I・LOVE・YOU〜〜〜!!!!!

>>>> ――――現在、午後8時46分。14分前――――
>>>>「ヴァル・・・探したんですよ!!」
>>>> フィリアは、肩で息をして叫ぶ。
>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>> ヴァルが、意外そうに呟く。
>>>>「あんたが心配してるのは・・・兄貴じゃないのか?」
>>>> その声は・・・意外にも、冷たかった。
>
>>>ヴァル!なんてことゆーんだ!!
>>>フィリアさんが誰を見てるかなんて気付くだろぉ、ふつ〜!!
>
>> フィリアさん、きっとヴァル君が見れなくって、だから手頃なゼルさんをずっと見てたんですね〜(おいおい)
>
>なるほど!なんて慎み深い!!(笑)
>乙女の鏡!!
 鑑、鑑。

>>>ゼルフィリなんてモンがあったら、泣くぞ!私はっ!!
>>>(↑って、意味不明)
>
>> ある、かも(笑)
>> TRYの最後、ヴァルが助からなかったら、そーいうのも出来てたかも・・・(ゼル、なにげにフィリアと仲良さそうだったし)
>
>たしかにあるかもしれませんねぇ・・・・
>ガウフィリとゆーもんを見掛けたことありますし・・・・・・(ウソじゃないぞっ!)
 私はないです・・・珍しい。

>>>>「え・・・・・・?」
>>>>「あんた、いつも兄貴しか見てなかったじゃないか。俺のことなんか・・・!」
>>>>「な、何を言ってるんですか?」
>>>> フィリアは、何が何だか分からない、とばかりに言う。
>>>>「わ、わたしは別に、ゼルガディスさんのことを好きってわけじゃ・・・いえ、好きは好きですけど、それは友達とか、知り合いと見て・・・」
>>>>「じゃあ、どうしていつも、俺から目を逸らすんだ!?」
>>>> ヴァルのハスキーボイスがあたしの耳に届く。
>>>>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>>>>「なんで・・・・・・」
>>>>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
>>>> フィリアが、顔を紅くして言う。
>
>>>きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
>>>このやり取り最高ですぅぅぅぅぅぅっ!!!
>>>ヴァルかっこええ〜
>>>フィリア可愛い〜純情〜可憐〜!!!!!!!
>>>抱きしめたいです、はい。
>
>> ヴァルに抱きしめさせなきゃっ!!
>
>はっ、そうだった!
 そして、二人の顔は急接近し・・・!!(どきどき)

>>>> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>>>>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
>>>> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。
>
>>>ぐはぁっ。ラブラブラブ・・・・・・・
>>>斜め右下45度・・・・・・・少女マンガ告白シーンでの王道ですね(謎)
>
>> 王道!!!(王道をこよなく愛する人、扇)
>
>私はどっちかってゆーと邪道やイバラの道が好きです(爆)
 エバラと読んでしまった(笑)
 まぁ、この二人がくっつくまでは、十分茨の道ですが・・・特にフィリア。

>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>> ヴァルが、一歩前に出て、フィリアに手を伸ばす。
>>>>『うーん、ラブコメですねぇ。あ、ラブコメはコメディも入ってないとだめなんですよねぇ』
>>>> ゼロスが、人の頭の中に声を響かせる。はっきり言って、うるさい。
>
>>>リナちゃん、そんなこと言わないで・・・・(泣)
>
>> ゼロリナ信者さんにはつらいですね〜・・・。
>
>いえいえ、私にとっては、二人のこんな会話もゼロリナ要素大・・・
>う、すみません・・・・妄想もここまでくると・・・・バカですね。
 いやいや、実はこんなリナちゃんも照れ隠しで・・・と思えば!!

>>>>『それはそうとリナさん、あと10分をきりましたよ』
>>>>「ちょっと黙っててよ」
>>>> あたしは、ごく力小さな声で言う。
>>>>「ヴァル、あんた自分の気持ちをさっさと言いなさいよ!
>>>> フィリアのこと、好きなんでしょ?」
>>>>「んな・・・!!」
>>>> 顔を真っ赤にしたヴァルが振り返る。
>>>>「ななななな、なに勝手なこと言って・・・」
>>>>「本当のこと言ってるのよ〜」
>>>> あたしは、ヒトの悪い笑みを浮かべる。
>>>> ヴァルは動揺している。恥ずかしがっている。でも、告白の場が出来て嬉しい(ハズ)。
>
>>>うん、嬉しいはず♪
>
>> ハズ☆
>
>いけ〜ヴァル!男を見せろ〜!
 ファイトだ〜!!

>>>> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)
>
>>>なんて便利なっ!!!
>>>あのじれったい二人はこうでもしないくっつきませんからねぇ。
>
>> ですよねぇ。
>> ついでに命題クリアで一石二鳥☆
>
>実にリナちゃんらしい必殺技。
 技かどうか不明ですが。計画だし。

>>>>「ヴァル・・・」
>>>>「フィリア・・・」
>>>> 頬を朱に染めたフィリア、その顔に手をかける・・・ヴァル。
>>>> きゃーきゃーきゃー、らぶらぶ〜(←ガキ)
>
>>>きゃ〜きゃ〜らぶらぶ〜(更にガキが一人!)
>
>> ああ、あんなところで私に似た感じのヒトが、私と同じコト言ってる!!
>
>同士、同士、同士だも〜ん!!
 同士、素晴らしき同士・・・!!

>>>>「わたし・・・言えなかったんです。ヴァルは・・・3歳くらい、年下ですし・・・・・・」
>>>>「ね、年令なんか関係有るか!」
>>>> (かなり動揺してるけど)男らしく(?)力強く言うヴァル。
>>>>「俺は・・・ずっとフィリアを見てた。フィリアが、俺を見ていなくても・・・」
>>>>「ヴァル・・・・・・」
>>>> 二人は、ささやき(?)あって、そして・・・・・・!!
>
>>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・妄想中。(別名トリップしてる最中です)
>>>し・あ・わ・せ・・・・・・・・・・・
>>>いやぁ〜やっぱりらぶらぶ〜
>>>たっぷりと堪能させてもらいました(^^)
>
>> ああ、ならもっと細かく描写を・・・・・・恥ずかしくて出来ないや(爆)
>
>私もこれ以上らぶらぶになったりでもしたら・・・・恥ずかしくて死にます。
 ですね。
 やっぱ、付かず離れずが一番・・・それはリナか。

>>>>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
>>>> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>>>>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』
>
>>>ゼロス様、あなたも充分お若いですわっ!!
>
>> 外見は若いですわ!!
>
>中身も若いんですぅぅぅぅぅっ!!(泣)
 はいはい(爆)

>>>>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>>>>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』
>
>>>・・・・・v?
>
>> はぁとまぁく、ですね。
>> 告白(はぁと)ですから。
>
>なるほど!照れますね〜なんか。
 告白〜(はぁと)

>>>>「あー、良かった良かった」
>>>> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
>>>> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
>>>>
>>>>
>>>> 続くv
>>>>
>>>>  今回登場したみなさん
>>>>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
>>>>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>>>>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>>>>☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
>>>>
>>>>  今回の命題提供者
>>>>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
>>>>
>>>>__________________________________
>>>>
>>>>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>>>>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>>>>オ:ぎくっ・・・・・・。
>>>>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>>>>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>>>>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>>>>オ:最終話参照!!
>>>>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
>>>>
>>>> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)
>
>>>ヴァルフィリ〜ヴァルフィリ〜ちょっとばっかしフィリヴァル〜♪
>>>とにかく最高〜でした☆
>>>これから私の出番はないでしょう。恋が実ちゃったわけですし(^^)
>
>> いえいえ、最終話はオールキャスト(出来る限り)ですから・・・!!
>> 名前が出るだけ・・・ってのは、言わないお約束☆
>
>うん、お約束・・・・・・
 お約束・・・マジで名前だけかも(やばいわ)

>>>でも嬉しい〜♪
>>>とことんヴァルフィリな回、ありがとうございます。
>>>って、かなり個人趣味が入った感想で申し訳ありませんでしたぁ〜
>
>> いえいえ、嬉しいです〜!!
>
>こっちこそ喜んでもらえて嬉しいです〜
 ですです〜!

>>>ささはら
>
>>>PS・・しかしサルやら吹奏楽部やら怪盗やら・・・・
>>>色々なキャラを使って、なおかつ筋の通ったお話を書かれるなんてすごいですね。
>>>尊敬尊敬〜
>
>> ありがとうございますです〜!!
>> ありがたすぎなコメント、どうもです〜!!
>> ではでは〜☆
>
>>PS・ところで、ささはら様がこの間言っていた、ヴァルフィリ作家さんのHPって・・・?
>
>うげっ!そういえば忘れてましたね・・・・すみません!!
>って、私がここで宣伝しても良いのだろうか・・・う〜ん。
>たぶん大丈夫だと思いますが・・・・・(汗)
>
>私の尊敬すべきヴァルフィリ作家である、にあ様がHPをお作りになりました☆
>某ヴァルフィリサイトのリンク集で発見(?)したときの喜びって言ったら・・・Stardust☆Company様でにあ様の小説を拝読させてもらって以来、私はヴァルフィリに落ちましたのデス。
>扇様もご存じですか?(^^)
>ってごめんさい、話がめちゃくちゃズレてますね〜。
>あははは・・・・
 ああっ、あちらのことでしたのですね!!
 あそこは・・・もう数年前から知ってます。
 絵、上手ですよね〜、ホント。
 それに、掲示板の会話を聞くと・・・オウガ好き・・・ささはら様、知ってるかしら・・・(かなり疑問)

>ささはら
 ではでは、扇でした〜☆

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10578あ、いいなぁ・・・・・ささはら 朋 6/16-18:12
記事番号10574へのコメント

扇さんは No.10574「またヴァルフィリ思いついちゃった」で書きました。

>>こんにちわ〜♪
>>ヴァルフィリ同盟王国警備隊長ささはらです(なんじゃそりゃ)!!

> こんにちは、ヴァルフィリ至極最高委員会会長扇です(とうとう完成・爆)!!

こんにちわ、ヴァルフィリ至極最高委員会警備隊長ささはらです!
(え?前と肩書きが違うって?んな小さいコト、気にしちゃいけませんわっ!)

> 今日、学校でまたヴァルフィリ思いついちゃった・・・書けそうにありませんが。

思いつかれたんですか?
・・・羨ましいデス。
私の方にはどうやらヴァルフィリの神様は降りてこないようですねぇ・・・(謎)

>>>>>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
>>>>> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)
>>>>
>>>>
>>>>にょえええええええっ?!
>>>>ゼ、ゼロリナは?!
>>>>・・・・・・・・っての冗談です。
>>>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん(笑)
>>>>まぁ、ゼロスくんとリナちゃんが会話しているだけで嬉しいですから、私は(^^)

>>> ゼロリナですね〜。
>>> 基本的にこの話は、前半ゼロリナ・後半ガウリナのつもりなんですけど。
>>> 前半・・・ゼロリナとわかるところ、たった一つきり(汗)
>>> ほとんどゼロリナのつもりなんですけど・・・ヘタだ、私・・・。
>>> 小説2のゼロリナ小説に期待して下さい!!(まだ第2話書いてない『深淵〜』)

>>いやいや、本当に冗談のつもりなんで、んな真剣に考えないでください(^^)
>>前半はちゃんとゼロリナしてましたよ☆
>>小説2の方も楽しみにしてますねぇ〜

> はい!
> そうだなぁ、第2話書かないとなぁ。
> 『聖剣』は・・・存在自体が、自然消滅した頃に・・・(ネタはあるけど、ヒマがない)

う〜ん、確かに1日24時間じゃ足りませんよね。
まぁ、気長に待ってますね☆

>>>>> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
>>>>> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。

>>>>お?今回は扇様特有の『心臓麻痺起こさぬように気をつけてください』の注意書きがないっ?!
>>>>それはそれでいいことなのかも・・・

>>> ああっ、忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

>>それはいかんですぅぅ!!
>>これは心臓麻痺起こした人、多数ですねぇぇぇぇっ!!
>>きっと。

> あああああっ、今頃病院は超満員!!

う〜ん、扇様ったら・・・・うっかりさん♪

>>>>>「姉ちゃん、ゼルさん、どうしたわけ?」
>>>>>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
>>>>> 姉ちゃんが、指を折っていきながら数えつつ言った。
>>>>> 寝不足・・・あたしのせいかな・・・(第5話参照)。
>>>>>「気管が治れば、すぐ退院できるだろうって。それまでは、点滴生活」
>>>>>「そう・・・・・・」
>>>>> ゼルも、大変だろうけど。
>>>>> ヴァルは・・・・・・
>>>>>「入院費は、どうなるんでしょうか」
>>>>> アメリアのふとしたつぶやきに、みんなが目を向ける。
>>>>>「この一家に払わせるわけにはいきませんね」
>>>>> シルフィールが、ゼルとヴァルに目を向ける。
>>>>>「だから、俺たちが来たんだ」
>>>>>「うちさぁ、見かけによらずお金あるじゃん? まぁ、親が海外貿易やってれば分かるコトだけど。
>>>>> だから、少し肩代わりしてあげようと思って」
>>>>> 姉ちゃんとガウリイが言う。
>>>>> 普段のヴァルなら、「そんなこと出来ません」とか言って、意志の強い顔を向けるだろうけど。
>>>>> お金のことに関しては・・・ねぇ。
>>>>>「看病、お手伝いします!」
>>>>> イリアさんがガッツポーズをして。
>>>>> みんなの視線は、自然とヴァルに集まった。
>>>>> 彼は、相変わらず俯いたまま。
>>>>> 彼の頭が、少し動いた。
>>>>> 何か言うんだろうな、とあたし達が沈黙すると・・・・・・
>>>>>「ヴァル〜〜っ!!
>>>>> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>>>>>  づがしゃぁぁぁっ!!
>>>>> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>>> ヴァルの、呆れたような声がする。

>>>>現れましたね。今回のヒロインが(^^)

>>> 今回のヒロインよ☆

>>リナちゃん、ピーンチッ!!

> リナちゃんはヒーローよ(爆)
> ・・・嘘です。

いやいや・・・ヒーローでしょうよ、きっと(^^)

>>>>> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
>>>>>「静かにして下さいよ〜、フィリアさん〜」
>>>>>「あっ、すみません」
>>>>> アメリアの言葉に、やっとフィリアは何かに気付いたようだ。
>>>>>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
>>>>> 相談に乗りますよ!!
>>>>> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
>>>>>「フィリア〜・・・落ち着いて〜・・・」
>>>>> 混乱しているのは、よく分かったから・・・・・・。
>>>>> フィリアは、キッと顔を上げると、何かを決心したような顔をする。
>>>>>「ヴァルもゼルガディスさんも、放ってはおけません!
>>>>> レゾさん達にもお世話になりましたし・・・私が面倒見ます・・・!!」
>>>>>「にゃに〜!?」
>>>>> 一番反応を示したのは、ヴァルだった。

>>>>ヴァルくん、かわいい。にゃに〜!?って・・・・(笑)

>>> 出身地の方言のなまり(笑)
>>> 嘘です、嘘・・・。

>>一体どこの出身なんだぁぁっ!!
>>ってゆーことは、ゼルもなまりでしゃべるの!?
>>って、ウソウソ。

> ゼルも実は・・・!!

どうする・・・アメリアよ・・・・

>>>>>「おいおい、そんなのはこっちから願い下げだ!
>>>>> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
>>>>>「ああっ、それ以上言わないで下さい〜」
>>>>> ヴァルの言葉を遮って、フィリアが力無く言う。
>>>>>「けれどヴァル、あなたバイト程度で、ゼルガディスさんが助けられると思っているんですか!?」
>>>>>「それは・・・・・・」
>>>>> フィリアの言葉に、ヴァルは斜め下を向いて、黙り込んでしまう。
>>>>>「はいはい、シュラバに子供に用はな〜い。
>>>>> 明日学校有るんだから、あなたたちは早く帰って寝てなさ〜い!」
>>>>> 姉ちゃんにそう言われ、あたしとアメリアは病室から追い出され・・・・・・
>>>>> 6月11日、終了。
>>>>>
>>>>> ――――二日前、6月12日午前11時43分。
>>>>> あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
>>>>> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
>>>>> 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
>>>>> 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
>>>>> あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
>>>>> このグループのメンバーは・・・・・・
>>>>>「やっほぅ、リナさん☆」
>>>>>「・・・あんた、体育委員だったのか・・・」
>>>>> 明るいアメリア、呆れたヴァル・・・・・・。
>>>>>「先生先生先生、本当にあたしをこいつらに付けて良いわけ!?」
>>>>> 親友をかばってズルするかもよ(絶対しないけど)、とあたしが言ったら・・・。
>>>>>「へーきだ、へーき。別に、誰も気にしたりはせん」
>>>>> ガーヴ先生は、あくまでノう天気。
>>>>> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
>>>>> なら、絶対ズルはしないわ。
>>>>> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
>>>>>
>>>>>「まずは、長前体屈折ね!」
>>>>> たしか、こんな名前だったはず。
>>>>> 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
>>>>>「これはね、こうやるのよ」
>>>>> あたしが、まずお手本をする。
>>>>> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>>>>>「ていっ」
>>>>> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>>>>>「こうやるのよ」
>>>>>「先輩凄い、1M行ってます!」
>>>>>「ズルですよ、リナさん!!」
>>>>> グループの一人の女子が巻き尺で距離を測り感嘆の声をあげ、アメリアが抗議する。
>>>>>「冗談よ、じょ・う・だ・ん」
>>>>>「ほーう、面白くない冗談だな」
>>>>> あたしが、茶目っ気たっぷりにウインクすると・・・
>>>>> 後ろから、暗ぁい声。
>>>>>「が・・・がぁう゛先生・・・」
>>>>>「これから、このグループには、俺も付く」
>>>>>「ガーヴ先生!」
>>>>> ズルが嫌な気分が半分、ガーヴ先生が嬉しいんだろうが半分の、期待の声をあげるヴァル。
>>>>>「じゃあ、次は握力を図るぞ。ルナ妹、今度はちゃ・ん・と、教えろよ」
>>>>>「・・・はい・・・・・・」
>>>>> ガーヴ先生の声は、時として凶器と化す・・・冗談。
>>>>>
>>>>> ――――二日前の放課後。
>>>>> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>>>>>  ぷぴー!
>>>>>「あら、リナさん。どうしたの?」
>>>>>「蒼月さん・・・・・・」
>>>>> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
>>>>>「部活に行くのよ」
>>>>>  ぷぴー。
>>>>>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>>>>>「ぎくっ」
>>>>> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
>>>>>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
>>>>> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
>>>>> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
>>>>>
>>>>> ――――で、二日後の今日、学校で。
>>>>> 今日は、ヴァルが来ていなかった。
>>>>> アメリアに聞くと、「わたしも分かりません」との返事。
>>>>> となれば、購買部に行くしかない!
>>>>>「フィリア〜」
>>>>> あたしたちが思い立って30秒。
>>>>> そこは、あっという間に購買部(早っ)。
>>>>> だが、そこにはフィリアの姿はなく・・・・・・
>>>>>「だからフィリアさん、ファイトよ!
>>>>> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」

>>>>おお!?この人はもしかして・・・・・私では?(爆)

>>> 貴方です☆
>>> ふふふ・・・。

>>はは・・・・ははは・・・・(汗)

> ははははははははは、そう言うときは腰に手を当てて大爆笑!!

そ、そんなハイレベルなっ!!
ってゆーか、ナーガみたいな真似をっ(爆)!!

>>>>>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
>>>>> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>>>>>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
>>>>> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」

>>>>なんていうお決まりなセリフを・・・・
>>>>きゃ☆恥ずかしいっ!(←バカ)

>>> 恥ずかしかった☆

>>嬉し恥ずかし恋愛室☆

> 後にはただ雑草が残るのみ(謎)

なんか・・・とことん繁盛していないような気が・・・

>>>>>「でも・・・彼には・・・」
>>>>>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>>>>>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
>>>>> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。

>>>>ささはら恋愛相談室!(って、名前ないキャラだったけ、私)

>>> いえいえいえ、開いちゃいましょう、相談室!!(連日超満員)

>>くさいセリフを吐く事で有名な私☆
>>悩める貴方を救います☆

> 救われました☆

悩み・・・・あったんですか?(笑)

>>>>>「フィリア!」
>>>>>「わぁあっ、リナさんアメリアさん!!
>>>>> いつからそこに!?」
>>>>>「結構前からよ」
>>>>> あたしがふんぞり返って言うと、こっちを向いたフィリアは、顔を紅くする。
>>>>>「ま、まさか、今の話・・・!?」
>>>>>「結構聞こえてました。フィリアさん、思い人は誰ですか!?
>>>>> 相談にのりますよ。恋は正義です!!」

>>>>アメちゃんかわいい。フィリアさんも初々しくてラブリ〜

>>> アメリア・・・いいですよね・・・。

>>はっ!フィリアさんの相談に乗るってこてゃ・・・
>>私のライバルじゃないですかっ!!(←焦ってる)

> あっ、たしかに・・・。
> 存在からして、アメリア1点リード!!

おのれぇっ!私から『フィリアさんの恋の相談』を奪うとはっ!
・・・・・・でも可愛いから許すっ!!

>>>>> そーかなー、と思いつつ、あたしは別のことを言う。
>>>>>「ところでフィリア、ヴァルを知らない?」
>>>>>「べべべべべべべ、別にわたしヴァルのことをなんたらってワケじゃ・・・・・・え?」

>>>>思いっきり動揺しちゃってる〜♪可愛い〜♪

>>> フィリア〜、おちついて〜(笑)

>>落ち着かないとバレバレだぞ〜

> ていうか〜、リナちゃんもう気付いてんじゃ・・・。

う・・・それを言っちゃっては・・・・・

>>>>> 必死に手を振って何かを否定しようとしていたフィリアは、やっと言葉に意味を理解したらしく、疑問符を頭に浮かべる。
>>>>>「なんか勘違いしてるみたいだけど・・・・・・ヴァル、今日来てないんだけど・・・」
>>>>>「えええっ?
>>>>> おかしいですね、今朝はちゃんと家を出ましたけど・・・」
>>>>> ・・・何で知ってるわけ?
>>>>> あたしが、疑問を話すと、
>>>>>「今ヴァルはうちに来てますから」
>>>>> えっへん、と言うフィリア。
>>>>>「あ、いえ、その方が生活費もかからないし、良いかなぁ、と思ったからであって、別にやましい下心があったわけでは・・・」

>>>>・・・・あったんですね?下心・・・・・・・
>>>>このお話ってフィリアの方が年上なんですよね。三歳も。
>>>>・・・・・なんかヴァルフィリってゆーより、フィリヴァルですね(爆)

>>> ですね(笑)
>>> それも良いですけど☆

>>実を言うとですねぇ・・・・
>>ヴァルくんはフィリア以外には、『受け』ですね、きっと。
>>不幸な美少年ですから・・・・って、なにを話してんでしょうね、私は(汗)
>>あははははは・・・

> いえいえ、そう言う話もオッケーで(爆)
> たしかに・・・ガーヴァル、ゼロヴァルっての聞きますからねぇ。
> ヴァルゼロを一つ読んだこと有りますが(面白かったけど)

ヴァルゼロッ!?ゼロス様が受け!?
うわ〜それだけはぁぁぁぁっ!!
ゼロス様はいつでも色気たっぷり、鬼畜ばりばりで攻めじゃなきゃ・・・
って正気に戻れ!ささはらっ!!

>>>>>「はいはい、難しい話は後にして・・・。
>>>>> じゃあ、ヴァルは家を出てから、行方をくらましたワケね・・・」
>>>>> 一体、どこへ・・・。
>>>>>「愛しの愛しのおにーさまのところじゃない?」
>>>>> ふと、何気なく発したバイトの女の子の言葉に・・・
>>>>>「それだぁぁぁっ!!」
>>>>> あたしたちは向き合い、だだだっと駆け出す。
>>>>> ――――現在、6月14日午後2時39分。
>>>>>
>>>>>「おやおやリナさん、学校を抜け出すつもりですか?」
>>>>>「ううん、全然」
>>>>> 現れたゼロスの言葉に、あたしは靴を履きながら言う。
>>>>>「けれど、靴を履いているじゃないですか」
>>>>>「そうよ」
>>>>>「まだ学校は、終わってませんけれど?
>>>>> それに、アメリアさんは?」
>>>>> そう、今この場にアメリアの姿はない。
>>>>>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
>>>>> あたしの作戦・・・それは。
>>>>> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
>>>>> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
>>>>> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
>>>>>「さて、と・・・総合病院に行かなきゃ!!」
>>>>>
>>>>> ――――現在、午後4時31分。
>>>>>「ほら先輩、サルの餌」
>>>>>「あー、はいはい」
>>>>> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
>>>>>
>>>>> ・・・・・・コトの始まりは、1時間前。
>>>>> 病院にはすでにヴァルの姿はなく、看護婦さんの言葉によると、動物園にバイトに行ったとか。
>>>>> で、来てみると、ヴァルはいつの間にやらキリンにニンジンをあげていた。
>>>>> 今日は小学生が遠足に来ているらしく、動物園の中は人でごった返しているため、臨時で呼ばれたそうだ。
>>>>> ヴァル曰く、「ガーヴ先生が許してくれたから来た」だそうだ。
>>>>> 少しでも生活費の足しになれば(ていうか、フィリアの元を離れたいようだ)・・・と、彼もこの依頼を受けたそうだ。
>>>>> で、平日のこんな時間のため人手不足であるこの動物園にあたしが発見されてしまったため、あたしも手伝いにかり出されたと・・・こういうわけである。
>>>>> ホント、ハタ迷惑・・・。
>>>>>「はいはーい、お猿さーん」
>>>>> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>>>>>「うきっ」
>>>>> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>>>>>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>>>>>  ずべずべずべ。
>>>>> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
>>>>>「あーっ!!」
>>>>> さらには、小学生達まで襲いだし、おやつをせしめている。
>>>>> なんて、セコいサル・・・!!
>>>>> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
>>>>>「やめい、しゅんたん!!」
>>>>> 上空から、声が響く。
>>>>>「ききっ?」
>>>>> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>>>>>「ききーーーっ!!」
>>>>> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
>>>>>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>>>>>「・・・・・・誰?」
>>>>> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>>>>>「われぇ、きさま!
>>>>> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」

>>>>をおいっ!!!

>>> 扇様のおとおりだぁぁぁぁぁぁぁっ!!(爆)

>>きゃ〜助けて〜
>>ってをいをい。

> 道を開けい!!
> あ、ささはら様はそのままで平気ですぅ(ころっと態度変化)

そ、そうですか・・・・・・(怯えたような目)(←笑)

>>>>>「と、下っ端のエイスですぅ☆」

>>>>し、下っ端って・・・・

>>> え・・・・・・えへ☆

>>う〜ん、これでいいのだろうか・・・・

> たぶん・・・・・・。

エイス様〜いいんですかっ!?これでっ!!
世の中、間違っちゃいませんかぁっ!?

>>>>> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
>>>>>「悪い、ぜんっぜん覚えてない」
>>>>>「きぃぃぃぃっ!!」
>>>>> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>>>>>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
>>>>> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」

>>>>たしかあったねぇ、そんなクラブも(爆)

>>> あったなぁ、そんなクラブ(爆)

>>別名ヴァルくんストーカークラブ。

> でも、ヴァル君バイトに忙しくて気付かず!! どーするフィリア!?
> 次回へ続く!!

続くなぁぁぁぁぁぁっっ!!

>>>>>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
>>>>> キレた声と、のんきな声がする。
>>>>>「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
>>>>>「ききーーーっ!!」
>>>>> しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
>>>>>「てい」
>>>>>  ばふっ。
>>>>> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
>>>>>「まったく先輩、仕事中にサボるなよ」
>>>>>「そーだそーだリナ=インバース、ヴァル君を困らせるな!!」

>>>>あ、ヴァルくんと会話してますね〜フィリアに妬かれますよ?

>>> いいの〜、別に〜(笑)

>>モーニングスター・・・・・・ですよ?

> ブレスよりは・・・。

た、たしかにブレスよりは・・・

>>>>>「あんたのせいでしょーがっ!!」
>>>>> 『怪盗』の言葉に、あたしは叫ぶ。
>>>>>「まったくゼロス、ちゃんとやってるんだろーか・・・。
>>>>> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
>>>>> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
>>>>> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
>>>>> 残された、もう一人は・・・。
>>>>>「ああ〜っ、扇さん〜!
>>>>> 置いてかないで下さい〜!!」
>>>>> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
>>>>> そして、残されたのは・・・。
>>>>>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>>>>>「うきっ」
>>>>>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>>>>>「うききっ」
>>>>> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
>>>>>「まだ餌が足りないんだってさ。先輩、ちゃんとやってくれよ」
>>>>>「わかってるわよ・・・」
>>>>> あたしはそう言って、餌袋に手を伸ばした・・・。
>>>>>
>>>>>「あー、今日も良く仕事した〜!」
>>>>>「ていうかあんた、何しに来たわけ?」
>>>>> あたしのつぶやきに、ヴァルが聞いてくる。
>>>>>「あんたを探しに来たのよ」
>>>>>「・・・なに?」
>>>>>「みんな、心配してるのよ!」
>>>>> そうだ。
>>>>> あやうく忘れるところだったけど、あたしはヴァルを連れ帰りに来たんだった。
>>>>>「なんで・・・先輩が。別に、頼んだワケでもないし・・・」
>>>>> むかっ。
>>>>>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
>>>>> あたしは、思わず叫ぶ。
>>>>>「親友・・・だと・・・?」
>>>>> ああっ、もういいや!
>>>>> あたしは、気持をぶちまけた。
>>>>>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
>>>>> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
>>>>> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。

>>>>くぅぅぅぅぅ、リナちゃん立派なセリフ!
>>>>彼の荒んだハートにジャスト・ミートですね!

>>> ジャスト・ミート、ミートスパゲティです!!(謎)

>>・・・・・・ツッコミ不可能(爆)

> ミートロールでも・・・。

・・・・・・・・・・・・石化中・・・・・・・・・・・・・・・

>>>>>「俺は・・・・・・」
>>>>> 彼は、そこで何を言おうとしたのか・・・今は分からないけれど。
>>>>>「ヴァル・・・!!」
>>>>> フィリアが現れた・・・。

>>>>ヴァルフィリ路線突っ走り☆

>>> そう、ヴァルフィリーーーー!!

>>今回のメインディッシュだぁぁぁ!!

> ヴァルフィリ小説I・LOVE・YOU〜〜〜!!!!!

ヴァルフィリ小説U・WE・LOVE・YOU〜〜〜!!!!

>>>>> ――――現在、午後8時46分。14分前――――
>>>>>「ヴァル・・・探したんですよ!!」
>>>>> フィリアは、肩で息をして叫ぶ。
>>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>>> ヴァルが、意外そうに呟く。
>>>>>「あんたが心配してるのは・・・兄貴じゃないのか?」
>>>>> その声は・・・意外にも、冷たかった。

>>>>ヴァル!なんてことゆーんだ!!
>>>>フィリアさんが誰を見てるかなんて気付くだろぉ、ふつ〜!!

>>> フィリアさん、きっとヴァル君が見れなくって、だから手頃なゼルさんをずっと見てたんですね〜(おいおい)

>>なるほど!なんて慎み深い!!(笑)
>>乙女の鏡!!

> 鑑、鑑。

ああ、フィリアさん・・・・

>>>>ゼルフィリなんてモンがあったら、泣くぞ!私はっ!!
>>>>(↑って、意味不明)

>>> ある、かも(笑)
>>> TRYの最後、ヴァルが助からなかったら、そーいうのも出来てたかも・・・(ゼル、なにげにフィリアと仲良さそうだったし)

>>たしかにあるかもしれませんねぇ・・・・
>>ガウフィリとゆーもんを見掛けたことありますし・・・・・・(ウソじゃないぞっ!)

> 私はないです・・・珍しい。

ええ、めずらしいです。
でもヴァルゼロの方が・・・・(まだ言うか、この口は)

>>>>>「え・・・・・・?」
>>>>>「あんた、いつも兄貴しか見てなかったじゃないか。俺のことなんか・・・!」
>>>>>「な、何を言ってるんですか?」
>>>>> フィリアは、何が何だか分からない、とばかりに言う。
>>>>>「わ、わたしは別に、ゼルガディスさんのことを好きってわけじゃ・・・いえ、好きは好きですけど、それは友達とか、知り合いと見て・・・」
>>>>>「じゃあ、どうしていつも、俺から目を逸らすんだ!?」
>>>>> ヴァルのハスキーボイスがあたしの耳に届く。
>>>>>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>>>>>「なんで・・・・・・」
>>>>>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
>>>>> フィリアが、顔を紅くして言う。

>>>>きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
>>>>このやり取り最高ですぅぅぅぅぅぅっ!!!
>>>>ヴァルかっこええ〜
>>>>フィリア可愛い〜純情〜可憐〜!!!!!!!
>>>>抱きしめたいです、はい。

>>> ヴァルに抱きしめさせなきゃっ!!

>>はっ、そうだった!

> そして、二人の顔は急接近し・・・!!(どきどき)

彼等の唇と唇が・・・・・!!!(どきどきどきどき)

>>>>> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>>>>>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
>>>>> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。

>>>>ぐはぁっ。ラブラブラブ・・・・・・・
>>>>斜め右下45度・・・・・・・少女マンガ告白シーンでの王道ですね(謎)

>>> 王道!!!(王道をこよなく愛する人、扇)

>>私はどっちかってゆーと邪道やイバラの道が好きです(爆)

> エバラと読んでしまった(笑)
> まぁ、この二人がくっつくまでは、十分茨の道ですが・・・特にフィリア。

エバラッ!!さすがキャプテン!!(笑)
ってのはおいといて・・・ですね。
ここでのイバラの道という意味は・・・・邪道、つまりは王道ではない道ってコトなんです〜
私は王道カップルにハマッたコトがないんで・・・
王道路線を歩く扇様と違い、日陰の道を歩いているんです(笑)
あ、よくわからん解説だ。すみません〜(泣)

>>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>>> ヴァルが、一歩前に出て、フィリアに手を伸ばす。
>>>>>『うーん、ラブコメですねぇ。あ、ラブコメはコメディも入ってないとだめなんですよねぇ』
>>>>> ゼロスが、人の頭の中に声を響かせる。はっきり言って、うるさい。

>>>>リナちゃん、そんなこと言わないで・・・・(泣)

>>> ゼロリナ信者さんにはつらいですね〜・・・。

>>いえいえ、私にとっては、二人のこんな会話もゼロリナ要素大・・・
>>う、すみません・・・・妄想もここまでくると・・・・バカですね。

> いやいや、実はこんなリナちゃんも照れ隠しで・・・と思えば!!

はい、実はそう思っております(爆!!)

>>>>> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)

>>>>なんて便利なっ!!!
>>>>あのじれったい二人はこうでもしないくっつきませんからねぇ。

>>> ですよねぇ。
>>> ついでに命題クリアで一石二鳥☆

>>実にリナちゃんらしい必殺技。

> 技かどうか不明ですが。計画だし。

あ、そうか。計画だったんだっけ(笑)

>>>>>「ヴァル・・・」
>>>>>「フィリア・・・」
>>>>> 頬を朱に染めたフィリア、その顔に手をかける・・・ヴァル。
>>>>> きゃーきゃーきゃー、らぶらぶ〜(←ガキ)

>>>>きゃ〜きゃ〜らぶらぶ〜(更にガキが一人!)

>>> ああ、あんなところで私に似た感じのヒトが、私と同じコト言ってる!!

>>同士、同士、同士だも〜ん!!

> 同士、素晴らしき同士・・・!!

ああ、ヴァルフィリ万歳・・・・・

>>>>>「わたし・・・言えなかったんです。ヴァルは・・・3歳くらい、年下ですし・・・・・・」
>>>>>「ね、年令なんか関係有るか!」
>>>>> (かなり動揺してるけど)男らしく(?)力強く言うヴァル。
>>>>>「俺は・・・ずっとフィリアを見てた。フィリアが、俺を見ていなくても・・・」
>>>>>「ヴァル・・・・・・」
>>>>> 二人は、ささやき(?)あって、そして・・・・・・!!

>>>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・妄想中。(別名トリップしてる最中です)
>>>>し・あ・わ・せ・・・・・・・・・・・
>>>>いやぁ〜やっぱりらぶらぶ〜
>>>>たっぷりと堪能させてもらいました(^^)

>>> ああ、ならもっと細かく描写を・・・・・・恥ずかしくて出来ないや(爆)

>>私もこれ以上らぶらぶになったりでもしたら・・・・恥ずかしくて死にます。

> ですね。
> やっぱ、付かず離れずが一番・・・それはリナか。

およよ〜♪どこでその言葉をっ!?(笑)
ちなみに私はヴァルフィリだったらいちゃいちゃのべたべたでも好きです(^^)
恥ずかしくて死ぬかもしれませんが・・・・好きです。

>>>>>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
>>>>> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>>>>>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』

>>>>ゼロス様、あなたも充分お若いですわっ!!

>>> 外見は若いですわ!!

>>中身も若いんですぅぅぅぅぅっ!!(泣)

> はいはい(爆)

ああ〜!!ちゃんと聞いてくださいぃぃぃぃっ!!(泣)

>>>>>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>>>>>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』

>>>>・・・・・v?

>>> はぁとまぁく、ですね。
>>> 告白(はぁと)ですから。

>>なるほど!照れますね〜なんか。

> 告白〜(はぁと)

告白(はぁ〜と)

>>>>>「あー、良かった良かった」
>>>>> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
>>>>> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
>>>>>
>>>>>
>>>>> 続くv
>>>>>
>>>>>  今回登場したみなさん
>>>>>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
>>>>>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>>>>>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>>>>>☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
>>>>>
>>>>>  今回の命題提供者
>>>>>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
>>>>>
>>>>>__________________________________
>>>>>
>>>>>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>>>>>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>>>>>オ:ぎくっ・・・・・・。
>>>>>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>>>>>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>>>>>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>>>>>オ:最終話参照!!
>>>>>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
>>>>>
>>>>> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)

>>>>ヴァルフィリ〜ヴァルフィリ〜ちょっとばっかしフィリヴァル〜♪
>>>>とにかく最高〜でした☆
>>>>これから私の出番はないでしょう。恋が実ちゃったわけですし(^^)

>>> いえいえ、最終話はオールキャスト(出来る限り)ですから・・・!!
>>> 名前が出るだけ・・・ってのは、言わないお約束☆

>>うん、お約束・・・・・・

> お約束・・・マジで名前だけかも(やばいわ)

いえ、私は日陰の存在ですから・・・・(笑)

>>>>でも嬉しい〜♪
>>>>とことんヴァルフィリな回、ありがとうございます。
>>>>って、かなり個人趣味が入った感想で申し訳ありませんでしたぁ〜

>>> いえいえ、嬉しいです〜!!

>>こっちこそ喜んでもらえて嬉しいです〜

> ですです〜!

ですです〜

>>>>ささはら

>>>>PS・・しかしサルやら吹奏楽部やら怪盗やら・・・・
>>>>色々なキャラを使って、なおかつ筋の通ったお話を書かれるなんてすごいですね。
>>>>尊敬尊敬〜

>>> ありがとうございますです〜!!
>>> ありがたすぎなコメント、どうもです〜!!
>>> ではでは〜☆

>>>PS・ところで、ささはら様がこの間言っていた、ヴァルフィリ作家さんのHPって・・・?

>>うげっ!そういえば忘れてましたね・・・・すみません!!
>>って、私がここで宣伝しても良いのだろうか・・・う〜ん。
>>たぶん大丈夫だと思いますが・・・・・(汗)

>>私の尊敬すべきヴァルフィリ作家である、にあ様がHPをお作りになりました☆
>>某ヴァルフィリサイトのリンク集で発見(?)したときの喜びって言ったら・・・Stardust☆Company様でにあ様の小説を拝読させてもらって以来、私はヴァルフィリに落ちましたのデス。
>>扇様もご存じですか?(^^)
>>ってごめんさい、話がめちゃくちゃズレてますね〜。
>>あははは・・・・

> ああっ、あちらのことでしたのですね!!
> あそこは・・・もう数年前から知ってます。
> 絵、上手ですよね〜、ホント。
> それに、掲示板の会話を聞くと・・・オウガ好き・・・ささはら様、知ってるかしら・・・(かなり疑問)

ぐはぁっ、私としたことが・・・なんか文法が間違ってますなぁ。
実はみいしゃ様の「Stardust Company」のことではなくて・・・
(↑イラスト上手ですよね、本当に・・・(余談))
にあ様の「ONE―ZERO」だったりするんですよ(笑)
先月オープン!!・・・・・だったかな?(←をい)
これでヴァルフィリサイト(←独断)がまた1つ増えました(^^)
嬉しいコトですね、扇様☆

いや〜色々とすいませんでしたぁ〜(泣)
ボケもここまで行くと病院行きかも。
ホントに申し訳ありませんっ!!!

>>ささはら

> ではでは、扇でした〜☆

ささはらより

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10589勘違いか・・・6/16-21:13
記事番号10578へのコメント

ささはら 朋さんは No.10578「あ、いいなぁ・・・・・」で書きました。

>>>こんにちわ〜♪
>>>ヴァルフィリ同盟王国警備隊長ささはらです(なんじゃそりゃ)!!
>
>> こんにちは、ヴァルフィリ至極最高委員会会長扇です(とうとう完成・爆)!!
>
>こんにちわ、ヴァルフィリ至極最高委員会警備隊長ささはらです!
>(え?前と肩書きが違うって?んな小さいコト、気にしちゃいけませんわっ!)
 こんにちは〜。委員会警備、と言うことは私もガード!?
 ていうか、私門の前で「貴様怪しいヤツ、止まれ!」とか言われたり(笑)

>> 今日、学校でまたヴァルフィリ思いついちゃった・・・書けそうにありませんが。
>
>思いつかれたんですか?
>・・・羨ましいデス。
>私の方にはどうやらヴァルフィリの神様は降りてこないようですねぇ・・・(謎)
 うみゅ・・・私自身は、ガウリナの神に好かれているようですが(笑)

>>>>>>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
>>>>>> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)
>>>>>
>>>>>
>>>>>にょえええええええっ?!
>>>>>ゼ、ゼロリナは?!
>>>>>・・・・・・・・っての冗談です。
>>>>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん(笑)
>>>>>まぁ、ゼロスくんとリナちゃんが会話しているだけで嬉しいですから、私は(^^)
>
>>>> ゼロリナですね〜。
>>>> 基本的にこの話は、前半ゼロリナ・後半ガウリナのつもりなんですけど。
>>>> 前半・・・ゼロリナとわかるところ、たった一つきり(汗)
>>>> ほとんどゼロリナのつもりなんですけど・・・ヘタだ、私・・・。
>>>> 小説2のゼロリナ小説に期待して下さい!!(まだ第2話書いてない『深淵〜』)
>
>>>いやいや、本当に冗談のつもりなんで、んな真剣に考えないでください(^^)
>>>前半はちゃんとゼロリナしてましたよ☆
>>>小説2の方も楽しみにしてますねぇ〜
>
>> はい!
>> そうだなぁ、第2話書かないとなぁ。
>> 『聖剣』は・・・存在自体が、自然消滅した頃に・・・(ネタはあるけど、ヒマがない)
>
>う〜ん、確かに1日24時間じゃ足りませんよね。
>まぁ、気長に待ってますね☆
 そうしてくださるとかなり嬉しいです・・・。
 『聖剣の墓』は、カップリングなしだしヴァル壊れてますから、続き書くのが怖い(笑)

>>>>>> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
>>>>>> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。
>
>>>>>お?今回は扇様特有の『心臓麻痺起こさぬように気をつけてください』の注意書きがないっ?!
>>>>>それはそれでいいことなのかも・・・
>
>>>> ああっ、忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
>
>>>それはいかんですぅぅ!!
>>>これは心臓麻痺起こした人、多数ですねぇぇぇぇっ!!
>>>きっと。
>
>> あああああっ、今頃病院は超満員!!
>
>う〜ん、扇様ったら・・・・うっかりさん♪
 うっかりさん、程度で許されるコトかしら・・・(汗)

>>>>>>「姉ちゃん、ゼルさん、どうしたわけ?」
>>>>>>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
>>>>>> 姉ちゃんが、指を折っていきながら数えつつ言った。
>>>>>> 寝不足・・・あたしのせいかな・・・(第5話参照)。
>>>>>>「気管が治れば、すぐ退院できるだろうって。それまでは、点滴生活」
>>>>>>「そう・・・・・・」
>>>>>> ゼルも、大変だろうけど。
>>>>>> ヴァルは・・・・・・
>>>>>>「入院費は、どうなるんでしょうか」
>>>>>> アメリアのふとしたつぶやきに、みんなが目を向ける。
>>>>>>「この一家に払わせるわけにはいきませんね」
>>>>>> シルフィールが、ゼルとヴァルに目を向ける。
>>>>>>「だから、俺たちが来たんだ」
>>>>>>「うちさぁ、見かけによらずお金あるじゃん? まぁ、親が海外貿易やってれば分かるコトだけど。
>>>>>> だから、少し肩代わりしてあげようと思って」
>>>>>> 姉ちゃんとガウリイが言う。
>>>>>> 普段のヴァルなら、「そんなこと出来ません」とか言って、意志の強い顔を向けるだろうけど。
>>>>>> お金のことに関しては・・・ねぇ。
>>>>>>「看病、お手伝いします!」
>>>>>> イリアさんがガッツポーズをして。
>>>>>> みんなの視線は、自然とヴァルに集まった。
>>>>>> 彼は、相変わらず俯いたまま。
>>>>>> 彼の頭が、少し動いた。
>>>>>> 何か言うんだろうな、とあたし達が沈黙すると・・・・・・
>>>>>>「ヴァル〜〜っ!!
>>>>>> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>>>>>>  づがしゃぁぁぁっ!!
>>>>>> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>>>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>>>> ヴァルの、呆れたような声がする。
>
>>>>>現れましたね。今回のヒロインが(^^)
>
>>>> 今回のヒロインよ☆
>
>>>リナちゃん、ピーンチッ!!
>
>> リナちゃんはヒーローよ(爆)
>> ・・・嘘です。
>
>いやいや・・・ヒーローでしょうよ、きっと(^^)
 男か・・・・・・

>>>>>> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
>>>>>>「静かにして下さいよ〜、フィリアさん〜」
>>>>>>「あっ、すみません」
>>>>>> アメリアの言葉に、やっとフィリアは何かに気付いたようだ。
>>>>>>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
>>>>>> 相談に乗りますよ!!
>>>>>> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
>>>>>>「フィリア〜・・・落ち着いて〜・・・」
>>>>>> 混乱しているのは、よく分かったから・・・・・・。
>>>>>> フィリアは、キッと顔を上げると、何かを決心したような顔をする。
>>>>>>「ヴァルもゼルガディスさんも、放ってはおけません!
>>>>>> レゾさん達にもお世話になりましたし・・・私が面倒見ます・・・!!」
>>>>>>「にゃに〜!?」
>>>>>> 一番反応を示したのは、ヴァルだった。
>
>>>>>ヴァルくん、かわいい。にゃに〜!?って・・・・(笑)
>
>>>> 出身地の方言のなまり(笑)
>>>> 嘘です、嘘・・・。
>
>>>一体どこの出身なんだぁぁっ!!
>>>ってゆーことは、ゼルもなまりでしゃべるの!?
>>>って、ウソウソ。
>
>> ゼルも実は・・・!!
>
>どうする・・・アメリアよ・・・・
 では、アメリアさんの一言!

アメリア:正義なる愛に出身地の差なんか関係有りません!

 という、ありがたいコメントをいただきました!
 正義なる愛に出身地の差なんか関係ないようです!
 ところで、正義なる愛ってなんでしょう!?

>>>>>>「おいおい、そんなのはこっちから願い下げだ!
>>>>>> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
>>>>>>「ああっ、それ以上言わないで下さい〜」
>>>>>> ヴァルの言葉を遮って、フィリアが力無く言う。
>>>>>>「けれどヴァル、あなたバイト程度で、ゼルガディスさんが助けられると思っているんですか!?」
>>>>>>「それは・・・・・・」
>>>>>> フィリアの言葉に、ヴァルは斜め下を向いて、黙り込んでしまう。
>>>>>>「はいはい、シュラバに子供に用はな〜い。
>>>>>> 明日学校有るんだから、あなたたちは早く帰って寝てなさ〜い!」
>>>>>> 姉ちゃんにそう言われ、あたしとアメリアは病室から追い出され・・・・・・
>>>>>> 6月11日、終了。
>>>>>>
>>>>>> ――――二日前、6月12日午前11時43分。
>>>>>> あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
>>>>>> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
>>>>>> 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
>>>>>> 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
>>>>>> あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
>>>>>> このグループのメンバーは・・・・・・
>>>>>>「やっほぅ、リナさん☆」
>>>>>>「・・・あんた、体育委員だったのか・・・」
>>>>>> 明るいアメリア、呆れたヴァル・・・・・・。
>>>>>>「先生先生先生、本当にあたしをこいつらに付けて良いわけ!?」
>>>>>> 親友をかばってズルするかもよ(絶対しないけど)、とあたしが言ったら・・・。
>>>>>>「へーきだ、へーき。別に、誰も気にしたりはせん」
>>>>>> ガーヴ先生は、あくまでノう天気。
>>>>>> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
>>>>>> なら、絶対ズルはしないわ。
>>>>>> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
>>>>>>
>>>>>>「まずは、長前体屈折ね!」
>>>>>> たしか、こんな名前だったはず。
>>>>>> 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
>>>>>>「これはね、こうやるのよ」
>>>>>> あたしが、まずお手本をする。
>>>>>> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>>>>>>「ていっ」
>>>>>> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>>>>>>「こうやるのよ」
>>>>>>「先輩凄い、1M行ってます!」
>>>>>>「ズルですよ、リナさん!!」
>>>>>> グループの一人の女子が巻き尺で距離を測り感嘆の声をあげ、アメリアが抗議する。
>>>>>>「冗談よ、じょ・う・だ・ん」
>>>>>>「ほーう、面白くない冗談だな」
>>>>>> あたしが、茶目っ気たっぷりにウインクすると・・・
>>>>>> 後ろから、暗ぁい声。
>>>>>>「が・・・がぁう゛先生・・・」
>>>>>>「これから、このグループには、俺も付く」
>>>>>>「ガーヴ先生!」
>>>>>> ズルが嫌な気分が半分、ガーヴ先生が嬉しいんだろうが半分の、期待の声をあげるヴァル。
>>>>>>「じゃあ、次は握力を図るぞ。ルナ妹、今度はちゃ・ん・と、教えろよ」
>>>>>>「・・・はい・・・・・・」
>>>>>> ガーヴ先生の声は、時として凶器と化す・・・冗談。
>>>>>>
>>>>>> ――――二日前の放課後。
>>>>>> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>>>>>>  ぷぴー!
>>>>>>「あら、リナさん。どうしたの?」
>>>>>>「蒼月さん・・・・・・」
>>>>>> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
>>>>>>「部活に行くのよ」
>>>>>>  ぷぴー。
>>>>>>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>>>>>>「ぎくっ」
>>>>>> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
>>>>>>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
>>>>>> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
>>>>>> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
>>>>>>
>>>>>> ――――で、二日後の今日、学校で。
>>>>>> 今日は、ヴァルが来ていなかった。
>>>>>> アメリアに聞くと、「わたしも分かりません」との返事。
>>>>>> となれば、購買部に行くしかない!
>>>>>>「フィリア〜」
>>>>>> あたしたちが思い立って30秒。
>>>>>> そこは、あっという間に購買部(早っ)。
>>>>>> だが、そこにはフィリアの姿はなく・・・・・・
>>>>>>「だからフィリアさん、ファイトよ!
>>>>>> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」
>
>>>>>おお!?この人はもしかして・・・・・私では?(爆)
>
>>>> 貴方です☆
>>>> ふふふ・・・。
>
>>>はは・・・・ははは・・・・(汗)
>
>> ははははははははは、そう言うときは腰に手を当てて大爆笑!!
>
>そ、そんなハイレベルなっ!!
>ってゆーか、ナーガみたいな真似をっ(爆)!!
 うみゅ、たしかにムズいですよねぇ。
 ファイトですよ!

>>>>>>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
>>>>>> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>>>>>>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
>>>>>> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」
>
>>>>>なんていうお決まりなセリフを・・・・
>>>>>きゃ☆恥ずかしいっ!(←バカ)
>
>>>> 恥ずかしかった☆
>
>>>嬉し恥ずかし恋愛室☆
>
>> 後にはただ雑草が残るのみ(謎)
>
>なんか・・・とことん繁盛していないような気が・・・
 気にしちゃダメ(きっぱり)。

>>>>>>「でも・・・彼には・・・」
>>>>>>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>>>>>>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
>>>>>> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。
>
>>>>>ささはら恋愛相談室!(って、名前ないキャラだったけ、私)
>
>>>> いえいえいえ、開いちゃいましょう、相談室!!(連日超満員)
>
>>>くさいセリフを吐く事で有名な私☆
>>>悩める貴方を救います☆
>
>> 救われました☆
>
>悩み・・・・あったんですか?(笑)
 恋以外なら、たくさん(笑)

>>>>>>「フィリア!」
>>>>>>「わぁあっ、リナさんアメリアさん!!
>>>>>> いつからそこに!?」
>>>>>>「結構前からよ」
>>>>>> あたしがふんぞり返って言うと、こっちを向いたフィリアは、顔を紅くする。
>>>>>>「ま、まさか、今の話・・・!?」
>>>>>>「結構聞こえてました。フィリアさん、思い人は誰ですか!?
>>>>>> 相談にのりますよ。恋は正義です!!」
>
>>>>>アメちゃんかわいい。フィリアさんも初々しくてラブリ〜
>
>>>> アメリア・・・いいですよね・・・。
>
>>>はっ!フィリアさんの相談に乗るってこてゃ・・・
>>>私のライバルじゃないですかっ!!(←焦ってる)
>
>> あっ、たしかに・・・。
>> 存在からして、アメリア1点リード!!
>
>おのれぇっ!私から『フィリアさんの恋の相談』を奪うとはっ!
>・・・・・・でも可愛いから許すっ!!
 いいんですか!?

>>>>>> そーかなー、と思いつつ、あたしは別のことを言う。
>>>>>>「ところでフィリア、ヴァルを知らない?」
>>>>>>「べべべべべべべ、別にわたしヴァルのことをなんたらってワケじゃ・・・・・・え?」
>
>>>>>思いっきり動揺しちゃってる〜♪可愛い〜♪
>
>>>> フィリア〜、おちついて〜(笑)
>
>>>落ち着かないとバレバレだぞ〜
>
>> ていうか〜、リナちゃんもう気付いてんじゃ・・・。
>
>う・・・それを言っちゃっては・・・・・
 うみゅ・・・・・・。

>>>>>> 必死に手を振って何かを否定しようとしていたフィリアは、やっと言葉に意味を理解したらしく、疑問符を頭に浮かべる。
>>>>>>「なんか勘違いしてるみたいだけど・・・・・・ヴァル、今日来てないんだけど・・・」
>>>>>>「えええっ?
>>>>>> おかしいですね、今朝はちゃんと家を出ましたけど・・・」
>>>>>> ・・・何で知ってるわけ?
>>>>>> あたしが、疑問を話すと、
>>>>>>「今ヴァルはうちに来てますから」
>>>>>> えっへん、と言うフィリア。
>>>>>>「あ、いえ、その方が生活費もかからないし、良いかなぁ、と思ったからであって、別にやましい下心があったわけでは・・・」
>
>>>>>・・・・あったんですね?下心・・・・・・・
>>>>>このお話ってフィリアの方が年上なんですよね。三歳も。
>>>>>・・・・・なんかヴァルフィリってゆーより、フィリヴァルですね(爆)
>
>>>> ですね(笑)
>>>> それも良いですけど☆
>
>>>実を言うとですねぇ・・・・
>>>ヴァルくんはフィリア以外には、『受け』ですね、きっと。
>>>不幸な美少年ですから・・・・って、なにを話してんでしょうね、私は(汗)
>>>あははははは・・・
>
>> いえいえ、そう言う話もオッケーで(爆)
>> たしかに・・・ガーヴァル、ゼロヴァルっての聞きますからねぇ。
>> ヴァルゼロを一つ読んだこと有りますが(面白かったけど)
>
>ヴァルゼロッ!?ゼロス様が受け!?
>うわ〜それだけはぁぁぁぁっ!!
>ゼロス様はいつでも色気たっぷり、鬼畜ばりばりで攻めじゃなきゃ・・・
>って正気に戻れ!ささはらっ!!
 でもねぇ、やっぱりゼロス様は・・・。
 でも私、ゼロヴァルは一つしか読んだことないし・・・。
 オススメサイト、有りませんかねぇ(笑)
 あと、ガウゼロってのもありますね・・・。

>>>>>>「はいはい、難しい話は後にして・・・。
>>>>>> じゃあ、ヴァルは家を出てから、行方をくらましたワケね・・・」
>>>>>> 一体、どこへ・・・。
>>>>>>「愛しの愛しのおにーさまのところじゃない?」
>>>>>> ふと、何気なく発したバイトの女の子の言葉に・・・
>>>>>>「それだぁぁぁっ!!」
>>>>>> あたしたちは向き合い、だだだっと駆け出す。
>>>>>> ――――現在、6月14日午後2時39分。
>>>>>>
>>>>>>「おやおやリナさん、学校を抜け出すつもりですか?」
>>>>>>「ううん、全然」
>>>>>> 現れたゼロスの言葉に、あたしは靴を履きながら言う。
>>>>>>「けれど、靴を履いているじゃないですか」
>>>>>>「そうよ」
>>>>>>「まだ学校は、終わってませんけれど?
>>>>>> それに、アメリアさんは?」
>>>>>> そう、今この場にアメリアの姿はない。
>>>>>>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
>>>>>> あたしの作戦・・・それは。
>>>>>> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
>>>>>> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
>>>>>> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
>>>>>>「さて、と・・・総合病院に行かなきゃ!!」
>>>>>>
>>>>>> ――――現在、午後4時31分。
>>>>>>「ほら先輩、サルの餌」
>>>>>>「あー、はいはい」
>>>>>> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
>>>>>>
>>>>>> ・・・・・・コトの始まりは、1時間前。
>>>>>> 病院にはすでにヴァルの姿はなく、看護婦さんの言葉によると、動物園にバイトに行ったとか。
>>>>>> で、来てみると、ヴァルはいつの間にやらキリンにニンジンをあげていた。
>>>>>> 今日は小学生が遠足に来ているらしく、動物園の中は人でごった返しているため、臨時で呼ばれたそうだ。
>>>>>> ヴァル曰く、「ガーヴ先生が許してくれたから来た」だそうだ。
>>>>>> 少しでも生活費の足しになれば(ていうか、フィリアの元を離れたいようだ)・・・と、彼もこの依頼を受けたそうだ。
>>>>>> で、平日のこんな時間のため人手不足であるこの動物園にあたしが発見されてしまったため、あたしも手伝いにかり出されたと・・・こういうわけである。
>>>>>> ホント、ハタ迷惑・・・。
>>>>>>「はいはーい、お猿さーん」
>>>>>> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>>>>>>「うきっ」
>>>>>> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>>>>>>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>>>>>>  ずべずべずべ。
>>>>>> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
>>>>>>「あーっ!!」
>>>>>> さらには、小学生達まで襲いだし、おやつをせしめている。
>>>>>> なんて、セコいサル・・・!!
>>>>>> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
>>>>>>「やめい、しゅんたん!!」
>>>>>> 上空から、声が響く。
>>>>>>「ききっ?」
>>>>>> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>>>>>>「ききーーーっ!!」
>>>>>> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
>>>>>>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>>>>>>「・・・・・・誰?」
>>>>>> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>>>>>>「われぇ、きさま!
>>>>>> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」
>
>>>>>をおいっ!!!
>
>>>> 扇様のおとおりだぁぁぁぁぁぁぁっ!!(爆)
>
>>>きゃ〜助けて〜
>>>ってをいをい。
>
>> 道を開けい!!
>> あ、ささはら様はそのままで平気ですぅ(ころっと態度変化)
>
>そ、そうですか・・・・・・(怯えたような目)(←笑)
 ああっ、そんな視線がちょっぴり痛い(ちょっとか)

>>>>>>「と、下っ端のエイスですぅ☆」
>
>>>>>し、下っ端って・・・・
>
>>>> え・・・・・・えへ☆
>
>>>う〜ん、これでいいのだろうか・・・・
>
>> たぶん・・・・・・。
>
>エイス様〜いいんですかっ!?これでっ!!
>世の中、間違っちゃいませんかぁっ!?
 世の中の間違いなんて・・・ふっ。

>>>>>> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
>>>>>>「悪い、ぜんっぜん覚えてない」
>>>>>>「きぃぃぃぃっ!!」
>>>>>> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>>>>>>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
>>>>>> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」
>
>>>>>たしかあったねぇ、そんなクラブも(爆)
>
>>>> あったなぁ、そんなクラブ(爆)
>
>>>別名ヴァルくんストーカークラブ。
>
>> でも、ヴァル君バイトに忙しくて気付かず!! どーするフィリア!?
>> 次回へ続く!!
>
>続くなぁぁぁぁぁぁっっ!!
 ええっ、続き、聞きたくないんですかぁ・・・?

>>>>>>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
>>>>>> キレた声と、のんきな声がする。
>>>>>>「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
>>>>>>「ききーーーっ!!」
>>>>>> しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
>>>>>>「てい」
>>>>>>  ばふっ。
>>>>>> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
>>>>>>「まったく先輩、仕事中にサボるなよ」
>>>>>>「そーだそーだリナ=インバース、ヴァル君を困らせるな!!」
>
>>>>>あ、ヴァルくんと会話してますね〜フィリアに妬かれますよ?
>
>>>> いいの〜、別に〜(笑)
>
>>>モーニングスター・・・・・・ですよ?
>
>> ブレスよりは・・・。
>
>た、たしかにブレスよりは・・・
 ヴァルのブレスなら、喰らってもいいかな・・・(おい)

>>>>>>「あんたのせいでしょーがっ!!」
>>>>>> 『怪盗』の言葉に、あたしは叫ぶ。
>>>>>>「まったくゼロス、ちゃんとやってるんだろーか・・・。
>>>>>> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
>>>>>> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
>>>>>> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
>>>>>> 残された、もう一人は・・・。
>>>>>>「ああ〜っ、扇さん〜!
>>>>>> 置いてかないで下さい〜!!」
>>>>>> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
>>>>>> そして、残されたのは・・・。
>>>>>>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>>>>>>「うきっ」
>>>>>>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>>>>>>「うききっ」
>>>>>> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
>>>>>>「まだ餌が足りないんだってさ。先輩、ちゃんとやってくれよ」
>>>>>>「わかってるわよ・・・」
>>>>>> あたしはそう言って、餌袋に手を伸ばした・・・。
>>>>>>
>>>>>>「あー、今日も良く仕事した〜!」
>>>>>>「ていうかあんた、何しに来たわけ?」
>>>>>> あたしのつぶやきに、ヴァルが聞いてくる。
>>>>>>「あんたを探しに来たのよ」
>>>>>>「・・・なに?」
>>>>>>「みんな、心配してるのよ!」
>>>>>> そうだ。
>>>>>> あやうく忘れるところだったけど、あたしはヴァルを連れ帰りに来たんだった。
>>>>>>「なんで・・・先輩が。別に、頼んだワケでもないし・・・」
>>>>>> むかっ。
>>>>>>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
>>>>>> あたしは、思わず叫ぶ。
>>>>>>「親友・・・だと・・・?」
>>>>>> ああっ、もういいや!
>>>>>> あたしは、気持をぶちまけた。
>>>>>>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
>>>>>> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
>>>>>> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。
>
>>>>>くぅぅぅぅぅ、リナちゃん立派なセリフ!
>>>>>彼の荒んだハートにジャスト・ミートですね!
>
>>>> ジャスト・ミート、ミートスパゲティです!!(謎)
>
>>>・・・・・・ツッコミ不可能(爆)
>
>> ミートロールでも・・・。
>
>・・・・・・・・・・・・石化中・・・・・・・・・・・・・・・
 ああっ、お気をしっかり!!

>>>>>>「俺は・・・・・・」
>>>>>> 彼は、そこで何を言おうとしたのか・・・今は分からないけれど。
>>>>>>「ヴァル・・・!!」
>>>>>> フィリアが現れた・・・。
>
>>>>>ヴァルフィリ路線突っ走り☆
>
>>>> そう、ヴァルフィリーーーー!!
>
>>>今回のメインディッシュだぁぁぁ!!
>
>> ヴァルフィリ小説I・LOVE・YOU〜〜〜!!!!!
>
>ヴァルフィリ小説U・WE・LOVE・YOU〜〜〜!!!!
 どちらさまの小説〜? ってヲイ、扇(爆)

>>>>>> ――――現在、午後8時46分。14分前――――
>>>>>>「ヴァル・・・探したんですよ!!」
>>>>>> フィリアは、肩で息をして叫ぶ。
>>>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>>>> ヴァルが、意外そうに呟く。
>>>>>>「あんたが心配してるのは・・・兄貴じゃないのか?」
>>>>>> その声は・・・意外にも、冷たかった。
>
>>>>>ヴァル!なんてことゆーんだ!!
>>>>>フィリアさんが誰を見てるかなんて気付くだろぉ、ふつ〜!!
>
>>>> フィリアさん、きっとヴァル君が見れなくって、だから手頃なゼルさんをずっと見てたんですね〜(おいおい)
>
>>>なるほど!なんて慎み深い!!(笑)
>>>乙女の鏡!!
>
>> 鑑、鑑。
>
>ああ、フィリアさん・・・・
 素晴らしき。

>>>>>ゼルフィリなんてモンがあったら、泣くぞ!私はっ!!
>>>>>(↑って、意味不明)
>
>>>> ある、かも(笑)
>>>> TRYの最後、ヴァルが助からなかったら、そーいうのも出来てたかも・・・(ゼル、なにげにフィリアと仲良さそうだったし)
>
>>>たしかにあるかもしれませんねぇ・・・・
>>>ガウフィリとゆーもんを見掛けたことありますし・・・・・・(ウソじゃないぞっ!)
>
>> 私はないです・・・珍しい。
>
>ええ、めずらしいです。
>でもヴァルゼロの方が・・・・(まだ言うか、この口は)
 この口は(笑)

>>>>>>「え・・・・・・?」
>>>>>>「あんた、いつも兄貴しか見てなかったじゃないか。俺のことなんか・・・!」
>>>>>>「な、何を言ってるんですか?」
>>>>>> フィリアは、何が何だか分からない、とばかりに言う。
>>>>>>「わ、わたしは別に、ゼルガディスさんのことを好きってわけじゃ・・・いえ、好きは好きですけど、それは友達とか、知り合いと見て・・・」
>>>>>>「じゃあ、どうしていつも、俺から目を逸らすんだ!?」
>>>>>> ヴァルのハスキーボイスがあたしの耳に届く。
>>>>>>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>>>>>>「なんで・・・・・・」
>>>>>>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
>>>>>> フィリアが、顔を紅くして言う。
>
>>>>>きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
>>>>>このやり取り最高ですぅぅぅぅぅぅっ!!!
>>>>>ヴァルかっこええ〜
>>>>>フィリア可愛い〜純情〜可憐〜!!!!!!!
>>>>>抱きしめたいです、はい。
>
>>>> ヴァルに抱きしめさせなきゃっ!!
>
>>>はっ、そうだった!
>
>> そして、二人の顔は急接近し・・・!!(どきどき)
>
>彼等の唇と唇が・・・・・!!!(どきどきどきどき)
 それ以上の描写は・・・ささはら様、任せましたよ!

>>>>>> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>>>>>>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
>>>>>> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。
>
>>>>>ぐはぁっ。ラブラブラブ・・・・・・・
>>>>>斜め右下45度・・・・・・・少女マンガ告白シーンでの王道ですね(謎)
>
>>>> 王道!!!(王道をこよなく愛する人、扇)
>
>>>私はどっちかってゆーと邪道やイバラの道が好きです(爆)
>
>> エバラと読んでしまった(笑)
>> まぁ、この二人がくっつくまでは、十分茨の道ですが・・・特にフィリア。
>
>エバラッ!!さすがキャプテン!!(笑)
>ってのはおいといて・・・ですね。
>ここでのイバラの道という意味は・・・・邪道、つまりは王道ではない道ってコトなんです〜
>私は王道カップルにハマッたコトがないんで・・・
>王道路線を歩く扇様と違い、日陰の道を歩いているんです(笑)
>あ、よくわからん解説だ。すみません〜(泣)
 私も日陰は好きですが(すずしいし)←違う

>>>>>>「フィリア・・・・・・」
>>>>>> ヴァルが、一歩前に出て、フィリアに手を伸ばす。
>>>>>>『うーん、ラブコメですねぇ。あ、ラブコメはコメディも入ってないとだめなんですよねぇ』
>>>>>> ゼロスが、人の頭の中に声を響かせる。はっきり言って、うるさい。
>
>>>>>リナちゃん、そんなこと言わないで・・・・(泣)
>
>>>> ゼロリナ信者さんにはつらいですね〜・・・。
>
>>>いえいえ、私にとっては、二人のこんな会話もゼロリナ要素大・・・
>>>う、すみません・・・・妄想もここまでくると・・・・バカですね。
>
>> いやいや、実はこんなリナちゃんも照れ隠しで・・・と思えば!!
>
>はい、実はそう思っております(爆!!)
>
>>>>>> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)
>
>>>>>なんて便利なっ!!!
>>>>>あのじれったい二人はこうでもしないくっつきませんからねぇ。
>
>>>> ですよねぇ。
>>>> ついでに命題クリアで一石二鳥☆
>
>>>実にリナちゃんらしい必殺技。
>
>> 技かどうか不明ですが。計画だし。
>
>あ、そうか。計画だったんだっけ(笑)
 そうです。作戦じゃない(笑)

>>>>>>「ヴァル・・・」
>>>>>>「フィリア・・・」
>>>>>> 頬を朱に染めたフィリア、その顔に手をかける・・・ヴァル。
>>>>>> きゃーきゃーきゃー、らぶらぶ〜(←ガキ)
>
>>>>>きゃ〜きゃ〜らぶらぶ〜(更にガキが一人!)
>
>>>> ああ、あんなところで私に似た感じのヒトが、私と同じコト言ってる!!
>
>>>同士、同士、同士だも〜ん!!
>
>> 同士、素晴らしき同士・・・!!
>
>ああ、ヴァルフィリ万歳・・・・・
 最高・・・v

>>>>>>「わたし・・・言えなかったんです。ヴァルは・・・3歳くらい、年下ですし・・・・・・」
>>>>>>「ね、年令なんか関係有るか!」
>>>>>> (かなり動揺してるけど)男らしく(?)力強く言うヴァル。
>>>>>>「俺は・・・ずっとフィリアを見てた。フィリアが、俺を見ていなくても・・・」
>>>>>>「ヴァル・・・・・・」
>>>>>> 二人は、ささやき(?)あって、そして・・・・・・!!
>
>>>>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・妄想中。(別名トリップしてる最中です)
>>>>>し・あ・わ・せ・・・・・・・・・・・
>>>>>いやぁ〜やっぱりらぶらぶ〜
>>>>>たっぷりと堪能させてもらいました(^^)
>
>>>> ああ、ならもっと細かく描写を・・・・・・恥ずかしくて出来ないや(爆)
>
>>>私もこれ以上らぶらぶになったりでもしたら・・・・恥ずかしくて死にます。
>
>> ですね。
>> やっぱ、付かず離れずが一番・・・それはリナか。
>
>およよ〜♪どこでその言葉をっ!?(笑)
>ちなみに私はヴァルフィリだったらいちゃいちゃのべたべたでも好きです(^^)
>恥ずかしくて死ぬかもしれませんが・・・・好きです。
 ヴァルフィリのべちゃいたもスキですぅ。

>>>>>>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
>>>>>> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>>>>>>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』
>
>>>>>ゼロス様、あなたも充分お若いですわっ!!
>
>>>> 外見は若いですわ!!
>
>>>中身も若いんですぅぅぅぅぅっ!!(泣)
>
>> はいはい(爆)
>
>ああ〜!!ちゃんと聞いてくださいぃぃぃぃっ!!(泣)
 あー、はいはい(核爆)

>>>>>>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>>>>>>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』
>
>>>>>・・・・・v?
>
>>>> はぁとまぁく、ですね。
>>>> 告白(はぁと)ですから。
>
>>>なるほど!照れますね〜なんか。
>
>> 告白〜(はぁと)
>
>告白(はぁ〜と)
 vvvvv

>>>>>>「あー、良かった良かった」
>>>>>> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
>>>>>> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
>>>>>>
>>>>>>
>>>>>> 続くv
>>>>>>
>>>>>>  今回登場したみなさん
>>>>>>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
>>>>>>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>>>>>>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>>>>>>☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
>>>>>>
>>>>>>  今回の命題提供者
>>>>>>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
>>>>>>
>>>>>>__________________________________
>>>>>>
>>>>>>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>>>>>>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>>>>>>オ:ぎくっ・・・・・・。
>>>>>>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>>>>>>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>>>>>>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>>>>>>オ:最終話参照!!
>>>>>>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
>>>>>>
>>>>>> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)
>
>>>>>ヴァルフィリ〜ヴァルフィリ〜ちょっとばっかしフィリヴァル〜♪
>>>>>とにかく最高〜でした☆
>>>>>これから私の出番はないでしょう。恋が実ちゃったわけですし(^^)
>
>>>> いえいえ、最終話はオールキャスト(出来る限り)ですから・・・!!
>>>> 名前が出るだけ・・・ってのは、言わないお約束☆
>
>>>うん、お約束・・・・・・
>
>> お約束・・・マジで名前だけかも(やばいわ)
>
>いえ、私は日陰の存在ですから・・・・(笑)
 まだこの口は(笑)

>>>>>でも嬉しい〜♪
>>>>>とことんヴァルフィリな回、ありがとうございます。
>>>>>って、かなり個人趣味が入った感想で申し訳ありませんでしたぁ〜
>
>>>> いえいえ、嬉しいです〜!!
>
>>>こっちこそ喜んでもらえて嬉しいです〜
>
>> ですです〜!
>
>ですです〜
 ですです〜☆

>>>>>ささはら
>
>>>>>PS・・しかしサルやら吹奏楽部やら怪盗やら・・・・
>>>>>色々なキャラを使って、なおかつ筋の通ったお話を書かれるなんてすごいですね。
>>>>>尊敬尊敬〜
>
>>>> ありがとうございますです〜!!
>>>> ありがたすぎなコメント、どうもです〜!!
>>>> ではでは〜☆
>
>>>>PS・ところで、ささはら様がこの間言っていた、ヴァルフィリ作家さんのHPって・・・?
>
>>>うげっ!そういえば忘れてましたね・・・・すみません!!
>>>って、私がここで宣伝しても良いのだろうか・・・う〜ん。
>>>たぶん大丈夫だと思いますが・・・・・(汗)
>
>>>私の尊敬すべきヴァルフィリ作家である、にあ様がHPをお作りになりました☆
>>>某ヴァルフィリサイトのリンク集で発見(?)したときの喜びって言ったら・・・Stardust☆Company様でにあ様の小説を拝読させてもらって以来、私はヴァルフィリに落ちましたのデス。
>>>扇様もご存じですか?(^^)
>>>ってごめんさい、話がめちゃくちゃズレてますね〜。
>>>あははは・・・・
>
>> ああっ、あちらのことでしたのですね!!
>> あそこは・・・もう数年前から知ってます。
>> 絵、上手ですよね〜、ホント。
>> それに、掲示板の会話を聞くと・・・オウガ好き・・・ささはら様、知ってるかしら・・・(かなり疑問)
>
>ぐはぁっ、私としたことが・・・なんか文法が間違ってますなぁ。
>実はみいしゃ様の「Stardust Company」のことではなくて・・・
>(↑イラスト上手ですよね、本当に・・・(余談))
>にあ様の「ONE―ZERO」だったりするんですよ(笑)
>先月オープン!!・・・・・だったかな?(←をい)
>これでヴァルフィリサイト(←独断)がまた1つ増えました(^^)
>嬉しいコトですね、扇様☆
 ああ、勘違いか(爆)
 まぁ、私もあのにあ様の小説にはらぶらぶぞっこんですが・・・にあ様のサイトも、結構前から知ってる・・・。
 先々月くらいから・・・。

>いや〜色々とすいませんでしたぁ〜(泣)
>ボケもここまで行くと病院行きかも。
>ホントに申し訳ありませんっ!!!
 いえいえ、勘違いしてしまったのはこちらですし・・・(汗)

>>>ささはら
>
>> ではでは、扇でした〜☆
>
>ささはらより
 ではでは、扇でした〜☆ 

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10557うきききき〜!!春牙 6/15-20:53
記事番号10531へのコメント

こんばんわ?春牙です。
最近部活が厳しくとっても辛いです。(と、ゆーか壁に背をつけずに2時間も立ってるのだ!!これをつらいといわずに何を辛いと言う!?)

> 今日の命題は、ポストの中にあった。
> ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
あ、これ一番うれしいきかたのような気がする。
だって、今までろくでもないのばっかりだったじゃん。
ま、きずかなかったら、元も子もないけど・・・。

> あたしは安心して、辺りを見回す。
> ベッドの枕元で、パイプ椅子に座ってコーヒーを飲んでいる姉ちゃん。
> その隣で、お茶をついでいるシルフィール。
> 差し入れらしいカゴに入った果物を持って立っている、お隣さんのイリアさん。
> ゼルを挟んで反対側には、最後に別れたときと同じ格好のガウリイ。
・・・ここって1人部屋なのかな?
ってゆーかそうじゃないと邪魔だし狭いし、さらにほかの人にも迷惑かかるよね。

>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
いや、どー考えてもやばすぎだって。そんなに病気になったら。

>「ヴァル〜〜っ!!
> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>  づがしゃぁぁぁっ!!
> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
うわ〜あとが恐そう・・・。

> あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
> 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
> 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
> あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
扇さん・・・。
こんだけ嫌そうに書くってことは、昔やったのがかなり嫌ことだね。

> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
> なら、絶対ズルはしないわ。
> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
おい。それはやばいだろそれは。

>「まずは、長前体屈折ね!」
> たしか、こんな名前だったはず。
> 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
>「これはね、こうやるのよ」
> あたしが、まずお手本をする。
> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>「ていっ」
> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
おお!これは良い手段だ!
本気でやろうかな・・・。今度のスポーツテストで・・・。

> ――――二日前の放課後。
> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>  ぷぴー!
>「あら、リナさん。どうしたの?」
>「蒼月さん・・・・・・」
> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
ト、トランペット魔人って・・・。

>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
> あたしの作戦・・・それは。
> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
リナちゃん・・・。あんたすごいよ・・・。すごすぎだよ・・・。

>「はいはーい、お猿さーん」
> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>「うきっ」
> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>  ずべずべずべ。
> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
ああ!なんてことを!!

>「やめい、しゅんたん!!」
しゅ、しゅんたんって・・・。

>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」
>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
> キレた声と、のんきな声がする。
>「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
>「ききーーーっ!!」
> しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
扇様〜、どうやって僕を手なずけていたんですか〜?

>「てい」
>  ばふっ。
> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
ああ!おれ〜!


>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>「うきっ」
>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>「うききっ」
あ〜ひどいです〜。
僕は弟から金は取るけど、ガキのお菓子まではとんないですよ〜!!

>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>オ:ぎくっ・・・・・・。
>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>オ:最終話参照!!
>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
こ、これって・・・もしかして・・・。

うきききき〜!!でたでたでたでた〜!!(かなり興奮中)
うにゅ〜扇様、ありがとうです〜!!ほんと、うれしいっす!!
と、まあ興奮していますが、そろそろ帰ります。でわさようなら。

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10560Re:天国に一番近い女 〜第7話〜&相変わらずの大募集とお知らせ蒼月 E-mail 6/15-21:41
記事番号10531へのコメント

扇さんは No.10531「天国に一番近い女 〜第7話〜&相変わらずの大募集とお知らせ」で書きました。
>
>
> こんにちは! 扇です。
> 来た来た〜、ゼルファンの方には大打撃を与えた(ハズの)第6話の続きが!!
> 今回は〜学園モノに徹します〜すいません〜嘘です〜(おい)
> 前半・学園モノ、後半・ヴァルのバイトモノ(笑)
>
> ・・・・・・の前に、恒例の募集内容を載っけますか・・・。
> 今回は、変更などのお知らせアリ。
>
>告知1・募集1である『出してほしいキャラクター大募集!』本編版を締め切りました!(理由・お知らせを受けても、出せそうにないから。過去にお知らせいただいたキャラは、出来れば出します)
> 本編版ってのは、外伝版もあるからです(笑)
>
>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)
>
>告知3・『出してほしい職場・部活・サークル大募集!』を締め切ります。これは、外伝版もです。
> どーしても出してほしいモノがあったら、以下の裏技を使って下さい(笑)
>1・スレタウンに住みます届けを出す。
>2・職業・部活・サークルを、オリジナルのものにする。
> どーしても出してほしいモノに限定(笑)
>
>告知4・『命題大募集!』の外伝版も開催中! リナ以外も苦しめて下さい。ていうか、何か命題が来ないと外伝書けません・・・。
>
> と、以上が告知です。今後変更する可能性アリですが。
> では、以下はいつも通りの募集内容&スレタウンの住人表です☆
>
>募集1・出してほしいキャラクター募集中!(外伝版のみ)プロフィールはご勝手に決めて下さってOK!
>
>募集2・出してほしいカップリング募集中!(外伝版のみ)
>
>募集3・出してほしいコンビ募集中!(本編版も受付中)コンビなので、同性もOK!
>
>募集4・命題募集中! ていうか下さい!!
>
>募集5・一番大事!
>    こんな(どんな?)リナ達が住むスレイヤーズタウンに住みたい方募集中。名前(本名、HNじゃなくてもOK)、所属、プロフィールを詳しく書いてレス下さ〜い!
>
>  現在の住人表
> 名前    登場回数 プロフィール
>☆エイス     2  扇居るところにエイス様有り。今回再登場。一緒に怪盗やっている。
>☆凰魅 雷児   3  理科教師。最近出番がない。ヴァル&アメリアの担任なので、きっと今後も出る。
>☆草杉 カズラ  2  学生食堂の従業員兼通りすがりの通行人A(爆)
>☆セラフィーナ  1  暇人らしい。他不明。教えて下さい(;;)
>☆ささはら 朋  3  今回再登場の名前不明の購買部のバイト。フィリアさんの恋の相談相手☆
>☆れーな     3  お茶がナイスでチャーミングなリナ家のメイド。きっといい人。
>☆かばにゃ    3  同人誌書きの会社員さん。リナ&アメリアをアシに使う達人。
>☆にらいかない  1  宇宙人ーーー!!
>☆蒼月      2  今回再登場のトランペット吹き。そういや私、ついさっき、トランペットをラッパと勘違いしてました。(おい)
>☆鳴海飛鳥    1  同じくトランペットパート。小説家志望のトラブルメーカー☆
>☆魔都23号   1  銅像で、幽霊の親分。ちょいとうっかり物さん(爆)
>☆ちな      1  見習い占い師。宝珠が大事。なぜか黒魔術に・・・ふふ・・・。
>☆香坂 優    0  ああっ、今後絶対出します! 絶対出しまくりますから〜!!
>☆イリア     2  今回再登場。ゼル・ラブラブらしい。ヴァル家のお隣さん。
>
> これっくらいですね〜。
>
> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。
>
>__________________________________
>
>                          天国に一番近い女
>                      第7話 〜友情、愛情、兄弟愛?〜
>
>
> 今日の命題は、ポストの中にあった。
> ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
> 『6月14日午後9時までにヴァルを心から感動させないと即死亡!』
> ・・・・・・・・・・・・。
> 今、最もほしくない命題だ・・・・・・。
>
> 事の始まりは、3日前である11日の夜中。
> あたしは、アメリアと一緒に総合病院にたどり着いた。
> 受付に病室を聞いて、そこにたどり着き、扉を開ける。
>「生きてる!?」
>「生きてるわよ、うるさいわね」
>  づごっ。
> 見事な音を立てて、姉ちゃんが投げたパイプ椅子があたしの後頭部にガツン。
>「・・・リナさん、生きてますか・・・?」
>「い・・・一応・・・生きてる・・・」
> アメリアが言う。心配するはずのあたしが、心配される身になってしまった・・・。
> あっ、そうだ、ゼル!!
>「ゼルさん・・・・・」
> あたしが顔を上げると、そこにはベッドに横たわったゼルの姿。
> 点滴をつながれていたりするが、そんな命に関わるほどではないようだ。
> あたしは安心して、辺りを見回す。
> ベッドの枕元で、パイプ椅子に座ってコーヒーを飲んでいる姉ちゃん。
> その隣で、お茶をついでいるシルフィール。
> 差し入れらしいカゴに入った果物を持って立っている、お隣さんのイリアさん。
> ゼルを挟んで反対側には、最後に別れたときと同じ格好のガウリイ。
> そして・・・・・・
>「ヴァル・・・・・・」
> ゼルの一番近くで、パイプ椅子に座って、あたしたちに背を向けて俯いているヴァル。
> きっと、花火大会を抜け出して電話をして、様態を聞いてからずっとこの調子なんだろうな。
> 彼、表向きはクールで通しているから、ここでヘタな慰めはよしたほうが良いんでしょうね。
>「姉ちゃん、ゼルさん、どうしたわけ?」
>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
> 姉ちゃんが、指を折っていきながら数えつつ言った。
> 寝不足・・・あたしのせいかな・・・(第5話参照)。
>「気管が治れば、すぐ退院できるだろうって。それまでは、点滴生活」
>「そう・・・・・・」
> ゼルも、大変だろうけど。
> ヴァルは・・・・・・
>「入院費は、どうなるんでしょうか」
> アメリアのふとしたつぶやきに、みんなが目を向ける。
>「この一家に払わせるわけにはいきませんね」
> シルフィールが、ゼルとヴァルに目を向ける。
>「だから、俺たちが来たんだ」
>「うちさぁ、見かけによらずお金あるじゃん? まぁ、親が海外貿易やってれば分かるコトだけど。
> だから、少し肩代わりしてあげようと思って」
> 姉ちゃんとガウリイが言う。
> 普段のヴァルなら、「そんなこと出来ません」とか言って、意志の強い顔を向けるだろうけど。
> お金のことに関しては・・・ねぇ。
>「看病、お手伝いします!」
> イリアさんがガッツポーズをして。
> みんなの視線は、自然とヴァルに集まった。
> 彼は、相変わらず俯いたまま。
> 彼の頭が、少し動いた。
> 何か言うんだろうな、とあたし達が沈黙すると・・・・・・
>「ヴァル〜〜っ!!
> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>  づがしゃぁぁぁっ!!
> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>「フィリア・・・・・・」
> ヴァルの、呆れたような声がする。
> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
>「静かにして下さいよ〜、フィリアさん〜」
>「あっ、すみません」
> アメリアの言葉に、やっとフィリアは何かに気付いたようだ。
>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
> 相談に乗りますよ!!
> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
>「フィリア〜・・・落ち着いて〜・・・」
> 混乱しているのは、よく分かったから・・・・・・。
> フィリアは、キッと顔を上げると、何かを決心したような顔をする。
>「ヴァルもゼルガディスさんも、放ってはおけません!
> レゾさん達にもお世話になりましたし・・・私が面倒見ます・・・!!」
>「にゃに〜!?」
> 一番反応を示したのは、ヴァルだった。
>「おいおい、そんなのはこっちから願い下げだ!
> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
>「ああっ、それ以上言わないで下さい〜」
> ヴァルの言葉を遮って、フィリアが力無く言う。
>「けれどヴァル、あなたバイト程度で、ゼルガディスさんが助けられると思っているんですか!?」
>「それは・・・・・・」
> フィリアの言葉に、ヴァルは斜め下を向いて、黙り込んでしまう。
>「はいはい、シュラバに子供に用はな〜い。
> 明日学校有るんだから、あなたたちは早く帰って寝てなさ〜い!」
> 姉ちゃんにそう言われ、あたしとアメリアは病室から追い出され・・・・・・
> 6月11日、終了。
>
> ――――二日前、6月12日午前11時43分。
> あたしは、運が悪いことに体育委員だった。
> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
> 今日もまた、あたしは授業中に呼び出され、体育館へと来た。
> 今日は、1年生の半分・・・1組と2組のスポテの日。
> あたしは、先生役として、その中の1グループを担当することになった。ズルをしていないか、細かくチェックするため、体育委員は1グループに1人つくことになっているのだ。
> このグループのメンバーは・・・・・・
>「やっほぅ、リナさん☆」
>「・・・あんた、体育委員だったのか・・・」
> 明るいアメリア、呆れたヴァル・・・・・・。
>「先生先生先生、本当にあたしをこいつらに付けて良いわけ!?」
> 親友をかばってズルするかもよ(絶対しないけど)、とあたしが言ったら・・・。
>「へーきだ、へーき。別に、誰も気にしたりはせん」
> ガーヴ先生は、あくまでノう天気。
> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
> なら、絶対ズルはしないわ。
> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
>
>「まずは、長前体屈折ね!」
> たしか、こんな名前だったはず。
> 壁に背中をきっちり付けて、腕だけをまっすぐ伸ばし、段ボール箱を前に押すのだ。押せた分だけの、距離を測る。腕が長い人は長有利。
>「これはね、こうやるのよ」
> あたしが、まずお手本をする。
> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>「ていっ」
> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>「こうやるのよ」
>「先輩凄い、1M行ってます!」
>「ズルですよ、リナさん!!」
> グループの一人の女子が巻き尺で距離を測り感嘆の声をあげ、アメリアが抗議する。
>「冗談よ、じょ・う・だ・ん」
>「ほーう、面白くない冗談だな」
> あたしが、茶目っ気たっぷりにウインクすると・・・
> 後ろから、暗ぁい声。
>「が・・・がぁう゛先生・・・」
>「これから、このグループには、俺も付く」
>「ガーヴ先生!」
> ズルが嫌な気分が半分、ガーヴ先生が嬉しいんだろうが半分の、期待の声をあげるヴァル。
>「じゃあ、次は握力を図るぞ。ルナ妹、今度はちゃ・ん・と、教えろよ」
>「・・・はい・・・・・・」
> ガーヴ先生の声は、時として凶器と化す・・・冗談。
>
> ――――二日前の放課後。
> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>  ぷぴー!
>「あら、リナさん。どうしたの?」
>「蒼月さん・・・・・・」
> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
>「部活に行くのよ」
>  ぷぴー。
>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>「ぎくっ」
> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
>
> ――――で、二日後の今日、学校で。
> 今日は、ヴァルが来ていなかった。
> アメリアに聞くと、「わたしも分かりません」との返事。
> となれば、購買部に行くしかない!
>「フィリア〜」
> あたしたちが思い立って30秒。
> そこは、あっという間に購買部(早っ)。
> だが、そこにはフィリアの姿はなく・・・・・・
>「だからフィリアさん、ファイトよ!
> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」
>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」
>「でも・・・彼には・・・」
>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。
>「フィリア!」
>「わぁあっ、リナさんアメリアさん!!
> いつからそこに!?」
>「結構前からよ」
> あたしがふんぞり返って言うと、こっちを向いたフィリアは、顔を紅くする。
>「ま、まさか、今の話・・・!?」
>「結構聞こえてました。フィリアさん、思い人は誰ですか!?
> 相談にのりますよ。恋は正義です!!」
> そーかなー、と思いつつ、あたしは別のことを言う。
>「ところでフィリア、ヴァルを知らない?」
>「べべべべべべべ、別にわたしヴァルのことをなんたらってワケじゃ・・・・・・え?」
> 必死に手を振って何かを否定しようとしていたフィリアは、やっと言葉に意味を理解したらしく、疑問符を頭に浮かべる。
>「なんか勘違いしてるみたいだけど・・・・・・ヴァル、今日来てないんだけど・・・」
>「えええっ?
> おかしいですね、今朝はちゃんと家を出ましたけど・・・」
> ・・・何で知ってるわけ?
> あたしが、疑問を話すと、
>「今ヴァルはうちに来てますから」
> えっへん、と言うフィリア。
>「あ、いえ、その方が生活費もかからないし、良いかなぁ、と思ったからであって、別にやましい下心があったわけでは・・・」
>「はいはい、難しい話は後にして・・・。
> じゃあ、ヴァルは家を出てから、行方をくらましたワケね・・・」
> 一体、どこへ・・・。
>「愛しの愛しのおにーさまのところじゃない?」
> ふと、何気なく発したバイトの女の子の言葉に・・・
>「それだぁぁぁっ!!」
> あたしたちは向き合い、だだだっと駆け出す。
> ――――現在、6月14日午後2時39分。
>
>「おやおやリナさん、学校を抜け出すつもりですか?」
>「ううん、全然」
> 現れたゼロスの言葉に、あたしは靴を履きながら言う。
>「けれど、靴を履いているじゃないですか」
>「そうよ」
>「まだ学校は、終わってませんけれど?
> それに、アメリアさんは?」
> そう、今この場にアメリアの姿はない。
>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
> あたしの作戦・・・それは。
> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
>「さて、と・・・総合病院に行かなきゃ!!」
>
> ――――現在、午後4時31分。
>「ほら先輩、サルの餌」
>「あー、はいはい」
> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
>
> ・・・・・・コトの始まりは、1時間前。
> 病院にはすでにヴァルの姿はなく、看護婦さんの言葉によると、動物園にバイトに行ったとか。
> で、来てみると、ヴァルはいつの間にやらキリンにニンジンをあげていた。
> 今日は小学生が遠足に来ているらしく、動物園の中は人でごった返しているため、臨時で呼ばれたそうだ。
> ヴァル曰く、「ガーヴ先生が許してくれたから来た」だそうだ。
> 少しでも生活費の足しになれば(ていうか、フィリアの元を離れたいようだ)・・・と、彼もこの依頼を受けたそうだ。
> で、平日のこんな時間のため人手不足であるこの動物園にあたしが発見されてしまったため、あたしも手伝いにかり出されたと・・・こういうわけである。
> ホント、ハタ迷惑・・・。
>「はいはーい、お猿さーん」
> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>「うきっ」
> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>  ずべずべずべ。
> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
>「あーっ!!」
> さらには、小学生達まで襲いだし、おやつをせしめている。
> なんて、セコいサル・・・!!
> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
>「やめい、しゅんたん!!」
> 上空から、声が響く。
>「ききっ?」
> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>「ききーーーっ!!」
> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>「・・・・・・誰?」
> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>「われぇ、きさま!
> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」
>「と、下っ端のエイスですぅ☆」
> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
>「悪い、ぜんっぜん覚えてない」
>「きぃぃぃぃっ!!」
> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」
>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
> キレた声と、のんきな声がする。
>「しゅんたろう、気が向いたらそいつ、コテンパンにノしといて!!」
>「ききーーーっ!!」
> しゅんたんだかしゅんたろうだかのサルが、あたしに襲いかかってくるが・・・。
>「てい」
>  ばふっ。
> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
>「まったく先輩、仕事中にサボるなよ」
>「そーだそーだリナ=インバース、ヴァル君を困らせるな!!」
>「あんたのせいでしょーがっ!!」
> 『怪盗』の言葉に、あたしは叫ぶ。
>「まったくゼロス、ちゃんとやってるんだろーか・・・。
> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
> 残された、もう一人は・・・。
>「ああ〜っ、扇さん〜!
> 置いてかないで下さい〜!!」
> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
> そして、残されたのは・・・。
>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>「うきっ」
>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>「うききっ」
> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
>「まだ餌が足りないんだってさ。先輩、ちゃんとやってくれよ」
>「わかってるわよ・・・」
> あたしはそう言って、餌袋に手を伸ばした・・・。
>
>「あー、今日も良く仕事した〜!」
>「ていうかあんた、何しに来たわけ?」
> あたしのつぶやきに、ヴァルが聞いてくる。
>「あんたを探しに来たのよ」
>「・・・なに?」
>「みんな、心配してるのよ!」
> そうだ。
> あやうく忘れるところだったけど、あたしはヴァルを連れ帰りに来たんだった。
>「なんで・・・先輩が。別に、頼んだワケでもないし・・・」
> むかっ。
>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
> あたしは、思わず叫ぶ。
>「親友・・・だと・・・?」
> ああっ、もういいや!
> あたしは、気持をぶちまけた。
>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。
>「俺は・・・・・・」
> 彼は、そこで何を言おうとしたのか・・・今は分からないけれど。
>「ヴァル・・・!!」
> フィリアが現れた・・・。
>
> ――――現在、午後8時46分。14分前――――
>「ヴァル・・・探したんですよ!!」
> フィリアは、肩で息をして叫ぶ。
>「フィリア・・・・・・」
> ヴァルが、意外そうに呟く。
>「あんたが心配してるのは・・・兄貴じゃないのか?」
> その声は・・・意外にも、冷たかった。
>「え・・・・・・?」
>「あんた、いつも兄貴しか見てなかったじゃないか。俺のことなんか・・・!」
>「な、何を言ってるんですか?」
> フィリアは、何が何だか分からない、とばかりに言う。
>「わ、わたしは別に、ゼルガディスさんのことを好きってわけじゃ・・・いえ、好きは好きですけど、それは友達とか、知り合いと見て・・・」
>「じゃあ、どうしていつも、俺から目を逸らすんだ!?」
> ヴァルのハスキーボイスがあたしの耳に届く。
>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>「なんで・・・・・・」
>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
> フィリアが、顔を紅くして言う。
> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。
>「フィリア・・・・・・」
> ヴァルが、一歩前に出て、フィリアに手を伸ばす。
>『うーん、ラブコメですねぇ。あ、ラブコメはコメディも入ってないとだめなんですよねぇ』
> ゼロスが、人の頭の中に声を響かせる。はっきり言って、うるさい。
>『それはそうとリナさん、あと10分をきりましたよ』
>「ちょっと黙っててよ」
> あたしは、ごく力小さな声で言う。
>「ヴァル、あんた自分の気持ちをさっさと言いなさいよ!
> フィリアのこと、好きなんでしょ?」
>「んな・・・!!」
> 顔を真っ赤にしたヴァルが振り返る。
>「ななななな、なに勝手なこと言って・・・」
>「本当のこと言ってるのよ〜」
> あたしは、ヒトの悪い笑みを浮かべる。
> ヴァルは動揺している。恥ずかしがっている。でも、告白の場が出来て嬉しい(ハズ)。
> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)
>「ヴァル・・・」
>「フィリア・・・」
> 頬を朱に染めたフィリア、その顔に手をかける・・・ヴァル。
> きゃーきゃーきゃー、らぶらぶ〜(←ガキ)
>「わたし・・・言えなかったんです。ヴァルは・・・3歳くらい、年下ですし・・・・・・」
>「ね、年令なんか関係有るか!」
> (かなり動揺してるけど)男らしく(?)力強く言うヴァル。
>「俺は・・・ずっとフィリアを見てた。フィリアが、俺を見ていなくても・・・」
>「ヴァル・・・・・・」
> 二人は、ささやき(?)あって、そして・・・・・・!!
>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』
>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』
>「あー、良かった良かった」
> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
>
>
> 続くv
>
>  今回登場したみなさん
>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>ちがいますーっ!トランペットが長くて、ラッパは短いんですー!おまけにも一言。「私」は(できればで良いですが)男っぽい口調で・・・ああっ、石が飛んでくるっ!ということで、この辺で。(ダッシュ!)
☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
>
>  今回の命題提供者
>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
>
>__________________________________
>
>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>オ:ぎくっ・・・・・・。
>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>オ:最終話参照!!
>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
>
> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)

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10583感想ですエイス E-mail URL6/16-19:38
記事番号10531へのコメント

 こんばんは。エイスです。

> 来た来た〜、ゼルファンの方には大打撃を与えた(ハズの)第6話の続きが!!
> 今回は〜学園モノに徹します〜すいません〜嘘です〜(おい)
> 前半・学園モノ、後半・ヴァルのバイトモノ(笑)
 バイトものってどんなのでしょう…?

> ・・・・・・の前に、恒例の募集内容を載っけますか・・・。
> 今回は、変更などのお知らせアリ。
>
>告知1・募集1である『出してほしいキャラクター大募集!』本編版を締め切りました!(理由・お知らせを受けても、出せそうにないから。過去にお知らせいただいたキャラは、出来れば出します)
> 本編版ってのは、外伝版もあるからです(笑)
 確かに、ここまで話が膨れ上がっていると、ちょい役で出すのにも苦労しそうですね…。

>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)
 だいたいのカップリングって決まってますしね〜。

>告知3・『出してほしい職場・部活・サークル大募集!』を締め切ります。これは、外伝版もです。
> どーしても出してほしいモノがあったら、以下の裏技を使って下さい(笑)
>1・スレタウンに住みます届けを出す。
>2・職業・部活・サークルを、オリジナルのものにする。
> どーしても出してほしいモノに限定(笑)
 どーしても出して欲しいっていうのはないのでいいです(笑)

>告知4・『命題大募集!』の外伝版も開催中! リナ以外も苦しめて下さい。ていうか、何か命題が来ないと外伝書けません・・・。
 む〜…これが一番むずいですよね〜…。

>  現在の住人表
> 名前    登場回数 プロフィール
>☆エイス     2  扇居るところにエイス様有り。今回再登場。一緒に怪盗やっている。
 おお。今回も登場するのですね。
……まだ怪盗やってたのか。

>☆凰魅 雷児   3  理科教師。最近出番がない。ヴァル&アメリアの担任なので、きっと今後も出る。
>☆草杉 カズラ  2  学生食堂の従業員兼通りすがりの通行人A(爆)
>☆セラフィーナ  1  暇人らしい。他不明。教えて下さい(;;)
 立派な暇ぶりでした。

>☆ささはら 朋  3  今回再登場の名前不明の購買部のバイト。フィリアさんの恋の相談相手☆
>☆れーな     3  お茶がナイスでチャーミングなリナ家のメイド。きっといい人。
 でもお茶がちょっとドキドキ☆

>☆かばにゃ    3  同人誌書きの会社員さん。リナ&アメリアをアシに使う達人。
>☆にらいかない  1  宇宙人ーーー!!
 結局、あの宇宙船は何で出来ていたんでしょう…?

>☆蒼月      2  今回再登場のトランペット吹き。そういや私、ついさっき、トランペットをラッパと勘違いしてました。(おい)
>☆鳴海飛鳥    1  同じくトランペットパート。小説家志望のトラブルメーカー☆
>☆魔都23号   1  銅像で、幽霊の親分。ちょいとうっかり物さん(爆)
>☆ちな      1  見習い占い師。宝珠が大事。なぜか黒魔術に・・・ふふ・・・。
 よし。次は精霊魔術だ!!

>☆香坂 優    0  ああっ、今後絶対出します! 絶対出しまくりますから〜!!
>☆イリア     2  今回再登場。ゼル・ラブラブらしい。ヴァル家のお隣さん。
 私はゼロス・ラブラブです☆

> これっくらいですね〜。
>
> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。
 ヴァルフィリですかあ。扇様のお得意ですね!

>                          天国に一番近い女
>                      第7話 〜友情、愛情、兄弟愛?〜
>
>
> 今日の命題は、ポストの中にあった。
> ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
 私だったら絶対気付かない(笑)

>「生きてる!?」
>「生きてるわよ、うるさいわね」
>  づごっ。
> 見事な音を立てて、姉ちゃんが投げたパイプ椅子があたしの後頭部にガツン。
>「・・・リナさん、生きてますか・・・?」
>「い・・・一応・・・生きてる・・・」
 い、痛い…。想像するだけで痛い…。

>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
 大変だあ…。
 やっぱりやりすぎはいけないですよ。生活するためであっても、こうやってかえって体壊しちゃいますから。

>「ヴァル〜〜っ!!
> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>  づがしゃぁぁぁっ!!
> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>「フィリア・・・・・・」
> ヴァルの、呆れたような声がする。
> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
 フィリアおばさ…お姉さんですね。
 …ふう、あぶないあぶない。

>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
> 相談に乗りますよ!!
> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
 意味わかんね〜!!
 レゾさんとエリスさん、どういう神経してるんだ…。
…死ぬ前だからちょっと狂ってたのかな?

> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
 ぐさぐさっ。
 その言葉が私にも突き刺さってるんですが…。

> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
 体育委員って大変ですよねー。したことないですけど。

> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
> なら、絶対ズルはしないわ。
> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
 それがいけないと思うんだけど…。

>「これはね、こうやるのよ」
> あたしが、まずお手本をする。
> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>「ていっ」
> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>「こうやるのよ」
>「先輩凄い、1M行ってます!」
 おい!!

> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>  ぷぴー!
>「あら、リナさん。どうしたの?」
>「蒼月さん・・・・・・」
> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
 魔人…。ということは、いつも、まるで自分の身体のようにトランペットを持ち歩き、しかも吹いて歩いてるんですか?

>「部活に行くのよ」
>  ぷぴー。
>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>「ぎくっ」
> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
 命題が忙しいのよね。リナちゃん。
 こう立て続けだとさすがにね…。
 まあ、ゆっくりこられるのもちょっと困るんですが。

>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
 ……。やっぱトランペット魔人かも。

>「だからフィリアさん、ファイトよ!
> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」
>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」
>「でも・・・彼には・・・」
>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。
 おお!あのおいしい役ですね!!

>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
> あたしの作戦・・・それは。
> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
 なんて卑怯な(笑)

> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
 いいのか!?それで?!

>「ほら先輩、サルの餌」
>「あー、はいはい」
> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
 …猿?……まさか……。

>「はいはーい、お猿さーん」
> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>「うきっ」
> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>  ずべずべずべ。
> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
 なんて根性の悪い猿!!

> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
 フィヴリゾ泣かすなんてやりますねー。

>「やめい、しゅんたん!!」
> 上空から、声が響く。
>「ききっ?」
> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>「ききーーーっ!!」
> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
 おお!かっこいい!!
…と、言っておこうっと。

>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>「・・・・・・誰?」
> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>「われぇ、きさま!
> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」
>「と、下っ端のエイスですぅ☆」
> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
 お、また私ですね。
 あいかわらず間の抜けた…いえ、おっとりな口調。

>「きぃぃぃぃっ!!」
> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」
>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
> キレた声と、のんきな声がする。
 私、冷静だなあ(苦笑)
 っていうか表の顔ばらしちゃってるし。いいのかな?

>「てい」
>  ばふっ。
> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
 あっけない…。

> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
> 残された、もう一人は・・・。
>「ああ〜っ、扇さん〜!
> 置いてかないで下さい〜!!」
> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
 ああ!扇様待って!!

> そして、残されたのは・・・。
>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>「うきっ」
>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>「うききっ」
> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
 凄いですねー。
 その特技でお金稼げるんでは?

>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
> あたしは、思わず叫ぶ。
>「親友・・・だと・・・?」
> ああっ、もういいや!
> あたしは、気持をぶちまけた。
>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。
 リナちゃん、アメリアの時からふっきれたっぽいですね。

>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>「なんで・・・・・・」
>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
> フィリアが、顔を紅くして言う。
> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。
 げほっ。ざ〜〜〜っ!
 ぜーはーぜーはー…。ちょっと砂吐いたんですけど…。

> ヴァルは動揺している。恥ずかしがっている。でも、告白の場が出来て嬉しい(ハズ)。
> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)
 じゃあ私とゼロス様…(殴)

>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』
>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』
>「あー、良かった良かった」
 確かに、想いが通じるというのは感動でしょうね。

> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
 ま、いいんじゃないですか?
 助かったし、いいこともしましたし…ね。

>  今回登場したみなさん
>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
 どこまでもついていきます!多分(笑)

>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
 自主的にしたのでは?

>  今回の命題提供者
>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
 頑張ってくださいね〜(人事)

>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>オ:ぎくっ・・・・・・。
 扇様が出れば私が出る。
 私が出たら扇様も出る…んですよね?

>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>オ:最終話参照!!
>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
 あうう〜!楽しみです〜〜!!

> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)
 ゼロリナよ〜!!

 それでは。今回も楽しかったです☆
     エイス

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10586にゃ6/16-20:52
記事番号10583へのコメント

エイスさんは No.10583「感想です」で書きました。

> こんばんは。エイスです。
 こんばんは、扇っス。

>> 来た来た〜、ゼルファンの方には大打撃を与えた(ハズの)第6話の続きが!!
>> 今回は〜学園モノに徹します〜すいません〜嘘です〜(おい)
>> 前半・学園モノ、後半・ヴァルのバイトモノ(笑)
> バイトものってどんなのでしょう…?
 ヴァルのバイト応援日記・・・嘘。

>> ・・・・・・の前に、恒例の募集内容を載っけますか・・・。
>> 今回は、変更などのお知らせアリ。
>>
>>告知1・募集1である『出してほしいキャラクター大募集!』本編版を締め切りました!(理由・お知らせを受けても、出せそうにないから。過去にお知らせいただいたキャラは、出来れば出します)
>> 本編版ってのは、外伝版もあるからです(笑)
> 確かに、ここまで話が膨れ上がっていると、ちょい役で出すのにも苦労しそうですね…。
 かなり苦しいですけど・・・目標は、全キャラ一度は出すこと。
 でも、まだ一度も出ていない方はもうたった一人、その方も第8話登場・・・頑張ったな、扇!

>>告知2・『出してほしいカップリング大募集!』の本編版を締め切りました!(理由・きっと今後は、ガウリナ・ゼルアメ・ヴァルフィリ・ルクミリオンリー系になりそうだから。他に何が出るかは未定。未来は誰にも分からない)
>> やっぱり、外伝版は受付中(ゼロフィリ除く)
> だいたいのカップリングって決まってますしね〜。
 ですね。
 最終話でゼルアメは相当なモノになるつもりなので(笑)

>>告知3・『出してほしい職場・部活・サークル大募集!』を締め切ります。これは、外伝版もです。
>> どーしても出してほしいモノがあったら、以下の裏技を使って下さい(笑)
>>1・スレタウンに住みます届けを出す。
>>2・職業・部活・サークルを、オリジナルのものにする。
>> どーしても出してほしいモノに限定(笑)
> どーしても出して欲しいっていうのはないのでいいです(笑)
 良かった(笑)

>>告知4・『命題大募集!』の外伝版も開催中! リナ以外も苦しめて下さい。ていうか、何か命題が来ないと外伝書けません・・・。
> む〜…これが一番むずいですよね〜…。
 できれば、外伝版のがいいですぅ。
 できたら、お願いしますぅ。

>>  現在の住人表
>> 名前    登場回数 プロフィール
>>☆エイス     2  扇居るところにエイス様有り。今回再登場。一緒に怪盗やっている。
> おお。今回も登場するのですね。
>……まだ怪盗やってたのか。
 最終話まで、一応(笑)
 もう、何も盗みませんけど・・・エイス様は。
 扇は・・・リナの平穏を奪った、ってことで(爆)
 理由は、やっぱり最終話参照(急ぐかな・・・)

>>☆凰魅 雷児   3  理科教師。最近出番がない。ヴァル&アメリアの担任なので、きっと今後も出る。
>>☆草杉 カズラ  2  学生食堂の従業員兼通りすがりの通行人A(爆)
>>☆セラフィーナ  1  暇人らしい。他不明。教えて下さい(;;)
> 立派な暇ぶりでした。
 暇そうでしたよねぇ。羨ましすぎ。

>>☆ささはら 朋  3  今回再登場の名前不明の購買部のバイト。フィリアさんの恋の相談相手☆
>>☆れーな     3  お茶がナイスでチャーミングなリナ家のメイド。きっといい人。
> でもお茶がちょっとドキドキ☆
 ついでにハラハラ☆
 実はこれ、元ネタが有るんですが・・・分かる人、居るでしょうか・・・?

>>☆かばにゃ    3  同人誌書きの会社員さん。リナ&アメリアをアシに使う達人。
>>☆にらいかない  1  宇宙人ーーー!!
> 結局、あの宇宙船は何で出来ていたんでしょう…?
 ケーキ(爆)
 宇宙行ったら、原始なんとかで分解しますが(汗)

>>☆蒼月      2  今回再登場のトランペット吹き。そういや私、ついさっき、トランペットをラッパと勘違いしてました。(おい)
>>☆鳴海飛鳥    1  同じくトランペットパート。小説家志望のトラブルメーカー☆
>>☆魔都23号   1  銅像で、幽霊の親分。ちょいとうっかり物さん(爆)
>>☆ちな      1  見習い占い師。宝珠が大事。なぜか黒魔術に・・・ふふ・・・。
> よし。次は精霊魔術だ!!
 てか、この世界精霊居るのかしらん?

>>☆香坂 優    0  ああっ、今後絶対出します! 絶対出しまくりますから〜!!
>>☆イリア     2  今回再登場。ゼル・ラブラブらしい。ヴァル家のお隣さん。
> 私はゼロス・ラブラブです☆
 ナイス!

>> これっくらいですね〜。
>>
>> んではでは、お楽しみいただけたら幸いです。
>> 注意・今回は、激ヴァルフィリだよ〜ん。
> ヴァルフィリですかあ。扇様のお得意ですね!
 お得意ってほどでもないですが・・・(だって、ガウリナの方が多く思いつくし^^;)一番好き!!

>>                          天国に一番近い女
>>                      第7話 〜友情、愛情、兄弟愛?〜
>>
>>
>> 今日の命題は、ポストの中にあった。
>> ・・・・・・気付かずに期限が来たらどうするのよ・・・・・・(滝汗)
> 私だったら絶対気付かない(笑)
 私も気付かない・・・と思ふ。

>>「生きてる!?」
>>「生きてるわよ、うるさいわね」
>>  づごっ。
>> 見事な音を立てて、姉ちゃんが投げたパイプ椅子があたしの後頭部にガツン。
>>「・・・リナさん、生きてますか・・・?」
>>「い・・・一応・・・生きてる・・・」
> い、痛い…。想像するだけで痛い…。
 かなり痛い・・・命題破ろうとしたときくらい。
 本当に、硬い紙を破ろうとして失敗すると、痛いですよねぇ。

>>「過労で倒れて、風邪引いて、寝不足で、何も食べないから軽度の栄養失調で、風邪こじらせて、少し肺炎と、気管に炎症。痛いのよ、気管の病気は。呼吸するだけでつらいし、何も食べられないし」
> 大変だあ…。
> やっぱりやりすぎはいけないですよ。生活するためであっても、こうやってかえって体壊しちゃいますから。
 んで、お金がかかって大変だ〜(爆)

>>「ヴァル〜〜っ!!
>> ゼルガディスさんが倒れた、ですって!?」
>>  づがしゃぁぁぁっ!!
>> 扉が勢い良く開いて、あたしは見事前方に吹っ飛ばされる。
>>「フィリア・・・・・・」
>> ヴァルの、呆れたような声がする。
>> 現れたのは、あの購買部のおば・・・・・・お姉さん、フィリア。
> フィリアおばさ…お姉さんですね。
> …ふう、あぶないあぶない。
 注意しないと・・・モーニングスターが、ねぇ(笑)

>>「でもでもヴァル、悩みがあったら何でも言って下さい!
>> 相談に乗りますよ!!
>> あなた方のご両親・・・レゾさんとエリスさん・・・お二人も、すっごくあなた方のことを心配していて、逝く前にも私に『二人を末永くお幸せに・・・』って、結婚式のようなよく意味の分からない言葉も残して・・・・・・!!」
> 意味わかんね〜!!
> レゾさんとエリスさん、どういう神経してるんだ…。
>…死ぬ前だからちょっと狂ってたのかな?
 けど、たしかこの二人って事故死・・・・・・
 フィリア、どうしてこんな言葉知ってるの!?(作者が不思議がるなよ)
 たぶん、遺言状かなぁ。

>> フィリア、外見はしっかりして見えるが、部屋のあのだらしなさ、汚れ具合と言ったら・・・・・・」
> ぐさぐさっ。
> その言葉が私にも突き刺さってるんですが…。
 き、気を付けましょう・・・。
 こう言っちゃぁなんですが、私は掃除好き。

>> 体育委員・・・・・・この学校では、各学年のスポーツテストを中心に、先生と共に生徒の基礎体力チェックにいそしむ、授業中に呼び出される委員会ベスト1。
> 体育委員って大変ですよねー。したことないですけど。
 一度しました。ヒマだと思って。
 甘かった・・・ふっ(遠くを見つめる)

>> よーし、わかったわ。それは、あたしを信用している、ってことね?
>> なら、絶対ズルはしないわ。
>> ・・・・・・裏技なら教えるけど☆
> それがいけないと思うんだけど…。
 はははははは・・・・・・
 実は、コレを書いた前日、わたしマジでスポテでした・・・。

>>「これはね、こうやるのよ」
>> あたしが、まずお手本をする。
>> 壁に背中を付けて、段ボールの下に身体を滑り込ませ、前に押す・・・
>>「ていっ」
>> そして、指先までいっぱい伸ばしたら、弾いて押す!
>>「こうやるのよ」
>>「先輩凄い、1M行ってます!」
> おい!!
 マジでしようとした私(笑)
 無理だと分かりましたが・・・。

>> あたしは、とりあえず部活に出ようと体育館への道を行くと・・・。
>>  ぷぴー!
>>「あら、リナさん。どうしたの?」
>>「蒼月さん・・・・・・」
>> トランペット魔人(嘘)吹奏楽部副部長たる蒼月さん現る。
> 魔人…。ということは、いつも、まるで自分の身体のようにトランペットを持ち歩き、しかも吹いて歩いてるんですか?
 授業中以外、いつも。
 外出先にでさえ(いやだなぁ)

>>「部活に行くのよ」
>>  ぷぴー。
>>「あら、めずらしい。最近よく休むのに」
>>「ぎくっ」
>> あたしは、胸を押さえて唸るが・・・。
> 命題が忙しいのよね。リナちゃん。
> こう立て続けだとさすがにね…。
> まあ、ゆっくりこられるのもちょっと困るんですが。
 まぁ、週に1回ぐらいがベストですか。
 そろそろ最終話近くなってきたので、2、3日に一回くらい出来ますが(笑・早く終わして、新しい連載書くんだぁ)

>>「き、気にしちゃダメよダメダメよ」
>> あたしはそれだけ言うと、体育館への道を駆けた。
>> 後ろから、ぷっぷくぷーと音がする・・・・・・。
> ……。やっぱトランペット魔人かも。
 確実に、トラペ魔人。

>>「だからフィリアさん、ファイトよ!
>> 勇気を出して、自分の気持ちを言わなければ・・・・・・」
>>「で、ですが、やっぱり・・・・・・」
>> 奥から、フィリアと、バイトの女の子その1の声がする。
>>「そんなこと言っていたら、永遠に彼は貴方の気持ちを分かってはくれないわ!
>> 自分から、言葉に出さなければ・・・・・・」
>>「でも・・・彼には・・・」
>>「ま、まさか、彼女が居るとか!?」
>>「いえ、わかりませんけど・・・仲がいい女の子が、二人、いつも一緒で・・・・・・」
>> なんつーか・・・恋の相談教室、と言うヤツのようだ。
> おお!あのおいしい役ですね!!
 超おいしい役!!
 でも、私個人としてはヴァル君の相談にのってあげたい(笑)
 やっぱ、お金の問題ばっかかしらねぇ・・・。

>>「アメリアは、教室。うちのクラスの先生に、あたしは『行方不明のヴァルさんを探しに行った偉い学生』であるコトを説明に言ってるわ」
>> あたしの作戦・・・それは。
>> 無茶な理由を無理矢理正当化させてあたしを正義にして、ヴァルを探しに行こう計画!!
>> アメリアは、あたしの味方をした良い子の学生で、あたしは行方不明のヴァルを探しに行った偉い学生。
> なんて卑怯な(笑)
 なんて姑息な(笑)

>> そう言えば、正義一番のアメリアはとりあえず納得し、作戦に協力してくれたのだ。
> いいのか!?それで?!
 いいのさ!! たぶん!!

>>「ほら先輩、サルの餌」
>>「あー、はいはい」
>> あたしは一変して作業服を身に纏い、動物園のサルエリアへと向かった。
> …猿?……まさか……。
 そう・・・まさか・・・。

>>「はいはーい、お猿さーん」
>> 小学生の間から、あたしは手を出して餌をやる。
>>「うきっ」
>> 一匹のボスっぽいサルが寄ってきて・・・
>>「うきゃきゃきゃきゃっ」
>>  ずべずべずべ。
>> あたしの手をひっかきつつ、そいつは餌を片っ端から持っていった。
> なんて根性の悪い猿!!
 そう、根性と性根がひん曲がってる!!
 ・・・すまん、春牙さん(笑)

>> 近所で見かけたことのある小学生(たしか、名前はフィブなんとか)が泣き出したり、勇敢(というか、ムボー)な女の子が、ほうき片手に対抗したり・・・。
> フィヴリゾ泣かすなんてやりますねー。
 サルだし〜。

>>「やめい、しゅんたん!!」
>> 上空から、声が響く。
>>「ききっ?」
>> 呼ばれたらしいサルが、上空を仰ぐと・・・
>>「ききーーーっ!!」
>> そこには、街頭の上に立つ黒い影が二人(逆行で顔が見えない)。
> おお!かっこいい!!
>…と、言っておこうっと。
 とりあえず・・・黒い物体(笑)

>>「久しぶりっスね、リナ=インバース!!」
>>「・・・・・・誰?」
>> あたしの一言に、ずべっとずっこけたそいつは、落ちそうになり街頭にしがみつく。
>>「われぇ、きさま!
>> この、怪盗××の大ファン、怪盗扇様のことを忘れるとは!!」
>>「と、下っ端のエイスですぅ☆」
>> たしかに、聞き覚えのある声・・・。
> お、また私ですね。
> あいかわらず間の抜けた…いえ、おっとりな口調。
 ちょうどいいや・・・(笑)

>>「きぃぃぃぃっ!!」
>> 自称『怪盗』扇とやらが、サルみたいな声をあげる。
>>「あんた、すっげーなまいき! てか、羨ましい!!
>> わたしゃ、こーみえてもヴァル君ファンクラブの部長なのよ!!」
>>「わたしはお茶くみ係ですぅ☆」
>> キレた声と、のんきな声がする。
> 私、冷静だなあ(苦笑)
> っていうか表の顔ばらしちゃってるし。いいのかな?
 いいの、いいの。
 きっと、ヴァル君ファンクラブ、本編には出ないから(笑)

>>「てい」
>>  ばふっ。
>> ヴァルのほうきアタックを喰らって、あえなく撃沈。
> あっけない…。
 サルだし・・・。

>> まぁ、いいや。リナ=インバース、こんなところで死んだりしないでちょ!!」
>> なにやら呟いた後、『怪盗』は街頭からするするする〜と降りてくると、走って去っていった。
>> 途中で、通行人Aからキックボードを奪って乗り込んで、転んだりしている。
>> 残された、もう一人は・・・。
>>「ああ〜っ、扇さん〜!
>> 置いてかないで下さい〜!!」
>> この前の仕返しですか〜、とか言いながら、そっちも走っていった。
> ああ!扇様待って!!
 大丈夫、そこで転んでますから(笑)

>> そして、残されたのは・・・。
>>「おいサル・・・たしか、春牙とかなんとか・・・お前、またガキからおやつ取ったワケ?」
>>「うきっ」
>>「ああ、わかったわかった。だが、次はもうするなよ!」
>>「うききっ」
>> ・・・サルとしゃべってるよ・・・ヴァル・・・。
> 凄いですねー。
> その特技でお金稼げるんでは?
 日光サル軍団とか行って・・・最高。

>>「あのね・・・親友だったら、心配して当然でしょ!!」
>> あたしは、思わず叫ぶ。
>>「親友・・・だと・・・?」
>> ああっ、もういいや!
>> あたしは、気持をぶちまけた。
>>「そうよ、少なくともあたしは、あんたを親友だと思ってる。大切な友達だと思ってる!
>> そんなヤツを、ないがしろに出来るわけないでしょう・・・!!」
>> あたしは、胸に手を当てて叫んだ。
> リナちゃん、アメリアの時からふっきれたっぽいですね。
 親友集めて三千里(笑)

>>「・・・・・・見つめられませんよ・・・・・・」
>>「なんで・・・・・・」
>>「恥ずかしいに決まってるじゃないですか」
>> フィリアが、顔を紅くして言う。
>> うーみゅ、これが姉ちゃんの言っていたシュラバか・・・(違う)。
>>「まさか・・・・・・好きな人の顔、じっと見るなんて・・・・・・」
>> 頬に手を当てて、少女漫画みたいに斜め右下45度の角度を見つめるフィリア。
> げほっ。ざ〜〜〜っ!
> ぜーはーぜーはー…。ちょっと砂吐いたんですけど…。
 ふと気になったのですが・・・
 なぜ、こういうとき皆さん砂を吐くのかしら(爆)

>> ヴァルは動揺している。恥ずかしがっている。でも、告白の場が出来て嬉しい(ハズ)。
>> これこそ、あたしの必殺技、勝手に話を進めて勝手にカップル誕生計画!!(必殺技・・・?)
> じゃあ私とゼロス様…(殴)
 出来なくもないような・・・
 でも、扇が居るとゼロス君でれないから、ゼロス君エイス様と会えるかしら・・・?

>>『はい、9時ですよ〜、リナさん』
>> あたりの時が・・・一瞬、止まったような気がする。
>>『いやー、まさかこれしきでヴァルさんがあんなに感情を高めるなんてねぇ、若いって良いですねぇ。僕なんか、生まれてからもう、今年で1000年以上が経とうとしていますし・・・』
>>「はいはいゼロス、つまりあたしは、助かったってワケね?」
>>『そーゆーことです。この二人を告白v に導いたのもリナさんですし』
>>「あー、良かった良かった」
> 確かに、想いが通じるというのは感動でしょうね。
 しかも、心のわだかまりもとれて!(ヴァルは、フィリアはゼルがスキと思っていたようだ)

>> あんまり見ていると悪い気もして、あたしはくるっとヴァルとフィリアに背を向けて、とりあえず学校へと足を向けた。
>> きっと姉ちゃん怒ってるだろうな〜・・・・・・。
> ま、いいんじゃないですか?
> 助かったし、いいこともしましたし…ね。
 うみゅ。

>>  今回登場したみなさん
>>☆エイス     扇あるところに、彼女あり☆
> どこまでもついていきます!多分(笑)
 多分〜〜〜!?(笑)

>>☆ささはら 朋  これで彼女の命題も成就(笑・命題内容『ヴァルとフィリアをらぶらぶに』)
>>☆蒼月      うん、ラッパは長くって、トランペットは・・・あれ?
>>☆イリア     ゼルさんの看病は出来ただろうか?
> 自主的にしたのでは?
 フィリアの家にゼル居るだろうから・・・いえ、分かるかなぁ・・・?

>>  今回の命題提供者
>>☆なし      また扇さ〜、次回は投稿の物をつかいま〜す。
> 頑張ってくださいね〜(人事)
 えう(泣)

>>オ:ヴァルフィリ・・・・・・☆
>>セ:てかお前、自分の出番が嬉しいんだろ。
>>オ:ぎくっ・・・・・・。
> 扇様が出れば私が出る。
> 私が出たら扇様も出る…んですよね?
 ・・・んですよね・・・多分。

>>セ:それよりも・・・サル、出たな。
>>オ:うん、宣言通り、フィブりん泣かしたし(笑)
>>セ:あーあ。ところで、お前の正体って・・・何?
>>オ:最終話参照!!
>>セ:まだ書いてないじゃん・・・・・・。
> あうう〜!楽しみです〜〜!!
 しばらくお待ち下さい〜(汗)
 本当は今日第8話を書いたのですが・・・コンピュータ固まって遅れなかったから、明日・・・。
 月曜日、日曜日の振替休日なので(中体連)月にもう一話書いて・・・第9話。
 あと2話・・・ぷらすエピローグ。

>> ではでは〜、次回もよろしく〜☆(次はゼルアメか〜? ガウリナかも〜)
> ゼロリナよ〜!!
 ・・・・・・ガンバって!

> それでは。今回も楽しかったです☆
>     エイス
 ありがとうございますです☆
 ではでは〜☆