◆−真夜中の秘密−つかさ(6/16-01:06)No.10567 ┗はじめまして−一坪(6/16-06:36)No.10571 ┗Re:はじめまして−つかさ(6/16-23:44)No.10593
10567 | 真夜中の秘密 | つかさ E-mail | 6/16-01:06 |
初めまして。読むのだい好き。お元気娘つかさで〜す。よろしくお願いしま〜す。 一応ガウリナです。 うみゅう、リナちゃんの弱さを書いててみたかったのにうまく書けなかった。(涙) でも、書くことに意義がある!!! これからもちょこちょこ書いて上手になりたいです。 感想、厳しいつっこみ大歓迎!!! どしどしお書きくださ〜い。まってま〜す。 では、本文です。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 眠れない。今夜何回目か数えるのもうんざりするくらいの寝返り。 あたりはしんと静まり返り、聞こえるのは自分の鼓動だけ。 まるで世界に誰もいないみたい。 孤独。 ふいに、寂しさがあたしの頭を埋め尽くす。 もしかしたら朝、目が覚めても誰もいないかもしれない。 階段を下りても、いつも席について待っているはずのあいつはいない。お日様みたいな笑顔で、「おはよう、リナ。」って言うあいつは・・・。 あたしが寝ているうちに魔族にさらわれて、もうこの世にいないかもしれない。 あるいは、あたしに愛想を尽かしてどこかに行ってしまったのかもしれない。 なんたってあたしは、生きとしていけるものの天敵、大魔王の食べ残し、ドラマタなどなど、悪名高いリナ インバース。 いつもやっかい事に巻き込むし、根性悪いし、胸ないし、どこからともなく取り出したスリッパであいつの頭を殴るような女だもん。 ??? ふいにゆるむ視界。いつの間にか涙が頬を伝っていた。 あいつが居なくなったら、あたしどうなるのかな? 答えはわかっている。前にあいつが魔族にさらわれたときに気がついた。 あいつが居なくなる、ただそれだけで、あたしは孤独と大きすぎる力への不安に耐えられないって、はっきりと。 らしくない。言ってみて思わず苦笑する。確かにあたしらしくない。 どうしたんだろう? あいつに会う前はあたしは独りだった。寂しくはなかった。こんなにも強く他人に側にいてほしいと思うこともなかった。そしてあたしはこんなに弱くはなかった。 ふと気がつく、あいつの部屋の前にいた。あたしが今一番側にいてほしいあいつの部屋。 こんこん 軽くノックをする。こんな遅くに起きているのかな? それとももう居ないのかもしれない。どきどきしながら声をかける。 「ねえ、おきてる?」 中で動く気配がする。 「開いてるぞ。どうしたんだこんな夜中に?」 いつもと変わらないその声が妙にうれしくて、あたしは急いで部屋の中にはいる。 あいつはベッドの上に寝そべったままこっちに顔を向ける。 「何かあったのか?」 心配そうにのぞき込む蒼い瞳。あたしは手近にあったいすをベッドの側まで持っていく。 「何でもないよ。遊びに来ただけ。」 そういって無理に笑おうとする。 嘘、ほんとは不安でしょうがなかった。居なくなってるんじゃないかって。 「でも泣いてるし。」 そういって彼はあたしの涙を指で拭う。 優しくされると涙があふれる。 彼を疑ったことに対する後悔と彼が側にいてくれたという安堵の気持ちが入り交じった涙。知らず知らずに嗚咽がこみ上げていた。 「おいおい、どうしたんだ?怖い夢でも見たのか?」 彼は小さな子供をあやすかのようにぽんぽんと背中をたたく。 あたしは泣きながら首を横に振る 「うっ、ひっくっ、違うの、ただ・・・。」 「ただ?」 「寂しかったの。あんたが居なくなる気がして・・・。あたし迷惑ばかりかけてるし。ひっくっ。」 後半部分は声にならない。しょうがないからごめんね、ごめんねと心の中で繰り返す。 彼はしばらく複雑そうな顔で考えこんでいた。でも急に起きあがりあたしを後ろからぎゅっと抱きしめる。 びっくりして涙が止まる。 「俺はおまえを置いてどこにも行かないよ。絶対に。なぜだかわかるか?おまえを愛しているからだ。」 力強くはっきりとした口調でそっとつぶやく。 「一生おまえと共にいる。だから安心しろ。どんな迷惑をかけられたって良いさ、おまえが側にいてくれるんだから。」 彼のぬくもり。彼の鼓動。あたしを包み込む彼の全てが居心地の良い気分にさせてくれる。 人って不思議。 お互いの体温を感じると安心してしまう。 お互いの鼓動を感じるほど信じあえる。 二人の間をゆっくりと流れる安らかな時間。 しばらくして彼の寝息が聞こえてきた。 それを確認すると、あたしは彼の額にそっとキスをする。 「あたしもあんたのこと愛してるよ。」 抱きしめられたままつぶやく。 今の聞こえかな?もう2度と言ってあげないからね。ちゃんと覚えててね、このぼけクラゲ。そういって一人でくすっと笑う。やっぱあたしはこうじゃなくちゃ。 そしてあたしも夢の世界へと旅立ったのだった。 |
10571 | はじめまして | 一坪 E-mail | 6/16-06:36 |
記事番号10567へのコメント 投稿ありがとうございましたー! >うみゅう、リナちゃんの弱さを書いててみたかったのにうまく書けなかった。(涙) そんなことないですよ。 リナがスゴくかわいかったですv >でも、書くことに意義がある!!! >これからもちょこちょこ書いて上手になりたいです。 はい。書いて書いて書きまくって下さい! では、これからもよろしくお願いしますね。 |
10593 | Re:はじめまして | つかさ E-mail | 6/16-23:44 |
記事番号10571へのコメント コメントありがとうございました。 ガウリナってすごく好きだから、ほめていただいてすっごくうれしいです。 あ、でもゼルアメもすてき。いつか絶対にゼルに白タイツをはかしてみたい(笑) 今度はガウリイサイトも書いてみたいです。さあ、練習練習。 とにかくこれからもがんばりますのでご指導御弁達(漢字合ってるのかな?一応ごしどうごべんたつと書いたのですが。)のほどよろしくお願いしま〜す。 |