◆−油断大敵(ヴァルフィリ)−扇(6/23-18:14)No.10686 ┣幸福論。ありがとーございますー!−人見蕗子(6/23-21:09)No.10693 ┃┗余分部分カット−扇(6/27-16:32)No.10729 ┗不良とお嬢さまぁぁぁ(ってゆーか、看護婦)!!−ささはら 朋(6/24-12:35)No.10700 ┗ええ、網羅部!−扇(6/27-16:56)No.10730 ┗レスのレスですぅ〜☆−ささはら 朋(6/28-18:41)NEWNo.10744 ┗レスレスレス☆−扇(6/30-17:16)NEWNo.10760
10686 | 油断大敵(ヴァルフィリ) | 扇 | 6/23-18:14 |
こんにちわですわ、扇です。 学校の家庭科の授業中に思いついたヴァルフィリ。なぜか(また)病院話。フツーこういうのは保体の時間じゃないんでしょうか、思いつくのは。 ええっ扇、どーなんだぁ? ・・・・・・まぁ、扇の思考回路は常人には理解しがたいモノでしょう。私も分からないくらいですから。 ・・・まぁ、ともかくヴァルフィリ・・・今度は、ささはら様&新たな委員会の仲間の人見さんに捧げちゃいますわっ☆ 特に意味はありませんけどっ。 んではでは、ガウリイみたいに(『死への道標』参照)脳膿瘍にならないよう、注意してお読み下さいませ〜☆(ま、ギャグだし・・・) __________________________________ 油断大敵。 油を断つこと。 人間は、油を多少は接種しなければ生き延びることが出来ないため、ほぼ死を暗示している四字熟語。それが、油断大敵。 ・・・最近の時代では、気を緩めると危険が起こる、と言う意味を表しているようだけれど・・・。 ともかく、今日俺は油断していた。 ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。 ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。 だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。 まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。 でも、今日は油断していた。 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。 ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。 ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・ そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。 「大丈夫ですか!?」 「・・・大丈夫に見えるか・・・?」 ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳) 「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」 「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。 もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。 んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。 こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。 「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」 「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。 俺の人権は無視かいっ! 「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」 まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。 「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」 俺が手早く言うと(ほとんど棒読み)、手近のピンク色の受話器に手を伸ばす。 「ええっ、もう帰るんですか!?」 「当たり前だ。ここに長居するわけにはいかない」 もしかしたら、またあいつらが帰ってくるかもしれないし。 「せ、せめて名前だけ聞かせて下さい!」 「で、あとでお礼せしめるって?」 ピポパとうちの電話番号を入力しながら、俺は大して注意を移さずに言う。 「そ、そんなコトしません! だから・・・」 「あー、はいはい」 トゥルルルという音が憎らしい。 さっさと出ろ、親父でも俺の舎弟でもいーからっ! 「あんたが名乗らずして、どうして俺が名乗れる?」 「ああっ、そうでしたねっ。私の名前はフィリアです」 ああ、単純バカ。どーどーと名前教えていいのかよ。 今だ、トゥルルルと音は続く。そーいや今日は親父、うちの者を連れてどっか行くとか言ってたな・・・どこだっけかな・・・。 もうそろそろ、帰ってる時間だと思うんだが・・・。 「俺の名はヴァル」 「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」 「そうだ」 俺は冷たく言った。 みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。 どーせ、俺は元来独り者の気質を持ってるよーだ(ガキ)。 だが、こいつは違った。 「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか? あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」 「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。 「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ) 俺はイレズミなんか彫らない!! 桜吹雪は俺の親父だ!! これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。 「だから、長袖の人は・・・」 「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。 「ああっ、たしかにそうですね!」 納得するあんたも珍しいぞ。 「・・・電話出ない。歩いて帰る」 「ああっ、無茶ですよ、送っていきます!!」 「い、いらんいらっ・・・」 先ほどと同じく、俺はフィリアに担がれると(?)そそくさと駆けて行かれた。 残ったのは、ツーツーと音を虚しく立てる受話器と、開けっ放しの救急箱のみだった・・・。 「・・・・・・ただいま」 「おう、良く帰った」 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。 「・・・どうして電話に出なかった?」 「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」 うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!? 「・・・じゃあ、どうして留守電が切れていた?」 「しつこい電話対策だ。留守電じゃぁ、そこで切れちまうが、フツーにしてりゃ延々と続くからな」 そこでまた親父は、面白そうにニヤニヤ笑いを始める。 「ああ、そうだ。お前の舎弟・・・なんて言ったか・・・」 「ジラスとグラボス」 「そうそう、その二人が言ってたぞ。 お前が美人の女と一緒にいたって」 ぎぃぃくぅぅぅっ。 俺は、背中に冷や汗がたまっていくのは分かった。 「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。 屈折16年・・・! お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど! だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」 「ちょっ・・・親父・・・」 「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」 「んなの知らんわ・・・それより・・・」 「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」 「話を聞け親父ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」 俺が痛みに顔をしかめつつ、大声を出した。 「それはいーからっ、びょーいんへ・・・」 ぱったり。 そこまで気を張ってきた分、俺は見事に昏倒してしまった。 「ありゃー・・・誰か、誰か居ないかー?」 「どーしました、ガーヴさん・・・ああっ、ヴァルさんがっ」 そんな声が遠くでしつつ俺の意識は闇に沈んでいった・・・。 ダメだ。 ここ最近、油断のしすぎだ。 そーだ、あの女は自分の職業をなんと言った? そして、俺は一体どこの病院に運ばれた? そうだ、看護婦だ。 そして、ここはうちから一番近くの病院だ。 あの女の家は、うちに近かったんだな。 運ばれてたわけだから、すっかり忘れていたが。 油断大敵・・・よく言ったものだ。 最近、俺ノンオイルのドレッシング使ってるからなぁ・・・(関係ない)。 「お久しぶりです、ヴァルさん♪」 「・・・ああ。久しぶり」 ため息混じりで、俺はその女に言った。 また当分、親父にからかわれるんだろうな・・・。 「私、貴方の担当になりました♪ 何か困ったことがあったら、何でも言って下さいね♪」 「・・・わかった。なら言わせてくれ。 ・・・・・・寝かせてくれ」 「・・・・・・はい」 俺の低い声に、その女はようやっと静まってくれた。 「入院!? 俺が!?」 「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。 頭怪我したんだったら、そんなの巻くなよ・・・。 「とゆーわけだ、俺も暇が出来たらちょくちょく来るから。 じゃ、元気でな♪」 はくじょーものぉぉぉぉぉ!! 俺の心の叫びを知ってか知らずか(知らないはずだけど)親父はさっさと病院から出ていってしまった。 たしか、これから親父のお気に入りのテレビ番組がやるんだよな・・・本当に薄情者だ・・・。 「あれがお父様ですか?」 「・・・そーだ」 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。 「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」 「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」 ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。 相性がいい・・・って言うんだろうな。こーいうのを。 俺は何だか、こいつの瞳に引き込まれるような・・・ああっ、古い言葉っ!! 半世紀前に死語にされてるぞ、こんな語句。 ま、こーいうわけだ。 一目惚れ・・・てか・・・ああっ、ハズすぎっ!!(汗) 「おい、お前・・・」 「・・・ちょっと、ヴァルさん」 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。 なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!? どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。 「ど・・・どうした?」 「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」 だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!! そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。 「・・・・・・フィ・・・リア・・・」 「良く聞こえませんっ、もう一度!」 コレは音楽の授業じゃねぇだろ!? だぁぁっ、もうヤケだ! 「フィリア、フィリアだフィリア! これでいいんだろ!?」 「はい、合格です」 フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。 ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。 まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。 フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。 そいつはやってきたんだよなぁ。 「やぁ、ガーヴさんトコのヴァル君。元気かい?」 この、俺は親父とセットとばかりの遠回しの言い方。 フィリアが以前言っていた、サングラスに長袖の男・・・でも手には花束。 そいつは、明らかに、この前俺を私刑(リンチ)にしやがったチンピラその1! そいつがこうやって見舞いを装ってきたって事は・・・本気で俺を始末しに来たってワケだな? くそっ、ここが病院でなけりゃ、いや怪我が完治していたら・・・それ以前にフィリアの前でなければ、今頃ノックアウトさせてるのにっ! 当のフィリアは、ポケポケと、 「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」 だとか言っている。 脱走してやるかとも思ったが、どうせ外にはヤツの仲間が待ちかまえているだろうから、丸腰で出ていったら危険だ。それ以前に、俺の額で輝く『脱走禁止』とばかりのはちまきの存在が気になりまくる。 外には俺のバイクが待っているのに〜!(この前外に散歩に出たときに勝手に家から持ち出した) 今の状況を、冷静に分析してみるか。 足枷は・・・フィリア。脱出用の道具はバイク。日用品やらなにやらは、そろそろ帰宅って事でリュックにまとめている。コレさえ有れば、マジでしばらくは野宿だって可能だろう。 ・・・ん? 野宿? 足枷はフィリアただ一人? ・・・・・・そーかそーか。良い案が思いついたぞ。 たまには俺らしく、強硬手段に出ねぇとなぁ!! 「さぁヴァル君、これプレゼントだよ!」 そう言ってチンピラが、俺に花束を押しつけようとする。かなりの勢いで。 その花束の中心に輝くモノ・・・ナイフだ! まさか、ここでヤるつもりか・・・!? だが、一瞬後俺の身体はヒラリと宙に舞う。 この軽い身のこなし、素早い判断力! ジャニーズとかに入れたら売れるぞ! ともかく俺は、サッとヤツのナイフを避ける。 さらに素早い行動で、リュックを背負う。 混乱したままのフィリアを抱え込んで、俺は窓から下を覗く。 ここは二階。すぐ下には植え込み。その隣には、俺が隠したバイク。 そして、あたりには花束野郎の仲間と思われるヤツら! 「フィリア、ともかく俺に付いてこい!! 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」 「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」 ガシャンと窓を割って・・・。 ともかく俺は落ちたわけだ。 ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな? 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。 フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。 ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪ 「ああっ、逃げるぞ!」 「追え!!」 ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!! きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。 「どうして、あの人達貴方を追ってるんですか?」 「俺が組の跡取りだからだろ。親父んとこのは結構でかいからな」 まだ追いかけてくる者の数はかなり減ってきた。 このまま、夕日に向かって突っ走ってみるかなぁ。 「で、どうして私まで一緒なんですか?」 ぎくっ。 表向きの理由は、あそこにフィリアを置いていくと、あの花束野郎やらその仲間になにされるか分からなかったから、だけど・・・。 「・・・油断してたからさ、俺が」 「え? で、どうしたんですか?」 ううう、バイクに乗りながら言うことかねぇ。 ともかく俺は、おとなしく口を開いた。 「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」 「ええっ、私が一体何を!?」 あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ! 「心全部!!」 「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」 「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」 もう、後ろから追ってくるヤクザどもは居ない。 フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。 「だったら・・・私だって、油断していました。 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」 酢物・・・じゃなくて。 「マジで!? ヤリぃっ!!」 やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。 「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」 「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」 ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。 まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――! というわけで。 本日の教訓。 『油断大敵』。 そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。 もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。 _______________________________HAPPY ENDv 本当にハッピーエンドだろうか(笑) というわけで、本日の教訓。『テーマは純愛』(笑) 純すぎなヴァル君。書いてると結構楽しいぞ。 今回の反省点は、途中からヴァルがヴァルじゃなくなったこと(笑) まぁ、ガーヴ様が親父ってところは大して変わりないけれど。 ともかく、楽しかったから良いんだ。恥ずかしかったけれど(笑・特に告白んとこ) ではでは! 次回の短編は、久しぶりに復活の地球防衛軍の予定! もちろんヴァルフィリ有り! んでは、扇でした〜☆ |
10693 | 幸福論。ありがとーございますー! | 人見蕗子 | 6/23-21:09 |
記事番号10686へのコメント 扇さんは No.10686「油断大敵(ヴァルフィリ)」で書きました。 > > > こんにちわですわ、扇です。 > 学校の家庭科の授業中に思いついたヴァルフィリ。なぜか(また)病院話。フツーこういうのは保体の時間じゃないんでしょうか、思いつくのは。 > ええっ扇、どーなんだぁ? > ・・・・・・まぁ、扇の思考回路は常人には理解しがたいモノでしょう。私も分からないくらいですから。 だいじょうぶです!!私なんて今日、世界史の時間戦争映画(銃でばばばばっ!!)見ながら砂はくよーなヴァルフィリネタ思いつきました!!やっぱ性格が異常ですね・・・。 > ・・・まぁ、ともかくヴァルフィリ・・・今度は、ささはら様&新たな委員会の仲間の人見さんに捧げちゃいますわっ☆ > 特に意味はありませんけどっ。 ありがとうございます!!幸福であります。このサイト見つけて13日、キーボード打ち始めて5日(?)・・・。こんな幸福があっていいんでしょうか!? > > 油を断つこと。 > 人間は、油を多少は接種しなければ生き延びることが出来ないため、ほぼ死を暗示している四字熟語。 そうなんですか!!? > ともかく、今日俺は油断していた。 > ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。 > ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。 > だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。 > まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。 > 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。 > でも、今日は油断していた。 > 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。 分かります・・・(しみじみ)私もきょう小論文返ってきて、判定c。文系なのに・・・ > ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。 > ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・ > そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。 > >「大丈夫ですか!?」 >「・・・大丈夫に見えるか・・・?」 > ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。 > 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳) >「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」 >「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」 > 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。 > 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。 > もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。 > 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。 > んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。 > こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。 >「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」 >「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」 > 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。 > 俺の人権は無視かいっ! おお!フィリヴァル!! > >「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」 > まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。 >「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」 > 俺が手早く言うと(ほとんど棒読み)、手近のピンク色の受話器に手を伸ばす。 >「ええっ、もう帰るんですか!?」 >「当たり前だ。ここに長居するわけにはいかない」 > もしかしたら、またあいつらが帰ってくるかもしれないし。 >「せ、せめて名前だけ聞かせて下さい!」 >「で、あとでお礼せしめるって?」 > ピポパとうちの電話番号を入力しながら、俺は大して注意を移さずに言う。 >「そ、そんなコトしません! > だから・・・」 >「あー、はいはい」 > トゥルルルという音が憎らしい。 > さっさと出ろ、親父でも俺の舎弟でもいーからっ! >「あんたが名乗らずして、どうして俺が名乗れる?」 >「ああっ、そうでしたねっ。私の名前はフィリアです」 > ああ、単純バカ。どーどーと名前教えていいのかよ。 > 今だ、トゥルルルと音は続く。そーいや今日は親父、うちの者を連れてどっか行くとか言ってたな・・・どこだっけかな・・・。 > もうそろそろ、帰ってる時間だと思うんだが・・・。 >「俺の名はヴァル」 >「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」 >「そうだ」 > 俺は冷たく言った。 > みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。 > どーせ、俺は元来独り者の気質を持ってるよーだ(ガキ)。 > だが、こいつは違った。 >「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか? > あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」 >「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」 > 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。 >「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ) > 俺はイレズミなんか彫らない!! > 桜吹雪は俺の親父だ!! > これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」 > 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。 >「だから、長袖の人は・・・」 >「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」 > 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。 ああっヴァルが賢い!!私の中のヴァルは、本能おもむくままの馬鹿ちゃんなんです。 >「ああっ、たしかにそうですね!」 > 納得するあんたも珍しいぞ。 >「・・・電話出ない。歩いて帰る」 >「ああっ、無茶ですよ、送っていきます!!」 >「い、いらんいらっ・・・」 > 先ほどと同じく、俺はフィリアに担がれると(?)そそくさと駆けて行かれた。 > 残ったのは、ツーツーと音を虚しく立てる受話器と、開けっ放しの救急箱のみだった・・・。 > >「・・・・・・ただいま」 >「おう、良く帰った」 > 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。 >「・・・どうして電話に出なかった?」 >「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」 > うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!? >「・・・じゃあ、どうして留守電が切れていた?」 >「しつこい電話対策だ。留守電じゃぁ、そこで切れちまうが、フツーにしてりゃ延々と続くからな」 > そこでまた親父は、面白そうにニヤニヤ笑いを始める。 >「ああ、そうだ。お前の舎弟・・・なんて言ったか・・・」 >「ジラスとグラボス」 >「そうそう、その二人が言ってたぞ。 > お前が美人の女と一緒にいたって」 > ぎぃぃくぅぅぅっ。 > 俺は、背中に冷や汗がたまっていくのは分かった。 >「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。 > 屈折16年・・・! > お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。 > 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど! もてるんですねヴァル!!あの寂しげな所、母性本能うごきますよー!! > だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」 >「ちょっ・・・親父・・・」 >「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」 >「んなの知らんわ・・・それより・・・」 >「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」 >「話を聞け親父ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」 > 俺が痛みに顔をしかめつつ、大声を出した。 >「それはいーからっ、びょーいんへ・・・」 > ぱったり。 > そこまで気を張ってきた分、俺は見事に昏倒してしまった。 >「ありゃー・・・誰か、誰か居ないかー?」 >「どーしました、ガーヴさん・・・ああっ、ヴァルさんがっ」 > そんな声が遠くでしつつ俺の意識は闇に沈んでいった・・・。 > > ダメだ。 > > ここ最近、油断のしすぎだ。 > > そーだ、あの女は自分の職業をなんと言った? > > そして、俺は一体どこの病院に運ばれた? > > そうだ、看護婦だ。 > > そして、ここはうちから一番近くの病院だ。 > > あの女の家は、うちに近かったんだな。 > > 運ばれてたわけだから、すっかり忘れていたが。 > > 油断大敵・・・よく言ったものだ。 > > 最近、俺ノンオイルのドレッシング使ってるからなぁ・・・(関係ない)。 > >「お久しぶりです、ヴァルさん♪」 >「・・・ああ。久しぶり」 > ため息混じりで、俺はその女に言った。 > また当分、親父にからかわれるんだろうな・・・。 >「私、貴方の担当になりました♪ > 何か困ったことがあったら、何でも言って下さいね♪」 >「・・・わかった。なら言わせてくれ。 > ・・・・・・寝かせてくれ」 >「・・・・・・はい」 > 俺の低い声に、その女はようやっと静まってくれた。 > >「入院!? > 俺が!?」 >「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」 > 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。 > 頭怪我したんだったら、そんなの巻くなよ・・・。 >「とゆーわけだ、俺も暇が出来たらちょくちょく来るから。 > じゃ、元気でな♪」 > はくじょーものぉぉぉぉぉ!! > 俺の心の叫びを知ってか知らずか(知らないはずだけど)親父はさっさと病院から出ていってしまった。 > たしか、これから親父のお気に入りのテレビ番組がやるんだよな・・・本当に薄情者だ・・・。 > >「あれがお父様ですか?」 >「・・・そーだ」 > 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。 >「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」 >「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」 > ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。 > 相性がいい・・・って言うんだろうな。こーいうのを。 > 俺は何だか、こいつの瞳に引き込まれるような・・・ああっ、古い言葉っ!! 半世紀前に死語にされてるぞ、こんな語句。 > ま、こーいうわけだ。 > 一目惚れ・・・てか・・・ああっ、ハズすぎっ!!(汗) 一目惚れ・・・ってマミーにされた瞬間から!? >「おい、お前・・・」 >「・・・ちょっと、ヴァルさん」 > 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。 > なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!? > どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。 >「ど・・・どうした?」 >「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」 ヴァルは『「お前」』より「あんた」が私はいいな(はあと)林檎姫みたいに・・・。 > だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!! > そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。 >「・・・・・・フィ・・・リア・・・」 >「良く聞こえませんっ、もう一度!」 > コレは音楽の授業じゃねぇだろ!? > だぁぁっ、もうヤケだ! >「フィリア、フィリアだフィリア! > これでいいんだろ!?」 >「はい、合格です」 > フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。 > ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。 私もできません・・・。(私の思考回路ってヴァルに近いかも・・・。) > > まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。 > フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。 > 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。 > そいつはやってきたんだよなぁ。 >「やぁ、ガーヴさんトコのヴァル君。元気かい?」 > この、俺は親父とセットとばかりの遠回しの言い方。 > フィリアが以前言っていた、サングラスに長袖の男・・・でも手には花束。 > そいつは、明らかに、この前俺を私刑(リンチ)にしやがったチンピラその1! > そいつがこうやって見舞いを装ってきたって事は・・・本気で俺を始末しに来たってワケだな? > くそっ、ここが病院でなけりゃ、いや怪我が完治していたら・・・それ以前にフィリアの前でなければ、今頃ノックアウトさせてるのにっ! > 当のフィリアは、ポケポケと、 >「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」 > だとか言っている。 > 脱走してやるかとも思ったが、どうせ外にはヤツの仲間が待ちかまえているだろうから、丸腰で出ていったら危険だ。それ以前に、俺の額で輝く『脱走禁止』とばかりのはちまきの存在が気になりまくる。 > 外には俺のバイクが待っているのに〜!(この前外に散歩に出たときに勝手に家から持ち出した) > 今の状況を、冷静に分析してみるか。 > 足枷は・・・フィリア。脱出用の道具はバイク。日用品やらなにやらは、そろそろ帰宅って事でリュックにまとめている。コレさえ有れば、マジでしばらくは野宿だって可能だろう。 > ・・・ん? 野宿? 足枷はフィリアただ一人? > ・・・・・・そーかそーか。良い案が思いついたぞ。 > たまには俺らしく、強硬手段に出ねぇとなぁ!! >「さぁヴァル君、これプレゼントだよ!」 > そう言ってチンピラが、俺に花束を押しつけようとする。かなりの勢いで。 > その花束の中心に輝くモノ・・・ナイフだ! > まさか、ここでヤるつもりか・・・!? > だが、一瞬後俺の身体はヒラリと宙に舞う。 > この軽い身のこなし、素早い判断力! ジャニーズとかに入れたら売れるぞ! なんせモデルはk・堂本君ですから・・・ > ともかく俺は、サッとヤツのナイフを避ける。 > さらに素早い行動で、リュックを背負う。 > 混乱したままのフィリアを抱え込んで、俺は窓から下を覗く。 > ここは二階。すぐ下には植え込み。その隣には、俺が隠したバイク。 > そして、あたりには花束野郎の仲間と思われるヤツら! >「フィリア、ともかく俺に付いてこい!! > 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」 >「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」 > ガシャンと窓を割って・・・。 > ともかく俺は落ちたわけだ。 > ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな? > > 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。 > フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。 > 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。 > ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪ >「ああっ、逃げるぞ!」 >「追え!!」 > ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。 > 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!! > きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。 >「どうして、あの人達貴方を追ってるんですか?」 >「俺が組の跡取りだからだろ。親父んとこのは結構でかいからな」 > まだ追いかけてくる者の数はかなり減ってきた。 > このまま、夕日に向かって突っ走ってみるかなぁ。 >「で、どうして私まで一緒なんですか?」 > ぎくっ。 > 表向きの理由は、あそこにフィリアを置いていくと、あの花束野郎やらその仲間になにされるか分からなかったから、だけど・・・。 >「・・・油断してたからさ、俺が」 >「え? で、どうしたんですか?」 > ううう、バイクに乗りながら言うことかねぇ。 > ともかく俺は、おとなしく口を開いた。 >「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」 >「ええっ、私が一体何を!?」 > あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ! >「心全部!!」 >「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」 >「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」 > もう、後ろから追ってくるヤクザどもは居ない。 > フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。 >「だったら・・・私だって、油断していました。 > 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」 > 酢物・・・じゃなくて。 >「マジで!? > ヤリぃっ!!」 > やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。 >「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」 >「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」 > ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。 > まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――! > > というわけで。 > 本日の教訓。 > 『油断大敵』。 > そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。 > もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。 もうもうもうっヴァルフィリー!!!胸キュンですわ・・・。 > >_______________________________HAPPY ENDv > > > 本当にハッピーエンドだろうか(笑) > というわけで、本日の教訓。『テーマは純愛』(笑) > 純すぎなヴァル君。書いてると結構楽しいぞ。 > 今回の反省点は、途中からヴァルがヴァルじゃなくなったこと(笑) > まぁ、ガーヴ様が親父ってところは大して変わりないけれど。 > ともかく、楽しかったから良いんだ。恥ずかしかったけれど(笑・特に告白んとこ) > ではでは! 次回の短編は、久しぶりに復活の地球防衛軍の予定! もちろんヴァルフィリ有り!> 地球防衛軍は扇さまがかいてたんですねー!!(私作者あんまし見ないんです・・・。ううう)ヴァルフィリ燃えて下さいね。 |
10729 | 余分部分カット | 扇 | 6/27-16:32 |
記事番号10693へのコメント 人見蕗子さんは No.10693「幸福論。ありがとーございますー!」で書きました。 タイトルな感じにすると、読みやすいですよ。 >> こんにちわですわ、扇です。 >> 学校の家庭科の授業中に思いついたヴァルフィリ。なぜか(また)病院話。フツーこういうのは保体の時間じゃないんでしょうか、思いつくのは。 >> ええっ扇、どーなんだぁ? >> ・・・・・・まぁ、扇の思考回路は常人には理解しがたいモノでしょう。私も分からないくらいですから。 > だいじょうぶです!!私なんて今日、世界史の時間戦争映画(銃でばばばばっ!!)見ながら砂はくよーなヴァルフィリネタ思いつきました!!やっぱ性格が異常ですね・・・。 そんな感じのヴァルフィリもいいのさ!! >> ・・・まぁ、ともかくヴァルフィリ・・・今度は、ささはら様&新たな委員会の仲間の人見さんに捧げちゃいますわっ☆ >> 特に意味はありませんけどっ。 > ありがとうございます!!幸福であります。このサイト見つけて13日、キーボード打ち始めて5日(?)・・・。こんな幸福があっていいんでしょうか!? きっといいのよ! >> 油断大敵。 >> 油を断つこと。 >> 人間は、油を多少は接種しなければ生き延びることが出来ないため、ほぼ死を暗示している四字熟語。 > そうなんですか!!? そうなんですねぇ。 >> ともかく、今日俺は油断していた。 >> ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。 >> ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。 >> だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。 >> まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。 >> 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。 >> でも、今日は油断していた。 >> 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。 > 分かります・・・(しみじみ)私もきょう小論文返ってきて、判定c。文系なのに・・・ ヴァル君の得意科目・・・。 実は独断で家庭科(笑) >> こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。 >>「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」 >>「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」 >> 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。 >> 俺の人権は無視かいっ! > おお!フィリヴァル!! いいですわよねん。 >>「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」 >> 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。 > ああっヴァルが賢い!!私の中のヴァルは、本能おもむくままの馬鹿ちゃんなんです。 ヴァルちゃんは色々なんです! >>「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。 >> 屈折16年・・・! >> お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。 >> 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど! > もてるんですねヴァル!!あの寂しげな所、母性本能うごきますよー!! ですよ〜!! >> 一目惚れ・・・てか・・・ああっ、ハズすぎっ!!(汗) > 一目惚れ・・・ってマミーにされた瞬間から!? たぶんそう!! >>「おい、お前・・・」 >>「・・・ちょっと、ヴァルさん」 >> 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。 >> なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!? >> どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。 >>「ど・・・どうした?」 >>「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」 > ヴァルは『「お前」』より「あんた」が私はいいな(はあと)林檎姫みたいに・・・。 オールオッケー! >> フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。 >> ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。 > 私もできません・・・。(私の思考回路ってヴァルに近いかも・・・。) 近いですわね。 >> この軽い身のこなし、素早い判断力! ジャニーズとかに入れたら売れるぞ! > なんせモデルはk・堂本君ですから・・・ 確実に売れますよねぇ。 相棒は・・・誰にしよっかな・・・。 >> というわけで。 >> 本日の教訓。 >> 『油断大敵』。 >> そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。 >> もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。 > もうもうもうっヴァルフィリー!!!胸キュンですわ・・・。 さーいこー!(仲居君風) >> ではでは! 次回の短編は、久しぶりに復活の地球防衛軍の予定! もちろんヴァルフィリ有り!> > 地球防衛軍は扇さまがかいてたんですねー!!(私作者あんまし見ないんです・・・。ううう)ヴァルフィリ燃えて下さいね。 ヴァルフィリ燃えるかもしれませんわっ! ではでは。 |
10700 | 不良とお嬢さまぁぁぁ(ってゆーか、看護婦)!! | ささはら 朋 | 6/24-12:35 |
記事番号10686へのコメント 扇さんは No.10686「油断大敵(ヴァルフィリ)」で書きました。 こんにちわ、ささはらです!! うわ〜おvv100%純粋純愛なヴァルフィリだぁ!! 本当の本当にいいのでしょうか!?こんな素敵なお話を捧げてもらって!! ああっ!もったいないかぎりです〜vv(^v^) これからはもっともっと委員会に精を尽くさねば・・・・ > こんにちわですわ、扇です。 > 学校の家庭科の授業中に思いついたヴァルフィリ。なぜか(また)病院話。フツーこういうのは保体の時間じゃないんでしょうか、思いつくのは。 > ええっ扇、どーなんだぁ? > ・・・・・・まぁ、扇の思考回路は常人には理解しがたいモノでしょう。私も分からないくらいですから。 いえいえいえ、私もその気持わかります。 神託のように時と場合を選べないんですよね、ネタが浮かぶときって(^^) > ・・・まぁ、ともかくヴァルフィリ・・・今度は、ささはら様&新たな委員会の仲間の人見さんに捧げちゃいますわっ☆ > 特に意味はありませんけどっ。 ふにゃぁぁぁぁ〜vvうれしいぃぃぃぃぃ!!(泣) ありがとうございます!m( _ _)m 私も次のヴァルフィリ、ぜひぜひキャプテンに捧げますね。 > 油断大敵。 > 油を断つこと。 > 人間は、油を多少は接種しなければ生き延びることが出来ないため、ほぼ死を暗示している四字熟語。それが、油断大敵。 > ・・・最近の時代では、気を緩めると危険が起こる、と言う意味を表しているようだけれど・・・。 > ともかく、今日俺は油断していた。 なるほど・・・そういう意味だったんですね。 なんか・・・・また1つ賢くなったような気がします(笑) > ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。 くみぃぃぃぃぃぃ!!!!同士ですぅぅぅぅぅvv 私も現代モノを書くとき、ヴァルは絶対に○○組の息子にしようと思っていたんですvv(○の中はなんでもOK) ガ―ヴ様が組長ってのが、ピッタリで!しかも桜吹雪ってのが素敵。 (私の場合、背中に真っ赤な竜がある設定でしたが(^^)) ああ、最高のキャスティングだわ・・・ > ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。 > だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。 > まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。 > 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。 そうです、そうです、そうなんです。 チンピラとケンカに明け暮れる毎日なんです、ヴァルくんの日常は!! (そんなんもうスレじゃねぇよ、ってゆ〜ツッコミは無視!) かっこいいですよ、このヴァルくんvv > でも、今日は油断していた。 > 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。 あ、なんか高校生っぽくって可愛い(笑) > ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。 > ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・ > そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。 油断・・・・いい響きです(をい) なんたって、ヴァルとフィリアさんを巡り合わせた力ですから。 >「大丈夫ですか!?」 >「・・・大丈夫に見えるか・・・?」 > ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。 > 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳) >「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」 >「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」 > 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。 > 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。 > もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。 > 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。 金髪碧眼の美女・・・・そういえばそうでしたね(をい) 口笛を吹いていたかもしれねぇって・・・うわぁ〜vv なんかクサくてかっこいいセリフですぅ(謎) > んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。 > こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。 >「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」 >「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」 > 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。 > 俺の人権は無視かいっ! 強引なフィリアさん、可愛いです(^^) ここまで強引なのはヴァルの傷を心配してるから(つまり優しいから)だと思いますが・・・・ただたんに押しが強い性格だったりして・・・・ >「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」 > まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。 だから、それは貴方の事を心配してるからなんですよぉぉ(ささはらの独断!) >「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」 > 俺が手早く言うと(ほとんど棒読み)、手近のピンク色の受話器に手を伸ばす。 >「ええっ、もう帰るんですか!?」 >「当たり前だ。ここに長居するわけにはいかない」 > もしかしたら、またあいつらが帰ってくるかもしれないし。 >「せ、せめて名前だけ聞かせて下さい!」 >「で、あとでお礼せしめるって?」 > ピポパとうちの電話番号を入力しながら、俺は大して注意を移さずに言う。 >「そ、そんなコトしません! > だから・・・」 ああ、フィリアさんが必死で可愛い〜vvってゆーか、ヴァルくん、もっと優しくしろっ!(って、ウソです) >「あー、はいはい」 > トゥルルルという音が憎らしい。 > さっさと出ろ、親父でも俺の舎弟でもいーからっ! >「あんたが名乗らずして、どうして俺が名乗れる?」 >「ああっ、そうでしたねっ。私の名前はフィリアです」 > ああ、単純バカ。どーどーと名前教えていいのかよ。 これだからお嬢様育ちは・・・・・・・可愛いんですよね(^^) > 今だ、トゥルルルと音は続く。そーいや今日は親父、うちの者を連れてどっか行くとか言ってたな・・・どこだっけかな・・・。 > もうそろそろ、帰ってる時間だと思うんだが・・・。 >「俺の名はヴァル」 >「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」 >「そうだ」 > 俺は冷たく言った。 > みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。 > どーせ、俺は元来独り者の気質を持ってるよーだ(ガキ)。 > だが、こいつは違った。 >「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか? > あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」 >「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」 > 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。 フィリアさん・・・勇気があるってゆーか、ボケてるってゆーか。 ああ、でも可愛い・・・・・vv ペース乱されてるヴァルもいい味出してますね(^^) >「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ) > 俺はイレズミなんか彫らない!! > 桜吹雪は俺の親父だ!! > これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」 > 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。 >「だから、長袖の人は・・・」 >「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」 > 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。 >「ああっ、たしかにそうですね!」 > 納得するあんたも珍しいぞ。 二人とも天然・・・・ですね。 なんか・・・とってもいいコンビですvv >「・・・電話出ない。歩いて帰る」 >「ああっ、無茶ですよ、送っていきます!!」 >「い、いらんいらっ・・・」 > 先ほどと同じく、俺はフィリアに担がれると(?)そそくさと駆けて行かれた。 フィリアさん、力持ち。 >「・・・・・・ただいま」 >「おう、良く帰った」 > 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。 >「・・・どうして電話に出なかった?」 >「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」 > うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!? 男だったら一人でなんとかしろって感じでしょうか。この家の教育は。 >「・・・じゃあ、どうして留守電が切れていた?」 >「しつこい電話対策だ。留守電じゃぁ、そこで切れちまうが、フツーにしてりゃ延々と続くからな」 > そこでまた親父は、面白そうにニヤニヤ笑いを始める。 >「ああ、そうだ。お前の舎弟・・・なんて言ったか・・・」 >「ジラスとグラボス」 >「そうそう、その二人が言ってたぞ。 > お前が美人の女と一緒にいたって」 > ぎぃぃくぅぅぅっ。 おおぉぉ〜見ていたんですね、グラとジラスも! > 俺は、背中に冷や汗がたまっていくのは分かった。 >「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。 > 屈折16年・・・! > お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。 > 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど! > だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」 にゃはははは!!ものすごい受けましたよ、ここ。 33人って・・・ポケベル1つでって・・・・ああ、彼の高校生活が思い浮かびます。 >「ちょっ・・・親父・・・」 >「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」 ほほぉ、年上好みなんですね、ヴァルくんは(^^) 私の妄想の中じゃ、二人は同級生ですけど(って、誰もんなコト聞いてない) >「んなの知らんわ・・・それより・・・」 >「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」 たしかに!その点からいってもフィリアさんがぴったしだっ!! >「話を聞け親父ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」 > 俺が痛みに顔をしかめつつ、大声を出した。 >「それはいーからっ、びょーいんへ・・・」 > ぱったり。 > そこまで気を張ってきた分、俺は見事に昏倒してしまった。 >「ありゃー・・・誰か、誰か居ないかー?」 >「どーしました、ガーヴさん・・・ああっ、ヴァルさんがっ」 > そんな声が遠くでしつつ俺の意識は闇に沈んでいった・・・。 > > ダメだ。 > > ここ最近、油断のしすぎだ。 > > そーだ、あの女は自分の職業をなんと言った? > > そして、俺は一体どこの病院に運ばれた? > > そうだ、看護婦だ。 > > そして、ここはうちから一番近くの病院だ。 > > あの女の家は、うちに近かったんだな。 > > 運ばれてたわけだから、すっかり忘れていたが。 > > 油断大敵・・・よく言ったものだ。 > > 最近、俺ノンオイルのドレッシング使ってるからなぁ・・・(関係ない)。 ノ、ノンオイルドレッシング・・・・・(爆笑) だから油断しまくりだったんですね、ヴァルくん(笑) >「お久しぶりです、ヴァルさん♪」 >「・・・ああ。久しぶり」 > ため息混じりで、俺はその女に言った。 > また当分、親父にからかわれるんだろうな・・・。 >「私、貴方の担当になりました♪ > 何か困ったことがあったら、何でも言って下さいね♪」 >「・・・わかった。なら言わせてくれ。 > ・・・・・・寝かせてくれ」 >「・・・・・・はい」 > 俺の低い声に、その女はようやっと静まってくれた。 > >「入院!? > 俺が!?」 >「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」 > 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。 どこからんなもん、取り出して・・・・・・ > 頭怪我したんだったら、そんなの巻くなよ・・・。 >「とゆーわけだ、俺も暇が出来たらちょくちょく来るから。 > じゃ、元気でな♪」 > はくじょーものぉぉぉぉぉ!! > 俺の心の叫びを知ってか知らずか(知らないはずだけど)親父はさっさと病院から出ていってしまった。 > たしか、これから親父のお気に入りのテレビ番組がやるんだよな・・・本当に薄情者だ・・・。 早く親離れしろという親父の心使いですよ、きっと。 >「あれがお父様ですか?」 >「・・・そーだ」 > 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。 >「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」 >「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」 ええ、そうでしょうねぇ・・・・・まったく似てないもん、ヴァルとガ―ヴ様って。 (あ、性質的には似てるんでしょうけど) > ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。 > 相性がいい・・・って言うんだろうな。こーいうのを。 > 俺は何だか、こいつの瞳に引き込まれるような・・・ああっ、古い言葉っ!! 半世紀前に死語にされてるぞ、こんな語句。 は、半世紀前に死語!? 私、この前使ったような気が・・・・ゼロリナで(汗)しかもギャグじゃなくて。 うう・・・・なんか恥ずかしくなってきた(滝汗) > ま、こーいうわけだ。 > 一目惚れ・・・てか・・・ああっ、ハズすぎっ!!(汗) いえいえ、素敵じゃないですかvv 目と目が合って、フォールインラブvv >「おい、お前・・・」 >「・・・ちょっと、ヴァルさん」 > 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。 > なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!? > どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。 あ、かわいい〜ドキドキしてるよ、あの冷めてるはずのヴァルくんがっ!! 純情少年だね〜(これも独断) >「ど・・・どうした?」 >「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」 > だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!! > そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。 >「・・・・・・フィ・・・リア・・・」 >「良く聞こえませんっ、もう一度!」 > コレは音楽の授業じゃねぇだろ!? > だぁぁっ、もうヤケだ! >「フィリア、フィリアだフィリア! > これでいいんだろ!?」 >「はい、合格です」 > フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。 > ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。 きゃぁぁぁ〜vvなんて素敵なやり取り! 不良少年が相手の女性に向かって『お前』って呼ぶのはお約束! んで、それを女性がいやがって「名前で呼んでください」ってゆーのもお約束! はぅぅ、素敵だわ〜・・・・・ > まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。 > フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。 > 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。 どんな作戦なんです、一体・・・・・ でもフィリアさんみたいなお嬢様なら簡単に落ちるでしょうねぇ・・・・ > そいつはやってきたんだよなぁ。 >「やぁ、ガーヴさんトコのヴァル君。元気かい?」 > この、俺は親父とセットとばかりの遠回しの言い方。 > フィリアが以前言っていた、サングラスに長袖の男・・・でも手には花束。 > そいつは、明らかに、この前俺を私刑(リンチ)にしやがったチンピラその1! > そいつがこうやって見舞いを装ってきたって事は・・・本気で俺を始末しに来たってワケだな? > くそっ、ここが病院でなけりゃ、いや怪我が完治していたら・・・それ以前にフィリアの前でなければ、今頃ノックアウトさせてるのにっ! > 当のフィリアは、ポケポケと、 >「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」 > だとか言っている。 さすがというかなんというか・・・・ やっぱりボケボケしたところが可愛いですね、純粋で(^^) > 脱走してやるかとも思ったが、どうせ外にはヤツの仲間が待ちかまえているだろうから、丸腰で出ていったら危険だ。それ以前に、俺の額で輝く『脱走禁止』とばかりのはちまきの存在が気になりまくる。 > 外には俺のバイクが待っているのに〜!(この前外に散歩に出たときに勝手に家から持ち出した) > 今の状況を、冷静に分析してみるか。 > 足枷は・・・フィリア。脱出用の道具はバイク。日用品やらなにやらは、そろそろ帰宅って事でリュックにまとめている。コレさえ有れば、マジでしばらくは野宿だって可能だろう。 > ・・・ん? 野宿? 足枷はフィリアただ一人? > ・・・・・・そーかそーか。良い案が思いついたぞ。 > たまには俺らしく、強硬手段に出ねぇとなぁ!! >「さぁヴァル君、これプレゼントだよ!」 > そう言ってチンピラが、俺に花束を押しつけようとする。かなりの勢いで。 > その花束の中心に輝くモノ・・・ナイフだ! > まさか、ここでヤるつもりか・・・!? > だが、一瞬後俺の身体はヒラリと宙に舞う。 > この軽い身のこなし、素早い判断力! ジャニーズとかに入れたら売れるぞ! > ともかく俺は、サッとヤツのナイフを避ける。 > さらに素早い行動で、リュックを背負う。 > 混乱したままのフィリアを抱え込んで、俺は窓から下を覗く。 ああ、かっこいい!!映画のようなシーンですぅ。 > ここは二階。すぐ下には植え込み。その隣には、俺が隠したバイク。 > そして、あたりには花束野郎の仲間と思われるヤツら! >「フィリア、ともかく俺に付いてこい!! > 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」 >「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」 > ガシャンと窓を割って・・・。 > ともかく俺は落ちたわけだ。 > ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな? ちょっと違うと思いますが・・・・・でも達成してるような気もするのは何故? > 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。 > フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。 > 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。 > ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪ >「ああっ、逃げるぞ!」 >「追え!!」 > ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。 > 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!! > きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。 >「どうして、あの人達貴方を追ってるんですか?」 >「俺が組の跡取りだからだろ。親父んとこのは結構でかいからな」 > まだ追いかけてくる者の数はかなり減ってきた。 > このまま、夕日に向かって突っ走ってみるかなぁ。 >「で、どうして私まで一緒なんですか?」 > ぎくっ。 ヴァルくん、チャンスだ!いっちまえ〜!! > 表向きの理由は、あそこにフィリアを置いていくと、あの花束野郎やらその仲間になにされるか分からなかったから、だけど・・・。 >「・・・油断してたからさ、俺が」 >「え? で、どうしたんですか?」 > ううう、バイクに乗りながら言うことかねぇ。 > ともかく俺は、おとなしく口を開いた。 >「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」 >「ええっ、私が一体何を!?」 > あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ! >「心全部!!」 >「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」 >「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」 ・・・・・・・・・・放心。 すげぇいいです、ここの会話。ラブラブ。 ヴァルくんったら、すごいセリフを・・・・ 恥ずかしくて顔が熱くなるような・・・・ フィリアさんのツッコミがナイスですよ、本当に。 > もう、後ろから追ってくるヤクザどもは居ない。 > フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。 >「だったら・・・私だって、油断していました。 > 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」 > 酢物・・・じゃなくて。 >「マジで!? > ヤリぃっ!!」 > やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。 >「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」 >「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」 > ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。 > まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――! にゃはははは〜青春マンガのノリで素敵です〜vv フィリアさんの応答がかわいい〜vv ヴァルくん、あつ〜い!! 二人はラブラブ〜vv (って、さっきから私は意味不明) > というわけで。 > 本日の教訓。 > 『油断大敵』。 > そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。 > もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。 モニターの前で突っ伏してしまいました(笑) 夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナー・・・・・ ものすごく受けましたよ〜vv 扇様、やっぱりものすごいお方ですよぉ! > 本当にハッピーエンドだろうか(笑) ええ、もう。らぶらぶハッピ〜エンド。 > というわけで、本日の教訓。『テーマは純愛』(笑) 本当にテーマ通りで・・・・(^^) > 純すぎなヴァル君。書いてると結構楽しいぞ。 書いていて楽しそうですぅ〜 > 今回の反省点は、途中からヴァルがヴァルじゃなくなったこと(笑) > まぁ、ガーヴ様が親父ってところは大して変わりないけれど。 > ともかく、楽しかったから良いんだ。恥ずかしかったけれど(笑・特に告白んとこ) にゃははh。 告白のところが一番の見所でしょう!! > ではでは! 次回の短編は、久しぶりに復活の地球防衛軍の予定! もちろんヴァルフィリ有り! > んでは、扇でした〜☆ ああ、素敵なお話ありがとうございましたぁ!! やっぱり不良とお嬢様(ってゆーか看護婦)の純愛は最高です〜 私も現代もんにチャレンジしたくなってきましたもん。 とりあえず、本気で意味不明な感想でしたが、申し訳ありません。 妄想モードが止まらなくて・・・・ では、このへんで。 ささはら |
10730 | ええ、網羅部! | 扇 | 6/27-16:56 |
記事番号10700へのコメント ささはら 朋さんは No.10700「不良とお嬢さまぁぁぁ(ってゆーか、看護婦)!!」で書きました。 タイトル、ちょっと失敗。えへっv というわけで、『もうラブ!』 >こんにちわ、ささはらです!! >うわ〜おvv100%純粋純愛なヴァルフィリだぁ!! >本当の本当にいいのでしょうか!?こんな素敵なお話を捧げてもらって!! >ああっ!もったいないかぎりです〜vv(^v^) >これからはもっともっと委員会に精を尽くさねば・・・・ 頑張って精を出して下さいね〜☆ ではまず、ヴァルフィリ小説を・・・(おい) >> こんにちわですわ、扇です。 >> 学校の家庭科の授業中に思いついたヴァルフィリ。なぜか(また)病院話。フツーこういうのは保体の時間じゃないんでしょうか、思いつくのは。 >> ええっ扇、どーなんだぁ? >> ・・・・・・まぁ、扇の思考回路は常人には理解しがたいモノでしょう。私も分からないくらいですから。 > >いえいえいえ、私もその気持わかります。 >神託のように時と場合を選べないんですよね、ネタが浮かぶときって(^^) 大根の千切りの仕方よりはマシですよね(ばい原作者) >> ・・・まぁ、ともかくヴァルフィリ・・・今度は、ささはら様&新たな委員会の仲間の人見さんに捧げちゃいますわっ☆ >> 特に意味はありませんけどっ。 > >ふにゃぁぁぁぁ〜vvうれしいぃぃぃぃぃ!!(泣) >ありがとうございます!m( _ _)m >私も次のヴァルフィリ、ぜひぜひキャプテンに捧げますね。 ありがとうございますですわっ! >> 油断大敵。 >> 油を断つこと。 >> 人間は、油を多少は接種しなければ生き延びることが出来ないため、ほぼ死を暗示している四字熟語。それが、油断大敵。 >> ・・・最近の時代では、気を緩めると危険が起こる、と言う意味を表しているようだけれど・・・。 >> ともかく、今日俺は油断していた。 > >なるほど・・・そういう意味だったんですね。 >なんか・・・・また1つ賢くなったような気がします(笑) また一つ賢くなって良いですわね。 実は、このことが書いてある掲示新聞が、家庭科室にあったんですよ。 だから家庭科室で思いついたという。 >> ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。 > >くみぃぃぃぃぃぃ!!!!同士ですぅぅぅぅぅvv >私も現代モノを書くとき、ヴァルは絶対に○○組の息子にしようと思っていたんですvv(○の中はなんでもOK) >ガ―ヴ様が組長ってのが、ピッタリで!しかも桜吹雪ってのが素敵。 >(私の場合、背中に真っ赤な竜がある設定でしたが(^^)) >ああ、最高のキャスティングだわ・・・ ああっ、たしかに真っ赤な竜っていいわぁっ!! ○○の中・・・薔薇組(嘘) >> ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。 >> だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。 >> まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。 >> 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。 > >そうです、そうです、そうなんです。 >チンピラとケンカに明け暮れる毎日なんです、ヴァルくんの日常は!! >(そんなんもうスレじゃねぇよ、ってゆ〜ツッコミは無視!) >かっこいいですよ、このヴァルくんvv ええ、今はまだ格好いい方です。 後で人格崩壊起こしますけどね・・・ふっ。 >> でも、今日は油断していた。 >> 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。 > >あ、なんか高校生っぽくって可愛い(笑) きっとテストは家庭科でしょう(笑) >> ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。 >> ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・ >> そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。 > >油断・・・・いい響きです(をい) >なんたって、ヴァルとフィリアさんを巡り合わせた力ですから。 ですわねですわねっ!! >>「大丈夫ですか!?」 >>「・・・大丈夫に見えるか・・・?」 >> ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。 >> 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳) >>「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」 >>「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」 >> 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。 >> 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。 >> もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。 >> 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。 > >金髪碧眼の美女・・・・そういえばそうでしたね(をい) >口笛を吹いていたかもしれねぇって・・・うわぁ〜vv >なんかクサくてかっこいいセリフですぅ(謎) 最近のヤンキーなんですよねぇ。 そういえば、不良とお嬢様の恋愛の理想的ミュージカルが今夜テレビでやるんですが・・・衛星な為、録画不可(;;) 実際に見るのはちょっと時間的に無理・・・タイトルは『グリース』。 ビデオレンタルですわっ! >> んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。 >> こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。 >>「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」 >>「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」 >> 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。 >> 俺の人権は無視かいっ! > >強引なフィリアさん、可愛いです(^^) >ここまで強引なのはヴァルの傷を心配してるから(つまり優しいから)だと思いますが・・・・ただたんに押しが強い性格だったりして・・・・ 押し掛け女房的ですかね。 単にフィリヴァルなだけかも。 >>「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」 >> まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。 > >だから、それは貴方の事を心配してるからなんですよぉぉ(ささはらの独断!) 独断趣味妄想、なんて良い言葉!!(おい) >>「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」 >> 俺が手早く言うと(ほとんど棒読み)、手近のピンク色の受話器に手を伸ばす。 >>「ええっ、もう帰るんですか!?」 >>「当たり前だ。ここに長居するわけにはいかない」 >> もしかしたら、またあいつらが帰ってくるかもしれないし。 >>「せ、せめて名前だけ聞かせて下さい!」 >>「で、あとでお礼せしめるって?」 >> ピポパとうちの電話番号を入力しながら、俺は大して注意を移さずに言う。 >>「そ、そんなコトしません! >> だから・・・」 > >ああ、フィリアさんが必死で可愛い〜vvってゆーか、ヴァルくん、もっと優しくしろっ!(って、ウソです) これが(ぶっきらぼう)ヴァル君の良いところ! >>「あー、はいはい」 >> トゥルルルという音が憎らしい。 >> さっさと出ろ、親父でも俺の舎弟でもいーからっ! >>「あんたが名乗らずして、どうして俺が名乗れる?」 >>「ああっ、そうでしたねっ。私の名前はフィリアです」 >> ああ、単純バカ。どーどーと名前教えていいのかよ。 > >これだからお嬢様育ちは・・・・・・・可愛いんですよね(^^) 単に世間知らずなだけ(笑) >> 今だ、トゥルルルと音は続く。そーいや今日は親父、うちの者を連れてどっか行くとか言ってたな・・・どこだっけかな・・・。 >> もうそろそろ、帰ってる時間だと思うんだが・・・。 >>「俺の名はヴァル」 >>「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」 >>「そうだ」 >> 俺は冷たく言った。 >> みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。 >> どーせ、俺は元来独り者の気質を持ってるよーだ(ガキ)。 >> だが、こいつは違った。 >>「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか? >> あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」 >>「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」 >> 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。 > >フィリアさん・・・勇気があるってゆーか、ボケてるってゆーか。 >ああ、でも可愛い・・・・・vv >ペース乱されてるヴァルもいい味出してますね(^^) これぞ、ヴァルフィリの極意!! >>「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ) >> 俺はイレズミなんか彫らない!! >> 桜吹雪は俺の親父だ!! >> これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」 >> 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。 >>「だから、長袖の人は・・・」 >>「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」 >> 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。 >>「ああっ、たしかにそうですね!」 >> 納得するあんたも珍しいぞ。 > >二人とも天然・・・・ですね。 >なんか・・・とってもいいコンビですvv 良いコンビすぎて一緒にいると疲れます(笑・ラブラブすぎるから?) >>「・・・電話出ない。歩いて帰る」 >>「ああっ、無茶ですよ、送っていきます!!」 >>「い、いらんいらっ・・・」 >> 先ほどと同じく、俺はフィリアに担がれると(?)そそくさと駆けて行かれた。 > >フィリアさん、力持ち。 ヴァル軽そうだし。 >>「・・・・・・ただいま」 >>「おう、良く帰った」 >> 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。 >>「・・・どうして電話に出なかった?」 >>「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」 >> うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!? > >男だったら一人でなんとかしろって感じでしょうか。この家の教育は。 でもガーヴ様はやっぱり、ヴァルが可愛くてしょうがないんですわv >>「・・・じゃあ、どうして留守電が切れていた?」 >>「しつこい電話対策だ。留守電じゃぁ、そこで切れちまうが、フツーにしてりゃ延々と続くからな」 >> そこでまた親父は、面白そうにニヤニヤ笑いを始める。 >>「ああ、そうだ。お前の舎弟・・・なんて言ったか・・・」 >>「ジラスとグラボス」 >>「そうそう、その二人が言ってたぞ。 >> お前が美人の女と一緒にいたって」 >> ぎぃぃくぅぅぅっ。 > >おおぉぉ〜見ていたんですね、グラとジラスも! 門の前を掃き掃除していたんでしょう(笑) >> 俺は、背中に冷や汗がたまっていくのは分かった。 >>「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。 >> 屈折16年・・・! >> お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。 >> 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど! >> だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」 > >にゃはははは!!ものすごい受けましたよ、ここ。 >33人って・・・ポケベル1つでって・・・・ああ、彼の高校生活が思い浮かびます。 モテたけど、心は孤独ってカンジ。 >>「ちょっ・・・親父・・・」 >>「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」 > >ほほぉ、年上好みなんですね、ヴァルくんは(^^) >私の妄想の中じゃ、二人は同級生ですけど(って、誰もんなコト聞いてない) 私の小説は、現代版でも原作に忠実なので(ヴァル16歳だし、フィリアは20歳前後ですよねぇ?) >>「んなの知らんわ・・・それより・・・」 >>「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」 > >たしかに!その点からいってもフィリアさんがぴったしだっ!! フィリアさんしか居ない! こりゃもうフィナーレ(ケッコン)にこぎ着けるしか!(早すぎ) >>「話を聞け親父ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」 >> 俺が痛みに顔をしかめつつ、大声を出した。 >>「それはいーからっ、びょーいんへ・・・」 >> ぱったり。 >> そこまで気を張ってきた分、俺は見事に昏倒してしまった。 >>「ありゃー・・・誰か、誰か居ないかー?」 >>「どーしました、ガーヴさん・・・ああっ、ヴァルさんがっ」 >> そんな声が遠くでしつつ俺の意識は闇に沈んでいった・・・。 >> >> ダメだ。 >> >> ここ最近、油断のしすぎだ。 >> >> そーだ、あの女は自分の職業をなんと言った? >> >> そして、俺は一体どこの病院に運ばれた? >> >> そうだ、看護婦だ。 >> >> そして、ここはうちから一番近くの病院だ。 >> >> あの女の家は、うちに近かったんだな。 >> >> 運ばれてたわけだから、すっかり忘れていたが。 >> >> 油断大敵・・・よく言ったものだ。 >> >> 最近、俺ノンオイルのドレッシング使ってるからなぁ・・・(関係ない)。 > >ノ、ノンオイルドレッシング・・・・・(爆笑) >だから油断しまくりだったんですね、ヴァルくん(笑) 油断しまくりですわ(笑) >>「入院!? >> 俺が!?」 >>「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」 >> 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。 > >どこからんなもん、取り出して・・・・・・ ポケットから。お手製です☆ >> 頭怪我したんだったら、そんなの巻くなよ・・・。 >>「とゆーわけだ、俺も暇が出来たらちょくちょく来るから。 >> じゃ、元気でな♪」 >> はくじょーものぉぉぉぉぉ!! >> 俺の心の叫びを知ってか知らずか(知らないはずだけど)親父はさっさと病院から出ていってしまった。 >> たしか、これから親父のお気に入りのテレビ番組がやるんだよな・・・本当に薄情者だ・・・。 > >早く親離れしろという親父の心使いですよ、きっと。 でもヴァルが可愛くて・・・(以下略) >>「あれがお父様ですか?」 >>「・・・そーだ」 >> 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。 >>「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」 >>「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」 > >ええ、そうでしょうねぇ・・・・・まったく似てないもん、ヴァルとガ―ヴ様って。 >(あ、性質的には似てるんでしょうけど) 中身はそっくりそのままですよねぇ。無鉄砲なところまで。 >> ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。 >> 相性がいい・・・って言うんだろうな。こーいうのを。 >> 俺は何だか、こいつの瞳に引き込まれるような・・・ああっ、古い言葉っ!! 半世紀前に死語にされてるぞ、こんな語句。 > >は、半世紀前に死語!? >私、この前使ったような気が・・・・ゼロリナで(汗)しかもギャグじゃなくて。 >うう・・・・なんか恥ずかしくなってきた(滝汗) ・・・頑張って(おい) >> ま、こーいうわけだ。 >> 一目惚れ・・・てか・・・ああっ、ハズすぎっ!!(汗) > >いえいえ、素敵じゃないですかvv >目と目が合って、フォールインラブvv ふおぉるいんらう゛vv(謎) >>「おい、お前・・・」 >>「・・・ちょっと、ヴァルさん」 >> 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。 >> なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!? >> どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。 > >あ、かわいい〜ドキドキしてるよ、あの冷めてるはずのヴァルくんがっ!! >純情少年だね〜(これも独断) じゅうぢょう!! せいしゅん!! >>「ど・・・どうした?」 >>「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」 >> だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!! >> そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。 >>「・・・・・・フィ・・・リア・・・」 >>「良く聞こえませんっ、もう一度!」 >> コレは音楽の授業じゃねぇだろ!? >> だぁぁっ、もうヤケだ! >>「フィリア、フィリアだフィリア! >> これでいいんだろ!?」 >>「はい、合格です」 >> フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。 >> ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。 > >きゃぁぁぁ〜vvなんて素敵なやり取り! >不良少年が相手の女性に向かって『お前』って呼ぶのはお約束! >んで、それを女性がいやがって「名前で呼んでください」ってゆーのもお約束! >はぅぅ、素敵だわ〜・・・・・ ラブラブすぎて頭がぷ〜。 >> まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。 >> フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。 >> 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。 > >どんな作戦なんです、一体・・・・・ >でもフィリアさんみたいなお嬢様なら簡単に落ちるでしょうねぇ・・・・ 落ちます。絶対。 >> そいつはやってきたんだよなぁ。 >>「やぁ、ガーヴさんトコのヴァル君。元気かい?」 >> この、俺は親父とセットとばかりの遠回しの言い方。 >> フィリアが以前言っていた、サングラスに長袖の男・・・でも手には花束。 >> そいつは、明らかに、この前俺を私刑(リンチ)にしやがったチンピラその1! >> そいつがこうやって見舞いを装ってきたって事は・・・本気で俺を始末しに来たってワケだな? >> くそっ、ここが病院でなけりゃ、いや怪我が完治していたら・・・それ以前にフィリアの前でなければ、今頃ノックアウトさせてるのにっ! >> 当のフィリアは、ポケポケと、 >>「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」 >> だとか言っている。 > >さすがというかなんというか・・・・ >やっぱりボケボケしたところが可愛いですね、純粋で(^^) 純粋すぎかもしれませんけど、結構遊び入ってるかもv >> 脱走してやるかとも思ったが、どうせ外にはヤツの仲間が待ちかまえているだろうから、丸腰で出ていったら危険だ。それ以前に、俺の額で輝く『脱走禁止』とばかりのはちまきの存在が気になりまくる。 >> 外には俺のバイクが待っているのに〜!(この前外に散歩に出たときに勝手に家から持ち出した) >> 今の状況を、冷静に分析してみるか。 >> 足枷は・・・フィリア。脱出用の道具はバイク。日用品やらなにやらは、そろそろ帰宅って事でリュックにまとめている。コレさえ有れば、マジでしばらくは野宿だって可能だろう。 >> ・・・ん? 野宿? 足枷はフィリアただ一人? >> ・・・・・・そーかそーか。良い案が思いついたぞ。 >> たまには俺らしく、強硬手段に出ねぇとなぁ!! >>「さぁヴァル君、これプレゼントだよ!」 >> そう言ってチンピラが、俺に花束を押しつけようとする。かなりの勢いで。 >> その花束の中心に輝くモノ・・・ナイフだ! >> まさか、ここでヤるつもりか・・・!? >> だが、一瞬後俺の身体はヒラリと宙に舞う。 >> この軽い身のこなし、素早い判断力! ジャニーズとかに入れたら売れるぞ! >> ともかく俺は、サッとヤツのナイフを避ける。 >> さらに素早い行動で、リュックを背負う。 >> 混乱したままのフィリアを抱え込んで、俺は窓から下を覗く。 > >ああ、かっこいい!!映画のようなシーンですぅ。 映画そのもの! ピアノ線無しのスタントですわ!! >> ここは二階。すぐ下には植え込み。その隣には、俺が隠したバイク。 >> そして、あたりには花束野郎の仲間と思われるヤツら! >>「フィリア、ともかく俺に付いてこい!! >> 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」 >>「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」 >> ガシャンと窓を割って・・・。 >> ともかく俺は落ちたわけだ。 >> ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな? > >ちょっと違うと思いますが・・・・・でも達成してるような気もするのは何故? 何故でしょう? >> 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。 >> フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。 >> 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。 >> ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪ >>「ああっ、逃げるぞ!」 >>「追え!!」 >> ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。 >> 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!! >> きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。 >>「どうして、あの人達貴方を追ってるんですか?」 >>「俺が組の跡取りだからだろ。親父んとこのは結構でかいからな」 >> まだ追いかけてくる者の数はかなり減ってきた。 >> このまま、夕日に向かって突っ走ってみるかなぁ。 >>「で、どうして私まで一緒なんですか?」 >> ぎくっ。 > >ヴァルくん、チャンスだ!いっちまえ〜!! 覚悟を決めろ〜! 腹をくくれ〜! >> 表向きの理由は、あそこにフィリアを置いていくと、あの花束野郎やらその仲間になにされるか分からなかったから、だけど・・・。 >>「・・・油断してたからさ、俺が」 >>「え? で、どうしたんですか?」 >> ううう、バイクに乗りながら言うことかねぇ。 >> ともかく俺は、おとなしく口を開いた。 >>「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」 >>「ええっ、私が一体何を!?」 >> あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ! >>「心全部!!」 >>「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」 >>「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」 > >・・・・・・・・・・放心。 >すげぇいいです、ここの会話。ラブラブ。 >ヴァルくんったら、すごいセリフを・・・・ >恥ずかしくて顔が熱くなるような・・・・ >フィリアさんのツッコミがナイスですよ、本当に。 フィリアさん、意外に冷静。 でも心はテレで真っ赤v >> もう、後ろから追ってくるヤクザどもは居ない。 >> フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。 >>「だったら・・・私だって、油断していました。 >> 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」 >> 酢物・・・じゃなくて。 >>「マジで!? >> ヤリぃっ!!」 >> やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。 >>「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」 >>「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」 >> ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。 >> まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――! > >にゃはははは〜青春マンガのノリで素敵です〜vv >フィリアさんの応答がかわいい〜vv >ヴァルくん、あつ〜い!! >二人はラブラブ〜vv >(って、さっきから私は意味不明) だったら私は、意味不明理解不能。 >> というわけで。 >> 本日の教訓。 >> 『油断大敵』。 >> そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。 >> もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。 > >モニターの前で突っ伏してしまいました(笑) >夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナー・・・・・ >ものすごく受けましたよ〜vv >扇様、やっぱりものすごいお方ですよぉ! いろんな意味で、ね(笑) >> 本当にハッピーエンドだろうか(笑) > >ええ、もう。らぶらぶハッピ〜エンド。 ら〜ぶらぶでしたねぇ。 >> というわけで、本日の教訓。『テーマは純愛』(笑) > >本当にテーマ通りで・・・・(^^) テーマにそいすぎかもしれない(笑) >> 純すぎなヴァル君。書いてると結構楽しいぞ。 > >書いていて楽しそうですぅ〜 でも、単発物がいいですわね。 >> 今回の反省点は、途中からヴァルがヴァルじゃなくなったこと(笑) >> まぁ、ガーヴ様が親父ってところは大して変わりないけれど。 >> ともかく、楽しかったから良いんだ。恥ずかしかったけれど(笑・特に告白んとこ) > >にゃははh。 >告白のところが一番の見所でしょう!! 恥ずかしいけど!! >> ではでは! 次回の短編は、久しぶりに復活の地球防衛軍の予定! もちろんヴァルフィリ有り! >> んでは、扇でした〜☆ > >ああ、素敵なお話ありがとうございましたぁ!! >やっぱり不良とお嬢様(ってゆーか看護婦)の純愛は最高です〜 >私も現代もんにチャレンジしたくなってきましたもん。 >とりあえず、本気で意味不明な感想でしたが、申し訳ありません。 >妄想モードが止まらなくて・・・・ もう、これだけお褒めいただいてありがとうございますですわっ!! 次回は地球防衛軍とか言いながら、もしかしたらまたヴァルフィリになるかも(きっとヴァルフィリ。) >では、このへんで。 > >ささはら ではでは〜☆ |
10744 | レスのレスですぅ〜☆ | ささはら 朋 | 6/28-18:41 |
記事番号10730へのコメント 扇さんは No.10730「ええ、網羅部!」で書きました。 こんにちわ、ささはらです! 今回はちょっとばっかしテンション高いです! (って、いつもそうかもしれませんんけど・・・・) >>うわ〜おvv100%純粋純愛なヴァルフィリだぁ!! >>本当の本当にいいのでしょうか!?こんな素敵なお話を捧げてもらって!! >>ああっ!もったいないかぎりです〜vv(^v^) >>これからはもっともっと委員会に精を尽くさねば・・・・ > 頑張って精を出して下さいね〜☆ > ではまず、ヴァルフィリ小説を・・・(おい) あう、やっぱりそうなるんですね・・・・ ヴァルフィリネタ、誰かくださいな・・・・・(切実) >>> 学校の家庭科の授業中に思いついたヴァルフィリ。なぜか(また)病院話。フツーこういうのは保体の時間じゃないんでしょうか、思いつくのは。 >>> ええっ扇、どーなんだぁ? >>> ・・・・・・まぁ、扇の思考回路は常人には理解しがたいモノでしょう。私も分からないくらいですから。 >> >>いえいえいえ、私もその気持わかります。 >>神託のように時と場合を選べないんですよね、ネタが浮かぶときって(^^) > 大根の千切りの仕方よりはマシですよね(ばい原作者) ええ、大根よりかは・・・ねぇ。 >>> ・・・まぁ、ともかくヴァルフィリ・・・今度は、ささはら様&新たな委員会の仲間の人見さんに捧げちゃいますわっ☆ >>> 特に意味はありませんけどっ。 >> >>ふにゃぁぁぁぁ〜vvうれしいぃぃぃぃぃ!!(泣) >>ありがとうございます!m( _ _)m >>私も次のヴァルフィリ、ぜひぜひキャプテンに捧げますね。 > ありがとうございますですわっ! 気長に待っていてくださいな(^^) >>> ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。 >> >>くみぃぃぃぃぃぃ!!!!同士ですぅぅぅぅぅvv >>私も現代モノを書くとき、ヴァルは絶対に○○組の息子にしようと思っていたんですvv(○の中はなんでもOK) >>ガ―ヴ様が組長ってのが、ピッタリで!しかも桜吹雪ってのが素敵。 >>(私の場合、背中に真っ赤な竜がある設定でしたが(^^)) >>ああ、最高のキャスティングだわ・・・ > ああっ、たしかに真っ赤な竜っていいわぁっ!! > ○○の中・・・薔薇組(嘘) あ、やっぱり薔薇組ですか? 私もそれ、考えました(笑) 同士だぁ〜vv >>> ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。 >>> だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。 >>> まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。 >>> 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。 >> >>そうです、そうです、そうなんです。 >>チンピラとケンカに明け暮れる毎日なんです、ヴァルくんの日常は!! >>(そんなんもうスレじゃねぇよ、ってゆ〜ツッコミは無視!) >>かっこいいですよ、このヴァルくんvv > ええ、今はまだ格好いい方です。 > 後で人格崩壊起こしますけどね・・・ふっ。 いや、後半の彼も素敵ですよ(^^) いまはクール(笑)を装ってますが、本来の彼は熱いヤツですからね。 >>> でも、今日は油断していた。 >>> 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。 >> >>あ、なんか高校生っぽくって可愛い(笑) > きっとテストは家庭科でしょう(笑) 得意科目が家庭科!!これぞヴァルくん!! >>> ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。 >>> ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・ >>> そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。 >> >>油断・・・・いい響きです(をい) >>なんたって、ヴァルとフィリアさんを巡り合わせた力ですから。 > ですわねですわねっ!! ええ、運命ってヤツです〜vv >>>「大丈夫ですか!?」 >>>「・・・大丈夫に見えるか・・・?」 >>> ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。 >>> 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳) >>>「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」 >>>「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」 >>> 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。 >>> 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。 >>> もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。 >>> 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。 >> >>金髪碧眼の美女・・・・そういえばそうでしたね(をい) >>口笛を吹いていたかもしれねぇって・・・うわぁ〜vv >>なんかクサくてかっこいいセリフですぅ(謎) > 最近のヤンキーなんですよねぇ。 > そういえば、不良とお嬢様の恋愛の理想的ミュージカルが今夜テレビでやるんですが・・・衛星な為、録画不可(;;) > 実際に見るのはちょっと時間的に無理・・・タイトルは『グリース』。 > ビデオレンタルですわっ! はい!不良とお嬢さんの恋愛物語での頂点に立つような映画ですよね、グリースといえば。 って、昔テレビで見た事があるだけで、良く憶えちゃいないんですけど(汗) >>> んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。 >>> こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。 >>>「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」 >>>「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」 >>> 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。 >>> 俺の人権は無視かいっ! >> >>強引なフィリアさん、可愛いです(^^) >>ここまで強引なのはヴァルの傷を心配してるから(つまり優しいから)だと思いますが・・・・ただたんに押しが強い性格だったりして・・・・ > 押し掛け女房的ですかね。 > 単にフィリヴァルなだけかも。 フィリアさんから押さないと・・・話が進まんでしょう。 ヴァルくん、照れ屋だし〜 >>>「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」 >>> まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。 >> >>だから、それは貴方の事を心配してるからなんですよぉぉ(ささはらの独断!) > 独断趣味妄想、なんて良い言葉!!(おい) さぁ、皆様もレッツ、独・趣・想!!(←略すなって) >>>「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」 >>> 俺が手早く言うと(ほとんど棒読み)、手近のピンク色の受話器に手を伸ばす。 >>>「ええっ、もう帰るんですか!?」 >>>「当たり前だ。ここに長居するわけにはいかない」 >>> もしかしたら、またあいつらが帰ってくるかもしれないし。 >>>「せ、せめて名前だけ聞かせて下さい!」 >>>「で、あとでお礼せしめるって?」 >>> ピポパとうちの電話番号を入力しながら、俺は大して注意を移さずに言う。 >>>「そ、そんなコトしません! >>> だから・・・」 >> >>ああ、フィリアさんが必死で可愛い〜vvってゆーか、ヴァルくん、もっと優しくしろっ!(って、ウソです) > これが(ぶっきらぼう)ヴァル君の良いところ! ええ、つれないところが最高ですね。 >>>「あー、はいはい」 >>> トゥルルルという音が憎らしい。 >>> さっさと出ろ、親父でも俺の舎弟でもいーからっ! >>>「あんたが名乗らずして、どうして俺が名乗れる?」 >>>「ああっ、そうでしたねっ。私の名前はフィリアです」 >>> ああ、単純バカ。どーどーと名前教えていいのかよ。 >> >>これだからお嬢様育ちは・・・・・・・可愛いんですよね(^^) > 単に世間知らずなだけ(笑) なんていったて、決定的な純情培養で育った人ですからね。 >>> 今だ、トゥルルルと音は続く。そーいや今日は親父、うちの者を連れてどっか行くとか言ってたな・・・どこだっけかな・・・。 >>> もうそろそろ、帰ってる時間だと思うんだが・・・。 >>>「俺の名はヴァル」 >>>「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」 >>>「そうだ」 >>> 俺は冷たく言った。 >>> みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。 >>> どーせ、俺は元来独り者の気質を持ってるよーだ(ガキ)。 >>> だが、こいつは違った。 >>>「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか? >>> あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」 >>>「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」 >>> 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。 >> >>フィリアさん・・・勇気があるってゆーか、ボケてるってゆーか。 >>ああ、でも可愛い・・・・・vv >>ペース乱されてるヴァルもいい味出してますね(^^) > これぞ、ヴァルフィリの極意!! そのとぉぉぉぉりっ!!!! >>>「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ) >>> 俺はイレズミなんか彫らない!! >>> 桜吹雪は俺の親父だ!! >>> これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」 >>> 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。 >>>「だから、長袖の人は・・・」 >>>「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」 >>> 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。 >>>「ああっ、たしかにそうですね!」 >>> 納得するあんたも珍しいぞ。 >> >>二人とも天然・・・・ですね。 >>なんか・・・とってもいいコンビですvv > 良いコンビすぎて一緒にいると疲れます(笑・ラブラブすぎるから?) たしかに横でこんなラブラブ漫才をやられた日には・・・泣きますよ、私は。 嬉しいのか悲しいのか苦しいのかわからなくて(笑) >>>「・・・電話出ない。歩いて帰る」 >>>「ああっ、無茶ですよ、送っていきます!!」 >>>「い、いらんいらっ・・・」 >>> 先ほどと同じく、俺はフィリアに担がれると(?)そそくさと駆けて行かれた。 >> >>フィリアさん、力持ち。 > ヴァル軽そうだし。 たしかに華奢ですよね、彼。スレキャラ(男)で一番、軽いんじゃないですか? フィリアさんも女性陣の中で一番、力持ちそうだし(^^) >>>「・・・・・・ただいま」 >>>「おう、良く帰った」 >>> 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。 >>>「・・・どうして電話に出なかった?」 >>>「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」 >>> うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!? >> >>男だったら一人でなんとかしろって感じでしょうか。この家の教育は。 > でもガーヴ様はやっぱり、ヴァルが可愛くてしょうがないんですわv まぁ、なんて親ばかvv >>> 俺は、背中に冷や汗がたまっていくのは分かった。 >>>「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。 >>> 屈折16年・・・! >>> お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。 >>> 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど! >>> だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」 >> >>にゃはははは!!ものすごい受けましたよ、ここ。 >>33人って・・・ポケベル1つでって・・・・ああ、彼の高校生活が思い浮かびます。 > モテたけど、心は孤独ってカンジ。 見掛けや雰囲気で惹かれるようなそこらの女ではなく、 本当に自分をわかってくれる女性を探していた、と(笑) ああ、なんて王道的ストーリー・・・・ >>>「ちょっ・・・親父・・・」 >>>「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」 >> >>ほほぉ、年上好みなんですね、ヴァルくんは(^^) >>私の妄想の中じゃ、二人は同級生ですけど(って、誰もんなコト聞いてない) > 私の小説は、現代版でも原作に忠実なので(ヴァル16歳だし、フィリアは20歳前後ですよねぇ?) ぐはぁ、そういえば。TRYでもフィリアさんの方が年上だったんですよね。 忘れてたにゃぁ〜(滝汗)ヴァルフィリファン失格。 ってゆーか、ヴァルくん、十六歳だったの?(爆) >>>「んなの知らんわ・・・それより・・・」 >>>「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」 >> >>たしかに!その点からいってもフィリアさんがぴったしだっ!! > フィリアさんしか居ない! > こりゃもうフィナーレ(ケッコン)にこぎ着けるしか!(早すぎ) いえいえ、たぶんこういうタイプの男は気が早いですよ。 きっと頭の中でもう、子供の名前を考えていたりして(笑) >>>「入院!? >>> 俺が!?」 >>>「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」 >>> 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。 >> >>どこからんなもん、取り出して・・・・・・ > ポケットから。お手製です☆ まぁ、素敵vv >>>「あれがお父様ですか?」 >>>「・・・そーだ」 >>> 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。 >>>「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」 >>>「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」 >> >>ええ、そうでしょうねぇ・・・・・まったく似てないもん、ヴァルとガ―ヴ様って。 >>(あ、性質的には似てるんでしょうけど) > 中身はそっくりそのままですよねぇ。無鉄砲なところまで。 確かにそっくり(^^) >>> ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。 >>> 相性がいい・・・って言うんだろうな。こーいうのを。 >>> 俺は何だか、こいつの瞳に引き込まれるような・・・ああっ、古い言葉っ!! 半世紀前に死語にされてるぞ、こんな語句。 >> >>は、半世紀前に死語!? >>私、この前使ったような気が・・・・ゼロリナで(汗)しかもギャグじゃなくて。 >>うう・・・・なんか恥ずかしくなってきた(滝汗) > ・・・頑張って(おい) 慰めのお言葉、ありがとうございます(涙) >>>「おい、お前・・・」 >>>「・・・ちょっと、ヴァルさん」 >>> 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。 >>> なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!? >>> どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。 >> >>あ、かわいい〜ドキドキしてるよ、あの冷めてるはずのヴァルくんがっ!! >>純情少年だね〜(これも独断) > じゅうぢょう!! > せいしゅん!! 熱いねぇ・・・・あ、そういえばもう夏か・・・・ >>>「ど・・・どうした?」 >>>「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」 >>> だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!! >>> そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。 >>>「・・・・・・フィ・・・リア・・・」 >>>「良く聞こえませんっ、もう一度!」 >>> コレは音楽の授業じゃねぇだろ!? >>> だぁぁっ、もうヤケだ! >>>「フィリア、フィリアだフィリア! >>> これでいいんだろ!?」 >>>「はい、合格です」 >>> フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。 >>> ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。 >> >>きゃぁぁぁ〜vvなんて素敵なやり取り! >>不良少年が相手の女性に向かって『お前』って呼ぶのはお約束! >>んで、それを女性がいやがって「名前で呼んでください」ってゆーのもお約束! >>はぅぅ、素敵だわ〜・・・・・ > ラブラブすぎて頭がぷ〜。 私の場合、頭がふにゃぁ〜んですわっ!! >>> まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。 >>> フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。 >>> 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。 >> >>どんな作戦なんです、一体・・・・・ >>でもフィリアさんみたいなお嬢様なら簡単に落ちるでしょうねぇ・・・・ > 落ちます。絶対。 それこそコロッと、ね。 >>> そいつはやってきたんだよなぁ。 >>>「やぁ、ガーヴさんトコのヴァル君。元気かい?」 >>> この、俺は親父とセットとばかりの遠回しの言い方。 >>> フィリアが以前言っていた、サングラスに長袖の男・・・でも手には花束。 >>> そいつは、明らかに、この前俺を私刑(リンチ)にしやがったチンピラその1! >>> そいつがこうやって見舞いを装ってきたって事は・・・本気で俺を始末しに来たってワケだな? >>> くそっ、ここが病院でなけりゃ、いや怪我が完治していたら・・・それ以前にフィリアの前でなければ、今頃ノックアウトさせてるのにっ! >>> 当のフィリアは、ポケポケと、 >>>「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」 >>> だとか言っている。 >> >>さすがというかなんというか・・・・ >>やっぱりボケボケしたところが可愛いですね、純粋で(^^) > 純粋すぎかもしれませんけど、結構遊び入ってるかもv こんな状況でも遊び心を忘れないなんて・・・・フィリアさんったら最高vv >>> ここは二階。すぐ下には植え込み。その隣には、俺が隠したバイク。 >>> そして、あたりには花束野郎の仲間と思われるヤツら! >>>「フィリア、ともかく俺に付いてこい!! >>> 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」 >>>「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」 >>> ガシャンと窓を割って・・・。 >>> ともかく俺は落ちたわけだ。 >>> ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな? >> >>ちょっと違うと思いますが・・・・・でも達成してるような気もするのは何故? > 何故でしょう? 二人のラブラブぶりのせいかしら・・・・・ >>> 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。 >>> フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。 >>> 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。 >>> ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪ >>>「ああっ、逃げるぞ!」 >>>「追え!!」 >>> ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。 >>> 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!! >>> きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。 >>>「どうして、あの人達貴方を追ってるんですか?」 >>>「俺が組の跡取りだからだろ。親父んとこのは結構でかいからな」 >>> まだ追いかけてくる者の数はかなり減ってきた。 >>> このまま、夕日に向かって突っ走ってみるかなぁ。 >>>「で、どうして私まで一緒なんですか?」 >>> ぎくっ。 >> >>ヴァルくん、チャンスだ!いっちまえ〜!! > 覚悟を決めろ〜! > 腹をくくれ〜! もう逃げ場はないぞ〜! >>> 表向きの理由は、あそこにフィリアを置いていくと、あの花束野郎やらその仲間になにされるか分からなかったから、だけど・・・。 >>>「・・・油断してたからさ、俺が」 >>>「え? で、どうしたんですか?」 >>> ううう、バイクに乗りながら言うことかねぇ。 >>> ともかく俺は、おとなしく口を開いた。 >>>「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」 >>>「ええっ、私が一体何を!?」 >>> あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ! >>>「心全部!!」 >>>「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」 >>>「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」 >> >>・・・・・・・・・・放心。 >>すげぇいいです、ここの会話。ラブラブ。 >>ヴァルくんったら、すごいセリフを・・・・ >>恥ずかしくて顔が熱くなるような・・・・ >>フィリアさんのツッコミがナイスですよ、本当に。 > フィリアさん、意外に冷静。 > でも心はテレで真っ赤v ああ、可愛い〜vv >>> もう、後ろから追ってくるヤクザどもは居ない。 >>> フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。 >>>「だったら・・・私だって、油断していました。 >>> 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」 >>> 酢物・・・じゃなくて。 >>>「マジで!? >>> ヤリぃっ!!」 >>> やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。 >>>「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」 >>>「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」 >>> ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。 >>> まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――! >> >>にゃはははは〜青春マンガのノリで素敵です〜vv >>フィリアさんの応答がかわいい〜vv >>ヴァルくん、あつ〜い!! >>二人はラブラブ〜vv >>(って、さっきから私は意味不明) > だったら私は、意味不明理解不能。 まぁ、それだったら私は意味不明理解不能超絶暴走娘ですわ(謎) >>> というわけで。 >>> 本日の教訓。 >>> 『油断大敵』。 >>> そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。 >>> もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。 >> >>モニターの前で突っ伏してしまいました(笑) >>夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナー・・・・・ >>ものすごく受けましたよ〜vv >>扇様、やっぱりものすごいお方ですよぉ! > いろんな意味で、ね(笑) ええ、いろいろな意味で・・・・ >>> というわけで、本日の教訓。『テーマは純愛』(笑) >> >>本当にテーマ通りで・・・・(^^) > テーマにそいすぎかもしれない(笑) それはそれで素晴らしいことかと・・・・ >>> 今回の反省点は、途中からヴァルがヴァルじゃなくなったこと(笑) >>> まぁ、ガーヴ様が親父ってところは大して変わりないけれど。 >>> ともかく、楽しかったから良いんだ。恥ずかしかったけれど(笑・特に告白んとこ) >> >>にゃははh。 >>告白のところが一番の見所でしょう!! > 恥ずかしいけど!! 読んでるこっちもちょっと照れちゃいました(笑) >>> ではでは! 次回の短編は、久しぶりに復活の地球防衛軍の予定! もちろんヴァルフィリ有り! >>> んでは、扇でした〜☆ >> >>ああ、素敵なお話ありがとうございましたぁ!! >>やっぱり不良とお嬢様(ってゆーか看護婦)の純愛は最高です〜 >>私も現代もんにチャレンジしたくなってきましたもん。 >>とりあえず、本気で意味不明な感想でしたが、申し訳ありません。 >>妄想モードが止まらなくて・・・・ > もう、これだけお褒めいただいてありがとうございますですわっ!! > 次回は地球防衛軍とか言いながら、もしかしたらまたヴァルフィリになるかも(きっとヴァルフィリ。) 楽しみです! では、このへんで〜 ささはら |
10760 | レスレスレス☆ | 扇 | 6/30-17:16 |
記事番号10744へのコメント ささはら 朋さんは No.10744「レスのレスですぅ〜☆」で書きました。 >こんにちわ、ささはらです! >今回はちょっとばっかしテンション高いです! >(って、いつもそうかもしれませんんけど・・・・) いつもそう! 今日もそう!! んなわけで、扇でーーーーーっす!! >>>うわ〜おvv100%純粋純愛なヴァルフィリだぁ!! >>>本当の本当にいいのでしょうか!?こんな素敵なお話を捧げてもらって!! >>>ああっ!もったいないかぎりです〜vv(^v^) >>>これからはもっともっと委員会に精を尽くさねば・・・・ >> 頑張って精を出して下さいね〜☆ >> ではまず、ヴァルフィリ小説を・・・(おい) > >あう、やっぱりそうなるんですね・・・・ >ヴァルフィリネタ、誰かくださいな・・・・・(切実) ・・・・・・えへv >>>> 学校の家庭科の授業中に思いついたヴァルフィリ。なぜか(また)病院話。フツーこういうのは保体の時間じゃないんでしょうか、思いつくのは。 >>>> ええっ扇、どーなんだぁ? >>>> ・・・・・・まぁ、扇の思考回路は常人には理解しがたいモノでしょう。私も分からないくらいですから。 >>> >>>いえいえいえ、私もその気持わかります。 >>>神託のように時と場合を選べないんですよね、ネタが浮かぶときって(^^) > >> 大根の千切りの仕方よりはマシですよね(ばい原作者) > >ええ、大根よりかは・・・ねぇ。 でも、私はほしいかも・・・(おい) 英語のテスト必勝法の方が良いな・・・。 >>>> ・・・まぁ、ともかくヴァルフィリ・・・今度は、ささはら様&新たな委員会の仲間の人見さんに捧げちゃいますわっ☆ >>>> 特に意味はありませんけどっ。 >>> >>>ふにゃぁぁぁぁ〜vvうれしいぃぃぃぃぃ!!(泣) >>>ありがとうございます!m( _ _)m >>>私も次のヴァルフィリ、ぜひぜひキャプテンに捧げますね。 >> ありがとうございますですわっ! > >気長に待っていてくださいな(^^) 待ちますわv >>>> ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。 >>> >>>くみぃぃぃぃぃぃ!!!!同士ですぅぅぅぅぅvv >>>私も現代モノを書くとき、ヴァルは絶対に○○組の息子にしようと思っていたんですvv(○の中はなんでもOK) >>>ガ―ヴ様が組長ってのが、ピッタリで!しかも桜吹雪ってのが素敵。 >>>(私の場合、背中に真っ赤な竜がある設定でしたが(^^)) >>>ああ、最高のキャスティングだわ・・・ >> ああっ、たしかに真っ赤な竜っていいわぁっ!! >> ○○の中・・・薔薇組(嘘) > >あ、やっぱり薔薇組ですか? >私もそれ、考えました(笑) >同士だぁ〜vv 同士です〜vv いっそのこと、なにかあだ名考え合っちゃいましょうv >>>> ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。 >>>> だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。 >>>> まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。 >>>> 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。 >>> >>>そうです、そうです、そうなんです。 >>>チンピラとケンカに明け暮れる毎日なんです、ヴァルくんの日常は!! >>>(そんなんもうスレじゃねぇよ、ってゆ〜ツッコミは無視!) >>>かっこいいですよ、このヴァルくんvv >> ええ、今はまだ格好いい方です。 >> 後で人格崩壊起こしますけどね・・・ふっ。 > >いや、後半の彼も素敵ですよ(^^) >いまはクール(笑)を装ってますが、本来の彼は熱いヤツですからね。 熱くて熱くて燃え尽きるのよ!(おい) >>>> でも、今日は油断していた。 >>>> 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。 >>> >>>あ、なんか高校生っぽくって可愛い(笑) >> きっとテストは家庭科でしょう(笑) > >得意科目が家庭科!!これぞヴァルくん!! 真にヴァルを愛する者に捧ぐ!! >>>> ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。 >>>> ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・ >>>> そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。 >>> >>>油断・・・・いい響きです(をい) >>>なんたって、ヴァルとフィリアさんを巡り合わせた力ですから。 >> ですわねですわねっ!! > >ええ、運命ってヤツです〜vv じゃじゃじゃじゃ〜ん・・・って、それ第九(爆) 区別付かなかったり。同じか? >>>>「大丈夫ですか!?」 >>>>「・・・大丈夫に見えるか・・・?」 >>>> ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。 >>>> 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳) >>>>「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」 >>>>「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」 >>>> 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。 >>>> 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。 >>>> もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。 >>>> 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。 >>> >>>金髪碧眼の美女・・・・そういえばそうでしたね(をい) >>>口笛を吹いていたかもしれねぇって・・・うわぁ〜vv >>>なんかクサくてかっこいいセリフですぅ(謎) > >> 最近のヤンキーなんですよねぇ。 >> そういえば、不良とお嬢様の恋愛の理想的ミュージカルが今夜テレビでやるんですが・・・衛星な為、録画不可(;;) >> 実際に見るのはちょっと時間的に無理・・・タイトルは『グリース』。 >> ビデオレンタルですわっ! > >はい!不良とお嬢さんの恋愛物語での頂点に立つような映画ですよね、グリースといえば。 >って、昔テレビで見た事があるだけで、良く憶えちゃいないんですけど(汗) いーにゃーいーにゃー(羨ましげな視線) 見ただけでもいーにゃー。 >>>> んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。 >>>> こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。 >>>>「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」 >>>>「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」 >>>> 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。 >>>> 俺の人権は無視かいっ! >>> >>>強引なフィリアさん、可愛いです(^^) >>>ここまで強引なのはヴァルの傷を心配してるから(つまり優しいから)だと思いますが・・・・ただたんに押しが強い性格だったりして・・・・ >> 押し掛け女房的ですかね。 >> 単にフィリヴァルなだけかも。 > >フィリアさんから押さないと・・・話が進まんでしょう。 >ヴァルくん、照れ屋だし〜 そう、ヴァルすなわち照れ屋!! 照れ屋キャラ好き、それ私!(メフィもお気に入り!) そのため、スレで最もダメなキャラがナーガ!(彼女はダメだ) ナーガ=グレイシア説完全否定派(というか、なってほしくない)、扇。 >>>>「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」 >>>> まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。 >>> >>>だから、それは貴方の事を心配してるからなんですよぉぉ(ささはらの独断!) >> 独断趣味妄想、なんて良い言葉!!(おい) > >さぁ、皆様もレッツ、独・趣・想!!(←略すなって) 略して良いですよ!! どくしゅそうっていい感じ! 一発変換「毒手草」! どんな草!! >>>>「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」 >>>> 俺が手早く言うと(ほとんど棒読み)、手近のピンク色の受話器に手を伸ばす。 >>>>「ええっ、もう帰るんですか!?」 >>>>「当たり前だ。ここに長居するわけにはいかない」 >>>> もしかしたら、またあいつらが帰ってくるかもしれないし。 >>>>「せ、せめて名前だけ聞かせて下さい!」 >>>>「で、あとでお礼せしめるって?」 >>>> ピポパとうちの電話番号を入力しながら、俺は大して注意を移さずに言う。 >>>>「そ、そんなコトしません! >>>> だから・・・」 >>> >>>ああ、フィリアさんが必死で可愛い〜vvってゆーか、ヴァルくん、もっと優しくしろっ!(って、ウソです) >> これが(ぶっきらぼう)ヴァル君の良いところ! > >ええ、つれないところが最高ですね。 さーいこー!! >>>>「あー、はいはい」 >>>> トゥルルルという音が憎らしい。 >>>> さっさと出ろ、親父でも俺の舎弟でもいーからっ! >>>>「あんたが名乗らずして、どうして俺が名乗れる?」 >>>>「ああっ、そうでしたねっ。私の名前はフィリアです」 >>>> ああ、単純バカ。どーどーと名前教えていいのかよ。 >>> >>>これだからお嬢様育ちは・・・・・・・可愛いんですよね(^^) >> 単に世間知らずなだけ(笑) > >なんていったて、決定的な純情培養で育った人ですからね。 タダの天然バ・・・いえ、嘘です(笑) >>>> 今だ、トゥルルルと音は続く。そーいや今日は親父、うちの者を連れてどっか行くとか言ってたな・・・どこだっけかな・・・。 >>>> もうそろそろ、帰ってる時間だと思うんだが・・・。 >>>>「俺の名はヴァル」 >>>>「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」 >>>>「そうだ」 >>>> 俺は冷たく言った。 >>>> みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。 >>>> どーせ、俺は元来独り者の気質を持ってるよーだ(ガキ)。 >>>> だが、こいつは違った。 >>>>「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか? >>>> あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」 >>>>「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」 >>>> 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。 >>> >>>フィリアさん・・・勇気があるってゆーか、ボケてるってゆーか。 >>>ああ、でも可愛い・・・・・vv >>>ペース乱されてるヴァルもいい味出してますね(^^) > >> これぞ、ヴァルフィリの極意!! > >そのとぉぉぉぉりっ!!!! 同士よぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!! >>>>「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ) >>>> 俺はイレズミなんか彫らない!! >>>> 桜吹雪は俺の親父だ!! >>>> これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」 >>>> 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。 >>>>「だから、長袖の人は・・・」 >>>>「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」 >>>> 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。 >>>>「ああっ、たしかにそうですね!」 >>>> 納得するあんたも珍しいぞ。 >>> >>>二人とも天然・・・・ですね。 >>>なんか・・・とってもいいコンビですvv >> 良いコンビすぎて一緒にいると疲れます(笑・ラブラブすぎるから?) > >たしかに横でこんなラブラブ漫才をやられた日には・・・泣きますよ、私は。 >嬉しいのか悲しいのか苦しいのかわからなくて(笑) 暑苦しいな(爆) でも、一度見てみたいかも・・・。 >>>>「・・・電話出ない。歩いて帰る」 >>>>「ああっ、無茶ですよ、送っていきます!!」 >>>>「い、いらんいらっ・・・」 >>>> 先ほどと同じく、俺はフィリアに担がれると(?)そそくさと駆けて行かれた。 >>> >>>フィリアさん、力持ち。 >> ヴァル軽そうだし。 >たしかに華奢ですよね、彼。スレキャラ(男)で一番、軽いんじゃないですか? >フィリアさんも女性陣の中で一番、力持ちそうだし(^^) ヴァル軽そう。ていうか、絶対軽いと思いますわ。次ゼロス。 フィリアさん・・・ばかぢからv >>>>「・・・・・・ただいま」 >>>>「おう、良く帰った」 >>>> 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。 >>>>「・・・どうして電話に出なかった?」 >>>>「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」 >>>> うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!? >>> >>>男だったら一人でなんとかしろって感じでしょうか。この家の教育は。 >> でもガーヴ様はやっぱり、ヴァルが可愛くてしょうがないんですわv > >まぁ、なんて親ばかvv ええvvv >>>> 俺は、背中に冷や汗がたまっていくのは分かった。 >>>>「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。 >>>> 屈折16年・・・! >>>> お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。 >>>> 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど! >>>> だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」 >>> >>>にゃはははは!!ものすごい受けましたよ、ここ。 >>>33人って・・・ポケベル1つでって・・・・ああ、彼の高校生活が思い浮かびます。 >> モテたけど、心は孤独ってカンジ。 > >見掛けや雰囲気で惹かれるようなそこらの女ではなく、 >本当に自分をわかってくれる女性を探していた、と(笑) >ああ、なんて王道的ストーリー・・・・ だって扇ですもん(笑) >>>>「ちょっ・・・親父・・・」 >>>>「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」 >>> >>>ほほぉ、年上好みなんですね、ヴァルくんは(^^) >>>私の妄想の中じゃ、二人は同級生ですけど(って、誰もんなコト聞いてない) > >> 私の小説は、現代版でも原作に忠実なので(ヴァル16歳だし、フィリアは20歳前後ですよねぇ?) > >ぐはぁ、そういえば。TRYでもフィリアさんの方が年上だったんですよね。 >忘れてたにゃぁ〜(滝汗)ヴァルフィリファン失格。 >ってゆーか、ヴァルくん、十六歳だったの?(爆) らしいですよ。各種サイト、16歳って。 それよりも気になるのは、みなさんヴァルのフルネーム、何で知ったのかしら・・・? >>>>「んなの知らんわ・・・それより・・・」 >>>>「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」 >>> >>>たしかに!その点からいってもフィリアさんがぴったしだっ!! >> フィリアさんしか居ない! >> こりゃもうフィナーレ(ケッコン)にこぎ着けるしか!(早すぎ) > >いえいえ、たぶんこういうタイプの男は気が早いですよ。 >きっと頭の中でもう、子供の名前を考えていたりして(笑) ちょっと気早すぎ!!(汗) >>>>「入院!? >>>> 俺が!?」 >>>>「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」 >>>> 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。 >>> >>>どこからんなもん、取り出して・・・・・・ > >> ポケットから。お手製です☆ > >まぁ、素敵vv ガーヴ様ですものvv >>>>「あれがお父様ですか?」 >>>>「・・・そーだ」 >>>> 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。 >>>>「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」 >>>>「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」 >>> >>>ええ、そうでしょうねぇ・・・・・まったく似てないもん、ヴァルとガ―ヴ様って。 >>>(あ、性質的には似てるんでしょうけど) >> 中身はそっくりそのままですよねぇ。無鉄砲なところまで。 > >確かにそっくり(^^) 似すぎ。 >>>> ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。 >>>> 相性がいい・・・って言うんだろうな。こーいうのを。 >>>> 俺は何だか、こいつの瞳に引き込まれるような・・・ああっ、古い言葉っ!! 半世紀前に死語にされてるぞ、こんな語句。 >>> >>>は、半世紀前に死語!? >>>私、この前使ったような気が・・・・ゼロリナで(汗)しかもギャグじゃなくて。 >>>うう・・・・なんか恥ずかしくなってきた(滝汗) >> ・・・頑張って(おい) > >慰めのお言葉、ありがとうございます(涙) 泣け泣け〜(爆) >>>>「おい、お前・・・」 >>>>「・・・ちょっと、ヴァルさん」 >>>> 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。 >>>> なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!? >>>> どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。 >>> >>>あ、かわいい〜ドキドキしてるよ、あの冷めてるはずのヴァルくんがっ!! >>>純情少年だね〜(これも独断) >> じゅうぢょう!! >> せいしゅん!! > >熱いねぇ・・・・あ、そういえばもう夏か・・・・ 暑いですぅ・・・雨降らないから(今梅雨だろ!?) >>>>「ど・・・どうした?」 >>>>「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」 >>>> だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!! >>>> そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。 >>>>「・・・・・・フィ・・・リア・・・」 >>>>「良く聞こえませんっ、もう一度!」 >>>> コレは音楽の授業じゃねぇだろ!? >>>> だぁぁっ、もうヤケだ! >>>>「フィリア、フィリアだフィリア! >>>> これでいいんだろ!?」 >>>>「はい、合格です」 >>>> フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。 >>>> ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。 >>> >>>きゃぁぁぁ〜vvなんて素敵なやり取り! >>>不良少年が相手の女性に向かって『お前』って呼ぶのはお約束! >>>んで、それを女性がいやがって「名前で呼んでください」ってゆーのもお約束! >>>はぅぅ、素敵だわ〜・・・・・ >> ラブラブすぎて頭がぷ〜。 > >私の場合、頭がふにゃぁ〜んですわっ!! にゃぁぁぁぁぁぁぁっ!! >>>> まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。 >>>> フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。 >>>> 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。 >>> >>>どんな作戦なんです、一体・・・・・ >>>でもフィリアさんみたいなお嬢様なら簡単に落ちるでしょうねぇ・・・・ >> 落ちます。絶対。 > >それこそコロッと、ね。 んで、スッポン(謎) >>>> そいつはやってきたんだよなぁ。 >>>>「やぁ、ガーヴさんトコのヴァル君。元気かい?」 >>>> この、俺は親父とセットとばかりの遠回しの言い方。 >>>> フィリアが以前言っていた、サングラスに長袖の男・・・でも手には花束。 >>>> そいつは、明らかに、この前俺を私刑(リンチ)にしやがったチンピラその1! >>>> そいつがこうやって見舞いを装ってきたって事は・・・本気で俺を始末しに来たってワケだな? >>>> くそっ、ここが病院でなけりゃ、いや怪我が完治していたら・・・それ以前にフィリアの前でなければ、今頃ノックアウトさせてるのにっ! >>>> 当のフィリアは、ポケポケと、 >>>>「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」 >>>> だとか言っている。 >>> >>>さすがというかなんというか・・・・ >>>やっぱりボケボケしたところが可愛いですね、純粋で(^^) >> 純粋すぎかもしれませんけど、結構遊び入ってるかもv > >こんな状況でも遊び心を忘れないなんて・・・・フィリアさんったら最高vv ナイスすぎ! ところでこのチンピラ、口調からして・・・中身ゼロス?(笑) >>>> ここは二階。すぐ下には植え込み。その隣には、俺が隠したバイク。 >>>> そして、あたりには花束野郎の仲間と思われるヤツら! >>>>「フィリア、ともかく俺に付いてこい!! >>>> 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」 >>>>「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」 >>>> ガシャンと窓を割って・・・。 >>>> ともかく俺は落ちたわけだ。 >>>> ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな? >>> >>>ちょっと違うと思いますが・・・・・でも達成してるような気もするのは何故? >> 何故でしょう? > >二人のラブラブぶりのせいかしら・・・・・ そのせいでしょう・・・。 >>>> 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。 >>>> フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。 >>>> 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。 >>>> ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪ >>>>「ああっ、逃げるぞ!」 >>>>「追え!!」 >>>> ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。 >>>> 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!! >>>> きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。 >>>>「どうして、あの人達貴方を追ってるんですか?」 >>>>「俺が組の跡取りだからだろ。親父んとこのは結構でかいからな」 >>>> まだ追いかけてくる者の数はかなり減ってきた。 >>>> このまま、夕日に向かって突っ走ってみるかなぁ。 >>>>「で、どうして私まで一緒なんですか?」 >>>> ぎくっ。 >>> >>>ヴァルくん、チャンスだ!いっちまえ〜!! >> 覚悟を決めろ〜! >> 腹をくくれ〜! > >もう逃げ場はないぞ〜! 夕日に向かって突っ走れ〜!! >>>> 表向きの理由は、あそこにフィリアを置いていくと、あの花束野郎やらその仲間になにされるか分からなかったから、だけど・・・。 >>>>「・・・油断してたからさ、俺が」 >>>>「え? で、どうしたんですか?」 >>>> ううう、バイクに乗りながら言うことかねぇ。 >>>> ともかく俺は、おとなしく口を開いた。 >>>>「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」 >>>>「ええっ、私が一体何を!?」 >>>> あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ! >>>>「心全部!!」 >>>>「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」 >>>>「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」 >>> >>>・・・・・・・・・・放心。 >>>すげぇいいです、ここの会話。ラブラブ。 >>>ヴァルくんったら、すごいセリフを・・・・ >>>恥ずかしくて顔が熱くなるような・・・・ >>>フィリアさんのツッコミがナイスですよ、本当に。 >> フィリアさん、意外に冷静。 >> でも心はテレで真っ赤v > >ああ、可愛い〜vv 最高すぎ〜vvv >>>> もう、後ろから追ってくるヤクザどもは居ない。 >>>> フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。 >>>>「だったら・・・私だって、油断していました。 >>>> 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」 >>>> 酢物・・・じゃなくて。 >>>>「マジで!? >>>> ヤリぃっ!!」 >>>> やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。 >>>>「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」 >>>>「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」 >>>> ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。 >>>> まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――! >>> >>>にゃはははは〜青春マンガのノリで素敵です〜vv >>>フィリアさんの応答がかわいい〜vv >>>ヴァルくん、あつ〜い!! >>>二人はラブラブ〜vv >>>(って、さっきから私は意味不明) >> だったら私は、意味不明理解不能。 > >まぁ、それだったら私は意味不明理解不能超絶暴走娘ですわ(謎) ・・・頑張って!! >>>> というわけで。 >>>> 本日の教訓。 >>>> 『油断大敵』。 >>>> そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。 >>>> もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。 >>> >>>モニターの前で突っ伏してしまいました(笑) >>>夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナー・・・・・ >>>ものすごく受けましたよ〜vv >>>扇様、やっぱりものすごいお方ですよぉ! >> いろんな意味で、ね(笑) > >ええ、いろいろな意味で・・・・ いろいろ・・・・・・ >>>> というわけで、本日の教訓。『テーマは純愛』(笑) >>> >>>本当にテーマ通りで・・・・(^^) >> テーマにそいすぎかもしれない(笑) > >それはそれで素晴らしいことかと・・・・ よかった(^^) >>>> 今回の反省点は、途中からヴァルがヴァルじゃなくなったこと(笑) >>>> まぁ、ガーヴ様が親父ってところは大して変わりないけれど。 >>>> ともかく、楽しかったから良いんだ。恥ずかしかったけれど(笑・特に告白んとこ) >>> >>>にゃははh。 >>>告白のところが一番の見所でしょう!! >> 恥ずかしいけど!! > >読んでるこっちもちょっと照れちゃいました(笑) 顔が紅くなるのは、夏の暑さのせい? >>>> ではでは! 次回の短編は、久しぶりに復活の地球防衛軍の予定! もちろんヴァルフィリ有り! >>>> んでは、扇でした〜☆ >>> >>>ああ、素敵なお話ありがとうございましたぁ!! >>>やっぱり不良とお嬢様(ってゆーか看護婦)の純愛は最高です〜 >>>私も現代もんにチャレンジしたくなってきましたもん。 >>>とりあえず、本気で意味不明な感想でしたが、申し訳ありません。 >>>妄想モードが止まらなくて・・・・ >> もう、これだけお褒めいただいてありがとうございますですわっ!! >> 次回は地球防衛軍とか言いながら、もしかしたらまたヴァルフィリになるかも(きっとヴァルフィリ。) > >楽しみです! ありがとございます〜v というより、書いたヴァルフィリvv >では、このへんで〜 >ささはら ではでは〜、暑くて『天国』を書く気力がない(マジで)扇でした〜でも頑張るぞ〜。 |