◆−続・ある、晴れた昼下がり(前編)−扇(7/14-21:50)No.11021 ┣コメントは初めてです〜...。−かよっぺ(7/15-14:28)No.11029 ┃┗ありがとうございますですぅ〜☆−扇(7/17-18:25)No.11059 ┃ ┗こちらこそ、ありがとうですっ★−かよっぺ(7/19-22:12)NEWNo.11078 ┃ ┗こちらこそこちらこそ・・・−扇(7/20-00:35)NEWNo.11081 ┣ドナドナ・・・?−人見蕗子(7/15-15:21)No.11032 ┃┗全然違うです−扇(7/17-18:32)No.11060 ┃ ┗勘違い星人。−人見蕗子(7/19-08:25)NEWNo.11072 ┃ ┗扇流落ち着き講座−扇(7/19-21:23)NEWNo.11076 ┗続・ある、晴れた昼下がり(後編)−扇(7/16-22:25)No.11048
11021 | 続・ある、晴れた昼下がり(前編) | 扇 | 7/14-21:50 |
こんにちは、扇です。 なんだよ、あれ完結しただろーな、『ある、晴れた昼下がり』なんつーか第3弾。続編。しかも前後編だし。 『ヴァルとフィリアはすでに恋人同士である』という設定のもと小説書くんだったら、コレしか無くってねぇ・・・。 怒濤のフィリア争奪戦編(謎)始まり始まり。 もー、砂糖でも塩でもバリバリ吐いちゃって下さい。お願い(笑) 脳死判定されないよう、気を付けて下さいv __________________________________ 続・ある、晴れた昼下がり(前編) それは、遠い昔のこと。 何年前だろうか・・・いや、きっと何十何百、というケタにまで行っているだろう。 彼は、紫闇色の髪を肩まで伸ばし、闇色の瞳をしていて、種族うちでは珍しかったけれど、本人のおおらかさや性格のつきあい易さから、異端者などとして虐げられる事はなかった。 彼はなかなか名家の生まれで、金髪碧眼の美少女が、幼い頃からの婚約者であり、友でもあった。 彼はある日、彼女を置いて修行の旅に出る、と突然言い出した。 彼女は泣いた。兄のような彼が居なくなることなど、考えられなかったから。 彼は優しく微笑み、彼女に言った。 『ライラックの花が咲く頃に、僕は君の元に帰ってくる。 たとえ、君が世界の果てに居ようとも・・・』 彼女は、ライラックの花が好きだった。 彼女が暮らすところには、必ずライラックの花があった。 それはもしかしたら、彼が帰ってくるときの目印のためだったかも知れない・・・・・・。 彼は今だ、彼女の前に姿を現さない。 「・・・ア・・・フィ・・・」 何かが、自分を呼んでいる。 イヤだ。行きたくない。 私を呼んだところで、そこに行きはしない。 今、あそこに彼が居るから。 ライラックの花が咲き乱れる丘で・・・。 「フィリアっ!!」 「嫌、行きたくないっ!」 ずゴン! 突然叫び頭を上げたフィリアに、勢い良く顎に頭突きを喰らい、ヴァルは思いっきり後ろによろめく。 「〜〜〜〜〜〜っ」 「・・・はれ?」 きっと、「あれ?」と言ったつもりなのだろうが、寝ぼけてろれつが回っていない&頭突きの衝撃で歯がガチっとなって合わさったためか、変な声になる。 「ヴァル? ・・・・・・・・・・・・あら・・・私、すっかり寝てしまったのね。 あら、もう夕方だわ。夕御飯作ってきますね」 顎を抑えて、膝を抱えていじけている(いや、痛みをこらえているのだろうが)座り込んだヴァルを見て、フィリアは冷や汗を一筋、急いでその場を離れようとする。 「待て」 ヴァルが手を伸ばし、フィリアのスカートの端をつかむ。 「ひゃぁっ、何するんですかヴァルさんっ!!」 「あ、ちょ、おい、別にやましい事を・・・」 なにやら頬を赤くして言いつくろうとするヴァルを見て、フィリアは急に真剣な顔になる。 「な、なんだよ・・・」 「ごめんなさい、顎」 フィリアがそっと、ヴァルの頬に手を伸ばす。 自分の鼓動の音がうるさい。そう思ったのは、つい3ヶ月ほど前の、フィリアに成り行きで告白してしまったとき以来だ・・・と思う。 「べ、別に、顎の一つや二つや三つや四つ」 「(四つは・・・)いえ、痛くありませんでしたか? つい、無意識のうちに机の上で本を読んでいたら眠くなってしまって・・・」 なにげに説明口調なフィリアだ。 「あ、そうだわヴァル。どうして、私を起こそうと・・・?」 「ああ、これ。手紙が来てたから・・・。 速達だから、早く見せた方が良いかな、と思って」 彼は、『以前』とは違う優しい表情で、フィリアを見ている。 そして、手紙を手渡す。 「誰からかしら?」 その封筒には、何も書かれていなかった。 自ら投書したのであろう、郵便物である証拠の判子もない。 ただ、表にフィリアの名前と『速達』とだけ書かれている。 「怪しいな、それ。 まず、俺が開けようか?」 中に剃刀でも入っていたら・・・と、昔の少女漫画のような心配をするヴァル。 そのようすが何だか可愛くて、フィリアはにっこり微笑み、だが首を左右に振り封を切る。 中には剃刀は入っていなかったが、代わりに小さなメッセージカードが一枚、入っていた。 ライラックの花の模様。送る直前までそのポプリの隣にでも置いておいたのか、もしくは本物の花の上にあったのか、ライラックの匂いがする。ほんの僅かだけれど。 そして、カードには短く、こう書いてあった。 『待たせてごめん。すぐに、会いに行く』 身体の芯が震えている気がする。 心臓がばくばくなっている。 頭の奥が熱くなって、手先も足先もおぼつかない。 フィリアは、カードを取り落としそうになって、なんとか掴み直す。 引いたままの椅子に座り込む。 そして、しっかりした声で呟いた。 「リラが帰ってくる!!」 翌日。 ヴァルは、フィリアが言った言葉がずっと気になっていた。 リラって、誰だ? なんだかフィリアは凄く浮かれていて、辺りのことも上の空で、どうにも聞く気になれなかった。 もしかしたら、凄い怖い答えが返ってくるかも知れない。 親友だというなら、問題はないけれど。 元恋人だとか・・・いや、『元』ならまだ良い・・・一方的に向こうが今だにフィリアを好いているとか、もし古代竜殲滅をたくらんだ黄金竜族のお偉方だったらどうする? 自分の命、もしくは『恋人』の存在の危機。 ずっと考え込んで、夜もよく眠れなかった。 ヴァル自身は頭は良かったが、こういう俗世のことには疎くて疎くて(フィリアのせいかもしれないが)フィリアにリラとやらのことを聞くにも聞けず、迷い続けている。 そして、ヴァルの出した結論。 「そーいや、リラって女の名前だなぁ。 なら、元恋人説は平気だな」 ・・・サッパリしている性格も、フィリアによるものかも知れない。 別に古代竜殲滅をたくらんだ奴が来たとしても、今更ヴァルのことを殺そうとはしないだろう。それ以前に、フィリアがそんなことを許すとは思えない。 これなら、ヴァルも安心して眠れる・・・そう思って枕に抱きついた(抱き枕なのだ)時、すでに太陽は天に昇って鶏に「おハロー」と言っていた。 ヴァルは早起きだった。 まず、鶏小屋(なぜか、3匹ほど飼っている)に行って、卵をとってくる。 薪割りはグラボスに頼むから、力仕事はない。だが、その前の段階と言うことで、たまにグラボスと一緒に森に薪割りようの木を拾ってくる。 それから、花に水をやる。 フィリアは何故かライラックの花が好きで、今は庭一面それ一色だ。 幼い頃からそれを見てきたせいか、ヴァル自身もライラックの花が好きだった。 だいたいその辺りにフィリアも起きて朝食を作り出す。ジラスは玄関前の掃除と水くみだ。 おおよそ、いつも通り。 頭の中で計画を立てて、ヴァルはふと気づく。 「ヤベ・・・今日、買い出し当番じゃん・・・」 街に行き買い出しをするのは、この家では当番制なのだ。 朝食の後の大仕事だ。 フィリアは今日は浮かれながらもしっかり店番だし。というか、女主人だし。 ジラスとグラボスの手伝いも、今日は期待できない。たしか、なんだっけかのバイトが何とか・・・。 「一人で・・・4人分の食料&雑貨品を・・・か。頑張るしかないな・・・」 少し、気が遠くなる。 いつもは、ジラスやグラボスも手伝ってくれるのだ。 「とゆーわけで、行ってきます」 「はい、行ってらっしゃいヴァル様」 ジラスが手を振り言う。 今日の彼らのバイトは、炭坑をジラスの爆弾によって開けると言うこと。 普段はジラスかグラボス、どちらか片方にしか仕事がないのだが、今日は珍しく二人で出かけるのだ。 フィリアのこともあるから、早く帰らなければならない。 (責任重大じゃねぇか・・・) 一人胸中呟く。 小高い丘を降りれば、そこは花が綺麗な街。 「さて、さっさと・・・」 終わして帰るか、とでも言おうとしたのか。 口をOの形に開けて、ヴァルは止まった。 丘の下。街の門の前。草原の中。 一本の木。杉。その下に立つ、一人の男。 紫闇色の髪。同じ色の瞳。強い魔力を感じる。神官服を身に纏っている。 いつもと雰囲気が違うが、この男のことを・・・ヴァルは知っていた。 「ぜ、ゼロス! お前、こんなとこで何やってんだ!」 高位魔族、神官ゼロス。 その名で、ヴァルはその男を呼んだ。 だが、返事がない。 聞こえていないワケでは、無いようだが・・・。 「おい、シカトかよ?」 「・・・え?」 肩をつかまれ、やっと彼は振り返った。 端整な顔立ち。肩までの髪。どこからどこまで、どう見てもゼロス。 だが・・・。 「ど、どちら様?」 ヴァルのことを知らない。 「おいおい、ゼロスどうした? 頭でも打ったのか? ゼラスの教育は厳しいか?」 色々問うてみたが、彼にとっては次元の違う話だったらしい。 「ゼロス? 違う違う、僕はそんな、魔族じゃない」 彼は手を振り、必死に弁解する。 「ゼロスじゃない〜?」 じっ、とその顔を覗き込むヴァル。 少し細い目。髪と同じ色の眉。にへら笑いが合いそうな唇。 「どっからどーみてもゼロスだが」 「た、他人のそら似だ!」 たしかに、こんな口調を、ゼロスはしない。 と、なれば・・・。 「・・・変装してるのか?」 「別人、と言う結論を出してくれ!」 彼は冷や汗を一筋流し、焦って言った。 「ゼロス・・・竜を滅せし者(ドラゴンスレイヤー)ゼロスは、こんな格好をしているか?」 彼は、ヴァルの目の前で一回転、翻ってみせる。 白のマント、薄い薄いピンク色の糸で細かく縫われた魔法文字。防御の物だ。 中の服も白く、ゼロスと同じ黒の部分は留めている紐しかない。 「・・・いや、ゼロスはそんな色はしていないし似合わない。 ・・・となれば、他人のそら似か。悪かったな。 あーあ、そういや世界には自分に似た人間が3人居るんだよなぁ。俺に似た人間って、今の俺の姿か? 髪長いときの姿に似てるのかな? それとも、半魔族の時のロック歌手みたいな姿か・・・」 なにやらぶつぶつ呟いて、ヴァルは行きすぎようとする。 今のヴァルの髪は、肩を少し行った程度の長さしかないのだ。 「ああっ、ちょっと待ってくれ!」 ゼロスもどき(ひどい)は、ヴァルの腕をつかむ。 「君、フィリア・・・コプトさん家を知らないか?」 「何?」 そう言われ、どきっとする。 まさかこいつがリラ・・・? 「昨日来たばっかりなのに・・・すっかり忘れた・・・ううむ・・・」 「おい、お前、名前は?」 なにやらぶつぶつ言っている彼に、ヴァルは声を投げかける。 「ライラック。ライラ、と呼んでくれて結構」 「んじゃ違うな」 すたすたすたすた。 ヴァルはあっさり、彼・・・ライラの前を通過する。 「ああっ、ちょっと待って君・・・」 後ろから、弱々しい虚しい声がする。 LET’S GO TO NEXT! __________________________________ ふにゅぅ。 これは、ずぅぅぅぅっと前に出来たお話です。まとめてなかったけど。 ライラックの花って・・・実際私、あんまり見たこと無いんですけどね。(汗) とりあえず、ライラとやらがどうしてゼロスに似てるかって、理由があっ気がするたけれど忘れました。皆さんも忘れましょう。いえい。 ではでは、後編で・・・。 |
11029 | コメントは初めてです〜...。 | かよっぺ E-mail URL | 7/15-14:28 |
記事番号11021へのコメント 扇さんは No.11021「続・ある、晴れた昼下がり(前編)」で書きました。 どうも、かよっぺです。 ここにカキコするのは初めてでありまして、ものすごっく緊張しています。 ヴァルフィリは私大好きで、扇様の以前書かれたものも読ませていただきましたー!とっても素敵なお話ばかりでvたまに笑ってしまったりします(スミマセン)。 私は文章書くのが大の苦手なんですが、読むのは大好きです!なので、コメントとか色々つけてもよろしいでしょうか?? 何か失礼な事とか気に入らない事がありましたら、どんどん言ってくださいっ。 どうぞ、よろしくお願いします。 > なんだよ、あれ完結しただろーな、『ある、晴れた昼下がり』なんつーか第3弾。続編。しかも前後編だし。 わーーい!!待ってましたぁ(*^▽^*)!!!! > 脳死判定されないよう、気を付けて下さいv 気をつけます(笑)。 > それは、遠い昔のこと。 > 何年前だろうか・・・いや、きっと何十何百、というケタにまで行っているだろう。 竜族は寿命が長いんですよね。素敵な出だし(*^−^*)。 >『ライラックの花が咲く頃に、僕は君の元に帰ってくる。 > たとえ、君が世界の果てに居ようとも・・・』 はぁ〜!なんかかっこいいですね。ちょっとキザっぽい(笑)? > 彼女は、ライラックの花が好きだった。 > 彼女が暮らすところには、必ずライラックの花があった。 > それはもしかしたら、彼が帰ってくるときの目印のためだったかも知れない・・・・・・。 彼女が彼を待ち続けている姿を想像すると、なんかけなげでいいですね。 > ずゴン! > 突然叫び頭を上げたフィリアに、勢い良く顎に頭突きを喰らい、ヴァルは思いっきり後ろによろめく。 あああ、めちゃくちゃ痛そうっっ....(>0<)! >「・・・はれ?」 > きっと、「あれ?」と言ったつもりなのだろうが、寝ぼけてろれつが回っていない&頭突きの衝撃で歯がガチっとなって合わさったためか、変な声になる。 この「はれ?」っていうの、すっごい可愛いーー! >「待て」 > ヴァルが手を伸ばし、フィリアのスカートの端をつかむ。 >「ひゃぁっ、何するんですかヴァルさんっ!!」 >「あ、ちょ、おい、別にやましい事を・・・」 > なにやら頬を赤くして言いつくろうとするヴァルを見て、フィリアは急に真剣な顔になる。 なんか必死に言いつくろうとする姿、可愛らしい。 > フィリアがそっと、ヴァルの頬に手を伸ばす。 > 自分の鼓動の音がうるさい。そう思ったのは、つい3ヶ月ほど前の、フィリアに成り行きで告白してしまったとき以来だ・・・と思う。 ヴァルくん、ドキドキですねぇー!フィリアが羨ましい(笑)。 >「べ、別に、顎の一つや二つや三つや四つ」 動揺してるーーー!!! > 彼は、『以前』とは違う優しい表情で、フィリアを見ている。 はて?『以前』とは....?転生する前とかでしょうか? >「怪しいな、それ。 > まず、俺が開けようか?」 > 中に剃刀でも入っていたら・・・と、昔の少女漫画のような心配をするヴァル。 > そのようすが何だか可愛くて、フィリアはにっこり微笑み、だが首を左右に振り封を切る。 > 中には剃刀は入っていなかったが、代わりに小さなメッセージカードが一枚、入っていた。 いいですね〜!心配してくれるなんて。可愛らしいっ。 ほんとに剃刀が入っていたら大変でしょうね(笑)。 > そして、カードには短く、こう書いてあった。 >『待たせてごめん。すぐに、会いに行く』 わわわ、ほんとに短いっ(汗)! > 翌日。 > ヴァルは、フィリアが言った言葉がずっと気になっていた。 > リラって、誰だ? 私も気になりました(笑)。 > 自分の命、もしくは『恋人』の存在の危機。 すっごい一大事だわっ!! > そして、ヴァルの出した結論。 >「そーいや、リラって女の名前だなぁ。 > なら、元恋人説は平気だな」 > ・・・サッパリしている性格も、フィリアによるものかも知れない。 サッパリですね。うじうじ考えても仕方がないですもんね。 > これなら、ヴァルも安心して眠れる・・・そう思って枕に抱きついた(抱き枕なのだ)時、すでに太陽は天に昇って鶏に「おハロー」と言っていた。 おハローーーーー!!! > ジラスとグラボスの手伝いも、今日は期待できない。たしか、なんだっけかのバイトが何とか・・・。 バイトですか!ジラスさんもグラボスさんも大変。それより、骨董屋の経営自体が大変だっ! >「とゆーわけで、行ってきます」 はわっ、ヴァルくんは意外と礼儀正しいのですね。 > フィリアのこともあるから、早く帰らなければならない。 >(責任重大じゃねぇか・・・) なんだかお父さんって感じですね(笑)。 >「おいおい、ゼロスどうした? > 頭でも打ったのか? ゼラスの教育は厳しいか?」 ゼラス様の教育は厳しいんですかっ(笑)?! > 白のマント、薄い薄いピンク色の糸で細かく縫われた魔法文字。防御の物だ。 > 中の服も白く、ゼロスと同じ黒の部分は留めている紐しかない。 >「・・・いや、ゼロスはそんな色はしていないし似合わない。 > ・・・となれば、他人のそら似か。悪かったな。 > あーあ、そういや世界には自分に似た人間が3人居るんだよなぁ。俺に似た人間って、今の俺の姿か? 髪長いときの姿に似てるのかな? > それとも、半魔族の時のロック歌手みたいな姿か・・・」 ゼロスに白のマント...。確かに似合わないかも...。 それよりヴァルくん、何を言っているの(笑)?? >「ああっ、ちょっと待ってくれ!」 > ゼロスもどき(ひどい)は、ヴァルの腕をつかむ。 >「君、フィリア・・・コプトさん家を知らないか?」 ゼロスもどき(笑)。 ああ!フィリア、と呼び捨てにしそうでしたねーー!! >「昨日来たばっかりなのに・・・すっかり忘れた・・・ううむ・・・」 お?昨日は何しに来たんでしょうか? > ライラックの花って・・・実際私、あんまり見たこと無いんですけどね。(汗) 私も見たことがありません。名前も知らなかった(汗)。 > とりあえず、ライラとやらがどうしてゼロスに似てるかって、理由があっ気がするたけれど忘れました。皆さんも忘れましょう。いえい。 ああ、ちょっと気になりますっ。 > ではでは、後編で・・・。 面白かったです!それに続きが気になりますーーー! 楽しみにしておりますよ。 それでは、続編、頑張って下さい。応援しております。 |
11059 | ありがとうございますですぅ〜☆ | 扇 | 7/17-18:25 |
記事番号11029へのコメント かよっぺさんは No.11029「コメントは初めてです〜...。」で書きました。 はぅ・・・やっとレスが書ける・・・。 >どうも、かよっぺです。 >ここにカキコするのは初めてでありまして、ものすごっく緊張しています。 はじめまして、扇ともうします。 実は過去に一度、かよっぺさんのHPにおじゃましたことがあります(マジ) すぐ帰っちゃいましたけど・・・(すいません、時間が無くて・・・家の高いから) >ヴァルフィリは私大好きで、扇様の以前書かれたものも読ませていただきましたー!とっても素敵なお話ばかりでvたまに笑ってしまったりします(スミマセン)。 いえいえ、笑い飛ばしてげちょんでも大変結構でございます! 私の小説を書く上でのモットーは、『シリアスで始めてギャグで進める(んで笑顔で終わる)』ですから☆ でもでも、読んで下さってありがとうございますぅ〜☆ >私は文章書くのが大の苦手なんですが、読むのは大好きです!なので、コメントとか色々つけてもよろしいでしょうか?? >何か失礼な事とか気に入らない事がありましたら、どんどん言ってくださいっ。 >どうぞ、よろしくお願いします。 いやいや、失礼なんて全然ありませんっお世辞じゃないです。 始めての方はねぇ、だいたいそう言うものなんですよ(笑) コメント、どんどん書いてくれると非常に異常に嬉しいです☆ >> なんだよ、あれ完結しただろーな、『ある、晴れた昼下がり』なんつーか第3弾。続編。しかも前後編だし。 >わーーい!!待ってましたぁ(*^▽^*)!!!! >> 脳死判定されないよう、気を付けて下さいv >気をつけます(笑)。 植物人間にも気を付けましょう☆(植物人間=ファンタジー世界において存在する、半植物半人間の事。ドリアード(嘘)) >> それは、遠い昔のこと。 >> 何年前だろうか・・・いや、きっと何十何百、というケタにまで行っているだろう。 >竜族は寿命が長いんですよね。素敵な出だし(*^−^*)。 ありがとうですぅっ☆ 後編の方は、超微妙に違うんですよぉ。 >>『ライラックの花が咲く頃に、僕は君の元に帰ってくる。 >> たとえ、君が世界の果てに居ようとも・・・』 >はぁ〜!なんかかっこいいですね。ちょっとキザっぽい(笑)? キザです(笑) >> 彼女は、ライラックの花が好きだった。 >> 彼女が暮らすところには、必ずライラックの花があった。 >> それはもしかしたら、彼が帰ってくるときの目印のためだったかも知れない・・・・・・。 >彼女が彼を待ち続けている姿を想像すると、なんかけなげでいいですね。 ん〜、美しいですわね『彼女』!(笑) >> ずゴン! >> 突然叫び頭を上げたフィリアに、勢い良く顎に頭突きを喰らい、ヴァルは思いっきり後ろによろめく。 >あああ、めちゃくちゃ痛そうっっ....(>0<)! でもヴァルは笑って許してくれるわvvv >>「・・・はれ?」 >> きっと、「あれ?」と言ったつもりなのだろうが、寝ぼけてろれつが回っていない&頭突きの衝撃で歯がガチっとなって合わさったためか、変な声になる。 >この「はれ?」っていうの、すっごい可愛いーー! 「今の天気はなぁに?」 「・・・はれ?」 って感じで(笑) >>「待て」 >> ヴァルが手を伸ばし、フィリアのスカートの端をつかむ。 >>「ひゃぁっ、何するんですかヴァルさんっ!!」 >>「あ、ちょ、おい、別にやましい事を・・・」 >> なにやら頬を赤くして言いつくろうとするヴァルを見て、フィリアは急に真剣な顔になる。 >なんか必死に言いつくろうとする姿、可愛らしい。 そー言うからには、やましい心があったんでしょうね(嘘) まぁ、『ある、晴れた〜』シリーズのヴァルは18歳くらいのつもりなので、健全な青少年ですから。 >> フィリアがそっと、ヴァルの頬に手を伸ばす。 >> 自分の鼓動の音がうるさい。そう思ったのは、つい3ヶ月ほど前の、フィリアに成り行きで告白してしまったとき以来だ・・・と思う。 >ヴァルくん、ドキドキですねぇー!フィリアが羨ましい(笑)。 ヴァルがほしい(おい) >>「べ、別に、顎の一つや二つや三つや四つ」 >動揺してるーーー!!! 動揺しすぎぃぃっ!! >> 彼は、『以前』とは違う優しい表情で、フィリアを見ている。 >はて?『以前』とは....?転生する前とかでしょうか? そーでーす☆ >>「怪しいな、それ。 >> まず、俺が開けようか?」 >> 中に剃刀でも入っていたら・・・と、昔の少女漫画のような心配をするヴァル。 >> そのようすが何だか可愛くて、フィリアはにっこり微笑み、だが首を左右に振り封を切る。 >> 中には剃刀は入っていなかったが、代わりに小さなメッセージカードが一枚、入っていた。 >いいですね〜!心配してくれるなんて。可愛らしいっ。 >ほんとに剃刀が入っていたら大変でしょうね(笑)。 大変大変。 ヴァルきっと、アストラル世界から探索かけて犯人見つけだして、けちょんけちょんにするでしょう(笑) >> そして、カードには短く、こう書いてあった。 >>『待たせてごめん。すぐに、会いに行く』 >わわわ、ほんとに短いっ(汗)! 時間無かったんですね(謎) >> 翌日。 >> ヴァルは、フィリアが言った言葉がずっと気になっていた。 >> リラって、誰だ? >私も気になりました(笑)。 後編を見よ☆ >> 自分の命、もしくは『恋人』の存在の危機。 >すっごい一大事だわっ!! 特に、恋人の存在の危機の方(笑) >> そして、ヴァルの出した結論。 >>「そーいや、リラって女の名前だなぁ。 >> なら、元恋人説は平気だな」 >> ・・・サッパリしている性格も、フィリアによるものかも知れない。 >サッパリですね。うじうじ考えても仕方がないですもんね。 ヴァルが羨ましいです。 >> これなら、ヴァルも安心して眠れる・・・そう思って枕に抱きついた(抱き枕なのだ)時、すでに太陽は天に昇って鶏に「おハロー」と言っていた。 >おハローーーーー!!! 最近新作出した某ゲームのパクリ(笑) >> ジラスとグラボスの手伝いも、今日は期待できない。たしか、なんだっけかのバイトが何とか・・・。 >バイトですか!ジラスさんもグラボスさんも大変。それより、骨董屋の経営自体が大変だっ! ジラス、グラボスの働いたお金で、お店の仕入れをしている(笑) >>「とゆーわけで、行ってきます」 >はわっ、ヴァルくんは意外と礼儀正しいのですね。 私のヴァル君は、とりあえず賢いいい子なので(とりあえず・・・?) >> フィリアのこともあるから、早く帰らなければならない。 >>(責任重大じゃねぇか・・・) >なんだかお父さんって感じですね(笑)。 若いぞお父さん、頑張れお父さん(笑) >>「おいおい、ゼロスどうした? >> 頭でも打ったのか? ゼラスの教育は厳しいか?」 >ゼラス様の教育は厳しいんですかっ(笑)?! 鞭でびしばし(笑) >> 白のマント、薄い薄いピンク色の糸で細かく縫われた魔法文字。防御の物だ。 >> 中の服も白く、ゼロスと同じ黒の部分は留めている紐しかない。 >>「・・・いや、ゼロスはそんな色はしていないし似合わない。 >> ・・・となれば、他人のそら似か。悪かったな。 >> あーあ、そういや世界には自分に似た人間が3人居るんだよなぁ。俺に似た人間って、今の俺の姿か? 髪長いときの姿に似てるのかな? >> それとも、半魔族の時のロック歌手みたいな姿か・・・」 >ゼロスに白のマント...。確かに似合わないかも...。 >それよりヴァルくん、何を言っているの(笑)?? それはヴァルにも分からない☆(私にも分からない) >>「ああっ、ちょっと待ってくれ!」 >> ゼロスもどき(ひどい)は、ヴァルの腕をつかむ。 >>「君、フィリア・・・コプトさん家を知らないか?」 >ゼロスもどき(笑)。 >ああ!フィリア、と呼び捨てにしそうでしたねーー!! あーもう、だめじゃないゼロスもどき(笑) >>「昨日来たばっかりなのに・・・すっかり忘れた・・・ううむ・・・」 >お?昨日は何しに来たんでしょうか? さぁ、それは秘密です☆ >> ライラックの花って・・・実際私、あんまり見たこと無いんですけどね。(汗) >私も見たことがありません。名前も知らなかった(汗)。 前、家の庭にありましたけど。 >> とりあえず、ライラとやらがどうしてゼロスに似てるかって、理由があっ気がするたけれど忘れました。皆さんも忘れましょう。いえい。 >ああ、ちょっと気になりますっ。 ふーみゅ・・・たぶん、ゼロスと同じ顔で全然違う性格、っていうのを書いてみたかったんですねぇ・・・きっと。 >> ではでは、後編で・・・。 >面白かったです!それに続きが気になりますーーー! >楽しみにしておりますよ。 >それでは、続編、頑張って下さい。応援しております。 ありがとうございますで〜っす! 後編、書きましたので、どーぞお読み下さいっ! ではでは〜☆ |
11078 | こちらこそ、ありがとうですっ★ | かよっぺ E-mail URL | 7/19-22:12 |
記事番号11059へのコメント 扇さんは No.11059「ありがとうございますですぅ〜☆」で書きました。 >>どうも、かよっぺです。 >>ここにカキコするのは初めてでありまして、ものすごっく緊張しています。 > はじめまして、扇ともうします。 > 実は過去に一度、かよっぺさんのHPにおじゃましたことがあります(マジ) > すぐ帰っちゃいましたけど・・・(すいません、時間が無くて・・・家の高いから) いえいえ、どうも、扇さんっ!あんなHPに来てくださってありがとうございます。 >>ヴァルフィリは私大好きで、扇様の以前書かれたものも読ませていただきましたー!とっても素敵なお話ばかりでvたまに笑ってしまったりします(スミマセン)。 > いえいえ、笑い飛ばしてげちょんでも大変結構でございます! > 私の小説を書く上でのモットーは、『シリアスで始めてギャグで進める(んで笑顔で終わる)』ですから☆ > でもでも、読んで下さってありがとうございますぅ〜☆ 素敵なモットーッ!!ではお言葉に甘えて、笑わせていただきます(笑)。 >>私は文章書くのが大の苦手なんですが、読むのは大好きです!なので、コメントとか色々つけてもよろしいでしょうか?? >>何か失礼な事とか気に入らない事がありましたら、どんどん言ってくださいっ。 >>どうぞ、よろしくお願いします。 > いやいや、失礼なんて全然ありませんっお世辞じゃないです。 > 始めての方はねぇ、だいたいそう言うものなんですよ(笑) > コメント、どんどん書いてくれると非常に異常に嬉しいです☆ はい、コメントどんどん書いちゃいますっ!よろしくお願いします。 >>> なんだよ、あれ完結しただろーな、『ある、晴れた昼下がり』なんつーか第3弾。続編。しかも前後編だし。 >>わーーい!!待ってましたぁ(*^▽^*)!!!! >>> 脳死判定されないよう、気を付けて下さいv >>気をつけます(笑)。 > 植物人間にも気を付けましょう☆(植物人間=ファンタジー世界において存在する、半植物半人間の事。ドリアード(嘘)) ド....ドリアードッ(恐)?!き...気をつけまっす! >>> それは、遠い昔のこと。 >>> 何年前だろうか・・・いや、きっと何十何百、というケタにまで行っているだろう。 >>竜族は寿命が長いんですよね。素敵な出だし(*^−^*)。 > ありがとうですぅっ☆ > 後編の方は、超微妙に違うんですよぉ。 後編、今さっき読ませていただきましたよ。そのコメントは後ほど...。 >>> ずゴン! >>> 突然叫び頭を上げたフィリアに、勢い良く顎に頭突きを喰らい、ヴァルは思いっきり後ろによろめく。 >>あああ、めちゃくちゃ痛そうっっ....(>0<)! > でもヴァルは笑って許してくれるわvvv まぁっ!でもほんと許してくれますよね、相手がフィリアなら(笑)。 私だったら許してくれないかも(笑)。 >>>「・・・はれ?」 >>> きっと、「あれ?」と言ったつもりなのだろうが、寝ぼけてろれつが回っていない&頭突きの衝撃で歯がガチっとなって合わさったためか、変な声になる。 >>この「はれ?」っていうの、すっごい可愛いーー! >「今の天気はなぁに?」 >「・・・はれ?」 > って感じで(笑) (*^▽^*)!!!しゃ...シャレ...! >>>「待て」 >>> ヴァルが手を伸ばし、フィリアのスカートの端をつかむ。 >>>「ひゃぁっ、何するんですかヴァルさんっ!!」 >>>「あ、ちょ、おい、別にやましい事を・・・」 >>> なにやら頬を赤くして言いつくろうとするヴァルを見て、フィリアは急に真剣な顔になる。 >>なんか必死に言いつくろうとする姿、可愛らしい。 > そー言うからには、やましい心があったんでしょうね(嘘) > まぁ、『ある、晴れた〜』シリーズのヴァルは18歳くらいのつもりなので、健全な青少年ですから。 まぁっ!やましい心があったのですか!可愛い(笑)。 フィリアは100歳代と聞いているんで、すっごい年の差ですよね(笑)。ヴァルがもうちょっと大人になったところも見てみたいです。 >>> フィリアがそっと、ヴァルの頬に手を伸ばす。 >>> 自分の鼓動の音がうるさい。そう思ったのは、つい3ヶ月ほど前の、フィリアに成り行きで告白してしまったとき以来だ・・・と思う。 >>ヴァルくん、ドキドキですねぇー!フィリアが羨ましい(笑)。 > ヴァルがほしい(おい) 私もっっ(^▽^)!! >>> 彼は、『以前』とは違う優しい表情で、フィリアを見ている。 >>はて?『以前』とは....?転生する前とかでしょうか? > そーでーす☆ そうですか。私は「以前」の彼の目線でやられてしまいました(笑)。 >>>「怪しいな、それ。 >>> まず、俺が開けようか?」 >>> 中に剃刀でも入っていたら・・・と、昔の少女漫画のような心配をするヴァル。 >>> そのようすが何だか可愛くて、フィリアはにっこり微笑み、だが首を左右に振り封を切る。 >>> 中には剃刀は入っていなかったが、代わりに小さなメッセージカードが一枚、入っていた。 >>いいですね〜!心配してくれるなんて。可愛らしいっ。 >>ほんとに剃刀が入っていたら大変でしょうね(笑)。 > 大変大変。 > ヴァルきっと、アストラル世界から探索かけて犯人見つけだして、けちょんけちょんにするでしょう(笑) あはははっ(笑)!必死に探すでしょうね! >>> そして、カードには短く、こう書いてあった。 >>>『待たせてごめん。すぐに、会いに行く』 >>わわわ、ほんとに短いっ(汗)! > 時間無かったんですね(謎) そうですか(笑)。 >>> 自分の命、もしくは『恋人』の存在の危機。 >>すっごい一大事だわっ!! > 特に、恋人の存在の危機の方(笑) 自分の命より、そっちでしょうね、やっぱ(笑)。 >>> ジラスとグラボスの手伝いも、今日は期待できない。たしか、なんだっけかのバイトが何とか・・・。 >>バイトですか!ジラスさんもグラボスさんも大変。それより、骨董屋の経営自体が大変だっ! > ジラス、グラボスの働いたお金で、お店の仕入れをしている(笑) 何のためにお店をやっているんでしょうね(笑)。 >>>「とゆーわけで、行ってきます」 >>はわっ、ヴァルくんは意外と礼儀正しいのですね。 > 私のヴァル君は、とりあえず賢いいい子なので(とりあえず・・・?) いい子に育ってよかった...ホロリ(涙)。 >>> フィリアのこともあるから、早く帰らなければならない。 >>>(責任重大じゃねぇか・・・) >>なんだかお父さんって感じですね(笑)。 > 若いぞお父さん、頑張れお父さん(笑) わ...若すぎますよね? >>>「おいおい、ゼロスどうした? >>> 頭でも打ったのか? ゼラスの教育は厳しいか?」 >>ゼラス様の教育は厳しいんですかっ(笑)?! > 鞭でびしばし(笑) それは怖いっ.....(笑)。 >>>「昨日来たばっかりなのに・・・すっかり忘れた・・・ううむ・・・」 >>お?昨日は何しに来たんでしょうか? > さぁ、それは秘密です☆ おっ?気になるぞ★ >>> とりあえず、ライラとやらがどうしてゼロスに似てるかって、理由があっ気がするたけれど忘れました。皆さんも忘れましょう。いえい。 >>ああ、ちょっと気になりますっ。 > ふーみゅ・・・たぶん、ゼロスと同じ顔で全然違う性格、っていうのを書いてみたかったんですねぇ・・・きっと。 なるほど...。でも、やっぱお邪魔虫はゼロスが一番合っているんじゃないかな、と思います(失礼っ)。 それでは、後編のコメントでお会いしましょー★ レス付けてくださって、どうもありがとうございます。 |
11081 | こちらこそこちらこそ・・・ | 扇 | 7/20-00:35 |
記事番号11078へのコメント かよっぺさんは No.11078「こちらこそ、ありがとうですっ★」で書きました。 >>>どうも、かよっぺです。 >>>ここにカキコするのは初めてでありまして、ものすごっく緊張しています。 >> はじめまして、扇ともうします。 >> 実は過去に一度、かよっぺさんのHPにおじゃましたことがあります(マジ) >> すぐ帰っちゃいましたけど・・・(すいません、時間が無くて・・・家の高いから) >いえいえ、どうも、扇さんっ!あんなHPに来てくださってありがとうございます。 いやははは、私もHP作りたいなぁぁぁ・・・ >>>ヴァルフィリは私大好きで、扇様の以前書かれたものも読ませていただきましたー!とっても素敵なお話ばかりでvたまに笑ってしまったりします(スミマセン)。 >> いえいえ、笑い飛ばしてげちょんでも大変結構でございます! >> 私の小説を書く上でのモットーは、『シリアスで始めてギャグで進める(んで笑顔で終わる)』ですから☆ >> でもでも、読んで下さってありがとうございますぅ〜☆ >素敵なモットーッ!!ではお言葉に甘えて、笑わせていただきます(笑)。 モットーは一つだけじゃないんですけどね(笑) >>>私は文章書くのが大の苦手なんですが、読むのは大好きです!なので、コメントとか色々つけてもよろしいでしょうか?? >>>何か失礼な事とか気に入らない事がありましたら、どんどん言ってくださいっ。 >>>どうぞ、よろしくお願いします。 >> いやいや、失礼なんて全然ありませんっお世辞じゃないです。 >> 始めての方はねぇ、だいたいそう言うものなんですよ(笑) >> コメント、どんどん書いてくれると非常に異常に嬉しいです☆ >はい、コメントどんどん書いちゃいますっ!よろしくお願いします。 こちらこそっ! >>>> なんだよ、あれ完結しただろーな、『ある、晴れた昼下がり』なんつーか第3弾。続編。しかも前後編だし。 >>>わーーい!!待ってましたぁ(*^▽^*)!!!! >>>> 脳死判定されないよう、気を付けて下さいv >>>気をつけます(笑)。 >> 植物人間にも気を付けましょう☆(植物人間=ファンタジー世界において存在する、半植物半人間の事。ドリアード(嘘)) >ド....ドリアードッ(恐)?!き...気をつけまっす! かなりコワイですな・・・(笑) お気をつけて〜・・・って、どうやって? >>>> それは、遠い昔のこと。 >>>> 何年前だろうか・・・いや、きっと何十何百、というケタにまで行っているだろう。 >>>竜族は寿命が長いんですよね。素敵な出だし(*^−^*)。 >> ありがとうですぅっ☆ >> 後編の方は、超微妙に違うんですよぉ。 >後編、今さっき読ませていただきましたよ。そのコメントは後ほど...。 どうもですぅっ! >>>> ずゴン! >>>> 突然叫び頭を上げたフィリアに、勢い良く顎に頭突きを喰らい、ヴァルは思いっきり後ろによろめく。 >>>あああ、めちゃくちゃ痛そうっっ....(>0<)! >> でもヴァルは笑って許してくれるわvvv >まぁっ!でもほんと許してくれますよね、相手がフィリアなら(笑)。 >私だったら許してくれないかも(笑)。 私も無理でしょうなぁ(笑) >>>>「・・・はれ?」 >>>> きっと、「あれ?」と言ったつもりなのだろうが、寝ぼけてろれつが回っていない&頭突きの衝撃で歯がガチっとなって合わさったためか、変な声になる。 >>>この「はれ?」っていうの、すっごい可愛いーー! >>「今の天気はなぁに?」 >>「・・・はれ?」 >> って感じで(笑) >(*^▽^*)!!!しゃ...シャレ...! ダメだわ、ヴァルに見つかったら「フィリアを愚弄するな」とか言われて浄化されちゃうわ(真っ白になる(笑)) >>>>「待て」 >>>> ヴァルが手を伸ばし、フィリアのスカートの端をつかむ。 >>>>「ひゃぁっ、何するんですかヴァルさんっ!!」 >>>>「あ、ちょ、おい、別にやましい事を・・・」 >>>> なにやら頬を赤くして言いつくろうとするヴァルを見て、フィリアは急に真剣な顔になる。 >>>なんか必死に言いつくろうとする姿、可愛らしい。 >> そー言うからには、やましい心があったんでしょうね(嘘) >> まぁ、『ある、晴れた〜』シリーズのヴァルは18歳くらいのつもりなので、健全な青少年ですから。 >まぁっ!やましい心があったのですか!可愛い(笑)。 >フィリアは100歳代と聞いているんで、すっごい年の差ですよね(笑)。ヴァルがもうちょっと大人になったところも見てみたいです。 ま、まぁ、外見を見ましょうね・・・(年齢) >>>> フィリアがそっと、ヴァルの頬に手を伸ばす。 >>>> 自分の鼓動の音がうるさい。そう思ったのは、つい3ヶ月ほど前の、フィリアに成り行きで告白してしまったとき以来だ・・・と思う。 >>>ヴァルくん、ドキドキですねぇー!フィリアが羨ましい(笑)。 >> ヴァルがほしい(おい) >私もっっ(^▽^)!! あーもうサイズはリナちゃん人形くらいが良いわねぇ(笑) >>>> 彼は、『以前』とは違う優しい表情で、フィリアを見ている。 >>>はて?『以前』とは....?転生する前とかでしょうか? >> そーでーす☆ >そうですか。私は「以前」の彼の目線でやられてしまいました(笑)。 まぁ、流し目細腰ヘソだしですから・・・エロ腰は最終兵器。 >>>>「怪しいな、それ。 >>>> まず、俺が開けようか?」 >>>> 中に剃刀でも入っていたら・・・と、昔の少女漫画のような心配をするヴァル。 >>>> そのようすが何だか可愛くて、フィリアはにっこり微笑み、だが首を左右に振り封を切る。 >>>> 中には剃刀は入っていなかったが、代わりに小さなメッセージカードが一枚、入っていた。 >>>いいですね〜!心配してくれるなんて。可愛らしいっ。 >>>ほんとに剃刀が入っていたら大変でしょうね(笑)。 >> 大変大変。 >> ヴァルきっと、アストラル世界から探索かけて犯人見つけだして、けちょんけちょんにするでしょう(笑) >あはははっ(笑)!必死に探すでしょうね! 犯人が大変ですねっ!(おい) >>>> そして、カードには短く、こう書いてあった。 >>>>『待たせてごめん。すぐに、会いに行く』 >>>わわわ、ほんとに短いっ(汗)! >> 時間無かったんですね(謎) >そうですか(笑)。 もしくは、眠かったとか(今の私) >>>> 自分の命、もしくは『恋人』の存在の危機。 >>>すっごい一大事だわっ!! >> 特に、恋人の存在の危機の方(笑) >自分の命より、そっちでしょうね、やっぱ(笑)。 かなりそうですね(笑) >>>> ジラスとグラボスの手伝いも、今日は期待できない。たしか、なんだっけかのバイトが何とか・・・。 >>>バイトですか!ジラスさんもグラボスさんも大変。それより、骨董屋の経営自体が大変だっ! >> ジラス、グラボスの働いたお金で、お店の仕入れをしている(笑) >何のためにお店をやっているんでしょうね(笑)。 さぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(笑) >>>>「とゆーわけで、行ってきます」 >>>はわっ、ヴァルくんは意外と礼儀正しいのですね。 >> 私のヴァル君は、とりあえず賢いいい子なので(とりあえず・・・?) >いい子に育ってよかった...ホロリ(涙)。 ああっ感動の涙がっ!! >>>> フィリアのこともあるから、早く帰らなければならない。 >>>>(責任重大じゃねぇか・・・) >>>なんだかお父さんって感じですね(笑)。 >> 若いぞお父さん、頑張れお父さん(笑) >わ...若すぎますよね? まぁ、18歳結婚できますから・・・(そういう問題じゃないなぁ) >>>>「おいおい、ゼロスどうした? >>>> 頭でも打ったのか? ゼラスの教育は厳しいか?」 >>>ゼラス様の教育は厳しいんですかっ(笑)?! >> 鞭でびしばし(笑) >それは怖いっ.....(笑)。 でもゼラゼロらしくて良いかも(笑) >>>>「昨日来たばっかりなのに・・・すっかり忘れた・・・ううむ・・・」 >>>お?昨日は何しに来たんでしょうか? >> さぁ、それは秘密です☆ >おっ?気になるぞ★ 後編を見て、ライラと『リラ』の関係を知れば平気です☆ >>>> とりあえず、ライラとやらがどうしてゼロスに似てるかって、理由があっ気がするたけれど忘れました。皆さんも忘れましょう。いえい。 >>>ああ、ちょっと気になりますっ。 >> ふーみゅ・・・たぶん、ゼロスと同じ顔で全然違う性格、っていうのを書いてみたかったんですねぇ・・・きっと。 >なるほど...。でも、やっぱお邪魔虫はゼロスが一番合っているんじゃないかな、と思います(失礼っ)。 いやでも、ゼロスってお邪魔虫もしくは『それは秘密です』の為に存在しているような・・・(おいおい) >それでは、後編のコメントでお会いしましょー★ >レス付けてくださって、どうもありがとうございます。 いえいえいえ、こちらこそありがとうございます〜☆ ではでは、後編のコメントで会いませうっ! |
11032 | ドナドナ・・・? | 人見蕗子 | 7/15-15:21 |
記事番号11021へのコメント どうも、ヴァルフィリと聞いたらのこのこやってくるふきこです。 「ある、晴れた昼下がり」続いてたんですね!!好きなんですよーこれ。ところでタイトルは「ドナドナ」からですか?ウシが可哀想・・・。 今回はなんとフィリアさんに婚約者が!!しかもヴァルと恋人同士になった後も婚約者のためにライラックを・・・。しかもしかもゼロスに激似!!ヴァルはフィリアさんを取り戻せるのでしょうか!!?ああドキドキ。 恋愛小説なのに、さりげなく笑えるのが扇様のヴァルフィリ。やっぱヴァルガーヴってロックですよね、友達が「昔のX ○apanににてる」って。 短い上に訳分かんないのでこれにて逃走します。私もちゃんとヴァルフィリ恋愛小説がかきたいんだけど・・・「違う恋〜」完結で燃え尽きたし・・・。砂吐き尽くしたし・・・。 では。後編楽しみにしてます。もちろんSUTERAも。 |
11060 | 全然違うです | 扇 | 7/17-18:32 |
記事番号11032へのコメント 人見蕗子さんは No.11032「ドナドナ・・・?」で書きました。 > どうも、ヴァルフィリと聞いたらのこのこやってくるふきこです。 やっ、こんにちは! ヴァルフィリ一番電話は二番、某監督の『ヴァルフィリは絶対あり得ない』宣言にショック受けてる扇ですっ!(古本屋で買ったアニメ雑誌でね・・・) だからってゼロフィリはいやだぁぁぁぁぁっ!!(そんなこと言ってないけど) > 「ある、晴れた昼下がり」続いてたんですね!!好きなんですよーこれ。ところでタイトルは「ドナドナ」からですか?ウシが可哀想・・・。 いや、全然違うです。 話が『ある、晴れた昼下がりの出来事』だからです。 > 今回はなんとフィリアさんに婚約者が!!しかもヴァルと恋人同士になった後も婚約者のためにライラックを・・・。しかもしかもゼロスに激似!!ヴァルはフィリアさんを取り戻せるのでしょうか!!?ああドキドキ。 ・・・・・・は? ・・・なにか勘違いを・・・? と、とりあえず後編を読んで落ち着いて下さい(汗) > 恋愛小説なのに、さりげなく笑えるのが扇様のヴァルフィリ。やっぱヴァルガーヴってロックですよね、友達が「昔のX ○apanににてる」って。 いやそれ言ったら(笑) > 短い上に訳分かんないのでこれにて逃走します。私もちゃんとヴァルフィリ恋愛小説がかきたいんだけど・・・「違う恋〜」完結で燃え尽きたし・・・。砂吐き尽くしたし・・・。 ならば次は塩(おい) > では。後編楽しみにしてます。もちろんSUTERAも。 はいです、あと二日で夏休みなので、SUTERA書くです。お楽しみにです。 ではではです。 |
11072 | 勘違い星人。 | 人見蕗子 | 7/19-08:25 |
記事番号11060へのコメント 扇さんは No.11060「全然違うです」で書きました。 > ヴァルフィリ一番電話は二番、某監督の『ヴァルフィリは絶対あり得ない』宣言にショック受けてる扇ですっ!(古本屋で買ったアニメ雑誌でね・・・) それもってますー。なのにヴァルフィリ書いているという我が道をゆくフキコですー。それを読んだとき、確かに「そうかも」と思いましたが・・・。私は「ヴァルガーヴの片想いだったんだろうな」と心の隅で思いつつヴァルフィリに精進しておりますです。 > だからってゼロフィリはいやだぁぁぁぁぁっ!!(そんなこと言ってないけど) さ・・・最近ゼロフィリに目覚めかけ・・・(失格) > >> 「ある、晴れた昼下がり」続いてたんですね!!好きなんですよーこれ。ところでタイトルは「ドナドナ」からですか?ウシが可哀想・・・。 > いや、全然違うです。 > 話が『ある、晴れた昼下がりの出来事』だからです。 おお、そーだったですか。 > >> 今回はなんとフィリアさんに婚約者が!!しかもヴァルと恋人同士になった後も婚約者のためにライラックを・・・。しかもしかもゼロスに激似!!ヴァルはフィリアさんを取り戻せるのでしょうか!!?ああドキドキ。 > ・・・・・・は? > ・・・なにか勘違いを・・・? > と、とりあえず後編を読んで落ち着いて下さい(汗) 今回勘違いばっか。後編も読みましたよー。勘違いを恐れて近寄ってませんけど。動物愛護の話でしたね。 落ち着いて書いたつもりだったんだけどなー・・・。おかしい・・・。(そりゃ私のオツムじゃ) > >> 恋愛小説なのに、さりげなく笑えるのが扇様のヴァルフィリ。やっぱヴァルガーヴってロックですよね、友達が「昔のX ○apanににてる」って。 > いやそれ言ったら(笑) 私はよく分からないのですが。 > >> 短い上に訳分かんないのでこれにて逃走します。私もちゃんとヴァルフィリ恋愛小説がかきたいんだけど・・・「違う恋〜」完結で燃え尽きたし・・・。砂吐き尽くしたし・・・。 > ならば次は塩(おい) 塩のあとは砂糖、次は・・・小麦粉?白玉粉のほうがいいな・・・(謎) > >> では。後編楽しみにしてます。もちろんSUTERAも。 > はいです、あと二日で夏休みなので、SUTERA書くです。お楽しみにです。 > ではではです。 楽しみにしてますう。では。勘違いしない内に逃げます。もうしてたらごめんなさい。 |
11076 | 扇流落ち着き講座 | 扇 | 7/19-21:23 |
記事番号11072へのコメント 人見蕗子さんは No.11072「勘違い星人。」で書きました。 >> ヴァルフィリ一番電話は二番、某監督の『ヴァルフィリは絶対あり得ない』宣言にショック受けてる扇ですっ!(古本屋で買ったアニメ雑誌でね・・・) > それもってますー。なのにヴァルフィリ書いているという我が道をゆくフキコですー。それを読んだとき、確かに「そうかも」と思いましたが・・・。私は「ヴァルガーヴの片想いだったんだろうな」と心の隅で思いつつヴァルフィリに精進しておりますです。 それしかないそれOK! つっても私は背徳者。「ありえない」っていわれても、勝手に「あり得ないこと」を実行するよーなやつです。 >> だからってゼロフィリはいやだぁぁぁぁぁっ!!(そんなこと言ってないけど) > さ・・・最近ゼロフィリに目覚めかけ・・・(失格) ヴァルフィリ向上委員会としては・・・ >>> 「ある、晴れた昼下がり」続いてたんですね!!好きなんですよーこれ。ところでタイトルは「ドナドナ」からですか?ウシが可哀想・・・。 >> いや、全然違うです。 >> 話が『ある、晴れた昼下がりの出来事』だからです。 > おお、そーだったですか。 そーでございます。 >>> 今回はなんとフィリアさんに婚約者が!!しかもヴァルと恋人同士になった後も婚約者のためにライラックを・・・。しかもしかもゼロスに激似!!ヴァルはフィリアさんを取り戻せるのでしょうか!!?ああドキドキ。 >> ・・・・・・は? >> ・・・なにか勘違いを・・・? >> と、とりあえず後編を読んで落ち着いて下さい(汗) > 今回勘違いばっか。後編も読みましたよー。勘違いを恐れて近寄ってませんけど。動物愛護の話でしたね。 > 落ち着いて書いたつもりだったんだけどなー・・・。おかしい・・・。(そりゃ私のオツムじゃ) はてさてまー、こーいうときのために、扇流落ち着き口座・・・じゃなくって、講座を・・・ まず、手のひらに「人」と三回書いて・・・ってをい。 そーじゃなくって、『前後編の場合は話が完結していないので、思ったことを率直に述べず、「・・・ですか?」といった風に書くこと』ってトコでしょーか。 >>> 恋愛小説なのに、さりげなく笑えるのが扇様のヴァルフィリ。やっぱヴァルガーヴってロックですよね、友達が「昔のX ○apanににてる」って。 >> いやそれ言ったら(笑) > 私はよく分からないのですが。 いやまぁ、髪の色は赤ですが、ヴァルみたいな髪型なんです。うん。 >>> 短い上に訳分かんないのでこれにて逃走します。私もちゃんとヴァルフィリ恋愛小説がかきたいんだけど・・・「違う恋〜」完結で燃え尽きたし・・・。砂吐き尽くしたし・・・。 >> ならば次は塩(おい) > 塩のあとは砂糖、次は・・・小麦粉?白玉粉のほうがいいな・・・(謎) パン粉片栗粉味の素!! >>> では。後編楽しみにしてます。もちろんSUTERAも。 >> はいです、あと二日で夏休みなので、SUTERA書くです。お楽しみにです。 >> ではではです。 > 楽しみにしてますう。では。勘違いしない内に逃げます。もうしてたらごめんなさい。 いやいや、勘違いしようがないきもします(笑) ではでは、扇でした。 |
11048 | 続・ある、晴れた昼下がり(後編) | 扇 | 7/16-22:25 |
記事番号11021へのコメント こんにちは・・・とゆーより、今晩は。扇です。 後編ですぅ。 本当は昨日書いたんですけどね・・・理由は以下省略。 ところで、今日は皆既月食ですね。 とゆーことで、まぁた性懲りもなく新小説を思いついたり(共通点無し) んだば、難しい話は無しにして、とりあえず本編をどーぞ。 __________________________________ 続・ある、晴れた昼下がり(後編) 『ねぇ、リラ』 彼女は、優しい笑みを浮かべて尋ねてきた。 『なんだい? フィー』 彼女の婚約者にあたる彼が、彼女のことが可愛くてたまらないと言う表情で答えた。 『もし・・・』 彼は、神官としての実力は充分すぎるほどあった。 だから、故郷の神殿を離れ、修行の旅に出た。 様々な苦しみ、屈辱、悲しみ、怒り、憎しみ。 負の感情を胸に抱えつつ、だがこの旅が正解であったことを、彼は旅の間に知った。 新たな出会い。土産話。世界を見る。 全てが素晴らしく、今すぐにでも故郷に帰ってこのことを婚約者に語りたいと思っていた。 そんなとき、彼は故郷の仲間が全滅したことを知った。 嘘だ、頭ではそう思った。 けれど、心があらがいがたい真実を、徐々に受け入れ始め、胸が締め付けられる。頭が真っ白になる。 何をやっても駄目な感じで、自虐的になっていく。 そして彼は、自分の婚約者だけが生き延びたことを知った。 希望の光。彼はその時、そんなものを見た気がした。 彼は、婚約者に見せようと創っている魔法が完成したら、彼女のもとへと赴き、その呪法を見せて上げようと思った。 一心不乱に彼女と魔法のことを考え、そしてその術が完成したのは、それから十数年後のことだった。 彼は、彼女が今経営している店を調べ上げ、彼女の家の庭にライラックの花が咲いているのを見て喜び、彼女に逢い結婚でも申し込もうと思っていた。 彼女は、別な男性と幸せそうに暮らしていた。 『ねぇ、リラ。 もし、私が・・・』 彼にとって彼女は、親が決めた婚約者であるとはいえ、心の底から愛しいと思っている相手だった。 彼女はそのことを分かっていたが、彼女にとって彼は良き遊び相手、兄のような存在にすぎなかった。 けれど、彼女は賢く、一生懸命彼のことを好きになろうとしていた。 婚約破棄など、両親が死にでもしない限り無理だから。 『もし、私がリラ以外の人を好きになって、その人と一緒に暮らしたいと思ったら・・・リラは、どうする?』 そんなこと、あるはずがない・・・彼は一瞬そう言いかけて、口をつむぐ。 少し考え、そして言った。 『僕は、君が好きになった人と決闘して、どっちがフィーにふさわしいか、君に見極めてもらうよ』 「そういうことなんだ」 彼はそう言って、剣先をヴァルに突きつけた。 「剣は使えるんだろう? 僕と決闘しろ」 「・・・分かった」 ヴァルは苦い顔をして、そして剣を鞘から抜いた。 そもそもの始まりは、一日前。 4人分の数日分の食事をひいこら持って、ヴァルは帰ってきた。 ジラスとグラボスは、なにやら炭坑工事が手間取っているとかで、今日は泊まり掛けだ。 ヴァルは、告白してから初めてフィリアと二人きりで食事をすることになった。 気まずさからか、二人とも何も話さなかった。 フィリアは、さすがに今すぐ『リラ』とやらが来るわけではないと判断したらしく、浮かれていたのもなくなった。 なんとか気を紛らわそうと、ヴァルは口を開いた。 「あのさ・・・」 『リラ』とやらの事を聞こうと思って、話そうとすると。 ドンドン 突然扉が叩かれた。 「どちら様ですか? もう、店は・・・」 フィリアは席を立ち、扉へと向かった。 相手の顔を見るための小窓から、外を見つめ、絶句した。 急いで扉を開け、そこに立っている人物に抱きつき、叫んだ。 「リラ!!」 「・・・あんた、たしか昼間の・・・」 「そうだ」 彼・・・ライラックはフィリアの髪を撫で、冷たく言った。 フィリアが男と一緒にいたことが気に入らなかった。 いや、彼は店の従業員か何かで、ただ一緒に食事をしているだけか・・・。 そう思いこもうとしていた。実際、超大はずれというわけでもなく、ヴァルは実際にこの店で働いていた。 「・・・リラ、って・・・」 「僕の愛称だ」 彼は、感動のあまりに(そう思うことにした)泣きそうになっているフィリアの背中を優しくポンポンと叩きながら言った。 フィリアは、本当はライラックにどうやってヴァルのことを言うか困っていて、申し訳なさに涙が滲んでいたのだが。 「ライラックとリラとは、同じ意味なんだ。 同じ・・・花の名前」 彼はフィリアの顔を覗き込もうとして、だがフィリアが顔を上げないのに、自分の顔をしかめた。 「まぁ、知り合いにはライラ、『家族』にはリラと呼ばれているが」 まるで、すでにフィリアが家族・・・妻であるかのような言い方だった。 ヴァルは、捨てかけた元恋人説(実際は婚約者)が正しかったことを、身をもって知った。 「さてフィー、彼のことを紹介してくれないか? そして、僕のことを彼に」 その言葉に、ヴァルはむっとする。 フィー、だと? 馴れ馴れしい。奇妙な愛称を付けて。 それも、家族しか呼んではいけない言葉か? 「・・・ヴァル、この人はライラック・・・。 私の婚約者です・・・親が決めたものですけど」 なんとか、最後の言葉にアクセントを付ける。 フィリアは、胸の内が罪悪感でいっぱいになっていった。 「火竜王のとこの黄金竜の生き残りか・・・」 その口調が、ライラック個人に向けられたものではなく、ライラックを含めたその一族に対する憎悪の口調だったため、ライラックは少し疑問に思った。 正義の名の下に真実の悪を討つ我が種族に、何の恨みがあるというのだ。そう思った。 「この人はヴァル。 私の・・・・・・」 フィリアは先が言えずに、顔を伏す。ライラックのもとを離れる。 ヴァルがこっそり後ろからフィリアを抱きすくめ、ライラックを睨み付けていった。 「古代竜の生き残りで、俺は・・・・・・ いまんとこフィリアの恋人、ってヤツだ」 それを聞き、ライラックが目を大きく開ける。 聞きたくない言葉。 認めない。 フィリアは、僕の物だ。その想いが、胸を占める。 「だがフィー、君には僕という婚約者が居るだろう?」 どう出るか、泣き出すだろうな、と思いながらライラックは聞いた。 もし泣き出したとしても、それは浮気したフィリアの自業自得だ、そう思った。 だがフィリアは顔を上げ、きっとライラックを見つめ返した。 「もう、お母様もお父様も亡くなりました。リラのお父様もお母様も亡くなりました。 婚約は、私から破棄します」 ライラックはぎり、と奥歯をならした。 後ろを向いて、この家から出ようとした。 「待って下さい」 フィリアが後ろから声をかけてきた。 「もう、夜遅いです。 宿を取っていないなら、せめて今夜だけでも、泊まっていきませんか? いろいろと・・・話も聞きたいですし」 そして、話もしたい。それは、言わないでおいた。 「・・・わかった。フィーも、好きなようにするが良い。 僕も、好きなようにするから」 その言葉が、宿の話ではなく婚約の話に当てられた物だと、フィリアは気づかなかった。 ライラックは結局、あてがわれた客室に閉じこもって、フィリアと話をしなかった。 そのかわり、ヴァルがフィリアとたっぷり話をした。 「フィリアは、あいつが好きなのか?」 単刀直入にそう言われて、フィリアは困惑する。 「・・・好き、と言えば好きです。 けれど、それはその・・・愛とか、そういうものじゃなくって・・・」 「トモダチとか、兄みたいな存在とか・・・恩人だから、とか、そう言う意味の好き、だな?」 そう言われて、フィリアは頷いた。 ヴァルは、その気持ちが分かった。 自分も、最も荒れていた頃は・・・自分もフィリアと同じ様な感情を、ガーヴに向けていたから。多少フィリアよりは、想いが強いけれど。 「で、フィリアは・・・これから、どうしたい?」 「わかりません・・・」 フィリアは頭を振り、顔を手で覆ってしまった。 「・・・リラは・・・ずっと私のことを想って・・・考えてくれていて・・・その気持ちは、痛いほど分かるから・・・だから、『さよなら』は言えない・・・けど・・・」 しゃくり上げながら、けれど必死にフィリアは言葉を紡いだ。 申し訳なさ。 もし自分がライラックを受け入れなかったら、ライラックは一人になってしまうという想い。 火竜王に仕える黄金竜の種族は、もうフィリアとライラック、もしかしたらあと一人か二人はいるかもしれないが、だいたい片手ぐらいで数えられるほどしか生き残っていないのだ。 そして・・・ライラックの気持ちを裏切る想い。 ライラックは、あれほどにまで自分に尽くしてくれて。 彼が旅立ったのだって、フィリアのためになにやら魔法を創るため、力を付けるためだと言っていた。 フィリアを守る力を付けるため。 それが、全て無意味になってしまうのだ。 「リラに悪いです・・・・・・」 そのまま、フィリアは黙ってしまった。 ぎゅっ、とヴァルはフィリアを抱きしめた。 フィリアが驚いて目を開け、ヴァルの顔を見る。 だが、ヴァルは顔をフィリアの肩より奥にやったため、その表情は見れなかった。 「誰にだって・・・運命の人は居るんだ。 いつ何処で逢えるかは分からないけれど・・・ライラだって、永遠に一人ではないんだ」 ヴァルは、なんだかんだ言ってもライラに内心同情し、哀れみ、そして幸せになってほしいと想った。 扉越しにその言葉を聞いていたライラは、そのヴァルの気持ちが分からなかった。 「何のつもりだ・・・?」 突然ライラはヴァルに剣を持って外に出るよう行った。 ヴァルは、狩りでもするつもりかと、愛用している細剣を持って外に出た。狩りに使うのは剣ではなく弓だと、そこで気づいた。 ライラの方はすでに剣を構え、いつでも戦えるように待っていた。 「決闘だ」 ヴァルの問いに、ライラは当然だというように答えた。 「僕は、ずっと前フィーに、もしフィーに僕以外の好きな者が出来てその者と暮らしたいと願うのならば、僕はそのものと決闘をしようと誓った。 どちらがフィーにふさわしいか、彼女に見極めてもらうため。 だから、戦え」 こういわれては、ヴァルは引くわけにはいかなかった。 相手を不戦勝させフィリアをとられるのなんて死んでもイヤだし、ましてや臆病者と思われるのはもっと嫌だった。 「そういうことなんだ」 彼は剣先をヴァルに突きつけ、言った。 「剣は使えるだろう?」 僕と決闘しろ」 「・・・分かった」 苦虫をつぶしたような顔をして、ヴァルは剣を鞘から抜いた。 細く真っ直ぐ、美しい刀身。 柄の部分には、複雑な羽の模様が施されている。 そして、細かく書かれた魔法文字。剣を、僅かでも軽く、素早く動かせるようにするためのもの。 「僕は神官だが、剣の腕だって、自分で言うのも何だがなかなかだ。 甘く見るなよ」 「・・・こっちこそ、ただの一般市民と思って、ただでさえひ弱な力を更に弱めるなよ」 ヴァルの挑発に、ライラはカチンときた。 「君のそのねじ曲がった根性、美しく不幸な君の剣のように真っ直ぐにしてやる!」 叫び、ライラは踏み出した。 「へん、誰の剣が不幸だって?」 ヴァルは、高く上に飛ぶ。 「剣は自らの真の使い手に使われてこそ、幸せなんだ」 ヴァルがもといた場所にライラはたどり着き、足を止める。 「お前の剣の方が、よっぽど可哀想だぜ!」 剣を真っ直ぐ下におろす。 ライラの剣が、それを受ける。 甲高い音がする。 「ヴァル! リラ!!」 フィリアが声をあげ、家から出てきた。 「フィリア、手を出すな!」 二人を止めようと戒めの呪文を唱えようとしたフィリアを、ヴァルが叫んで止める。 その顔には、笑みがあった。 「これは、男同士でどうしても付けなきゃならない決着なんだ!!」 『きゃっ』 彼女が声をあげる。 犬が彼女に向けて吠えたのだ。 『やっ、リラ助けてっ』 その犬は大きく、まだ背の低い彼女にとっては、自分を一のみしようとする魔物のように見えた。 『だめだよ、フィー』 彼は、彼女が犬に向けて反射であげた手を押さえ、止める。 そして、手を払い犬に「しっ、しっ」と言って、追い払った。 『いかなる生き物も、命を持ってこの地に存在している。 君が叩かれたら痛いように、あの犬だって痛いし、君が斬りつけられたら、あの犬だったら死んでしまうだろう』 彼の言葉を、彼女は真剣に聞いた。 『いかなる時でも、我を失ってはいけない。 余計な命を奪ってしまうから・・・』 「きゃぁぁぁぁぁっ!!」 フィリアの悲鳴に、ライラックははっとする。 自分の手にかかった、生暖かい感触。 血だ。 その赤さに、声をあげようとする。 だが、実際に血を流している者が目に入って、何も言えずにいた。 ヴァルが背中をばっさり切られて、うずくまっている。 その胸に、一匹の犬を抱いて。 よくこの辺には、街から犬やら猫やらが、道に迷って現れる。 その中の一匹だった。 「・・・これは、真剣勝負だ・・・本当の剣を使ってるんだからな。 俺の命をもし奪うというのなら、俺も所詮その程度の男だったんだ、おとなしく死んでやるさ」 そう言ってヴァルが、ライラに顔を向けた。 その瞳には、怒りの色しかなかった。 「我を失って余計な命を奪うことだけは許さない!!」 あまりの流血の多さにか、立とうとして足をふらつかせ地に座り込み、ヴァルは叫んだ。 フィリアが駆け寄って、回復魔法を唱えた。 「・・・僕は」 ライラは何か言おうとしたが、それを遮ってフィリアが言った。 「・・・ここは、ライラが居るべきところじゃないわ」 その言葉に・・・最後の言葉より、自分のことをリラと呼ばなかったことの方にショックを受け、ライラは黙り込む。 「そうだね・・・」 ライラは、弱々しく微笑んだ。 「僕には、此処は似合わない。 此処に居続けたら・・・また、この地に血を吸わせてしまう」 ライラは剣を鞘に収めた。 「ごめん・・・ちょっと、あっちに泉が見えるから・・・水、持ってくる」 ライラは遠くを指さし、駆けていった。 もしかしたら、泣いていたかも知れないな、とフィリアは思った。 「ごめん、ヴァル」 翌日。 キズもフィリアの魔法によって癒え、あの犬は野良犬だったことが分かり、ヴァルが飼うと主張したため、家に家族を一匹増やして。 ライラは言った。 「僕、あれから色々考えた。 僕には・・・旅の方が合ってる、って」 ライラは弱々しく微笑んだ。 「ごめんね・・・本当に。 キズ、大丈夫?」 「ああ」 ヴァルはそう言って、にこやかにガッツポーズをしてやる。 ヴァルは怒りが頂点に達するのが早ければ、怒りが収まるのも早かった。 それが羨ましいな、とライラは思った。 自分もまだまだだな、とも思った。 「・・・そうだ、フィリア、ヴァル」 その呼び方に、フィリアが顔を上げる。 「最後に、見せたいものがある・・・」 と言って、ライラはぶつぶつ呪文を唱え始めた。 この旅で作り上げた魔法・・・・・・ 発動させる。 辺りが輝き・・・。 そして、そこにあったのは。 「ライラックの花・・・」 たった一輪きりの、ライラックの花。 それが、フィリアの手の中にあった。 「それは、僕が魔法で作り上げた花・・・永遠に枯れない、魔法の花」 そう言って、ライラはヴァルに向かって笑った。 「僕にも、早く運命の人が現れると良いな」 「・・・ああ」 ちょっと照れて、ヴァルは言った。 「・・・じゃあね」 突然現れて、彼はそうしてすぐ去っていった。 今度の旅は長くなりそうだな、と。 「またいつか、来て下さいね!!」 フィリアが大声を出した。 ライラは遠くで手を振り、そして空間転移をした。 「・・・なぁ、フィー」 ヴァルのその言葉に、フィリアが顔を上げた。 「これで・・・良かったのかな」 「私は・・・良かったと思います」 そう言ってから、フィリアはヴァルの手を引っ張った。 「はい、もう二日も帰ってないんですから、そろそろジラスさん達がお腹をすかせてやってきますよ。 お昼御飯を作りましょう!」 そうして、小さく言った。 「・・・フィー、と言うのは家族にしか呼ばせないんです」 そして、心の中で付け加えた。 絶対に、私にとって最高の、そして最愛の家族になって下さいね、と。 それが、ある昼下がりの日の出来事だった。 __________________________________END ふにゅぅ、終わりました。 うん、いいですなヴァルフィリ。 そして、ライラ。彼は結構気に入ってます。 この話じゃぁちょっとヤなヤツに思えますけど。本当はさっぱりしたいい性格で、今後はヴァルの良きトモダチとして登場・・・するかなぁ? ライラック、と辞書で引いたら、『リラのこと』と出るので、見てみて下さい。 彼がゼロスに似ているのは、ゼロフィリと照らし合わせたかったから・・・では決してありません。私ゼロフィリ嫌いだし。ゼロフィリ派の方すいませんけど。 まぁ、一個人の台詞として受け取って下さい。以上。 さて、今回の小説のどこかに、林原さんのとある歌の一説が、台詞として登場しています。さて、どの部分で、なんの歌でしょう? ヒントは、『歌詞がそのまま載ってるわけじゃないけれど、実物との違いはそのキャラのしゃべり方程度』『ヴァルの台詞です』の二つです。さて、なんでしょー。れっつしんきんぐたいむ。 ではでは、次はSUTERAで会いましょう☆ |