◆−初書きな詩。ヴァルフィリです。−人見蕗子(8/19-16:50)No.11545


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11545初書きな詩。ヴァルフィリです。人見蕗子 8/19-16:50


詩。(ヴァルフィリ)

彼の声を

声にならぬ叫びを

叫びようのない胸のうちを

感じる。

それはとてもとても残酷なようで信じられぬ美しさを纏い

涙が零れ落ちる瞬間の静けさを抱き

見なかったふりをしろ

そう語り続ける。

巫女という名のもとでは彼の身を引き裂き、ただ彼を責め続ける。

しかし私はただひとりの私として

ただひとりのあなたを救いたいと切望しているのだ。

我が声を聞け。

叫びのすべてを真摯に捕らえ、そして我の胸のうちを知れ。

感じろ。

存在を破棄された哀れな堕天使よ、

       あなたの存在を信じる者は此処にいる。

       もしもあなたがひとりのあなたとして生きることを望むのであれば、

       背中の漆黒の翼など見ないふりをしてあなたの形を認めよう。

       私のすべてを賭けて。

       思い出せ、いつかすべてを忘れて空を飛ぶために。

       其の体を流れるのは、未だ赤き血だということを。







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 詩は苦手です・・・・。どこがヴァルフィリなんだろ・・・・。