◆−新たなる戦いの序章−人見蕗子(8/24-22:22)No.11629
 ┗「お嬢さん」発言、健在だーーー!!!−美月 沙耶(8/25-03:41)No.11637
  ┗「お嬢さん」抜きにヴァルフィリは語れない!!−人見蕗子(8/25-18:52)No.11639
   ┗続・「お嬢さん」発言!!!−美月 沙耶(8/26-12:19)No.11645
    ┗Re:続・「お嬢さん」発言!!!−人見蕗子(8/26-17:02)No.11658


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11629新たなる戦いの序章人見蕗子 8/24-22:22


 浅い眠りの中で、夢を見ていた。
 永遠に続く、あの瞬間のリフレイン。

「―――天空を貫く、一条の矢を与えん!!」
 とどめを刺すことを、あのリナ=インバースですら一瞬躊した。
死を迎えたあの青年は、両手を広げ、微笑んだ。皮肉も悲しみも滲んではいない、満たされたような笑顔。最後の最後で見た、あの穏やかな表情。
なぜ笑えたのだろう。
自分に問い続けるが答えが出るわけもなく、彼は微笑み続ける。
胸が苦しい。
この痛みは何なのか分からない、彼のことを何も分からない、だから彼を失ってしまったことを悔やんでも悔やみきれない。
―――失った?何を勘違いしてるんだ、お嬢さん。
彼は微笑み、私に話し掛ける。忘れようのないハスキーな声。そう、あなたは今私の前にいるわ。あなたを失ってなどいないのにね。あなたは、死んでなどいないのに。私ったら何を勘違いしてるのかしら。
―――違う。俺ではなくて・・・。あんたが求めているのは、これだ。
そういって彼は私の手にうす青く発光する球を握らせた。これは・・・古代竜の宝玉。私が求めているのは宝玉ではないわ、これは古代竜の神殿から私が持ち出したもの。だから、あなたにお返しします。
―――何を言っている?それが、俺じゃないか。
柔らかい笑みを浮かべ、彼は消えてしまう。待って、呼び止めようとした瞬間、彼の残した球が熱を帯びる。中をのぞくと一匹の胎児が身を丸め、目覚めを待ちつづけている。
―――もう生まれるぜ、あんたが求めていたものは。
去ったはずの彼の声が耳に届き、悲しくもないのに涙が止まらなかった。まだ間に合うかもしれない、私は卵を投げ捨てて彼の消え去った場所に腕を伸ばし・・・。

 ずべしゃっっ!!!
 揺り椅子から落っこち、マトモに顔面を打ち付ける。あうう・・・とうめきつつ立ち上がったフィリアの目に映ったのは、闇に包まれた店内。彼女はこう見えても、骨董品屋の女主人なのだ。店番をしていて、つい眠り込んでしまったらしい。今夜は新月なのだろうか、どの窓もカーテンを引いていないというのに店には光ひとつない。
 ひりひりする鼻の頭を押さえつつ電灯をつけると店はたちまち白い光の元に照らし出される。その眩しさを目に感じた瞬間、フィリアの脳裏に夢の内容が蘇った。
「ヴァルガーヴが・・・生まれる・・・?」
 胸を甘く締め付ける感情に襲われ、フィリアは店を飛び出して自分とヴァルガーヴの卵の寝室へと走る。自宅はどの部屋にも明かりがともってはいないが、そんなことはどうだっていい、ヴァルガーヴの誕生をこの目で見届けなければ、そんな使命感がフィリアを突き動かした。
「ヴァルガーヴっ!?」
 バタン!!と勢いよく寝室の扉を開きーーー、フィリアは呆けたようにその場に立ち尽くす。闇の中、窓辺に置かれたバスケットを覗き込む人影。あのバスケットは、卵を入れておいたものだ。フィリアに気づいた人影はゆっくりと彼女に歩みより、部屋の電気をつける。
「お久しぶりですね、フィリアさん」
「ゼ・・・ロス・・・」
 そこにいたのはヴァルガーヴではなく、不敵な笑みを浮かべる獣神官。
「っと・・・フィリアさん!?」
 緊張の糸が切れ、崩れ落ちるフィリアを慌ててゼロスが支える。
「どうしたんですか一体・・・」
「―――ごめんなさい、なんでもないんです」
 堅い声でつぶやき、腰に回されていたゼロスの手をゆっくりとほどく。以前なら彼女に触れようものなら怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤に染め、叫び声のひとつやふたつあげていたのに。フィリアの変化にゼロスは訝しげな顔をする。
 壁伝いに歩き、フィリアはどすん、とベッドに腰をおろしてバスケットをのぞく。そこには今までと変わりない、ヴァルガーヴの卵があった。大きく溜め息をつき、そっと卵を抱きしめる。生まれたばかりの赤子を慈しむかのように慈愛に満ちた瞳を向け、頬を摺り寄せ、軽く口付け・・・ゼロスの視線に答えるかのようにフィリアは目を上げ、彼の紫闇の目を覗き込む。
「夢を、見たんです。ヴァルガーヴが生まれる夢。でも、まだまだ先のようね。―――私がこういうことをするのは、おかしい?」
「いえ・・・正直驚きましたけどね。実の子でもないのに、よくそこまで愛情を注げるなーっと・・・。それが、ヴァルガーヴだからですか?」
「―――多分、そうでしょう。今度こそ、この人のすべてを理解してあげたい」
 そういって卵を胸に抱くフィリアの姿は、ゼロスですら思わず跪いて指を組みそうになるほど神聖な美しさがあった。
「ヴァルガーヴを、愛していたんですか」
「今でも、愛しています」
 その真摯な表情を見て、ゼロスに悪戯心が湧きあがる。
「それは、これから生まれてこようとしている『ヴァルガーヴ』ですか?それとも、過去の『ヴァルガーヴ』を?」
 フィリアの目がさっ、と伏せられる。
 世界の全てを恨み、なにより自分自身の存在を恨んだ青年は死んだ。ここにいるのは新たな人生を歩む、ただの胎児だ。
「―――分かりません」
「まったく、あなたも可哀相な人ですね。どっちに転んでも決して伝えられない恋、ってヤツですか」
「私、も?」
 フィリアがはっとゼロスを見つめ、彼は「しまった」とばかりに目を見開いた。
「あなたは、誰に禁断の恋をしたのかしら?リナさん?それとも・・・私だったのかしら?」
 今度はフィリアが悪戯っぽくウインクする。眉を下げ、ゼロスは大きく息を吐いた。
「それは自惚れってもんですよ。それにしてもずいぶんと口も達者になって・・・。たくましくなりましたね、フィリアさん」
「今まで私は神殿の中で守られ、生かされてきたんです。これからは他人を生かす立場になるかと思うと、なんだか力が湧いて来る気がして」
「生かす立場、ねえ・・・。フィリアさんはそれから生まれるのはヴァルガーヴの赤子だと確信しているのですか」
 さっきとはうらはらの、冷酷な魔族としての声、表情。ゼロスの変貌にフィリアは身を固くする。
「それはどういう・・・・っ!?」
 手の中の卵が突然高熱を発し、余りの熱さにフィリアは思わず卵を落としてしまった。慌てて手を伸ばしたが―――、それは今までより強い光に包まれ、最初に空から降りてきたときのようにゆっくりと落ちてゆく。そして床に触れた瞬間、激しく発光した。それを強く弱く、鼓動のように繰り返す。
 きゅいいいいい・・・・・きいいいいい・・・・・・・・・・・・
(鳴いて、いる・・・?)
「僕がただの赤子の誕生に立ち会うはずがないでしょう?今回僕が姿をあらわしたのは、獣王様のご命令なんですよ。『神と魔が複雑に絡み合った何か大きな力が発動しようとしているので確認してこい』と言われましてね・・・ッ!!?」
「それじゃ・・・」
 フィリアの言葉は、耳をつんざく鳴き声と激しい閃光によってかき消された。

「う・・・・」
 がんがんと痛む頭を振り、光線にやられた目を必死に見開いてフィリアは部屋を見回した。そして、彷徨っていた視線が一点に釘付けとなる。
 床に座り込み、荒い呼吸を繰り返す青年。白く、傷だらけの肌。肩までの翡翠色の髪。満月を映しているような深い金の瞳。それは見間違いようもない、懐かしいヴァルガーヴの姿。
 彼もまた、フィリアと同じく呆けた顔をしている。そこに居合わせた誰もが、この事態を把握し切れなかった。だが真っ先に反応したゼロスはフィリアとヴァルガーヴの間に入り、錫杖の先を彼に突きつける。
「まさかあなたが戻ってくるとは・・・。獣王様も思わなかったでしょうね」
「ゼロス、か・・・。まだ俺を狙うのか?」
 不敵な言葉とはうらはらに、その顔に殺意は滲まない。
「―――角はどこに落としてきたんです?」
「角がどうしたって・・・!?」
 ヴァルガーヴは額の上に手を伸ばし、そこに何もないことに驚愕する。もともと古代竜、神族である彼が魔族として振舞ってこれたのは主より授かった魔力の源、角のおかげだった。それを失った以上、ヴァルガーヴはもう・・・。
 考えるより先に体が動き、フィリアは泣きながら彼の腕に取りすがった。
「お嬢、さん・・・」
 その声にはもう、皮肉も殺意も悲しみもない。
「ああ・・・うあーん・・・っく・・・・うぁ・・・・」
 胸から溢れる言葉を声にしようと思えば思うほど声にはならず、フィリアは童女のように泣き喚く自分に驚きながらも醜態を晒し続けるしかなかった。一度はあきらめたのに、今目の前に彼がいる。もどかしさの中で彼女は言葉にならぬ叫びをあげる。
 その様子を見つめるゼロスの目は、冷ややかだった。いや、一足先に絶望を知り、憐れみの視線を彼らに向けていた。
「―――ひとつ忠告しておきますけれど、ヴァルガーヴ、あなたは角を失ったからといって神族に戻れたわけではありませんよ」
 フィリアの肩がびくっ、と震え、嗚咽が止む。
「どういう意味だ・・・?」
「あなたは一度死に、魔族として蘇った、そうですよね。ということは、あなたの中に魔族の遺伝子があるからこそあなたは生きているんです。ヴァルガーヴの中には、ガーヴの力が生きているんですよ。
 フィリアさん、残念ですが彼に安息は生涯与えられません。神と魔の力を未だあわせ持つ以上、ヴァルガーヴは神族からも魔族からも追われつづける運命です。異界の魔王の暴走を止めるには、彼を人柱とさえすれば済むんですから。
 まあ、あの戦いに関わった僕としてはもうあなたたちに干渉するつもりは毛頭ないですが、ほかの方たちが僕の代わりにお相手しますよ。ではフィリアさん、ヴァルガーヴ、もう会うこともないでしょうが、健闘を祈りますよ」
 といつもの調子でウインクひとつ残し、獣神官は音もなく虚空へ消えた。
 フィリアは濡れた顔を上げ、おびえた目でヴァルガーヴを見つめる。彼の緊張した口元がふと緩み、彼女の額を軽く指で弾く。
「なんて顔してんだよ」
「―――だって・・・ヴァルガーヴ、あなたはまだ・・・」
「もういいんだ」
 自分の中にガーヴが生きている。ゼロスの口からそう聞いた瞬間、ヴァルガーヴは確信した。
 最期の時を迎えたヴァルガーヴの耳に、届いた言葉。あれが空耳でも都合のいい妄想でもなかったということ。

     誰が、敵討ちなんぞしろって言ったんだよ。
     俺はただ、お前らしく生き抜いてほしかっただけなのに、馬鹿だな、ひとりで暴走してあっさり死を選んじまって。
     だが、礼は言っとくぜ。
     最期まで俺の夢物語につきあってくれて、ありがとよ。

 あの声が、本当に主の言葉だったのなら。
 俺は今まで、何をしていたんだろう。
 我が一族のために、ガーヴ様のために、ダークスターの、ヴォルフィードのために。
 全ては、俺という存在の空費に過ぎなかったのか。
「卵となってから今まで、本当は全て見えていたし、聞こえていた。あんたが『赤子』の俺を待ち望んでいたのは痛いほど知っているから、なんて言えばいいのか、分からねぇ」
「すべて・・・」
 いままでの言動を思い出し、フィリアは真っ赤になる。
(私・・・告白してたの・・・!?)
 気が動転したフィリアはヴァルガーヴから離れようとしたが、彼は細い腕を掴み彼女を抱きしめた。
「あんたには散々ひどい事をしてきたよな・・・。俺は不器用なんでね、言いたいこと、言わなけりゃならないことはたくさんあるけど、言えそうもねーんだ」
 フィリアはヴァルガーヴの胸の中でぶんぶん首を振る。フィリアもまた、言葉が出なかった。
「また俺のひとりよがりなのかも知れないけど・・・今度こそ、俺はあんたに報いる生き方をしたいよ。俺が神族にも魔族にも狙われてることで、新たな戦いの中であんたを傷つけることしかできないかもしれないけれど・・・」
 ヴァルガーヴは立ち上がり、フィリアに向けて手を伸ばす。
「一緒に来るかい、お嬢さん?」
 寂しげな、それでいて悪戯っぽい笑みはフィリアの決心を固めるのには充分だった。
「あなたとなら、どこへでも」
 繋いだ手は、多分決して離れない。
 彼らの新たな戦いは、始まる。

         一緒にいる時確かな事
         語れる愛は
         見えない永遠を
         救ってくれるよ
         心の中 魔法をかけて
         気づかせてみたい
         いつからか再び
         からまる・・・・








 メーアドの無い私にとって一番投稿しやすいのはやはり「書き殴り」だった・・・。
 久しぶりにシリアスヴァルフィリです。書こうと思えば書けるものですね。
 「序章」とかいってこれで完結だったり・・・。前半ゼロフィリ、後半ヴァルフィリって感じです。
 フィリアさんが全然可愛くないのが嫌ですねー。なんなんでしょう私の書くフィリア。強いです。悪女みたいです。もっと少女めいた儚いフィリアが好きなのに・・・。しかもヴァルガーヴがそんな雰囲気纏ってたりするし。
 今回シリアスを書こうと思ったのは、にあ様のヴァルフィリ小説に感銘を受けたからです。ここにある「信実と偽善」、その他あちこちのサイトにあるにあ様の小説は本当に素晴らしいです。ヴァル好き、フィリア好きなら絶対読んで泣くべきだと私は思います。どれも私は泣きました。ああ、にあ様に会ってみたい・・・。
 最近、「人は善意で生かされている」というあるサイトの一文が身に染みます。どうやら私の小説を読んで面白いと思っているお方がいらっしゃるようで・・・・。スレサイトの掲示板にカキコしたレスを見て気づいたのですが。さくら様、ふぉお様、華丸田様、澪様ありがとうございます。南戯様、レスありがとうございました。少しでもマシなものを書こうと痛感しました。
 あ、最後の詩はglobeの「Pafume of love」より。globeは初めて聞いたラブソングです。恋愛経験のない私にとって、ヴァルフィリを書くためには欠かせない(笑)
 シリアスかけなくなってなくて良かった・・・。


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11637「お嬢さん」発言、健在だーーー!!!美月 沙耶 8/25-03:41
記事番号11629へのコメント

どうも初めまして!人見さんの小説「弾劾裁判」・・・とたしかこれの続きのヴァル中心にカップリングを展開していくお話(すいません。題名覚えてなくって)拝見させてもらってます!人見さんのギャグセンス皆さんのおっしゃるとおり最高です!!!その人見さんのシリアスヴァルフィリ!!!よかったです!!!私も物書きしますけどこんなすごいのかけませんーーー(泣)ヴァルの絵描いてウフフしてます(笑)
>
> 浅い眠りの中で、夢を見ていた。
> 永遠に続く、あの瞬間のリフレイン。
>
>「―――天空を貫く、一条の矢を与えん!!」
> とどめを刺すことを、あのリナ=インバースですら一瞬躊した。
>死を迎えたあの青年は、両手を広げ、微笑んだ。皮肉も悲しみも滲んではいない、満たされたような笑顔。最後の最後で見た、あの穏やかな表情。
ホント・・・あの笑顔は、涙ちょちょぎれました・・・。アニメーターの宮田さんのヴァル・・・ホントにホントに切ないですーーー!!!

>なぜ笑えたのだろう。
>自分に問い続けるが答えが出るわけもなく、彼は微笑み続ける。
ヴァル・・・きっと光の中で見たんじゃないんでしょうか。彼が望んだものが・・・まだ幸せだった幼少時代や、仲間のこと・・・憎みそしてあいした世界に転生して今度こそ幸せになる夢を・・・なーんてくさかったりして・・・(笑)

>胸が苦しい。
>この痛みは何なのか分からない、彼のことを何も分からない、だから彼を失ってしまったことを悔やんでも悔やみきれない。
>―――失った?何を勘違いしてるんだ、お嬢さん。
>彼は微笑み、私に話し掛ける。忘れようのないハスキーな声。そう、あなたは今私の前にいるわ。あなたを失ってなどいないのにね。あなたは、死んでなどいないのに。私ったら何を勘違いしてるのかしら。
>―――違う。俺ではなくて・・・。あんたが求めているのは、これだ。
>そういって彼は私の手にうす青く発光する球を握らせた。これは・・・古代竜の宝玉。私が求めているのは宝玉ではないわ、これは古代竜の神殿から私が持ち出したもの。だから、あなたにお返しします。
>―――何を言っている?それが、俺じゃないか。
>柔らかい笑みを浮かべ、彼は消えてしまう。待って、呼び止めようとした瞬間、彼の残した球が熱を帯びる。中をのぞくと一匹の胎児が身を丸め、目覚めを待ちつづけている。
>―――もう生まれるぜ、あんたが求めていたものは。
きゃーーーヴァル、早く生まれてーーー!!!

>去ったはずの彼の声が耳に届き、悲しくもないのに涙が止まらなかった。まだ間に合うかもしれない、私は卵を投げ捨てて彼の消え去った場所に腕を伸ばし・・・。
>
> ずべしゃっっ!!!
> 揺り椅子から落っこち、マトモに顔面を打ち付ける。あうう・・・とうめきつつ立ち上がったフィリアの目に映ったのは、闇に包まれた店内。彼女はこう見えても、骨董品屋の女主人なのだ。店番をしていて、つい眠り込んでしまったらしい。
まっ!フィリアさん、ヴァルを養うためにも、しっかりはたらかなきゃ(笑)

今夜は新月なのだろうか、どの窓もカーテンを引いていないというのに店には光ひとつない。
> ひりひりする鼻の頭を押さえつつ電灯をつけると店はたちまち白い光の元に照らし出される。その眩しさを目に感じた瞬間、フィリアの脳裏に夢の内容が蘇った。
>「ヴァルガーヴが・・・生まれる・・・?」
> 胸を甘く締め付ける感情に襲われ、フィリアは店を飛び出して自分とヴァルガーヴの卵の寝室へと走る。自宅はどの部屋にも明かりがともってはいないが、そんなことはどうだっていい、ヴァルガーヴの誕生をこの目で見届けなければ、そんな使命感がフィリアを突き動かした。
>「ヴァルガーヴっ!?」
> バタン!!と勢いよく寝室の扉を開きーーー、フィリアは呆けたようにその場に立ち尽くす。闇の中、窓辺に置かれたバスケットを覗き込む人影。あのバスケットは、卵を入れておいたものだ。フィリアに気づいた人影はゆっくりと彼女に歩みより、部屋の電気をつける。
>「お久しぶりですね、フィリアさん」
>「ゼ・・・ロス・・・」
> そこにいたのはヴァルガーヴではなく、不敵な笑みを浮かべる獣神官。
がーーーん!!生ゴミ魔族!!!フィリアさんショーーーク!!!

>「っと・・・フィリアさん!?」
> 緊張の糸が切れ、崩れ落ちるフィリアを慌ててゼロスが支える。
>「どうしたんですか一体・・・」
>「―――ごめんなさい、なんでもないんです」
この2人、和解したんですか?(笑)ゼロス良い奴・・・

> 堅い声でつぶやき、腰に回されていたゼロスの手をゆっくりとほどく。以前なら彼女に触れようものなら怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤に染め、叫び声のひとつやふたつあげていたのに。フィリアの変化にゼロスは訝しげな顔をする。
あら、和解したんじゃなくて、フィリアさん成長したんですねーーー。

> 壁伝いに歩き、フィリアはどすん、とベッドに腰をおろしてバスケットをのぞく。そこには今までと変わりない、ヴァルガーヴの卵があった。大きく溜め息をつき、そっと卵を抱きしめる。生まれたばかりの赤子を慈しむかのように慈愛に満ちた瞳を向け、頬を摺り寄せ、軽く口付け・・・ゼロスの視線に答えるかのようにフィリアは目を上げ、彼の紫闇の目を覗き込む。
>「夢を、見たんです。ヴァルガーヴが生まれる夢。でも、まだまだ先のようね。―――私がこういうことをするのは、おかしい?」
聖母フィリアさん・・・いいなあ・・・

>「いえ・・・正直驚きましたけどね。実の子でもないのに、よくそこまで愛情を注げるなーっと・・・。それが、ヴァルガーヴだからですか?」
うきゃきゃ!!!そーだよ、ゼロスくん!愛だよ。あ・い(笑)

>「―――多分、そうでしょう。今度こそ、この人のすべてを理解してあげたい」
> そういって卵を胸に抱くフィリアの姿は、ゼロスですら思わず跪いて指を組みそうになるほど神聖な美しさがあった。
>「ヴァルガーヴを、愛していたんですか」
>「今でも、愛しています」
> その真摯な表情を見て、ゼロスに悪戯心が湧きあがる。
>「それは、これから生まれてこようとしている『ヴァルガーヴ』ですか?それとも、過去の『ヴァルガーヴ』を?」
> フィリアの目がさっ、と伏せられる。
> 世界の全てを恨み、なにより自分自身の存在を恨んだ青年は死んだ。ここにいるのは新たな人生を歩む、ただの胎児だ。
ただの胎児・・・私はあのドラゴンのにーちゃんヴァル(16歳)から始めてっほしかったなーーー(愛・・・)そしていきなりフィリアさんとバカップル・・・(殴)すいません、シリアスなのに・・・


>「―――分かりません」
>「まったく、あなたも可哀相な人ですね。どっちに転んでも決して伝えられない恋、ってヤツですか」
>「私、も?」
> フィリアがはっとゼロスを見つめ、彼は「しまった」とばかりに目を見開いた。
>「あなたは、誰に禁断の恋をしたのかしら?リナさん?それとも・・・私だったのかしら?」
> 今度はフィリアが悪戯っぽくウインクする。眉を下げ、ゼロスは大きく息を吐いた。
>「それは自惚れってもんですよ。それにしてもずいぶんと口も達者になって・・・。たくましくなりましたね、フィリアさん」
たくましいいいい・・・フィリアさん・・・ヴィジュアル的には嫌だけど強くもなるなる・・・(笑)


>「今まで私は神殿の中で守られ、生かされてきたんです。これからは他人を生かす立場になるかと思うと、なんだか力が湧いて来る気がして」
>「生かす立場、ねえ・・・。フィリアさんはそれから生まれるのはヴァルガーヴの赤子だと確信しているのですか」
> さっきとはうらはらの、冷酷な魔族としての声、表情。ゼロスの変貌にフィリアは身を固くする。
あの最終回を経て生まれてきたのがヴァルじゃなかったら、あたしゃびっくりだよゼロス・・・(笑)あーあ。子ヴァルに「ママ」って呼ばれてみたいよー・・・

>「それはどういう・・・・っ!?」
> 手の中の卵が突然高熱を発し、余りの熱さにフィリアは思わず卵を落としてしまった。慌てて手を伸ばしたが―――、それは今までより強い光に包まれ、最初に空から降りてきたときのようにゆっくりと落ちてゆく。そして床に触れた瞬間、激しく発光した。それを強く弱く、鼓動のように繰り返す。
> きゅいいいいい・・・・・きいいいいい・・・・・・・・・・・・
>(鳴いて、いる・・・?)
>「僕がただの赤子の誕生に立ち会うはずがないでしょう?今回僕が姿をあらわしたのは、獣王様のご命令なんですよ。『神と魔が複雑に絡み合った何か大きな力が発動しようとしているので確認してこい』と言われましてね・・・ッ!!?」
>「それじゃ・・・」
> フィリアの言葉は、耳をつんざく鳴き声と激しい閃光によってかき消された。
んなっ!!!監督が言ったような展開なんて悲しい・・・

>
>「う・・・・」
> がんがんと痛む頭を振り、光線にやられた目を必死に見開いてフィリアは部屋を見回した。そして、彷徨っていた視線が一点に釘付けとなる。
> 床に座り込み、荒い呼吸を繰り返す青年。白く、傷だらけの肌。肩までの翡翠色の髪。満月を映しているような深い金の瞳。それは見間違いようもない、懐かしいヴァルガーヴの姿。
> 彼もまた、フィリアと同じく呆けた顔をしている。そこに居合わせた誰もが、この事態を把握し切れなかった。だが真っ先に反応したゼロスはフィリアとヴァルガーヴの間に入り、錫杖の先を彼に突きつける。
>「まさかあなたが戻ってくるとは・・・。獣王様も思わなかったでしょうね」
>「ゼロス、か・・・。まだ俺を狙うのか?」
> 不敵な言葉とはうらはらに、その顔に殺意は滲まない。
>「―――角はどこに落としてきたんです?」
>「角がどうしたって・・・!?」
> ヴァルガーヴは額の上に手を伸ばし、そこに何もないことに驚愕する。もともと古代竜、神族である彼が魔族として振舞ってこれたのは主より授かった魔力の源、角のおかげだった。それを失った以上、ヴァルガーヴはもう・・・。
> 考えるより先に体が動き、フィリアは泣きながら彼の腕に取りすがった。
嬉し涙。フィリアさん・・・涙でヴァルを悩殺さーーー!!!

>「お嬢、さん・・・」
> その声にはもう、皮肉も殺意も悲しみもない。
なんか、うれしいなーーーヴァル。フィリアさんをいたわってやってよーーー!!!その「お嬢さん」発言が健在なのもお姉さんうれしいぃ!!!

>「ああ・・・うあーん・・・っく・・・・うぁ・・・・」
> 胸から溢れる言葉を声にしようと思えば思うほど声にはならず、フィリアは童女のように泣き喚く自分に驚きながらも醜態を晒し続けるしかなかった。一度はあきらめたのに、今目の前に彼がいる。もどかしさの中で彼女は言葉にならぬ叫びをあげる。
> その様子を見つめるゼロスの目は、冷ややかだった。いや、一足先に絶望を知り、憐れみの視線を彼らに向けていた。
>「―――ひとつ忠告しておきますけれど、ヴァルガーヴ、あなたは角を失ったからといって神族に戻れたわけではありませんよ」
> フィリアの肩がびくっ、と震え、嗚咽が止む。
>「どういう意味だ・・・?」
>「あなたは一度死に、魔族として蘇った、そうですよね。ということは、あなたの中に魔族の遺伝子があるからこそあなたは生きているんです。ヴァルガーヴの中には、ガーヴの力が生きているんですよ。
> フィリアさん、残念ですが彼に安息は生涯与えられません。神と魔の力を未だあわせ持つ以上、ヴァルガーヴは神族からも魔族からも追われつづける運命です。異界の魔王の暴走を止めるには、彼を人柱とさえすれば済むんですから。
> まあ、あの戦いに関わった僕としてはもうあなたたちに干渉するつもりは毛頭ないですが、ほかの方たちが僕の代わりにお相手しますよ。ではフィリアさん、ヴァルガーヴ、もう会うこともないでしょうが、健闘を祈りますよ」
> といつもの調子でウインクひとつ残し、獣神官は音もなく虚空へ消えた。
おおう!!!ゼロスの本領発揮ですね!!!人見さん!!!と言うか・・・フィリアさんもヴァルもゼロスとは2度と会いたくなかったりして・・・(笑)


> フィリアは濡れた顔を上げ、おびえた目でヴァルガーヴを見つめる。彼の緊張した口元がふと緩み、彼女の額を軽く指で弾く。
>「なんて顔してんだよ」
>「―――だって・・・ヴァルガーヴ、あなたはまだ・・・」
>「もういいんだ」
> 自分の中にガーヴが生きている。ゼロスの口からそう聞いた瞬間、ヴァルガーヴは確信した。
> 最期の時を迎えたヴァルガーヴの耳に、届いた言葉。あれが空耳でも都合のいい妄想でもなかったということ。
>
>     誰が、敵討ちなんぞしろって言ったんだよ。
>     俺はただ、お前らしく生き抜いてほしかっただけなのに、馬鹿だな、ひとりで暴走してあっさり死を選んじまって。
>     だが、礼は言っとくぜ。
>     最期まで俺の夢物語につきあってくれて、ありがとよ。
がーヴ様が「ありがとう」なんて意外・・・ヴァルはこんな事言ってもらったことなさそう・・・(笑)「お前らしく生きて欲しい」と言うのはわかるなーガーヴ様!!!2人の間でそういう会話少なかったからヴァル、スゲエことしちまったんじゃ・・・ねえ?ガーヴ様・・・ふふふ・・・

>
> あの声が、本当に主の言葉だったのなら。
> 俺は今まで、何をしていたんだろう。
> 我が一族のために、ガーヴ様のために、ダークスターの、ヴォルフィードのために。
ヴァル自身のために生きて欲しかったよーーー!!!ホントあんときゃーーー!!!

> 全ては、俺という存在の空費に過ぎなかったのか。
>「卵となってから今まで、本当は全て見えていたし、聞こえていた。あんたが『赤子』の俺を待ち望んでいたのは痛いほど知っているから、なんて言えばいいのか、分からねぇ」
よしよし少しは素直になったじゃん!!!ヴァル(笑)

>「すべて・・・」
> いままでの言動を思い出し、フィリアは真っ赤になる。
>(私・・・告白してたの・・・!?)
> 気が動転したフィリアはヴァルガーヴから離れようとしたが、彼は細い腕を掴み彼女を抱きしめた。
ヴァルの腕もほっそいよなーーー腰もね・・・(笑)

>「あんたには散々ひどい事をしてきたよな・・・。俺は不器用なんでね、言いたいこと、言わなけりゃならないことはたくさんあるけど、言えそうもねーんだ」
> フィリアはヴァルガーヴの胸の中でぶんぶん首を振る。フィリアもまた、言葉が出なかった。
不器用・・・かっ・・・!(笑)自分で言うとる・・・ふふふ・・・にやり。

>「また俺のひとりよがりなのかも知れないけど・・・今度こそ、俺はあんたに報いる生き方をしたいよ。俺が神族にも魔族にも狙われてることで、新たな戦いの中であんたを傷つけることしかできないかもしれないけれど・・・」
> ヴァルガーヴは立ち上がり、フィリアに向けて手を伸ばす。
>「一緒に来るかい、お嬢さん?」
> 寂しげな、それでいて悪戯っぽい笑みはフィリアの決心を固めるのには充分だった。
>「あなたとなら、どこへでも」
> 繋いだ手は、多分決して離れない。
> 彼らの新たな戦いは、始まる。

頑張れ!!!2人とも魔族なんてーーー!!!私が!私が!!・・・がはっ!!!
(もうヤラレター)
>
>         一緒にいる時確かな事
>         語れる愛は
>         見えない永遠を
>         救ってくれるよ
>         心の中 魔法をかけて
>         気づかせてみたい
>         いつからか再び
>         からまる・・・・
いいですねーー。こんなロマンチックな詩がかけろなんて・・・!尊敬しちゃいます!!!

>
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>
> メーアドの無い私にとって一番投稿しやすいのはやはり「書き殴り」だった・・・。
> 久しぶりにシリアスヴァルフィリです。書こうと思えば書けるものですね。
> 「序章」とかいってこれで完結だったり・・・。前半ゼロフィリ、後半ヴァルフィリって感じです。
> フィリアさんが全然可愛くないのが嫌ですねー。なんなんでしょう私の書くフィリア。強いです。悪女みたいです。もっと少女めいた儚いフィリアが好きなのに・・・。しかもヴァルガーヴがそんな雰囲気纏ってたりするし。
そんなことないですよ!!!フィリアさん可愛いですよ!!!乙女ですよーーー!

> 今回シリアスを書こうと思ったのは、にあ様のヴァルフィリ小説に感銘を受けたからです。ここにある「信実と偽善」、その他あちこちのサイトにあるにあ様の小説は本当に素晴らしいです。ヴァル好き、フィリア好きなら絶対読んで泣くべきだと私は思います。どれも私は泣きました。ああ、にあ様に会ってみたい・・・。
> 最近、「人は善意で生かされている」というあるサイトの一文が身に染みます。
ホントその通りです。骨椎バンクとかがいい例ですよね。登録してる方がたの善意が患者さんを救うんですよね・・・

どうやら私の小説を読んで面白いと思っているお方がいらっしゃるようで・・・・。スレサイトの掲示板にカキコしたレスを見て気づいたのですが。さくら様、ふぉお様、華丸田様、澪様ありがとうございます。南戯様、レスありがとうございました。少しでもマシなものを書こうと痛感しました。
人見さん本当に面白いです。十分!!!

> あ、最後の詩はglobeの「Pafume of love」より。globeは初めて聞いたラブソングです。恋愛経験のない私にとって、ヴァルフィリを書くためには欠かせない(笑)
そうだったんですか。どうでもいいんですけど、私も恋愛経験ゼロです(笑)生まれてこの方・・・

> シリアスかけなくなってなくて良かった・・・。
またお願いします(はあと)

>
>

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11639「お嬢さん」抜きにヴァルフィリは語れない!!人見蕗子 8/25-18:52
記事番号11637へのコメント

美月 沙耶さんは No.11637「「お嬢さん」発言、健在だーーー!!!」で書きました。
>
>どうも初めまして!人見さんの小説「弾劾裁判」・・・とたしかこれの続きのヴァル中心にカップリングを展開していくお話(すいません。題名覚えてなくって)拝見させてもらってます!人見さんのギャグセンス皆さんのおっしゃるとおり最高です!!!その人見さんのシリアスヴァルフィリ!!!よかったです!!!私も物書きしますけどこんなすごいのかけませんーーー(泣)ヴァルの絵描いてウフフしてます(笑)
 あ・・・ありがとうございます・・・。(ビクビクビックル)どうにも不条理な割に私のギャグ(らしきもの)は受けるようですね。本人頭を抱えておりますが。
 私もヴァル絵はこっそり描いてます(笑)
>>
>> 浅い眠りの中で、夢を見ていた。
>> 永遠に続く、あの瞬間のリフレイン。
>>
>>「―――天空を貫く、一条の矢を与えん!!」
>> とどめを刺すことを、あのリナ=インバースですら一瞬躊した。
>>死を迎えたあの青年は、両手を広げ、微笑んだ。皮肉も悲しみも滲んではいない、満たされたような笑顔。最後の最後で見た、あの穏やかな表情。
>ホント・・・あの笑顔は、涙ちょちょぎれました・・・。アニメーターの宮田さんのヴァル・・・ホントにホントに切ないですーーー!!!
 あの笑顔は泣きました!!でも・・・手を広げたときと最期の台詞は笑ってしまいました・・・。ヴァルファン失格・・・?

>>なぜ笑えたのだろう。
>>自分に問い続けるが答えが出るわけもなく、彼は微笑み続ける。
>ヴァル・・・きっと光の中で見たんじゃないんでしょうか。彼が望んだものが・・・まだ幸せだった幼少時代や、仲間のこと・・・憎みそしてあいした世界に転生して今度こそ幸せになる夢を・・・なーんてくさかったりして・・・(笑)
 私は彼の本当の望みが安らかな死を迎えることだったから笑ったのかな、と思っていますが、美月様の言うことも分かります。ああ・・・胸にジンとくる・・・。
>
>
>>去ったはずの彼の声が耳に届き、悲しくもないのに涙が止まらなかった。まだ間に合うかもしれない、私は卵を投げ捨てて彼の消え去った場所に腕を伸ばし・・・。
>>
>> ずべしゃっっ!!!
>> 揺り椅子から落っこち、マトモに顔面を打ち付ける。あうう・・・とうめきつつ立ち上がったフィリアの目に映ったのは、闇に包まれた店内。彼女はこう見えても、骨董品屋の女主人なのだ。店番をしていて、つい眠り込んでしまったらしい。
>まっ!フィリアさん、ヴァルを養うためにも、しっかりはたらかなきゃ(笑)
 ついこの前まで巫女だったとは思えない発想の転換(笑)
>
>>「ヴァルガーヴっ!?」
>> バタン!!と勢いよく寝室の扉を開きーーー、フィリアは呆けたようにその場に立ち尽くす。闇の中、窓辺に置かれたバスケットを覗き込む人影。あのバスケットは、卵を入れておいたものだ。フィリアに気づいた人影はゆっくりと彼女に歩みより、部屋の電気をつける。
>>「お久しぶりですね、フィリアさん」
>>「ゼ・・・ロス・・・」
>> そこにいたのはヴァルガーヴではなく、不敵な笑みを浮かべる獣神官。
>がーーーん!!生ゴミ魔族!!!フィリアさんショーーーク!!!
 ここでガクッ、と落ちますよね。もっと引っ張らずに出てきてよ・・・。
>
>>「っと・・・フィリアさん!?」
>> 緊張の糸が切れ、崩れ落ちるフィリアを慌ててゼロスが支える。
>>「どうしたんですか一体・・・」
>>「―――ごめんなさい、なんでもないんです」
>この2人、和解したんですか?(笑)ゼロス良い奴・・・
>> 堅い声でつぶやき、腰に回されていたゼロスの手をゆっくりとほどく。以前なら彼女に触れようものなら怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤に染め、叫び声のひとつやふたつあげていたのに。フィリアの変化にゼロスは訝しげな顔をする。
>あら、和解したんじゃなくて、フィリアさん成長したんですねーーー。
 私は8話からTRY見たので、ゼロスとフィリアが犬猿の仲だって言うのがあまりピンとこないんです。ゼロフィリはどちらかと言えば反対派です(汗)
>
>> 壁伝いに歩き、フィリアはどすん、とベッドに腰をおろしてバスケットをのぞく。そこには今までと変わりない、ヴァルガーヴの卵があった。大きく溜め息をつき、そっと卵を抱きしめる。生まれたばかりの赤子を慈しむかのように慈愛に満ちた瞳を向け、頬を摺り寄せ、軽く口付け・・・ゼロスの視線に答えるかのようにフィリアは目を上げ、彼の紫闇の目を覗き込む。
>>「夢を、見たんです。ヴァルガーヴが生まれる夢。でも、まだまだ先のようね。―――私がこういうことをするのは、おかしい?」
>聖母フィリアさん・・・いいなあ・・・
 最終回のフィリアさんは正に聖母ですよー。未亡人?(笑)
>
>>「いえ・・・正直驚きましたけどね。実の子でもないのに、よくそこまで愛情を注げるなーっと・・・。それが、ヴァルガーヴだからですか?」
>うきゃきゃ!!!そーだよ、ゼロスくん!愛だよ。あ・い(笑)
 そうです、すべては愛と勇気と希望によって成り立つ物です!!(byアメリア←何で?)

>> 世界の全てを恨み、なにより自分自身の存在を恨んだ青年は死んだ。ここにいるのは新たな人生を歩む、ただの胎児だ。
>ただの胎児・・・私はあのドラゴンのにーちゃんヴァル(16歳)から始めてっほしかったなーーー(愛・・・)そしていきなりフィリアさんとバカップル・・・(殴)すいません、シリアスなのに・・・
 いいえ、私は基本はヴァル虐待ギャグですから全然OKです(笑)
 美月様は私と同じ意見ですね。私もヴァルはあのまんまがいい!!私の書いた小説「違う恋がしたいでも君と」はヴァルガーヴがにーちゃんヴァルとして戻ってきた、というドリームヴァルフィリです。過去ツリーの「ヴァルフィリ目指します。はじめまして」にあるのでお暇なら・・・(宣伝)
>
>
>>「―――分かりません」
>>「まったく、あなたも可哀相な人ですね。どっちに転んでも決して伝えられない恋、ってヤツですか」
>>「私、も?」
>> フィリアがはっとゼロスを見つめ、彼は「しまった」とばかりに目を見開いた。
>>「あなたは、誰に禁断の恋をしたのかしら?リナさん?それとも・・・私だったのかしら?」
>> 今度はフィリアが悪戯っぽくウインクする。眉を下げ、ゼロスは大きく息を吐いた。
>>「それは自惚れってもんですよ。それにしてもずいぶんと口も達者になって・・・。たくましくなりましたね、フィリアさん」
>たくましいいいい・・・フィリアさん・・・ヴィジュアル的には嫌だけど強くもなるなる・・・(笑)
 マッチョフィリア!?あの顔でムキムキ・・・ってあああっっ!!!
>
>
>>「今まで私は神殿の中で守られ、生かされてきたんです。これからは他人を生かす立場になるかと思うと、なんだか力が湧いて来る気がして」
>>「生かす立場、ねえ・・・。フィリアさんはそれから生まれるのはヴァルガーヴの赤子だと確信しているのですか」
>> さっきとはうらはらの、冷酷な魔族としての声、表情。ゼロスの変貌にフィリアは身を固くする。
>あの最終回を経て生まれてきたのがヴァルじゃなかったら、あたしゃびっくりだよゼロス・・・(笑)あーあ。子ヴァルに「ママ」って呼ばれてみたいよー・・・
 というか詐欺?私も呼ばれたいですー。

>>「僕がただの赤子の誕生に立ち会うはずがないでしょう?今回僕が姿をあらわしたのは、獣王様のご命令なんですよ。『神と魔が複雑に絡み合った何か大きな力が発動しようとしているので確認してこい』と言われましてね・・・ッ!!?」
>>「それじゃ・・・」
>> フィリアの言葉は、耳をつんざく鳴き声と激しい閃光によってかき消された。
>んなっ!!!監督が言ったような展開なんて悲しい・・・
 「コレクション」読みました?(笑)それをベースに考えてみました。ファンタジーは苦手なのでできるだけ設定を生かして・・・。

>> 考えるより先に体が動き、フィリアは泣きながら彼の腕に取りすがった。
>嬉し涙。フィリアさん・・・涙でヴァルを悩殺さーーー!!!
 おお!!いけるいける!!フィリアさんGO!!
>
>>「お嬢、さん・・・」
>> その声にはもう、皮肉も殺意も悲しみもない。
>なんか、うれしいなーーーヴァル。フィリアさんをいたわってやってよーーー!!!その「お嬢さん」発言が健在なのもお姉さんうれしいぃ!!!
 私的にヴァルガーヴの魅力を語るのに「お嬢さん」は外せないです!!特に25話!!誰も望んじゃいないのに近づいてきたフィリアに「お嬢さん、か・・・」なんてきゃああああ!!!

>>「 まあ、あの戦いに関わった僕としてはもうあなたたちに干渉するつもりは毛頭ないですが、ほかの方たちが僕の代わりにお相手しますよ。ではフィリアさん、ヴァルガーヴ、もう会うこともないでしょうが、健闘を祈りますよ」
>> といつもの調子でウインクひとつ残し、獣神官は音もなく虚空へ消えた。
>おおう!!!ゼロスの本領発揮ですね!!!人見さん!!!と言うか・・・フィリアさんもヴァルもゼロスとは2度と会いたくなかったりして・・・(笑)
 それっぽいですね(笑)
 うう・・・実は原作をきちんと読んでいない上、ゼロスは苦手なので彼はよくわからんです・・・・似てる?
>
>
>> フィリアは濡れた顔を上げ、おびえた目でヴァルガーヴを見つめる。彼の緊張した口元がふと緩み、彼女の額を軽く指で弾く。
>>「なんて顔してんだよ」
>>「―――だって・・・ヴァルガーヴ、あなたはまだ・・・」
>>「もういいんだ」
>> 自分の中にガーヴが生きている。ゼロスの口からそう聞いた瞬間、ヴァルガーヴは確信した。
>> 最期の時を迎えたヴァルガーヴの耳に、届いた言葉。あれが空耳でも都合のいい妄想でもなかったということ。
>>
>>     誰が、敵討ちなんぞしろって言ったんだよ。
>>     俺はただ、お前らしく生き抜いてほしかっただけなのに、馬鹿だな、ひとりで暴走してあっさり死を選んじまって。
>>     だが、礼は言っとくぜ。
>>     最期まで俺の夢物語につきあってくれて、ありがとよ。
>がーヴ様が「ありがとう」なんて意外・・・ヴァルはこんな事言ってもらったことなさそう・・・(笑)「お前らしく生きて欲しい」と言うのはわかるなーガーヴ様!!!2人の間でそういう会話少なかったからヴァル、スゲエことしちまったんじゃ・・・ねえ?ガーヴ様・・・ふふふ・・・
 すいません、原作きちんと読んでいない上、NEXTはガーヴ様出てるところまで見てないので彼のことはよく分かりません!!似てる?ないんですね・・・。
 ヴァルガーヴが自暴自棄になったのって2人の意志の疎通が悪かったからだったり・・・(笑)いえいえ、ガーヴァル派のあの辺の御方が恐いので(汗)ガーヴ様への愛故に、としておきましょう。
>
>>
>> あの声が、本当に主の言葉だったのなら。
>> 俺は今まで、何をしていたんだろう。
>> 我が一族のために、ガーヴ様のために、ダークスターの、ヴォルフィードのために。
>ヴァル自身のために生きて欲しかったよーーー!!!ホントあんときゃーーー!!!
 可哀想なひとですよね・・・。助けてあげたいよう・・・。
>
>> 全ては、俺という存在の空費に過ぎなかったのか。
>>「卵となってから今まで、本当は全て見えていたし、聞こえていた。あんたが『赤子』の俺を待ち望んでいたのは痛いほど知っているから、なんて言えばいいのか、分からねぇ」
>よしよし少しは素直になったじゃん!!!ヴァル(笑)
 イメージ的にドラゴンのにーちゃんヴァルです。(この呼び方いい・・・)
>
>>「すべて・・・」
>> いままでの言動を思い出し、フィリアは真っ赤になる。
>>(私・・・告白してたの・・・!?)
>> 気が動転したフィリアはヴァルガーヴから離れようとしたが、彼は細い腕を掴み彼女を抱きしめた。
>ヴァルの腕もほっそいよなーーー腰もね・・・(笑)
 腰ですね(笑)
>
>>「あんたには散々ひどい事をしてきたよな・・・。俺は不器用なんでね、言いたいこと、言わなけりゃならないことはたくさんあるけど、言えそうもねーんだ」
>> フィリアはヴァルガーヴの胸の中でぶんぶん首を振る。フィリアもまた、言葉が出なかった。
>不器用・・・かっ・・・!(笑)自分で言うとる・・・ふふふ・・・にやり。
 ああっっはずかしいーーー!!!って書いたの私だッ!!!
>
>>「また俺のひとりよがりなのかも知れないけど・・・今度こそ、俺はあんたに報いる生き方をしたいよ。俺が神族にも魔族にも狙われてることで、新たな戦いの中であんたを傷つけることしかできないかもしれないけれど・・・」
>> ヴァルガーヴは立ち上がり、フィリアに向けて手を伸ばす。
>>「一緒に来るかい、お嬢さん?」
>> 寂しげな、それでいて悪戯っぽい笑みはフィリアの決心を固めるのには充分だった。
>>「あなたとなら、どこへでも」
>> 繋いだ手は、多分決して離れない。
>> 彼らの新たな戦いは、始まる。
>
>頑張れ!!!2人とも魔族なんてーーー!!!私が!私が!!・・・がはっ!!!
>(もうヤラレター)
 おお!!私と同意見!!一緒にヴァルフィリを保護しましょう!!

>> メーアドの無い私にとって一番投稿しやすいのはやはり「書き殴り」だった・・・。
>> 久しぶりにシリアスヴァルフィリです。書こうと思えば書けるものですね。
>> 「序章」とかいってこれで完結だったり・・・。前半ゼロフィリ、後半ヴァルフィリって感じです。
>> フィリアさんが全然可愛くないのが嫌ですねー。なんなんでしょう私の書くフィリア。強いです。悪女みたいです。もっと少女めいた儚いフィリアが好きなのに・・・。しかもヴァルガーヴがそんな雰囲気纏ってたりするし。
>そんなことないですよ!!!フィリアさん可愛いですよ!!!乙女ですよーーー!
 ありがとうございます。個人的にヴァルは少女めいたひとだと思うのですが駄目かも知れないです。
>
>> 今回シリアスを書こうと思ったのは、にあ様のヴァルフィリ小説に感銘を受けたからです。ここにある「信実と偽善」、その他あちこちのサイトにあるにあ様の小説は本当に素晴らしいです。ヴァル好き、フィリア好きなら絶対読んで泣くべきだと私は思います。どれも私は泣きました。ああ、にあ様に会ってみたい・・・。
>> 最近、「人は善意で生かされている」というあるサイトの一文が身に染みます。
>ホントその通りです。骨椎バンクとかがいい例ですよね。登録してる方がたの善意が患者さんを救うんですよね・・・
 このレスも生きる糧です・・・。
>
>どうやら私の小説を読んで面白いと思っているお方がいらっしゃるようで・・・・。スレサイトの掲示板にカキコしたレスを見て気づいたのですが。さくら様、ふぉお様、華丸田様、澪様ありがとうございます。南戯様、レスありがとうございました。少しでもマシなものを書こうと痛感しました。
>人見さん本当に面白いです。十分!!!
 そ・・・そんなに褒めて生き霊が憑いても知りませんよ!!
>
>> あ、最後の詩はglobeの「Pafume of love」より。globeは初めて聞いたラブソングです。恋愛経験のない私にとって、ヴァルフィリを書くためには欠かせない(笑)
>そうだったんですか。どうでもいいんですけど、私も恋愛経験ゼロです(笑)生まれてこの方・・・
 私は詩は全然駄目です。
 恋愛・・・告白したけどメンドになって「つきあってる」って形のまま1ヶ月放置したら別れ話持ちかけられました(笑)ロマンスなかったです(笑)
>
>> シリアスかけなくなってなくて良かった・・・。
>またお願いします(はあと)
 う゛・・・また暴走したら笑ってやってください。シリアスがんばろう・・・とは思いますが・・・。




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11645続・「お嬢さん」発言!!!美月 沙耶 8/26-12:19
記事番号11639へのコメント

人見蕗子さんは No.11639「「お嬢さん」抜きにヴァルフィリは語れない!!」で書きました。
>
>美月 沙耶さんは No.11637「「お嬢さん」発言、健在だーーー!!!」で書きました。
>>
>>どうも初めまして!人見さんの小説「弾劾裁判」・・・とたしかこれの続きのヴァル中心にカップリングを展開していくお話(すいません。題名覚えてなくって)拝見させてもらってます!人見さんのギャグセンス皆さんのおっしゃるとおり最高です!!!その人見さんのシリアスヴァルフィリ!!!よかったです!!!私も物書きしますけどこんなすごいのかけませんーーー(泣)ヴァルの絵描いてウフフしてます(笑)
> あ・・・ありがとうございます・・・。(ビクビクビックル)どうにも不条理な割に私のギャグ(らしきもの)は受けるようですね。本人頭を抱えておりますが。
> 私もヴァル絵はこっそり描いてます(笑)
人見さんーーー!!!ビクビクビックルってなんすかーーー!!!(笑)私、女子高生(ギャル:笑)だからわかんなーい。っていうかヴァル絵くださいーーー!!!あっ・・・私そのうちイラストギャラリーに絵、送るかもしれません。よかったら付き合ってやってください!!!(死)

>>>
>>> 浅い眠りの中で、夢を見ていた。
>>> 永遠に続く、あの瞬間のリフレイン。
>>>
>>>「―――天空を貫く、一条の矢を与えん!!」
>>> とどめを刺すことを、あのリナ=インバースですら一瞬躊した。
>>>死を迎えたあの青年は、両手を広げ、微笑んだ。皮肉も悲しみも滲んではいない、満たされたような笑顔。最後の最後で見た、あの穏やかな表情。
>>ホント・・・あの笑顔は、涙ちょちょぎれました・・・。アニメーターの宮田さんのヴァル・・・ホントにホントに切ないですーーー!!!
> あの笑顔は泣きました!!でも・・・手を広げたときと最期の台詞は笑ってしまいました・・・。ヴァルファン失格・・・?
いいえ!私もあれには笑いました(笑)そして、あの時の効果音に・・・ははは。
でも、最後の台詞は、ヴァルの本心(?)みたいなものが、見えた気がしました。

>
>>>なぜ笑えたのだろう。
>>>自分に問い続けるが答えが出るわけもなく、彼は微笑み続ける。
>>ヴァル・・・きっと光の中で見たんじゃないんでしょうか。彼が望んだものが・・・まだ幸せだった幼少時代や、仲間のこと・・・憎みそしてあいした世界に転生して今度こそ幸せになる夢を・・・なーんてくさかったりして・・・(笑)
> 私は彼の本当の望みが安らかな死を迎えることだったから笑ったのかな、と思っていますが、美月様の言うことも分かります。ああ・・・胸にジンとくる・・・。
ええ・・・テレビ終わってもう3年ぐらい経ちますけど、ジンときますね・・・。

>>
>>
>>>去ったはずの彼の声が耳に届き、悲しくもないのに涙が止まらなかった。まだ間に合うかもしれない、私は卵を投げ捨てて彼の消え去った場所に腕を伸ばし・・・。
>>>
>>> ずべしゃっっ!!!
>>> 揺り椅子から落っこち、マトモに顔面を打ち付ける。あうう・・・とうめきつつ立ち上がったフィリアの目に映ったのは、闇に包まれた店内。彼女はこう見えても、骨董品屋の女主人なのだ。店番をしていて、つい眠り込んでしまったらしい。
>>まっ!フィリアさん、ヴァルを養うためにも、しっかりはたらかなきゃ(笑)
> ついこの前まで巫女だったとは思えない発想の転換(笑)
>>
>>>「ヴァルガーヴっ!?」
>>> バタン!!と勢いよく寝室の扉を開きーーー、フィリアは呆けたようにその場に立ち尽くす。闇の中、窓辺に置かれたバスケットを覗き込む人影。あのバスケットは、卵を入れておいたものだ。フィリアに気づいた人影はゆっくりと彼女に歩みより、部屋の電気をつける。
>>>「お久しぶりですね、フィリアさん」
>>>「ゼ・・・ロス・・・」
>>> そこにいたのはヴァルガーヴではなく、不敵な笑みを浮かべる獣神官。
>>がーーーん!!生ゴミ魔族!!!フィリアさんショーーーク!!!
> ここでガクッ、と落ちますよね。もっと引っ張らずに出てきてよ・・・。
ゼロスらしいな・・・フィリアさんをガックリさせたかったんですね。(笑)

>>
>>>「っと・・・フィリアさん!?」
>>> 緊張の糸が切れ、崩れ落ちるフィリアを慌ててゼロスが支える。
>>>「どうしたんですか一体・・・」
>>>「―――ごめんなさい、なんでもないんです」
>>この2人、和解したんですか?(笑)ゼロス良い奴・・・
>>> 堅い声でつぶやき、腰に回されていたゼロスの手をゆっくりとほどく。以前なら彼女に触れようものなら怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤に染め、叫び声のひとつやふたつあげていたのに。フィリアの変化にゼロスは訝しげな顔をする。
>>あら、和解したんじゃなくて、フィリアさん成長したんですねーーー。
> 私は8話からTRY見たので、ゼロスとフィリアが犬猿の仲だって言うのがあまりピンとこないんです。ゼロフィリはどちらかと言えば反対派です(汗)
私もでっすーーー!!!ゼロフィリはちょっといただけません!!!(なにがじゃ)ちなみに、私は見事に7,8話をリアルタイムで見られなくって・・・(笑)私がヴァル好きだと知ってる友達がビデオ貸しくれました(笑)イヤーン!ヴァル素敵ーーー!!!メロメロになりました。

>>
>>> 壁伝いに歩き、フィリアはどすん、とベッドに腰をおろしてバスケットをのぞく。そこには今までと変わりない、ヴァルガーヴの卵があった。大きく溜め息をつき、そっと卵を抱きしめる。生まれたばかりの赤子を慈しむかのように慈愛に満ちた瞳を向け、頬を摺り寄せ、軽く口付け・・・ゼロスの視線に答えるかのようにフィリアは目を上げ、彼の紫闇の目を覗き込む。
>>>「夢を、見たんです。ヴァルガーヴが生まれる夢。でも、まだまだ先のようね。―――私がこういうことをするのは、おかしい?」
>>聖母フィリアさん・・・いいなあ・・・
> 最終回のフィリアさんは正に聖母ですよー。未亡人?(笑)
最終回の彼女はホント聖母ですね。未亡人?・・・フィリアさん結婚してないですーーー。将来、ヴァルと・・・(妄想中・・・)

>>
>>>「いえ・・・正直驚きましたけどね。実の子でもないのに、よくそこまで愛情を注げるなーっと・・・。それが、ヴァルガーヴだからですか?」
>>うきゃきゃ!!!そーだよ、ゼロスくん!愛だよ。あ・い(笑)
> そうです、すべては愛と勇気と希望によって成り立つ物です!!(byアメリア←何で?)
あいやーーー!!!アメリアが出てきたよーーーここはいっちょゼロスに精神攻撃を・・・(笑)

>
>>> 世界の全てを恨み、なにより自分自身の存在を恨んだ青年は死んだ。ここにいるのは新たな人生を歩む、ただの胎児だ。
>>ただの胎児・・・私はあのドラゴンのにーちゃんヴァル(16歳)から始めてっほしかったなーーー(愛・・・)そしていきなりフィリアさんとバカップル・・・(殴)すいません、シリアスなのに・・・
> いいえ、私は基本はヴァル虐待ギャグですから全然OKです(笑)
> 美月様は私と同じ意見ですね。私もヴァルはあのまんまがいい!!私の書いた小説「違う恋がしたいでも君と」はヴァルガーヴがにーちゃんヴァルとして戻ってきた、というドリームヴァルフィリです。過去ツリーの「ヴァルフィリ目指します。はじめまして」にあるのでお暇なら・・・(宣伝)
はい!!!もち、拝見済みてす!!!ヴァルフィリは読み漁りましたよーーー!!!うふふふふ・・・。(愛)読んでてニヤニヤでしたよ!!!人見さん!!!基本はヴァル虐待ギャグ・・・ふふふ・・・ガーヴ氏にも(私的)相当コキ使われてた様に(自分で出来るくせに家事全般ヴァルにやらすとか・・・)私は思う・・・ヴァル・・・弱!!!(笑)小説・・・人見さん達に敵う自信がついたら(一生無理;)のせたいでしーーー。

>>
>>
>>>「―――分かりません」
>>>「まったく、あなたも可哀相な人ですね。どっちに転んでも決して伝えられない恋、ってヤツですか」
>>>「私、も?」
>>> フィリアがはっとゼロスを見つめ、彼は「しまった」とばかりに目を見開いた。
>>>「あなたは、誰に禁断の恋をしたのかしら?リナさん?それとも・・・私だったのかしら?」
>>> 今度はフィリアが悪戯っぽくウインクする。眉を下げ、ゼロスは大きく息を吐いた。
>>>「それは自惚れってもんですよ。それにしてもずいぶんと口も達者になって・・・。たくましくなりましたね、フィリアさん」
>>たくましいいいい・・・フィリアさん・・・ヴィジュアル的には嫌だけど強くもなるなる・・・(笑)
> マッチョフィリア!?あの顔でムキムキ・・・ってあああっっ!!!
いや・・・(泣)つーーーか自分でいっといてーーー!!!(>0<)

>>
>>
>>>「今まで私は神殿の中で守られ、生かされてきたんです。これからは他人を生かす立場になるかと思うと、なんだか力が湧いて来る気がして」
>>>「生かす立場、ねえ・・・。フィリアさんはそれから生まれるのはヴァルガーヴの赤子だと確信しているのですか」
>>> さっきとはうらはらの、冷酷な魔族としての声、表情。ゼロスの変貌にフィリアは身を固くする。
>>あの最終回を経て生まれてきたのがヴァルじゃなかったら、あたしゃびっくりだよゼロス・・・(笑)あーあ。子ヴァルに「ママ」って呼ばれてみたいよー・・・
> というか詐欺?私も呼ばれたいですー。
いえいえ、詐欺じゃなくて・・・愛・・・ですよーーー(はあと)

>
>>>「僕がただの赤子の誕生に立ち会うはずがないでしょう?今回僕が姿をあらわしたのは、獣王様のご命令なんですよ。『神と魔が複雑に絡み合った何か大きな力が発動しようとしているので確認してこい』と言われましてね・・・ッ!!?」
>>>「それじゃ・・・」
>>> フィリアの言葉は、耳をつんざく鳴き声と激しい閃光によってかき消された。
>>んなっ!!!監督が言ったような展開なんて悲しい・・・
> 「コレクション」読みました?(笑)それをベースに考えてみました。ファンタジーは苦手なのでできるだけ設定を生かして・・・。
「コレクション」読みました。(笑)そういうのベースになってるから、よみやすかったですぅーーー。
>
>>> 考えるより先に体が動き、フィリアは泣きながら彼の腕に取りすがった。
>>嬉し涙。フィリアさん・・・涙でヴァルを悩殺さーーー!!!
> おお!!いけるいける!!フィリアさんGO!!
そして世界は2人のもの・・・(ドリー夢)

>>
>>>「お嬢、さん・・・」
>>> その声にはもう、皮肉も殺意も悲しみもない。
>>なんか、うれしいなーーーヴァル。フィリアさんをいたわってやってよーーー!!!その「お嬢さん」発言が健在なのもお姉さんうれしいぃ!!!
> 私的にヴァルガーヴの魅力を語るのに「お嬢さん」は外せないです!!特に25話!!誰も望んじゃいないのに近づいてきたフィリアに「お嬢さん、か・・・」なんてきゃああああ!!!
ええっ!25話のあの発言にはキタキターーー!!!(おやじ?)

>
>>>「 まあ、あの戦いに関わった僕としてはもうあなたたちに干渉するつもりは毛頭ないですが、ほかの方たちが僕の代わりにお相手しますよ。ではフィリアさん、ヴァルガーヴ、もう会うこともないでしょうが、健闘を祈りますよ」
>>> といつもの調子でウインクひとつ残し、獣神官は音もなく虚空へ消えた。
>>おおう!!!ゼロスの本領発揮ですね!!!人見さん!!!と言うか・・・フィリアさんもヴァルもゼロスとは2度と会いたくなかったりして・・・(笑)
> それっぽいですね(笑)
> うう・・・実は原作をきちんと読んでいない上、ゼロスは苦手なので彼はよくわからんです・・・・似てる?
私もアニメから入った人間ですから、(って・・・人見さんは?)原作はよう知らんのです(笑)今、集めてます。NEXTは全話ダビってもらって見ましたけど、好きなのは、オリキャラのマルチナ・・・ゼロスは人気あるから意識はしてたけど・・・(笑)人見さんのゼロスにてますよ。(^0^)

>>
>>
>>> フィリアは濡れた顔を上げ、おびえた目でヴァルガーヴを見つめる。彼の緊張した口元がふと緩み、彼女の額を軽く指で弾く。
>>>「なんて顔してんだよ」
>>>「―――だって・・・ヴァルガーヴ、あなたはまだ・・・」
>>>「もういいんだ」
>>> 自分の中にガーヴが生きている。ゼロスの口からそう聞いた瞬間、ヴァルガーヴは確信した。
>>> 最期の時を迎えたヴァルガーヴの耳に、届いた言葉。あれが空耳でも都合のいい妄想でもなかったということ。
>>>
>>>     誰が、敵討ちなんぞしろって言ったんだよ。
>>>     俺はただ、お前らしく生き抜いてほしかっただけなのに、馬鹿だな、ひとりで暴走してあっさり死を選んじまって。
>>>     だが、礼は言っとくぜ。
>>>     最期まで俺の夢物語につきあってくれて、ありがとよ。
>>がーヴ様が「ありがとう」なんて意外・・・ヴァルはこんな事言ってもらったことなさそう・・・(笑)「お前らしく生きて欲しい」と言うのはわかるなーガーヴ様!!!2人の間でそういう会話少なかったからヴァル、スゲエことしちまったんじゃ・・・ねえ?ガーヴ様・・・ふふふ・・・
> すいません、原作きちんと読んでいない上、NEXTはガーヴ様出てるところまで見てないので彼のことはよく分かりません!!似てる?ないんですね・・・。
> ヴァルガーヴが自暴自棄になったのって2人の意志の疎通が悪かったからだったり・・・(笑)いえいえ、ガーヴァル派のあの辺の御方が恐いので(汗)ガーヴ様への愛故に、としておきましょう。
葵楓さん・・・ですか?(私はガーヴァルもOK派・・・^^;)

>>
>>>
>>> あの声が、本当に主の言葉だったのなら。
>>> 俺は今まで、何をしていたんだろう。
>>> 我が一族のために、ガーヴ様のために、ダークスターの、ヴォルフィードのために。
>>ヴァル自身のために生きて欲しかったよーーー!!!ホントあんときゃーーー!!!
> 可哀想なひとですよね・・・。助けてあげたいよう・・・。
2人で頑張りましょう!!!(笑)ガッツ!!!

>>
>>> 全ては、俺という存在の空費に過ぎなかったのか。
>>>「卵となってから今まで、本当は全て見えていたし、聞こえていた。あんたが『赤子』の俺を待ち望んでいたのは痛いほど知っているから、なんて言えばいいのか、分からねぇ」
>>よしよし少しは素直になったじゃん!!!ヴァル(笑)
> イメージ的にドラゴンのにーちゃんヴァルです。(この呼び方いい・・・)
気に入っていただけて光栄です(笑)パンピーの友達(と言っても少々染まってますが・・・)にヴァルへの愛を語る時、名前じゃきゃーーー(はあと)だから・・・(こういう子に彼氏つくれば?と心配される・・・私・・・もう私の事はほっといて・・・;)

>>
>>>「すべて・・・」
>>> いままでの言動を思い出し、フィリアは真っ赤になる。
>>>(私・・・告白してたの・・・!?)
>>> 気が動転したフィリアはヴァルガーヴから離れようとしたが、彼は細い腕を掴み彼女を抱きしめた。
>>ヴァルの腕もほっそいよなーーー腰もね・・・(笑)
> 腰ですね(笑)
腰フェチ(笑)の自分には、たまらんわけです。もけけっ。

>>
>>>「あんたには散々ひどい事をしてきたよな・・・。俺は不器用なんでね、言いたいこと、言わなけりゃならないことはたくさんあるけど、言えそうもねーんだ」
>>> フィリアはヴァルガーヴの胸の中でぶんぶん首を振る。フィリアもまた、言葉が出なかった。
>>不器用・・・かっ・・・!(笑)自分で言うとる・・・ふふふ・・・にやり。
> ああっっはずかしいーーー!!!って書いたの私だッ!!!
にやり・・・。

>>
>>>「また俺のひとりよがりなのかも知れないけど・・・今度こそ、俺はあんたに報いる生き方をしたいよ。俺が神族にも魔族にも狙われてることで、新たな戦いの中であんたを傷つけることしかできないかもしれないけれど・・・」
>>> ヴァルガーヴは立ち上がり、フィリアに向けて手を伸ばす。
>>>「一緒に来るかい、お嬢さん?」
>>> 寂しげな、それでいて悪戯っぽい笑みはフィリアの決心を固めるのには充分だった。
>>>「あなたとなら、どこへでも」
>>> 繋いだ手は、多分決して離れない。
>>> 彼らの新たな戦いは、始まる。
>>
>>頑張れ!!!2人とも魔族なんてーーー!!!私が!私が!!・・・がはっ!!!
>>(もうヤラレター)
> おお!!私と同意見!!一緒にヴァルフィリを保護しましょう!!
アイアイサーーー!!!(御意!の返事)

>
>>> メーアドの無い私にとって一番投稿しやすいのはやはり「書き殴り」だった・・・。
>>> 久しぶりにシリアスヴァルフィリです。書こうと思えば書けるものですね。
>>> 「序章」とかいってこれで完結だったり・・・。前半ゼロフィリ、後半ヴァルフィリって感じです。
>>> フィリアさんが全然可愛くないのが嫌ですねー。なんなんでしょう私の書くフィリア。強いです。悪女みたいです。もっと少女めいた儚いフィリアが好きなのに・・・。しかもヴァルガーヴがそんな雰囲気纏ってたりするし。
>>そんなことないですよ!!!フィリアさん可愛いですよ!!!乙女ですよーーー!
> ありがとうございます。個人的にヴァルは少女めいたひとだと思うのですが駄目かも知れないです。
少女チックヴァル・・・ドキドキ・・・それいいですね・・・(ツボ)

>>
>>> 今回シリアスを書こうと思ったのは、にあ様のヴァルフィリ小説に感銘を受けたからです。ここにある「信実と偽善」、その他あちこちのサイトにあるにあ様の小説は本当に素晴らしいです。ヴァル好き、フィリア好きなら絶対読んで泣くべきだと私は思います。どれも私は泣きました。ああ、にあ様に会ってみたい・・・。
>>> 最近、「人は善意で生かされている」というあるサイトの一文が身に染みます。
>>ホントその通りです。骨椎バンクとかがいい例ですよね。登録してる方がたの善意が患者さんを救うんですよね・・・
> このレスも生きる糧です・・・。
>>
>>どうやら私の小説を読んで面白いと思っているお方がいらっしゃるようで・・・・。スレサイトの掲示板にカキコしたレスを見て気づいたのですが。さくら様、ふぉお様、華丸田様、澪様ありがとうございます。南戯様、レスありがとうございました。少しでもマシなものを書こうと痛感しました。
>>人見さん本当に面白いです。十分!!!
> そ・・・そんなに褒めて生き霊が憑いても知りませんよ!!
ふふふ・・・望むところです(笑)ヴァルの夢をみしとくれ!!!

>>
>>> あ、最後の詩はglobeの「Pafume of love」より。globeは初めて聞いたラブソングです。恋愛経験のない私にとって、ヴァルフィリを書くためには欠かせない(笑)
>>そうだったんですか。どうでもいいんですけど、私も恋愛経験ゼロです(笑)生まれてこの方・・・
> 私は詩は全然駄目です。
> 恋愛・・・告白したけどメンドになって「つきあってる」って形のまま1ヶ月放置したら別れ話持ちかけられました(笑)ロマンスなかったです(笑)
私なんて周りの連中が言うから「そうかもしれん・・・」とか勘違いしてコクった
事あり、フラレテ正気に戻った・・・(笑)っていうか、笑いってやんないと私みじめーーー!!!(笑)

>>
>>> シリアスかけなくなってなくて良かった・・・。
>>またお願いします(はあと)
> う゛・・・また暴走したら笑ってやってください。シリアスがんばろう・・・とは思いますが・・・。
はーーーい(はあと)

>
>
>
>

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11658Re:続・「お嬢さん」発言!!!人見蕗子 8/26-17:02
記事番号11645へのコメント

美月 沙耶さんは No.11645「続・「お嬢さん」発言!!!」で書きました。
>> あ・・・ありがとうございます・・・。(ビクビクビックル)どうにも不条理な割に私のギャグ(らしきもの)は受けるようですね。本人頭を抱えておりますが。
>> 私もヴァル絵はこっそり描いてます(笑)
>人見さんーーー!!!ビクビクビックルってなんすかーーー!!!(笑)私、女子高生(ギャル:笑)だからわかんなーい。っていうかヴァル絵くださいーーー!!!あっ・・・私そのうちイラストギャラリーに絵、送るかもしれません。よかったら付き合ってやってください!!!(死)
 私だって女子高生(非ギャル)ですよー!!ここでも年齢詐称疑惑が・・・(汗)
 ヴァル絵!?「乙女の祈りヴァル」ならあるよ。(笑)あとセーラー服で煙草(個人的にセブンスター)吸ってるイラスト。下手ですよー。下手だから小説を書いているようなものです。美月様のイラストくださいー!!


>>>>死を迎えたあの青年は、両手を広げ、微笑んだ。皮肉も悲しみも滲んではいない、満たされたような笑顔。最後の最後で見た、あの穏やかな表情。
>>>ホント・・・あの笑顔は、涙ちょちょぎれました・・・。アニメーターの宮田さんのヴァル・・・ホントにホントに切ないですーーー!!!
>> あの笑顔は泣きました!!でも・・・手を広げたときと最期の台詞は笑ってしまいました・・・。ヴァルファン失格・・・?
>いいえ!私もあれには笑いました(笑)そして、あの時の効果音に・・・ははは。
>でも、最後の台詞は、ヴァルの本心(?)みたいなものが、見えた気がしました。
 笑えますよね、「ようやく俺も終われる・・・真っ白になれる・・・」ってバカだこいつうううう!!と思っちゃいました。明○のジョー?「へへへ・・・燃え尽きたぜおっちゃんよお・・・」
>
>>
>>>>なぜ笑えたのだろう。
>>>>自分に問い続けるが答えが出るわけもなく、彼は微笑み続ける。
>>>ヴァル・・・きっと光の中で見たんじゃないんでしょうか。彼が望んだものが・・・まだ幸せだった幼少時代や、仲間のこと・・・憎みそしてあいした世界に転生して今度こそ幸せになる夢を・・・なーんてくさかったりして・・・(笑)
>> 私は彼の本当の望みが安らかな死を迎えることだったから笑ったのかな、と思っていますが、美月様の言うことも分かります。ああ・・・胸にジンとくる・・・。
>ええ・・・テレビ終わってもう3年ぐらい経ちますけど、ジンときますね・・・。
 あれは3年前、止めるあなた駅に残し〜♪って歌知ってます?(古い)
>
>>>
>>>>「っと・・・フィリアさん!?」
>>>> 緊張の糸が切れ、崩れ落ちるフィリアを慌ててゼロスが支える。
>>>>「どうしたんですか一体・・・」
>>>>「―――ごめんなさい、なんでもないんです」
>>>この2人、和解したんですか?(笑)ゼロス良い奴・・・
>>>> 堅い声でつぶやき、腰に回されていたゼロスの手をゆっくりとほどく。以前なら彼女に触れようものなら怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤に染め、叫び声のひとつやふたつあげていたのに。フィリアの変化にゼロスは訝しげな顔をする。
>>>あら、和解したんじゃなくて、フィリアさん成長したんですねーーー。
>> 私は8話からTRY見たので、ゼロスとフィリアが犬猿の仲だって言うのがあまりピンとこないんです。ゼロフィリはどちらかと言えば反対派です(汗)
>私もでっすーーー!!!ゼロフィリはちょっといただけません!!!(なにがじゃ)ちなみに、私は見事に7,8話をリアルタイムで見られなくって・・・(笑)私がヴァル好きだと知ってる友達がビデオ貸しくれました(笑)イヤーン!ヴァル素敵ーーー!!!メロメロになりました。
 小説「2」の方は夏中ゼロフィリうじゃうじゃしてたから声を小さくしましょう。
 「イヤーン!」って可愛いぞそこのお嬢さんーーー!!!!私声低いのいいことにヴァルの真似して友を落とそうと頑張ってます。ヴァルいいですよねー。「違う恋」を見たなら分かると思いますが私もヴァルにメロメロですー!!

>>>聖母フィリアさん・・・いいなあ・・・
>> 最終回のフィリアさんは正に聖母ですよー。未亡人?(笑)
>最終回の彼女はホント聖母ですね。未亡人?・・・フィリアさん結婚してないですーーー。将来、ヴァルと・・・(妄想中・・・)
 やだー私のお仕事を取らないでv(笑)妄想ガールで電波系だと言われてます。
>
>>>
>>>>「いえ・・・正直驚きましたけどね。実の子でもないのに、よくそこまで愛情を注げるなーっと・・・。それが、ヴァルガーヴだからですか?」
>>>うきゃきゃ!!!そーだよ、ゼロスくん!愛だよ。あ・い(笑)
>> そうです、すべては愛と勇気と希望によって成り立つ物です!!(byアメリア←何で?)
>あいやーーー!!!アメリアが出てきたよーーーここはいっちょゼロスに精神攻撃を・・・(笑)
 やっぱこれですよね!!(笑)ってもしやこれは「弾劾裁判」の続きの(略)
>
>>
>>>> 世界の全てを恨み、なにより自分自身の存在を恨んだ青年は死んだ。ここにいるのは新たな人生を歩む、ただの胎児だ。
>>>ただの胎児・・・私はあのドラゴンのにーちゃんヴァル(16歳)から始めてっほしかったなーーー(愛・・・)そしていきなりフィリアさんとバカップル・・・(殴)すいません、シリアスなのに・・・
>> いいえ、私は基本はヴァル虐待ギャグですから全然OKです(笑)
>> 美月様は私と同じ意見ですね。私もヴァルはあのまんまがいい!!私の書いた小説「違う恋がしたいでも君と」はヴァルガーヴがにーちゃんヴァルとして戻ってきた、というドリームヴァルフィリです。過去ツリーの「ヴァルフィリ目指します。はじめまして」にあるのでお暇なら・・・(宣伝)
>はい!!!もち、拝見済みてす!!!ヴァルフィリは読み漁りましたよーーー!!!うふふふふ・・・。(愛)読んでてニヤニヤでしたよ!!!人見さん!!!基本はヴァル虐待ギャグ・・・ふふふ・・・ガーヴ氏にも(私的)相当コキ使われてた様に(自分で出来るくせに家事全般ヴァルにやらすとか・・・)私は思う・・・ヴァル・・・弱!!!(笑)小説・・・人見さん達に敵う自信がついたら(一生無理;)のせたいでしーーー。
 私のヘボヘボ小説なんて気にしないで載せてくださいよー!!「違う恋」は読むと体感温度が5℃下がって金縛りに会います。宣伝しといてなんだけど自分はもう見れません。
 ヴァル弱!?同意見ー!!ということは雷児ねーさまや扇様とも同意見ー!!美月様可愛がってもらえますよ絶対(笑)
>
>>>>「それは自惚れってもんですよ。それにしてもずいぶんと口も達者になって・・・。たくましくなりましたね、フィリアさん」
>>>たくましいいいい・・・フィリアさん・・・ヴィジュアル的には嫌だけど強くもなるなる・・・(笑)
>> マッチョフィリア!?あの顔でムキムキ・・・ってあああっっ!!!
>いや・・・(泣)つーーーか自分でいっといてーーー!!!(>0<)
 でも200キロぶん回してるからそれもアリ・・・?(ヴァルフィリ的にはナシ)
>
>>>
>>>
>>>>「今まで私は神殿の中で守られ、生かされてきたんです。これからは他人を生かす立場になるかと思うと、なんだか力が湧いて来る気がして」
>>>>「生かす立場、ねえ・・・。フィリアさんはそれから生まれるのはヴァルガーヴの赤子だと確信しているのですか」
>>>> さっきとはうらはらの、冷酷な魔族としての声、表情。ゼロスの変貌にフィリアは身を固くする。
>>>あの最終回を経て生まれてきたのがヴァルじゃなかったら、あたしゃびっくりだよゼロス・・・(笑)あーあ。子ヴァルに「ママ」って呼ばれてみたいよー・・・
>> というか詐欺?私も呼ばれたいですー。
>いえいえ、詐欺じゃなくて・・・愛・・・ですよーーー(はあと)
 愛・・・(はあと)ヴァルの愛がほしーにゃああ!!!(?)
>>
>>>> 考えるより先に体が動き、フィリアは泣きながら彼の腕に取りすがった。
>>>嬉し涙。フィリアさん・・・涙でヴァルを悩殺さーーー!!!
>> おお!!いけるいける!!フィリアさんGO!!
>そして世界は2人のもの・・・(ドリー夢)
 世界まで来たかーーー!!?じゃあ私は(フィリアの主観で)王子様ヴァルでも描くか・・・(謎)
>
>>>
>>>>「お嬢、さん・・・」
>>>> その声にはもう、皮肉も殺意も悲しみもない。
>>>なんか、うれしいなーーーヴァル。フィリアさんをいたわってやってよーーー!!!その「お嬢さん」発言が健在なのもお姉さんうれしいぃ!!!
>> 私的にヴァルガーヴの魅力を語るのに「お嬢さん」は外せないです!!特に25話!!誰も望んじゃいないのに近づいてきたフィリアに「お嬢さん、か・・・」なんてきゃああああ!!!
>ええっ!25話のあの発言にはキタキターーー!!!(おやじ?)
 「ドキドキ伝説」は放映してないー!!前作はしたのに!!NEXTは13話までで、TRYは夜中だった・・・。田舎・・・(涙)
 あ、私もあの台詞にゃキタキタですわ!!ただ、自発的に「お嬢さん」なんていうなよ年下なんだからー!!私は名前が覚えられなかったんだと信じています(笑)

>> うう・・・実は原作をきちんと読んでいない上、ゼロスは苦手なので彼はよくわからんです・・・・似てる?
>私もアニメから入った人間ですから、(って・・・人見さんは?)原作はよう知らんのです(笑)今、集めてます。NEXTは全話ダビってもらって見ましたけど、好きなのは、オリキャラのマルチナ・・・ゼロスは人気あるから意識はしてたけど・・・(笑)人見さんのゼロスにてますよ。(^0^)
 私もアニメ派です。スレとの出会いは小説ですが、純文学読みなので物足りず・・・。マルチナさんにやられました。ちなみに私、あんな感じらしいです。でもヴァルガーヴに似てるともいわれます。何で?

>> すいません、原作きちんと読んでいない上、NEXTはガーヴ様出てるところまで見てないので彼のことはよく分かりません!!似てる?ないんですね・・・。
>> ヴァルガーヴが自暴自棄になったのって2人の意志の疎通が悪かったからだったり・・・(笑)いえいえ、ガーヴァル派のあの辺の御方が恐いので(汗)ガーヴ様への愛故に、としておきましょう。
>葵楓さん・・・ですか?(私はガーヴァルもOK派・・・^^;)
 あと雷ねーさんあたり。私はホ○は駄目だけど、ガーヴァルならだいじょぶです。なんせ基本はヴァル虐待。(私のガーヴァルって・・・)いえ、ガーヴ様(はあと)ってヴァルは少女めいているので男女カップルだと思いこめるから。

>>>> 全ては、俺という存在の空費に過ぎなかったのか。
>>>>「卵となってから今まで、本当は全て見えていたし、聞こえていた。あんたが『赤子』の俺を待ち望んでいたのは痛いほど知っているから、なんて言えばいいのか、分からねぇ」
>>>よしよし少しは素直になったじゃん!!!ヴァル(笑)
>> イメージ的にドラゴンのにーちゃんヴァルです。(この呼び方いい・・・)
>気に入っていただけて光栄です(笑)パンピーの友達(と言っても少々染まってますが・・・)にヴァルへの愛を語る時、名前じゃきゃーーー(はあと)だから・・・(こういう子に彼氏つくれば?と心配される・・・私・・・もう私の事はほっといて・・・;)
 私はマジでヴァルに恋そてるんで、お友達もなんにも言いません。ストーカーっぽいからそのままでいてくれ、と。(笑)
 パンピーさんにいってやりましょう!!「胸がきゅんとしたときが恋なのよ!!」と!!(だからなんなのさ)私も日々カタギのお嬢さんにヴァルをうえつけるべく・・・・。
>
>>>
>>>>「すべて・・・」
>>>> いままでの言動を思い出し、フィリアは真っ赤になる。
>>>>(私・・・告白してたの・・・!?)
>>>> 気が動転したフィリアはヴァルガーヴから離れようとしたが、彼は細い腕を掴み彼女を抱きしめた。
>>>ヴァルの腕もほっそいよなーーー腰もね・・・(笑)
>> 腰ですね(笑)
>腰フェチ(笑)の自分には、たまらんわけです。もけけっ。
 私胸筋フェチ。でもヴァルは腰ですよねー。
>
>>>
>>>>「あんたには散々ひどい事をしてきたよな・・・。俺は不器用なんでね、言いたいこと、言わなけりゃならないことはたくさんあるけど、言えそうもねーんだ」
>>>> フィリアはヴァルガーヴの胸の中でぶんぶん首を振る。フィリアもまた、言葉が出なかった。
>>>不器用・・・かっ・・・!(笑)自分で言うとる・・・ふふふ・・・にやり。
>> ああっっはずかしいーーー!!!って書いたの私だッ!!!
>にやり・・・。
 ああんそんな目でみないでくださいーーー!!!
>
>>>
>>>>「また俺のひとりよがりなのかも知れないけど・・・今度こそ、俺はあんたに報いる生き方をしたいよ。俺が神族にも魔族にも狙われてることで、新たな戦いの中であんたを傷つけることしかできないかもしれないけれど・・・」
>>>> ヴァルガーヴは立ち上がり、フィリアに向けて手を伸ばす。
>>>>「一緒に来るかい、お嬢さん?」
>>>> 寂しげな、それでいて悪戯っぽい笑みはフィリアの決心を固めるのには充分だった。
>>>>「あなたとなら、どこへでも」
>>>> 繋いだ手は、多分決して離れない。
>>>> 彼らの新たな戦いは、始まる。
>>>
>>>頑張れ!!!2人とも魔族なんてーーー!!!私が!私が!!・・・がはっ!!!
>>>(もうヤラレター)
>> おお!!私と同意見!!一緒にヴァルフィリを保護しましょう!!
>アイアイサーーー!!!(御意!の返事)
 ヴァルの台詞・・・・お前何処行くか言ってないじゃん!!!!
>
>>
>>>> メーアドの無い私にとって一番投稿しやすいのはやはり「書き殴り」だった・・・。
>>>> 久しぶりにシリアスヴァルフィリです。書こうと思えば書けるものですね。
>>>> 「序章」とかいってこれで完結だったり・・・。前半ゼロフィリ、後半ヴァルフィリって感じです。
>>>> フィリアさんが全然可愛くないのが嫌ですねー。なんなんでしょう私の書くフィリア。強いです。悪女みたいです。もっと少女めいた儚いフィリアが好きなのに・・・。しかもヴァルガーヴがそんな雰囲気纏ってたりするし。
>>>そんなことないですよ!!!フィリアさん可愛いですよ!!!乙女ですよーーー!
>> ありがとうございます。個人的にヴァルは少女めいたひとだと思うのですが駄目かも知れないです。
>少女チックヴァル・・・ドキドキ・・・それいいですね・・・(ツボ)
 なんかキラキラしてて儚いんですー!!んでガーヴ様に片想いで女装が似合うエロ腰&美脚!!(ドリーマー)

>>>人見さん本当に面白いです。十分!!!
>> そ・・・そんなに褒めて生き霊が憑いても知りませんよ!!
>ふふふ・・・望むところです(笑)ヴァルの夢をみしとくれ!!!
 毎晩ヴァルの夢見ます。昨日はピンクのフリフリドレスで雨に打たれてました。
>
>>>
>>>> あ、最後の詩はglobeの「Pafume of love」より。globeは初めて聞いたラブソングです。恋愛経験のない私にとって、ヴァルフィリを書くためには欠かせない(笑)
>>>そうだったんですか。どうでもいいんですけど、私も恋愛経験ゼロです(笑)生まれてこの方・・・
>> 私は詩は全然駄目です。
>> 恋愛・・・告白したけどメンドになって「つきあってる」って形のまま1ヶ月放置したら別れ話持ちかけられました(笑)ロマンスなかったです(笑)
>私なんて周りの連中が言うから「そうかもしれん・・・」とか勘違いしてコクった
>事あり、フラレテ正気に戻った・・・(笑)っていうか、笑いってやんないと私みじめーーー!!!(笑)
 青春ですねー・・・。(遠い目)私初恋からマンガの主人公だし・・・。恋愛に勘違いは外せないですよ。私もそう。
>
>>>
>>>> シリアスかけなくなってなくて良かった・・・。
>>>またお願いします(はあと)
>> う゛・・・また暴走したら笑ってやってください。シリアスがんばろう・・・とは思いますが・・・。
>はーーーい(はあと)
 ネタがない・・・。オリジナル小説(純文)も・・・。