◆−ヴァルフィリ『ある、晴れた〜』しりーず再掲示のお知らせ−葵楓 扇(9/1-15:08)No.11719
 ┣修正版『ある、晴れた昼下がり』(実は何処も変わってない・・・)−葵楓 扇(9/1-15:26)No.11720
 ┃┗あれ?ダークなヴァルフィリがない・・・−人見蕗子(9/1-15:53)No.11723
 ┃ ┗あうあっごめちゃいっ−葵楓 扇(9/1-16:15)No.11725
 ┃  ┗ヴァルフィリ復興。−人見蕗子(9/1-19:57)No.11729
 ┃   ┗百物語中・・・−葵楓 扇(9/2-23:41)No.11744
 ┃    ┗もはやレス合戦・・・(そして小説書く暇ナシ)−人見蕗子(9/3-14:11)No.11746
 ┃     ┗疲れたから、最近はカキコする掲示板減らしてるの−葵楓 扇(9/3-15:43)No.11748
 ┣修正版『ある、晴れた昼下がり2』(ちょっと付け足しあり・・・)−葵楓 扇(9/1-15:39)No.11722
 ┃┗コレはヴァルフィリです!!(宣伝)−人見蕗子(9/2-16:33)No.11739
 ┃ ┗最高だぁあんたは!!(宣伝してくれたから(笑))−葵楓 扇(9/2-23:28)No.11743
 ┃  ┗久しぶりに褒められたよ・・・。−人見蕗子(9/3-14:41)No.11747
 ┗修正版『続・ある、晴れた昼下がり』(前後編合体済み・・・)−葵楓 扇(9/1-16:02)No.11724


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11719ヴァルフィリ『ある、晴れた〜』しりーず再掲示のお知らせ葵楓 扇 9/1-15:08



 みなさん今日は、扇です。
 足の指が化膿していたいです。へるぷみー。
 ということで、何が何だか分からないまま、ヴァルフィリ再掲示のお知らせです。
 対象は『ある、晴れた昼下がり』シリーズ。
 元のブツに多少修正を加えますので、見比べてみるのが吉。
 というわけで・・・お楽しみいただけたら幸いです。

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11720修正版『ある、晴れた昼下がり』(実は何処も変わってない・・・)葵楓 扇 9/1-15:26
記事番号11719へのコメント


 今回の注意書きは、『心臓麻痺』でしたっ!(笑)

__________________________________


  『ある、晴れた昼下がり〜あ・はっぴーばーすでー〜』


 ある、晴れた昼下がりの出来事だった・・・。

 今日、フィリアはうきうきしていた。
 今日は、同居人その一のヴァルガーヴ・・・もといヴァルの、(竜族にして)十八歳の誕生日なのだ。
 古代竜族は子供の頃は、通常よりも早く年をとるため、あっという間に、もう十八歳だった。
 古代竜族の幼少期の成長スピードが速い理由が、はやく自分の身を守れるようになるため・・・黄金竜との戦いに備えるために突然変異でそうなってしまったため、フィリアには少し頭が痛くなる話だが・・・・・・。
 フィリアは、うきうきしまくっていた。
 愛しのあの人の誕生日なのだ、なにをあげようかなどと考えていて、周りのことなど上の空だった。
 だから、階段から落ちたりするのだった・・・

 重いものが落ちる、ものすごい音が聞こえたため、ヴァルは読みかけの雑誌を放り出して、部屋から出た。
 フィリアがたまにどじをして壺などを落とすときがあるが、今回はそんなのとは比べ物にならないほどの音がしたのだ。
 そして、階段のところに行くと・・・
 フィリアが、足を押さえてうずくまっていた。
 ヴァルには、すぐ階段から落ちたのだとわかった。
 もしかしたら、骨折でもしているのかもしれない。
 内心あわてて、平然を装いフィリアに近づく。
「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
 そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
 相変わらず重い。まあ、竜族だから仕方がないことだった。
 フィリアの部屋を目指しながら、ヴァルはつぶやいた。
「・・・まったく、最悪の誕生日だ・・・」
 それを聞いた瞬間、フィリアの顔がひきつった。
 ──自分がお荷物になって、ヴァルに迷惑をかけてしまったから、彼は最悪な気分になってしまった。
 フィリアはそう考え、ダークな気持ちに沈んでしまった。
 ヴァルは、そんなつもりで言ったわけではなかった。
 大切な女性が大けがをした誕生日など、最高な気分になれるはずがなかった。

 フィリアの足は、ちょっとした捻挫(ねんざ)だけだった。
 包帯を巻いて、リカバリィをかけてやり、ヴァルはフィリアをベッドに寝かせた。
「今日は店は休め。そんな足で動いたら、悪化するぞ」
「・・・はい」
 フィリアは、まだダークな気分だった。
「じゃあ、俺はお茶でも持ってくるから」
 ヴァルは、なんとなく気まずくなり、部屋を出た。
 店のドアに『くろ〜ず』という札をかけ、彼はキッチンに向かった。
「えーと、緑茶緑茶」
 右の、食器棚の下の方をのぞく。お茶っ葉が無い。
「えーと、玉露なんか飲むはず無いしな・・・緑茶・・・この際ダイエット茶のプーアル茶でもいいか」
 ヴァル、お前はそんなにフィリアにやせてほしいのか・・・
 左の調味料棚を見てみる。やはり無い。
「・・・どこ行った? お茶・・・」
 彼には、茶棚をのぞくという知識はないのだろうか・・・?

 やっとこさお茶を持ってきて、フィリアの部屋のドアをがたんと開ける。
 手がふさがっていたため、ノックをしないで入ってしまった。失格である。
 フィリアが、はっとして、こっちを見る。
 泣いていたのだ。
「・・・フィリアっ!? どーしたんだっ!!」
 ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。
「なっ・・・なんでもありませんっ!! 目にゴミが入っただけです!!」
「目にゴミが入ったくらいでそんなに泣く馬鹿がどこにいるっ!?
 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
 なぜゼロスなんだ、ヴァル。
「だから、何でもないんです・・・ほっといてください!!」
 それを聞いて、ヴァルはぷちっと鳴った(どっからだ)。
 そして、ヴァルとフィリアは同時に叫んでいた。
「惚れた女が泣いてるのに、ほっとけるかっ!!」
「好きな男(ひと)に迷惑かけて、泣かない人はいませんっ!!」
 ・・・・・・・・・・・・しーんとなった。
 固まった。二人とも、謎の沈黙する物体となった。
 そして、一分二十五秒三九で、二人とも復活し、顔を真っ赤にさせる。
「今・・・なんて・・・」
「な・・・なんでもねえっ」
「なんでもなくないと思います・・・」
「たぶん・・・なんでもねえ・・・と思う」
 ぼそぼそとしゃべる。聞き取る側にもなってしゃべれ、二人とも。役者失格だ(なぜ役者・・・?)。
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
 ふたりとも、黙りきってしまった。
 そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
 ジラスとグラボスだった。
 ふたりとも、耳からコップを離した。
「黙りきっちまったな。ふたりとも、どうなったもんだか」
「さあ・・・」
 そう言った後、また向こう側から声が聞こえたため、急いでコップをあてる。
 だが、ヴァルの「お茶・・・冷めるぞ。早く飲め」というのと、フィリアの「・・・はい」という返事しか、聞こえなかった。

 その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
 もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。

 一週間後のこの時刻・・・・・・
 ヴァルの一心不乱(?)の介護により見事復活したフィリアは、初デートに着る服選びをしていた。

__________________________________

 コピーとペーストを使ったら、改行がされませんでした(爆)
 なので、修正個所はないですが、改行場所はもしかすると違うかもしれません。もしかしたら。
 とりあえず、アドリブで許してやって下さい(笑)

 さて。
 これは、今思えば、私の初めてのヴァルフィリですね。
 あまりにもラブラブで甘甘なので、ナレーションが巫山戯ています(笑)
 えーと、ヴァルが料理上手なのは独断です。でも、結構色んな人が、フィリアは料理ダメでヴァルが得意・・・と思っているようですね。
 私の場合は、二人とも料理は出来る(つもり)です。
 あと、ヴァルがお茶好きという設定は、黄金島シリーズでちょくちょく出てきてますね(笑)
 ヴァルの成長が早い、という設定は、私のほとんどのヴァルフィリに当てはまります。じゃないとフィリアおばさんになっちゃう(笑)

 この話は、結構スキです。
 私が自分のヴァルフィリで一番好きなのは、これと『油断大敵』くらいかな〜・・・(記憶が薄らいで行くっっ)
 まぁ、『油断大敵』は一見の価値有り(多分)です。私にしては珍しく、暴走ギャグだし(笑)いや、『地球防衛軍』も十分暴走ギャグだけどね・・・・・・
 では、次は修正版『ある、晴れた〜2』で会いましょう。

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11723あれ?ダークなヴァルフィリがない・・・人見蕗子 9/1-15:53
記事番号11720へのコメント

葵楓 扇さんは No.11720「修正版『ある、晴れた昼下がり』(実は何処も変わってない・・・)」で書きました。
>
>
> 今回の注意書きは、『心臓麻痺』でしたっ!(笑)
 これですこれ!!私がここに来たとき一番感動したのがささはら様の「春眠」と扇さんのコレでした!!再掲示うれしいです!!また変なレスつけないよーにしようっと。
>
>__________________________________
>
>
>  『ある、晴れた昼下がり〜あ・はっぴーばーすでー〜』
>
>
> フィリアは、うきうきしまくっていた。
> 愛しのあの人の誕生日なのだ、なにをあげようかなどと考えていて、周りのことなど上の空だった。
> だから、階段から落ちたりするのだった・・・
 階段の方が壊れちゃいません?
>
> 重いものが落ちる、ものすごい音が聞こえたため、ヴァルは読みかけの雑誌を放り出して、部屋から出た。
 なに読むんですかヴァルって?フィリアの婦人雑誌・・・?(フィリアはオバンか!?)

> フィリアがたまにどじをして壺などを落とすときがあるが、今回はそんなのとは比べ物にならないほどの音がしたのだ。
> そして、階段のところに行くと・・・
> フィリアが、足を押さえてうずくまっていた。
> ヴァルには、すぐ階段から落ちたのだとわかった。
> もしかしたら、骨折でもしているのかもしれない。
> 内心あわてて、平然を装いフィリアに近づく。
>「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
> そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
 ひゃあああ!!ヴァル君かっこよすぎ!!平静を装うところが可愛いv

> 相変わらず重い。まあ、竜族だから仕方がないことだった。
> フィリアの部屋を目指しながら、ヴァルはつぶやいた。
>「・・・まったく、最悪の誕生日だ・・・」
> それを聞いた瞬間、フィリアの顔がひきつった。
> ──自分がお荷物になって、ヴァルに迷惑をかけてしまったから、彼は最悪な気分になってしまった。
> フィリアはそう考え、ダークな気持ちに沈んでしまった。
> ヴァルは、そんなつもりで言ったわけではなかった。
> 大切な女性が大けがをした誕生日など、最高な気分になれるはずがなかった。
 ああ、まだ2人は遠慮しあってるんですね。正直に言わないからこじれてしまう・・・。
>
> フィリアの足は、ちょっとした捻挫(ねんざ)だけだった。
> 包帯を巻いて、リカバリィをかけてやり、ヴァルはフィリアをベッドに寝かせた。
 呪文使えるんだ!?

> 店のドアに『くろ〜ず』という札をかけ、彼はキッチンに向かった。
 ヴァル〜店番くらいしろよ〜。は!!でも好きな女性のそばにいたいのね!?

>「えーと、緑茶緑茶」
> 右の、食器棚の下の方をのぞく。お茶っ葉が無い。
>「えーと、玉露なんか飲むはず無いしな・・・緑茶・・・この際ダイエット茶のプーアル茶でもいいか」
> ヴァル、お前はそんなにフィリアにやせてほしいのか・・・
> 左の調味料棚を見てみる。やはり無い。
>「・・・どこ行った? お茶・・・」
> 彼には、茶棚をのぞくという知識はないのだろうか・・・?
 こういうことをマジでするから可愛いんです〜♪
>
> やっとこさお茶を持ってきて、フィリアの部屋のドアをがたんと開ける。
> 手がふさがっていたため、ノックをしないで入ってしまった。失格である。
 何失格!?恋人候補!?

> フィリアが、はっとして、こっちを見る。
> 泣いていたのだ。
>「・・・フィリアっ!? どーしたんだっ!!」
> ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
> 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。
 恋って魔物だなあ・・・

>「なっ・・・なんでもありませんっ!! 目にゴミが入っただけです!!」
>「目にゴミが入ったくらいでそんなに泣く馬鹿がどこにいるっ!?
> 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
> なぜゼロスなんだ、ヴァル。
 嫌いだから。(きっぱり)

>「だから、何でもないんです・・・ほっといてください!!」
> それを聞いて、ヴァルはぷちっと鳴った(どっからだ)。
> そして、ヴァルとフィリアは同時に叫んでいた。
>「惚れた女が泣いてるのに、ほっとけるかっ!!」
>「好きな男(ひと)に迷惑かけて、泣かない人はいませんっ!!」
> ・・・・・・・・・・・・しーんとなった。
> 固まった。二人とも、謎の沈黙する物体となった。
> そして、一分二十五秒三九で、二人とも復活し、顔を真っ赤にさせる。
>「今・・・なんて・・・」
>「な・・・なんでもねえっ」
>「なんでもなくないと思います・・・」
>「たぶん・・・なんでもねえ・・・と思う」
> ぼそぼそとしゃべる。聞き取る側にもなってしゃべれ、二人とも。役者失格だ(なぜ役者・・・?)。
 うひゃああああ!!ここここ!!ここですよ!!ここで扇さんのヴァルフィリに転んだんですー!!ああ初心忘れるべからず!!私のはじまりはここですー!!


> ふたりとも、黙りきってしまった。
> そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
> ジラスとグラボスだった。
> ふたりとも、耳からコップを離した。
 ああっ某サイトの某小説で同じ事してるうう!!!
 そーいや最近の私の小説、この2人畜生なくらいにシカトしてるわ!!(汗)「違う恋〜」からいない!!

>
> その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
> もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。
 私はど下手です。今日なんて・・・一口サイズのお餅一杯煮ていたら吹きこぼれたあげく一つになってました!!
>
> 一週間後のこの時刻・・・・・・
> ヴァルの一心不乱(?)の介護により見事復活したフィリアは、初デートに着る服選びをしていた。
 うふふ・・・続きが楽しみです。
>
>__________________________________
>
> コピーとペーストを使ったら、改行がされませんでした(爆)
> なので、修正個所はないですが、改行場所はもしかすると違うかもしれません。もしかしたら。
> とりあえず、アドリブで許してやって下さい(笑)
 どの辺がどうアドリブ!?(ひでえ)
>
> さて。
> これは、今思えば、私の初めてのヴァルフィリですね。
 そうだったのですか!?

> あまりにもラブラブで甘甘なので、ナレーションが巫山戯ています(笑)
 ふざけてます、と読むの?
>
> この話は、結構スキです。
> 私が自分のヴァルフィリで一番好きなのは、これと『油断大敵』くらいかな〜・・・(記憶が薄らいで行くっっ)
> まぁ、『油断大敵』は一見の価値有り(多分)です。私にしては珍しく、暴走ギャグだし(笑)いや、『地球防衛軍』も十分暴走ギャグだけどね・・・・・・
> では、次は修正版『ある、晴れた〜2』で会いましょう。
 他にもステキなの一杯ありますよー!!私が宣伝しちゃる!!
 ところで、タイトル覚えるまもなくダークなヴァルフィリが削除されていますが・・・。あれにレスつけるのを楽しみにしてたのに!!登校する前に読んで、レスは時間なかったから後で、と思ったのに・・・。

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11725あうあっごめちゃいっ葵楓 扇 9/1-16:15
記事番号11723へのコメント

人見蕗子さんは No.11723「あれ?ダークなヴァルフィリがない・・・」で書きました。

>> 今回の注意書きは、『心臓麻痺』でしたっ!(笑)
> これですこれ!!私がここに来たとき一番感動したのがささはら様の「春眠」と扇さんのコレでした!!再掲示うれしいです!!また変なレスつけないよーにしようっと。
 再掲示でゼロフィリの波を押し返します(笑)なので、小説のタイトルに『ヴァルフィリ』って書きまくろうね!!(ダメじゃない)
 そういえば、私がヴァルフィリに転んだのって何だったかなぁ・・・最初はゼルが好きで、それから何かがあってヴァルフィリに転んだのに・・・2回目に見たTRYかなぁ?

>> フィリアは、うきうきしまくっていた。
>> 愛しのあの人の誕生日なのだ、なにをあげようかなどと考えていて、周りのことなど上の空だった。
>> だから、階段から落ちたりするのだった・・・
> 階段の方が壊れちゃいません?
 大丈夫、強化されてるわ(多分)

>> 重いものが落ちる、ものすごい音が聞こえたため、ヴァルは読みかけの雑誌を放り出して、部屋から出た。
> なに読むんですかヴァルって?フィリアの婦人雑誌・・・?(フィリアはオバンか!?)
 んー・・・『未完成』のコトもあるから、音楽雑誌かなぁ?

>> フィリアがたまにどじをして壺などを落とすときがあるが、今回はそんなのとは比べ物にならないほどの音がしたのだ。
>> そして、階段のところに行くと・・・
>> フィリアが、足を押さえてうずくまっていた。
>> ヴァルには、すぐ階段から落ちたのだとわかった。
>> もしかしたら、骨折でもしているのかもしれない。
>> 内心あわてて、平然を装いフィリアに近づく。
>>「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
>> そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
> ひゃあああ!!ヴァル君かっこよすぎ!!平静を装うところが可愛いv
 此処だけ読むと、格好良く颯爽と抱きかかえてるように見えますが、多分本当は一度重みによろめいたに違いない!!(笑)

>> 相変わらず重い。まあ、竜族だから仕方がないことだった。
>> フィリアの部屋を目指しながら、ヴァルはつぶやいた。
>>「・・・まったく、最悪の誕生日だ・・・」
>> それを聞いた瞬間、フィリアの顔がひきつった。
>> ──自分がお荷物になって、ヴァルに迷惑をかけてしまったから、彼は最悪な気分になってしまった。
>> フィリアはそう考え、ダークな気持ちに沈んでしまった。
>> ヴァルは、そんなつもりで言ったわけではなかった。
>> 大切な女性が大けがをした誕生日など、最高な気分になれるはずがなかった。
> ああ、まだ2人は遠慮しあってるんですね。正直に言わないからこじれてしまう・・・。
 拗れてるねぇ・・・でも、此処結構好きです・・・二人とも、互いのことを思い合ってるって感じで。

>> フィリアの足は、ちょっとした捻挫(ねんざ)だけだった。
>> 包帯を巻いて、リカバリィをかけてやり、ヴァルはフィリアをベッドに寝かせた。
> 呪文使えるんだ!?
 うちのヴァル君は白魔法得意の設定だったり・・・

>> 店のドアに『くろ〜ず』という札をかけ、彼はキッチンに向かった。
> ヴァル〜店番くらいしろよ〜。は!!でも好きな女性のそばにいたいのね!?
 フィリアの看病のために・・・・・・
 というか、実はヴァル君ツボに詳しくないから店番できない!?(笑)

>>「えーと、緑茶緑茶」
>> 右の、食器棚の下の方をのぞく。お茶っ葉が無い。
>>「えーと、玉露なんか飲むはず無いしな・・・緑茶・・・この際ダイエット茶のプーアル茶でもいいか」
>> ヴァル、お前はそんなにフィリアにやせてほしいのか・・・
>> 左の調味料棚を見てみる。やはり無い。
>>「・・・どこ行った? お茶・・・」
>> 彼には、茶棚をのぞくという知識はないのだろうか・・・?
> こういうことをマジでするから可愛いんです〜♪
 うんうん☆(のろけ〜)

>> やっとこさお茶を持ってきて、フィリアの部屋のドアをがたんと開ける。
>> 手がふさがっていたため、ノックをしないで入ってしまった。失格である。
> 何失格!?恋人候補!?
 乙女の扱い!!

>> フィリアが、はっとして、こっちを見る。
>> 泣いていたのだ。
>>「・・・フィリアっ!? どーしたんだっ!!」
>> ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
>> 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。
> 恋って魔物だなあ・・・
 名言だ・・・(笑)

>>「なっ・・・なんでもありませんっ!! 目にゴミが入っただけです!!」
>>「目にゴミが入ったくらいでそんなに泣く馬鹿がどこにいるっ!?
>> 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
>> なぜゼロスなんだ、ヴァル。
> 嫌いだから。(きっぱり)
 フィリアが嫌ってるから。

>>「だから、何でもないんです・・・ほっといてください!!」
>> それを聞いて、ヴァルはぷちっと鳴った(どっからだ)。
>> そして、ヴァルとフィリアは同時に叫んでいた。
>>「惚れた女が泣いてるのに、ほっとけるかっ!!」
>>「好きな男(ひと)に迷惑かけて、泣かない人はいませんっ!!」
>> ・・・・・・・・・・・・しーんとなった。
>> 固まった。二人とも、謎の沈黙する物体となった。
>> そして、一分二十五秒三九で、二人とも復活し、顔を真っ赤にさせる。
>>「今・・・なんて・・・」
>>「な・・・なんでもねえっ」
>>「なんでもなくないと思います・・・」
>>「たぶん・・・なんでもねえ・・・と思う」
>> ぼそぼそとしゃべる。聞き取る側にもなってしゃべれ、二人とも。役者失格だ(なぜ役者・・・?)。
> うひゃああああ!!ここここ!!ここですよ!!ここで扇さんのヴァルフィリに転んだんですー!!ああ初心忘れるべからず!!私のはじまりはここですー!!
 うみゃ〜っ! どもですっ!!
 そうか、これが原点なのか! なんか超意外。
 もっと、みいしゃさんみたいな、立派な人のヴァルフィリだと・・・(ていうか、みいしゃさんヴァルフィリ書いてたっけ(爆))
 私の尊敬するヴァルフィリ作家はやっぱり、にあさんですね・・・ふふ・・・・・・

>> ふたりとも、黙りきってしまった。
>> そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
>> ジラスとグラボスだった。
>> ふたりとも、耳からコップを離した。
> ああっ某サイトの某小説で同じ事してるうう!!!
 そーなの?
 何処のサイトの何の小説?
 此処の元ネタは、とあるガウリナ小説からなんだけどね・・・

> そーいや最近の私の小説、この2人畜生なくらいにシカトしてるわ!!(汗)「違う恋〜」からいない!!
 頑張って出せ! 舎弟だ!!

>> その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
>> もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。
> 私はど下手です。今日なんて・・・一口サイズのお餅一杯煮ていたら吹きこぼれたあげく一つになってました!!
 (爆笑)

>> 一週間後のこの時刻・・・・・・
>> ヴァルの一心不乱(?)の介護により見事復活したフィリアは、初デートに着る服選びをしていた。
> うふふ・・・続きが楽しみです。
 下にあるよv

>> コピーとペーストを使ったら、改行がされませんでした(爆)
>> なので、修正個所はないですが、改行場所はもしかすると違うかもしれません。もしかしたら。
>> とりあえず、アドリブで許してやって下さい(笑)
> どの辺がどうアドリブ!?(ひでえ)
 頑張れ!! 良いから!!

>> さて。
>> これは、今思えば、私の初めてのヴァルフィリですね。
> そうだったのですか!?
 そーです。確か・・・

>> あまりにもラブラブで甘甘なので、ナレーションが巫山戯ています(笑)
> ふざけてます、と読むの?
 そう。

>> この話は、結構スキです。
>> 私が自分のヴァルフィリで一番好きなのは、これと『油断大敵』くらいかな〜・・・(記憶が薄らいで行くっっ)
>> まぁ、『油断大敵』は一見の価値有り(多分)です。私にしては珍しく、暴走ギャグだし(笑)いや、『地球防衛軍』も十分暴走ギャグだけどね・・・・・・
>> では、次は修正版『ある、晴れた〜2』で会いましょう。
> 他にもステキなの一杯ありますよー!!私が宣伝しちゃる!!
 頼みます(笑)
 あと、私が好きなのは『最後の天使』かな・・・結構あの雰囲気が好き。

> ところで、タイトル覚えるまもなくダークなヴァルフィリが削除されていますが・・・。あれにレスつけるのを楽しみにしてたのに!!登校する前に読んで、レスは時間なかったから後で、と思ったのに・・・。
 あ・・・あれね・・・
 話がぶっ飛び過ぎたから削除して貰っちゃった(爆)えへっ(笑ってごまかすな)
 ならなら、此処に感想書いてくれればいいから・・・うん。
 またダークなの書くから・・・・・・

 んじゃ、またね。

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11729ヴァルフィリ復興。人見蕗子 9/1-19:57
記事番号11725へのコメント

葵楓 扇さんは No.11725「あうあっごめちゃいっ」で書きました。

>>> 今回の注意書きは、『心臓麻痺』でしたっ!(笑)
>> これですこれ!!私がここに来たとき一番感動したのがささはら様の「春眠」と扇さんのコレでした!!再掲示うれしいです!!また変なレスつけないよーにしようっと。
> 再掲示でゼロフィリの波を押し返します(笑)なので、小説のタイトルに『ヴァルフィリ』って書きまくろうね!!(ダメじゃない)
 はーい、でも私の今のブツってヴァルフィリ?

> そういえば、私がヴァルフィリに転んだのって何だったかなぁ・・・最初はゼルが好きで、それから何かがあってヴァルフィリに転んだのに・・・2回目に見たTRYかなぁ?
 私は6話(ヴァルいねーよ)
>
>>> フィリアは、うきうきしまくっていた。
>>> 愛しのあの人の誕生日なのだ、なにをあげようかなどと考えていて、周りのことなど上の空だった。
>>> だから、階段から落ちたりするのだった・・・
>> 階段の方が壊れちゃいません?
> 大丈夫、強化されてるわ(多分)
 フィリアが落ちることを想定してヴァルが・・・?
>
>>> 重いものが落ちる、ものすごい音が聞こえたため、ヴァルは読みかけの雑誌を放り出して、部屋から出た。
>> なに読むんですかヴァルって?フィリアの婦人雑誌・・・?(フィリアはオバンか!?)
> んー・・・『未完成』のコトもあるから、音楽雑誌かなぁ?
 未完成・・・ってなんですか?
>
>>> フィリアがたまにどじをして壺などを落とすときがあるが、今回はそんなのとは比べ物にならないほどの音がしたのだ。
>>> そして、階段のところに行くと・・・
>>> フィリアが、足を押さえてうずくまっていた。
>>> ヴァルには、すぐ階段から落ちたのだとわかった。
>>> もしかしたら、骨折でもしているのかもしれない。
>>> 内心あわてて、平然を装いフィリアに近づく。
>>>「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
>>> そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
>> ひゃあああ!!ヴァル君かっこよすぎ!!平静を装うところが可愛いv
> 此処だけ読むと、格好良く颯爽と抱きかかえてるように見えますが、多分本当は一度重みによろめいたに違いない!!(笑)
 それでもかっこいいv
>
>>> 相変わらず重い。まあ、竜族だから仕方がないことだった。
>>> フィリアの部屋を目指しながら、ヴァルはつぶやいた。
>>>「・・・まったく、最悪の誕生日だ・・・」
>>> それを聞いた瞬間、フィリアの顔がひきつった。
>>> ──自分がお荷物になって、ヴァルに迷惑をかけてしまったから、彼は最悪な気分になってしまった。
>>> フィリアはそう考え、ダークな気持ちに沈んでしまった。
>>> ヴァルは、そんなつもりで言ったわけではなかった。
>>> 大切な女性が大けがをした誕生日など、最高な気分になれるはずがなかった。
>> ああ、まだ2人は遠慮しあってるんですね。正直に言わないからこじれてしまう・・・。
> 拗れてるねぇ・・・でも、此処結構好きです・・・二人とも、互いのことを思い合ってるって感じで。
 うん、そういう関係を築きたいですわ(誰と?)
>
>>> フィリアの足は、ちょっとした捻挫(ねんざ)だけだった。
>>> 包帯を巻いて、リカバリィをかけてやり、ヴァルはフィリアをベッドに寝かせた。
>> 呪文使えるんだ!?
> うちのヴァル君は白魔法得意の設定だったり・・・
 賢くていーなーお宅のヴァル君・・・。まあ私のは「ヴァルガーヴ」だから。
>
>>> 店のドアに『くろ〜ず』という札をかけ、彼はキッチンに向かった。
>> ヴァル〜店番くらいしろよ〜。は!!でも好きな女性のそばにいたいのね!?
> フィリアの看病のために・・・・・・
> というか、実はヴァル君ツボに詳しくないから店番できない!?(笑)
 鈍器にも詳しくないだろうな。
>
>>>「えーと、緑茶緑茶」
>>> 右の、食器棚の下の方をのぞく。お茶っ葉が無い。
>>>「えーと、玉露なんか飲むはず無いしな・・・緑茶・・・この際ダイエット茶のプーアル茶でもいいか」
>>> ヴァル、お前はそんなにフィリアにやせてほしいのか・・・
>>> 左の調味料棚を見てみる。やはり無い。
>>>「・・・どこ行った? お茶・・・」
>>> 彼には、茶棚をのぞくという知識はないのだろうか・・・?
>> こういうことをマジでするから可愛いんです〜♪
> うんうん☆(のろけ〜)
 おおっのろけ!!
>
>>> やっとこさお茶を持ってきて、フィリアの部屋のドアをがたんと開ける。
>>> 手がふさがっていたため、ノックをしないで入ってしまった。失格である。
>> 何失格!?恋人候補!?
> 乙女の扱い!!
 命短し〜恋せよ乙女〜♪(また古い)
>
>>> フィリアが、はっとして、こっちを見る。
>>> 泣いていたのだ。
>>>「・・・フィリアっ!? どーしたんだっ!!」
>>> ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
>>> 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。
>> 恋って魔物だなあ・・・
> 名言だ・・・(笑)
 うんうん。
>
>>>「なっ・・・なんでもありませんっ!! 目にゴミが入っただけです!!」
>>>「目にゴミが入ったくらいでそんなに泣く馬鹿がどこにいるっ!?
>>> 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
>>> なぜゼロスなんだ、ヴァル。
>> 嫌いだから。(きっぱり)
> フィリアが嫌ってるから。
 あ・・・私の意見を書いてどうするんだ・・・(汗)
>
>>>「だから、何でもないんです・・・ほっといてください!!」
>>> それを聞いて、ヴァルはぷちっと鳴った(どっからだ)。
>>> そして、ヴァルとフィリアは同時に叫んでいた。
>>>「惚れた女が泣いてるのに、ほっとけるかっ!!」
>>>「好きな男(ひと)に迷惑かけて、泣かない人はいませんっ!!」
>>> ・・・・・・・・・・・・しーんとなった。
>>> 固まった。二人とも、謎の沈黙する物体となった。
>>> そして、一分二十五秒三九で、二人とも復活し、顔を真っ赤にさせる。
>>>「今・・・なんて・・・」
>>>「な・・・なんでもねえっ」
>>>「なんでもなくないと思います・・・」
>>>「たぶん・・・なんでもねえ・・・と思う」
>>> ぼそぼそとしゃべる。聞き取る側にもなってしゃべれ、二人とも。役者失格だ(なぜ役者・・・?)。
>> うひゃああああ!!ここここ!!ここですよ!!ここで扇さんのヴァルフィリに転んだんですー!!ああ初心忘れるべからず!!私のはじまりはここですー!!
> うみゃ〜っ! どもですっ!!
> そうか、これが原点なのか! なんか超意外。
> もっと、みいしゃさんみたいな、立派な人のヴァルフィリだと・・・(ていうか、みいしゃさんヴァルフィリ書いてたっけ(爆))
> 私の尊敬するヴァルフィリ作家はやっぱり、にあさんですね・・・ふふ・・・・・・
 うーんと・・・。ネット初めて最初に読んだのがコレだったのです。みいしゃ様やにあ様の作品はその後で。
 にあ様はいいですよね・・・。ヴァルフィリ好きなら絶対見ろ!!と声を大きくして!!
>
>>> ふたりとも、黙りきってしまった。
>>> そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
>>> ジラスとグラボスだった。
>>> ふたりとも、耳からコップを離した。
>> ああっ某サイトの某小説で同じ事してるうう!!!
> そーなの?
> 何処のサイトの何の小説?
> 此処の元ネタは、とあるガウリナ小説からなんだけどね・・・
 厳密にいうとジラグラじゃなくて・・・。「混沌」の「書斎」の隠しぺえじ・・・。って書くのはまづいよね・・・。
>
>> そーいや最近の私の小説、この2人畜生なくらいにシカトしてるわ!!(汗)「違う恋〜」からいない!!
> 頑張って出せ! 舎弟だ!!
 だって邪魔〜(ひどい)
>
>>> その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
>>> もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。
>> 私はど下手です。今日なんて・・・一口サイズのお餅一杯煮ていたら吹きこぼれたあげく一つになってました!!
> (爆笑)
 この暑いのになんでオレは餅なんぞ・・・。
 白玉作れば丸くも楕円でもないずべずべしたモノができあがるし・・・。とにかく見た目悪すぎ!!
>
>>> 一週間後のこの時刻・・・・・・
>>> ヴァルの一心不乱(?)の介護により見事復活したフィリアは、初デートに着る服選びをしていた。
>> うふふ・・・続きが楽しみです。
> 下にあるよv
 早いよ(汗)
>
>>> コピーとペーストを使ったら、改行がされませんでした(爆)
>>> なので、修正個所はないですが、改行場所はもしかすると違うかもしれません。もしかしたら。
>>> とりあえず、アドリブで許してやって下さい(笑)
>> どの辺がどうアドリブ!?(ひでえ)
> 頑張れ!! 良いから!!
 何を頑張れと!?
>
>>> あまりにもラブラブで甘甘なので、ナレーションが巫山戯ています(笑)
>> ふざけてます、と読むの?
> そう。
 気になってたんですよね。
>
>> ところで、タイトル覚えるまもなくダークなヴァルフィリが削除されていますが・・・。あれにレスつけるのを楽しみにしてたのに!!登校する前に読んで、レスは時間なかったから後で、と思ったのに・・・。
> あ・・・あれね・・・
> 話がぶっ飛び過ぎたから削除して貰っちゃった(爆)えへっ(笑ってごまかすな)
> ならなら、此処に感想書いてくれればいいから・・・うん。
> またダークなの書くから・・・・・・
 よく覚えてないです・・・ううう・・・さいけいじー!!
>
> んじゃ、またね。
 ではでは。

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11744百物語中・・・葵楓 扇 9/2-23:41
記事番号11729へのコメント

人見蕗子さんは No.11729「ヴァルフィリ復興。」で書きました。

>>>> 今回の注意書きは、『心臓麻痺』でしたっ!(笑)
>>> これですこれ!!私がここに来たとき一番感動したのがささはら様の「春眠」と扇さんのコレでした!!再掲示うれしいです!!また変なレスつけないよーにしようっと。
>> 再掲示でゼロフィリの波を押し返します(笑)なので、小説のタイトルに『ヴァルフィリ』って書きまくろうね!!(ダメじゃない)
> はーい、でも私の今のブツってヴァルフィリ?
 一応ね・・・

>> そういえば、私がヴァルフィリに転んだのって何だったかなぁ・・・最初はゼルが好きで、それから何かがあってヴァルフィリに転んだのに・・・2回目に見たTRYかなぁ?
> 私は6話(ヴァルいねーよ)
 居ないよマジで!!(笑)

>>>> フィリアは、うきうきしまくっていた。
>>>> 愛しのあの人の誕生日なのだ、なにをあげようかなどと考えていて、周りのことなど上の空だった。
>>>> だから、階段から落ちたりするのだった・・・
>>> 階段の方が壊れちゃいません?
>> 大丈夫、強化されてるわ(多分)
> フィリアが落ちることを想定してヴァルが・・・?
 ・・・謎。

>>>> 重いものが落ちる、ものすごい音が聞こえたため、ヴァルは読みかけの雑誌を放り出して、部屋から出た。
>>> なに読むんですかヴァルって?フィリアの婦人雑誌・・・?(フィリアはオバンか!?)
>> んー・・・『未完成』のコトもあるから、音楽雑誌かなぁ?
> 未完成・・・ってなんですか?
 私の音楽系ヴァルフィリだよ(汗)
 著者別ツリーにあるよ?

>>>> フィリアがたまにどじをして壺などを落とすときがあるが、今回はそんなのとは比べ物にならないほどの音がしたのだ。
>>>> そして、階段のところに行くと・・・
>>>> フィリアが、足を押さえてうずくまっていた。
>>>> ヴァルには、すぐ階段から落ちたのだとわかった。
>>>> もしかしたら、骨折でもしているのかもしれない。
>>>> 内心あわてて、平然を装いフィリアに近づく。
>>>>「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
>>>> そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
>>> ひゃあああ!!ヴァル君かっこよすぎ!!平静を装うところが可愛いv
>> 此処だけ読むと、格好良く颯爽と抱きかかえてるように見えますが、多分本当は一度重みによろめいたに違いない!!(笑)
> それでもかっこいいv
 うんうんvvv

>>>> 相変わらず重い。まあ、竜族だから仕方がないことだった。
>>>> フィリアの部屋を目指しながら、ヴァルはつぶやいた。
>>>>「・・・まったく、最悪の誕生日だ・・・」
>>>> それを聞いた瞬間、フィリアの顔がひきつった。
>>>> ──自分がお荷物になって、ヴァルに迷惑をかけてしまったから、彼は最悪な気分になってしまった。
>>>> フィリアはそう考え、ダークな気持ちに沈んでしまった。
>>>> ヴァルは、そんなつもりで言ったわけではなかった。
>>>> 大切な女性が大けがをした誕生日など、最高な気分になれるはずがなかった。
>>> ああ、まだ2人は遠慮しあってるんですね。正直に言わないからこじれてしまう・・・。
>> 拗れてるねぇ・・・でも、此処結構好きです・・・二人とも、互いのことを思い合ってるって感じで。
> うん、そういう関係を築きたいですわ(誰と?)
 誰と!?

>>>> フィリアの足は、ちょっとした捻挫(ねんざ)だけだった。
>>>> 包帯を巻いて、リカバリィをかけてやり、ヴァルはフィリアをベッドに寝かせた。
>>> 呪文使えるんだ!?
>> うちのヴァル君は白魔法得意の設定だったり・・・
> 賢くていーなーお宅のヴァル君・・・。まあ私のは「ヴァルガーヴ」だから。
 どう違うの・・・?

>>>> 店のドアに『くろ〜ず』という札をかけ、彼はキッチンに向かった。
>>> ヴァル〜店番くらいしろよ〜。は!!でも好きな女性のそばにいたいのね!?
>> フィリアの看病のために・・・・・・
>> というか、実はヴァル君ツボに詳しくないから店番できない!?(笑)
> 鈍器にも詳しくないだろうな。
 でも神官だから(違)

>>>>「えーと、緑茶緑茶」
>>>> 右の、食器棚の下の方をのぞく。お茶っ葉が無い。
>>>>「えーと、玉露なんか飲むはず無いしな・・・緑茶・・・この際ダイエット茶のプーアル茶でもいいか」
>>>> ヴァル、お前はそんなにフィリアにやせてほしいのか・・・
>>>> 左の調味料棚を見てみる。やはり無い。
>>>>「・・・どこ行った? お茶・・・」
>>>> 彼には、茶棚をのぞくという知識はないのだろうか・・・?
>>> こういうことをマジでするから可愛いんです〜♪
>> うんうん☆(のろけ〜)
> おおっのろけ!!
 おのろけvvv

>>>> やっとこさお茶を持ってきて、フィリアの部屋のドアをがたんと開ける。
>>>> 手がふさがっていたため、ノックをしないで入ってしまった。失格である。
>>> 何失格!?恋人候補!?
>> 乙女の扱い!!
> 命短し〜恋せよ乙女〜♪(また古い)
 あ、知ってる(笑)

>>>> フィリアが、はっとして、こっちを見る。
>>>> 泣いていたのだ。
>>>>「・・・フィリアっ!? どーしたんだっ!!」
>>>> ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
>>>> 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。
>>> 恋って魔物だなあ・・・
>> 名言だ・・・(笑)
> うんうん。
 笑わせすぎるよ、貴方は(爆)

>>>>「なっ・・・なんでもありませんっ!! 目にゴミが入っただけです!!」
>>>>「目にゴミが入ったくらいでそんなに泣く馬鹿がどこにいるっ!?
>>>> 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
>>>> なぜゼロスなんだ、ヴァル。
>>> 嫌いだから。(きっぱり)
>> フィリアが嫌ってるから。
> あ・・・私の意見を書いてどうするんだ・・・(汗)
 にゅ?

>>>>「だから、何でもないんです・・・ほっといてください!!」
>>>> それを聞いて、ヴァルはぷちっと鳴った(どっからだ)。
>>>> そして、ヴァルとフィリアは同時に叫んでいた。
>>>>「惚れた女が泣いてるのに、ほっとけるかっ!!」
>>>>「好きな男(ひと)に迷惑かけて、泣かない人はいませんっ!!」
>>>> ・・・・・・・・・・・・しーんとなった。
>>>> 固まった。二人とも、謎の沈黙する物体となった。
>>>> そして、一分二十五秒三九で、二人とも復活し、顔を真っ赤にさせる。
>>>>「今・・・なんて・・・」
>>>>「な・・・なんでもねえっ」
>>>>「なんでもなくないと思います・・・」
>>>>「たぶん・・・なんでもねえ・・・と思う」
>>>> ぼそぼそとしゃべる。聞き取る側にもなってしゃべれ、二人とも。役者失格だ(なぜ役者・・・?)。
>>> うひゃああああ!!ここここ!!ここですよ!!ここで扇さんのヴァルフィリに転んだんですー!!ああ初心忘れるべからず!!私のはじまりはここですー!!
>> うみゃ〜っ! どもですっ!!
>> そうか、これが原点なのか! なんか超意外。
>> もっと、みいしゃさんみたいな、立派な人のヴァルフィリだと・・・(ていうか、みいしゃさんヴァルフィリ書いてたっけ(爆))
>> 私の尊敬するヴァルフィリ作家はやっぱり、にあさんですね・・・ふふ・・・・・・
> うーんと・・・。ネット初めて最初に読んだのがコレだったのです。みいしゃ様やにあ様の作品はその後で。
> にあ様はいいですよね・・・。ヴァルフィリ好きなら絶対見ろ!!と声を大きくして!!
 をう!!
 休暇旅行の続きが読みたい!!

>>>> ふたりとも、黙りきってしまった。
>>>> そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
>>>> ジラスとグラボスだった。
>>>> ふたりとも、耳からコップを離した。
>>> ああっ某サイトの某小説で同じ事してるうう!!!
>> そーなの?
>> 何処のサイトの何の小説?
>> 此処の元ネタは、とあるガウリナ小説からなんだけどね・・・
> 厳密にいうとジラグラじゃなくて・・・。「混沌」の「書斎」の隠しぺえじ・・・。って書くのはまづいよね・・・。
>>
>>> そーいや最近の私の小説、この2人畜生なくらいにシカトしてるわ!!(汗)「違う恋〜」からいない!!
>> 頑張って出せ! 舎弟だ!!
> だって邪魔〜(ひどい)
 ええっ、良い恋のキューピットになってくれるわよ!?

>>>> その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
>>>> もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。
>>> 私はど下手です。今日なんて・・・一口サイズのお餅一杯煮ていたら吹きこぼれたあげく一つになってました!!
>> (爆笑)
> この暑いのになんでオレは餅なんぞ・・・。
> 白玉作れば丸くも楕円でもないずべずべしたモノができあがるし・・・。とにかく見た目悪すぎ!!
 味が良ければ全て良し!!(良くない)

>>>> 一週間後のこの時刻・・・・・・
>>>> ヴァルの一心不乱(?)の介護により見事復活したフィリアは、初デートに着る服選びをしていた。
>>> うふふ・・・続きが楽しみです。
>> 下にあるよv
> 早いよ(汗)
 ま、コピー&ペーストだし。

>>>> コピーとペーストを使ったら、改行がされませんでした(爆)
>>>> なので、修正個所はないですが、改行場所はもしかすると違うかもしれません。もしかしたら。
>>>> とりあえず、アドリブで許してやって下さい(笑)
>>> どの辺がどうアドリブ!?(ひでえ)
>> 頑張れ!! 良いから!!
> 何を頑張れと!?
 分からないけど・・・

>>>> あまりにもラブラブで甘甘なので、ナレーションが巫山戯ています(笑)
>>> ふざけてます、と読むの?
>> そう。
> 気になってたんですよね。
 そう?

>>> ところで、タイトル覚えるまもなくダークなヴァルフィリが削除されていますが・・・。あれにレスつけるのを楽しみにしてたのに!!登校する前に読んで、レスは時間なかったから後で、と思ったのに・・・。
>> あ・・・あれね・・・
>> 話がぶっ飛び過ぎたから削除して貰っちゃった(爆)えへっ(笑ってごまかすな)
>> ならなら、此処に感想書いてくれればいいから・・・うん。
>> またダークなの書くから・・・・・・
> よく覚えてないです・・・ううう・・・さいけいじー!!
 書いたの消しちゃったから無理(爆)
 また頑張るよ・・・ふぅ・・・・・・

>> んじゃ、またね。
> ではでは。
 あ、そうそう。
 『混沌の館』の隠しページ、すぐ見つけちゃったv(笑)
 ギラス・・・ふふ・・・(笑)
 ではでは。

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11746もはやレス合戦・・・(そして小説書く暇ナシ)人見蕗子 9/3-14:11
記事番号11744へのコメント

葵楓 扇さんは No.11744「百物語中・・・」で書きました。

>>> 再掲示でゼロフィリの波を押し返します(笑)なので、小説のタイトルに『ヴァルフィリ』って書きまくろうね!!(ダメじゃない)
>> はーい、でも私の今のブツってヴァルフィリ?
> 一応ね・・・
 予定ではヴァルフィリに転身するらしいぞ!!(誰?)
 他のヴァルフィリネタは一杯できたのに・・・足枷だ・・・「女学院」。
>
>>> そういえば、私がヴァルフィリに転んだのって何だったかなぁ・・・最初はゼルが好きで、それから何かがあってヴァルフィリに転んだのに・・・2回目に見たTRYかなぁ?
>> 私は6話(ヴァルいねーよ)
> 居ないよマジで!!(笑)
 そうか・・・じゃあどこだったっけ・・・。ヴァルに転んだのはアニメ雑誌でしか知らなかった頃からですが。
>
>>>>> 重いものが落ちる、ものすごい音が聞こえたため、ヴァルは読みかけの雑誌を放り出して、部屋から出た。
>>>> なに読むんですかヴァルって?フィリアの婦人雑誌・・・?(フィリアはオバンか!?)
>>> んー・・・『未完成』のコトもあるから、音楽雑誌かなぁ?
>> 未完成・・・ってなんですか?
> 私の音楽系ヴァルフィリだよ(汗)
> 著者別ツリーにあるよ?
 ああ、タイトル「未完成」だったんですか!!読んだことはあるけど・・・。私はヴァルは歌ヘタかなーと思ってます。

>>>>>「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
>>>>> そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
>>>> ひゃあああ!!ヴァル君かっこよすぎ!!平静を装うところが可愛いv
>>> 此処だけ読むと、格好良く颯爽と抱きかかえてるように見えますが、多分本当は一度重みによろめいたに違いない!!(笑)
>> それでもかっこいいv
> うんうんvvv
 私ら・・・ヴァルバカとしか思えない・・・。のろけの嵐!!
>
>>>> ああ、まだ2人は遠慮しあってるんですね。正直に言わないからこじれてしまう・・・。
>>> 拗れてるねぇ・・・でも、此処結構好きです・・・二人とも、互いのことを思い合ってるって感じで。
>> うん、そういう関係を築きたいですわ(誰と?)
> 誰と!?
 えへv(何もかんがえていない) 
>
>>>>> フィリアの足は、ちょっとした捻挫(ねんざ)だけだった。
>>>>> 包帯を巻いて、リカバリィをかけてやり、ヴァルはフィリアをベッドに寝かせた。
>>>> 呪文使えるんだ!?
>>> うちのヴァル君は白魔法得意の設定だったり・・・
>> 賢くていーなーお宅のヴァル君・・・。まあ私のは「ヴァルガーヴ」だから。
> どう違うの・・・?
 ふと気づくと、私のヴァルってへーぜんと転生してない!!最後に戻ってきたのが卵じゃなくてツノのないヴァルで・・・。ドリーマー。
 う〜ん、私に転生ヴァルは書けないです。
>
>>>>> 店のドアに『くろ〜ず』という札をかけ、彼はキッチンに向かった。
>>>> ヴァル〜店番くらいしろよ〜。は!!でも好きな女性のそばにいたいのね!?
>>> フィリアの看病のために・・・・・・
>>> というか、実はヴァル君ツボに詳しくないから店番できない!?(笑)
>> 鈍器にも詳しくないだろうな。
> でも神官だから(違)
 私のも神官だったはずなのに・・・アホウになる一方さ(遠い目)

>>>>> やっとこさお茶を持ってきて、フィリアの部屋のドアをがたんと開ける。
>>>>> 手がふさがっていたため、ノックをしないで入ってしまった。失格である。
>>>> 何失格!?恋人候補!?
>>> 乙女の扱い!!
>> 命短し〜恋せよ乙女〜♪(また古い)
> あ、知ってる(笑)
 まあ、これは有名だから。もっとふるいもの・・・
>
>>>>> フィリアが、はっとして、こっちを見る。
>>>>> 泣いていたのだ。
>>>>>「・・・フィリアっ!? どーしたんだっ!!」
>>>>> ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
>>>>> 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。
>>>> 恋って魔物だなあ・・・
>>> 名言だ・・・(笑)
>> うんうん。
> 笑わせすぎるよ、貴方は(爆)
 貴方ってどなた?もしや私?
>
>>>>>「なっ・・・なんでもありませんっ!! 目にゴミが入っただけです!!」
>>>>>「目にゴミが入ったくらいでそんなに泣く馬鹿がどこにいるっ!?
>>>>> 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
>>>>> なぜゼロスなんだ、ヴァル。
>>>> 嫌いだから。(きっぱり)
>>> フィリアが嫌ってるから。
>> あ・・・私の意見を書いてどうするんだ・・・(汗)
> にゅ?
 私、ずっと前からゼロスのことが・・・(以下略)
 当てはめてみましょう。

>> にあ様はいいですよね・・・。ヴァルフィリ好きなら絶対見ろ!!と声を大きくして!!
> をう!!
> 休暇旅行の続きが読みたい!!
 休暇旅行の続きは「夜啼く鳥は夢を見た」ですよね?これの続き・・・気になる・・・。
>
>>>>> ふたりとも、黙りきってしまった。
>>>>> そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
>>>>> ジラスとグラボスだった。
>>>>> ふたりとも、耳からコップを離した。
>>>> ああっ某サイトの某小説で同じ事してるうう!!!
>>> そーなの?
>>> 何処のサイトの何の小説?
>>> 此処の元ネタは、とあるガウリナ小説からなんだけどね・・・
>> 厳密にいうとジラグラじゃなくて・・・。「混沌」の「書斎」の隠しぺえじ・・・。って書くのはまづいよね・・・。
>>>
>>>> そーいや最近の私の小説、この2人畜生なくらいにシカトしてるわ!!(汗)「違う恋〜」からいない!!
>>> 頑張って出せ! 舎弟だ!!
>> だって邪魔〜(ひどい)
> ええっ、良い恋のキューピットになってくれるわよ!?
 今かよっぺさんに献上予定のヴァルフィリ書いてるけど・・・またいないよジラグラ。(悪魔)
>
>>>>> その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
>>>>> もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。
>>>> 私はど下手です。今日なんて・・・一口サイズのお餅一杯煮ていたら吹きこぼれたあげく一つになってました!!
>>> (爆笑)
>> この暑いのになんでオレは餅なんぞ・・・。
>> 白玉作れば丸くも楕円でもないずべずべしたモノができあがるし・・・。とにかく見た目悪すぎ!!
> 味が良ければ全て良し!!(良くない)
 味・・・・ちょうど50点!!(上手くも不味くもない)

>
>>>> ところで、タイトル覚えるまもなくダークなヴァルフィリが削除されていますが・・・。あれにレスつけるのを楽しみにしてたのに!!登校する前に読んで、レスは時間なかったから後で、と思ったのに・・・。
>>> あ・・・あれね・・・
>>> 話がぶっ飛び過ぎたから削除して貰っちゃった(爆)えへっ(笑ってごまかすな)
>>> ならなら、此処に感想書いてくれればいいから・・・うん。
>>> またダークなの書くから・・・・・・
>> よく覚えてないです・・・ううう・・・さいけいじー!!
> 書いたの消しちゃったから無理(爆)
> また頑張るよ・・・ふぅ・・・・・・
 覚えてるのは、最後のあたりで「ヴァル・・・廃人になったのか・・・」と思いました。でもハッピーエンドだったし。個人的に「青いお月様」より訳分かったし・・・。
>
>>> んじゃ、またね。
>> ではでは。
> あ、そうそう。
> 『混沌の館』の隠しページ、すぐ見つけちゃったv(笑)
> ギラス・・・ふふ・・・(笑)
> ではでは。
 ぶう!!!(吹いた)私こんなこと書いて怒られるか・・・?(汗)

 あ、にあ様と某サイトで接触しました。んでにあ様のサイトってメーアドないとカキコできないでしょ?「メーアド適当にでっちあげてOK」とのことで、私嘘書いてカキコしてきました。お試しあれv
 って気を悪くしたらすいません・・・扇さんもメーアドないみたいなので一言ー。

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11748疲れたから、最近はカキコする掲示板減らしてるの葵楓 扇 9/3-15:43
記事番号11746へのコメント

人見蕗子さんは No.11746「もはやレス合戦・・・(そして小説書く暇ナシ)」で書きました。

>>>> 再掲示でゼロフィリの波を押し返します(笑)なので、小説のタイトルに『ヴァルフィリ』って書きまくろうね!!(ダメじゃない)
>>> はーい、でも私の今のブツってヴァルフィリ?
>> 一応ね・・・
> 予定ではヴァルフィリに転身するらしいぞ!!(誰?)
> 他のヴァルフィリネタは一杯できたのに・・・足枷だ・・・「女学院」。
 私だって足枷だよ、えぶり!!(爆)
 でも終わそう! すると、満足感でいっぱいだ!!

>>>> そういえば、私がヴァルフィリに転んだのって何だったかなぁ・・・最初はゼルが好きで、それから何かがあってヴァルフィリに転んだのに・・・2回目に見たTRYかなぁ?
>>> 私は6話(ヴァルいねーよ)
>> 居ないよマジで!!(笑)
> そうか・・・じゃあどこだったっけ・・・。ヴァルに転んだのはアニメ雑誌でしか知らなかった頃からですが。
 TRYがテレビ放送されてる頃私はスレを知らなかった。

>>>>>> 重いものが落ちる、ものすごい音が聞こえたため、ヴァルは読みかけの雑誌を放り出して、部屋から出た。
>>>>> なに読むんですかヴァルって?フィリアの婦人雑誌・・・?(フィリアはオバンか!?)
>>>> んー・・・『未完成』のコトもあるから、音楽雑誌かなぁ?
>>> 未完成・・・ってなんですか?
>> 私の音楽系ヴァルフィリだよ(汗)
>> 著者別ツリーにあるよ?
> ああ、タイトル「未完成」だったんですか!!読んだことはあるけど・・・。私はヴァルは歌ヘタかなーと思ってます。
 でも高木さんの歌ナイスよ?

>>>>>>「なにしたんだ、お前は。相変わらずドジだな」
>>>>>> そう声をかけて、フィリアを抱え上げる。
>>>>> ひゃあああ!!ヴァル君かっこよすぎ!!平静を装うところが可愛いv
>>>> 此処だけ読むと、格好良く颯爽と抱きかかえてるように見えますが、多分本当は一度重みによろめいたに違いない!!(笑)
>>> それでもかっこいいv
>> うんうんvvv
> 私ら・・・ヴァルバカとしか思えない・・・。のろけの嵐!!
 いーじゃないの!!

>>>>> ああ、まだ2人は遠慮しあってるんですね。正直に言わないからこじれてしまう・・・。
>>>> 拗れてるねぇ・・・でも、此処結構好きです・・・二人とも、互いのことを思い合ってるって感じで。
>>> うん、そういう関係を築きたいですわ(誰と?)
>> 誰と!?
> えへv(何もかんがえていない) 
 ま、私もだけどね・・・・・・

>>>>>> フィリアの足は、ちょっとした捻挫(ねんざ)だけだった。
>>>>>> 包帯を巻いて、リカバリィをかけてやり、ヴァルはフィリアをベッドに寝かせた。
>>>>> 呪文使えるんだ!?
>>>> うちのヴァル君は白魔法得意の設定だったり・・・
>>> 賢くていーなーお宅のヴァル君・・・。まあ私のは「ヴァルガーヴ」だから。
>> どう違うの・・・?
> ふと気づくと、私のヴァルってへーぜんと転生してない!!最後に戻ってきたのが卵じゃなくてツノのないヴァルで・・・。ドリーマー。
> う〜ん、私に転生ヴァルは書けないです。
 私のヴァル君は・・・転生後、良い子になる(笑)

>>>>>> 店のドアに『くろ〜ず』という札をかけ、彼はキッチンに向かった。
>>>>> ヴァル〜店番くらいしろよ〜。は!!でも好きな女性のそばにいたいのね!?
>>>> フィリアの看病のために・・・・・・
>>>> というか、実はヴァル君ツボに詳しくないから店番できない!?(笑)
>>> 鈍器にも詳しくないだろうな。
>> でも神官だから(違)
> 私のも神官だったはずなのに・・・アホウになる一方さ(遠い目)
 たのむ、まともな人生(竜生?)歩ませてやってくれ・・・・・・

>>>>>> やっとこさお茶を持ってきて、フィリアの部屋のドアをがたんと開ける。
>>>>>> 手がふさがっていたため、ノックをしないで入ってしまった。失格である。
>>>>> 何失格!?恋人候補!?
>>>> 乙女の扱い!!
>>> 命短し〜恋せよ乙女〜♪(また古い)
>> あ、知ってる(笑)
> まあ、これは有名だから。もっとふるいもの・・・
 止めてすとっぷ!!(笑)

>>>>>> フィリアが、はっとして、こっちを見る。
>>>>>> 泣いていたのだ。
>>>>>>「・・・フィリアっ!? どーしたんだっ!!」
>>>>>> ヴァルは、あわててお茶を置き、フィリアに駆け寄る。
>>>>>> 普段クールなヴァルがここまであわてるなんて、珍しいことだった。
>>>>> 恋って魔物だなあ・・・
>>>> 名言だ・・・(笑)
>>> うんうん。
>> 笑わせすぎるよ、貴方は(爆)
> 貴方ってどなた?もしや私?
 うん。

>>>>>>「なっ・・・なんでもありませんっ!! 目にゴミが入っただけです!!」
>>>>>>「目にゴミが入ったくらいでそんなに泣く馬鹿がどこにいるっ!?
>>>>>> 言え、一体なにがあった? あの生ゴミ魔族に何か言われたのか!?」
>>>>>> なぜゼロスなんだ、ヴァル。
>>>>> 嫌いだから。(きっぱり)
>>>> フィリアが嫌ってるから。
>>> あ・・・私の意見を書いてどうするんだ・・・(汗)
>> にゅ?
> 私、ずっと前からゼロスのことが・・・(以下略)
> 当てはめてみましょう。
 OK。

>>> にあ様はいいですよね・・・。ヴァルフィリ好きなら絶対見ろ!!と声を大きくして!!
>> をう!!
>> 休暇旅行の続きが読みたい!!
> 休暇旅行の続きは「夜啼く鳥は夢を見た」ですよね?これの続き・・・気になる・・・。
 コレの続きが読みたいんですよ。うん。

>>>>>> ふたりとも、黙りきってしまった。
>>>>>> そして、閉ざされたドア越しに、その会話を聞く者が二人・・・
>>>>>> ジラスとグラボスだった。
>>>>>> ふたりとも、耳からコップを離した。
>>>>> ああっ某サイトの某小説で同じ事してるうう!!!
>>>> そーなの?
>>>> 何処のサイトの何の小説?
>>>> 此処の元ネタは、とあるガウリナ小説からなんだけどね・・・
>>> 厳密にいうとジラグラじゃなくて・・・。「混沌」の「書斎」の隠しぺえじ・・・。って書くのはまづいよね・・・。
>>>>
>>>>> そーいや最近の私の小説、この2人畜生なくらいにシカトしてるわ!!(汗)「違う恋〜」からいない!!
>>>> 頑張って出せ! 舎弟だ!!
>>> だって邪魔〜(ひどい)
>> ええっ、良い恋のキューピットになってくれるわよ!?
> 今かよっぺさんに献上予定のヴァルフィリ書いてるけど・・・またいないよジラグラ。(悪魔)
 ま、いーか(をい)

>>>>>> その夜の夕食は、それはもう立派なものだった。ヴァルの手料理だが。
>>>>>> もしかしたら、ヴァルはフィリアより料理が上手かもしれない・・・。
>>>>> 私はど下手です。今日なんて・・・一口サイズのお餅一杯煮ていたら吹きこぼれたあげく一つになってました!!
>>>> (爆笑)
>>> この暑いのになんでオレは餅なんぞ・・・。
>>> 白玉作れば丸くも楕円でもないずべずべしたモノができあがるし・・・。とにかく見た目悪すぎ!!
>> 味が良ければ全て良し!!(良くない)
> 味・・・・ちょうど50点!!(上手くも不味くもない)
 200点満点で、30点とか・・・(嫌)

>>>>> ところで、タイトル覚えるまもなくダークなヴァルフィリが削除されていますが・・・。あれにレスつけるのを楽しみにしてたのに!!登校する前に読んで、レスは時間なかったから後で、と思ったのに・・・。
>>>> あ・・・あれね・・・
>>>> 話がぶっ飛び過ぎたから削除して貰っちゃった(爆)えへっ(笑ってごまかすな)
>>>> ならなら、此処に感想書いてくれればいいから・・・うん。
>>>> またダークなの書くから・・・・・・
>>> よく覚えてないです・・・ううう・・・さいけいじー!!
>> 書いたの消しちゃったから無理(爆)
>> また頑張るよ・・・ふぅ・・・・・・
> 覚えてるのは、最後のあたりで「ヴァル・・・廃人になったのか・・・」と思いました。でもハッピーエンドだったし。個人的に「青いお月様」より訳分かったし・・・。
 とりあえず、トラブルシューターシェリフスターズMSみっしょん01を読めば、話はだいたい一緒(爆)

>>>> んじゃ、またね。
>>> ではでは。
>> あ、そうそう。
>> 『混沌の館』の隠しページ、すぐ見つけちゃったv(笑)
>> ギラス・・・ふふ・・・(笑)
>> ではでは。
> ぶう!!!(吹いた)私こんなこと書いて怒られるか・・・?(汗)
 多分怒られる(爆)

> あ、にあ様と某サイトで接触しました。んでにあ様のサイトってメーアドないとカキコできないでしょ?「メーアド適当にでっちあげてOK」とのことで、私嘘書いてカキコしてきました。お試しあれv
> って気を悪くしたらすいません・・・扇さんもメーアドないみたいなので一言ー。
 最近疲れたから、掲示板カキコ減らしてるの・・・とういんぐると、雷姐のとこくらいだもん。
 だから、ふっきーがにあさんに「休暇旅行シリーズの次は?」って聞いてv(爆)
 ていうか、このデータ消えたらしいよ。噂によると。

 んじゃ。

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11722修正版『ある、晴れた昼下がり2』(ちょっと付け足しあり・・・)葵楓 扇 9/1-15:39
記事番号11719へのコメント


 今回の注意書きは、『心筋梗塞』でしたっ!!(笑)

__________________________________

 
  『ある、晴れた昼下がり2〜ざ・ふぁーすとでーと〜』


 一週間前の捻挫事件から、フィリアは見事復活を遂げた。
 すべて、あの人・・・いまや見つめるだけの存在ではなくなった、ヴァルのおかげだった。
 そして、フィリアは今日も再びうきうきしていた。
 一週間前の彼の誕生日になにもしてやれなかったおわびに、今日はデートをする事になったのだ。
 フィリアは、心の中で、何度も夢にまで見た『デート三原則』なるものを思い起こす。
 一、待ち合わせは必ず公園で。
 一、待ち合わせ時刻より必ず二十分は早く公園へ行くこと。
 一、町を歩くときは必ず腕を組む!!
 フィリアは、少女漫画の王道を必ず守るべく、張り切っていた。
 朝は五時起きで、お弁当まで作った(ピクニックじゃないんだから・・・)。
 そして今は、鏡の前で悪戦苦闘だ。
 なかなか、着ていく服が決まらない。
 どれも今ひとつ、ぱっとしないのだ。
 こんなことになるなら、先日町で見かけたいい感じの春物のスカートを買っておけば良かった。
 しかし、今更後悔をしてももう遅い。
 フィリアは、再び鏡と向き合った。

 午前11時10分。
 待ち合わせ時間は11時30分にも関わらず、フィリアはお約束通り20分早く待ち合わせ場所の公園にたどり着いていた。
 その気になれば家からデートを開始することもできたにもかかわらず、フィリアは「待ち合わせ場所は公園!!」と主張し続けたのだった。
 そして20分後・・・。
 ポーン・・・ポーン・・・
 11時30分を知らせる音が、公園の時計から聞こえてきたと同時に・・・。
「よぉ。早いじゃねぇか」
 ヴァルが、計ったかのごとく現れた。
 実は本当に計っていたりする。
「待ったか?」
「いいえ、今来たトコです」
 フィリアは、夢にまで見たせりふを言った。
 ああ・・・でぇと万歳・・・
 フィリアがドリームトリップしているのを後目に、ヴァルはフィリアの服に見とれていた。
「その服は・・・」
「あ、どうですか?」
 フィリアはそういって、ヴァルの目の前でくるりと一回転して見せた。
 その服は、フィリアが選びに選び抜いたお気に入りだった。
 ヴァルが誕生日に買ってくれた、黄色のスカート。
 ヴァルが珍しく「かわいい」と言ってくれた、若草色のベスト。
 この二つのセットは、まるでフィリアに着られるためだけに存在していたかのごとく、彼女に合っていた。
「よ・・・よく似合う」
 ヴァルは、真っ赤になって答えた、
「ありがとうございます♪」
 フィリアは、そういってほほえんだ。
 それを見て、ヴァルはますます赤くなる。
 ――ああ・・・俺って幸せ者だなぁ・・・・・・。
 ヴァルは、密かにそう思った・・・。
 そんな、のんきなカップルを羨ましげ憎らしげに見つめる者がいた。
 獣王ゼラス=メタリオムの腹心、獣神官ゼロス・・・・・・
 だが、彼はいつもと少し違った。
 今日の彼は、謎の神官ゼロスではなく、お仕事お休み暇人ゼロスだったのだ!
 服装も、珍しく私服だった。
 茶色のタイトルネックと、黒のズボン(実は、いつもの神官服の中身に似ている)。よく似合っていた。
 そのことが少し自慢だったゼロスは、つい先ほどまで気分が良かった。
 幸せそうなフィリアとヴァルを見つけるまでは。
 暇だったゼロスは、昔の喧嘩友達・・・フィリアに会いに来ていた。
 そして、偶然ラブラブな彼女たちを見つけたのだ。
 それを見た瞬間から、彼はイライラしていた。
 なぜ自分がこんな気持ちになっているか・・・それはゼロス自身わからなかった。
 魔族である故、彼はこの感情の名を知らなかった。
 嫉妬という、この感情の名を・・・・・・

 そんなゼロスの存在に気づいてない、天下無敵のぼけカップルは、というと・・・。
「おいしいですか?」
「・・・おいしい」
 公園のベンチに座って、お弁当を食べていた。
 超天下無敵に、平和ぼけしきっていた・・・。

 露天商が建ち並ぶ、にぎやかな表通り・・・。
 ここの露天アクセサリーで気に入ったものを、彼氏に買ってもらう・・・それがフィリアの夢だった。
 それが今、現実になろうとしている。
 フィリアはうきうきしながら、露天商を見ていく。
 知らず知らず、足も速くなる。
 そして・・・フィリアには、ドジだという致命的な欠点があった。
 それに気づき、後ろを振り返ったときはもう遅い。
 ・・・・・・ヴァルを置いてきてしまった。
「・・・どうしましょう」
 右を見てみる。ヴァルはいない。
「このあたりをうろうろしていれば、見つけてくれますよね・・・」
 左も見てみる。やはり、いない。
「きっと見つけてくれますよね!」
「誰がですか?」
 そう声を上げたとき、背後から聞き覚えのある声がした。
 反射的に振り向く。
 そこには・・・獣神官改め、お仕事お休み暇人ゼロスがいた。
「な・・・なんですか貴方っ!! なんのようですかっ!?」
「いやぁ、偶然貴方を見かけたものでしてね・・・ついでだから、最近ついた僕の新しい二つ名を教えておきましょうと思いまして・・・」
「二つ名・・・?」
 フィリアは、首を傾げた。
 このゼロスの二つ名だ、どうせろくなものであるはずがない。
 生ゴミ、ゴキブリ、ゼラスの犬・・・等々。
「・・・生ゴミですか?」
「違いますっ!!」
 ゼロスは叫び、一度咳払いをしてから、言った。
「『カップルクラッシャー』ですv」
「かっ・・・カップルクラッシャー!?」
「そう・・・そして、めでたく僕の百人目の被害者は・・・・・・あなた達、お気楽カップルですっ!!」
 どがぁぁぁぁぁぁっ!!
 ゼロスが手を振り上げた直後、フィリアの左右の露天が破壊された!!

 派手な音がしたため、ヴァルはそちらの方へと足を急いだ。
 こんな時にハプニングを起こすのは、フィリアか生ゴミ魔族か・・・それか、うわさに聞くデモンスレイヤー・リナ=インバースぐらいだろう。
 そして、たどり着いたそこに待っていたものは・・・・・・
 静かにほほえむゼロス、被害を最小限にとどめようと結界を張るフィリア、だが手が届かず破壊される露天商だった・・・・・・。
「フィリアっ、ゼロスっ!! お前ら、なにやってるんだっ!?」
「ヴァ・・・ヴァルっ!! 来ちゃだめですっ!!」
 フィリアが叫ぶ。
 言われ、つい足を止めるヴァル。
 だが、すぐにフィリアに駆け寄った。
「一体・・・どうしたんだ!?」
「ぜ・・・ゼロスが、わたしたちの仲を引き裂こうとしてっ・・・」
「なぁぁにぃぃっ!?」
 ゼロスの馬鹿、なにふざけたことを・・・と思いながらゼロスに目をやるヴァルだが、ゼロスは相変わらずのほほんと笑っている。
 そして、再び手を振り上げる。
 破壊されていく町。
 これ以上、自分たちのせいで町に迷惑をかけるわけにはいかない。
「逃げるぞフィリア!」
 ヴァルは、言うが早いかフィリアを抱え上げた。
 体の前で、腕と足を支える。抱っことは、また違う抱え方。
 俗に言う、『お姫様抱っこ』というものだった。
「んなっ・・・!?」
 顔を赤くするフィリア。
 気にせず、ヴァルは走り出した。
 気分は、まさしくヒーローのそれだった・・・派手なヤツ。

 ゼロスは、『カップルクラッシャー』の仕事とは思えないような、町の破壊工作を進めていった。
 まるでフィリアを・・・いや、ヴァルを亡き者にでもしようとしているかのように。
 ゼロス自身、なぜ自分がこんなに暴走しているかわかっていなかった。
 嫉妬の意味も分からない彼が、暴走の理由を知るのは、そうとう後のことになるだろう・・・・・・。

 それはさておき。
 フィリアを抱えたヴァルは、追いつめられていた。
 あと一歩でも後ろに下がったら、池にジャポンだ。
「ふふふ、もう後がありませんよ?」
「くっそ・・・・・・」
 一体、どうすれば・・・
 池の縁と言っても、ここは町の中。
 ヴァルも本気を出してゼロスを追い払おうとしたら、町への被害はただじゃすまない。
 一体どうすれば・・・・・・。
 そのとき、ゼロスは良いことを思いついた。
 このヴァルに、恥をかかせてやろう。かつて無いほどの大恥を。
 そうすれば、フィリアはヴァルと別れるだろう。
 それにより、カップルクラッシャーは、めでたく百人切りに成功するわけである。
 ゼロスは、ちょいっと、ヴァルの足下を破壊した。
 思わずヴァルは、フィリアを抱えたまま・・・・・・
 三回転半宙返りをし、見事底が超浅い池に着地した。
 野次馬が、拍手をする。
 しまった・・・・・・
 ゼロスはそう思った。ヴァルの運動神経の良さを、計算に入れてなかったのだ。
 だが、しかし・・・
「うっ・・・・・・」
 ヴァルは、突然足を押さえてうずくまった。
 たとえ浅くとも、池の縁から池の底まで、結構ある。
 少し足をひねったのだ。
 しかも、やけくそで放ったゼロスの魔法弾がヴァルの隣に当たり・・・・・・
 水しぶきがフィリアを包み込み、びしょぬれにした。
 お気に入りの服が、ぐしょぐしょになってしまった。
 その瞬間・・・フィリアが切れた。
 スカートの中に常時携帯のモーニングスターを取り出す。
「なにするんですか貴方はぁぁぁぁぁっ!!!」
 一瞬後、ゼロスはお空のお星様と化しました・・・・・・

「大丈夫ですか、ヴァル・・・・・・!!」
 ヴァルに駆け寄ったフィリアは、突然・・・・・・抱きしめられた。ヴァルに、ぎゅっと。
「な、あの、その・・・・・・」
「大丈夫か、フィリア」
「は、はい・・・」
「けがはないか?」
「はい・・・」
「さんざんなデートになってしまったな・・・」
「はい・・・」
「・・・明日暇か?」
「・・・はい」
 フィリアは、とことん「はい」と言い続けたのだった・・・

 こうして、ゼロスの百人切りは未達成に終わるのだった。

__________________________________


 未だに少し後悔ものの話です・・・何でって、そりゃもう・・・
 ゼロフィリ入ってやがる!!(爆)
 いや、全然そうじゃないんですけど・・・ゼロスの片思い・・・とか?
 実質、なんでゼロスが嫉妬していたか、未だに私は分かりません(ダメじゃん)
 まぁ、ゼロヴァルはスキだから良いけど(違)

 今回も、改行の位置が正しいか分かりません(爆)

 しかし、今回はかなりぽけぽけラブでしたネェ。
 フィリアのデート三原則(笑)個人的に好きです。
 しかし、実はフィリア、一つ実行していません。
 腕組んでないよあんた!! 組んでたら迷子になって離ればなれに何かならないって!!
 以上、扇の暴走でした(笑)

 では、次は修正版『続・ある、晴れた昼下がり』で会いましょう。

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11739コレはヴァルフィリです!!(宣伝)人見蕗子 9/2-16:33
記事番号11722へのコメント

葵楓 扇さんは No.11722「修正版『ある、晴れた昼下がり2』(ちょっと付け足しあり・・・)」で書きました。
 
>  『ある、晴れた昼下がり2〜ざ・ふぁーすとでーと〜』
>
>
> 一週間前の捻挫事件から、フィリアは見事復活を遂げた。
> すべて、あの人・・・いまや見つめるだけの存在ではなくなった、ヴァルのおかげだった。
 あの激しい告白大会でバカップル予備軍に!!

> そして、フィリアは今日も再びうきうきしていた。
> 一週間前の彼の誕生日になにもしてやれなかったおわびに、今日はデートをする事になったのだ。
> フィリアは、心の中で、何度も夢にまで見た『デート三原則』なるものを思い起こす。
> 一、待ち合わせは必ず公園で。
> 一、待ち合わせ時刻より必ず二十分は早く公園へ行くこと。
> 一、町を歩くときは必ず腕を組む!!
> フィリアは、少女漫画の王道を必ず守るべく、張り切っていた。
 うわああーーー!!バカップル!!バカップル!!(ちょっと嬉しい)

> 朝は五時起きで、お弁当まで作った(ピクニックじゃないんだから・・・)。
 だめだよフィリア〜カフェでジュースは一つストローは二つを実践せねば・・・。(書いててぞくぞく)
 あ、赤字だから節約しないとね・・・。

> 午前11時10分。
> 待ち合わせ時間は11時30分にも関わらず、フィリアはお約束通り20分早く待ち合わせ場所の公園にたどり着いていた。
> その気になれば家からデートを開始することもできたにもかかわらず、フィリアは「待ち合わせ場所は公園!!」と主張し続けたのだった。
 そんな!!未来日記もびっくりだ!!

> そして20分後・・・。
> ポーン・・・ポーン・・・
> 11時30分を知らせる音が、公園の時計から聞こえてきたと同時に・・・。
>「よぉ。早いじゃねぇか」
> ヴァルが、計ったかのごとく現れた。
> 実は本当に計っていたりする。
 ↑は書き足しですか?

>「待ったか?」
>「いいえ、今来たトコです」
> フィリアは、夢にまで見たせりふを言った。
> ああ・・・でぇと万歳・・・
 ひえー王道だよ王道・・・私には書けない!!(汗)でも言ってみたい気もする(爆死)

> フィリアがドリームトリップしているのを後目に、ヴァルはフィリアの服に見とれていた。
>「その服は・・・」
>「あ、どうですか?」
> フィリアはそういって、ヴァルの目の前でくるりと一回転して見せた。
> その服は、フィリアが選びに選び抜いたお気に入りだった。
> ヴァルが誕生日に買ってくれた、黄色のスカート。
> ヴァルが珍しく「かわいい」と言ってくれた、若草色のベスト。
> この二つのセットは、まるでフィリアに着られるためだけに存在していたかのごとく、彼女に合っていた。
>「よ・・・よく似合う」
> ヴァルは、真っ赤になって答えた、
>「ありがとうございます♪」
> フィリアは、そういってほほえんだ。
> それを見て、ヴァルはますます赤くなる。
> ――ああ・・・俺って幸せ者だなぁ・・・・・・。
> ヴァルは、密かにそう思った・・・。
 イヤーン読むのも一苦労!!悶えて悶えて!!(笑)ヴァルがこわれたー!!


> 獣王ゼラス=メタリオムの腹心、獣神官ゼロス・・・・・・
> だが、彼はいつもと少し違った。
> 今日の彼は、謎の神官ゼロスではなく、お仕事お休み暇人ゼロスだったのだ!
> 服装も、珍しく私服だった。
> 茶色のタイトルネックと、黒のズボン(実は、いつもの神官服の中身に似ている)。よく似合っていた。
> そのことが少し自慢だったゼロスは、つい先ほどまで気分が良かった。
 服が似合うから・・・単純ですねえ・・・


> 暇だったゼロスは、昔の喧嘩友達・・・フィリアに会いに来ていた。
> そして、偶然ラブラブな彼女たちを見つけたのだ。
> それを見た瞬間から、彼はイライラしていた。
> なぜ自分がこんな気持ちになっているか・・・それはゼロス自身わからなかった。
> 魔族である故、彼はこの感情の名を知らなかった。
> 嫉妬という、この感情の名を・・・・・・
 全然関係ないですけど、嫉妬と憎悪って別物ですか?困ったなあ・・・。
>
> そんなゼロスの存在に気づいてない、天下無敵のぼけカップルは、というと・・・。
>「おいしいですか?」
>「・・・おいしい」
> 公園のベンチに座って、お弁当を食べていた。
> 超天下無敵に、平和ぼけしきっていた・・・。
 もしかして食べさせ合ってたりしたらもうどうすりゃいいのさー!!
>
> 露天商が建ち並ぶ、にぎやかな表通り・・・。
> ここの露天アクセサリーで気に入ったものを、彼氏に買ってもらう・・・それがフィリアの夢だった。
 フィリアさんドリーマーじゃよ・・。扇さんの夢?

>「違いますっ!!」
> ゼロスは叫び、一度咳払いをしてから、言った。
>「『カップルクラッシャー』ですv」
>「かっ・・・カップルクラッシャー!?」
>「そう・・・そして、めでたく僕の百人目の被害者は・・・・・・あなた達、お気楽カップルですっ!!」
> どがぁぁぁぁぁぁっ!!
> ゼロスが手を振り上げた直後、フィリアの左右の露天が破壊された!!
 いつから職業変えたんですか?(笑)
 露天・・・ゼロスとフィリアに巻き込まれちゃもう・・・(合掌)
>
> 派手な音がしたため、ヴァルはそちらの方へと足を急いだ。
> こんな時にハプニングを起こすのは、フィリアか生ゴミ魔族か・・・それか、うわさに聞くデモンスレイヤー・リナ=インバースぐらいだろう。
 さすがヴァル、愛の力v(大きく違う)

>「フィリアっ、ゼロスっ!! お前ら、なにやってるんだっ!?」
>「ヴァ・・・ヴァルっ!! 来ちゃだめですっ!!」
> フィリアが叫ぶ。
> 言われ、つい足を止めるヴァル。
> だが、すぐにフィリアに駆け寄った。
>「一体・・・どうしたんだ!?」
>「ぜ・・・ゼロスが、わたしたちの仲を引き裂こうとしてっ・・・」
>「なぁぁにぃぃっ!?」
> ゼロスの馬鹿、なにふざけたことを・・・と思いながらゼロスに目をやるヴァルだが、ゼロスは相変わらずのほほんと笑っている。
> そして、再び手を振り上げる。
> 破壊されていく町。
 女の嫉妬は恐いですけど、男の嫉妬も嫌ですねー。

>「逃げるぞフィリア!」
> ヴァルは、言うが早いかフィリアを抱え上げた。
> 体の前で、腕と足を支える。抱っことは、また違う抱え方。
> 俗に言う、『お姫様抱っこ』というものだった。
>「んなっ・・・!?」
> 顔を赤くするフィリア。
> 気にせず、ヴァルは走り出した。
> 気分は、まさしくヒーローのそれだった・・・派手なヤツ。
 きゃーきゃーきゃー!!!!!!恥ずかしいー!!!でもヴァル気づかねーよ。
>
> ゼロスは、『カップルクラッシャー』の仕事とは思えないような、町の破壊工作を進めていった。
> まるでフィリアを・・・いや、ヴァルを亡き者にでもしようとしているかのように。
> ゼロス自身、なぜ自分がこんなに暴走しているかわかっていなかった。
> 嫉妬の意味も分からない彼が、暴走の理由を知るのは、そうとう後のことになるだろう・・・・・・。
 嫉妬は恐いからなあ・・・。私も鬼になったし。(謎)
 経験者なんで三角関係は嫌いですー。

> フィリアを抱えたヴァルは、追いつめられていた。
> あと一歩でも後ろに下がったら、池にジャポンだ。
>「ふふふ、もう後がありませんよ?」
>「くっそ・・・・・・」
> 一体、どうすれば・・・
> 池の縁と言っても、ここは町の中。
> ヴァルも本気を出してゼロスを追い払おうとしたら、町への被害はただじゃすまない。
 池ポチャくらいならいいんじゃ・・・殺されるより・・・

> そのとき、ゼロスは良いことを思いついた。
> このヴァルに、恥をかかせてやろう。かつて無いほどの大恥を。
> そうすれば、フィリアはヴァルと別れるだろう。
> それにより、カップルクラッシャーは、めでたく百人切りに成功するわけである。
 池に落ちるのは恥だろうか、そしてそれしきのことでヴァルとフィリアが別れるか・・・?フィリアさんなんて育ての親も兼ねてる訳だし、おしめだって替えてもらったんだろ〜ヴァルく〜ん♪

> ゼロスは、ちょいっと、ヴァルの足下を破壊した。
> 思わずヴァルは、フィリアを抱えたまま・・・・・・
> 三回転半宙返りをし、見事底が超浅い池に着地した。
 体操選手かあんたは!!でも足元はトーゼンびしょびしょ。

> 水しぶきがフィリアを包み込み、びしょぬれにした。
> お気に入りの服が、ぐしょぐしょになってしまった。
> その瞬間・・・フィリアが切れた。
> スカートの中に常時携帯のモーニングスターを取り出す。
>「なにするんですか貴方はぁぁぁぁぁっ!!!」
> 一瞬後、ゼロスはお空のお星様と化しました・・・・・・
 やっぱりヴァルフィリ最大の見せ場はコレか(違う)
>
>「大丈夫ですか、ヴァル・・・・・・!!」
> ヴァルに駆け寄ったフィリアは、突然・・・・・・抱きしめられた。ヴァルに、ぎゅっと。
>「な、あの、その・・・・・・」
>「大丈夫か、フィリア」
>「は、はい・・・」
>「けがはないか?」
>「はい・・・」
>「さんざんなデートになってしまったな・・・」
>「はい・・・」
>「・・・明日暇か?」
>「・・・はい」
> フィリアは、とことん「はい」と言い続けたのだった・・・
 うわあああああ!!!野次馬追い払ってからにしよーよヴァル!!直視できなくて指の間から見てるのよ!!
 ところで足をひねったヴァルはどうやって帰ったのでしょうか・・・おんぶ?はっ!!お姫様抱っこ!?
>
> こうして、ゼロスの百人切りは未達成に終わるのだった。
 ホントに99カップル潰したんだ・・・。虚言かなーと。
>
>__________________________________
>
>
> 未だに少し後悔ものの話です・・・何でって、そりゃもう・・・
> ゼロフィリ入ってやがる!!(爆)
> いや、全然そうじゃないんですけど・・・ゼロスの片思い・・・とか?
> 実質、なんでゼロスが嫉妬していたか、未だに私は分かりません(ダメじゃん)
> まぁ、ゼロヴァルはスキだから良いけど(違)
 まさに勘違い(このコメントも)

> しかし、今回はかなりぽけぽけラブでしたネェ。
 はあい、恥ずかしくて大変でした。実は恋愛モノ読むのは苦手・・・赤面・・・

> フィリアのデート三原則(笑)個人的に好きです。
> しかし、実はフィリア、一つ実行していません。
> 腕組んでないよあんた!! 組んでたら迷子になって離ればなれに何かならないって!!
 いやー組んでも離れるときは離れるもんですよ。多分。

> 以上、扇の暴走でした(笑)
 私に比べりゃ余裕ある暴走ではないですか(笑)
 女学院落ちたしこのまま逃亡しようかなーなんておもってるフキコ。
>
> では、次は修正版『続・ある、晴れた昼下がり』で会いましょう。
 ああ、私が書き手泣かせの超絶勘違いレスをつけたやつですね(恥)じゃあレスは止めておきます。(笑)

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11743最高だぁあんたは!!(宣伝してくれたから(笑))葵楓 扇 9/2-23:28
記事番号11739へのコメント

人見蕗子さんは No.11739「コレはヴァルフィリです!!(宣伝)」で書きました。

>>  『ある、晴れた昼下がり2〜ざ・ふぁーすとでーと〜』
>>
>>
>> 一週間前の捻挫事件から、フィリアは見事復活を遂げた。
>> すべて、あの人・・・いまや見つめるだけの存在ではなくなった、ヴァルのおかげだった。
> あの激しい告白大会でバカップル予備軍に!!
 同時告白は王道です!!

>> そして、フィリアは今日も再びうきうきしていた。
>> 一週間前の彼の誕生日になにもしてやれなかったおわびに、今日はデートをする事になったのだ。
>> フィリアは、心の中で、何度も夢にまで見た『デート三原則』なるものを思い起こす。
>> 一、待ち合わせは必ず公園で。
>> 一、待ち合わせ時刻より必ず二十分は早く公園へ行くこと。
>> 一、町を歩くときは必ず腕を組む!!
>> フィリアは、少女漫画の王道を必ず守るべく、張り切っていた。
> うわああーーー!!バカップル!!バカップル!!(ちょっと嬉しい)
 そうか! 嬉しいか! 良かったなぁ!!

>> 朝は五時起きで、お弁当まで作った(ピクニックじゃないんだから・・・)。
> だめだよフィリア〜カフェでジュースは一つストローは二つを実践せねば・・・。(書いててぞくぞく)
> あ、赤字だから節約しないとね・・・。
 家で、お茶一つストロー二つやってたり・・・(馬鹿)

>> 午前11時10分。
>> 待ち合わせ時間は11時30分にも関わらず、フィリアはお約束通り20分早く待ち合わせ場所の公園にたどり着いていた。
>> その気になれば家からデートを開始することもできたにもかかわらず、フィリアは「待ち合わせ場所は公園!!」と主張し続けたのだった。
> そんな!!未来日記もびっくりだ!!
 かもしれない!!
 未来日記は、本体より曲の方が楽しみだ!!(笑)
 というより、未来日誌はOK。

>> そして20分後・・・。
>> ポーン・・・ポーン・・・
>> 11時30分を知らせる音が、公園の時計から聞こえてきたと同時に・・・。
>>「よぉ。早いじゃねぇか」
>> ヴァルが、計ったかのごとく現れた。
>> 実は本当に計っていたりする。
> ↑は書き足しですか?
 うん。
 今回の書き足しは、ここと、ゼロスの『(はぁと)』が『v』になってるくらいだけどね・・・・・・

>>「待ったか?」
>>「いいえ、今来たトコです」
>> フィリアは、夢にまで見たせりふを言った。
>> ああ・・・でぇと万歳・・・
> ひえー王道だよ王道・・・私には書けない!!(汗)でも言ってみたい気もする(爆死)
 誰に言うの(笑)

>> フィリアがドリームトリップしているのを後目に、ヴァルはフィリアの服に見とれていた。
>>「その服は・・・」
>>「あ、どうですか?」
>> フィリアはそういって、ヴァルの目の前でくるりと一回転して見せた。
>> その服は、フィリアが選びに選び抜いたお気に入りだった。
>> ヴァルが誕生日に買ってくれた、黄色のスカート。
>> ヴァルが珍しく「かわいい」と言ってくれた、若草色のベスト。
>> この二つのセットは、まるでフィリアに着られるためだけに存在していたかのごとく、彼女に合っていた。
>>「よ・・・よく似合う」
>> ヴァルは、真っ赤になって答えた、
>>「ありがとうございます♪」
>> フィリアは、そういってほほえんだ。
>> それを見て、ヴァルはますます赤くなる。
>> ――ああ・・・俺って幸せ者だなぁ・・・・・・。
>> ヴァルは、密かにそう思った・・・。
> イヤーン読むのも一苦労!!悶えて悶えて!!(笑)ヴァルがこわれたー!!
 んー、でもうちのヴァルはフィリアにLOVE×2よ?(笑)

>> 獣王ゼラス=メタリオムの腹心、獣神官ゼロス・・・・・・
>> だが、彼はいつもと少し違った。
>> 今日の彼は、謎の神官ゼロスではなく、お仕事お休み暇人ゼロスだったのだ!
>> 服装も、珍しく私服だった。
>> 茶色のタイトルネックと、黒のズボン(実は、いつもの神官服の中身に似ている)。よく似合っていた。
>> そのことが少し自慢だったゼロスは、つい先ほどまで気分が良かった。
> 服が似合うから・・・単純ですねえ・・・
 うん(笑)
 まぁ、私の昔の小説で、アロハシャツ着てたけど(笑)

>> 暇だったゼロスは、昔の喧嘩友達・・・フィリアに会いに来ていた。
>> そして、偶然ラブラブな彼女たちを見つけたのだ。
>> それを見た瞬間から、彼はイライラしていた。
>> なぜ自分がこんな気持ちになっているか・・・それはゼロス自身わからなかった。
>> 魔族である故、彼はこの感情の名を知らなかった。
>> 嫉妬という、この感情の名を・・・・・・
> 全然関係ないですけど、嫉妬と憎悪って別物ですか?困ったなあ・・・。
 嫉妬と憎悪は別物よ。

>> そんなゼロスの存在に気づいてない、天下無敵のぼけカップルは、というと・・・。
>>「おいしいですか?」
>>「・・・おいしい」
>> 公園のベンチに座って、お弁当を食べていた。
>> 超天下無敵に、平和ぼけしきっていた・・・。
> もしかして食べさせ合ってたりしたらもうどうすりゃいいのさー!!
 悶えりゃいいのさ!!

>> 露天商が建ち並ぶ、にぎやかな表通り・・・。
>> ここの露天アクセサリーで気に入ったものを、彼氏に買ってもらう・・・それがフィリアの夢だった。
> フィリアさんドリーマーじゃよ・・。扇さんの夢?
 そーゆーわけでもないけど。

>>「違いますっ!!」
>> ゼロスは叫び、一度咳払いをしてから、言った。
>>「『カップルクラッシャー』ですv」
>>「かっ・・・カップルクラッシャー!?」
>>「そう・・・そして、めでたく僕の百人目の被害者は・・・・・・あなた達、お気楽カップルですっ!!」
>> どがぁぁぁぁぁぁっ!!
>> ゼロスが手を振り上げた直後、フィリアの左右の露天が破壊された!!
> いつから職業変えたんですか?(笑)
 暇人ゼロスはカップルクラッシャー。
 中間管理職ゼロスは、謎の神官。
 まったくもって、別物です(をい)

> 露天・・・ゼロスとフィリアに巻き込まれちゃもう・・・(合掌)
 可哀想に(笑)

>> 派手な音がしたため、ヴァルはそちらの方へと足を急いだ。
>> こんな時にハプニングを起こすのは、フィリアか生ゴミ魔族か・・・それか、うわさに聞くデモンスレイヤー・リナ=インバースぐらいだろう。
> さすがヴァル、愛の力v(大きく違う)
 かなり違う。

>>「フィリアっ、ゼロスっ!! お前ら、なにやってるんだっ!?」
>>「ヴァ・・・ヴァルっ!! 来ちゃだめですっ!!」
>> フィリアが叫ぶ。
>> 言われ、つい足を止めるヴァル。
>> だが、すぐにフィリアに駆け寄った。
>>「一体・・・どうしたんだ!?」
>>「ぜ・・・ゼロスが、わたしたちの仲を引き裂こうとしてっ・・・」
>>「なぁぁにぃぃっ!?」
>> ゼロスの馬鹿、なにふざけたことを・・・と思いながらゼロスに目をやるヴァルだが、ゼロスは相変わらずのほほんと笑っている。
>> そして、再び手を振り上げる。
>> 破壊されていく町。
> 女の嫉妬は恐いですけど、男の嫉妬も嫌ですねー。
 ゼロスの嫉妬がいやです・・・
 色んな小説でゼロスが嫉妬するとこ見ますが、全部嫌。
 だからゼロフィリが嫌いになった・・・

>>「逃げるぞフィリア!」
>> ヴァルは、言うが早いかフィリアを抱え上げた。
>> 体の前で、腕と足を支える。抱っことは、また違う抱え方。
>> 俗に言う、『お姫様抱っこ』というものだった。
>>「んなっ・・・!?」
>> 顔を赤くするフィリア。
>> 気にせず、ヴァルは走り出した。
>> 気分は、まさしくヒーローのそれだった・・・派手なヤツ。
> きゃーきゃーきゃー!!!!!!恥ずかしいー!!!でもヴァル気づかねーよ。
 それがヴァル(笑)天然です。

>> ゼロスは、『カップルクラッシャー』の仕事とは思えないような、町の破壊工作を進めていった。
>> まるでフィリアを・・・いや、ヴァルを亡き者にでもしようとしているかのように。
>> ゼロス自身、なぜ自分がこんなに暴走しているかわかっていなかった。
>> 嫉妬の意味も分からない彼が、暴走の理由を知るのは、そうとう後のことになるだろう・・・・・・。
> 嫉妬は恐いからなあ・・・。私も鬼になったし。(謎)
> 経験者なんで三角関係は嫌いですー。
 経験済み!?

>> フィリアを抱えたヴァルは、追いつめられていた。
>> あと一歩でも後ろに下がったら、池にジャポンだ。
>>「ふふふ、もう後がありませんよ?」
>>「くっそ・・・・・・」
>> 一体、どうすれば・・・
>> 池の縁と言っても、ここは町の中。
>> ヴァルも本気を出してゼロスを追い払おうとしたら、町への被害はただじゃすまない。
> 池ポチャくらいならいいんじゃ・・・殺されるより・・・
 ・・・まぁね・・・風邪引くけど・・・・・・
 ああっ、その看病で、二人の愛の絆がまた深まる!!(をい)

>> そのとき、ゼロスは良いことを思いついた。
>> このヴァルに、恥をかかせてやろう。かつて無いほどの大恥を。
>> そうすれば、フィリアはヴァルと別れるだろう。
>> それにより、カップルクラッシャーは、めでたく百人切りに成功するわけである。
> 池に落ちるのは恥だろうか、そしてそれしきのことでヴァルとフィリアが別れるか・・・?フィリアさんなんて育ての親も兼ねてる訳だし、おしめだって替えてもらったんだろ〜ヴァルく〜ん♪
 そーかおしめ(笑)

>> ゼロスは、ちょいっと、ヴァルの足下を破壊した。
>> 思わずヴァルは、フィリアを抱えたまま・・・・・・
>> 三回転半宙返りをし、見事底が超浅い池に着地した。
> 体操選手かあんたは!!でも足元はトーゼンびしょびしょ。
 体操選手って言うか、単に運動神経良ってな。
 足下ぐしゃぐしゃ。

>> 水しぶきがフィリアを包み込み、びしょぬれにした。
>> お気に入りの服が、ぐしょぐしょになってしまった。
>> その瞬間・・・フィリアが切れた。
>> スカートの中に常時携帯のモーニングスターを取り出す。
>>「なにするんですか貴方はぁぁぁぁぁっ!!!」
>> 一瞬後、ゼロスはお空のお星様と化しました・・・・・・
> やっぱりヴァルフィリ最大の見せ場はコレか(違う)
 違いそうで・・・あってる・・・(をい)

>>「大丈夫ですか、ヴァル・・・・・・!!」
>> ヴァルに駆け寄ったフィリアは、突然・・・・・・抱きしめられた。ヴァルに、ぎゅっと。
>>「な、あの、その・・・・・・」
>>「大丈夫か、フィリア」
>>「は、はい・・・」
>>「けがはないか?」
>>「はい・・・」
>>「さんざんなデートになってしまったな・・・」
>>「はい・・・」
>>「・・・明日暇か?」
>>「・・・はい」
>> フィリアは、とことん「はい」と言い続けたのだった・・・
> うわあああああ!!!野次馬追い払ってからにしよーよヴァル!!直視できなくて指の間から見てるのよ!!
> ところで足をひねったヴァルはどうやって帰ったのでしょうか・・・おんぶ?はっ!!お姫様抱っこ!?
 フィリアに肩貸して貰って・・・vvv

>> こうして、ゼロスの百人切りは未達成に終わるのだった。
> ホントに99カップル潰したんだ・・・。虚言かなーと。
 その中の一つがふっきーです(嘘)

>>__________________________________
>>
>>
>> 未だに少し後悔ものの話です・・・何でって、そりゃもう・・・
>> ゼロフィリ入ってやがる!!(爆)
>> いや、全然そうじゃないんですけど・・・ゼロスの片思い・・・とか?
>> 実質、なんでゼロスが嫉妬していたか、未だに私は分かりません(ダメじゃん)
>> まぁ、ゼロヴァルはスキだから良いけど(違)
> まさに勘違い(このコメントも)
 うん(これも)

>> しかし、今回はかなりぽけぽけラブでしたネェ。
> はあい、恥ずかしくて大変でした。実は恋愛モノ読むのは苦手・・・赤面・・・
 恋愛もの書くのは?

>> フィリアのデート三原則(笑)個人的に好きです。
>> しかし、実はフィリア、一つ実行していません。
>> 腕組んでないよあんた!! 組んでたら迷子になって離ればなれに何かならないって!!
> いやー組んでも離れるときは離れるもんですよ。多分。
 多分ね・・・

>> 以上、扇の暴走でした(笑)
> 私に比べりゃ余裕ある暴走ではないですか(笑)
> 女学院落ちたしこのまま逃亡しようかなーなんておもってるフキコ。
 逃げるな!!
 なら、私も『墓』から逃げる!!(をい)

>> では、次は修正版『続・ある、晴れた昼下がり』で会いましょう。
> ああ、私が書き手泣かせの超絶勘違いレスをつけたやつですね(恥)じゃあレスは止めておきます。(笑)
 書いておくれよ(笑)

 じゃね。

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11747久しぶりに褒められたよ・・・。人見蕗子 9/3-14:41
記事番号11743へのコメント

葵楓 扇さんは No.11743「最高だぁあんたは!!(宣伝してくれたから(笑))」で書きました。

 あ、「女学院」のレス引っ張ってきてレスレスしたら、ちょいと失敗しちゃいました。>をつけても引用文にならなかったところが・・・。ごめんです。

>>>
>>> 一週間前の捻挫事件から、フィリアは見事復活を遂げた。
>>> すべて、あの人・・・いまや見つめるだけの存在ではなくなった、ヴァルのおかげだった。
>> あの激しい告白大会でバカップル予備軍に!!
> 同時告白は王道です!!
 聞き取れるの!?
>
>>> そして、フィリアは今日も再びうきうきしていた。
>>> 一週間前の彼の誕生日になにもしてやれなかったおわびに、今日はデートをする事になったのだ。
>>> フィリアは、心の中で、何度も夢にまで見た『デート三原則』なるものを思い起こす。
>>> 一、待ち合わせは必ず公園で。
>>> 一、待ち合わせ時刻より必ず二十分は早く公園へ行くこと。
>>> 一、町を歩くときは必ず腕を組む!!
>>> フィリアは、少女漫画の王道を必ず守るべく、張り切っていた。
>> うわああーーー!!バカップル!!バカップル!!(ちょっと嬉しい)
> そうか! 嬉しいか! 良かったなぁ!!
 はーいよかったですうーvでもでも、ヴァルは王道を守るため何か努力しました?
>
>>> 朝は五時起きで、お弁当まで作った(ピクニックじゃないんだから・・・)。
>> だめだよフィリア〜カフェでジュースは一つストローは二つを実践せねば・・・。(書いててぞくぞく)
>> あ、赤字だから節約しないとね・・・。
> 家で、お茶一つストロー二つやってたり・・・(馬鹿)
 彼らにとっては日常なのか!!(違う)
 お茶・・・ホットならストローから出るダイオキシンだか何だかが心配・・・
>
>>> 午前11時10分。
>>> 待ち合わせ時間は11時30分にも関わらず、フィリアはお約束通り20分早く待ち合わせ場所の公園にたどり着いていた。
>>> その気になれば家からデートを開始することもできたにもかかわらず、フィリアは「待ち合わせ場所は公園!!」と主張し続けたのだった。
>> そんな!!未来日記もびっくりだ!!
> かもしれない!!
> 未来日記は、本体より曲の方が楽しみだ!!(笑)
> というより、未来日誌はOK。
 私最近テレビ見ないし・・・(汗)
>
>>> そして20分後・・・。
>>> ポーン・・・ポーン・・・
>>> 11時30分を知らせる音が、公園の時計から聞こえてきたと同時に・・・。
>>>「よぉ。早いじゃねぇか」
>>> ヴァルが、計ったかのごとく現れた。
>>> 実は本当に計っていたりする。
>> ↑は書き足しですか?
> うん。
> 今回の書き足しは、ここと、ゼロスの『(はぁと)』が『v』になってるくらいだけどね・・・・・・
 それは気づかなかった!!
>
>>>「待ったか?」
>>>「いいえ、今来たトコです」
>>> フィリアは、夢にまで見たせりふを言った。
>>> ああ・・・でぇと万歳・・・
>> ひえー王道だよ王道・・・私には書けない!!(汗)でも言ってみたい気もする(爆死)
> 誰に言うの(笑)
 うふv街を歩いてて最初に擦れ違った男。(爆死)
 お祭りの時、すっげーエロ腰(一発変換)のおにーちゃんが歩いてた!!車からみただけだけど!!
>
>>> フィリアがドリームトリップしているのを後目に、ヴァルはフィリアの服に見とれていた。
>>>「その服は・・・」
>>>「あ、どうですか?」
>>> フィリアはそういって、ヴァルの目の前でくるりと一回転して見せた。
>>> その服は、フィリアが選びに選び抜いたお気に入りだった。
>>> ヴァルが誕生日に買ってくれた、黄色のスカート。
>>> ヴァルが珍しく「かわいい」と言ってくれた、若草色のベスト。
>>> この二つのセットは、まるでフィリアに着られるためだけに存在していたかのごとく、彼女に合っていた。
>>>「よ・・・よく似合う」
>>> ヴァルは、真っ赤になって答えた、
>>>「ありがとうございます♪」
>>> フィリアは、そういってほほえんだ。
>>> それを見て、ヴァルはますます赤くなる。
>>> ――ああ・・・俺って幸せ者だなぁ・・・・・・。
>>> ヴァルは、密かにそう思った・・・。
>> イヤーン読むのも一苦労!!悶えて悶えて!!(笑)ヴァルがこわれたー!!
> んー、でもうちのヴァルはフィリアにLOVE×2よ?(笑)
 私のヴァルは・・・???作品ごとに違うなあ・・・
>
>>> 獣王ゼラス=メタリオムの腹心、獣神官ゼロス・・・・・・
>>> だが、彼はいつもと少し違った。
>>> 今日の彼は、謎の神官ゼロスではなく、お仕事お休み暇人ゼロスだったのだ!
>>> 服装も、珍しく私服だった。
>>> 茶色のタイトルネックと、黒のズボン(実は、いつもの神官服の中身に似ている)。よく似合っていた。
>>> そのことが少し自慢だったゼロスは、つい先ほどまで気分が良かった。
>> 服が似合うから・・・単純ですねえ・・・
> うん(笑)
> まぁ、私の昔の小説で、アロハシャツ着てたけど(笑)
 アロハシャツ!!サングラス付きか!?
>
>>> 暇だったゼロスは、昔の喧嘩友達・・・フィリアに会いに来ていた。
>>> そして、偶然ラブラブな彼女たちを見つけたのだ。
>>> それを見た瞬間から、彼はイライラしていた。
>>> なぜ自分がこんな気持ちになっているか・・・それはゼロス自身わからなかった。
>>> 魔族である故、彼はこの感情の名を知らなかった。
>>> 嫉妬という、この感情の名を・・・・・・
>> 全然関係ないですけど、嫉妬と憎悪って別物ですか?困ったなあ・・・。
> 嫉妬と憎悪は別物よ。
 そうか・・・実は今気になる人がいるんだけど・・・その人が私を無視して他の子とはしゃいでるとイライラするんだ・・・ちなみに女。(マジ)
>
>>> そんなゼロスの存在に気づいてない、天下無敵のぼけカップルは、というと・・・。
>>>「おいしいですか?」
>>>「・・・おいしい」
>>> 公園のベンチに座って、お弁当を食べていた。
>>> 超天下無敵に、平和ぼけしきっていた・・・。
>> もしかして食べさせ合ってたりしたらもうどうすりゃいいのさー!!
> 悶えりゃいいのさ!!
 言われなくても!!もう臨界点突破!!「てん」を変換すると転生ヴァルなんて項がある・・・親父のパソだよ・・・
>
>>> 露天商が建ち並ぶ、にぎやかな表通り・・・。
>>> ここの露天アクセサリーで気に入ったものを、彼氏に買ってもらう・・・それがフィリアの夢だった。
>> フィリアさんドリーマーじゃよ・・。扇さんの夢?
> そーゆーわけでもないけど。
 光り物は欲しくなりますー!!私旅行中のおみやげ神戸港で指輪買っただけー!!(自分のは)
>
>>>「違いますっ!!」
>>> ゼロスは叫び、一度咳払いをしてから、言った。
>>>「『カップルクラッシャー』ですv」
>>>「かっ・・・カップルクラッシャー!?」
>>>「そう・・・そして、めでたく僕の百人目の被害者は・・・・・・あなた達、お気楽カップルですっ!!」
>>> どがぁぁぁぁぁぁっ!!
>>> ゼロスが手を振り上げた直後、フィリアの左右の露天が破壊された!!
>> いつから職業変えたんですか?(笑)
> 暇人ゼロスはカップルクラッシャー。
> 中間管理職ゼロスは、謎の神官。
> まったくもって、別物です(をい)
 真夜中は別の顔・・・って本が。

>>> 派手な音がしたため、ヴァルはそちらの方へと足を急いだ。
>>> こんな時にハプニングを起こすのは、フィリアか生ゴミ魔族か・・・それか、うわさに聞くデモンスレイヤー・リナ=インバースぐらいだろう。
>> さすがヴァル、愛の力v(大きく違う)
> かなり違う。
 まあ気にせずに。愛に理由などないから。(謎)
>
>>>「フィリアっ、ゼロスっ!! お前ら、なにやってるんだっ!?」
>>>「ヴァ・・・ヴァルっ!! 来ちゃだめですっ!!」
>>> フィリアが叫ぶ。
>>> 言われ、つい足を止めるヴァル。
>>> だが、すぐにフィリアに駆け寄った。
>>>「一体・・・どうしたんだ!?」
>>>「ぜ・・・ゼロスが、わたしたちの仲を引き裂こうとしてっ・・・」
>>>「なぁぁにぃぃっ!?」
>>> ゼロスの馬鹿、なにふざけたことを・・・と思いながらゼロスに目をやるヴァルだが、ゼロスは相変わらずのほほんと笑っている。
>>> そして、再び手を振り上げる。
>>> 破壊されていく町。
>> 女の嫉妬は恐いですけど、男の嫉妬も嫌ですねー。
> ゼロスの嫉妬がいやです・・・
> 色んな小説でゼロスが嫉妬するとこ見ますが、全部嫌。
> だからゼロフィリが嫌いになった・・・
 うん、嫉妬は嫌い。
 ゼロフィリ嫌いの理由・・・ゼロス嫌い。人気あるから。(死)
>
>>>「逃げるぞフィリア!」
>>> ヴァルは、言うが早いかフィリアを抱え上げた。
>>> 体の前で、腕と足を支える。抱っことは、また違う抱え方。
>>> 俗に言う、『お姫様抱っこ』というものだった。
>>>「んなっ・・・!?」
>>> 顔を赤くするフィリア。
>>> 気にせず、ヴァルは走り出した。
>>> 気分は、まさしくヒーローのそれだった・・・派手なヤツ。
>> きゃーきゃーきゃー!!!!!!恥ずかしいー!!!でもヴァル気づかねーよ。
> それがヴァル(笑)天然です。
 真顔でお姫様抱っこ・・・。恐いかも。
>
>>> ゼロスは、『カップルクラッシャー』の仕事とは思えないような、町の破壊工作を進めていった。
>>> まるでフィリアを・・・いや、ヴァルを亡き者にでもしようとしているかのように。
>>> ゼロス自身、なぜ自分がこんなに暴走しているかわかっていなかった。
>>> 嫉妬の意味も分からない彼が、暴走の理由を知るのは、そうとう後のことになるだろう・・・・・・。
>> 嫉妬は恐いからなあ・・・。私も鬼になったし。(謎)
>> 経験者なんで三角関係は嫌いですー。
> 経験済み!?
 えへ。大人の女ですv(嘘)
 ちなみに現実の男に恋をしたのは3回、うち三角関係2回。おじーちゃんとおばーちゃんの出会いが失楽園状態だったことの祟りか・・・?
>
>>> フィリアを抱えたヴァルは、追いつめられていた。
>>> あと一歩でも後ろに下がったら、池にジャポンだ。
>>>「ふふふ、もう後がありませんよ?」
>>>「くっそ・・・・・・」
>>> 一体、どうすれば・・・
>>> 池の縁と言っても、ここは町の中。
>>> ヴァルも本気を出してゼロスを追い払おうとしたら、町への被害はただじゃすまない。
>> 池ポチャくらいならいいんじゃ・・・殺されるより・・・
> ・・・まぁね・・・風邪引くけど・・・・・・
> ああっ、その看病で、二人の愛の絆がまた深まる!!(をい)
 うわああフィリアさんナースのコスプレとかしちゃったりー(アホウ)
>
>>> そのとき、ゼロスは良いことを思いついた。
>>> このヴァルに、恥をかかせてやろう。かつて無いほどの大恥を。
>>> そうすれば、フィリアはヴァルと別れるだろう。
>>> それにより、カップルクラッシャーは、めでたく百人切りに成功するわけである。
>> 池に落ちるのは恥だろうか、そしてそれしきのことでヴァルとフィリアが別れるか・・・?フィリアさんなんて育ての親も兼ねてる訳だし、おしめだって替えてもらったんだろ〜ヴァルく〜ん♪
> そーかおしめ(笑)
 男の子は気をつけないと替えてるときに引っかけるから・・・(関係ない)
 ヴァルフィリって奥が深い・・・(違う)
>
>>> ゼロスは、ちょいっと、ヴァルの足下を破壊した。
>>> 思わずヴァルは、フィリアを抱えたまま・・・・・・
>>> 三回転半宙返りをし、見事底が超浅い池に着地した。
>> 体操選手かあんたは!!でも足元はトーゼンびしょびしょ。
> 体操選手って言うか、単に運動神経良ってな。
> 足下ぐしゃぐしゃ。
 私は超運動音痴。 
 三者面談で担任に「運動しろ。歩け」とか言われたのは何故!?ちなみに社会の窓が開いてたよ!!
>
>>> 水しぶきがフィリアを包み込み、びしょぬれにした。
>>> お気に入りの服が、ぐしょぐしょになってしまった。
>>> その瞬間・・・フィリアが切れた。
>>> スカートの中に常時携帯のモーニングスターを取り出す。
>>>「なにするんですか貴方はぁぁぁぁぁっ!!!」
>>> 一瞬後、ゼロスはお空のお星様と化しました・・・・・・
>> やっぱりヴァルフィリ最大の見せ場はコレか(違う)
> 違いそうで・・・あってる・・・(をい)
 話に詰まったらコレですっきり解決v
>
>>>「大丈夫ですか、ヴァル・・・・・・!!」
>>> ヴァルに駆け寄ったフィリアは、突然・・・・・・抱きしめられた。ヴァルに、ぎゅっと。
>>>「な、あの、その・・・・・・」
>>>「大丈夫か、フィリア」
>>>「は、はい・・・」
>>>「けがはないか?」
>>>「はい・・・」
>>>「さんざんなデートになってしまったな・・・」
>>>「はい・・・」
>>>「・・・明日暇か?」
>>>「・・・はい」
>>> フィリアは、とことん「はい」と言い続けたのだった・・・
>> うわあああああ!!!野次馬追い払ってからにしよーよヴァル!!直視できなくて指の間から見てるのよ!!
>> ところで足をひねったヴァルはどうやって帰ったのでしょうか・・・おんぶ?はっ!!お姫様抱っこ!?
> フィリアに肩貸して貰って・・・vvv
 明日までに足治るの?ヴァル。
 肩かしてもらって・・・いーなー。(どっちが!?)
>
>>> こうして、ゼロスの百人切りは未達成に終わるのだった。
>> ホントに99カップル潰したんだ・・・。虚言かなーと。
> その中の一つがふっきーです(嘘)
 そうか・・・上手く別れたのはゼロスのおかげか・・・。じゃあ20秒だけ感謝してやるか・・・
>
>>>__________________________________
>>>
>>>
>>> 未だに少し後悔ものの話です・・・何でって、そりゃもう・・・
>>> ゼロフィリ入ってやがる!!(爆)
>>> いや、全然そうじゃないんですけど・・・ゼロスの片思い・・・とか?
>>> 実質、なんでゼロスが嫉妬していたか、未だに私は分かりません(ダメじゃん)
>>> まぁ、ゼロヴァルはスキだから良いけど(違)
>> まさに勘違い(このコメントも)
> うん(これも)
 ヴァルゼロよりはゼロヴァルで(謎)
>
>>> しかし、今回はかなりぽけぽけラブでしたネェ。
>> はあい、恥ずかしくて大変でした。実は恋愛モノ読むのは苦手・・・赤面・・・
> 恋愛もの書くのは?
 恥ずかしいです。(きっぱり)だから「違う恋〜」からプッツン切れてるじゃないですか〜。
>
>>> フィリアのデート三原則(笑)個人的に好きです。
>>> しかし、実はフィリア、一つ実行していません。
>>> 腕組んでないよあんた!! 組んでたら迷子になって離ればなれに何かならないって!!
>> いやー組んでも離れるときは離れるもんですよ。多分。
> 多分ね・・・
 多分・・・多分・・・
>
>>> 以上、扇の暴走でした(笑)
>> 私に比べりゃ余裕ある暴走ではないですか(笑)
>> 女学院落ちたしこのまま逃亡しようかなーなんておもってるフキコ。
> 逃げるな!!
> なら、私も『墓』から逃げる!!(をい)
 『墓』!!よし、2人で愛の逃避行を!!
>
>>> では、次は修正版『続・ある、晴れた昼下がり』で会いましょう。
>> ああ、私が書き手泣かせの超絶勘違いレスをつけたやつですね(恥)じゃあレスは止めておきます。(笑)
> 書いておくれよ(笑)
 い・や・あ・んv(恥)
 まあ我が心に一点の曇りもなくなったら・・・って沈んでしまうわい。レスにおわれて小説ストップしてるし。毎日来てるのに何故こんな目に!?
>
> じゃね。
 ではでは。

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11724修正版『続・ある、晴れた昼下がり』(前後編合体済み・・・)葵楓 扇 9/1-16:02
記事番号11719へのコメント


 今回の注意書きは、『脳死判定』でした!! ドナー登録しようね!!(それは本人の意思です)

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  続・ある、晴れた昼下がり


 それは、遠い昔のこと。
 何年前だろうか・・・いや、きっと何十何百、というケタにまで行っているだろう。
 彼は、紫闇色の髪を肩まで伸ばし、闇色の瞳をしていて、種族うちでは珍しかったけれど、本人のおおらかさや性格のつきあい易さから、異端者などとして虐げられる事はなかった。
 彼はなかなか名家の生まれで、金髪碧眼の美少女が、幼い頃からの婚約者であり、友でもあった。
 彼はある日、彼女を置いて修行の旅に出る、と突然言い出した。
 彼女は泣いた。兄のような彼が居なくなることなど、考えられなかったから。
 彼は優しく微笑み、彼女に言った。
『ライラックの花が咲く頃に、僕は君の元に帰ってくる。
 たとえ、君が世界の果てに居ようとも・・・』
 彼女は、ライラックの花が好きだった。
 彼女が暮らすところには、必ずライラックの花があった。
 それはもしかしたら、彼が帰ってくるときの目印のためだったかも知れない・・・・・・。

 彼は今だ、彼女の前に姿を現さない。

「・・・ア・・・フィ・・・」
 何かが、自分を呼んでいる。
 イヤだ。行きたくない。
 私を呼んだところで、そこに行きはしない。
 今、あそこに彼が居るから。
 ライラックの花が咲き乱れる丘で・・・。
「フィリアっ!!」
「嫌、行きたくないっ!」
 ずゴン!
 突然叫び頭を上げたフィリアに、勢い良く顎に頭突きを喰らい、ヴァルは思いっきり後ろによろめく。
「〜〜〜〜〜〜っ」
「・・・はれ?」
 きっと、「あれ?」と言ったつもりなのだろうが、寝ぼけてろれつが回っていない&頭突きの衝撃で歯がガチっとなって合わさったためか、変な声になる。
「ヴァル?
 ・・・・・・・・・・・・あら・・・私、すっかり寝てしまったのね。
 あら、もう夕方だわ。夕御飯作ってきますね」
 顎を抑えて、膝を抱えていじけている(いや、痛みをこらえているのだろうが)座り込んだヴァルを見て、フィリアは冷や汗を一筋、急いでその場を離れようとする。
「待て」
 ヴァルが手を伸ばし、フィリアのスカートの端をつかむ。
「ひゃぁっ、何するんですかヴァルさんっ!!」
「あ、ちょ、おい、別にやましい事を・・・」
 なにやら頬を赤くして言いつくろうとするヴァルを見て、フィリアは急に真剣な顔になる。
「な、なんだよ・・・」
「ごめんなさい、顎」
 フィリアがそっと、ヴァルの頬に手を伸ばす。
 自分の鼓動の音がうるさい。そう思ったのは、つい3ヶ月ほど前の、フィリアに成り行きで告白してしまったとき以来だ・・・と思う。
「べ、別に、顎の一つや二つや三つや四つ」
「(四つは・・・)いえ、痛くありませんでしたか?
 つい、無意識のうちに机の上で本を読んでいたら眠くなってしまって・・・」
 なにげに説明口調なフィリアだ。
「あ、そうだわヴァル。どうして、私を起こそうと・・・?」
「ああ、これ。手紙が来てたから・・・。
 速達だから、早く見せた方が良いかな、と思って」
 彼は、『以前』とは違う優しい表情で、フィリアを見ている。
 そして、手紙を手渡す。
「誰からかしら?」
 その封筒には、何も書かれていなかった。
 自ら投書したのであろう、郵便物である証拠の判子もない。
 ただ、表にフィリアの名前と『速達』とだけ書かれている。
「怪しいな、それ。
 まず、俺が開けようか?」
 中に剃刀でも入っていたら・・・と、昔の少女漫画のような心配をするヴァル。
 そのようすが何だか可愛くて、フィリアはにっこり微笑み、だが首を左右に振り封を切る。
 中には剃刀は入っていなかったが、代わりに小さなメッセージカードが一枚、入っていた。
 ライラックの花の模様。送る直前までそのポプリの隣にでも置いておいたのか、もしくは本物の花の上にあったのか、ライラックの匂いがする。ほんの僅かだけれど。
 そして、カードには短く、こう書いてあった。
『待たせてごめん。すぐに、会いに行く』
 身体の芯が震えている気がする。
 心臓がばくばくなっている。
 頭の奥が熱くなって、手先も足先もおぼつかない。
 フィリアは、カードを取り落としそうになって、なんとか掴み直す。
 引いたままの椅子に座り込む。
 そして、しっかりした声で呟いた。
「リラが帰ってくる!!」

 翌日。
 ヴァルは、フィリアが言った言葉がずっと気になっていた。
 リラって、誰だ?
 なんだかフィリアは凄く浮かれていて、辺りのことも上の空で、どうにも聞く気になれなかった。
 もしかしたら、凄い怖い答えが返ってくるかも知れない。
 親友だというなら、問題はないけれど。
 元恋人だとか・・・いや、『元』ならまだ良い・・・一方的に向こうが今だにフィリアを好いているとか、もし古代竜殲滅をたくらんだ黄金竜族のお偉方だったらどうする?
 自分の命、もしくは『恋人』の存在の危機。
 ずっと考え込んで、夜もよく眠れなかった。
 ヴァル自身は頭は良かったが、こういう俗世のことには疎くて疎くて(フィリアのせいかもしれないが)フィリアにリラとやらのことを聞くにも聞けず、迷い続けている。
 そして、ヴァルの出した結論。
「そーいや、リラって女の名前だなぁ。
 なら、元恋人説は平気だな」
 ・・・サッパリしている性格も、フィリアによるものかも知れない。
 別に古代竜殲滅をたくらんだ奴が来たとしても、今更ヴァルのことを殺そうとはしないだろう。それ以前に、フィリアがそんなことを許すとは思えない。
 これなら、ヴァルも安心して眠れる・・・そう思って枕に抱きついた(抱き枕なのだ)時、すでに太陽は天に昇って鶏に「おハロー」と言っていた。

 ヴァルは早起きだった。
 朝起きたらまず、鶏小屋(なぜか、3匹ほど飼っている)に行って、卵をとってくる。
 薪割りはグラボスに頼むから、力仕事はない。だが、その前の段階と言うことで、たまにグラボスと一緒に森に薪割りようの木を拾ってくる。
 それから、花に水をやる。
 フィリアは何故かライラックの花が好きで、今は庭一面それ一色だ。
 幼い頃からそれを見てきたせいか、ヴァル自身もライラックの花が好きだった。
 だいたいその辺りにフィリアも起きて朝食を作り出す。ジラスは玄関前の掃除と水くみだ。
 おおよそ、いつも通り。
 頭の中で計画を立てて、ヴァルはふと気づく。
「ヤベ・・・今日、買い出し当番じゃん・・・」
 街に行き買い出しをするのは、この家では当番制なのだ。
 朝食の後の大仕事だ。
 フィリアは今日は浮かれながらもしっかり店番だし。というか、女主人だし。
 ジラスとグラボスの手伝いも、今日は期待できない。たしか、なんだっけかのバイトが何とか・・・。
「一人で・・・4人分の食料&雑貨品を・・・か。頑張るしかないな・・・」
 少し、気が遠くなる。
 いつもは、ジラスやグラボスも手伝ってくれるのだ。

「とゆーわけで、行ってきます」
「行ってらっしゃいヴァル様」
 ジラスが手を振り言う。
 今日の彼らのバイトは、炭坑をジラスの爆弾によって開けると言うこと。
 普段はジラスかグラボス、どちらか片方にしか仕事がないのだが、今日は珍しく二人で出かけるのだ。
 フィリアのこともあるから、早く帰らなければならない。
(責任重大じゃねぇか・・・)
 一人胸中呟く。
 小高い丘を降りれば、そこは花が綺麗な街。
「さて、さっさと・・・」
 終わして帰るか、とでも言おうとしたのか。
 口をOの形に開けて、ヴァルは止まった。
 丘の下。街の門の前。草原の中。
 一本の木。杉。その下に立つ、一人の男。
 紫闇色の髪。同じ色の瞳。強い魔力を感じる。神官服を身に纏っている。
 いつもと雰囲気が違うが、この男のことを・・・ヴァルは知っていた。
「ぜ、ゼロス!
 お前、こんなとこで何やってんだ!」
 高位魔族、神官ゼロス。
 その名で、ヴァルはその男を呼んだ。
 だが、返事がない。
 聞こえていないワケでは、無いようだが・・・。
「おい、シカトかよ?」
「・・・え?」
 肩をつかまれ、やっと彼は振り返った。
 端整な顔立ち。肩までの髪。どこからどこまで、どう見てもゼロス。
 だが・・・。
「ど、どちら様?」
 ヴァルのことを知らない。
「おいおい、ゼロスどうした?
 頭でも打ったのか? ゼラスの教育は厳しいか?」
 色々問うてみたが、彼にとっては次元の違う話だったらしい。
「ゼロス?
 違う違う、僕はそんな、魔族じゃない」
 彼は手を振り、必死に弁解する。
「ゼロスじゃない〜?」
 じっ、とその顔を覗き込むヴァル。
 少し細い目。髪と同じ色の眉。にへら笑いが合いそうな唇。
「どっからどーみてもゼロスだが」
「た、他人のそら似だ!」
 たしかに、こんな口調を、ゼロスはしない。
 と、なれば・・・。
「・・・変装してるのか?」
「別人、と言う結論を出してくれ!」
 彼は冷や汗を一筋流し、焦って言った。
「ゼロス・・・竜を滅せし者(ドラゴンスレイヤー)ゼロスは、こんな格好をしているか?」
 彼は、ヴァルの目の前で一回転、翻ってみせる。
 白のマント、薄い薄いピンク色の糸で細かく縫われた魔法文字。防御の物だ。
 中の服も白く、ゼロスと同じ黒の部分は留めている紐しかない。
「・・・いや、ゼロスはそんな色はしていないし似合わない。
 ・・・となれば、他人のそら似か。悪かったな。
 あーあ、そういや世界には自分に似た人間が3人居るんだよなぁ。俺に似た人間って、今の俺の姿か? 髪長いときの姿に似てるのかな?
 それとも、半魔族の時のロック歌手みたいな姿か・・・」
 なにやらぶつぶつ呟いて、ヴァルは行きすぎようとする。
 今のヴァルの髪は、肩を少し行った程度の長さしかないのだ。
「ああっ、ちょっと待ってくれ!」
 ゼロスもどき(ひどい)は、ヴァルの腕をつかむ。
「君、フィリア・・・コプトさん家を知らないか?」
「何?」
 そう言われ、どきっとする。
 まさかこいつがリラ・・・?
「昨日来たばっかりなのに・・・すっかり忘れた・・・ううむ・・・」
「おい、お前、名前は?」
 なにやらぶつぶつ言っている彼に、ヴァルは声を投げかける。
「ライラック。ライラ、と呼んでくれて結構」
「んじゃ違うな」
  すたすたすたすた。
 ヴァルはあっさり、彼・・・ライラの前を通過する。
「ああっ、ちょっと待って君・・・」
 後ろから、弱々しい虚しい声がする。

                   ここから後編です

『ねぇ、リラ』
 彼女は、優しい笑みを浮かべて尋ねてきた。
『なんだい?
 フィー』
 彼女の婚約者にあたる彼が、彼女のことが可愛くてたまらないと言う表情で答えた。
『もし・・・』

 彼は、神官としての実力は充分すぎるほどあった。
 だから、故郷の神殿を離れ、修行の旅に出た。
 様々な苦しみ、屈辱、悲しみ、怒り、憎しみ。
 負の感情を胸に抱えつつ、だがこの旅が正解であったことを、彼は旅の間に知った。
 新たな出会い。土産話。世界を見る。
 全てが素晴らしく、今すぐにでも故郷に帰ってこのことを婚約者に語りたいと思っていた。
 そんなとき、彼は故郷の仲間が全滅したことを知った。
 嘘だ、頭ではそう思った。
 けれど、心があらがいがたい真実を、徐々に受け入れ始め、胸が締め付けられる。頭が真っ白になる。
 何をやっても駄目な感じで、自虐的になっていく。
 そして彼は、自分の婚約者だけが生き延びたことを知った。
 希望の光。彼はその時、そんなものを見た気がした。
 彼は、婚約者に見せようと創っている魔法が完成したら、彼女のもとへと赴き、その呪法を見せて上げようと思った。
 一心不乱に彼女と魔法のことを考え、そしてその術が完成したのは、それから十数年後のことだった。
 彼は、彼女が今経営している店を調べ上げ、彼女の家の庭にライラックの花が咲いているのを見て喜び、彼女に逢い結婚を申し込もうと思っていた。

 彼女は、別な男性と幸せそうに暮らしていた。

『ねぇ、リラ。
 もし、私が・・・』
 彼にとって彼女は、親が決めた婚約者であるとはいえ、心の底から愛しいと思っている相手だった。
 彼女はそのことを分かっていたが、彼女にとって彼は良き遊び相手、兄のような存在にすぎなかった。
 けれど、彼女は賢く、一生懸命彼のことを好きになろうとしていた。
 婚約破棄など、両親が死にでもしない限り無理だから。
『もし、私がリラ以外の人を好きになって、その人と一緒に暮らしたいと思ったら・・・リラは、どうする?』
 そんなこと、あるはずがない・・・彼は一瞬そう言いかけて、口をつむぐ。
 少し考え、そして言った。
『僕は、君が好きになった人と決闘して、どっちがフィーにふさわしいか、君に見極めてもらうよ』

「そういうことなんだ」
 彼はそう言って、剣先をヴァルに突きつけた。
「剣は使えるんだろう?
 僕と決闘しろ」
「・・・分かった」
 ヴァルは苦い顔をして、そして剣を鞘から抜いた。

 そもそもの始まりは、一日前。
 4人分の数日分の食事をひいこら持って、ヴァルは帰ってきた。
 ジラスとグラボスは、なにやら炭坑工事が手間取っているとかで、今日は泊まり掛けだ。
 ヴァルは、告白してから初めてフィリアと二人きりで食事をすることになった。
 気まずさからか、二人とも何も話さなかった。
 フィリアは、さすがに今すぐ『リラ』とやらが来るわけではないと判断したらしく、浮かれていたのもなくなった。
 なんとか気を紛らわそうと、ヴァルは口を開いた。
「あのさ・・・」
 『リラ』とやらの事を聞こうと思って、話そうとすると。
 ドンドン
 突然扉が叩かれた。
「どちら様ですか?
 もう、店は・・・」
 フィリアは席を立ち、扉へと向かった。
 相手の顔を見るための小窓から、外を見つめ、絶句した。
 急いで扉を開け、そこに立っている人物に抱きつき、叫んだ。
「リラ!!」
「・・・あんた、たしか昼間の・・・」
「そうだ」
 彼・・・ライラックはフィリアの髪を撫で、冷たく言った。
 フィリアが男と一緒にいたことが気に入らなかった。
 いや、彼は店の従業員か何かで、ただ一緒に食事をしているだけか・・・。
 そう思いこもうとしていた。実際、超大はずれというわけでもなく、ヴァルは実際にこの店で働いていた。
「・・・リラ、って・・・」
「僕の愛称だ」
 彼は、感動のあまりに(そう思うことにした)泣きそうになっているフィリアの背中を優しくポンポンと叩きながら言った。
 フィリアは、本当はライラックにどうやってヴァルのことを言うか困っていて、申し訳なさに涙が滲んでいたのだが。
「ライラックとリラとは、同じ意味なんだ。
 同じ・・・花の名前」
 彼はフィリアの顔を覗き込もうとして、だがフィリアが顔を上げないのに、自分の顔をしかめた。
「まぁ、知り合いにはライラ、『家族』にはリラと呼ばれているが」
 まるで、すでにフィリアが家族・・・妻であるかのような言い方だった。
 ヴァルは、捨てかけた元恋人説(実際は婚約者)が正しかったことを、身をもって知った。
「さてフィー、彼のことを紹介してくれないか?
 そして、僕のことを彼に」
 その言葉に、ヴァルはむっとする。
 フィー、だと? 馴れ馴れしい。奇妙な愛称を付けて。
 それも、家族しか呼んではいけない言葉か?
「・・・ヴァル、この人はライラック・・・。
 私の婚約者です・・・親が決めたものですけど」
 なんとか、最後の言葉にアクセントを付ける。
 フィリアは、胸の内が罪悪感でいっぱいになっていった。
「火竜王のとこの黄金竜の生き残りか・・・」
 その口調が、ライラック個人に向けられたものではなく、ライラックを含めたその一族に対する憎悪の口調だったため、ライラックは少し疑問に思った。
 正義の名の下に真実の悪を討つ我が種族に、何の恨みがあるというのだ。そう思った。
「この人はヴァル。
 私の・・・・・・」
 フィリアは先が言えずに、顔を伏す。ライラックのもとを離れる。
 ヴァルがこっそり後ろからフィリアを抱きすくめ、ライラックを睨み付けていった。
「古代竜の生き残りで、俺は・・・・・・
 いまんとこフィリアの恋人、ってヤツだ」
 それを聞き、ライラックが目を大きく開ける。
 聞きたくない言葉。
 認めない。
 フィリアは、僕の物だ。その想いが、胸を占める。
「だがフィー、君には僕という婚約者が居るだろう?」
 どう出るか、泣き出すだろうな、と思いながらライラックは聞いた。
 もし泣き出したとしても、それは浮気したフィリアの自業自得だ、そう思った。
 だがフィリアは顔を上げ、きっとライラックを見つめ返した。
「もう、お母様もお父様も亡くなりました。リラのお父様もお母様も亡くなりました。
 婚約は、私から破棄します」
 ライラックはぎり、と奥歯をならした。
 後ろを向いて、この家から出ようとした。
「待って下さい」
 フィリアが後ろから声をかけてきた。
「もう、夜遅いです。
 宿を取っていないなら、せめて今夜だけでも、泊まっていきませんか?
 いろいろと・・・話も聞きたいですし」
 そして、話もしたい。それは、言わないでおいた。
「・・・わかった。フィーも、好きなようにするが良い。
 僕も、好きなようにするから」
 その言葉が、宿の話ではなく婚約の話に当てられた物だと、フィリアは気づかなかった。

 ライラックは結局、あてがわれた客室に閉じこもって、フィリアと話をしなかった。
 そのかわり、ヴァルがフィリアとたっぷり話をした。
「フィリアは、あいつが好きなのか?」
 単刀直入にそう言われて、フィリアは困惑する。
「・・・好き、と言えば好きです。
 けれど、それはその・・・愛とか、そういうものじゃなくって・・・」
「トモダチとか、兄みたいな存在とか・・・恩人だから、とか、そう言う意味の好き、だな?」
 そう言われて、フィリアは頷いた。
 ヴァルは、その気持ちが分かった。
 自分も、最も荒れていた頃は・・・自分もフィリアと同じ様な感情を、ガーヴに向けていたから。多少フィリアよりは、想いが強いけれど。
「で、フィリアは・・・これから、どうしたい?」
「わかりません・・・」
 フィリアは頭を振り、顔を手で覆ってしまった。
「・・・リラは・・・ずっと私のことを想って・・・考えてくれていて・・・その気持ちは、痛いほど分かるから・・・だから、『さよなら』は言えない・・・けど・・・」
 しゃくり上げながら、けれど必死にフィリアは言葉を紡いだ。
 申し訳なさ。
 もし自分がライラックを受け入れなかったら、ライラックは一人になってしまうという想い。
 火竜王に仕える黄金竜の種族は、もうフィリアとライラック、もしかしたらあと一人か二人はいるかもしれないが、だいたい片手ぐらいで数えられるほどしか生き残っていないのだ。
 そして・・・ライラックの気持ちを裏切る想い。
 ライラックは、あれほどにまで自分に尽くしてくれて。
 彼が旅立ったのだって、フィリアのためになにやら魔法を創るため、力を付けるためだと言っていた。
 フィリアを守る力を付けるため。
 それが、全て無意味になってしまうのだ。
「リラに悪いです・・・・・・」
 そのまま、フィリアは黙ってしまった。
 ぎゅっ、とヴァルはフィリアを抱きしめた。
 フィリアが驚いて目を開け、ヴァルの顔を見る。
 だが、ヴァルは顔をフィリアの肩より奥にやったため、その表情は見れなかった。
「誰にだって・・・運命の人は居るんだ。
 いつ何処で逢えるかは分からないけれど・・・ライラだって、永遠に一人ではないんだ」
 ヴァルは、なんだかんだ言ってもライラに内心同情し、哀れみ、そして幸せになってほしいと想った。
 扉越しにその言葉を聞いていたライラは、そのヴァルの気持ちが分からなかった。

「何のつもりだ・・・?」
 突然ライラはヴァルに剣を持って外に出るよう行った。
 ヴァルは、狩りでもするつもりかと、愛用している細剣を持って外に出た。狩りに使うのは剣ではなく弓だと、そこで気づいた。
 ライラの方はすでに剣を構え、いつでも戦えるように待っていた。
「決闘だ」
 ヴァルの問いに、ライラは当然だというように答えた。
「僕は、ずっと前フィーに、もしフィーに僕以外の好きな者が出来てその者と暮らしたいと願うのならば、僕はそのものと決闘をしようと誓った。
 どちらがフィーにふさわしいか、彼女に見極めてもらうため。
 だから、戦え」
 こういわれては、ヴァルは引くわけにはいかなかった。
 相手を不戦勝させフィリアをとられるのなんて死んでもイヤだし、ましてや臆病者と思われるのはもっと嫌だった。
「そういうことなんだ」
 彼は剣先をヴァルに突きつけ、言った。
「剣は使えるだろう?」
 僕と決闘しろ」
「・・・分かった」
 苦虫をつぶしたような顔をして、ヴァルは剣を鞘から抜いた。
 細く真っ直ぐ、美しい刀身。
 柄の部分には、複雑な羽の模様が施されている。
 そして、細かく書かれた魔法文字。剣を、僅かでも軽く、素早く動かせるようにするためのもの。
「僕は神官だが、剣の腕だって、自分で言うのも何だがなかなかだ。
 甘く見るなよ」
「・・・こっちこそ、ただの一般市民と思って、ただでさえひ弱な力を更に弱めるなよ」
 ヴァルの挑発に、ライラはカチンときた。
「君のそのねじ曲がった根性、美しく不幸な君の剣のように真っ直ぐにしてやる!」
 叫び、ライラは踏み出した。
「へん、誰の剣が不幸だって?」
 ヴァルは、高く上に飛ぶ。
「剣は自らの真の使い手に使われてこそ、幸せなんだ」
 ヴァルがもといた場所にライラはたどり着き、足を止める。
「お前の剣の方が、よっぽど可哀想だぜ!」
 剣を真っ直ぐ下におろす。
 ライラの剣が、それを受ける。
 甲高い音がする。
「ヴァル!
 リラ!!」
 フィリアが声をあげ、家から出てきた。
「フィリア、手を出すな!」
 二人を止めようと戒めの呪文を唱えようとしたフィリアを、ヴァルが叫んで止める。
 その顔には、笑みがあった。
「これは、男同士でどうしても付けなきゃならない決着なんだ!!」

『きゃっ』
 彼女が声をあげる。
 犬が彼女に向けて吠えたのだ。
『やっ、リラ助けてっ』
 その犬は大きく、まだ背の低い彼女にとっては、自分を一のみしようとする魔物のように見えた。
『だめだよ、フィー』
 彼は、彼女が犬に向けて反射であげた手を押さえ、止める。
 そして、手を払い犬に「しっ、しっ」と言って、追い払った。
『いかなる生き物も、命を持ってこの地に存在している。
 君が叩かれたら痛いように、あの犬だって痛いし、君が斬りつけられたら、あの犬だったら死んでしまうだろう』
 彼の言葉を、彼女は真剣に聞いた。
『いかなる時でも、我を失ってはいけない。
 余計な命を奪ってしまうから・・・』

「きゃぁぁぁぁぁっ!!」
 フィリアの悲鳴に、ライラックははっとする。
 自分の手にかかった、生暖かい感触。
 血だ。
 その赤さに、声をあげようとする。
 だが、実際に血を流している者が目に入って、何も言えずにいた。
 ヴァルが背中をばっさり切られて、うずくまっている。
 その胸に、一匹の犬を抱いて。
 よくこの辺には、街から犬やら猫やらが、道に迷って現れる。
 その中の一匹だった。
「・・・これは、真剣勝負だ・・・本当の剣を使ってるんだからな。
 俺の命をもし奪うというのなら、俺も所詮その程度の男だったんだ、おとなしく死んでやるさ」
 そう言ってヴァルが、ライラに顔を向けた。
 その瞳には、怒りの色しかなかった。
「だが・・・・・・」
 重い声が続く。
「我を失って余計な命を奪うことだけは許さない!!」
 あまりの流血の多さにか、立とうとして足をふらつかせ地に座り込み、ヴァルは叫んだ。
 フィリアが駆け寄って、回復魔法を唱えた。
「・・・僕は」
 ライラは何か言おうとしたが、それを遮ってフィリアが言った。
「・・・ここは、ライラが居るべきところじゃないわ」
 その言葉に・・・最後の言葉より、自分のことをリラと呼ばなかったことの方にショックを受け、ライラは黙り込む。
「そうだね・・・」
 ライラは、弱々しく微笑んだ。
「僕には、此処は似合わない。
 此処に居続けたら・・・また、この地に血を吸わせてしまう」
 ライラは剣を鞘に収めた。
「ごめん・・・ちょっと、あっちに泉が見えるから・・・水、持ってくる」
 ライラは遠くを指さし、駆けていった。
 もしかしたら、泣いていたかも知れないな、とフィリアは思った。

「ごめん、ヴァル」
 翌日。
 キズもフィリアの魔法によって癒え、あの犬は野良犬だったことが分かり、ヴァルが飼うと主張したため、家に家族を一匹増やして。
 ライラは言った。
「僕、あれから色々考えた。
 僕には・・・旅の方が合ってる、って」
 ライラは弱々しく微笑んだ。
「ごめんね・・・本当に。
 キズ、大丈夫?」
「ああ」
 ヴァルはそう言って、にこやかにガッツポーズをしてやる。
 ヴァルは怒りが頂点に達するのが早ければ、怒りが収まるのも早かった。
 それが羨ましいな、とライラは思った。
 自分もまだまだだな、とも思った。
「・・・そうだ、フィリア、ヴァル」
 その呼び方に、フィリアが顔を上げる。
「最後に、見せたいものがある・・・」
 と言って、ライラはぶつぶつ呪文を唱え始めた。
 この旅で作り上げた魔法・・・・・・
 発動させる。
 辺りが輝き・・・。
 そして、そこにあったのは。
「ライラックの花・・・」
 たった一輪きりの、ライラックの花。
 それが、フィリアの手の中にあった。
「それは、僕が魔法で作り上げた花・・・永遠に枯れない、魔法の花」
 そう言って、ライラはヴァルに向かって笑った。
「僕にも、早く運命の人が現れると良いな」
「・・・ああ」
 ちょっと照れて、ヴァルは言った。
「・・・じゃあね」
 突然現れて、彼はそうしてすぐ去っていった。
 今度の旅は長くなりそうだな、と。
「またいつか、来て下さいね!!」
 フィリアが大声を出した。
 ライラは遠くで手を振り、そして空間転移をした。
「・・・なぁ、フィー」
 ヴァルのその言葉に、フィリアが顔を上げた。
「これで・・・良かったのかな」
「私は・・・良かったと思います」
 そう言ってから、フィリアはヴァルの手を引っ張った。
「はい、もう二日も帰ってないんですから、そろそろジラスさん達がお腹をすかせてやってきますよ。
 お昼御飯を作りましょう!」
 そうして、小さく言った。
「・・・フィー、と言うのは家族にしか呼ばせないんです」
 そして、心の中で付け加えた。
 絶対に、私にとって最高の、そして最愛の家族になって下さいね、と。

 それが、ある昼下がりの日の出来事だった。

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 シリーズ完結作・・・か?
 もしかしたら、まだ続くかも、な話です。
 ライラ(実は、ライラック=ランタナというフルネームまで決まってた)は結構気に入ってるキャラです。
 ゼロスそっくりな顔をして、けど性格はかなり違う・・・・・・執念深いヤツです。
 実は、これでも彼はフィリアを諦めていません(笑)いい加減にしろって。
 あと、ヴァルが助けたあの犬。こっそりと、『パトラッシュ』って名前が付いています(笑)私が『名犬ラッシー』が好きだから・・・(全然違うじゃん)

 しかし、このシリーズ・・・今までは『はっぴーばーすでー』とか『ふぁーすとでーと』とかサブタイトルが付いていたけれど、今回はありません。忘れてましたので、結局付けないことにしました。

 とりあえず、このシリーズは、ヴァルフィリ向上委員会の仲間と、尊敬せし一姫都さまにぷれぜんと・ふぉー・ゆー!!
 貰ってくれ!! 出来れば返品は三日以内で!!(笑)

 ところで、これのクイズの答え。
 林原めぐみさんの『君に逢えて良かった』・・・だったハズ。
 まぁ、この歌を聴いて一番に思い出すのは、『外伝天国に一番近い女〜アメリア編〜』ですが(笑)
 そうそう、『外伝天国〜』の最新作・・・・・・
 次はゼロス、フィリア、ガウリイ、そしてリナと続くつもりでしたが、ゼロスとフィリアを飛ばしてガウリイが出来上がりました(笑)ダメじゃん・・・・・・
 とりあえず、頑張ります。

 ではでは・・・・・・