◆−『DESERT』〜第十二幕〜−葵楓 扇(9/27-17:27)No.12016
 ┗さっさと謝れってば・・・−れーな(9/28-18:50)No.12034
  ┗クラぴん素直じゃないから・・・(笑)−葵楓 扇(9/28-19:07)No.12035


トップに戻る
12016『DESERT』〜第十二幕〜葵楓 扇 9/27-17:27



 お久しぶりの『報い』です。
 前回の宣言通り、とりあえずミレニムとアーネストの関係発覚(笑)しかもゼルの出番は次回へ保留(爆)
 というわけで、前フリはいつもにましてみぢかいですが(をい)本編をどーぞ。お楽しみいただけたら、それとなく幸い。

__________________________________


  『DESERT』  〜夢、果て無き、追いかける〜
  第十二幕  〜白騎士〜


「私はアールグレイ王女、“僧侶王女”アーネスト!!」
「その親衛隊隊長を務める、“白騎士”マラノです!!」
 びしっ!!
 まるでヒーローの変身時のようなポーズを取って、アーネストとマラノは叫んだ。
 アーシュイアは、その様を凍り付いて見つめるだけ。
「エルテナハ解放軍に送った使者、魔道士リナ=インバースからの伝達を受け、私アールグレイ=ラヴィン=ラサ=アールグレイが、クルーザ=ラーラヴェン初めエルテナハ解放軍への全面的協力の証拠としてこの地に参りました。隊長クルーザの元へ案内して下さい」
 きりっ。
 突然まともになり、アーネストは言う。
 やはりアーシュイアは、そのギャップに凍り付く。
 だが、直後首を振り、復活する。
「悪いが・・・・・・今は、エルテナハ解放軍のアジトには行きたくない・・・・・・この先真っ直ぐ行けば着くから、勝手に言ってくれ」
「ち、ちょっと、そんな勝手な・・・・・・」
 マラノが慌てて言い直しを要求しようとしたが、アーネストが腕で遮った。
「止めなさい、マラノ」
「ですが・・・・・・」
「私の言葉が聞けないのですか」
「・・・・・・分かりました」
 こういう、シリアスな口調の時のアーネストには逆らわない方が良い。
 長いつきあいでそれを悟ったマラノは、渋々後ろへ引く。
 すると、アーネストはアーシュイアの前に立ち、その顔を眺めた。
「貴方・・・・・・エルテナハ王女レスカじゃありませんこと?」
「・・・!? ・・・・・・何故分かった?」
 アーネストの言葉に、アーシュイアは驚愕しながらも・・・そう言う。
「私は、アールグレイの使いとして、エルテナハ解放軍の協力に来ました。エルテナハ解放軍の目的、それはエルテナハ王女もしくは王子を見つけだすこと。その肝心の対象の顔を知らないわけにはいきませんから」
「結構変装したつもりなんだがな・・・意外とバレバレだったか」
 アーシュイアはため息を付いて、呟く。
「あいつも最初から気づいていてくれたら、こんな思いしないですむのに・・・・・・」
「何です?」
「・・・・・・・・・・・・何でもない」
 アーネストに問われて、アーシュイアは首を左右に振る。
「じゃあ、この先を真っ直ぐ・・・勝手に行ってくれ」
 アーシュイアはぶっきらぼうに言うと、再び膝に顔を埋めた。
 肩をすくめ、アーネストは馬に乗った。

「けれど、さすがアーネスト様!! レスカ様の正体に一発で気づくなんて!!」
「ほほほほほ、尊敬しなさい敬いなさい」
 マラノの絶賛に、アーネストは天狗になって高笑いをする。
(ここで、リナが教えてくれたのよ、なんて言ったら・・・・・・かなりヤバいわよね)
 アーネストの心の呟きは、当然マラノには届かない。

「クラヴィス」
「・・・何だよ」
「バーカ」
「・・・・・・・・・・・・」
 リナから横やりを入れられ、クラヴィスは拳を振るわせる。
「ち・・・ちょっと、リナさん・・・・・・」
 いくら何でも可哀想、とアメリアがリナに言うが、効果はない。
「レスカがあんな顔見せるなんて、あたし初めて見たのよ・・・相当思い詰めてるみたいなのよ。なのにこのバカは」
 アメリアに言い返すように、リナはクラヴィスの首根っこを掴んで持ち上げる・・・クラヴィスは襟で首が締まる。
「ぐぇ」
「このバカはこのバカはこのバカは」
 ぐいぐい。
 良いながら、リナはますます強く首を引っ張る。
 さすがのクラヴィスも、コレには辛そうだ。
 けれど、何も言わずに、されるが侭にする。
 それは、アーシュイアへの詫びの気持ちか、それとも・・・・・・
「ともかく、バカ」
「・・・・・・その、バカって呼び方止めてくれないか?」
「いーから、バカ」
 クラヴィスの反論も、リナはあっさりと無視する。
「アーシュイアが戻ってきたら、謝りなさい良いから。相手が殴りたがっていたら、好きなだけ殴らせなさいよ」
 まるで姉か何かのように、リナは静かに言った。
 クラヴィスは、黙っている。
「返事は?」
「・・・・・・」
「返事は!?」
「はいっ」
 リナのきつい口調に、クラヴィスは思わず短く返事をする。
「・・・・・・まぁ、良いとして」
 リナが、こほん、と小さく咳をする。
「アーシュイア、何処まで行ったのかしら・・・・・・」
「・・・あれ?」
 リナが呟くと、突然窓から外を見ていたトルテが呟いた。
「誰か来ます」
「アーシュイアか?」
「いえ・・・・・・二人です、馬に乗ってます」
 クルーザの問いかけに、トルテは遠くを見て言う。ミュアも、隣から外を見た。
「あーっ、分かった!!」
 その言葉を聞いて、リナは手をポンと合わせて、声を上げた。
「やっと来たのね、アーネスト達!」
「あー・・・・・・何ですって・・・・・・?」
 リナの言葉に、ミレニムが至極嫌そうな顔をして、聞き返した。
 まるで、さっきの言葉が聞き間違いであることを祈るように。
「アーネストよ、アールグレイ王女アーネスト。あたしが前言った、魔道国の協力者」
「・・・・・・・・・・・・そんな・・・・・・・・・・・・」
 どたっ。
 何故か、嫌そうにミレニムは呟き、その場に崩れ落ちた。
「これで・・・・・・私の平穏も終わりなのね・・・・・・」
 よよよよよ、と花魁泣きに泣いて、ミレニムはハンカチを噛む。
「えーと・・・・・・ミレニーム・・・・・・」
 どうした、とばかりにリナが手を振ったが、ミレニムの耳には届いていないようだった・・・・・・。

「ぃやっほー、リナ!」
「おっはーアーネスト」
 馬の上から手を振るアーネストに、返すリナ。
 まるで、親しげな友達のようだった。
 その場には他に、エルテナハ解放軍リーダーとしてのクルーザと、セイルーン代表としてのアメリア、護衛という名目で連れ出されたクラヴィスが居る。
 実はアジトの建物の影にトルテとミュア、ハイソナそしてミレニムが隠れていたのだが、一同は気づいていない。
「ねぇリナ、さっき森の入り口でエルテナハんトコの王女に会ったんだけど」
「あ、知ってる。其処にいたのね、アーシュイア」
 アーネストの言葉に、あっさりとリナが言った。
 それに、アーネストが訝しがる。
「珍しいわね、『口より手より先に攻撃呪文が出る行動派女』と名高いリナが、エルテナハの復興をまだしていないなんて」
「とりあえず、リトリラトルを潰しておかないと安全とは言い切れないでしょ? だいたい、貴方だって帝国を潰しに来たはずよ」
「まぁね」
 リナの言葉に、そうだとばかりにアーネストが頷いた。
 ふと、思い出したように口を開く。
「そう言えば、此処に帝国軍が来てなかった?」
「んー、来てはいたけど、とりあえずドでかい魔法使ってやっつけたわ」
 リナが、口から出任せに嘘を付く。
 まさか、突然「アリューゼ王子が世界の滅亡計って突然帝国軍倒しちゃったv」とは言いにくい。
「・・・にしては、全然荒れてないわね・・・この辺り」
 ぎくっ。
 アーネストの言葉に、あからさまにリナが反応する。
 しまった、と思ったときにはもう遅い。
「何があったの?」
 にこにこして、アーネストが聞いてきた。

 ・・・・・・どうして変わっちゃったの?
 ・・・・・・兄さん。
 ・・・・・・兄さんは言っていたじゃない・・・・・・
 ・・・・・・『無抵抗の者に手をあげるのは、愚か者の・・・・・・』・・・・・・
 ・・・・・・あの時の帝国軍は、明らかに戦闘意欲を失っていたのに・・・・・・
 アリューゼ兄さん。
 ポタリ。
 頬に雫が当たり、アーシュイアは目を開けた。
 どうやら、木によりかかったまま、眠りについてしまったようだった。
 ポタポタと雫は強くなってきて、だんだん音を立てる雨となっていった。
 まるで、あの日のようだった・・・・・・
 エルテナハの落ちた、エルディスと共に逃げたあの日・・・・・・

「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「なぁぁぁんで逃げるのよ、ミレニムちゃ〜んv ふふふふふ・・・・・・」
 逃げ出したミレニムの後を、馬で追いかけるアーネスト。
「嫌なの、私は平穏のために帝国と戦うの、貴方は私にとって帝国よぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「人聞きの悪い、私はれっきとした魔道国の王女で・・・・・・」
「嫌ぁぁぁぁよぉぉぉぉぉ!!」
 馬に勝るとも劣らない早足で、ミレニムは森に隠れていく。
「あ・・・・・・あんなに取り乱したミレニムさん、初めて見た・・・・・・」
「・・・・・・うん・・・・・・」
 その様子を見て、トルテとミュアは呆れて呟く。
 『ミレニムとアーネストは同じ寺院で共に修行しあった仲で、古い知り合いなんだ』
 クルーザからその話を聞いたときは、王女と一緒に修行したなんて凄い人なんだミレニムさんは、と素直に思っただけだった。
 けれど実質は、そう単純な仲でもなく・・・・・・
 ミレニムは、典型的なおとなしい少女だった。アーネストは、典型的な暴走少女だった。
 この二人の関係は、ズバリいじめっ子といじめられっ子のようなものだったのだ。
「助けて兄さんリナさぁぁぁぁぁん!!」
「ほーらほらほら、何で逃げるのよミレニム〜v」
「は、初めましてクルーザさん、私マラノって言います。趣味は手芸で、歳は18、現在彼氏募集中です!!」
(す・・・・・・素早い・・・・・・)
 ミレニムとアーネストの追いかけっこを無視して、アーネスト並に美形に弱いマラノは、早速クルーザの手を取り自己紹介をしていく。
 イロコイザタと言うものに疎いトルテでも、さすがにこの行動力には驚いた。
 さすがのクルーザもその行動に慌てつつ、どう切り抜ければいいか思案する。
「・・・リヴィア! あいつが待っているから、失礼」
 クルーザはそうさっさと言うと、アジトの中へと入っていく。
「ちょっと、リヴィアって誰?」
 何処でどう聞いたか、アーネストが寄ってきてミレニムに聞いた。
「リヴィアなんて・・・兄さんらしい」
 くすくす、とミレニムは笑った。
「ちょっとぉ、誰なのよ?」
「オウムよ、オウム」
 さぁリヴィアにエサをあげないと、とミレニムのアジトの中へと入っていった。
「兄さんらしいって・・・・・・クルーザって・・・・・・」
「確かに、ヒジョーにクルーザさんらしい」
 アーネストの呟きに、毎日リヴィアにべたべたなクルーザを見ているトルテは、ごもっともとばかりに頷いた。

 アーシュイアは空を見上げて、ただ雨に打たれるままにした。
 心の雨も、まだ止まない。
 戦火の火は消えないけれど。


  ▽To Be Continued!

__________________________________


 最近、この長い『報い』の未来も案じなくなってきました(笑)
 つぅところで、登場人物紹介。

 名前 二つ名 次の行はプロフィール
☆アーシュイア(レスカ=クルス=レース=エルテナハ) 黒騎士
 元無敗の賞金稼ぎ。正体は王国エルテナハの王女、王国復興の鍵。
☆トルテ=レーヴェル                 炎の魔女
 記憶喪失の少女。左手に謎の痣がある。その魔力は絶大。
☆クルーザ=ラーラヴェン               聖騎士
 元エルテナハ王国騎士団団長。現在は反乱軍のリーダー。
☆ミレニム=ラーラヴェン               聖母
 クルーザの妹、僧侶。行動派で、高位神官。暴走気味。
☆クラヴィス=サリサラス               軍師
 元エルテナハ王国騎士団軍師。酒と女好き。アーシュイアと・・・
☆ミュア=ミューアル                 氷の魔女
 エルフの少女。トルテにとっては妹同然。ちょっと暴走気味。
☆ハイソナ=カルン=ファスト=リトリラトル      王子騎士
 帝国リトリラトルの第3王子。けれど、戦争を嫌う者。
☆アーネスト=ラヴィン=ラサ=アールグレイ      僧侶王女
 魔導国アールグレイの王女にして一流の僧侶。攻撃的。超暴走気味。
☆マラノ=ラヴァーズ=セレス             白騎士
 アールグレイの使者、アーネストの付き人。魔法騎士。少し暴走気味。

 実際、暴走気味じゃない人は何人居るんでしょう?(笑)
 とりあえず、予定している新登場人物は後5人(ゼロス含む)。そのうち二人は重要人物・・・今更登場(笑)
 さて、次回予告。
 例の重要人物のうち、一人登場&ゼルあっさりと寝返る!(笑)
 ではでは・・・なんだかなぁ(笑)

トップに戻る
12034さっさと謝れってば・・・れーな E-mail 9/28-18:50
記事番号12016へのコメント

葵楓 扇さんは No.12016「『DESERT』〜第十二幕〜」で書きました。


> お久しぶりの『報い』です。
ですね。どもれーなです♪


> 前回の宣言通り、とりあえずミレニムとアーネストの関係発覚(笑)しかもゼルの出番は次回へ保留(爆)
保留かおい(笑


> というわけで、前フリはいつもにましてみぢかいですが(をい)本編をどーぞ。お楽しみいただけたら、それとなく幸い。
それとなく幸せ感じてくだされ(笑

>__________________________________
>
>
>  『DESERT』  〜夢、果て無き、追いかける〜
>  第十二幕  〜白騎士〜
>
>「エルテナハ解放軍に送った使者、魔道士リナ=インバースからの伝達を受け、私アールグレイ=ラヴィン=ラサ=アールグレイが、クルーザ=ラーラヴェン初めエルテナハ解放軍への全面的協力の証拠としてこの地に参りました。隊長クルーザの元へ案内して下さい」
> きりっ。
> 突然まともになり、アーネストは言う。
> やはりアーシュイアは、そのギャップに凍り付く。
なんつーか。これわそとづらが良いって思っていいのかしら(笑)


>「けれど、さすがアーネスト様!! レスカ様の正体に一発で気づくなんて!!」
>「ほほほほほ、尊敬しなさい敬いなさい」
それわ威張りすぎだろあんたは(笑


> マラノの絶賛に、アーネストは天狗になって高笑いをする。
>(ここで、リナが教えてくれたのよ、なんて言ったら・・・・・・かなりヤバいわよね)
> アーネストの心の呟きは、当然マラノには届かない。
届いたらいいのに・・・(爆


>「クラヴィス」
>「・・・何だよ」
>「バーカ」
そうだばかばかっ!

>「ぐぇ」
>「このバカはこのバカはこのバカは」
> ぐいぐい。
> 良いながら、リナはますます強く首を引っ張る。
> さすがのクラヴィスも、コレには辛そうだ。
> けれど、何も言わずに、されるが侭にする。
> それは、アーシュイアへの詫びの気持ちか、それとも・・・・・・
もっとやれやれやるんだリナちゃん!(鬼


>「ともかく、バカ」
>「・・・・・・その、バカって呼び方止めてくれないか?」
>「いーから、バカ」
馬鹿は馬鹿で馬鹿なのだっ!言い換えれば馬鹿は死なないと直らないとも言う!(言う・・・?)

>「アーシュイアが戻ってきたら、謝りなさい良いから。相手が殴りたがっていたら、好きなだけ殴らせなさいよ」
> まるで姉か何かのように、リナは静かに言った。
> クラヴィスは、黙っている。
>「返事は?」
>「・・・・・・」
>「返事は!?」
>「はいっ」
> リナのきつい口調に、クラヴィスは思わず短く返事をする。
うみゅ。はよ仲直りせんかいな。


>「アーネストよ、アールグレイ王女アーネスト。あたしが前言った、魔道国の協力者」
>「・・・・・・・・・・・・そんな・・・・・・・・・・・・」
> どたっ。
> 何故か、嫌そうにミレニムは呟き、その場に崩れ落ちた。
>「これで・・・・・・私の平穏も終わりなのね・・・・・・」
> よよよよよ、と花魁泣きに泣いて、ミレニムはハンカチを噛む。
>「えーと・・・・・・ミレニーム・・・・・・」
> どうした、とばかりにリナが手を振ったが、ミレニムの耳には届いていないようだった・・・・・・。
ミレニムどぉした(笑)
ハンカチは食っても美味くないぞ(違)


>「ぃやっほー、リナ!」
>「おっはーアーネスト」
> 馬の上から手を振るアーネストに、返すリナ。
> まるで、親しげな友達のようだった。
ぢつはホントに友達だったりしない・・・?


>「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
>「なぁぁぁんで逃げるのよ、ミレニムちゃ〜んv ふふふふふ・・・・・・」
アーネストったら怖いvv(爆


> 逃げ出したミレニムの後を、馬で追いかけるアーネスト。
>「嫌なの、私は平穏のために帝国と戦うの、貴方は私にとって帝国よぉぉぉぉぉぉぉ!!」
>「人聞きの悪い、私はれっきとした魔道国の王女で・・・・・・」
>「嫌ぁぁぁぁよぉぉぉぉぉ!!」
> 馬に勝るとも劣らない早足で、ミレニムは森に隠れていく。
凄っ!馬と互角かいっ!(笑


> けれど実質は、そう単純な仲でもなく・・・・・・
> ミレニムは、典型的なおとなしい少女だった。アーネストは、典型的な暴走少女だった。
> この二人の関係は、ズバリいじめっ子といじめられっ子のようなものだったのだ。
あ、そーなの・・・ん〜・・・なんとなく想像できちゃうけど・・・


>「・・・リヴィア! あいつが待っているから、失礼」
リヴィア?

>「兄さんらしいって・・・・・・クルーザって・・・・・・」
>「確かに、ヒジョーにクルーザさんらしい」
> アーネストの呟きに、毎日リヴィアにべたべたなクルーザを見ているトルテは、ごもっともとばかりに頷いた。
どんなだ一体・・・(笑)
オウムって・・・ねぇ?
ちなみに喋るのかしら?





> 最近、この長い『報い』の未来も案じなくなってきました(笑)
いいーのかそれで(笑
せんちゃんが良いと言うならあたしは止めぬが(笑


> つぅところで、登場人物紹介。
>
> 名前 二つ名 次の行はプロフィール
>☆アーシュイア(レスカ=クルス=レース=エルテナハ) 黒騎士
> 元無敗の賞金稼ぎ。正体は王国エルテナハの王女、王国復興の鍵。
>☆トルテ=レーヴェル                 炎の魔女
> 記憶喪失の少女。左手に謎の痣がある。その魔力は絶大。
>☆クルーザ=ラーラヴェン               聖騎士
> 元エルテナハ王国騎士団団長。現在は反乱軍のリーダー。
>☆ミレニム=ラーラヴェン               聖母
> クルーザの妹、僧侶。行動派で、高位神官。暴走気味。
>☆クラヴィス=サリサラス               軍師
> 元エルテナハ王国騎士団軍師。酒と女好き。アーシュイアと・・・
>☆ミュア=ミューアル                 氷の魔女
> エルフの少女。トルテにとっては妹同然。ちょっと暴走気味。
>☆ハイソナ=カルン=ファスト=リトリラトル      王子騎士
> 帝国リトリラトルの第3王子。けれど、戦争を嫌う者。
>☆アーネスト=ラヴィン=ラサ=アールグレイ      僧侶王女
> 魔導国アールグレイの王女にして一流の僧侶。攻撃的。超暴走気味。
>☆マラノ=ラヴァーズ=セレス             白騎士
> アールグレイの使者、アーネストの付き人。魔法騎士。少し暴走気味。
>
> 実際、暴走気味じゃない人は何人居るんでしょう?(笑)
ん〜・・・さて数えてみよう!(爆
ってかあたしハイソナの存在をすっかり忘れていたよ・・・(おい)


> とりあえず、予定している新登場人物は後5人(ゼロス含む)。そのうち二人は重要人物・・・今更登場(笑)
> さて、次回予告。
> 例の重要人物のうち、一人登場&ゼルあっさりと寝返る!(笑)
寝返るんかい(笑)
まー嬉しいけどさぁ・・・(爆

> ではでは・・・なんだかなぁ(笑)
なんなのだ(笑)
まーよかろ。れーなでしたぁ

トップに戻る
12035クラぴん素直じゃないから・・・(笑)葵楓 扇 9/28-19:07
記事番号12034へのコメント

れーなさんは No.12034「さっさと謝れってば・・・」で書きました。

>> お久しぶりの『報い』です。
>ですね。どもれーなです♪
 どうもでぇす☆

>> 前回の宣言通り、とりあえずミレニムとアーネストの関係発覚(笑)しかもゼルの出番は次回へ保留(爆)
>保留かおい(笑
 保留だおい(笑)

>> というわけで、前フリはいつもにましてみぢかいですが(をい)本編をどーぞ。お楽しみいただけたら、それとなく幸い。
>それとなく幸せ感じてくだされ(笑
 感じさせていただきました(笑)

>>__________________________________
>>
>>
>>  『DESERT』  〜夢、果て無き、追いかける〜
>>  第十二幕  〜白騎士〜
>>
>>「エルテナハ解放軍に送った使者、魔道士リナ=インバースからの伝達を受け、私アールグレイ=ラヴィン=ラサ=アールグレイが、クルーザ=ラーラヴェン初めエルテナハ解放軍への全面的協力の証拠としてこの地に参りました。隊長クルーザの元へ案内して下さい」
>> きりっ。
>> 突然まともになり、アーネストは言う。
>> やはりアーシュイアは、そのギャップに凍り付く。
>なんつーか。これわそとづらが良いって思っていいのかしら(笑)
 そとヅらがいいとおもってよろしい(爆)

>>「けれど、さすがアーネスト様!! レスカ様の正体に一発で気づくなんて!!」
>>「ほほほほほ、尊敬しなさい敬いなさい」
>それわ威張りすぎだろあんたは(笑
 アーネスト様ですもの☆

>> マラノの絶賛に、アーネストは天狗になって高笑いをする。
>>(ここで、リナが教えてくれたのよ、なんて言ったら・・・・・・かなりヤバいわよね)
>> アーネストの心の呟きは、当然マラノには届かない。
>届いたらいいのに・・・(爆
 マラノは・・・アーネストに慣れたのよ・・・(違)

>>「クラヴィス」
>>「・・・何だよ」
>>「バーカ」
>そうだばかばかっ!
 ばーかばーか。
 ちなみに、元ネタ笑点(笑)

>>「ぐぇ」
>>「このバカはこのバカはこのバカは」
>> ぐいぐい。
>> 良いながら、リナはますます強く首を引っ張る。
>> さすがのクラヴィスも、コレには辛そうだ。
>> けれど、何も言わずに、されるが侭にする。
>> それは、アーシュイアへの詫びの気持ちか、それとも・・・・・・
>もっとやれやれやるんだリナちゃん!(鬼
 さー、みんなで声を合わせて!(笑)

>>「ともかく、バカ」
>>「・・・・・・その、バカって呼び方止めてくれないか?」
>>「いーから、バカ」
>馬鹿は馬鹿で馬鹿なのだっ!言い換えれば馬鹿は死なないと直らないとも言う!(言う・・・?)
 バカは死んでも治らない〜様な気がして治るかも〜(謎)

>>「アーシュイアが戻ってきたら、謝りなさい良いから。相手が殴りたがっていたら、好きなだけ殴らせなさいよ」
>> まるで姉か何かのように、リナは静かに言った。
>> クラヴィスは、黙っている。
>>「返事は?」
>>「・・・・・・」
>>「返事は!?」
>>「はいっ」
>> リナのきつい口調に、クラヴィスは思わず短く返事をする。
>うみゅ。はよ仲直りせんかいな。
 とりあえず、次回殴らせますか(笑)

>>「アーネストよ、アールグレイ王女アーネスト。あたしが前言った、魔道国の協力者」
>>「・・・・・・・・・・・・そんな・・・・・・・・・・・・」
>> どたっ。
>> 何故か、嫌そうにミレニムは呟き、その場に崩れ落ちた。
>>「これで・・・・・・私の平穏も終わりなのね・・・・・・」
>> よよよよよ、と花魁泣きに泣いて、ミレニムはハンカチを噛む。
>>「えーと・・・・・・ミレニーム・・・・・・」
>> どうした、とばかりにリナが手を振ったが、ミレニムの耳には届いていないようだった・・・・・・。
>ミレニムどぉした(笑)
>ハンカチは食っても美味くないぞ(違)
 布の味が・・・(謎)

>>「ぃやっほー、リナ!」
>>「おっはーアーネスト」
>> 馬の上から手を振るアーネストに、返すリナ。
>> まるで、親しげな友達のようだった。
>ぢつはホントに友達だったりしない・・・?
 ぢつはホントにトモダチだったりして・・・しかも、一緒に冒険を二つ、三つこなしたこともあったりして・・・

>>「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
>>「なぁぁぁんで逃げるのよ、ミレニムちゃ〜んv ふふふふふ・・・・・・」
>アーネストったら怖いvv(爆
 まぁ、お茶目さんvvv

>> 逃げ出したミレニムの後を、馬で追いかけるアーネスト。
>>「嫌なの、私は平穏のために帝国と戦うの、貴方は私にとって帝国よぉぉぉぉぉぉぉ!!」
>>「人聞きの悪い、私はれっきとした魔道国の王女で・・・・・・」
>>「嫌ぁぁぁぁよぉぉぉぉぉ!!」
>> 馬に勝るとも劣らない早足で、ミレニムは森に隠れていく。
>凄っ!馬と互角かいっ!(笑
 いじめられっ子は、時として鬼になる!!(違)

>> けれど実質は、そう単純な仲でもなく・・・・・・
>> ミレニムは、典型的なおとなしい少女だった。アーネストは、典型的な暴走少女だった。
>> この二人の関係は、ズバリいじめっ子といじめられっ子のようなものだったのだ。
>あ、そーなの・・・ん〜・・・なんとなく想像できちゃうけど・・・
 可哀想なミレニム・・・今の歪んだ人格はアーネストのせいなのね(笑)

>>「・・・リヴィア! あいつが待っているから、失礼」
>リヴィア?
 下記参照。

>>「兄さんらしいって・・・・・・クルーザって・・・・・・」
>>「確かに、ヒジョーにクルーザさんらしい」
>> アーネストの呟きに、毎日リヴィアにべたべたなクルーザを見ているトルテは、ごもっともとばかりに頷いた。
>どんなだ一体・・・(笑)
>オウムって・・・ねぇ?
>ちなみに喋るのかしら?
 何喋るのかなぁ・・・・・・
 非常時用に、ライティングの呪文とか(笑)

>> 最近、この長い『報い』の未来も案じなくなってきました(笑)
>いいーのかそれで(笑
>せんちゃんが良いと言うならあたしは止めぬが(笑
 ありがとう、止めなくて(笑)

>> つぅところで、登場人物紹介。
>>
>> 名前 二つ名 次の行はプロフィール
>>☆アーシュイア(レスカ=クルス=レース=エルテナハ) 黒騎士
>> 元無敗の賞金稼ぎ。正体は王国エルテナハの王女、王国復興の鍵。
>>☆トルテ=レーヴェル                 炎の魔女
>> 記憶喪失の少女。左手に謎の痣がある。その魔力は絶大。
>>☆クルーザ=ラーラヴェン               聖騎士
>> 元エルテナハ王国騎士団団長。現在は反乱軍のリーダー。
>>☆ミレニム=ラーラヴェン               聖母
>> クルーザの妹、僧侶。行動派で、高位神官。暴走気味。
>>☆クラヴィス=サリサラス               軍師
>> 元エルテナハ王国騎士団軍師。酒と女好き。アーシュイアと・・・
>>☆ミュア=ミューアル                 氷の魔女
>> エルフの少女。トルテにとっては妹同然。ちょっと暴走気味。
>>☆ハイソナ=カルン=ファスト=リトリラトル      王子騎士
>> 帝国リトリラトルの第3王子。けれど、戦争を嫌う者。
>>☆アーネスト=ラヴィン=ラサ=アールグレイ      僧侶王女
>> 魔導国アールグレイの王女にして一流の僧侶。攻撃的。超暴走気味。
>>☆マラノ=ラヴァーズ=セレス             白騎士
>> アールグレイの使者、アーネストの付き人。魔法騎士。少し暴走気味。
>>
>> 実際、暴走気味じゃない人は何人居るんでしょう?(笑)
>ん〜・・・さて数えてみよう!(爆
>ってかあたしハイソナの存在をすっかり忘れていたよ・・・(おい)
 私も、いまいちハイソナの居る理由が分からない(笑)
 そのうち重要になって来るんだよ・・・きっと・・・

>> とりあえず、予定している新登場人物は後5人(ゼロス含む)。そのうち二人は重要人物・・・今更登場(笑)
>> さて、次回予告。
>> 例の重要人物のうち、一人登場&ゼルあっさりと寝返る!(笑)
>寝返るんかい(笑)
>まー嬉しいけどさぁ・・・(爆
 とりあえず、NEXT第一話って感じ☆

>> ではでは・・・なんだかなぁ(笑)
>なんなのだ(笑)
>まーよかろ。れーなでしたぁ
 終わりよければ全て良し。扇でしたっス。