◆−暗黒のライセンス・シリーズ4 第四回 呪われた感情−CANARU(9/28-21:41)No.12037
 ┗ぐへえええっっ!!−P.I(9/29-01:11)No.12041
  ┗ふふふ〜♪−CANARU(9/29-12:43)No.12046


トップに戻る
12037暗黒のライセンス・シリーズ4 第四回 呪われた感情CANARU 9/28-21:41



今回はちょっと心理系はいってます・・・。
サイコものって書きたいけど・・書けない・・(涙)
******************

「人間の深層心理を段階に分けると・・・。『上位』の人格に位置する
自分・・。そして『下位』に位置する人格が現れると言う。
最も・・・・それは多くの場合、俗に言う『多重人格者』に限られる
学説だが・・・・・・・。」
「・・・・。リナは・・心臓を移植する事によって・・。別人格を植え付けられた
って事ですか・・・?」
尋ねるガウリイを一瞥することもなく「L」は・・・。
「・・・その可能性は否定できない。それだけだ・・。」
「それだけって・・。」
余りにも無責任な言動にさしものガウリイも少々眉間に皺を寄せ
苛立ちを辛うじて表情から消し去る。
「・・・其処までこの人は関与してないって事よ・・・。」
自分自身のことをあっさり概念的にリナは受けとめているらしい。
そうなれば・・さしもの彼とてそれ以上苛立つ権利が在る訳では無くなる。
「・・まあ・・。問題は其処からだ。『上位』の人格に在る自分は『下位』の
自分に在る人格を完全に知り尽くしていると言う・・・。普段の人格も
厄介な事に『上位』の人格に比べれば・・・。」
「・・ナチュラルであっても・・。『下位』に属するって訳ね・・・。」
リナの発言に軽く「L」は頷き。
「更に厄介な事に・・。一番最上位の人格は・・・。即ち、己の『最大限』
の力が発揮されてる状態でもある。強いて言えば・・・人格的にも独占欲、
意欲・・・更には自己顕示欲もさかんな状態・・。言って見れば・・・。
天然の麻薬中毒者も同様な状況にある・・・。」
つまりは・・・・・・・・・・。
『コルディナージャ』であるリナは・・・。
普段のリナの人格すら侵食しか・・と言う事である。
「でも・・そ〜なると・・・。あの・・・。さっきのリナの暴走は・・・・?」
あれは・・・・。
『殺し屋』である『コルディナージャ』の芸術的な犯行とは似ても似つかない。
単なる『暴走』としか形容のし様も無い行為だった・・・。そして・・。
あれは誰がどう考えても・・女一人の力とは思えない腕力、運動能力だった。
思い返して見たガウリイはそう呟く。
「・・・・簡単なトリックだ。最上位とは逆に最下層に属する人格は・・・。
意思も無ければ力も無い・・。ただ『存在(ある〕』だけの物(そんざい)だ・・・。
しかし・・最上位の人格を通じて・・・その最下層の人格に命令を与える・・。」
「・・その命令が・・リナにかけられた『ワード』と言うわけか・・・。」
あの女王・・・・・・。
『カテリーナ』の名・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「お前にしては・・鋭い勘だな・・・・。」
考え込んでそう言ったガウリイに「L」は微かな苦笑を送る。
「・・・・・あの・・・・。」
そんな二人の異母姉弟の会話を今まで傍観していたリナが不意に・・。
しかし、彼女にしては遠慮がちな様子で「L」に声をかける。
「ナンだ・・・・?」
「・・・・。アタシに・・強いて言えば・・その・・・。アタシの『最下層』
の人格にかけられたあの・・この島、最後の女王の名・・・。」
自分が再度暴走する事を恐れたのだろう。
リナは遭えて『カテリーナ』の名前を言わない。
「・・・それがどうした・・・?」
リナが意見しようとしている事の意図が読み取れず思わず口を挟むガウリイ。
「・・あれ・・。ある意味で『異端』だと思うんです・・・・。」
「L」の鋭い視線に怯えてだろうか?
言葉の最後の方の音量はナンとか聞き取れる・・と言った程度のものだった。
「・・・異端・・・?」
しかし、「L」はそんなことに構う様子すらなく。
いや・・むしろ面白い意見を聞いた・・とでも言いたそうな口調でリナ
に尋ね返す。
「・・・はい・・。だって・・。本当の女王の名前は・・。『カルロッタ』なんです・・・。」
「・・・・どう言う事だ・・・?」
腑に落ちない・・と言った様子でガウリイはリナに聞く。
「・・・・『キーワード(カテリーナ)』の女王は元々政略結婚でここ・・。
キプロスに嫁いできたヴェネツィア有力貴族の『コルネール』家の娘なの・・・。」
「そうだ・・・。この異端の女王(カテリーナ)の夫が・・・。ここキプロスの国王だった・・。しかしだ・・。王位継承権は本来・・この国王の妹にあったのだ・・・。
それが・・『無国の女王カルロッタ』・・・。妹の王位を奪った男の妻になっただけの
女王・・。更に言えば・・彼女はキプロスをヴェネツィアが侵略するきっかけを
作ったにすぎない・・か・・・・・・・。」
歴史上起こった事実を淡々と言い。
『そして・・何が言いたい?』とといたげな視線をリナに向ける「L」。
「・・このコード・・。あの男・・。確か・・。『ジャコモ』って言ったかしら・・?
凄まじい・・アタシに対する・・異端視・・いいえ。それ以上に『憎しみ』すら
感じるんです・・・。」
俯きながら・・しかしはっきりとした声でリナは言う・・・。
「・・他人の感情など私には推測できない・・。だが・・・・。
お前のもう一つの人格共々・・奴の『始末』の対象である。その事実だけは
確かだ・・・。」
はあ・・・・・・・・。
何時もコレだ・・・・・・・・・・・・・・・・。
本当に他人の感情はわからないだけなのか・・・。
それともそう言った概念にはまるで興味が無いだけなのか・・・。
この美貌の異母姉の非情さには常にガウリイのある種の頭痛の種であった・・・。
そんなガウリイの苦悩こそまさしく知ってか・・・。
それとも本当にどうでも言いと思っているのか・・・。
リナに聞こえない様に「L」はその耳元でそっと呟く。
「ガウリイ・・。一つ懸念している事を忠告しておく。良いか・・。
連中は我等同様『コルティジャーナ』の抹殺を目論んでいる・・。その理由は
定かでは無いが・・。確実に言える事は・・。ジャコモ達はあの娘を・・・。
完全な破壊兵器に・・・即ち意思も何も無い殺人魔に仕立て上げ様としている
ハズだ・・・。」
「・・・・・・・あの『状態』に・・・・?」
意思も何も無い・・。
ただただ『暴走』を繰り替えすだけの・・『無感情』なリナ・・・・・。
「・・・問題は・・。そんな事を繰り返す事によって・・。あの娘の心臓が
何時まで『維持』出切か・・と言う事だ・・。無論・・。『コルディナージャ』
への人格変換も危険が伴う事は同様だ・・・・・・・・・・・。」
耳元でそうとだけ呟き・・・・。
「・・・本当に・・・・・・・・・。」
俺の気持ちを理解しているのだろうか・・・?あの姉は・・・。
ワン・クッション置かれて言うよりかは気分も良いし・・判りやすいには判りやすいが。
聞かされた後でも『インパクト』と言うものを考えて発言してもらいたい。
もっとも・・・・・・・・・。
愚痴った所で仕方は無いが・・・。
「ともかく・・。病室に戻るぞ?リナ・・・。」
あまり・・・。
彼女の心臓に負担をかけさせること・・・・。
ついでに言えば精神に負担をかけさせることもあまり得策とは言えないだろう。


「ねえ・・。ガウリイ・・・。」
「なんだ〜〜?」
「・・・これじゃ・・逆だよ・・・・・・・・。」
病室に寝かしつけられて・・・・。
窓辺でカーテンがゆれるのを眺めながら・・顔にはカットバン、腕には
包帯を捲いているガウリイがリナのタメに花を生けたり・・コーヒーを入れたり
している。
「・・・そっか〜〜〜?」
「そうよ・・。見た目じゃアタシの方が充分元気そうなのに・・・。」
「・・『見た目は』だろ・・・?」
「そりゃ〜まあ・・・・・・・・。」
そうだけど・・・。
精神的には何もしたくないし・・入れてもらったコーヒーも美味しい。
しかし・・やっぱり怪我をしている人間に・・・・。
記憶こそは無いがましてや自分が傷をつけた人物に甲斐甲斐しく世話を
焼かれる・・というのはあまり良い気分がしなかった。
「ねえ・・。ガウリイ。散歩に行かない?」
このまま悶々と室内に篭っているよりかは数倍マシだろう。
そう判断してリナはガウリイの袖を引っ張りながらそう言って見る。
「そうだな・・・。じゃ、行くか・・。ちょっと寒いから・・・。
俺も隣に戻ってひっかけるもん着て来るから・・まあ、待っててくれ。」
「・・判ったわ・・・・。」
そう言ってリナの病室からとりあえず自分の病室に戻るガウリイ。
部屋の扉を開けて・・・。
先ほど届けられた衣装の中から上着を取りだし・・・・・・・・・。
羽織ろうとしたその時だった・・・・・・・・・・。
がしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああんんんん!!!!
不意に聞こえる・・けたたましい・・。
強いて言えばドアが蹴破られたかのような轟音??
位置からすると・・その場所は容易に想像がつく!!
「リナ!!!!」
大急ぎで自分の部屋から飛び出し・・廊下を走り込んでリナの病室の前に
間もなく到着する・・・・・・・・。
「・・・・・・・・・ビンゴ・・・・・・・・・・・。」
余り当たっていて欲しくは無い状況だが・・・・・。
無残に蹴破られた扉・・・・・。
唖然と部屋の中央の床に座り込んだまま・・銃口を額に当てられ・・。
怯えきった表情でリナはガウリイの方を見つめている。
「・・・貴様・・・・・・・・・・・・。」
思わずガウリイはその場を動こうとする。
が・・リナが人質にされている上・・今自分自身にも持っている武器は・・無い。
「・・・おっと・・・。動くな!!」
在り来たりの台詞とはいえ・・リナが銃口をつきつけられている分ガウリイ
としても行動を起こす余地は無かった。
「・・・ジャコモだったか・・・?ソイツの使い・・か・・?」
「・・・この娘はもともとあの御方の邪魔者だった・・・。
しかし・・ソレがまさか・・・。ジャコモ様のもっとのこいの『破壊兵器』
になるとは・・な・・・。最も・・・。」
『コルティジャーナ』の人格は邪魔者以外の何者ではない・・・。
言いたいことはそうだと判っている・・・。
「・・アタシを・・如何するつもりよ・・・?」
僅かに怯えるリナを刺客は一瞥し・・・・・・・・・・。
ずだあああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああんんん!!!!!
床に置かれた右手スレスレを狙い銃弾が発射される・・・・・。
自分の右手のほんの1センチ横に出来あがった着弾跡を目線だけで眺めながら
リナは微かに震えあがる。
「・・・出してもらおうか・・?第一・・。『お前』に何ができる・・?」
「・・・判ったわよ・・・・・。」
右足と左足の間に挟み込んで隠しておいた拳銃。
ソレをリナは黙って刺客に差し出す。
「・・お前には・・まず第一に一緒に来てもらう・・・。」
言いながら刺客はリナの腕を掴みかかり・・無理やり連行しようとする。
しかし・・・・・・・・・・・・。
ダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンン!!!
ガウリイが投げつけた扉の残骸がその手を振る払う役割をナンとか果たす。
「・・・それくらいにしておけ・・・。」
もはや黙って見ているのは限界だった・・・。
「動くなといっているだろう!!」
ヅダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!
発砲される拳銃が微かにガウリイの片方の腕に傷をつける。
確かに大した傷ではなく、行動に支障をきたすほどの傷ではない・・。
しかし・・・場所は病院と言う此方には際限無くリスクの多い
場所である。
そして・・刺客の腕から解放されたとは言え・・リナは未だに人質であるのも
同然の状況であった・・・・。


「・・・・ガウリイ・・・・・・・・・・・・・・。」
もともと傷ついているガウリイが・・ましてや自分の身動きが取れない上に・・。
こんな場所柄戦いにも当然リスクが伴ってくる。
如何すれば良いの・・・・???
既に・・ガウリイの形勢は極めて不利な状況に陥っていた・・・・・・・・・。


「リナ・・・・・・・・・・・・?」
刺客に思いきり椅子を投げつけられて・・それを払いのけたその腕に
鋭い痛みが走り・・・更に一瞬の隙がその時に生じ・・・・・・。
「グ・・・・・・・・・・・・・・・!!!」
首を腕で・・絞めつけられる感覚に思わず苦痛の声を漏らす。
加えてリナに傷つけられた古傷が微かに痛みすら生じてくる。
が・・不意にその敵の絞めつけてくる腕の力が・・少し・・また少しと
抜けてくる感覚に・・ガウリイは咄嗟に鳩尾に蹴りを食らわせる!!
「ギャ・・・!!!」
手加減はしたつもりだったのだが・・・・・・。
どうやら苦し紛れに思いっきり蹴り上げてしまったらしい。
マトモに突っ伏して血すら吐き出している敵の姿が目に入る・・。
「・・・相変わらずね・・・・。」
半ば呆れたような・・『リナ』の声・・・・・・・・・・・・・。
「もともとコイツはアタシが気絶させたのよ?それを・・。態々
喝入れて目覚めさせて・・。挙句苦痛を与えるなんて・・。アタシ以上に
良い根性してるじゃない・・?」
そう言うリナ・・いや・・・・・。
『コルディナージャ』の手には一本の毒針が握り締められている・・・。
「・・・リナ・・・・・・・・・・・・。」
このまま人格変換がたびたび続けば・・・・。
『心臓』事体が持つかどうか判らない・・・・・・・・・・・・・・・。
「L」の一言が思わず焦るガウリイの脳裏に警鐘を鳴らす。
「まあ・・。良いわ・・・。ちょっと・・どう言うつもりな訳・・・?
何故アタシを付狙う・・・?」
冷酷な眼差しで倒れ伏した男を見遣りながらリナはそう口にする。
が、刺客は臆する様子すらなく・・・・・。
「甘いな・・・・・・・・・・・・。」
リナの心臓辺りに・・のけぞりながらも再度、拳銃の照準を合わせる・・・・。
「言うつもり・・無し・・ね・・・。」
そんな状況下に置かれながらもリナ・・いや『コルディナージャ』は一向に
冷徹さを失う様子は無い。
そして・・その手が不意にラックの上を走り・・・・・・・・・・・。
冷たいクリスタルの感触を確かめた後、リナの腕が宙に弧を書く様に走る!!
バシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
軽い水音が周囲に走り・・ずぶ濡れになった刺客をリナは轟然と見下ろして・・。
「ねえ・・・・言うつもり・・無いの・・?」
意表をつくいてリナによって水浸しにされた刺客は辛うじて・・・。
「・・ふ・・・ふざけるな・・・・・・・・・・・・・・。」
そう口にする。拳銃の照準はいまだそのまま・・・。
しかし、その腕は震えている事を後ろに居ながらガウリイは見て取れる程だった・・・。
「まあ〜〜・・。別にふざけているつもりは無いんだけど・・・・。」
言いながらリナはクリスタルのグラスに残った・・・。
透明な液体を軽く舌で舐め出す。
「・・・第一・・貴様に何ができる・・・???」
そんなリナの高圧的な態度を振り払うかのように刺客は怯えた口調で
彼女の置かれた・・丸腰と言う状況を指摘する。
が・・・・。リナは軽く軽蔑した眼差しを男に向けて・・・・。
不意にブレスレットの飾りの部分をカチャカチャと弄り出す。
「・・・・炎・・・・・・・・・・??」
リナの腕から燃え上がる様に現れたその紅蓮の物体・・・。
その名称をガウリイは眺めて・・名称を口にする。
「・・・そう・・。そして・・。アンタにぶっ掛けたその液体・・・・。
『ジン』よ・・・。すっさまじいアルコール分のね・・・。ねえ・・・。
この火を近づけたら・・。アンタど〜なるのかしらねえ・・・?」
クスクスクス・・・・・・・・・・・・・・。
冷笑を浮かべながらリナは刺客に言い放つ。
「・・・判った・・言う・・・。言う!!」
完全に怯えきった表情の刺客・・そして・・・・。
完全に無表情を保ち・・少しずつ・・少しずつ手元に生み出した炎を
近づけて行くリナ・・・。
「やめろ・・やめろ!!ジャコモ様は・・・。『ルジニャーノ』の復権を望んでいる!!
それだけの事だ!!辞めろ!!」
理由を告げても・・薄笑いを浮かべながらライターを更に近付けるリナに刺客は
絶叫しながら訴える!!
「・・言えば辞めるなんて・・。一言だって言ってないわよ?アタシ・・。」
「ぐわあああああああああああああああ!!!!!!!!!」
室内に刺客の絶叫が木霊する!!!!!!


ずだあああああああああああああああああああんんん・・・・・・・・・・・・・・・。
「・・非情扱いはお前にだけはされたくないからな・・・。手加減はしておいた・・。」
元々蹴破られていた扉から刺客の男を気絶させ・・ついでに言えば放りだしながら
ガウリイはリナ・・いいや。『コルディナージャ』に言う。
「別に・・。こんなクズ殺らおうが殺るまいが・・。アタシは構わなかったんだけど?」
興味無さそうに・・もう一人のリナはガウリイを見遣る。
「・・・お前じゃない。『リナ』を犯罪者にするわけにはいかないからな・・・。」
素っ気無くガウリイは答え・・・。
駆けつけてきた警官達に『単なる強盗』と言う事にして刺客の男を差し出す。
「・・お前の目的はナンなんだ・・・?」
リナの知らないリナをもすべて理解しているこの美貌の女殺し屋。
警戒を・・決してリナには抱く事も無い警戒をしながらガウリイは『彼女』
に尋ねる。
「・・・一つは・・。アンタのお仕事を完全に根絶する事・・・。
アタシは裏から社会に干渉し・・。アンタは表ざたに戦争に介入する傭兵・・。
少なくとも・・。この辺りじゃ敵対って所かしらね・・・?」
「・・・ソレ以外には・・・??」
『殺し屋』としても彼女の行動には『建前』以外の何者の感じ取ることは出来ない。
「・・・ジャコモを・・闇に葬る・・。大方予想はしていたけど・・。
『ルジニャーノ』の復権なんて・・。時代錯誤な事は許されない。それだけよ・・。」
そして・・・・・・・・・・・・・・・。
その一言を残して『コルディナージャ』はかき消される・・・。
「リナ!!!」
心臓に負担が掛かったのだろうか・・・・??
「ガウリイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
座り込んだままリナは嬉しそうに微笑みを浮かべるだけである・・・。
「真坂・・・・・・・・。」
「言わないで・・・。」
苦しそうでも・・・笑いながら・・・・・・・・・・・・・・・・・。
リナが遭えて「彼女」を呼び出した事は疑い無い・・・。
ガウリイの窮地をすくう・・ソレだけのタメに・・・・。
其処に生ずる・・自分自身の危機も知らないで・・・・・・・・・。


(続きます)


***************


トップに戻る
12041ぐへえええっっ!!P.I E-mail 9/29-01:11
記事番号12037へのコメント

CANARUさん、どもども♪
リナちんが・・・・・あああ!なんていじらしいっ!!
ガウりんを救うために自ら人格交替するなんてっ!!
でもこれ以上彼女に負担をかけないためにも、
ガウリイ!ジャコモは君が倒すのだ!!
ここが男の見せ所だぞ〜〜〜っ!!
敵さんの目的も分かったことだし、これからいよいよ反撃か!?
続きが楽しみですわ〜♪

あと一つ?単発ものかな?わくわく♪

それでは!

トップに戻る
12046ふふふ〜♪CANARU 9/29-12:43
記事番号12041へのコメント

>CANARUさん、どもども♪
>リナちんが・・・・・あああ!なんていじらしいっ!!
はいい〜〜!!
やっぱり「負担」が伴うのはお約束でしょう!!
などと勝手に一人で納得しながら書きました〜〜!!
>ガウりんを救うために自ら人格交替するなんてっ!!
ですねえ・・・。
負担を知らずに出た行動とはいえ・・。
その事を知っていてもリナちゃん・・やっちゃうんじゃないかな・・・?
などと書いている自分でも思っています・・。
>でもこれ以上彼女に負担をかけないためにも、
>ガウリイ!ジャコモは君が倒すのだ!!
ですねえ〜〜〜!!
今後、そのあたりも明らかにしていきますうう!!
>ここが男の見せ所だぞ〜〜〜っ!!
ですね!!
さて・・ネタを収集せねば!!
>敵さんの目的も分かったことだし、これからいよいよ反撃か!?
>続きが楽しみですわ〜♪
はい!!
ちかいうちにまた書きますね!!
>あと一つ?単発ものかな?わくわく♪
>
>それでは!
>