◆−はじめまして 【ゼルアメちょいガウリナ?】−洋川久遠(10/9-02:08)No.12106
 ┣はじめまして−一坪(10/9-04:40)No.12112
 ┃┗ありがとうございますっ!−洋川久遠(10/10-03:16)No.12122
 ┗Re:はじめまして 【ゼルアメちょいガウリナ?】−千恵風味(10/10-21:07)No.12123
  ┗ありがとうございますぅぅぅぅぅl!!!!−洋川久遠(10/12-05:47)No.12129


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12106はじめまして 【ゼルアメちょいガウリナ?】洋川久遠 10/9-02:08


初めまして。いつも楽しく拝見してました・・・・がっ!
とうとう我慢できず、書いてしまいました。
煩悩のおもむくまま突っ走ってしまい、気付けば性格違う人がわらわらと・・・・。
まだまだ拙いですが・・・・よろしければ読んでやってくださいませ♪



++++++++++++++++++++++


「ゼルガディスさん!好きです!・・・・・なあんて言えたら・・・・苦労しませんよね・・・・。」
ふう。
考えを流し落とすかのように、ばしゃばしゃと顔を洗う。
あの戦いから数年。
再び4人が出会い、旅を続けてどの位たったのだろう?
リナもガウリイも変わっていないのが嬉しかった。
そのリナの一言でこの宿に逗留している。
決め手となったのは露天風呂。
確かにあのリナが気に入るだけある。
疲れた体を癒すようにゆっくりと肩までつかる。
「私って・・・・贅沢なんでしょうか・・・・?」
「なあに?あんた達、まだ何も進展ないの?」
「リリリリリリナさんっ!」
「何おどろいてんのよ。”一緒に入りましょう”って声かけてきたの、アンタじゃない!」
「そうでした・・・・・」
「−で?あの朴念仁は何も言ってこないわけ?」
「-----私って魅力ないんでしょうか?」
悲しげに目を伏せる。
水面に移る自分の姿は、彼の好みー大人しくて清楚可憐なーとは程遠い。
あれから伸ばし始めた髪は幾分長くはなったがまだ短いし、顔つきはどちらかというと「美人」というより「可愛い」という方が合っている。
「あのゼルが一緒に旅してる位だもの。大丈夫、自分の気に食わない奴と旅できる程、気が長い奴じゃないわよ」
「でも、それは魅力ーとか関係ないじゃないですか・・・・。それに、一緒にいるのも”妹”としてじゃないでしょうか?」
ざわざわと木の揺れる音が響く。
頭上にはダイヤモンドを敷き詰めたような星空が広がっている。
「私、欲張りになっちゃってるんですよね、きっと最初は一緒に旅が出来るので満足してたんです。でも今はそれ以上を求めてるんです。もっともっとって・・・・」
「アメリア、それって普通の事じゃない?」
違う?と目で語りかけている。
「そうかも・・・・知れません。けど、私、今の状況が当たり前って思う自分が怖いんです。」
「あんたの考えは立派だわ。あたしもちょっと忘れてたかもしんないな。一緒にいられるって幸せ。」
でもね、と言いながらお湯を浴びせる。
「な・・・・・っ!何するんですかああ!」
「でも、求めずにはいられないんでしょ?だったら、もっと自分の心に素直になってもいいんじゃない?あんた色々考えすぎんのよ。行動する前から結果を恐れてどーすんのよ。」
「そうでしょうか・・・?」
「そうよ!大体あの鈍感男を相手にするんならそれ位気張んなきゃダメよ!」
ね、と言いながらウインクを投げる。
自分のことを励ましてくれるのが、嬉しい。
そう、初めから諦めるなんて、性に合わない。
「そうですね!そんなの正義じゃないです!」
ふと疑問に思った事を口にした。
「リナさん・・・・それって・・・・・・・経験談ですか・・・・・・・?」
「・・・・・・・・ナイショ。」




「って言ってたらしいぞ」
「・・・・・・・・・・・全く・・・・・・・・」
ルビー色に輝くワインを流し込む。
「なあ、お前なんにも言ってないのか?」
「何を言うんだ?」
「えっと・・・・・・やっぱりアレか?パンツを洗ってくれとか・・・・・・・・」
「いきなりプロポーズしてどうする・・・・・・」
「ん〜。でもアメリアだって待ってると思うぞ?まだまだって思ってるうちにタンビに油揚げを救われるぞ」
「それを言うなら鳶に油揚げを攫われるーだろ?」
タンっとテーブルにグラスを置く。
「俺なんかが・・・・・何て言うなよ?ゼルガディス。そう思いきれないってのは分かってるんだろう?」
「ああ。そう思うには長く一緒にいすぎたな」
「じゃ、俺がひとつ経験談を話してやろう」
「旦那の?」
「ああ。言わなくたって分かるーなんて思わない事だぜ。女にゃ言わにゃ伝わらない事もある。特に恋愛に関してはな。」
「ご助言、痛みいるよ」
「もう帰るのか?」
「ああ、ちょっと調べたい事もあるんでな。」
「ふうん、せいぜい狼にならないように気をつけるんだぜ。」
ま、構わないとは思うけど、と付け足す。
「ーっ!誰がアメリアの所に行くといった!」
「いいじゃないか。行ってやれよ。待ってるぜ、きっと。」
それには答えずひらひらと手を振り出て行く。
きっとあの朴念仁はアメリアの部屋の前で迷って佇んでしまうだろう。
ひょっとしたらアメリアの方が逆に部屋の前で待ってるかも知れない。
「ま、余計なお節介しなくても、傍から見たら充分恋人同士なんだがな。あいつのクセが移ったかな・・・・・?」
不器用な男と真っすぐすぎる女。
きっとあいつらは上手くいく。
そしたら思いっきりからかってやろう。
「さて、俺もアイツの所にでも行くか・・・・・・・」
誰にでもなくそう呟くと、騒がしい店を後に、軽い足取りで宿へと向かった。


*****おひまい**********

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12112はじめまして一坪 E-mail 10/9-04:40
記事番号12106へのコメント

投稿ありがとうございましたっ!


>「ゼルガディスさん!好きです!
Σ(っ゜ )


>・・・・・なあんて言えたら・・・・苦労しませんよね・・・・。」
あーーービックリしたーーー。ε=(oー )


ガウリイさんが、めちゃカッコよくてシビれました。

アメリアとゼルの関係より、リナとガウリイの進展具合のが気になりました。(笑)


と、まとまってないところで失礼します。
よかったら、また投稿してくださいね。

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12122ありがとうございますっ!洋川久遠 10/10-03:16
記事番号12112へのコメント

あああああありがとうございますっ!!
「きっと誰もみてくれんだろうな〜」
と思っていただけにとっても嬉しいです。

ああシアワセv


>ガウリイさんが、めちゃカッコよくてシビれました。

てへえvもっとかっこよく書けるようになりたいです。
本当はもっとボケボケになるハズだったのですが・・・・・。

>アメリアとゼルの関係より、リナとガウリイの進展具合のが気になりました。(笑)

いつのまにかガウリナになってますね(^^;)
きっとガウリナ書いたらゼルアメになるんだろうなあ・・・・・。(遠ひ目)

どうかこれからも宜しくお願いしたします。<(__)>

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12123Re:はじめまして 【ゼルアメちょいガウリナ?】千恵風味 E-mail 10/10-21:07
記事番号12106へのコメント

はじめまして、こんにちわ〜。千恵風味ともうします。
完走もとい感想いきます。


>「なあに?あんた達、まだ何も進展ないの?」

なんですと?
では、あなたたちは、進展あったのですね???!!!(どきどき)

>「私、欲張りになっちゃってるんですよね、きっと最初は一緒に旅が出来るので満足してたんです。でも今はそれ以上を求めてるんです。もっともっとって・・・・」
>「私、今の状況が当たり前って思う自分が怖いんです。」

切ないですね。
じ〜んとくる。

>「リナさん・・・・それって・・・・・・・経験談ですか・・・・・・・?」
>「・・・・・・・・ナイショ。」

げへへ。吐け、吐くんだリナ〜バラしちゃえ〜。
(悪酔いのオヤジか己は)


>「なあ、お前なんにも言ってないのか?」
>「何を言うんだ?」
>「えっと・・・・・・やっぱりアレか?パンツを洗ってくれとか・・・・・・・・」

  言ったのか?!

>「じゃ、俺がひとつ経験談を話してやろう」
>「旦那の?」
>「ああ。言わなくたって分かるーなんて思わない事だぜ。女にゃ言わにゃ伝わらない事もある。特に恋愛に関してはな。」
>「ご助言、痛みいるよ」

参考にしてね。

>不器用な男と真っすぐすぎる女。
>きっとあいつらは上手くいく。

その通り!
お互い惹かれあっている二人、それを妨げるなんて誰にもできないのよ!

>そしたら思いっきりからかってやろう。

きっと二人とも、照れながらも幸せを感じるだろーなー…


リナがアメリアに言ったセリフがとても印象的でした。
>「アメリア、それって普通の事じゃない?」
>違う?と目で語りかけている。
リナが言うから、心強く聞こえるんです。
自然界の摂理を語っているように、あたりまえのこを当然のように語っている・…
そんな風にきこえるんです。
ガウリイも・…経験談だけあって、説得力ありすぎ(笑)
「女にゃ言わにゃ伝わらない事もある。」
特にあの(元?)鈍感にはね。<え、今は?

ふふ。リナとガウリイ、自分たちを見ているようだったんじゃないですか????
んでは。。。。

 千恵風味

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12129ありがとうございますぅぅぅぅぅl!!!!洋川久遠 10/12-05:47
記事番号12123へのコメント

はじめましてー!ご感想ありがとうございますっ!
嬉しくてモニターの前でニヤニヤ笑いがとまりませんでした。


>>「なあに?あんた達、まだ何も進展ないの?」
>
>なんですと?
>では、あなたたちは、進展あったのですね???!!!(どきどき)

ふふふ、そりゃあ●●な事や****な事やらあった事を希望します。(希望かい)


>>「私、欲張りになっちゃってるんですよね、きっと最初は一緒に旅が出来るので満足してたんです。でも今はそれ以上を求めてるんです。もっともっとって・・・・」
>>「私、今の状況が当たり前って思う自分が怖いんです。」
>
>切ないですね。
>じ〜んとくる。

こう思えるようになりたいです(苦笑)
欲の塊なんで無理か・・・・自分・・・・・・。


>>「リナさん・・・・それって・・・・・・・経験談ですか・・・・・・・?」
>>「・・・・・・・・ナイショ。」
>
>げへへ。吐け、吐くんだリナ〜バラしちゃえ〜。
>(悪酔いのオヤジか己は)

いやあんv(殴)
経験談でしょう、やっぱし(断言)
がうりん、やる時はやるんだねっ!!(爆)


>>「なあ、お前なんにも言ってないのか?」
>>「何を言うんだ?」
>>「えっと・・・・・・やっぱりアレか?パンツを洗ってくれとか・・・・・・・・」
> 言ったのか?!

「俺を毎日スリッパでどついてくれ!」(←個人的希望)
「変態かー!おのれは〜〜〜〜!!!」
ドラスレ炸裂v


>>「じゃ、俺がひとつ経験談を話してやろう」
>>「旦那の?」
>>「ああ。言わなくたって分かるーなんて思わない事だぜ。女にゃ言わにゃ伝わらない事もある。特に恋愛に関してはな。」
>>「ご助言、痛みいるよ」
>
>参考にしてね。

本当に・・・。切に希望します(笑)


>>不器用な男と真っすぐすぎる女。
>>きっとあいつらは上手くいく。
>
>その通り!
>お互い惹かれあっている二人、それを妨げるなんて誰にもできないのよ!

障害をばこばこ破壊しながら突き進んで欲しいです!
破壊ーーーというより吸収して・・・・か??


>>そしたら思いっきりからかってやろう。
>
>きっと二人とも、照れながらも幸せを感じるだろーなー…
 
バカップルぶりに引いちゃうかも?
「ハハハハ☆こいつう!!」
「やっだああvゼルゼルったらあv」
・・・・・・・寒っ!


>リナがアメリアに言ったセリフがとても印象的でした。
>>「アメリア、それって普通の事じゃない?」
>>違う?と目で語りかけている。
>リナが言うから、心強く聞こえるんです。
>自然界の摂理を語っているように、あたりまえのこを当然のように語っている・…
>そんな風にきこえるんです。

リナにしか言えないって言葉、ありますよね。
他の誰がいっても様にならないって。
あんな風になりたいです。
あ。ならなくてもいい所もありますけど(苦笑)


>ガウリイも・…経験談だけあって、説得力ありすぎ(笑)
>「女にゃ言わにゃ伝わらない事もある。」
>特にあの(元?)鈍感にはね。<え、今は?

ちーーっとは敏感になって欲しいですなあ。
きっと今も鈍感なんでしょう。
ーー訂正。
不器用、です。言おう言おうとしている内に、チャンスが逃げていく。そんな感じ?


>ふふ。リナとガウリイ、自分たちを見ているようだったんじゃないですか????

「−−っだああああ!イライラするうう!!」
「まあまあ、いいじゃないか。俺達だって似たようなモンだったろ?」
「これとそれとは別っ!」
「上手くいく方に賭けてるんですもんね〜、リナさん。」
「ゼロス!邪魔しないでよ!」
「それは秘密ですv」

舞い上がったコメントで済みません!!
よろしければ、また読んでやってくだいねv(2でも出没中)