◆−人生相談所 最終話−鳴海飛鳥(10/10-00:31)No.12121
12121 | 人生相談所 最終話 | 鳴海飛鳥 E-mail | 10/10-00:31 |
「はぁぁぁぁぁぁぁ!?どぉゆーことよそれわぁぁぁぁぁぁ!!!」 事務所に私の声が響く。 『そ……そんなこと言われてもいるもんはいるんだから仕方ないでしょ!!』 私に怯えてか、電話の向こうの相手はやや遠慮気味に声を出す。 「だからって、どーして行方不明の筈のヴァルガーヴ君があんたんとこにいるのよ〜〜〜っ!!!!!!!」 人生相談所 最終話 〜どいつもこいつも〜 「……ヴァルガーヴ君、見つかりましたよ」 私がフィリアさんにそう言ったのは、彼女がここに駆け込んでから、3時間ほど経ったあとだった。 「どこにいたんですか!?」 「………『とある喫茶店』っていうめちゃめちゃ巫山戯た名前の看板出してる喫茶店知ってます?」 「あ、はい。蘇芳さんってかたと月影さんって方が経営されてるお店ですよね」 「そこにいたんですよ」 「えぇぇぇぇぇぇええええぇぇぇ!!??」 少しがっくりきている私の頭に、フィリアさんの大声はこたえた。 「すみません、こえ。小さくしてくれませんか?」 「あ、すみません」 あ〜……耳鳴りがする……。 「で、もうすぐ連れてきてくれるそうですから……。ニーナ」 「はい?」 「後お願い……………………」 それだけ言って、私は考え込んでいるフィリアさんをニーナに任せて、奥へ引っ込んだ。 失礼のような気もするが、3時間ぶっ続けに電話をかけていた私は、とにかく休んでいたかった。 後ろから、ニーナが「薬いります?」と、聞いてきたが、そこまで疲れてもいなかったので、断って仮眠室へ入った。 ちゃりらーん、ちゃりらりらりらんらーん 私が、うとうとし始めたころ、いきなりインターホンが鳴った。 −バッハなんてだいっ嫌いだ そう思いながら、出ていくと、案の定、あの二人(+α)がいた。 「ヴァルガーヴ!!」 +αの少年に、フィリアさんが駆け寄る。感動的な再会−と思いきや… 「何やってるんですかあなたはーーーー!!」 ごずっ フィリアさんが、やにわにモーニングスターを取り出し、少年に殴りつけた。 「ぎゃーーーーーー!!」 「落ち着いて下さいーー!!」 「しょちょー!!白目むいてますーーーーー!!」 「血ぃでてるーーーーーー!!」 私達が騒ぐ中、フィリアさんはつかつかと、少年に近寄る。 「ヴァルガーヴ……」 今度もやるのか!?と、私達は身構える。が、フィリアさんは、彼を優しく抱きしめる。 「心配かけて……」 「フィリア……ごめん。でも俺…フィリアのこと……」 気がつけば、周りに花が飛んでいる。 「…あ…」 彼らは、私が後ろに般若の形相で立っていることに気がついてはいない。 「惚気ならほかのところでやれーーーーーーーーーー!!」 そう言いながら、私は彼らを放り出していた。 「で、結局あれは狂言だったわけ?」 「うん。ストーリーは、……私にゃわからん」 あの後、私はリナ達と一緒に、あのことについて話していた。 「あんたも大変ねぇ」 「まぁね。んで、書類は!?」 「あ………」 「………………」 「………………」 「どいつもこいつもーーーーーー!!」 そのひ、私は明け方までかかって、書類を仕上げた。 ふぃん 後書き ニーナ:ええ〜、ぐーたらな飛鳥にかわってお詫び申し上げます。ごめんなさい。 文章めちゃめちゃな上に、ストーリー自体まとまりがなく、限りなく 駄作な上に、訳の分からない終わり方。小説の悪いところを全て兼ね備え たお話が、「人生相談所」です。 まさに、やまなし、おちなし、いみなし、です。 ですが、飛鳥さんは、この小説(もどきのもどき)を、また書きたいと言 っております。 ですが、どーせ、つまらないしろものなので、読んで下さらなくても結構 です。 苦情はメールでどうぞ。 最後になりましたが、このようなものを最後まで読んで下さった方、心か らお礼申し上げます。 それでは、あしからず。 おわっちゃえ!! |