◆−元気よくお見合いに行こう（ヴァルフィリ？）−人見蕗子(10/15-11:13)No.12161
　┣ヴァルフィリーーーー★−澪(10/15-14:29)No.12164
　┃┗ヴァルフィリなのかしら・・・。−人見蕗子(10/16-15:55)No.12172
　┣ヴァルフィリィィィィィ!!−にあ(10/16-10:12)No.12171
　┃┗ヴァルフィリ・・・書きますよ！！−人見蕗子(10/16-16:01)No.12174
　┗ヴァルフィリだぁぁぁぁぁぁっ！！（暴走）−稀虹　戯空(10/16-16:00)No.12173
　　┗ヴァルフィリって単語で埋まるー！！−人見蕗子(10/16-16:22)No.12175
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12161元気よくお見合いに行こう（ヴァルフィリ？）人見蕗子 10/15-11:13



　そろそろヴァルフィリも潮時かしら・・・とか言いつつ某所でヴァルフィリ連載してたりするんですが（死）
　この作品は「無限吸収理論」管理人の澪さんに捧げます。私なんぞのギャグを気に入って頂いて・・・（ほろり）
　タイトルは気にしないで下さい。誰かもっといいの考えて・・・・(切実)
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ヴァルガーヴは、ぼけら〜っとカウンターの奥に腰掛けていた。
大きな窓から差し込む光に、金属製の大小さまざまに並べられたモーニングスターがきらきらと輝いている。ぎょっとして視線を反対側の壁に向けると、そこにはどうやって運び込んだのか見当もつかない巨大サイズの壷がやはりきらきらと輝いていて、ヴァルガーヴは溜め息をつく。魔族との属性を切り離されヴァルに戻れたのはよいが、このままではあっさりボケ死にするような気がして少々不安である。かといってこの妙なセンスの店の持ち主に逆らうことはどうしてもできない。
　そもそも「世界の危機」の後、行く当てのないフィリアが店を構えるという話になったとき、女一人じゃなにかと物騒だと仏心を出したのが間違いだったのだろうか。まさか店番にされるとは思っても見なかったし・・・大体こんな店を作るとはフィリアの物腰からまるで想像つかなかったし・・・。
「俺って・・・不幸に魅入られてるんかなぁ・・・」
　カウンターに突っ伏し、平べったくなるヴァルガーヴ。その後頭部になぜか便所のスリッパ（一足１９８円・使用前）がすっぱああん！！と炸裂する。
「おらっ客商売は一にスマイル！！うちのかーちゃん呼んで指導しようかしらこのエロ腰店員！！」
　スリッパを握り一気にまくし立てたのはリナ＝インバース。どうやら商売人の血が騒いだらしい。
「客がいねーのに笑ってどうしろというんだ！！？ああ、リナ＝インバースよお！？」
「いい加減にフルネームで呼ぶのやめてくんないかなー・・・」
　ヴァルガーヴの疑問など、リナにはどうでもいい。
「確かに客一人いないな・・・。それならそれで掃除くらいしておくもんだ」
「うわあー、いかにもフィリアさんの趣味の店、って感じですねー。なにせ幽霊船から壷かっぱらってきましたもの」
「モーニングスター・・・あれ痛いんだよなー・・・」
　ゼルガディス、アメリア、ガウリイもいつの間にか店の中をうろついている。
「・・・お前ら・・・いーかげんわざわざうちまでメシたかりに来るのやめろ！！自分たちより貧乏人にたかるとは正義が聞いてあきれるぜ！！」
　カウンターを乗り越えて激昂するヴァルガーヴの叫びに正義娘のアメリアがよろめいた。
「もしかして・・・このお店はやってないんですかぁ・・・？」
「ああ・・・お前らが来た月は必ず乏しい黒字が真っ赤になる・・・。次に来た時はこの店はおろか、自宅まで更地と化しているかもな・・・」
　毎回このあたりを旅するごとに押しかけ、家中の食料を食べ尽くしてゆくリナたちご一行だったが、彼女たちはこの店が儲かっているんだと信じていたから暴挙にでていたのである。ヴァルガーヴの沈痛な面持ちに、さすがのリナも今まで食べた分を思い出して青くなる。
「まあ、明日のことを心配してもどうにもならねえしな。別に今日の命すら分からないって訳じゃねえし。
　ところで、お前らお嬢さんと話してたんじゃないのか？だから鈍器にも壷にも詳しくない俺が昼間っから店番を・・・」
　話が済んだのなら交代しろよ、と自宅に戻ろうとするヴァルガーヴをリナが慌てて引き止める。
「ちょ、ちょっと・・・客が来てるのよ・・・」
「客？お前ら以外の？じゃあこっちに回って来る・・・」
「フィリアに個人的な客よ」
　個人的な客、の意味がわからず首をかしげるヴァルガーヴに、リナが眉をひそめてつぶやく。
「―――ゴールドドラゴン」
　ヴァルガーヴの目が一瞬怒りに燃え上がる。
「落ち着いて、ゴールドドラゴンといってもあんたらの一族を滅ぼした奴らじゃないわ。大体、そっちはあんたが全滅させたでしょうが。
　何の用事かは知らないけど、あんたには関係ない・・・」
「―――っの野郎！！」
　リナを全く無視して裏口に向かうヴァルガーヴ。
「ひ・・・人の話を聞かんかーい！！」
　さっと突き出したリナの右足につまづき、あっさりこけるヴァルガーヴ。これだから単細胞は嫌よ、とスリッパでぺしぺし叩いてやる。
「リ〜ナ〜・・・」
　起き上がろうとしたヴァルガーヴの目に入ったのは、見慣れた白いブーツ。おそるおそる上を見上げると、そこには困惑顔のフィリア。
「・・・ヴァルガーヴ・・・・」
「・・・お嬢さん・・・・」
　ヴァルガーヴの頭にスリッパが載っている事を除けば恋愛モノである。バックに点描とかバラの花とか飛んでそうな。弾かれたように起き上がり、ついでにスリッパ弾き飛ばしてヴァルガーヴはフィリアに詰め寄る。
「なんで今ごろになってゴールドドラゴンが来るんだ！？お前巫女は廃業したんじゃなかったのかよ！！なあ！！」
「―――今日は店じまいします・・・。家のほうで待っていて下さい、全部お話しますから・・・」
　両肩に回されていたヴァルガーヴの手を振り払い、フィリアは「クローズ」の札を手に表へ出て行った。



　リビングの丸テーブルを４人と２匹が囲み、どうにも重苦しい雰囲気が続く。そして唇を噛んでいたフィリアが視線を落としてつぶやいた。
「―――実は・・・求婚されているんです。黄金竜のひとりに」
「チューリップか！？クロッカスか！！？ユリ根は食べられるから・・・」
「そりゃ球根じゃたわけえええええ！！！！」
　椅子ごと後ろに吹っ飛ぶガウリイ。
「フィリアは求婚されてるの！！求婚ってのはプロポーズ！！風呂ボーズなんていわないでよ・・・」
　ガウリイをげしげし踏みながらリナは事の重大さに気づきちらっとヴァルガーヴに目をやると・・・・・こ・・・怖ひ。頬杖ついてまったくの無表情を決め込んではいるものの、目が怒っている。
「で・・・でも・・・フィリアさんの一族の方じゃないのに、どうしてフィリアさんのことを・・・」
「・・・私の父・・・バザードは・・・各地の黄金竜族に私の写真を配ったそうです・・・。一人娘なので・・・少しでもいい男性と巡り会うようにと」
「それで今になってか・・・迷惑極まりない話だな。これだからお嬢ってやつは・・・」
　ちらりとアメリアをみやるゼルガディス。まさかこいつに突然男が訪ねてきたら・・・と思うと不安になるが、アメリアは全く彼の心境に気づかない様子。
「で。あんたは当然その迷惑話を断ったんでしょうね？」
「・・・それが・・・・明日、お見合いを・・・・・」
『お・・・・お見合い―！！！？』
　４人の声は見事にハモったが、やはりぴくりとも動かないヴァルガーヴ。しかし・・・めちゃめちゃ眉間に縦皺が浮き上がっている。
「なんでさっき断っておかなかったの！？」
「そ・・・それは・・・」
　フィリアは先ほどの会話を思い出し、ヴァルガーヴを視界の端に捕らえると大きく溜め息をつく。
「先ほどは求婚相手の侍女だったのですが・・・つい彼女の言葉に気をとられて断れなかったんです・・・。『フィリア様は元とはいえ聖位一位の巫女、たとえ信じる神が違おうとも神官級の方と結ばれることが最良の幸せであることに間違いありません。どこの馬の骨とも知れない野良ドラゴンなんぞに嫁いで苦労するなんてとんでもないことです』と」
　ずだああああん！！と鈍い音が響く。頬杖を滑らせ、ヴァルガーヴがテーブルに顎を打ちつけた音だ。
「そ・・・それは・・・・」
「・・・断れんかもしれないな・・・そこまで図星をつかれては・・・・」
「そ・・・そんな！！別に図星だなんて・・・」
　ひきつるアメリアとゼルガディスの言葉にフィリアは反論しようとしたが、思わず「思ってますけど・・・」などとつぶやいてしまいヴァルガーヴにガンを飛ばされている。
「じゃあヴァルガーヴにだってフィリアと結婚する権利があるじゃないか！」
　人差し指をたててにっこり笑うのはその場の重い空気を全く読めないガウリイ。
「ちょっと・・・あんた話聞いてたの？」
「もちろん。フィリアと結婚するには神官じゃなきゃダメって話だろ？」
「・・・まあ、あくまで求婚側の主観だけどね」
「ヴァルガーヴだって昔『竜神官』を名乗ってたじゃないか！！」
　これ以上重くなるはずのない空気が、この瞬間更に重くなった。
「覚えてた事は一応誉めてあげるけどっっ！！―――魔竜王を信仰してどないせーっちゅうんじゃあ！！！！」
　すっぱああああああん！！！
「魔竜王・・・ってなんだっけ・・・」
　トイレのスリッパにも負けないガウリイのボケに、リナはもう一発しばく力を完全に失った。
「・・・でも、相手は神官なんでしょ？となるとお金持ち・・・こんなヒモ暮らしのエロ腰男とはまさに天国と地獄・・・。フィリア、覚悟決めたほうがいいんじゃないの？」
「私はまだ結婚なんて・・・！！！だいたい、何でそこでこのひとが・・・」
「このひと、ねえ・・・」
　リナの含み笑いにフィリアの顔がぼんっと赤くなる。
「・・・そりゃあ確かに、こんな生活を脱出するには『愛の貧乏脱出大作戦』に出場するか玉の輿になるっきゃねえよな・・・」
　顎を押さえて顔を上げたヴァルガーヴが寂しそうにつぶやく。
「ヴァルガーヴ、あなたまで何を！？」
「お嬢さん、今までありがとよ。みのもんたか・・・何か親近感わくんだよな、あのおっさん」
「そりゃみのさんは６０歳以上の女性を『お嬢さん』と認定しているからな・・・３歳以上年上のフィリアを『お嬢さん』呼ばわりするお前さんと同レベルってことだ」
「いや・・・俺は６０過ぎの女性を『お嬢さん』と形容するだけの力量はない・・・。負けたよ、お嬢さん・・・いや、みのもんた」
　ゼルガディスの言葉に遠い目をするヴァルガーヴ。午後はまるまる『思いっきりテレビ』にかじりついているのだろうか。
「あの・・・一体何の話を・・・」
「ヴァルガーヴの魅力はハスキーヴォイスで『お嬢さん』ってことよ。
　まったく、あんたら最近ヴァルフィリとかいって調子に乗って、なんか向上委員会とかいうバックアップまでついてるからって気を抜くからあっさり危機に陥るのよ」
「・・・いつ誰が調子に乗った・・・？委員会・・・？」
　ヴァルフィリという単語に反応してキャーキャー悶えるフィリアに呆然とするヴァルガーヴ。
「リナさんの言うとおりです！！ヴァルフィリとは確かにヴァルガーヴさんとフィリアさんのカップリングを表す語・・・。
　しかーし！！『フィリ』というのはフィリアさんと決まったわけではありません！！」
　びしいいっ！とヴァルガーヴを指差して不敵な笑みを浮かべるアメリア。
「な・・・なんだと・・・！？」
「私の父、フィル王子の本名はフィリオネル＝エル＝ディ＝セイルーン！！つまり父さんにもヴァルフィリの資格はあるのです！！」
　リナのもつ「王子様」のイメージを根底から覆したひげ面男、フィリオネル＝エル＝ディ＝セイルーン。その顔を知るリナ、ガウリイ、ゼルガディスはふっとテーブルに突っ伏したが、ヴァルガーヴとフィリアはただぽかんとしている。一瞬の沈黙ののち、突然胸を押さえてのたうちまわったのは爆弾発言をした本人、アメリアだった。
「はっ！！ということはヴァルガーヴさんが父さんの後妻になって、私の夢見ていた家族４人の幸せな生活が実現するかもしれませんよね！？私がいて、父さんがいて、旅に出ている姉さんがいて、そして新しいお母さんのヴァルガーヴさんがいて・・・。
　毎朝目覚ましの代わりに姉さんの高笑いが王宮に響き、とうさんは寝惚けまなこで私と姉さんにほお擦りをして慣れていない姉さんは『くすぐったい』とか身を捩って笑って、３人でダイニングにいくとそこには裸にピンクのフリフリエプロンをつけたヴァルガーヴさんが朝食をつくってて父さんと濃厚なおはようのキスを交わして・・・ってああああああああ！！！なんか私の淡い夢が汚されてゆくうううううううう！！！！！！」
「アメリアさん！！ヴァルガーヴは男ですよ！！あなたのお父様と結婚してどうするんですかっっフケツー！！！」
　ヴァルガーヴを除き全滅した。リナなんて「おはようのキス」で白目をむいている。
「お前の父ちゃんがどんな刺激的なヴィジュアルかは知らねえが・・・。ってことは巷で話題のゼロフィリってのはゼロスとフィリオネルってことか・・・」
　こりゃ精神攻撃のネタになるかもな、と嬉々として自分の腕に「ふぃりおねる・える・でぃ・せいるううーん」などとでっかくメモをとるヴァルガーヴ。どうやらゼロスとのリターンマッチに燃えているらしい。
「―――畜生・・・なんでヴァルガーヴは平気なの・・・？現物見せちゃろか・・・？」
「やめておけリナ・・・なにせあいつは魔竜王ガーヴの部下だった男だ・・・・。フケ専かも知れん。そしたら・・・・アメリアの夢が現実になっちまう・・・」
　妄想してしまったらしいリナが再び倒れこんだ。

　その後しばらく起き上がれなかったリナご一行は結局フィリアの家に一泊することになった。ついでにお見合いにも立ち会うらしい。
　そして草木も眠る丑三つ時。
　お見合いのことを思うと寝付けないフィリアの寝室の扉を誰かがノックした。
「・・・誰ですか・・・・？」
　おそるおそる扉の鍵を外すと、乱暴にそれが開かれる。闇の中に立つのは、依然として怖い無表情のヴァルガーヴ。
「あ・・・・怒って、ますよね。お見合い・・・そりゃ断れなかった私が悪いです・・・でも、明日はちゃんと断るから・・・」
　無言で寝室に足を踏み入れるヴァルガーヴ。押し戻される形でフィリアはあとずさる。
「ヴァ・・・ヴァルガーヴ・・・っ！！？」
　突然ヴァルガーヴの手がフィリアの口を塞ぎ、そのままの勢いでベッドに押し倒す。
「悪いな・・・色々考えたんだが・・・もうこの手しかねーんだよ」
「〜〜〜〜〜〜！！！！！」
・ ・・沈黙。




　翌朝。
　ヴァルガーヴのストライキを危惧したリナたちが彼の寝室に爆弾テロ（いきなりボム・ディ・ウィンで扉を吹っ飛ばした後間髪居れずに火炎球を数発ぶちかましてみた）を決行したところ、部屋はもぬけの殻でカーテンだけがブスブスと焦げ落ちていた。
「ど・・・どういうこと！？」
　勘のいいヴァルガーヴのことだ、カーテンと共に燃え尽きた訳ではないだろう。とすると・・・・。
「フィリアが危ないわ！！！あの男、ついに実力行使に出たかも・・・」
「ええー！！いくらフィリアさんでもヴァルガーヴさんにかなう訳無いじゃないですか――！！！」
「そうか・・・？あのモーニングスターは最強だと思うんだが・・・」
　素ボケのガウリイを引っ張りつつフィリアの寝室の前まで走り、ドアノブを回すが鍵が掛かっている。
「フィリア！！フィリア今助けるわー！！！」
　リナがもう一発魔法弾を手の中に生み出した瞬間、あっさり扉が開き、フィリアが姿を現す。
『！！！？』
　そのあまりの変貌ぶりに、思わず目を見開いて絶句する４人。
　服装はいつもの少女趣味なワンピースではなくボディラインを強調した薄紫のドレス。肘までの手袋。金髪にはリボンを巻き、なにより真紅の口紅が色っぽい。目つきが多少鋭いのは緊張しているからだろうか、それにしては照れているらしく頬を染めている。
「フィリアさん・・・・キレーですけど・・・・。まさかお見合いに気合いれてるんですか！！？ヴァルガーヴさんはどうするんです！！？」
「・・・・・・・・・・・・」
　まっすぐアメリアを見つめ、しかし無言のフィリア。
「っていうかヴァルガーヴが居なくなったんだけど、フィリア知らない！？ひょっとしてあんたのこと襲ってんじゃないかと思って・・・」
　フィリアが顎で部屋の中を指す。扉の隙間から覗き込むと、掛け布団がもぞもぞと動き回っている。そしてちらりと見える、ロープで緊縛された腕。
「・・・あれ、ヴァルガーヴ？」
　沈痛な面持ちでうなずくフィリア。
「・・・行動が短絡的なところは直っちゃいないようだな・・・・」
　ゼルガディスがつぶやくと同時にフィリアは後ろ手で扉を閉め、すたすたと玄関へ向かってしまう。
「ちょ・・・なんなのよフィリア・・・！！」
　その横暴な態度にむっときたが、おそらくどのようにお見合いの中で求婚を断るか苦心しているのだろう、と勝手に解釈してぐっとこらえたリナ、だが、この解釈が後にとんでもない事になる。


「フィリア＝ウル＝コプトさん、ですか？」
　お見合い会場に指定されたやたら高級なレストランのテラスで手すりを這うバラの花びらに口付けをしていた男は・・・むちゃくちゃ美形だった。黄金竜の特徴である金髪碧眼、しかも高身長の若き神官。
これは・・・ヴァルガーヴの負けだ。
フィリアの後ろにずらっと並んだ４人は同時に確信した。
「以前頂いた写真よりも美しい・・・。この真っ赤なバラの花も、貴方の魅力的な唇の前ではかすんでしまいますね・・・」
　歯が光ったぞ。こいつ。
「そちらの方々は、フィリアさんのご友人ですか？」
　畜生なくらい紳士的な男の言動に身震いしつつ、こくこくとうなずいてみせる。
「それでは、食事を一緒にどうですか？今日は貸切にさせましたので、すぐに用意が出来ると思いますから」
「か・・・貸切・・・」
　開いた口のふさがらない４人。
「なにせ相手はフィリアさん・・・競争率の高さは１，２を争いますからね・・・しっかりハートを掴んでおきたくて」
　ウインクひとつしてははは、と照れ笑う男は・・・リナたちの敵レーダーにひっかかった。精神攻撃もいいところだ。
　こいつは出るところを間違っている。ヴァルガーヴも間違ってないことは無いが、こいつは問題だ。ヘソ出しどころの騒ぎではない。
　少女マンガで散々金持ちで派手な女と付き合いつつ、最後に平凡で気のやさしい女のコと結ばれるタイプ。ぜひ学園モノに出演していてほしい。
　それでももらえるものはもらっとく主義のリナたちは、とりあえず昼飯くらい腹に詰め込んでからフィリアとともにとんずらしようと思い、勘違い美形の後をふらふらついていったのであった。

「フィ・・・フィリアさん・・・・？」
　美形は、あきらかに引きつっていた。それは当然といえば当然で、隣のテーブルで食事にありついていたリナたちまでもがあっけにとられていた。
　フィリアは一言も喋らず、顔は無表情で目つきだけがきつい。
　トイレに立ったかと思えば男子トイレに飛び込んだり、おしぼりで手袋の上から手を拭いたり、スープ皿をもちあげて一息ですすったり、フォークを３３回連続で落っことしたりぎーぎー音をたてて肉を切った挙句ブランドものの皿を２枚傷だらけにしたりサラダのピーマンだけを向かい側に座る男の皿に放り込んだり・・・。
（ちょっとフィリア・・・いくら求婚を断りたいからって、ここまでみっともないマネしなくてもいいでしょうが！！）
　リナの耳打ちを無視し、今度はコップの水から氷だけをとりだしてガリガリと齧り始める。
「な・・・なかなかユーモアのあるひとだなあ・・・。デザートにアイスでもどうです？」
　ウエイターが人数分のきれいに盛りつけられたアイスクリームを運んでくると、フィリアは銀のお盆から一皿奪ってすかさず男の顔面に投げつけた。
『ぎ・・・・』
　ゼルガディスとアメリアはぴきっと固まる。当然ガウリイは「あ〜もったいない〜」とかいいつつクリームまみれの美形をしげしげと見つめていたりする。
「す・・・すいません！！この子ちょっと今日顔は神経痛で腕は筋肉痛で！！あはっあははははは！！！！！」
　相手がお金持ちだということでキラキラスマイルに必死で耐えていたリナが手元のナプキンで男の顔を拭い、ひたすら空笑いを浮かべる。ちなみに当のフィリアは男の顔を指差して、声は出さずにカタカタと口元だけで笑っている。
「フィリア・・・お前いい加減に・・・・」
　今度はゼルガディスがフィリアに耳打ちした瞬間、
「ヴァ〜ル〜ガ〜〜ヴ！！！！」
　地の底から響くような声と共に貸切のはずのレストランに現れたのは・・・全身にロープを巻きつけたフィリア。カタカタ笑っていたほうのフィリアがびくん、と硬直し、ぎぎぎ・・・と首を回してもう一人のフィリアと見詰め合う。
『フィリア（さん）が二人―！！！？』
　それも、化粧が濃くて綺麗な方とロープまみれのボロボロの方と。しかもボロい方が言ったのは「ヴァルガーヴ」の名前。
「ま・・・・まさかあんたって・・・・・」
　綺麗な方のフィリアを４人が覗き込む。美形は二人のフィリアを交互に見つめてどちらが本物なのか頭を抱えている。
「そのまさかです・・・何のつもりですか、ヴァルガーヴ！？」
　弾かれたように席を立つフィリアの髪をぐっとつかむと、ずるり、と金髪が落ちて現れたのは青緑の髪。
『でええええええ！！！！？』
「夜中に私を縛り上げて・・・。みなさん何で気づいてくれないんですか！！？顔が全然違うじゃないですか！！」
　ヴァルガーヴの地毛を鷲づかみにしてリナたちに詰め寄るフィリア。
「だ・・・だって・・・・ヴァルガーヴさん綺麗に化けすぎです〜そんなの反則です〜・・・」
「こっちの方が綺麗だっていうんですか！！？」
「痛ってえ！！あんまり引っ張るな！！」
「その顔で地声で喋らないで！！気味が悪い！！」
「フィ・・・フィリアさん・・・・？？？」
　混乱する美形に向き直り、フィリアはヴァルガーヴの後ろ頭を掴んで困ったように微笑んだ。と同時にヴァルガーヴの頭を無理やり下げさせる。首が「ぼきいん♪」とかいったがあえて聞かない振りをする。
「すいません・・・私が、本当のフィリア＝ウル＝コプトなんです・・・。
　せっかくのお見合いの席を台無しにした上、こんな事を申し上げるのは失礼なことだと思うのですが・・・。私は、あなたと結婚する訳にはいかないのです」
「そ・・・それは・・・・？」
「私には・・・心に決めたひとがいます。名門の家柄でも、黄金竜でもないけれど・・・私は、そのひとが一番大切なんです」
「フィリア、それって・・・・」
　リナが恐る恐る頭を下げっぱなしのヴァルガーヴを指差す。
「きちんと断るつもりだったのに・・・何を勘違いしたんですか・・・・？」
　ようやくヴァルガーヴの後頭部から手を離し、彼の耳元でつぶやくフィリア。
「・・・だって・・・・」
「その顔で弁解しなくてもいいわ」
　喋るとまるっきりニューハーフ状態のヴァルガーヴに、ちょっとよろめくフィリア。
「・・・・分かりました」
　まるっきり無視されていた美形が、ついに口を開いた。
「フィリアさんのことはあきらめましょう・・・しかし、よろしければ教えていただきたいのです。貴方が、ロープまみれになってまで大切にしたい方とは・・・？」
　う。
「ふ・・・・ふ・・・・・・。このバカです・・・・・」
　震える手でフィリアは隣にたたずむオカマ・・・もとい、ヴァルガーヴを指し示す。しかし美形はその整った顔立ちを崩すことなく（そりゃ崩れたら美形じゃない）弱々しく微笑み、
「巫女の世界や女子校には多いと聞いていましたが・・・フィリアさんもそうだったのですか・・・」
　勘違い発言をした。
「はあ？」
「禁断の恋・・・それは柘榴の実のように血の味がするのでしょう・・・・気づいてあげられなかった私を許して下さい・・・」
　胸にさしていた白ユリをフィリアに手渡し、さめざめ泣きながら美形は立ち去っていった。名前も告げずに・・・。
「・・・なあ・・・なんか勘違いしてねえか？あいつ・・・・」
「思いっきりされてます・・・白ユリなんて・・・・れ・・・レズの象徴じゃないですか！！」
「そうじゃなくて、柘榴は血の味なんかしねえよ・・・血ってのはもっとこーしょっぱくて・・・」
「やかましいー！！！！」
　モーニングスターは、ヴァルガーヴを綺麗なお星様に変えてくれました。めでたしめでたし。・・・というわけでもなかった。




　数日後。
「ねえヴァルガーヴ、お願いがあるんですけど・・・・」
　まだ店の営業時間のはずなのに、フィリアはキッチンで夕食の準備をしていたヴァルガーヴに後ろから抱き付いている。
「・・・なんだよ・・・・この家潰して更地にかえろっつーの？」
　邪魔だなと思いつつ、あれから冷淡だったフィリアが急に優しくなったのでちょっと嬉しいヴァル。
「またお見合いの話が来ちゃいまして・・・女装してくれません？」
　ずがしゃああああん！！と手にもっていた大皿が砕け散った。
「な・・・・なんでまたお見合い話が来てるんだ！！？」
「前に言いませんでした？私の父は各地の黄金竜にお見合い写真配ったって・・・。
　我が火竜王につかえる黄金竜族は全滅しましたから・・・あと３，４０名くらいは来るんじゃないかと・・・。もう断るのも面倒だし、あなたの女装キレイだし♪」
「なら・・・もっといい方法あるだろ・・・？」
　首をかしげるフィリアと向かい合い、覚悟を決めるヴァルガーヴ。
「・・・俺と・・・結婚するとか・・・」
「あなたと・・・・？」
　真っ赤になるヴァルガーヴを見つめ、フィリアは花のように微笑むと・・・ポン、と手を打ち鳴らす。
「そうですね！！ヴァルガーヴと結婚しちゃえば、あなたのことお給料はらわなくてもコキ使えるわ！！」

　・・・どうやら・・・・ヴァルガーヴが不幸に魅入られているのは間違いないようだ・・・・。
　

　

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12164ヴァルフィリーーーー★澪 E-mail URL10/15-14:29
記事番号12161へのコメント

>人見蕗子さんは No.12161「元気よくお見合いに行こう（ヴァルフィリ？）」で書>きました。

キャーふっきーさん〜！！澪です〜♪
オーストラリアに行く間際に見つけたから一気に読んじゃいましたわっ。
これ、「私に」ですか！？ひー嬉しーーー！ヴァルフィリ超オッケーですっ！！
だって私はヴァルフィリ派〜♪あんまり書かないけど（＾＾；）
　
>ヴァルガーヴは、ぼけら〜っとカウンターの奥に腰掛けていた。
>大きな窓から差し込む光に、金属製の大小さまざまに並べられたモーニングスターがきらきらと輝いている。ぎょっとして視線を反対側の壁に向けると、そこにはどうやって運び込んだのか見当もつかない巨大サイズの壷がやはりきらきらと輝いていて、ヴァルガーヴは溜め息をつく。魔族との属性を切り離されヴァルに戻れたのはよいが、このままではあっさりボケ死にするような気がして少々不安である。かといってこの妙なセンスの店の持ち主に逆らうことはどうしてもできない。

可愛い〜〜ラブリーですヴァル！
惚れた女には勝てないのが真の男ってものよ！（笑）

>　そもそも「世界の危機」の後、行く当てのないフィリアが店を構えるという話になったとき、女一人じゃなにかと物騒だと仏心を出したのが間違いだったのだろうか。まさか店番にされるとは思っても見なかったし・・・大体こんな店を作るとはフィリアの物腰からまるで想像つかなかったし・・・。
>「俺って・・・不幸に魅入られてるんかなぁ・・・」

そうとしか思えないです・・・さすがヴァル。
不幸にまで惚れられちゃってからに〜ストーカーじみてる程に。
でも今回は幸せげな不幸だから良し♪

>　カウンターに突っ伏し、平べったくなるヴァルガーヴ。その後頭部になぜか便所のスリッパ（一足１９８円・使用前）がすっぱああん！！と炸裂する。

平べったいヴァル〜〜たれヴァル〜〜〜（雷児先輩の♪笑）
使用前というあたりに、リナとふっきーさんの優しさが感じられます！

>「おらっ客商売は一にスマイル！！うちのかーちゃん呼んで指導しようかしらこのエロ腰店員！！」

かーちゃん見せてくれリナ！頼むよ！あの父ちゃんを射止めた魔性の女の姿を一目見たい！

>　スリッパを握り一気にまくし立てたのはリナ＝インバース。どうやら商売人の血が騒いだらしい。
>「客がいねーのに笑ってどうしろというんだ！！？ああ、リナ＝インバースよお！？」

端から見たら変なヤツ・・・誰もいないのにカウンターでケタケタ笑ってる男。しかもヴァル。・・・客も入ってこないな、怖がって（笑）

>「いい加減にフルネームで呼ぶのやめてくんないかなー・・・」

ああっ、以前に女同士でフルネームは呼ばないだろうと言ったのは撤回します。
・・・呼んでたです、私も。めっちゃフルネームで友達を・・・（＾＾；）
ヴァルのフルネームも愛情表現？（んなわけがない）

>　ヴァルガーヴの疑問など、リナにはどうでもいい。
>「確かに客一人いないな・・・。それならそれで掃除くらいしておくもんだ」
>「うわあー、いかにもフィリアさんの趣味の店、って感じですねー。なにせ幽霊船から壷かっぱらってきましたもの」
>「モーニングスター・・・あれ痛いんだよなー・・・」
>　ゼルガディス、アメリア、ガウリイもいつの間にか店の中をうろついている。
>「・・・お前ら・・・いーかげんわざわざうちまでメシたかりに来るのやめろ！！自分たちより貧乏人にたかるとは正義が聞いてあきれるぜ！！」
>　カウンターを乗り越えて激昂するヴァルガーヴの叫びに正義娘のアメリアがよろめいた。
>「もしかして・・・このお店はやってないんですかぁ・・・？」
>「ああ・・・お前らが来た月は必ず乏しい黒字が真っ赤になる・・・。次に来た時はこの店はおろか、自宅まで更地と化しているかもな・・・」

っていうか、乏しくても黒字・・・？
あんな店に買いに来る奴っているんだ・・・・（爆）

>　毎回このあたりを旅するごとに押しかけ、家中の食料を食べ尽くしてゆくリナたちご一行だったが、彼女たちはこの店が儲かっているんだと信じていたから暴挙にでていたのである。ヴァルガーヴの沈痛な面持ちに、さすがのリナも今まで食べた分を思い出して青くなる。

儲かっていると信じてたって・・・あの店が？リナたちも変だよ・・・。

>「まあ、明日のことを心配してもどうにもならねえしな。別に今日の命すら分からないって訳じゃねえし。
>　ところで、お前らお嬢さんと話してたんじゃないのか？だから鈍器にも壷にも詳しくない俺が昼間っから店番を・・・」
>　話が済んだのなら交代しろよ、と自宅に戻ろうとするヴァルガーヴをリナが慌てて引き止める。
>「ちょ、ちょっと・・・客が来てるのよ・・・」
>「客？お前ら以外の？じゃあこっちに回って来る・・・」
>「フィリアに個人的な客よ」
>　個人的な客、の意味がわからず首をかしげるヴァルガーヴに、リナが眉をひそめてつぶやく。
>「―――ゴールドドラゴン」
>　ヴァルガーヴの目が一瞬怒りに燃え上がる。

おお、まだ怒ってるのですかヴァル〜。でもフィリアさんはゴールドドラゴンなのに別次元なのね（笑）

>「落ち着いて、ゴールドドラゴンといってもあんたらの一族を滅ぼした奴らじゃないわ。大体、そっちはあんたが全滅させたでしょうが。
>　何の用事かは知らないけど、あんたには関係ない・・・」
>「―――っの野郎！！」
>　リナを全く無視して裏口に向かうヴァルガーヴ。
>「ひ・・・人の話を聞かんかーい！！」
>　さっと突き出したリナの右足につまづき、あっさりこけるヴァルガーヴ。これだから単細胞は嫌よ、とスリッパでぺしぺし叩いてやる。
>「リ〜ナ〜・・・」
>　起き上がろうとしたヴァルガーヴの目に入ったのは、見慣れた白いブーツ。おそるおそる上を見上げると、そこには困惑顔のフィリア。
>「・・・ヴァルガーヴ・・・・」
>「・・・お嬢さん・・・・」
>　ヴァルガーヴの頭にスリッパが載っている事を除けば恋愛モノである。バックに点描とかバラの花とか飛んでそうな。弾かれたように起き上がり、ついでにスリッパ弾き飛ばしてヴァルガーヴはフィリアに詰め寄る。

あ、想像しちまった・・・・点描と赤いバラ飛ばして上半身だけ起きあがらせてスリッパ頭にのせてフィリアさんと見つめあうヴァル・・・（爆笑）

>　リビングの丸テーブルを４人と２匹が囲み、どうにも重苦しい雰囲気が続く。そして唇を噛んでいたフィリアが視線を落としてつぶやいた。
>「―――実は・・・求婚されているんです。黄金竜のひとりに」
>「チューリップか！？クロッカスか！！？ユリ根は食べられるから・・・」
>「そりゃ球根じゃたわけえええええ！！！！」

可愛いーーーーーーガウリイ可愛いですぅうううっーーーーー！！

>　椅子ごと後ろに吹っ飛ぶガウリイ。
>「フィリアは求婚されてるの！！求婚ってのはプロポーズ！！風呂ボーズなんていわないでよ・・・」
>　ガウリイをげしげし踏みながらリナは事の重大さに気づきちらっとヴァルガーヴに目をやると・・・・・こ・・・怖ひ。頬杖ついてまったくの無表情を決め込んではいるものの、目が怒っている。

うわぁああヴァル〜〜〜ああ、なんかそゆことしそう。

>「で・・・でも・・・フィリアさんの一族の方じゃないのに、どうしてフィリアさんのことを・・・」
>「・・・私の父・・・バザードは・・・各地の黄金竜族に私の写真を配ったそうです・・・。一人娘なので・・・少しでもいい男性と巡り会うようにと」
>「それで今になってか・・・迷惑極まりない話だな。これだからお嬢ってやつは・・・」
>　ちらりとアメリアをみやるゼルガディス。まさかこいつに突然男が訪ねてきたら・・・と思うと不安になるが、アメリアは全く彼の心境に気づかない様子。
>「で。あんたは当然その迷惑話を断ったんでしょうね？」
>「・・・それが・・・・明日、お見合いを・・・・・」
>『お・・・・お見合い―！！！？』
>　４人の声は見事にハモったが、やはりぴくりとも動かないヴァルガーヴ。しかし・・・めちゃめちゃ眉間に縦皺が浮き上がっている。

うわぁあ〜〜〜ヴァルったら・・・可愛い、トキメいちゃいますよ・・（爆）

>「なんでさっき断っておかなかったの！？」
>「そ・・・それは・・・」
>　フィリアは先ほどの会話を思い出し、ヴァルガーヴを視界の端に捕らえると大きく溜め息をつく。
>「先ほどは求婚相手の侍女だったのですが・・・つい彼女の言葉に気をとられて断れなかったんです・・・。『フィリア様は元とはいえ聖位一位の巫女、たとえ信じる神が違おうとも神官級の方と結ばれることが最良の幸せであることに間違いありません。どこの馬の骨とも知れない野良ドラゴンなんぞに嫁いで苦労するなんてとんでもないことです』と」
>　ずだああああん！！と鈍い音が響く。頬杖を滑らせ、ヴァルガーヴがテーブルに顎を打ちつけた音だ。

気を落とすなヴァル！
少女漫画では、「お嬢様には野良な不良」が常識だ！

>「そ・・・それは・・・・」
>「・・・断れんかもしれないな・・・そこまで図星をつかれては・・・・」
>「そ・・・そんな！！別に図星だなんて・・・」
>　ひきつるアメリアとゼルガディスの言葉にフィリアは反論しようとしたが、思わず「思ってますけど・・・」などとつぶやいてしまいヴァルガーヴにガンを飛ばされている。

ヴァル可愛い〜〜ガン飛ばしてる〜〜（もうそればっかり）

>「じゃあヴァルガーヴにだってフィリアと結婚する権利があるじゃないか！」
>　人差し指をたててにっこり笑うのはその場の重い空気を全く読めないガウリイ。
>「ちょっと・・・あんた話聞いてたの？」
>「もちろん。フィリアと結婚するには神官じゃなきゃダメって話だろ？」
>「・・・まあ、あくまで求婚側の主観だけどね」
>「ヴァルガーヴだって昔『竜神官』を名乗ってたじゃないか！！」

そ、そのとおりですよガウリイ！確かにヴァルガーヴだって神官だ！あったまいい〜♪でもヴァルがあの格好で何故「神官」なのかとっても謎よね（爆）

>　これ以上重くなるはずのない空気が、この瞬間更に重くなった。
>「覚えてた事は一応誉めてあげるけどっっ！！―――魔竜王を信仰してどないせーっちゅうんじゃあ！！！！」

あ、そういえば！？・・・・ガウリイと同レベル・・・（ショック）

>　すっぱああああああん！！！
>「魔竜王・・・ってなんだっけ・・・」
>　トイレのスリッパにも負けないガウリイのボケに、リナはもう一発しばく力を完全に失った。
>「・・・でも、相手は神官なんでしょ？となるとお金持ち・・・こんなヒモ暮らしのエロ腰男とはまさに天国と地獄・・・。フィリア、覚悟決めたほうがいいんじゃないの？」

確かに。ケッコンするならエロ腰より金ですよ金！（笑）

>「私はまだ結婚なんて・・・！！！だいたい、何でそこでこのひとが・・・」
>「このひと、ねえ・・・」
>　リナの含み笑いにフィリアの顔がぼんっと赤くなる。
>「・・・そりゃあ確かに、こんな生活を脱出するには『愛の貧乏脱出大作戦』に出場するか玉の輿になるっきゃねえよな・・・」
>　顎を押さえて顔を上げたヴァルガーヴが寂しそうにつぶやく。
>「ヴァルガーヴ、あなたまで何を！？」
>「お嬢さん、今までありがとよ。みのもんたか・・・何か親近感わくんだよな、あのおっさん」
>「そりゃみのさんは６０歳以上の女性を『お嬢さん』と認定しているからな・・・３歳以上年上のフィリアを『お嬢さん』呼ばわりするお前さんと同レベルってことだ」
>「いや・・・俺は６０過ぎの女性を『お嬢さん』と形容するだけの力量はない・・・。負けたよ、お嬢さん・・・いや、みのもんた」
>　ゼルガディスの言葉に遠い目をするヴァルガーヴ。午後はまるまる『思いっきりテレビ』にかじりついているのだろうか。

暇なんだね〜ヴァル（＾＾）
みのもんたが好きなら、愛の貧乏脱出大作戦に出場したらいいのに。
はっ！話が変わってしまう！（笑）

>「あの・・・一体何の話を・・・」
>「ヴァルガーヴの魅力はハスキーヴォイスで『お嬢さん』ってことよ。
>　まったく、あんたら最近ヴァルフィリとかいって調子に乗って、なんか向上委員会とかいうバックアップまでついてるからって気を抜くからあっさり危機に陥るのよ」

・・・ついてるんですか！（爆笑）

>「・・・いつ誰が調子に乗った・・・？委員会・・・？」
>　ヴァルフィリという単語に反応してキャーキャー悶えるフィリアに呆然とするヴァルガーヴ。
>「リナさんの言うとおりです！！ヴァルフィリとは確かにヴァルガーヴさんとフィリアさんのカップリングを表す語・・・。
>　しかーし！！『フィリ』というのはフィリアさんと決まったわけではありません！！」
>　びしいいっ！とヴァルガーヴを指差して不敵な笑みを浮かべるアメリア。
>「な・・・なんだと・・・！？」
>「私の父、フィル王子の本名はフィリオネル＝エル＝ディ＝セイルーン！！つまり父さんにもヴァルフィリの資格はあるのです！！」

ひぃいいいいいいいいいいいいっっ！！！！
ぐあああああああああああ！！！！？？ずしゃああっ！！（頭から倒れた）

>　リナのもつ「王子様」のイメージを根底から覆したひげ面男、フィリオネル＝エル＝ディ＝セイルーン。その顔を知るリナ、ガウリイ、ゼルガディスはふっとテーブルに突っ伏したが、ヴァルガーヴとフィリアはただぽかんとしている。一瞬の沈黙ののち、突然胸を押さえてのたうちまわったのは爆弾発言をした本人、アメリアだった。
>「はっ！！ということはヴァルガーヴさんが父さんの後妻になって、私の夢見ていた家族４人の幸せな生活が実現するかもしれませんよね！？私がいて、父さんがいて、旅に出ている姉さんがいて、そして新しいお母さんのヴァルガーヴさんがいて・・・。
>　毎朝目覚ましの代わりに姉さんの高笑いが王宮に響き、とうさんは寝惚けまなこで私と姉さんにほお擦りをして慣れていない姉さんは『くすぐったい』とか身を捩って笑って、３人でダイニングにいくとそこには裸にピンクのフリフリエプロンをつけたヴァルガーヴさんが朝食をつくってて父さんと濃厚なおはようのキスを交わして・・・ってああああああああ！！！なんか私の淡い夢が汚されてゆくうううううううう！！！！！！」

いやぁああああああああああ！！！想像力ありすぎやアメリア〜〜〜〜！
ぁああっ見たいっっっっーーーーー！！！！（オイッ！？）

>「アメリアさん！！ヴァルガーヴは男ですよ！！あなたのお父様と結婚してどうするんですかっっフケツー！！！」
>　ヴァルガーヴを除き全滅した。リナなんて「おはようのキス」で白目をむいている。

ヴァル・・・・濃厚なおはようのキスで何故に平然としてるんだ・・・。
いっくらヴィジュアル知らないったって、相手は男っつーかおっさんですよ！？
しかも勝手にピンクのフリフリエプロンまで想像の中で着せられてるとゆーのに・・！！ああ見たいぃいいいっ！！！！（爆走）

>「お前の父ちゃんがどんな刺激的なヴィジュアルかは知らねえが・・・。ってことは巷で話題のゼロフィリってのはゼロスとフィリオネルってことか・・・」
>　こりゃ精神攻撃のネタになるかもな、と嬉々として自分の腕に「ふぃりおねる・える・でぃ・せいるううーん」などとでっかくメモをとるヴァルガーヴ。どうやらゼロスとのリターンマッチに燃えているらしい。

ぐああああっっ！！！そりゃあゼロスも死ぬかも！うが一個多いしぃっ！（爆）

>「―――畜生・・・なんでヴァルガーヴは平気なの・・・？現物見せちゃろか・・・？」
>「やめておけリナ・・・なにせあいつは魔竜王ガーヴの部下だった男だ・・・・。フケ専かも知れん。そしたら・・・・アメリアの夢が現実になっちまう・・・」
>　妄想してしまったらしいリナが再び倒れこんだ。

はっ！！そうだった・・・な、なるほど・・・・（同じく倒れる）

>　その後しばらく起き上がれなかったリナご一行は結局フィリアの家に一泊することになった。ついでにお見合いにも立ち会うらしい。
>　そして草木も眠る丑三つ時。
>　お見合いのことを思うと寝付けないフィリアの寝室の扉を誰かがノックした。
>「・・・誰ですか・・・・？」
>　おそるおそる扉の鍵を外すと、乱暴にそれが開かれる。闇の中に立つのは、依然として怖い無表情のヴァルガーヴ。
>「あ・・・・怒って、ますよね。お見合い・・・そりゃ断れなかった私が悪いです・・・でも、明日はちゃんと断るから・・・」
>　無言で寝室に足を踏み入れるヴァルガーヴ。押し戻される形でフィリアはあとずさる。
>「ヴァ・・・ヴァルガーヴ・・・っ！！？」
>　突然ヴァルガーヴの手がフィリアの口を塞ぎ、そのままの勢いでベッドに押し倒す。
>「悪いな・・・色々考えたんだが・・・もうこの手しかねーんだよ」
>「〜〜〜〜〜〜！！！！！」
>・ ・・沈黙。

キャ〜〜〜！！妄想しちゃうようなことするんじゃねーやヴァル！

>　翌朝。
>　ヴァルガーヴのストライキを危惧したリナたちが彼の寝室に爆弾テロ（いきなりボム・ディ・ウィンで扉を吹っ飛ばした後間髪居れずに火炎球を数発ぶちかましてみた）を決行したところ、部屋はもぬけの殻でカーテンだけがブスブスと焦げ落ちていた。
>「ど・・・どういうこと！？」
>　勘のいいヴァルガーヴのことだ、カーテンと共に燃え尽きた訳ではないだろう。とすると・・・・。
>「フィリアが危ないわ！！！あの男、ついに実力行使に出たかも・・・」
>「ええー！！いくらフィリアさんでもヴァルガーヴさんにかなう訳無いじゃないですか――！！！」
>「そうか・・・？あのモーニングスターは最強だと思うんだが・・・」
>　素ボケのガウリイを引っ張りつつフィリアの寝室の前まで走り、ドアノブを回すが鍵が掛かっている。
>「フィリア！！フィリア今助けるわー！！！」
>　リナがもう一発魔法弾を手の中に生み出した瞬間、あっさり扉が開き、フィリアが姿を現す。
>『！！！？』
>　そのあまりの変貌ぶりに、思わず目を見開いて絶句する４人。
>　服装はいつもの少女趣味なワンピースではなくボディラインを強調した薄紫のドレス。肘までの手袋。金髪にはリボンを巻き、なにより真紅の口紅が色っぽい。目つきが多少鋭いのは緊張しているからだろうか、それにしては照れているらしく頬を染めている。

キャーフィリアさんすてきぃっ！！薄紫よぉっ！（喜）

>「フィリアさん・・・・キレーですけど・・・・。まさかお見合いに気合いれてるんですか！！？ヴァルガーヴさんはどうするんです！！？」
>「・・・・・・・・・・・・」
>　まっすぐアメリアを見つめ、しかし無言のフィリア。
>「っていうかヴァルガーヴが居なくなったんだけど、フィリア知らない！？ひょっとしてあんたのこと襲ってんじゃないかと思って・・・」
>　フィリアが顎で部屋の中を指す。扉の隙間から覗き込むと、掛け布団がもぞもぞと動き回っている。そしてちらりと見える、ロープで緊縛された腕。

はっはっは・・・・なるほどぉ（納得）

>「フィリア＝ウル＝コプトさん、ですか？」
>　お見合い会場に指定されたやたら高級なレストランのテラスで手すりを這うバラの花びらに口付けをしていた男は・・・むちゃくちゃ美形だった。黄金竜の特徴である金髪碧眼、しかも高身長の若き神官。
>これは・・・ヴァルガーヴの負けだ。
>フィリアの後ろにずらっと並んだ４人は同時に確信した。

おおおおおおおおお！！！ハイレベル！やるなぁフィリア！（笑）

>「以前頂いた写真よりも美しい・・・。この真っ赤なバラの花も、貴方の魅力的な唇の前ではかすんでしまいますね・・・」
>　歯が光ったぞ。こいつ。
>「そちらの方々は、フィリアさんのご友人ですか？」
>　畜生なくらい紳士的な男の言動に身震いしつつ、こくこくとうなずいてみせる。

ひぃいっ、笑えますこの方ステキ！趙公明みたいだわ！（爆笑）

フィリアは一言も喋らず、顔は無表情で目つきだけがきつい。
>　トイレに立ったかと思えば男子トイレに飛び込んだり、おしぼりで手袋の上から手を拭いたり、スープ皿をもちあげて一息ですすったり、フォークを３３回連続で落っことしたりぎーぎー音をたてて肉を切った挙句ブランドものの皿を２枚傷だらけにしたりサラダのピーマンだけを向かい側に座る男の皿に放り込んだり・・・。
>（ちょっとフィリア・・・いくら求婚を断りたいからって、ここまでみっともないマネしなくてもいいでしょうが！！）
>　リナの耳打ちを無視し、今度はコップの水から氷だけをとりだしてガリガリと齧り始める。

無茶苦茶しとるよ〜〜〜（爆笑）

>「な・・・なかなかユーモアのあるひとだなあ・・・。デザートにアイスでもどうです？」
>　ウエイターが人数分のきれいに盛りつけられたアイスクリームを運んでくると、フィリアは銀のお盆から一皿奪ってすかさず男の顔面に投げつけた。
>『ぎ・・・・』
>　ゼルガディスとアメリアはぴきっと固まる。当然ガウリイは「あ〜もったいない〜」とかいいつつクリームまみれの美形をしげしげと見つめていたりする。
>「す・・・すいません！！この子ちょっと今日顔は神経痛で腕は筋肉痛で！！あはっあははははは！！！！！」
>　相手がお金持ちだということでキラキラスマイルに必死で耐えていたリナが手元のナプキンで男の顔を拭い、ひたすら空笑いを浮かべる。ちなみに当のフィリアは男の顔を指差して、声は出さずにカタカタと口元だけで笑っている。

まだぶちきれないこの見合い相手さんに拍手を送りたいです（笑）

>「フィリア・・・お前いい加減に・・・・」
>　今度はゼルガディスがフィリアに耳打ちした瞬間、
>「ヴァ〜ル〜ガ〜〜ヴ！！！！」
>　地の底から響くような声と共に貸切のはずのレストランに現れたのは・・・全身にロープを巻きつけたフィリア。カタカタ笑っていたほうのフィリアがびくん、と硬直し、ぎぎぎ・・・と首を回してもう一人のフィリアと見詰め合う。
>『フィリア（さん）が二人―！！！？』
>　それも、化粧が濃くて綺麗な方とロープまみれのボロボロの方と。しかもボロい方が言ったのは「ヴァルガーヴ」の名前。

ああやっぱりぃ？綺麗なのがヴァルなのねぇ！でもフィリアさんだって化粧したら負けてないですよねぇっ（＞＜）

>「すいません・・・私が、本当のフィリア＝ウル＝コプトなんです・・・。
>　せっかくのお見合いの席を台無しにした上、こんな事を申し上げるのは失礼なことだと思うのですが・・・。私は、あなたと結婚する訳にはいかないのです」
>「そ・・・それは・・・・？」
>「私には・・・心に決めたひとがいます。名門の家柄でも、黄金竜でもないけれど・・・私は、そのひとが一番大切なんです」

おおおおおおお少女漫画みたいだぁっ！！

>「フィリア、それって・・・・」
>　リナが恐る恐る頭を下げっぱなしのヴァルガーヴを指差す。
>「きちんと断るつもりだったのに・・・何を勘違いしたんですか・・・・？」
>　ようやくヴァルガーヴの後頭部から手を離し、彼の耳元でつぶやくフィリア。
>「・・・だって・・・・」
>「その顔で弁解しなくてもいいわ」
>　喋るとまるっきりニューハーフ状態のヴァルガーヴに、ちょっとよろめくフィリア。
>「・・・・分かりました」
>　まるっきり無視されていた美形が、ついに口を開いた。
>「フィリアさんのことはあきらめましょう・・・しかし、よろしければ教えていただきたいのです。貴方が、ロープまみれになってまで大切にしたい方とは・・・？」
>　う。
>「ふ・・・・ふ・・・・・・。このバカです・・・・・」

あははははは・・・・愛って理屈じゃないよね〜〜〜（爆笑）
っていうか、その人振るんなら、私に下さい（爆死）

>　震える手でフィリアは隣にたたずむオカマ・・・もとい、ヴァルガーヴを指し示す。しかし美形はその整った顔立ちを崩すことなく（そりゃ崩れたら美形じゃない）弱々しく微笑み、
>「巫女の世界や女子校には多いと聞いていましたが・・・フィリアさんもそうだったのですか・・・」
>　勘違い発言をした。
>「はあ？」
>「禁断の恋・・・それは柘榴の実のように血の味がするのでしょう・・・・気づいてあげられなかった私を許して下さい・・・」

コラコラコラ。しかも血ですか！？どっかに血の色をした柘榴の歌があったなぁ。

>　胸にさしていた白ユリをフィリアに手渡し、さめざめ泣きながら美形は立ち去っていった。名前も告げずに・・・。
>「・・・なあ・・・なんか勘違いしてねえか？あいつ・・・・」
>「思いっきりされてます・・・白ユリなんて・・・・れ・・・レズの象徴じゃないですか！！」
>「そうじゃなくて、柘榴は血の味なんかしねえよ・・・血ってのはもっとこーしょっぱくて・・・」
>「やかましいー！！！！」
>　モーニングスターは、ヴァルガーヴを綺麗なお星様に変えてくれました。めでたしめでたし。・・・というわけでもなかった。

フィリアさん、苦労性です！どんどん殴ってオッケー（笑）

>　数日後。
>「ねえヴァルガーヴ、お願いがあるんですけど・・・・」
>　まだ店の営業時間のはずなのに、フィリアはキッチンで夕食の準備をしていたヴァルガーヴに後ろから抱き付いている。

おお！なんだか積極的ですよ。どうしたフィリア！？

>「・・・なんだよ・・・・この家潰して更地にかえろっつーの？」
>　邪魔だなと思いつつ、あれから冷淡だったフィリアが急に優しくなったのでちょっと嬉しいヴァル。
>「またお見合いの話が来ちゃいまして・・・女装してくれません？」
>　ずがしゃああああん！！と手にもっていた大皿が砕け散った。
>「な・・・・なんでまたお見合い話が来てるんだ！！？」
>「前に言いませんでした？私の父は各地の黄金竜にお見合い写真配ったって・・・。
>　我が火竜王につかえる黄金竜族は全滅しましたから・・・あと３，４０名くらいは来るんじゃないかと・・・。もう断るのも面倒だし、あなたの女装キレイだし♪」

凄いぞフィリア〜〜〜もってもて〜♪♪

>「なら・・・もっといい方法あるだろ・・・？」
>　首をかしげるフィリアと向かい合い、覚悟を決めるヴァルガーヴ。
>「・・・俺と・・・結婚するとか・・・」
>「あなたと・・・・？」
>　真っ赤になるヴァルガーヴを見つめ、フィリアは花のように微笑むと・・・ポン、と手を打ち鳴らす。
>「そうですね！！ヴァルガーヴと結婚しちゃえば、あなたのことお給料はらわなくてもコキ使えるわ！！」

ああ、せっかくヴァルがプロポーズしてるのに〜〜色気なさすぎ。
フィリアさぁああああん〜〜〜〜！

>　・・・どうやら・・・・ヴァルガーヴが不幸に魅入られているのは間違いないようだ・・・・。

幸せになってね・・・ヴァル・・・（＾＾；）
まあでも、フィリアさんといられればそれで幸せでしょう！（無茶苦茶）

面白かったですふっきーさん！！爆笑ものでした！やっぱり笑えます〜いちいちセリフとかがっ。特にオリキャラな美形・・お気に入りぃっ！あと、「ヴァルフィリ」と「ゼロフィリ」・・・怖い、マジ怖かったっ！！（笑）
というわけで、今日から機上の人ですが、行く前に読めて嬉しかったです〜サイコーです愛してます！（テンションハイ）
あり難う御座いました〜〜〜〜っ★

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12172ヴァルフィリなのかしら・・・。人見蕗子 10/16-15:55
記事番号12164へのコメント

澪さんは No.12164「ヴァルフィリーーーー★」で書きました。

>キャーふっきーさん〜！！澪です〜♪
>オーストラリアに行く間際に見つけたから一気に読んじゃいましたわっ。
　忙しい中レスまでつけてくれたんですか！？
　出発が昼間なんて珍しいですね〜。うちはＡ隊とＢ隊に別れて違う飛行場から行くんですが、Ａ隊なんて朝６：３０集合です！！私はＢ隊ですが。でも、中学の時は６時集合だったな〜。

>これ、「私に」ですか！？ひー嬉しーーー！ヴァルフィリ超オッケーですっ！！
　はい、澪さんにですｖちゃんとサイト名も添えておきましたよ！！（笑）

>だって私はヴァルフィリ派〜♪あんまり書かないけど（＾＾；）
　そーだったんですか！！？わーい同志同志〜ｖｖ
　澪さんも書いて下さいヴァルフィリ！！最近風が冷たいよ〜〜！！！（涙）
>　
>>ヴァルガーヴは、ぼけら〜っとカウンターの奥に腰掛けていた。
>>大きな窓から差し込む光に、金属製の大小さまざまに並べられたモーニングスターがきらきらと輝いている。ぎょっとして視線を反対側の壁に向けると、そこにはどうやって運び込んだのか見当もつかない巨大サイズの壷がやはりきらきらと輝いていて、ヴァルガーヴは溜め息をつく。魔族との属性を切り離されヴァルに戻れたのはよいが、このままではあっさりボケ死にするような気がして少々不安である。かといってこの妙なセンスの店の持ち主に逆らうことはどうしてもできない。
>
>可愛い〜〜ラブリーですヴァル！
>惚れた女には勝てないのが真の男ってものよ！（笑）
　そーです！！しかし真の男って・・・（苦笑）

>>「俺って・・・不幸に魅入られてるんかなぁ・・・」
>
>そうとしか思えないです・・・さすがヴァル。
>不幸にまで惚れられちゃってからに〜ストーカーじみてる程に。
　ここまで不幸じゃなくてもいいような気もしますよ・・・ヴァル・・・。

>でも今回は幸せげな不幸だから良し♪
　幸せ！？（汗）
　私はヴァルを不幸にすることに命を懸けているよーなオナゴですが（爆死）ちょっとは進化したんでしょうか！？

>>　カウンターに突っ伏し、平べったくなるヴァルガーヴ。その後頭部になぜか便所のスリッパ（一足１９８円・使用前）がすっぱああん！！と炸裂する。
>
>平べったいヴァル〜〜たれヴァル〜〜〜（雷児先輩の♪笑）
　おお！！イメージぴったりです〜！！それそれ！！

>使用前というあたりに、リナとふっきーさんの優しさが感じられます！
　いや、さすがのリナちんでも使用済みスリッパは持ち歩かんよな〜っと。
　私は優しくありません。（爆死）
>
>>「おらっ客商売は一にスマイル！！うちのかーちゃん呼んで指導しようかしらこのエロ腰店員！！」
>
>かーちゃん見せてくれリナ！頼むよ！あの父ちゃんを射止めた魔性の女の姿を一目見たい！
　「あの父ちゃん」って・・・どっかに出てきたんですか！？私はドラマガ買ってないから・・・。（昔の彼氏、今も投稿してるんかなあ・・・・）

>>　スリッパを握り一気にまくし立てたのはリナ＝インバース。どうやら商売人の血が騒いだらしい。
>>「客がいねーのに笑ってどうしろというんだ！！？ああ、リナ＝インバースよお！？」
>
>端から見たら変なヤツ・・・誰もいないのにカウンターでケタケタ笑ってる男。しかもヴァル。・・・客も入ってこないな、怖がって（笑）
　みけんに縦ジワよせてケタケタ・・・うわああ！！おっかねー！！！

>>「いい加減にフルネームで呼ぶのやめてくんないかなー・・・」
>
>ああっ、以前に女同士でフルネームは呼ばないだろうと言ったのは撤回します。
>・・・呼んでたです、私も。めっちゃフルネームで友達を・・・（＾＾；）
　だーーーー！！！また「女学院」ですかあああああ！！！？（汗）
　あ・・・あれはもう・・・最初のヴァルフィリとか研究課題とかよりはマシだけど・・・何か違うから・・・。
　私は・・・フルネームはないかなあ・・・。友達少ないからわかりませーん！！

>ヴァルのフルネームも愛情表現？（んなわけがない）
　愛情・・・ヴァルリナはイヤですねー（書いておいて何を言うか）。
　うーんと、ＴＲＹはじめの頃にヴァルガーヴがリナのことをフルネームで呼んでいたのが印象的だったので。

>>「・・・お前ら・・・いーかげんわざわざうちまでメシたかりに来るのやめろ！！自分たちより貧乏人にたかるとは正義が聞いてあきれるぜ！！」
>>　カウンターを乗り越えて激昂するヴァルガーヴの叫びに正義娘のアメリアがよろめいた。
>>「もしかして・・・このお店はやってないんですかぁ・・・？」
>>「ああ・・・お前らが来た月は必ず乏しい黒字が真っ赤になる・・・。次に来た時はこの店はおろか、自宅まで更地と化しているかもな・・・」
>
>っていうか、乏しくても黒字・・・？
>あんな店に買いに来る奴っているんだ・・・・（爆）
　壺ならまだしも、モーニングスターの需要は低そう・・・（笑）
>
>>　毎回このあたりを旅するごとに押しかけ、家中の食料を食べ尽くしてゆくリナたちご一行だったが、彼女たちはこの店が儲かっているんだと信じていたから暴挙にでていたのである。ヴァルガーヴの沈痛な面持ちに、さすがのリナも今まで食べた分を思い出して青くなる。
>
>儲かっていると信じてたって・・・あの店が？リナたちも変だよ・・・。
　自営業の辛さを甘く見てたんですかね・・・？

>>「ちょ、ちょっと・・・客が来てるのよ・・・」
>>「客？お前ら以外の？じゃあこっちに回って来る・・・」
>>「フィリアに個人的な客よ」
>>　個人的な客、の意味がわからず首をかしげるヴァルガーヴに、リナが眉をひそめてつぶやく。
>>「―――ゴールドドラゴン」
>>　ヴァルガーヴの目が一瞬怒りに燃え上がる。
>
>おお、まだ怒ってるのですかヴァル〜。でもフィリアさんはゴールドドラゴンなのに別次元なのね（笑）
　ヴァルフィリだし（笑）
>
>>「落ち着いて、ゴールドドラゴンといってもあんたらの一族を滅ぼした奴らじゃないわ。大体、そっちはあんたが全滅させたでしょうが。
>>　何の用事かは知らないけど、あんたには関係ない・・・」
>>「―――っの野郎！！」
>>　リナを全く無視して裏口に向かうヴァルガーヴ。
>>「ひ・・・人の話を聞かんかーい！！」
>>　さっと突き出したリナの右足につまづき、あっさりこけるヴァルガーヴ。これだから単細胞は嫌よ、とスリッパでぺしぺし叩いてやる。
>>「リ〜ナ〜・・・」
>>　起き上がろうとしたヴァルガーヴの目に入ったのは、見慣れた白いブーツ。おそるおそる上を見上げると、そこには困惑顔のフィリア。
>>「・・・ヴァルガーヴ・・・・」
>>「・・・お嬢さん・・・・」
>>　ヴァルガーヴの頭にスリッパが載っている事を除けば恋愛モノである。バックに点描とかバラの花とか飛んでそうな。弾かれたように起き上がり、ついでにスリッパ弾き飛ばしてヴァルガーヴはフィリアに詰め寄る。
>
>あ、想像しちまった・・・・点描と赤いバラ飛ばして上半身だけ起きあがらせてスリッパ頭にのせてフィリアさんと見つめあうヴァル・・・（爆笑）
　はう！！私も想像しちゃった・・・！！キャーキャー！！
　私は筋金入りの妄想ガールなので放っとくとどこまでもいっちゃいます！！（爆）

>>　リビングの丸テーブルを４人と２匹が囲み、どうにも重苦しい雰囲気が続く。そして唇を噛んでいたフィリアが視線を落としてつぶやいた。
>>「―――実は・・・求婚されているんです。黄金竜のひとりに」
>>「チューリップか！？クロッカスか！！？ユリ根は食べられるから・・・」
>>「そりゃ球根じゃたわけえええええ！！！！」
>
>可愛いーーーーーーガウリイ可愛いですぅうううっーーーーー！！
　私の中のガウリイって全然かっこよくないね・・・ううう・・・。

>>　ガウリイをげしげし踏みながらリナは事の重大さに気づきちらっとヴァルガーヴに目をやると・・・・・こ・・・怖ひ。頬杖ついてまったくの無表情を決め込んではいるものの、目が怒っている。
>
>うわぁああヴァル〜〜〜ああ、なんかそゆことしそう。
　ヴァルの鋭い視線っていいですよね〜〜〜ｖｖｖ（なんか違う；）
>
>>「で・・・でも・・・フィリアさんの一族の方じゃないのに、どうしてフィリアさんのことを・・・」
>>「・・・私の父・・・バザードは・・・各地の黄金竜族に私の写真を配ったそうです・・・。一人娘なので・・・少しでもいい男性と巡り会うようにと」
>>「それで今になってか・・・迷惑極まりない話だな。これだからお嬢ってやつは・・・」
>>　ちらりとアメリアをみやるゼルガディス。まさかこいつに突然男が訪ねてきたら・・・と思うと不安になるが、アメリアは全く彼の心境に気づかない様子。
>>「で。あんたは当然その迷惑話を断ったんでしょうね？」
>>「・・・それが・・・・明日、お見合いを・・・・・」
>>『お・・・・お見合い―！！！？』
>>　４人の声は見事にハモったが、やはりぴくりとも動かないヴァルガーヴ。しかし・・・めちゃめちゃ眉間に縦皺が浮き上がっている。
>
>うわぁあ〜〜〜ヴァルったら・・・可愛い、トキメいちゃいますよ・・（爆）
　嫉妬ヴァル・・・ときめいてください！！そしてヴァルを愛でる・・・げふんげふん。

>>「先ほどは求婚相手の侍女だったのですが・・・つい彼女の言葉に気をとられて断れなかったんです・・・。『フィリア様は元とはいえ聖位一位の巫女、たとえ信じる神が違おうとも神官級の方と結ばれることが最良の幸せであることに間違いありません。どこの馬の骨とも知れない野良ドラゴンなんぞに嫁いで苦労するなんてとんでもないことです』と」
>>　ずだああああん！！と鈍い音が響く。頬杖を滑らせ、ヴァルガーヴがテーブルに顎を打ちつけた音だ。
>
>気を落とすなヴァル！
>少女漫画では、「お嬢様には野良な不良」が常識だ！
　そう！！「お嬢様と不良」は鉄則！！
　ちなみにボツにした澪さんに捧ぐガー様極道モノはコレがサブタイでした。（死）ちなみにやっぱしヴァルフィリ。

>>「そ・・・それは・・・・」
>>「・・・断れんかもしれないな・・・そこまで図星をつかれては・・・・」
>>「そ・・・そんな！！別に図星だなんて・・・」
>>　ひきつるアメリアとゼルガディスの言葉にフィリアは反論しようとしたが、思わず「思ってますけど・・・」などとつぶやいてしまいヴァルガーヴにガンを飛ばされている。
>
>ヴァル可愛い〜〜ガン飛ばしてる〜〜（もうそればっかり）
　私はヴァルかっこいい派です〜。でも年下だし、やっぱ可愛いｖ
>
>>「じゃあヴァルガーヴにだってフィリアと結婚する権利があるじゃないか！」
>>　人差し指をたててにっこり笑うのはその場の重い空気を全く読めないガウリイ。
>>「ちょっと・・・あんた話聞いてたの？」
>>「もちろん。フィリアと結婚するには神官じゃなきゃダメって話だろ？」
>>「・・・まあ、あくまで求婚側の主観だけどね」
>>「ヴァルガーヴだって昔『竜神官』を名乗ってたじゃないか！！」
>
>そ、そのとおりですよガウリイ！確かにヴァルガーヴだって神官だ！あったまいい〜♪でもヴァルがあの格好で何故「神官」なのかとっても謎よね（爆）
　変形特攻服の神官・・・ヤ・・・ヤバッ！！（汗）
>
>>　これ以上重くなるはずのない空気が、この瞬間更に重くなった。
>>「覚えてた事は一応誉めてあげるけどっっ！！―――魔竜王を信仰してどないせーっちゅうんじゃあ！！！！」
>
>あ、そういえば！？・・・・ガウリイと同レベル・・・（ショック）
　そんな・・・気を落としちゃダメですよ☆
>
>>　すっぱああああああん！！！
>>「魔竜王・・・ってなんだっけ・・・」
>>　トイレのスリッパにも負けないガウリイのボケに、リナはもう一発しばく力を完全に失った。
>>「・・・でも、相手は神官なんでしょ？となるとお金持ち・・・こんなヒモ暮らしのエロ腰男とはまさに天国と地獄・・・。フィリア、覚悟決めたほうがいいんじゃないの？」
>
>確かに。ケッコンするならエロ腰より金ですよ金！（笑）
　比較するモノがすごすぎ！！（汗）ヴァルには何かと「エロ腰」が付いて回ってますけど、私は彼の手がスキなんですよ〜なんかフェチっぽいけど（汗）

>>「・・・そりゃあ確かに、こんな生活を脱出するには『愛の貧乏脱出大作戦』に出場するか玉の輿になるっきゃねえよな・・・」
>>　顎を押さえて顔を上げたヴァルガーヴが寂しそうにつぶやく。
>>「ヴァルガーヴ、あなたまで何を！？」
>>「お嬢さん、今までありがとよ。みのもんたか・・・何か親近感わくんだよな、あのおっさん」
>>「そりゃみのさんは６０歳以上の女性を『お嬢さん』と認定しているからな・・・３歳以上年上のフィリアを『お嬢さん』呼ばわりするお前さんと同レベルってことだ」
>>「いや・・・俺は６０過ぎの女性を『お嬢さん』と形容するだけの力量はない・・・。負けたよ、お嬢さん・・・いや、みのもんた」
>>　ゼルガディスの言葉に遠い目をするヴァルガーヴ。午後はまるまる『思いっきりテレビ』にかじりついているのだろうか。
>
>暇なんだね〜ヴァル（＾＾）
>みのもんたが好きなら、愛の貧乏脱出大作戦に出場したらいいのに。
>はっ！話が変わってしまう！（笑）
　それはぎくー（旧・葵楓扇さん）が得意かも知れません！！（他力本願）
>
>>「あの・・・一体何の話を・・・」
>>「ヴァルガーヴの魅力はハスキーヴォイスで『お嬢さん』ってことよ。
>>　まったく、あんたら最近ヴァルフィリとかいって調子に乗って、なんか向上委員会とかいうバックアップまでついてるからって気を抜くからあっさり危機に陥るのよ」
>
>・・・ついてるんですか！（爆笑）
　ついてます！！私は今年入会したので会員はよくわかりませんが、ぎくーが会長です。入りません？（会長不在だから私が勧誘しよう）にあさんも入ってますよ！！美月ちゃんも！！さあ澪さんも！！

>>「リナさんの言うとおりです！！ヴァルフィリとは確かにヴァルガーヴさんとフィリアさんのカップリングを表す語・・・。
>>　しかーし！！『フィリ』というのはフィリアさんと決まったわけではありません！！」
>>　びしいいっ！とヴァルガーヴを指差して不敵な笑みを浮かべるアメリア。
>>「な・・・なんだと・・・！？」
>>「私の父、フィル王子の本名はフィリオネル＝エル＝ディ＝セイルーン！！つまり父さんにもヴァルフィリの資格はあるのです！！」
>
>ひぃいいいいいいいいいいいいっっ！！！！
>ぐあああああああああああ！！！！？？ずしゃああっ！！（頭から倒れた）
　あああ！！どーしました！？

>>「はっ！！ということはヴァルガーヴさんが父さんの後妻になって、私の夢見ていた家族４人の幸せな生活が実現するかもしれませんよね！？私がいて、父さんがいて、旅に出ている姉さんがいて、そして新しいお母さんのヴァルガーヴさんがいて・・・。
>>　毎朝目覚ましの代わりに姉さんの高笑いが王宮に響き、とうさんは寝惚けまなこで私と姉さんにほお擦りをして慣れていない姉さんは『くすぐったい』とか身を捩って笑って、３人でダイニングにいくとそこには裸にピンクのフリフリエプロンをつけたヴァルガーヴさんが朝食をつくってて父さんと濃厚なおはようのキスを交わして・・・ってああああああああ！！！なんか私の淡い夢が汚されてゆくうううううううう！！！！！！」
>
>いやぁああああああああああ！！！想像力ありすぎやアメリア〜〜〜〜！
>ぁああっ見たいっっっっーーーーー！！！！（オイッ！？）
　どの辺が？姉さん？
　それよりアメリアの「淡い夢」・・・濃厚なちゅーでいいのか！！？
>
>>「アメリアさん！！ヴァルガーヴは男ですよ！！あなたのお父様と結婚してどうするんですかっっフケツー！！！」
>>　ヴァルガーヴを除き全滅した。リナなんて「おはようのキス」で白目をむいている。
>
>ヴァル・・・・濃厚なおはようのキスで何故に平然としてるんだ・・・。
>いっくらヴィジュアル知らないったって、相手は男っつーかおっさんですよ！？
　いやーガーヴ様と色々あって・・・（私ノーマルなんですよ！！！；）

>しかも勝手にピンクのフリフリエプロンまで想像の中で着せられてるとゆーのに・・！！ああ見たいぃいいいっ！！！！（爆走）
　見たい・・・って・・・ハダカエプロン！！？−−−見たいかも・・・（撲殺）
>
>>「お前の父ちゃんがどんな刺激的なヴィジュアルかは知らねえが・・・。ってことは巷で話題のゼロフィリってのはゼロスとフィリオネルってことか・・・」
>>　こりゃ精神攻撃のネタになるかもな、と嬉々として自分の腕に「ふぃりおねる・える・でぃ・せいるううーん」などとでっかくメモをとるヴァルガーヴ。どうやらゼロスとのリターンマッチに燃えているらしい。
>
>ぐああああっっ！！！そりゃあゼロスも死ぬかも！うが一個多いしぃっ！（爆）
　ゼロスを倒せるのならおやぢなんぞ意に介さないヴァル。ひとつのことに情熱をもやす男ってステキですよ〜ｖ（おい）
　う・・・ホントはひとつもいりません。（笑）いや・・・うちのヴァルはアホウなので・・・。
>
>>「―――畜生・・・なんでヴァルガーヴは平気なの・・・？現物見せちゃろか・・・？」
>>「やめておけリナ・・・なにせあいつは魔竜王ガーヴの部下だった男だ・・・・。フケ専かも知れん。そしたら・・・・アメリアの夢が現実になっちまう・・・」
>>　妄想してしまったらしいリナが再び倒れこんだ。
>
>はっ！！そうだった・・・な、なるほど・・・・（同じく倒れる）
　ああちょっと！！ハダカエプロンのために立ち上がるのよ！！（汗）

>>　お見合いのことを思うと寝付けないフィリアの寝室の扉を誰かがノックした。
>>「・・・誰ですか・・・・？」
>>　おそるおそる扉の鍵を外すと、乱暴にそれが開かれる。闇の中に立つのは、依然として怖い無表情のヴァルガーヴ。
>>「あ・・・・怒って、ますよね。お見合い・・・そりゃ断れなかった私が悪いです・・・でも、明日はちゃんと断るから・・・」
>>　無言で寝室に足を踏み入れるヴァルガーヴ。押し戻される形でフィリアはあとずさる。
>>「ヴァ・・・ヴァルガーヴ・・・っ！！？」
>>　突然ヴァルガーヴの手がフィリアの口を塞ぎ、そのままの勢いでベッドに押し倒す。
>>「悪いな・・・色々考えたんだが・・・もうこの手しかねーんだよ」
>>「〜〜〜〜〜〜！！！！！」
>>・ ・・沈黙。
>
>キャ〜〜〜！！妄想しちゃうようなことするんじゃねーやヴァル！
　「書き殴り」じゃなきゃ妄想通りでおっけーなんですけどねえ・・・ふう。残念。（おい！！）

>>「フィリア！！フィリア今助けるわー！！！」
>>　リナがもう一発魔法弾を手の中に生み出した瞬間、あっさり扉が開き、フィリアが姿を現す。
>>『！！！？』
>>　そのあまりの変貌ぶりに、思わず目を見開いて絶句する４人。
>>　服装はいつもの少女趣味なワンピースではなくボディラインを強調した薄紫のドレス。肘までの手袋。金髪にはリボンを巻き、なにより真紅の口紅が色っぽい。目つきが多少鋭いのは緊張しているからだろうか、それにしては照れているらしく頬を染めている。
>
>キャーフィリアさんすてきぃっ！！薄紫よぉっ！（喜）
　パステル系ならなんでも似合いそうですよね・・・ってホントはフィリアさんじゃないんですが（死）
>
>>「フィリアさん・・・・キレーですけど・・・・。まさかお見合いに気合いれてるんですか！！？ヴァルガーヴさんはどうするんです！！？」
>>「・・・・・・・・・・・・」
>>　まっすぐアメリアを見つめ、しかし無言のフィリア。
>>「っていうかヴァルガーヴが居なくなったんだけど、フィリア知らない！？ひょっとしてあんたのこと襲ってんじゃないかと思って・・・」
>>　フィリアが顎で部屋の中を指す。扉の隙間から覗き込むと、掛け布団がもぞもぞと動き回っている。そしてちらりと見える、ロープで緊縛された腕。
>
>はっはっは・・・・なるほどぉ（納得）
　なにに納得！？
>
>>「フィリア＝ウル＝コプトさん、ですか？」
>>　お見合い会場に指定されたやたら高級なレストランのテラスで手すりを這うバラの花びらに口付けをしていた男は・・・むちゃくちゃ美形だった。黄金竜の特徴である金髪碧眼、しかも高身長の若き神官。
>>これは・・・ヴァルガーヴの負けだ。
>>フィリアの後ろにずらっと並んだ４人は同時に確信した。
>
>おおおおおおおおお！！！ハイレベル！やるなぁフィリア！（笑）
　見た目は清楚なお嬢だから・・・見た目は・・・。
>
>>「以前頂いた写真よりも美しい・・・。この真っ赤なバラの花も、貴方の魅力的な唇の前ではかすんでしまいますね・・・」
>>　歯が光ったぞ。こいつ。
>>「そちらの方々は、フィリアさんのご友人ですか？」
>>　畜生なくらい紳士的な男の言動に身震いしつつ、こくこくとうなずいてみせる。
>
>ひぃいっ、笑えますこの方ステキ！趙公明みたいだわ！（爆笑）
　こーめい！！！？ああっ、確かに似てるかも！！気づきませんでした！！
>
>フィリアは一言も喋らず、顔は無表情で目つきだけがきつい。
>>　トイレに立ったかと思えば男子トイレに飛び込んだり、おしぼりで手袋の上から手を拭いたり、スープ皿をもちあげて一息ですすったり、フォークを３３回連続で落っことしたりぎーぎー音をたてて肉を切った挙句ブランドものの皿を２枚傷だらけにしたりサラダのピーマンだけを向かい側に座る男の皿に放り込んだり・・・。
>>（ちょっとフィリア・・・いくら求婚を断りたいからって、ここまでみっともないマネしなくてもいいでしょうが！！）
>>　リナの耳打ちを無視し、今度はコップの水から氷だけをとりだしてガリガリと齧り始める。
>
>無茶苦茶しとるよ〜〜〜（爆笑）
　私はお箸を４回落としたことがあります（バカ）

>>　ウエイターが人数分のきれいに盛りつけられたアイスクリームを運んでくると、フィリアは銀のお盆から一皿奪ってすかさず男の顔面に投げつけた。
>>『ぎ・・・・』
>>　ゼルガディスとアメリアはぴきっと固まる。当然ガウリイは「あ〜もったいない〜」とかいいつつクリームまみれの美形をしげしげと見つめていたりする。
>>「す・・・すいません！！この子ちょっと今日顔は神経痛で腕は筋肉痛で！！あはっあははははは！！！！！」
>>　相手がお金持ちだということでキラキラスマイルに必死で耐えていたリナが手元のナプキンで男の顔を拭い、ひたすら空笑いを浮かべる。ちなみに当のフィリアは男の顔を指差して、声は出さずにカタカタと口元だけで笑っている。
>
>まだぶちきれないこの見合い相手さんに拍手を送りたいです（笑）
　やっぱ温厚なんですよ黄金竜・・・でもフィリアは短気かも・・・。
>
>>「フィリア・・・お前いい加減に・・・・」
>>　今度はゼルガディスがフィリアに耳打ちした瞬間、
>>「ヴァ〜ル〜ガ〜〜ヴ！！！！」
>>　地の底から響くような声と共に貸切のはずのレストランに現れたのは・・・全身にロープを巻きつけたフィリア。カタカタ笑っていたほうのフィリアがびくん、と硬直し、ぎぎぎ・・・と首を回してもう一人のフィリアと見詰め合う。
>>『フィリア（さん）が二人―！！！？』
>>　それも、化粧が濃くて綺麗な方とロープまみれのボロボロの方と。しかもボロい方が言ったのは「ヴァルガーヴ」の名前。
>
>ああやっぱりぃ？綺麗なのがヴァルなのねぇ！でもフィリアさんだって化粧したら負けてないですよねぇっ（＞＜）
　ええ！！多分！！（たぶんかい！！；）
>
>>「すいません・・・私が、本当のフィリア＝ウル＝コプトなんです・・・。
>>　せっかくのお見合いの席を台無しにした上、こんな事を申し上げるのは失礼なことだと思うのですが・・・。私は、あなたと結婚する訳にはいかないのです」
>>「そ・・・それは・・・・？」
>>「私には・・・心に決めたひとがいます。名門の家柄でも、黄金竜でもないけれど・・・私は、そのひとが一番大切なんです」
>
>おおおおおおお少女漫画みたいだぁっ！！
　少女漫画・・・読みませんよ・・・。気づいたら少年漫画からレディコミに移ってるし〜！！（死）

>>「・・・・分かりました」
>>　まるっきり無視されていた美形が、ついに口を開いた。
>>「フィリアさんのことはあきらめましょう・・・しかし、よろしければ教えていただきたいのです。貴方が、ロープまみれになってまで大切にしたい方とは・・・？」
>>　う。
>>「ふ・・・・ふ・・・・・・。このバカです・・・・・」
>
>あははははは・・・・愛って理屈じゃないよね〜〜〜（爆笑）
　そうです！！とくにヴァルフィリに限っては！！（笑）

>っていうか、その人振るんなら、私に下さい（爆死）
　こーめいモドキを！！？どーぞどーぞ。

>>「禁断の恋・・・それは柘榴の実のように血の味がするのでしょう・・・・気づいてあげられなかった私を許して下さい・・・」
>
>コラコラコラ。しかも血ですか！？どっかに血の色をした柘榴の歌があったなぁ。
　私はとある小説で「ザクロは血の味がするのよ」っていうのを読んだんですが。
>
>>　胸にさしていた白ユリをフィリアに手渡し、さめざめ泣きながら美形は立ち去っていった。名前も告げずに・・・。
>>「・・・なあ・・・なんか勘違いしてねえか？あいつ・・・・」
>>「思いっきりされてます・・・白ユリなんて・・・・れ・・・レズの象徴じゃないですか！！」
>>「そうじゃなくて、柘榴は血の味なんかしねえよ・・・血ってのはもっとこーしょっぱくて・・・」
>>「やかましいー！！！！」
>>　モーニングスターは、ヴァルガーヴを綺麗なお星様に変えてくれました。めでたしめでたし。・・・というわけでもなかった。
>
>フィリアさん、苦労性です！どんどん殴ってオッケー（笑）
　確かに、一発じゃ足りないかも。
>
>>　数日後。
>>「ねえヴァルガーヴ、お願いがあるんですけど・・・・」
>>　まだ店の営業時間のはずなのに、フィリアはキッチンで夕食の準備をしていたヴァルガーヴに後ろから抱き付いている。
>
>おお！なんだか積極的ですよ。どうしたフィリア！？
　いちゃいちゃヴァルフィリはあんまし想像できません・・・っつーかヴァルとフィリア・・・現代の夫婦事情みたいだ・・・。主夫か！！？

>>「またお見合いの話が来ちゃいまして・・・女装してくれません？」
>>　ずがしゃああああん！！と手にもっていた大皿が砕け散った。
>>「な・・・・なんでまたお見合い話が来てるんだ！！？」
>>「前に言いませんでした？私の父は各地の黄金竜にお見合い写真配ったって・・・。
>>　我が火竜王につかえる黄金竜族は全滅しましたから・・・あと３，４０名くらいは来るんじゃないかと・・・。もう断るのも面倒だし、あなたの女装キレイだし♪」
>
>凄いぞフィリア〜〜〜もってもて〜♪♪
　もてますよ〜お嬢様〜♪
>
>>「なら・・・もっといい方法あるだろ・・・？」
>>　首をかしげるフィリアと向かい合い、覚悟を決めるヴァルガーヴ。
>>「・・・俺と・・・結婚するとか・・・」
>>「あなたと・・・・？」
>>　真っ赤になるヴァルガーヴを見つめ、フィリアは花のように微笑むと・・・ポン、と手を打ち鳴らす。
>>「そうですね！！ヴァルガーヴと結婚しちゃえば、あなたのことお給料はらわなくてもコキ使えるわ！！」
>
>ああ、せっかくヴァルがプロポーズしてるのに〜〜色気なさすぎ。
>フィリアさぁああああん〜〜〜〜！
　ここ恥ずかったです〜！！
>
>>　・・・どうやら・・・・ヴァルガーヴが不幸に魅入られているのは間違いないようだ・・・・。
>
>幸せになってね・・・ヴァル・・・（＾＾；）
>まあでも、フィリアさんといられればそれで幸せでしょう！（無茶苦茶）
　ええ、ヴァルには愛を勝ち取るためにもっともっと苦労してもらわねば！！
>
>面白かったですふっきーさん！！爆笑ものでした！やっぱり笑えます〜いちいちセリフとかがっ。特にオリキャラな美形・・お気に入りぃっ！あと、「ヴァルフィリ」と「ゼロフィリ」・・・怖い、マジ怖かったっ！！（笑）
　オリキャラは名前すらないからね〜てきとーです〜（爆）
　「フィリ」はやりすぎましたね・・・ははは・・・（汗）どっかでこういうカキコを見たんですが・・・。（また人まねか！！；）

>というわけで、今日から機上の人ですが、行く前に読めて嬉しかったです〜サイコーです愛してます！（テンションハイ）
>あり難う御座いました〜〜〜〜っ★
　いえいえ、よろこんでもらえたようでほっとしてます。
　愛してくれるんですか〜！？わーい！！私もラヴラヴですよ〜澪さ〜ん！！
　

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12171ヴァルフィリィィィィィ!!にあ E-mail URL10/16-10:12
記事番号12161へのコメント

ツボだツボーーーッ!!
　本人たちより周りが盛り上がってるとこがいいですね♪
　特にリナのつっこみとか、歯の光る見合い相手とかふふふふ。
　でもっていちばん笑ったのは！
　やはりアメリアの妄想驀進！
　フィリオネルおうぢさまとの新婚生活!!　たまらん〜〜!!
　おなか押さえて笑ってしまいました。人が見てなくてよかったよ。
　ヴァルフィリ潮時とか言わずにもっと書いてください〜

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12174ヴァルフィリ・・・書きますよ！！人見蕗子 10/16-16:01
記事番号12171へのコメント

にあさんは No.12171「ヴァルフィリィィィィィ!!」で書きました。
>
>ツボだツボーーーッ!!
　ホントですか〜！？嬉しい〜！！

>　本人たちより周りが盛り上がってるとこがいいですね♪
>　特にリナのつっこみとか、歯の光る見合い相手とかふふふふ。
　「公明っぽい」って感想もらっちゃいましたよ、名前すらない美形。
　ヴァルフィリは、やっぱ回りが盛り上げなきゃ盛り上がりませんよ！！特にヴァル。

>　でもっていちばん笑ったのは！
>　やはりアメリアの妄想驀進！
　アメリアが汚れになっちゃいました・・・反省です〜。（汗）

>　フィリオネルおうぢさまとの新婚生活!!　たまらん〜〜!!
>　おなか押さえて笑ってしまいました。人が見てなくてよかったよ。
　こ・・・このヴァルフィリは・・・放送コードに引っかかりそうです！！
　ちょいとゼロフィリっぽかったから、向上委員会長に怒られちゃうかな〜。

>　ヴァルフィリ潮時とか言わずにもっと書いてください〜
　ヴァルフィリ、というかアニパロ潮時かな〜って気分だったのですが、まだまだ書きます！！ヴァル友も増えましたし〜ヴァル〜ｖｖってきもちは燃えてますから！！
　ヴァルフィリ燃えましょうね！！

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12173ヴァルフィリだぁぁぁぁぁぁっ！！（暴走）稀虹　戯空 10/16-16:00
記事番号12161へのコメント

人見蕗子さんは No.12161「元気よくお見合いに行こう（ヴァルフィリ？）」で書きました。

　のっけから暴走しています（笑）なんとか感想だけは付けにこれたぎくーだよん♪

>　そろそろヴァルフィリも潮時かしら・・・とか言いつつ某所でヴァルフィリ連載してたりするんですが（死）
　ヴァルフィリだ！！　これはヴァルフィリだ！！　認めるから潮時とか言うなぁぁぁぁぁぁっ！！（暴走）
　君のヴァルフィリの腕は、この私が認める！！　私が認めたって大したこと無いけど、私が認めると本文中でも大活躍ｖ『なんとか向上委員会』（笑）も動くから良いじゃないか！！　会長の特権！！（会長の暴走で動かされるヴァルフィリ向上委員会って一体……）
　と・まぁ、いつもどおり暴走してみましたが。
　内容！　感想！　れっつ・ら・ごー！

>　この作品は「無限吸収理論」管理人の澪さんに捧げます。私なんぞのギャグを気に入って頂いて・・・（ほろり）
　澪さんかっ……ヴァルフィリ向上委員会に勧誘しておいてくれ！！（笑）
　ゼラス様も全面的に応援させていただきます、ってさぁ！！（笑）

>　タイトルは気にしないで下さい。誰かもっといいの考えて・・・・(切実)
　良いじゃないか！！　うん！！（もうダメだぎくーは……）

　と・まぁ（二回目）
　あんまりネットする時間無いから、感想は率直に書くね……
　面白かった！！
　ヴァルの女装！！（笑）　そうか、フィリアより綺麗か！！（笑）
　某向上委員会の名前まで出てるね！（笑）
　しかし……白百合……（笑）完璧に勘違いしてるね、どこぞの神官（笑）
　しかし、お見合いの話を伝えに来たその神官の侍女だか巫女……ヴァルの良さを知らない奴はみんな彼を悪く言うんだどうせぇぇぇぇっ！！　嫌いだぁぁぁぁぁぁぁ！！（暴走）
　そうさ！！　ヴァルフィリはヴァルとフィリアだけど、ゼロフィリはゼロスとフィル殿下さ！！（笑）　だってそう言う小説読んだことあるもん！！（マジだし）　魔族に性別なんざ関係ねぇ〜〜（笑）

>　・・・どうやら・・・・ヴァルガーヴが不幸に魅入られているのは間違いないようだ・・・・。
　間違いないよ……ふぅ（笑）
　とりあえず、結婚して一生こき使われなさいｖ　それが貴方の死・阿・輪・背ｖ（違）

　まだまだ応援させて貰うからね♪　これからも頑張れ♪
　ヴァルフィリレベル、私が思うに、私より君の方が高い（本気で）君のヴァルフィリはすごい！　うん！！　私なんざウケ狙いさケケケ〜『油断大敵』なんかその代表作だよ（笑）シリアスしてるヴァルフィリなんて、『ある、晴れた〜』とか『最後の天使』とか……えーと、あと他に何があったっけ……（笑）
　じゃ、またねん☆

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12175ヴァルフィリって単語で埋まるー！！人見蕗子 10/16-16:22
記事番号12173へのコメント

稀虹　戯空さんは No.12173「ヴァルフィリだぁぁぁぁぁぁっ！！（暴走）」で書きました。

>　のっけから暴走しています（笑）なんとか感想だけは付けにこれたぎくーだよん♪
　わーお会長！！にあさんのレスレスしてきたら驚きましたわ！！
>
>>　そろそろヴァルフィリも潮時かしら・・・とか言いつつ某所でヴァルフィリ連載してたりするんですが（死）
>　ヴァルフィリだ！！　これはヴァルフィリだ！！　認めるから潮時とか言うなぁぁぁぁぁぁっ！！（暴走）
　いやー「ヴァルフィリ」と認めると違うヴァルフィリと勘違いされたらイヤーンだな・・・と思ったんだけど・・・このツリー恐いよ！！「ヴァルフィリ」多すぎ！！
　アニパロが潮時かな〜っと思ったんですが、ヴァルへの愛が燃え尽きないのでまだまだ続きそうです〜。

>　君のヴァルフィリの腕は、この私が認める！！　私が認めたって大したこと無いけど、私が認めると本文中でも大活躍ｖ『なんとか向上委員会』（笑）も動くから良いじゃないか！！　会長の特権！！（会長の暴走で動かされるヴァルフィリ向上委員会って一体……）
　そうか！！ヴァルフィリ作品のバックには向上委員会がついてるんだー！！

>　と・まぁ、いつもどおり暴走してみましたが。
>　内容！　感想！　れっつ・ら・ごー！
　「ら」って英語だと・・・？？？れっつ・ごーだよね・・・？
>
>>　この作品は「無限吸収理論」管理人の澪さんに捧げます。私なんぞのギャグを気に入って頂いて・・・（ほろり）
>　澪さんかっ……ヴァルフィリ向上委員会に勧誘しておいてくれ！！（笑）
　勧誘しておきました！ただ、澪さんオーストラリアいってるから返事は期待できそうにない・・・ちなみに私も１７日から沖縄行きだし。って明日だ！！（汗）

>　ゼラス様も全面的に応援させていただきます、ってさぁ！！（笑）
　そっか・・・澪さんといえばゼラス様・・・どーしよー私のゼラス様ひどい扱いだったのに・・・（青ざめ）
>
>>　タイトルは気にしないで下さい。誰かもっといいの考えて・・・・(切実)
>　良いじゃないか！！　うん！！（もうダメだぎくーは……）
　ぎくー何がダメなの！？（汗）真っ白にならないで！！（ぐはああっ！！！；）
>
>　と・まぁ（二回目）
>　あんまりネットする時間無いから、感想は率直に書くね……
>　面白かった！！
　わーい！！かいちょーに褒められたーｖｖ

>　ヴァルの女装！！（笑）　そうか、フィリアより綺麗か！！（笑）
　ヴァルはクールビューティーですから！！

>　某向上委員会の名前まで出てるね！（笑）
　ええ！！一員として当然のアピール！！

>　しかし……白百合……（笑）完璧に勘違いしてるね、どこぞの神官（笑）
　名前すらないよ〜（笑）
　何を勘違いしたか分かったあなたはもう大人！！（爆）

>　しかし、お見合いの話を伝えに来たその神官の侍女だか巫女……ヴァルの良さを知らない奴はみんな彼を悪く言うんだどうせぇぇぇぇっ！！　嫌いだぁぁぁぁぁぁぁ！！（暴走）
　う〜ん・・・私も某主人公とか某獣神官とか毛嫌いしてるから・・・（汗）
　ヴァルの良さ・・・鬼畜顔なのに純情で素直なとこ？（すでに妄想）

>　そうさ！！　ヴァルフィリはヴァルとフィリアだけど、ゼロフィリはゼロスとフィル殿下さ！！（笑）　だってそう言う小説読んだことあるもん！！（マジだし）　魔族に性別なんざ関係ねぇ〜〜（笑）
　あるのかそーゆーゼロフィリ！！恐っ！！
>
>>　・・・どうやら・・・・ヴァルガーヴが不幸に魅入られているのは間違いないようだ・・・・。
>　間違いないよ……ふぅ（笑）
>　とりあえず、結婚して一生こき使われなさいｖ　それが貴方の死・阿・輪・背ｖ（違）
　し・あ・わ・せ？
　まあフィリアのそばにいられるんだから、雑用でもメイドでも幸せかもしれんなあ・・・。

>
>　まだまだ応援させて貰うからね♪　これからも頑張れ♪
　は〜い、かよっぺのほうがんばりますｖってぎくーーーーー！！！ぎくーのヴァルフィリ見せてーーー！！！

>　ヴァルフィリレベル、私が思うに、私より君の方が高い（本気で）君のヴァルフィリはすごい！　うん！！　私なんざウケ狙いさケケケ〜『油断大敵』なんかその代表作だよ（笑）シリアスしてるヴァルフィリなんて、『ある、晴れた〜』とか『最後の天使』とか……えーと、あと他に何があったっけ……（笑）
　えええ！！！？そんなことないです！！！
　私がここで最初に読んで感動したのは、ぎくーとささはらさんのヴァルフィリだったんだから・・・。私はうまくシリアスとギャグ混じりませんよ！！
　ぎくーのシリアスヴァルフィリ・・・「未完成」「それでも彼らは〜」・・・あとなんだろう・・・。（失礼；）

>　じゃ、またねん☆
　次は沖縄帰りかも知れません〜。っつーか行くのイヤ〜。無事に帰ってきたらまたかまってやってくださいｖ