◆−初投稿しますっ−ゆえ(11/3-02:07)No.12243 ┣いろいろないろ 1−ゆえ(11/3-02:10)No.12244 ┃┗いろいろないろ 2−ゆえ(11/3-02:12)No.12245 ┃ ┗いろいろないろ 3−ゆえ(11/3-02:13)No.12246 ┃ ┗いろいろないろ 4−ゆえ(11/3-02:15)No.12247 ┃ ┗いろいろないろ 5−ゆえ(11/3-02:17)No.12248 ┃ ┣はじめまして−一坪(11/3-11:50)No.12249 ┃ ┃┗おじゃまいたします。−ゆえ(11/4-01:26)No.12257 ┃ ┗はじめまして!−稀虹 戯空(11/4-16:32)No.12264 ┃ ┗ありがとうございます−ゆえ(11/4-23:43)No.12272 ┃ ┗どうも♪−稀虹 戯空(11/6-14:22)No.12280 ┃ ┗○○もおだてりゃ・・・(笑)−ゆえ(11/7-23:45)No.12288 ┗はじめまして、すごくよかったです!−桐生あきや(11/3-22:49)No.12255 ┗ありがとうございますぅ(感涙)−ゆえ(11/3-23:40)No.12256
12243 | 初投稿しますっ | ゆえ | 11/3-02:07 |
初めまして、ゆえと申します。 最近になって小説を書き始めて、一つなんとかできあがりました。 が、文才も無く、下手の横付きと言う物なのですが・・・・こちらに投稿させていただいてもよろしいでしょうか? まとまりのない文章で申し訳ないのですが・・・ ガウリナです。 よ、よろしくお願いしますっ。 |
12244 | いろいろないろ 1 | ゆえ | 11/3-02:10 |
記事番号12243へのコメント いろいろないろ 1 ―― 人の心は色模様。 ―― あなたのこころはなんのいろ? ―― わたしのこころはどんないろ? 「どうしてお前はいつもそうなんだっ!!」 「うるさいわねっ!余計なお世話だっていってんのよっ!」 二人の怒号が響きわたる。 「・・・・・・・今日はまた一段と凄いですね・・・」 「ああ、全くつきあいきれん。」 言い合っているリナとガウリイから少し離れてゼルとアメリアが様子を伺っている。 事の起こりはいつもの事で。 リナが夜中に盗賊いぢめに出かけたのだ。 それを目ざとく見つけたガウリイが止めに来て・・・・今に至る。 「なんで人が止めてるのに、そのことが聞けないんだ!」 「あたしの事はあたしが決めるわ!人に指図される道理はないっ!」 ―― 言いたいことは、こんなんじゃないのに。 ―― 聞きたいのこんなのじゃないのに。 喧嘩のしこりを残したまま、次の日の朝が来た。 宿の食堂では昨日の大喧嘩が聞こえたらしくひそひそ話があちこちで起きていた。 その視線は窓際の丸テーブルに注がれている。 とくに、あの二人に。 「・・・・・・・・・・・視線・・・痛いですね。」 「・・・・・・・・・・・いい迷惑だ。」 いいとばっちりのゼルとアメリアを横に当の本人達、リナとガウリイはいつもの席に座って終始無言のまま朝食を平らげている。 周りの野次馬たちは原因とか聞いては見たいが、そんな事聞いた日には命も無くなりかけない雰囲気に憶測するだけ。 が、そんなテーブルに無謀にも声を掛ける人物がいた。 「やっぱり、リナさんとガウリイ様でしたね。」 『シルフィール!』 いきなり以外な人物の登場に全員が声をあげた。 「昨日の夜、聞き覚えのある声だと思ったので。」 ちゃっかりとガウリイの横にイスを持ってきて座ったシルフィールが声を掛けた理由を話す。 「でもサイラーグにいるはずのシルフィールさんが、どうしてこの街に?」 アメリアが尋ねる。 ここはセイルーンの近くにある街、サイラーグからは結構離れている。 「セイルーンの叔父に用事があったのと・・・・実は・・・・。」 シルフィールの答えにリナとアメリアが声をあげた。 『占いぃぃぃぃぃぃぃ?!』 「そんな大声、出さくても・・・・。」 ゼルも目を丸くしている。 ガウリイは――――変わらず。 「また何で、んなものに神官のあんたが・・・」 さっきまでの息苦しい空気が無くなり、一同ほっとしていた。 実は一番そう思ったのは、あの二人なのだが。 「でも、ここで占いっていったら・・・・・あ。」 アメリアが何か思いだしたのか、ぽんっと手を打つ。 「正確に言うと少し違うのですが・・・・アメリアさんはご存じ見たいですね。」 「へ?なになに、そんな有名なの?」 リナが身を乗り出してアメリアに尋ねる。 「最近なんですけどね、変わった占い師がいるって話、聞いたことあるんです。」 「へぇー、セイルーンまで噂がいくんならすごいじゃない。」 「私も旅の方から話を聞きまして。それでこの街に来たんです。」 リナとシルフィールが話してる間、アメリアは一人考え込んでいた。 その様子を横目で見ていたゼルは、またひと騒動起こるな・・・と一人確信していた。 その予想通り、何やらひらめいたのかアメリアがにぱっとわらってリナに向くと、 「リナさん、私たちもそこに行きませんか?」 「そこって・・・・その占い師の所に?」 唐突な提案にリナの目が丸くなる。 「そーです。いいですよね、シルフィールさん。」 「ええ、私はかまいませんが・・・・」 アメリアの勢いにこくこくとうなずくシルフィール。 「ゼルガディスさんとガウリイさんもいいですよね。」 その目は問答無用と書いてある。 「・・・・・・・・・・・・・・好きにしろ。」 「別にかまわんぜ。」 やれやれとゼルとガウリイも同意する。 「じゃあ、決まりですね!さあさあ、リナさん行きましょう!!」 アメリアはぐいぐいとリナの手を引っ張ってドアの外へと走っていく。 「ちょっと、あたしはまだ行くともなんとも・・・・・」 リナの抗議など聞く耳持たず。 一度決めたら、猪突猛進なのがアメリアらしさというもので。 それを十分すぎるくらい解っている、リナは渋々つきあう事にした。 思っても見ない展開にしばし呆然とするシルフィールの肩をゼルが叩く。 「お前さんも、タイミングが悪かったな。」 そう言って先に出た二人の後に続く。 「・・・・・・・あの・・・」 いつもなら真っ先に動いているガウリイがゆっくりと席を立つと、苦笑する。 「すまんな、妙なことになっちまって。」 「いいえ、その事はいいのですが・・・・・ガウリイ様、リナさんとは・・・・」 罰の悪そうにぽりぽりと頭かくと、 「昨日、ちょっとな。」 ぽつりとつぶやいた。 そんなガウリイの表情を見たくないとシルフィールは踵を返す。 「・・・・行きましょう、ガウリイ様。」 二人も宿を後にした。 |
12245 | いろいろないろ 2 | ゆえ | 11/3-02:12 |
記事番号12244へのコメント いろいろないろ 2 ――あんまし会いたくないときに、会いたくない人に会うもんだ。 アメリアと並んで歩く道すがら、リナは心の中で呟いた。 後ろをちらりと見れば、一人歩くゼルとその後ろからはガウリイとシルフィールが話している。 どうせあたしは子供ですよーだ。 自分は大人ですよってえらぶってさ。 でも、肝心なことはしゃべらない、言わない。 あたしはあたしでいたいだけなのに。 あたしがどんな思いで聞いているか知らないくせに。 ・・・・・・・・・でも一番わかんないのはあたしなんだけど。 昨日のムカムカとイライラがよみがえってくる。 しかし、だからといってどうすることもできず、リナは小さくため息を漏らす。 大切にしたい。 守ってやりたい。 ただ、それだけなのに。 どうして伝わらない。 どうして解ろうとしない。 俺がどんな思いでいるか知らないくせに。 ・・・・・・・・・・どうしてこの気持ちが伝わらないのか。 胸の中のもやもやとした感情がまたわき上がる。 心地悪い感覚にガウリイは眉をしかめる。 ずっと側にいたい。 ずっと話たい。 ずっと見ていたい。 そう願うのは素直な気持ちで。 でも、それは叶わない事だと解っていても。 つい、夢みて期待してしまう。 いつの日か、夢は叶うのではないのかと。 ・・・・・・・・こんな不安定な今を見てしまうと。 何をいっても上の空のガウリイにシルフィールはそっと目を伏せる。 「・・・・・・・・なんだかもっとややこしくなってません?」 「・・・・・・・・お前がしたんだろうが。」 いつの間にかゼルの横に並んで歩くアメリアはおろおろと3人を見ている。 こめかみを押さえ、ゼルは大きくため息を付いた。 妙な緊張感の中、一行は街の反対側にある家についた。 家は古いものだが、看板の新しさがここに店を開いたのが最近だと告げている。 「ここです。中に入りましょうか。」 シルフィールがドアをノックすると中からどうぞと声がかかり全員、中へと入る。 昼間だというのに薄暗い部屋の中には、ライティングの魔力の明かりが一つだけともっている。 部屋の真ん中にはテーブルが一つ。 向かい合うようにイスが置かれていて、他には飾りらしきものは何も見えない。 「たしかに変わってるわね・・・・」 あたりをぐるりと見渡したリナはテーブルの上に何もないことに気づく。 「普通は、それっぽく水晶とか置いてあんだけども・・・・・」 「―――私には意味のない物なので置いてないだけですよ。」 部屋の奥、テーブルの向こうから声がした。 歳は20ぐらいだろうか。 銀色の長い髪を一つに結い、紫がかった深い青色のローブを身に纏っている、きれいな女性。 しかし、瞳はずっと閉じたまま。 静かな口調で彼女は話しかける。 「『星』を見にこられた方ですか?」 その問いにシルフィールがそうですと答える。 「・・・・・・・・・・『星』・・・・?」 彼女は確かにそう言った。 たしか以前聞いたことがある。そう、こんな色のローブを着て・・・たしか。 リナが記憶の中から解答を呼び出そうとしたとき、意外な所から答えが出た。 「『星詠み』・・・・・アルティナか。」 部屋の後ろで壁にもたれかかっていたガウリイのセリフに他のメンバーは一斉に振り向く。 「ガウリイ様、ご存じなんですか?!」 「あんたなんでそんなこと知ってるのよ!」 「ガウリイさんにそんな知識があるなんて・・・」 「めずらしいこともあるもんだ。」 「おまえらな・・・・・」 苦笑するガウリイがアルティナと読んだ彼女はくすくすと笑い出した。 「驚いたわね。こんな所であなたに会うなんて。」 閉じた目を開く。 「お久しぶり、ガウリイ。」 その瞳は青い色をしているが、その中には光は感じられなくて。 リナ達は彼女が盲目だと理解した。 「何年ぶりかな。」 「さあな、昔のことはだいぶ忘れたからな。」 思いがけない久々の再会にガウリイも嬉しそうに話している。 「あのぅ・・・・・」 そんな二人におずおずとアメリアが声を掛ける。 「ああ、ごめんなさい。懐かしくてびっくりしちゃって。――ここでも何ですし、みなさん奥にどうぞ。」 奥の部屋へと招こうとしたが、 「・・・あ・・ううん、また後にするわ。なんかおじゃましちゃ悪いし。――ほら、あんた達も行くわよ。」 何でですかぁと抗議するアメリアの腕をひっつかみリナは家をでた。 ゼルもそれじゃぁと続き、シルフィールは後ろ髪引かれる思いだったが、同じく家を出た。 「・・・・・あれ、なんで皆さん帰っちゃったの?なんか私、悪いこと言ったかな?」 キョトンっとしたアルティナが片手を頬に置いて腕をくみ首を傾げる。 「アル、ちょっといいか。」 ひとり残されたガウリイは真剣な眼差しで彼女と向き合った。 |
12246 | いろいろないろ 3 | ゆえ | 11/3-02:13 |
記事番号12245へのコメント いろいろないろ 3 夜遅く、ガウリイは宿へ戻ってきた。 「遅かったですね。」 廊下を歩いていたガウリイにジト目でアメリアが部屋のドアから顔をだす。 「すまん、飯は食べたのか?」 「もうとっくにですよ。リナさんなんか食べたら早々に部屋にこもっちゃうし、シルフィールさんも出かけちゃうし。」 「シルフィールは知ってる。途中であったから。」 「あ、そうなんですか?」 「ああ・・・・・リナは部屋に居るんだな。」 「そうです。・・・・ガウリイさん、リナさんと仲直りしてください。私、こんな雰囲気・・・好きじゃないです。」 俯きながら話すアメリアにふっと笑うとガウリイはぽんぽんと彼女の頭に手をおく。 「ありがとな。」 そう言うと、ガウリイはリナの部屋の方へと歩き出す。 「絶対ですからね!」 ひらひらと後ろ向きに手を振った。 こんこん。 誰かがドアをたたく。 こんこんこんこん。 わかってる、でも開けない。 「リナ。」 ほらやっぱり。 あたしは返事しない。 「リナ、いるんだろ、開けろよ。」 だめ、開けたげない。 「じゃあ、話だけでもそのまま聞いてくれ。伝言がある。」 へ?伝言? 「さっきの家に来てくれとアルティナから伝言を預かった。話がしたいそうだ。」 アルティナって・・・・あの占い師の彼女。 「いつでもいいそうだ。―――伝えたからな。」 こつこつと足音がドアの前から離れていく――が、 「――リナ、俺は・・・・」 何?なんなの。 「・・・・・・・・・・・・・」 その言葉の続きは聞けなかった。 「・・・・・・・・・・・・ばか。」 あたしは一人ぽつりと部屋の中で呟いた。 窓の外から月を眺めた。 鏡の様な満月はあたしの心を映し出す。 「・・・・・・・・・・寝よっと。」 そんな月に背を向けてあたしはベッドに潜り込んだ。 次の日、アメリアがもう一日ここに居たいと言い出した。 「なんで?セイルーンはすぐそこじゃないの。」 「急がなくてもセイルーンは逃げませんし。いいじゃ無いですか、たまにはゆっくりしても。」 にこにこ顔で話されるとリナもそれ以上ダメだしする理由も思いつかなくて、 「しゃーないわね・・・・シルフィールはどうする?」 同じテーブルでお茶を飲んでいるシルフィールに尋ねる。 「私は今日ここを立ちます。サイラーグの家をいつまでも留守にはできませんし。」 シルフィールはサイラーグで神官の傍ら魔法医の仕事もやっている。 「それに・・・ここでの用事も終わりましたから。」 ちらりとガウリイの方を見る。 「そっか、じゃあ気をつけてね。」 リナと握手し、アメリアとゼルにも挨拶するとシルフィールはサイラーグへと旅だった。 立つ間際になにやらガウリイに話していたが、その後の笑顔は晴れやかなものだった。 「・・・いっちゃいましたね。」 「そーね。さてと、これからどーするのよ。」 宿の入り口で見送り戻ろうとしたリナに対し、じりじりとアメリアは後ろに下がっていく。 「私、このまま出かけてきます。夕方には戻りますから。」 そのまま駆け出して街の人混みの中に消えていった。 「はいはい。んで、あんた達はどーすんのって・・・あれ、ガウリイは?」 テーブルにはゼルの姿しかない。 「俺はその辺をぶらつく。ガウリイは用事があるといっていた。」 「ふぅん・・・・用事、ね・・・」 あの日以来、リナとガウリイはまともに顔を会わせたり話もしていない。 「気になるのか。」 「な、なるわけないでしょ!!」 「・・・・・顔、赤いぞ。」 「う、うるさいわねっ!それより自分こそアメリア一人にしておいていいの。」 「アメリアの行き先は知っている。」 「ほー、仲のよろしいことで♪」 「・・・・俺も出かける。夕方には戻る。」 からかうリナを振り切る様にゼルも出かけていった。 「大体ゼルが街をぶらつくなんてらしくないのに・・・あ、そーゆことか。」 何がそーゆーとこなのか、リナは一人でにやりっと笑う。 「さーて、あたしはどうしよっかな・・・・」 ふと、昨日の伝言を思い出した。 ―――― 話があるので家に来てください。 アルティナがガウリイに頼んだものだ。 「・・・・昼すぎにしよ。」 どうにも行きたくないのか、一人理由を付けて先送りしている自分に気付きリナは自嘲する。 思いかけない一人の時間をどうしようかと迷ったあげく、自分も街をぶらつく事にした。 街は結構にぎやかで様々な屋台や店が並んでいる。 ただセイルーンが近くにあるせいか、魔法関係の店は少ない。 「へっほーひへふほはひ♪(けっこーいけるじゃない♪)」 口一倍に屋台の焼き鳥を頬張ったリナはあてもなくぶらぶらとしていた。 リナは道沿いの花壇に目をやる。 この街の特徴といえば、やたらと花が多いのだ。 街の道沿い、店の軒下、家々の庭や窓に色とりどりの花。 赤、白、黄色、桃色、紫、緑に青。 「そーいや町おこしかなんかで、花を植えているってアメリアがいってたっけ・・・。」 花壇の一輪花に目が止まる。 浅い青色の小さな花。 きれいな青い色は誰かの瞳を思い出す。 「―― forget-me-not blue ―― 私を忘れないで。」 後ろから声がした。 「勿忘草(わすれな草)。花言葉は『真実の愛・記憶』」 「・・・・よくわかるのね。」 「香りとさわった感触で覚えてますから。それにここの花は私が植えたものですから。」 にこやかに微笑み掛けるアルティナがいた。 |
12247 | いろいろないろ 4 | ゆえ | 11/3-02:15 |
記事番号12246へのコメント いろいろないろ 4 「いまお茶いれますね。」 イスに座ったあたしを残してアルティナは奥へと歩いていった。 きょろきょろと落ち着き無く部屋を見渡す。 通された部屋は最初に来た所とは違い、日の光がさんさんと差し込む明るい部屋。 壁には色鮮やかな布や液体の入った小瓶などが並べられている。 部屋中に色という色があふれているようだ。 ・・・・・なんであたしここに居るんだろ。 胸の奥でぽつりと呟く。 あの後、お待ちしてましたとぐいぐいと彼女にひっぴられて来たのだ。 まさかぶらぶらしていて、たまたまここにいただけですっとは言いづらく為すがまま連れてこられた。 「・・・どーしたもんだか。」 一人テーブルの上に手をつき、さっきの花の事思い出した。 ――――が、 どくわらがっしゃんっがっしゃーん! 「ななななななな、なに?!どーしたの?!」 すごい音にあわててその方向に駆け寄ったけど・・・・・・こりゃぁ・・・。 「・・・・・・だ、大丈夫ですか」 「・・・あ、慣れてますから・・って、いたっ!」 最後に落ちてきた鍋に頭を叩かれたアルティナは台所で鍋に埋もれていた。 「・・・・・すみません、お客様にお茶まで入れていただくなんて・・」 「いいわよ、これくらい。」 あの状態見た後じゃ、危なっかしくてこっちの身が持たない。 お茶を次分けながら苦笑する。 なんだか最初のイメージとは違って、結構明るいというか、なんというか・・・・ 「普段はあーじゃ無いんですよ。・・・・・・・とにもう、場所を変えないでってあれだけ言ったのに。」 ぶつぶつと誰ともなしに文句を言っているアルティナ。 「場所を変えると困るんですか?」 「ええ、私の目はこうでしょ?だから場所を記憶して動くんですよ。だから突然変わると戸惑っちゃうんです。不便でしょ。」 あまりにあっけらかんという彼女に、おもわず笑ってしまう。 「でも、悪いことばかりじゃ無いですよ。目が見えないおかげで、普段は見えないもを見る事ができますから。」 「―――見えないものが見えてくる?」 「私は『星詠み』ですもん。」 彼女の言葉が稟と響いた。 『星詠み』 特定の人しか持ち得ない不思議な力。 それは『思念波』や『獣使い』のように天性の素質の様なものがいるらしい。 『星詠み』もまたその一つ。 人の過去や現在を『星』と呼ばれるものから正確に『詠む』、それはその者の運命や宿命さえも見通すとさえ―― 「なーんて言われてますけどね。人の未来なんて誰も解りませんから。」 ぱたぱたと手をふって笑うアルティナ。 「この力は人によっても違うんです。『過去視(カコミ)』の力が強い人もいれば、『先視(サキミ)』ができる人もいる。 まあ詠んだ未来なんてちょっとしたきっかけですぐに変わってしまう、あやふやなものですけれど。 私の力は『過去視』というより、今を『詠む』・・・・心の奥で輝く『星』の色を詠むんです。」 「心の・・・色・・・」 「人はそれぞれ自分だけの『星』を持っています。その輝きは千差万別、様々な色をしています。 核となる色は、その『星』の持ち主の本質の色、私は『パーソナルカラー』と詠んでいます。 そしてもう一つは、その傍らで様々に変化する光は、今の心の状態を教えてくれます。」 テーブルの上に置かれていたリナの両手をそっとアルティナの掌が包み込む。 一瞬驚いて手を引こうとしたが、次の瞬間暖かいものが流れ込む感覚がして、あたしはそのまま目をつぶった。 「リナさんの核となるパーソナルカラーは、わずかに黄色みをおびた鮮やかな赤い色、・・・・・・これは・・・緋色。」 アルティナは静かな口調で語り始める。 「緋色は燃えさかる炎の色。エネルギーあふれる、力の色。」 ふぅん、あたしの色は赤なんだ。 「生にあふれ、活動的で人を引きつける。いろんなことで中心になることも多いでしょ。」 中心・・・・たしかにいろんな意味で中心とゆーか、真ん中にはいるかも・・。 こくんと黙ったままうなずく。 「そしてこの緋色にかかるように見えるのは・・・・青と紫。」 青と・・・紫? ふっと彼女が手を離す。 あたしもゆっくりと目を開けた。 彼女は何も話さず、暫くなにやら考え込んでいた。 そしておもむろに席を立つと、壁に置いてある布や液体の小瓶をテーブルに並べ始めた。 「あの・・・話って・・・」 元々は彼女が話があると言うことで、『星詠み』に来た訳じゃないのだけども。 しかし彼女はお構いなしで次々にテーブルに物を置いていく。 一つは浅い紫色の瓶。 次に明るい黄色の瓶。 青みを帯びた緑色の布。 そしてたくさんの明るさの違う青色の小瓶とあの勿忘草が一輪。 「昨日、ガウリイに聞かれました。自分は何色に見えるかって。」 テーブルの上に気を取られていたあたしは唐突な言葉に顔をあげた。 「あの、そのガウリイとは・・・・」 はっ、あたしいったい何いってんだろ。 くす。 アルティナが小さく笑った。 なんか・・・やな感じ。 「そんなにぶ然としないでくださいよ。リナさんも他の方と同じ事聞くんですね。」 「他の方?」 「ここに置いている色の方々ですよ。最初は・・・この紫の彼女、シルフィールさんとおっしゃいましたっけ。」 し、シルフィールここに来てたんだ。 彼女らしいと言えば・・・そうかも。 「ガウリイ様とはどんなご関係ですかって。」 真っ直ぐだもんね・・・彼女は。 「・・・・・それで?」 「幼なじみですよ私達は。ガウリイの家の近くに私の母が占いの店を出していたんですよ。そこにちょくちょく遊びに来てたのが彼。」 そーいや、家の近所に占い師のおばさんがいたなんてこといってたっけ・・・・ ・・・・なんでほっとしてるんだあたし。 「で、久々に会ったとおもったらいきなりでしたからね。驚きましたよ。」 あたしも驚いた。 あのガウリイがこんな・・といったら悪いが占いみたいなものは大の苦手なのに。 変なの。 「話、続けてもいいですか?」 考え込んでいたらしい、アルティナかあたしの顔をのぞき込む様にしていた。 ・・・・・って見えないんだけども。 「その後、こられたのがこの2色の方。・・・リナさんって、本当に人の真ん中にいる方ですよね。」 それってほめられてるのかなぁ・・・・・ 「どーゆー意味なんですか、それ。」 「あなたの事が気になってるというか、心配してましたよ。ガウリイとケンカして様子が変だって。」 ―――な、なにぃぃぃぃ! ぽんっと自分の顔が赤くなった。 まさかとは思うけど・・・・そーとしか考えられない。 「アメリアとゼルね・・・・・」 「そうです。黄色がアメリアさん、緑がゼルガディスさんです。お二人とも気にしてましたよ。」 余計な事を・・・ でもなんであの二人がこの色? 「この明るいタンポポの花のような黄色はダンティライアンと言います。 黄色は幸福を希求する心、希望や願望が外へと向かう開放感を与える色。聖なる色という意味もあります。」 たしかにあの行動力と明るさはそのものかもしれないわね・・・・ 「緑の方は青緑――アイス・グリーンとも言います。穏やかな落ち着きと冷静な心の持ち主。そして孤高な精神。」 緑がゼル・・・見た目・・じゃないとは思うけど・・・納得できる。 「それじゃあ、その紫はシルフィールってとこね。」 あたしは紫の小瓶を取り上げる。 「紫の色の中でも彼女の色はライラックの花。最初は藤色かと思ったんですけども。」 その表情がわずかに曇る。 ライラックの花言葉はあたしも知っている。 一つは《初恋の味》 そしてもう一つは―――――――片恋の花 ライラックを身につける女性は結婚指輪をつけることは無い。 そんなことわざもあったっけ。 「紫は神聖な力、傷を癒すという意味もあります。高貴な色ですが、反対に不安、悲しみという意味もあります。」 あれ、あたしの色にもたしか・・・ 「彼女にはありのままの色と意味を話ました。 最初は少し・・・辛そうでしたが、最後は微笑んで帰られましたから・・・彼女なりに答えを見つけたんでしょう。」 シルフィールがだしたライラックの色の答え。 あたしにはどうにも解らない。 なんか禅問答みたいだぞ。 でも片恋の相手はわかる。 金髪のクラゲ頭で青い瞳のあいつ。 あたしが気になってしょうがない人。 アルティナの掌から流れてきた暖かい光は、 あたしの中で凝り固まっていたものをときほぐす。 今なら話せるかもしれない。 できるかもしれない。 向き合うことが。 あたしの心と・・・・・・・ガウリイの思いに。 そうしたら・・・・もっとなれるかもしれない――――素直に。 「あたしにも聞かせてくれる?緋色と青と紫の意味。そして・・・ガウリイの色のこと。」 午後の部屋に差し込む光はオレンジ色へと変化していった。 |
12248 | いろいろないろ 5 | ゆえ | 11/3-02:17 |
記事番号12247へのコメント いろいろないろ 5 ガウリイと旅をするようになってどのぐらいたっただろう。 旅の相棒として、パートナーとして。 ガウリイはあたしの保護者だと言う。 保護者と非保護者。 大人と子供。 彼はいつでも真っ直ぐにあたしを見ている。 いつからだろう。 その視線が苦しくなってきたのは。 「うひゃー遅くなっちゃったわね。」 宿へと向かう道には街灯と店からの明かりがこぼれていた。 急いで戻るとアメリアとゼルはリナの帰りを待っていた。 事情を話し、夕食をすませるとリナはそのまま食堂に残っていた。 お茶を飲みながら時を過ごしていると、テーブルの反対側の席が埋まる。 「おかえり、ガウリイ。」 来るとは思っていない言葉に少し驚くとガウリイはぽりぽりと頭をかいた。 「・・・・あのな、リナ。」 「ご飯まだなんでしょ。ちゃっちゃっと食べちゃいなさい。そしたら・・・・・少しつきあってよ。」 ほんのりと頬染めて、それでもちゃんとガウリイの目をみてリナは話した。 リナの表情にガウリイは釘付けになる。 大慌てで注文をすると、いつもの3倍ペースで食事を済ませた。 そして二人は外にでた。 街の外にある大きな木の下であたしとガウリイは並んで腰掛けている。 どう切り出したらいいものか。 ここまで来たはいいんだけども、それからはずっと黙ったまま月を眺めている。 これじゃあ・・・あたしが思い切って口を開くより先にガウリイが開いた。 「・・・・・・彼女、アルティナには会ったのか?」 青い青い瞳があたしを見つめる。 「会ったわよ。話も聞いた。」 あたしは月を眺めている。 「なんて言っていた?」 ガウリイが少し不安そうに聞いてくる。 こんなガウリイは始めてみた。 あたしは彼女から聞いたままを答えた。 「碧は内側へと向かう静かな力、人の心を鎮め、透明にしていく海と空の色。」 アルティナが教えてくれた。 ガウリイの心も戸惑っていると。 「自分の色はなんに見える。」 彼女の力を知っているからこそ、ガウリイは今の自分を聞いてみたかったのだと。 「自分の顔は自分では見れないでしょ?それと同じで自分の心、本心は自分では気づきにくいもの。」 だから私のようなものがいたりするんですと。 でも、本当はもっと身近な人で気づくことが多いのにとも。 「そうか・・碧か。」 どこかほっとした様な声でガウリイがぽつりと呟いた。 「もう一つ言い忘れてた。自分で自分をコントロールしたい。もっと自分を見つめ直したいと思ってるってさ。」 それはあたしの中にもあった色と思い。 紫もそうだ。 不安やそんな状態から回復したいと願う心の色。 結局、二人とも同じだったんだ。 「あたしね・・・・ガウリイにいろいろ言われるたびに、自分の嫌なところが鏡みたいに目の前に見えるようで嫌だったんだ。」 子供だと思われている。 だだをこねる子供とそれをあやす大人の様に見えて仕方がなかった。 あたしはただ、あたしのまんまでいたいだけなんだけど。 良くも悪くもそれがあたし、リナ=インバースそのものだから。 蒼い瞳は透明な鏡。 鏡の前のあたしはあたし。 映るあたしは映すあたなにどう見える? 「俺は・・・ただお前が心配で・・・」 蒼い瞳が揺らぐ。 「この前も、あんな大きな事件の後で疲れているはずなのに、お前さんと来たらかまわず盗賊いじめにでかけちまう。」 うっ・・・・それは・・・ 「リナの実力はよくわかってる。でもな・・・それでもお前さんは女の子だし。気になってしょうがないんだよ。」 月の光だけがあたりを照らす。 その色はムーンライトブルー。 「だからついきつい物言いになってしまったけど・・・・それはリナ、お前さんが大事だからなんだぞ。」 月明かりのあたしの顔は・・・きっと真っ赤だ。 そっか、あたしを心配してくれてるのはわかっていた。 でも、そのことを一度も言葉にはしてはいない。 「ちゃんと・・・話せばわかることなんだよね。」 「そうだな。言わなくてもわかるなんて、自己満足だけみたいだな。」 素直に思いを話してしまえば簡単なことで。 あたしはガウリイの思いに押しつぶされそうで。 それでいて本心がわからなくて怖かったんだ。 俺はリナを大事に思いすぎて、あいつ自身をつぶそうとしていたんだ。 そんな独占欲的な感情を押さえたいのに。 「ところで・・・なんでケンカしてたんだっけ。」 「・・・・・・・・・・をひ。」 ぷっ、くくくくく・・・あはははははははははは。 その後二人で大笑いした。 「ねえ、そう言えばあの勿忘草の意味はなんだったんだろ」 帰り道、あたしはふと思い出した。 アルティナが大事にしていた浅い青色の花。 一瞬ガウリイを思い出させた花。 「ああ、あの花はな、彼女が恋人に送った花だそうだ。旅に出るといって・・・戻ってこなかったんだ。」 ―― forget-me-not blue ―― 私を忘れないで 「アルティナは子供の時の事故で失明したんだ。それでその目を治す方法を探して旅立ったそうだ。」 「そうなんだ・・・なんか、切ないね。」 別れ際に彼女がいった言葉が心に響く。 「物が見えない事は怖くない。だけど、心が伝わらないのが怖いの。 どんな力をもっていても・・・言葉にはかなわないから。」 だから、心の色を言葉に変えて。 どうか伝えて。 どうか話して。 色々な色が語りかけるように。 「今度からはちゃんと話してよね。」 「お前さんが素直にいえたらな。」 リナとガウリイはまたいつもの旅にでる。 その後二人がちゃんと話しをしていたかどうかはわからない。 ただ、盗賊いぢめに行くリナの横にはガウリイが必ずいるようになった。 「・・・だって言ったらついてくるって言うんだから仕方ないでしょっ。」 「リナをほっとけないからな。」 あなたのいろはどんないろ? わたしのいろはどんないろ? 「緋色は熱い情熱の思ひの色、それを包み込めるのはセレスト・ブルーの至高の空。 それはそれは最高の組み合わせなんだから。」 一人の星詠みが囁いたのは後の話し。 ===================================== 穴があったら入りたいとはこのことですね・・・・・ ああ、なんちゅー無謀な事、しちゃったんでしょう・・・ 話まとまってません・・・しくしく。 叱咤激励おまちしてます。 説教でも・・・・・ |
12249 | はじめまして | 一坪 E-mail | 11/3-11:50 |
記事番号12248へのコメント 投稿ありがとうございましたっ!! 読み始めて、すぐ引き込まれました。 よく練り混まれてるというか、完成された小説って感じがしました。 とにかく、素敵な小説でした。 よかったら、また投稿してくださいね。 |
12257 | おじゃまいたします。 | ゆえ | 11/4-01:26 |
記事番号12249へのコメント >読み始めて、すぐ引き込まれました。 >よく練り混まれてるというか、完成された小説って感じがしました。 >とにかく、素敵な小説でした。 ありがとうございます。 練り込みすぎという話もありますが(滝汗)読んでいただけて嬉しいです。 >よかったら、また投稿してくださいね。 はうっ。 またよろしいのでしょーかっっ。 懲りずにまたさせていただきます。 |
12264 | はじめまして! | 稀虹 戯空 | 11/4-16:32 |
記事番号12248へのコメント はじめまして、ゆえさん。 稀虹戯空(別名ごついHN)と申します。 今回、ゆえさんの小説を読ませていただいて、すっごく感動しました! すごく面白かったです! 三者三様の想いの交錯とか、良く表現されていて、良かったです。 印象に残っているのは、ちょっと意外でガウリイがリナにアルティナが呼んでいる、と告げに来た場面。 もっと言いたいことがあるのに、言えない・・・そんな想いが、ひしひしと伝わってきました。 それに、私勿忘草が好きなので、それに関することも読めて、本当に面白かったです(^^) 意外なのは、私が過去に書いた小説にライラックというキャラがいたのですが、そいつは片思い暴走キャラだったりしたこと(笑)ライラックの花言葉も片思いですか……。 花言葉も判って、とても良かったです。 これからも頑張って下さい! 私も一応小説を書いているので、見てみて下さい……HNを変えたので、過去の名前は判らないかも(汗)判らなかったら聞いてみて下さい。 今書き出したのはゼロリナですけど、本当は私は根っからのガウリナ人間です(笑)もっと好きなカップリングは別ですけど…… では、これからもよろしくです。 |
12272 | ありがとうございます | ゆえ E-mail | 11/4-23:43 |
記事番号12264へのコメント > 今回、ゆえさんの小説を読ませていただいて、すっごく感動しました! > すごく面白かったです! > 三者三様の想いの交錯とか、良く表現されていて、良かったです。 ありがとうございます。 もっとシルフィールサイドの話もかきたかったかなーと。 リクエストなんかいただいたら他のキャラを番外編で書いてみたりして(笑) > 印象に残っているのは、ちょっと意外でガウリイがリナにアルティナが呼んでいる、と告げに来た場面。 この場面は書いている自分も以外でした(おいおい) 話のあらすじを決めたら、一気に書いてしまうので、かなりその場の流れで変わっていくので。 ここも最初の予定とは大幅に変わったところです。 ガウリイは何が言いたかったんでしょうね。 > それに、私勿忘草が好きなので、それに関することも読めて、本当に面白かったです(^^) > 意外なのは、私が過去に書いた小説にライラックというキャラがいたのですが、そいつは片思い暴走キャラだったりしたこと(笑)ライラックの花言葉も片思いですか……。 片思いの暴走キャラですか(笑) なんもとぴったりの名前だったんですね〜 花言葉も好きなので、喜んでいただけてよかったです。 > 私も一応小説を書いているので、見てみて下さい……HNを変えたので、過去の名前は判らないかも(汗)判らなかったら聞いてみて下さい。 是非読ませていただきます。 過去のHNも教えていただけると嬉しいです〜。 私はどーもガウリナしか書けない見たいです。(笑) しかも、大体オリキャラがでてきてしまいます。 そんな私ですが、また投稿したいと今せっせと書いてたりします。 こうして感想がいただけて本当にうれしいです。 |
12280 | どうも♪ | 稀虹 戯空 | 11/6-14:22 |
記事番号12272へのコメント ゆえさんは No.12272「ありがとうございます」で書きました。 >> 今回、ゆえさんの小説を読ませていただいて、すっごく感動しました! >> すごく面白かったです! >> 三者三様の想いの交錯とか、良く表現されていて、良かったです。 > > >ありがとうございます。 >もっとシルフィールサイドの話もかきたかったかなーと。 >リクエストなんかいただいたら他のキャラを番外編で書いてみたりして(笑) アルティナの過去を細かく、とか(^^) >> 印象に残っているのは、ちょっと意外でガウリイがリナにアルティナが呼んでいる、と告げに来た場面。 > >この場面は書いている自分も以外でした(おいおい) >話のあらすじを決めたら、一気に書いてしまうので、かなりその場の流れで変わっていくので。 >ここも最初の予定とは大幅に変わったところです。 >ガウリイは何が言いたかったんでしょうね。 それは、十人十色の想像にお任せしちゃいましょう(笑) >> それに、私勿忘草が好きなので、それに関することも読めて、本当に面白かったです(^^) >> 意外なのは、私が過去に書いた小説にライラックというキャラがいたのですが、そいつは片思い暴走キャラだったりしたこと(笑)ライラックの花言葉も片思いですか……。 > >片思いの暴走キャラですか(笑) >なんもとぴったりの名前だったんですね〜 >花言葉も好きなので、喜んでいただけてよかったです。 花言葉とか誕生石の意味とか好きなんですよー。 >> 私も一応小説を書いているので、見てみて下さい……HNを変えたので、過去の名前は判らないかも(汗)判らなかったら聞いてみて下さい。 > >是非読ませていただきます。 >過去のHNも教えていただけると嬉しいです〜。 >私はどーもガウリナしか書けない見たいです。(笑) >しかも、大体オリキャラがでてきてしまいます。 >そんな私ですが、また投稿したいと今せっせと書いてたりします。 頑張って下さい! HN・・・『葵楓扇』『扇』あたりで捜せば早いでしょう(笑) 結構ガウリナも書いています。というか、ほとんどガウリナです。ヴァルフィリのぞく(笑) >こうして感想がいただけて本当にうれしいです。 いえいえ。 これからも、よろしくです。 |
12288 | ○○もおだてりゃ・・・(笑) | ゆえ E-mail | 11/7-23:45 |
記事番号12280へのコメント 稀虹 戯空さんは No.12280「どうも♪」で書きました。 >>リクエストなんかいただいたら他のキャラを番外編で書いてみたりして(笑) > アルティナの過去を細かく、とか(^^) 裏設定はありまくりなんですが・・・(笑) 書いちゃってもいいのでしょーか。 ホントにリクエストもらったら、しっぽ振りながら書いてるかもしれませんね〜 私って単純なもので(^^; |
12255 | はじめまして、すごくよかったです! | 桐生あきや | 11/3-22:49 |
記事番号12243へのコメント はじめまして、桐生あきやともうします。 ゆえさんの小説すごくよかったですよ。色にからめてガウリイとリナの想いがくっきり際立ってて、アメリアやゼルガディスの色も素敵ですぅ。リナとガウリイとシルフィール三人の独白が入るところなんかがもう最高です! 私もこんなしっとりしたお話がかけるようになりたいです。私もすごい色好きなんですよ。もしかしてゆえさんは、「いろいろな色」と言う本をもっていたりしませんか? あれは私の宝物の一冊なのですが、ゆえさんみたいにキレイな色彩のお話をかけるなら、もしかして持っていたりしませんか………? タイトルも同じですし。 私も最近投稿しはじめたばっかりなんですけれど、ゆえさんの文章つたなくなんか全っ然ないです。すごくお上手です。こんなふうにかけるようになりたいです。 またゆえさんのお話がよみたいです。 それでは 桐生あきや 拝 |
12256 | ありがとうございますぅ(感涙) | ゆえ | 11/3-23:40 |
記事番号12255へのコメント 感想、ありがとうございます。 よもやいただけるとは思っていなかったので、うれしさで前が見えませんっ(号泣) >色にからめてガウリイとリナの想いがくっきり際立ってて、アメリアやゼルガディスの色も素敵ですぅ。リナとガウリイとシルフィール三人の独白が入るところなんかがもう最高です! 色見本と色彩学の本を図書館で読んでいて、思いついた話です。 リナとガウリイの色はすぐにきまったのですが、他の3人はだいぶ悩みました。 アメリアは最初ピンクかなーと思っていたのですが、色彩学での解説を読んでいて黄色にしました。 シルフィールもだいぶ悩みましたね〜。 今回は登場なしでしたが、すんなり決まったのにゼロスもいました。 こちらも紫ですが、紫紺かなと。 未だ決まらずは、ルークとミリーナですね。 >「いろいろな色」と言う本をもっていたりしませんか? 大正解です(出典もろばれ(笑) まさにその通り、「色々な色」という本片手に書いておりました。 このシリーズの本は私も好きで、「空の名前」と「宙ノ名前」の2冊もお気に入りです。 図書館で借りてきているのですが・・・こんどちゃんと買おうと思ってます。(おいおい) > 私も最近投稿しはじめたばっかりなんですけれど、ゆえさんの文章つたなくなんか全っ然ないです。すごくお上手です。こんなふうにかけるようになりたいです。 いえいえそんな・・・・ 投稿したあと、本当によかったのだろうかと、一人じたばたしておりまして・・・ そう言っていただけると、本当に嬉しいです。 また懲りずに書きたいとおもっておりますので、そのときは、またよかったら読んでくださいね。 |