◆−五章〜センチュリア〜−時水夜 氷沙梓(11/18-22:19)No.12376
 ┗髪!! 髪結え!!(をい)−稀虹 戯空(11/21-17:27)No.12411
  ┗っていうか切れ!!!(をい) −時水夜 氷沙梓(11/22-22:07)No.12437


トップに戻る
12376五章〜センチュリア〜時水夜 氷沙梓 11/18-22:19


 お久しぶりです!!時水です!
 何か早くも五章です!!でも話が全然進みません!!
 ま、どうぞ・・・・・・・・・・(一発書きです<爆>)

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 星宮サジタリウス(Sagittarius) 射手座
  サジタリウスは北風を、その右ほおに受けながら、ヴァルゴをさがして
          夜をゆく。その右ほおニ冷たいしお風。

「おはよーーフィリア、ヴァル、あんたら早いわねーーーー!!」
「あ、おはようございます。」
 朝、リナが目覚めると。
 フィリアはヴァルのだらっと伸びた髪の毛を結っていた。
「ほら、ヴァル、出来ましたよ。」
「・・・・・サンキュ・・・」
 髪型は下の方に結んだ三つ編み。
 初めはポニーテールだったのだが。
 フィリアがいまいちとかなんとか言って変えたのだ。
 (ポニーテールでも十分似合ってるけど)
「あの、他の方たちは?」
「アメリアは今、顔洗ってる。後は知んない」
「そうですか・・・」
 遅いという理由で。 
 残りの男は今から三十分後に起きて、リナのチョップをくらう。


 今日も天気は相も変わらず晴れ。
 街道は馬車が通ったり他の旅人と挨拶をしながらすれ違ったり。
 実に平和である。

 そして数時間後。
 二つ目の町が見えた。
「あ、あの町を過ぎれば次は港町ですよ。そろそろお昼時ですし、あの町で少し休んでから出発しましょう」
「そうね、ちょうどお腹も減ってきたし、よっしゃ!そうと決まれば、行くわよ!!!ガウリイ!!!!
「がってん承知よーーーーーーー!!!!!!」
  
  どうっっっっっっっっ!!!!!

「・・・・速・・・・・・」
 半ば呆れも入った声で、ヴァルが呟く。
 フィリアは隣で引きつりながら笑っている。
 消えた二人の後ろから、しゃあなしげに歩き始める四人。


 みんながご飯を食べるとき。
 ヴァルはいっつも外にいる。
 ドラゴンは一回食事をすれば、半年は水ぐらいで生きてゆける。(大人になったドラゴンで)
 ヴァルは、こんな時間。
 そこらの露店で果物を買って食べていた(甘いモノ好き?)。
 フィリアもヴァルと一緒に暇つぶしをしている(監視っていうのも一理ある?)。

「すいませーん、ナーシャルエビのホワイトソースがけ二皿追加ーー!!!!」
「ニョヘロンの野菜炒めもう一個ーーーーーーーーーー!!!!」
 二人も変わらず食っている。
 アメリアとゼルは、他のテーブルで他人の振りして静かに食べている。
「ガウリイ、そろそろおしまいにしなきゃ夕方までに間に合わないかも・・・」
「何!!!!」
 ピーマンを横へどかしていたガウリイの動きが止まる。
「じゃあ・・・せめて!!!!!このナウマーサのフルーツソースがけだけでも食っていこう!!!!」
「じゃあ、あたしは最後にこれを・・・・・!!!!」
 食事時は、一瞬真面目な話になっても、結局はご飯にいく二人。
 このあと「最後にもう一品」が、五回ぐらい続く。
 その後のフィリアに合掌。


「リナさん、あなたちゃんと他の人の事考えて食べてるんですか!!!?」
 予想道理。
 フィリアはキレた。
「まーいいじゃねえかよーーー。」
 ガウリイがあっけらかんと笑う。
「ガウリイさん!!!あなたにだって責任は十分あるんですよ!!!わかってるんですか!!?」
「そうですよ!!たとえお腹が空いていても、人の事を一切考えずに食べ続けるなんて正義の名が泣きますよ!!!!!!」
 アメリアもつっこむが、何かがずれている。
「フィリアー、だから何回も謝ってるんじゃん。でもいざとなったらそこらの魔物をぶち倒せばお金だって楽勝手に入るじゃん!!!!」
「!」
 リナの一言に、ヴァルがぴくっと反応する。
 だが、すかさずフィリアが否定する。
「お金の為に魔物を殺すのは良くないです!!!」
「なによ・・・じゃ、船に乗るときお金が無かったらどうすんのよ!?」
「働けばいいんです!!」
「働くぅ〜?」
「はい!護衛などのお仕事はけっこうやったことあるんでしょ?リナさん。それに、ここまでお金を減らしたのはリナさんですから、否定権は無いと思いますが?」
「くぅ・・・・わ、分かったわよ!!やればいいんでしょ、やれば!!!」
「はいv」
 リナを納得させたところで、フィリアは満面の笑みを浮かべる。
 案外、図ってたり。
 リナがぶちぶち言いながらも再び歩き始めてから、フィリアは振り返り、ヴァルを見た。
「これでいいんですか?」
 フィリアは小声で言い、ヴァルは頷く。
 ヴァルは実は嫌いなのだ。
 殺生が。
 なんの罪もない魔物を殺す。
 無意味な殺生が。
 
 ・・・怖いから・・・


 日が傾き始めたころ。
 リナ達は港街へとたどり着いた。
「あ、あの船かな!?」
 リナが指した先に、船が三隻ほど停泊している。
 リナ達四人は駆けだした。
 ヴァルとフィリアはのんびりと歩いている。
「ヴァル、船は初めてですか?」
「ああ・・・そうだが・・・?」
「酔わないように気を付けて下さいね。」
「・・・・・・ああ・・・・」
 少しずつ、風が吹き始めた。
「すいませーん、船乗りさん、この船セイルーン港行きですか?」
「ああ、そうだよ、」
「いつ頃出港ですか?」
「今日の、確かぁ六時頃かねえ」
「そうですか。食事は?」
「自分達が持ち込んだのを食べるんだ」
「へえ、そうなんですか」
「乗るかい?」
「いくら?」
「一人銀貨三枚だよ。」
「よっしゃセーフ!!じゃ、後からまた来ますんで六人分部屋取っておいて下さい!!女三人、男三人で!!!」
「ハイよ!!!」
 リナ達は船乗りに手を振りながら、街へ向かって走りだす。
 船乗りは、笑いながら敬礼をしている。

「あ、そうだ、ヴァル、これを・・・・・」
「何だ?」
 フィリアが差し出したのは、ペンダント。
 翡翠の玉二つと、その間に一つの羽。
 紐は茶色。
 シンプルだが、なんとも心が安らぐような雰囲気がする。
「これは・・・?」
「あなたに差し上げます。いろんな意味でのお守りとして・・・」
 ヴァルは暫くそれを眺めてから、首にかけた。
「どうだ?」
「ぴったり、似合いますよ。」
「・・・お世辞か?」
「違いますよ」
「・・・・・サンキュ」
 フィリアは笑った。
 照れくささも少々入り混じった表情で。


「帆をはれーーーーー!!!」
 船上に威勢のいい声が響く。
「オッケーーでーーーす!!!」
「よし、出港ーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 出港ーーーーーーーーーーーーー!!!!!!です!!
 もう少しで、ゼロスが出てくる・・・予定。
 それでは。
 さよーーなりーーーー。

トップに戻る
12411髪!! 髪結え!!(をい)稀虹 戯空 11/21-17:27
記事番号12376へのコメント


 どうも〜っ、ぎくーです。
 きゃう〜第五章出てる〜っ! 私も書かないと・・・
 最近ゼルダばっかりで・・・(笑)

 フィリア! ヴァルの髪を結っている!!!(目の付け所変)
 いや〜、優しいヴァル最高! ほんと、私と時ちゃん(をい)は気が合いそうですわ〜〜〜〜♪ ヴァルの設定(想像)そっくり!!
 次回、ゼロス登場? ちょいと楽しみ〜〜♪
 近い内に、私も一つヴァルフィリ書きます。クリスマスのことv 今日頑張ろうっと。
 じゃっ、また!

トップに戻る
12437っていうか切れ!!!(をい) 時水夜 氷沙梓 11/22-22:07
記事番号12411へのコメント

稀虹 戯空さんは No.12411「髪!! 髪結え!!(をい)」で書きました。
>
>
> どうも〜っ、ぎくーです。
どうも〜っ、時水です。レス有り難うですv
> きゃう〜第五章出てる〜っ! 私も書かないと・・・
はい、いつの間にか出てました(をいをい)
> 最近ゼルダばっかりで・・・(笑)
私はファイナルファンタジー9ですv
>
> フィリア! ヴァルの髪を結っている!!!(目の付け所変)
にやり。(妖)
> いや〜、優しいヴァル最高! ほんと、私と時ちゃん(をい)は気が合いそうですわ〜〜〜〜♪ ヴァルの設定(想像)そっくり!!
キレてるヴァルもいいけど(ラヴv)優男のヴァルもはうるるるーーーー!!!(狂)
> 次回、ゼロス登場? ちょいと楽しみ〜〜♪
多分出ます(死)。
> 近い内に、私も一つヴァルフィリ書きます。クリスマスのことv 今日頑張ろうっと。
私もこの話とは関係なくヴァルフィリ書きます。このカップリング大好きですvv書いてて幸せv
> じゃっ、また!
それでは!!!