◆−4人のほのぼの旅行記U−亜由菜(11/20-23:20)No.12409
12409 | 4人のほのぼの旅行記U | 亜由菜 | 11/20-23:20 |
夕方、昼間からいた丘を夕焼けが染めてゆく もしかしたらこんな瞬間が世界で一番綺麗なんじゃないかってぐらい綺麗だ 「綺麗ですねぇ.....」 アメリアが誰に言うわけでもなくつぶやいた。 よく考えたらこのごろ夕日をゆっくり見てなっかたってことに今頃気づく 「そうね....綺麗...とても綺麗ね」 私はかみしめるように言った なぜだかすごくほっとして心が和んでくる まるで幼いころ、母に抱きしめられた時のように.... 少しずつだが確実に夕日は沈もうとしていた 「さあ、本格的に暗くなる前に街に帰ろう」 ゼルが言う口調も若干明るいような気がしたのは私だけだろうか 「そうだな、そろそろ腹も減ってきたし」 ガウリイが大きく伸びをしながら言った。 そして4人は丘を下りはじめた・・・・ 数分後4人は街の大通りを歩いていた。 4人がとっている宿は大通りをもう少し行った所 きっと宿に入ると食堂をかねている一階からいい匂いがするだろうなぁー なんて甘い期待を胸に家路を急ぐ リーン リーン ドアベルを鳴らして私達は宿のドアを開けた そこには、私の期待を裏切らない いい香りが漂っていた・・・・ 「うーん、いい匂い!!」 「あぁ!!本当だ!!早く飯にしようぜ!!!!」 と私とガウリイが声をあげるとゼルとアメリアは くすくす笑いながら 「2人ともよだれたれてますよ、よ・だ・れ!!」 「まぁ2人とも、昼飯2人分しか食べて無かったからな」 「とにかく、もう荷物をおいたらココに集合ですね」 そして、それぞれの部屋に入っていった。 |