◆−木漏れ日に誘われて(1)−れーな(12/15-14:16)No.12724
 ┣Re:おっひさ〜!−みい(12/19-19:35)NEWNo.12770
 ┃┗久しぶり〜♪−れーな(12/19-22:14)NEWNo.12773
 ┣木漏れ日に誘われて(2)−れーな(12/21-10:54)NEWNo.12786
 ┗木漏れ日に誘われて(3)−れーな(12/21-11:28)NEWNo.12787


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12724木漏れ日に誘われて(1)れーな E-mail 12/15-14:16


こんにちは♪お久しぶりなご無沙汰でございます〜。忘れられているかもしれませんれーなです。
最近ずぅっと休んでたら無性に投稿したくなりましたよ・・・
とゆーわけで久しぶりでちょっと緊張気味なのですが。
カップリングは言うまでもなくゼロリナ。
前作の最終回に予定していた現代版とは違う話ですがこれも現代版。
リナゼロス以外出てきません。
元々短編にしようと思っていたのにまとまらなかったので短期連載に致します(爆)ちなみに筆が遅いので続きも遅くなるかも・・・です(滝汗)

では、お楽しみ頂けたら光栄♪
*************************************


気持ちの良い風を頬に感じる。髪がさらりと流されていく。ゼロスは立ち止まってしばしそれを楽しんだ。
季節は初夏。だが木々の作り出す日陰は充分に涼しい。
「学校の裏にこんな所があるとは思いませんでしたねぇ・・・」
ゼロスは感心したように呟いた。
彼が通うのはカタート学園。学園の裏手は小高い丘で、木々に覆われ林のようになっている。公園みたく整備されているわけではないので人が立ち入ることは少ない。暇を持て余していたゼロスはなんとなく近付いてみたのだった。
しばらく歩いていくと、突然視界が開けた。そこはちょっとした広場になっていて、その中央に周りの木々よりはるかに大きな木。その枝葉は豊かに広がり、空を隠している。
「へぇ・・・」
感嘆の息を吐くと、ゼロスは大木の幹に近づく。そして上を見上げて――――そのまま石のように固まった。
ゼロスの固まったまま動かない視線の先、枝の上には少女が器用にバランスを取って座っていた。遠くから見た時は葉に隠れて見えなかったらしい。栗色の髪が差し込んでくる光に溶けている。顔立ちは童顔であったが何故か大人びた雰囲気を漂わせていた。そして眠っているのか、その瞳は閉じている。
「んー・・・・・・」
ゼロスに気配に気付いたらしく、彼女は目を開いた。赤色に輝く大きな瞳だった。
伸びをしてあくびまでしているところを見ると、本当に眠っていたらしい。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
二人はしばし見詰め合った。――とは言っても、ゼロスはともかく少女の方は寝起きでぼーっとしているだけだったりするのだが。
先に口を開いたのは少女だった。
「あたし以外の誰かがここに来るなんて・・・珍しいこともあったものね」
それを聞いてゼロスも硬直から脱した。
「あ、あなたは・・・?」
「ふぅん。カタート学園の制服?」
彼女はゼロスの言葉をさらりと無視して言った。
「え?あ、はい。高等部に通っているんです」
「学年は?」
「高一です」
「ふーん。あたしとタメじゃない」
「そーなんですか。・・・それで貴方は一体・・・」
「あたし・・・って見ての通りセイルーン学園の生徒よ。今言ったけど高一の」
「いえあのそーではなく」
見れば確かに制服を着ている。
セイルーン学園とはゼロスが通うカタート学園と背中合わせのような場所にある学園である。背中合わせと言ってもその間に今二人が居る丘を挟んでいるのでそれほど近所と言うわけでもない。
「じゃぁ何よ?」
「ですからどうしてこんな所にいらっしゃるのかと・・・」
「あたしが何処で何してようがあたしの勝手よ」
彼女は妙に堂々と言い張った。
「はぁ・・・そりゃそうかもしれませんけど・・・いいんですか?授業は?」
そう。実は今教室では2限目真っ最中なのである。
「あたしは頭いいから平気なのよ」
ちょっと胸を張って言う彼女。
「そーゆーあんたこそサボってんじゃないの。駄目よー?学生のうちにしっかり勉強しとかないと」
「貴方がそれを言うんですか」
ゼロスの顔に苦笑が浮かぶ。
「テストでてきとーに良い点とっておけば大丈夫ですよ、成績なんて」
「ま、それもそーね」
今度はあっさり同調すると、彼女はふわりと木の枝から飛び降りた。
ゼロスは一瞬慌てたが、彼の心配をよそに彼女は危なげなく着地した。そしてそのままゼロスが来たのとは反対方向へすたすたと歩き出す。
「あの、どこへ?」
「どこって・・・帰るだけよ」
「あ、そーですか・・・」
ゼロスは自分が少なからず落胆していることに気付いて驚いた。
そして無意識のうちに口が動いていた。
「また会えますか?」
彼女は立ち止まって振り返ると、
「この時間ならここに居るわ」
それだけ言って歩いていった。
彼女が去ってからも、ゼロスはしばらくそこに突っ立っていた。



→続く・・・はず(爆)

*************************************
ああ久しぶりに長く打って肩がこる。
とりあえずここまで読んで下さった事に感謝感謝。
ゼロス君がなんだか違いますけど・・・すみません。押されまくってます。今回は彼に人間くさくなってもらいます。てぇか人間なんですけど。
題名については深い意味はありません。だたなーんとなくこんな感じで。ぐらいにしか考えてなかったりします・・・(おいおい)

さて、5回くらいで終わるといいなぁ・・・ってぇのが希望的見解。

ではではー、れーなでしたぁ★

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12770Re:おっひさ〜!みい E-mail 12/19-19:35
記事番号12724へのコメント

れーなさんは No.12724「木漏れ日に誘われて(1)」で書きました。

>こんにちは♪お久しぶりなご無沙汰でございます〜。忘れられているかもしれませんれーなです。
こんちゃ!忘れる訳ないじゃんっ!な、みいっす!
>最近ずぅっと休んでたら無性に投稿したくなりましたよ・・・
>とゆーわけで久しぶりでちょっと緊張気味なのですが。
あは☆
>前作の最終回に予定していた現代版とは違う話ですがこれも現代版。
>リナゼロス以外出てきません。
うにょおv
>元々短編にしようと思っていたのにまとまらなかったので短期連載に致します(爆)ちなみに筆が遅いので続きも遅くなるかも・・・です(滝汗)
あは☆なるべく早く書いてねv待ってるから・・・(クスクスクス/・・・怖っ!)
>では、お楽しみ頂けたら光栄♪
ぱちぱちぱちv
>*************************************

>気持ちの良い風を頬に感じる。髪がさらりと流されていく。ゼロスは立ち止まってしばしそれを楽しんだ。
わきゅうvvいきなりゼロやんごとーじょー!v
>季節は初夏。だが木々の作り出す日陰は充分に涼しい。
6ヶ月ほど違うよーな・・・。
>「学校の裏にこんな所があるとは思いませんでしたねぇ・・・」
>ゼロスは感心したように呟いた。
興味なかったの?ってゆうか、どんなトコ?
>彼が通うのはカタート学園。学園の裏手は小高い丘で、木々に覆われ林のようになっている。公園みたく整備されているわけではないので人が立ち入ることは少ない。暇を持て余していたゼロスはなんとなく近付いてみたのだった。
暇って・・・。しかもカタート・・・。
>しばらく歩いていくと、突然視界が開けた。そこはちょっとした広場になっていて、その中央に周りの木々よりはるかに大きな木。その枝葉は豊かに広がり、空を隠している。
ああ、行ってみたいなぁv
>「へぇ・・・」
>感嘆の息を吐くと、ゼロスは大木の幹に近づく。そして上を見上げて――――そのまま石のように固まった。
なぜっ!?
>ゼロスの固まったまま動かない視線の先、枝の上には少女が器用にバランスを取って座っていた。遠くから見た時は葉に隠れて見えなかったらしい。栗色の髪が差し込んでくる光に溶けている。顔立ちは童顔であったが何故か大人びた雰囲気を漂わせていた。そして眠っているのか、その瞳は閉じている。
もしかして・・・スカート、見えてないよねぇ?
>「んー・・・・・・」
>ゼロスに気配に気付いたらしく、彼女は目を開いた。赤色に輝く大きな瞳だった。
>伸びをしてあくびまでしているところを見ると、本当に眠っていたらしい。
>「・・・・・・・・・」
>「・・・・・・・・・」
>二人はしばし見詰め合った。――とは言っても、ゼロスはともかく少女の方は寝起きでぼーっとしているだけだったりするのだが。
>先に口を開いたのは少女だった。
>「あたし以外の誰かがここに来るなんて・・・珍しいこともあったものね」
>それを聞いてゼロスも硬直から脱した。
>「あ、あなたは・・・?」
>「ふぅん。カタート学園の制服?」
答えになってないよ?
>彼女はゼロスの言葉をさらりと無視して言った。
うあ。
>「え?あ、はい。高等部に通っているんです」
>「学年は?」
>「高一です」
>「ふーん。あたしとタメじゃない」
>「そーなんですか。・・・それで貴方は一体・・・」
>「あたし・・・って見ての通りセイルーン学園の生徒よ。今言ったけど高一の」
2度めでやっと答えた・・・さすがリナやん。。。
>「いえあのそーではなく」
>見れば確かに制服を着ている。
>セイルーン学園とはゼロスが通うカタート学園と背中合わせのような場所にある学園である。背中合わせと言ってもその間に今二人が居る丘を挟んでいるのでそれほど近所と言うわけでもない。
>「じゃぁ何よ?」
>「ですからどうしてこんな所にいらっしゃるのかと・・・」
>「あたしが何処で何してようがあたしの勝手よ」
>彼女は妙に堂々と言い張った。
リナちゃんらしい・・・。
>「はぁ・・・そりゃそうかもしれませんけど・・・いいんですか?授業は?」
>そう。実は今教室では2限目真っ最中なのである。
をひ。ふたりとも。
>「あたしは頭いいから平気なのよ」
>ちょっと胸を張って言う彼女。
いや、あの、そーゆー問題でもなさそーな気がしないでもない・・・。
>「そーゆーあんたこそサボってんじゃないの。駄目よー?学生のうちにしっかり勉強しとかないと」
>「貴方がそれを言うんですか」
 あんたがそれをゆーなっ!
>ゼロスの顔に苦笑が浮かぶ。
いつでも笑ってるよね〜。君は。
>「テストでてきとーに良い点とっておけば大丈夫ですよ、成績なんて」
>「ま、それもそーね」
それをできるあんたらが信じられんよ。わしは。(←じいさん!?)
>今度はあっさり同調すると、彼女はふわりと木の枝から飛び降りた。
>ゼロスは一瞬慌てたが、彼の心配をよそに彼女は危なげなく着地した。そしてそのままゼロスが来たのとは反対方向へすたすたと歩き出す。
>「あの、どこへ?」
>「どこって・・・帰るだけよ」
うちへ、とか言ったらマジこけるから。私は。
>「あ、そーですか・・・」
>ゼロスは自分が少なからず落胆していることに気付いて驚いた。
>そして無意識のうちに口が動いていた。
>「また会えますか?」
わきゅうv
>彼女は立ち止まって振り返ると、
>「この時間ならここに居るわ」
嫌がってない〜!!!
>それだけ言って歩いていった。
>彼女が去ってからも、ゼロスはしばらくそこに突っ立っていた。
ふにゅうううっっっvvv

>→続く・・・はず(爆)
はずっ!?
>*************************************
>ああ久しぶりに長く打って肩がこる。
>とりあえずここまで読んで下さった事に感謝感謝。
いいえ。久しぶりだから、ツッコミ多めv(はあと)
>ゼロス君がなんだか違いますけど・・・すみません。押されまくってます。今回は彼に人間くさくなってもらいます。てぇか人間なんですけど。
彼ほど人間クサイのはいないでしょー。ほかに。
>題名については深い意味はありません。だたなーんとなくこんな感じで。ぐらいにしか考えてなかったりします・・・(おいおい)
あは☆あたしもそんなもん。題なんて、そんなもんでしょ!
>さて、5回くらいで終わるといいなぁ・・・ってぇのが希望的見解。
無理でしょ(はあと)れーちゃんだし。
>ではではー、れーなでしたぁ★
ではでは!今回はツッコミキビシーな、みいでした!
ぐっば〜い!

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12773久しぶり〜♪れーな E-mail 12/19-22:14
記事番号12770へのコメント

みいさんは No.12770「Re:おっひさ〜!」で書きました。

>>こんにちは♪お久しぶりなご無沙汰でございます〜。忘れられているかもしれませんれーなです。
>こんちゃ!忘れる訳ないじゃんっ!な、みいっす!
久々っ♪ありがとぉ〜!れーなです♪

>>最近ずぅっと休んでたら無性に投稿したくなりましたよ・・・
>>とゆーわけで久しぶりでちょっと緊張気味なのですが。
>あは☆
ふは☆(謎)

>>前作の最終回に予定していた現代版とは違う話ですがこれも現代版。
>>リナゼロス以外出てきません。
>うにょおv
・・・うみゅ。これ、ちょっと予定変わっちゃうかも・・・(汗)

>>元々短編にしようと思っていたのにまとまらなかったので短期連載に致します(爆)ちなみに筆が遅いので続きも遅くなるかも・・・です(滝汗)
>あは☆なるべく早く書いてねv待ってるから・・・(クスクスクス/・・・怖っ!)
うあっ!なんかプレッシャーかけてない?ねぇかけてない?(笑)
あたしがプレッシャーに弱いの知ってるでしょ〜?><;;

>>では、お楽しみ頂けたら光栄♪
>ぱちぱちぱちv
きゃーきゃー♪>▽<

>>*************************************
>
>>気持ちの良い風を頬に感じる。髪がさらりと流されていく。ゼロスは立ち止まってしばしそれを楽しんだ。
>わきゅうvvいきなりゼロやんごとーじょー!v
今回の主人公・・・だった気もする(爆)

>>季節は初夏。だが木々の作り出す日陰は充分に涼しい。
>6ヶ月ほど違うよーな・・・。
季節はずれもたまには良い感じってわけでもないよーなっ!(謎)

>>「学校の裏にこんな所があるとは思いませんでしたねぇ・・・」
>>ゼロスは感心したように呟いた。
>興味なかったの?ってゆうか、どんなトコ?
そんなトコ。あんなトコ。こんなトコ。(分からんて)
下の文を読んで想像すべし(てきとー)

>>彼が通うのはカタート学園。学園の裏手は小高い丘で、木々に覆われ林のようになっている。公園みたく整備されているわけではないので人が立ち入ることは少ない。暇を持て余していたゼロスはなんとなく近付いてみたのだった。
>暇って・・・。しかもカタート・・・。
学園の名前はほとんどお遊びさ(笑)

>>しばらく歩いていくと、突然視界が開けた。そこはちょっとした広場になっていて、その中央に周りの木々よりはるかに大きな木。その枝葉は豊かに広がり、空を隠している。
>ああ、行ってみたいなぁv
あたしも(爆)
最近は自然少なくなっちゃったものね〜(年よりくさい)

>>「へぇ・・・」
>>感嘆の息を吐くと、ゼロスは大木の幹に近づく。そして上を見上げて――――そのまま石のように固まった。
>なぜっ!?
なんとなく(嘘)

>>ゼロスの固まったまま動かない視線の先、枝の上には少女が器用にバランスを取って座っていた。遠くから見た時は葉に隠れて見えなかったらしい。栗色の髪が差し込んでくる光に溶けている。顔立ちは童顔であったが何故か大人びた雰囲気を漂わせていた。そして眠っているのか、その瞳は閉じている。
>もしかして・・・スカート、見えてないよねぇ?
んー・・・あー・・・えと。
・・・きっとスパッツはいてるのよ!!(笑)

>>「んー・・・・・・」
>>ゼロスに気配に気付いたらしく、彼女は目を開いた。赤色に輝く大きな瞳だった。
>>伸びをしてあくびまでしているところを見ると、本当に眠っていたらしい。
>>「・・・・・・・・・」
>>「・・・・・・・・・」
>>二人はしばし見詰め合った。――とは言っても、ゼロスはともかく少女の方は寝起きでぼーっとしているだけだったりするのだが。
>>先に口を開いたのは少女だった。
>>「あたし以外の誰かがここに来るなんて・・・珍しいこともあったものね」
>>それを聞いてゼロスも硬直から脱した。
>>「あ、あなたは・・・?」
>>「ふぅん。カタート学園の制服?」
>答えになってないよ?
ほら、リナちゃんの会話って一方通行だからv(笑)

>>彼女はゼロスの言葉をさらりと無視して言った。
>うあ。
さっすが☆(笑)

>>「え?あ、はい。高等部に通っているんです」
>>「学年は?」
>>「高一です」
>>「ふーん。あたしとタメじゃない」
>>「そーなんですか。・・・それで貴方は一体・・・」
>>「あたし・・・って見ての通りセイルーン学園の生徒よ。今言ったけど高一の」
>2度めでやっと答えた・・・さすがリナやん。。。
ほら、度胸と根性に関しては特一級(笑)


>>「いえあのそーではなく」
>>見れば確かに制服を着ている。
>>セイルーン学園とはゼロスが通うカタート学園と背中合わせのような場所にある学園である。背中合わせと言ってもその間に今二人が居る丘を挟んでいるのでそれほど近所と言うわけでもない。
>>「じゃぁ何よ?」
>>「ですからどうしてこんな所にいらっしゃるのかと・・・」
>>「あたしが何処で何してようがあたしの勝手よ」
>>彼女は妙に堂々と言い張った。
>リナちゃんらしい・・・。
変な所で自信あるのよね〜(笑)

>>「はぁ・・・そりゃそうかもしれませんけど・・・いいんですか?授業は?」
>>そう。実は今教室では2限目真っ最中なのである。
>をひ。ふたりとも。
ま、頭は良いらしいし?

>>「あたしは頭いいから平気なのよ」
>>ちょっと胸を張って言う彼女。
>いや、あの、そーゆー問題でもなさそーな気がしないでもない・・・。
・・・彼女にとってはそーゆー問題らしい・・・


>>「そーゆーあんたこそサボってんじゃないの。駄目よー?学生のうちにしっかり勉強しとかないと」
>>「貴方がそれを言うんですか」
> あんたがそれをゆーなっ!
それを突っ込んだ所でリナちゃんはまったく堪えません(笑)

>>ゼロスの顔に苦笑が浮かぶ。
>いつでも笑ってるよね〜。君は。
笑ってないと・・・ゼロス君は(何故)

>>「テストでてきとーに良い点とっておけば大丈夫ですよ、成績なんて」
>>「ま、それもそーね」
>それをできるあんたらが信じられんよ。わしは。(←じいさん!?)
あたしもしんじらんね−や。ったく驚異的よねー♪(爆)

>>今度はあっさり同調すると、彼女はふわりと木の枝から飛び降りた。
>>ゼロスは一瞬慌てたが、彼の心配をよそに彼女は危なげなく着地した。そしてそのままゼロスが来たのとは反対方向へすたすたと歩き出す。
>>「あの、どこへ?」
>>「どこって・・・帰るだけよ」
>うちへ、とか言ったらマジこけるから。私は。
言わせれば良かったかしら(笑)

>>「あ、そーですか・・・」
>>ゼロスは自分が少なからず落胆していることに気付いて驚いた。
>>そして無意識のうちに口が動いていた。
>>「また会えますか?」
>わきゅうv
ふにゃはははは〜♪

>>彼女は立ち止まって振り返ると、
>>「この時間ならここに居るわ」
>嫌がってない〜!!!
ま、この時点じゃリナちゃんは「勝手にすれば」って感じなのよ実は。



>>→続く・・・はず(爆)
>はずっ!?
はず。多分続く。きっと続く(爆死)

>>*************************************
>>ああ久しぶりに長く打って肩がこる。
>>とりあえずここまで読んで下さった事に感謝感謝。
>いいえ。久しぶりだから、ツッコミ多めv(はあと)
突っ込みありがたう(笑)

>>ゼロス君がなんだか違いますけど・・・すみません。押されまくってます。今回は彼に人間くさくなってもらいます。てぇか人間なんですけど。
>彼ほど人間クサイのはいないでしょー。ほかに。
おお、それもそーか!

>>題名については深い意味はありません。だたなーんとなくこんな感じで。ぐらいにしか考えてなかったりします・・・(おいおい)
>あは☆あたしもそんなもん。題なんて、そんなもんでしょ!
そーよね!分かってもらえてうれしーわ!

>>さて、5回くらいで終わるといいなぁ・・・ってぇのが希望的見解。
>無理でしょ(はあと)れーちゃんだし。
ああっ!ひどひ〜(笑)
くそー。頑張るもん!

>ではでは!今回はツッコミキビシーな、みいでした!
>ぐっば〜い!
レスありがとね〜!れーなでしたぁ☆

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12786木漏れ日に誘われて(2)れーな E-mail 12/21-10:54
記事番号12724へのコメント

こんにちはーっ!てぇかおはようございます〜♪れーなです♪
朝に打つのは珍しいです・・・
今日は珍しくちょっと早めに起きたので。

ごめんなさい続き遅れて。今回連続投稿しますから・・・ご勘弁を。

ではどーぞっv
*************************************



それからゼロスは毎日その場所へ通うようになった。彼女はいつも先に来ていて、枝の上に座っていた。
ゼロスはまぁ、木に登るのもめんどくさかったので根元で木の幹にもたれるように座ったりしていた。ただ彼女とぼーっと木々や空を眺めているだけで落ちつくのだった。
ある日、ゼロスは彼女に聞いた。
「貴方はどうしてここに来たんですか?」
「え?」
「貴方がこの場所にはじめて来た時、どうしてここに来たのかってことです」
「あたしがはじめてここに来たとき・・・?」
彼女ははしばらく考え込んでいたが、
「・・・・・・内緒」
虚空に据えた視線を動かさずに言った。
「そーですか」
拍子抜けしてかくんと肩を落とすゼロス。しかしそれ以上追求はしなかった。
「あんたこそなんでこんなトコ来たのよ」
「僕ですか・・・僕は・・・何のために生きているのか、分からなくなったんです」
「・・・・・・?」
「自分にできる『何か』がしたくて、それを見つけたくてでも見つからなくて、そうしている内に虚ろに日々過ごしているような気がして。それが許せないけれど何もできなくて、自分はなんて無力なんだろう・・・とか。色々考えてるうちに何時の間にか授業を抜け出して歩いているうちに何時の間にかここに辿りついていたんです。・・・貴方は何のために生きると思いますか?」
ゼロスは彼女に問いかけた。
それまでじっと聞いていた彼女は、急に半眼になっていった。
「・・・そんなのあたしに聞いたって分かるわけないじゃないの。生きる意味なんて人それぞれでしょーが。あんたはもっと悩みなさいよ。人に教えてもらうより、そーやって見つけた答えの方がずっと大事に思えるはずだし」
言い終えてから彼女は首をこきこきと鳴らした。
「あーあ。慣れないこというと疲れるわね。あたしもう帰るわ」
ひょい、と枝から降りてくる。
「どうもありがとうございました」
「へ?」
ゼロスが礼を言うと、彼女はきょとんとした。
「話、聞いてくださって」
「なんだそんなことか。でもまぁ、あんたがそーゆーなら」
彼女はすっと手を出す。
「・・・・・・何です?」
「お礼」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え。」
彼女は戸惑うゼロスを見てぷっと吹き出した。
「なんて顔してんの。冗談よ冗談」
いや今のは本気に見えましたけど・・・、とゼロスが言う前に彼女はくるりと背を向けて歩いていってしまった。
しかしそんなに変な顔をしていたのだろうか・・・
ゼロスは思わず自分の頬に触れた。


→続きます〜
*************************************
とゆーわけで次もすぐ打ちますけど。ツリー落ちなきゃいいけどなー・・・
彼女ってぇのはもーお分かりでしょうがリナちゃんなわけで。次回からリナちゃん視点も混じって来たり。

では〜♪

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12787木漏れ日に誘われて(3)れーな E-mail 12/21-11:28
記事番号12724へのコメント

えと言いわすれ。ゼロスとリナ以外出てこないって言っちゃいましたけど今回ゼルとアメリアが出てきます・・・わき役ですけど。ごめんなさいm(__)m

とゆーわけで前置きは省いてとっとと行っちゃいましょう。
*************************************



ざ―――――――――――――――――・・・・・・
窓の外から雨の打ちつけるおとが聞こえてくる。
その音の大きさから、かなり激しい雨であると言うことが分かる。
明け方から降り続いていた雨が、明るくなって本格的に降り出したのだ。
ゼロスはくすんだ空の色を見つめて呟いた。
「雨、ですねぇ・・・・・・」
「ん?ああ、そうだな・・・」
それを聞いたゼロスのクラスメイト、ゼルガディスはてきとうにも聞こえる相槌を打った。
「そういえばお前、今日は二限目サボってなかったな、珍しく」
「雨ですからねぇ・・・」
ゼロスははぁ、とため息をついた。
あの丘までの道は、きちんと舗装されていない。今日のように激しい雨が降ると、水たまりが出来るし、地面もゆるくなっているので歩くだけでどろどろになってしまうだろう。
「はぁ・・・僕の楽しみを邪魔するなんて・・・酷いじゃないですかゼルガディスさん!?」
「って俺かっ!?」
ゼロスの悲痛な叫び(?)にゼルガディスはすかさず抗議する。
「だって怒りをぶつけるのにちょうど良い所に貴方がいらっしゃったので・・・ほら、空に向かって叫ぶのもなんだか虚しいじゃないですか」
「・・・・・・貴様は・・・」
ゼルガディスがこめかみをひくつかせているのを無視して、ゼロスは物思いに耽った。
この雨だ。彼女も来ていなかっただろう。
果たして明日は晴れるだろうか・・・
ふと、ゼロスは自分が彼女のことを何も知らないことに気付いた。
名前さえ、初めてあった時に聞きそびれたまま・・・・・・
ゼロスは再び空を見上げ、本日何度目かのため息をついたのだった。


同じ頃、その「彼女」―――名はリナ=インバースといった―――もまた、ため息をついていた。
「雨ねー・・・」
「雨だろうと雪だろうと、私の正義の炎は消えたりしません!」
「聞いてないってンなこと」
少しずれた返答をしたのはリナのクラスメイト、アメリアだった。
「そういえばリナさん、朝からずっと授業受けてるじゃないですか!!」
「だって雨だもん」
「もしかしてようやく正義の心に目覚めてくださったんですね!?」
「いやそれ違うって」
「嬉しいです!何度言っても授業をサボり続けていたリナさんが!!」
「って無視かい」
どうやら何を言っても無駄らしいと気付いたリナは、ぼんやりと降りしきる雨を眺めた。
そういえばこの前妙な事聞かれたっけ・・・
初めてあの丘に言った時・・・か。
嫌な事を思い出して、リナは軽い嫌悪感を覚えた。
『人に弱みを見せちゃダメよ、つけこまれるから』
以前リナの姉はそう言った。
リナの父親はとある会社の社長だった。今もそうだが。
だからリナにも姉の言う事は分かった。姉に金目当てで言い寄る男はたくさん見ていたから。
しかしリナは姉がその後に言った言葉を覚えていなかった。
『けどね、リナ。信じられる人の1人や2人、見つけといた方が良いわよ』
そして誰も信じられなくなった。周りは敵になった。
笑う事はしたけれど。心はいつも疑った。
だから、心休まる場所を探してあの丘を見つけたのだ。
そう言えばあの青年もいつも笑っていたけど・・・・・・
「―――ってリナさん!聞いてるんですか!?」
その声によってリナの回想は中断された。
「え、何よアメリア」
「ですから、正義愛好会を発足するにあたってですね」
もうそこまで話が進んでいたのか・・・
「ちょっとアメリア」
「はい」
「何、その正義同好会?」
「正義愛好会です」
「そう、それ。あたしは入らないからね」
「えーっ!?せっかくリナさんが正義に目覚めたのに!?」
「だからそれ違うって」
「せめて会員集めくらいしていただかないと・・・」
「ってやっぱり無視かい」
「少なくとも5人は必要ですよね・・・」
と、始業のチャイムが鳴ってリナは解放された。
もう一度窓の外を見て。
「やっぱり行けば良かったかなぁ・・・」
今更ながらに後悔したのだった。


→続くといいなぁ(爆)
*************************************
とゆーわけで次回くらいに終わるかもしれない予感。終わらないかもしれない予感。(どっち)
人格違うのは毎度の事ながらお許し下さい(汗)
それとリナの父親、外伝に出てきた父親は想像しないでください(笑)

ではでは次回っ♪れーなでしたぁ★