◆−無憂の思いで(気まま2-17)−CANARU(12/15-18:41)No.12726
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12726無憂の思いで(気まま2-17)CANARU 12/15-18:41


「突然だけど・・・・今から直ぐに旅に出るわ・・・。」
ナポリ、ヒチリアを取り仕切るまだしも合法的なマフィア組織「カタート」。
その若き総帥、ゼロスは実はルクセンブルク公国『ワルキューレの騎士団』
の副旅団長にしてリナの義兄、そしてそのリナはルクセンブルク公国の公女
だったりする・・・・・。
そんな彼女が不意に名目上の『総帥執務室』に飛びこんできたのは・・・。
「お〜〜い!!リナ!!一緒にクッキー食わないか〜〜〜???」
リナが入室してきた事に気付き、ガウリイが声をかけてくる。
暢気に一同がお茶をしている時のであった。
「・・・こりゃ〜〜〜また・・。いきなりですね・・。夜逃げですか?」
「・・・・笑えないジョーク言うと殺すわよ・・・。馬鹿兄・・・。」
ゼロスのからかいにジト目を持って返答をするリナ。
その視線が・・・既にリナの一点の『変化』に気付き、あからさまに笑っているから・・・である・・・・。
「しかし・・なんでまた急に寒がりのオマエがナポリを離れるきになった?」
此方は気付いていないのだろう。至って腑に落ちない、と言った様子でリナに
ゼルが聞いてくる。
「あ〜〜♪リナさ〜〜ん!!素敵な指輪!!ど〜したんです!!?それ!!」
アメリアに至ってはその事に真っ先に気付いたらしい。
うっとりとしたような声をあげ、リナを今にも質問攻めしかねない雰囲気すら漂わす。
「・・・・・貰ったのよ・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。暫しの沈黙・・・。だが・・・・・・・・・。
「なにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!??」
真っ先に声をあげたのは先程までまどろんだ様にココアをちびちびと飲んでいたガウリイだった!!
「ちょ!!ガウリイさん!!落ち着いてくださいよおお!!」
必死でガウリイの髪を掴んで落ち着かせようとするゼロス!!が・・・・。
「リナ!!誰に貰ったんだ!!何そんなの後生大事に指につけてるんだ〜〜〜!!」
ゼロスをずりずる引きずりながら少しずつリナの方に詰め寄ってくる!!
「うわ!!落ち着け!!ガウリイ!!」
「そ・・その手にもってる物はナンですか〜〜〜!!!??」
ゼロス一人では到底抑えられる雰囲気ではないガウリイをやはり慌てながらゼルと
アメリアも止めようと頑張る。
・・・しかし・・既に逆上したガウリイは何故か手に護身用のナイフまで持ち出して
リナに向かっていこうとする始末・・である。
が・・・当のリナは至って冷静に・・・・・・・・・・・・・・・・。
ペッシャアアアアアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンン!!!!!!
っと・・・・ガウリイの頭を何故かスパイクのくっついたスリッパでぶん殴る・・。
「・・・・痛い〜〜〜・・ひどいよ〜〜〜リナァァァァァァ・・・・。」
さっきまでの激情は何処へやら・・・。
たちまち意地悪をされた仔犬よろしく、潤んだ瞳で此方を見上げながら文句を言う。
「・・人の指切り落とそうとしたやつにそ〜ゆ〜事言われたくないわよ!!
・・・ったく!このストーカー・クラゲ!!いい?アンタには多分理解できないと思うけど・・・。よっく見ときなさい!!」
言うが早いかリナは指につけたシルバーのリンクを逆の手の指で軽く掴んで・・。
無意味にくるくるくるくる・・・・と回して見せる。
「は・・・?」「ど〜ゆ〜事・・なんだ・・・?」
ゼルとゼロスが同時にその行動に疑問の声を漏らす。
「あ〜〜!!成る程!!それに・・それ、誰がど〜みてもオーダーメードだもんな!!」「ですね。リナさんの指のサイズより・・・微妙に大きいって事ですね。その指輪!!リナさん・・本当はそれ・・・ラウラ先輩の・・でしょ?」
アメリアが理解できたのはわかるが・・どうやら奇跡的にもガウリイも理解してくれたようである・・・・・・・・・。
「そ・・。ラウラの為にジョヴァンニおに〜さまが作ったものなんだけど・・・。
イザとなると渡せないみたいでね・・・。で、アタシに押し付けてきたんだけど・・。
やっぱりラウラに渡すべきじゃない?今から彼女とに〜さまの居るベルリンに行こうと
思って、ね・・・。」
苦笑しながらリナはそう告げる。
「なんだ・・・。そ〜ならそ〜と・・・。最初からいってくれよな・・・。
冷や汗かいたぜ・・。」
スパイクで殴られた跡を摩りながらガウリイがリナに言う。
「・・・そりゃ〜そ〜と・・。良くアンタもこの指輪が『アタシのためのものじゃない』
って分かったわね・・・?」
先程から疑問に思っていたことを単刀直入にリナはガウリイに言う。
「ああ・・。昔親父が母上に指輪を贈った時にさ・・。あの馬鹿親父、サイズ間違えやがったんだよ・・・。で、言った一言が・・・。『・・・オマエ・・最近指むくんだんじゃないか・・・?』だったんだ・・・。で・・母上が激怒して・・・。親父は全治三週間の大怪我したんだよ・・。俺・・指輪というとその悲惨な幼児体験が頭から離れなくて・・・。ガストンのヤツはまだ生まれてなかったし・・。ホント・・『知らぬが仏』ってヤツだよなあ・・・・。」
遠い目をしながら思い出したくも無い事を淡々と語るガウリイ・・・。
「う・・・・・・・分かるような気がする・・・・・・。」
最強無敵の有閑教育ママゴン・マダムのオーリさんなら・・それくらいやりかねない・。「とにかく・・。ど〜せ暇だし・・。俺もベルリン行くぜ?」
「え・・・・???」
一寸待て!!このクラゲ!!折角の一人旅の楽しみにしていた計画が!!
「と、言うわけで荷造りしてくるな〜〜♪リナ、玄関で待っててくれよ!!」
「ちょ!!勝手に!!」
抗議の声をあげようとしたリナの肩をやおらアメリアがポンポンと叩き・・・。
「リナさん・・・。ストーカーに逆らうと・・・。多分碌なこと無いですよ・・。」
「う・・・・・・・。」
まったくもっての正論・・・である・・・・・・・。かくして・・・・・・。


「ジョヴァンニに〜さま!!」
バタン!!勢い良くリナがジョヴァンニが宿泊しているホテルの一室の扉を
開け放つ!!
「リ・・リリリリリリリリリリリリリリリリリナアアアアアアアアア!!!??」
不意に登場した妹にジョヴァンニは飲んでいたコーヒーを思いっきり鼻から噴出して
苦しそうにゴホゴホと咳き込みだす!!
「よ・・・ジョヴァンニ・・・・。」
さすがに此方は気まずそうにガウリイがリナの背後からひょっこりと顔を出す。
「・・ど・・ど〜してここに!!!??」
一応ココはオートロックのカギを使用したホテルの一室である・・・・・。
ココだけの話、いくらリナが神出鬼没な妹であっても・・そ〜簡単に入ってこれる
訳が無い場所である・・・。しかし・・彼女とガウリイはココに居る・・・。
その事実にマトモに動揺しながらジョヴァンニは質問する。
「ああ・・・。簡単なトリック(?)よ。『私から借りた金、踏み倒して逃げた男が居る』と言ってに〜様の写真見せたら快くフロントさんがカギ貸してくれたわ。」
「・・・ついでに言えば・・俺は取り立て屋のマフィア役なんだと・・・・・。」
楽しそうなリナに対し、やはり一寸不満が残る口調でガウリイが言う。
「・・・俺って・・そ〜んな借金して金踏み倒すよ〜な面に見えるのかな・・・。」
やはりガウリイ同様不満が隠せない様子でジョヴァンニも呟く。
「・・・で、ど〜ゆ〜つもりよ!!指輪をアタシに代理で渡すくらいじゃ・・・。
『ラウラを追って』という目的だけでドイツに来たわけじゃないんでしょ?」
へ・・・・・・・・・?????
いきなり放たれたリナの意味深発言にガウリイの目が点になることが見て取れる。
「・・・バレたか・・・。そ〜だな・・・。もともとラウラがルクセンブルクの隠密として・・。冷戦時代・・東ドイツ・・ベルリンに住んでたことは知ってるな・・?」
「ええ・・・。もともとラウラが名目上『東側陣営のスパイ』としてだったって事もね。ついでにいえば・・・。実はラウラは西陣営の逆スパイで自分たちの行動が彼女を通じてつつぬけ・・って事は・・・。西側は知っていたのかしらね・・・???」
「・・さあな・・・。けど・・今・・ラウラが大きな山を踏んでる事は・・・。
確かなんだな・・。コレが・・・・・。」
苦笑しながらジョヴァンニはリナとガウリイに告げる。
「・・成る程・・。それでベルリンくんだりまで・・・か・・・・。」
ふんふん・・っとこ〜ゆ〜事には感心したようにガウリイが頷く。
「・・・今、ガストンに手伝ってもらってラウラの居場所と今回の山。『フリードリヒ』の『軍団』と言う宝物を探している・・・・。」
はあ・・・っと一つため息をつきながら・・・。
「わかった・・。私たちも協力するわよ・・・。」
今度はリナも苦笑しながらそう答えるのだった。


「ドイツの歴史はかなり複雑でね・・。イタリアでも19世紀まではそうだったんだけど・・。いくつもの諸侯の公国に分裂し・・。ひどい時は何百もの大小の公国が群雄闊歩していたのよ・・・・。」
ベルリンの軽く、ライトアップされたブランデンブルク門周囲を歩きながらリナはそれとなくそう口にする。
「散歩しているうちにポケットから公国を落とした君主も居た・・と言うくらい凄まじい時代であった・・・というくらいだしな・・・・。」
二人と合流したガストンがリナに続いてそう呟く。
ウンテル・デン・リンデンの菩提樹の通りを抜ける。
冬の冷気が珍しくも心地よい場所だとベルリンは感じてしまう。
「其処に、三つの巨大勢力が現れたわ。そのうちの一つがホーエンツォレルン家のプロイセン、フリードリヒ大王(二世)って訳。もともとホーエンツォレルン家はブランデンブルクの辺境侯爵だったんだけど・・・。プロイセン公国を併合してベルリンに本拠地を置く、ミュンヘンのバイエルンとタメが張れるくらいの一大勢力となったの・・・。」
リナの話すことにガウリイは・・・・。
「おっかしくね〜か?もともとその・・ブランデ・・ナントカはプロイセンを併合したんだろ?何で『ブランデ・・ナントカ王国』と言わないで態々併合した先の名前使ってる
んだ・・・?」
・・・・ガウリイにしてはなかなか鋭い質問である・・・・・・・・。
「・・・多分・・憧憬ってヤツじゃ無いのかな・・・。軍事力あれどもブランデンブルクは所詮小国、それに対して軍事力こそ無かれどもプロシアはそれなりの大国だし・・。」
少し考えたようにガストンはガウリイに答える。
どうやら・・今回の彼も任務の荷の重さを感じているらしい。
不用意に兄であるガウリイに対して『馬鹿兄』と言わないところが印象的である。
「もともとブランデンブルクに併合されてもプロシアは最初『公国』でしかなかったわ・・。けど・・フリードリヒ大王の祖父、フリードリヒ三世(あくまで『公国』の三世)の時代、神聖ローマ帝国皇帝から『王国』を名乗っいい事が許されてね・・・。以後、フリードリヒ二世(大王)のプロイセン王国に話は移るの・・・。」
一寸考えたようにリナは付け加え・・・・。
「明日はフリードリヒが建築したサン・スーシー宮殿に行って見ましょう。
何か・・わかるかもしれないわ・・・・。」
思い当たることがあるわけではない今回の旅行・・・・・・。
さしあたり、フリードリヒの業績を辿る事から始める事が先決・・なのかもしれれない。


「止めるな!!リナ!!」
その騒ぎ声が廊下の辺りから聞こえてきたのはガウリイが部屋でまどろみかけたとき
だった!!
「兄者!!リナさんとジョヴァンニが・・・・それと・・・・。」
廊下の騒ぎに駆けつけろ、と言わんばかりにガウリイの部屋のドアを叩き、ポストから
なにやら一枚の紙切れを室内に落としながらガストンの訴えかけるような声が耳に届く。
「どうしたってんだよ・・・・」
寝ぼけた頭を無理やり起こしながらガウリイはガストンによって室内に放り込まれた
一枚の紙切れを拾い上げ、机の上に常備してあるランプのスイッチをオンにして
目を通す・・・。が・・・・・。
「うわ!!!」
ガチャっと勢い良く開け放たれたドアに思わず今までノブにしがみついていたガストン
がド派手にコケる!!
「すまない・・リナ!!離れろ!!」
何やらジョヴァンニを必死で止めようとしていたリナを声の一つで静止させ・・・。
ドガ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
一瞬のあまり正々堂々としているとは言えない背後からの不意打ち。
その一撃にアッサリとジョヴァンニは何が起こったのかも理解することなく、廊下の絨毯にドサリ、と倒れこむ事になる・・・。
「ちょっと・・ガウリイ!!」
いくらガウリイの攻撃とはいえ・・実の兄に対してこんな事をされてさしものリナ
とて面白いはずが無い。
「・・悪い・・。けどさ、・・。冷静さを失ったあまたで動いたって・・。ろくな事
無いぜ?」
言いながらガウリイは宣戦布告、とでも言わんばかりに先刻ガストンが彼の部屋に放り込んだ一枚の新聞の切抜きで文字を構成された紙切れをグシャリと握り潰す。
「・・そ〜ね・・・・。ま・・・・。ラウラを誘拐したところで・・・。
今ごろ敵さんも手を焼いてる事でしょ〜〜けど・・・。」
苦笑交じりにリナも宣戦布告を受けるべく、部屋に戻って行く。
「・・・・まったく・・・。あのお姫様を敵に回したことが敵さんにとっては最大の過ちだと俺は思うのだが・・・・・・。」
そんなリナの後姿を見送りながらガウリイは一人呟くのだが・・・。
「・・馬鹿兄・・。うちのか〜ちゃん敵にまわすより・・。リナさんを敵に回した
ほ〜が・・まだ『身の安全』は保障されてるぜ・・・?つ〜かさ・・・。
リナさんの場合・・『ひとおもい』で・・か〜ちゃんみたいに『甚振る』が無いだけ・・マシとゆ〜〜〜か・・・・・・・・・。」
そんなガウリイの独り言を聞きとがめたガストンもブツブツ言いながら部屋に戻り、千党体制を整えるべく支度を始める。
「・・・はあ・・・。俺は充分甚振られてるのだが・・・・・。」
まあ、この際はこんな情けないことを『彼女もち』の『弟』に言うつもりは毛頭無しである。


ブランデンブルクから離れ、ポツダムに向かうバスの中・・・。
あまりにも中途半端な時間ゆえだろうか?乗客はリナ、ガウリイ、そしてガストン
の三人に、僅かな人間しかバスに乗車している人間は居なかった。
「今回の宝物・・。『フリードリヒの軍団』・・・・。それにはかなりいろいろな
事が考えられるわ・・・・。」
今まで黙り込んでいたリナが開口一番、そう告げる。
「・・・・と、言うと。フリードリヒといえばやっぱり『オーストリア継承戦争』『七年戦争』とかですか?」
此方も先程まで黙り込んでいたガストンがリナに問い掛ける。
「・・・オーストリア女帝・マリア・テレジアの皇位継承にフリードリヒが抗議を唱え・・。オーストリアからシュレージェンを併合したあの戦争ね・・。まあ・・・。
確かに・・フリードリヒの性格を知るには重要な事ね・・・・。けど・・・今回は一寸違うわ・・・・・・。」
「・・・・良くわからんのだが・・・??」
毎度おなじみ、ガウリイの質問攻撃が車内に響き渡る。
「つまりね。フリードリヒの先王、フリードリヒ二世は・・・。馬鹿みたいな軍団マニアでね。巨大な背丈の役にも立たない男ばかりをあつめた軍団を作ったのよ・・・。
もともと姉のヴィルヘルミーナと一緒に父王に虐待されていたフリードリヒ大王はひどく
この軍隊を嫌悪していた・・・。で、即位すると同時にお払い箱にしたのよ・・・。
だって・・。役に立たないものを何時までも持っているなんて・・・。馬鹿げた
事でしょう?」
「なるほどなあ・・・・・・・・・。」
リナの説明を聞き終わった途端、ガウリイの表情が変わる。
一緒に乗車していた僅かな人間たちがナイフやパイプといった武器を手に襲い掛かろうとしてきたから・・である・・・。
「・・敵さん達も・・こ〜んな役にも立たない部下を持っていても仕方ないでしょうしね!」
そう言いながらリナも隠し持っていた麻酔銃を取り出して構える。
「馬鹿すぎなんだよ・・オマエら・・。こ〜んな時間にバスが運転してるわけね〜だろ?ま・・・現場までおかげで早く到着できたけど・・さ・・・・。」
生意気な口調でガストンも既に身構える姿勢に入る。
かくして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『打ち止めご免!!ギャンブルは程々に!!』と訳の分からない紙を張り付けられ、窓ガラスを破損された一台のバスが道端に転がる・・・・・・。
「あ〜あ・・。どいつもコイツも・・。国際指名手配犯の割にはたいしたことの
ない連中だったわね・・・・・・・・。」
至って不満そうな口調でリナ・・・。
「しかたね〜だろ・・・。もともとドンパチが得意な連中じゃなくて失脚したスキャンダル塗れの連中なんだからさ・・・・。」
「・・・何はともあれ・・俺は眠い・・・・・・・。」
訳の分からないことを呟きながら一路、夜明けの道を根性で徒歩で歩いていく三人の姿が見かけられたのだった・・・・・・・。


「ぐ〜〜〜てんもるげぇぇぇぇ〜〜〜ん〜〜〜♪う〜〜〜ん〜〜♪素敵な朝
だねえ〜〜〜♪ま〜さ〜に僕にふさわしい朝に・・『無憂』な〜〜んって・・。
僕にぴったりな宮殿の名前だね〜〜〜♪そ〜思わないか〜〜〜い〜〜♪」
「・・・ほ〜〜〜んっと・・・・。ストレスたまらなそうだもんね・・・・。」
フリードリヒ大王が建築したドイツ最高の宮殿といってもいい『サン・スーシー』。
この宮殿の何処かにラウラが捕まっている、という事は間違いないのだが・・・。
そんな彼女を探して・・・・・・・・・・。
フランス語で言う『無憂』と言う意味の宮殿で・・リナが一番最初に目撃した者は・・。
・・・リナの中学時代の同級生・・・・・・。
ナルシスト、危な系、ロクデナシ、銀髪、自称『超絶美形』の英国貴族と日本人の
ハーフの馬鹿男!!氷(ヒョウ)である!!
「おお!!廻!!久しぶりだな〜〜!!元気にしてたか!!?で・・。オマエのね〜ちゃん・・。もうここでも入院したのか〜?」
ガウリイの友達にして日本人のクラゲの少年に挨拶する彼・・・・。
「久しぶりです〜〜!!ガウリイさん!!緋雨裡ね〜ちゃんはねですね。日本に置いて来てますよ!!最近僕の住んでる田舎町にもやっと下水道とマンホール出来たんですけど・・。早速ね〜ちゃん、マンホールに落ちたんですよ!!まあ・・。姉ちゃんの犠牲くらい・・・。」
「そ〜だなあ・・・。年末の予算使いきりで道路穿り返す良からぬ公共事業よりもよっぽど有意義な使い方だよな〜〜うんうん〜〜!!」
訳の分からないガウリイと廻の会話・・・・・。
「公共事業の愚痴、こんな所で零さないでくんない・・・・・・・。」
半ば寝ぼけたガストンにリナが冷たく二人に言い放つ。
「そ〜〜んな事、ど〜だっていいじゃないか〜〜♪僕は・・や〜〜っぱり野蛮な軍役生活よりも・・美しい花を愛でて生きていきたいね〜〜♪」
一人、自己陶酔に浸っている氷がかなり鬱陶しい・・・・・・・。
「何が軍団より花よ・・・。アンタなんか軍役に耐えられる根性あるわけないでしょうが!!」
ピクピクピク〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・。
軍団のことを馬鹿にしていたくせにこの言葉はさしもの氷にも何やら頭に来るもの
があったらしい。
「言ってくれるじゃないかい!!いいかい!!フリードリヒは姉との会話でね!!『花よりも太鼓のほうが軍役の訓練になるからあり難いよ』と答えたって逸話、知らないのかい!!?まあ・・僕は花の様に生きていくつだけど・・一々僕の言動、ど〜こ〜言われる筋合いは無いね!!」
半ば臍を曲げながら氷はそんな訳の分からない事を口にする。
「・・・そういえば・・・・・・・・。」
可愛らしい、ドレスを纏った一人の花を手にした少女・・・・。
その小さな女の子よりも更に小さい男の子が太鼓を持って少女の腕に自分の腕を絡ませている肖像画がある。・・・コイツ(氷)に言われるまで気付かなかったけど・・。
「・・・可愛い絵だな・・。小さな恋人か・・・?」
「・・・・アンタね〜〜。年中煩悩男?そ〜ゆ〜事しか言えないの・・・?」
ジト目でガウリイにリナはそう言ってやるが・・・。
「いやあ〜〜〜それほどでも〜〜〜♪」
褒めてない・・。ついでに言えば・・照れるな・・見苦しい・・・・・。
「これはね・・。幼い頃のフリードリヒ大王と・・彼が一生唯一愛し続けた最愛の姉・・。ヴィルヘルミーナの幼い頃の肖像画。先王は娘のヴィルヘルミーナと息子のフリードリヒには散々虐待を加えていた事は言ったわよね?けど・・・。まあ、姉が花に興味を示すのに対して弟が軍役の太鼓に興味を持った事にはたいそう喜んでね。この絵をかかせたって訳。」
まじまじと絵を眺めながらリナは誰にとも無くそう説明する。
「ま〜♪僕は、花のように生きていくから関係ないけどさ〜〜〜♪」
・・・・・・まだ言ってる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「氷さま〜〜外にでっかい花壇、ありましたよ?なんなら其方で花と戯れてきたらど〜です?」
突然恍惚とした表情の氷に向かって廻があはは〜〜と言った口調でそう提案する・・が。
「・・・いやだね・・・。氷点下の花壇なんかに行ったら・・・。僕の手が霜焼けになっちゃうだろ・・・。ミミズもあるし・・まっぴらご免だね!!」
・・・・・・我侭なヤツ・・本当に・・・・・・・。って・・・・・!!
「今・・氷点下の花壇って・・言ったよな・・・?」
ガウリイも事の重大性に気がついたらしい。
「ええ・・・。しかもこの季節のドイツの気候は・・並大抵じゃないくらい冷え込むわ・・。」
真坂・・と言う思いを抱きながらリナ、ガウリイは外に向かって駆け出す!!
「こら〜〜〜!!僕の話を聞け〜〜って!!!うっぐ!!!??」
ガストンが放った灰皿攻撃をマトモに頭に受けて、バタリ!!と手折りだす氷。
「・・回収しといてくれ・・・・・・・・・・・・・・。」
「分かりました!!財布と身包みだけ剥いで、後は河に放り込んで置きますね!!
あ・・・でも・・地元まで持って帰ってマンホールに捨てるのも悪くないな・・。」
う〜〜ん・・・と何やら悩みだす廻の肩をガストンはポンと叩き・・・・。
「オマエがもし女だったら・・。俺のか〜ちゃん以上の悪女になっただろうなあ・・。」
と何処か遠い目をしながら彼に言う。が、当の廻ときたら・・・・・。
「いや〜〜〜♪良く言われるんですけどね・・照れちゃうなあ〜〜〜♪」
・・・・・褒めてない・・・褒めてないって・・・・・・・・。


「ラウラ!!!」
どうやら・・予想は大当たりだったらしい・・・・。
「・・・・リナに・・・ガウリイかい・・・・・・。ったく・・。あの馬鹿・・。
期待はしなかったけど・・・・・・・・・・・やっぱり来なかったかい・・・。」
ははは・・と手足を戒められ、恐らく昨夜からこの寒空に放置されていたのだろう。
すっかり弱りきったラウラが『ミスったよ』と言わんばかりに二人を見ながら苦笑する。
「・・に〜様は・・。暴走しかねない雰囲気だったから・・・。眠っても貰ってる。」
「・・・どうだかね・・・。ともあれ・・元東陣営の連中に・・。今更ながらアタシが西の間諜とバレちまってね・・・。誰がチクったんだか知らないけど・・・。『ルクセンブルク』の宝物チラつかされてこのザマさ・・・・。」
見れば口元からも微かに血が流れ出ている・・・。
「・・・最低だな・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・雑魚は問題じゃないよ・・・。ま、雑魚に引っかかったアタシも馬鹿だけどね・・・。最大の問題はアタシの事チクったヤツさね・・。ったく・・・。」
どうやら・・この女性の肝っ玉の据わり具合はガウリイの妃ではない事は明らかである。
リナによって戒めを解かれながらラウラはコキコキっと両手、両足を軽く慣らす。
「っとかいっている間にも・・・・・・・・・・・・・・・。」
敵さんのお目見え・・と言ったところであろうあか?
「リナ!!ラウラは頼む!!」
不意にリナの腰の辺りを漁りだすガウリイ!!・・無論、当初その状況に
気付かず、リナはもとよりも近くにいたラウラまで唖然となるのだが・・・・・。
どきゅるめきゅばきばきばきばきばっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んんん!!
「何だ!!何だ!!」「仲間割れか!!?」
逆に敵のほうが動揺してしまうような殺戮の音(?)が周囲に響き渡る!!
「何すんのよおお!!この変質ストーカークラゲぐわあ!!!」
「貴様!!この!!猥褻罪で警察に現行犯連行してやろうかい!!」
容赦なく何処から取り出したのかリナとラウラのスパイクつきスリッパがガウリイに炸裂する!!
「いでででででで!!オマエのポケットに入った麻酔銃借りただけだ〜〜〜!!
第一・・寸胴と男装の色気のないね〜ちゃん二人にって!!げっふううううう!!」
「リナ!!殺る時は痕跡が残らないよ〜に腹を狙うんだよ!!」
「分かってるわ!!ラウラ!!根性焼きはそ〜と〜ムカついた時だけね!!私刑(リンチ)の基本は内申書に害が無いように卒業式に!!も基本だわ!!!!」
「だあああ〜〜〜〜!!俺が悪かった!!許してくださいいいい!!中学生の由良校則みたいな陰険なこといって俺の事いじめないでくださいいいいいいいい!!!」
絶叫しながら二人に大泣きして訴えるガウリイ・・・・・・・。
「・・・下らん事に時間を潰しちまったが・・ともかく行くぜ!!」
・・・今更そんな格好つけられても・・敵さんはすっかりシラけているのだが・・・。
しかし、ガウリイの腕は相変わらずたいしたものである。
ラウラを庇いながら確実にリナも、そして主戦力に回ったガウリイも確実に敵を撃退していく。
「残り一人!!!」
ガウリイの放った蹴りが最後の一人にとどめを刺す・・・それとほぼ同時だった!!
どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんんん!!!!!
不意に聞こえる爆発音!!!??
「真坂・・・・?」
何者かが爆発物のスイッチをこの情景を眺めながら押したのに違いない・・・・。
「ガウリイ!!!!」
たちまち辺り一面が火に包まれ始める!!?更に遠くの方で起こっていた爆発が
だんだんと近づいてきている!!?
「リナ!!!」
このままの位置では・・リナとラウラが巻き込まれる事は必然・・である・・。
咄嗟にガウリイは手を差し伸べるが・・・一人を助けるのに精一杯な感のある事態である。無論・・リナもそのことは理解できているのだろう・・・・・。
差し出されたガウリイの手を取る事にためらいがあることは明らかである。
「いきな!!リナ!!」
そんな彼女の考えを無視してだろう・・不意にラウラがリナに思い切り体当たりをし、
無理にガウリイの方角へ押しやる。
ガウリイもみすみすリナを転ばせる訳にはいかず、大急ぎでリナを支えに走る。
「ラウラ!!!!???」
炎は・・・既に其処まで迫っているのだが・・・・・・・・・・・・・・・・。
「無事だ!!!!!」
其処から聞こえたのは・・リナにしてもガウリイにしても見知った声・・・。
「ったく・・・。このアタシともあろ〜モンが・・・。この馬鹿の世話になるとは・・ね・・・・。」
分かっていたからリナを押しやった・・などとはなお更言えはしない事である。
「に〜様!!」「ジョヴァンニ!!」
「ついでに言えば・・。『ルクセンブルクの秘宝』も転がっていたから拾っておいたぜ?」にっこりと笑って答える兄とは対照的にリナの表情が僅かに曇る・・・。
兄のきた方角にその宝物が放置されていたとなると・・・。
この爆発劇を仕組んだ何者かが・・・あえて捨てていった物と考えるのは必然である。
『雑魚よりチクったヤツのほうが肝心』というラウラの言葉が実現しつつある・・・。
そう考えてまず不都合は無いだろう・・・・・。
「で・・・・。宝物は・・ナンなんだ・・?」
ラウラにコートを貸したため、少々寒そうなリナを包みながらガウリイ。
「ああ・・。フリードリヒ大王の姉・・。ヴィルヘルミーナの彫刻だ・・・。」
大王が・・・唯一愛した肉親・・・・か・・・・・・・・・。
「・・・あるべき物は・・『あるべき場所』に置くべきよ?にいさま・・・。
ソレは・・ルクセンブルクに持って帰るものじゃない・・・・・。」
・・・・ま〜たリナの感傷癖が始った・・・そう思いながらラウラは苦笑する・・。
「ま・・。それもそ〜だな・・・・・。彫像は・・この惨事で紛失した事にするか・・。
あるべき物は在るべきところに・・・ね・・・・。」
「そ。これも、ね。ちゃ〜〜んとしなさいよね。ったく!!」
言いながらリナは自分には少々サイズの大きいダイアの指輪を兄に返すのだった・・・。


「でも・・・。リナ・・・。何でラウラの指輪、大事につけてたんだ・・?」
帰国の途中、不意にガウリイがど〜でも良い事を聞いてくる・・・。
「・・・見栄ね・・・・。どっかの安月給がいつまでたってって!!馬鹿なこと聞くと
またラウラと二人でリンチするわよ!!!」
「わ〜〜〜!!そのうち買ってやるから!!指輪の一つや二つ!!リンチだけは勘弁してくれえええ〜〜〜〜!!」
「まだ(指輪のこと)いうかああああああ!!!!!!!!」
かくして・・飛行機は今日も煩い・・・・・・・・・・・・・。


「ねえ・・ガウリイ・・。ナンか・・忘れてるよ〜〜な・・・・・。」
「え?結婚指輪の前は婚約指輪か・・・って!いでででで!!耳引っ張るな!!」
「・・・・・もっと・・肝心で・・一寸前まで一緒に居て・・・・。」
「・・・あ・・ガストン・・忘れて来た・・。(ま、いっか。ど〜せアイツ、彼女居るし)」


「だからさ〜〜〜!!身包み剥いで、それは質屋に持っていくんですよ!!」
「馬鹿か?オマエ!!餓鬼が質屋なんて行ったて足元見られるだけだぜ?それならリサイクル・ショップのほ〜が確実だぜ?」
「・・・でも〜〜・・ソレって激安に売りはたかれるじゃないですか〜〜〜??」
「・・・じゃあ、オークションだな・・・・。それと、絶対にリンチの形跡は他人にばれないように殺らないと駄目だぜ・・・・?」
ツンツンツン・・・・・・・・・・・・・。
馬鹿な事を話す、ガストン&廻のうち、金髪のガストンの肩を先程から誰かが叩く。
「ああ〜〜!!もう!!煩い!!今いいところなんだよ!!静かにしてくれよ!!」
ツンツンツン・・ばしばし!!(払いのける音!!)
「ガストンさ〜〜ん・・。金髪のすっごい美人の女の人がさっきから肩叩いてますよ?」
「へ・・・・・・・??????????」
廻の一言に初めて後方を振り替かえるガストン・・・・・・・・・。
かくして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「ガスちゃ〜〜〜〜〜ん・・・。お勉強サボってこんな所で犯罪の計画とは・・。
素敵ねえ〜〜〜・・・。すっかりママが考える以上に成長しちゃって〜〜〜(はぁと)」
「・・・か・・かかかかかかかかかかかかかかかか・・・か〜〜〜ちゃん!!!!??
ゆ・・ゆるしてええええええええええええええええええええええ!!!!!!」
かくして・・オーリママのガストン追跡は・・今日も続く・・・・。


「リナさん〜?ガスちゃん知らないですか?今日はアントワネット風のお洋服着てくれつってお約束だったんですけど・・・・。」
「ご免ね、エリザベスちゃん・・・。ガストン、ど〜も寝込んじゃって・・。多分・・知恵熱かしらねえ・・・??」
「まあ〜〜♪大変!!眠っていても苦しくないようにピンクのネグリジェ差し入れして
差し上げなければ!!ガスちゃんのお見舞い、今すぐ行きますね!!」
「・・・馬鹿兄・・・。俺の家系って・・・・・。」
「ああ・・・。間違いない・・不幸な家系だ・・・・。」
遠い目をしながら呟くガウ&ガス兄弟・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「ガウリイ〜〜♪(にっこり)空港までエリザベスちゃん、迎えに行こう!!
アタシまだ運転免許書持ってないし・・・タクシー代持ってないのよね・・・・。」
リナのふう・・・・というような一言に・・・。
「おお〜♪俺の運転でよかったら何処へでも〜〜〜!!」
そういっていそいそと車のキーを取りに行くガウリイ・・・・。
・・・アイツ・・もしかしてこんな人生でも結構幸せなんじゃ・・・?
ガストンの思いはあながち外れ・・ではないのだった・・・。


(気が向いたらまた書きます)

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12753お給料何ヶ月分?♪P.I E-mail 12/17-21:29
記事番号12726へのコメント

CANARUさん、こんばんは〜!
タカラヅカと「リヴァー・ダンス」見終わったとたん風邪ひいた正直者のPです(爆!)
おまけにものもらいまでひどくなって瞼を切開するハメに・・・さっきまで独眼竜
状態だったっすよ〜(涙)
師走のこの忙しいときに医者通い・・・そ〜か、師走って「医者に走る」ってイミ
だったのか!(違う違う)
それはともかく。
氷殿下、いつの間に帰ってきたんですかぁ〜!?5億円工面したのか、それとも・・・
『ご自由にお持ち下さい』って書かれたダンボール箱に詰められて路上に捨てら
れてしまったのか!?(それをうっかりポケットティッシュの詰め合わせと間違
えて拾っちゃたのがヒウリねーちゃん・・・・汗)
今回もジョヴァンニにーさまとラウラおねーさま。カワイイ大人っぷりでしたね〜♪
とくにジョジョにーちゃん・・・くううっ!なんて純情なんだあああっっ!!
日頃なんのかんのとケナしてるラウラも実は彼のこと信頼してるのね〜♪
リナに指輪渡されて二人きりになって・・・
あ〜それからどーなったんだぁぁ!!?気になる〜〜っ!!
ガウりんもさり気な〜く催促っつーかおねだりされてましたね、指輪♪
しかしリナちん、あんまし迂闊なこともできないですね〜。下手をすると指輪ごと
指を・・・(汗)先を越されたくなかったら、ガウりんくん、早く買ってあげなさい!
この際安くても気はココロよっ!!
最後に、泣き虫エリザベスちゃん、ガスちゃんのお陰で明るくなって良かったね!
頑張れガスちゃん!これも愛だっ!!(爆笑)
それではでは♪

P.S
青池保子さんの『サラディンの日』(秋田文庫)買いました〜♪十字軍が舞台の
マンガなんですよ!
あの獅子心王リチャードがなんでオーストリアでとっつかまったのか(BY『黒騎士』)
やっと納得した気がします(笑)併録の『カルタゴ幻想』はハンニバルの秘宝探し
のお話です。まさに「気まま」シリーズ!!(笑)これはオススメですっ!!

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12754やっぱり三ヶ月ですね〜♪CANARU 12/18-11:34
記事番号12753へのコメント

>CANARUさん、こんばんは〜!
>タカラヅカと「リヴァー・ダンス」見終わったとたん風邪ひいた正直者のPです(爆!)
うわ〜〜〜!!
大丈夫ですか〜〜!!今年のかぜって本気でキツかったです〜〜(涙)
お大事にしてくださいでっす!!
>おまけにものもらいまでひどくなって瞼を切開するハメに・・・さっきまで独眼竜
>状態だったっすよ〜(涙)
わかります〜〜!!
あたしも今年10年ぶりくらいにものもらいにかかりました・・・。
しかも情けない事に玩具の指輪で目をこすった事が遠因で・・(涙)
ちなみにその指輪が今一つサイズが合わなくて・・・。
今回の話が出来上がった次第です〜〜!!
転んでもただでおきちゃいけませんね!!(言い訳!!)
>師走のこの忙しいときに医者通い・・・そ〜か、師走って「医者に走る」ってイミ
>だったのか!(違う違う)
わかります〜〜〜〜!!
ちなみに初期段階だとものもらいはほう酸でなおったでっす!!
>それはともかく。
>氷殿下、いつの間に帰ってきたんですかぁ〜!?5億円工面したのか、それとも・・・
>『ご自由にお持ち下さい』って書かれたダンボール箱に詰められて路上に捨てら
>れてしまったのか!?(それをうっかりポケットティッシュの詰め合わせと間違
>えて拾っちゃたのがヒウリねーちゃん・・・・汗)
あ・・ありえます〜〜〜!!
「何かしら〜〜ワクワク!!」とかいった緋雨裡さん・・・・。
開けてびっくり氷が登場!!
きゃあ〜〜〜〜!!とかいってる間にマンホールにおっこちたのだったら・・・。
かなり悲劇です〜〜〜〜!!

>今回もジョヴァンニにーさまとラウラおねーさま。カワイイ大人っぷりでしたね〜♪
>とくにジョジョにーちゃん・・・くううっ!なんて純情なんだあああっっ!!
う〜〜ん・・・。
今回はちょっと目立ってしまいましたね〜〜!!
不幸脱却近し!!?
>日頃なんのかんのとケナしてるラウラも実は彼のこと信頼してるのね〜♪
>リナに指輪渡されて二人きりになって・・・
>あ〜それからどーなったんだぁぁ!!?気になる〜〜っ!!
はうううううう〜〜〜!!
やっぱりラウラさん・・・。
「もらっとくよ!!」とだけは言った設定だったりします〜〜〜〜!!
何だか・・ギャラリーがいたら「見世物じゃないよ!!」
とかいって怒鳴りそうなおかたですけどね〜〜(汗)
>ガウりんもさり気な〜く催促っつーかおねだりされてましたね、指輪♪
>しかしリナちん、あんまし迂闊なこともできないですね〜。下手をすると指輪ごと
>指を・・・(汗)先を越されたくなかったら、ガウりんくん、早く買ってあげなさい!
まったくですううう〜〜!!
今回はギャグとはいえ・・珍しく逆上ガウリイでした!!
>この際安くても気はココロよっ!!
>最後に、泣き虫エリザベスちゃん、ガスちゃんのお陰で明るくなって良かったね!
>頑張れガスちゃん!これも愛だっ!!(爆笑)
ですね〜〜〜♪
そのうちオーリママも含めたガブリエフ家&リナ、エリザベスちゃん
もかきたいでっす〜〜〜!!
最近ママが暴れないのでちょっと欲求不満でした〜〜(汗)
>それではでは♪
>
>P.S
>青池保子さんの『サラディンの日』(秋田文庫)買いました〜♪十字軍が舞台の
>マンガなんですよ!
おお!!
面白そうですうううう〜〜〜!!
あたしもそろそろまた何か小説ネタ探します!!
>あの獅子心王リチャードがなんでオーストリアでとっつかまったのか(BY『黒騎士』)
>やっと納得した気がします(笑)併録の『カルタゴ幻想』はハンニバルの秘宝探し
>のお話です。まさに「気まま」シリーズ!!(笑)これはオススメですっ!!
はい!!
ハンニバルは塩野さんの話で一番最初に読んだ本だったりします〜〜!!
結局中途挫折だったんですけど・・・。
探してみます〜〜♪
ではまた!!