◆−舞台での攻防−白いウサギ(12/17-20:33)No.12752
 ┣お久しぶりデス♪−十翼 晶(12/18-17:01)No.12755
 ┃┗こちらこそお久しぶりです♪−白いウサギ(12/19-02:32)No.12762
 ┣面白かったです!−あごん(12/18-18:32)No.12757
 ┃┗嬉しかったです!−白いウサギ(12/19-02:42)No.12763
 ┗Re:舞台での攻防−ブラントン(12/19-18:36)No.12767
  ┗すみません、ギリギリですがっ!−白いウサギ(12/26-04:41)NEWNo.12849


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12752舞台での攻防白いウサギ E-mail 12/17-20:33


 使用上の注意

 あまり深いことは考えてはいけません。
 具合が悪くなってきたら直ちに使用を止めて下さい。

 ちなみに……書き手自身、何がやりたいのかわかってません。
 今までの白ウサが書いてきたものを前提として読むと……恐ろしいことが起こります。



『舞台での攻防』

 昔、昔、あるところにお姫様がいました。
「『美しい』が抜けているわよ!」
 ……あるところに、美しいお姫様がいました。
「よろしい。
 ――は、いいけど、いつまでこの目の前に置かれた食事、黙ってみてなきゃいけないのよ?」
 ……結構です。本番すでに始まってますから。
「うおっしゃぁっ! さあ食うわよっ!」
「ちょっ、ちょっと待ってくださいっ! リナさ――もとい、リナ=インバース姫!
 お姫様役なんですから言葉遣いをもう少し……」
 側に付き従う臣下のアメリアはそっと耳打ちをします。
「かったるいわねー……
 では、と。
 いただきます……わ」
 付け足すように女言葉を使い出す姫様です。
 そして和やかな会食が始まりました。
 がつがつがつ……っくん! ぷはぁっ!
 なにやらすさまじい音が聞こえますが、舞台の表現技法のうちのSE(効果音)です。
 けっして素で聞こえているわけではありません。
 姫やその隣で控える金髪の護衛達の手が見えないのは気のせいです。
 次々と消えていく皿の上の料理達は……特殊効果なのです。
「とうとう見つけましたよ、リナさん。
 ――あ。今はリナ=インバース姫ですね」
 あくまで優雅な食事会を中断させる無粋な声が響き渡ります。
 黒い法衣を身にまとい、余裕の笑みを浮かべて佇むのは――そう。この世界の大魔王、ゼロスです。
「こんなところにおいでとは……ずいぶんさがしましたよ。
 さあ、僕と一緒に来て……もらいたいんですが……」
 話を無視して食事を続けるリナ達に、少々魔王らしからぬ弱気を見せるゼロス大王です。
 しかし、姫と護衛達は怯みません。
「いま、ひょくりちうらからやら!(今、食事中だからやだ)」
 ……気丈なリナ姫です。
 表情や仕草にはそんな風を微塵もみせなくとも、魔王を恐れているのでしょう。
 言葉がはっきりとしません。
 もごもごしているのは恐怖のためです。
 そーなのです。
「いやあの……台本では悲鳴をあげながらも僕にさらわれるのでは……?」
 何故か困ったような表情を浮かべるゼロス大魔王です。
 恐怖を流し込むように、リナ姫はパスタをちゅるりぃっ、と飲み込むと、
「わーったわよ。
 きゃああああっ! ゼロス魔王! 五人の腹心のそのまた下のくせに魔王を名乗るだなんてっ!
 ――なんて恐ろしいっ!」
 とりあえず恐怖をそれなりには感じているリナ姫です。
「役なんですから仕方ないじゃないですか!
 僕だって好きでやってるんじゃ……」
「(ゼロスさん、セリフ、セリフ)」
 様子を伺うように、臣下のアメリアが魔王へと声を出します。
 ひそひそ声なのは、恐怖の表現方法です。
「そ――そうでした。
 では、リナ=インバース姫! 僕と一緒に来ていただきますっ!」
 何やら気合いを入れ直した様子で魔王は一瞬で姿をかき消すと、リナ=インバース姫のすぐ側に現れました。
「なっ――!?」
 驚愕の声を言い切る暇もなく、リナ姫はゼロス魔王に抱きかかえられます。
「確かに、リナさん……姫はいただきました!
 では――」
「させるかっ!!」
 余裕の笑みを見せる魔王に、一人の護衛の兵士が立ち上がりました。
 彼こそは伝説の光の戦士の末裔、ガウリイ=ガブリエフです。
 ガウリイは腰の光の剣を抜き放つと、一足飛びでゼロスへと斬りつけます。
「ちょっ、ちょっとガウリイっ!?」
 心配のあまり、リナ姫が声をあげます。
 構わずにガウリイはゼロスへと一閃しました。
 ついでに言うと、一緒に抱きかかえられているリナ姫も一応危険です。
「きゃぁぁぁぁっ!!」
 魔王の抱きかかえられている事への恐怖心からリナ姫が耐えきれず悲鳴を上げます。
 しかし、光の剣はゼロス魔王が生み出した杖によって、受けとめられてしまいました。
 残念ながら魔王と姫は無事です。
「なんであたしが無事で残念なのよっ!?」
 ……言葉のあやです。
「とにかくガウリイっ! あんたあたしまで一緒に斬り殺す気っ!?」
「……あ」
「忘れるなぁぁぁぁぁっ! そんな大事なことっ!」
 恐怖のあまり、何やら興奮している模様です。
 そんな姫を救おうと立ち上がった勇者と、姫の情熱的な会話を、魔王は変わらぬ笑みで聞き続けます。
 しかし、その油断をついて、更に一人の護衛の兵士が肉薄しました。
「魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)!」
 気合いの一斉と共に掲げられた剣が、紅い光を帯びます。
 しかし、その剣がリナ姫に……もとい、ゼロス魔王に届く前に、兵士は後ろへ振り向くと同時に一閃します。
 しゅあごうぅっ!!
 水が蒸発したような音を立て、後ろにいつの間にか浮かび上がっていた白い球体は霧散します。
「手下連中もお連れか……
 ずいぶん用心深くなったもんだな? ゼロス!――まおう」
 隣で非難がましくアメリアに見られたのが効いたのか、ぽつりと兵士――ゼルガディスはつけたします。
「はっはっは。
 『魔王』を名乗っている以上――失敗などしたら本気で滅ぼされますからね……僕は……」
 後半は自分のセリフに怯えるように言いました。
 何やら魔王も大変なようです。
「ちょっとゼロス! あんまし手荒なことするんじゃないわよ!」
 仲間の危機に、リナ姫は気丈に立ち向かいます。
「やだなぁ、リナさん。
 僕魔王ですし、魔族なんですよ?」
「却下」
「………………………」
 憮然とした表情で、魔王は沈黙しました。
 言いくるめられたのでは決してなく、魔王の、魔王たる由縁の余裕を見せつけたのです。
 効果はちっとも無かったようですが。それはさておき。
「ともかく、こんなのですけど、姫ですから一応もらっていきます。
 ではごきげんよう」
「こらっ! 誰が『こんなの』……!!」
 姫の非難の言葉をかき消して、魔王と姫は虚空で闇と共に姿を消してしまいました。
 皆は驚いてその場に凍りついてしまいます。
「リナ……?」
 ショックのあまり、呼び捨てをするガウリイです。
 呆然とし、無音が舞台を支配します。
 そのときです。
 ――くぉらっ! ゼロスっ!
    誰が『こんなの』よっ!?――
 ――り、リナさん落ち着いてくださいっ! 本番中ですっ!
    舞台袖では静かにっ!――
 つい視線が舞台袖へと引き込まれる観客とガウリイ達です。
 しかし、
「ああっ! おいたわしやリナ姫!
 あまりにも心配で幻聴が聞こえます!」
 大声で注意を引くアメリアです。なかなかのフォローですが、舞台袖ではまだ口論が聞こえてしまい、あまり効果がありません。
「――お、おお。
 勇敢な姫のことだ。今頃きっと魔王といえども怯まずに闘っておられるに違いない!」
 ゼルガディスが調子を合わせます。
 観客達も段々と舞台へと引き込まれていきます。
「……単に文句言ってるだけだろ」
 全てをぶち壊すガウリイです。
 しかし、直後、魔族達が出現しました。魔王の残した部下達です。
 まるで場を取り繕うための登場のタイミングですが、きっと偶然です。
 そしてガウリイ達は剣を抜き放ち、魔族達を倒していきます。
「必ず助けるぞリナぁぁぁっ!」
「――姫ですっ! 姫っ!
 ガウリイさんっ!」
 燃えまくるガウリイに必至にチェックを入れるアメリアです。
 そして、なし崩しのまま幕が下りてきました。
 第一部は終幕のようです。
 取り残された観客は、思い出したように拍手をし始めました。

 暗い部屋に、リナ姫は閉じこめられてしまいました。
 両手には手錠がされています。
 いやに緩いのは、姫が文句を言ったためではなく、姫の手首がか細いからです。
 そう。彼女はか弱いお姫様なのです。
 言っておかなければ誰も思ってくれなさそうなので今言っておきます。
 彼女はか弱いお姫様なのです。ええ、そうなのですとも。
「ナレーションが自分を納得させるためになってるわよ」
 ……恐怖と絶望のため、リナ姫はおかしな事を言いました。
 部屋は暗いとはいえ、豪華な寝室となっていました。
 ベッドから床、家具まで真っ黒です。
「ガウリイ達……大丈夫かしら……」
 自分のことより仲間を心配する心優しい姫です。
「……あたしの分……ちゃんとごちそう残してあるでしょーね……」
 …………………………
 ……照れを隠すためにリナ姫はぽつりと付け足しました。
 そのわりにはちっとも顔が赤くなっていませんが、それは舞台の照明のせいなのです。
 仲間の安否を気遣う姫の部屋に、一人の男が入ってきました。
 そう。悪の大魔王、ゼロスです。
「どうやらお仲間が気がかりなようですね。リナ姫」
 言いにくいのか、ゼロスは姫という語尾を弱くして言いました。
「良い知らせをお聞かせしましょう。
 あなたが一番頼りにしている光の勇者――」
「ちょっ!? 誰があんな馬鹿クラゲを頼りにしてるのよっ!?」
「…………………………
 ――光の勇者、ガウリイ=ガブリエフは死にました」
「なっ――!?」
 顔を赤くした直後、意外な知らせにリナ姫は凍りつきます。
「(……セリフ……忘れたの……? あいつ……)
「(……そうです……
  どうしようもない状態なので死んだことにしました)」
 驚愕の事実(裏の意味でも)に姫と魔王は黙り込みます。緊迫する空気です。
「(じゃあ、あたしを助けに来る勇者はどーすんのよ……?)」
「(さあ……? 裏が騒がしいですから何とかなるんじゃないですか?)」
「(何とかって……それまでアドリブでもしろっての?)」
「(そうです。頑張りましょう)」
「(あんた……魔王役やってるもんでしくじれないんでしょ……)」
「(……それは秘密です)」
 無言で、せっぱ詰まった表情をする魔王と姫に、観客はのめり込んでいきます。
 ただし、ガウリイファンは抗議のボタンをがつがつ押していきます。
 舞台装置の脇にセッティングされた不満値が少々上昇してしまいましたが、緊迫した空気のため、それはわずかです。
「そんな――一体どうやって……!?」
 まるで相手のアドリブのうまさを試すかのような表情で姫は言います。いやに楽しそうです。
「光の勇者といえど、所詮人間。我々の相手では元々なかったと言うことです」
 変わらずの笑みを浮かべながら、魔王は言いました。
 ちっとも答えにはなっていませんが、更に追求したら不自然です。
「嘘よっ! あの人は――あの人はそんな簡単にはやられないわっ!」
「(リナさんっ! そんなセリフ言ってしまったら出ざるを得なくなるじゃないですか!)」
「(ふふん♪ あんたがうまく切り抜ければいいじゃない♪)」
「そう思いたいのなら思えばいいでしょう。
 期待して――絶望したいというのなら止めません」
 リナ姫は魔王を睨み付けます。
 どっちかっつーと、うまくかわされて悔しいみたいです。
 しばし異様にリアリティなぎすぎすした空気が流れます。
 二人は笑顔で睨み合っているようです。
「あたしを城へ帰しなさい!」
「そう言われてすぐ帰すぐらいなら、さらったりはしませんよ」 
 珍しく台本通り話が進みます。
「なんで……あたしをさらったのよ?」
「(……台本になかったんですが……そんな質問……)」
「(あぁら、そーだったかしら? ま、頑張ってね魔王様♪)」
 沈黙して魔王は上を見上げます。
 考え込んでいるのではありません。たっぷりと余裕を取って尊大に答えようとしているのです。
 なにせ魔王なのですから。
 やがて魔王は変わらぬ笑みのまま、わずかなある感情の色を含ませて、リナ姫へと向き直りました。
 即ちそれは――歓喜。
「あなたを――僕のものにするためです」
「でええええええええええええっ!?」
 あまりのショックにリナ姫は悲鳴を上げました。ギャグっぽい悲鳴なのは、何かの間違いです。
 ゼロス魔王はその悲鳴にも構わず笑顔で言葉を続けます。
 魔王らしく、容赦ないペースです。
「ここには僕とリナさん――二人しか入って来れません」
「ちょちょちょっ!!
 あんたまさか――」
「そのためにベッドもあります」
「(ああああああああああああっ! ゼロスっ! ストップっ! 台本からはずれすぎよっ!)」
 口をぱくぱくさせながら首をぷるぷる振るリナ姫です。
 ちなみに、舞台の脇にある期待値はゼロリナファンの力でがんがん上がっていきます。
 しかしその分ガウリナファンはがつがつ不満度アップのボタンを押しまくります。
 今にもブーイングが起きそうな雰囲気です。
 異様に期待値と不満値が急上昇します。
「(でも結構乗り気みたいですけど……客席)」
 こそこそ笑顔で言うゼロスです。
 ちなみに、その案オッケーです。アドリブがんがんいっちゃってください。
「(こらぁぁぁぁっ! ナレーションっ! 無責任な許可出すなっ!)」
 自分からアドリブ入れまくった姫はなにやら大慌てです。
 瞳にますますの恐怖の色を灯して、リナ姫は戒めを解こうと奮闘します。
 それでもその手錠に関しては偶然制作費はケチっていません。丈夫でなかなかはずれません。
 笑顔のまま、魔王が姫に近付き、そっと抱き寄せました。
 姫は完全に硬直します。 
――待てっ! ガウリイっ!
   今は本番中だ! 乱入は止めろっ!――
 舞台袖から漏れた声を聞きながら、何やら本気で嬉しそうな魔王は吹き出すのを抑えるのに必至です。
 その時です。
「おやめなさい! ゼロス魔王!」
 朗々と声が魔王の背後から響き渡りました。
 ゼロス魔王はリナ姫を解放すると、振り向きもせずに言いました。
「アメリアさん。そこのセット脆いですよ」
 ぼごぐっ!!
 まるで仕掛けられたかのようにシャンデリアの一部に穴が空いて、アメリアは落下しました。
「くっ!
 さすがゼロスさんっ! わたしがここに登場することを見越して罠を仕掛けておくとは!」
 首から落ちたわりには元気です。さすが勇者代理人ですね。
「いや……高くて立つことが出来る場所はそこぐらいですから」
 勇者に対しては非常に有効な罠を仕掛けていたゼロス魔王です。
「それはさておき!
 ゼロス魔王! すぐにリナ姫を解放するのなら良し!
 さもなくば、このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが正義の裁きを下すまで!」
「アメリアっ! ナイス・タイミング!」
 心底喜びの声をあげるリナ姫です。心細かったに違いありません。
 ちなみに舞台袖ではゼロリナファンにより、不満度ががっつんがっつん上昇しました。
「囚われのお姫様がリナさんでは正義のヒーローとしてはハクが落ちますが――」
 みしりっ。
 リナ姫の手錠が軋んだ音を立てて崩れ落ちます。
 制作費はケチってないのですが、勇者の登場で力がみなぎったようです。
「勇気と友情、そしてガウリイさんの暴走を止めるため! 不詳わたくし、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが正義のヒーローをやらせていただきます!」 
「やらんでいいっ!!
 アメリアっ! あんた――さっきなんて言った?」
 なにやら凄い殺気を放つリナ姫です。
 勇者はおそらくその背後にいる魔王に怯え、一歩下がります。
「いやあの……わたしはただ囚われのお姫様がリナさんだなんて少々苦しいかな、って……」
 勇者アメリアは正直に言いました。
「破弾撃(ボム・スプリッド)!」
 どごばぐぅぅぅぅぅんっ!!
「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」
 魔王の一撃に、勇者アメリアは舞台袖へと吹き飛ばされます。
 呪文の声が何となくリナ姫の声に似ていたような気がしますが、それはおそらく……えと……アレです。
「……えーと……どうやら助けに来た勇者とやらも大したこと無かったようですね」
「……はーっ……はーっ……
 ……え? あ、そうそう。
 よくもあたしを助けに来てくれた勇者様を!」
 どうやらまだ観客を騙せる気でいるようです。ある意味天晴れです。
 しかし、舞台袖からぼろぼろになった勇者アメリアが再び登場します。
「くっ……正義はこんな程度で怯みません!
 姫を救うのは勇者の役目!
 だからといって……わたし一人では分が悪いみたいですね……
 仕方ありません! ここは援軍を呼びます!
 姫を救う、もう一人の役柄と言えば! 王子様!」
「……ま、まさか……」
 なにやら顔を青くするリナ姫です。
 魔王の手にかかり犠牲者が増えることを恐れているのでしょう。もー、それでいきます。
「さあっ! 出番ですっ! フィリオネル王子!」
「だぁーはっはっは! 正義の味方、勇者アメリアの親友にして、セイルーン国の王子!
 フィリオネル=エルディ=セイルーン推参!」
 ちゅどぉぉぉぉむっ!!
 胸に溢れる期待を抑えきることが出来ずにリナ姫は自爆します。
 床に突っ伏したリナ姫を面白そうに、ゼロス魔王が指でつつきます。
「生きてますかー? リナさーん」
「い……生きてるけど……だいじょぶじゃない……」
「おのれ! よくもリナ姫をそんな状態に! いかに平和主義のわしとて許し難い!」
「……誰のせいか言ってあげたらどうですか? リナさん」
「……言う気力もないやい……」
 ぴくぴくしながらも何とか立ち上がろうと両手を床につきますが、うまくいかないようです。かなりの精神ダメージを受けたようでした。
「おのれ魔王ゼロス! こうなったらわしの正義の鉄槌を下すまで!」
「お手伝いします! とう……じゃなかった。我が友よ!」
「おおっ! 心強いぞアメリア!――勇者殿」
 急遽のご出演なので少々ぎこちなく言葉を続けます。
「魔風(ディム・ウィン)」
「ぬをををっ!?」
 突如吹き荒れた突風に王子は吹き飛ばされてしまいました。
 リナ姫と王子の間に突然突風が生まれたのです。いやぁ、不思議ですね。
「ああっ! 父さんっ!
 ――こーなったら最後の手段ですっ!
 この手段は出来れば使いたくなかったんですが――仕方ありません!」
「はいはい……で? 次は何よ」
 心配のあまり、リナ姫は溜息が漏れました。
 勇者アメリアはびしぃっと指を何故か魔王ではなく、リナ姫に突きつけます。どうやら姫と闘っていると勘違いをしているようです。ああ、なんて恐ろしい魔王の魔力なのでしょう。
「ゼフィーリアに使者を出しました!
 魔道士協会の中継を通してありますのでそろそろ連絡が行った頃でしょう」
 ぴぎっ!
 リナ姫は……えーと……意外すぎる勇者の機転に凍りつきました。
「ま、……まさか……アメリア……?」
 まるで何かにすがるような目で勇者を見つめるリナ姫です。
 魔王に囚われの身では、なにかすがるものがないと辛いにきまってます。
「リナさんのお姉さんをお呼びしました!」
 ざぐすっ!
 なにかに貫かれたような音を立て、リナは崩れ落ちます。
 自分の姉にまで被害が及ぶのかと涙で一杯のようです。
「妹のピンチに駆けつけない姉はいませんっ!
 きっと今頃装備を整えながらこちらへと急いでいることでしょうっ!」
「こ、殺される……」
 勇者アメリアの言葉に、頭を抱えて姫は泣き崩れました。
 きっと姉が魔王に殺されることを恐れているのでしょう。
 ああ、なんて可哀想なリナ姫!
「……どーしよう……どーしよう……
 ………あうあうああああっ!」
「リナ姫の苦悩はわたし、勇者アメリアが止めてみせます!
 覚悟なさい! ゼロス魔王」
「……なかなか見事な責任転嫁ですねぇ」
 いつのまにかお茶を出して和やかにそれをすする魔王です。
 いきなり湯飲みを出すとはなんて恐ろしい魔力とセンスなのでしょう。
「ふっ! 正義に不可能はないわっ!」
「いや……別にそういうことを言ったんじゃないんですが……」
 勇者と魔王、二人が言い合います。もうすでに戦いは始まっているのです。
 これは精神戦とも言えるでしょう。
 しかし、それにピリオドを打つ人間が現れました。
「んっふっふ。もーこれしかないっ!」
 度重なる魔王の攻撃に少々人格が破綻しつつあるリナ姫は立ち上がりました。
 すでにマジ切れモードです。
「魔法で全て吹っ飛ばす。そしてあたしは逃げる」
 ………………………………え゛……?
 ちょっ、ちょっとまってくださいっ! それはセリフではなく本気の……!

 ちゅどごぉぉぉぉぉぉぉぉむっ!!

「かくて――勇者の登場に、残された力を振り絞り、ゼロス魔王に立ちはだかるリナ=インバース姫!
 その最後まで諦めないという覚悟が姫の封印を解いたのだった!
 そう――リナ=インバース姫は封印されていた対魔の呪文を唱え、魔王とその城と、勇者ご一行――もとい、その場にいた者全てを浄化の光で満たし、魔の者は消え去った!
 そして美しく、麗しい姫君はいつまでもいつまでも幸せに平和な時代を生きたのでした。完――」
 ……けほっ、げほっ……マイクを握りしめてモノローグを始める……リナ姫です……
「舞台終了っ!
 ではあたしはこれでっ! ありがたうっ!」
 ………………リナ姫は……魔王が再び姿を現すことを恐れ、その場を立ち去っていきました……
 ますます平和が失われたのは……言うまでもな……
「火炎球(ファイヤー・ボール)!」
 ぼひゅどごぉぉぉぉぉぉんっ!!
 ………………………………………………………
 ……………………………ま、幕――
  

 






 うーむ……いーのか。こんなもんアップして。
 どーも。白いウサギです。
 果てしなく実験的チックなお話……とさえ言い切れなさそうなもの書き上げてしまいました。
 前作でさえ異色と某方に言われたのにこれは……スレイヤーズといえるのか……
 これは……一体何なんでしょう……?(笑)
 いままでの白ウサの書いてきたものを一切合切無視したもんになってしまいましたが――
 ――おお。わかりました。
 きっと受験勉強のストレスがなせる技です。きっとそうなんです。
 このごろ夜の九時頃から勉強始めて気が付いたら朝の六時過ぎで、
「あ。おはようかーさん、おやすみー。これから死ぬからそっとしといてねー」
 なんぞとめちゃくちゃ異様なテンションで言っている毎日ですし。
 ……………………………………………………
 むう……ここは通り魔のように……逃げるっす。
 では失礼しましたっ!
 





番外

「あのーリナさんのお姉さんって……どういう方なんですか?」
 なにやらかやの外に追い出されていた子犬のような声で魔王はリナ姫の側へと立ち寄ります。
「……赤竜の騎士(スィーフィード・ナイト)……
 あんたにはこう言ったほうがいいでしょーね……」
「スィっ!? 本当ですかそれはっ!?」
「嘘付いてどーすんのよ……そんな些細なことで……」
「些細って……結構珍しいことだと思うんですけどねぇ」
「あたしにとってはそんなことは些細なことよ! あの人の人格に比べたら……」
「……前に異界黙示録の所で聞いた、ミルガズィアさんの推測が当たっていたら面白くなっていたんですね」
「なによ? それは」
「シャブラニグドウ様とスィーフィード。
 世界の雌雄を決する姉妹喧嘩が見れたかもしれなかったんですけどねぇ」
「期待するなっ! そんなもんっ!
 とにかくあたしは――逃げるから。生け贄としてゼロス残ってね」
「……って、僕が生け贄になるほど強いんですか……?」
「かえって――役不足ね」
「……………………………あ。僕そろそろ獣王様の愚痴を聞かなくちゃいけない時間なので――」
「んっふっふ。逃がすか。魔王」

 そして――たぶん――どたばたは続く――
  

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12755お久しぶりデス♪十翼 晶 12/18-17:01
記事番号12752へのコメント

白いウサギさんは No.12752「舞台での攻防」で書きました。

 お久しぶりデス♪ 過去、「葵楓 扇」でレスしたか、「稀虹 戯空」でレスしたか忘れてしまいましたが(爆)
 ・・・現在は十翼ともうします。
 白ウサさんの新作だ♪ レスろーレスろー♪
 しかし、前作も前々作もレスができなくてすいません・・・読んだけど、長くって(爆)
 今回は精一杯レスさせてもらいますミ(←努力の結晶たる汗(爆))

> 使用上の注意
 注意します。

> あまり深いことは考えてはいけません。
 分かりました。単純脳味噌超クラゲで挑ませていただきます。

> 具合が悪くなってきたら直ちに使用を止めて下さい。
 え〜(笑)

> 昔、昔、あるところにお姫様がいました。
>「『美しい』が抜けているわよ!」
> ……あるところに、美しいお姫様がいました。
 ・・・昔々、とてもとても美しくて(乱暴で)、勇敢で(ちょっと無謀で)、可憐な(ウソウソ)お姫様がおりました(「()」内は事実)
 ・・・・・・ああ、遠くから紅く輝く火の玉が飛んでくる・・・(爆)

> そして和やかな会食が始まりました。
> がつがつがつ……っくん! ぷはぁっ!
> なにやらすさまじい音が聞こえますが、舞台の表現技法のうちのSE(効果音)です。
 さぞかし、ビューティフルな音なんでしょうね。

> 姫やその隣で控える金髪の護衛達の手が見えないのは気のせいです。
> 次々と消えていく皿の上の料理達は……特殊効果なのです。
 さぞかし、グレイトな特殊効果なんでしょうね。

>「とうとう見つけましたよ、リナさん。
> ――あ。今はリナ=インバース姫ですね」
> あくまで優雅な食事会を中断させる無粋な声が響き渡ります。
> 黒い法衣を身にまとい、余裕の笑みを浮かべて佇むのは――そう。この世界の大魔王、ゼロスです。
 ををっ、出てきましたかゼロス。いつの間にか魔王に昇格していて、かーさん嬉しいわ・・・(母?)

>「いま、ひょくりちうらからやら!(今、食事中だからやだ)」
> ……気丈なリナ姫です。
> 表情や仕草にはそんな風を微塵もみせなくとも、魔王を恐れているのでしょう。
> 言葉がはっきりとしません。
> もごもごしているのは恐怖のためです。
> そーなのです。
 そうですか。では、拒否反応を大声で訴えている脳を精一杯説得してみますわ。
 えいえい、脳ちゃんや。納得しておくれ。え、嫌って?
 ・・・・・・ねーんねーんころーりーよー♪(最終手段)

>「わーったわよ。
> きゃああああっ! ゼロス魔王! 五人の腹心のそのまた下のくせに魔王を名乗るだなんてっ!
> ――なんて恐ろしいっ!」
> とりあえず恐怖をそれなりには感じているリナ姫です。
 どれくらいの「それなり」でしょうねぇ・・・(笑)

>「ちょっ、ちょっとガウリイっ!?」
> 心配のあまり、リナ姫が声をあげます。
> 構わずにガウリイはゼロスへと一閃しました。
> ついでに言うと、一緒に抱きかかえられているリナ姫も一応危険です。
 いろんな意味で一番危険。
 理由その1・光の剣で斬られる。
 理由その2・ゼロスが姫を取り落とす。
 理由その3・えーと・・・んーと・・・とりあえず、いろいろと危険。

> 残念ながら魔王と姫は無事です。
>「なんであたしが無事で残念なのよっ!?」
> ……言葉のあやです。
 とってもとっても残念です・・・
 あ、私の国では、「残念」とは「嬉しいことに」という意味ですわ♪

>「とにかくガウリイっ! あんたあたしまで一緒に斬り殺す気っ!?」
>「……あ」
>「忘れるなぁぁぁぁぁっ! そんな大事なことっ!」
> 恐怖のあまり、何やら興奮している模様です。
 いろんな意味で恐怖ですねぇ(笑)

>「………………………」
> 憮然とした表情で、魔王は沈黙しました。
> 言いくるめられたのでは決してなく、魔王の、魔王たる由縁の余裕を見せつけたのです。
 そうです。ゼロスは魔王としての威厳を、存分にアピールしたのです。
 ファンを増やしただけですが。

>「ともかく、こんなのですけど、姫ですから一応もらっていきます。
> ではごきげんよう」
>「こらっ! 誰が『こんなの』……!!」
 そういえば最近、どこかの国で「姫とはさらわれなければならない」という法律ができたそうですね(嘘)

> 呆然とし、無音が舞台を支配します。
> そのときです。
> ――くぉらっ! ゼロスっ!
>    誰が『こんなの』よっ!?――
> ――り、リナさん落ち着いてくださいっ! 本番中ですっ!
>    舞台袖では静かにっ!――
> つい視線が舞台袖へと引き込まれる観客とガウリイ達です。
 ・・・魔王の居城は、舞台袖にあるようですね(笑)

>「――お、おお。
> 勇敢な姫のことだ。今頃きっと魔王といえども怯まずに闘っておられるに違いない!」
 ・・・本気で戦っているかもねぇ。

> 取り残された観客は、思い出したように拍手をし始めました。
 では、わたしも。ちぱちぱちぱちぱ。

> 暗い部屋に、リナ姫は閉じこめられてしまいました。
> 両手には手錠がされています。
> いやに緩いのは、姫が文句を言ったためではなく、姫の手首がか細いからです。
> そう。彼女はか弱いお姫様なのです。
> 言っておかなければ誰も思ってくれなさそうなので今言っておきます。
> 彼女はか弱いお姫様なのです。ええ、そうなのですとも。
 そうです、彼女はか弱いお姫様なのです。
 か弱く、とても可憐で、華のようなお姫様なのです。
 たとえ盗賊いぢめが大好きでも、乱暴で横暴で自分勝手で、お宝大好きで、ぺちゃぱいであろうと、か弱く可憐で以下省略なお姫様なのです!!
 ・・・あ、遠くから巨大な炎の玉が飛んでくる・・・・・・

>「ガウリイ達……大丈夫かしら……」
> 自分のことより仲間を心配する心優しい姫です。
>「……あたしの分……ちゃんとごちそう残してあるでしょーね……」
> …………………………
> ……照れを隠すためにリナ姫はぽつりと付け足しました。
> そのわりにはちっとも顔が赤くなっていませんが、それは舞台の照明のせいなのです。
 そうです。舞台の照明のせいなのです。なので、今のせりふは決して本音では無いのです。・・・・・・多分。

>「良い知らせをお聞かせしましょう。
> あなたが一番頼りにしている光の勇者――」
>「ちょっ!? 誰があんな馬鹿クラゲを頼りにしてるのよっ!?」
>「…………………………
> ――光の勇者、ガウリイ=ガブリエフは死にました」
 なぬ・・・・・・っ!?

>「なっ――!?」
> 顔を赤くした直後、意外な知らせにリナ姫は凍りつきます。
>「(……セリフ……忘れたの……? あいつ……)
>「(……そうです……
>  どうしようもない状態なので死んだことにしました)」
> 驚愕の事実(裏の意味でも)に姫と魔王は黙り込みます。緊迫する空気です。
 わー、すごい事実。驚愕共学。

>「(じゃあ、あたしを助けに来る勇者はどーすんのよ……?)」
 あの勇者様とか・・・(SP「打倒勇者様」参照)

> 無言で、せっぱ詰まった表情をする魔王と姫に、観客はのめり込んでいきます。
> ただし、ガウリイファンは抗議のボタンをがつがつ押していきます。
> 舞台装置の脇にセッティングされた不満値が少々上昇してしまいましたが、緊迫した空気のため、それはわずかです。
 でも、最後でかっこよく「実は俺は生きていた! こうやって魔王の居城に忍び込むため、三分間息を止めて死んだフリをしていたんだ!!」とか言って、飾りの甲冑の中から出てきたりしたらどうしよう。

>「なんで……あたしをさらったのよ?」
 そういえば、何故でしょう?
 やっぱり、法律が・・・(笑)

>「ここには僕とリナさん――二人しか入って来れません」
>「ちょちょちょっ!!
> あんたまさか――」
>「そのためにベッドもあります」
>「(ああああああああああああっ! ゼロスっ! ストップっ! 台本からはずれすぎよっ!)」
> 口をぱくぱくさせながら首をぷるぷる振るリナ姫です。
 ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
 お姫様に肩揉んで貰ってベッドでぬくぬくとか考えているんだったら、私が先よっ!!

> ちなみに、舞台の脇にある期待値はゼロリナファンの力でがんがん上がっていきます。
> しかしその分ガウリナファンはがつがつ不満度アップのボタンを押しまくります。
 じゃ、私は不満度ボタンを。がつがつがつ。

> ゼロス魔王はリナ姫を解放すると、振り向きもせずに言いました。
>「アメリアさん。そこのセット脆いですよ」
> ぼごぐっ!!
> まるで仕掛けられたかのようにシャンデリアの一部に穴が空いて、アメリアは落下しました。
 まるで、狙ってあけられたような穴(笑)

>「くっ!
> さすがゼロスさんっ! わたしがここに登場することを見越して罠を仕掛けておくとは!」
> 首から落ちたわりには元気です。さすが勇者代理人ですね。
 すごぉい。さすが勇者(代理人)様。

>「囚われのお姫様がリナさんでは正義のヒーローとしてはハクが落ちますが――」
 勇者(代理人)様、相当命がほしくないようですね。(シャレにならんし)

> みしりっ。
> リナ姫の手錠が軋んだ音を立てて崩れ落ちます。
> 制作費はケチってないのですが、勇者の登場で力がみなぎったようです。
 うわぁ、すごいわお姫様。可憐なのに、勇者(代理人)様の力になるため、残された体力を振り絞って正義の心を燃やしているのね!!(違)

>「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」
> 魔王の一撃に、勇者アメリアは舞台袖へと吹き飛ばされます。
> 呪文の声が何となくリナ姫の声に似ていたような気がしますが、それはおそらく……えと……アレです。
 アレってどれでしょう? ソレ?(謎)

>「くっ……正義はこんな程度で怯みません!
> 姫を救うのは勇者の役目!
> だからといって……わたし一人では分が悪いみたいですね……
> 仕方ありません! ここは援軍を呼びます!
> 姫を救う、もう一人の役柄と言えば! 王子様!」
>「……ま、まさか……」
> なにやら顔を青くするリナ姫です。
 ・・・・・・・・・・・・まさか・・・・・・・・・・・・。

>「さあっ! 出番ですっ! フィリオネル王子!」
>「だぁーはっはっは! 正義の味方、勇者アメリアの親友にして、セイルーン国の王子!
> フィリオネル=エルディ=セイルーン推参!」
 いろいろと脳死。

>「生きてますかー? リナさーん」
>「い……生きてるけど……だいじょぶじゃない……」
>「おのれ! よくもリナ姫をそんな状態に! いかに平和主義のわしとて許し難い!」
 あ、そういえば、フィルさんが王子様で、リナさんを助けたとしたら・・・・・・
 最後はフィルさんとリナさんのラヴロマンスですね?(脳死者二倍)

> 勇者アメリアはびしぃっと指を何故か魔王ではなく、リナ姫に突きつけます。どうやら姫と闘っていると勘違いをしているようです。ああ、なんて恐ろしい魔王の魔力なのでしょう。
 すごくすごく恐ろしいわ。
 だから、リナ姫も魔王と間違えて勇者に攻撃してしまったんだわ。

>「ゼフィーリアに使者を出しました!
> 魔道士協会の中継を通してありますのでそろそろ連絡が行った頃でしょう」
 ・・・・・・・・・・・・!!! ナイス!!
 最強の騎士様が、大切な大切な妹を助けるため(?)、わざわざ遠征を中断し戻ってきて下さるのね!!(そういうことにしておこう・・・)

>「リナさんのお姉さんをお呼びしました!」
> ざぐすっ!
> なにかに貫かれたような音を立て、リナは崩れ落ちます。
> 自分の姉にまで被害が及ぶのかと涙で一杯のようです。
 ああ、逃げてお姉さまーーーーーーーーーーー!!(いろんな意味であたしのために!! byリナ)

>「魔法で全て吹っ飛ばす。そしてあたしは逃げる」
 すべてが終わり、姫は新たな旅に出る!!!(違)

>「かくて――勇者の登場に、残された力を振り絞り、ゼロス魔王に立ちはだかるリナ=インバース姫!
> その最後まで諦めないという覚悟が姫の封印を解いたのだった!
> そう――リナ=インバース姫は封印されていた対魔の呪文を唱え、魔王とその城と、勇者ご一行――もとい、その場にいた者全てを浄化の光で満たし、魔の者は消え去った!
> そして美しく、麗しい姫君はいつまでもいつまでも幸せに平和な時代を生きたのでした。完――」
> ……けほっ、げほっ……マイクを握りしめてモノローグを始める……リナ姫です……
 まぁ、最後は豪華に、主役のモノローグなんですねっ!(笑)

> うーむ……いーのか。こんなもんアップして。
 良いのでしょう。とっても面白かったです!!

> 前作でさえ異色と某方に言われたのにこれは……スレイヤーズといえるのか……
> これは……一体何なんでしょう……?(笑)
 実験的舞台版スレイヤーズ・・・(謎)

> ――おお。わかりました。
> きっと受験勉強のストレスがなせる技です。きっとそうなんです。
> このごろ夜の九時頃から勉強始めて気が付いたら朝の六時過ぎで、
>「あ。おはようかーさん、おやすみー。これから死ぬからそっとしといてねー」
> なんぞとめちゃくちゃ異様なテンションで言っている毎日ですし。
 そうです。すべては受験からくる睡眠不足&ストレスのせいなのです!!!

>「シャブラニグドウ様とスィーフィード。
> 世界の雌雄を決する姉妹喧嘩が見れたかもしれなかったんですけどねぇ」
 それは見たいかも・・・

> とにかくあたしは――逃げるから。生け贄としてゼロス残ってね」
>「……って、僕が生け贄になるほど強いんですか……?」
>「かえって――役不足ね」
 ・・・・・・命の危険?

 とってもとっても面白かったです!!
 かつて、これほどの暴走半島ギャグ列車(謎)は二、三本しか見たこと無いでしょう! 多分!!
 次回作も期待してます(笑)
 では!!

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12762こちらこそお久しぶりです♪白いウサギ E-mail 12/19-02:32
記事番号12755へのコメント

十翼 晶さんは No.12755「お久しぶりデス♪」で書きました。

> お久しぶりデス♪ 過去、「葵楓 扇」でレスしたか、「稀虹 戯空」でレスしたか忘れてしまいましたが(爆)

 どうもー♪
 私の記憶があっていれば「葵楓 扇」さんでした。

> しかし、前作も前々作もレスができなくてすいません・・・読んだけど、長くって(爆)

 いやいや、読んでいただけただけで(笑)
 長いですから……マジで……

> 今回は精一杯レスさせてもらいますミ(←努力の結晶たる汗(爆))

 ……あ。タオルをどうぞ(ごそごそ)

>> あまり深いことは考えてはいけません。
> 分かりました。単純脳味噌超クラゲで挑ませていただきます。

 それが助かります(笑)

>> 具合が悪くなってきたら直ちに使用を止めて下さい。
> え〜(笑)

 精神衛生上の処置です。
 後半にはいるとフォローしきれてませんから。私。

> ・・・昔々、とてもとても美しくて(乱暴で)、勇敢で(ちょっと無謀で)、可憐な(ウソウソ)お姫様がおりました(「()」内は事実)
> ・・・・・・ああ、遠くから紅く輝く火の玉が飛んでくる・・・(爆)

 うーむ……命知らずな……
 人のことは言えませんか(^^;)

> さぞかし、ビューティフルな音なんでしょうね。

 下町のおやぢさんが「良い食いっぷりだねぃ」と褒めてくれるぐらいビューティホーです。

>> 姫やその隣で控える金髪の護衛達の手が見えないのは気のせいです。
>> 次々と消えていく皿の上の料理達は……特殊効果なのです。
> さぞかし、グレイトな特殊効果なんでしょうね。

 ふっ……物好きL様に頼んだ特注の……
 ……すいません。嘘ですから滅ぼしに来ないで下さい。

> ををっ、出てきましたかゼロス。いつの間にか魔王に昇格していて、かーさん嬉しいわ・・・(母?)

 なにぃぃぃぃっ!?
 十翼さんの正体はゼラス=メタリオム!?(爆)

>> もごもごしているのは恐怖のためです。
>> そーなのです。
> そうですか。では、拒否反応を大声で訴えている脳を精一杯説得してみますわ。
> えいえい、脳ちゃんや。納得しておくれ。え、嫌って?
> ・・・・・・ねーんねーんころーりーよー♪(最終手段)

 そーですねー寝るしかないですかねー……
 と、ゆーか納得しないで保留しただけじゃ……

>> とりあえず恐怖をそれなりには感じているリナ姫です。
> どれくらいの「それなり」でしょうねぇ・・・(笑)

 しかも方向性がずれてますね(^^;)
 きっと……食べ終わった皿の上に虫がのっかったぐらい……?

> いろんな意味で一番危険。
> 理由その1・光の剣で斬られる。
> 理由その2・ゼロスが姫を取り落とす。
> 理由その3・えーと・・・んーと・・・とりあえず、いろいろと危険。

 うん、うん。いろいろと危険なんですよ。

> とってもとっても残念です・・・
> あ、私の国では、「残念」とは「嬉しいことに」という意味ですわ♪

 なるほどっ!
 ……便利な国ですね(笑)

>> 言いくるめられたのでは決してなく、魔王の、魔王たる由縁の余裕を見せつけたのです。
> そうです。ゼロスは魔王としての威厳を、存分にアピールしたのです。
> ファンを増やしただけですが。

 増えたんですか……? アレで……
 そーいうことで人気ある魔王って……一体……?

>>「こらっ! 誰が『こんなの』……!!」
> そういえば最近、どこかの国で「姫とはさらわれなければならない」という法律ができたそうですね(嘘)

 そうなんですよ。
 そしてその姫様が例えどんなに○○だとしても勇者や王子は助けに行かねばならないんですよね(大嘘)

>> ――り、リナさん落ち着いてくださいっ! 本番中ですっ!
>>    舞台袖では静かにっ!――
>> つい視線が舞台袖へと引き込まれる観客とガウリイ達です。
> ・・・魔王の居城は、舞台袖にあるようですね(笑)

 近いですねー……わざわざ空間を渡らなくても……

>>「――お、おお。
>> 勇敢な姫のことだ。今頃きっと魔王といえども怯まずに闘っておられるに違いない!」
> ・・・本気で戦っているかもねぇ。

 ある意味、今回の話で一番真剣な戦闘だったのかも……

>> 彼女はか弱いお姫様なのです。ええ、そうなのですとも。
> そうです、彼女はか弱いお姫様なのです。
> か弱く、とても可憐で、華のようなお姫様なのです。
> たとえ盗賊いぢめが大好きでも、乱暴で横暴で自分勝手で、お宝大好きで、ぺちゃぱいであろうと、か弱く可憐で以下省略なお姫様なのです!!
> ・・・あ、遠くから巨大な炎の玉が飛んでくる・・・・・・

 ……………………………
 ……私は避難させていただきます♪(外道)

>> ……照れを隠すためにリナ姫はぽつりと付け足しました。
>> そのわりにはちっとも顔が赤くなっていませんが、それは舞台の照明のせいなのです。
> そうです。舞台の照明のせいなのです。なので、今のせりふは決して本音では無いのです。・・・・・・多分。

 そうです。その証拠に台本にそのセリフが……あれ……?

>> 驚愕の事実(裏の意味でも)に姫と魔王は黙り込みます。緊迫する空気です。
> わー、すごい事実。驚愕共学。

 一応観客席では
 驚愕の事実=勇者の死亡
 役者側では
 驚愕の事実=勇者役のガウリイがセリフ忘れてしまったこと
 と違いが起こっています。
 つーか……ガウリイに劇を演じさせることが無理ですよね……(遠い目)

>>「(じゃあ、あたしを助けに来る勇者はどーすんのよ……?)」
> あの勇者様とか・・・(SP「打倒勇者様」参照)

 いましたね。登場させても良かったかも(笑)

>> ただし、ガウリイファンは抗議のボタンをがつがつ押していきます。
>> 舞台装置の脇にセッティングされた不満値が少々上昇してしまいましたが、緊迫した空気のため、それはわずかです。
> でも、最後でかっこよく「実は俺は生きていた! こうやって魔王の居城に忍び込むため、三分間息を止めて死んだフリをしていたんだ!!」とか言って、飾りの甲冑の中から出てきたりしたらどうしよう。

 まあ……何が起こるのかわからないのがスレイヤーズで……
 何が起きるのか考えていないのが白ウサですから……
 私の脳味噌のとろけ具合によっては出てたでしょうね。

>> 口をぱくぱくさせながら首をぷるぷる振るリナ姫です。
> ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
> お姫様に肩揉んで貰ってベッドでぬくぬくとか考えているんだったら、私が先よっ!!

 ……リナに、ですか……?(ぼそり)

>> ちなみに、舞台の脇にある期待値はゼロリナファンの力でがんがん上がっていきます。
>> しかしその分ガウリナファンはがつがつ不満度アップのボタンを押しまくります。
> じゃ、私は不満度ボタンを。がつがつがつ。

 ……あ。やられた。
 期待値不満度が共に急上昇。
 私は……観客じゃないですからねー……

>> まるで仕掛けられたかのようにシャンデリアの一部に穴が空いて、アメリアは落下しました。
> まるで、狙ってあけられたような穴(笑)

 前日あたり罠でも仕掛けてたんですかねー。
 十五巻で大工作業が出来なかったことですし。

>>「くっ!
>> さすがゼロスさんっ! わたしがここに登場することを見越して罠を仕掛けておくとは!」
>> 首から落ちたわりには元気です。さすが勇者代理人ですね。
> すごぉい。さすが勇者(代理人)様。

 いや……ですねって……同意求められても……
 ――って、反応期待してたんですけど……
 あっさり納得&感心されてしまった……

>>「囚われのお姫様がリナさんでは正義のヒーローとしてはハクが落ちますが――」
> 勇者(代理人)様、相当命がほしくないようですね。(シャレにならんし)

 ですね。まあ……苦しみを乗り越えてこそ勇者ですし(無責任)

>> みしりっ。
>> リナ姫の手錠が軋んだ音を立てて崩れ落ちます。
>> 制作費はケチってないのですが、勇者の登場で力がみなぎったようです。
> うわぁ、すごいわお姫様。可憐なのに、勇者(代理人)様の力になるため、残された体力を振り絞って正義の心を燃やしているのね!!(違)

 そーですっ! 険悪な目で勇者を睨み付けているのは、
 闘争心を奮い立たせる為なのです!

>>「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」
>> 魔王の一撃に、勇者アメリアは舞台袖へと吹き飛ばされます。
>> 呪文の声が何となくリナ姫の声に似ていたような気がしますが、それはおそらく……えと……アレです。
> アレってどれでしょう? ソレ?(謎)

 ……いやぁ……いい加減ナレーションがフォローしきれなくなっていることを表しています。
 つーか、ナレーション、自分、白ウサですね。
 書いててフォローしきれなくなってきちゃって。

>> 姫を救う、もう一人の役柄と言えば! 王子様!」
>>「……ま、まさか……」
>> なにやら顔を青くするリナ姫です。
> ・・・・・・・・・・・・まさか・・・・・・・・・・・・。

 ここらで使用止めた方がよいのでは?

>>「さあっ! 出番ですっ! フィリオネル王子!」
>>「だぁーはっはっは! 正義の味方、勇者アメリアの親友にして、セイルーン国の王子!
>> フィリオネル=エルディ=セイルーン推参!」
> いろいろと脳死。

 やはり。
 使用上の注意は守らないと……不幸になりますよ(ーー;)

> あ、そういえば、フィルさんが王子様で、リナさんを助けたとしたら・・・・・・
> 最後はフィルさんとリナさんのラヴロマンスですね?(脳死者二倍)

 うーむ……考えはしたんですけど……
 何故かその時の記憶が全くなくなってて……(やばすぎ)

どうやら姫と闘っていると勘違いをしているようです。ああ、なんて恐ろしい魔王の魔力なのでしょう。
> すごくすごく恐ろしいわ。
> だから、リナ姫も魔王と間違えて勇者に攻撃してしまったんだわ。

 とりあえず姫は攻撃していないフリしてるんですが……まぁばれないわきゃないですね……

>>「ゼフィーリアに使者を出しました!
>> 魔道士協会の中継を通してありますのでそろそろ連絡が行った頃でしょう」
> ・・・・・・・・・・・・!!! ナイス!!
> 最強の騎士様が、大切な大切な妹を助けるため(?)、わざわざ遠征を中断し戻ってきて下さるのね!!(そういうことにしておこう・・・)

 そうです! お姫様の姉上、つまりやっぱりお姫様に設定上はなってしまうのですが、何故か騎士なのです!

>> 自分の姉にまで被害が及ぶのかと涙で一杯のようです。
> ああ、逃げてお姉さまーーーーーーーーーーー!!(いろんな意味であたしのために!! byリナ)

 たしかに……色々な意味では……
 それでも逃げてというか……単純に来ないでと言うべきか……

>>「魔法で全て吹っ飛ばす。そしてあたしは逃げる」
> すべてが終わり、姫は新たな旅に出る!!!(違)

 そう――
 姫には悲しみにくれている暇はない。
 こうしている間にも第二、第三の姉ちゃん…………
 ……現れたら……魔族よりタチ悪いかも……

>> そして美しく、麗しい姫君はいつまでもいつまでも幸せに平和な時代を生きたのでした。完――」
>> ……けほっ、げほっ……マイクを握りしめてモノローグを始める……リナ姫です……
> まぁ、最後は豪華に、主役のモノローグなんですねっ!(笑)

 強引にリナが終わらせようとしているだけなんですけどね(笑)

>> うーむ……いーのか。こんなもんアップして。
> 良いのでしょう。とっても面白かったです!!

 かなり冒険心ばくばくでした。
 ウケるか白けるか微妙ですからね……

>> 前作でさえ異色と某方に言われたのにこれは……スレイヤーズといえるのか……
>> これは……一体何なんでしょう……?(笑)
> 実験的舞台版スレイヤーズ・・・(謎)

 それ採用っ!
 実験的舞台版スレイヤーズに決定っ!
 ……え゛……実験って事はまた次も……?(滝汗)

>> なんぞとめちゃくちゃ異様なテンションで言っている毎日ですし。
> そうです。すべては受験からくる睡眠不足&ストレスのせいなのです!!!

 ……本当にそうだとしたら……二度と書けないですね……
 こんなの……(笑)
 
>>「シャブラニグドウ様とスィーフィード。
>> 世界の雌雄を決する姉妹喧嘩が見れたかもしれなかったんですけどねぇ」
> それは見たいかも・・・

 私は七巻のミルガズィアさんのセリフですぐに期待しました。
 おお、最終戦闘シーンは姉妹喧嘩かっ!? って。

>>「かえって――役不足ね」
> ・・・・・・命の危険?

 死ぬだけですむかどうか……滅ぼされるでしょーから……
 …………存在の危険?

> とってもとっても面白かったです!!
> かつて、これほどの暴走半島ギャグ列車(謎)は二、三本しか見たこと無いでしょう! 多分!!

 ありがとうございます(笑)
 またの列車のご利用をお待ちしております(さらの謎)

> 次回作も期待してます(笑)
> では!!

 ありがとーございましたっ!
 ではではっ!
 白いウサギでしたっ!

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12757面白かったです!あごん E-mail 12/18-18:32
記事番号12752へのコメント

こんばんは、あごんとゆーものです。
白いウサギ様の最新作だぁぁぁっと喜び勇んで貪るよーに読み倒しました!
勿論、著者別の方も貪るよーに読みました♪

いやあ、なんかスゴイですねぇ。ノリが。
アニメのギャグ月間を見ているようでした。
終始笑いが止まりませんでしたよぅ。

問題はナレーターが誰なのかって事なんですが(笑)。
最初はフィリアかなぁ、と思ったのですが、どーやら違うみたいだし。
フィリアだったら、ゼロスについてあんな冷静に喋る事無理でしょうし。
・・・誰なんですか?
やっぱ、白いウサギ様御自身なのでしょうか?

とにかく、愉しくて有意義な時間をありがとうございました。
次回作も期待しております・・・が、受験ならばそういうワケにも行かないでしょうね。
いよいよ追い込みかと思いますが、頑張って下さいね。
私なんぞが言う言葉じゃないですが、一生懸命頑張ったという事実は、その人に多大なる結果を持たらします。
ではでは、愛想無しで申し訳ありませんがこの辺で。
あごんでした。

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12763嬉しかったです!白いウサギ E-mail 12/19-02:42
記事番号12757へのコメント


……感想頂けて(^^)
  ↑タイトルに続けて下さい。

あごんさんは No.12757「面白かったです!」で書きました。
>
>こんばんは、あごんとゆーものです。

 こんばんは。わざわざ感想ありがとうございます。

>白いウサギ様の最新作だぁぁぁっと喜び勇んで貪るよーに読み倒しました!
>勿論、著者別の方も貪るよーに読みました♪

 ごっ、御苦労様です……
 長編も何本かあるはずなので……かなり大変だったはずなのですが。
 ご一読下さりありがとうございます。

>いやあ、なんかスゴイですねぇ。ノリが。
>アニメのギャグ月間を見ているようでした。
>終始笑いが止まりませんでしたよぅ。

 …………………(滝汗)
 確かに……ノリだけで書いているから凄いことに……(笑)
 ありがとうございます。

>問題はナレーターが誰なのかって事なんですが(笑)。
>最初はフィリアかなぁ、と思ったのですが、どーやら違うみたいだし。
>フィリアだったら、ゼロスについてあんな冷静に喋る事無理でしょうし。
>・・・誰なんですか?
>やっぱ、白いウサギ様御自身なのでしょうか?

 あまりきちんとした設定は考えてないですが……
 そうですね。私自身になるかも知れないです(あやふやな奴)

>とにかく、愉しくて有意義な時間をありがとうございました。

 もったいないお言葉にございます。

>次回作も期待しております・・・が、受験ならばそういうワケにも行かないでしょうね。

 どうでしょうね。
 逆に受験というかなり追いつめられた状況でこの話が書けたという説もかなり有力ですし。
 こればっかりはわかんないです(ほんとうか?)

>私なんぞが言う言葉じゃないですが、一生懸命頑張ったという事実は、その人に多大なる結果を持たらします。

 うい。一生懸命頑張ります。
 頑張らなかったことを後悔はしたくありませんから。

>ではでは、愛想無しで申し訳ありませんがこの辺で。
>あごんでした。

 いえいえ。とんでもないです。
 普通の会話でも気にする部分がありますが、
 丁寧語を使うといやに他人行儀に感じられるんじゃないかと不安になったり、
 逆にくだけすぎると馴れ馴れしいかなと不安になったり……
 難しいですよね。
 ましてや文だけで気持ちを伝えるのならなおさらです。

 ではこれにて失礼します。
 ありがとうございましたーっ!

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12767Re:舞台での攻防ブラントン 12/19-18:36
記事番号12752へのコメント

 どうもです。
 レスのレス返しできなくてすみませんでした。一週間も経たずに落ちてしまうとは思ってもみなかったので・・・・・・そのためにツリーを作り直すか、それとも「猫雑」の方にお邪魔しようかと困っていたところだったのです。本当に助かりました。
 ええ、どうしてもレスしておかなければならないことがありまして・・・・・・これです。

>ところでカタルシスって……どういう意味でしたっけ?(無知)

  カタルシス(ギリシャ語・katharsis):
   悲劇などを見ることによって、心にたまった重苦しい感情を晴らし、それによって快感の生まれること。浄化。(旺文社国語辞典)

 ごめんなさいぃぃぃっっっ! 私間違った意味で使ってましたっ!
 あ、あの本来言いたかったのは・・・・・・
 たとえば「魔王を倒した!」とかいうと「おおっ、魔王を倒したのか。すごい!」と単純に思うじゃないですか。でもそういう肩書きとかがないとどれほどの実力なのか測る基準がないので、倒した時にこう爽快感とか達成感とかがなかなか盛り上がらないというか・・・・・・
 そういうことだったのです。はい。勘違いでした。
 ロスユニだと、やっぱりソードブレイカーの相手はそれ相応の立場の遺失宇宙船でないと・・・・・・とかそういう感じです。
 これからはあやふやなのはちゃんと辞書引いてから使うようにしますので、ああ(m_ _m)
 それと、もう一つ懺悔します。
 私「デバーザック」だと最初思ってました。いや本当に。
 うぁ・・・・・・もうダメかも・・・・・・

 そ、それではそのまま前回のレス返しから・・・・・・

>いや……時期設定……
>ただ単に、四人組が居て、更に話に違和感がないところ(はあと)
 ううむ、確かに原作で四人組が揃っていて間に入れても違和感がない上に神滅斬も使えるとなるとそこしかないですね・・・・・・魔竜烈火砲もですが。二部だと10巻後か13巻後でしょうか。
 でもあの四人組のエピソードの長編はアニメとの関連もあって特に断り書きないことが多いですから、意外に思ったのは確かです。レアードの狂乱って断り書きありましたっけ・・・・・・?
>設定の裏話・没話
>……いやー、毎回書いていたんですが、誰がこんなもん読んでて喜ぶんだろうと思って……
 いやー、だってほら。今はマルチシナリオの時代ですし<をい
 「一つのエピソードには三つの没ネタ」なんていうのだと、語呂いいと思いません?
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 あのあの、たとえば木だってふっとい幹は一本でも無数の枝があってこそ成り立つわけですし。
 なんて無理やり比喩持ってきてもダメでしょうか?
>クラングからの手紙
 あ・・・・・・あの、これはやはり四のデザーバックの所に辿り着くまでの間に受け取ったのでしょうか?
 それとスティングはいつ手紙を書いたのですか? だいぶ前から書いてあっていずれ誰かに渡すのを待っていたのでしょうか?
>私の場合、タイトルは最後に決めることが殆どで、始める前から考えてあるというのはまず無いです。
 そうなのですか。私の場合逆にタイトルはほぼ確実に最初に決まります。
 というかタイトルだけ決まって書かないでいるのが最大の問題なのですが。とにかくふとどんぴしゃりのが浮かぶ時が来るのを待つしかないですね。
>> ――くううっ!なんて燃えるシチュエーションっ!』
>>「先に言っておきますが――お茶を飲むのは結構ですが、心の内まで飲み込むのは止めて下さいね。
>> ああいうもったいぶった奴をギャグの世界に引きずり落として、三枚目として葬り去るのがリナさんの得意技じゃなかったんですかっ!?」
 はい(^^;) どれも元ネタは予想通りでした。一番上のはNEXT一話ですね。

 ではでは。どうにもいつになくテンション狂いっぱなしのような気もしますが、とりあえず取り直して新作の方に・・・・・・

 えっと・・・・・・どうなんでしょう・・・・・・
 いや、前のを異色といってしまうと、これはそんなもんの比じゃない気もするんですが。
 でもまあ、「面白ければそれでよし」ですから。短編ですし。
 どうせパロディなんだから制約なんていっさいなし。そうでないと。

 真面目に考えてみて元の作品から外れたパロディって二つに大別できると思うのです。世界のパロディとキャラのパロディとで。
 世界のパロディというのは、世界設定自体を変えてしまうこと。たとえば異世界に飛ばされちゃうタイプだったり、現代もの、しいては学園ものだったり。
 逆にキャラのパロディは、その世界の物語でありながら、キャラの性格を元のと変えてしまっているものです。たとえばキャラの壊れたギャグの話だったり、原作と違うカップリングだったり。
 (本来はキャラというのも設定の中の一部にしか過ぎないのですが、ここだけ突出して扱えるほどジャンルが幅広いのでそう考えることにします)
 で、なぜそれらの作品がパロディとして成立するかといえば、それは片方を変えても、そういう作品はたいていもう片方が原作のまま残っているからだと思うのです。また、もしどちらも変わってしまっているとしても、極端な話キャラの名前さえ残っていれば、首の皮一枚ででもパロディとなりうると。とはいえ普通は、片方が残っているからこそパロディとしての面白さが作れるのだとは思いますが。

 それで、この作品はどうなのかといえば典型的な世界のパロディでしょう。実際「お芝居もの」は今までも多々出ていますから、それ自体は珍しいことではないと。
 ただこの作品が特殊なのは「何の芝居をしているか」が書かれていない点で、シンデレラとか白雪姫とか、元になる話がない分そこのパロディで面白さを作り出せないのはより難しさを増しているように思います。
 そこでそれをカバーし余りある力を発揮しているのがナレーションなのであり、またらしさ溢れるキャラたち。そして元ネタがないために逆に生じる展開の意外性。
 こういう架空の作品はものすごくあやふやな世界の上で描かれてますから、それを感じさせない勢いと面白さがあるかが重要なのだと思います。

 長々と書きましたが、要約するとつまり・・・・・・

 「面白ければそれでよし」です(^^;)

 はい。とゆーわけで、楽しませていただいたとこをいつものごとく抜き出しで。

> なにやらすさまじい音が聞こえますが、舞台の表現技法のうちのSE(効果音)です。

> もごもごしているのは恐怖のためです。
> そーなのです。

> ずいぶん用心深くなったもんだな? ゼロス!――まおう」

> 大声で注意を引くアメリアです。なかなかのフォローですが、舞台袖ではまだ口論が聞こえてしまい、あまり効果がありません。

>「(……セリフ……忘れたの……? あいつ……)
>「(……そうです……
>  どうしようもない状態なので死んだことにしました)」

> ただし、ガウリイファンは抗議のボタンをがつがつ押していきます。

> まるで相手のアドリブのうまさを試すかのような表情で姫は言います。いやに楽しそうです。

> ちなみに、舞台の脇にある期待値はゼロリナファンの力でがんがん上がっていきます。

> ちなみに、その案オッケーです。アドリブがんがんいっちゃってください。

> ゼロス魔王はリナ姫を解放すると、振り向きもせずに言いました。
>「アメリアさん。そこのセット脆いですよ」

>「ふっ! 正義に不可能はないわっ!」
>「いや……別にそういうことを言ったんじゃないんですが……」

> ……………………………ま、幕――

 こうして見るとやはり圧倒的なまでのナレーションですね・・・・・・見事なまでの曲解の嵐でした。
 最後のリナのモノローグもつくりの感じられない自然さでお気に入りです。
 ベストセリフは、そこここかしこに転がっていて選びがたいので、ベストアイデアを・・・・・・期待値と不満度のボタンに。このとっぴさには完全にやられました(^^)

 では。もう本当に楽しかったです!

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12849すみません、ギリギリですがっ!白いウサギ E-mail 12/26-04:41
記事番号12767へのコメント

ブラントンさんは No.12767「Re:舞台での攻防」で書きました。

大変遅くなってしまってもうしわけない。すみませんでした。
言い訳させてもらうなら、父上が年賀状作ろうとするので
「自分でやってね(はあと)」
と、言ってパソコン使用許可だしたのは良いのですが……
はい。見事壊れました。

……レイル警部らぶらぶの某婦人警官と良い勝負なのでは……

なんぞと思ってもみたりして。
ギリギリでしたねー。

あ。別のツリーでの話ですけど、リスト作成御苦労様です。
沢山書かれている方が居るだろうとは思っていましたが、
具体的に数字や表にしてみてみると、また新鮮な感じがしました。
ではレスに移ります。

>  カタルシス(ギリシャ語・katharsis):
>   悲劇などを見ることによって、心にたまった重苦しい感情を晴らし、それによって快感の生まれること。浄化。(旺文社国語辞典)

 ほほー。
 よく聴く単語ではあるのですが、きちんとは知りませんでした。

> ごめんなさいぃぃぃっっっ! 私間違った意味で使ってましたっ!

 ま、まあ私も変な勘違いとかよくやりますし。気にしないで下さい。

> たとえば「魔王を倒した!」とかいうと「おおっ、魔王を倒したのか。すごい!」と単純に思うじゃないですか。でもそういう肩書きとかがないとどれほどの実力なのか測る基準がないので、倒した時にこう爽快感とか達成感とかがなかなか盛り上がらないというか・・・・・・

 なるほど。
 確かにゲームとかやっていて、
「あのボス倒したんだぜ」
「すげーっ!」
 なんぞと思わせるアレですね(?)
 基準は確かにないですが……まぁ、高位黒魔術使ってもしぶとく生きてる程度はあったみたいですね。
 
>ロスユニだと、やっぱりソードブレイカーの相手はそれ相応の立場の遺失宇宙船でないと・・・・・・とかそういう感じです。

 そーなんですよねー……
 また長編書こうとしたらまず最初にぶち当たるのは敵側の宇宙船ですね。
 ……うーん……なんかいい案ないかなぁ……(話が変わってる)

> 私「デバーザック」だと最初思ってました。いや本当に。
> うぁ・・・・・・もうダメかも・・・・・・

 大丈夫っす。
 別になんでも構わないっす。
 特にひねった考えも入れてないですし。(デザーバック、哀れ……)

> でもあの四人組のエピソードの長編はアニメとの関連もあって特に断り書きないことが多いですから、意外に思ったのは確かです。レアードの狂乱って断り書きありましたっけ・・・・・・?

 ないです(はあと)
 ……いや、多分ですけど……なかったよーな気が……
 いやぁ、今回つれづれなるままに、ですし。執筆の仕方。
 
> 「一つのエピソードには三つの没ネタ」なんていうのだと、語呂いいと思いません?
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> あのあの、たとえば木だってふっとい幹は一本でも無数の枝があってこそ成り立つわけですし。
> なんて無理やり比喩持ってきてもダメでしょうか?

 ばっちしOKです!(笑)
 
>>クラングからの手紙
> あ・・・・・・あの、これはやはり四のデザーバックの所に辿り着くまでの間に受け取ったのでしょうか?

 そです(一言で終了)

> それとスティングはいつ手紙を書いたのですか? だいぶ前から書いてあっていずれ誰かに渡すのを待っていたのでしょうか?

 えーとですね。
 だいぶ前から書いてあるのがいくつか書き貯めてあって、それでも結局渡せず、
 スティングの宝箱と名付けられた謎の雰囲気を放つ木箱に封印してあったものを
 リナに渡そうとしたんですが、昔書いたものだったので、破り捨てて書き直しました。
 デザーバックが居なくなり、埋葬代わりにリナがぶっ潰した洞窟を掘り起こせば
 失敗作の手紙が山ほど出てくる……と、ゆー説が有力かと(長々書いてそれかい)

> そうなのですか。私の場合逆にタイトルはほぼ確実に最初に決まります。

 おおー! 計画通り事が運ぶんですねっ!

> というかタイトルだけ決まって書かないでいるのが最大の問題なのですが。

 ……………………………………………………

>とにかくふとどんぴしゃりのが浮かぶ時が来るのを待つしかないですね。

 そ、そうですね……



今作に話は変わる




> いや、前のを異色といってしまうと、これはそんなもんの比じゃない気もするんですが。
> でもまあ、「面白ければそれでよし」ですから。短編ですし。
> どうせパロディなんだから制約なんていっさいなし。そうでないと。

 いやぁ、もう本当に深いことは考えないで置こうって思いましたから。何度も。

>パロディについて(略失礼)

>とはいえ普通は、片方が残っているからこそパロディとしての面白さが作れるのだとは思いますが。

 ですね。
 何も残っているものがなかったりしたら、別物になってしまう可能性が高いですし。

> それで、この作品はどうなのかといえば典型的な世界のパロディでしょう。実際「お芝居もの」は今までも多々出ていますから、それ自体は珍しいことではないと。

 そです。
 お芝居自体は多いですね。
 最初は観客や舞台の設定などまるっきし無視して書こうかとも思っていました……
 ……正確に言うと、何も考えてなかっただけだったりするんですが。

> ただこの作品が特殊なのは「何の芝居をしているか」が書かれていない点で、シンデレラとか白雪姫とか、元になる話がない分そこのパロディで面白さを作り出せないのはより難しさを増しているように思います。

 元ネタ利用したら……長くなりそうでしたし(実はこれが大きな原因)
 スレイヤーズでちょこちょこ出てくる吟遊詩人が歌うような、典型的な伝説話でいーや、って感じで。

> そこでそれをカバーし余りある力を発揮しているのがナレーションなのであり、またらしさ溢れるキャラたち。そして元ネタがないために逆に生じる展開の意外性。
> こういう架空の作品はものすごくあやふやな世界の上で描かれてますから、それを感じさせない勢いと面白さがあるかが重要なのだと思います。

 ありがとーございます。
 ないす・ふぉろーです。
 ……え? そんなつもりはないですか?
 ……いやぁ、何か最近ブラントンさんのおかげで自分の話が凄く感じているのよーな気がふと思われていたり(日本語破壊)

>> なにやらすさまじい音が聞こえますが、舞台の表現技法のうちのSE(効果音)です。

 うい。まだ始めの頃はナレーションがフォローしようという姿勢はあります。
 後半はもうどうしようもなかったんですけど。

>> もごもごしているのは恐怖のためです。
>> そーなのです。

 強引に催眠暗示かけてました。
 観客、自分、そして読者……
 ……それでも効いた人はいるのかどーか……
 いるわけないって。

>> ずいぶん用心深くなったもんだな? ゼロス!――まおう」

 「まおう」はひらがなで。
 変換忘れではありません。不自然さを出すためですね。
 ゼルがひらがなで「まおう」なんぞと言ってるだけでかなり追い込まれていることがわかります。

>> 大声で注意を引くアメリアです。なかなかのフォローですが、舞台袖ではまだ口論が聞こえてしまい、あまり効果がありません。

 フォローしきれる人間が居たら、その人はすでに人間じゃありません。

>>「(……セリフ……忘れたの……? あいつ……)
>>「(……そうです……
>>  どうしようもない状態なので死んだことにしました)」

 ……白ウサのアドリブでそーなってしまいました。
 勇者ガウリイは……いーや。アメリアに勇者やらせてあげよう。
 んー……あ。そーだ。きっとガウリイなら忘れてるだろうし、って。
 ……白ウサの思いつきの犠牲者が又一人……

>> ただし、ガウリイファンは抗議のボタンをがつがつ押していきます。

 この辺で設定付け足しました。
 ファンまで小説(?)に登場させていーのか。白ウサ。

>> まるで相手のアドリブのうまさを試すかのような表情で姫は言います。いやに楽しそうです。

 ……私だったらそうするしぃ……(爆)
 ……まぁ、ほら、リナってトラブルを楽しみながら乗り越えていくタイプ……
 ……って訳でもなかったですね……
 まぁ、ゼロスをいじめることが出来てらっきぃとでも思ったのでしょう。

>> ちなみに、舞台の脇にある期待値はゼロリナファンの力でがんがん上がっていきます。

 ガウリイファンに引き続き、ゼロリナファンのご登場です。
 いつの間に雇ったのか、時給はいくらなのかはトップシークレット。

>> ちなみに、その案オッケーです。アドリブがんがんいっちゃってください。

 ……フォローする気全くなっすぃんぐ。
 すでに観客、もしくはあおり役として残ってます。

>> ゼロス魔王はリナ姫を解放すると、振り向きもせずに言いました。
>>「アメリアさん。そこのセット脆いですよ」

 塾へ行く道を歩いていたときにふと浮かびました。
 ……頭の中でストーリーが勝手に進行していくんですって! 本当に!

>>「ふっ! 正義に不可能はないわっ!」
>>「いや……別にそういうことを言ったんじゃないんですが……」

 なんとなく……
 アメリアなら言うかなーって(大いに無責任)

>> ……………………………ま、幕――

 なにぃぃぃぃっっっ!?
 この一行に一票がっ!?
 ……って、別に投票はしてなかったんですけど!
 う、うーん……意外なところを押してきますねー。

> こうして見るとやはり圧倒的なまでのナレーションですね・・・・・・見事なまでの曲解の嵐でした。

 それがメインですし(爆)
 ストーリー自体はありきたりな伝承話、
 形式もありきたりな芝居形式、
 と、なれば、何で笑いを取るか――(芸人か。私は)
 キャラで笑わすことは出来ますが、それだけじゃあ面白くない。
 つーことで、そうそう同ネタはでない、曲解しまくったナレーション、と。
 ……いーのかなー……こんな事言ってて……

> 最後のリナのモノローグもつくりの感じられない自然さでお気に入りです。

 不自然にならないようには気を付けました。
 大して苦労もせずすらすら浮かびましたけど(^^;)

> ベストセリフは、そこここかしこに転がっていて選びがたいので、ベストアイデアを・・・・・・期待値と不満度のボタンに。このとっぴさには完全にやられました(^^)

 とっぴですね。
 ノリは……某仮装大賞! ……かも、しれない……
 何で浮かんだんでしょーねぇ……

> では。もう本当に楽しかったです!

 ありがとうございましたっ!























 ………………………と、終わらせてしまえれば、私的にはラッキーなのですが、
 ネタばらししなくてはいけないことが……
 気付いている方もいらっしゃったかも知れませんが、今回のナレーションの語りは
 DM連載中の「フルメタ○・パ○ック!」短編一巻の書き下ろし短編の影響をもろに受けています。
 まるっきし一緒って訳ではないですが、少し、それなりに……えーと……
 まあとにかく!(ごまかし中)
 あちらはナレーションではなく、三人称ですが、丁寧語で終始書かれています。
 セリフや一文まるごと取ったようなのはないですが、
 雰囲気はかなり似ています。
 ……つーか、それに似せようとしましたし。
 先程のまま知らんぷりして終わらせるのも失礼でしたので、ネタばらしさせていただきました。
 ……元ネタが読みたい方は是非フル・パニを!(宣伝)
 ファンですし。白ウサ。
 すでに一本短編書き上がってるというどーでもいい、驚愕の事実があったりします。
 まあそれはともかく。
 今度こそ失礼しますっ!
 ありがとうございましたっ!