◆−魔槍伝承談2−CANARU(1/4-23:01)No.13052
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  ┗ぢつは・・(爆笑)−CANARU(1/6-10:52)No.13077


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13052魔槍伝承談2CANARU 1/4-23:01


「カルタヘナからの急使ですって・・・?」
なにやらリナがシャコシャコと竹を削りながら黒髪の父親に言う。
「ああ〜〜・・なんでも・・ナンかあったらし〜ぜ?」
「・・・そりゃ〜〜まあ・・ナンかあったから来るンでしょ〜けどさぁ・・・。」
そう言いながらリナは再度手元で削っている竹に視線を戻す。
「・・・でも・・カルタヘナというと・・。」
チラリとアメリアは視線を走らせる。
「ま・・・ハン兄ィ絡みって事は確かでしょうけどね・・・。」
そう言うが早いかリナは刃物を放り出し、さっきまで起こしていた火の中
に無造作に竹の棒を突っ込み・・・・。
「よっし、美味しそうに焼けたわ。」
火中から芋をブッさして取り出す。
「・・・で、これからどうするんだ・・・?」
そう尋ねるゼルにリナは視線すら向けず・・・。
「・・とりあえず使者を迎えて・・・こ〜する・・・・・・・。」
言うが早いかリナは一日最低9時間眠らないと絶対起きない『眠りの森の美男』
の王子様・・ことガウリイの顔をプすり・・と別の竹串でぶっさす・・・。
が・・・・・・・・・。
「う〜〜〜ん・・・・・(むにゃ、むにゃ、むみゃ・・・・・・・。)」
・・・・やっぱり起きない・・・・・・・・・。
「良い度胸してるじゃない・・・・・・・・・・・・・・・・。」
流石に一寸寝返りを打った幸せそうな寝顔に腹が立ったのだろう。
やおら料理用の鉄板を取り出し・・・・・・・・・・。
がいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいんん!!!!!!!!
「いでええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」
「おっはよ〜〜♪ガウリイ〜〜♪」
「おまえなあああ!!何すんだよおおおおおおおおおおおおおお!!」
「・・・起きないから起こしてあげたのよ・・・・・。」
「・・・もっと優しく起こしてくれよ・・・。物語みたに・・なんつ〜かこう・・・。」
ずげらっしゃん!!!!
「父親の見てる前でそ〜〜ゆ〜〜事へ〜きで言って娘くどいてんじゃね〜よ!!」
「そんな生易しいことじゃあんた起きないでしょうが・・・。」
父子のクリティカル・ヒットが見事にガウリイの頭に炸裂するのだった・・・。
「ああああ〜〜〜〜!!ガウリイさまになんという事を〜〜〜〜〜〜!!!!」
大慌てで駆け込んできて、リナ父子に文句をつけるのは言うまでも無い。
この『温室育ち』のガウリイお坊ちゃまのお目付け役、ゼロスである。
「・・知るか!!ほら!!さっさと朝食食べる!!」
そんなゼロスの抗議を無視しながらリナはポイっとさっき焼いた芋をガウリイの方
に無造作に投げつける。
が・・・・・・・・。
「・・・・リナ・・・コレ・・ど〜やって食うの?」
「・・・・食らいつきなさいよ・・・・・・・・・。」
「・・・熱くて食えん。それに切ってくれなくちゃ・・得たいの知れない皮
もくっついたままだぞ?コレ〜〜〜〜〜!!」
とやおら駄々を捏ね始める。
「だああ〜〜〜!!だ・か・ら!!そのまま食らいつきなさいって言ってるでしょう!」
言うが早いかリナは自分の分の焼けた芋に問答無用で食らいつく!!
「・・・切って〜〜♪皮むいてくれ〜〜〜♪」
「し・る・か!!」
完全無視して自分の芋を食べる事にのみ専念するリナ・・・・。
「ゼロス〜〜〜!!リナがいじめる〜〜〜〜〜!!」
「仕方ありませんね・・。ガウリイさま。僕が皮剥いて切って差し上げますので・・・。
これ以上情け無い声出さないでって(ずごっちいいいいいいいい〜〜〜ん!!)」
「甘やかしてるんじゃないわよおおおおおおお!!!!」
リナの獲物、魔槍『ゲイボルグ』の尻の部分(と、言ってもかなり複雑な金属加工の彫刻が施され、殴られると痛い・・・)がゼロスの頭に炸裂した!!
「・・・乱暴なお嬢さんですねえ・・いたたた・・・。」
頭を摩りながらゼロスはリナ父に辛うじて抗議する。
「おう。それ『だけ』が取り得の不肖の娘だ〜〜・・・・。」
ふう・・とあまり煙が出ず、周囲に害の無い水タバコをふかしつつリナ父。
「うるさいわね・・クソ親父。それに・・あんたがガウリイにど〜ゆ〜義理立てがあるか
しらねいけど!!このまま『お坊ちゃま』育ちだったらこの性格じゃ生きてけない
のよ!!ついでに言えば・・串刺しにされないだけでもありがたいと思いなさいよね!」ったく・・と言うようにリナは再度、今度は大掛かりに竹を削り始める。
「・・・失礼な方ですね・・・。良いですか・・・。僕はガウリイさまにと〜〜〜っても深いご恩があるんですよ!!」
プイっと言うように背中を向けながらゼロスは言う。
「ほ〜〜〜・・こんなヤワなお坊ちゃまに・・ねえ〜〜・・。」
「・・ふん。聞いて驚きなさい!!あれは・・僕がまだ前の上司・・アモーロ貴族のゼラス様にお遣えしていた頃の話です!!ある日・・僕はゼラス様のお怒りを買い・・・・。お屋敷から放り出されたある寒い夜の事・・・・。お腹をすかせて凍えていた僕を助けて侍従にしてくださったのが・・・・・・・。」
「そうそう!!道に迷って途方にくれてた俺だったってわけだよなあ〜〜♪」
何時の間にかすっかり芋の食べ方をマスターしているガウリイははふはふと息を
弾ませながらそう横から口を挟む。
「・・・聞いた(聞いてないけど)アタシが馬鹿だったわ・・・。」
「おう・・。もう・・相手にするのはよしたほうが利口ってモンだなあ・・。」
遠い目をするリナ&リナ父。
そして・・その刹那・・・・・・・。
カランカランカランカランカランカランカランカラン・・・・・・・・・・・。
急に巨大な音がテントの中に鳴り響く!!
「リナさん!!」
やおら今まで傍観していたアメリアがぴょいっと立ち上がり!!
「ええ!!不法侵入者が罠にかかったのよ!!」
言うが早いかババっとテントの入り口部分を開け放つ!!
そして・・・次の瞬間目に入って来た物は・・・・・・・・・・・・・。
「・・リナ・・。これって・・一体全体ど〜ゆ〜事だ・・・?」
リナの隣に芋を持ったままガウリイが歩み寄ってくる。
「・・・ゲルマニアの遊牧民の基本よ・・・。トラップなんて・・・・。」
「・・ベトコン戦法パンジステークにスパイク・ボールか・・・。なかなかやるな・・。
オマエも・・・。」
何時のまにかリナ父までも感心したようにその景色を眺める。
「だあああ〜〜〜〜〜!!喜んで見てないで!!さっさと俺を助けろ〜〜〜〜〜!!」
半ば泣き声でそうテントの中に抗議したのは・・・・。
リナの従兄弟にしてリナ父の後継者、ハンニバルである。
「ふ!!まだまだ甘いわね、ハン兄ィ!!この程度のトラップに引っかかるよ〜じゃ、
やっぱりまだまだ半人前ね!!」
アメリア共々勝ち誇ったようなポーズでそうハンニバルに言うリナ。
「そうだぞ〜。リナだて『トラップは遊牧民の基本』って今言ってたぜ?」
何も知らないくせにガウリイが芋を食べながらハンニバルにそう言う。
が・・・片目の戦士はやおら顔色を真っ青にに・・・・・。
「リナ〜〜てめぇ!!何も知らない王子様カツいでんじゃね〜〜よ!!何が『基本』だ!
普通だれもこんな馬鹿げた真似はせんぞ!!つ〜かオマエ!!『トラップマニアの趣味はいい加減にやめろ!!』って何度言ったらわかるんだあああ!!」
情けない抗議の絶叫が森の中に響く。
「・・・ま〜・・。面白ければなんだってい〜じゃね〜か・・・・。」
ふあぁ〜〜っと欠伸をし黒髪を掻き揚げながらリナ父。
「面白いわけ無いでしょ〜〜〜!!伯父上!!」
「ハンニバルさん。これも正義を愛するための修行です!!耐えてください!!」
アメリアの一言に・・・。
「だあああああああああああああああ!!!!こんな目にあうくらいなら正義なんか
くそくらえ〜〜〜!!俺はグレるぞ!!非行に走るぞ!!悪党になってやる〜〜!」
早朝の森の中・・・・・・。
この一行あるところに・・静寂は決して訪れないのであった・・・・・・・・。


「ハスドルバル殿が暗殺された・・ですって・・・?」
首領である父親、そしてその後継者たるハンニバルを差し置いて・・カルタヘナからの
急使に疑問を投げかけたのは言うまでも無い。
魔槍『ゲイボルグ』の正当なる使い手のリナだった。
それ故に女でありながらこの場に席を占めることを許された・・と言うものである。
・・もっとも・・聖剣『エクスキャリバー』のこれまた正当な後継者、ガウリイの婚約者として・・なのだが・・・(不満)。
「なあ・・リナ。ハスドルバルって誰だ?」
そんなこんなの理由上、腰にくくりつけた剣以外、いつものトーガとアモーロ帝国の皇族の一員である証の紫のマントは脱ぎ捨てて・・・・。
漆黒の上衣に同色のズボンを身につけたガウリイがリナに聞く。
くすんだ灰色のマントに妙に金髪が映えて仕方が無い・・・・・。
一瞬生じたそんな考えを振り払いながらリナは・・・・・。
「ハン兄ィのお姉さまの・・つまりあたしの従姉にあたるヴァノッツァ姉様の旦那さん。辺境イスパニアの『カルタヘナ』と言う都市を治めてるの。」
「・・・カルタヘナ・・・???」
「ええ。ハン兄ィのおね〜様が見初められて・・てゆ〜か強引に連れ攫われてお嫁さん
になっていてね。まあ、カルタヘナの人にもそれなりに人気はあるらし〜けど・・・。」「略奪結婚って奴か?俺とお前みたく・・・・ってごめんなさいいいいいい!!!」
単なる誤認誘拐が略奪結婚にされてたまるかい!!
と思って鬼になったリナに毎度の如く平謝りするガウリイ・・・・。
「とにかく・・姉上が気になるな・・・・・。カルタヘナに行くべきかもしれないな・・。」しばらく考え込み、重い口調でハンニバルはそう言う。
「ま〜〜な。ウチの娘と違って・・繊細なヴァノッツァも気になるしな・・・。」
「おい!!」
父親の言葉に一応抗議をするリナ。
かくして・・・・・・・。
一路辺境、イスパニアへと旅立つ事となったのだった・・・・・・・・・・・・。


雪道のピレネーを越えたことは無い。
しかし、真夏とはいえこの山脈はかなかな険しいものである。
「おお〜〜♪俺、山登りなんて初めてだあ〜〜♪」
かなりの厳しい山道なのに、『お坊ちゃま』ガウリイは嬉しそうに辺りを駆け回る。
「・・あんまりはしゃぐと!!高山病になるわよ!!」
窘める様にリナはガウリイをひっぱり、物見遊山気分を諌めるようにする。
「そんな事いってもさ〜〜すっげえなあ〜〜〜!!」
広がる景色、そして夏の風・・かあ・・・・・・・。
今まで街中の・・それも宮殿の中しか知らないガウリイにしたらこんな体験は
初めての事なのかもしれない。
そこら辺に生えてる雑草同然の花や草、道についてあれこれとリナに聞いてくる。
「・・この季節のピレネーはまだまだマシなほ〜よ。このルートだと、他の蛮族
にかちあう可能性も少ないし・・・。」
苦笑しながらリナは一々答える。
が、そんな能天気なガウリイは・・そう訝って彼の方を見るが。
流石『お坊ちゃま』とはいえ天性の野生の直感を持っていたのだろう。
彼は既に『エクスキャリバー』・・聖剣を抜き放っている。
「真坂・・オマエ何かやらかしたのか?」
此方もガウリイと同様魔槍『ゲイボルグ』を構え出したリナに声をかける。
「・・・あのねぇ・・・。ここのところず〜〜っと貴方のお守りばっかりしてたのよ?
何か『やらかしたくても』・・『やらかせる』訳無いでしょうが!!」
言うよりも早くリナは槍を素早く捌き、一陣の風を起こす!!
その一撃だけで周囲の木や草、更には地層がなぎ倒される!!
「ったく!!自然は大切にしろよ!!」
今の一撃で明らかになった敵の影を目指してガウリイが突き進んでいき、剣を
高々と振り上げる!!
「剣と槍のリーチを考えなさいよ!!・・ったく!!これだから『お坊ちゃま』は!!」援護とも愚痴ともつかない行動と言葉を繰り出し、リナは再度周囲の障害物をなぎ倒し、
槍を捌いて敵の一団と交戦にかかる!!
「リナ!!ガウリイ!!」
そんな交戦状態の中、背後から声が聞こえる!!
「・・ハン兄ィ!!?」
槍と剣、それぞれのリーチや特質でカバーし合いながら少数精鋭で無数の敵と
戦っていたガウリイとリナが其方の方向を振り向き・・・・。
それど同時にこれまでガウリイが切り結んでいた相手もハンニバルの方を見る。
が・・・・・・・・・・・それと同時に・・である・・・・・。
「・・・・な・・・オマエは・・・・・・・・・・・ 。」
その男はハンニバルを見遣り、驚愕の声を上げる。
「・・・貴様・・・・スキピオ!!!!???????」
そのハンニバルの一言が終わらぬうちだった。
ピィ!!っとスキピオと呼ばれた男が指笛を鳴らし、仲間を集合させる。
「・・・・勝負はまた今度だ・・・・・・・。」
怒りを含んだ眼差し・・・そして・・・・・・・・・・・・・・。
あっというまにその姿は・・闇の中に消え去っていった・・・・・。
「・・・知り合いか・・?」
剣を鞘に戻しながらガウリイ。無論、リナは物騒な事にもいつも槍の刃の部分は
年中無休で剥き出しである。
面倒な予備動作は一切無しでそのままハンニバルの方に駆け寄っていく。
「・・ああ・・まあ・・・な・・・・。」
お茶を濁すようなその声に『これ以上の詮索は無駄』と悟り、リナはなおも何か
聞きたそうなガウリイを引っ張り、その場を後にするのだった。


カルタヘナに到達し、真っ直ぐにヴァノッツァの居る・・今回暗殺されたハスドルバルの
住居であった城に向かう・・・・。
「姉上!!ご無事ですか!!?」
さしものハンニバルも今回の事では姉が心配だったのだろう。
ハスドルバル自身にははっきり言ってほとんど面識は無いにしても姉にもしもの
事があれば・・・と言った所らしい。
「一寸!!ハンニバルさん!!無作法ですよおお!!」
アメリアの抗議の声ももはや無視!!
「親父!!一寸止めてよ!!」
この勢いは一寸まずい・・そう思ったリナは止めに入るよう頼むために父親を
探すのだが・・・・・・・・。
「ああ・・。お父様なら・・先程『エブロの魚は油がのってて旨ぇんだよな〜』
とか言いながら河にいきましたよ〜〜♪あ、僕も今から行く予定ですよ〜じゃ、そ〜ゆ〜事で〜〜♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ゼロスの一言にリナの怒りが爆発する!!
「ざっけんああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!クソ親父ぃぃ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「わ〜〜〜〜!!リナ!!魔槍『ゲイボルグ』ぶん回すのはやめろおおおおお!!」
屈強な訓練中のカルタヘナの兵士の男相手に八つ当たり攻撃を繰り出すリナ
を必死で止めるガウリイ!!
「うるさあああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜いいいいいいいいいいいいい!!!!」どうやら・・逆上しやすいのはこの家系の特徴らしい・・・・・。
そう思うに至ってガウリイははあ・・とおなじみのため息をつく。
「・・・・だれですのぉ〜〜・・兵隊さん苛める・・悪い子ちゃんて・・ゆ〜のは・・。」そんなこんなでゼル&アメリアがハンニバル、ガウリイがリナを止めに入っている時に
急に聞こえる・・場違いなほど間延びした声!!
そして現れる・・ハンニバルに良く似た雰囲気をもつブロンドの美女・・・。
「あ・・姉上!!ご無事でしたか!!?」
やっと大騒ぎするのを止め、ゼルとアメリアをはずみで蹴っ飛ばし、ハンニバルは姉の方に駆け寄っていく!!
「・・あらぁ・・ハンちゃんじゃないの・・あら・・リナちゃん・・・訓練・・偉いわね・・でもぉ・・兵隊さん苛めちゃ駄目よぉ・・・・。」
この状況を理解してるんだかしてないんだか・・・?
暢気な挨拶をしながらヴァノッツァはニコニコと一同に微笑みかける。
「・・あのお・・姉上・・・その・・あの・・・」
さしがにこのリアクションには参ったのだろう。
困り果てた様子でハンニバルは姉に何かを言おうとするが・・・。
「あら・・・いけないわ・・あたしとした事が・・・お菓子と・・お茶お出しするの・・
すっかり忘れてた・・ああ・・いけないわ・・・。洗濯物も取り込まなくちゃ・・・。
そうそう・・伯父様は・・リナちゃん?で・・其方の方は??ああ・・忙しい・・。」
とても忙しいとは思えないのだが・・・・・・。
しかも、この間延びは一体???????????????
「なあ・・リナ・・。一寸聞きたいのだが・・。この人・・確かにすっごい美人
だけどさ・・。他のオマエの部族の女の人は全員とっとと逃げおおせるよ〜な場所で・・。一人逃げ遅れてここ、カルタヘナの支配者・・。ハスドルバルだって?そいつに掴まんじゃね〜のか・・・????」
「・・・良く分かったわねえ〜〜〜・・。その通りよ。」
いや・・普通、この性格見れば大方の検討はつくと思うのだが・・・・・・。
内心そう思いながらも押し黙る事を決意したガウリイであった・・・。
「で、ヴァノッツァね〜さま!!ハスドルバル殿暗殺はど〜なったんですか?」
このままでは埒があかない、とさしものリナもガウリイの沈黙を見て悟ったのだろう。
慣れとは恐ろしいモノでこのままではナンの疑問も無くこの女性のペースにハマって
行くのが本当に関の山だったりする。
「ああ・・ハスちゃん・・う〜〜ん・・もう死んじゃって・・二ヶ月たつわね・・・。
けどね・・ハスちゃんはちゃんとお金も残してくれたし・・お家にもそのまんま住める
から・・あたしはへ〜きよ・・・?でも・・なんでしってるの・・・・?」
・・・・・・・使者がここからこの前までのキャンプ地に到着するまで大方一週間だ・・・・・・・。
ソレなのにハスドルバルが死んだのは・・二ヶ月前?
普通女の足を使ってもそんなに遅れた報告がもたらされる事はないだろう・・・。
もっとも・・このヴァノッツァ自身が使者としてきた日には・・・・。
寄り道したり道に迷ったりで・・・うん・・下手すれば一年以上かかるだろうけど・・。ともあれ、『何か』に完璧に巻き込まれている事だけは事実のようである。
「で・・なんでハスドルバルは亡くなったんですか?」
今度は何とかペースを正常に戻そうと虚しい努力をしながらゼル。
「ええっとね・・・。ハスちゃんって・・結構性格悪かったでしょ・・?
ヴァノーには優しかったけど・・・家来のひとたちのことぶったり・・殴ったり・・
ええっとね・・ほかには・・カツ上げした事もあったかしら・・・他には・・
ええっとね・・待って、今メモを・・・・。」
「見なくていい、見なくて良いから・・・・・(涙)」
さしものハンニバルも半泣きしながら姉に訴える。
「ええ・・でも・・話の本筋はこれからなんだけどなぁ・・・とにかくね・・・。
ハスちゃん・・家来のガリヤ人のひとの恨みをかってね・・殺されちゃったの・・。
最初ヴァノーも悲しかったけど・・放っておけばおうちの人が迎えにくるかなって・・
ず〜〜〜っとまってたんだもん。今日、やっと来てくれたのね・・・。」
本当に安心した、という様にヴァノッツァはそういっていそいそと家に帰り、荷造りをしようとする。
「・・つまり・・ねえさまは使者を・・・・。」
「使者なんて・・ヴァノーには出し方わからないもん・・・。だから・・何もしないで
みんながお迎えに来るの・・待ってたんだけど・・・?」
おいおいおいおいおい・・・・・・・・・・・・・・・・。
こっちのね〜ちゃんにもかなり問題あるかもしれんが・・・・・・。
自分たちを騙して偽使者にもかな〜〜〜りも問題アリ・・かもしれない・・・。
そう思うにいたり、リナはやおらハっとし!!
「ハン兄ィ!!あんたが悪いのよ!!あんたがあの時罠に引っかからなかったら!!
偽使者が見事に罠に引っかかったっていうのにいいいいいい!!!」
言いながら怒り狂いながらリナはハンニバルの胸倉をひっつかむ!!
「無茶なこというな〜〜〜!!おい!!ガウリイ!!オマエからもなんか言ってやれ・・。!!」
窮地に陥ったハンニバルがすがるようにガウリイにそう言う。
「何とかって・・ど〜言えば・・・・(汗)」
「リナの注意が俺が罠にかかった事から逸れれば何でもいい〜〜〜〜!!」
「・・・そうだなあ・・それなら・・。おい〜〜リナ・・。オマエの父ちゃん・・・。
帰ってくるの遅いなあ・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
暫しの沈黙・・・そして・・・・・・。
「あんのクソ親父〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!この一大事に何遊んでやがんのよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
『注意』こそは逸れたが・・・。
ますます『八つ当たり』攻撃の被害をマトモに受けるハンニバル&ガウリイであった・。「・・・けど・・リナさん・・落ちついて・・・・・・・」
流石にこのままじゃ二人の命が危ないと察したのだろう。
アメリアがリナから辛うじて獲物の魔槍『ゲイボルグ』を引き離す事に成功したその時。
「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!どろぼ〜〜〜〜〜さんんんん!!!??・・グ!!」勝手な思い込みの挙句、荷造りを始めていたヴァノッツァの悲鳴が聞こえる。
同時に家の裏の扉が開け放たれ・・ぐったりとしたヴァノッツァが何者かの
手の中に包み込まれ、何処かに連れ去られて行く!!!!??
「・・・・まずいな・・・」
「追うわよ!!ガウリイ!!!!」
こういった状況にはまだまだ不慣れであろうガウリイの手を引きながら一味の後を
追っていくリナ!!
「分かった!!」
指示されたことは『お坊ちゃま』であっても割との飲み込みが早いらしい・・・。
そんな下らない感想を抱きながらガウリイと肩を並べてリナは走り出す!!


「・・・・だああああ!!!!!!!」
リナの切り開いた血路を突き進みながらガウリイは剣を振るう!!
「ったく・・何企んでるんだか知らないけど!!ガウリイなんか暗殺してど〜すんのよ!!」
なおも槍を振るいながらリナは敵の一人に愚痴ってみせる。
彼の故国、アモーロ帝国に君臨する名目上の義兄弟、ネロにその妃、ポッパイヤ。
さしあたってこんな蛮族のリナ達を狙い、多少のライム・ラグがあるとはいえハスドルバルの事件を掴むこの情報網。
確かに帝国に反乱する組織『大烏団』なんて名乗ってこそ居るが・・・。
敵はガウリイ抹殺を企むこの帝国の連中以外考えられないのだ・・・・。
しかし、そんなリナの言葉を聞きとがめたようにガウリイが・・・・。
「おい!!リナ!!俺の故国の正規兵は・・こ〜んなヤワな戦法はつかわんぞ!!」
不満っぽい声でガウリイはリナにそう告げる。
「・・・なんですって・・????」
少なくとも・・この団体は訓練されたプロ集団である事は疑いない。
・・と言う事は・・・ポッパイヤかネロが雇った傭兵でない事だけは確実・・・。
結論的に浮かぶ事は・・・アモーロや大烏団に今まで一度もコンタクトの無い『第三勢力』と言う事なのだろうか?
槍を振るいながらもリナはそういう結論を導き出す。
「リナ!!!」
油断が生じたリナをソツなく庇い、ガウリイは聖剣を振りかざす!!
「真坂・・・貴様・・・・・・・・・・。」
アモーロの紋章が敵の一人の目にとまり・・・やおら彼は確実なまでの焦りを顔に表す。「・・・多分・・こいつらには・・アモーロはもとより・・あたし達(大烏)以外の勢力と争う事を好んでいないみたいね・・・・」
そっと庇ってくれているガウリイの背中から耳に聞こえるようにリナは言う。
「・・・なんでまた・・・??」
「・・わかんない・・・・・・・・・・・・・・・・。」
その間にもガウリイの剣の捌きは止まらないが・・明らかに敵は撤退を望んでいることは
目に見て取れる。
が、既に退路は塞がれている!!!!!!
「ハンニバル!!!!!」
敵を挟み撃ちにしている・・ようやっと現れた人物にガウリイは場違いな愛想笑いを送る。
「すまん、遅れた!!」
既にここ以前に何者かと切り結んだらしい。ハンニバルのマントや服には血がついている。「さ〜〜・・もう一仕事すっか〜〜♪」
ガウリイの声にリナも頷くのだった・・・・・。


「で、今までオマエもこいつらの仲間と戦っていたのか?」
全ての敵を迎撃し、気を失ったヴァノッツァをハンニバルが抱きかかえるのを確認し。
やけに到着するのが遅かったハンニバルにガウリイが聞く。
「・・・いいや・・・・・・・・・。スキピオだ・・・・・。」
苦りきった声に、表情を髪の中に隠しつつ、彼はリナとガウリイに答える。
「・・・一体全体・・スキピオって誰なのよ?」
今の言動からすれば・・こいつたちの仲間ではない事は確か・・である・・。
「・・アモーロ帝国の人間だ・・・。どうやら・・今はポッパイヤとネロの
手下と『成り下がっている』らし〜がな・・・。」
吐き出すようにハンニバルはそう言う。
「・・・けどよ〜〜〜・・。でも・・そ〜なると・・コイツら・・・。」
そう言いながらガウリイは足元に転がる刺客たちを指差す。
「・・・答えは・・コレよ・・・・・。」
よくよく観察してみれば、既にその謎は解けている・・のである。
リナは地面を蹴っ飛ばし、そして屈んで何かを救い上げる。
輝くような・・それは・・・・・・・・・・・・・。
「・・・黄金????」
「何だ・・珍しくもね〜じゃね〜か・・・。」
まさに好対照な反応を示すハンニバルとガウリイだが、とりあえずガウリイは無視!
「そ。こいつらはきっと・・『カルタゴ』の連中よ・・・・。」
もともとカルタヘナとは『暗黒大陸』に存在する大都市、『カルタゴ』の殖民都市である。その『殖民都市』を取り仕切り、あたかも君主のように振る舞い暴利を貪った
ハスドルバル・・・・・・・。
当然、権利をすべて独り占めされては本国とて面白いはずは無い。
そこで、だ・・・・・・・・・・。
彼に反感を抱くものを利用し、彼を暗殺した・・・・。
息子がまだ居なかった彼の血縁、因縁を辿れば・・・・。
妻のヴァノッツァの弟であるハンニバルが次期指導者に祭り上げられる事も充分に
考えられることでもある。
「カルタゴはそれでオマエを殺すために偽者の急使を今更になって出したって訳かあ・・。ど〜りで・・俺たちのアモーロと敵対したい訳ないはずだぜ・・。・」
多少帝王学の心得はあるらしい。
国家間の勢力均衡を事を言いながらガウリイは一人で勝手に納得する。
そんなガウリイが油断したその刹那・・・・・・・・・。
ず・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
熱風・・?それとも冷風か・・・・・・????
理解も出来ないうちにリナの髪が目の前を舞い・・・・・・・・・・・・・。
そして一陣の風に乗り・・・・その頬から血が流れ落ちている・・・?
咄嗟に彼女は魔槍でその攻撃をかわしたのだろう。
だが・・腕や肩にも僅かな傷後が見受けられる!!??
「貴様!!!!」
目の前でリナがこんなことになった事実・・・・・・・・。
一瞬の事ながらガウリイは逆行してがむしゃらにその風・・・スキピオの方向に
突進していく!!
ザイイイイイイイイイインン!!!!!!!!!!!!!
剣と剣のぶつかる厭な音・・・・・・・・・・・・・・・・。
が・・・しかしスキピオの視線は依然、ハンニバルにのみ注がれている。
「く!!」
更にガウリイが追撃をかけようとしたその時・・・・・・・・・。
「やめなさい。ガウリイ・・。それに・・あたしは顔を切られるより頭殴られるほうが
126倍ムカつくって言ってるでしょ?」
「・・・・・・・・・リナ・・・・・・・・・・・・・・。」
これ以上スキピオも攻撃を仕掛けてくる様子は伺えず・・仕方なくガウリイは剣を
鞘にもどす・・・・・・。
「・・ク・ホリンの末裔に感謝するんだな・・アーサーの末裔よ・・・・。
いずれ・・・ネロの命など関係無しに・・オマエも邪魔な存在ゆえ・・消す・・。」
薄く、しかし冷徹にはっきりと微笑みながらスキピオはそう言う・・・・。
「・・・永久零度の山を越えて来い・・・・。カルタゴで待っている・・・・。
そのときは・・・全ての終わりだ・・。アモーロも・・そして貴様たちも・・。」
謎の言葉を残し・・またスキピオは消えていく・・・・・・・。
「・・・リナ・・・・・・・・。」
「・・面白い・・行ってやろうじゃないのよ・・・・・。」
顔の血を拭い去り・・リナは軽く微笑み・・そう言うのだった。


ずごっちいいいいいいいいいいいいいいいいいいんん!!!!!!!!!
「いっでえええ〜〜〜!!何すんのよ!!クソ親父!!あたしはね!!顔殴られるより頭殴られるほ〜が1267倍ムカつくのよおお!!」
「うるせ〜〜〜馬鹿娘!!永久零度の山を越えるだとおおおお!!てめ・・正気か!」
「・・・・正気よ!!」
ぐぐぐぐぐ・・・とにらみ合い・・・そして・・・。
「・・・面白そ〜じゃね〜〜か・・・・。」
ズベ・・・・そうおもうならそうと最初から言え!!
頭を殴られただけ損ぢゃない・・と愚痴りながらリナは見事にずっこける!!



「なあ・・リナ・・・・。」
テントの外で景色を・・そして夜空を眺めていたガウリイが外に出てきたリナに声をかける。
「何よ・・・・。」
チョコンとその隣に腰掛けながらリナ・・・・。
「良いのか?暗黒大陸のカルタゴなんかに行って・・・。もともと・・・。」
「自己嫌悪・・?あんたらしくないわね・・・。い〜い!!こ〜なったら!!
きっちりあんたをここまで誤認とはいえ持ってきた責任とっやろ〜じゃないの!!」
「・・・なんか・・俺髪結いの亭主みたいなんですけど・・・・(汗)」
かくして・・・。
次の行き場所は暗黒大陸のカルタゴ・・と決定したのだった。


(つづきます)

ハッキリ言ってこれから「ガウリナ三国志」といったほ〜が
いいんじゃないかな・・・?って話になると思います。
勢力分布、天下取り(笑)都市の壊滅・・な〜んて勝手に
書いてるヤツが萌える話になりそうです・・・。
呆れないで見てやってくだされ〜〜〜!!でっは・・・。
天下統一は・・まだまだ遠い?

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13073ひとつや〜ま越しゃホンダラダッタホ〜イホイ♪P.I E-mail 1/6-00:28
記事番号13052へのコメント

CANARUさん、こんばんは♪
ふふふ・・・いよいよ出てきましたね〜♪ハンニバルと言えばスキピオ!!
なんかえ〜らく謎めいた役じゃないですか〜?主人公も知らない秘密を何か
知っていそう!
アーサーの末裔って・・・ガウリイくん、ガリア人の血を引いてたのか〜。
ガウリナ三国志とゆーことですが、今のところ大烏団が一番条件不利ですねぇ。
アモーロともカルタゴとも敵対する形になってるわけですし。
この状況を覆すため、次回は象さんの登場かな〜♪♪象さんにまたがって永久凍土
の山越え・・・・お坊ちゃまガウリイが大喜びしそ〜なシチュエーション(笑)
  「おおお!!象さんだ〜象さ〜〜〜んっっ♪♪♪」
  「いいトシしてはしゃぐな!見苦しいっっ!!!」
  「い〜じゃね〜か〜。面白けりゃ〜〜」(←親父乱入)
なんて・・・・(^^;)
野生児リナ&その一族に揉まれて、ガウ坊ちゃんも少しは逞しくなってきたので
しょーか?根が素直なだけに順応性が良さそーだ(笑)・・・・でもいくら逞しく
なっても、リナに甘えるクセだけはきっと一生治らないのでしょ〜ね(^0^)
あとヴァノー姉さん・・・・。P個人的にこーゆー人好きです(笑)こーゆー性格
だったら、なにがあっても幸せに長生きしそう(大笑)
つづきがますます楽しみになってきました〜!
また読ませてくださいね♪ではでは♪♪

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13077ぢつは・・(爆笑)CANARU 1/6-10:52
記事番号13073へのコメント

>CANARUさん、こんばんは♪
>ふふふ・・・いよいよ出てきましたね〜♪ハンニバルと言えばスキピオ!!
はい〜〜!!
この人を速攻で登場させたいがためにこの2話は存在
しているよ〜なモノだったりします〜〜♪
>なんかえ〜らく謎めいた役じゃないですか〜?主人公も知らない秘密を何か
>知っていそう!
ふふふ・・・。
今でこそ「パシリ」ですが・・・。
そのうちスキピオ君には重要な事をしてもらいたいんなあ・・・。
と計画中です〜〜♪
>アーサーの末裔って・・・ガウリイくん、ガリア人の血を引いてたのか〜。
ふふふ・・・。
ガウママ(オーリママ!!???)の事も次第に明らかにするように
していきますね〜〜!!
一応ガウリイは母方が重要という設定なので〜〜!!
>ガウリナ三国志とゆーことですが、今のところ大烏団が一番条件不利ですねぇ。
ですねえ・・・。
一応次回の事は考えてますが・・・。
成人式が落ち着きまで書けるかどうか一寸アヤシイです〜(涙)
気長にお待ち下さいませ〜〜(汗)
>アモーロともカルタゴとも敵対する形になってるわけですし。
>この状況を覆すため、次回は象さんの登場かな〜♪♪象さんにまたがって永久凍土
>の山越え・・・・お坊ちゃまガウリイが大喜びしそ〜なシチュエーション(笑)
>  「おおお!!象さんだ〜象さ〜〜〜んっっ♪♪♪」
>  「いいトシしてはしゃぐな!見苦しいっっ!!!」
>  「い〜じゃね〜か〜。面白けりゃ〜〜」(←親父乱入)
>なんて・・・・(^^;)
ありえますわ〜〜♪
ふふふ・・ガウリイ君・・状況理解してなくて小学生の遠足
気分・・なのかもしれませんね〜〜(汗)
で、怒るリナに楽しむリナ父!!?
>野生児リナ&その一族に揉まれて、ガウ坊ちゃんも少しは逞しくなってきたので
>しょーか?根が素直なだけに順応性が良さそーだ(笑)・・・・でもいくら逞しく
>なっても、リナに甘えるクセだけはきっと一生治らないのでしょ〜ね(^0^)
ですねえ〜〜♪
ふふふ・・芋の皮剥けるよ〜になったくらいじゃまだまだですねえ〜〜!!
今後はもっと頑張って欲しいです〜!!
(でも、お坊ちゃまの世間知らずは書いてて楽しかったです!!)
>あとヴァノー姉さん・・・・。P個人的にこーゆー人好きです(笑)こーゆー性格
>だったら、なにがあっても幸せに長生きしそう(大笑)
ぢつは・・・(爆笑)
ある意味アタシの分身だったりします〜〜・・・。
ふう・・やっぱり長生きしそうです〜〜(汗)
>つづきがますます楽しみになってきました〜!
>また読ませてくださいね♪ではでは♪♪
では、また書きます〜〜♪