◆−SUVENIR 1−ゆえ(1/9-00:04)No.13101 ┣SUVENIR 2−ゆえ(1/9-00:15)No.13103 ┗SUVENIR 3−ゆえ(1/9-00:28)No.13104 ┣地雷・・・。気になりますねぇ。−あごん(1/9-05:25)No.13108 ┃┗自爆モード(爆)−ゆえ(1/9-07:55)No.13109 ┣せふぃるちゃああぁぁぁぁんっっ(特大はぁと)−早坂未森(1/9-18:51)No.13113 ┃┗おやぢぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♪−ゆえ(1/9-23:46)No.13118 ┣帰省だぁ―――!!−雅(1/9-22:47)No.13117 ┃┗年中行事(たぶん)−ゆえ(1/10-00:03)No.13119 ┣地雷は踏むためにあるんです!!(←?!)−あんでぃ(1/10-23:52)No.13129 ┃┗ちゅどぉぉぉぉぉん!!−ゆえ(1/11-00:23)No.13130 ┣軽快なリズムで♪−砂緒(1/11-01:04)No.13131 ┃┗ホップ、すてっぷ、自爆♪−ゆえ(1/11-23:40)No.13137 ┣踏んで初めてわかるものっ!(←バカ)−桐生あきや(1/11-02:24)No.13132 ┃┗それではポチッとな。−ゆえ(1/11-23:51)No.13138 ┗「そろりそろりっと!」 かちぃ♪ 「・・・。」(滝汗)−桜華 葉月(1/14-00:50)No.13151 ┗なんだかんだといわれても・・・・・・−ゆえ(1/15-00:10)No.13160
13101 | SUVENIR 1 | ゆえ | 1/9-00:04 |
やっぱり書いちゃいました。てへっ♪(←だれかトドメを) ということで、まだまだ続く「天空歌集」その後。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− SOUVENIR 1 なんの予定もない、お休みの、のんびりとした日。 それは一通の手紙から始まった−−−−−リナさんの悲鳴と共に。 「にょをををををををををををををををををををををををををを!!!!!!」 「な、なんなんだ?!」 「どーしたのっ?!」 あわててリナさんの所に駆けつけたわたしとガウリイ。 部屋の真ん中には、青ざめた顔をしてわなわなと肩を震わせているリナさんがいた。 「おいっ!リナ、何かあったのか?!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出るわよ・・・・・・・・・」 「え?」 「旅に出るわよっっ!今すぐ!!」 もの凄い勢いでガウリイを引きずり部屋を飛び出して行くリナさん・・・・・・・・・・・・訳わかんないぞ・・・・・・・・わたしはその様子を呆然と眺めていた。 「せふぃるおねーちゃん、これ。」 「おちてたよ。」 ぼーっと立ってたわたしに、ティリスとフィリスが拾って渡してれたのは、今朝届いたリナさん宛の手紙と封筒。 読んじゃ悪いかなーと思いつつ、やっぱり気になって手紙を見てみると、なんともシンプルな内容。 『土産もって、帰って来なさい――――。 姉より』 送付元はゼフィーリア―――――たしか、リナさんの故郷。 だったら実家からだと思うけど・・・・・・・・・・・・・なんであんなに怯えてるんだろう、リナさん? ―――――――ここに来て・・・・・・じゃない、帰ってきて数ヶ月。あれからわたしは、リナさんとガウリイの家に一緒に住んでいる。 少しだけお世話になったら、近くに移るつもりだったけど、なんとなくそのままになってる。 普段は二人はそれぞれ、ガウリイはセイルーンの王宮や町の道場などに剣術を教えにいってるし、リナさんも王宮や魔道士協会の仕事を時々手伝いに行くので、わたしは留守の時は家事の手伝いと、二人の子供達、双子のフィリスとティリスの世話もしていた。 今日は二人とも仕事のない、休日なのだ。 瞬く間に旅の支度は出来た。さすがと言うべき。ティリスとフィリスの準備も万端。 リナさんは久々の魔道士姿、ガウリイもライトメイルと腰にはブラストソードの装備だ。 「じゃぁ、いってらっしゃい。留守はちゃんと守りますから。」 「なにいってんのよ、セフィル。あんたも行くのよ。」 「え、でもリナさんの実家に帰るんでしょ?」 「つべこべ言ってないで、とっとと支度するっ!じゃないとスリッパだすわよっ!」 懐に手が行きそうなのを見て、あわてて私は旅支度をすると、リナさん達の帰省につきあうことになった。 「旅なんてひっさしぶりよねぇ。」 「そーだな、こいつらが生まれて以来だから・・・・・・・えっと・・・・・」 「指折って数えるなっ!5年よ5年!・・・・・・ったく、自分の子供の歳も覚えて無いわけ?」 「いやぁ。」 出発時とはうって変わってリナさんの足取りも軽く、ガウリイとおなじみのボケと突っ込みの会話をしつつ、一行はゼフィーリア王国の首都、ゼフィール・シティに向かっていた。 ティリスとフィリスもふざけあいながら先頭を走っている。 ゼフィーリアには行ったことがないけど、話は聞いている。なんでもやたらと『勇者』とか『伝説の〜』とか言う人達が多い国だとか。 リナさんがその国出身ってのも・・・・・・・・・・妙に納得できた。―――――あとは、葡萄の名産地とか。 「ねぇ、リナさん。いいの?わたしも一緒で。」 「嫌なの、セフィル?」 「そんなんじゃないけど・・・・・・いきなりわたしみたいなのが来たら驚くんじゃないのかなって。家の人が。」 「別に気にすることないし、そうじゃないと困るし。大体、前にガウリイ連れて帰った時よりはましよ。」 「そうそう、あの時は大変だったからなぁ・・・・・・・・」 「どう大変だったか覚えてるの?ガウリイ。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・えーっと・・・・・・・・・」 リナさんの突っ込みに思いっきりジト汗流すガウリイは、言うまでもなくリナさんのスリッパ攻撃をお見舞いされた。 おおむね旅は順調だった。 ただ、なにか、こう妙にしっくりこない。なんでだろ?旅を始めて4日目、前の時と違う事といったら、旅にティリスとフィリスがいるとこぐらいなのに。 突然、ガウリイとリナさんの足が止まった。 ガウリイがティリス達を呼び寄せる。――――もしかして、このパターンは・・・・ 「おうおう。けがしたくなかったら、金目のものは置いてきな。」 「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・・・・いらっしゃーい♪待ってたわよ〜。」 道の草むらから現れた盗賊一味にリナさんは完全に舞い上がっていた。 あ、そーか、これだわ。――――― 旅につきもの、リナさんの盗賊いぢめ。 「やっとリナさんと旅してるなぁて、実感湧いたわ、これで。」 「そーだな、オレもだな・・・・・・・・・」 「しかし、一緒にティリスも行っちゃってるけど・・・・・・・いいの、あれ。」 指さす方向には、道ばたで捕まえた盗賊のアジトのなれの果て。もうもうと立ち上る煙の中には収穫を喜ぶリナさんとティリスの二人。 少し離れた場所でわたしとガウリイ、そしてフィリスは哀れな盗賊の末路にため息を付く。 リナさんと意気揚々と盗賊いぢめをしているティリスの将来に不安を覚えたのは、わたしだけじゃないだろうなぁ・・・・・・・ ――――合掌。 いよいよ明日はゼフィーリアだ。昼過ぎにはリナさんの実家につけるとか。 その日は手前の街で宿をとり、いつもの様にフィリス達を寝かせ付けると、リナさんに呼ばれた。 「セフィルに言っておくことがあるの―――――。」 妙に真剣な表情と口調のリナさんに、わたしも緊張してしまう。 「明日、ゼフィーリアに着くけど、その時セフィルは全力で防御結界を張って欲しいの。」 「防御結界?!」 なんでまたそんなもの。冗談かと思ったけど、リナさんの様子からシャレじゃないみたい・・・・ 「ガウリイとあたしは自分達の事で手一杯になると思うから・・・・・・・子供達の方はよろしく頼むわ。」 「いや、だから、なんでそんなこと・・・・・・・・?」 「ともかくねお願いね―――あたしはもう寝るから。」 だから理由を言ってよと取り付く暇もなく、有無を言わさず一方的に話を終わらせると、リナさんは少し緊張した面もちでベッドに入った。 仕方がないので、わたしは自分の部屋に戻ろうと廊下にでると、外にガウリイが見えた。 なにしてるのかと思いきや、なんと剣の素振りなんかして、妙に気合いがはいってるし・・・・・明日、一体何があるってのよっっっ。 巨大化する疑問と不安を抱えたまま、翌日、ゼフィーリア到着の朝を迎えた。 街道を行き、少し開けた場所に出たとき――――――それは突然切って落とされた。 「来たわよガウリイ!!」 「おうっ!」 互いに声を掛け合うと、左右に飛ぶ二人。それを追いかけるように、別の影が左右に飛んだ。 なにが起こったのか分からずに、ともかく言われたとおり子供達を確保すると、防御結界を張った。 「ぱぱ、だいじょーぶかなぁ。」 「ままもしんぱい。」 ティリスとフィリスも不安げに様子をうかがっている。 リナさんの行った右からは、攻撃呪文の爆発音が聞こえるし、左のガウリイの方からは剣戟の音がするし。 い、いったい何か起こっているのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。お願いだから誰か説明してよっ! 焦りと不安と心配で、わたしはパニックになりかけていた。――――――こーなりゃ、自分で確かめちゃる。 「――――――フィリス。いい子だから、これ、持ってて。」 わたしは双子でも落ち着いた性格のフィリスに持っていたルーンオーブを手渡す。 「このままここにいるのよ。宝珠さえ持ってれば、結界は消えないから安心して待っててれる?」 「これもってればいいの?」 「そうそう。持ってるだけでいいから。」 「ふーん。わかった。せふぃるおねーちゃんはどーするの?」 決まっている。 「お母さん達のお手伝いにいってくるから。ティリスもじっとしてるのよ。」 「はーい。」 一番この子が心配だけど・・・・・リナさん達の方も気になる。 わたしは子供達を安全な場所、木の上に風の結界を纏わせて隠した。 二人が隠れたのを確認すると、わたしは右のリナさんの方に駆け出した。 ガウリイより、リナさんの方が余裕を感じないからだ。 口の中で呪文を唱えながら、走ると遠くにリナさんともう一つの影が見えた。リナさんが押されている―――強い、一体何者?! ともかく完成させていた呪文をその影めがけて解き放った――――――が、 「エルメキア・ランス!!!」 しゅぽん。 「・・・・・・・・・・・・・え?」 わたしの放った呪文は、その影が手にしていた何かであっさりと消滅させられた。 「セフィル?!」 リナさんがわたしに気が付いた。 「リナさんっ!大丈夫!!」 《レイウィング》でリナさんの横に飛んでいく。その目の前には――――――黒髪を肩上で切りそろえた、女の人。しかも――― 「・・・・・・・なんでウェィトレスさんなんかと戦ってるの・・・・・・?」 そう、リナさんと対峙していたの女の人は、なんとウェィトレスさんの格好をしてたのだ。 「どういうことかしら、リナ―――。(にっこり)」 「あああああ、ねぇちゃんっ、これは手違いよっ!」 あわてて黒髪の女の人に謝り倒すリナさん――――って、・・・・・・ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・お・・・・・・・・ねえ・・・・・さん・・・・・・・?」 ぎぎぎと首だけ振り向き呆然と呟くわたしを見て、その女の人が笑い出すとリナさんは頭を抱え込んだ。 「おーい、リナ。こっちは終わったぞ・・・・・・って、なんでセフィルがここに居るんだ?」 「平然としやがって・・・・・・・・・おめーは、ばけもんか。――――へぇ、この子が例の手紙の子か。」 ガウリイともう一人、少し息を切らした男の人の声が聞こえてきた。 「リナ、説明してなかったの?」 「そーいやしてなかったかも・・・・・(滝汗)」 「ガウリイ、お前もか。」 「いやぁ、リナがしているとばっかり。(にぱっ)」 「相変わらず、てめー天然入ってるな。」 「これはだから、あのその・・・・・・・・」 「説明は後でゆっくりと聞くから♪」 「・・・・・・・かんべんしてねぇちゃん・・・・・」 こっ、この人達はいったい・・・・・・・・・ さっきまでの緊迫感はかけらもなく、わたしはただただ、その場で脱力しきっていた。 ================================== 続くのかっやっばりっ! |
13103 | SUVENIR 2 | ゆえ | 1/9-00:15 |
記事番号13101へのコメント 続きですぅ〜。一話で終われなーい♪そういう体質♪ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− SOUVENIR 2 「じゃあ・・・・・・なに・・・・二人とも、リナさんの実のお姉さんとお父さんと戦っていたわけ・・・・・・」 ようやく辿り着いたリナさんの実家で事の次第を聞いて、わたしはテーブルに突っ伏した。 リナさんを出迎えたのがお姉さんのルナさん、町でウェイトレスのバイトをしているとか。 ガウリイには、リナさんのお父さんが出迎えたそーだ。 ――何故か火の着いていないたばこをくわえ、黒髪を長く伸ばしたきれいな顔立ちで年齢不詳な人。 (自分も年齢不詳だとかは、いわないで・・・・・・・) でもどーして、出迎えがあんな戦闘なのだか・・・・・お父さんの方も剣もってたし・・・・・・ルナさんはフライパンだったけど。 「ごめんなさいね。私にとっては軽い挨拶代わりなんだけと゛・・・・・久々だったからちょーっと力入りすぎたわね。」 「ねぇちゃん、本気だったくせに・・・・・・」 「びっくりしただろ。おれも最初は驚いたからなぁ。」 からからと笑うルナさんとやたら疲れた様子のリナさん、対照的に相変わらず笑顔のガウリイ。 「・・・・・・・驚いたってもんぢゃない・・・・・・」 こっちは魔族でも出てきたのかと、本気で焦ったのだから。こんな挨拶、命が幾つあってもたりないぞ・・・・・・ 「驚かせちゃったみたいね〜。まあ、リナも反省しているし、勘弁してあげてよ、ね。」 そう言ってわたしの目の前にケーキを置いてくれたのが、リナさんのお母さん。同じ栗色の髪を結い上げている。 「それで―――あなたがセフィルちゃんね。」 家の大きなテーブルにはリナさんとガウリイの真ん中にわたし。正面にはお父さんとお母さん、右側にルナさんが腰掛けている。 ティリス達は上の部屋でお昼寝中。 「あ、その、すみません、初めまして、わたしセフィルって言いますっ。―――遅くなりましたけど、おじゃまします。」 あわてて立ち上がってぺこんっと頭を下げた。 「あ、いいいい。話はリナからの手紙で知ってっから。そんなかたっ苦しいのは抜きだ。」 ぱたぱたと手を振って答えるお父さん。どうやら、リナさんはわたしの事を手紙で伝えていてくれたらしい。 なんとなく―――――ほっとした。 リナさんの実家は雑貨屋さんで、両親は商人をやっているそうだ。 ガウリイはおじさんにこづかれながら、リナさんはおばさんとルナさんと昔話で盛り上がっていた。 わたしは邪魔しゃわるいかなと、ティリス達を連れて葡萄畑を見に外にでてきた。 「ねぇ、ふたりともこっちに帰るのは久しぶりなの?」 「ううん。はじめてだよ。」 「いっつもは、とーちゃんたちがぼくたちのいえにきてるの。」 ちなみにとーちゃん、かーちゃんと言うのはリナさんのお父さんとお母さんの事。 二人ともじーちゃん、ばーちゃんとは呼ばれたくないらしい・・・・・まあ、見た目もそう呼ぶにはあんりなかなと思えるし。 でも、一度も来たことがないなんて、いくらこの二人が小さいとはいえ・・・・・やっぱりそれって・・・・・ なんとも重くなった気分とは裏腹に、ティリスとフィリスは元気いっぱいだ。 「ぶとーたべれるのかなぁ。」 「あしたはいっぱいたべられるっていってたよ。」 目の前に広がる畑にたわわに実る葡萄を見ながら、ふたりはあれがいい、これがいいと話している。 そーいえば明日から葡萄の収穫が本格的に始まるって、リナさんのお母さんがいってたなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・お父さんとお母さん、か。 「あら、こんな所にいたの?」 ルナさんの声は頭上から聞こえた。 「ええ、まあ。――――いい葡萄畑だなーと思って。」 掛け値無しでそう思う。豊かな土と水に育まれ、人々の手が行き届いたいい畑だ。ここならいい葡萄もとれるだろう。 「エルフの貴方にそういってもらえたら光栄ね。」 みんなは、リナさんの手紙からわたしがハーフエルフだと言うことは知っているらしい。 「いい畑からはいい葡萄が出来る。――――エルフじゃなくてもわかりますよ。それで、なにか?」 「夕食よって呼びに来たの。あの二人も連れてらっしゃい。」 ルナさんの言葉にはどこか抗いたがいものがある・・・・・・妙に迫力があるっていうか、なんかこう、違うものを感じるんだけども・・・・ わたしは葡萄畑に突進しかけていたティリスを捕まえると、フィリスもつれて家へともどった。 夕食は―――――見慣れた光景だった。いや、それ以上。 にこやかな顔をしたまま繰り広げられる水面化の戦いにわたしは・・・・・・・・・・・・・・敗れ去った。 「うへー・・・・・お腹すいたぁ・・・・・・」 またわたしは外に出てきていた。 双子達はすでに眠っている。おばさんと一緒に寝るんだと張り切っていたからね。 ぽやんと葡萄畑の上に広がる夜空を見上げていた。 家ではリナさんはルナさんとの話で盛り上がっている。ガウリイはそんな二人の話をお酒を飲みながら聞いていた。 そのまま居ても別にいいのだけども、なんとなく外に出たかった。 リナさん達は、一度戻ってきてから今日まで、5年も実家には帰ってきて居なかったのだ。妊娠期間と、生まれたての時期は外しても長すぎる。 手紙のやり取りはしていたし、両親が商売用の買い付けがてらにセイルーンに立ち寄ることもあったから、まるっきり音信不通というわけでもないらしいのだけど・・・・・・やっぱり、実際に帰ると嬉しいのか、リナさんも楽しそうだし。 じぁあ、なんでそんなに長く帰らなかったのか。―――――理由は簡単、わたしを待っていてくれたからだ。 嬉しい反面、なんだか申し訳なくって。 複雑な気持ちのまま、わたしはずっと葡萄畑を眺めていた。 ――――――ぐぅ。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり、お腹すいた・・・・・・」 一人シリアスに考えてるってのに・・・・・・お腹は正直なもので。目の前の葡萄からいい香りが漂ってくる――――――これこれ。 でも、いっこぐらいは・・・・・・・空腹の悪魔がささやきかけた時、 「葡萄なんぞより、こっちの方がいいぞ。」 目の前にバスケットがぶら下がってきた。 「うまそうだもんな、今年のは。気持ちはわかるが、せっかく用意したこいつの立場もあるんでな、食べてもらうと助かるんだが。」 「・・・・・・・・・・・たばこ、火着いてませんよ。」 「禁煙中なんだよ。」 苦笑いするわたしに、リナさんのお父さんはサンドイッチの入ったバスケットを渡した。 「すみません、ありがとうございます。」 素直にバスケットに入ったサンドイッチを頬張った。 「うちのが気にして持って行けってうるせーんだ。まあ、どうやら当たりのようだったな。」 瞬く間に消えていく皿を目の前にして呆然としていたわたしに、どうやらおばさんが気付いてくれたらしい。 「だいぶ馴れたんですけどね。あの食事には。」 セイルーンの家でのガウリイとリナさん、そして子供達の食事も似たり寄ったり。でも今日のはそれ以上の凄さだった。 「ま、そのうち馴れるさ。」 それから何を言うわけでもなく、おじさんはわたしの横に座っていた。 サンドイッチも食べ終わり、わたしはこれからどーしたらいいのか悩んでいた。何か話掛けた方がいいよねぇ・・・・・・ 「――――5年か。」 ぽつりっとおじさんが漏らしたその言葉に、わたしはぴくんっと体を硬直させた。 「・・・・・・・・・・・その・・・わたしのせいで・・・・・すみません・・・・・」 「何いってんだ?別にお前さんの事は言ってねぇぞ。」 「でも、リナさんが帰ってこれなかったはわたしを・・・・・・・」 「待ってたからだろ。もしあいつらがその間に戻ってきたら、オレはぶん殴ってるけどな。」 「なんでです?!」 「たり前だろ。誰かを待ってるのに、ふらふら旅なんぞしてる場合じゃないだろーが。オレは、あのリナがよくもまあ、5年もおとなしくしてたもんだと思っただけだ。しかも、ガキまでこさえて・・・・・・・・・・オレがじーちゃんだぞ、じーちゃん。ダチに話したら笑われたぞ。」 いや、そんなことわたしに言われても・・・・・・でも表情は、まんざらでもないといった感じだった。 「よっと。」 おじさんが立ち上がった。 「そろそろ家にはいっとけ。オレもガウリイからかってから寝るとするかな。」 言ってすたすたと帰っていく。バスケットは置いたままで。 「・・・・・・・・・・・・面白い人。」 呟き軽くなったバスケットを持つと、同じく気分も少し軽くなった気がした。 翌朝、わたしはルナさんと一緒に丘の上に来ていた。 「あの、リナさんとガウリイは?」 「父さんに引っ張っていかれて、葡萄の収穫の手伝い。ガウリイさん、酒3本で貸し出だされたみたいよ。」 ・・・・・・・・・安いぞガウリイ・・・・・・・やっぱ、かわいい娘の婿って、いじめたくなるものなのかなぁ。 「リナはチビさん達とワインの仕込みを手伝っているわ。」 ゼフィーリアの葡萄から作られるワインも特別美味しいらしい。今年は葡萄の出来も良いから、そのワインはまた格別とか。 丘から見下ろす葡萄畑には収穫を喜び合いながらたくさんの人々が働いている。 その中にガウリイの姿も見えた。やたらとでかい籠を背負わされて摘んだ山のような葡萄を運んでいる。・・・・・うーん、適材適所とはこのことだわ。 「それで・・・・・・・・・・・私に聞きたいことって?」 ルナさんには、少し聞きたいことがあるからと言われてここに来ていた。 「――――あなたは、リナが幸せだと思う?」 唐突な質問に、わたしは目を丸くしてルナさんを見上げた。 「なんでわたしにそんなこと聞くんですか・・・・・・・・?わたしより、本人かガウリイに聞く方がいいんじゃないです?」 「あなたの意見を聞きたいのよ。」 穏やかな口調の中に、きっぱりとしたものを含ませながらルナさんは言う。 そーなると質問にはこう答えるしかない。 「幸せなんじゃないですか?旅はあんまり出来なくなってるけど、リナさん、毎日楽しそうですから。」 まだ数ヶ月の日々しか一緒に生活してないけど、ティリスのいたずらを叱るのも、フィリスに本を読んであげるのも、本当にリナさんは楽しそうだった。 なにより、側にはいつもガウリイがいるのだから――――幸せじゃない訳はない。 「そう・・・・・・・あなたもそう思うのね。」 ルナさんの視線の先には、子供達を追いかけているリナさんの姿。またティリスが何かやらかしたみたいだ。 「―――ルナさんは、リナさんが幸せじゃないって思ってるんですか。」 「いろいろとある子だからね、あの子は。―――そう、幸せなの。なら、いいのよそれで。」 言うとルナさんはくるりっときびすを返し、すたすたと歩き出した。 「――――――後であなたの力も見せてもらうわ。」 そう言い残して。 ルナさんのセリフも気になるけど、もう一つ気になってることがあった。 どうしてわたしをここに連れてきたのか? ただ単に一緒に住んでるから、ついでってこともあるんだろうけど、どーも違うような気がする。 やっぱりハーフエルフってことが気になるのかなぁ・・・・・ルナさんも実力見るみたいなこといってたし・・・・・ などと考えながらわたしは、ふよふよとリナさんとガウリイのいる葡萄畑に飛んでいた。 「―――――風が変わった。」 『レビテーション』で空に浮かんだまま、微妙に変化した風の様子に気付いた。この感じからすると、もうすぐ雨が降り出すな。 このことを急いで畑にいるリナさんに知らせようと、スピードをあげ、近くの小屋の前で術を解いた。 すとん、と地面に降り立つと、そのままリナさんの方へ駆け出した。 その途中、わたしを見かけた人達から次々に話し声が聞こてくる。 「たしかインバースさん所に来てる子だよね。」「へぇ、あの子が。」「リナちゃんの子かい?」「それとも旦那の隠し子とか(笑)。」 言いたいほーだいである。 対して気にもせずに走っていると、先にガウリイとリナさんの姿が見えた。 「リナさーん!ガウリイ!雨が・・・・・・」 雨が降るよと言いかけた時、目の前に突然二人の男の人が立ちふさがった。年格好からして、リナさんと同じ歳か少し上といった感じ。 「お前、リナんところに来てる奴だろ。何しに来たんだよ。」 「別に――――わたし急いでるんですけど。」 「どうしてだ。」 うーん、なんか嫌な感じの人だなぁ・・・・・・ 「もうすぐ雨が振るから教えにいくの。―――だからそこ、どいてもらえません?」 「雨だって?!ばっかじゃねーのか。こーんな天気のいいのに。」 「ガキの言うことはこれだからなぁ。なぁ、お前いったいなにもんだ?リナのガキか?それともあの野郎の隠し子とか。」 完全にからかわれている―――――ああっ、もううるさいなぁ。 ほっといて行こうと思った時、この一人がいきなりわたしの帽子をとりあげた。 「こいつ、耳がとがってる・・・・・・・・・・?!まじかよ?!おいっ!このガキ、エルフだぞっ!!」 もう一人に言ってる声に周りが反応して視線がわたしに集中する。ざわりっと当たりがどよめき立つ。 (エルフだって?)(いったいなんでまた。)(じゃぁ、あの子はリナちゃん達の何なんだい?)(でも旦那には似てるよ。)(旦那とエルフの子・・・・?) みんなの視線が一様に物語っていた。―――――――――――オマエハ、ナニモノダ。 「・・・・・・・・・・・・・・えーと、その・・・・・・」 言葉に詰まる。 実はこれ、セイルーンでもよく聞かれた・・・・・・・・・あなたは一体あの家族の何なのかと。 旅の仲間であることには違いないけど、いまいち説得力に掛けるらしく、首を傾げる人がほとんど。大体は適当にごまかしてその場をやり過ごしている。一番の要因はこの姿だろうなぁ・・・・・見た目は人間の8才ぐらいの子供の姿。実際はもう少し上なのだけれども。 しかも、ガウリイと雰囲気が似てるせいか、ますます混乱を呼んでいるようで・・・・・。 わたしって・・・・・・・・・・・・・・一体なに? ――――――コワイ。 忘れかけていたものがよみがえってくる―――――人の目が恐いと感じたあの頃が。自分と違う者を排除する様な視線が。あの孤独な日々が。 やだ、どうしよう、こんな風に思うことなんて最近は無かったのに・・・・・・・・ わたしはその場から一歩も動けなくなってしまった。 「あたしの妹にケチつけないでよ。」「オレの家族に何してる。」「うちの娘がどーかしたか。」 声は3つ同時だった。 リナさん、ガウリイ、そしてリナさんのお父さん。 「あんた達、あたしに聞きたい事があるんなら、直接あたしにいいなさいよ。」 ぎんっとリナさんに睨まれて完全に硬直状態の二人。 「いやっ、そのっ、ただ好奇心ってーか、この子の正体が知りたかっただけでして・・・・・・・」 「いいいいいい妹さんがいたなんて、僕たち知りませんでっ!!でも、その、このガキ・・・いえっ、お嬢ちゃんは、その・・・・・」 ジト汗をびっしり浮かべながら、青い顔をして何やら必死に言い訳をするにーちゃんたち。 「その子はオレの妹だよ。だからリナの妹でもある。あんたら昨日からオレにケチ付けたい様だが、何か言いたいなら今聞くが?」 口調は穏やかだけどガウリイの目がそうはいってない。―――――背中にはしっかり籠を背負ったままだけども。 「リナの妹なら、こいつはオレの娘ってことだ。おめーら、確かガキの頃、リナにちょっかいだして吹っ飛ばされてた奴らだな。リナの亭主に何しようとかまわねーが、出来ないからって矛先をガキにむけるなんざ、お前ら男のクズだな。え?、違うか?」 おじさんにこづかれて、完全に腰の抜けてる二人。そして罰の悪そうな周りの人達。 「「「文句ある(か)?」」」 再び3人の声が重なった。 くす・・・・・・・・・くすくすくすくすくすくすくす。 「もういいよ、それくらいで。その人達も十分過ぎるくらい反省してるみたいだし。」 笑っていう私の言葉にぶんぶんと首を縦にふる二人。 「「すっすみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」 半泣き状態でそういって、その場から凄い勢いで逃げていった。 「ったく、しょーがない奴よね。あとでお仕置きしとくから。で、セフィルは何か用だったの?」 取り上げられていた帽子を渡して暮れながら、リナさんが聞いてきた。 「あ、もうすぐ雨が振りだすって言おうと思って。」 「そりゃまじーな。今振られると葡萄にはよくねーのに。」 おじさんが空を見上げながら言う。さっきまでの青空は次第に広がった雲に覆い隠されそうだ。 「なんで雨が振ると、葡萄によくないんだ?」 ガウリイがリナさんに聞く。 「収穫にもタイミングがあるのよ。今日熟した実はその日のうちに収穫しなきゃ間に合わないし、雨粒が実を傷つけるからよくないのよ。」 リナさんに雨が振るからと言われた人達もあわてて畑の方に戻っていく。 今から振る雨はおそらくは、かなり振るだろう。明日までは。――――それなら、 「アレやろっか?」 リナさんに振り向く。 「そうね、お願いするわ。――――あ―――と、それこっちでやれる?」 リナさんの指さした方向は葡萄畑の真ん真ん中にある小屋の上。 はっきりいって他の人達にもまるみえのまる聞こえする場所だ。 「どう?」 ばちんっとウィンクするリナさん。なるほど、口で説明するよりそっちが早いってことか。 「まかしといて。」 そういってわたしは空に舞い上がると、言われた小屋の屋根の上に降り立ち、『呪歌』を紡ぎ始める。 豊かな畑の上で、たおやかに紡がれていく旋律。 (綺麗な声だねぇ。)(あの歌で雨を止められるんだとよ。)(へぇ、大したものじゃないか。)(大助かりだよ。) 人々の声と視線が波をうつように、変化していく。 「改めて聞くことじゃないよな。」「そうそう、あの子が誰かなんてどーでもいいじゃないか。」「リナちゃんいい子だね、あの子。」 空の雲が晴れて行くように。 唄い追えて晴れた空をバックに戻ってくると、人達に自慢げにわたしを紹介するリナさんとガウリイ。 改めて、この二人と知り合えて、よかったと思った。 ======================================= もういっちょ続くぞ! |
13104 | SUVENIR 3 | ゆえ | 1/9-00:28 |
記事番号13101へのコメント らすとぉ〜いっぱーつ!!(←埋めとけ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− SOUVENIR 3 わたしとガウリイは町外れの草原を走っていた―――互いに剣と呪文を携えて。 あれから数日は、わたしの噂を聞きつけた人がいろいろと依頼に来て大変だったけど、そこは商人のおばさんの腕でぽいぽいとあしらわれていった。たまにしつこいのもいたけど、おじさんの話とルナさんの微笑みであっさりと引き下がっていく。うーん、さすが。 リナさんに街を案内してもらって見物したり、ガウリイがおじさんにからかわれてるのを笑ったり、ティリスとフィリスとワイン作りを手伝ったり。 毎日が楽しくて、充実していた。 そして、そろそろセイルーンの家に戻るとリナさんが切り出した時、ルナさんが、 「二人とも、私につきあってくれる?」 と意味ありげな微笑みと共に連れ出されたのだ。 そこは広い草原と周りには林がみえる場所。 つくなりガウリイは剣を構えてるし、ルナさんの手にも剣が握られている。 一体、何をするつもりなのかまったくわたしにはわからないけど、ガウリイにはわかっているようだ。 「今回はお手柔らかに頼みますよ。」 「あら、あなた相手に手を抜いた事なんて一度も無いわよ。今回は二人だしね。」 ルナさんからは殺気じゃないけど、もの凄い気を感じてる。 「セフィル。この前いった通り、あなたの実力、見せて貰うから――――――全力でかかってきなさい。」 目が点になりかけたわたしをガウリイが真剣な表情で促す――――本気でやれってか。 「なら、始めましょっか♪」 ルナさんの明るいセリフとともに、火蓋は切って落とされた。 「セフィル!迷ってないで動けっ!ルナさんは本気だぞ!」 言うガウリイにあっという間にルナさんが間合いを詰める。ガウリイもそれに応じて素早く移動する。 「・・・・・・・・・・・・・速いっ。」 そう言ってしまうほど、二人の動きは速かった。 ガウリイの剣の腕とスピードは知っているけど、ここまで凄いとは。そしてそんなガウリイにもまったく余裕の表情で受けてるルナさんって一体・・・・・ と、わたしの方に何かが飛んできた。 「魔風(デム・ウィン)!」 あわてて呪文を唱えると、風に煽られて飛んでいったのは、数本の手刀。 あの剣戟の合間に、こちらに向かってルナさんが投げてきたのだ。―――――と、とんでもない人だっっ!シャレになんないぐらい強いっ! 「ああっ、もう知らないからねっ!」 命の危険さえ感じたわたしは、ほぼやけくそ状態で攻撃呪文を唱えてガウリイと一緒にルナさんに向かっていった。 草原を吹き渡る風が心地いい。 「・・・・・・・・・・・セフィル、生きてるか〜。」 ごろんっと仰向けに寝っころがったガウリイが息をきらしたまま、聞いてくる。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんとか・・・・・・・・」 同じく草原に横たわったわたしは掠れた声で返事をした。 「ほほほほほほ。二人ともお疲れさま。ご飯はそこのバスケットに入ってるわよ。」 あれだけ事をやった後だというのに、ルナさんは息一つ乱れずににこやかに声をかける。 ―――――正直いいます。わたし、本気でした。ええ、そりゃもう、必死で。ガウリイも本気モードだったし。 そして結果は・・・・・・・・・・・・・・ああ、生きてるっていいなぁ・・・・・・・・・・・ルナさんの強さは尋常じゃない・・・・・・ 「・・・・・・・・・・・る、ルナさんって・・・・・・・」 「なに?」 聞こうとおもったけど、やめた。聞いたところでどーにかなるもんでもないし。聞かないほうがいい気もするし・・・・ 「・・・・・・・・・すごいです。」 「ありがと。」 その言葉を最後にわたしは意識を放り出した。 暖かな感触と揺れた感じに目が覚めると、わたしはガウリイにおんぶされていた。 極度の緊張と、疲れからなのか眠ってしまったみたいで、まだ頭の芯はぼんやりとしている。 「いや−、今回は、もうダメかと思いましたよ。」 「あら、言ってくれるわね。私の攻撃かわしながら、ちゃんとセフィルのフォローもしていたくせに。」 「あれでいっぱい、いっぱいですよ。」 ガウリイとルナさんが話している。 「昔リナに特訓していた頃を思い出して、楽しかったわ。」 ・・・・・・・り、リナさんこんな事、ルナさんと昔やっていたわけ・・・・・・強くもなるわけだわ・・・・・・ 「それで、御感想は?」 「ガウリイさんの腕は相変わらず。暫く旅してないから少し鈍ってるかなと思ったけど、余計なお世話だったみたいね。」 「そりゃ、毎日鍛えてますから。」 「セフィルに関しては・・・・・・・予想通り、かな。それ以上かも。」 わたしの力が予想以上? 「あなた達が、リナの側にいてくれて、本当に良かったわ―――」 ルナさんが言う。 「――――二人なら安心して任せられるわ。―――リナ達のこと、お願いね。」 横に並んだガウリイを見ながら。 「私はここから離れることが出来ないから―――――」 最後の言葉だけ、ルナさんは何故かガウリイではなくて、わたしを見て言った様な気がした。 次に目が覚めたらベッドの上だった。 「あ、おねーちゃんおっきした。」 「ままー、かーちゃん、せふぃるねーちゃんおきたよー!」 ベッドの横でのぞき込んでいたティリスとフィリスがピョンピョンと飛びはねながら部屋をでて下に降りていく。 どうやら、あれからまた寝ちゃったみたい。かなり疲れたんだなあ、わたし。 ひょこっとリナさんが顔を出した。 「やっと起きたわね。もうみんなご飯食べちゃったわよ。セフィルも食べるでしょ、降りといで。」 窓の外を見てみれば、すっかり夜になってる。 とんとんと2階からの階段を降りて食堂にいくと、おばさんとおじさんが座っていた。 「ルナと出かけて疲れたのね。帰ってからもぐっすりだったから、そのままほっといたのよ。」 ころころと笑うおばさん。 「ガウリイはそのまま置いてくりゃよかったんだ。あいつは別にいらねーから。」 相変わらず火のついていないたばこを食らえたままワインをのんでいるおじさん。 「なにバカなこといってんのよ、この人は。」 ぺしっとおばさんに頭を叩かれるおじさん。――――うーん、やはり親子だ。 そうこうしてると、リナさんがわたしの分の夕食を運んできてくれた。ぱくぱくと自分のペースで食べてると、ふと気になってリナさんに聞いてみた。 「ねえ、リナさん。どーしてルナさんわたしとガウリイの腕試しなんてするの?」 「さーね。でもねぇちゃんの事だから何か考えがあるんでしょ。それに、あれ、あんた達だけじゃないわよ。あたしもとっくにされたから。」 「ふえっ、ホントに?!・・・・・・・・何時の間に・・・・・で、結果は?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お願い聞かないで。」 恐るべしルナ=インバース。 そして、ここに来て1週間。―――楽しい時間はあっという間にすぎて、とうとうセイルーンに戻る日になった。 おじさんとおばさんは抱えきれないほどのおみやげをガウリイに持たせた。――――半分は絶対におじさんの嫌がらせも半分入ってるな・・・・・ 「ぼく、もっとここにいるー。」 「とーちゃんとかーちゃんとるなねぇとずっとあそびたいよぉ。」 双子はやや不満足そうに、ずーっとおじさん達にひっついている。 「ほらほら、わがままいってないで、バイバイ言いなさい。」 「おじゃましました。また、ゆっくり遊びに来ます。」 リナさんが子供達の手を引き、ガウリイは山のような荷物を抱えておばさん達に挨拶をする。 「また、いらっしゃいな。今度は収穫祭までいれるといいわね。」 「おめーはもう来なくていいぞ。」 「リナ、また、おみやげよろしくね♪」 そんなやり取りしてる中、ルナさんの一言でわたしははたと、あることを思い出した。 「・・・・・・・・・そういえば、わたしなんのおみやげも持ってきてなかったんですよね・・・・・」 何を今更・・・・・・しかしあのルナさんの手紙には『土産付き』って書いてあったし・・・・・・・・・し、しまったぁぁっっ。 今頃になってあわててるわたしほ前にして、おじさんとおばさん、そしてルナさんが笑い出した。 「なーにいってるのよ。おみやげはちゃーんとリナから受け取ったわよ。」 そういっておばさんがわたしの両肩に手を置いた。 「遠く離れた家族の一番のおみやげは、元気な顔を見せることなのよ。とくに新しい家族が増えたならなおのこと。」 「そーそー、手紙だけじゃいまいちしっくりこねーからな。まあ、そーゆーこった。」 「セフィルに会うためっていうのが、今回呼びつけた理由の一つだからね。あなたが今回のおみやげってわけよ。」 この家族にして、リナ=インバースあり。 いい畑には、葡萄が育つ――――――ほんと、そう思える。 「そんじゃ、またね。」 『ぱいばーい!!』 「それでは、また。」 「ありがとございました!」 実家を後にして、手をふり別れる。 道すがら、ゼフィーリアであった事を話しながら帰っていった。 「そーそー、セフィルをからかったあの連中ね、ねーちゃんからお仕置きされたみたいよ。」 「なんだ、ルナさんもか。」 「もかって、ガウリイっ、あんた何かしたの?!」 「それなりに、挨拶しといた。それに、オレだけじゃないぞ、お父さんも若者と語り合うって出かけてたぞ。」 「・・・・・・・・・・・・・・・懲りたでしょうねぇ。あの二人。―――ま、いっか。」 「・・・・なんだか、気の毒に思えてきた・・・・・・・・・」 生きてるといいけど、あの二人。 ――――――――その後、あの二人が更正したのは、語るまでもない。 「しっかしまた、えらく持たされたなぁ・・・・・結構おもいぞ。」 よいせっと荷物を抱え直すガウリイ。 「いいじゃないのよ。せっかくくれたんだし♪なんてったって、楽しみなのはあのワインよね〜♪」 「まて、ワイン何本貰ってきたんだ。」 「今年仕込んだのが家族分それぞれ1本で計5本、それと、とーちゃんから赤白各5本づつ。ビンテージ物とかいってたからゼル達のおみやげ分よね。 あとはゼフィーリア名産品の数々。―――大した量じゃないでしょ。絶対に落としちゃだめだからね。」 「持つ方の身にもなってくれ・・・・・・・・・・」 そんな事をいいつつも、ちゃーんとガウリイはゼフィーリアまで、おみやげを持った帰ってきた。 「やっぱ、家は落ち着くわよね〜。」 「よかった・・・・・・無事に帰り着けて・・・・・・・・・・・・」 ワインの瓶を1本も割ることなく。ごくろうさん、ガウリイ。 ゼフィーリアから戻ったリナさんはさっそく実家からのおみやげをゼルとアメリアさんに届けに行く。 ティリス達も近所のお友達におみやげ渡すからと飛び出していった。 家にはわたしとガウリイの二人だけ。 「セフィルはルナさんに何もらったんだ?」 帰り際、わたしはルナさんに呼び止められたのだ。 「・・・・・・・・・・・・わかんない。」 「へ?だってなんか話てたじゃないか。あの時なんかもらったんじゃないのか?」 「物はもらってないよ。ただ話ただけ―――――。」 本当に話だけ、ただ一言、 「リナをお願い――――――頼りはあなたの力だけだから―――。」 そう真剣な眼差しで言われただけ―――――――――――その意味はずっと後になってわかることになる。 「そっか、でも良い所だっただろ、あそこは。」 「ちょっと変わってるけど、さすがはリナさんの実家だね。いい所だったもん。―――ところでさ、あの、わたしの事なんだけど・・・・」 ゼフィーリアでのガウリイの言ったセリフの事を切り出した。 「ああ、お前さんをオレの妹だっていったことか?オレは前からそう思っていたから、素直に言ったまでだ。」 「でも、ガウリイにも故郷に家族っているんでしょ?」 ふと、ガウリイの瞳が揺らぎ、淋しげに見えた気がした。 「前はな・・・・・でも、今はどうだか。――――飛び出してからずっと帰ってなしい、帰る気もないからな――――あの家は家族であって家族じゃなかったから。こうして自分の家族を持つと、今更ながらそう実感するよ。第一、リナの所みたいに、落ち着けないからなぁ・・・・・・。 ―――でも妙なもんでな、家族を持ってみると、今更ながら自分自身と繋がりのある人ってのが欲しくてな。それでセフィルを勝手にオレの妹にしちまった訳だ。――――――まあ、血の繋がりとかはないけど、お前さんとは色々と因縁ってゆーか、繋がりもあるし。―――――血縁じゃなくて、絆ってやつかな。オレとお前さんとは。」 確かにガウリイとわたしは前世で繋がっている。遠い過去の時代の恋人同士として。 「こんな忘れっぽい兄貴じゃ嫌かもしれないけどさ。――――どうだろ、セフィル。改めてオレの妹ってことになってもらえないか?」 そして今は・・・・・・・・ 「なかなか成長しない、妙な時を過ごすわたしでよければ。」 なんともちくはぐな兄妹かな。 「いつかさ、ガウリイの故郷にも、おみやげ持って帰れるといいよね。」 「・・・・・・・・・・・・・そうだな。」 おみやげもって、あの人会いに行こう。 ====================================== 懲りずに続くぞどこまでも。−−−と、いうことで「天空歌集」別集、その後編をお送りいたします。 今回の主役は問答無用で、セフィルです。 あと、こそこそとおやぢ様も・・・・・・ううっ、かっこいいんですもんっ♪ 一応、コンセプトともうしますか、目標はリナを帰省させようっ!という話だったのですが・・・・・うーん、またずれてる気が・・・・ タイトルもだから「おみやげ」にしてますし。帰省には、やっぱり手みやげは欠かせないかと。ちなみに私は土産物では、仙台の「柳ヶ瀬」というお菓子が好きです(余計な話) 私にはめずらしく、歌詞ネタも無し。ただ単に曲が見つからなかっただけという噂も・・・・・ さて、この話にはある伏線を張りました。別名「地雷」とも言いますが(苦笑) この伏線は、「天空歌集」第2部へと繋がります。・・・・・きっと。 第2部、出来てるのは最初とラストだけっ。どうなるか、自分でも予測不可能ですが・・・・それでも、読んであげる♪という、心の広い方がいてくだされば、また連載を始めたいと思います。 |
13108 | 地雷・・・。気になりますねぇ。 | あごん E-mail | 1/9-05:25 |
記事番号13104へのコメント おはよーございます! あごんです!ハイ、テンション高いですっ! ええ、そりゃもー寝てませんから(笑)! 仕切り直しまして。 ゆえ様っっ! セフィルが主役のお話をありがとうございます!! わぁぁぁん!セフィルが可愛いですぅぅ! あー、もうガウリイとリナいらねぇや(ひでぇ)。 セフィルだけいれば、お腹いっぱいです! 嘘です!みんな好きですよぅ! いやー、今回は姉ちゃんと父ちゃんと母ちゃん見れて幸せです! っつーか、父ちゃんかっこいい(はぁと)!です! なんだか無敵な家族ですねぇ。 やっぱリナが一番弱いんですかね(笑)。 姉妹喧嘩や親子喧嘩で家屋・・・どころか町まで破壊しそうな家族です。 まさしく台風一家(笑)!! 長編、もう構想がまとまってるんですね! ああ、早く読みたいです! 伏線もめっさ気になります! ではでは、やっぱしいつまでたっても感想が上手に書けないあごんでした! 長編でも短編でもたいへん楽しみにしております! あ、でもお身体には気をつけてくださいね(笑)。 そりゃ私ですが(爆)。 |
13109 | 自爆モード(爆) | ゆえ | 1/9-07:55 |
記事番号13108へのコメント >おはよーございます! >あごんです!ハイ、テンション高いですっ! >ええ、そりゃもー寝てませんから(笑)! おーはー♪(本家バージョン・某ママのはおっは〜)早朝からありがとうございますっ 私もあっさー♪出勤前です。ああっ、いきたくないよぉ〜。 >セフィルが主役のお話をありがとうございます!! >わぁぁぁん!セフィルが可愛いですぅぅ! >あー、もうガウリイとリナいらねぇや(ひでぇ)。 >セフィルだけいれば、お腹いっぱいです! >嘘です!みんな好きですよぅ! ううっよろこんで頂けてっ、セフィルちゅー、オリキャラ主役に持ってきてもいいものかっと思ってましたので。果報者です、この子は(ほろり) ガウリイとリナがいなかったら・・・・・・まずいですってそりゃ(笑) >いやー、今回は姉ちゃんと父ちゃんと母ちゃん見れて幸せです! >っつーか、父ちゃんかっこいい(はぁと)!です! >なんだか無敵な家族ですねぇ。 >やっぱリナが一番弱いんですかね(笑)。 >姉妹喧嘩や親子喧嘩で家屋・・・どころか町まで破壊しそうな家族です。 >まさしく台風一家(笑)!! ルナさんとセフィル達が腕試ししていた草原とかは、以前にリナとルナさんでつくった所かもしれませんねぇ。昔は山ひとつあった筈とか(笑) とーちゃんはもちろん、外伝のおやぢバージョンです。もちっと出したかったんですけどね。 おやじvsガウリイの対決も見てみたかったです。(なら書けよ)誰か書いて欲しい・・・・・・(他力本願) >長編、もう構想がまとまってるんですね! >ああ、早く読みたいです! >伏線もめっさ気になります! わたしもめっさ気になります(をいっ)ホント、最初とラストだけが出来てるという、かなり不安な状態ですが・・・・セフィルの話も第2部で完結させたいと思ってます。(これもかなり怪しい・・・・) がんばりますぅ〜。 >ではでは、やっぱしいつまでたっても感想が上手に書けないあごんでした! >長編でも短編でもたいへん楽しみにしております! そんなっ、もうこうしてあごん様に感想頂けるだけで、私は幸せです〜♪ セフィルにお茶用意させて、お座布団だしておもてなししたいくらいですっ。 >あ、でもお身体には気をつけてくださいね(笑)。 >そりゃ私ですが(爆)。 お体大事にしてくださいね〜。あごんさんの連載止まっちゃうと、私の生き甲斐が減ってしまいますので(ならレスかけって・・・・すみません^^;) 私は・・・・・居眠り警報発令中です。ああっ、入力していると意識が・・・・ぐー・・・・ (いつかクビになるな・・・・) |
13113 | せふぃるちゃああぁぁぁぁんっっ(特大はぁと) | 早坂未森 E-mail URL | 1/9-18:51 |
記事番号13104へのコメント セフィルちゃんさいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっ!!!!!!!!!!!(第一声がそれかよι ども、未森ですぅ♪ や〜ん、セフィルちゃん最高!!めっさ可愛い♪♪ そいでめっさ面白いです!! さすがゆえさんvvvvうにゅふふふ(謎 あーもう、今から第二部が楽しみですよvvvv なんでこんなに面白いんですか旦那!!(誰やι なんどお腹を抱えて笑ったことか!!(爆 リナちゃんのお父さんカッコいいですぅvvvvう〜ふ〜ふ〜ふ〜vvv(アヤしいって ルナさん…うにゅ、さすが。素敵なお方です。 あの男二人…うにゅー、我等がセフィルちゃんになんッッッッッッてコトおおおおおお(を)!!!! 即刻時空管理法A級犯罪人としてデリートですうッッッ!!(漫画違うι ああ、なんかまた結局訳ワカメになっちゃいましたね…(遠い目 それでは次回もすっごくすっごく、楽しみにしております♪ 追記: 今からメール送りますう。んでは♪ |
13118 | おやぢぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♪ | ゆえ | 1/9-23:46 |
記事番号13113へのコメント >セフィルちゃんさいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっ!!!!!!!!!!!(第一声がそれかよι おうっ、声かれてますよっ。 >ども、未森ですぅ♪ どもどもどもです。ゆえですぅ〜♪ >や〜ん、セフィルちゃん最高!!めっさ可愛い♪♪ >そいでめっさ面白いです!! めっさめらめら(爆) >さすがゆえさんvvvvうにゅふふふ(謎 >あーもう、今から第二部が楽しみですよvvvv >なんでこんなに面白いんですか旦那!!(誰やι にょほほほほほほほ。二部二部にぶぶぶぶ。 なんだか、既にいきづまってます。ほんと地雷原に踏み込んだ、ミミズのようです(意味不明) >なんどお腹を抱えて笑ったことか!!(爆 >リナちゃんのお父さんカッコいいですぅvvvvう〜ふ〜ふ〜ふ〜vvv(アヤしいって >ルナさん…うにゅ、さすが。素敵なお方です。 とーちゃんはもぅ、あの1度の登場でめろめろ〜んになってました。激ラブです♪ きっとお姿もあのままでしょうから、とてもティリス達にたとえ、そうであっても「じーちゃん」とは言わせませんでした。 ルナさんはやっぱりといいますか、天下無敵の問答無用の方ですから・・・・ >あの男二人…うにゅー、我等がセフィルちゃんになんッッッッッッてコトおおおおおお(を)!!!! >即刻時空管理法A級犯罪人としてデリートですうッッッ!!(漫画違うι 過去にリナにいじめられた上に、振られた暗い過去の持ち主かと。 でもあれだけ性格ねじまがってると、デリートする前にマクロウィルス残していきそうかなぁ・・・(あ、嫌な思い出が・・・) まあ、ガウリイとおやぢ様がしっかり成敗してますから、二度と復活はないとは思いますが(笑) >ああ、なんかまた結局訳ワカメになっちゃいましたね…(遠い目 >それでは次回もすっごくすっごく、楽しみにしております♪ いつもいつも、愛のこもったレスをありがとうございますぅ〜。 第二部、なんとか立ち上げたいと思いますので、その節はよろしくお願いします〜。 |
13117 | 帰省だぁ―――!! | 雅 E-mail | 1/9-22:47 |
記事番号13104へのコメント お久しぶりです。 今回は、リナの帰省編といううことでしたが、 やっぱり2人は子供が生まれた後に来たんですね。そうですよね、そうしなきゃガウリィ、マジで父ちゃんに抹殺されそう・・・今でもかなりこづかれてたし・・・ >おじさんとおばさんは抱えきれないほどのおみやげをガウリイに持たせた。――――半分は絶対におじさんの嫌がらせも半分入ってるな・・・・・ 絶対に入ってますよ。しかも、半分どころじゃなくて9割以上(爆) >「ぼく、もっとここにいるー。」 >「とーちゃんとかーちゃんとるなねぇとずっとあそびたいよぉ。」 >双子はやや不満足そうに、ずーっとおじさん達にひっついている。 >「ほらほら、わがままいってないで、バイバイ言いなさい。」 >「おじゃましました。また、ゆっくり遊びに来ます。」 >リナさんが子供達の手を引き、ガウリイは山のような荷物を抱えておばさん達に挨拶をする。 >「また、いらっしゃいな。今度は収穫祭までいれるといいわね。」 >「おめーはもう来なくていいぞ。」 >「リナ、また、おみやげよろしくね♪」 なんかここまで来るとガウリィが少しかわいそうかも・・・ >「遠く離れた家族の一番のおみやげは、元気な顔を見せることなのよ。とくに新しい家族が増えたならなおのこと。」 >「そーそー、手紙だけじゃいまいちしっくりこねーからな。まあ、そーゆーこった。」 >「セフィルに会うためっていうのが、今回呼びつけた理由の一つだからね。あなたが今回のおみやげってわけよ。」 > >この家族にして、リナ=インバースあり。 >いい畑には、葡萄が育つ――――――ほんと、そう思える。 いやぁ本当にいい家族ですよね。こんないい家族の一員になれるなんてセフィルがうらやましいですね。 >道すがら、ゼフィーリアであった事を話しながら帰っていった。 >「そーそー、セフィルをからかったあの連中ね、ねーちゃんからお仕置きされたみたいよ。」 >「なんだ、ルナさんもか。」 >「もかって、ガウリイっ、あんた何かしたの?!」 >「それなりに、挨拶しといた。それに、オレだけじゃないぞ、お父さんも若者と語り合うって出かけてたぞ。」 >「・・・・・・・・・・・・・・・懲りたでしょうねぇ。あの二人。―――ま、いっか。」 >「・・・・なんだか、気の毒に思えてきた・・・・・・・・・」 >生きてるといいけど、あの二人。 >――――――――その後、あの二人が更正したのは、語るまでもない。 本当に恐るべしインバース家。絶対に敵にまわしちゃいけない家族ダントツNO1でしょう。ルナさんなんか笑顔でお仕置きしてそう。こ、こわいぃぃぃ! >「ああ、お前さんをオレの妹だっていったことか?オレは前からそう思っていたから、素直に言ったまでだ。」 私もこんなかわいい妹が欲しいよぅ。セフィルちゃんかわいい(はぁと)! >「でも、ガウリイにも故郷に家族っているんでしょ?」 >ふと、ガウリイの瞳が揺らぎ、淋しげに見えた気がした。 > >「前はな・・・・・でも、今はどうだか。――――飛び出してからずっと帰ってなしい、帰る気もないからな――――あの家は家族であって家族じゃなかったから。こうして自分の家族を持つと、今更ながらそう実感するよ。第一、リナの所みたいに、落ち着けないからなぁ・・・・・・。 >―――でも妙なもんでな、家族を持ってみると、今更ながら自分自身と繋がりのある人ってのが欲しくてな。それでセフィルを勝手にオレの妹にしちまった訳だ。――――――まあ、血の繋がりとかはないけど、お前さんとは色々と因縁ってゆーか、繋がりもあるし。―――――血縁じゃなくて、絆ってやつかな。オレとお前さんとは。」 おおぉぅ!ガウリィが因縁とか血縁とか難しい言葉を使ってる!!脳みそが復活してきたのか!! >「こんな忘れっぽい兄貴じゃ嫌かもしれないけどさ。――――どうだろ、セフィル。改めてオレの妹ってことになってもらえないか?」 > >そして今は・・・・・・・・ > >「なかなか成長しない、妙な時を過ごすわたしでよければ。」 > >なんともちくはぐな兄妹かな。 なんか兄妹というより親子の方がしっくりとくるように思えるのは私だけ? >懲りずに続くぞどこまでも。−−−と、いうことで「天空歌集」別集、その後編をお送りいたします。 ええ、続いてください、どこまでも―――。私もついてきます師匠!!(笑) > >さて、この話にはある伏線を張りました。別名「地雷」とも言いますが(苦笑) >この伏線は、「天空歌集」第2部へと繋がります。・・・・・きっと。 >第2部、出来てるのは最初とラストだけっ。どうなるか、自分でも予測不可能ですが・・・・それでも、読んであげる♪という、心の広い方がいてくだされば、また連載を始めたいと思います。 じ、地雷ですか・・・。なんか物騒ですね。 第2部突入ですか。がんばって続きをお願いしますね。では |
13119 | 年中行事(たぶん) | ゆえ | 1/10-00:03 |
記事番号13117へのコメント 背中に爆弾しょった奴、ゆえです〜♪ >お久しぶりです。 >今回は、リナの帰省編といううことでしたが、 >やっぱり2人は子供が生まれた後に来たんですね。そうですよね、そうしなきゃガウリィ、マジで父ちゃんに抹殺されそう・・・今でもかなりこづかれてたし・・・ 一度ぐらいは帰しとこーかと思いましたが、すっぱりとやめました(笑) おやぢ様のガウリイいじめは、単なる暇つぶしかと(それもひどいかも)愛あるどつきは、インバース家名物ということで。 >>「おめーはもう来なくていいぞ。」 >>「リナ、また、おみやげよろしくね♪」 >なんかここまで来るとガウリィが少しかわいそうかも・・・ で、たまに来なかった来なかったで「てめーは、女子供だけでよこすのか。ほー」とか言って、結局はいじめられてるのかも・・・やっぱり不遇だわ(苦笑) >いやぁ本当にいい家族ですよね。こんないい家族の一員になれるなんてセフィルがうらやましいですね。 ほんと、羨ましいです。私がなりたいくら・・・・・・いや、やっぱり遠慮しときます。 あの家族に入るには、けっこうな力がないと付いて行けないので・・・・ >本当に恐るべしインバース家。絶対に敵にまわしちゃいけない家族ダントツNO1でしょう。ルナさんなんか笑顔でお仕置きしてそう。こ、こわいぃぃぃ! あの家族にケンカふっかける愚か者は少ないでしょうねぇ。 そーいや、おやじさんがいったのなら、ルナさんも行かないわけないですよねぇ・・・・・あ、コワイ考えが・・・・・・ >おおぉぅ!ガウリィが因縁とか血縁とか難しい言葉を使ってる!!脳みそが復活してきたのか!! 一時的に活性化してたのかも(ちっと苦しい) もしかすると、双子の亀が現れて、玉手箱開いて脳味噌にしわができたのかも(by○じゃる丸) >なんか兄妹というより親子の方がしっくりとくるように思えるのは私だけ? 親子も思ったんですけども、やっぱり妹がいいかなーと。私の願望ですね、ガウリイには妹がいてほしいなぁという。(わがまま) 最初は帰省ついでに、リナとガウリイの結婚式をあげる話でした。 セフィルが帰るまであげてないですし。 でも、ふたりの結婚式となれば、アメリアが黙ってるわけないよなぁと思い、アメリアの楽しみの為にも、ここは身を引きました(単に結婚式の超甘甘が書ききれなかっただけだろーに) >じ、地雷ですか・・・。なんか物騒ですね。 かなり地雷原に突入してます。すでにもう、一つ二つ踏んでるし・・・・・ 行き詰まりがそれで吹っ飛べばいいんですが。 >第2部突入ですか。がんばって続きをお願いしますね。では がんばりますっ〜。 |
13129 | 地雷は踏むためにあるんです!!(←?!) | あんでぃ | 1/10-23:52 |
記事番号13104へのコメント > >懲りずに続くぞどこまでも。−−−と、いうことで「天空歌集」別集、その後編をお送りいたします。 いやっほ〜い!!待ってましたぁー! あまりのうれしさに自分も投稿しようかな〜♪と思っていたのを中止してこちらへ来てみたり(^ ^) > >今回の主役は問答無用で、セフィルです。 セフィルちゃん相変わらずかわいいですね(よだれ/←をい!) リナちゃんとセフィルちゃんが今の私のNO.1!! >あと、こそこそとおやぢ様も・・・・・・ううっ、かっこいいんですもんっ♪ おやぢさんの話はみなさんちょくちょくしているのですが、私はおやぢさんの出ていたやつを買いそびれ・・・(泣) でもかぁっこいいなぁ(ほれぼれ)こんなおやぢが欲しい・・・っつーかリナちゃんが“某家政婦は見たかもしんない”で、 「今まで一番マトモだった男は郷里のとーちゃん」 ↑と言ってましたが、ほんとじゃないですか。うんん(^▽^) >タイトルもだから「おみやげ」にしてますし。帰省には、やっぱり手みやげは欠かせないかと。ちなみに私は土産物では、仙台の「柳ヶ瀬」というお菓子が好きです(余計な話) 私は北海道の「白い恋人」(パターンですね)と青森付近限定のリンゴ味のでっかいプリッツが好きです。うまいですよ(^_^) >さて、この話にはある伏線を張りました。別名「地雷」とも言いますが(苦笑) 私もそろそろ「地雷」物に挑戦(しようかなぁ・・・?) しかし、読んでる側は伏線があったほうがワクワクなので楽しみにしていますよん。(気楽) >この伏線は、「天空歌集」第2部へと繋がります。・・・・・きっと。 セフィル(と当然リナちゃん)は永遠に不滅です!(どこかで似たような事を聞いたような気が・・・) >第2部、出来てるのは最初とラストだけっ。どうなるか、自分でも予測不可能ですが・・・・それでも、読んであげる♪という、心の広い方がいてくだされば、また連載を始めたいと思います。 > 読んであげる♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・ああっ!ごめんなさいぃ!! だからっだから・・・書いてください!! 私は相変わらず読み専門街道をまっしぐらしますから!! 新学期・・・・今までたまっていた宿題の山・・・・・ なはは・・・ 何をしてるんだ私は(汗) そして、いつもいつも私に温かい言葉をありがとうございます(感涙) 第二部もおやぢさんが出てくる事をすごく楽しみにして待っています!! それではそろそろインフルエンザの季節ですし、お体にお気をつけてくださいませ!! あんでぃでした★ |
13130 | ちゅどぉぉぉぉぉん!! | ゆえ | 1/11-00:23 |
記事番号13129へのコメント こんにちは〜、自爆してるゆえです〜。 >いやっほ〜い!!待ってましたぁー! >あまりのうれしさに自分も投稿しようかな〜♪と思っていたのを中止してこちらへ来てみたり(^ ^) なぬっ!ご自分の投稿を中止してまでっ!くうっ、嬉しさのあまり地雷原を駆け抜けたい気分ですっ。 でも、投稿はして下さいねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。 >セフィルちゃん相変わらずかわいいですね(よだれ/←をい!) >リナちゃんとセフィルちゃんが今の私のNO.1!! かわいがって頂けて、本当にありがたいです。 こーも、かわいがって下さると、まぁたセフィルの話を書きたくなる、親ばかです(笑) >おやぢさんの話はみなさんちょくちょくしているのですが、私はおやぢさんの出ていたやつを買いそびれ・・・(泣) それは惜しいことを・・・・私は必死で探し回って買いました。今ではお宝アイテムとして、丁重に保管しております。 もう一回、おやぢ様に登場してほしいと願ってます。 今、キャラの人気投票したら、間違いなく上位に入るでしょうねぇ。 >私は北海道の「白い恋人」(パターンですね)と青森付近限定のリンゴ味のでっかいプリッツが好きです。うまいですよ(^_^) 私も「白い恋人」好きです〜。なんでも「白い恋人」ドリンクってのもあるそーです。 地域限定ジャンボプリッツは、博多の「辛子明太子」もおすすめですよ〜。ぴりっとして、これまたビールにあうっ! >私もそろそろ「地雷」物に挑戦(しようかなぁ・・・?) >しかし、読んでる側は伏線があったほうがワクワクなので楽しみにしていますよん。(気楽) 一緒に地雷原を突き進みましょう(道連れともいう) 伏線はった方は、途中で何に張ったのか解らなくなるという、間抜けなことになりそうですが・・・・絡まないようにしないと・・・・・ >読んであげる♪ >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >・・・・ああっ!ごめんなさいぃ!! >だからっだから・・・書いてください!! >私は相変わらず読み専門街道をまっしぐらしますから!! 読んでくれる♪ってことですし、こそこそと書いています。 なっかなか進みませんが・・・・・・ でも、あんでぃさんも書いて下さいよぉ〜。何処までお側におりますから♪ >新学期・・・・今までたまっていた宿題の山・・・・・ う゛っ・・・・・・・・身につまされる話ですねぇ・・・・ 私にはたまっていく仕事の山が・・・・・はうっ >そして、いつもいつも私に温かい言葉をありがとうございます(感涙) >第二部もおやぢさんが出てくる事をすごく楽しみにして待っています!! こちらこそ、毎回愛のこもったレスを頂戴して、感謝感激あめあられでございます。 第二部にはおやぢさま・・・・・・・・は、たぶん登場しないかもしれないですが・・・話の流れでは、やっぱり出てきたりして・・・・ ほんと、途中の展開は書きながら考えているものですから。 >それではそろそろインフルエンザの季節ですし、お体にお気をつけてくださいませ!! ありがとうございます。あんでぃさんも、風邪には気を付けてくださいね(^^) |
13131 | 軽快なリズムで♪ | 砂緒 E-mail | 1/11-01:04 |
記事番号13104へのコメント 祝!パソコン禁止令終了!!(ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちっ!!) と、一人で喜んでいる砂緒でございます。 しかもゆえさまの新作まで読めるなんてっ!! ん〜♪極楽極楽♪ お話読んで思ったこと。 「ティリスはすくすくと、リナとそっくりに成長しているのね・・・(笑)」 それでいいのよティリス。わたしが楽しいから♪(おいおい) >懲りずに続くぞどこまでも。−−−と、いうことで「天空歌集」別集、その後編をお送りいたします。 懲りずに一生続けてほしいです。(←無茶を言うなよ) >今回の主役は問答無用で、セフィルです。 セフィルはみんなに愛されてますね〜。 当然わたしも愛してますっ!! >あと、こそこそとおやぢ様も・・・・・・ううっ、かっこいいんですもんっ♪ ひゃあ。 わたしまだ「ガウリイ外伝」読んでないんです・・・。 とーちゃんの存在は知ってたんですけどね。(って存在するのはあたりまえ) この話読んで、ますます読みたくなりました!! >私にはめずらしく、歌詞ネタも無し。ただ単に曲が見つからなかっただけという噂も・・・・・ あはははは〜♪ただの噂ですよっ(はあと) >さて、この話にはある伏線を張りました。別名「地雷」とも言いますが(苦笑) >この伏線は、「天空歌集」第2部へと繋がります。・・・・・きっと。 >第2部、出来てるのは最初とラストだけっ。どうなるか、自分でも予測不可能ですが・・・・それでも、読んであげる♪という、心の広い方がいてくだされば、また連載を始めたいと思います。 たとえ「地雷」があったとしても、ゆえさまなら軽快なステップでかわせます。 ちなみに・・・わたしは踏みまくりながら日々を過ごしております(笑) 次回作が今から楽しみですっ!! それでは。 |
13137 | ホップ、すてっぷ、自爆♪ | ゆえ | 1/11-23:40 |
記事番号13131へのコメント >祝!パソコン禁止令終了!!(ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちっ!!) おおおおおおおおおめでとうございますぅぅぅぅぅ!! >お話読んで思ったこと。 >「ティリスはすくすくと、リナとそっくりに成長しているのね・・・(笑)」 >それでいいのよティリス。わたしが楽しいから♪(おいおい) お気づきになりましたか(笑)ティリスはしっかりとリナそっくしに成長しております。 いや〜2部の方で詳しく書こうかなぁと思ってたのですが。こりゃ書かなくてもいいかな(おいおい) もう一方のフィリスの方は・・・・・2部のお楽しみということで(そんなもったいぶる事かっ?!) >懲りずに一生続けてほしいです。(←無茶を言うなよ) 肩は一生こってます(笑) >わたしまだ「ガウリイ外伝」読んでないんです・・・。 >とーちゃんの存在は知ってたんですけどね。(って存在するのはあたりまえ) >この話読んで、ますます読みたくなりました!! もう、お貸しできるものなら、読ませてあげたいぐらい最高ですぅ〜〜。 あの本は別格扱いになってます。 >たとえ「地雷」があったとしても、ゆえさまなら軽快なステップでかわせます。 >ちなみに・・・わたしは踏みまくりながら日々を過ごしております(笑) 私も踏みまくって生きております・・・・・ 既に1話から壁にぶちあたってまして。自爆しながら越えていきます〜。 ううっ、毎回ありがうございます♪ |
13132 | 踏んで初めてわかるものっ!(←バカ) | 桐生あきや | 1/11-02:24 |
記事番号13104へのコメント こんばんわ。またまた懲りずにレスをつけにやってきた桐生です。 >懲りずに続くぞどこまでも。−−−と、いうことで「天空歌集」別集、その後編をお送りいたします。 懲りずに続けて果てしなくっ。とか返してしまう自分が………ごめんなさいごめんなさいっ。 >今回の主役は問答無用で、セフィルです。 >あと、こそこそとおやぢ様も・・・・・・ううっ、かっこいいんですもんっ♪ 私も買い損ねたその他大勢のうちの一人です。ううっ、読みたいよぅ。 今回のスペシャル新刊に収録されないかなぁ、などと甘い期待をしておりましたが、本当に甘い期待でした(T−T) ゼルの短編は読めたんですが、各界に大波乱を呼んだというおやぢ様の話は……くそう、いつの日か読んでやるっ。 >一応、コンセプトともうしますか、目標はリナを帰省させようっ!という話だったのですが・・・・・うーん、またずれてる気が・・・・ >タイトルもだから「おみやげ」にしてますし。帰省には、やっぱり手みやげは欠かせないかと。ちなみに私は土産物では、仙台の「柳ヶ瀬」というお菓子が好きです(余計な話) 沖縄県出身の私は問答無用で「ちんすこう」ですかねぇ(笑)。あと私の島のカトリック修道院が作っているクッキーも絶品です。(なぜか土産物登録がされているのです・笑)。さらに余計な話でした。 >さて、この話にはある伏線を張りました。別名「地雷」とも言いますが(苦笑) 踏んだそこで初めてそれが地雷だったとわかるんです、きっと(笑) >この伏線は、「天空歌集」第2部へと繋がります。・・・・・きっと。 第二部………ああ何てステキな響きなんでしょう(バカ)。すごく楽しみにしててもいいですか? >第2部、出来てるのは最初とラストだけっ。どうなるか、自分でも予測不可能ですが・・・・それでも、読んであげる♪という、心の広い方がいてくだされば、また連載を始めたいと思います。 読ませてください♪………じゃ、ダメですか?(笑)。 ぜひ♪もつけますが(オイ)。 絶対読みます〜がんばってくださいね! 幸せでほのぼのしているセフィルとリナたちが嬉しくてしょうがない桐生です。 それでは。 |
13138 | それではポチッとな。 | ゆえ | 1/11-23:51 |
記事番号13132へのコメント > こんばんわ。またまた懲りずにレスをつけにやってきた桐生です。 こんにちは〜。ゆえです。懲りないでレスくださって嬉しいです♪ > 懲りずに続けて果てしなくっ。とか返してしまう自分が………ごめんなさいごめんなさいっ。 あうっ、良いんですかっ!じゃぁ、あーんな話やこーんな話も・・・・・(だから首締めてるって) > 私も買い損ねたその他大勢のうちの一人です。ううっ、読みたいよぅ。 > ゼルの短編は読めたんですが、各界に大波乱を呼んだというおやぢ様の話は……くそう、いつの日か読んでやるっ。 それは惜しいっ!あの話、とくにガウ好きにはたまりません。 はやく単行本にのるといいんですが。 ゼルの話は古本屋で捜して買ってきました。ほかにも外伝ってあるんですかねぇ・・・ > 沖縄県出身の私は問答無用で「ちんすこう」ですかねぇ(笑)。あと私の島のカトリック修道院が作っているクッキーも絶品です。(なぜか土産物登録がされているのです・笑)。さらに余計な話でした。 沖縄のご出身だったんですね。「ちんすこう」定番ですよね。あと「パイナップルチョコ」と「パイナップル饅頭」もよく貰います。 私は逆にジャンボポッキー「辛子明太子味」を持ってきます。(居場所がばれたかな?) >>さて、この話にはある伏線を張りました。別名「地雷」とも言いますが(苦笑) > 踏んだそこで初めてそれが地雷だったとわかるんです、きっと(笑) ごもっともです。それでは確かめる為に、ちょっと踏んでみようかと・・・・ > 読ませてください♪………じゃ、ダメですか?(笑)。 > ぜひ♪もつけますが(オイ)。 > 絶対読みます〜がんばってくださいね! そう言って頂けるから、こうして調子にのって書いてしまうんです〜♪ ご期待に添えるかどうかはわかりませんが、がんばります。 > 幸せでほのぼのしているセフィルとリナたちが嬉しくてしょうがない桐生です。 ゼルとアメリア+ユズハの話の続きも期待してます♪ |
13151 | 「そろりそろりっと!」 かちぃ♪ 「・・・。」(滝汗) | 桜華 葉月 | 1/14-00:50 |
記事番号13104へのコメント うにゅう、いつもタイトルに悩む。うまく付けられません。(涙) さてセフィルちゃんが故郷のねーちゃんと戦ってる〜!!! 本気で人間じゃないなぁルナさん。(遠い目) そしてとおちゃんかっこいい♪そして強〜い♪何かかっこいい〜(喜) しかし、若者と語り合うって。(滝汗)・・・。 ルナさんの頼りはあなたのちからだけって言葉が気になる〜!!!うにゅう、これは読まないと眠れない。あなたもそうでしょう?そんなあなたは天空歌集第二部を読みなさい。(は〜と)とカメラに向かって宣伝したところで、短いけどさよ〜なら〜!!!(脱兎) 後、ほんとにほのぼのしてるし、初恋(?)は散ったけどセフィルちゃんは幸せだし。いい感じ♪♪♪(喜) 次回も楽しみにしてま〜す。 |
13160 | なんだかんだといわれても・・・・・・ | ゆえ | 1/15-00:10 |
記事番号13151へのコメント こんにちは、ゆえでございます。 >うにゅう、いつもタイトルに悩む。うまく付けられません。(涙) 私もネタに最近こまってます(凝るな) うちのには、お気のめすままにつけちゃってください♪ >さてセフィルちゃんが故郷のねーちゃんと戦ってる〜!!! >本気で人間じゃないなぁルナさん。(遠い目) でも人間って所が、またそこはかとなくこわくって、ねぇちゃん好きです♪ >そしてとおちゃんかっこいい♪そして強〜い♪何かかっこいい〜(喜) >しかし、若者と語り合うって。(滝汗)・・・。 ちょっと握り拳をぎゅっとにぎっての、平和的話し合いはゼフィーリア名物というか、インバース家の伝統といいますか(笑) >ルナさんの頼りはあなたのちからだけって言葉が気になる〜!!!うにゅう、これは読まないと眠れない。 うふふふふふふふふふふ。伏線に気が付いて頂けて、私は嬉しいですっ! これが第2部のポイントでもあるもので(多少強引ですが)覚えていて頂けると幸いです。 >後、ほんとにほのぼのしてるし、初恋(?)は散ったけどセフィルちゃんは幸せだし。いい感じ♪♪♪(喜) 初恋は実らないとよくいいますが、それじゃぁ・・・・・というのもあります、次作は。 >次回も楽しみにしてま〜す。 と、調子にのって、とうとう始めてしまいました、第2部。 自分でもどう転んでいくのか予測不可能ですが、またおつき合い頂けると嬉しいです〜。 レス、ありがとうございました〜♪ |