◆−Like,Love Life!!−あごん(1/19-22:22)No.13223
 ┣Re:Like,Love Life!!−亜由菜(1/19-22:52)No.13225
 ┃┗うみゅっ!恋は盲目なりっ!−あごん(1/20-21:57)No.13233
 ┃ ┗Re:うみゅっ!恋は盲目なりっ!−亜由菜(1/21-14:34)No.13244
 ┣鯉に鯉すーる♪(ちがう)−ゆえ(1/20-00:05)No.13227
 ┃┗眩しすぎるの!まいだーりん♪−あごん(1/20-22:05)No.13234
 ┗Like,Love Life!!(中編)−あごん(1/20-21:37)No.13232
  ┣うふうふうふ(謎)−亜由菜(1/21-15:08)No.13246
  ┃┗げへげへげへ(怪)−あごん(1/23-04:48)No.13266
  ┗Like,Love Life!!(後編)−あごん(1/24-20:22)No.13275
   ┣Re:Like,Love Life!!(後編)−亜由菜(1/24-21:51)No.13276
   ┃┗オトナ(笑)?−あごん(1/26-02:41)No.13289
   ┣ひたひた♪−ゆえ(1/24-23:37)No.13278
   ┃┗へたへた(泣)♪−あごん(1/26-02:59)No.13290
   ┣お疲れさまでした♪−MIYA(1/25-22:00)No.13287
   ┃┗ありがとうございます!!−あごん(1/26-03:16)No.13291
   ┃ ┗一言?−MIYA(1/27-16:23)No.13313
   ┗はじめまして!!ですよね。−あんでぃ(1/26-21:49)No.13303
    ┗はじめまして!!です!!−あごん(1/27-22:50)No.13322


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13223Like,Love Life!!あごん E-mail 1/19-22:22


「あら?・・ミナ、じゃなくってリナさん?」
 そうあたしが声を掛けられたのは、故郷の実家に帰ってきて10日ほど経った日のことだった。
 うみゅ?
 食べていた魚介類盛り沢山のスパゲティから顔をあげる。
 目の前には、あたしと同じ位の年齢の女性が一人。
 長く美しい銀髪がさらりと揺れる。
「知り合いか?リナ」
 もぐもぐと口を動かしながら問いかけてくるのは、あたしの旅の連れ一一とゆーか一応世間一般で言うトコロの・・・。
 ぐわぁっ!恥ずかしいっ!
 まぁ、コイビトとかゆー生物である(赤面)。
「お久しぶりですね!お元気そうでなによりだわ」
 あたしは頭の中にハテナ・マークを飛び交わせながら、
「はぁ・・。まぁそれなりに・・・」
 曖昧に返事をしたのだった。

 ここはゼフィーリア王国が王都、ゼフィール・シティの中央通りに面したレストランである。
 この店はパスタ自慢のなかなかに小洒落たオープンテラスの店舗を構えている。
 あたしは故郷に着くや否や、ガウリイを引っ張りここいらの味自慢の店へと案内しまくっている。
 今日もとーぜん食い倒れツアーを敢行中である。
 ・・・にしても。
 この目の前の女性、確かにどこかで見た事はあるのだが・・・。
「あの時はお世話になりました」
 言いながら彼女が大きくお辞儀をひとつ。
 とゆーことは依頼人だったのだろうか。
 しかし、依頼なんてモノはそれこそ星の数ほどあたしは受けてきた。
 いちいち依頼人の顔なんて覚えているはずもない。
 しょうがなく、それを伝えようとした時だった。
「まぁ!こちらの方は恋人さんですか!?」
 彼女が顔を輝かせながら、あたしとガウリイの顔を交互に見る。
 ・・・・答えにくいことを・・・。
 あたしはちょい顔を上気させながらうなずいたのだった。
 ガウリイは相変わらずのほほーんと相槌ちをつく。
「ステキっ!とうとうリナさんも素敵な恋をげっとしたのねっ!」
 一人勝手に盛り上がり、彼女は公衆の面前ではしゃぎはじめたのだった。
 ・・・本気で恥ずかしいし・・・。
 他人のフリを決めこもうかと思ったその時、あたしの頭でひっかかた言葉があった。
 ん?
 素敵な恋をげっと・・・?
 どこかで聞いた事があるよーな・・・。
 ちらり、ともう一度あたしは彼女の姿に視線を戻す。
 長い銀色の髪。
 細い線で形成された、どこか洗練された体。
 悪戯っぽい大きなその瞳。
 ・・・・・・・・。
「デイジーさん!?」
「はい。そーですけど?」
 彼女は不思議そうに首を傾げた。


 そう、あたしは今や完全に思い出していた。
 デイジー・ブラント。
 あたしがガウリイと旅をする前に、とある町で彼女の父親やそのお手伝いさんまで巻き込む、盗賊団のアジトを見つけるとゆー捜査であたしが潜入した家の娘さんである。
 この彼女。
 恋に恋する年頃を猛進していたリリカルなヒトだったのだが・・・。
 かく言うあたしも危うく毒牙にかけられる所だったし。
「まぁ、でも本当に素敵な方ですね。さぞかし血涌き肉踊る恋愛を繰り広げてきたんでしょーね」
 どんな恋愛だソレは。
「あたしの事はどーでもーわよ」
 とにかくあたしは、ガウリイがあたしの恋人だとかそーゆー話から逃れる為に話の流れを変えたのだった。
「それよりデイジー。どーしたのよ、こんな所で」
 あたしの質問に彼女は小さく嘆息すると、
「あの事件以来、お父様の事業もことごとく失敗して・・・」
 空を仰いで、後ろから吹き付ける風に散らばる髪を掻き上げる。
「やり直そうって事で、この街に越してきたの」
「あぁ、そーだったの・・・」
 そう軽く受け流そうとしたあたしを、驚愕が襲った!
 声が出ないのだ・・・!
 やられたっ!
 そう思い、ガウリイの方をちらりと見ようとしたあたしの頭上にデイジーの声が振りかかる。
「ほーほほほほほ!二度も同じ手に引っかかるなんてっ!リナさんもまだまだねっ!」
 そーいえば、彼女の後方から風は吹き付けていた。
「風下にいたあなたの不運を呪いなさい!」
 っつーか!
 まだンな事やってたんかいっ!!
 出ない声であたしは思いっきり突っ込んだのだった。
 そう。彼女一一デイジーは風上からしびれ薬を撒き散らし、恋の相手をげっとするとゆー犯罪行為をへーぜんとやっていたのだ!
 彼女の白い手があたしに伸びる、かと思いきやその両手はあたしの隣でやっぱし全身をぴくぴくさせているガウリイの頬へと伸びたのだった。
「心配しないでリナさん」
 デイジーはあたしを真正面から見据えながらしゃあしゃあと言う。
「恋に恋する季節はもう終わり。今の私は・・・」
 言ってガウリイの頬を両手で包み込む。
 むかっ!!
 言いしれぬ不快感があたしの体内で爆発した。
「略奪愛に生きる女よ!!」
 言葉が違うだけでやることは以前以上じゃぁぁぁ!
 勝ち誇ったように言う彼女に、あたしは魂の突っ込みを入れた。
 そして彼女は隠していたのか、一台のリヤカーにガウリイを乗せ暴走馬車よろしく通りの彼方へ消え去っていったのだった。  あたしは(喋れないから当然だけど)声もなく、それを見送ったのだった・・・。
 ・・・あのアマ〜〜〜〜〜〜っ!
 あたしのガウリイをどうする気よっ!
 捜し出して、ブッ飛ばす!!!
 固い決心と共にあたしは心の中で、中指をおっ立てたのだった。

<つづくっ!>

  こんばんは!あごんとゆー者です!
  今回はすぺしゃるからのゲストをお迎え致しました!
  好きなんですよ、デイジー(笑)。
  一応前後編でお届け致します。
  らぶらぶで甘甘なガウリナになる予定ですっ!
  明日にでも後編を書くつもりですので。
  お待ち頂ければ幸いです。
  ではでは!あごんでした!

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13225Re:Like,Love Life!!亜由菜 E-mail 1/19-22:52
記事番号13223へのコメント

あごんさんは No.13223「Like,Love Life!!」で書きました。
>
>「あら?・・ミナ、じゃなくってリナさん?」
> そうあたしが声を掛けられたのは、故郷の実家に帰ってきて10日ほど経った日のことだった。
> うみゅ?
> 食べていた魚介類盛り沢山のスパゲティから顔をあげる。
> 目の前には、あたしと同じ位の年齢の女性が一人。
> 長く美しい銀髪がさらりと揺れる。
>「知り合いか?リナ」
> もぐもぐと口を動かしながら問いかけてくるのは、あたしの旅の連れ一一とゆーか一応世間一般で言うトコロの・・・。
> ぐわぁっ!恥ずかしいっ!
ぎゃあvこっちも恥ずかしいわ....
うおーーーーーーよっお二人さんお暑いねぇ〜〜〜

> まぁ、コイビトとかゆー生物である(赤面)。
>「お久しぶりですね!お元気そうでなによりだわ」
> あたしは頭の中にハテナ・マークを飛び交わせながら、
>「はぁ・・。まぁそれなりに・・・」
> 曖昧に返事をしたのだった。
>
> ここはゼフィーリア王国が王都、ゼフィール・シティの中央通りに面したレストランである。
> この店はパスタ自慢のなかなかに小洒落たオープンテラスの店舗を構えている。
> あたしは故郷に着くや否や、ガウリイを引っ張りここいらの味自慢の店へと案内しまくっている。
さすがリナ
> 今日もとーぜん食い倒れツアーを敢行中である。
> ・・・にしても。
> この目の前の女性、確かにどこかで見た事はあるのだが・・・。
あんた誰?
>「あの時はお世話になりました」
> 言いながら彼女が大きくお辞儀をひとつ。
> とゆーことは依頼人だったのだろうか。
だからあんたは誰なんだ?
> しかし、依頼なんてモノはそれこそ星の数ほどあたしは受けてきた。
> いちいち依頼人の顔なんて覚えているはずもない。
> しょうがなく、それを伝えようとした時だった。
>「まぁ!こちらの方は恋人さんですか!?」
うんv
>

> ん?
> 素敵な恋をげっと・・・?
> どこかで聞いた事があるよーな・・・。
> ちらり、ともう一度あたしは彼女の姿に視線を戻す。
> 長い銀色の髪。
> 細い線で形成された、どこか洗練された体。
> 悪戯っぽい大きなその瞳。
> ・・・・・・・・。
>「デイジーさん!?」
>「はい。そーですけど?」
> 彼女は不思議そうに首を傾げた。
うにょーーーーー
なぜココにデイジィーが....
恐るべし 恋をゲット娘

>
>
> どんな恋愛だソレは。
>「あたしの事はどーでもーわよ」
> とにかくあたしは、ガウリイがあたしの恋人だとかそーゆー話から逃れる為に話の流れを変えたのだった。
>「それよりデイジー。どーしたのよ、こんな所で」
そうそう!!私もそれを聞きたかったの!!
> あたしの質問に彼女は小さく嘆息すると、
>「あの事件以来、お父様の事業もことごとく失敗して・・・」
あらあら.......
> 空を仰いで、後ろから吹き付ける風に散らばる髪を掻き上げる。
>「やり直そうって事で、この街に越してきたの」
>「あぁ、そーだったの・・・」
> そう軽く受け流そうとしたあたしを、驚愕が襲った!
> 声が出ないのだ・・・!
> やられたっ!
なぬ!!!何というまたまた毒牙の餌食になるなんて

> 出ない声であたしは思いっきり突っ込んだのだった。
> そう。彼女一一デイジーは風上からしびれ薬を撒き散らし、恋の相手をげっとするとゆー犯罪行為をへーぜんとやっていたのだ!
> 彼女の白い手があたしに伸びる、かと思いきやその両手はあたしの隣でやっぱし全身をぴくぴくさせているガウリイの頬へと伸びたのだった。
>「心配しないでリナさん」
> デイジーはあたしを真正面から見据えながらしゃあしゃあと言う。
>「恋に恋する季節はもう終わり。今の私は・・・」
> 言ってガウリイの頬を両手で包み込む。
> むかっ!!
> 言いしれぬ不快感があたしの体内で爆発した。
>「略奪愛に生きる女よ!!」
> 言葉が違うだけでやることは以前以上じゃぁぁぁ!
> 勝ち誇ったように言う彼女に、あたしは魂の突っ込みを入れた。
> そして彼女は隠していたのか、一台のリヤカーにガウリイを乗せ暴走馬車よろしく通りの彼方へ消え去っていったのだった。  あたしは(喋れないから当然だけど)声もなく、それを見送ったのだった・・・。
> ・・・あのアマ〜〜〜〜〜〜っ!
> あたしのガウリイをどうする気よっ!
> 捜し出して、ブッ飛ばす!!!
> 固い決心と共にあたしは心の中で、中指をおっ立てたのだった。
>
><つづくっ!>
>
>  こんばんは!あごんとゆー者です!
>  今回はすぺしゃるからのゲストをお迎え致しました!
>  好きなんですよ、デイジー(笑)。
>  一応前後編でお届け致します。
>  らぶらぶで甘甘なガウリナになる予定ですっ!
>  明日にでも後編を書くつもりですので。
>  お待ち頂ければ幸いです。
>  ではでは!あごんでした!

きゃvリナが私のガウリイって言ったよ
聞いた?奥さん(爆)
とにかく!!あごん(わたしも呼び捨てでいいかな?)
いい感じですわv
いきなり出てきたデイジィーもかなり爆ですわv
相変わらずの毒牙にあの性格そのまんまv
とにかくあのあとのガウリイがきになります
デシジィーの毒牙にかかってしまうのか?!
リナの救助は間に合うのか
こうご期待!!
ってなぜか宣伝をしてしまった・・・・・・・


            では、楽しみにしていまーす。

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13233うみゅっ!恋は盲目なりっ!あごん E-mail 1/20-21:57
記事番号13225へのコメント

ありがとー!亜由菜!
読んでくれたのねっ!こんな駄作ををっ!

いちおー、全三話予定です(苦笑)。
ところで、亜由菜ってガウリナなの?
いや、なんとなく気になって・・・。
まぁ、ほのぼの小説見てたらわかるけど(笑)。

ガウリナでゼルアメのラブラブに一歩届かない、ってのが好き?
それっぽいよーな気がするにょ。

ではでは!
明日・・はムリだと思うけど、近々続き書きますんで!
お待ち頂ければ幸いなんですが・・・。
あごんでした!

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13244Re:うみゅっ!恋は盲目なりっ!亜由菜 E-mail 1/21-14:34
記事番号13233へのコメント

あごんさんは No.13233「うみゅっ!恋は盲目なりっ!」で書きました。
>
>ありがとー!亜由菜!
>読んでくれたのねっ!こんな駄作ををっ!

あぁ!!読みますともあごんの小説を見かけたら読まずにはいられない
これあゆなの本能!!
>
>いちおー、全三話予定です(苦笑)。
>ところで、亜由菜ってガウリナなの?
>いや、なんとなく気になって・・・。
>まぁ、ほのぼの小説見てたらわかるけど(笑)。

そうです。私はガウリナ派!!
でもスレの人物は全部好きだから何でも読むのだ(同性はちょっと・・・・)
でもだいたいお話どうりがすきかな?
>
>ガウリナでゼルアメのラブラブに一歩届かない、ってのが好き?
>それっぽいよーな気がするにょ。

おぉ!!当たってる!!
コングラチレーションv
なんか微妙なガウリナが好きv
>
>ではでは!
>明日・・はムリだと思うけど、近々続き書きますんで!
>お待ち頂ければ幸いなんですが・・・。
>あごんでした!

待つ〜vだから頑張れ!!
    あゆ

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13227鯉に鯉すーる♪(ちがう)ゆえ 1/20-00:05
記事番号13223へのコメント

こんにちはです、ゆえです。

うっひゃぁ♪デイジーだ、デイジーだ♪

彼女のあの、とっぴょーしもない恋愛げっちゅー好きです(笑)

そして、そーか持って行かれたか、ガウリイ。
よくあの図体をリアカーに乗せられたもんですわ。これも、恋愛暴走の彼女ならでわですね(そうなのか?)

リナがおこってますねぇ。あの街なら壊滅することはないでしょーが。
うーん、続きが気になります。
しびれたガウリイがそのまま電気くらげになってしまうんじゃなかろーかと(←おーい、だれか殴っておいてくれい)

甘甘、笑笑の続き楽しみにしてますっ。

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13234眩しすぎるの!まいだーりん♪あごん E-mail 1/20-22:05
記事番号13227へのコメント

ゆえさんは No.13227「鯉に鯉すーる♪(ちがう)」で書きました。
>
>こんにちはです、ゆえです。
  こんばんは!あごんです!
  わざわざありがとうございます!

>彼女のあの、とっぴょーしもない恋愛げっちゅー好きです(笑)
  わたしも大好きです(笑)。
  つーか、あれだけ思いっ切りよく恋したいものです(苦笑)。

>そして、そーか持って行かれたか、ガウリイ。
>よくあの図体をリアカーに乗せられたもんですわ。これも、恋愛暴走の彼女ならでわですね(そうなのか?)
  らぶ いず ぱわー!!ですから(爆)。

>リナがおこってますねぇ。あの街なら壊滅することはないでしょーが。
>うーん、続きが気になります。
>しびれたガウリイがそのまま電気くらげになってしまうんじゃなかろーかと(←おーい、だれか殴っておいてくれい)
  殴るどころか仁クン人形プレゼント!
  はい。正解です(えええっ!?)
  とゆーか、知ってます?仁クン人形(笑)

>甘甘、笑笑の続き楽しみにしてますっ。
  ありがとーございます!
  ところで、ゆえ様。
  内密のお話があるのですが・・・。
  実は「天空歌集」のパロディもあるのです!
  わあああああ!言っちゃったよ、このオンナ!
  コレが終われば書きたいんですけど。
  良ろしいでしょうか?(オロオロ)
  ではでは!あごんでした!

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13232Like,Love Life!!(中編)あごん E-mail 1/20-21:37
記事番号13223へのコメント

「おやおや、またデイジーちゃんだよ」
 ぴくぴくと未だ痙攣を続けるあたしの耳に、呆れたような男の声が聞こえた。
 彼女の知り合いだろうか・・・。
 そういえばこの街に越して来たと言っていたのを思い出す。
 しかし、それを尋ねようにもあたしの体は意に反して微動だにしない。
「あ〜あ。また薬を撒いて、こんなにも被害者を出しちまって・・・」
 嘆息がそれに続いた。
 とゆーことはあたし以外に複数の人間が薬による硬直状態らしい。
 それにしても、「また」ってことは以前にも何回かしたってことだろう。
 ・・・いーかげんコレ犯罪だろう。
「おや、お嬢ちゃん。大丈夫かい?」
 先程と同じ声があたしの側で聞こえた。
 指の一本も動かない状態なので、しょうがなしにあたしは眼球だけを動かした。
 あたしの顔を心配気に覗き込む中年の男とばっちし目が合う。
 ・・・大丈夫じゃないわよ。
 そう心の中で男に返答する。
「大丈夫そうだねぇ。何が何だかわからないだろうけど、まぁすぐ治るから」
 気休めにもならない言葉をひとつ残して、男は視界から消えた。
「おや、奥さん。大丈夫かい?」
 すぐ後ろで男の声がする。
 どーやら他の被害者達に声を掛けて歩いているらしい。
 あたしは大きく息を吐き出したのだった。
 とにかく、薬が切れるまではどうしようもないのは事実なのだから。
 
 薬は男が言ったようにすぐ効果が無くなった。

「どーゆー事よ!?」
 あたしは先ほどの男の前に立ち、腕なんぞを組みつつそう聞いた。
「・・・? どーゆー事とは?」
 男は眉をひそめ、そのままオウム返す。
「だからっ!」
 あたしは少し声を張り上げ、両腕をめーいっぱい広げて広いオープンテラスの店内を指し示した。
「なぁんで何事もなかったかのよーに皆、食事を続けてるの!?」
 そう。
 先程までへちくだばっていた人達も、そうでない人達も。
 平然と食事を続けていたのだった。

 男は少し考え込み、それから納得したように手をぽむっと叩いた。
「・・・ああ。君、この街は初めてなんだね?」
「・・・ここの出身よ」
「じゃあ、久しぶりに帰省したとか?」
「・・・そうよ。五年振り位かしら」
 あたしの言葉を受けて、男はうんうんと頷き笑顔を向ける。
「なら知らないのも無理はないねぇ。実はね、ある女性がしびれ薬を撒いたんだよ」
「知ってるわ。デイジーでしょ?」
「お。ガイドブックでも見たのかい?」
 ・・・・・・・ガイドブック?
「どーゆー事よ?あたしは彼女とは別の町で知り合っただけよ?」
「へぇ。そうなのかい。彼女、その町でもやっぱり有名だったのかい?」
 男は楽し気に言葉を続けた。
「要領を得ないわね・・・。一から説明してくんない?」
 あたしのその一言に、男はどこから出したのか本を一冊あたしに手渡した。
「?」
 訝し気にあたしは本を手に取って見てみる。
 表紙には、
『ゼフィーリア・シティ完全攻略!
  ココが見所!食べ所! 
  イベント情報まで満載!』
 と題されていた。
「・・・ガイドブック?」
 男は黙ったままで、中央あたりのページを開いてみせた。
 そこには「カテゴリー・イベント」と書かれていた。
 あたしはしょーがなしに一枚めくり、そこで絶句した。
 なんとそこには・・・。
『恋愛の天使・デイジー・ブラント
 彼女の出るポイント大検証!
 〜天使の羽を見つけろ〜』
 と、どピンクの文字で、でかでかと書かれていたのだった。
 あたしは迷わずその場でぶち倒れたのだった・・・。

『ジンクス1・デイジーのしびれ薬にヤられると、その人にはラッキーな事が!』
『ジンクス2・デイジーの恋愛講座で結婚できちゃう!?』
『ジンクス3・デイジーがカップルに触るとそのカップルには永遠の愛が訪れる!』

「よっくもまぁ、こんなデタラメを書く気になるものね」
 あたしは持っていた本を男へと投げ返しながらそう言った。
 因みにジンクスは8まであったのだが、これ以上は見る気も起きない。
「デタラメなものか。全部事実だぞ」
「んなこたどーだっていいのよ!」
 なにやら不満気な男を、あたしは一喝した。
「デイジーの家を教えてもらいましょーか!?」
「・・・サインでもねだるのか?」
「んなワケあるかぁぁぁぁぁぁあっ!!ガウリイが連れて行かれたのよ!」
 あたしの絶叫を男は軽く流して、
「あぁ。恋人が誘拐されたんだね?」
 朗らかにそう言ったのだった。
「こいっ・・!?・・うっ、まぁそんなトコよ・・・って教えるの!?教えないの!?どっち!?」
 耳まで熱くさせながらあたしは更に声を張り上げた。
「ってゆーか!これ事件でしょ!?役人はどうなってるのよ!」
「はっはっはっは。まーしょっちゅうだからねー」
「しょっちゅうやっとるんかい、あのアマ」
 どっぷりと疲れた声であたしはそれだけ言った。

「役人なんかは自由恋愛だからって事で、ほっといてるよ」
「どこが自由よ!?いきなし誘拐かまして!」
「出会いの形は沢山あるものだろう?」
 真面目な顔でそう言う男に、あたしは軽い目眩を覚えた。
「・・・とにかく、家を教えてもらうわよ」
「まぁ、誘拐なんて言わないでさ。結構レアだよ?デイジーちゃんにここまでしてもらえるなんて」
 頼んでないわい。
 多分、この男には何を言っても無駄なのだろう。
 あたしは脱力感と闘いながら、ただひたすら頷いていたのだった。

「デイジーちゃんに恋人を連れて行かれた人は、みんな彼女に感謝をしてるよ。きっと君もあとで感謝することになるよ」
 男からデイジーの家を聞きだし、あたしはそこに続く道を走っていた。
 背後から聞こえる男の声は徹底的に無視することにした。


 あたしは走りながら、先日の姉ちゃんとの会話をなぜか思い出していた。

『ねぇ、リナ?』
『なに?姉ちゃん』
『・・・もうやったの?ガウリイさんと』
『ぶぅっっ!!』
『! ちょっと!汚いわねぇ!』
『なななななななななななななっ!!』
『・・・なぁんだ。まだなの』
『・・・なんでがっかりしてるのさ、姉ちゃんが』
『結構、奥手なんだぁ。ガウリイさん』
『・・・・・・・』
『それともリナが嫌がってるだけ?』


 あたしは走りながらも、ぶんぶか頭を振った。
 こんな事を思い出してる場合じゃあないっ!
 雑念を追い払い、あたしは足を止め顔を上げた。
 木造のアパート。この二階にデイジーはいるはずだ。
 入口の横には先程デイジーが引っ張っていたリヤカー。
 ちらり、とアパートの名前が目に入る。
「ハイツ愛ある生活」とケバケバしい赤で書かれたあった。
 ・・・ヤな名前・・・。
 倍増した疲労感に足を引きずるよーに、あたしは入口へと歩んだ。



こんばんは!あごんです!
ってゆーか、あれ?
前後編のハズじゃあ・・・(汗)。
・・・すいませんっ!
全三話になりそーです!
なんか恋愛の天使・デイジーの箇所が妙に長くなってしましました。
次回こそ、決着を(何のだ)!
お待ち頂ければ幸いですぅ〜〜!
ではではあごんでした!

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13246うふうふうふ(謎)亜由菜 E-mail 1/21-15:08
記事番号13232へのコメント


>「あ〜あ。また薬を撒いて、こんなにも被害者を出しちまって・・・」
> 嘆息がそれに続いた。
> とゆーことはあたし以外に複数の人間が薬による硬直状態らしい。
> それにしても、「また」ってことは以前にも何回かしたってことだろう。
> ・・・いーかげんコレ犯罪だろう。
>「おや、お嬢ちゃん。大丈夫かい?」
> 先程と同じ声があたしの側で聞こえた。
> 指の一本も動かない状態なので、しょうがなしにあたしは眼球だけを動かした。
> あたしの顔を心配気に覗き込む中年の男とばっちし目が合う。
> ・・・大丈夫じゃないわよ。
> そう心の中で男に返答する。
>「大丈夫そうだねぇ。何が何だかわからないだろうけど、まぁすぐ治るから」
> 気休めにもならない言葉をひとつ残して、男は視界から消えた。
>「おや、奥さん。大丈夫かい?」
> すぐ後ろで男の声がする。
> どーやら他の被害者達に声を掛けて歩いているらしい。
> あたしは大きく息を吐き出したのだった。
> とにかく、薬が切れるまではどうしようもないのは事実なのだから。

うぅ〜〜恐ろしきデイジィー
そかも関係ない人まで巻き込むそのやり口
どうして警察は動かない!!
これは世論で新聞に投稿するべきである!
(ちょっと熱く語ってみた)
> 

> あたしは少し声を張り上げ、両腕をめーいっぱい広げて広いオープンテラスの店内を指し示した。
>「なぁんで何事もなかったかのよーに皆、食事を続けてるの!?」
> そう。
> 先程までへちくだばっていた人達も、そうでない人達も。
> 平然と食事を続けていたのだった。

え!!それはそれで恐ろしい平民の皆さん
それでいいのか?!世論はどうなる!
>

>「なら知らないのも無理はないねぇ。実はね、ある女性がしびれ薬を撒いたんだよ」
>「知ってるわ。デイジーでしょ?」
>「お。ガイドブックでも見たのかい?」
> ・・・・・・・ガイドブック?
>「どーゆー事よ?あたしは彼女とは別の町で知り合っただけよ?」
>「へぇ。そうなのかい。彼女、その町でもやっぱり有名だったのかい?」
> 男は楽し気に言葉を続けた。
>「要領を得ないわね・・・。一から説明してくんない?」
> あたしのその一言に、男はどこから出したのか本を一冊あたしに手渡した。
>「?」
> 訝し気にあたしは本を手に取って見てみる。
> 表紙には、
>『ゼフィーリア・シティ完全攻略!
>  ココが見所!食べ所! 
>  イベント情報まで満載!』
> と題されていた。
??????おっちゃんその本は何処から出てきたの?
(どうでも良いことである)
でその本のどっかに
あのドラまたこと リナ=インバースの故郷
ってかいてある?
(それもどうでも良いこと)

>「・・・ガイドブック?」
> 男は黙ったままで、中央あたりのページを開いてみせた。
> そこには「カテゴリー・イベント」と書かれていた。
> あたしはしょーがなしに一枚めくり、そこで絶句した。
> なんとそこには・・・。
>『恋愛の天使・デイジー・ブラント
> 彼女の出るポイント大検証!
> 〜天使の羽を見つけろ〜』
> と、どピンクの文字で、でかでかと書かれていたのだった。
> あたしは迷わずその場でぶち倒れたのだった・・・。
>
>『ジンクス1・デイジーのしびれ薬にヤられると、その人にはラッキーな事が!』
>『ジンクス2・デイジーの恋愛講座で結婚できちゃう!?』
>『ジンクス3・デイジーがカップルに触るとそのカップルには永遠の愛が訪れる!』
はぁ?デイジィーが天使?
どういうこと?しかもラッキー?
やっぱり恐ろしいデイジィー!
>

>
>「役人なんかは自由恋愛だからって事で、ほっといてるよ」
>「どこが自由よ!?いきなし誘拐かまして!」
>「出会いの形は沢山あるものだろう?」
> 真面目な顔でそう言う男に、あたしは軽い目眩を覚えた。
>「・・・とにかく、家を教えてもらうわよ」
>「まぁ、誘拐なんて言わないでさ。結構レアだよ?デイジーちゃんにここまでしてもらえるなんて」
> 頼んでないわい。
> 多分、この男には何を言っても無駄なのだろう。
> あたしは脱力感と闘いながら、ただひたすら頷いていたのだった。

このおっちゃんいい味だしてるねけ〜
おばちゃん並のごーいんぐまいうぇい
かなりの使い手見た!!
>
>「デイジーちゃんに恋人を連れて行かれた人は、みんな彼女に感謝をしてるよ。きっと君もあとで感謝することになるよ」
> 男からデイジーの家を聞きだし、あたしはそこに続く道を走っていた。
> 背後から聞こえる男の声は徹底的に無視することにした。

そう!!無視しましょう!
でも感謝していた女ってどんな人なんだろう?
>
>
> あたしは走りながら、先日の姉ちゃんとの会話をなぜか思い出していた。
>
>『ねぇ、リナ?』
>『なに?姉ちゃん』
>『・・・もうやったの?ガウリイさんと』
>『ぶぅっっ!!』
>『! ちょっと!汚いわねぇ!』
>『なななななななななななななっ!!』
>『・・・なぁんだ。まだなの』
>『・・・なんでがっかりしてるのさ、姉ちゃんが』
>『結構、奥手なんだぁ。ガウリイさん』
>『・・・・・・・』
>『それともリナが嫌がってるだけ?』

ルナ〜〜〜〜〜
何妹に言ってるのよ!!
ってリナまたなのね...
ちょっと安心v
>
>
> あたしは走りながらも、ぶんぶか頭を振った。
> こんな事を思い出してる場合じゃあないっ!
> 雑念を追い払い、あたしは足を止め顔を上げた。
> 木造のアパート。この二階にデイジーはいるはずだ。
> 入口の横には先程デイジーが引っ張っていたリヤカー。
> ちらり、とアパートの名前が目に入る。
>「ハイツ愛ある生活」とケバケバしい赤で書かれたあった。
> ・・・ヤな名前・・・。
> 倍増した疲労感に足を引きずるよーに、あたしは入口へと歩んだ。

本気でイヤな名前だね
きっとデイジィーはココ選んだ理由ってきっとこれだね
>
>
>
>こんばんは!あごんです!
>ってゆーか、あれ?
>前後編のハズじゃあ・・・(汗)。
>・・・すいませんっ!
>全三話になりそーです!
>なんか恋愛の天使・デイジーの箇所が妙に長くなってしましました。
>次回こそ、決着を(何のだ)!
>お待ち頂ければ幸いですぅ〜〜!
>ではではあごんでした!

いやいや〜〜楽しかったよ
今度も頼むねあごんちゃん(オヤジ口調)
って恋愛の天使だったデイジィーは本当に天使なのか?!
ってところ期待(?)してます!!

    BY  あゆ

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13266げへげへげへ(怪)あごん E-mail 1/23-04:48
記事番号13246へのコメント

こんばんは!亜由菜!
いつもレスありがとーーーvv

恋愛の天使・デイジーの底力は次回にて明らかになるぞ!

そして・・・。
ふふふふふふふふふ(危)。
なんとちょいとしたオトナな内容になっちゃうかもっ!
あーる指定になるぞ(笑)。

あ、それじゃあ亜由菜が読めないや(笑)。
くくぅっ!
んじゃあ涙を飲んでオトナな内容なやめとこう(笑)!

まぁ、近々書きますので!
乞うご期待!!(ってホドでもない)。

ではでは!あごんでしたっ!

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13275Like,Love Life!!(後編)あごん E-mail 1/24-20:22
記事番号13232へのコメント

 話し声が聞こえる。
 あたしはその場にてぴたりと足を止め、耳をそばだてた。
 その場一一一つまりこの「ハイツ愛ある生活」の二階にあるデイジーの部屋の前だ。
 それにしても。
 このファッションピンクな扉に天使のレリーフて・・。
 どれだけ恥ずかしいんだ、あの女・・。
 管理人にデイジーの部屋を聞き出し、あたしは真っ直ぐここへと足を向けた。
 最初は浮遊の術で窓から潜入しようかとも考えたが、それは却下。
 自分の恋人(開き直った)を取り返すのに、どーしてそんなコソドロみたいな真似をする道理があるか。
 そんなワケで、あたしは気配を消し、足音を殺して目的の部屋の前に着いた時。
 話し声が聞こえたのだった。
 ガウリイとデイジーの声だった。

「まぁ!じゃあ二人は恋人に成り立てなのねっ!」
 弾むようなデイジーの声が扉を通して聞こえる。
「ああ。ついこないだかな。そーゆー関係は」
 照れる様子もないガウリイの低い声。
 なんっの会話をしとるんじゃぁぁぁっ!!
 恥ずかしいやらムカつくやらで、あたしがノブに手を掛けようとしたその時だった。
「まぁ!そーゆー関係ってコトはやることはやってるんですねっ!!」
 見なくてもどんな顔で言ったのか想像できるデイジーの声が耳に届いた。
 あたしが。
 その場にて音もなく崩れ落ちたのは言うまでもない。
「やること?」
「まっ!とぼけないで下さい!女性の口から言わせる気ですの!?」
 気の抜けそうなガウリイの声に、嬉々としたデイジーの声がかぶさる。
「・・・あぁ。そのコトか」
 しばしの沈黙の後に、納得声のガウリイ。
 あああああああ。入りにくいったらない!
「まだだよ」
 苦笑。
「キスもまだだからな」
 また苦笑。
 ・・・その苦笑はどーゆー意味だ。ガウリイ。
「えええええええええええっ!!!」
 大袈裟なデイジーの絶叫がハイツいっぱいに木霊する。
 あたしは、この場を立ち去ろうかどうか悩んでいた。
 唐突に。
「待つから。俺、待つから」
 低く優しいガウリイの声があたしの耳をくすぐった。
「リナがまだ覚悟ができてないなら、覚悟できるまで待つから」
 どんな顔で言っているのかわかる。
 青い瞳を少し細めて、きっと笑ってる。
 優しく、でも強く微笑してるはずだ。
 あたしに言ってるわけがないのに、あたしに向けられた言葉だった。
 一一一ガウリイ。
 ガラにもなく、あたしは少し浸ってしまったのだった。

「ふぅん。愛されてるのねぇ、リナさん」
 感心したよーな、どーでもいいようなデイジーの呟き。
 それにはガウリイは、はは、と笑っただけだった。
「じゃあ・・・リナさんのドコが好きなの?」
 話題は変わったが、部屋に入りにくいのは変わらない。
「ドコって・・・。そんな事言われてもなぁ」
「好きなトコロないんですか?」
「・・・コレってゆーのは・・・」
 ・・・どーゆー意味だか本気で聞きたいもんである。
 後でちょい捻るべきであろう、二人共。
「ええ?おかしいですよ、それ」
「・・・そーかなぁ?」
「例えば、リナさんでしたら。胸が全然無いから、そーゆートコが好きとか」
「いや、俺は多分大きい方が好きだと思うケド」
 ・・・コロス。
「ん〜〜。じゃあ、あの乱暴にして凶暴な所とか?」
「乱暴とかじゃあないよ、リナは」
 おっ。ガウリイがあたしをフォローしようとしてる!!
「横暴なんだな、アレは」
 続く和やかな二人の笑い声。
 ・・・地獄へ案内してやるっ!
「え〜〜。じゃあ一体どーゆー所に魅かれたの?」
「そうだなぁ。あえて言うとすれば・・・」
 皆まで言わす気は毛頭ないっ!
 気が長いことで有名なあたしだが、さすがに膨らむ殺気はおさえられなかった。
 二人共、耳から血が出るまで殴るっ!
 堅い決心と共に、あたしがノブに再び手を掛けた。

「全部だよ。全部好きなんだ、リナのこと」
 
 囁くようなその声が、空気を震わせる。
 
「だって、人を好きになるのに理由なんていらないだろ?」
「そうかしら?例えば優しい人とか・・・」
「優しい人なんていくらだっているだろ?」
「それはそうだけど・・・」

「例えば、あんたに本当に好きな人ができたとして、その人の優しい所が好きだって言うとする」
 デイジーの返答はない。
 頷いているのかもしれない。

「でもさ、それじゃああんたは世の中の優しい人の全員が好きって意味になるのか?」
 やはりデイジーの返答は聞こえない。

「違うだろ?優しけりゃいいってもんじゃあないからだよ」
 諭すような、その声。
 あたしの恋人の声だ。

「だからさ。好きになるのに理由なんて必要ないんだよ」
 響く声。
 届く心。
 不覚にも。
 あたしは涙が出そうになった。


「んじゃあ、返してもらうわよ。ガウリイを」
 あれから、あたしはゆっくりと扉を開けて、正面に座っていたデイジーを軽く睨みながらそう言った。
「・・・・はい」
 やや肩を落として、デイジーはうつむきがちにそう返事をした。
「・・・どうしてかしら。倦怠期っぽいカップルを誘拐しても、ぎこちないカップルを誘拐しても、最後には絶対に妙にラブラブで部屋を出てくの・・・」
 言葉のあとにため息が続く。
「・・・さっきガウリイに言ってた質問。アレ全員に言うわけ?」
「はい・・・。もし私がその相手に勝る所があれば、略奪愛できると思って・・・」
 あたしの言葉に、しょぼんと答える彼女。
 なるほど。
 先程の男の言葉の意味がようやくわかった。
 要するに、彼女はカップルをノロけさせているわけである。
 好きな所は?と聞かれ、相手は自分の恋人の好きな箇所を確認しながらも羅列していくのだ。
 多分、それを今のあたしのように聞いているのだろう、その相手が。
 そりゃー妙にラブラブにもなるはずである。
 どうやらデイジー自身はそのことに気付いていないようだが。
 恋愛の天使、か。
 あたしは胸の内で小さく苦笑した。
 まるまる事実ではなかったが、全くの出鱈目でもなかったわけである。
 ・・・まぁ、この分じゃあ他のジンクスの正体も知れそうなモノだが。

 短い苦笑をひとつ残して、あたしとガウリイは「ハイツ愛ある生活」を出たのだった。

「・・・さっきの話、どこから聞いてた?」
 そうガウリイがあたしの瞳を覗き込むようにして尋いてきたのは、大通りに入ってすぐのことだった。
「多分、最初っからだと思う」
「そっか・・・」
 くしゃりっとあたしの髪を人撫でしながら、どこかしら満足そうに頷くガウリイ。
 沈黙があたし達の間に居座ってるのがわかる。
 でも、厭な沈黙ではなかった。
 そして。
 どちらからともななく、導かれるかのようにして。
 あたし達は初めて手をつなぎ、通りを歩んで行った。

「さっきの話・・・」
「ん?」
 あたしの呟きにガウリイが短く応える。
 あたしは足を止め、ガウリイを仰ぎ見た。
 きゅっと唇を噛みしめ、大きな覚悟と小さな決心を心に見つける。
 頬が赤いのが、自分でもわかる。
 覚悟と決心が揺らがない内に。
 なあなあに流れないように。
 あたしは。
 言った。

「『覚悟』はできてるわよ。あたし」

 顔が熱い。
 目頭が熱い。
 心臓が熱い。

 あたしの言葉に、ガウリイは。
 ほんの少しだけ驚いてから。

「大好きだ」

 熱い言葉と共に、あたしを抱き締めた。

 通りを行き交う人々が、口々にはやしたてるのが聞こえるけど。
 あたしは照れも恥もかなぐり捨てて。
 そのたくましい背中に両腕を回した。

 人に抱き締められるのがこんなに気持ちいいなんて。
 ガウリイの体温。
 ガウリイの息遣い。
 ガウリイの重み。
 ガウリイの全てが伝わってきそうだった。
 一一一勿論、あとで随分と赤面したのだが。

 そしてあたしとガウリイは。
 その夜、体をお互いに預けた。

 感想は・・・・・・・・・・・・・・・。
 ものすっごく痛かったとだけ言っておく(赤面)! 


<おまけ>

「言っていい?」
「・・・何よ」
「感想」
「かっ・・・!?」
「そう。駄目か?」
「・・・うっ!聞きたいよーな聞きたくないよーな」
「妙に色っぽかった」
「・・・・・・・っ!!」
「なんかホモの気分まで味合えた。得した気分だな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「炸陣裂っっっ!!!!」

<おわり>・・・逃げっっ!!

こんばんは、あごんです。
すいません。甘甘でごめんなさい。
言い訳なんてしません。
はい。最後のおまけが書きたかっただけとゆー(笑)。
とあるマンガのパクリ(笑)なんですけど。あのガウリイ君のセリフは。
あーー。
とにかくごめんなさいっ!
もー謝罪しか出てきません(苦笑)。
ではでは、またお会いできることを祈りつつ。
あごんでした!!

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13276Re:Like,Love Life!!(後編)亜由菜 E-mail 1/24-21:51
記事番号13275へのコメント

あごんさんは No.13275「Like,Love Life!!(後編)」で書きました。

ドキドキわくわく後編ってことは謎は解明されるってこと
さあ本当にR指定になるかはあゆなの目でたしかめよう!
>
>
> それにしても。
> このファッションピンクな扉に天使のレリーフて・・。
> どれだけ恥ずかしいんだ、あの女・・。

うわっはずかしっ 
でのデイジィーならまあ解る!!(うんうん)納得

> 管理人にデイジーの部屋を聞き出し、あたしは真っ直ぐここへと足を向けた。
> 最初は浮遊の術で窓から潜入しようかとも考えたが、それは却下。
> 自分の恋人(開き直った)を取り返すのに、どーしてそんなコソドロみたいな真似をする道理があるか。

おぉ!!開きなおっちょる!
>
>「まぁ!じゃあ二人は恋人に成り立てなのねっ!」
> 弾むようなデイジーの声が扉を通して聞こえる。
>「ああ。ついこないだかな。そーゆー関係は」
> 照れる様子もないガウリイの低い声。
> なんっの会話をしとるんじゃぁぁぁっ!!
> 恥ずかしいやらムカつくやらで、あたしがノブに手を掛けようとしたその時だった。

きゃぁvがうっりい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
格好いい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(壊れ中)

>「まぁ!そーゆー関係ってコトはやることはやってるんですねっ!!」
> 見なくてもどんな顔で言ったのか想像できるデイジーの声が耳に届いた。
デイジィーちゃんかなり激しい質問っすね。v

>「待つから。俺、待つから」
> 低く優しいガウリイの声があたしの耳をくすぐった。
>「リナがまだ覚悟ができてないなら、覚悟できるまで待つから」
> どんな顔で言っているのかわかる。
> 青い瞳を少し細めて、きっと笑ってる。
> 優しく、でも強く微笑してるはずだ。
> あたしに言ってるわけがないのに、あたしに向けられた言葉だった。
> 一一一ガウリイ。
> ガラにもなく、あたしは少し浸ってしまったのだった。

きゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本当に格好良すぎ!!
あごん!!あごんは格好いいガウリイかくのの天才だよ!
マジで惚れるっす
>
>「ふぅん。愛されてるのねぇ、リナさん」
> 感心したよーな、どーでもいいようなデイジーの呟き。
> それにはガウリイは、はは、と笑っただけだった。
>「じゃあ・・・リナさんのドコが好きなの?」
> 話題は変わったが、部屋に入りにくいのは変わらない。
>「ドコって・・・。そんな事言われてもなぁ」
>「好きなトコロないんですか?」
>「・・・コレってゆーのは・・・」
えぇ〜〜あるじゃない例えば....
目離すとすぐに盗賊いじめに行っちゃうお茶目なとことか
沢山ご飯食べる元気な所とか

>「例えば、リナさんでしたら。胸が全然無いから、そーゆートコが好きとか」
>「いや、俺は多分大きい方が好きだと思うケド」
> ・・・コロス。

おぉ〜〜〜い!!それは.......

>「え〜〜。じゃあ一体どーゆー所に魅かれたの?」
>「そうだなぁ。あえて言うとすれば・・・」
> 皆まで言わす気は毛頭ないっ!
> 気が長いことで有名なあたしだが、さすがに膨らむ殺気はおさえられなかった。
> 二人共、耳から血が出るまで殴るっ!
> 堅い決心と共に、あたしがノブに再び手を掛けた。
>
>「全部だよ。全部好きなんだ、リナのこと」

きゃぁ〜〜〜〜〜がうりい
大好きよーーーーーーー
でも胸は大きい方は好きなのね
(しつこい)
> 
> 囁くようなその声が、空気を震わせる。

>
>「違うだろ?優しけりゃいいってもんじゃあないからだよ」
> 諭すような、その声。
> あたしの恋人の声だ。
>
>「だからさ。好きになるのに理由なんて必要ないんだよ」
> 響く声。
> 届く心。
> 不覚にも。
> あたしは涙が出そうになった。

良いこというねぇ〜〜〜
私も一生に一度でいいから大好きな人にそんなこと言われて見たいよ!!
>

> あたしの言葉に、しょぼんと答える彼女。
> なるほど。
> 先程の男の言葉の意味がようやくわかった。
> 要するに、彼女はカップルをノロけさせているわけである。
> 好きな所は?と聞かれ、相手は自分の恋人の好きな箇所を確認しながらも羅列していくのだ。
> 多分、それを今のあたしのように聞いているのだろう、その相手が。
> そりゃー妙にラブラブにもなるはずである。
> どうやらデイジー自身はそのことに気付いていないようだが。
> 恋愛の天使、か。
> あたしは胸の内で小さく苦笑した。
> まるまる事実ではなかったが、全くの出鱈目でもなかったわけである。
> ・・・まぁ、この分じゃあ他のジンクスの正体も知れそうなモノだが。
そう言うことだったのね!!
でも恋愛の天使は自分の恋は叶えられないのね.....
それはそれでデイジィーがかわいそう
>
>
>「・・・さっきの話、どこから聞いてた?」
> そうガウリイがあたしの瞳を覗き込むようにして尋いてきたのは、大通りに入ってすぐのことだった。
>「多分、最初っからだと思う」
>「そっか・・・」
> くしゃりっとあたしの髪を人撫でしながら、どこかしら満足そうに頷くガウリイ。
> 沈黙があたし達の間に居座ってるのがわかる。
> でも、厭な沈黙ではなかった。
> そして。
> どちらからともななく、導かれるかのようにして。
> あたし達は初めて手をつなぎ、通りを歩んで行った。
>
>「さっきの話・・・」
>「ん?」
> あたしの呟きにガウリイが短く応える。
> あたしは足を止め、ガウリイを仰ぎ見た。
> きゅっと唇を噛みしめ、大きな覚悟と小さな決心を心に見つける。
> 頬が赤いのが、自分でもわかる。
> 覚悟と決心が揺らがない内に。
> なあなあに流れないように。
> あたしは。
> 言った。
>
>「『覚悟』はできてるわよ。あたし」
>
きゃぁ〜〜〜
りなぁ〜〜〜〜
可愛い〜〜〜〜〜〜〜

> 顔が熱い。
> 目頭が熱い。
> 心臓が熱い。

うんうんv

>
> あたしの言葉に、ガウリイは。
> ほんの少しだけ驚いてから。
>
>「大好きだ」
>がうりぃ〜〜〜〜
くぅ〜〜〜〜〜〜〜
かこいい〜〜〜〜^
(かなり暴走中っす)

>
> 人に抱き締められるのがこんなに気持ちいいなんて。
> ガウリイの体温。
> ガウリイの息遣い。
> ガウリイの重み。
> ガウリイの全てが伝わってきそうだった。
> 一一一勿論、あとで随分と赤面したのだが。

くぅ〜〜
のろけだぁーーーー
いいなぁ〜
私もガウリイみたいなカレシがほしいよーーー

>
> そしてあたしとガウリイは。
> その夜、体をお互いに預けた。
>
> 感想は・・・・・・・・・・・・・・・。
> ものすっごく痛かったとだけ言っておく(赤面)! 

やっぱりリナちゃんこの歳まで処女だったのね.....

>
><おまけ>
>
>「言っていい?」
>「・・・何よ」
>「感想」
>「かっ・・・!?」
>「そう。駄目か?」
>「・・・うっ!聞きたいよーな聞きたくないよーな」
>「妙に色っぽかった」
>「・・・・・・・っ!!」
>「なんかホモの気分まで味合えた。得した気分だな」
>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
>
>「炸陣裂っっっ!!!!」
>
><おわり>・・・逃げっっ!!
>
>こんばんは、あごんです。
>すいません。甘甘でごめんなさい。
>言い訳なんてしません。
>はい。最後のおまけが書きたかっただけとゆー(笑)。
>とあるマンガのパクリ(笑)なんですけど。あのガウリイ君のセリフは。
>あーー。
>とにかくごめんなさいっ!
>もー謝罪しか出てきません(苦笑)。
>ではでは、またお会いできることを祈りつつ。
>あごんでした!!

マジでよかったっすよ!!
こうきたかぁーーーー
って感じっすよ
もうぅっ
あごんたらvって感じっすねv
じゃ次ぎの作品楽しみに待ってますv

    あゆでしたぁ〜

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13289オトナ(笑)?あごん E-mail 1/26-02:41
記事番号13276へのコメント

亜由菜さんは No.13276「Re:Like,Love Life!!(後編)」で書きました。
>

>ドキドキわくわく後編ってことは謎は解明されるってこと
>さあ本当にR指定になるかはあゆなの目でたしかめよう!
   こんばんは!いつもレスありがちゅっ! 
   バトル○ワイヤル並ですから(笑)。R指定ですぞ?

>> 管理人にデイジーの部屋を聞き出し、あたしは真っ直ぐここへと足を向けた。
>> 最初は浮遊の術で窓から潜入しようかとも考えたが、それは却下。
>> 自分の恋人(開き直った)を取り返すのに、どーしてそんなコソドロみたいな真似をする道理があるか。
>
>おぉ!!開きなおっちょる!
   ええ。開き直っちょります(笑)。
   
>>「まぁ!じゃあ二人は恋人に成り立てなのねっ!」
>> 弾むようなデイジーの声が扉を通して聞こえる。
>>「ああ。ついこないだかな。そーゆー関係は」
>> 照れる様子もないガウリイの低い声。
>> なんっの会話をしとるんじゃぁぁぁっ!!
>> 恥ずかしいやらムカつくやらで、あたしがノブに手を掛けようとしたその時だった。
>
>きゃぁvがうっりい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>格好いい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>(壊れ中)
   格好いーですか?コレ。
   ん〜みゅ。意図してなかったですねぇ。
   とゆーか、壊れないでっ(笑)!

>>「待つから。俺、待つから」
>> 低く優しいガウリイの声があたしの耳をくすぐった。
>>「リナがまだ覚悟ができてないなら、覚悟できるまで待つから」
>> どんな顔で言っているのかわかる。
>> 青い瞳を少し細めて、きっと笑ってる。
>> 優しく、でも強く微笑してるはずだ。
>> あたしに言ってるわけがないのに、あたしに向けられた言葉だった。
>> 一一一ガウリイ。
>> ガラにもなく、あたしは少し浸ってしまったのだった。
>
>きゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>本当に格好良すぎ!!
>あごん!!あごんは格好いいガウリイかくのの天才だよ!
>マジで惚れるっす
   いやぁ(照)。
   ここは意図して書きましたので、そーゆー事を言ってもらえると嬉しいv

>>「好きなトコロないんですか?」
>>「・・・コレってゆーのは・・・」
>えぇ〜〜あるじゃない例えば....
>目離すとすぐに盗賊いじめに行っちゃうお茶目なとことか
>沢山ご飯食べる元気な所とか
   リナは病気でもめっさご飯食べそうだけど(笑)。

>>「例えば、リナさんでしたら。胸が全然無いから、そーゆートコが好きとか」
>>「いや、俺は多分大きい方が好きだと思うケド」
>> ・・・コロス。
>
>おぉ〜〜〜い!!それは.......
   いやいや、男は基本的にそーゆーモノでしょ。

>>「全部だよ。全部好きなんだ、リナのこと」

>きゃぁ〜〜〜〜〜がうりい
>大好きよーーーーーーー
>でも胸は大きい方は好きなのね
>(しつこい)
   ありゃ。亜由菜もガウリイファンだったの?
   私もだけど(笑)。
  
>> 囁くようなその声が、空気を震わせる。
>
>>
>>「違うだろ?優しけりゃいいってもんじゃあないからだよ」
>> 諭すような、その声。
>> あたしの恋人の声だ。
>>
>>「だからさ。好きになるのに理由なんて必要ないんだよ」
>> 響く声。
>> 届く心。
>> 不覚にも。
>> あたしは涙が出そうになった。
>
>良いこというねぇ〜〜〜
>私も一生に一度でいいから大好きな人にそんなこと言われて見たいよ!!
   私が言ってあげるよ(笑)!!
   「亜由菜、好きやぁぁぁあ!!」

>> 恋愛の天使、か。
>> あたしは胸の内で小さく苦笑した。
>> まるまる事実ではなかったが、全くの出鱈目でもなかったわけである。
>> ・・・まぁ、この分じゃあ他のジンクスの正体も知れそうなモノだが。
>そう言うことだったのね!!
>でも恋愛の天使は自分の恋は叶えられないのね.....
>それはそれでデイジィーがかわいそう
   ん〜。ここは悩みましたねぇ。
   最後にガウかリナにはデイジーに対して何か「あんたにも素敵な恋ができる」みたいな事を言わそうかとも思ったケド。
   でも、どちらもそんな安物のセリフは似合わないかな、と。
   人にどーこー言われるモノでもないしね。

>>「『覚悟』はできてるわよ。あたし」
>>
>きゃぁ〜〜〜
>りなぁ〜〜〜〜
>可愛い〜〜〜〜〜〜〜
   テヘ☆
   ここは冒険でしたの。
   いかにリナらしさを損なわずに、恋する女を書くか。
   悩みましたねぇ。

>>「大好きだ」
>>がうりぃ〜〜〜〜
>くぅ〜〜〜〜〜〜〜
>かこいい〜〜〜〜^
>(かなり暴走中っす)
   ああっ!暴走族がっ!
   おまわりさん、早くっ(笑)!
>>
>> 人に抱き締められるのがこんなに気持ちいいなんて。
>> ガウリイの体温。
>> ガウリイの息遣い。
>> ガウリイの重み。
>> ガウリイの全てが伝わってきそうだった。
>> 一一一勿論、あとで随分と赤面したのだが。
>
>くぅ〜〜
>のろけだぁーーーー
>いいなぁ〜
>私もガウリイみたいなカレシがほしいよーーー
   そうですか?
   すんごい記憶力が欠乏してるんですよ(笑)?
   
>> そしてあたしとガウリイは。
>> その夜、体をお互いに預けた。
>>
>> 感想は・・・・・・・・・・・・・・・。
>> ものすっごく痛かったとだけ言っておく(赤面)! 
>
>やっぱりリナちゃんこの歳まで処女だったのね.....
   そうでしょうねぇ。
   経験者には見えないから(笑)。

>マジでよかったっすよ!!
>こうきたかぁーーーー
>って感じっすよ
>もうぅっ
>あごんたらvって感じっすねv
>じゃ次ぎの作品楽しみに待ってますv
>
>    あゆでしたぁ〜
 
  ありがとうございます!
  はい。こうきました(笑)。
  まぁ、多分これからはこんな甘甘なモノ書きません。
  とゆーか書けません(笑)。
  つくづく恋愛物ベタだなぁと痛感しましたね。
  やっぱ殺伐とした方が肌に合ってます(苦笑)。
  ではでは!
  亜由菜の小説もを楽しみに生きているあごんでした!

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13278ひたひた♪ゆえ E-mail 1/24-23:37
記事番号13275へのコメント

こにゃにゃちわっ!ゆえですっ。

うわぁい♪気分は春到来って感じですぅ♪(でも室温は10度・・・・・)

デイジーっ!!えらいぞっ!!
というか、ガウリイかっこよすぎです。鼻血ものです。
そうですよねぇ、好きになるのに理由なんていらないですよねぇ♪
このフレーズを読んで、ふと、浜崎あゆみの「M」の歌詞をおもいだしました。

「理由なく始まりは訪れ  終わりはいつだって理由をもつ」

この二人が終わることなんてないでしょーけども(笑)

あとはデイジーにも幸せが来ることを片隅からお祈りしております。

ううっ感想短い・・・・・と、いいますか、今から3回目読みに行きます。
浸ってる♪浸ってる♪

あとがきにありました、その出典マンガってのが妙に気になりつつも、
いざ、再びっ♪

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13290へたへた(泣)♪あごん E-mail 1/26-02:59
記事番号13278へのコメント

ゆえさんは No.13278「ひたひた♪」で書きました。
>
>こにゃにゃちわっ!ゆえですっ。
  こにゅばにゅはっ(最早意味不明)!
  あごんでございます!

>うわぁい♪気分は春到来って感じですぅ♪(でも室温は10度・・・・・)
  なんで10度なんですかっ!?
  暖房してないんですか!??

>デイジーっ!!えらいぞっ!!
>というか、ガウリイかっこよすぎです。鼻血ものです。
  あんまりかっこよく書いたつもり無かったので、嬉しいです♪

>そうですよねぇ、好きになるのに理由なんていらないですよねぇ♪
>この二人が終わることなんてないでしょーけども(笑)
  無いでしょーね(笑)。
  
>あとはデイジーにも幸せが来ることを片隅からお祈りしております。
  デイジー(笑)。
  結局なんだったんでしょう(笑)。
  でもまたやると思います(笑)。
  略奪愛に飽きれば、不毛な愛とかに走るでしょうね(笑)。

>ううっ感想短い・・・・・と、いいますか、今から3回目読みに行きます。
>浸ってる♪浸ってる♪
  うわあああっ!
  さっ3回も読んで下さるなんてっ!
  恋愛物が本当に下手で(泣)。
  こんなメタ恋愛物を繰り返して読んで貰って・・・。
  感激で言葉も出ません!!

>あとがきにありました、その出典マンガってのが妙に気になりつつも、
>いざ、再びっ♪
  出典マンガですか。
  いちおー少女マンガですね(レディースかなぁ)。
  日本人でこの人を知らない人いない、と思うほどの方ですね。
  ヒントは・・。
  一条○かり先生です(答えじゃんっ!)。
  ではでは、こんなヤバイ系のモノを読んで下さり感謝です!
  遥かなる絆も大変楽しみにしております!
  あ、あと例のモノですが。
  あんまりセフィルはいじらないかも、です。
  好きなキャラほどいじれないですので(笑)。
  ティルが一番壊れる予定です(笑)。
  では!ありがとうございました!

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13287お疲れさまでした♪MIYA E-mail URL1/25-22:00
記事番号13275へのコメント

あごんさん、今晩は。

『Like,Love Life!!』の連載終了お疲れさまでした♪
なんか・・・ディジーがとっても可愛かったです。
彼女のことだから薬でも使うのかと思ってましたが(爆)
あんな、まっとうな方法(?)で迫っていたとは・・・
本人が意図せずに、キューピットをやってる辺り・・・(笑)
そのうちそんな彼女に惹かれて告白するような人も
表れるんじゃないかなぁなんて思いました。

それにしてもガウリイ、なんかリナがいることに気づいて
言っていたような気もしましたが、彼らしい飾らない
核心のみをとりだした感じのいい台詞でしたね。
最後の最後でのオチには笑えましたが(笑)
デリカシーがあるんだかないんだか・・・
<多分リナに対してはない?(笑)

ほのぼのとしていて、それでいてとってもあの二人らしい
楽しいお話ありがとうございました♪
あごんさんのお話って本当に独特な切り口だわ、と
しみじみと思いました(^^)

次の作品を楽しみにしていますね。

それでは!

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13291ありがとうございます!!あごん E-mail 1/26-03:16
記事番号13287へのコメント

MIYAさんは No.13287「お疲れさまでした♪」で書きました。
>
>あごんさん、今晩は。
  わざわざありがとうござますっ!
 
>『Like,Love Life!!』の連載終了お疲れさまでした♪
  なんで一話の予定がこーなるんでしょーね?
  一種の病気だとは思いますが(笑)。
  短編書けない病とか(そのまんまやん)。

>なんか・・・ディジーがとっても可愛かったです。
  ありがとうございます!
  しかし、彼女のキャラには参りました(笑)。
  なんか途中でキャラ変わってしまうし(泣)。

>彼女のことだから薬でも使うのかと思ってましたが(爆)
>あんな、まっとうな方法(?)で迫っていたとは・・・
  いえ、最初はもっと壊れてました(笑)。
  でも話が長くなりそーなのでやめました(笑)。

>本人が意図せずに、キューピットをやってる辺り・・・(笑)
>そのうちそんな彼女に惹かれて告白するような人も
>表れるんじゃないかなぁなんて思いました。
  だといいですけど(笑)。

>それにしてもガウリイ、なんかリナがいることに気づいて
>言っていたような気もしましたが、彼らしい飾らない
>核心のみをとりだした感じのいい台詞でしたね。
  わあ!すごいです!
  その通りなんですっ!
  実はリナがいることに気付いてました、彼。
  本文のリナが覚悟が出来てるって台詞の後に、少ししか驚かないガウリイ君ですが、ここはちょっとした伏線になってますの(笑)。うまく表現できなくて残念でしたが。

>最後の最後でのオチには笑えましたが(笑)
>デリカシーがあるんだかないんだか・・・
><多分リナに対してはない?(笑)
  いえ。おそらくリナが喜ぶだろーと思って言ったんでしょうね。
  
>ほのぼのとしていて、それでいてとってもあの二人らしい
>楽しいお話ありがとうございました♪
>あごんさんのお話って本当に独特な切り口だわ、と
>しみじみと思いました(^^)
  こちらこそっ!
  MIYAさんの御小説の方向性とかすっごい尊敬しますよ!
  実はこの話、MIYAさんの小説に感化されて書いた物なんです。
  さらりと流れるようなMIYA様の恋愛小説を見て、
  「こーゆー自然な二人が書けたらいいなー」
  と思って書きました!
  秘かに「師匠」と呼んでいます(笑)。

>次の作品を楽しみにしていますね。
>
>それでは!
  ありがとうございました!
  ではでは、あごんでした!

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13313一言?MIYA E-mail URL1/27-16:23
記事番号13291へのコメント

あごんさん、こんにちは。
どーしても突っ込みたくってレスレスを(爆)

>秘かに「師匠」と呼んでいます(笑)。
・・・支障、刺傷、死傷?(爆爆)
私が師匠ならあごんさんは「大先生」です!!(笑)
<これがどうしても言いたかったらしい(笑)

自然な二人とのコメントありがとうございました。
そうなっているといいな、と心がけていたので
とっても嬉しかったです(//)

それでは。
パロパロも楽しんで読ませて頂いているMIYAでした。

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13303はじめまして!!ですよね。あんでぃ 1/26-21:49
記事番号13275へのコメント

はじめまして!あごんさんへのレスはこれが初めてですよね。
あんでぃと申します!!
ガウリナをこよなく愛する女でございます。

しかし、あごんさんの書くガウリナ(特にガウリイ)最高にかっこいいです!!
なんだか本来のガウリイ&リナのイメージそのままって感じです!

デイジーはちょっと、かなりお気に入りです。
そのデイジーが出てきたとなるともう読むしかないでしょう!!
あごんさんのお話は以前からかなり読ませて頂いてたのですが、レスするタイミングを計れなかったというか・・・推理ものも大好きですし!!
改めてこうしてレスさせていただきました!!

これからも良かったらちょくちょくレスさせてくださいね!!

それでは今回は短いですが、
あんでぃでした!!

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13322はじめまして!!です!!あごん E-mail 1/27-22:50
記事番号13303へのコメント

あんでぃさんは No.13303「はじめまして!!ですよね。」で書きました。
>
>はじめまして!あごんさんへのレスはこれが初めてですよね。
>あんでぃと申します!!
  はじめまして!です!あごんと申します!
  レスありがとございます!

>ガウリナをこよなく愛する女でございます。
  わあ!私も途方もなう愛しております!
  ガウリナガウリナ!!!!

>しかし、あごんさんの書くガウリナ(特にガウリイ)最高にかっこいいです!!
>なんだか本来のガウリイ&リナのイメージそのままって感じです!
  ありがとうございます!
  そんなにかっこいいですかね、私のガウリイ。
  そーゆーつもりでもないので、嬉しいです!

>デイジーはちょっと、かなりお気に入りです。
>そのデイジーが出てきたとなるともう読むしかないでしょう!!
>あごんさんのお話は以前からかなり読ませて頂いてたのですが、レスするタイミングを計れなかったというか・・・推理ものも大好きですし!!
>改めてこうしてレスさせていただきました!!
  そんな!読んでいただけるだけで嬉しいですよ!
  レスって意外と難しいですよねぇ(笑)。
  私も最初はけっこー戸惑いました(苦笑)。

>これからも良かったらちょくちょくレスさせてくださいね!!
  ありがとうございます!
  感激ですぅっ!

>それでは今回は短いですが、
>あんでぃでした!!
  レス、本当にありがとうございました!
  これからもガウリナ全開で走ります!
  あごんでした!