◆−例えばこんなバレンタイン−あごん(2/15-21:01)No.13693
 ┣踊れなかった芭連多院・・・・・−ゆえ(2/16-00:50)No.13700
 ┃┗踊らされたバレンタ印−あごん(2/18-00:01)No.13744
 ┗私のバレンタインいずこへ・・・・−亜由菜(2/16-21:20)No.13704
  ┗私のバレンタインは時の彼方へ行きました(笑)−あごん(2/18-00:10)No.13745


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13693例えばこんなバレンタインあごん E-mail 2/15-21:01


こんばんは。未だ心の傷が癒えていない(笑)あごんです。
なんだかバレンタインな空気が漂ってますので、ちょっと便乗。
あと一時間程でバイトなんですが。
書けるかなあ?いや、駆けよう(笑)!!



「バレンタイン、ねぇ」
 リナがかなり面白くなさそうに呟いた。
「そう。バレンタイン」
 負けじとわたしも面白くなさそーに呟いてみる。
 ちらりと見る窓の向こうは曇空。
 灰色の雲が重たげに空に浮かんでいた。
 常緑樹の、それでも寂しそうな葉が風に煽られている。
 木枯らしが吹き付けているのだろう。
「ばっかばかしい」
 更に低くリナが言う。
 わたしはちょっとむっとした。
「そーかしら? そんなに馬鹿馬鹿しいとも思わないけど」
 口を尖らせていうわたしに、リナは大仰にため息をついてみせた。
「いーい?アメリア。そんな年中行事に踊らされてるんじゃあないわよ?」
「魔族に踊らされてるよりはマシでしょ?」
「………ケンカ売ってるの?それ」
「そー聞こえた?」
 肩をすくめつつ言うわたしに、リナは鋭い眼光を送ってきた。
「買うわよ?」
 挑戦的な瞳に、わたしは嘆息してみせる。
 それが更に気に入らなかったのだろう。リナは椅子を蹴り立ち上がった。
「出なさいよ、アメリア」
 くいっと顎を動かし、扉を指し示すリナ。
 あらら。
「意味を履き違えないでって意味のため息よ。何を苛ついてるの?」
 冷静なわたしを見て、リナは少し鼻白んだようだった。
 何か言いかけたが、結局は何も言わず再び席に着く。
「………苛ついてなんか……」
 本人にしてみれば、決してわたしに聞かせようとした呟きではないのだろう。
 心の声が思わず口に出たという感じの呟きだった。
 わたしは初めてこの目の前の魔道士が、可愛い女として目に映った。
 だからこそのバレンタインじゃないの。
「リナ、今は色々と不安でしょ?」
 わたしの声にリナは小さく眉を跳ね上げた。
 返答は無い。
「ゼロスは何を考えているんだかわからないし」
「………………」
 肯定と受け取れという意味だろうか。
「………魔族の企みもさっぱりだし」
 リナが更にうつむいた。
 ひょっとしたら、リナには同じ年頃の女友達がいなかったのかもしれない、と直感で感じる仕草だった。
 わたしも一応王族だけど、神殿には友達も多い。
「わざと踊ってやる、なんて言ってるけど……」
 そこで初めてリナが動いた。
 テーブルに両手を叩きつけ、勢いよく立ち上がったのだ。
「………アメリア。簡潔に言って」
 ほら。
 また幼い子供みたいな瞳になってる。
「わざと踊るなってことよ」
「じゃあどうしろって言う気よっ!?」
 昼下がりの誰もいない食堂に、リナの声が悲しく響く。
「二回目だけど、意味を履き違えないで」
「……………っ!」
「王宮でも舞踏会とかあったんだけど」
 突然に切り替わった話に、リナが絶句する。
 開きかけた口を遮るように、わたしは言葉を続ける。
 リナは人の話を途中で折ったりはしないから。
「わざと踊るのってしんどかったの」
 わたしはリナの赤い瞳に映るわたしと目を合わせる。
「だからね。自分から楽しんで踊ろうと思って、努力したのよね」
 脱力したようにリナが椅子へと座り込む。
「……魔族の企みに楽しく参加しろ、と?」
「三回目。言った方がいい?」
 リナは無言でかぶりを振った。
「リナ、あなた最近本当に余裕がないわよ」
「………まーね」
 疲労をどっと抱え込んだ背中を丸めるように、テーブルにつっぷすリナ。
「だから、さ。バレンタイン。楽しく踊ってみたら?」
 わたしの言葉に、やっぱりリナは返答をしてくれなかった。
 現実から目を逸らせって意味じゃない。
 辛い時には相応の事で気晴らししなきゃいけない。
 
「………ん。チョコ。買いに行こ。アメリア」



「ありがとな」
 ぽんと頭に大きな手が降ってきた。
 振り仰ぐと、そこにはリナの自称保護者のガウリイさんがいた。
「大した事、してませんよ」
 わたしの言葉に、ガウリイさんは微笑んだ。
「あーゆー時って、男は何を言ってやればいいのかわからないから」 
 チョコ楽しみにしてる、と言い残し彼は廊下の奥へと消えた。

 またしても、ぽむっと頭に手が降りてきた。
 振り返ると、そこには銀の鋼の髪のゼルガディスさん。
 彼は何も言わずに、ただひらひらと手を振っただけだった。
「照れ屋さんですねぇ」
 わたしの声は彼の背中にぶつかり、跳ね返される事なく彼の内へと吸い込まれていった、よーな気がする。

 結局人間っていうのは、自分にも自分以外の全てに振り回される存在なのだから。
 同じ振り回されるなら、楽しんだ方がいい。
 勿論そんな単純な事ばかりの人生では無いのだろうけど。
 くすっとわたしは笑っていた。
「アーメーリーアー!行くわよっ!」
 背中から聞こえたリナの声にわたしは振り向いた。

「行きましょう!リナ!楽しく踊りに!!」





くっは〜〜〜〜〜〜!
あごんです!!
どこがバレンタインやねん!!
とゆー意見はありがたく頂戴いたします(泣)。
らぶらぶは皆様が書いてらっしゃいますので。
わたしはこーゆーバレンタインを。
いえ単に私がらぶらぶ苦手なだけですが(爆)。
いちおーアメリアは原作バージョンです♪
ではでは!あごんでした!

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13700踊れなかった芭連多院・・・・・ゆえ E-mail 2/16-00:50
記事番号13693へのコメント

こんばんわ〜。ゆえです。ってタイトル読めました?いちおーばれんたいんってことで・・・・(お前はどこぞの族かっ!ょ


>こんばんは。未だ心の傷が癒えていない(笑)あごんです。

うう。ご心中お察しいたします・・・・・・・・私も一度やりましたが、元はワードで書いてからコピ張りしていたのでなんとか助かりましたが・・・・
どうにかせいっ!セ○!あごんさまの4時間の傑作返してくれっ!
こ、これにめげずに再び立ち上がることを節にお祈りします。


>らぶらぶは皆様が書いてらっしゃいますので。
>わたしはこーゆーバレンタインを。
>いえ単に私がらぶらぶ苦手なだけですが(爆)。

リナらしいといいますか、まさに等身大のリナですね〜♪
ラブラブじゃないっといっても、さりげにラブっ♪ってかんじで。
こんなバレンタインもいいですね。


>いちおーアメリアは原作バージョンです♪

原作アメリアはおねぇさんです。精神年齢は以外とリナよりも上なのかもしれませんねぇ。耳年増だし(笑)
こーゆーアメリアをみると、やはり彼女は王族なのだなぁと、妙な所で納得してたりします。

海女海女・・・・・もとい甘甘なバレンタインもいいですが、ちょっと苦みのきいたバレンタインもリナらしかったです♪

後はあごんさまがショックから復活して連載の続き、楽しみにしてます♪

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13744踊らされたバレンタ印あごん E-mail 2/18-00:01
記事番号13700へのコメント


>こんばんわ〜。ゆえです。ってタイトル読めました?いちおーばれんたいんってことで・・・・(お前はどこぞの族かっ!ょ
  こんばんは!あぎょんです!
>
>>こんばんは。未だ心の傷が癒えていない(笑)あごんです。
>
>うう。ご心中お察しいたします・・・・・・・・私も一度やりましたが、元はワードで書いてからコピ張りしていたのでなんとか助かりましたが・・・・
>どうにかせいっ!セ○!あごんさまの4時間の傑作返してくれっ!
>こ、これにめげずに再び立ち上がることを節にお祈りします。
   なんとか立ち上がれました(苦笑)。
   暖かいお言葉ありがとうございます!

>リナらしいといいますか、まさに等身大のリナですね〜♪
>ラブラブじゃないっといっても、さりげにラブっ♪ってかんじで。
>こんなバレンタインもいいですね。
   さりげにらぶ入ってます?
   う〜みゅ。我ながらわからないです(爆)!
   なんでこーゆーネタしか思い付かないのか。
   ゆえ様の三本立て、あんなに素敵で羨ましーです。
>
>>いちおーアメリアは原作バージョンです♪
>
>原作アメリアはおねぇさんです。精神年齢は以外とリナよりも上なのかもしれませんねぇ。耳年増だし(笑)
>こーゆーアメリアをみると、やはり彼女は王族なのだなぁと、妙な所で納得してたりします。
   そうですねぇ。私の中ではリナよりも上、です。
   リナって気の許せる同等の同姓がいないんじゃないかな、って思ってますので、アメリアは唯一のそーいった存在です。

>海女海女・・・・・もとい甘甘なバレンタインもいいですが、ちょっと苦みのきいたバレンタインもリナらしかったです♪
   そういって頂けると救われます。
   ありがとうございます!

>後はあごんさまがショックから復活して連載の続き、楽しみにしてます♪
   ほろり。
   なんとかなりました(笑)。
   と、ゆーか消えた話と全く違っている辺りが泣かせます(笑)。
   これはこれで良い結果に繋がったかな、と。
   ではでは!ありがとうございました!!

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13704私のバレンタインいずこへ・・・・亜由菜 E-mail 2/16-21:20
記事番号13693へのコメント

>
>
>くっは〜〜〜〜〜〜!
>あごんです!!
いやいやどーーーも
あゆなっす
>どこがバレンタインやねん!!
>とゆー意見はありがたく頂戴いたします(泣)。
いやいやちゃんとバレンタインだったよ
リナ可愛いv
>らぶらぶは皆様が書いてらっしゃいますので。
そうだね、でもあごんらしい(そしてあゆなごのみの)小説っす
>わたしはこーゆーバレンタインを。
でもちゃんとラヴラヴなところもいい感じ
>いえ単に私がらぶらぶ苦手なだけですが(爆)。
いえいえちゃんといい感じっすよ!!!
>いちおーアメリアは原作バージョンです♪
うんうん活発系でいい感じ
でも亜由菜のバレンタインは友チョコ義理チョコばかりで
こんな可愛いものじゃなかったなぁ〜
ではでは!あごんでした!
ではあゆなでした〜〜〜〜〜v
>

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13745私のバレンタインは時の彼方へ行きました(笑)あごん E-mail 2/18-00:10
記事番号13704へのコメント


>いやいやどーーーも
>あゆなっす
   どもども!あごんです!
   いつもレスありがちゅ!

>いやいやちゃんとバレンタインだったよ
>リナ可愛いv
   わあ(嬉)!!
   もー本当にありがとう!
   そう言ってもらえると救われるナリ。

>>らぶらぶは皆様が書いてらっしゃいますので。
>そうだね、でもあごんらしい(そしてあゆなごのみの)小説っす
   きゃあっvvvv
   あごんは亜由菜の小説めちゃ好きっ!
   もーヨダレ垂らして待ってるのさっ♪

>>わたしはこーゆーバレンタインを。
>でもちゃんとラヴラヴなところもいい感じ
   自覚はないですが(笑)。

>>いえ単に私がらぶらぶ苦手なだけですが(爆)。
>いえいえちゃんといい感じっすよ!!!
   っっっっ!!(感激で言葉もない)。

>>いちおーアメリアは原作バージョンです♪
>うんうん活発系でいい感じ
   同等の同姓に友人。
   これがあごんのアメリアですね。

>でも亜由菜のバレンタインは友チョコ義理チョコばかりで
   私も義理ばっかりでした(哀)。
   乙女な事をしてみたい・・・。

>こんな可愛いものじゃなかったなぁ〜
>ではあゆなでした〜〜〜〜〜v
   ありがとうございました!!
   もーすぐ卒業式ですか?
   ううっ!ほーたーるのひーかぁり、やね!
   因みにあごんは泣いてません(笑)。
   亜由菜は泣いちゃうのかなぁ?
   残すところわずかな中学生活(だよね!?)。
   後悔無きように!せーいっぱい頑張れ!!
   では!あごんでした!!