◆−LegendMasterあなざぁ−みてい(3/11-13:17)No.14202
 ┣Messenger1 「勅命」−みてい(3/11-13:41)No.14204
 ┃┣アメりぃぃぃぃぃぃぃん!−早坂未森(3/11-15:38)No.14205
 ┃┃┗ゼルりぃぃぃぃんっ(語呂悪いなぁ)−みてい(3/12-07:01)No.14223
 ┃┣プリチーアメリア−隣のLおねいさま(3/11-22:52)No.14216
 ┃┃┗ほにょほにょアメリア−みてい(3/12-07:08)No.14224
 ┃┣初登場一位!−あごん(3/12-03:46)No.14221
 ┃┃┗ザ!ベスト○ンっ!!−みてい(3/12-07:13)No.14225
 ┃┗めちゃカワイイ♪−砂緒(3/12-23:00)No.14238
 ┃ ┗ころぽてアメリア。−みてい(3/13-02:15)No.14240
 ┣Messenger2 「公式文書」−みてい(3/13-05:52)No.14241
 ┃┣今日の当た○目は何だろな♪−あんでぃ(3/13-16:12)No.14242
 ┃┃┗お土産はシャンプーとコンディショナー♪−みてい(3/14-20:04)No.14271
 ┃┣平仮名名前が並びますねぇ(笑)。−あごん(3/13-23:14)No.14254
 ┃┃┗そしてさらに平仮名名前が並ぶ。−みてい(3/14-20:13)No.14274
 ┃┗さらにしつこく平仮名の奴・・・・−ゆえ(3/15-00:55)NEWNo.14291
 ┃ ┗誰が来るかな、誰が来るかな。平仮名カタカナ漢字か。−みてい(3/15-11:44)NEWNo.14298
 ┗Messenger3 「懸け引き」−みてい(3/15-22:08)NEWNo.14308
  ┣ゼルのカバンにはおしぼりも・・・・・・(笑)?−あんでぃ(3/15-23:36)NEWNo.14311
  ┃┗カバンの謎はさらに広がる。−みてい(3/16-01:24)NEWNo.14318
  ┗ツリーを駆ける猫(笑)−ゆえ(3/17-09:25)NEWNo.14354
   ┗娘出猫没。−みてい(3/17-18:20)NEWNo.14366


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14202LegendMasterあなざぁみてい 3/11-13:17


こんにちは、みていでございます。
なんだか己のツリーがまだ残ってますが、叩き落としちゃおうと思います。
…はっ!そうするとその下のゆえさんやキトさんや琥嵐さんや未森さんや亜由菜さんのツリーも落としてしまう…。すみません。

で、これからしばらく投稿させていただく話『Messenger』は、前作LegendMasterのゼルアメ視点となっております。
ガウリナをアメリア、ゼルの視点で見ていくのではなく、それぞれが思ってたことに焦点あててこうと思ってますので、まーったく違う話のようになってしまうかもしれませんが、是非おつきあいくださいませ。
形式は、アメリア視点のときとゼル視点のときがあります。わかりづらくなるかもしれませんが、そのときはその都度コメントくだされば出来る範囲で返事つけさせていただきます。

ではでは、またしばらく皆様のご贔屓に賜りたいと思うみていでございました。

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14204Messenger1 「勅命」みてい 3/11-13:41
記事番号14202へのコメント

3月ですね。急にこちらのサイトに書き込まれる方々が増えました。
一人でも多くの感想がいただけたら嬉しいなぁと思いつつ。

第1話です。アメリア視点です。
では、おつきあいください。
**********************************************************************


【勅命】


―――その木は、闇を払い、世に平和をもたらすシンボルであり、
―――象徴であり、遺産である。
―――聖木であるがため、近付くことあたわず。
―――寄れば、災い降りかかる。
                 〔魔道都市観光案内パンフレットより抜粋〕
***********************

「アメリア様」

 夕日を眺めていたら、不意に声をかけられた。
「シルフィールさん」
 黒髪をなびかせやってきたのはかつて一緒に旅をしたこともあるシルフィールさん。
 普段はわたしを「さん」で呼んでくれますが、ここ王宮では「様」と呼ばれます。
「どうかしたんですか?」
 ふぅ、と走ってきたせいで乱れた息を整え、シルフィールさんはわたしに手紙を差し出した。
「明日、発たれるそうですね。間に合ってよかったですわ」
「何がですか?」
 ―――わたしは明日、『光の剣の戦士』の故郷へ向かいます。
『神聖樹(フラグーン)』を求めて。
 父さんとシルフィールさんと、わたしの願いを果たすために。
「わたくしが走ってくる用件と言ったらあれしかありませんわ♪」
「ゼルガディスさんから何かっ!?」
 シルフィールさんはこの王宮ではなく城下に住み、魔法医の手伝いをしながら生活を営んでます。
 そして、『第二王女』のわたしではなく『アメリア』一個人としての連絡の仲介をしてくれてます。
「そんなに焦らないでくださいぃ」
「あっ、ごめんなさい…」
 例えば、ゼルガディスさんからの手紙。
 思わずシルフィールさんの両手を握ってしまい…あう、赤くなっちゃいました。
「どうぞ」
「ありがとうございますっ!」
 時折、ゼルガディスさんはこうやって手紙をくれます。
 特別なことは書いてないんですよ。
 今どこどこにいるとか、大抵一言しか書いてないんです。
 
 かさっ
『プラムリードの街で待つ』

 わああああああああっ!
「アメリア様、何と書いてあったのですか?」
 手紙の内容を覗き込むような真似は決してせず、わたしの答えをにこにこと待っているシルフィールさん。

「ゼルガディスさんとまた一緒に旅できますぅっ!」

「きゃあっ!?」
 わたしの声に目を丸くしたシルフィールさんに手紙を見せると我が事のように喜んでくれました。
「よろしかったですわ。久し振りにお会いできますねっ」
「はいっ!」
「あ、わたくしはこれにて…。よろしく、お願いしますね」
 一歩下がり、魔道都市の次期神官長は深々と頭を下げた。
*******************
「明日だなぁ…」
 わたしには広すぎるベッドをコロコロ転がりながら呟く。
「ゼ」
 ころ。
「ル」
 ころん。
「ガ」
 ぽてん。
「ディ」
 ぽふ。
「ス」
 ぽてころ。
「さん」
 どさっ
 …あうう、落ちてしまいました。
 長い名前ですね。
 レースのカーテンの向こうに、三日月が見える。
 ―――もうすぐ、逢えますね。
(とーさんっ)
(何じゃっ)
(ゼルガディスさんと一緒に行きますっ!)
(…………………………………………………婚礼はまだじゃぞ?)
 父さんも同行を許可してくれました。
 何てったって、ガウリイさんの故郷探し当ててくれたのは他でもないゼルガディスさんですからっ。
 …ガウリイさんと言えば。
 わたし、最初あの『光の剣の戦士の末裔』って言ったら英雄冒険譚(ヒロイック・サーガ)定番の眉目秀麗沈着冷静頭脳明晰な人だと思ってたんです。
 現実って不思議だなあって思いました。どこに忘れてきちゃったんでしょう、頭の中身。
 もしかして海に帰っちゃったんでしょうか。
 …リナさん、お元気ですか?
 指輪渡せましたか?変わらずあちこちで大騒ぎしてますか?
 わたし、ガウリイさんの故郷に行くんですよ。
 また逢えたらいいのにな♪
 そうしたら正義の仲良し4人組☆再結成ですっ。

 ぽふん。

 枕をベッドから引き摺り下ろして、月の光が全身を包んでくれる場所へ移動する。
「見つかるでしょうか…」
 不安が口を吐く。
 亜魔族、デーモンの異常発生。異常気象。
 最近は少しずつですが治まりつつあります。
 それでも、待ってられないんです。すでに絶滅の危機を迎えている動植物、種族の報告が続々入ってきます。
 このセイルーンは土地を利用し巨大な魔方陣を敷いているのでさほど被害はありません。
 近隣の国々からも支援要請があり、その都度対応してきました。
 …対症療法には限界があります。
 物資の援助、討伐隊の結成、確実で早い情報収集と送信の徹底。
 父さんが総責任者として。
 わたしは討伐隊の統率を。
 放浪中の姉さんは旅を続けながら情報を送りつづけてくれます。
 ―――それでも。
 そんなとき、シルフィールさんが申し出てくれました。
『神聖樹(フラグーン)』はどうか、と。
 サイラーグの聖木は失われたが、もしかすると『光の剣の戦士』の故郷にあるかもしれない、と。
 わたしたちは色めき立ちました。しかし、すぐ壁にぶつかってしまいました。
『光の剣の戦士』の話は誰もが知っているだけに、真実が薄れてしまっていたのです。
 詩、蔵書、言い伝え、伝承など、情報量は膨大すぎて。
 もう一つの可能性として、ミルガズィアさんのいる『竜たちの峰(ドラゴンズ・ピーク)』も考えられましたが、遠すぎる上に並みの人間では門前払いをくらってしまいそうです。
 リナさんガウリイさんの行方を追ってみたのですが、見つからず終い。
 ―――途方にくれかけたわたしに朗報が届いたのはそんなときです。
 ゼルガディスさんが連絡をくれました。
 捜し求めていた情報とともに。
 どこから話を聞きつけてくれたのでしょう!これぞまさに正義の力ですっ!!
 わたしは、お願いしたくなりました。
 旅に同行して欲しいと。わたしを手伝って欲しいと。
 ゼルガディスさんが決意を胸に旅を続けている以上、わたしは待つと決めた以上、これは我侭だとは思いました。
 ―――でも、逢いたかったんです。
 貰ったブローチを見ながら、ずっと思ってました。
 旅の空にいるあの人には手紙を送れないから、もしかしたら気持ちが届かないかな〜と淡い期待をして。
 そしたら。
 そうしたら。
 あの人は、応えてくれました。
 すごいですっ!以心伝心です!!

 ―――やっと逢えますね。ゼルガディスさん。

**************

♪さ〜あ集えっ(ちゃちゃっ)
 正義の仲良し4人組☆
 今日も元気だいっちにっさんっ
 ゴハンがおいしいいっちにっさんっ

 夜の森、こだまするは正義の賛歌。
「…アメリア」
「何ですかゼルガディスさんっ!」
 プラムリードの街で合流したゼルガディスさんは、なぜかちょっと疲れてます。
「……その歌はやめいと何度も言ってるだろうが」
「ええ〜っ!だってまだ最後まで完成してないんですよっ!」
 ☆よりも♪のがいいかなぁとか、合いの手は変更した方がいいかなぁとか…。
「完成させることに何か意義はあるのか…?」
 …ランプの明かりに晒され、その表情がいつもより涼やかに見えて。
 ゼルガディスさんの後ろにある戸の向こうの部屋では、今回同行している騎士団が仮眠をとってます。
 ハイキングをする人のための簡易宿舎なのであの人数ではちょおっと狭いと思いますが。
「正義を広める歌ですし、夜ですし、狼さん寄ってきたら怖いな〜と」
 仲良し4人組揃ったら無敵ですよ!と言ったら、「そのネーミングだけはやめてくれ…」とげんなりされてしまいました。
 わたしすごくいいと思うんですけど。

 ぐるるるるるるるるるるっ

 不意に聞こえてきた、デーモンのうめき。
 距離は、近からずとも遠からず。
 ただし、囲まれている。
「アメリア」
 わたしは頷くと、声を張り上げる。

「起床!全員第一級警戒態勢に突入!!」

 その間にゼルガディスさんは窓から飛び出し、デーモンたちを引きつけていく。
 視界の横で魔法を放つ光が見え隠れして、消える。
 …ご無事で。
「アメリア様!」
「敵はレッサーデーモンです。これまで戦った強さとは比較になりません。三人一組でかかりなさい!」
 異常気象の始まった頃から、その凶暴性を増したデーモン。
 どういう事情なのかはわかりませんが、一連の事件の根幹は一つだと確信しています。
 早く、解決の糸口を…。

「『霊氷陣(デモナ・クリスタル)』!」

 こきききききぃんっ
『力ある言葉』を引き金にわたしの前に氷の雪崩が発生し、デーモンに襲いかかる。
 一撃必殺にはなりませんが、広範囲に発動するようにし、どこかに接触すると雪崩が起こるようアレンジして。
「「せえいっ!」」
 衛兵の援護には十分ですっ。

「『螺光衝霊弾(フェルザレード)』!!」

 こうっ
 一度に3体のデーモンを倒し、注目を集めたところでわたしはびしぃっと正義のポーズを決める!

「いーですかっ。早く悪の道から足を洗いなさいっ!さもないとこの正義の使者アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが正義の鉄槌を!!」
 ぎしゃあああああああっ
 むむっ自分の非を認めないのですかっ!
 止むを得ませんっ!!

「『霊王結魔弾(ヴィス・ファランク)』!」

 どかああっ
 ばきいっ
 げしげしっ
 びょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ

*********************
「…久し振りね、アメリア」
「よっ」
「リナさん!ガウリイさん!」
 はああああっ♪
 嬉しいですっ。正義の仲良し4人組が揃いました!
 お二人とも、お元気そうです。
 ガウリイさんが周囲の様子を見に行っている間、わたしはリナさんにここまで来たいきさつを話しました。
「そう…」
 負傷した兵の治療が済み、話し終えたところでリナさんは考えるように軽く目を伏せて。
 リナさん、『神聖樹(フラグーン)』について、いい思い出だけじゃなく…悪い思い出しかないかも……を思い出されてるんですか?
「よくガウリイの故郷なんてわかったわね?」
「その…ですね。ゼルガディスさんが…」
 あっ。
 リナさんの顔が盗賊さん見つけたときのような嫌〜な表情になってる…。

 ぱきっ

 枝を踏む音に誰何の声をあげると、現れたのはガウリイさん。
 安全宣言をしたガウリイさんは拾ってきた枝を数本焚き火に放り込む。
 あれ?リナさんの空気が変わった??
 見ると、旅の途中では出なかった女性の表情をしてて。
 ほんのちょっと物憂げで、でも安心したような優しい表情で。
 
 ばちぃっ

 まだ乾ききってない枝が入ったからか、火の中で大きな音がした。
 その音にわたしは確かめておかなければならないことを思い出しました。
「ガウリイさん、あの」
「お?」

「ご実家に、ありますか?『神聖樹(フラグーン)』」

 青い目が見開かれる。

「まだ、ありますか…?」

 あって欲しい。残っていて欲しい。
 一刻でも早く、届けたい。
 わたしはガウリイさんが肯定してくれることを願いました。
 回答を待つこの時間すら恨めしい。

「ある、はずだ」

 望んでいた答え。
 ……でも、本当ですか?
「そんな顔しなくたって大丈夫だって♪」
 わたしの表情から疑心を感じたガウリイさんはそれを吹き飛ばすような笑顔を見せてくれました。
「本当ですか!本当ですね!!」
 嬉しい!
 信じますよ、信じていいですね!!
「…よかったぁ……」
 安心したら、力抜けちゃいました。
「ありがとうございます、ガウリイさんっ!」
「ほげ〜」
 なぜかおめめぐるぐるになってひっくり返るガウリイさん。
 誰がこんなひどいことを!
「あんたが首がっくんがっくんさせたんでしょーがっ!」
 …あう。

                                  /続/
*********************************************************************
どないなもんでしょうか。長い黒髪の彼女がちらっと登場しました。
彼女に以降の出番はあるのか!

アメリアが作中『螺光衝霊弾(フェルザレード)』を使用してます。
原作では使ってなかったよな気がするのですが、アメリアもただ待ってただけではないのだよという一つの象徴として受け止めてもらえたら嬉しいです。

アメリアって、一人称で語らせようと思うと難しいです。どーにかリナと違いをつけようと画策中ですので、文中ちょっと気色悪い言葉まわしがあるかもしれません。

次回はゼル視点です。ぜひおつきあいください。
みていでございました。多謝。



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14205アメりぃぃぃぃぃぃぃん!早坂未森 E-mail URL3/11-15:38
記事番号14204へのコメント


どうも、こんにちはです!
未森です!
この間はご来店有難うございました♪(*^^*)
まさか来てもらえるとは、そしてご報告してもらえるとは思っておりませんでした♪嬉しかったですvv

>「明日だなぁ…」
> わたしには広すぎるベッドをコロコロ転がりながら呟く。
>「ゼ」
> ころ。
>「ル」
> ころん。
>「ガ」
> ぽてん。
>「ディ」
> ぽふ。
>「ス」
> ぽてころ。
>「さん」
> どさっ
> …あうう、落ちてしまいました。
> 長い名前ですね。
笑いました(笑
ベッドの上でごろごろしてるアメりんの姿が想像できて微笑ましいです(><)

>♪さ〜あ集えっ(ちゃちゃっ)
> 正義の仲良し4人組☆
> 今日も元気だいっちにっさんっ
> ゴハンがおいしいいっちにっさんっ
あああああ(笑
微笑ましい、微笑ましすぎる〜〜〜(笑

>どないなもんでしょうか。長い黒髪の彼女がちらっと登場しました。
>彼女に以降の出番はあるのか!
長い黒髪のかのぢょ・・・?ってあの人ですか?
もしあの人だとすると、今やってるスレのゲームにも出てくるあの人だにゃ(意味不明)
っていうか難しいよぅ、ゲーム…イベントがないぃぃ!!(はいはい

>次回はゼル視点です。ぜひおつきあいください。
うきゃあああvv
ゼルやんですねvゼルやん!
次回待ってます〜〜!!

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14223ゼルりぃぃぃぃんっ(語呂悪いなぁ)みてい 3/12-07:01
記事番号14205へのコメント

>どうも、こんにちはです!
>未森です!
おはようございます、みていです。まだ7時なってません。
>この間はご来店有難うございました♪(*^^*)
>まさか来てもらえるとは、そしてご報告してもらえるとは思っておりませんでした♪嬉しかったですvv
いえいえいえ、またそのうち寄らせていただく…かも。

>>「明日だなぁ…」
>> わたしには広すぎるベッドをコロコロ転がりながら呟く。
>>「ゼ」
>> ころ。
>>「ル」
>> ころん。
>>「ガ」
>> ぽてん。
>>「ディ」
>> ぽふ。
>>「ス」
>> ぽてころ。
>>「さん」
>> どさっ
>> …あうう、落ちてしまいました。
>> 長い名前ですね。
>笑いました(笑
>ベッドの上でごろごろしてるアメりんの姿が想像できて微笑ましいです(><)
このシーンは皆様に大盛況戴いておりますv
>>♪さ〜あ集えっ(ちゃちゃっ)
>> 正義の仲良し4人組☆
>> 今日も元気だいっちにっさんっ
>> ゴハンがおいしいいっちにっさんっ
>あああああ(笑
>微笑ましい、微笑ましすぎる〜〜〜(笑
これが後にランディさんの耳に入り「奏でてみよっかなぁ〜」と思わせるのです♪
>>どないなもんでしょうか。長い黒髪の彼女がちらっと登場しました。
>>彼女に以降の出番はあるのか!
>長い黒髪のかのぢょ・・・?ってあの人ですか?
>もしあの人だとすると、今やってるスレのゲームにも出てくるあの人だにゃ(意味不明)
>っていうか難しいよぅ、ゲーム…イベントがないぃぃ!!(はいはい
みてい、ラークの出てくるやつしかやってないっす。
>>次回はゼル視点です。ぜひおつきあいください。
>うきゃあああvv
>ゼルやんですねvゼルやん!
>次回待ってます〜〜!!
ゼルガディス視点です。どこまで話進められるやら。

ではでは、またコメントくださいね。
みていでございました。多謝。

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14216プリチーアメリア隣のLおねいさま E-mail 3/11-22:52
記事番号14204へのコメント


こんにちわ〜。隣のLおねいさまです(長いし自分で打つのもはずかしい)。
勝手に略してくださいね、このハンドルは。それにしてもアメリアかわいい。う〜私がゼルやんなら襲ってますね、確実に。

> わたしには広すぎるベッドをコロコロ転がりながら呟く。
>「ゼ」
> ころ。
>「ル」
> ころん。
>「ガ」
> ぽてん。
>「ディ」
> ぽふ。
>「ス」
> ぽてころ。
>「さん」
> どさっ
> …あうう、落ちてしまいました。
> 長い名前ですね。
> レースのカーテンの向こうに、三日月が見える。
> ―――もうすぐ、逢えますね。

<すっごくかわいいです。ぎゅーっとしたい!そんなかわいいアメリア。

>(何じゃっ)
>(ゼルガディスさんと一緒に行きますっ!)
>(…………………………………………………婚礼はまだじゃぞ?)
> 父さんも同行を許可してくれました。

<ナーイス!フィルさん。婚礼ってそんな気が早いです。許してくれているのでしょうか?二人のことを。

 これからどきどきで超楽しみです!次はゼル視点ですね?どれくらいラブラブしてくれるか楽しみです(おい)それでは失礼します!

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14224ほにょほにょアメリアみてい 3/12-07:08
記事番号14216へのコメント

>こんにちわ〜。隣のLおねいさまです(長いし自分で打つのもはずかしい)。
おはようございます、Lねいさま(略してみた)。
>勝手に略してくださいね、このハンドルは。それにしてもアメリアかわいい。う〜私がゼルやんなら襲ってますね、確実に。
互いに会えない鬱屈が溜まってるんでしょーか。
>> わたしには広すぎるベッドをコロコロ転がりながら呟く。
>>「ゼ」
>> ころ。
>>「ル」
>> ころん。
>>「ガ」
>> ぽてん。
>>「ディ」
>> ぽふ。
>>「ス」
>> ぽてころ。
>>「さん」
>> どさっ
>> …あうう、落ちてしまいました。
>> 長い名前ですね。
>> レースのカーテンの向こうに、三日月が見える。
>> ―――もうすぐ、逢えますね。
>
><すっごくかわいいです。ぎゅーっとしたい!そんなかわいいアメリア。
こういう振る舞いはアメリアだからこそ出来ます。リナだとそれに突入する前に照れて頭かきむしりそう(苦笑)
>>(何じゃっ)
>>(ゼルガディスさんと一緒に行きますっ!)
>>(…………………………………………………婚礼はまだじゃぞ?)
>> 父さんも同行を許可してくれました。
>
><ナーイス!フィルさん。婚礼ってそんな気が早いです。許してくれているのでしょうか?二人のことを。
フィルさんは、「一人の人間として」ゼルガディスを認めてます。婚礼に対しては、フィルさん自身は何も問題ないってとこです。
> これからどきどきで超楽しみです!次はゼル視点ですね?どれくらいラブラブしてくれるか楽しみです(おい)それでは失礼します!
LMも反動ですっごいことなりましたから、こっちもきっとすっごいことになるんじゃないか…と(笑)

ではでは、ありがとうございました。
またのご贔屓を。みていでございました。多謝。

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14221初登場一位!あごん E-mail 3/12-03:46
記事番号14204へのコメント

こんばんは。
なんだか最近眠れなくって、思わず一人で晩酌をしてしまい、皮下脂肪を溜めているあごんです(どーゆー自己紹介や)。

かぁわぁいぃいっ!ですねぇ、アメリア!
皆様が書いてらっしゃいますけど、あのゼルの名前を呼びながら、ころん。
真剣に可愛いvvvvv
羨ましいでしゅ。乙女心をこんなに上手に表現されるなんて。
あああああ、私にもそーゆー才能があればなぁ(泣)。

これはきっとアレですね。
アメリアの「正義の仲良し四人組☆」がどのようにしてCD化され、どうやってオリコン一位になれたのか、ってゆー話なんですねっ(激しく違う)。

なにはともあれ、次回も楽しみにしております〜〜!
シルフィールはけっこー好きですので、また登場願いたいですv
ではでは!
あごんでした!!

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14225ザ!ベスト○ンっ!!みてい 3/12-07:13
記事番号14221へのコメント

>こんばんは。
>なんだか最近眠れなくって、思わず一人で晩酌をしてしまい、皮下脂肪を溜めているあごんです(どーゆー自己紹介や)。
寒いせいか気がつくと眠りの世界に落ちてます、みていです。おはようございます。
>かぁわぁいぃいっ!ですねぇ、アメリア!
>皆様が書いてらっしゃいますけど、あのゼルの名前を呼びながら、ころん。
>真剣に可愛いvvvvv
ありがとうございます。
>羨ましいでしゅ。乙女心をこんなに上手に表現されるなんて。
>あああああ、私にもそーゆー才能があればなぁ(泣)。
あごんさんの話も楽しみにしてます。
>これはきっとアレですね。
>アメリアの「正義の仲良し四人組☆」がどのようにしてCD化され、どうやってオリコン一位になれたのか、ってゆー話なんですねっ(激しく違う)。
う〜ん。あなざぁって言ってもほとんど別個の物として考えてますので、そっちに移行していく可能性も無いとも言えない…。
>なにはともあれ、次回も楽しみにしております〜〜!
>シルフィールはけっこー好きですので、また登場願いたいですv
出てくるとしたら、回想シーンかなぁ(弱気)
>ではでは!
>あごんでした!!
ありがとうございました。

ではでは、またおつきあいください。
みていでございました!多謝。

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14238めちゃカワイイ♪砂緒 E-mail 3/12-23:00
記事番号14204へのコメント

わ〜い!みていさまの新作だ!!
・・・・・・とゆー気持ちの砂緒です。

>「ゼ」
> ころ。
>「ル」
> ころん。
>「ガ」
> ぽてん。
>「ディ」
> ぽふ。
>「ス」
> ぽてころ。
>「さん」
> どさっ
> …あうう、落ちてしまいました。
ここ、メチャ可愛かったです!
小動物みたいで。(←なにいっ!?)

> なぜかおめめぐるぐるになってひっくり返るガウリイさん。
> 誰がこんなひどいことを!
アメリア、ほんとに気づいてなかったんですね・・・・・・(汗)
自分がガウリイをがっくんがっくんしてたこと。

それにしても、みていさまってすごく投稿ペースがはやいですよね。
読むの大好きなわたしには、嬉しいかぎりです(笑)
ではでは、こんなレスですが受け取ってください♪


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14240ころぽてアメリア。みてい 3/13-02:15
記事番号14238へのコメント

>わ〜い!みていさまの新作だ!!
>・・・・・・とゆー気持ちの砂緒です。
こんばんは。明日は忙しいという日に限って何故こうも徹夜せねばならんのだろう(今から寝ると中途半端)みていでございます。
>>「ゼ」
>> ころ。
>>「ル」
>> ころん。
>>「ガ」
>> ぽてん。
>>「ディ」
>> ぽふ。
>>「ス」
>> ぽてころ。
>>「さん」
>> どさっ
>> …あうう、落ちてしまいました。
>ここ、メチャ可愛かったです!
>小動物みたいで。(←なにいっ!?)
さしずめ子犬あたりでしょうかv
>> なぜかおめめぐるぐるになってひっくり返るガウリイさん。
>> 誰がこんなひどいことを!
>アメリア、ほんとに気づいてなかったんですね・・・・・・(汗)
>自分がガウリイをがっくんがっくんしてたこと。
はい、気づいてませんでした(笑)
>それにしても、みていさまってすごく投稿ペースがはやいですよね。
>読むの大好きなわたしには、嬉しいかぎりです(笑)
早いようですね。邪魔さえなければ今日第2話いけたよな気がするんですが。
これからも一つのツリーに2話分くらいのペースであげてく予定です。ぜひおつきあいを♪
>ではでは、こんなレスですが受け取ってください♪
受け取りました!
またレスくださいね。

ではでは、みていでございました。多謝。

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14241Messenger2 「公式文書」みてい 3/13-05:52
記事番号14202へのコメント

おはようございますっ!(時間に注目)みていでございます。
今夜は飲み会だってのに、徹夜…ってのかほぼ貫徹。どして寝なかったからって?電車に乗り遅れたらヤバイからよ〜。(微妙なテンション)

第2話です。今回はゼルガディス視点。
藤色の似合う彼の人がえらく出張り、皆様に不快を撒き散らしたあの男が登場します。
しかし、このペースで行くとLMより長くなるかも…。

ではでは、おつきあいください。
*********************************************************************


【公式文書】


―――古(いにしえ)より伝わりし樹木
―――水や光ではなく、闇を喰らって生き
―――この世に人のいる限り、枯れること無し
―――異形の者の手とともに
                  〔レイクウッド魔道士教会閉架文書より〕
****************
 腐れ縁というのはこういうのを言うんだろう。
 ひょんな場所で、思いもよらぬ相手と出会うもんだ。
 しかし、考えてみればいてもおかしくない奴らが、何故いるわけないと思い込んでいたのか。

「なんだか普通の村ですね」
「どんなだと思ってたんだ、アメリア」
「こう、正義の勇者の銅像とかがででんっと」

 半ば呆れ、半ば苦笑いしながら俺はアメリアの頭を軽く押し込む。
 こいつはガウリイの旦那がよくリナにやっていたくせだが、いつの間にか言葉に困ったときとかに使うようになった。
「えへへっ」
 押し込まれると、決まってアメリアは両手で頭を抱え、嬉しそうに笑う。
 …こういうのは、嫌いじゃない。

(伝承を整理って、あんたそれすっごく膨大な量よっ!?)

 昨夜、野良デーモンを始末し、戻ってみるとそこに紅い瞳を持つ魔道士と金髪の剣士がパーティに加わっていた。
 ……めでたくあの歌も完成を迎えてしまったようだが。
 久し振りに会ったガウリイの問いに俺が答えると、リナは本気で面食らった表情を見せた。
 ―――実のところを言えば。
 俺はちょうどこの身体を元に戻すための手掛かりを伝承や言い伝えに求めていた。
 それに、『光の剣の戦士』の話が引っかかっていたに過ぎない。

「ゼルガディスさん?」

 アメリアが訝しげに見上げてくる。
 急に今まで自分が考えていたことに後ろめたさを感じた。
 ………表現を変えよう。
 伝承を集め、整理していたのは事実だ。
 だが、風の噂でセイルーンがサイラーグ以外の『神聖樹(フラグーン)』を探していると聞いたとき、俺は寸暇を惜しんで資料の裏を取ることに時間を費やした。

 ―――見つけましたっ!!
 ―――だから、人を指差すなと言っとろーが。

 この身体、元に戻すまでは逢うまい。
 己に立てた誓いをあっさり自ら破ったのは。
 彼女が、困っていたから。
 …それもあるが、俺が逢いたかったからだ。
 別れ際受けた水晶に向かい、幾度その名を紡いだか。

「ここだ」

 気がつくと、一軒の家の前に来ていた。
 見渡せば村が一望できる。
 平屋だが、かなり大きい敷地面積を誇っている。
 伝統・格式。そんな言葉がしっくりくる。
「村の責任者も兼ねている。ここで話せば何とかなるはずだ」
「ありがとうございますっガウリイさんっ!」
 行きましょうとアメリアはガウリイを促したが、彼はやんわり手を引く。
「悪いが先に行っててくれないか。オレはリナと行きたいところがある」
 それと悟られぬよう、ガウリイが俺を見た。
「アメリア」
 軽く引き寄せ、ガウリイから離れさせる。
「せっかく二人で行動したいって言ってるのにそれを邪魔したら野暮だろう」
 思わせぶりに視線をめぐらせてやり、
「俺は馬に蹴られたくないぞ」
 怪訝な表情を浮かべたアメリアに駄目押しの一言。
「わ、わたしとゼルガディスさんは先にお伺いしてますね、ごゆっくり〜♪」
 頬を赤く染めて手を振るアメリアにつられて赤くなるリナ。
 …そういう表情も、するのか。
「じゃ、よろしくっ」
 玄関口には、俺とアメリアが残される。
 見送ったリナの顔は僅かに赤かったが、その先を歩くガウリイの背中には緊張が覗いていた。
*******************

「ランディ=ガブリエフです。遠路はるばるようこそいらっしゃいました」

 玄関先で俺たちを迎えたのは現当主のランディ氏。
 互いに挨拶をすると、俺たちを奥に案内する。
 ランディ氏はすでに負傷した兵のための部屋を用意してくれていた。
「どうしてご存知だったのですか?」
「セイルーンの騎士団が村にやってくる、負傷者がいるらしいという話を聞きましたので」
 茶に金のかかった髪と同じ色の細い鎖の付いた眼鏡をフレームから肩に流し、いかにも学者肌といった風体のランディ氏は、アメリアの問いに答えるが、それ以上のことを答えようとしない。
 メイドのシャルレに指示を出し、不足分の寝床を確保すると俺たちは応接間に通された。
「どうぞ、おかけください」
 決して慇懃無礼ではない。こういう所作が自然と見えるくらいに身についてるのだろう。
 今回アメリアは『セイルーン王女』としてここに来ているが、ランディ氏はアメリアを下に置くわけでもなく、かといって上から見下しているのでもなく、あくまでも対等の立場として扱っている。
 シャルレが紅茶を運んできて部屋中に芳香が広がる。

「先程少し村を歩きましたが、何も無いですね」
「アメリア様、どのようなご用件でお越しになったのか図りかねますが、物見遊山でいらした方々は皆そうおっしゃいます」
 
 アメリアが微かに鼻白む。
 一気に空気が緊迫する。
 交渉はもう、始まっている。

「ここは、普通の村です」

 手強い。
 おそらくランディ氏はこちらが何のために来たかわかっている。
 それでいて、はぐらかしている。

「…これを、見てもらえませんか」
 アメリアは直接交渉に切り替え、セイルーンから携えてきた書状を手渡す。
 
「『神聖樹(フラグーン)』を…?」

 三人の責任者の名を記した書状を一読し、ランディ氏はうめいた。
 顎に軽く手を当て、何やら考えている。
 しかし、この動作が相手を油断させるためのフラッグなのか否か。

「サイラーグの聖木が無くなった今、残る可能性は『竜たちの峰(ドラゴンズ・ピーク)』かここしかないと考えました。どうか、苗木を分けていただけませんか」

「ふむ…」
「ランディさんっ!」

 煮え切らないランディ氏に対し感情を高ぶらせるアメリア。
 手助けしてやりたいが、アメリアが俺を「ゼルガディスさんです」と紹介した以上……。
 ―――全然構わないじゃないか。
 どうやら不必要に互いの『立場』に神経質になってるらしい。

「…紅茶が冷めてしまいました。シャルレ」
 ランディ氏はシャルレを呼ぶと二言三言伝えて下がらせる。
「失礼した。私からも一つ、質問をさせてもらえないでしょうか」
「何でしょう?」
「アメリア様の言い方では、ここに『神聖樹(フラグーン)』があると決めつけたように受け取れます。その言い切った根拠を教えていただけませんか」
 情報源の確認。
 信憑性を確かめ、まだはぐらかすつもりか。
 アメリアを、信用していないのか…?
 ……………………と。

「悪いが、急を要する」

「ゼルガディスさん?」

「アンタも随分と人が悪いな。俺たちを先に奥に通した時点で、すでに信用していたんだろう?」
 部屋の内部を見せるのは、己の城を見せるのと同じ。
 言わば、その気があるなら攻め込み、侵略できる。
「そうなんですかっ?」
 視線を向けるアメリアに、ランディ氏は立ち上がると胸に片手を当て、敬意を表した。
「数々の非礼、お許しください」
「それでは…」
 みるみるアメリアの顔に喜色が広がる。

「アメリア様と、ゼルガディス殿なら安心して渡すことができます」
「ありがとうございますぅっ!」

 ちょうどよく、シャルレが新しい紅茶を運んできた。
 さっきのとは違う、すっとした香りが充満する。
 香りとともに気分が晴れてくるのが実感できる。
「どうぞお飲みください」
「あ、美味しいv」
 一口飲んで、素朴な感想が飛び出す。
「ゼルガディスさんも飲んでくださいっ」
 アメリアの科白にランディ氏も頷く。
 自分でも驚くほど自然にフードをマスクを外し、口を付ける。
 すっきりとした味が舌に煩くなく、ふとこの紅茶の名を思い出す。
 ―――何らかの約束を交わすとき出されることのある、『乾杯』。
「ただ…『神聖樹(フラグーン)』については一応他の者にも話を通さねばなりませんので、今週いっぱいはお待ちいただかねばなりません。ご了承ください」
「待ちますっ!」
 俺は普段コーヒー派だが、…紅茶も悪くない。
*****************
 聞けば、ランディ氏は『神聖樹(フラグーン)』の話の発端がシルフィールであることは書状から読んでいたらしい。
 今の世界の状況から、近々何処かの国が『神聖樹(フラグーン)』を求めてくるだろうということも。
『光の剣』を求めてきたならその場でお帰り願い、『神聖樹(フラグーン)』であれば相手を見極めるつもりで。
 …対症療法の象徴のような『光の剣』を求めるような先見の明の無い指導者には交渉すらしない。「ここには無い」の一点張りで。
 ……「ここには」も嘘じゃないが、実際には「この世界には」だが。
 本人がおどけて言ってみせた「人を見る目」を駆使して。
 …あの交渉をした人物だ。その「目」も相当なものだろう。

「先程の質問に戻るのだが、何故アメリア様はああも確定的な物言いをされたのですか?」
「ガウリイさんから聞いたんです」
「…ガウリイと……?」
 ここへきて初めて、よく言えば穏やかな、言い換えればポーカーフェイスだったランディ氏の表情が崩れる。
 期待と何かが綯い交ぜになった、微妙な表情が浮かぶ。
「その、ガウリイとは…?名前から親族とうかがえるが」
 俺の問いにランディ氏はにこにこと笑顔を湛え。
「私、ガウリイの兄です」

「「あにっ!?」」

 俺とアメリアの声が重なる。
 そーか、この掴みどころの無い雰囲気は家系か…。
「今ガウリイさんここに来てるんですよっ!」
「ガウリイが、この村に……戻ってきていると?」
 僅かに掠れ、上ずった声。
 …ガウリイは、村を出てからこれまで一度も帰っていないと言っていた。
 俄かには信じがたいか。
「リナ=インバースという魔道士と二人で何処かへ行くと言っていたが」
「そうですか。すみませんが、こちらの部屋でお待ちいただけないでしょうか?」
 らしくなく狼狽するランディ氏は、俺とアメリアが了承するとすぐ家を飛び出していった。
「どうぞ、こちらへ」
 シャルレに促され、応接間より一つ奥の客間へ案内される。
 出された紅茶と菓子を手にして。

 どんどんっ どんどんどんどんどんっ!

 客間に落ち着いたのも束の間、節度をわきまえない音が家中に響き渡る。

「ランディ!ランディはおるかっ!?」

 家人が扉を開けるのを待たず進入した男は、応対に出たシャルレに矢継ぎ早に質問を浴びせかける。
「おらんのかランディ!ったくこんなときに…。シャルレ、ランディはどこだ。ガウリイが帰ってきたというのは本当なのかっ!?」
「落ち着いてください、ジャイルさん。確かにお帰りになっておりますっ」
「何っ、本当だな!!」

 ばむっ

「何ですかっ!」
 突然部屋の戸を開けられアメリアが非難の声をあげる。
「や、これはこれはセイルーンの王女様。大変失礼をば。ガウリイを探していたもので」
「言い訳にもなりません、さっさと閉めなさいっ!」
 激昂するアメリアにへこへこと頭を下げながら戸を閉める中年男――ジャイル。
 …ああいうのとは、一生ソリが合わん。
 アメリアもあからさまに不快感を表している。

「光の剣はどこだ、無くしてなどいないだろうな。あれは一族の家宝だ。勝手に持ち出されていい迷惑しているんだ、まったく」

 壁一枚挟んだ向こうから聞こえてくる聞き捨てならない内容。
 アメリアが立ち上がる。
 ずんずんと歩んで取っ手に手をかけ、思い切り引く。
 ―――やめろ、アメリア!

「ジャイルさん、でしたね。いいこと教えてあげます。『光の剣』は無くなりました。残念でしたね」

 アメリアの背中越しに蒼白になるジャイル。
 ぶつぶつと何か呟きながら玄関を出て行った。

「…大変……」

 小さな声に、俺は悪い方向へ事態が転がってしまったことを認識する。
「シャルレさん…?」
 異変に気づいたのか、アメリアが声をかける。
「すみません、そこでお待ちくださいっ!」
 言うが早いか駆け出していくシャルレ。
 
 …このとき、俺は内心舌打ちをしていた。
 ―――言われていたのに、このザマか。

*****************
「ただいま…あんたたち、何してんの?」
「卓球やってるように見えるか」
「ンなわけないでしょ」
 しばらくして、ランディとシャルレが、追うようにリナとガウリイが帰ってきた。
「あの、ガウリイさんは…」
 この場にいない人物をアメリアが恐る恐る窺う。
 リナが「ランディに連れられてった」と答えると、アメリアは再び視線を落とした。
 
「ねえ、あんたたちなんか機嫌悪くない?」

 リナが再び口を開いたのはテーブルの上がすっかり片付いた頃。
 …ほとんどリナが勝負したが。
「「悪い(即答)」」
 いいわけない。出さないようにしてるが内じゃ自己嫌悪だのあの男に対する憎しみだのが渦巻いている。
「悪いって…。何かランディさんに言われたの?」
「いえ、あの人はいい人です」
 未だ上の空から抜けないアメリア。
「ゼル?」
「ランディ氏に対して好意を持つのはやぶさかじゃない」
 あの人物は、信用できる。
 リナも本気で訊いたつもりじゃなかったらしく、すぐ切り替えしてくる。
「じゃあ、何?」

「…あの、もしかしたらわたしまずいことしたんでしょうか…?」

 消え入りそうな声でアメリアは質問を返す。
 否、すでに答えは出てしまってるようだ。
 ……ちっ。

「アメリア、何があったの」
「実は」

 意を決し、言いかけたところでノックが入る。
 顔を出したのは、ガウリイ。

「ガウリイさん、あのっ…」

「場所移動しよう。ついてきてくれないか」
 アメリアを目で制し、ガウリイは戸の向こうへ消えた。

                                  /続/
*********************************************************************
さ〜あ暗くなってきた、重くなってきた(汗)
次回は…アメリア視点です。あまりの重さに沈むかも。

補足ですが、第1話にちらっと出てきたアメリアのブローチと第2話にちょろっと登場したゼルの水晶は、二人が前回の別れ際に互いに贈りあった物です。詳しくは「Lover」へ♪(宣伝)
今回の小ネタ。ある部分に、お昼番組特有の光景が盛り込まれてます。お暇な方探してみてください。ヒントは、「何が出るかな、何が出るかな♪」

ではでは、次回も是非おつきあいくださいませ。
みていでございました。多謝。



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14242今日の当た○目は何だろな♪あんでぃ E-mail 3/13-16:12
記事番号14241へのコメント



>おはようございますっ!(時間に注目)みていでございます。

こんにちは!!今日やあっと試験が終了したあんでぃでございます。ちなみに今日私はみていさんが投稿する一時間前まで起きていました(笑)
ちちぃ!!もうちょっと起きていたら一番乗りで読めていたのね・・・・・(T T)
試験が終わってすっごく嬉しいんですけど、終了したその日のうちに部活が始まるのは、かなり悲しいです・・・・ううう、今日三時間しか寝てないのに(汗)


このお話はアメりんがかなりいい感じです!!(特に正義の四人組の歌がv)クール(?)なゼルのナイスフォロー!!良い夫婦になりそうですねvこの二人。
フィルさんの言葉も(1話目のほうですが)ちょっと気になりますしvv
そして、出てきたか!!ジャイルめ〜!!のちにぎったんぎったんになる運命だとわかっていてもやっぱりこの人私嫌いです。(こんな事言っちゃまずかったですか・・・・?/汗)
こっちのお話でもぎったんぎったんにしてやって下さい。


>今夜は飲み会だってのに、徹夜…ってのかほぼ貫徹。どして寝なかったからって?電車に乗り遅れたらヤバイからよ〜。(微妙なテンション)


私も四時に寝て七時に起きるのかなりしんどかったです・・・・・・
でもやっぱり少しでも寝てれば違うかなぁ?と、寝るのが大好きな私はベッドへ走りました。(かなり騒音公害を招く女/汗)
今日から私も遊んで暮らせるはずなのですが・・・・・・(汗)くそう!!部活なんて大っ嫌いだ〜!!(遠吠え)


>さ〜あ暗くなってきた、重くなってきた(汗)
>次回は…アメリア視点です。あまりの重さに沈むかも。


お風呂で寝ちゃって沈んじゃうと危険なので気をつけてください(違)
でも、試験前慢性寝不足だった私は風呂の中でちょっと天に召しかけました(汗)寝不足と言っても部活がなくなった反動で遊んでいたからなんですけどね(笑)


>今回の小ネタ。ある部分に、お昼番組特有の光景が盛り込まれてます。お暇な方探してみてください。ヒントは、「何が出るかな、何が出るかな♪」


見つけました!!見つけましたよぉ!!必死に探してしまいました!!
ずばり、ここ↓ですね!!
> シャルレに促され、応接間より一つ奥の客間へ案内される。
> 出された紅茶と菓子を手にして。
『はい、席替え!!』
(ちゃんちゃんちゃちゃん♪ちゃんちゃちゃん♪)←効果音
正解ですか?


これからはばしばしレスさせていただきます!!(迷惑かも/汗)
それにしても私はみていさんの小ネタにはもう感動しっぱなしです!!この小ネタで二倍も三倍も楽しく読めますね!!


それでは、英語がダメなら日本語だけでも普通になろうと思っている(スケールちいさいぞっ!自分)あんでぃでした!!


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14271お土産はシャンプーとコンディショナー♪みてい 3/14-20:04
記事番号14242へのコメント

>こんにちは!!今日やあっと試験が終了したあんでぃでございます。ちなみに今日私はみていさんが投稿する一時間前まで起きていました(笑)
>ちちぃ!!もうちょっと起きていたら一番乗りで読めていたのね・・・・・(T T)
ども、みていでございます。昨日(飲み会)は缶チューハイ1つで沈没しました。
酔わすぎにもほどがある…。
>試験が終わってすっごく嬉しいんですけど、終了したその日のうちに部活が始まるのは、かなり悲しいです・・・・ううう、今日三時間しか寝てないのに(汗)
学校の事務の都合でレポート3つが二週間くりあがり、綿密に立てた予定うっちゃって3日徹夜&貫徹ですごしたことがあります。

>このお話はアメりんがかなりいい感じです!!(特に正義の四人組の歌がv)クール(?)なゼルのナイスフォロー!!良い夫婦になりそうですねvこの二人。
うんうん。あたたかく見守ってやってください。
>フィルさんの言葉も(1話目のほうですが)ちょっと気になりますしvv
うふv
>そして、出てきたか!!ジャイルめ〜!!のちにぎったんぎったんになる運命だとわかっていてもやっぱりこの人私嫌いです。(こんな事言っちゃまずかったですか・・・・?/汗)
>こっちのお話でもぎったんぎったんにしてやって下さい。
はぁい、ぎったんぎったんにしますよ〜♪

>私も四時に寝て七時に起きるのかなりしんどかったです・・・・・・
>でもやっぱり少しでも寝てれば違うかなぁ?と、寝るのが大好きな私はベッドへ走りました。(かなり騒音公害を招く女/汗)
みていは一旦寝ようと思って寝ると(うたた寝ではない)何時に寝ようと一定の睡眠時間をとります。つまり、12時に寝たら5時、1時に寝たら6時とスライドしていくんですね〜。うかつに寝れません(泣)
>お風呂で寝ちゃって沈んじゃうと危険なので気をつけてください(違)
>でも、試験前慢性寝不足だった私は風呂の中でちょっと天に召しかけました(汗)
寝不足と言っても部活がなくなった反動で遊んでいたからなんですけどね(笑)
天に召しそうになる前に茹ってしまうので…。

>見つけました!!見つけましたよぉ!!必死に探してしまいました!!
>ずばり、ここ↓ですね!!
>> シャルレに促され、応接間より一つ奥の客間へ案内される。
>> 出された紅茶と菓子を手にして。
>『はい、席替え!!』
>(ちゃんちゃんちゃちゃん♪ちゃんちゃちゃん♪)←効果音
>正解ですか?
正解です!次も(たぶん)何か仕掛けますので参加してくださいv

>これからはばしばしレスさせていただきます!!(迷惑かも/汗)
>それにしても私はみていさんの小ネタにはもう感動しっぱなしです!!この小ネタで二倍も三倍も楽しく読めますね!!
いーえばっしばしレスください。このレスで話が8割方固まります。

>それでは、英語がダメなら日本語だけでも普通になろうと思っている(スケールちいさいぞっ!自分)あんでぃでした!!
「日本だぞ日本語話せ!」と受験中は常々思ってました。
数学、微分なんてどこで使うんだとか…(笑)

ではでは、みていでございました。
次もおつきあいください。多謝。

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14254平仮名名前が並びますねぇ(笑)。あごん E-mail 3/13-23:14
記事番号14241へのコメント

こんばんは、あごんでございます。
読みましたっ!めっせんじゃぁっ2!

ゼルが格好良いですよぅ〜(><)
私、実はゼルガディスが苦手なんですよね(苦笑)。
いちおー今度拙作でも出るんですけど。出したくなかった(笑)。
ってゆー位ゼルが苦手なんですよぅ(号泣)!
羨ましいですぅぅぅっ!今度ゼルの書き方教えて下さい!

こんな顔も、できるんだな、
ってゆートコ最高です!
すっごいゼルらしいです!

ああああ。結末まで知っている話だとゆーのにっ!
なぜこんなにも新鮮なのでしょう!

ではでは続きをお待ちしております!
あごんでした!

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14274そしてさらに平仮名名前が並ぶ。みてい 3/14-20:13
記事番号14254へのコメント

>こんばんは、あごんでございます。
みていでございますっ。
>読みましたっ!めっせんじゃぁっ2!
ありがとうございますっ!

>ゼルが格好良いですよぅ〜(><)
>私、実はゼルガディスが苦手なんですよね(苦笑)。
>いちおー今度拙作でも出るんですけど。出したくなかった(笑)。
>ってゆー位ゼルが苦手なんですよぅ(号泣)!
>羨ましいですぅぅぅっ!今度ゼルの書き方教えて下さい!
ゼル、書いてるとリナと交ざってきます。ガウリイとアメリアはそれぞれ別個なんですが。

>こんな顔も、できるんだな、
>ってゆートコ最高です!
>すっごいゼルらしいです!
素朴な感想を素朴に感じるのがゼルガディスなのかな〜と思う今日この頃。またはおちゃめな不幸に振り回される、とか(笑)

>ああああ。結末まで知っている話だとゆーのにっ!
>なぜこんなにも新鮮なのでしょう!
そう言っていただけるとすごく嬉しいです。
LMのときはガウリイの過去というか『光の剣』をめぐる諸々のできごとを中心におきましたが、今回の話はアメリアとゼルの『これから』にスポットあてられたらいいなと思ってます(思ってる、ですよぉ。違っちゃっても怒らないでくださいね〜)。
>ではでは続きをお待ちしております!
>あごんでした!

ではでは、みていでございました。
次もおつきあいを。多謝。

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14291さらにしつこく平仮名の奴・・・・ゆえ E-mail 3/15-00:55
記事番号14241へのコメント

こんにちはっ、ゆえですっ!

あああ、ようやくレスが出来ますっ。煩悩に身を任せていたら、話がこぉんなに♪
ああ、本気で幸せすぎて怖い今日この頃です。

アメリアのブリチーさはもう、言うまでもないのですが、ゼル視点ってのは私には新鮮です♪
ううにゅ。アメリアの女の子視点も興味しんしんなのですが、どうにもゼルとガウリイのあの会話がきになっておりまする。

そしてさりげに、しかし名物に成りつつある小ネタ!(勝手に名物にすな)
ううう。ここ数年見てないのですが・・・・そーか、あの場面だったのか・・・・・

にょにょにょ。なんだか違った話みたいで、またまた続きが気になります。
毎回みてい様の話にはわくわくするやらなんやらで、バソの前で落ち着かない私です。

続きっ、楽しみにしてますっ!

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14298誰が来るかな、誰が来るかな。平仮名カタカナ漢字か。みてい 3/15-11:44
記事番号14291へのコメント

>こんにちはっ、ゆえですっ!
おはようございます、みていですっ。

>あああ、ようやくレスが出来ますっ。煩悩に身を任せていたら、話がこぉんなに♪
>ああ、本気で幸せすぎて怖い今日この頃です。
お待ちしてました♪
>アメリアのブリチーさはもう、言うまでもないのですが、ゼル視点ってのは私には新鮮です♪
ゼル視点は新鮮だと他の方にも言われました。そう言えば無いかも…。
>ううにゅ。アメリアの女の子視点も興味しんしんなのですが、どうにもゼルとガウリイのあの会話がきになっておりまする。
LMで謎としてぶち上げたにも係わらず無視して終わったあのネタ、この話の中ではメインの一つに据えました。ちらほらとゼルが何やら言ってます。
>そしてさりげに、しかし名物に成りつつある小ネタ!(勝手に名物にすな)
どシリアスや激甘い展開にみていが耐えかねて組み込んだものですが、意外に考えるのも楽しく、そして読んでくださる皆様にも喜ばれてるようなので続けていきますっ。
>ううう。ここ数年見てないのですが・・・・そーか、あの場面だったのか・・・・・
次花○(隠しになってない)の『おめざ』かなぁ(嘘)

>にょにょにょ。なんだか違った話みたいで、またまた続きが気になります。
>毎回みてい様の話にはわくわくするやらなんやらで、バソの前で落ち着かない私です。
そのまま話なぞるのも何だったので…。次の話では落ち着かないどころが暴れまわられる可能性大(何だこの予告)。だってあの『会』のシーンで、アメリア視点ですので…。

>続きっ、楽しみにしてますっ!
ありがとうございました、またおつきあいください。

ではでは、みていでございました。多謝。

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14308Messenger3 「懸け引き」みてい 3/15-22:08
記事番号14202へのコメント
こんばんハ、みていでございます。
第3話です。アメリア視点で、激重でございます。どっかの某二等辺三角形が大喜びしてしまいそうだ…。

今回の小ネタ。オルハを探せ。(勝手に拉致してきて申し訳ありません)
では、おつきあいください。
*********************************************************************


【懸け引き】


―――何故、あの冷たい玉座へ座ろうとするのか。
―――答えは至極単純にして明確。
―――都合がいいからだ。
                      〔『裏帝王学』第1章より抜粋〕
****************

(いいこと教えてあげます。『光の剣』は無くなりました。残念でしたね)

 自分の言葉が重きを持つということは十分承知していたはずなのに。
 二度とあんな思いしたくないとあれほど感じて心に留めていたはずなのに。

「わかった」
 ごめんなさい、ガウリイさん…。
「ごめんなさい…」

 ―――始まりは、わたしが不用意に言ってしまった一言。
 客間から出るゼルガディスさんたちを見て、わたしも後ろをついていきました。
 …早く言わなくちゃと思いながら、でも言ってしまった後が怖い。
 同じような部屋の横を何度も通り、渡り廊下を抜け。

  すぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ
  ばしいいいいいいいいいいいいいいいいんっ

 自分の家で迷子になったガウリイさんにリナさんのスリッパとゼルガディスさんのハリセンが直撃して。
「しょーがねーじゃねえかっ。オレがいない間に目印にしてたたぬきの置物が無くなったんだっ」
 途端、大福帳を手にしたタヌキさんが3匹、頭の中をラインダンスしました。
「あんたのお兄さんも認めるくらげの記憶力なんかアテにしてないで人間ぶっちぎった勘に頼ったら?」
 言い切るリナさん。
 昔からガウリイさんてくらげ頭だったんですね。

「着きましたねっ!」
 感動です。本当に着いちゃいました。
 ゼルガディスさんとリナさんは疲れてるみたいです。
 じ〜っ。
 でも、鍵、ついてないような気がします。
 こんなことではいけませんっ、インクのついた猫とか侵入したしたら汚されちゃいますよ。
「お〜い、開けてくれえ」
 戸の前でガウリイさんが頼むと、キンッと高い音がして開錠されましたっ!
 すごいですっ!きっとこの奥には選ばれたものを待ち望む財宝がっ!!
「…すごい」
 ゼルガディスさんが小さくうめいた。
 やっぱりすごいですよねっ!

「「じゃ〜んけーん ぽんっ☆」」

「うきぃぃぃぃぃぃぃぃっ」
「ふっ」
 当然、ってふうにちょっと顔を上げるゼルガディスさん。
 ……やっぱりかっこいいですぅ。
「この魔道書は、旦那のものか?」
「何を言うんだゼル、オレがこんな難しいの読むわけないじゃないか。はっはっは」
 言われて見れば、部屋の中には壁半分くらいを埋め尽くすほどの魔道書がずらっと並んでいました。
 …ううっ。古代文字だってのはわかるんですが、それ以上はわかりませぇん。
 読んでもいいということなので、また後で見てみようと思います。
「じゃーさガウリイ。あの肖像画は、誰の?」
「あれは親父が描いた、オレとばーちゃんの絵さ」
 魔道書の奥にまるで隠すように置かれていた肖像画について訊かれると、ガウリイさんはちょっと困ったような表情を浮かべた。
 ―――そのときの表情が、わたしが『神聖樹(フラグーン)』が残っているかと最初に質問したときとそっくり重なって。

「あの、ガウリイさん…」

 意を決して、わたしはガウリイさんを見上げる。
「気にしなくていいぞ、アメリア。少し時期の早まっただけのことだ」
 ガウリイさんが座ると、ゼルガディスさんもリナさんもその場に落ち着き、わたしも促されて正座しました。
 溜め息を一つ落とすガウリイさん。
 それはやはり、わたしの所為ですか…?
「ねえ、何があったのよ」
 誰も話し出さず、重苦しい沈黙を破ったのはリナさん。
 その口調から、かなりイライラしてることがわかります。
 わたしは小さく、息を吸い込む。
「…えっとですね。わたしとゼルガディスさんがランディさんにお願いして、騎士団の者についても『神聖樹(フラグーン)』についても一応の承諾をしてもらえたんです。一応ってのは聖木の方は他の者にも確認を取らなければって意味ですけど。
 その後リナさんとガウリイさんの話になって、今来ているって言ったらあの部屋で待っていてくれるように言い置いて行かれちゃいました」
 一息に言い切って。
 わたしは跳ね上がりそうになる心臓を治めようと努力する。
 ―――その物腰から走るって行動が辞書に入ってなさそうなのに、取るものも取り敢えずってふうに飛び出して行ったランディさん。
 …待っていたんですね。
「問題はその後だ。突然中年の男が訪ねてきてガウリイが来ているのは本当かと大声でまくしたてた。応対に出たシャルレ…さっきのメイドだが、肯定すると何と言ったと思う?」
 わたしの後をゼルガディスさんが次いでくれました。
 ゼルガディスさんの瞳に鈍い光が宿る。
 …怒ってるんですね。
 リナさんの片眉がぴんと跳ね上がる。
 そっと窺うと、ガウリイさんは目を閉じていました。
「光の剣はどこだ、無くしてなどいないだろうな。あれは一族の家宝だ。勝手に持ち出されていい迷惑しているんだ、まったく。だったかな」
 一字一句違いないです。
 感情を篭めないその口調が、痛くて。
『光の剣』というものが、この家にとってどれほどものであったか、どれほどの意味を持つものであったか、時間が経つにつれ、澱のようにわたしにまとわりつく。
「…何なのよそれ。それじゃあ戻ってほしかったのがガウリイじゃなくて、光の剣だっていうの?」
「それでわたし、あまりにも頭に来て、光の剣は無くなった、残念ですねって言っちゃったんです」
 わたしが王女として生まれた以上、先に見られてしまう『看板』。
 セイルーンに生まれたこと、父さんの子どもとして生まれたこと、一度として後悔したことはありません。
 でも。
 アメリアとしてでなく、王女として扱われることに、時々やり場の無い寂しさを感じて。
 一人の人間として接してくれることの嬉しさを教えてくれた一人だったから。
 だからこそ、黙って聞き逃せなかったんです。
 人格すらオプションのようにさげずんだあの言い様に。
「そうしたら、その人真っ青になって出て行って、そのすぐ後をシャルレさんも出て行ったんですけど…。その後ものすごく嫌な感じがして、わたし言っちゃいけないこと言っちゃったって気がついて…」
 わたしが言ってしまったことだから、話はより真実味を帯びてしまって。
 そのことがガウリイさんにもっと辛い思いをさせてしまうことになってしまい。
 泣いちゃいけない、自分に言い聞かせて。
 ガウリイさんを正面から見ると。

「わかった」

 怖い。
 あの言葉を言わなきゃよかったと、今ほど後悔したことはありませんでした。
 触れると切れそうなほど冷たい光を宿す瞳をわたしに向けて。
 ―――怒らせた。
 涙がぼろぼろ零れ落ちる。
 止まらない。
「ごめん、なさい…」
「そーいう意味じゃない。泣かないでくれよ、アメリア」
 声は元に戻っていたのに。
 それが余計に苦しくて。
 どうして怒ってくれないんですか?
 感情がくちゃくちゃになって、頭をプルプル振って。
「アメリア」
 ゼルガディスさんとは違う手がわたしの肩に触れて。
 ガウリイさんのだ、と思った瞬間身体が竦んでしまいました。
 
「ほりゃ♪」
 へっ!?
 
 軽く突き飛ばされ、気がついたらゼルガディスさんの中。
「…ふえ?」
 鼻声で声が変。
 そんな見当違いのことが脳裏を流れたとき、
「大丈夫」
 ガウリイさんの見せてくれた笑顔に救われた気がして。一回だけ撫でられた頭がほんわかして。
 ぽろっと零れた、涙。
 それから、ぎゅうっとしてくれるゼルガディスさんが嬉しくて。
 傍にいてくれると実感できて。
 嗚咽が、喉に込み上げる。
「うっ…ふっ…」
「アメリア」
 ゼルガディスさんの声が、ココロに響いて。
 子どものようにすがりついて、わたし、泣きました。
 その間、ずっとゼルガディスさんはわたしの背中をとんとんしてくれて、すっごく安心できました。

 どんどんっ
「ガウリイ…さん、申し訳ありませんが客間の方まできていただけませんか」

 どのくらい経ったんでしょう。
 湿ってしまったゼルガディスさんの服をいじっていたわたしは、突然叩かれた戸に意識を集中しました。
 ゼルガディスさんも緊張しているのがその腕からわかります。
 …ちょっと苦しいです。
「集まっているのか」
「はい、ほとんどお見えになってます」
 戸一枚を挟んで話される、これから向かうべき場所の情報。
「今行く」
 ガウリイさんが立ち上がる。
 わたしは身体を起こし、もう一度目元をこすって。
 ゼルガディスさんがカバンの中から出してくれた濡れタオルでちょっとすっきりして、くっと顔を上げました。
 かちりと、わたしを見つめるゼルガディスさんと目が合って。

「アメリアは…」
「行きます」

 自分の足でしっかりと支えて。
 ガウリイさんがここにいるように言うその前に。
「わたしの不注意で起こしたことです。起きてしまったことに代わりはありません。せめて、最後まで立ち会わせてください」
 真っ直ぐガウリイさんの目を見て。
 ―――もう、怖くないです。
「俺も行こう」
 後ろでゼルガディスさんの立ち上がる気配。
 ―――わたし、平気です。

「そうか」

 小さな村で起きた、大きな権力闘争。
 闘争の真っ只中に飛び込もうというわたしを、ガウリイさんは止めず、許さず。
 ―――行くのは、わたしの意志です。
 誰にも、止められません。
 計画の責任者として。
 失言の責任をとって。
 ううん違います、わたし自身の信念のために。
 わたしが護りたい、居たいこの場所を自分で壊してしまわないように。

 扉が開けられる。
 ―――戦いの幕が開く。

*****************
 部屋の中には、六人。
 ランディさんを上座に、その斜め左、つまりナンバー2の権力の位置に座っているのが、あの中年男性。
 状況を楽しむかのように嫌な目つきをする彼を、わたしは極めて冷めた目で見返しました。
 心かき乱されたのを悟られないように。
 簡単にランディさんがわたしたちの紹介をしたとき起きた、小さなどよめき。
 対象は、ゼルガディスさん。
 ―――くだらない。そんなに、見かけが大切ですか?
 ゼルガディスさんが怒らないかとそっと顔を見ましたが、何か別のことに気をとられてたみたいです。
 …現在の状況はシャルレさんから聞いています。
 まず、『神聖樹(フラグーン)』の寄贈は全員一致でないこと。それから『光の剣』紛失に対してはまだ水面下の動向のみであること。
「アメリア様、かつてはサイラーグの象徴であった『神聖樹(フラグーン)』をよその地にいくつも分配するというのは…」
 この質問は予想済みです。
 わたしは用意してきた公式文書を見せ、朗々と文面を読み上げました。
「…今、世界に起きている異常を打開するため、近隣の国々と提携し、貴村にある聖木『神聖樹(フラグーン)』をしかるべき場所に植樹し、一刻も早い解決を狙う。これは国としての正式な依頼であり、貴村の良き解答を期待するものである。
 ……サインは、ここに」
 国章の刻まれた印籠を示し、照らし合わさせる。
「このとおり、この計画にはセイルーン第一王位継承者フィリオネル=エル=ディ=セイルーン及びわたしアメリア=ウィル=テスラ=セイルーン両名、さらにサイラーグ前神官長の娘であり復興後はその任に就くシルフィール=ネルス=ラーダが承認し代表となっています。そのような懸念は無用です」
 わたしが、王女として身を護るため、自分を保つために身につけた処世術―――権力ある者としての交渉術。
 こんな方法、嫌いです。でも、割り切らなければならないときもあって。
 例えば、こんなとき。
「こうは考えられないか各々方。世界の非常時に『光の剣の一族』が再び平和を取り戻すため聖木を託した。どうだいい話じゃないか?」
 ランディさんの一言に、急に協力的になる会場の雰囲気。
 根底に渦巻く思惑が見え隠れ、その顔に寒いものを感じる。
「では聖木『神聖樹(フラグーン)』の苗をアメリア様にお渡しします。いいですね」
 盛り上がっているときにさっと採決して、文書にサインをしてくれるランディさん。場の流れをよく読み、そしてこの団体の特性もしっかり把握しています。
 よほどこのような場を踏んでいるんでしょうか。
 わたしは頷き、インクが乾いたのを確認して丸めました。
 ほぅ…。
 誰にも気づかれないように、息を吐く。
 と、ぽんっと軽く背中を叩かれて。
 ………ありがとうございます。ゼルガディスさん。
 
「では、各々方が最も気にしている内容へ移るとしよう」

 凛とした声が響く。
 視線は一点、ガウリイさんの方へ。
 ガウリイさんは、何の感情も浮かべていません。
「先程、開会する前に各々方が口々に私へ伝えてくれたことを要約すると、ポイントはニつだ」
 ランディさんがそこまで言うと、場にねっとりした雰囲気が漂い、察したランディさんはあからさまなため息をつきました。
 それから、ガウリイさんと視線を交わして。
「ひとつ、『光の剣』紛失に対するガウリイの責任の有無。ひとつ、今後の継承者問題。そうですね」
「ちょっといいかねガウリイ」
 あなたの声は聞きたくないです。
「今おまえが差しているその剣は何かね。『光の剣』の使い勝手の良さを知ってるのだから、そこらに落ちているような廉価品では物足りないであろう?」
 かっち〜〜〜〜〜〜〜んっ
 どーしてこの人はこう人の神経逆撫でるような物言いをするんですかっ!
「…拾った剣だ」
 前にリナさんに聞いた話だと、とある場所でお宝さんと一緒に埋もれていたそうですが。
 この状況でそう言われると腹立ちますよね。悲しいことに意識して言ったとは思えないですが。
「その剣の名を聞いているのだが?」
「…何だっけ。リナ」
「『自動辻斬り装置』または『切れ味だけが優先しまくったおマヌケアイテム』」
 知られている名を伏せ、別名を答えるリナさん。
 わたしもガウリイさんが切っ先を地面に向け手を離したら刀身そのまま地面に沈んだのを見たときには大喜び…じゃない驚いちゃったんですが。

「………『斬妖剣(ブラスト・ソード)』か…?」

 自答するような呟きが場に転がる。
 はっと自分の口を押さえたのは一番下座に座っている男の人。
 この人からは、全然悪い感じを受けないんですが、思ったことがつい口に出てしまうタイプのようです。
「『斬妖剣(ブラスト・ソード)』だと!?本当かガウリイ!」
「そういや、そんな名前だった気がする」
 言い捨てたガウリイさんを見て小さくなる男の人。
 リナさんがちらっとガウリイさんを見ました。
 何かその目が「ンなこと忘れてんじゃないわよこのくらげっ!」って物語ってる気がするのは気のせいですか…?
「我々は『光の剣』は失ったが、新たなる伝説の剣を手に入れたというわけか」
 いい気なものですね。もう自分の物気取りですか。
 その人に賛同するように頷く腰巾着が二人。とりあえずで同意してるのが二人。残る(何て名前でしょう)この下座に座る方はもともとランディさんと意見をともにしているようです。
「オレはこの剣を手放すつもりは無い」
「ふざけるな!勝手に我らの家宝を持ち出しただけでも許し難いのにこれ以上の狼藉を許すと思うのか!!」
「そうだ、その剣はおまえにはふさわしくない!」
 あなたも黙りなさい、腰巾着Aさん。
 自然と一歩、足が前に出てしまったとき。
 引き止められた腕に振り仰ぐと、わたしを一旦見て、ふるふると静かに首を振るゼルガディスさんと目が合いました。
 ……こんなの、正義じゃないです。

「ならばその『ふさわしい条件』とやらを教えていただけないですか。ジャイル殿」

 凛とした声。
「まさか、愛と平和のためとは申しませんね?剣を握ることが綺麗事で済まぬことくらいジャイル殿とてご存知のはず。
 …お聞かせ願います」
 口調は穏やかでも、目が思いっきり裏切っているランディさん。
 手を組んで両膝の上に肘を乗せ、少しかがむようにして、目を逸らさず。逃さず。
 相手は今、完全に呑まれてました。
 ―――腰巾着Aが黙っていれば。

「ガウリイ殿。『金色』と呼ばれた傭兵をご存知か」

 ぴくっとゼルガディスさんの手が動く。
「いるのですよ。そう呼ばれた男が」
 …流れが、変わってしまいました。たった一言で。
「『金色』はかつての英雄と同じくサイラーグを救った、という話もありますが、我々にしてみればそれも眉唾…」
「何だって言うのよ。もったいつけてないでとっとと言いなさいよっ!」
 ざわっと総毛立つような感覚。
 リナさんが怒鳴る。交渉事でこれまで冷静さを失わなかったリナさんが。

「それはやめてもらいましょう。一族の恥をやんごとなき地位のお方の耳に入れるおつもりか」

 思わせぶりにわたしに視線をくれるランディさん。
 ぐっと言葉を押し留める腰巾着A。
 …こういう『利用法』もあるんですか……。
「わ、わかりましたよ。しかしそちらにおられる方々、お気をつけなさい。いつその剣を向けられるかも知れませんよ」
 苦し紛れに言った言葉に、わたしは容赦無く敵意をぶつけました。
 それからランディさんにも苛立ちを向けて―――すごくすまなそうな、申し分けなさそうな茶の瞳と目が合いました。
 一度瞑目して開かれた目が、まるで頭を下げているように見えて。
 ランディさんは、『わたし』に謝罪してくれてるんですね。
 ぽんっとまた背中を叩かれて。
 ――――嬉しい。

「今日は閉会です。各々方、また連絡あるまで短慮な振る舞いなされないようご留意願います」
 ランディさんが立ち上がると、ガウリイさんはすぐ客間を出て行きました。
*******************
 
 ぱたん。

 ゼルガディスさんに引っ張られて、わたしは客間からガウリイさんの部屋へ戻ってきて。
 そしたら、どうしてかわからないけど。
 一粒だけ、涙が出て。
 落ちた。

                                  /続/
**********************************************************************
アメリア情緒不安定…。ゼル〜どーにかしてくれえ(他力本願)
皆様、どうしようもない気分を抱えてしまったのではないでしょうか。

みていの中のアメリアは、気に入らない相手は徹底的に固有判別をしません。名前で呼びません。某人物は、「中年男性」扱いです。
某人物、さらに外道ぶり発揮。とっととシメられろ(作者がこんなこと書いていーのか)
今回の話で名前の付きそうな人が一人出てきました。たぶん付くでしょう。おそらく付くんじゃないかと。…名前思いつかないよぅ。

次回はゼル視点です。
どうにかしてアメリアの笑顔が見たいゼルガディスの奮闘ぶりにこうご期待(仮)!
ではでは、みていでございました。多謝。

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14311ゼルのカバンにはおしぼりも・・・・・・(笑)?あんでぃ E-mail 3/15-23:36
記事番号14308へのコメント


こんにちは!!帰ってきたテストを見て思わず教室の床に正座した(汚かった/涙)あんでぃです。

>第3話です。アメリア視点で、激重でございます。どっかの某二等辺三角形が大喜びしてしまいそうだ…。

きっとガウリイくんの部屋の中でオルハちゃん(くん、かな?)と一緒にかさこそとはいまわっておるのではないでしょうか?(笑)


またはりきってしまいました(笑)私はどうやらこういうのが大好きみたいです。
>今回の小ネタ。オルハを探せ。(勝手に拉致してきて申し訳ありません)

ここ↓でしょうか?白黒猫さんの登場シーンは?私的にレインボーなオルハちゃんも見たいです(笑)
> でも、鍵、ついてないような気がします。
> こんなことではいけませんっ、インクのついた猫とか侵入したしたら汚されちゃいますよ。
でもそれよりも、その猫を追いかけてきた謎の少女にご用心☆ですね!!


しかし、今回めちゃめちゃ責任を感じているアメりんですが、リナちゃんもガウリイくんもこれだけ怒ってくれるアメりんだから、仲間として信用してくれるんですよね?私はそうだと思うから、早くアメりんには元気になってもらいたいのです!!
しかし、ゼルやんの四次元カバン(勝手に命名)にはおしぼりまで・・・・(驚)なんて用意がのいいのでしょうか!!


しかし、アメりんサイドで見てやっぱり目立つのがランディさんのいい人っぷりです。癒し系でなおかつ顔と頭と性格がいい、と。もう完璧じゃないですかv
リナちゃんサイドでもそれは十分わかるんですけど再確認させられた感じです。
もうひとり目立つのが、あの一番下座に座っていた人(笑)嫌いなわけじゃあないんですが、でもやっぱりなんて事を言っちゃったの!!ってな感じです。


>アメリア情緒不安定…。ゼル〜どーにかしてくれえ(他力本願)
>皆様、どうしようもない気分を抱えてしまったのではないでしょうか。

しかし政治家の人達っていつもこういった議論をしているわけですよね・・・・・
少しだけ、私の中で政治家の人達の評価が上がりました(一体どんな目で私は政治家の人達の事を見てたのでしょうか/汗)
自分の保身しか考えない権力者って多いですから、○渕さんが過労で倒れた気持ちがわかります。本当に。
なんて、ちょっと暗くなってみたりしてみました(笑)

なんだかこういう議論の時って自分が役に立ってないって思えてしまってヤですよね。でも、ランディさんがトップの人でよかったです。
でなきゃ、私がもしあの家にいたら暗殺とかしちゃいそうな雰囲気ですvはっはっは(血の気の多い女/汗)


>某人物、さらに外道ぶり発揮。とっととシメられろ(作者がこんなこと書いていーのか)
>今回の話で名前の付きそうな人が一人出てきました。たぶん付くでしょう。おそらく付くんじゃないかと。…名前思いつかないよぅ。


リナちゃんサイドよりもさらに激しくシメてください。お願いします(をい)
一番下座の人ですか?あの人はなんだか悪い人でもなさげだったので、あの方には名前さんがつくのではと思ったのですが。


>次回はゼル視点です。
>どうにかしてアメリアの笑顔が見たいゼルガディスの奮闘ぶりにこうご期待(仮)!
>ではでは、みていでございました。多謝。

アメりんがすごくへこんでいましたね(泣)早く元気になってもらいたいものです!!
そして、あの小ネタ!!やっぱり私好きですv
なんだか錯乱して、上手く文章になりませんでしたが次回のお話を楽しみにしています!!それでは、あんでぃでした!!

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14318カバンの謎はさらに広がる。みてい 3/16-01:24
記事番号14311へのコメント

>こんにちは!!帰ってきたテストを見て思わず教室の床に正座した(汚かった/涙)あんでぃです。
毎度どうもです。爪を切ろうと思ってても気が付くと夜になってるみていでございます。

>>第3話です。アメリア視点で、激重でございます。どっかの某二等辺三角形が大喜びしてしまいそうだ…。
>きっとガウリイくんの部屋の中でオルハちゃん(くん、かな?)と一緒にかさこそとはいまわっておるのではないでしょうか?(笑)
新聞紙丸めて追いまわしましょうか。○○ホイホイには猫もかかることがあるそうですが。

>またはりきってしまいました(笑)私はどうやらこういうのが大好きみたいです。
>>今回の小ネタ。オルハを探せ。(勝手に拉致してきて申し訳ありません)
>ここ↓でしょうか?白黒猫さんの登場シーンは?私的にレインボーなオルハちゃんも見たいです(笑)
>> でも、鍵、ついてないような気がします。
>> こんなことではいけませんっ、インクのついた猫とか侵入したしたら汚されちゃいますよ。
ぴんぽんですっ♪
>でもそれよりも、その猫を追いかけてきた謎の少女にご用心☆ですね!!
新聞紙持って追い立てたら炎一吹きされて新聞紙が松明と化して灰になって「勝っタ」とか言われそうです。

>しかし、今回めちゃめちゃ責任を感じているアメりんですが、リナちゃんもガウリイくんもこれだけ怒ってくれるアメりんだから、仲間として信用してくれるんですよね?私はそうだと思うから、早くアメりんには元気になってもらいたいのです!!
ゼルに頑張ってもらおう。アメリアは自分で立ち上がれるコですが、思い込むと一直線なだけに沈むと底まで行ってしまうので…。
ちなみにゼル、かーなーり、怒ってます。
>しかし、ゼルやんの四次元カバン(勝手に命名)にはおしぼりまで・・・・(驚)なんて用意がのいいのでしょうか!!
一人旅(アメリアと会う前)では普通の容量のカバン(爆)だったのですが、だんだんと物が増えていったという…(笑)問題のおしぼりは、前に彼女がゼルの前で派手にスッ転び、顔を泥だらけにしたのが何だか許せなかった、といういきさつから荷物に加わることにv

>しかし、アメりんサイドで見てやっぱり目立つのがランディさんのいい人っぷりです。癒し系でなおかつ顔と頭と性格がいい、と。もう完璧じゃないですかv
>リナちゃんサイドでもそれは十分わかるんですけど再確認させられた感じです。
あまし完璧だとどっか崩したくなるんですが。というか一つあるんですが。それが話の中で登場するかは別の話…(文法変)
アメリアは当事者になってしまってる(話の中心に入ってしまってる)ので、どうしても手にするカードが少なくなってしまって。そこでランディに出張ってもらってます。ゼルはこの話(仲良し4人組☆)が始まる以前にかなりのカードを持っているので謎振り撒きまくってます。
>もうひとり目立つのが、あの一番下座に座っていた人(笑)嫌いなわけじゃあないんですが、でもやっぱりなんて事を言っちゃったの!!ってな感じです。
この人、この後少し話に絡んできます。

>しかし政治家の人達っていつもこういった議論をしているわけですよね・・・・・
>少しだけ、私の中で政治家の人達の評価が上がりました(一体どんな目で私は政治家の人達の事を見てたのでしょうか/汗)
>自分の保身しか考えない権力者って多いですから、○渕さんが過労で倒れた気持ちがわかります。本当に。
>なんて、ちょっと暗くなってみたりしてみました(笑)
トップがそれなりならそれなりに動いていくんですが…。
そうじゃないと株価もうろちょろ、政局もうろちょろ。

>なんだかこういう議論の時って自分が役に立ってないって思えてしまってヤですよね。でも、ランディさんがトップの人でよかったです。
こと『光の剣』問題については、アメリアは第三者(意見を言わない人、傍聴者)でなければならなかったので。ゼルはその気持ちも察しながら彼女を諌めています。
>でなきゃ、私がもしあの家にいたら暗殺とかしちゃいそうな雰囲気ですvはっはっは(血の気の多い女/汗)
はっはっは。『戦士』の家系なだけにそれなりに皆さん武術は持ってるのかも。

>>某人物、さらに外道ぶり発揮。とっととシメられろ(作者がこんなこと書いていーのか)
>>今回の話で名前の付きそうな人が一人出てきました。たぶん付くでしょう。おそらく付くんじゃないかと。…名前思いつかないよぅ。
>リナちゃんサイドよりもさらに激しくシメてください。お願いします(をい)
う〜ん。生き恥でもさらしていただきましょうか。
>一番下座の人ですか?あの人はなんだか悪い人でもなさげだったので、あの方には名前さんがつくのではと思ったのですが。
そうです。どうも話に絡むことになってきたので、名前が無いとワタシが不便(爆)

>アメりんがすごくへこんでいましたね(泣)早く元気になってもらいたいものです!!
ゼルに酸欠になってもらうのは決定として、もいっこは何かしてもらいます。
次回は何がカバンから出てくるのやら(笑)
>そして、あの小ネタ!!やっぱり私好きですv
やったいっ☆
>なんだか錯乱して、上手く文章になりませんでしたが次回のお話を楽しみにしています!!それでは、あんでぃでした!!

ありがとうございました。またコメントくださいませませ。
ではでは、みていでございました。多謝v

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14354ツリーを駆ける猫(笑)ゆえ E-mail 3/17-09:25
記事番号14308へのコメント

こんにちは、ゆえです♪


>今回の小ネタ。オルハを探せ。(勝手に拉致してきて申し訳ありません)

うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ(怖いって)
見付けましたよ♪と、ゆーか読んだときに「ぶっ」と吹きましたから(笑)

> こんなことではいけませんっ、インクのついた猫とか侵入したしたら汚されちゃいますよ。

これはもうオルハしかおるまいて(笑)
凄いぞオルハ。空間どころかツリーまで渡ってるし。うーん実は只の猫じゃなかったりして・・・・・(おいおい)


> わたしが王女として生まれた以上、先に見られてしまう『看板』。
> セイルーンに生まれたこと、父さんの子どもとして生まれたこと、一度として後悔したことはありません。
> でも。
> アメリアとしてでなく、王女として扱われることに、時々やり場の無い寂しさを感じて。
> 一人の人間として接してくれることの嬉しさを教えてくれた一人だったから。
> だからこそ、黙って聞き逃せなかったんです。
> 人格すらオプションのようにさげずんだあの言い様に。

アメリア。本人は王女として扱われるのを嫌がってますが、その性格といいますか基盤はやはり王女さまですね。血筋とかそんなのではなく精神的な『姫』。稟とした強さが在ります。
ちなみにリナは女王様でしょうが(笑)


> ガウリイさんがここにいるように言うその前に。
>「わたしの不注意で起こしたことです。起きてしまったことに代わりはありません。せめて、最後まで立ち会わせてください」
> 真っ直ぐガウリイさんの目を見て。
> ―――もう、怖くないです。
>「俺も行こう」
> 後ろでゼルガディスさんの立ち上がる気配。
> ―――わたし、平気です。

ううっ。偉いぞアメリアっ!がんばれアメリアっ!
あのくそおやぢどもに正義の鉄槌くらわせてっ!(って、最後にはそうなるんですが。やはり嫌らいですな。あの連中(苦笑)



> ほぅ…。
> 誰にも気づかれないように、息を吐く。
> と、ぽんっと軽く背中を叩かれて。
> ………ありがとうございます。ゼルガディスさん。

さりげにフォロー♪うんうん。ゼル、優しいじゃぁないの♪

> それからランディさんにも苛立ちを向けて―――すごくすまなそうな、申し分けなさそうな茶の瞳と目が合いました。
> 一度瞑目して開かれた目が、まるで頭を下げているように見えて。
> ランディさんは、『わたし』に謝罪してくれてるんですね。
> ぽんっとまた背中を叩かれて。
> ――――嬉しい。


あああああ、ほんっきでランディさんかっこいいです♪
うーん、ここにも右手にクロロフォルムと左手にガーゼもって『うふふ♪にゅほほ♪』とかいって不気味に笑ってる奴が来そうな・・・・・・・(がふっ!!)
−−あ。一応縄でふんじばっときます。すみません(苦笑)



>アメリア情緒不安定…。ゼル〜どーにかしてくれえ(他力本願)
>皆様、どうしようもない気分を抱えてしまったのではないでしょうか。

ううう。でも可愛いからいい♪(←おっさんと一緒に埋めましょう。ええ、今すぐ)


>みていの中のアメリアは、気に入らない相手は徹底的に固有判別をしません。名前で呼びません。某人物は、「中年男性」扱いです。
>某人物、さらに外道ぶり発揮。とっととシメられろ(作者がこんなこと書いていーのか)

いいんです。(おい)さくさく締めましょう。名前なんぞもいらんですよ(だから、おいって)


>今回の話で名前の付きそうな人が一人出てきました。たぶん付くでしょう。おそらく付くんじゃないかと。…名前思いつかないよぅ。

おおっ?!それはもしかしてあの彼でしょうかっ?(でも私の読みって大概外れてるからなぁ・・・・)

>次回はゼル視点です。
>どうにかしてアメリアの笑顔が見たいゼルガディスの奮闘ぶりにこうご期待(仮)!

すると、あの場面といいますか、アレですね♪
ちなみに私は下手なので、ゼルの用には出来ません。こんちくしょーっめっ(何故悔しがるっ?!)


>ではでは、みていでございました。多謝。

ゼルのアメリアご機嫌とり大作戦(かってにつけるな)楽しみにしてますぅぅぅぅぅ♪

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14366娘出猫没。みてい 3/17-18:20
記事番号14354へのコメント

>こんにちは、ゆえです♪
こんにちは、みていでございます。

>>今回の小ネタ。オルハを探せ。(勝手に拉致してきて申し訳ありません)
>うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ(怖いって)
くくくっ(不気味)
>見付けましたよ♪と、ゆーか読んだときに「ぶっ」と吹きましたから(笑)
>> こんなことではいけませんっ、インクのついた猫とか侵入したしたら汚されちゃいますよ。
>これはもうオルハしかおるまいて(笑)
>凄いぞオルハ。空間どころかツリーまで渡ってるし。うーん実は只の猫じゃなかったりして・・・・・(おいおい)
ユズハから逃げるために編み出した自己防衛本能の為せるワザか…?

>アメリア。本人は王女として扱われるのを嫌がってますが、その性格といいますか基盤はやはり王女さまですね。血筋とかそんなのではなく精神的な『姫』。稟とした強さが在ります。
>ちなみにリナは女王様でしょうが(笑)
王女としてのアメリアもアメリアですので、嫌いだからとその部分を取っちゃったら今の彼女にはならなかっただろう、と。…ジャンヌ・ダルクになったかも。
リナは…毎日鐘の音のかわりに旦那しばくスリッパの音がする国の后兼参謀かな(笑)

>ううっ。偉いぞアメリアっ!がんばれアメリアっ!
>あのくそおやぢどもに正義の鉄槌くらわせてっ!(って、最後にはそうなるんですが。やはり嫌らいですな。あの連中(苦笑)
……どっかに一発殴るシーン作ってやろうかな…。って、あ、殴ってるんだ。どしてくれましょうね〜?

>さりげにフォロー♪うんうん。ゼル、優しいじゃぁないの♪
次の話を読むと、ちょっと視線が変わるかと思います。悪い意味じゃないですよ。

>あああああ、ほんっきでランディさんかっこいいです♪
>うーん、ここにも右手にクロロフォルムと左手にガーゼもって『うふふ♪にゅほほ♪』とかいって不気味に笑ってる奴が来そうな・・・・・・・(がふっ!!)
>−−あ。一応縄でふんじばっときます。すみません(苦笑)
「おや、今誰か後ろにいたかね?」
 ぐいっ きゅ。
「誰もいませんわ。ランディ」
だ、誰だったんだ?

>>アメリア情緒不安定…。ゼル〜どーにかしてくれえ(他力本願)
>>皆様、どうしようもない気分を抱えてしまったのではないでしょうか。
>ううう。でも可愛いからいい♪(←おっさんと一緒に埋めましょう。ええ、今すぐ)
どのおっさんがいいですか?(爆)まさかあの人望まれるとは思えないんですが。

>>みていの中のアメリアは、気に入らない相手は徹底的に固有判別をしません。名前で呼びません。某人物は、「中年男性」扱いです。
>>某人物、さらに外道ぶり発揮。とっととシメられろ(作者がこんなこと書いていーのか)
>いいんです。(おい)さくさく締めましょう。名前なんぞもいらんですよ(だから、おいって)
いーのか。

>>今回の話で名前の付きそうな人が一人出てきました。たぶん付くでしょう。おそらく付くんじゃないかと。…名前思いつかないよぅ。
>おおっ?!それはもしかしてあの彼でしょうかっ?(でも私の読みって大概外れてるからなぁ・・・・)
そんなに意外な人出してないので、おそらくその彼です。

>>次回はゼル視点です。
>>どうにかしてアメリアの笑顔が見たいゼルガディスの奮闘ぶりにこうご期待(仮)!
>すると、あの場面といいますか、アレですね♪
>ちなみに私は下手なので、ゼルの用には出来ません。こんちくしょーっめっ(何故悔しがるっ?!)
また新たな秘密兵器が出ますv
>ゼルのアメリアご機嫌とり大作戦(かってにつけるな)楽しみにしてますぅぅぅぅぅ♪
ありがとうございますっ!