◆−闇の後に・・・ 第二すてっぷ−風林みつき(3/23-00:17)No.14550 ┗闇の後に・・・ 第三すてっぷ 〜屋上で、犬と呼ばれて殺意わく〜−風林みつき(3/26-00:48)No.14599
14550 | 闇の後に・・・ 第二すてっぷ | 風林みつき | 3/23-00:17 |
あー・・・。こんばんはー・・・。 卒業式を明日にひかえ、とろとろにもかかわらず、やみあとの投稿をくわだてるおろか者です。 で。今回も麦茶は出ます。絶対出ます。必ず出ます。出るっつったら、出るんです。 とゆーかですねぇ・・・、あたしは気付いてしまったのです!!あたしが、十数年間、麦茶と信じてやまず、愛していたソレが、『うーろん茶』だった事にっっ!!(涙) もはや、尾張の織田さんもびっくりの、大うつけ状態・・・(謎)。 親さまに、『麦の味なんてしないだろーが。バカ』とか言われましたが、はっきり言って、麦の味なんて知らんです。はい(爆)。 とりあえず、今更うーろん茶にするわけにも、いかないので、麦茶は続きます。いつまでも。しつこくつしこく麦茶でいきます。 最近、ことごとくいろんなものに、裏切られ傷心中ですが、他の事は長くなるので、明日あたり掲示板にでも書こうかな、あたしの不幸話を(書くな)。 あでは。前書きが、それとなく長くなりましたが、やみあと第二すてっぷ。読んでいただけたら、幸いです。今回は時間ないので、ちょっち短めかな? あ。前にも言いましたが、アメリアさんの口調は原作版ですね。さすがに年下のリナさんを『さん』づけで呼ばせるわけにもいかなかったので・・・。 『闇の後に・・・』 第二すてっぷ 〜赤い糸切りはきゅーぴっとになれるのか〜 ☆すごく、分かりにくい前回までのあらすじ☆ ―先日、フィリア先輩がビルに来た時、ヴァル兄の『コイゴコロ』とゆーものに気付いてしまったあたし! 今までの恩返しも含み、きゅーぴっとになる決心をしたものの・・・ 「アメリア先輩。いるー?」 学園もお休みの、とあるある日の朝。 あたしは、七階のアメリア先輩の部屋の扉を軽く、叩く。 「どーぞー・・・」 扉の奥からは、まだ眠そうなアメリア先輩の声が。―やっぱり、朝はやくに悪かったかな― とりあえず部屋の中に入ると、そこには今まで寝ていたのか、パジャマ姿のアメリア先輩がいた。 「どーしたの?リナ・・・。普段、休日ならあなたが一番遅いのに。学校ある日だけ、やたらはやいけど・・・」 目をこすりこすり、アメリア先輩はあたしにたずねてくる。 あたしが、 「ちょっと、相談があって・・・」 というと、アメリア先輩は長くなると思ったのか『着替えしてくるから、ちょっと待って』と言って、ただっ広い部屋にいくつもある個室の一つに入っていった。 「―リナ。何か飲む?」 「あー・・・。じゃあ麦茶」 しばらくして、私服に着替えてきたアメリア先輩は、あたしに飲み物をすすめてきて、あたしが頼んだ麦茶を二人分持って、戻ってきた。 そーいえば、部屋には、冷蔵庫あったなー。あたしはあんまり使ってないけど、これならは使うか。せっかくあるのに、もったいないし。 「で?何?相談って」 「実は・・・」 あたしは話した。 ヴァル兄とフィリア先輩の事や、恩返しがしたいこと、アメリア先輩とは一番、年齢も近かったから相談したこと、協力してほしいことなどを―――。 「―素晴らしいです!! 忘れている・・・もとい、覚えてないけど、義理の兄に昔受けたであろう、恩のために、きゅーぴっとさんをやろうとゆー、その心意気! そーゆーことならっ、この愛と正義と麦茶の使者!アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが、喜んで協力しましょう!」 「アメリア先輩・・・うるさいぃ・・・」 事情を説明した途端に、大声あげて賛同するアメリア先輩。うれしいけど近所迷惑・・・。それよか、麦茶の使者って・・・?何かやだなぁ・・・。 「では!具体的にどんな、とらっぷを張るか考えましょ!」 「とらっぷぅ!? はめない、はめない。縁結ぶだけ!!」 「で。どーしましょ」 ・・・聞き流すんかい。 「やっぱりー。まずはフィリアさんが、ヴァルさんのことをどー思っているのかってことを、はっきりさせた方がいいと思うのよ」 「あ、それはもうばっちり、おつけー。万々歳v あれは、恋をしてたね。完全に」 「いや・・・。決めつけてるだけぢゃ・・・?」 「見れば分かる!!」 ヴァル兄が分かりにくくたって、フィリア先輩は普通の可憐で清楚で、必ず将来怪しい壺買わされるお嬢様なんだから、顔に全て書いてあるっ! 「リナ!『とらっぷその一』考えたわ! ヴァルさんの前にフィリアさんの写真を置いて様子をうかがうのよ!確実的な証拠がないとただのお世話やきだもの」 「おおっ!!では、とらっぷ名はあたしが・・・ 題して!『馬に人参、ヴァル兄にはフィリア先輩!』とらっぷ、始動ぉー!」 あたしは心の底から、叫んだつもりだったけど、何故か頭の方からエラーが・・・。故障しちゃったのかな?ま。いーや。よくないんだけど。非常に。 「じゃ、行動あるのみ! ヴァルさんだったら、大抵もう、食堂にいるはずだし、行ってみましょう」 「あーホント。いるいる。ガウリイ先輩までいるし」 あたしとアメリア先輩が一階の共同食堂に行くと、アメリア先輩の言ったとおり、ヴァル兄がいた。 ガウリイ先輩と一緒に又、目を糸にして麦茶をすすっていた。 それにしても・・・ 「ね・・・。アメリア先輩、このビルの人って何で、麦茶飲まずにすすってるの?」 「それは聞いてはいけない質問ですねー・・・。 まぁ、前書き参照で、ただの作者のこだわりみたい。 それより、正義のルートをたどって入手したフィリアさんの写真もあることだし、はやくとらっぷに移りましょ」 「はい!! ・・・って、何か既に『とらっぷ』に馴染んできたよーなぁー・・・」 ぴらぴらぴらぴらぁ〜〜・・・・・・・・・☆ 割り箸を二本合わせて造った棒に、たこ糸をくくりつけ、その先に正義のルートから入手したフィリア先輩の写真を結びつけヴァル兄の顔の前で、ちらつかせてみる!! どーだっ!? 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ヴァル兄は麦茶をすすりながらも、目は糸から通常タイプに切り替えて、しばし写真をながめていたけれど今度は写真とあたし達とを、交互に見比べたと思ったら、やおらあたし達に向かって言った。 「バカか?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!! あたしとアメリア先輩は、ショックのあまり両手あげて石化したまま動かなくなった。 ―反省会― アメリア先輩「何がいけなかったのかしら?」 あたし「多分全部・・・」 アメリア先輩「でも!次なるとらっぷを張り続けていれば、 いつか必ず、成功します!」 あたし「あたしちょっと思い出したんだけど・・・、ずっと昔、まだ人だった頃。 あだ名の一つに、『赤い糸切りのリナ』ってのがあったんだよねー」 アメリア先輩「へたに、動かない方が、恩返しになるのかもしれませんね・・・」 ―第三すてっぷに・・・続かないんだろーな― あとがきゃー 何ぢゃこれは!!思いっ切りパロになってるぅ〜・・・! すてっぷが続いていったら、又きゅーぴっと編はある予定ですが、ちょっちシリアス・・・の予定。未定。信じない方が吉。 多分、次は降魔学園。 あっちの方が書くの楽だし(爆)。 とりあえず。そんな訳でおやすみなさいませませ。(眠ひ・・・) |
14599 | 闇の後に・・・ 第三すてっぷ 〜屋上で、犬と呼ばれて殺意わく〜 | 風林みつき | 3/26-00:48 |
記事番号14550へのコメント こんばんはです。みつきです。 何か、今回から、サブタイトルもアップするみたいです。 ちなみに、サブタイトルと本文はあんまり関係なかったり・・・いちよー『犬』も出てくますが・・・。 掲示板に、裏切られた不幸話でも、書こうとか思ってたんですが、長くなりそうなので、あとがきゃーで、毎回シリーズ化していきます。 やだなぁ・・・何か・・・。 とりあえず、やみあとの話をしますが、またまたいい加減、無責任作家見習いのみつきは、日誌ほったらかして、やみあと書いてたりします。 まぁ、二日ぐらいこれないのでのぅ。 『闇の後に・・・』 第三すてっぷ 〜屋上で、犬と呼ばれて殺意わく〜 ギ・・・ギィィィ〜〜・・・・・・ ビルの屋上の、重い扉を耳障りな音を立てて、あたしは開け放った。 十三階建てのビルの屋上からの景色はとても素晴らしいだろう。始めのうち、あたしはそう思っていたんだけれど、実際高いだけで、景色は美しいわけでもなかったりする。空気は良いけどさ。 自然がたくさんあるわけでもない、街の中ってのもあるかもしれないけど・・・―もしかしたら、夜なら結構住宅地の明かりとかで綺麗なのかも。今度見てみよっかな。 とにもかくにも。あんまり良い言われようじゃないけど、この屋上にあたしは、悩み事とかあるとき、たまに物思いにふけっていたりするわーで。 そんなわーで。ちとちと物思いにふけろうとあたしがやってきた屋上に、―しかしもかしも先客が居た。 「ルーク先輩・・・?」 それは、麦茶片手にいかにも『我、悩んどる』な顔して手すりから、街の方を眺めているルーク先輩だった。 あたしはとりあえず、てくてくルーク先輩の隣へ行ってみた。 「リナ公か・・・あっ、いや!すまん!全体的に俺が悪かった!!」 あたしがとっさに、常に懐に入れて持ち歩いている『ますいちゅうしゃき』に手をのばそうとしたのが、分かったのかルーク先輩は、いきなり低姿勢で平謝りしてきた。 失礼な。 「何やってんの?」 「多分、お前と同じさ」 「ふけふけしに来たのか」 「その言い方やめれ」 物思いにふけるぢゃ長いぢゃないのさ・・・。何とよべと? 「でもルーク先輩にも考えることあったんだぁ。 あっ。ミリーナ先輩のことか」 「はっ・・・。 所詮、犬には分からない感情さ・・・」 すかさずあたしは、懐に手をのばす。 「射してい? つーか今の差別」 「悪かった悪かった!!悪かったってば!!」 あたしはしばらく、ルーク先輩に冷たい視線をおくったのち、一応満足して『ますいちゅうしゃき』を使うことを諦めた。 「それより、い・・・ぢゃないぢゃない。お前は何悩んでんだ?」 「ん・・・まぁ、いろいろあってね・・・あたしにも」 あたしは曖昧な返事をすると、手すりに寄りかかってルーク先輩にも、聞こえるか聞こえないかぐらいの小ささでため息をついた。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ルーク先輩は、黙って持っていた麦茶をすすり出した。 ややあって――― 「ま、無理にとは言わないけどよ、俺でも、少しぐらいは相談にのってやってもいいぜ」 初めてだった。ルーク先輩から、そんな言葉を聞くのは。 いつもあたしのこと、『リナ公』とか『犬』とかって言って、からかってるだけだったから、かえってそーゆー言葉に対してのあたしの反応が大きかったのかもしれない。 そしてちょっと、見直した。 「―あ・・・あたしってさ、やっぱり、みんなに迷惑ばっかり・・・かけてるよね・・・?」 ちょっとしてから、あたしは口を開いた。 声が震えているのが、自分でもよく分かった。否定してほしかったからなのかもしれない。 「何でそー思うんだ?」 「だって・・・特に昔だけどさ、昔は多分迷惑かけてたって、言われなくても何となく分かってたから、今、みんなの役にたとうと思っても裏目に出ちゃうし」 もう、何言ってんだか、分からなくなった。 実際、話したところで、何かが変わるわけでもないと思っていたんだけれど・・・。 けれどあたしは、自分でも何でか分からなかったけど、また話し出した。 「この前だってさ、ヴァル兄には、一番お世話になってたし、きゅーぴっとになってあげようと思ったんだけど、結局何もしてあげられなかったし・・・アメリア先輩にも手伝ってもらったのに・・・」 「さっきから聞いてるとよぉ、昔のお前とは思えねぇな。当たり前のことだけどな」 「昔のあたしって、どんなだったの?」 あたしは前々から思っていたけど、今まで口に出しては聞けなかったことを聞いてみた。 ホントはただ、『今』の自分を否定されるのが怖かったからなんだろうけど・・・。 「何かなぁ・・・仕事は仕事で割り切ってたけどよ、思いっきし冷たい感じの時が多かったな。口調の設定も軍事用になってたみたいだし。 学校行ってた時もその時で、ひたすら薬品で破壊活動行ってたしな。 あ。それは今もか。 ―悪い、傷ついたか?」 言うこと全て言ってから、ルーク先輩は大して悪びれた様子もなく言った。 「・・・話聞く限りぢゃ、今の方がまだマシなのかなぁ」 あたしが冷や汗かいて苦笑いしながら言うと、ルーク先輩は、ぶっきらぼうに言い放った。 「昔は昔。今は今。簡単なことだろ」 と―――。 「何か元気出てきた! そーだよね。うじうじしてたって、何も始まらないんだから、あたしが、あたしなりにできることをすれば、いいよね! ありがと。ルーク先輩」 あたしは珍しく、素直にお礼を言った。 「麦茶、飲むか?」 どこにもう一本持ってたのか、ルーク先輩は麦茶の缶をあたしに差し出した。あたしは笑って受け取った。 「そーいえば・・・。マリオネットって、食ったり飲んだりなんて、できたっけか?」 思い出したようにルーク先輩は言ったが、あたしは一言、 「知んない」 とだけ、応えた。 「相変わらずいい加減な作者だなー・・・」 「今度ねー。ルーク先輩のきゅーぴっともやったげる」 「いや。犬には頼まん」 ぷすっ・・・・・・! 今度こそ、あたしはものすごい速さで、ルーク先輩の腰のあたりを、服ごしに『ますいちゅうしゃき』で射した。 ちょっと悪かったかなぁ・・・ 今日は相談にものってもらったのに・・・。ま。いーや。 「―・・・ん?」 その日、ヴァルが自室に戻ると、机の上に何か置いてあった。 「何だこれ」 近寄って見てみると、それは神社などで売ってる、お守りだった。 表には、縁結びがなんたらとか、書いてあった。・・・いや、正確には縫ってあった・・・? 一緒に置いてあった、紙には、こうとだけ書かれていた。 『頑張れ、男の子!』 ―第四すてっぷに・・・続くわーでもないんだけど― あとがきゃー さてさて。まず第一に!! 何ぢゃ、このサブタイトルはっ!?『屋上で、犬と呼ばれて殺意わく』ぅ!?今回からサブタイトルもアップすることにしたのに・・・。 『尾張の織田さんもびっくり!みつきのうつけ話☆』 さて。始まりました。裏切られシリーズ。タイトルも決まっちゃいました。 第0弾が麦茶なら、第一弾は以下のとおりです。 第一弾 みつきを裏切った人=聖徳太子さま 数週間ほど前のこと。学校で、社会の歴史のまとめテストがあり、その中に、『十七条の憲法をつくったのは誰ですか?』みたいな問題があって、かっこの中から人物を割り出すんですが、例で十七条のうち、いくつかが、書いてあったんですね。それを読む限りぢゃ、良いのもあったけど、『天皇の言いつけは必ず守りなさい』だのと、何か理不尽な気がして、『聖徳太子はいー人だ!』と信じていたあたしは、別の人物の名前を書いて、見事に裏切られました。 単にあたしがうつけてるって説もなきにしもあらず・・・。 |