◆−闇の後に・・・ 第四すてっぷ 〜展開速すぎ、ピンチです〜−風林みつき(4/2-22:15)No.14838


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14838闇の後に・・・ 第四すてっぷ 〜展開速すぎ、ピンチです〜風林みつき 4/2-22:15


こんばんはさねー。
みつきさねよー。DMと、めぐさんのアルバム(?)と明日があるさの文庫版も入手できて、何だかちょっぴりうかれてるさねv
じゃすと、一週間ぶりにやみあとの新規投稿ですさね。
またまた、激いーかげんなサブタイトルですが、はい。そーです。ピンチなんです。ピンチったら、ピンチです。ホントは大してピンチぢゃなかったりするさねけど、ピンチだと思うさね。思ってほしいさね。


『闇の後に・・・』
第四すてっぷ
〜展開速すぎ、ピンチです〜


最近フィリア先輩はよくビルに遊びにくる。
ちょっと前に初めてきたのが、きっかけで・・・。それ自体は別に悪くもなんともないんだけれど、フィリア先輩がよくビルに来るのは、あたし達としてはあまり好ましくない。
だって、いつ気がゆるんで軍の事を話してしまうとも限らないし、フィリア先輩がビルの内部で何か、あたし達にとって都合の悪いモノを見つけてしまうかもしれない。
このビルが、以前は、独裁者討伐を目的とする暗殺軍の拠点だったなんて―・・・
『元』とはいえ、そんなことがフィリア先輩に知れたら・・・。
アメリア先輩にも言われたことだけど、多分それはヴァル兄のイメージダウンにもつながる。―妹としてっ、兄の恋路を邪魔するようなことだけは、したくない!!
―まぁ、とゆー訳で、今日もあたしは、ばりばりに気を使いまくってたりする。

「この麦茶おいしいですねぇv」

ビルの一階にあるリビングで、みんな集まって茶会なんぞを開いていたりする中で、フィリア先輩は言った。
そう。フィリア先輩は今日も来ている。
こんな言い方をすると、誤解を招きそうだけど、あたし達は決してフィリア先輩が嫌いな訳じゃない。ただばれるのが怖いだけ。
フィリア先輩も、悪気があって、ビルに通い詰めているんじゃない。ただ純粋な気持ちであたし達に接してくれている。
悪いのはあたし達・・・。隠し事をしているあたし達・・・。
「フィリアさんはいつも紅茶でしたよね?」
「ええ。まぁ・・・、麦茶ってわたしはあんまり飲む機会がないので、逆に新鮮なんですよ」
「ま。麦茶なら、このビルに来ればいつでも飲めますけどね」
笑って言った、フィリア先輩に少し皮肉っぽくゼロス先輩が言った。皮肉はフィリア先輩に対してじゃなくて、毎日あたし達全員に麦茶をすすめるガウリイ先輩に対して、だったけど。
「あら。もうこんな時間。わたし、そろそろ帰りますね」
はめていた腕時計で時間を知るとフィリア先輩は、座っていたソファーから、立ち上がった。
あたしが側にあった振り子時計の時間を見ると、六時を少し過ぎた頃だった。
うにゅ。そろそろ帰らないとフィリア先輩の所じゃ親さんが心配するかもしれないなぁ。
「では。さようなら。また来ますね」
言って、フィリア先輩は軽くお辞儀をすると、持ってきていたかばんを肩にかけると帰っていった。


「―しかし、やっかいだなぁ」
フィリア先輩の姿が完全に見えなくなったのを、ビルの入り口まで行って確認してきたゼル先輩は口を開いた。
その言葉の意味することを、あたし達は理解していた。
「確かに―。そろそろ危ないと思うぜ」
ヴァル兄も続けて言う。
「もともと、こんな街はずれの高層ビルに、たった八人だけで暮らしてるだけでも、既に怪しさ大爆発だな」
ゼル先輩は、何げにここの生活で名言と化した台詞までもを発しつつ言った。
「いっそのこと、変な形でばれるより、先に全部言っちまった方がいいんじゃねぇか?」
「おう!俺もその意見に賛成だな!」
麦茶をヤケ飲みしながらガウリイ先輩とルーク先輩は言う。
ルーク先輩はミリーナ先輩のことで、もう慣れてるけど・・・ガウリイ先輩・・・給料減ったの、そんなにこたえたのかなぁ・・・。
まぁ、お酒よりか、お金もかかんなくて楽だからいいんだけど・・・。
「ダメですよ!そんなの!」
アメリア先輩はすかさず、二人の意見に反対した。
「愛と正義と麦茶の使者である、わたし達が、昔は暗殺軍にいたなんてしれたら!!やってること自体が、正義でも、『暗殺軍』なんて、聞こえ悪すぎですっ!!」
「ちょっと・・・アメリアさん!机に脚あげて力説するのはやめて下さい・・・!」
叫ぶアメリア先輩、止めるゼロス先輩。
「・・・アメリアさんの話はさておいて、わたしも反対です。まだ知られていないんですから、わざわざ話すこともないと思います。
 だいたい、学園の方にしれたら、わたし達を在籍させてくれるかどうかも・・・」
「ミリーナのゆーとおりだぜ!みんな、話すのはやめよう!」
ミリーナ先輩の冷静な判断も聞き入れたいところ。とりあえず、このさいルーク先輩の意見は無視して。
「それより、一番ばれちゃいけないのは・・・リナ、お前だろ」
「へっ?」
話し合いに、聞いてはいたけど参加してなかったあたしは、突然ヴァル兄に名前を呼ばれて、きょとんとする。
見ればみんな、あたしの方を見ていた。
「ここが『昔』暗殺軍だったことより、『今』、リナが機械だってことの方が・・・」

―とさっ。

『!?』
ヴァル兄の言葉は遮られた。
帰ったはずのフィリア先輩が、かばんを落とした音で・・・―


―第五すてっぷへ続いちゃうんだな、これが―


あとがきゃー
短っっっ!!!
・・・まぁ、あんまり時間がないので、勘弁してくださいさね。
次回はちゃんとまともにしたいなぁ・・・。とか思ったり、思わなかったりする今日、このごろなわけでさね。
やみあとは結構短い方ですさね。十何話ぐらいさねか?これでも一応、やみあとだけでも、ちゃんと完結させたい、って気持ちはあるさねよ。
新作やりたいから、って説もなきにしもあらずだけどさね。(爆)
まぁ、中途半端な所で、ではではー☆

『尾張の織田さんもびっくり!みつきのうつけ話☆』
第二弾
みつきを裏切った人=某サンリオ会社のパタパタペッピィさま&親さま
あたしはこのパタパタペッピィのハンカチを小学校の一年生ぐらいの時、買ってもらったんださね。名前がローマ字だったため、あたしは親さまに聞いたんださね。
そしたら親さまは、パタパタ『パ』ッピィと言ったさね。
最近になってあたしは、ようやっと間違っていることに気付いたさねけど、トータルすれば、あたしってば騙され続けて、六年間さねか!?
某サンリオ会社さま、だったら、『ペタペタペッピィ』にするべきですさね!!(死)

やっぱりこれも、みつきだけがうつけってるって説あり・・・(涙)