◆-再掲示させていただきます-投稿者:翼月 星(2/19-02:40)No.1491
 ┣━スレイヤーズ的日常-投稿者:翼月 星(2/19-02:43)No.1492
 ┣━「らしく」いきましょ-投稿者:翼月 星(2/19-02:47)No.1493
 ┣━この2人の行く末は-投稿者:翼月 星(2/19-02:49)No.1494
 ┣━精神攻撃-投稿者:翼月 星(2/19-02:51)No.1495
 ┣━NEXT終了後のドタバタコメディ-投稿者:翼月 星(2/19-03:04)No.1496
 ┣┳NEXT終了後のドタバタコメディ(後編)-投稿者:翼月 星(2/19-03:12)No.1497
 ┃┗┳Re:NEXT終了後のドタバタコメディ(後編)-投稿者:松原ぼたん(2/19-15:42)No.1499
 ┃ ┗━レスありがとうございますっ!-投稿者:翼月 星(2/21-03:02)No.1526
 ┣┳やまなし おちなし いみなし-投稿者:翼月 星(2/22-05:33)No.1531
 ┃┣━Re:やまなし おちなし いみなし-投稿者:松原ぼたん(2/22-13:56)No.1534
 ┃┗━Re:やまなし おちなし いみなし-投稿者:さぼてん(2/23-23:05)No.1544
 ┣━Re:再掲示させていただきます-投稿者:ゆっきー(2/24-17:57)No.1553
 ┣┳月の光の下で-投稿者:翼月 星(2/25-07:26)No.1555
 ┃┣━Re:月の光の下で-投稿者:松原ぼたん(2/25-19:06)No.1559
 ┃┗━Re:月の光の下で-投稿者:ゆっきー(2/27-09:12)No.1574
 ┗┳滅びの先にあるものは…-投稿者:翼月 星(2/27-00:03)No.1570
  ┗┳滅びの先にあるものは… 2-投稿者:翼月 星(2/27-02:36)No.1573
   ┗━Re:滅びの先にあるものは… 1・2-投稿者:松原ぼたん(2/28-10:32)No.1596


トップに戻る
1491再掲示させていただきます翼月 星 E-mail 2/19-02:40

 みなさま、こんばんわ(いえ、テレホタイムの住人なもので…) いちおう、こんにちはも言っておこう
 翼月 星です
 とりあえず、再掲示させていただきます(こんな駄文ばかりでよろしければ)
 っていっても、俺の場合は、元のをコピー、貼り付けするだけなので、投稿時とまったくかわらないです
 スペル間違い以外は…  まあ、今のところ見つけてないのですが……
 まあ、ついでだからまだ残ってる小説もアップしようかなー とは思ってるけど…
 いちおうそのつもりですが、時間なかったらまたの機会にする予定です
 ではでは  よろしくお願いしまーすっ

トップに戻る
1492スレイヤーズ的日常翼月 星 E-mail 2/19-02:43
記事番号1491へのコメント

スレイヤーズ的日常



「ねぇ、もし あたしがあたしじゃなくなったらどうする?」
 ふと思いついて聞いてみる。
 真顔なあたしにとまどうガウリイ。
「ねぇ、どうする?」
 そう、もし あの瞬間ロード・オブ・ナイトメアに意識をのっとられたままだったら…
「何言ってんだ。リナはリナだろ」
 そういう意味じゃなくて…
「あたしが操られたりしたら?」
「よっぽどじゃないとありえないだろ。 リナの魔力は認めてるよ」
 珍しい。ガウリイがほめ言葉なんて。
「それに もしそうなったらオレがもとに戻してやる」
「え……」
 あわてて真っ赤になるあたし。
「ま、ゼルガディスやアメリアにも頼むけど。
 オレには原因なんてわかりっこねぇだろうしな」
 やっぱりクラゲ頭だ。まともなこと言ったと思ったのに。
「オレが戻してやるよ」
「ホントに?」
「だってなあ、リナの体で暴れられると被害が大きいからなぁ。
 もし、『竜破斬』連発されでもしたら……
 一番大変なのはオレだし」
 やっぱり許せん。

 ――黄昏よりも昏きもの
    血の流れより紅きもの

「冗談だってば、リナ。だから『竜破斬』だけはやめてくれ!」
「冗談でも許せん!」
 あまりにも落差が激しくて、あたしの怒りは頂点まで達していた。

    時の流れに埋れし
    偉大な汝の名において
    我ここに 闇に誓わん
    我等が前に立ち塞がりし
    すべての愚かなるものに
    我と汝が力もて

「リナ〜! ホントに悪かったから〜〜!!」
 どーせガウリイのことだから『竜破斬』の一発や二発じゃ死にやしない。
                   (ふつーは死にます。よいこはマネしないでね)
 ならばここはたまったムカムカを発散するのみ!

    等しく滅びを与えんことを――

「竜破斬!」
「リナのバカヤロー。どーなっても助けてやんないかんなー」
 そう言ってとばされるガウリイ。
 シリアスにはじまったのにやっばりいつものあたし達であった。


                           (スレイヤーズ的日常:完)



 ってわけで、書いてみました
 駄文です とてつもなく駄文です
 一番はじめに書いたスレの作品だしなあ…  って、今書いても駄文だけど……
 ドラ・スレの詠唱がなかなか…チェックが大変だった…
 って、わけで、ここまで読んで下さってありがとうございました
 ではでは

トップに戻る
1493「らしく」いきましょ翼月 星 E-mail 2/19-02:47
記事番号1491へのコメント
この際、調子に乗ってかきまくっちゃいましょう(爆)
 と、いうわけで2作目です
 相変わらず下手ですけど…



 ここはセイルーンの城下町。見知った人がいたので、つい声をかけた。
「リナさん、どうかしたんですか? 1人でこんなところに飲みに来てるなんて」
「………ああ、ゼロスじゃない。あんたどこにでも現れるわね」

 はぁ。

 そう言って大きなため息をつく。
 リナさんらしくない。
「いえ、今回ばかりは偶然ですけど。それよりどうかしたんですか? 今はセイルーンの第一王位継承者の護衛をしてる
んじゃなかったんですか?」
「よく知ってるわね。んー、確かにそうなんだけど… …実はマゼンダって魔族に術、封じられちゃって… 役立たずにな
っちゃって落ち込んでるの」
「ええっっ!!」
 リナさんでも落ち込むことがあるのですか。 初耳ですね。
「なによ、その驚きようは?! それに…それだけの理由でもないし」
「他の理由が…?」
「ゼルもアメリアもガウリイも、魔法が使えなきゃあたしはただのワガママ娘だ、みたいなこといろいろ言うんだもの。落ち
込みもするわよ」
 リナさんだったら人に何を言われても、気にしない人だと思っていました。
 まぁ、でも 普段は悪口言われたら呪文でぶっ飛ばしてましたし。ストレスが発散できないせいかも…

「それでも。呪文がつかえなくなってもリナさんはリナさんですよ。
 そんな後ろ向きの考え方はリナさんらしくないですよ。いつものリナさんは前だけを見て進んでるでしょう?
 いつものリナさんなら今頃は魔力を取り戻す方法を考えているんじゃあないですか?
 努力もしないうちからあきらめるんですか?」
「………ゼロス……」
「もちろんどんな辛いことがあっても我慢しろとは言ってはいませんよ。泣いたからといって弱くなったわけでもないです
し。
 僕の胸でよかったらいつでもお貸しします」

 しばらくの沈黙――

「ありがとゼロス。確かに『らしく』なかったわ。
 なんか元気でた。
 あたし戻るね。ホントにありがと」
「いえいえ、思ったことを言っただけですから。
 やっぱりリナさんはそうでないと」

 そう、それが僕の好きになったリナさんだから。



                     (「らしく」いきましょ:完)


 ってわけで、ホントに調子にのってます…
 なんか、性格違うかも…… ゼロス魔族じゃないし…っていうか、いい人やってる……
 ちなみに、この作品、最後の1文がまず出てきて、それを書きたいが為に作った作品だったりします
(↑ そう、それが僕の好きになったリナさんだから  のことです)
 前のとは違って、ゼロリナですが、もう1つガウリナもあります
 それも多分、そのうち載せるんじゃないでしょうか…
 いい気になってるから……

 ではではっ  今回はこれでっ

トップに戻る
1494この2人の行く末は翼月 星 E-mail 2/19-02:49
記事番号1491へのコメント
 ちょっと、しばらく一太郎破壊していて、やろうと思っていたけどできませんでした
 前に言っていた、もう1つのガウリナ小説  いきまーす

 この2人の行く末は



「リナ、言いにくいんだけど、その……
 実は部屋をとってあるんだ」
「……ガウリイ……?」
 その言葉が何を意味するのかに気付いて、かすかに顔が赤くなる。
「誘ったのはリナだろう」
 確かめるように聞いてくる。
「そうだけど、でも……恥ずかしい。
 あたしのこと、はしたない女だと思ったでしょう」
「そんなことないさ。照れてるなんてすごく可愛いよ」
 そう言われてますます顔が赤くなる。
 それを隠したくてガウリイを促す。
「早く部屋に入ろ。
 見られていそうで嫌だもの」
「誰も見ていないよ。
 でも部屋には入ろうか」
 そう囁く。

 部屋に入るとあたしはマイクを握りしめた。
「さあ、いっぱい歌うぞぉ。
 カラオケ歌いたくてうずうずしてたのよ。
 そんじゃいきなりいきます。
 『Get along』」
 そう宣言してノリまくって歌い出す。
 「いいけどリナ、オレにも早く代われよ。
 オレだって歌いたいんだからな」
「そのうちにねー」


  Far away 思うまま 我がままに

  未来に向かい 歩き続けていく
  限りないほど Get along,
      Try again




 最初のあたりは書きづらかったです(赤面)
 これ書いたときは、すっごくカラオケしたかったときでした
 うー 恥ずかし…
 こーゆー時はさっさと消える!
 ではっ

トップに戻る
1495精神攻撃翼月 星 E-mail 2/19-02:51
記事番号1491へのコメント
 どうも。 翼月 星です。
 久々の投稿です。
 前のツリー見あたらないし、新規投稿させていただきます。
 ちなみに、これは即興の小説なので短いです。
 が、題名の通り精神攻撃です。
 体(とくに心臓)が弱い方や純魔族の方々なんかは見ない方がいいかもしれません。
 (↑なら投稿するなよ…)
 ってわけで、危険な本編をどうぞっ!


    精神攻撃

 「ねえ、アメリア、魔族によくきく精神攻撃を教えてあげようか?」
 「ええ?! そんなのがあるんですか? 教えて下さいっ!!」
 「おや、リナさんアメリアさん秘密話ですか?」
 そこにあらわれたのは、口調でもわかるとおり、当然ながらゼロスである。
 「ゼロス。 実はね、魔族にもきく精神攻撃の話をしてたのよ」
 にっこりと答える。
 「え゛…? えーと、その……」
 じりじりと後ずさりしていくゼロス。
 「リナさん、教えるついでにゼロスさんで試してみませんか?」
 いいことを思いついたというようにアメリアが言う。
 「そうね。それもいいかもしんないわね」
 そして、その言葉を告げる。
 とてつもなく強力無比なその一言を。
 「ガーヴのせぇらぁ服姿!(せぇらぁガーヴでも可)」
 「……そっ…それは……リナさん……それだけは…やめ…て、くだ…さい……っ……」
 青ざめた表情で、冷や汗と脂汗を流しながら懇願するゼロス。
 ちなみにアメリアは………その言葉を聞いたとたん倒れた…。
 かくいうあたしも、鳥肌が立っていたりする。

 断言しよう。
 これを使えば魔族を絶滅近くまで追いつめられるかもしれない。
 しかし、それを使えば人間も絶滅近くまで追いつめられるだろう、と。


 おわし。
 いやぁ、すごい話ですね…。
 ゼロス様ひさん……これでもゼロス様好きなんだけど…(爆)
 ただ単に、ふと思いついた即興ですからね… 責任は……少しだけなら負います……。
 ってわけで、この恐ろしい場所から速く逃げよう…。
 ではではっ!!

トップに戻る
1496NEXT終了後のドタバタコメディ翼月 星 E-mail 2/19-03:04
記事番号1491へのコメント
 今回のはちょっと長いです
 ってわけで、前編、後編にわけます(といっても、ちょっと時間が違うだけで、一緒に投稿するけど……)
 ちょっと、失敗しちゃって、ホントに手直しせずにそのままやっていたら、前回の 精神攻撃 の前書き(?)に新しくツリー作ったとか書いたままだし……
 うーん、失敗失敗
 ま、いっか (← けっこう適当だから…俺…)
 じゃ、本編をどうぞー


 NEXT終了後のドタバタコメディ

  いつもと変わらない昼下がり。
 突然の出会いは、シルフィールの一言からだった。
「あら、今の人……」
「どしたの、シルフィール」
「知ってる人によく似た人を見掛けたんです。ちょっと行って来ますね」 そう言ってシルフィールは駆け出していった。

「シルフィール、どこ行ったんだ?」
 あたし達の方を振り向いたガウリイが言った。
 気配で気付いたんだろう。さすがは野生のカンというべきか。
「何か知ってる人見掛けたんだって。
 それでちょっと行って来るって」
「シルフィールさんの知り合いってやっぱ巫女さん関係ですか?」
「意外なところで身内かもしれんぞ」
「マルチナだったりしてな」
 その言葉を聞いてあたしは思わず怒鳴った。
「ニコやかな顔で不吉なこと言わないで、ガウリイ!
 あと、ゼルやアメリアには悪いけどさっさと行っちゃったからあたしは知らないわよ。
 そのうち戻ってきたら聞いてみりゃいいでしょ」

 などとほざいてるうちに、当の本人が戻ってきた。
 しかし、一緒にいるのはマルチナよりも不吉な、
「ナーガ?!
 何であんたがシルフィールと……。
 もしかしてシルフィールが言ってた知り合いってあんた!?」
「リナさん知ってるんですか?
 まあ、一応、紹介しますね。
 リナさん、ガウリイ様、アメリアさん、ゼルガディスさん、こちらの人は、」
「自称『白蛇』のナーガ。
 あたしから見ればただの金魚のウンチだけどね。
 知ってるなんてもんじゃないわよ。
 ガウリイ達に出会う前に一緒に旅してたから」
 シルフィールの声を遮ってあたしが言う。
「おーほっほっほっ、相変わらずね、リナ。
 4人も引き連れてお山の大将のつもり?
 わたしのライバルも落ちたものね。
 これだからあなたは……」
 どがめしゃあ!!!
 ナーガのセリフが終わらないうちに、あたしの放ったケリがナーガにぶち当たる。
 これだからナーガは嫌いだったのだ。

「おい、リナ。この人、大丈夫なのか?」
「ヘーキよ。ナーガほど殺しても死なない奴なんていないから」
 ホント、しつこいくらいだし。
「リ〜〜ナ〜〜」
 恨みがましいナーガの声。
「ホラね」
「ホラね、じゃなーい!
 あんた一体何のつもりよ!」
「これであたしが昔と変わってないのがわかったでしょ。当然その実力も」
「ふっ、じゃあ食い意地も変わってないのね。
 じゃあ、そこのメシ屋で早食い競争よ。
 当然、リナが払うのよ」
 こいつも結局変わってないワケか。
「何であたしなのよ。
 あんたが言い出したんだからあんたが払いなさいよ!」
「冗談じゃないわ。
 リナにたかるのはあたしの仕事なんだから」
 こひつ……そんなもん仕事にするなよ。誰も給料なんか払わないのに……。しかも、そんな迷惑千万なこと……。

「あ、そうだ。シルフィール、あんたが払いなさいよ。
 あんたがナーガ連れてきたんだし」
 うーん、我ながら名案名案。
「わ……私が……ですか………?」「そういえば、シルフィールがいたわね。あと、リナの連れも。
 リナと張り合ってて忘れてたわ」
『忘れるなあっ!!』
 ナーガを除く全員の声がハモる。
 いや、ガウリイも除く。ガウリイの場合は聞いてないか、わかってないから。

「おや、随分楽しそうですねぇ」
 類は友を呼ぶのだろうか。だって、この声は……
「ゼロス、何であんたが……」
「キサマ、どこからわいて出た!」 うーん、ゼルってばホント、ゼロスが嫌いなんだから。
「何で、と言われても、今、ヒマな身なもので。
 どこからと言われても僕は魔族ですから、突然現れてもおかしくないでしょう。
 あと、わいて出たってやめてくれません?害虫じゃないんですから」
「似たようなものだろうが!」
「そうです。魔族なんて悪です、悪。
 今すぐそんなものやめて真人間に戻りなさい。
 わかってるんですか、ゼロスさん!」
 アメリアったらまたワケのわからんことを。
「真人間に戻るって言われましても僕は元から魔族ですし、戻るも何もありませんよ。
 おや?そこの2人は新顔ですね。
 いえ、1人はリナさんの中にあの方がおられた時にいましたね。
 でも、直接、面識がないもので」「ああ、そうね。紹介するわ。
 あ、それで思い出したけどさ。
 シルフィール、ナーガとどういう知り合いなわけ?」
 ふと、思い出した。と、いうか、忘れてた。
「そうね、どうしてリナを知ってるの?
 あと、そこの人達の名前、まだ教えてもらってないし。それにいきなり現れたナゾの人の説明もして欲しいわ」
「あたしのことは言うまでもないわよね。
 まず、こっちがガウリイ=ガブリエフ。魔法は全くダメだけど、剣の腕は超一流。光の剣持ってるから尚更ね。
 ただし……」
 そこでいったん区切る。
「ただし、何なのよリナ」
「頭の中身は超一流のバカよ」
 キッパリと言う。
「あのなあ、リナ……」
「実際そうなんだからガウリイは口を挟まないで。
 で、こっちがゼルガディス=グレイワーズ。岩人形と邪妖精のキメラで魔法剣士。
 そーいや、ゼル、最近随分おちゃらけてきてない?」
 第一印象とは随分変わってるし。
「キサマらにつられたんだろう」
 でも相変わらずそっけないか。
「ひ、どーい。ま、いっか。
 そんで、こっちがアメリア。こう見えてもセイルーンのお姫様よ。
 ただし、正義一直線の人だから」 ナーガってたまに悪人だしなぁ。
 アメリアに因縁つけられなきゃいいんだけど。
「アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンです。
 よろしくお願いしますね。
 あ、ただし、悪人ならお断りですけど」
「で、シルフィール、ナーガ。
 今、現れたナゾの人がゼロス。
 こう見えても獣神官、高位魔族なんだからケンカ売らないでよ、ナーガ。
 あと、シルフィールも手ぇ出さないで」
「どうしてですか?リナさん。
 相手が魔族なら滅ぼすべきではないのですか?」
 あたしの言うことが不可解なようにシルフィールが問いかける。

                                     後編へつづく



 なぜ、ここで終わるかな〜
 「それは秘密です」(殴)
 それは冗談で、ここがちょうど半分あたりだったからです
 他の理由はありません(爆)
 題名の通りのストーリーです
 これを考えた頃は、まだうちのあたりじゃTRY入ってなかったんです
 ずれは多少はお許し下さい
 じゃあ、この後の後編をどうぞ

トップに戻る
1497NEXT終了後のドタバタコメディ(後編)翼月 星 E-mail 2/19-03:12
記事番号1491へのコメント
 すみません  前編の題名に (前編) を入れるの忘れてました
 …俺ってなんで、後から気付くパターンが多いんだろう………
 ま、それはおいといて
 後編をどうぞ


 NEXT終了後のドタバタコメディ(後編)

 シルフィールの言いたいことはわかる。が、
「認めたくはないけど、ゼロスと本気で戦ったらあたし達に勝ち目はないわ。
 まさか、重破斬使うわけにもいかないし、竜破斬なんかいくら連発したってたいして効かないし」
 ホント、認めたくなんかないけどさ。
「……そんな………」
 シルフィールのそれを何もなかったように聞き流して、あたしは続ける。
「で、この娘がシルフィール=ネルス=ラーダ。サイラーグでは巫女をしていたこともあるの。
 んでもって、こっちがナーガ。ある意味、とても恐ろしい奴よ」
「シルフィールさんにナーガさん、ですね。
 おや、ナーガって聞き覚えのある名前なんですが……思い出せませんねぇ。
 僕ももう年ですかねぇ」
 相変わらずニコニコと喋る奴である。言葉と表情が合っていない。

「で、シルフィール、ナーガとの関係は?」
 これが聞きたかったのよねぇ。
 楽しみ、楽しみ。
「え、ああ、私が巫女だった頃の同僚だったんです。すごい魔力をもっていたんですけど、どうやら巫女が性に合わなかったらしくて、神殿を飛び出して旅に出た、って聞
いてたんですが」
 まだゼロスの強さに呆けていたのか、シルフィールは、急に話を振られて一瞬戸惑った。
 それにしても……
「ナ……ナーガが巫女………?!似合わなすぎるっっ!」
 でもそういえば、けっこう白魔術扱えるのよね、こいつってば。
 そう考えれば納得いくけど……ホンットに似合わないわ。この組み合わせ。
「あ、そしたら神殿でも以外と魔力のコントロール下手だったんじゃないの? 術、暴走したりとか制御出来なかったりしてない?」
 ナーガのそれで、あたしがどれだけ迷惑かけられたか。
「暴走とかはなかったようですが、たまに治癒をかけたら復活くらいの効果がでたことがあったみたいですけど」
 運のいい奴ら。まぁ、攻撃呪文使うことが少ないせいかもしれないけど。
「ああ、思い出しました。
 ナーガさん、ですよね。
 どうりで聞き覚えがあるはずです。
 この人は人間と高位魔族の混血ですよ。この人の父親が海王ダルフィン様の神官、つまり海神官で僕の元同僚だったんですけど人間の魔導師と恋に落ちちゃって。
 それを知ってもその人間が受け入れてくれて、それでそのまま人間のフリして人間界で暮らしてたんです。 その娘さんの名前が確かナーガさんと言いました。
 水か氷系の術が得意でしょう?」
 確かに……。どんなに寒い時でもすぐ氷系の術使われて迷惑した覚えがある。
「ですから強い魔力があって当然ですよ。
 コントロールできないというのは、ちょっと情けないのですが」

 冗……談……。ただ者じゃあないとは思ってはいたけどさ、あれだけ変だったから。
 しっかし、ゼロスといいナーガといい、高位魔族っては変人の集まりなのか、おい……。
「あ、そういえば昔よく、父さんとかくれんぼしたけど、その時、いつも見つからなくて、後から聞いたら精神世界に隠れてたって言ってた覚えがあるわ。すっかり忘れて
たわね」
 でもその内容は……。
 人のことは言えないけど、何て親子なんだ。おい……。
 んな堂々と魔族だってバラさんでもいいだろうに。しかも、子供とのかくれんぼ程度で……。何考えてんだ一体………。
 ゼルもアメリアもシルフィールもあまりのことに絶句している。
 さすがのゼロスも驚いてたようだ。
 何もわかってないガウリイと当のナーガだけがのほほんとしている。

「なーに、深刻な顔してんのよ」
 そう言ってあたしの背中を叩いたのは、
「げげ!マルチナ!」
「オレもいるぜ」
「ザングルスまで!何でこんなところにいるのよ!!」
「あんた達を見掛けたから来てみただけよ。
 それに何なのよ、その『げげ』ってのは。人を何だと思ってるのよ。
 まあ、いいわ。あたしは今、幸せですもの。
 幸せついでに見掛けたからおごってもらおうと思って」
「あら、あなたもリナにおごってもらうの?
 気が合うわね。わたしもリナにたかるのが生きがいなのよ。
 これからは2人でリナにたかりましょう。
 というわけでリナ、あなたはわたし達にたかられる運命なのよ。
 ほーっほっほっ」
「オーッホッホッホッ。我がゾアメルグスター様の呪い、その身にしかと受けるがいい」
 この2人、そっくり……。
 それにしても……。

「ナーガ、勝手に人の、いいえ、あたしの運命を決めるなんて許さないわよ。
 マルチナ、そんなもの呪いじゃないでしょうが。
 しまいにゃ、全員、ぶっ飛ばすわよ!!」
「ひどーい、リナさん。あたしは関係ありませんよ」
「わたしもですわ」
 慌てて言うシルフィール。
「そうだ。オレの知ったこっちゃない」
「オレもリナに飛ばされるのはごめんだぞ」
「……僕は平気ですが……。でも嫌ですので」
「ほーっほっほっ、そんなものでこの『白蛇』のナーガがどうにかなると思って?」
「あたしにはゾアメルグスター様の加護がついてますわ。
 ダーリンにもね」
「ああ、まあな。
 でもやっぱ、あいつにぶっ飛ばされるのは、あんま気が進まねぇな」
 確かにみんな、一発や二発ぶっ飛ばしたところで、どうにかなる相手じゃないわ。
 くっそ、くやしい。
 いっそ、ゼフィーリアに帰って、郷里の姉ちゃんにぶっ飛ばしてもらおうかしら。
 いや、その前にあたしが危ないか。

「わかったわよ。で?
 結局今までのは何だったわけ。
 騒いでただけじゃない。
 これから何すんのよ。やっぱ、何か食べに行く?」
「そう言うからには、やっぱりリナのおごりね。決定〜〜」
「さすが、ゾアメルグスター様。
 さ、いきましょ、ダーリン」
 これ以上言っても埒があきそうにないわね。
「しゃーない。全部あたしがおごるわよ。
 そのかわり、ガウリイ、明日1日は止めないでね」

 ふふふ、お宝ぶんどりまくってやる。盗賊いぢめしまくってやる。
 盗賊殺しの由来をとくと思い知らせてやるわ。
 うふふふふ。

「なあ、今のってやっぱ、あれだよな」
「多分な。オレは止めんぞ。
 痛い目に遭うのはごめんだ」
 2人ともわかってるみたいね。
「悪が滅びるのならそれでかまいませんけど」
「僕もそれがリナさんだと思いますし」
 この2人はやっぱ、論点ズレてるわ。
「よっしゃー。食べまくるまよ。
 このわたしの食欲を甘く見たのが運のツキよ、リナ」
「リナのおごりだって。
 ダーリン、いっぱい食べましょうね」
「…そうだな。
 おごってもらって、明日は止めないようにしておこう」


 そして明日には盗賊達の叫びが響きわたることだろう。


                               おわり



 終わりました
 ちなみに、これを書いた当時、ナーガ = グレイシア という説を知りませんでした
 のため、こんな物が出来たのです
 知ったからって後から書き直すのもめんどうだったし……
 俺はそーいう人間なもので…(いや、宴では魔族名乗ってるけど…)
 じゃ、そんなわけで
 今のところ、次があるかはわかりません
 昔作った作品はこれで全部ですので
 精神攻撃 みたいに、即興で作ったのをのせていく可能性はあるけどね
 即興で完全にはやっぱり出来にくいし…
 まあ、運が良ければまた………
 じゃーねーっ
 ここまで読んでいただいて、ありがとうございましたっ

トップに戻る
1499Re:NEXT終了後のドタバタコメディ(後編)松原ぼたん E-mail 2/19-15:42
記事番号1497へのコメント
 面白かったです。

>「おーほっほっほっ、相変わらずね、リナ。
> 4人も引き連れてお山の大将のつもり?
> わたしのライバルも落ちたものね。
> これだからあなたは……」
 ・・・・怖いことを。
>「え、ああ、私が巫女だった頃の同僚だったんです。すごい魔力をもっていたんですけど、どうやら巫女が性に合わなかったらしくて、神殿を飛び出して旅に出た、って聞
>いてたんですが」
 確かに性にあうとは思えなひ。
>「あ、そういえば昔よく、父さんとかくれんぼしたけど、その時、いつも見つからなくて、後から聞いたら精神世界に隠れてたって言ってた覚えがあるわ。すっかり忘れて
>たわね」
 かくれんぼでそれは卑怯だと思う。
> いっそ、ゼフィーリアに帰って、郷里の姉ちゃんにぶっ飛ばしてもらおうかしら。
> いや、その前にあたしが危ないか。
 うん、たぶん。
>「しゃーない。全部あたしがおごるわよ。
> そのかわり、ガウリイ、明日1日は止めないでね」
 ・・・・怖ひ・・・・。

 本当におもしろかったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
1526レスありがとうございますっ!翼月 星 E-mail 2/21-03:02
記事番号1499へのコメント

>>「おーほっほっほっ、相変わらずね、リナ。
>> 4人も引き連れてお山の大将のつもり?
>> わたしのライバルも落ちたものね。
>> これだからあなたは……」
> ・・・・怖いことを。
   ナーガの性格ってちょっと把握しづらくて……あまりどう書いていいかわかんないから…

>>「え、ああ、私が巫女だった頃の同僚だったんです。すごい魔力をもっていたんですけど、どうやら巫女が性に合わなかったらしくて、神殿を飛び出して旅に出た、って聞
>>いてたんですが」
> 確かに性にあうとは思えなひ。
    あれで性にあったらそりゃあいくらなんでもすごすぎますからね

>>「あ、そういえば昔よく、父さんとかくれんぼしたけど、その時、いつも見つからなくて、後から聞いたら精神世界に隠れてたって言ってた覚えがあるわ。すっかり忘れて
>>たわね」
> かくれんぼでそれは卑怯だと思う。
    いや、なにを書いていいかわからなかったもので……苦肉の策でこれだけ書いたんです

>> いっそ、ゼフィーリアに帰って、郷里の姉ちゃんにぶっ飛ばしてもらおうかしら。
>> いや、その前にあたしが危ないか。
> うん、たぶん。
    よく考えたら、なにが危ないのだろうか…やはりいろいろと過去があるんだろうなぁ…(←自分で書いておいてなにを……)

>>「しゃーない。全部あたしがおごるわよ。
>> そのかわり、ガウリイ、明日1日は止めないでね」
> ・・・・怖ひ・・・・。
    ここら一帯の盗賊団、かなり壊滅状態にまで追い込まれることと思われます

>
> 本当におもしろかったです。
> ではまた、ご縁がありましたなら。
     ありがとうございます
     いちおう、今まで作った作品はこれで全部なので、実は次があるかどうかがわかりません
     が、また勝手に作って書きたいなぁ とは思っています
     そのときはまたよろしくお願いします
     いつもレスありがとうございます
     ではでは

トップに戻る
1531やまなし おちなし いみなし翼月 星 E-mail 2/22-05:33
記事番号1491へのコメント
 やはり、即興ネタだと短くなりますね
 精神攻撃 よりも短い文章かも……
 …ま…っ、まさか…このまま作る文章がだんだん短くなっていくとか……まさかね…
 題名通りの文章です
 読んで下さい


 やまなし おちなし いみなし

 「なるほど。おめぇがヴァルってのか」
 突如ヴァルの目の前に現れた赤毛の男がそう言う。
 そしてヴァルを眺め回す。
 「確かに俺はヴァルだ。だが、何のようだ?」
 眺め回す視線に耐えきれず、そう問いかける。
 「いや、ちょっとした噂を聴いてな」
 「噂?」
 もちろんヴァル本人には何も思い当たらない。
 「細腰、エロ腰、へそだしルック」
 ずべぇぇぇっ!!!
 その本人は見事なまでにその場で派手にすっ転ぶ。
 「ふむ、確かに噂通りだな。
  …そうだな。俺がもらっていこう」

 そして、ヴァルはガーヴの部下となり、2人で幸せに、……暮らせなかったけど……、
 これでおしまいっ。


 と、いうわけで終わりました
 うーん…なに考えて書いたかな…自分……
 それは秘密(はぁと) ってのは冗談だけど…、なにも考えてなかったってのが正確ですね…
 アニメとはズレがあるし…  確かへそだしルックはガーヴ様の部下になってからのはず
 エンシェントドラゴンの頃は上半身が裸のはずだし
 あと、題名についてですがそのままです
 や・お・い って題名にしようかと思ったけど、そういうのかと思って読まない人がいるかなぁ… などと思って…
 まあ、確かにガーヴ×ヴァルネタだけど…
 それにしてもガーヴ様……もらっていくって商品じゃないんだから……
 (↑ って、自分で作っておいてなに言ってる、自分!!)
 しっかり考えたのに、忘れるのってむなしいですね…
 文章ごと考えたのに、ネットをやるまで待っていたら、細部の表現なんかの仕方忘れたの…
 おおすじは覚えてるんで書けたんだけど……
 やはりこれからメモをしておくべきかもしれんな……
 即興で考えると短いし、やっぱりギャグに走るし…
 こればかりはシリアスはちょっと無理だろうな…
 らぶらぶなら出来るだろうか…
 次があるかはわからないです…
 けど、長くなったので(あとがきが半分を占めてるのでは……)これで終わります
 ではではっ!

トップに戻る
1534Re:やまなし おちなし いみなし松原ぼたん E-mail 2/22-13:56
記事番号1531へのコメント
 面白かったです。

> …ま…っ、まさか…このまま作る文章がだんだん短くなっていくとか……まさかね…
 それはないでしょう、たぶん。
> 「細腰、エロ腰、へそだしルック」
 なるほど、噂になるほどなのか。
> 「ふむ、確かに噂通りだな。
>  …そうだな。俺がもらっていこう」
 なぜ・・・・(^^;)。
> そして、ヴァルはガーヴの部下となり、2人で幸せに、……暮らせなかったけど……、
 あはははははは・・・・。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
1544Re:やまなし おちなし いみなしさぼてん 2/23-23:05
記事番号1531へのコメント
翼月 星さんたぶんはじめましてだと思います。
さぼてんと言います。
精神攻撃のも読んだんですけど、わたしが行ったときはもうすでにツリーが消えてしまっていて、ここに書いてもたぶんこのレスは読んでもらえないような気がするなぁ・・・と思ったんで書きませんでした。
おもしろかったですよ。

> 「細腰、エロ腰、へそだしルック」

ぶっっっっ!!

> ずべぇぇぇっ!!!
> その本人は見事なまでにその場で派手にすっ転ぶ。

私もころぶわぁ無理ないわなぁ・・・

> やはりこれからメモをしておくべきかもしれんな……

私も経験あるんで分かりますよ。・・・ちなみに、今はメモしてます・・・(笑)

> 即興で考えると短いし、やっぱりギャグに走るし…

うんそれはあるっわたしもそうだっ

> こればかりはシリアスはちょっと無理だろうな…
> らぶらぶなら出来るだろうか…

そんなことないですっ書いて下さいね。

> 次があるかはわからないです…

いや書いてくださいっおもしろいですよぉ

なんかわけわかんないこといっぱい書いてすんませんでした。
今度書くときは、まともなレス書きます・・・
それでは
まってますぅ。

トップに戻る
1553Re:再掲示させていただきますゆっきー 2/24-17:57
記事番号1491へのコメント
>みなさま、こんばんわ(いえ、テレホタイムの住人なもので…)
>いちおう、こんにちはも言っておこう
こんにちわです。ゆっきーです。みんな読ませてもらいました。

スレイヤーズ的日常が最初の作品ですか?
リナとガウリイ,相変わらずで,いいです。

「らしく」いきましょ
私はこれ,好きなんです!ゼロリナが好きってこともありますけど,最後の
>そう、それが僕の好きになったリナさんだから。
これいいですね!

この2人の行く末は
>「リナ、言いにくいんだけど、その……,実は部屋をとってあるんだ」
これを読んだ時,おお!ガウリイ!リナ!大胆!っと,変な期待をしてしまった。
最後では,カラオケなんだー。ちょっとがっかり。
でも,そうだよね。このふたりのそういうのは遠いそうだから(多分)

精神攻撃
――こっ,これは……!
>「ガーヴのせぇらぁ服姿!(せぇらぁガーヴでも可)」
>「……そっ…それは……リナさん……それだけは…やめ…て、くだ…さい……っ……」
> 青ざめた表情で、冷や汗と脂汗を流しながら懇願するゼロス。
>ちなみにアメリアは………その言葉を聞いたとたん倒れた…。
>かくいうあたしも、鳥肌が立っていたりする。
――――硬直――――――はっ!
この三人の行動はよくわかる。私もテレビであれをみた時は硬直してしまったし…。
インパクト強い作品でした。でも,おもしろかった!

NEXT終了後のドタバタコメディ
ナーガが半魔族だったら…。それは恐いものを感じてしまいました。
>この人の父親が海王ダルフィン様の神官、つまり海神官で僕の元同僚だったん
>ですけど人間の魔導師と恋に落ちちゃって。
>それを知ってもその人間が受け入れてくれて、それでそのまま人間のフリして
>>人間界で暮らしてたんです。
これを読んだ時,ゼロス様もそのうち,リナと……無理だろうなあ。

>ふふふ、お宝ぶんどりまくってやる。盗賊いぢめしまくってやる。
>盗賊殺しの由来をとくと思い知らせてやるわ。
>うふふふふ。
その笑い,恐いよお……。でも,リナらしい…。

やまなし おちなし いみなし
>「いや、ちょっとした噂を聴いてな」
>「噂?」
>もちろんヴァル本人には何も思い当たらない。
>「細腰、エロ腰、へそだしルック」
>ずべぇぇぇっ!!!」
>その本人は見事なまでにその場で派手にすっ転ぶ.。
そんな噂が流されていたなんて…。あわれヴァル。
なんか派手に転ぶヴァルの心境がわかるような気がする。

>「ふむ、確かに噂通りだな。…そうだな。俺がもらっていこう」
ガーヴ様,いったいどこでその噂聞いたんだろう?

再掲示ごくろうさまです。
過去の作品も読んでいたのですが,読んだ時期があまりにも遅かったりして,感想をかけなかったりしてました。ごめんなさい。
いつ,私がここに来ているのかわかりませんが,必ず全部の作品を読みますよ!
新しい作品を待ってます。


トップに戻る
1555月の光の下で翼月 星 E-mail 2/25-07:26
記事番号1491へのコメント
 ゼロリナを書きたい一心で無理矢理作りました
 しかし、結果は、まあゼロリナだけど、とてつもなくシリアス
 というか、暗いです とことん暗いです
 そんなのでよければ読んで下さいな


    月の光の下で

 あたしは、数年前からここ、ゼフィーリアに帰ってきていた
 理由は……ガウリイが死んだせいである
 それまでは、いつもと同じように全国うまいものめぐり(何か違うような気もするが…)の旅をしていたのだが
 寄る年波には勝てないな…  そういってガウリイは死んでいった……

 そう、あれからもう50年ほどもたつのだ

 ゼルは、キメラのせいかもしれないけど、未だに元気である
 元に戻る旅を続けているようだ
 アメリアは、セイルーンの女王になりながらも、そのゼルを待ち続けている
 そして、フィリア
 ヴァルも卵からふ化して、しっかり母親状態
 4人で仲良く暮らしているようだ

 そういえば、一騒動あったっけ
 ヴァルが、ヴァルガーヴの頃の記憶を取り戻して……

「ゴールドドラゴンは滅ぶべきだ!!」
 そう、叫ぶ
「…ヴァル…ガーヴ………」
 フィリアはそうつぶやいたまま立ちつくしていた
「落ち着きなさい、ヴァル!
 もう、すべては終わったのよ!」
「終わっちゃいない!
 おまえらの中で終わっていても、俺の中ではなに1つ終わっちゃいないんだ!!
 俺はヴァルじゃない ヴァルガーヴなんだ!」
 確かに…ヴァルの中じゃ終わってないのかもしれない
 けれど……こんなのは納得いかない
「よく考えなさい あなたが記憶を取り戻すことは最初から考えられないことじゃあなかったわ
 それでも……それでもフィリアはあなたを育てたのよ
 わかっていて…
 あなたの中で、なにも終わってはいないというのなら、今、終わらせなさい!!」
 手に、魔力球をまとわらせたまま、ヴァルは考え込んでいた
 いろいろな葛藤はあっただろう けれど、
「ふん」
 そういって、そっぽを向いて、その場を去っていった
 思いとどまってくれたのだ

 多少ぎくしゃくしているところはあるが、それでもなんとかやっていっているようだった

 そして、ゼロス……
 ゼロスには、あれから1度も会っていない
 今、どうしているか…なにも知らない……

 ――ちなみに余談だが、姉ちゃんは昔の姿のまま、ピンピンしている
    スィーフィードの力なのだろうか…?
    またしても姉ちゃんの謎が1つ増えた…

「ゼロス……」
 そっと、声に出してつぶやいてみる
「呼びましたか? リナさん」
 そこには、あのときと変わらない姿のままのゼロスが立っていた
 まあ、魔族が年をとったからといって姿が変わるわけはないだろうが
「ちょっと、ゼロス!
 あんた、なんて登場の仕方するのよ!!
 ひとの年も考えなさいよね 心臓麻痺で死んだらどうしてくれんのよっ!!」
「リナさん…… それだけ元気なら大丈夫ですよ
 でも、変わってませんね……」
「そうそう変われるものでもないわ
 それにしても…よく、こんないいタイミングで来れたわね……」
 自分からゼロスの名前を呼んだので、少々照れ隠しが混ざっている
「満月、ですからね ロマンチックでしょう?」
 わけのわからない答えで受け答えされる てっきり それは秘密です ってくるかと思ったけど

「ねぇ、何で魔族はあたしを放っておくの?
 あれの呪文を使える、たった1人の人間なのに…」
 実はあれ以降、あたしは魔族とは出会ってないのだ
 まあ、トラブルに関わって、下級魔族あたりと戦ったこともあるが、それ以外はなにもないのである
 下級魔族はすでに命令系統がごちゃごちゃしているようで、あまり配下関係はしっかりしていないらしいのだ
「そう、ですね…
 僕もくわしくは知らないんですよ
 でも、どうやら上からの命令があったようなんです
 あなたには手を出すなって」
 本当に話したいことはこんなことではないけれど、それでもあたしたちはつもりつもる話を語っていた

 ふう…
 かすかに大息をつく
「あたしも年よね…これだけしゃべっただけで大息をつくなんて……」
 わずかにぐちがこぼれる
 ゼロスが全然年をとっていないせいかもしれない
「リナさん…
 …魔族になる気はないんですか……?」
 それは、ゼロスにとってはプロポーズでもあったのかもしれない
「そうね 魔族になればあたしは昔のまんまかもしれない
 だけどね、強さは変わらなくても心が変わってしまうのよ
 心が変わってしまえば、それはもうあたしじゃないわ」
 自分の寿命が近いことはリナにはよくわかっていた
 だからゼロスに会いたかったのかもしれない
 そして、ゼロスにもそれはわかっているのだろう
 だからあんな言葉を問いかけた
「何かあったときは、リナさんの器をもらってもいいですか?」
 あえて、死んだときとは言わない
 魂が欲しくても、それはあの方の元へといってしまうから だから器を…
「勝手にすればいいわ」

 月夜の下、ゼロスはリナの部屋を訪れる
 そこには眠っているリナの姿 しかし、それは永遠の眠り
 魂の抜けた、抜け殻にそっと唇を寄せる
 …最初で最後のキス……
 そして、そのリナの体を抱えて、空間移動する

 そのときから獣神官ゼロスは存在しなくなった

 そして、誰も知らない場所の結晶の中に20前後の姿の男女が永遠に眠り続ける
 それはまるで1つの絵のようだった



 はふ…やっと終わりました…
 あー、暗い  とことん暗い
 それでも、これは一応、まだしもハッピーエンドのつもりです(なんか文章変…)
 いままでこんな暗いネタ書かなかったんだけどなぁ…
 そういうの苦手で、読む度に泣いてたりするんだけど、まさか自分で書いて自分で泣くとはいくら何でも思わなかった…
 まあ、これの続編あるんで、そっちはこれの反動でとことんギャグです
 ただ、この後投稿できるかどうか……
 時間的に間に合わない可能性があったりする…
 8時まであと1時間15分…
 書けるかなぁ…
 では、次のにかかります
 じゃあねっ

トップに戻る
1559Re:月の光の下で松原ぼたん E-mail 2/25-19:06
記事番号1555へのコメント
 面白かったです。

> 寄る年波には勝てないな…  そういってガウリイは死んでいった……
 変な表現ですが、ガウリイらしい死に方なのではないかと・・・・・
>「ふん」
 なんかヴァル・・・・かわいい(笑)。
>    またしても姉ちゃんの謎が1つ増えた…
 ありそう・・・・。
>「呼びましたか? リナさん」
 ここまでタイミングがいいって事は・・・・。
> …最初で最後のキス……
 うう、せつないですぅぅ〜(;;)。
> そして、誰も知らない場所の結晶の中に20前後の姿の男女が永遠に眠り続ける
> それはまるで1つの絵のようだった
 美しい光景・・・・なんでしょうか
> それでも、これは一応、まだしもハッピーエンドのつもりです(なんか文章変…)
 キャラが幸せならば周りが何と言おうとハッピーエンドです。
> そういうの苦手で、読む度に泣いてたりするんだけど、まさか自分で書いて自分で泣くとはいくら何でも思わなかった…
 ・・・・あたしも自分で書いてて泣いたことあります(爆)。混沌に沈めたい記憶です。
> まあ、これの続編あるんで、そっちはこれの反動でとことんギャグです
 楽しみにしてます。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

トップに戻る
1574Re:月の光の下でゆっきー 2/27-09:12
記事番号1555へのコメント
月の光の下で

>いままでこんな暗いネタ書かなかったんだけどなぁ…
>そういうの苦手で、読む度に泣いてたりするんだけど、まさか自分で書いて
>自分で泣くとはいくら何でも思わなかった…
私も久しぶりに、小説読んで涙がでました。
たしかにシリアスでしたけど、いい作品です。

>月夜の下、ゼロスはリナの部屋を訪れる
>そこには眠っているリナの姿 しかし、それは永遠の眠り
>魂の抜けた、抜け殻にそっと唇を寄せる
>…最初で最後のキス……
>そして、そのリナの体を抱えて、空間移動する
ゼロス、本当に愛していたんだね。輝きを持っているリナは手に入らないのに、抜け殻のリナに自分の想いを……。リナもゼロスの気持ち、理解してくれたんだね。心は無理だけど器はあげるとは。

>そして、誰も知らない場所の結晶の中に20前後の姿の男女が永遠に眠り続ける
>それはまるで1つの絵のようだった
ゼロスは完全には滅んではいないんでしょうね?リナへの想いを胸に抱いて、リナの器と共に眠っているんでしょう。自分がこうして眠ることで、自分の想いは永遠の眠りのように永遠だって。
なんか変な表現ですね?ごめんなさい。

本当にいい作品でした。最後に、
>――ちなみに余談だが、姉ちゃんは昔の姿のまま、ピンピンしている
>   スィーフィードの力なのだろうか…?
>   またしても姉ちゃんの謎が1つ増えた…
姉ちゃん、本当に謎ですねえ。ここだけちょっと笑いました。
本当にいい作品でした。次回作も楽しみに待ってます。




トップに戻る
1570滅びの先にあるものは…翼月 星 E-mail 2/27-00:03
記事番号1491へのコメント
 前のがサーバダウンでなかなかつながらなくて大変でした…
 これが8時までに書きあがるのかっ!
 いや、8時までにつなげられるのか?!
 月の光の下で の続編です
 前のと違ってとことんギャグですのでどうぞ

      滅びの先にあるものは…

「ふうん あんたがリナ=インバースねぇ…
 あんたに乗り移ったときは苦労したものだわ
 ホントに狭い器だもの
 特に胸が」
 ぷちっ
 突如リナがキレる
 ――闇よりもなお昏きもの
    夜よりもなお深きもの
    混沌の海 たゆたいしもの
    金色なりし闇の王
    我ここに汝に願う
    我ここに汝に誓う
    我らが前に立ちふさがりし
    すべての愚かなるものに
    我と汝がちからもて
    等しく滅びを与えんことを
『ギガ・スレイブ!!!』

 リナとL様一緒に暴走中
 しばし経過

 当然あたりは惨状である
 被害者の中には、リナの後を追ったゼロスも含まれていた…
「だいじょうぶ? ゼロス
 ごめん……」
「まあ、すでに滅んでますからね…
 大丈夫です」
 そう、ここは混沌の海なのだ
 ダメージを受けても死ぬことはありえないのである
 ちなみに、ここには、L様の奴隷こと、部下S(無印でレゾとともに滅んだ1/7です)もいる
 L様を見て、ゼロスがうやうやしく礼をする
「どうも、お久しぶりです
 あなた様には1度お会いしましたね
 と、いってもこちらが見た という程度ですが…」
「ふうん、フィブリゾみたいな無礼なのもいるかと思えば、ちゃんとそれなりの教育をしている魔族もいるようね
 部下S あんたにしちゃよくやったとほめておくわ」
「は、はい…ありがとうございます……」
 部下Sはおびえていた…常に…
「ま、いいわ リナ=インバース ゼロス
 しばらく勝手にここにいなさい
 今度はちゃんと同じ種族に転生させてあげるわ
 そのときにどうなるかはわからないけどね」

 そして、ゼロスは滅びの先にあるものを知った
 ゼロスはふと思った
 …滅びの先にあるものって……ホントに魔族はこれでいいのだろうか…
 と





 これはただ単にリナとL様の同時暴走書きたかっただけです
 あ、ガウリイ出すの忘れた…
 ショートストーリーで少しずつ気が向いたら出すかもしれない
 時間はぎりぎり間に合ったみたいですね
 では もうすぐ時間なのでこれで
 と、思ってたのに結局サーバダウンでつながらなかった…
 次の日は寝てて、結局今投稿します
 今日はずいぶんと重いんだけど…

トップに戻る
1573滅びの先にあるものは… 2翼月 星 E-mail 2/27-02:36
記事番号1570へのコメント
 ってわけで、続きってわけでもないんですが、滅びの先にあるものは… のショートストーリーシリーズ(ホントにシリーズ化するかどうかは謎)です
 ときどき、ふと思いついたように書いていくと思います
 まじで短いです
 ではっ どうぞ


         滅びの先にあるものは… 2

「そういえば、そのフィブリゾの姿が見えないけど、どうしたの?」
 L様が無礼だと言っていたそのフィブリゾ本人が見あたらない
「ああ、あれね
 あれはもう記憶を浄化して転生させたわ」
「もう、ですか?」
 ひかえめにゼロスが聞く
「ちょうどね いいところがあったから
 貧乏な王家の人間に転生させたわ
 ふつうの貧乏じゃなくて王家ってところがポイントね
 王家だとプライドがあるから そのプライドがあるのに内職よ
 今頃は内職で大変でしょうね
 くっくっく」
 私怨のためにそこまでやるか…? L様…
「…それで、それってどんなところ?」
 ちょっと笑いが怖かったのでさすがのリナも聞きづらかった
「たしか、ゾアナ王国っていったかしら?
 部下S! その時の資料持ってきなさい」
「ゾ、ゾアナ王国??!!」
 確か、マルチナのところじゃあ……
「はい、ただいま!!」
 部下Sが数枚の紙を持ってくる
「うん、ゾアナ王国だわ
 マルチナ、ザングルスの孫として生まれてるもの
 マルチナ、ザングルスは2人ともまだ在位しているわね」
 …マルチナとザングルスの孫… フィブリゾの生まれ変わりだって知ったらどうするんだろう…
 確か、2人ともフィブリゾには仮死状態にされたはず……

 ま、その時はその時ね
 教えてみたい気もするけど、そんなわけにもいかないし
 混沌の海から楽しくみんなを眺めるってのも、なかなかいいかもしれないわね



 おわったぞっ と
 ゼロスほとんど出てない… 最初に一言言ったきりだ…
 ほとんどリナとL様ばっかり…
 あ、ちなみに混沌の海ではキャラの年齢は最盛期の頃をイメージしてます
 …いくらなんでも老人姿は……イメージするの大変だしさ…
 混沌の海だからなんでもありということで… (← と、ごまかしてみる……)
 文章めちゃくちゃになる確率が一番高いな…このシリーズ…
 ま、ほとんど思いつきで書いてるし…
 設定についてはやったら楽しいかな と思ってやっただけです
 だからかなりすごい関係になるかもしれない…
 ま、ホントにてきとーですから
 あまり気にしないで下さい
 …このシリーズ続くといいな…と、願いつつ(自分の行動結果だろうに…)、今回はこれで
 ではではっ

トップに戻る
1596Re:滅びの先にあるものは… 1・2松原ぼたん E-mail 2/28-10:32
記事番号1573へのコメント
 面白かったです。

> リナとL様一緒に暴走中
 ぢ、地獄絵図・・・・。器用な・・・・。
> 部下Sはおびえていた…常に…
 つくづく、お気の毒。
> …滅びの先にあるものって……ホントに魔族はこれでいいのだろうか…
 そういうもんですって(笑)。
> 王家だとプライドがあるから そのプライドがあるのに内職よ
 レイミアを連想してしまった・・・・(笑)。
> 私怨のためにそこまでやるか…? L様…
 やるでしょう、彼女なら(笑)。
> 教えてみたい気もするけど、そんなわけにもいかないし
 確かに(笑)。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。