◆−初めまして&小説書きます−時貝崎 刻弥(5/16-17:12)No.15440
 ┗銃弾の先 序章−時貝崎 刻弥(5/16-18:35)No.15441
  ┣はじめまして。−みてい(5/16-23:16)No.15445
  ┃┗良いですね、それ(爆)−時貝崎 刻弥(5/17-17:01)No.15460
  ┣わくわくしますvv−あごん(5/17-04:30)No.15450
  ┃┗実は適当に名付けたv(笑)−時貝崎 刻弥(5/17-17:06)No.15461
  ┣はじめまして−一坪(5/17-07:03)No.15451
  ┃┗こちらこそよろしくお願いします−時貝崎 刻弥(5/17-17:09)No.15462
  ┣た、タイトルに惹かれた……(爆)−ねんねこ(5/17-18:21)No.15463
  ┃┗ね、ねんねこさんだぁ・・・(喜)−時貝崎 刻弥(5/18-16:27)No.15467
  ┗銃弾の先 第一章−時貝崎 刻弥(5/19-23:51)No.15504
   ┣隠れて書くレスv(こら)−むくぅ(5/20-18:33)No.15534
   ┃┗こそこそとv−時貝崎 刻弥(5/21-16:15)No.15551
   ┣こんばんわvv−ブラッド(5/20-21:15)No.15539
   ┃┗ライトぷりーず!(爆)−時貝崎 刻弥(5/21-16:33)No.15552
   ┗銃弾の先 第二章−時貝崎 刻弥(5/23-18:42)No.15584
    ┣うはぁっ!−むくぅ(5/23-21:02)No.15589
    ┃┗影ちょん・・・−時貝崎 刻弥(5/24-17:36)NEWNo.15601
    ┣同士だわ♪同士なの♪同士なんだにょ♪−ねんねこ(5/23-21:48)No.15591
    ┃┗同士ですわ♪同士なんです♪同士なんだってば♪−時貝崎 刻弥(5/24-18:08)NEWNo.15605
    ┗初めまして〜+おすすめ小説の紹介−mituki(5/24-13:23)NEWNo.15599
     ┗・・・・・・・・・(汗)−時貝崎 刻弥(5/24-17:48)NEWNo.15602


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15440初めまして&小説書きます時貝崎 刻弥 5/16-17:12



 初めまして皆々様&管理人様(ご病気お大事に)。時貝崎刻弥ともうします。名字は「じかいざき」と読みますが、名前は「こくや」「こくみ」どちらで読んでもOKです(というか、決めてない(笑))。
 今までは読み専門で、感想すら付けていなかった不届き者なのですが、今回を境に小説を投稿させていただくことにします。
 まず、あらすじを載せますね。

*****

  銃弾の先 〜逢魔時の空〜
  あらすじ


 月のない夜、悪徳商法で稼いでいる富豪達は、自宅の警備を厳重化する。

 ────月無き夜には、彼女が出るから。
       銀の銃を持った、彼女が出るから────

 シュリ=カートミルは銀の銃を持った義賊。悪徳商法で人を苦しめいい目を見る金持ちから金品を奪い、貧乏人にそれをあげている。
 好かれると言えば好かれているが、悪の金持ち達からは嫌われる。
 ある日、シュリは彼らによって傷を負ってしまう。
 そこを通りかかった、四人組の魔道士と剣士に救われたことから、シュリの『自分探し』の旅ははじまる・・・・・・

*****

 主人公は、オリジナルキャラのシュリという女義賊です。
 スレイヤーズのキャラクターは、だいたい第一部のメインキャラは出てきます。
 頑張って、尊敬するあごんさんやみていさん(名前出してすいません、悪かったら言ってください)、そのほかの方々のように、上手にキャラクターを動かして書いていきたいので、もしよろしければ感想などを下さい。
 みなさん、よろしくお願いします。
 では、また。

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15441銃弾の先 序章時貝崎 刻弥 5/16-18:35
記事番号15440へのコメント


 こんにちは。時貝崎です。
 さっそく序章を書いてみます。
 読んでくださったら嬉しいです。
 ではでは、どうぞ。

*****

  銃弾の先 〜逢魔時の空〜
  序章   運命


 ────闇。月すら浮かばぬ、真実の闇の空。
 一筋の閃光が、鮮やかに通り過ぎる。
「出たッ!シュリ=カートミルだ!!」
「あの盗人めッ!!」
 富豪アルディス家の護衛は、口々に叫び合う。
 しかし、その名を声に出すだけでは、追い人は捕まらない。
「ッべーっだ!誰が盗人だ、あんたたちの方がよっぽど犯罪者だろ!」
 アルディス家の巨大な屋敷の屋根の上を走りながら、シュリは護衛達に向かって毒づく。
 彼女、シュリ=カートミルは女義賊。その筋の人々には、『銀月のシュリ』と言われ恐れられている。月無き夜に輝く、月よりも白い銀髪と、常人とは思えない桃花色の瞳が、その由来だ。
 シュリは自分の瞳が嫌いだった。普通の人間にはあり得ない色だから。
 この色を見ると、昔を思い出す。
「・・・・・・今は仕事仕事っ!」
 思いを振り切るように、シュリは駆ける。
 目的地は、この屋敷の離れ。あそこに、この屋敷の主が不正法で手に入れたという、紅蓮の色の宝珠があるらしい。
 とても美しいと言われる、そんな宝珠はここには似合わない。
「・・・あれだな!」
 しばらくすると、前方に小さな水車小屋を見つける。
 入手した情報によると、あそこに隠されているらしい。
 屋敷の屋根から飛び降り、シュリは辺りを見回す。
「・・・・・・ヤケに静かだな・・・・・・」
 ふと、疑問に思う。
「諦めたのかな?」
 少し疑いつつ、すすす・・・と小屋の引き戸を開ける。
 そこには、ルビーよりも紅いのでは、と思えるほどの、見事な宝珠が台の上に飾られていた。手のひらに収まりそうな小ささだが、これほどの見事さを持つのならば、それ相応の価値があるだろう。
「これをいただいたら、この屋敷には大ダメージ☆だな♪」
 シュリは指で銃の形を取り、銃口をかたどる人差し指を宝珠に向けた。
「いただきっ!」
「そうは問屋がおろさないのよ♪」
「・・・!?」
 突然の声に、シュリは慌てて振り返る。
 しかし時既に遅し、一気にシュリは投網のような物に捕らえられてしまう。
「ああっ、こらっ!フイウチなんて卑怯だぞ!!」
「盗人に卑怯なんて言われたくないわ」
 シュリはたちまち護衛の屈強な男達に押さえつけられる。最後のあがきとばかりに叫ぶと、小屋の入り口に立つ女性は腕を組んで言った。
「盗人って言うな〜!だいたいあんた誰だよ〜!」
 駄々っ子のように、シュリは腕を振り回す。
「私?私はレベッカ=ディアリ=アルディス。この屋敷の主よ」
「あっ・・・あんたがアルディス当主!?」
 意外な言葉に、シュリは大きな声を出してしまう。
 大きなスリットの入った赤いドレスを着た、ただの色っぽいねーちゃんだと思っていたら、まさかこの町一番の富豪だとは。シュリは当主が女性だと言うことは聞いていたが、顔は見たことがなかった。
「そうよ。そして、そこにある宝珠は、紛れもなく私の物。あなたのような盗人が軽々しく触れて良い物ではないのよ」
「盗人って言うなってば〜っ!」
「・・・うるさい小娘ね」
 レベッカはシュリの言葉に眉根をひそめ、護衛達に命じた。
「街の裏通りにでも捨ててきなさい。二度とここに潜入しようなんて思わないくらい痛めつけてから、ね」
「へいっ!」
 レベッカの言葉に、無情な男達は、網ごとシュリを担いで連れて行く。
「あっ、ちょっと待てってばぁっ!ストップストーップ!!」
 シュリの叫びは、その場にこだまするだけだった。

「・・・・・・かはッ・・・・・・」
 肘をついて、シュリは立ち上がろうとした。
「あんのヤロ・・・女のコの扱いの仕方っての、ちゃんと親に習わなかったのかよ・・・」
 口内が切れて、血が出てくる。
 冷たい石の地面に、それを吐き出す。
「・・・ッ!」
 膝が痛む。
 いや、全身が痛い。
 いろいろと、ボカスカ殴られて、最初は抵抗したけれど、網越しで全然効果が無くて、途中で諦めた。
 辛いことは、いつか終わる。
 そう、あのときの辛さだって、ちゃんと終わった。
 だから、今の痛みも、じきに引く。
 そう、じきに────
「ちょっと!あそこ、誰か倒れてるわよ!」
「大変!ほらアメリア、回復魔法を!それで、謝礼をたっぷりと・・・」
「リナ、今はそれどころじゃないぞ!」
「わ、分かってるわよガウリイ・・・・・・」
「・・・・・・くだらん」
 裏通りの入り口の方から、にぎやかな四人の声が聞こえてきた。

  続く。

*****

 序章、どうでしょうか?
 少し、痛い話になってしまいました・・・反省。
 次回からは、少しギャグの入ったストーリーになっていきます。
 もしよろしければ、感想下さい。
 では、また会えるときに。

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15445はじめまして。みてい 5/16-23:16
記事番号15441へのコメント

> こんにちは。時貝崎です。
ちょっと下のツリーからあらためまして初めまして今晩は。みていでございます。
「こくや」さんですね。「トキヤ」さんかなとちょっと思ってました。

>「ッべーっだ!誰が盗人だ、あんたたちの方がよっぽど犯罪者だろ!」
> アルディス家の巨大な屋敷の屋根の上を走りながら、シュリは護衛達に向かって毒づく。
これだけでシュリの性格がしっかりわかるような(笑)
あの四人組とどう関わっていくんでしょう…。楽しみ楽しみ。

スピード感のある文章ですね〜。惚れ惚れしちゃいます。
シュリは何やら過去があるようですが、四人組にもまれて(?)どんなふうに変わっていくのかなと今からわくわくしております。
少しギャグの入った話ということなので、お食事シーンは外せないでしょうっ!(何故)

> では、また会えるときに。
続き楽しみにしております。
ではでは、みていでございました。

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15460良いですね、それ(爆)時貝崎 刻弥 5/17-17:01
記事番号15445へのコメント

みていさんは No.15445「はじめまして。」で書きました。

>> こんにちは。時貝崎です。
>ちょっと下のツリーからあらためまして初めまして今晩は。みていでございます。
 こんにちは、時貝崎再来です。
 ちゃんと来てくださったんですか!ありがとうございます!!

>「こくや」さんですね。「トキヤ」さんかなとちょっと思ってました。
 良いですね、それ(笑)
 トキヤにしようかな・・・(爆)

>>「ッべーっだ!誰が盗人だ、あんたたちの方がよっぽど犯罪者だろ!」
>> アルディス家の巨大な屋敷の屋根の上を走りながら、シュリは護衛達に向かって毒づく。
>これだけでシュリの性格がしっかりわかるような(笑)
 それは本当に嬉しいです(笑)

>あの四人組とどう関わっていくんでしょう…。楽しみ楽しみ。
 お楽しみに☆

>スピード感のある文章ですね〜。惚れ惚れしちゃいます。
 いえいえ、みていさんに比べたら、まだまだまだまだまだまだ・・・

>シュリは何やら過去があるようですが、四人組にもまれて(?)どんなふうに変わっていくのかなと今からわくわくしております。
 大幅に変わっていきます。お楽しみにしていてくださいv

>少しギャグの入った話ということなので、お食事シーンは外せないでしょうっ!(何故)
 そうです!これの別名は「シュリのグルメツアー」なのですから!!(嘘)

>> では、また会えるときに。
>続き楽しみにしております。
 ありがとうございます!

>ではでは、みていでございました。
 ではでは、時貝崎でした。

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15450わくわくしますvvあごん E-mail 5/17-04:30
記事番号15441へのコメント

こんばんわvvあごんですvv
早速やって参りましたvv

シュリがあっさりとした性格で可愛いですね。
過去にも色々とありそうですが、その過去と義賊であるというコトは関係あるんでしょうか?
 
レベッカさんも一筋縄ではいかないタイプのようですし。
この二人の間で話は展開されていくのでしょうか?

銀月のシュリだなんて、素敵な響きですねぇ(惚)。
私はそーゆー異名とか考えるのが苦手ですので羨ましいですv
瞳の色も神秘的ですし、その色にも何か秘密の匂いが(笑)。

次回からは四人組と合流してのランチキパーティーになるんですね(違っ!)!
とにかく次回が楽しみですvv

頑張って下さいねvv
もーすっかり時貝崎さんのファンですv

あと、その〜〜〜〜〜・・。
あごんなんかを尊敬しないで下さいませ(汗)。
狼狽しちゃいますんで(笑)。

ではでは!あごんでした!!

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15461実は適当に名付けたv(笑)時貝崎 刻弥 5/17-17:06
記事番号15450へのコメント

あごんさんは No.15450「わくわくしますvv」で書きました。

>こんばんわvvあごんですvv
>早速やって参りましたvv
 こんにちは、時貝崎です。
 本当に来てくださったんですね!ありがとうございます!!!

>シュリがあっさりとした性格で可愛いですね。
 あっさりと言うか、口が悪いというか(笑)

>過去にも色々とありそうですが、その過去と義賊であるというコトは関係あるんでしょうか?
 それは秘密ですが、実は全然考えていなかったり・・・(笑)
 ・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・今考えつきました!(笑)
 
>レベッカさんも一筋縄ではいかないタイプのようですし。
>この二人の間で話は展開されていくのでしょうか?
 第一部『銃弾の先』は、基本的にこの二人の絡みです。

>銀月のシュリだなんて、素敵な響きですねぇ(惚)。
>私はそーゆー異名とか考えるのが苦手ですので羨ましいですv
>瞳の色も神秘的ですし、その色にも何か秘密の匂いが(笑)。
 シュリは、不思議な人間なんですよ。
 実は、人間じゃないなんて噂も・・・
 あっ、これ以上禁句!(おいおい)

>次回からは四人組と合流してのランチキパーティーになるんですね(違っ!)!
>とにかく次回が楽しみですvv
 ありがとうございます!
 次回からは、かなりのドンチャンになりそうです(笑)

>頑張って下さいねvv
>もーすっかり時貝崎さんのファンですv
 そんな・・・照れ照れ。

>あと、その〜〜〜〜〜・・。
>あごんなんかを尊敬しないで下さいませ(汗)。
>狼狽しちゃいますんで(笑)。
 精一杯狼狽してください(笑)

>ではでは!あごんでした!!
 ではでは、時貝崎でした。

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15451はじめまして一坪 E-mail 5/17-07:03
記事番号15441へのコメント

投稿ありがとうございましたー!

というわけで病弱管理人一坪です。
いや、別に病弱じゃないんですが。ちょっと高熱が続いてるだけで。


いきなりオリキャラ大活躍ですねー!
ってヒドイ目にあってますが……。
今後どんな展開になってくか、草葉の陰から楽しまさせてもらいます。
いや、別に死んでないんですが。

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15462こちらこそよろしくお願いします時貝崎 刻弥 5/17-17:09
記事番号15451へのコメント

一坪さんは No.15451「はじめまして」で書きました。

>投稿ありがとうございましたー!
 いえいえ、このようなところに投稿させていただいて、こちらこそ感謝ですvvv

>というわけで病弱管理人一坪です。
>いや、別に病弱じゃないんですが。ちょっと高熱が続いてるだけで。
 そうなんですか?お大事に!

>いきなりオリキャラ大活躍ですねー!
 オリキャラばっかり活躍させてしまう節があるんです、私・・・(^^;)

>ってヒドイ目にあってますが……。
 ヒドイ目です・・・
 これから、精一杯いい目を見て貰いたいです。

>今後どんな展開になってくか、草葉の陰から楽しまさせてもらいます。
 墓参りはさせてくださいね。

>いや、別に死んでないんですが。
 あ、そうですか(笑)
 では♪

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15463た、タイトルに惹かれた……(爆)ねんねこ E-mail URL5/17-18:21
記事番号15441へのコメント
はじめまして。なんかひょろりと現れてはひょろりと去っていくことで知られている(いないってば)ねんねこと申します。
たいてい投稿小説2しか出現しないのですが、思わずタイトルに惹かれてしまいました。

>  銃弾の先 〜逢魔時の空〜
>  序章   運命

あああああああああっ!素敵なタイトルっ!思わずぱくって使いちゃいたくなりそーな勢いです(いやしませんが・汗)
文章も凄く上手で、見習いたいです。ああ、やはし国語の成績が悪いとろくな文章かけないのね、などと一人泣きつつ。
オリキャラにどうしても目がいってしまう私としては、やはし2人のお嬢さんから目が離せませぬ。
続きの方、楽しみにしておりまする。それでは、ねんねこでした。

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15467ね、ねんねこさんだぁ・・・(喜)時貝崎 刻弥 5/18-16:27
記事番号15463へのコメント

ねんねこさんは No.15463「た、タイトルに惹かれた……(爆)」で書きました。

>はじめまして。なんかひょろりと現れてはひょろりと去っていくことで知られている(いないってば)ねんねこと申します。
 はじめまして、時貝崎です。
 ね、ねんねこさんって、あのクーでぱぱりんで製菓用伸ばし棒の、あのねんねこさんですか!?(何という覚え方)うっわぁ、いっつも小説読ませていただいてます!!!
 
>たいてい投稿小説2しか出現しないのですが、思わずタイトルに惹かれてしまいました。
 わざわざありがとうございますvvv

>>  銃弾の先 〜逢魔時の空〜
>>  序章   運命
>
>あああああああああっ!素敵なタイトルっ!思わずぱくって使いちゃいたくなりそーな勢いです(いやしませんが・汗)
 いえ、ねんねこさんに使われるのならば(笑)

>文章も凄く上手で、見習いたいです。ああ、やはし国語の成績が悪いとろくな文章かけないのね、などと一人泣きつつ。
 いえいえっ、ねんねこさんの文に比べたら、私なんてまだまだまだまだまだまだ・・・・・・

>オリキャラにどうしても目がいってしまう私としては、やはし2人のお嬢さんから目が離せませぬ。
 レベッカ・・・実はちょい役悪役なんですけどねー(笑)

>続きの方、楽しみにしておりまする。それでは、ねんねこでした。
 ありがとうございます!
 それでは!

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15504銃弾の先 第一章時貝崎 刻弥 5/19-23:51
記事番号15441へのコメント

 こんにちは、時貝崎です。
 テストも無事終了したので、第一章をやっと送ります。
 シュリの過去、ちょっぴり判明?
 では、読んでいただけると嬉しいです。

*****

  銃弾の先 〜逢魔時の空〜
  第一章  覚醒


 ────悪魔!
 遠くで声がする。
 昔は、日常的にそう呼ばれていたような気がする。
 ────悪魔の子。
 それが、自分の認識だった。
 自分は人間じゃない、と。
 この瞳の色がその証拠だ、と。
 虐げられ、妨げられ、そして・・・・・・


 後頭部に鈍痛が走る。
「いちちち・・・」
 呻きながら、シュリは身を起こす。
「ん・・・ここは?」
 小汚い裏通りの地面だと思っていたその場は、さっぱりした清潔感あふれる中心街の宿の一室だった。
 自分の姿を見ると、傷は跡を残さず消えていた。
 これだけ綺麗に治療するには、それなりの知識と魔法が必要だ。
 誰が助けてくれたんだろう、と思ってシュリは辺りを見回す。
「・・・・・・誰も居ない?」
 呟く。
 そして、その声に反応するように、部屋のドアがカチャリと開く。
「っ!?」
 びっくりして腕で身をかばうように構える。
「あ、起きたみたいね。様子はどう?なんだかうなされてたみたいだけど」
 入ってきたのは、夕日の様な栗色の髪をした少女。
 自分より、一つか二つ年下か。
 魔道士の服装をしている。なかなかしっくりしている。
 両手に、溢れんばかりのパンや果物を抱えている。
「あんたが助けてくれたの?」
「まぁね。怪我を治したのは、あたしの仲間のアメリアって子。これ食べる?」
 訊ねると、少女は答える。そして、パンを一つ差し出してくる。
 ありがとう、と小さく答えて、それを受け取る。
「あたしの名前はリナ。あんたは?」
「あたしはシュリ。シュリ=カートミル。・・・あたしの目を見て、怖くないの?」
 一口パンをかじってから────シュリは訊ねた。
 このリナと名乗った少女は、よくこれだけの勇気があるものか、人の顔をじっと見て喋る。

 ────この目さえなければ、あたしもこの子みたいに、まっすぐ前が見れたかな────

「別に?いい目してるじゃない。それに・・・」
「それに?」
「とても綺麗」
 綺麗。
 綺麗な目。
 今までこの目を見て、そんなことを言ったのは一人だけだ。
 彼女を含めて、初めて二人。
「・・・ぷっ」
 思わず────
 シュリは、小さく吹き出した。
「な・・・何よ?」
 変なこと言っちゃったかな、と思って、リナは少し顔を赤くする。
「いや・・・別に。あんた変なヤツだな、って思って」
「変って何よー!」
「褒めてんだよ、これでも一応。わっ、ちょっと、パン投げんなよ!」
 怒りか照れか、リナは手に持ったパンをシュリに投げつける。
 シュリが慌てて腕で顔をかばうと、リナは今度はリンゴを構えた。
 これは痛い。文句なしに痛い。
 本気で投げられたので、本気で身をかがめて避ける。
 ・・・すると。
 ずべしゃぶっ!
「リナっ!病人に何やってるの!」
 黒髪をおかっぱにした少女が、リナに声をかける。
 シュリの背後にあった、客室のドアのところに立っていたらしい。
 そして、その隣には、顔面にリンゴを受けて、砕けさせた人物が居た。
「うっわ・・・ごめんゼル・・・」
 リナが、冷や汗を流して謝る。
 リンゴを顔面で受けた、とても人間とは思えない風貌をした男・・・ゼルと呼ばれた彼は、無言で顔を手の甲でぬぐう。
 リナと彼の間に、重苦しい空気が漂う。
「・・・まあまあまあまあ」
 冷や汗を、つ、と一筋流して、黒髪の少女が止めに入る。
「ともかく、元気になって良かったですね!えーと・・・」
「シュリ、だよ。あんたは?」
「私はアメリア。正義の使者アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンです!」
「セイルーン、って・・・あの白魔術都市セイルーン!?」
 元気いっぱいの少女アメリアに、シュリは驚愕の声をかける。
 セイルーンといったら、このあたりでもトップクラスの大国なのだ。その国と同じ名を持つと言うことは、この少女・・・・・・
「はい、私こう見えてもセイルーンの王位継承権を持ってるんです」
 何を照れているのか、アメリアは頭を掻く。
「けれどシュリさん、どうしてあんなところに倒れていたんですか?」
「それがさー、あたしこー見えても義賊してて、知り合いからアルディス家にある宝珠のこと聞いてね。それでむしょーに腹がたったから、奪いに行ったんだけど、返り討ちにされちゃったんだよー」
 アメリアの質問に、悔しそうにシュリが言う。
「アルディス家の宝珠、って・・・あの、紅蓮の?」
「そうそう。よく知ってるねー」
 シュリの言葉に、リナ達は顔を見合わせた。
「ど・・・どしたの?」
 シュリが、少々慌てた様子で訊ねた。
「いやね、あたしたち、実は知り合いの依頼で・・・」
「その宝珠を入手しろ、と頼まれている」
 ゼル・・・・・・ゼルガディスが、リナに続いて言った。
「だから、あたしたちとシュリ、あんたはライバル同士・・・って思って」
「え?違う違う違う」
 リナの言葉に、しかしシュリは予想外の反応をする。
「あたしは単に、あの色ボケねーちゃんがあんな立派な物持ってるのがむかつくだけ。別にあたし本人は、あんな石要らないよ」
「・・・じゃあ」
 リナは珍しく、シュリに右手を差し出した。
 握手の合図。
「協力しない?あたしたちは依頼のために。貴方は、アルディス当主をぎゃふんと言わせるために」
「OK」
 シュリも微笑み、手を出した。

「おーい、リナ!」
 客室のドアが開けられると同時に、金髪の男が入ってきた。
 元流れの用兵、ガウリイ。
「なーに?」
「えっとさぁ、リナに頼まれてた情報しゅーしゅーのことだけど・・・」
 ごそごそ、とガウリイは懐をあさり、幾枚の紙を取り出す。
 ガウリイじゃ確実に入手した情報を覚えられないので、こうやってメモさせてきたのだ。
「あ、ちゃんと情報収集できたの。偉いじゃない♪なにかご褒美にお菓子でもいる?」
「・・・俺、子供じゃないんだけど・・・」
 リナにからかわれて少し哀しくなりつつも、ガウリイはメモをぺらぺらめくりながら見る。
「それでさ、頼まれてたアルなんとか家についてのことなんだけどさ」
「うんうん」
「どーやら、バックになんだか結構ヤバイやつがついてるみたいだぜ」
 ぽんっ。
 メモの束を、リナに投げてよこす。
「・・・じゃあ、シュリは危険なんじゃないか?」
「うーん、たしかに・・・」
 ゼルガディスに訊ねられて、リナはうなる。
「あ、そういえばアメリアは?あと、あの怪我してた子は?」
 今になって、ガウリイは気づいてあたりを見る。
「それが・・・おつかいに出しちゃったv」
 えへ、とリナが笑う。
 人のこと言えないなこの人、と密かにガウリイとゼルガディスが思った・・・かどうかは、定かではない。

「な、姫さん」
 シュリは、両手いっぱいに抱えた食料を落とさないように気を配りつつ、隣を歩くアメリアに声をかけた。
 リナに、「明日アルディスのトコに突入するから、その準備してきて♪」と言われ、二人は買い出しに出かけたのだ。
「なんですか?」
「セイルーンの王女、ってことは・・・母さん、居ないんだよね?」
「・・・はい」
「そっか・・・・・・」
 シュリは言ってから、頷いた。
「あたしも、母さん居ないんだ」
「そうなんですか・・・・・・」
 一瞬、二人の間の空気が暗くなる。
 がさり、とアメリアは紙袋を抱え直し・・・
「でも、平気ですよ!人生暗くなったらそれでお仕舞いですけど、気分暗くなるくらいなら平気です!」
「そーだよね!」
 シュリはにかっ、と笑って、前を向いた。
「あんたとは気が合いそうだよ。ね、あたしのこと呼び捨てにしていいからさ。あたしも名前で呼ぶから!」
「はい、友達ですね♪」
 アメリアは、嬉しそうにシュリに向かって微笑んだ。

 遠くから見つめる、黒い影にも気づかずに。

  続く。

*****

 なんだか、短い上に話がちゃんとつながっていません・・・すいません。台詞なんかおかしいし。ガウリイ出番少ないし。
 次回は頑張りますので、よろしければおつきあい下さい。
 次回はアルディス家に再び突入です。そこで新展開・・・?
 リナへの依頼主は誰なのか、それは秘密です♪
 では、また会えるときに。

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15534隠れて書くレスv(こら)むくぅ 5/20-18:33
記事番号15504へのコメント

時貝崎 刻弥さんは No.15504「銃弾の先 第一章」で書きました。

> こんにちは、時貝崎です。
 どうもこんにちは初めましてです。むくぅです(ぺこり)。

 面白い小説を書けて羨ましく存じ候です。自分は頭の中に文才とゆぅ文字がありませんので……
>「褒めてんだよ、これでも一応。わっ、ちょっと、パン投げんなよ!」
 この女の子なのに男の子っぽい口調に惹かれる私。……惹かれるポイントそこかって感じですが。
> なんだか、短い上に話がちゃんとつながっていません・・・すいません。台詞なんかおかしいし。ガウリイ出番少ないし。
 そんなことはないですっ!すっごく面白いです!

> では、また会えるときに。
 はい、また絶対レスさせていただきます。おかしな感想ですいませんでした……

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15551こそこそとv時貝崎 刻弥 5/21-16:15
記事番号15534へのコメント

むくぅさんは No.15534「隠れて書くレスv(こら)」で書きました。

>> こんにちは、時貝崎です。
> どうもこんにちは初めましてです。むくぅです(ぺこり)。
 はじめまして、むくぅさん。時貝崎です♪

> 面白い小説を書けて羨ましく存じ候です。自分は頭の中に文才とゆぅ文字がありませんので……
 そんな・・・私、時間無い中で死ぬほど適当に書いているので、文才もへったくれもパンチパーマもありません(爆)

>>「褒めてんだよ、これでも一応。わっ、ちょっと、パン投げんなよ!」
> この女の子なのに男の子っぽい口調に惹かれる私。……惹かれるポイントそこかって感じですが。
 ありがとうございます♪
 シュリは、ちょっと男の子「っぽい」じゃなくて、「そのまんま」男の子です(笑)いえ、口調が。

>> なんだか、短い上に話がちゃんとつながっていません・・・すいません。台詞なんかおかしいし。ガウリイ出番少ないし。
> そんなことはないですっ!すっごく面白いです!
 ありがとうございます!!
 励みになります。次回も頑張ります!

>> では、また会えるときに。
> はい、また絶対レスさせていただきます。おかしな感想ですいませんでした……
 いえいえ、レス下さるだけで嬉しいです。
 では、またの機会に。

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15539こんばんわvvブラッド E-mail 5/20-21:15
記事番号15504へのコメント

初めまして。
こんばんわ。ブラッドと申します。

いきなりですが、
正直言ってめちゃめちゃ私の中で、今時貝崎さんは注目度ナンバーワンですvv

第1章楽しみに待っておりました。
もう、序章の時からかなりこの作品を気に入ってました。
シュリめっちゃ好きですvv


>  銃弾の先 〜逢魔時の空〜
>  第一章  覚醒
やっぱり、タイトル素敵ですvvこんなの私には思いつきませんしやっぱり漢字が
かっこいい(笑)
あ、私漢字に弱いと最近発覚しました(笑)
あと、シュリの口調に惚れましたvv

なんか、本当に文章書くのお上手ですよね〜。すごい引き込まれちゃいます。


> 遠くから見つめる、黒い影にも気づかずに。
あう〜…続き気になる〜!


> なんだか、短い上に話がちゃんとつながっていません・・・すいません。台詞なんかおかしいし。ガウリイ出番少ないし。
おかしくないです!!素晴らしいですvv

> 次回は頑張りますので、よろしければおつきあい下さい。
もちろん、おつき合いさせて頂きます!

> 次回はアルディス家に再び突入です。そこで新展開・・・?
新展開!?

> リナへの依頼主は誰なのか、それは秘密です♪
秘密ですか?!気になる〜!

> では、また会えるときに。
はい、楽しみにしてます。

では、これからもめちゃめちゃ楽しみにしてますんで頑張って下さいねvv

            ブラッドでした。

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15552ライトぷりーず!(爆)時貝崎 刻弥 5/21-16:33
記事番号15539へのコメント

ブラッドさんは No.15539「こんばんわvv」で書きました。

>初めまして。
>こんばんわ。ブラッドと申します。
 初めまして、時貝崎ともうします・・・って名前は分かりますよね・・・(爆)
 ブラッドさんって、ゼルアメ小説投稿されたかたですよね?あれ見ました!レス付けて無くてすいません(^^;)とても面白かったですよ。

>いきなりですが、
>正直言ってめちゃめちゃ私の中で、今時貝崎さんは注目度ナンバーワンですvv
 ライト!スポットライトを!
 ・・・と、冗談はさておいて(爆)
 そんな、注目度ナンバーワンって・・・こんなの注目しても、目が腐ります(汗)

>第1章楽しみに待っておりました。
>もう、序章の時からかなりこの作品を気に入ってました。
>シュリめっちゃ好きですvv
 ありがとうございます!
 自分のキャラではありますが、自分もシュリ好きなんですよ(^^;)こういう子はあんまり書かないので。

>>  銃弾の先 〜逢魔時の空〜
>>  第一章  覚醒
>やっぱり、タイトル素敵ですvvこんなの私には思いつきませんしやっぱり漢字が
>かっこいい(笑)
 パソコンって、漢字が一発で出るから好き(笑)

>あ、私漢字に弱いと最近発覚しました(笑)
 私は・・・中くらいv(謎)

>あと、シュリの口調に惚れましたvv
 ありがとうございます♪
 シュリは、ちょっと修正が必要なくらい男の子な口調ですので、反応はどうかと思っていたんです(笑)

>なんか、本当に文章書くのお上手ですよね〜。すごい引き込まれちゃいます。
 いえいえそんな、この書き殴りには私より上手な人が何十万人と・・・(え?)

>> 遠くから見つめる、黒い影にも気づかずに。
>あう〜…続き気になる〜!
 多分今日投稿しますので♪(多分・・・)

>> なんだか、短い上に話がちゃんとつながっていません・・・すいません。台詞なんかおかしいし。ガウリイ出番少ないし。
>おかしくないです!!素晴らしいですvv
 そんな・・・ありがとうございます〜(^^;)

>> 次回は頑張りますので、よろしければおつきあい下さい。
>もちろん、おつき合いさせて頂きます!
 よろしくおねがいします!

>> 次回はアルディス家に再び突入です。そこで新展開・・・?
>新展開!?
 新展開、できるかな・・・(笑)

>> リナへの依頼主は誰なのか、それは秘密です♪
>秘密ですか?!気になる〜!
 実は、この口調から予想できたり♪(をひ)

>> では、また会えるときに。
>はい、楽しみにしてます。
 こちらこそv

>では、これからもめちゃめちゃ楽しみにしてますんで頑張って下さいねvv
>
>            ブラッドでした。
 ありがとうございますばっかりです!
 ではでは、またの機会に♪

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15584銃弾の先 第二章時貝崎 刻弥 5/23-18:42
記事番号15504へのコメント


 こんにちは、時貝崎です。
 なんだか更新遅いですね、すいません。ちゃっとばっかりやってますので(笑)
 さて、第二章。待望(?)のあの人登場!
 見てくださったら、嬉しいです。

*****

  銃弾の先 〜逢魔時の空〜
  第二章  人質


 翌日──夜。
 次が眠りから目覚め、世界が闇に包まれる時間。
 この時間に、シュリとリナ達は、アルディス家の入り口へとやってきていた。
 門の脇の、石段の陰に隠れる。
「これから、この中突っ切るわよ────覚悟は良い?」
「元からOK!」
 リナはヤル気まんまんで、シュリに訊ねる。
 シュリはGOOD、とばかりに親指を立てた拳を向ける。
「でもでも、ホントに良いんですか?なんだか悪な感じがします・・・」
 アメリアは、一人不安そうだ。
 しかし、リナはがしっと彼女の方に手を置き・・・言った。
「大丈夫、これから悪徳商法でいい目見てるヤツをノしに行くんだから。悪どころか、超正義☆って感じよ!」
「ちょ、超正義・・・!!」
 リナのことばに、アメリアはこれでもか、というくらいに目を輝かせる。
「さっそく行くわよリナ、すべては正義のために!!」
「こらこらこらっ!あんまり大きな声を出したら、バレちゃうってばっ!」
 人のことが言えないリナは、立ち上がり背景に炎を燃やすアメリアの服の裾をつかむ。
 しかし、時既に遅し。
「誰だお前らっ!」
「大変だ、妖しい連中が居るぞ!!」
「あっ、あの中にいるのは、この前のシュリじゃないか!?」
 それぞれ凶悪なエモノを手にした屈強な男達が、リナ達の存在に気づいて声を出す。
「あーもう、さっそく見つかったー!」
「1、2、3・・・6人、ってとこか」
 嫌そうなリナと、敵の数を数え、腰の剣に手を当てるガウリイ。
「ちょっと待って」
 しかし、シュリがそれを止めた。
「妖しい連中って言ってもね、あたしら、どー見てもまだアルディスの敷地に入ってないよ!」
 シュリが腕を組み、えへんと(リナよりは大きめの)胸を張る。
「うっ、確かに・・・」
 男達は、これじゃ手出しが出来んとばかりに、一歩後ろに下がる。
「だからさ、別にあたしら通りがかっただけだから、見逃してくれない?」
「しょ、しょうがないな・・・今回だけだぞ!」
 見張り達の中でもリーダー格のような男が、「見逃してやる、ありがたく思え」とばかりな偉そうな声を出して、後ろを向いた。
 他の男達もそれに続き、全員後ろを向いたのを確認してから・・・・・・
「なんちゃって攻撃☆」
 づどがっ!!
 シュリは、見事にリーダー格らしき男の後頭部に跳び蹴りをかました。助走無しでこれだけの高さに蹴りを入れられる、というのはある意味スゴイ。
 ふらり、とナイスなところに一撃を受けた男は身を崩す。
「ナイスシュリ!」
「こーいうのはまかせろ♪」
「ひ、卑怯だぞお前ら!」
「卑怯もへったくれもパンチパーマもあるか!」
 男達の言葉に、シュリはびしっと男達を指さす。
「この前、その名の通り見事に袋だたきにしてくれた仕返ししてやる!」
「・・・女って怖いな」
「・・・ああ」
 元気を取り戻したシュリの快進撃は続く。
 男達をちぎっては投げちぎっては投げ・・・・・・ちぎってはいないが。
 その様を見て、ガウリイとゼルガディスは深々と呟いた。

「よっし、これでラスト♪」
 どがっ!
 シュリは、手近なところに立っていた男の下っ腹にヒザ蹴りを入れる。ヤバそうな表情を浮かべてから、男は地面に身を崩した。
「いやー、すっきりすっきり」
「・・・一人で全員倒しちゃったわねー・・・」
 リナも、少し呆れている。
「・・・・・・あれ?」
 そのとき、アメリアが不安げな声を出す。
「あの・・・さっき数えたときより、人の数が一人足りないんですけど・・・」
『えっ!?』
 引き気味のその声に、シュリとリナは声をそろえて驚愕した・・・。

「・・・ふぅん」
 レベッカは、手に持った紅蓮色の宝珠を眺めて、その報告を聞いた。
「門前の護衛はすべて倒された模様です。それに、現在『銀月』には、あのドラまた魔道士が背後についているようで・・・」
「それは知ってるわ。昨日影ちゃんが教えてくれたの、『銀月』がセイルーンの王女と一緒にいるって。現在王女は、リナ=インバースと共に旅をしている、って情報も入ってるし」
 ちらり、とレベッカは背後に目をやる。
 そこには、小さく会釈する黒服の人物。
「昨日、『銀月』について調べてみたんだけどね、そうしたらとんでもないことが分かったのよ」
「え?」
「あの子は生け捕りにするべきだったのよ」
 すっ、とレベッカは豪華な作りの椅子から立ち上がる。
「影ちゃん、準備するわよ」
 レベッカに命じられ、影と呼ばれた人物は静かに歩み去った。
「あ・・・あの・・・俺は?」
 一人置いて行かれた護衛の一人は、遠慮がちにレベッカに尋ねた。
「ああ、貴方ね」
 にこり、と微笑んで、レベッカは手をかざした。
「戦う仲間達を置いて、一人で逃げてきて私にあの子たちのこと、報告してくれたんだものね。お礼をしなきゃ」
「お礼・・・?」
 その言葉に、だらしなく頬をゆるませる。
 こんな大貴族がくれるお礼だ、どれほどのことか────
「死んで良いわよ」
 ・・・ひゅんっ。
 音もなく・・・・・・焼け付く光。
 一瞬後には、もう何の後もない。
 床に残った、焦げた後だけが、さっきの護衛が存在した証────
「意気地なしには、死を」
 レベッカは、無情に呟いた。

「こらーーー!!出てこいレベッカーーー!!」
 大きな屋敷の中に入って、シュリが出した第一声がそれだった。
「ちちちちち、ちょっとシュリ!大声出さないでよ!こっそり進入こっそり奪取、それであたしたち帰るつもりなんだから!」
「入り口であんだけ騒いで、あの極悪女が気づかないはずないだろ!だったら、あいつをこてんぱんにした方が気分すっきりじゃないか!
 リナが止めるが、シュリはやる気満々だった。
 そして────声。
「極悪女だなんて、ずいぶんなこと言ってくれるわね♪」
「・・・レベッカ!!」
 背後を振り返ると、そこにはレベッカが一人立っていた。
「なんの武器も持たずに、大した自信だなぁ!」
「勝つ自信あるもの」
「・・・そのひねくれた根性、まっすぐにしてやるよ!」
 シュリは声を出し、レベッカに殴りかかろうとする。
 ゅんっ、と風を切る音。
 けれど・・・それを出したのは、シュリではなかった。
「・・・きゃぁっ!?」
「それ以上、レベッカ様に手を出すな」
 背後・・・さっきまで向いていた方から、二人分の声があがる。
「アメリア!?」
 振り返ると、そこでは黒づくめの男にアメリアが羽交い締めに捕らえられていた。
「・・・炎の矢(フレア・アロー)!!」
 素早く呪文を唱え、ゼルガディスが魔法を放つ。
 熱が過ぎ去り、皮膚が焼けるにおい。
 しかし黒づくめの男は軽く手でその矢を払った。一瞬後、跡形もなく魔法の矢が消え失せる。
「・・・・・・この力は・・・・・・!」
「リナ!あいつ、ただの人間じゃないぞ!」
 ゼルガディスとガウリイが、驚愕して叫ぶ。
「・・・夜に私に喧嘩を売ったのが、運の尽きね」
 にこりと笑って、レベッカは言う。
「・・・吸血鬼(ヴァンパイア)・・・」
 リナは、それを見て静かに呟いた。
「それか、それに属する・・・夜の眷属との合成獣ね、あの男」
「ご名答♪」
 にっこり、とびきりの笑顔を浮かべて、レベッカは手を挙げた。
 黒づくめの男が、アメリアを片手でつかんだまま、リナ達に向けて手をかざし・・・・・・
『────引きなさい』
 頭の中で、声がした。
 聞き覚えのある声だった。
「でもっ・・・アメリアが!」
『けれど、今のちゃんとした準備のないあなた方には、彼らは倒せませんよ。出直す方が賢明です』
「────黙れ」
 声に向かって言い返したのは、ゼルガディスだった。
「俺はアメリアを見捨てていくつもりはない!」
『そうですか・・・しかたありませんね』
 声が、残念そうに呟く。
『今、あなた方に死なれるわけにはいかないんですよ』
 ふと・・・身体が、不安定な浮遊感に包まれる。
「貴様っ!!止めろ!!」
 誰がこんな事をしているか分かるらしく、ゼルガディスは空中に向けて叫ぶ。
 しかし、声は返事をしない。そのまま、一行を外へと送り出そうとする。
「アメリア────待ってて!絶対助けるから!!」
「は・・・はい!」
 リナの言葉に、アメリアが返事をする。しかし、すぐに黒づくめの男に制され、むっとした表情をする。
「逃げるの?」
 そこに、静かに・・・レベッカの声がした。
「逃げるのね?」
 嘲るような声。
 いや・・・実際に、嘲る声。
「逃げるの────やっぱり意気地なしの卑怯者ね、悪魔の子────!!」
 その瞬間に。
 シュリは、時間が止まったと思った。

  ────悪魔の子め!!この卑怯者!!

 一瞬後、シュリ達はレベッカの屋敷のすぐ外にいた。
 シュリは、自分の鼓動が早くなるのを感じた。
 ・・・何故?何故あの女が、あの事を知っているの・・・・・・?
「一体・・・何のつもりだ、貴様は!!」
「言ったでしょう、あなた方に死なれるわけにはいかないんですよ」
 ゼルガディスの怒りの言葉に、背後から声がした。
「まだ僕との契約・・・と言いますか。依頼が終わっていないんですからね」
 その声の主に振り返って、リナとシュリは同時に声を出した。
「ゼロス!!」
「三日月!!」
「・・・って・・・え?」
 シュリの言葉に、リナは呆然として呟く。
「なんであんた・・・ゼロスのこと知ってるの?」
 驚きのあまり、リナにしては珍しく言葉少なだった。

  続く。

*****

 今回ので分かると思いますが、私はゼルアメ派です♪(笑)オススメ小説があったら教えてください〜。他にはガウリナ、ヴァルフィリ、ルクミリあたりが好きです。
 っていうか、相変わらずガウリイ出番無いですね・・・(汗)すいません。そういうわけで(?)アメリア捕まっちゃいました。
 次回はシュリの告白(?)過去の話をすこしやります(・・・多分)。やけに早く重要な話をするなぁ、と思うかも知れませんが、この話はこれからが長いんです(爆)
 よろしければ、最後までおつきあいいただけたら嬉しいな、と思います。
 では、また次の機会に会いましょう。

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15589うはぁっ!むくぅ 5/23-21:02
記事番号15584へのコメント

こんばんは。むくぅですっ!またくだらない感想を書かせていただきますっ!
シュリ――悪魔の子――で、なんでレベッカ嬢がそのことを知ってんでしょうか?
それと依頼人……ゼロスですか……推理力皆無の私には全くわかりませんでした。
さらに……さらにあめりあがぁあああっ!
……というか影ちゃん……
ゼルにひでぇ目に合わされること決定か……?
ああっ!気になるぅぅう。
というわけで短い上にわけわからないですが、感想、終わらせていただきます(ぺこり)。


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15601影ちょん・・・時貝崎 刻弥 5/24-17:36
記事番号15589へのコメント

むくぅさんは No.15589「うはぁっ!」で書きました。

>こんばんは。むくぅですっ!またくだらない感想を書かせていただきますっ!
 いえいえ、くだらなく何かありませんよ〜。
 感想いただけるだけで感激ですvvv

>シュリ――悪魔の子――で、なんでレベッカ嬢がそのことを知ってんでしょうか?
 それは秘密ですv(をいをい)

>それと依頼人……ゼロスですか……推理力皆無の私には全くわかりませんでした。
 まぁ、ゼロス自身出るかどうか判明させていなかったので、分からなくても平気ですけど(^^;)

>さらに……さらにあめりあがぁあああっ!
>……というか影ちゃん……
>ゼルにひでぇ目に合わされること決定か……?
 ゼルかシュリに酷い目あわされること、今決定!!(え)
 その前に悲劇が・・・(ええええええっ)

>ああっ!気になるぅぅう。
 ありがとうございますv(?)

>というわけで短い上にわけわからないですが、感想、終わらせていただきます(ぺこり)。
 感想ありがとうございました。励みになりますv
 では。

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15591同士だわ♪同士なの♪同士なんだにょ♪ねんねこ E-mail URL5/23-21:48
記事番号15584へのコメント


こんばんは♪ねんねこです♪
某ツリーのレス返しの宣言どおり、レスらせて頂きます☆
あああああ、姫捕まっちゃったじゃないですかっ(汗)
アメリアを助けようとするゼルに惚れました。(今さらかい・爆)
シュリ嬢の事も謎だらけでドキドキします。
なにより、

> 今回ので分かると思いますが、私はゼルアメ派です♪(笑)

のお言葉にかーなーりーどきどきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっvv(待てよ)
ゼルアメ派だったんですね!きゃあぁぁ、同士じゃないですかっ!?(嬉)
凄く嬉しいです。新しいお仲間発見☆
思わず小躍りしてみました(爆)
とかいいつつ、ゼルアメ好き異端者だったりするんですが。ねんねこさん(既にゼルアメじゃないゼルアメしか書けない女なので・泣)

なにはともあれ、続き頑張ってください♪
それではまた♪ねんねこでした。

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15605同士ですわ♪同士なんです♪同士なんだってば♪時貝崎 刻弥 5/24-18:08
記事番号15591へのコメント

ねんねこさんは No.15591「同士だわ♪同士なの♪同士なんだにょ♪」で書きました。

>こんばんは♪ねんねこです♪
>某ツリーのレス返しの宣言どおり、レスらせて頂きます☆
 ありがとうございます〜v
 こんなヤツの小説で良かったらレス付け過ぎちゃってください、感謝しまくってねんねこさんを崇めちゃったりしますのでv(え)

>あああああ、姫捕まっちゃったじゃないですかっ(汗)
 捕まっちゃったよ・・・ちゃん♪(えっ)

>アメリアを助けようとするゼルに惚れました。(今さらかい・爆)
>シュリ嬢の事も謎だらけでドキドキします。
 謎が謎呼ぶシュリ=カートミル(謎) ←謎呼んでるv

>なにより、
>
>> 今回ので分かると思いますが、私はゼルアメ派です♪(笑)
>
>のお言葉にかーなーりーどきどきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっvv(待てよ)
>ゼルアメ派だったんですね!きゃあぁぁ、同士じゃないですかっ!?(嬉)
>凄く嬉しいです。新しいお仲間発見☆
>思わず小躍りしてみました(爆)
 わーいわーい ヽ(^_^)) ((^。^)ノ ・・・というわけで、踊ってみました(謎)
 同士です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜vvv

>とかいいつつ、ゼルアメ好き異端者だったりするんですが。ねんねこさん(既にゼルアメじゃないゼルアメしか書けない女なので・泣)
 そんなねんねこさんのゼルアメが好・きv

>なにはともあれ、続き頑張ってください♪
 ありがとうございます〜v

>それではまた♪ねんねこでした。
 ではでは。

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15599初めまして〜+おすすめ小説の紹介mituki 5/24-13:23
記事番号15584へのコメント

時貝崎 刻弥さんは No.15584「銃弾の先 第二章」で書きました。

はじめまして〜〜、結構前からこのHP通ってたのにこの頃になってレス書き始めたmitukiで〜〜す(爆)。あ〜〜、鼻水が止まらん(←年中風邪気味、夏には汗っかきで床をのたうち回ったりエアコンで風邪ひいたり(ボロボロ))。

>「大丈夫、これから悪徳商法でいい目見てるヤツをノしに行くんだから。悪どころか、超正義☆って感じよ!」
>「ちょ、超正義・・・!!」
超正義……しかも保湿気…じゃなくて干し月…でも無くて星付き…(しつこい)。

>「妖しい連中って言ってもね、あたしら、どー見てもまだアルディスの敷地に入ってないよ!」
> シュリが腕を組み、えへんと(リナよりは大きめの)胸を張る。
>「うっ、確かに・・・」
> 男達は、これじゃ手出しが出来んとばかりに、一歩後ろに下がる。
>「だからさ、別にあたしら通りがかっただけだから、見逃してくれない?」
>「しょ、しょうがないな・・・今回だけだぞ!」
> 見張り達の中でもリーダー格のような男が、「見逃してやる、ありがたく思え」とばかりな偉そうな声を出して、後ろを向いた。
> 他の男達もそれに続き、全員後ろを向いたのを確認してから・・・・・・
>「なんちゃって攻撃☆」
> づどがっ!!
> シュリは、見事にリーダー格らしき男の後頭部に跳び蹴りをかました。助走無しでこれだけの高さに蹴りを入れられる、というのはある意味スゴイ。
> ふらり、とナイスなところに一撃を受けた男は身を崩す。
シュリさん……でもこうゆうキャラ好きだからOK。


> 今回ので分かると思いますが、私はゼルアメ派です♪(笑)オススメ小説があったら教えてください〜。他にはガウリナ、ヴァルフィリ、ルクミリあたりが好きです。
ゼルアメと言えばやはりねんねこさんですね。オリキャラも良い味出してますし。
私はギャグ、ほのぼの系が好きですから、おすすめはねんねこさんのHPにある『Mis○ortun○s of m○dnight』でしょうか(なんとなく伏せ字にしてみる)。
HPにはこの『書き殴り』に投稿されてない短編が大量に在りますから、ぜひねんねこさんのHPにも行って見て下さい!。

↓ここです
<a href="http://nenneko.banbi.net" TARGET="_blank">http://nenneko.banbi.net</a>

さて、ゼロスくん出て来ましたね〜。
只でさえ謎が満ちてるのに更に謎を増やすつもりでしょうか、ゼロスくん(笑)。

ところで刻弥さん、このお話の初めの方の展開、シュリさんが負傷して仲良し4人組に助けられると言うのなんですけど………私が考えてた話の展開ににてて(汗)……オリキャラが負傷して4人に助けられるの(あくまで考えてただけ)………………………まあ、私が考えてたのは未だ思いっきりシルエットだけの物だったんですけどね、オリキャラの名前もまだなかったし。
この頃になってやっと名前候補のが何個か思いついたけど…ま、気にしないで下さい。思いついた名前候補はまた違う話考えてそっちのオリキャラに使いますから。ぜーーんぜん気にしないで下さいね。

で、さいごに、
>「ひ、卑怯だぞお前ら!」
>「卑怯もへったくれもパンチパーマもあるか!」
何故にパンチパーマ……

では、『SLAYERS4thefuture』
聴きながらノリノリでこれ書いてたmitukiでした〜。

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15602・・・・・・・・・(汗)時貝崎 刻弥 5/24-17:48
記事番号15599へのコメント

mitukiさんは No.15599「初めまして〜+おすすめ小説の紹介」で書きました。

>はじめまして〜〜、結構前からこのHP通ってたのにこの頃になってレス書き始めたmitukiで〜〜す(爆)。あ〜〜、鼻水が止まらん(←年中風邪気味、夏には汗っかきで床をのたうち回ったりエアコンで風邪ひいたり(ボロボロ))。
 はじめまして!風邪、大丈夫ですか・・・?

>>「大丈夫、これから悪徳商法でいい目見てるヤツをノしに行くんだから。悪どころか、超正義☆って感じよ!」
>>「ちょ、超正義・・・!!」
>超正義……しかも保湿気…じゃなくて干し月…でも無くて星付き…(しつこい)。
 ・・・頑張ってください(何故)

>>「妖しい連中って言ってもね、あたしら、どー見てもまだアルディスの敷地に入ってないよ!」
>> シュリが腕を組み、えへんと(リナよりは大きめの)胸を張る。
>>「うっ、確かに・・・」
>> 男達は、これじゃ手出しが出来んとばかりに、一歩後ろに下がる。
>>「だからさ、別にあたしら通りがかっただけだから、見逃してくれない?」
>>「しょ、しょうがないな・・・今回だけだぞ!」
>> 見張り達の中でもリーダー格のような男が、「見逃してやる、ありがたく思え」とばかりな偉そうな声を出して、後ろを向いた。
>> 他の男達もそれに続き、全員後ろを向いたのを確認してから・・・・・・
>>「なんちゃって攻撃☆」
>> づどがっ!!
>> シュリは、見事にリーダー格らしき男の後頭部に跳び蹴りをかました。助走無しでこれだけの高さに蹴りを入れられる、というのはある意味スゴイ。
>> ふらり、とナイスなところに一撃を受けた男は身を崩す。
>シュリさん……でもこうゆうキャラ好きだからOK。
 ありがとうございますv
 こういうキャラ好きですかー・・・自分は別に・・・(謎)

>> 今回ので分かると思いますが、私はゼルアメ派です♪(笑)オススメ小説があったら教えてください〜。他にはガウリナ、ヴァルフィリ、ルクミリあたりが好きです。
>ゼルアメと言えばやはりねんねこさんですね。オリキャラも良い味出してますし。
>私はギャグ、ほのぼの系が好きですから、おすすめはねんねこさんのHPにある『Mis○ortun○s of m○dnight』でしょうか(なんとなく伏せ字にしてみる)。
>HPにはこの『書き殴り』に投稿されてない短編が大量に在りますから、ぜひねんねこさんのHPにも行って見て下さい!。
>
>↓ここです
><a href="http://nenneko.banbi.net" TARGET="_blank">http://nenneko.banbi.net</a>
 ありがとうございますv今度行ってみますね

>さて、ゼロスくん出て来ましたね〜。
>只でさえ謎が満ちてるのに更に謎を増やすつもりでしょうか、ゼロスくん(笑)。
 今回の謎の源には、実はゼラス様がおりますが(爆)

>ところで刻弥さん、このお話の初めの方の展開、シュリさんが負傷して仲良し4人組に助けられると言うのなんですけど………私が考えてた話の展開ににてて(汗)……オリキャラが負傷して4人に助けられるの(あくまで考えてただけ)………………………まあ、私が考えてたのは未だ思いっきりシルエットだけの物だったんですけどね、オリキャラの名前もまだなかったし。
>この頃になってやっと名前候補のが何個か思いついたけど…ま、気にしないで下さい。思いついた名前候補はまた違う話考えてそっちのオリキャラに使いますから。ぜーーんぜん気にしないで下さいね。
 ・・・・・・気にして欲しいんですか?(爆)

>で、さいごに、
>>「ひ、卑怯だぞお前ら!」
>>「卑怯もへったくれもパンチパーマもあるか!」
>何故にパンチパーマ……
 なんとなく。

>では、『SLAYERS4thefuture』
>聴きながらノリノリでこれ書いてたmitukiでした〜。
 ・・・久しぶりに聞こうかな・・・(爆)
 ではでは。