◆−(再掲示)『みうみうサバイバル』(微ガウリナ)−葵楓 扇(5/30-19:42)No.15690
 ┣あうー・・・−風林みつき(5/31-00:53)No.15698
 ┃┗うふふふふふふ・・・−葵楓 扇(6/1-17:57)No.15725
 ┣再掲示〜。−れい(5/31-04:07)No.15699
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  ┗すれ違う私たち・・・−葵楓 扇(6/1-18:09)No.15728


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15690(再掲示)『みうみうサバイバル』(微ガウリナ)葵楓 扇 5/30-19:42



 こんにちは、みなさん。扇です。
 過去小説を漁って辞書登録をしていたら、久しぶりに見つけた『みうみうサバイバル』。調子に乗って、意味のない再掲示です。
 これ、自分で書いたクセして、割と気に入ってるんですよ・・・。
 サバイバルホラー(?)です。恐怖ものは夢に見るから苦手、っていうひとは、ちょっと気を付けた方が良いかも。まぁ、私が書いた小説ですから、怖くないことは請け合いです(爆)
 ではでは、お楽しみいただけたら幸いです。

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  みうみうサバイバル 〜繁殖生物〜


          いかなる屈強な若者でも
          勝つことの出来ないもの
             『恐怖』


「いい? もう一度ルールの確認をするわよ・・・・・・」
 その場の雰囲気に合わせて、暗くなる声。『仲間』と『敵』のゴクリという喉の音。
 銃を持つ手が震える・・・少し。
「動物の殺害は必要最低限に抑える・・・人間を打つときには、防弾チョッキを着ている躰を狙うこと。と言っても、人を打つのは必要なときでも出来うる限り避けること・・・・・・」
「そして」
 あたしの言葉。続く声。
「相手を全員捕らえたチーム、もしくは先にメンバーが全員行動不能になった方の負け」
「命に関わるような危険な行為を取った者は、失格とする」
「じゃあ、始めるわよ」
 最初の二人の声が誰の者かは、あまりよく判らなかった。

「散れ!」

 これも、誰の声かは判らなかった。
 けれど、考えるより先に、身体が動いた。
 スタートを告げる声がした瞬間から、『ゲーム』は開始する。
 一瞬の油断が、敗北へと繋がるのだ。
 あたしは右へと走った。チームのメンバーが続いた。

 きっと、まだ誰も来たことがないだろう。
 そんな無人島を、あたし達が発見したのは、三日ばかり前のことだった。
「面白そうじゃない。謎と神秘に包まれた、奇妙な島! 燃えるわ〜」
「あんまり調子に乗るなよ」
 あたしがこの島に着いたとたんに、歓声を上げる。
 止めに声を出すガウリイだったけれど、けれどどきどきしている様子には変わりない。
 無人島の、サバイバルゲーム。
 これにハマったのは、いつ頃のことだろうか。
 去年は、ほとんどこればっかりだったと思う。
 今時の流行。
 政府なんかも、天然記念物並の動物に手を出さなければ、ちょっとした大暴れをしても良い、と認めたほど、今の時代サバイバルゲームをやる人は増えている。
 人が死なない程度の威力の銃。銃から身を守る防弾服。非常食、テント。
 全てが、簡単に手に入る時代だった。
 あたし達がこの島へ来た理由も、そのゲームのため。
 一体、何が起こるか本当に判らない島。
 面白そうじゃない、とばかりに、あたし達は挑んでいった。

 ルールは簡単だった。
 相手を捕まえる。殺してはいけない。自分たちは掴まらないようにする。死んだら大変。
 生き残れ。
 そんなものだった。
 あたしのチーム・・・と言っても4人だけだけれど、ともかくあたし達は、何処か安全に寝泊まりできそうな場所を探しにかかる。
「辺りが見渡せるところ・・・辺りが見渡せるところ・・・」
 あたしは呟きながら、道無き道を走っていた。
 敵が奇襲しにくい、広く開けている場所。飲める水が湧く泉などが近くにあると、なおよろしい。野生の植物は食用としてはあまり期待できない。こんな未開拓の島には、どんな毒性植物があるか、判ったものではないのだ。
「おいっ、リナ・・・あんまり走らなくても、ゼル達追ってきてないぞ?」
「そう? ・・・じゃあ、そろそろスピードダウンと行きますか」
 最後尾のガウリイの言葉に、あたしは走りを止める。
「はぁ・・・お前ら・・・相変わらず、体力だけは・・・はーはー・・・有り余ってんな・・・」
 ヴァルが、肩で息をしながら声を絞り出す。
「あんたは、体力がなさすぎるのよ」
「うるせぇ」
「でもリナさん、あんまり走りすぎて体力を消耗しすぎるのは、良くありませんよ」
 ヴァルの毒づきに、アメリアまで味方する。
「はーいはいはい。わっかりましたよ。じゃ、これからはゆっくり行きましょ」
 あたしは肩をすくめ、ゆっくりと歩を進めた。
「・・・・・・む?」
 あたしは、前方にピンク色の丸い物体を見つけ、足を止めた。
「どうした? リナ」
「んー、あれ見て」
 あたしが言うと、ガウリイ達は一斉に視線をピンク色のその物体に注ぐ。
「・・・石の入ったピンクのビニール袋?」
 ガウリイが呟いた。
「内蔵」
「皺のない脳みそ」
 ヴァル、アメリアも続いて言った。
「・・・・・・なんでそういう発想ばっかりなの?」
 あたしが、ちょっぴり呆れて呟く。
 あの綺麗な丸さは、ビニール袋とは思えない。内蔵にはどうあっても見えないし、あれだけ皺のない脳みそは確実にない(と思う)。
 と、なると。
「・・・・・・カバの背中!」
「んなわけねぇだろ」
 あたしの言葉に、すかさずつっこむヴァル。
 こいつ・・・言う準備してたな。
「でも、多分何かの動物だと思うけど・・・もしかしてキノコとか?」
「あんなピンクい動物なんて見たこと無いな・・・」
 あたし達は言い合いながら、徐々にその物体に近づく。
 間近で見ると、大きさはインコとオウムの間くらい。手乗りには少し大きく、肩のりにだいたい良いぐらいの大きさ。首と肩の間に、すっぽりはまりそう。
 ちょんちょん、とあたしは木の枝で突っついてみた。
「みうみう〜・・・?」
 奇妙な鳴き声をあげ、それは顔(?)をあたしへと向けた。
 ピンクの丸い身体。ちょこんと付いた、小さな手足。身体より少し小さいだけの、丸い頭。つぶらな瞳。
『かっ、かわいい・・・』
 あたしとアメリアは、同時に呟いていた。

「・・・・・・で、その丸い物体は何を食べるんだ?」
 結局、あれからゼル達・・・敵チームとは逢わずに、夜がやってきた。
 この島へと来る時に使ったモーターボートからは、だいぶ離れた場所だけれど、少し開けた野原を見つけ、あたし達はそこをキャンプ場に選んだ。
 ヴァル(炊事係)は鍋にお湯を炊き(近くに飲み水の川が流れていてラッキー)中に携帯食料を放り込みながら、あたしへと聞いてきた。
「さぁ。けど、丸い物体って呼ぶの、止めてよ。この子には『みうみう』って名前が有るんだから」
「そうですよねーみうみうv」
 あたしとアメリアが丸い物体改めみうみうを撫でながら、ヴァル(炊事係)へと言った。
 結局あたし達はこのみうみうに一目惚れをしてしまい、連れてきてしまったのだ。
 本当の名前も、正体も何も分からない。ただ、みうみうと鳴くだけ。
 ああっ!! 可愛すぎるっ!!
「けっ。これだから女ってヤツらは嫌いなんだ。可愛いものを見ると、すぐそれだけになる」
「あら〜ぁ」
 あたしはヴァル(炊事係)の言葉に「にやり」と微笑み、言い放った。
「だったら、あんたのスイートハニーはどうなるのよ?」
「フィリアは別(きっぱり)」
 あっさりと言い返された・・・・・・
「あーあ、ゼルガディスさん達、今頃どうしてるでしょうか」
「フィリア・・・ああっ、なんであんな生ごみと同じチームなんだぁぁっ!!」
「あんたらのくじ運が悪いんでしょうがっ! うるさいわよ、場所がばれたらどうするのよ!」
 アメリアが呟き、ヴァル(炊事係)が大声を上げる。この色ボケども・・・(注・色ボケの意味は実は知りません(笑))。
 そう。実はチーム決めはくじ引きだったりする・・・。
「ほーら、さっさと御飯作ってよ! 炊事係!」
「はぁ・・・わーったよ。判った」
 とうとう諦めたように、ヴァルは溜息をついた。

 というわけで、ゼルガディスのチームは今・・・・・・
「・・・・・・ゼロス。毒だけ入れるなよ」
「おやおや、ゼルガディスさんは僕を信用してくれないんですか?」
「当たり前でしょう。誰が、貴方みたいな生ごみを・・・ああ、ヴァル・・・今は何処へ・・・?」
「まったくフィリアさんったら、いっつも自分は悲劇のヒロイン・・・そして僕は炊事係。どっちが本当の不幸人なんでしょう?」
「私に決まってるじゃありませんか(きっぱり)」
「・・・少なくとも、僕の方が貴方よりヒーローヒロイン度は高いですけどね」
「(ぷちっ)あぁーら、何処ぞの生ごみはただ臭いだけ何じゃないんですの?」
「(ぷちっ)おぉーや、何処ぞの自己中心的お嬢さまよりは一般常識はありますけどねー」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一番不幸なのは俺だな」
 ゼルガディスの呟きが、チームのバランスの悪さを物語っていた・・・。
「まったく。勝手にしろ」
 しばらく口論が終わらない様子の二人に見切りを付け、ゼルガディスは銃を手に立ち上がった。
 しばらくは食事も出来上がらないだろうし、少し辺りを散歩でもしてみようか。そんな想いからだった。
 あまり遠出はしない。そう心に誓い、すぐ其処に見える崖の下へと向かった。
 その時、前方に木々に隠れた洞窟を発見したのは、本当に奇蹟に等しかった。
 明かりはポータブルカンテラのみ。これで、真っ暗な洞窟の中にはいるのは、危険すぎる。
 『あまり遠出はしない』
 そう心に誓いなおし、ゼルガディスは一歩洞窟に踏み込んだ。
 きっと、其処は広い洞窟に違いない。十歩ばかりだけ中に入って、それからすぐ出れば大丈夫。ゼルガディスはそう考えた。
 だが、実際に其処は、それほど広くもなく・・・むしろ、狭かった。絶壁となっている崖の下に、穴を少し掘った程度、としか言えない。洞窟と言うよりも、くぼみ。
 その穴に、「ぎらり」と光る無数の光を見つけ、思いとは関係なく足が止まる。
 だが、冷静になってその光を見つめると、それは蝙蝠の瞳がランプを明かりを反射した程度だった。これ以上先へ進み音を立てれば、一斉に蝙蝠は襲ってくるだろうが。
「・・・なんだ。大したことはない。コウモリじゃないか」
 自らの鼓動が、どくどくとうるさい。
「もう先には進めないな」
 自分に言い訳をするように、ゼルガディスは呟いた。
 実質、蝙蝠達の背後には壁が見える。先に進めたくとも、先がない。
 くるり、とゼルガディスはきびすを返す。
 その時、見えてしまった。
 先ほどまで見えなかった、暗闇の空間・・・左右。

 蝙蝠が飛んでいった。

「んー、よく寝たー!」
 あたしは「ぐぅ〜」と伸びをして、テントの中から出た。
 外はすっかり明るく、お天道様が「おはよう」している。
 あたしの肩の上には、すっぽりとみうみうがはまっている。「みう〜・・・みう〜・・・」と、寝息(?)を立てて、身体を小さく上下させる。
「おはようございます〜リナさん〜あと五分〜」
「・・・・・・アメリア・・・起きてるの? 寝てるの・・・?」
「ふふふ・・・ゼルガディスさん・・・むにぅ」
 アメリアが、口をむにむに動かしながら呟いている。
 寝ている、ととりあえずあたしは判断する。
 けれど、その場を離れようとすると、突然足をアメリアが捕まえる。
「みうみうは〜置いていって下さい〜」
「あんたねぇ・・・」
 あたしが足を振り、手を離させようとする。
 すると突然、首筋に何かが刺さったような「ぷすり」という感じがする。
「つっ・・・」
「・・・ど〜しました〜?」
「ん〜・・・何かの虫かなぁ? みうみうの毛かも」
 あたしが痛みの様な感じを受けたのは、みうみうが乗っている肩の方の首だった。
「何かの虫、って・・・卵植え付けられたりしたらどうするんですか〜? 消毒しないと・・・」
 寝ているのかいないのか、アメリアは目を閉じたままむにむにと喋る。
「そーね。薬塗っておくわ」
 あたしはそう言い放つと、川へと顔を向けた。
 顔を洗いたい・・・アメリアは手を離さない・・・・・・


『一日目
 しまった、と思った。まさか、無人島に漂流するとは思っても見なかった。助けを待つしかない。
 何処か、海のよく見える場所を探しにかかる。生き残った者が私と相棒の二人だけというのが、いささか不安だったが、仕方ない。
 とりあえず、切り立った崖の縁を野宿の場所と選ぶ。本日は、これだけで一日が終わった』


「リナさん!?」
 川で顔を洗い終え、あたしが「すっきりv」と思っているところに、突然聞き覚えのある声が届く。
「フィリア!? やばっ、銃・・・」
「そんな事より、大変ですリナさ・・・・・・」
 あたしが銃を置いてきてしまったことを思い出すと、フィリアがそれを遮って言葉を続けた。
 けれど、それも途中で切る。
「その首のっ・・・もしかして、みうみう鳴きます!?」
「そーだけど・・・何で、知ってるの?」
「そんなことより!」
 フィリアは突然、あたし・・・というより、肩の上のみうみうへと銃口を向ける。
「それを外して下さい! それは・・・」
「ちょ、ちょっと、落ち着きなさいよ」
「早く! じゃないと、撃ち・・・」
 撃ちますよ、と言おうとしたのだろう。
 けれど突然、フィリアの背後から手が伸び、茂みの中へとフィリアを引きずりこんだ!
「ちょっ、フィリア!?」
 あたしは慌ててその後を追おうとした。
 けれど、茂みをかき分けたその先には、もうフィリアも引きずり込んだ奴の姿もなかった・・・・・・


『二日目
 相棒が、奇妙な物体を持って帰ってきた。下記の絵が、それである。みうみう鳴いて、可愛らしい。つい、捨ててこいとは言えない。もしかしたら、何か毒を持っているかもしれないのに。
 食べられそうなキノコを幾つか取ってくる。焼いて食べてみると、結構美味しかった。右記の絵が、そのキノコである』


「変よ!」
 あたしは声をあげる。
 アメリア、ガウリイ、ヴァルも、この自体の大変さ(?)が判っているのだろう。
「俺のフィリアになんて事をっ!」
 ・・・ヴァルは一人、少し違う意味で熱血しているけれど。
「フィリアさん、なんでみうみうを撃とうとしたんでしょうか・・・?」
「それに、そのフィリアを連れ去った奴? 誰なんだ、それは」
「判らないわよ」
 アメリア、ガウリイが口々に言うけれど、あたしはやはり「判らない」としか言いようがない。
「もしかしたら、変質者とか猟奇殺人犯とかがこの島に潜んでいて、わたし達を殺そうとしているとか・・・」
「ちょっ・・・アメリア、あんまり不吉なこと言わないでよ!」
「・・・すいません」
「そうだぞ、アメリア。ボートが無ければ俺たちはこの島から脱出できないとか、ボートは此処からすごく遠いとか、もしそうだったら今頃フィリアは、とかとか、あんまり不吉なことは言うなよ」
「あんたが不吉なこと言いまくってるのよっ!!」
 すぱこっ!
 どんどん問題点を言い連ねるガウリイの後頭部を、あたしはスリッパで殴り倒す。
「ああ、フィリっ・・・」
「うるさいっ!」
 がづっ!
 ガウリイの言葉に触発されたのだろう、再び叫びそうになったヴァルの後頭部を、今度は鍋で殴る。そのまま彼は沈黙する。
「とりあえず、サバイバルゲームは中止よ! 急いでボートの方へと向かいながら、フィリアやゼル達を捜すわよ!!」
 あたしは、声をあげ、ガウリイとアメリアは頷いた。ヴァルは動かない(をい)。
 この時、あたし達はこの事件の本当の意味を知らなかった。
 もしかしたら、肩の上のみうみうは、判っていたかもしれないけれど。


『三日目
 相棒の様子がおかしい。体がだるく、すぐ疲れるという。風邪かも知れない。
 相棒曰く、突然首筋に針を刺したような感じがして、その時は大して気にしていなかったが、数時間経ってから痒みを伴ってきたという。それが怪しい、と言っていた。
 変な虫に刺されたかも知れない。取り敢えず、持っている限りの薬を試し、相棒を崖の下にあった洞窟で寝かせ、私は食料を探しに行った』


 隊列は、最初と同じ。あたし、アメリア、ヴァル、ガウリイ。
 相手を刺激しないように、あえて走らず歩く。銃は常に手の届くところに固定し、あたし達はボートの下へと向かう。
 辺りには、常に視線を向ける。何が待っているか、本当に判らないのだから。
 ちゅんちゅん、と上空から、鳥の鳴き声が聞こえた。つい、あたしはそれを見上げた。
 すると突然、銃声が耳に届いた。
 振り返ると、其処にはアメリアが見えない。
「たぁ〜・・・」
 防弾服に銃弾が当たったのだろう、突然だったせいかアメリアは倒れていた。特に、怪我をしているようではない。最近の防弾服って丈夫・・・。
「一体、何が・・・」
 アメリアが左の方向に倒れていると言うことは、多分右の方から撃たれたのだろう。あたし達は銃を構え、そっちの方角を見る。
「・・・っきゃ!」
 突然、アメリアの声が聞こえ、そして途切れた。
「アメリア!?」
 あたしたちが右を向いていたうちに、後ろとなる方向に倒れていたアメリアの姿が消えていた。今度は、倒れているわけもない。
「・・・くそっ! やられた!! 俺たちの居場所は連中には丸判りだったってワケかよっ!!」
「油断大敵・・・と言うワケか?」
 地団駄を踏むヴァルに、珍しく冷静にガウリイが呟いた。
「おいっ、なんでそんな冷静に居られるんだよ? アメリアが消えたってのに。お前、何か知ってんじゃねぇのか?」
「何言って・・・ちょっとヴァル!」
 突然、ヴァルがガウリイの胸ぐらを掴んだ。持ち上げる、とまではいかなかったけれど。
 あたしが制止すると、ヴァルは口早に言葉を続けた。
「おかしいと思わねぇか? この男・・・あんたが顔を洗いに行って、フィリアが消えた辺りの時刻、こいつも顔を洗うとか水を飲むとか言って、テントから出て行っていたんだぞ? 今のアメリアのだって、こいつは一番後ろにいたんだ。誰も、こいつの行動は見えなかった!!」
「ガウリイ・・・本当なの?」
 ヴァルの言葉に、あたしはガウリイを見た。
 フィリアが突然連れ去られた時、ガウリイはヴァルと同じテントなのだけれど、ガウリイはそのテントにいなかった? しかも、同じく川の方へと行っていた?
 けれど、あたしは行きも帰りもガウリイとは会わなかった。川への道は一本。川は真っ直ぐ流れているから、少し離れたところで水を飲んでいたりしても、十分見つけられる。
「確かに、俺はその時テントには居なかったけど・・・ちょっと用を足しに行ってただけだっ! どうして、俺がフィリアやアメリアを連れ去らなきゃいけないんだ? それに、フィリアが何故みうみうを狙ったとか、アメリアを実際に後ろからどうやって連れ去るとか、謎は全然明かされてないんだぞ? だったら、まだゼルとかゼロスの方が怪しいだろ!」
 ガウリイも、さすがに声を大きくして反論した。
 ヴァルも何か言い返そうと口を開いた。けれど、それより先にあたしが言った。
「ともかく、今はボートの方へと向かいましょ! 相手は、あたし達の居場所に気付いている。こんなトコで仲間割れしている場合じゃないわ!」
 あたしの言葉に、しぶしぶとばかりにヴァルは頷いた。ガウリイも続いた。
 もしかしたら、本当に猟奇犯とかが・・・と、あたしの脳裏に嫌な考えが浮かんだ。
 みうみうは、今だ「みう〜みう〜」と鳴いているだけだった。


『四日目
 相棒の様子は相変わらず良くはならないが、悪くもならない。共に食料を捜しに行き、それ以外はほとんど海を眺める。
 相棒はみうみう鳴く物体を可愛がり、ずっと肩に乗せいている』


 それから、3時間ばかり、あたし達は歩き続けた。
 正体の判らない敵からの奇襲もなく、あたし達の緊張だけが続いた。
 そして、ジャングルのような木々に囲まれた森から、あたし達は丈の長い草ばかりの野原へと出た。ここで、少し休憩することになった。
 理由は二つ。
 一つは、単純に疲れたから。
 そして、もう一つ。
 其処には、明らかに数時間前までキャンプをしていました、という跡があったからだった。
「多分、此処でゼル達が一夜を明かしたんでしょうね」
 あたしは言って、辺りを見渡す。
 眼前には、絶壁としか言いようのない、ぼこぼこした岩壁。根本には、妙に木の茂った陰がある。
「あの陰、無茶苦茶怪しいな」
 ヴァルが言って、其処へ近づこうとした。
「おい、単独で行動するな! 四人で居たのに一人さらわれたくらいだ。一人じゃ危なすぎる!」
 ガウリイが止めたが、効果はなかった。
「あんたに指図されるいわれはない。そうさ、最初からあんたら二人がこんなサバイバルゲームをやろうとしなければ、せめてこんな得体の知れない島じゃ無いところでやれば良かったんだぜ!? これで俺たちが殺されたら、半分はお前らが悪いんだろうが!」
 普段から短気なヴァルだけれど、ずっと続いた緊張と、恋人の安否が判らないと言う不安から、口調がいつもより荒くなる。
 そのまま、ずかずかと草を割って、木々の陰へと向かう。
「・・・どうする?」
「あたしに言わないでよ・・・」
 ガウリイに問われたけれど、あたしはそうとしか言えなかった。
 あたしはみうみうを一度見てから、ヴァルへと視線を移した。
 彼はしばらくの間木のあたりをうろうろした後、その陰へとするりと入っていった。
「・・・洞窟?」
 それを見て、あたしは呟いた。
 確かに、其処には洞窟があった。まるで、木に隠されたような。
 1、2分ばかりしてから、ヴァルが出てきた。
「・・・い・・・・・・二人・・・けが・・・ったぞ!」
 何か叫んでいるが、遠いせいか、良く聞こえない。
「ちょっと、何?」
 あたしとガウリイは、座り込んでいたけれど立ち上がり、ヴァルの元へと近づいていった。
「だからーっ! 二人分の仏サンが・・・」
 ヴァルの声がやっとマトモに聞こえてくると、突然何か耳をつんざく音がする。とたんに、ヴァルが倒れる。
「銃声!?」
 ガウリイが短く言い、疲れているであろうに走り出した。あたしもなんとか続いた。
 けれど、ヴァルが倒れていた場所にたどり着いたけれど、其処にはもうヴァルの姿はなかった・・・。


『七日目
 相棒の首筋が、少し腫れてきた。其処が、数日前何かに刺されたと感じたところらしい。腫れが引けばすぐ治るだろう、と相棒は気楽だった。
 今日も船は見あたらなかった』


 もう、二人だけになってしまった・・・・・・
 あたしとガウリイの脳裏に、「絶望」の二文字が浮かぶ。
 本当に、あたし達は正体の分からない奴らに殺されるって言うの?
「絶対嫌っ! こんなところで死にたくない!!」
 あたしが頭を抱え、叫ぶ。
「・・・・・・リナ」
 あたしの肩・・・みうみうの居ない方の肩に手を置き、ガウリイは呟いた。
「一体、何処の何奴よ! なんで、あたし達がこんな事に・・・・・・」
「リナ!」
 あたしが黙ると、ガウリイはもう一度あたしの名を呼んだ。
 あたしがガウリイの顔を見上げると、彼は力強い意思を秘めた瞳であたしを見た。
「お前は俺が絶対護ってやる・・・」
「・・・・・・え・・・?」
「だから、安心しろ」
 にこっ、とガウリイは微笑んだ。
 顔がちょっと、赤くなる。
「絶対に、アメリア達を助け出して、一緒にこの島から脱出しよう」
「・・・うん」
 あたしは頷いた。
「元気、出たか?」
「・・・・・・うん」
「じゃあ、ちょっと移動しよう」
 ガウリイは言うと、ヴァルがさっき入っていった洞窟を見た。
「二人分の仏さん、って事は・・・誰かの死体って事だよな? この島に、俺たちより先に着た人が居たって事か・・・・・・調べてみるか?」
「一応・・・見て置いた方が良いかも。・・・・・・ゼルやゼロス達じゃ無いと良いけど」
「・・・・・・そうだな」
 あたしの呟きに、その可能性が捨てがたいものだと実感し、ガウリイは呟いた。
 がさり、と枝をかき分け、洞窟へと入ってみる。
 広いと思ったけれど、それほどでもない。むしろ狭い。ランプが必要、と言うほどでもない。
 蝙蝠達が居たような跡が見えるけれど、今は蝙蝠の姿は見えない。
 そして、洞窟の左右に・・・一人分ずつ。
 確かに、死体があった。
 けれど、服装も風化してボロボロだし、死体と言っても肉も皮もない髑髏。無茶苦茶気持ち悪くなる、と言うほどのエグさはあまりない。
 一日ぐらいでこんな骨になってしまうとは思えないし、着ている服も違うので、これはきっとゼル達ではない。少し、安心する。
 片方の髑髏さんは、着ている服がまるで何かに引き裂かれたように滅茶苦茶になっている。もう片方の方はわりと普通の状態だけれど、右手が何か本のようなものを持っていたような形になっている。
「・・・・・・何なんだろ?」
「さぁ、判らないけど・・・・・・とりあえず、今のところはどうにも出来ない。ボートへ向かおう」
 ガウリイが、いささか残酷に思える言葉を放つ。
 けれど、ここで情けをかけて墓を掘っていたりしたら、それこそ後ろから銃で撃たれかねない。今の犯罪時代、防弾服をも貫通する銃だって存在するのだから。
 あたし達は、その場を離れた。
 二つの死体に隠された秘密も知らずに。


『十日目
 相棒の首筋の腫れは引かない。それどころは、どんどん腫れていっている気がする。それなのに、ずっと肩にみうみう鳴く物体を乗せている。
 少し熱っぽい相棒を置いて、今日も食料を捜すか海を眺めるだけだった』


「・・・見えた!」
 あたしが声をあげ、前方を眺める。
 広く広く広がる、砂浜。そのハジのハジに、あたし達が止めたボートが見えた。
「・・・・・・リナさん」
 すると、突然後方・・・森の方から、声がした。
 聞き覚えのある声。
「アメリア!! それにヴァル!!」
 其処に立っていたのは、途中で消えたアメリアとヴァルだった。
「無事だったのね、良かった・・・」
「リナさん、それよりも!」
 アメリアとヴァルは銃を構え、突然あたしへと向けた。
「その丸い物体を殺せ」
「・・・えっ? なんで!?」
 ヴァルの言葉に、あたしは驚愕の声をあげる。
「お前がそれを殺せないなら、俺が殺してやる」
 ヴァルは言うと、銃口をみうみうへ向けた。
「おい、ヴァル!!」
「動かないで下さい」
 ガウリイが止めに入ろうとしたが、アメリアが今度はガウリイに銃を向ける。
「これも、正義の・・・そしてリナさんのためなんです」
「え・・・?」
 アメリアの言葉に、あたしまでもが動けなくなる。
「みうみうは・・・みうみうは、並の毒蛇なんかよりもよっぽどたちの悪い生物なんです!!」
「そうだ。簡単に言うと・・・・・」
 アメリアが叫び、ヴァルが続いた。
 けれど、最後の言葉を言ったのは、全く意外な人物だった。
「『繁殖生物』だ」
 それは、背後から現れたゼルガディスの声だった。


『十五日目
 もっと早くに、その正体に気付くべきだった。
 キノコと、みうみう鳴く物体。その二つに。
 相棒は悲鳴を上げ、胸をかきむしる。服を大きく引きちぎり、そのまま動かなくなった。すると、どんどんと腫れた首筋が大きく盛り上がり、破裂した。血肉が飛び散り、私は大きくその場を離れる。
 その様を見届けたみうみう鳴く物体は、最後に一声鳴くと、そのまま息絶えた。
 相棒の首筋からは、そのみうみう鳴く物体を小さくしたようなものが、無数に蠢き現れた。あの物体は、相棒の首筋に子を植え付けていたのだ。相棒が感じたという、首筋に針を刺したような痛み。その時、卵を産み付けたのだろう。
 無数の子と引き替えに、自らは息絶える。けれど、生まれる数の方が多いから、絶対数が減ることは自然的にはない。むしろ、増える。これを『繁殖生物』と言わずに、何というか。
 けれど、この島には他のこの物体は見つけなかった。きっと、この小さな幼虫達は、成長段階で大量に死に絶えるのであろう。そして、生き残ったわずかが、命を持つ者に卵を植え付ける。その繰り返し。
 私も永くはないであろう、そうあきらめ、いつか誰かがこの日記を読んでくれることを祈る。
 そう、この話をしなければならない。私が食べていた、キノコ。どうやらこれはあのみうみう鳴く物体達のエサらしく、このキノコの元へと群がっていく。そのため、これを食べていた私を、次なる標的と狙っている。このキノコさえなければ、この物体達から逃げ延びることもできたであろうに。
 誰か、この日記を読んだ者よ。この事実を、人々に知らせて欲しい。
 くれぐれも、この『繁殖生物』を、都会へと持ち込まぬよう注意して・・・・・・』


「嘘・・・・・・」
 耳をつんざく音。それが銃声だと気付くまで、しばらくかかった。
 ヴァルが銃を撃ったのだ。そして、それがみうみうを撃ち落とした。
「リナさん!」
 みうみうが背後で絶命したのを見届け、アメリアがあたしのもとへと駆け寄った。
「大丈夫ですか? 首筋痒くないですよね!?」
「うん・・・大丈夫」
 あたしは、どっと流れ出た脂汗を拭いながら、アメリアに言った。
 ふらり、と倒れかける。ガウリイが、すかさず支えてくれた。
「リナ」
 ゼルガディスが言って、あたしへと近づいていった。
 手には、一冊のボロボロな本を持っていた。
「これが、洞窟にいた死体の片割れが書いた日記だ。今説明したことが、ちゃんと書いてある」
 その日記を、あたしへと手渡した。あたしは、震える手で受け取った。
「早く、こんな島は出よう。そして、この日記を偉いさん方にでも見せて、この島を立入禁止にして貰おう。みうみうがもう居ないとは限らないし」
「・・・そうだね」
 ガウリイの言葉に、あたし達は頷いた。
 ゼルガディスの後ろに、フィリアとゼロスが立っていた。ヴァルがすかさず駆け寄る。
 あ、ゼロスはじき出されてる。微笑みが引きつっている。
 あたし達は、ゆっくりとボートへの歩を進めた。
「ねぇ、ゼル。なんで、アメリア達をさらったの?」
「まぁ、数的有利に立とうとしたから、と言うことだな。あとは、お前達を『恐怖』の枠にはめて身動きできなくし、そこであの生物を殺すように説得にかかろうとしたからだ」
 あたしの質問に、ゼルガディスが相変わらずの冷静さで答えた。
「あたし達、ホントに怖かったんだからね」
「それは悪かったな」
 あたしが怒った口調で、けれど微笑んでいった。ゼルガディスも、微笑み答えた。
「で、なんでフィリアを捕まえたんだ?」
「あの時は、あまりにも行動が突然すぎたし、フィリア一人でリナが説得できるとは思えなかった。あそこで突然俺が現れても、さっき言ったが数的有利の事もあるしな、少々手荒だがああいう行動をとったわけだ」
 今度はヴァルが割って入り、ゼルガディスに質問した。
「あっそ」
 ゼルの返答に、ヴァルはあっさりと答えた。
 変に喧嘩にならないだけ、良かった。
 あたし達はモーターボートにたどり着くと、そのまま乗り込み出発した。
 みんな、顔に安堵の微笑みが浮かんでいる。
 そう。恐怖は終わったのだ。終わったに違いない。
 あたしは、遠ざかる島を見つめながら考え、無意識に首へ伸びた手に気付かなかった。
 そう、気付かなかったのだ。
 首筋に、僅かな痒みがあることに・・・・・・・・・・・・


 恐怖は、終わらないかも知れない。


  END...

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 ふぅ、便利な世の中になりましたね。ビバコピペ(笑)
 前回のあとがきにも書きましたが、ゼロスの存在理由って、ホントに何だろうか・・・(笑)
 なんとなく、映画的にイメージしました。
 途中に出てくる『○日目〜』は、分かると思いますが日記です。
 でも、ホントに長いですよね〜。しかし、やっぱり割と気に入っています。
 読んでくださった方、ありがとうございます。首、疲れませんでしたか?(笑)まぁ、ちくりと痛みを感じてかゆくなったりしたら、それはそれで大変ですが(笑)
 さーて、次は生徒会かー・・・(笑)がんばります・・・。
 ではでは、扇でした〜☆

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15698あうー・・・風林みつき 5/31-00:53
記事番号15690へのコメント


みうみうサバイバル・・・あたしはまだ読んだことなかったさね。しっかし、本気で長いさねなー・・・。背中が疲れましたさね。

つーか感想。
『怖いさね。我恐がりさね』

はうっっ!?短っ!というか、リナさん死んぢゃうさねか!?
でもねー、話変わるんだけどねー、懐かしいさねよー。サバイバルゲーム☆
あたしは去年(うん。・・・学校の暦じゃ、そうさねよね?)、卒業までの残り一ヶ月くらい間、クラスの女子の半分くらいが参加してた『サバイバルおにごっこ』で、学校の敷地内にある山だか森だか駆け回ってたんださね。
いやー・・・。楽しかったなぁ。あの頃はぁ〜♪(しみじみ)

ほいぢゃっ!短いレスでしたが、このへんで。ではでは☆

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15725うふふふふふふ・・・葵楓 扇 6/1-17:57
記事番号15698へのコメント

風林みつきさんは No.15698「あうー・・・」で書きました。

>みうみうサバイバル・・・あたしはまだ読んだことなかったさね。しっかし、本気で長いさねなー・・・。背中が疲れましたさね。
 背中と首の敵、みうみうサバ威張る。

>つーか感想。
>『怖いさね。我恐がりさね』
 それで読んだのですか・・・勇者として称えます。祟ります(をひ)

>はうっっ!?短っ!というか、リナさん死んぢゃうさねか!?
 それは秘密。(爆)

>でもねー、話変わるんだけどねー、懐かしいさねよー。サバイバルゲーム☆
>あたしは去年(うん。・・・学校の暦じゃ、そうさねよね?)、卒業までの残り一ヶ月くらい間、クラスの女子の半分くらいが参加してた『サバイバルおにごっこ』で、学校の敷地内にある山だか森だか駆け回ってたんださね。
>いやー・・・。楽しかったなぁ。あの頃はぁ〜♪(しみじみ)
 と、遠い目・・・(爆)

>ほいぢゃっ!短いレスでしたが、このへんで。ではでは☆
 ではでは〜♪

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15699再掲示〜。れい 5/31-04:07
記事番号15690へのコメント


 今晩和、おはようございます。
 みうみうサバイバル、面白かったです。前にも過去の記録で読んだのですが、こうして再び読み返すと、やっぱり怖いですね〜(^^;)

 それにしても、みうみうが某りり○キッスの某ぴ○ちゃんにそっくりな気がするのは私の…気のせいでしょう、きっと(まあアレには羽根はありますけど手足ありませんしね〜)

 綺麗な薔薇には棘がある、と言うか、油断大敵と言うか…無人島は荒らされてないから何が起こるかホント、わかんないですよね〜ガラパゴス諸島なんかもそれぞれ独自の進化を遂げてる訳ですし。

 繁殖生物…無性生殖タイプなんでしょうか?何か芋虫に卵産み付けるハチ(名前忘れました←をい)みたいです。でもそれがある意味1番安全なんですよね、子供にとっては。栄養もあるし…ある種の蜘蛛は母は自分を犠牲にして子供達のエサとなるそうです…怖っ!(‐‐;)

 リナちゃんご一行様は帰った後どうなるんでしょうねー…ご冥福をお祈り致します(をい)

 ではこれにて、星願月祈も、生徒会の方も頑張って下さいね。
 かしこ。

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15727りりむ?葵楓 扇 6/1-18:04
記事番号15699へのコメント

れいさんは No.15699「再掲示〜。」で書きました。

> 今晩和、おはようございます。
 こんにちは〜。

> みうみうサバイバル、面白かったです。前にも過去の記録で読んだのですが、こうして再び読み返すと、やっぱり怖いですね〜(^^;)
 読んでくださってましたか。ありがとうございます〜。

> それにしても、みうみうが某りり○キッスの某ぴ○ちゃんにそっくりな気がするのは私の…気のせいでしょう、きっと(まあアレには羽根はありますけど手足ありませんしね〜)
 うーん、りりむ見てません・・・

> 綺麗な薔薇には棘がある、と言うか、油断大敵と言うか…無人島は荒らされてないから何が起こるかホント、わかんないですよね〜ガラパゴス諸島なんかもそれぞれ独自の進化を遂げてる訳ですし。
 ワン○ースを思い出します・・・(笑)

> 繁殖生物…無性生殖タイプなんでしょうか?何か芋虫に卵産み付けるハチ(名前忘れました←をい)みたいです。でもそれがある意味1番安全なんですよね、子供にとっては。栄養もあるし…ある種の蜘蛛は母は自分を犠牲にして子供達のエサとなるそうです…怖っ!(‐‐;)
 その辺はよく分からないですね・・・無性かなぁ・・・(爆)
 カマキリは、夫を食べます(爆)

> リナちゃんご一行様は帰った後どうなるんでしょうねー…ご冥福をお祈り致します(をい)
 その辺は、いろいろと・・・(をひ)

> ではこれにて、星願月祈も、生徒会の方も頑張って下さいね。
> かしこ。
 ではでは☆

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15702こわひ・・・風見霊 E-mail 5/31-16:11
記事番号15690へのコメント

葵楓 扇さんは No.15690「(再掲示)『みうみうサバイバル』(微ガウリナ)」で書きました。

こんにちは
始めて見ました
恐いです
何と言おうと恐いです
この後街でどうなるのか知りたいです
でも…そうするとリナさん死んじゃうんですね・・・
それはやばいか
これからも楽しみにしています
それではまた会いましょう
(いつ会えるかな…OAの方は41秒差だったし…
共有かOAのチャットで会いましょう)
それでは。失礼させていただきます
道化師・鏡でした

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15728すれ違う私たち・・・葵楓 扇 6/1-18:09
記事番号15702へのコメント

風見霊さんは No.15702「こわひ・・・」で書きました。

>こんにちは
 こんにちは。

>始めて見ました
 ありがとです。

>恐いです
 そですよね。

>何と言おうと恐いです
 ありがとうございます。

>この後街でどうなるのか知りたいです
 秘密です。

>でも…そうするとリナさん死んじゃうんですね・・・
 助かるかも知れません。

>それはやばいか
 ええ、いろいろと。

>これからも楽しみにしています
 ありがとうございます。

>それではまた会いましょう
 ええ、また。

>(いつ会えるかな…OAの方は41秒差だったし…
> 共有かOAのチャットで会いましょう)
 運任せです。

>それでは。失礼させていただきます
>道化師・鏡でした
 はい。何故か単調に書いてみた総帥でした。ちゃんちゃん♪(謎)