◆−スレイヤーズラジオ 第8回−龍崎星海(6/1-00:23)No.15717 ┣スレイヤーズラジオ御中−れい(6/1-03:10)No.15718 ┣スレイヤーズラジオ様 −ねじばな(6/1-18:38)No.15731 ┃┗ごめんなさいいいいいいいっ!−ねじばな(6/1-18:56)No.15732 ┗スレイヤーズラジオ 第9回−龍崎星海(6/2-23:57)No.15773 ┗スレイヤーズラジオ様−ねじばな(6/4-13:48)No.15806
15717 | スレイヤーズラジオ 第8回 | 龍崎星海 | 6/1-00:23 |
タンタカタンタッタ タンタララ〜 タララッラ タラララ タララッラ〜 軽快な音楽が流れる 「はいは〜い、今日もやってまいりました、スレイヤーズラジオ! お相手は世界一の美少女、リナ=インバースと」 「ガウリイだ!って、リナ、いつミス・ユニバースに出場したんだ?」 「そんなの、出るわけ、ないでしょ。ンなもんは、言ったモン勝ちなのよ!」 「へぇ〜、そうだったんだ。知らなかったなぁ」 「さて、では今日もお手紙の紹介から!まず1通目はれいさんからです!」 「お、れいさんって言うと、この間、ここに遊びに来てくれた人だな!」 「あら、ガウリイ、よく覚えてたわね〜。ええ、そうよ。 え〜、『こんばんわ』はい、こんばんわ。『今日は手紙だけにさせて頂きますね』 あら、どうしたのかしら。『この前は出演させて頂き、ありがとうございます。まだミルガズィアさんのギャグのダメージが残ってはおりますが、とりあえず元気です』 無理もないわ〜。あれは強烈だったもんね〜」 「そうだよな〜。リナなんか、2日も寝込んじまって、おかげで放送が出来なかったもんな」 「ガウリイ!よけいな事言わないのよ!さて、と、『では、今度は性懲りもせず再び暗号を!これがガウリイに解けなければ今度こそ暗号をお送り致しますのを止めます』 う〜む、また無駄な事を・・・どれどれ?・・・って、何よ、これ!」 「ん?どうしたんだ?リナ。何て書いてあるんだ?ちょっと見せてみろよ」 「だめよ!ガウリイ!見ちゃ!!」 「なんでだよ〜、見せてくれたっていいだろ?なあ、なんて書いてあるんだよ」 「だぁ〜っ!!冗談じゃないわっ!『わたしはガウリイだ〜い好き』なんて、見せれるわけ、ないでしょーがっ!って、しまったあーっ!!」 「・・・なぁんだ、そうだったんだ」 「・・・へ?何が?」 「そうならそうと、早く言ってくれればよかったのに」 「・・・・ガウリイ・・・何を言って・・って、まさか!あのね、ガウリイ! 言って置くけど、さっきのセリフは、れいさんの手紙に書いてあった、暗号なのよっ! 勘違いしないでよね!」 「なんだよ、リナ、今さら恥ずかしがる事ないじゃないか」 「だあぁ〜っ、誰がっ!だから、これは違うって・・だから、人の話を聞けーっ! いきなり抱きつくんじゃないっ!こら、ガウリイ!離しなさいよっ!このバカクラゲ〜ッッ!! ディル・ブラ・・・うわきゃーっ!どこ触ってんのよ、このエロクラゲッ!離しなさ・・・」 ガタタッ!ガタ〜ン! マイクでも倒れたのだろうか、大きな音がして、プツンと音が途切れる。 少しして・・ 「はい、ゼロスです。ここからは僕がここ、アストラル・サイドから放送を続けさせていただきます。 いやあ、何しろ、あっちの状況を生放送するわけにいかないものですから・・・ え?リナさん達は今どうしているのかって?では、ちょっとだけ・・・ おお〜っ!す、すごい!いやあ、皆さんにお見せできないのが、非常に残念です! では、あちらが済むまで、CMをお送りします。 グリフォン・マガジンの新刊ニュースです。 まずは、世界を滅ぼすためにこの世界にやって来た、ダークスター! リナ達はこれを倒す事が出来るのか!ファンタジー界期待の星! ゼロス=メタリオム著、『ラスト・ハルマゲドン』 そして、2冊目は、今、忙しいサラリーマンの間で、話題沸騰! フィリア=ウル=コプト著『正しいティータイムの過ごし方』 3冊目は、人生に疲れたあなたも、これを読めばたちまち人生がバラ色になります! ミルガズィア著『ギャグ百選』 最後は、お子様に今大人気! アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン著『爆裂戦隊ドラグレンジャー』 この本には、付録として主題歌の入ったCDが付いています。 これらの本は、お近くの書店でお求めください。 いやあ、どれも面白そうな本ですねぇ。 特に、僕が書いた、ラスト・ハルマゲドン、ぜひお買い上げくださいね♪ さて、リナさん達の方は・・・おやおや、まだまだかかりそうですねぇ。 仕方がありません。次のお手紙に行きましょうか。 さて、次はねじばなさんからのお手紙です。 『はあーい、ねじばなです。あの情報、ナーガからじゃなかったにせよ、ホントでしたねぇ』 本当に、驚きですよ。一体、どこからあの情報を手に入れたんですか? まったく、たいした地獄耳ですねぇ。どうです、その地獄耳を生かして、魔族になりませんか? 今、我々魔族は人手不足でしてねぇ。歓迎しますよ? 今なら、洗剤1年分もおつけしますよ。いかがですか?・・・おっと、いけない。 話がそれましたね。手紙に戻りましょうか。 『それはともかく、です。スレイヤーズラジオ様で、お題なるものを作って、募集してみてはどうでしょうか。例えば、お題をリナさんの性格とします。それについて、リスナーの方々に意見をしてもらい、それを討論会形式で発表する、というやつです』 なるほど。それはいいかもしれませんねぇ。 きっと激怒したリナさんが大暴れして、沢山の負の感情が味わえそうですし♪ ぜひ最初のゲストは、ねじばなさんにおいでいただいて、スタジオでご意見、いただきたいものですね。 どうでしょうか、ねじばなさん? さて、どうやらまだ時間がありそうですし、音楽でもおかけしましょうか。 さきほどの、アメリアさんの書かれた本の付録のCDをどうぞ」 カチッという音がして、音楽が流れ出す。 ♪生きるって、すばらしい〜 人生って、さいこ〜、愛するってすばらしい〜 「はうっ!なぜ、この歌が・・し、しまった・・・ここはアストラル・サイド、物質世界よりも受けるダメージが大きい・・・ も、申し訳ありませんが、この放送もこれにてお別れとなります・・・ そ、それでは皆さん・・・さようなら・・・ガクッ・・・・・」 いきなり音が途切れ、以後無音となる。 *********************************** はい、龍崎です。なぜか、リナ達の出番が少ないですね(笑) このネタ、だいぶ前からあったんですが、やっとできました。 でも、「リナとガウリイは何をしているの?」とか、「あの後、2人はどうなったの?」 という質問は却下です。 思いっきり、ここのコードに触れますので(笑) まあ、こう言った時点で何をやっているのか、分かりますが(笑) え〜、ここスレイヤーズラジオでは、皆様のお手紙を募集しております。 やってほしいネタ、CM等ありましたら、レスのタイトルを「スレイヤーズラジオ様」にして書いてくださいね。 スタジオ見学者も募集中。自分のキャラクター(性格やしゃべり方)を「何の漫画(アニメ)の誰と似ている」と説明して、お手紙くださいね。 番組に出演できます。まあ、かなりの確立で巻き添えを食らいますが(笑) もう1つ、募集事項があります。 それは、ガウリイに「愛してる」と言われたい人募集! ただ、「オレは○○を愛している」と言うだけ(本当にそれだけ)なんですが、それでもよければ、お手紙ください。 先着1名様限定、早いもの勝ち! さあ、今すぐポストへGO!・・・って、違うだろ!(笑) いえ、募集はマジでやってますので、本当にお手紙下さいね。 くれないと、このネタがボツりますので・・・ ではでは、これにて。 そうそう、前回の音楽は、サンダーバードでした。では今回は何でしょう。 アニソンだったりします。 |
15718 | スレイヤーズラジオ御中 | れい | 6/1-03:10 |
記事番号15717へのコメント 今晩和なのかおはようございますなのか微妙な時間に今日和。 いやぁ、もう暗号お送りは致しません。おいたわしや…(違) ちょっとここで重なってしまいますがフィリアさん著の「おいしい紅茶の入れ方」のCMを。 これを読めば恋のイロハが分かります(をい)いえ、ぢつは某M山氏の「おいしいコーヒーの入れ方」のパクリです(爆) ご存知ありませんでしたらすみません。 ええ、実はこの前見学に来た時、余りにミルガズィアさんのギャグがショックで、確か其処へハンケチを落としていると思いますので、その内取りに伺います。 あ、因みに私はハンカチの事を「ハンケチ」と呼ぶので悪しからず…レトロな言い方ですが。 まあ結局はもっかいラジオ番組の見学者にさせろ、ってコトです。無理でしたら勿論構いませんよ。 ではこれにて。 かしこ。 |
15731 | スレイヤーズラジオ様 | ねじばな | 6/1-18:38 |
記事番号15717へのコメント 龍崎星海さんは No.15717「スレイヤーズラジオ 第8回」で書きました。 > >タンタカタンタッタ タンタララ〜 タララッラ タラララ タララッラ〜 >軽快な音楽が流れる >「はいは〜い、今日もやってまいりました、スレイヤーズラジオ! >お相手は世界一の美少女、リナ=インバースと」 >「ガウリイだ!って、リナ、いつミス・ユニバースに出場したんだ?」 >「そんなの、出るわけ、ないでしょ。ンなもんは、言ったモン勝ちなのよ!」 >「へぇ〜、そうだったんだ。知らなかったなぁ」 > >「さて、では今日もお手紙の紹介から!まず1通目はれいさんからです!」 >「お、れいさんって言うと、この間、ここに遊びに来てくれた人だな!」 >「あら、ガウリイ、よく覚えてたわね〜。ええ、そうよ。 >え〜、『こんばんわ』はい、こんばんわ。『今日は手紙だけにさせて頂きますね』 >あら、どうしたのかしら。『この前は出演させて頂き、ありがとうございます。まだミルガズィアさんのギャグのダメージが残ってはおりますが、とりあえず元気です』 >無理もないわ〜。あれは強烈だったもんね〜」 >「そうだよな〜。リナなんか、2日も寝込んじまって、おかげで放送が出来なかったもんな」 >「ガウリイ!よけいな事言わないのよ!さて、と、『では、今度は性懲りもせず再び暗号を!これがガウリイに解けなければ今度こそ暗号をお送り致しますのを止めます』 >う〜む、また無駄な事を・・・どれどれ?・・・って、何よ、これ!」 >「ん?どうしたんだ?リナ。何て書いてあるんだ?ちょっと見せてみろよ」 >「だめよ!ガウリイ!見ちゃ!!」 >「なんでだよ〜、見せてくれたっていいだろ?なあ、なんて書いてあるんだよ」 >「だぁ〜っ!!冗談じゃないわっ!『わたしはガウリイだ〜い好き』なんて、見せれるわけ、ないでしょーがっ!って、しまったあーっ!!」 >「・・・なぁんだ、そうだったんだ」 >「・・・へ?何が?」 >「そうならそうと、早く言ってくれればよかったのに」 >「・・・・ガウリイ・・・何を言って・・って、まさか!あのね、ガウリイ! >言って置くけど、さっきのセリフは、れいさんの手紙に書いてあった、暗号なのよっ! >勘違いしないでよね!」 >「なんだよ、リナ、今さら恥ずかしがる事ないじゃないか」 >「だあぁ〜っ、誰がっ!だから、これは違うって・・だから、人の話を聞けーっ! >いきなり抱きつくんじゃないっ!こら、ガウリイ!離しなさいよっ!このバカクラゲ〜ッッ!! >ディル・ブラ・・・うわきゃーっ!どこ触ってんのよ、このエロクラゲッ!離しなさ・・・」 >ガタタッ!ガタ〜ン! >マイクでも倒れたのだろうか、大きな音がして、プツンと音が途切れる。 > >少しして・・ >「はい、ゼロスです。ここからは僕がここ、アストラル・サイドから放送を続けさせていただきます。 >いやあ、何しろ、あっちの状況を生放送するわけにいかないものですから・・・ >え?リナさん達は今どうしているのかって?では、ちょっとだけ・・・ >おお〜っ!す、すごい!いやあ、皆さんにお見せできないのが、非常に残念です! >では、あちらが済むまで、CMをお送りします。 >グリフォン・マガジンの新刊ニュースです。 >まずは、世界を滅ぼすためにこの世界にやって来た、ダークスター! >リナ達はこれを倒す事が出来るのか!ファンタジー界期待の星! >ゼロス=メタリオム著、『ラスト・ハルマゲドン』 >そして、2冊目は、今、忙しいサラリーマンの間で、話題沸騰! >フィリア=ウル=コプト著『正しいティータイムの過ごし方』 >3冊目は、人生に疲れたあなたも、これを読めばたちまち人生がバラ色になります! >ミルガズィア著『ギャグ百選』 >最後は、お子様に今大人気! >アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン著『爆裂戦隊ドラグレンジャー』 >この本には、付録として主題歌の入ったCDが付いています。 >これらの本は、お近くの書店でお求めください。 >いやあ、どれも面白そうな本ですねぇ。 >特に、僕が書いた、ラスト・ハルマゲドン、ぜひお買い上げくださいね♪ >さて、リナさん達の方は・・・おやおや、まだまだかかりそうですねぇ。 >仕方がありません。次のお手紙に行きましょうか。 >さて、次はねじばなさんからのお手紙です。 >『はあーい、ねじばなです。あの情報、ナーガからじゃなかったにせよ、ホントでしたねぇ』 >本当に、驚きですよ。一体、どこからあの情報を手に入れたんですか? >まったく、たいした地獄耳ですねぇ。どうです、その地獄耳を生かして、魔族になりませんか? >今、我々魔族は人手不足でしてねぇ。歓迎しますよ? >今なら、洗剤1年分もおつけしますよ。いかがですか?・・・おっと、いけない。 >話がそれましたね。手紙に戻りましょうか。 >『それはともかく、です。スレイヤーズラジオ様で、お題なるものを作って、募集してみてはどうでしょうか。例えば、お題をリナさんの性格とします。それについて、リスナーの方々に意見をしてもらい、それを討論会形式で発表する、というやつです』 >なるほど。それはいいかもしれませんねぇ。 >きっと激怒したリナさんが大暴れして、沢山の負の感情が味わえそうですし♪ >ぜひ最初のゲストは、ねじばなさんにおいでいただいて、スタジオでご意見、いただきたいものですね。 >どうでしょうか、ねじばなさん? >さて、どうやらまだ時間がありそうですし、音楽でもおかけしましょうか。 >さきほどの、アメリアさんの書かれた本の付録のCDをどうぞ」 >カチッという音がして、音楽が流れ出す。 >♪生きるって、すばらしい〜 人生って、さいこ〜、愛するってすばらしい〜 >「はうっ!なぜ、この歌が・・し、しまった・・・ここはアストラル・サイド、物質世界よりも受けるダメージが大きい・・・ >も、申し訳ありませんが、この放送もこれにてお別れとなります・・・ >そ、それでは皆さん・・・さようなら・・・ガクッ・・・・・」 >いきなり音が途切れ、以後無音となる。 > >*********************************** > >はい、龍崎です。なぜか、リナ達の出番が少ないですね(笑) >このネタ、だいぶ前からあったんですが、やっとできました。 >でも、「リナとガウリイは何をしているの?」とか、「あの後、2人はどうなったの?」 >という質問は却下です。 >思いっきり、ここのコードに触れますので(笑) >まあ、こう言った時点で何をやっているのか、分かりますが(笑) > >え〜、ここスレイヤーズラジオでは、皆様のお手紙を募集しております。 >やってほしいネタ、CM等ありましたら、レスのタイトルを「スレイヤーズラジオ様」にして書いてくださいね。 >スタジオ見学者も募集中。自分のキャラクター(性格やしゃべり方)を「何の漫画(アニメ)の誰と似ている」と説明して、お手紙くださいね。 >番組に出演できます。まあ、かなりの確立で巻き添えを食らいますが(笑) > >もう1つ、募集事項があります。 >それは、ガウリイに「愛してる」と言われたい人募集! >ただ、「オレは○○を愛している」と言うだけ(本当にそれだけ)なんですが、それでもよければ、お手紙ください。 >先着1名様限定、早いもの勝ち! >さあ、今すぐポストへGO!・・・って、違うだろ!(笑) >いえ、募集はマジでやってますので、本当にお手紙下さいね。 >くれないと、このネタがボツりますので・・・ >ではでは、これにて。 >そうそう、前回の音楽は、サンダーバードでした。では今回は何でしょう。 >アニソンだったりします。 |
15732 | ごめんなさいいいいいいいっ! | ねじばな | 6/1-18:56 |
記事番号15731へのコメント うわわわわっ!なんか失敗しちゃって変なことにっ!ごめんなさいっ!という訳で、本物はこっちです! ・・・とりあえず、スタジオいってみたいな・・・。 あ、わたし「毒舌」なんですよ♪ちょっとシルフィールとリナ様をたして、4:6の割合で混ざった性格してます。このごろ、スリッパで誰かをはたきたくってしょうがなかったり♪ あ、ゼロス様。魔族へのご招待、ありがたく承らせていただきます♪ ただし・・・「フィリアさんと同時出演して、なにを言われても我慢できたら」という条件付きで。 ガウリイ様。乙女を襲うのはいけません。すかさずアメリア様がすっ飛んで来ますから。 リナ様。御愁傷様です・・・・私が極秘ルートから入手した鉄骨いりスリッパを差し上げます。どんどんはたいてやって下さい。 それでは、またこんど♪ 本当に申し訳ありませんでした・・・・・・。 |
15773 | スレイヤーズラジオ 第9回 | 龍崎星海 | 6/2-23:57 |
記事番号15717へのコメント タラッタッタラ タ〜〜〜 タ〜タ〜タ タタ〜 タタ〜ッタッタ ッタッタタッタ タッタッタタッタ 軽快な音楽が流れる。 「はい、今日もやって参りました、スレイヤーズラジオ!お相手は、あなたのマドンナ、リナ=インバースと」 「ガウリイだ!ところで、リナ、マドンナって、歌でも歌うのか?」 「ちっが〜う!そっちじゃない!マドンナってのは、聖母よ、聖母!」 「歳暮?なんかくれんのか?」 スッパ〜ンッ!!(パ〜ン、パ〜ン、パ〜ン) エコー付きでスリッパで叩く、いい音が響く。 「違うって言ってんでしょ!もういい!それより、今回は特別ゲストをお招きしております!」 「特別!すっごいな〜、誰だ?」 「残酷な魔剣士のゼルガディスと、正義の使者アメリアです!」 「特別ゲストって言うから、どんなすごい人かと思えばまた、お気軽だな〜」 「お気軽で悪かったな!」 「仕方がないですよ、わたし達、そこらを歩いている処をリナさんに捕まったんですから」 「んっふっふっふ・・・アメリア、よく来たわね・・・」 「リ、リナさん?・・あの、目が怖いんですけど・・・」 「どうしたんだ、リナ。何かあったのか?」 「ふふふ・・・どうしたも、こうしたもあるものですか・・・」 ガシッ!いきなりリナの4の字固めがアメリアに決まった! 「のおおおぅっ!!」 「あんたね〜!ゼフィーリアの女王に変な事吹き込んだでしょう! さあ!キリキリ白状なさい!」 「おおっと、リナの4の字固めががっちりと決まっている!アメリア、これは苦しい!」 「おい、旦那。なにを解説しとる。大体、これはプロレスじゃなかろ〜が」 「あうう、変な事なんて、言ってないです!止めて下さい、リナさん!」 「何言ってんのよ!あんた、ゼフィーリアの女王に『あたしが男を作った』なんて、言ったんでしょ! ネタは上がってんのよ!さあ、白状なさい!」 「だ、だって、私は『リナさんは、ガウリイさんととても仲が良いんですよ』って言っただけなのにっ!」 「やっぱり言ったのね!天誅〜〜っ!!」 「おおっと、リナ、アメリアをさらに締め上げた!アメリア、苦しんでおります! アメリア、これはギブアップかっ!」 「・・・おい。聞いてんのか。違うと言うとろ〜が!」 「んのおぉぉぉぉ〜〜〜っっ!!」 バンバンバン!とアメリアが床を叩いて苦しむが、委細構わず攻撃し続けるリナ。 「アメリア、ギブアップする事すら出来ないようです!大丈夫か、アメリア! ・・・おおっと、セコンドに付いたゼルガディスが、見かねてタオルを投げ込みました! チャンピオンのリナ、挑戦者アメリアを下しました!リナ、チャンピオン防衛です!」 カンカンカン!とどこからともなく、鐘の音がきこえ、これまたどこからともなく大歓声と拍手が聞こえて来る。 わああぁぁぁぁ〜〜っ!!パチパチパチパチ! 「ふ・・あたしに挑戦しようなんて、100万年早いのよ」 「ったく・・おい、大丈夫か、アメリア」 「ゼルガディスさん・・・痛いです〜〜」 「いい、アメリア。今日の所はこれで許してあげるけど、今度また変な噂を流したら、こんなモンじゃすまさないわよ。いいわね!」 「は〜い・・・うう、本当の事を言っただけなのにぃ・・・」 「あんですって。今、あんた、なんか言った?」 「・・・・・・・いえ、なんでもないです・・・・・」 「それより、リナ、まさかとは思うが、俺達を呼んだのは、アメリアを仕置きするためなのか?」 「それもあるけど、あんた達にこの後の『番組からのお知らせ』をやって欲しくってね。 それと、アメリア、あんたんトコロで、いろいろと新商品を出してるでしょ? そのCMをここでやってもらおうと思ってね」 「えっ!リナさん、いいんですか!ああ、やっぱり持つべきは友ですねっ!」 「後で代金を払ってもらうけどね」 「・・・やっぱり・・・あの〜リナさん?あたし達の出演料は?」 「そんなモン、ないわ」 「・・・・そんなぁ〜!ひどいです〜!」 「そんな事だろうとは思ったがな。いいからアメリア、そのCMとやらをやれ」 「・・・まあ、ゼルガディスさんがそう言うなら・・・では、いっきま〜す! まずは、この私、アメリアが歌います、『正義の唄』! この唄には、神にささげる聖歌が織り込まれています。 これを聞くだけで、低級魔族なら、一撃で滅びます! 高位魔族ですら、この唄を聞けば、裸足で逃げ出す事、間違いなし! さらに、この唄には人の持つ負の感情を昇華させる働きもあります! これを毎日聞いているだけで、どんな極悪人も善人に早変わり! 一家に一枚、この唄さえあれば、家庭円満、家内安全間違いなし! 欲しい方は、今すぐセイルーン王宮内の神殿にお越しください!」 「・・・なんかすごそうだな〜」 「唄を使って、精神攻撃する訳?・・・とんでもないわね」 「う〜む・・・悪人が善人になるのは、精神を破壊されるからか・・・」 「たぶんね。アメリアの事だから、気づいてないでしょうけど・・・」 「では、2つ目の商品です!今お子さまの間で大人気! 『爆裂戦隊ドラグレンジャー』の人形が発売されました! 5人の仲間を集めれば、君もドラグレンジャーだ! 同時発売の変身セットも、どうぞよろしく!」 「なあ、リナ、ドラグレンジャーって、なんだ?」 「なんか・・大体、想像つくんだけど・・・・あたしがドラグレッドとか言うんでしょうね、きっと」 「んじゃ、俺、ドラグイエローな!ゼルはドラググリーンでいいだろ!」 「だから、俺を巻き込むな!俺は正義の味方になんぞ、なる気はないんだ!」 「え〜、なんでですか、ゼルガディスさん!私達は正義の仲良し4人組じゃないですか!」 「だから、それは止めろと言うとろーが!」 「それよりも、アメリア、もういいの?」 「ええ、これで全部ですから」 「だったらあっちで番組が終わるのを待っててちょうだい。この後はあんた達の出番はないから」 「ええ〜!それはひどいです!もっと出たいです!」 「ふ〜ん、アメリア・・・まだ痛い目に遭いたいみたいね・・・」 「・・・帰らさせていただきます。・・・でも、その前に!『正義の唄』を歌わせていただきます!」 「ちょっと!アメリア!止めなさい!」 構わずに歌い出すアメリア。 「♪生きるって素晴らしい〜 人生って最高〜 正義って素晴らしい〜 正義こそすべて〜」 そこへいきなりゼロス登場。 「ちょっと、止めてください、アメリアさん!」 「あら、ゼロスじゃないの。何しに来たの?・・・またこの番組を乗っ取りに来たんじゃないでしょうね」 「いえ。今日はある方からのCMの依頼に来たんです。それよりも、アメリアさん。 以前に言ったじゃないですか。その歌を歌うのはやめてください、って。 今ので、世界中に散らばった下級魔族が壊滅したじゃないですか!」 「下級魔族が壊滅・・・ひょっとして、いや、ひょっとしなくてもウチのねーちゃんよりすごいかも・・・ っと、それどころじゃないわ。ゼロス、そのCMってなによ」 「あ、このテープに入っていますので、かけて下されば分かります。 そうそう、今度、僕とフィリアさんをこの番組に呼んでくれませんか?」 「フィリア?・・・今度は何をたくらんでるのよ、あんた!」 「やだな〜、リナさん。たくらむなんて、人聞きの悪い。ちょっとある人との約束があるだけですよ。 では、僕はこれで失礼します」 テープをリナに渡すと、ひゅん、と言う音と共に、ゼロスは帰って行った。 「じゃ、俺たちも行くからな」 アメリアとゼルガディスも退場。 「なあ、リナ、そのテープ、何が入ってるんだ?」 「そうね。じゃ、早速聞いてみましょうか」 カチリ、という音が聞こえ、テープが回り出す。 『ゼフィーリアに来たらぜひリアランサーにお越し下さい。 最高のコックが最高の料理を作ってあなたをお待ちしております。 サービスも最高! 特に、ウェイトレスは美人揃い! その優しい微笑みはあなたの心を癒やしてくれます。 リアランサー、リアランサーをどうぞよろしく!』 「話してるのは女の人だけど、、ひょっとしてこれがウェイトレスなのかな? それにしても、リアランサーか。美味しそうだなぁ。そう言えば、リナはゼフィーリアの出身だったよな。 だったら、この店、知ってるか?・・・・って、オイ、リナ、大丈夫か?なんか、白目むいてるけど・・・ ・・・って、わーっ!リナが立ったまま、気絶してる〜っ!リナ〜、しっかりしろ〜っ! キズは浅いぞ〜〜っ!!リナ〜〜〜っ!!!」 ぷつん、という音がして、ガウリイの声が聞こえなくなる。 かわりに、アナウンサーらしき声がする。 「お聞きの通り、パーソナリティーが出演不可能となりましたので、スレイヤーズラジオはこれにて終了とさせていただきます。 この後は番組からのお知らせをどうぞ」 「正義の使徒、アメリアです!」 「・・・・ゼルガディスだ・・・」 「ゼルガディスさん、乗りが悪いですよ!」 「ほっとけ。それより、お知らせとやらをさっさと済ませて帰るぞ!」 「はいっ!それでは番組からのお知らせです! この番組では、皆さまからのお手紙を募集しております! 番組内でやってほしいネタ、CM、呼んでほしいゲスト等、ありましたら、 お手紙してください。 レスのタイトル欄に『スレイヤーズラジオ様』とお書きくだされば結構です。 また、番組の見学者も募集しております。 自分の性格やしゃべり方を、『どの番組のどのキャラみたい』と指定していただければ結構です。 別にスレイヤーズのキャラに限りませんので、『犬夜叉のかごめみたい』でも結構です。 また、ガウリイさんに『愛してる』と言って欲しい方、募集してます。 希望される方は、この番組宛てにお手紙ください。 お手紙がない場合は、勝手にれいさんでこのネタ、やってしまいますので、悪しからず。 それでは、お手紙、お待ちしておりま〜す!」 「済んだな。帰るぞ」 「あ、待ってくださいよ、ゼルガディスさん!それより、いつになったら、セイルーンに来てくれるんですか! ずっと待ってるのに、ちっとも来てくれないじゃないですか!ひどいです!」 「しょーがなかろーが!元に戻る方法が見つからんのだ!もう少し、待て!」 「待てません!!別にそのままでもいいじゃないですか!私は別に、気にしません!」 「お前は気にしなくっても、俺は気にするんだ!いいから、待ってろ! 人間に戻れたら、必ず行くから!」 「待てません!待ってたら、おばあちゃんになっちゃいます! いいから、私と一緒に来てください!父さんに紹介しますから!」 「紹介って・・こら、待て、アメリア!引っ張るんじゃない! 誰も行くとは言っとらんだろーがっ!アメリアっ!!」 ずるずるずる、と人を引きずるような音と共に、ゼルガディスの罵声がだんだん小さくなっていく。 そして、放送が終了する。 *********************** はい、今回より、このようにお知らせもスレイヤーズのキャラにしてもらう事になりました。 よって、次回からは私の後記もありません。 私は謎のAD稼業に専念(笑)させてもらいますので。 ・・・そう言えば、前回の音楽を言うの忘れてたな。 宇宙戦艦ヤマトでした。では、今回はなんでしょう。また、アニソンです。 では、これにて失礼します。 |
15806 | スレイヤーズラジオ様 | ねじばな E-mail | 6/4-13:48 |
記事番号15773へのコメント こんにちは♪ なんかもう毎度おなじみのねじばなです♪ ちゃんと約束守ってくれるんだ・・・ゼロス様ってば。 次回が楽しみ♪ ガウリイ様、リナ様。御自分で、放送を録音したやつを聞いてみてくださいな。 あなたがたがいない間に、どういうことになっているのか、よっっっくわかりますから。 ところで、ちょっと質問が。 「んっふっふっふっふ」 という不気味な声、聞こえませんか? とある筋からの情報だと・・・いや。やめときますね。 それに、よく考えてみれば裏番組の方じゃないのよこの情報。 裏番組の方にもちゃんと注意報発令しといたんだけど・・・ま、いっか。 まあ、いろんなじょうほうがはいってきますが・・・あ! ちょっとCMの依頼を! 『こちら、ディルス王国騎士団です。 現在、我が国の兵力が衰退しております。 腕に覚えのある方、騎士になってみたい方、どうぞいらっしゃって下さい。 面接は一週間後の日曜日、ディルス王宮にて十時から。 実技は、面接に合格した方で、午後一時からいたします。 なお、魔族のかたは固くお断りいたします。 やる気のある方、おまちしています。 by ディルス王国騎士団将軍 』 そういうわけです。おねがいしますね。 それでは、記念すべき第10回をお待ちしてます♪ |