◆−肩に降る雨−ゆえ(6/1-23:00)No.15742
 ┣ぬ〜わ〜っ−みてい(6/1-23:03)No.15744
 ┃┗ひょ〜わ〜(滝汗)−ゆえ(6/2-23:28)No.15770
 ┣うふふふふふふふふ・・・・(笑)−あんでぃ(笑)(6/1-23:18)No.15745
 ┃┗ほほほほほほほほほほほほほほ(汗)−ゆえ(6/3-00:08)No.15774
 ┣雨にぬれながら たたずむ人がいる−龍崎星海(6/2-01:44)No.15747
 ┃┗お茶を飲みながら レスるわしがいる(抹殺)−ゆえ(6/3-00:25)No.15775
 ┗はじめまして!−時貝崎 刻弥(6/2-23:35)No.15772
  ┗ありがとうございます♪−ゆえ(6/3-00:44)No.15777


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15742肩に降る雨ゆえ E-mail URL6/1-23:00


さて、問題です。私は一体何をしているのでしょーか?(滝汗) 滝に撃たれてこようかしら、わたし・・・・・・あう。
思わず書いてしまった雨ねた『梅雨シリーズ』(←勝手にすな) どうしましょうか。ねぇ・・・・・・・(汗)
・・・・でも、この話は「天空別集」なのだろーか・・時間的には【遙絆】SSだけと・・・・(悩むようなもの書くな)しかも2度めだよ。
*************************************************


ふわりとそれは降りてきた。
降りしきる雨と共に。
今日この日の為に。
次の朝を迎える為に。

「行っておいでよ。わたしはここで待っているから――――ね?」

ほのかな光がゆく所は、何よりも気がかなりな人の元。

彼はまだ――――冷たい雨の中に居るのだろうか。



 ■■■ 肩に降る雨 ■■■■


初夏の始めのこの時期には、よく雨が降る。――昔話かなにかでは、春の精霊が夏の精霊を起こす時に泣かされているからとかどうとからしいが。
それはともかくとして、先程より降り出した雨を窓越しに眺めていた肩をポンと叩く手があった。

「何、ぼおっと眺めてるのよ。まあ、あんたがぼーっとしているのはいつもの事だけどさ」
「どーゆー意味だそりゃ・・・・」
「事実を言ったまでよ」
しれっと悪びれた様子などなく答えると、リナはガウリイの肩に手を乗せ身を乗り出して、その窓を覗き込む。そんなリナにガウリイは苦笑するのだった。
「とうとう梅雨突入かしら。毎年のこととはいえ、まあよく降るわねぇ・・・・」
窓の外は、しとしとと降りしきる雨。こういうのを地雨(じあめ)というらしい。リナは梅雨入りしたての窓を眺めながらそう話す。
「そうだな・・・・止まないな・・・・・雨」
ガウリイは呟き、また雨降る外を見る。
そんなガウリイのリナは小さく嘆息した。この時期の、雨の日には時折こんな様子のガウリイを見かける――特に今日は朝からこうだ。
声をかければすぐにいつもの彼に戻るのだが、そのまま一人になったり自分が魔道書などを読んでいたりすると、また雨を眺めているのだ。
いつもの雰囲気とは違う――どこか遠くを見ているような。そんな時の蒼い瞳は、まるで雨空と同じように暗い雲が重く垂れ込めているようだった。
彼は雨の中に何を見ているのだろうか?
そんなガウリイの背中をよほどじっと見ていたのだろうか。突然ガウリイが振り向き、リナが向けていた視線と重なった。
いきなり振り向くなんて思っていなかったリナは、思わず赤面してしまう。相手が視線を感じる程自分は見ていたのかと―――確かにカンはいいのだが。
「なっ、なに見てるよっ!」
怒ったような口調で切り返すも、リナの表情や態度から察して、おそらくは自分の様子が気になっていたのだろう。ガウリイはそう思うと、ゆっくりと微笑んだ。
雨の降るこんな日は、どうしても忘れられないあの事を思い出す。
そして、今まで誰にも告げることの無かった話を、奥底に封じ込めた記憶を、リナには話せると思った。そう、今のリナにだけには――――
「なあ、リナ。少し俺の話を聞いてくれないか――――」
雨音が少し強くなった。



     肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた

     肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた



それは、忘れたい闇だった。捨て去りたい記憶だった。
でも、忘れてはいけないことが必ずあるように――――その記憶と思い出は雨と共にあった。

「ガウリイおにぃちゃん。また、怒られてたの?」
さらりとした自分と同じ金色の髪が、ふて寝していた自分の目の前に落ちてきた。聞き慣れた幼い声に起こされガウリイは少しぶすっとした。
「悪かったな。どーせ、ま・た、だよ。父さんはうるさすぎるんだよ」
剣の鍛錬がまだまだ足りないと先ほど長々とした説教からやっと解放され、家の近くの木の下で一息ついていた所だった。
伝説の武器『光の剣』を継ぐ者として、日々繰り返される厳しい鍛錬。それはいい。剣の鍛錬は嫌いではなかったから。――嫌だったのは、その時に聞かされる心得とか精神論とか。そして継承者としてこうあるべきだと言う、押しつけがましい周囲からの軋轢だとか。
兄妹であるはずの兄とも、同じ継承者を競う者として扱われ、はっきりいって気の休まる所など、あの家には皆無だった。
いや、唯一落ち着ける場所といえば、何かと気をかけてくれる祖母と、そして、このまだ幼い妹――エアリアといる時ぐらいか。
「エア。父さんに言われて来たのか?」
「ううん、別に。おばーちゃんに聞いたらここだって、言われたから。ねえねえねえっ!この前約束した、風車つくってよぉ〜」
女には継承権など無いからと、殆ど両親には、特に父親には構ってもらえてないエアリアは、普段面倒を見てくれてる祖母と、そしてガウリイには良く懐いていた。
ガウリイもそんな妹が可愛くて、鍛錬の合間にはいっしょに遊んでいるのだ。
ねだる妹に急かされて、ガウリイは起きあがると春の終わりの草原へと駆け出した。


強い力は時に人々を救う手だてともなるが、時としてその心を狂わせる。
継承するというその一振りの家宝の剣は、それだけの価値と力を備えたものだった。
しかしガウリイにとってはそんなもの疎ましいだけで別に欲しいとも何とも思っていなかったし、きっと継承者は兄になるものだと思っていた。
継ぐべき者の選定は、前継承者とそして剣自らが決める。継承者候補になりうるのは、その直系の男子と、一族より才を認められた者だけ。
一族の前に引き出された3人の継承者候補は、まずは兄が父よりその剣を手渡された。意識を集中させ、束を握る手に力を込める――が、それだけだった。
なんの変化も起きなかった兄についで、次は親類である一族より推薦された彼が手にする。しかし、結果は同じに終わった。
最後にガウリイの手に渡される。
始めて触れる筈のその剣は、何故だか前からずっと手にしていたかの如くしっくりと手に馴染んだ。何者かに促されるように、ガウリイは瞳を閉じ意識を集める。
頭の中を、体全体を何かの力とイメージが駆けめぐっていった。垣間見えたのは青白き閃光。
「光よっ!!」
付いて出た言葉と共に、ガウリイが手にしていたその束からは、青白く輝く光の刃が現れていた――――『光の剣』の継承者は決まった。

「ガウリイ。やはりお前が継いだかい」
祖母に呼び出されたガウリイは、ぶすっとした表情のまま頷いた。
「別に、こんなモノ継ぎたくなんてないぞ、オレ・・・・」
煩わしいだけだった。兄はそんなものさと、肩を叩き苦笑しつつも認めていたようだが、納得がいかないと最後まで彼とその親族の者は抗議していた。
「まったく・・・・あの家の者達は、異常な位に剣に執着していたからねぇ・・・・・。何もおこらなけりゃいいんだが」
ため息を交じりで祖母は懸念していた事をもらして、窓の外の雨を見上げた。

祖母のその懸念が実際のものとなるのには、さして時間はかからなかった。
突然怒り狂ったかの如く、彼――3人目の継承者候補だった、彼が抜き身の剣を振りかざして家へと押し入ってきた。
その瞳は狂気な光を放ち、顔は醜悪に歪み、とても今まで一緒に剣の鍛錬をしてきた者とは思いがたい姿へと変わり果てている。
「何故なんだっ!!何故私ではなくガウリイなんだ!!!」
家中が騒然となる。逃げまどう人たちの悲鳴や怒号が木霊するのを、ガウリイは本宅から離れになっている祖母の所で耳にした。
剣を手に取り、喧噪のまっただ中に飛び込んだ。
そして彼の見たものは―――――。
梅雨前の雨にしては、ひどく強く降る日だった。



     遠くまたたく光は遙かに私を忘れて流れてゆく流れてゆく



雨が窓を叩く。
あの時と同じように、自分の肩を叩いた雨が。

「行くかい」
旅支度の自分をとがめるでもなく。穏やかな物言いにガウリイは振り向かずに答えた。
「――――もうここには戻らない」
「それもよかろうて」
夜が静寂を包み込む頃、一人全てを背負うようにして旅立つ彼の肩をそのしわがれた手が、ぽんっと押した。
「あの子はわしが逝く時に、一緒に導くさ。なぁに大した時間はかからんろうて。だからガウリイ。お前はお前の道を行きな。それが一番のたむけだよ」
振り向かずに歩き出した若き剣士は、全ての忌まわしきものに関わったその剣を携えていた。



     幾日歩いた線路沿いは行方を捨てた闇の道

     なのに夜深く夢の底で耳に入る雨を厭うのは何故



そして傭兵となり、戦場を駆けめぐる彼がいた。昔、二人で草原を駆けていた時か幻なのかと思えてしまう光景ばかりが目に付く場所。
雨が降りしきる戦場の中で、ひとり立つガウリイに、傭兵仲間で何かと世話を焼いてくれていた男が話しかけた。
「で。お前は死にたいのか?それとも生き続けたいのか?」
いくら腕が良いとはいえ、その行動は生き急いでいるようにしか映らない彼の様子に、やれやれと嘆息する。
「ガウリイ。お前が何を抱えているのかなんぞ、俺は知らんし興味もない。ただ、そんなお前を喜ぶのかね。―――その螢火は」
螢火は亡き者の魂―――フェアリーソウルと呼ぶこともあるが。
死者などその辺にいくらでも転がる場所で、どこからか現れたほのかな光は、雨の中でもその輝きを弱めるどころか、むしろ自分に寄り添うようにして瞬き光る。
ようやくその光の存在に気が付いたガウリイは驚きの表情を見せながらも、その螢火へと手を差し延べていた。―――知っていたから、この光の主を。
「エアリア・・・・・」
あの雨の日に、『光の剣』を巡る争いの為に幼くしてその短い生涯を閉じてしまった、たった一人の妹。
「心配して、また見に来たのか・・・・?」
自嘲気味に呟き、螢火―――エアリアを見上げた。
ふるふると振りかぶる寂しげな笑顔に、ガウリイはようやくその声に気が付くことができた。
「・・・・ありがとな。ばあちゃんにもよろしく言っといてくれよ―――。ああ、まだこっちに居るからって」
降り止まぬ雨の中、その一つの螢火は愛くるしい笑顔を見せ、くるりと周りを回るようにして、そして。光はふわりと天高く昇った。



     肩に降る雨の冷たさは生きろと叫ぶ誰かの声

     肩に降る雨の冷たさは生きたいと迷う自分の声






二人がいる部屋の中には、雨音だけが聞こえていた。
梅雨入りと呼ぶにはまだ早いのかもしれない。確かに雨は降っているが。本格的には、あと少しといった所なのだろう。
リナは椅子から立ち上がると、窓辺に座っていたガウリイの正面に立った。
「んで。あんたは、まだ雨の中に突っ立ってるわけ?」
挑戦的な赤い瞳が、まるで太陽の如く燃ゆる。生気に満ちた彼女そのままに。
「さあな」
そんなリナを座ったまま片手で抱き寄せる。
「ち、ちょっと・・・・セフィル達に見れたら恥ずかしいじゃないのよっ」
二人の関係が出会った頃とは違うものに変化しても、まだどうにもなれないらしくリナは真っ赤になったり少し身じろいだが、嫌とは言わなかった。
「少しだけ・・・このままでいいか・・?」
「バカ」
雨音が、温もりが浸みいってくる。ゆっくりと、そして確実に。




     肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた

     肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた





「けど、この雨止みそうにないわねぇ・・・・・。丘の方に遊びにいったあの子達は、雨宿りしてるとは思うけど。セフィルもいるし」
双子と連れだって遊びに出かけた時には、雨は降っていなかった。
「でも、あの子が出かけるって言うから、降らないと思ったんだけど・・・・外れる時もあるのね」
家の窓越しから見える、丘の上の大きな樹の下におそらく居るのだろう。
「セフィルが一緒なら、雨とか確か止められるんじゃないのか?」
「出来るけどおそらくしないわよ、あの子。前に天候とかは、そーそー都合良くいじくるものじゃないって話していたし。濡れるとかいう程度では唄わないでしょ」
そう話すと、リナはガウリイが腰に絡めていた腕をほどき、一旦その場から離れ暫くしてまた戻ってきた。
「だから、そろそろ迎えにいってくんない?あの子達もお腹すくころだーし」
そういってガウリイの目の前に4本の傘を差し出した。
「オレかぁ?」
「たりまえでしょーが。あたしはご飯作んなきゃいけないし。ぽさーっと、過去眺めてる人とは違って忙しいのよ、こっちは」
「ぽさーって・・・」
「いいから。ほらほら、待たせるとあの子達がうるさいわよ。窓越しに眺めてるより、外にでも出て肌で感じて来なさい」
雨は冷たいだけじゃない。暖かな雨も在るのだと。
丘の上にはあの子が待っているし。
言い方はしごく乱暴だが、ガウリイはそんなリナの見え隠れする気遣いに優しく笑い、傘を持って立ち上がるとひょいっと頭だけかがめて軽く口づけした。
「―――ちょっ。―――ガウっ−」
「はいはい。お迎えにいかさせてもらいますよ。奥さん」
イタズラっぽく笑うガウリイに、リナは常備携帯している愛用のスリッパをお見舞いした。


窓越しにひょこひょこと大きな傘をさし、腕に3本の小さな傘をもった姿が丘の方へと歩いていく姿を見送り、リナは窓を開けた。
「あなたの事はちゃんと覚えてるし、大丈夫よ。冷たい雨の中なんて歩かせないから。―――あたしが保証する」
降る雨の中に腕だけを伸ばし、リナはにっこりと微笑んだ。
「ほら。きっとあの子が唄って待っているから―――」
ふわりと雨の中をリナの手てのひらから離れた光は飛んでいった。




「あ、やっと来た」
「遅っ」
風の結界を張って濡れない様にしていた2人は、ようやくやって来た傘に飛びついた。
「すまん、すまん」
双子達に矢継ぎ早に責め立てられ、ガウリイはぽりぽりと後ろ頭をかきながら、子供達に謝った。
「とーさん、いつも変だけど、今日は特に変だよな」
「そうそう。あとセフィル姉も変だよね。雨降るのに出かけようなんてさ、言い出すし」
「・・・そうなのか?」
フィリスのセリフに、ガウリイが聞く。言われた本人のセフィルは苦笑しながら頷いた。既に傘を広げて帰る体勢のティリスがぶすっとして言ってくる。
「言われて出てきたら、雨は降るし、腹は減るし。―――まあ、けどあんなモノ見れたからいいけどさ」
「私も。綺麗だったよね」
同じく傘を開いたフィリスがうんうんと頷いて笑う。そんな二人の様子をセフィルは、木陰に立ったまま眺めて微笑んだ。
「わたしはもう少しここにいるから、二人は先に帰っていていいよ」
「まだいるんかっ?!」
「へんなの・・・・」
「いいからって。ほらほら、お腹減ったんでしょ?ティリスは特に」
ぶんぶんと大きく頷くと、二人は傘を並べて家の方へともどっていった。その後ろ姿をひらひらと手をふるセフィルの横に、同じく残ったガウリイが居た。
「ガウリイはいいの?一緒に行かなくて?」
赤い瞳が見やる。同じ赤でもリナとはまた違った真紅の瞳。
「へ?」
「行かないんなら、一曲聞いていく?彼女と一緒に」


「あ。セフィルが唄ってる」
「ほんとだ」
まだ帰る途中の道すがら、後ろの丘の方から聞こえてきた声に二人は立ち止まり振り向いた。
場所的には結構離れているはずなのだが、その声は雨音に掻き消されることもなく、二人の所まで流れてきた。
「やっぱ、歌はうまいな」
「料理は下手だけどね」
誉めてるんだかけなしてるんだかよく解らない評価をしつつも、その唄をそのまま聞いていた。



     一番星見付けたら
     誰かにそっと
     声かけたくなりそうで
     急いで帰るよあの家へ

     窓灯すあかり ひとつまたひとつ
     点いてはまた暮れる 闇はまた闇へと



「なんだ、お前達まだこんな所にいたのか」
道端に立ち止まっていた二人の前に、遅れてきたガウリイが追いついた。
「セフィルは?」
「ああ・・・・彼女はもうちょっと唄ってくれるから、もうすこし遅くなるな・・・」
「ふーん。そうなの。なら、とーさん一緒に帰ろ」
ぴょこんと開いた方の腕をフィリスが握った。すこし大人じみた事をいってみても、まだまだ甘えたい盛りの子供なのだ。
「あ、僕もっ!」
どうしても対抗したがるのか、ティリスも反対側の腕にまとわりついてきた。
「おいおい。そんな事してたら、二人とも傘の意味がないぞ」
「いいもーん♪」
「とーさん、早く!」
きゃあきゃあと騒ぐ子供達に引張られるようにしてガウリイは雨降る道を、家路へと急ぐ。肩越しに丘の上を振り向きながら――――
(―――よろしく頼むな)
そう心の中で呟きながら。




     はるかな山のかたちは  
     夜がにじんで
     今日できることはしたよと
     私に教える赤い月

     蜩のこえも 今はもう消えて
     虫たちのこえが 闇をまた闇へと
     太陽が昇れば また新しい朝
     今日がどんな日でも どんな生命(いのち)にも




「私の唄が気に入ってくれたのね?」
一人丘の上で、セフィルはその螢火に笑い掛ける。
「ガウリイは私と貴方を重ねては見てないよ。わたしはわたし、そして貴方は貴方をちゃんと見ていてくれるから。ね?そう思うでしょ?――エア」
ふわりと目の前に降り立った螢火は、ほのかな光を放つ幼い少女の姿へと形を変える。
「私の唄で良かったら、それで送ってあげるから。大丈夫。だって見たでしょ?ガウリイの側にはリナさんがいるし、ティリスとフィリスもいる。仲間もいるしね。
―――もうきっと、冷たい雨の中を一人で歩くこともうないと思うよ―――私もそうだったから、良く分かるの」
にっこりと微笑みあう二人の少女。
姿は似ていたかもしれない。同じ金色の髪、幼き姿。でも、その存在は全てが異なる、形在る者と、形無き逝く者。
紡がれるは輪廻の唄。
そしてもう一つ、好きだったあの歌。
「だからもう還ろうね。次の朝を迎える為に――――」

雨降る丘に『呪歌』とその唄が静かに流れた。




夜、セフィルの部屋のドアがノックされた。
あれほど降っていた雨は夜には上がり、空には月と幾つかの星が見えていた頃だった。
「よっ」
セフィルがドアを開くと、その向こうには予想通りガウリイが立っていた。
「少しいいか?」
「どうぞ」
なんだか今日は立場が逆だなと、二人は苦笑して、セフィルはベッドの上に腰掛け、ガウリイは机の椅子を引っぱり出して座った。
「リナさんから話、聞いたんだね」
「―――ああ。まさか居たなんて思わなかったよ」
それは最初にリナが気が付いた――不意に現れたほのかな光の存在に。そしてその場に居合わせたセフィルもまた、その光の正体に。
「フェアリーソウル―――螢火っていうのらしいね。ガウリイの所では。今日がその日なんでしょ?」
もう雨は降っていない窓を眺める。
「死んだその日にだけ。一番会いたい人の前にだけ螢火は現れるんだ。―――今日は妹のエアリアの命日だからな」
家の中で、いつも自分に笑い掛けてくれた、妹を助けることが出来なかったあの日―――梅雨入り間近の雨ふるあの日。



【遠くまたたく光は遙かに私を忘れて流れてゆく流れてゆく】

   起き上がって遠くを見れば街の光が遠くに流れる。それまでは世界全体が自分に悪意を抱いているように思えた。私を忘れて流れて行く光は救い。

【闇の道】

   歩く心は闇。

【幾日歩いた線路沿いは行方を捨てた闇の道】     
 
   どことも決めずに死に場所を求めて歩いた。

【なのに夜深く夢の底で耳に入る雨を厭うのは何故】 
  
   歩き疲れて雨にうたれて寝ていた。

【肩に降る雨の冷たさは生きろと叫ぶ誰かの声】  
    
   起き上がって雨の冷たさに気づいた。



リナはその魂が何者かをセフィルから聞いていた。本来巫女などではない者が、その螢火の主の事を知ることは出来ない。
しかし、セフィルにはその光の主が何者なのか。そしてどんな思いを抱いてこの地へと現れたのか。何故だか良く分かった。
「確認したかったんだと思うよ。還るその前に。――そしたらぼんやりと雨を見てるから心配になったんだって。――自分のこと。まだ引きずっているんじゃないかって」
あの螢火の――エアリアが自分の所に現れたのは、昔の自分と同じ彼と同じ思いを抱いていたからだろうか。
起きてしまった過去は消えない。逝ってしまった者は戻らない。―――たとえ輪廻の輪が在るとしても。
その輪の行き着く先は、もう此処ではないのだから。この時、この瞬間には戻れない。二度と。
だから、その輪に還る前に確かめたかった、エアリアの魂は、命日のこの日に螢火となってガウリイの前に現れたのだ。
そんなことを知らないガウリイは、雨が降る命日に亡き妹の事を思いだしそして、その事をリナに話ことで自分の気持ちに整理を付けたかったのかもしれない。

あの後、夜二人だけになったとき、リナは全てを隠さず話した。
ガウリイに妹が居た話はちらりと聞いて知っていたが、現れた螢火の存在でもうこの世には居ないことをその時始めて知ったと。理由は無論、ガウリイ本人が語るまで知らなかったけどね。そういって微笑んだ。
「――でもね。そんな話をあたしにだけしてくれて。少しだけ嬉しかった」
ガウリイにはそれで十分だった。


「なあ。あの時唄っていたの。もう一度唄ってくれないか?」
「えっ。今、ここで?」
いきなりの申し出に少し驚き、面と向かって唄うのはさすがに少し照れくさくもあるのだが、セフィルは頷いて静かに唄った。
雨上がりの夜更けの窓から、静かな旋律が漏れてくる。
その唄に耳を傾け、静かに目を閉じた。
後でリナ達は、この唄は呪歌でも何でもなく―――ただ、自分の母親が好きでよく唄っていた歌なの―――そうセフィルは話した。


     いつか雨は止むように
     誰にも明日が来るように

     今日に続く明日 山を越えた夜の
     そのむこうがわに まだ眠っている
     太陽昇れば また新しい朝
     今日がどんな日でも 同じひとつの朝



*********************************************************

はい。おひさしぶりの投稿のゆえです。―――しかし・・・・・・【遙絆】本編はどうしたよっ私っ!!(しかも2度目・・・)
ああああああああ・・・どこかの地下で総突っ込みを入れられそうな気がひしひしとするんですが(特にある2名の方には)
いきなり思いついて、一気に書いちゃったんですよ。『梅雨シリーズ』といいますか、雨ネタを(汗)
元々雨とか雪とかそういうものに、イメージが湧きやすい私なもので。触発されました。はい。
みていさん、桐生さん。私も書いちゃいました。雨ネタ。てへっ☆(をい)

前々から実は考えていたガウリイの過去話のはずなのですが・・・・・おや。何故にお嬢が・・・・(汗)
はじめは本当にガウリイの話だけのつもりでしたが、やはり超ド級の重さになることは請け合いで、(過去の所はやっぱり重いし)せめて双子達とセフィルに引き上げて貰おうという、前作とは逆の構図になってしまいました。さりげに「過去の羽根」とリンクさせようとましたが・・・・・なってないし(泣)
私の所の勝手な設定では、ガウリイは3兄妹で下に妹がいることになってます(待て)
名前は今回慌ててつけてみました。(この時点でダメダメだし)・・・エアリアちゃん。(前は実はセイラだったのだが、セフィルとセリシアもいて「セ」だらけになるので却下)
ああ、ネーミングおちてないですかねぇ・・・・(泣)

今回はかなりみていさんと桐生さんの話に影響されてます。とくに読んでの通り、桐生さんの『蛍姫』の影響強し。あああああああああすみませんですぅ〜〜。
過去の話という設定では、みていさんの影響が・・・・どうしてもお兄さんの名前があの方になってしまうので、必死でひた隠しにして誤魔化しました。(汗)
うちトコのおにーさんは、あの方とはまっっっっっっっっっっったくの別人ですのでっ!!(←重要ポイント)

しかし・・・何が私も書きたかったんでしょうねぇ・・・・。久々の思いつくままに書いてみた話なので。最近ちょっとそういうことがなかったので(苦笑)
一応、次の朝というを私はかってに来世、輪廻転生と繋げて考えました。これは本編にも繋が事なのですが。さぁて・・・・(汗)
話にでてきました曲ですがセフィルが唄ったのは今、はまりこんでいるZABADAKの「Tin Waltz」という歌です。
そして過去話のメインとなった曲は、中島みゆきのタイトルまんま「肩に降る雨」です。たまたま歌詞だけみて、読んだ瞬間に、こりゃ絶対にガウリイの過去だわっ!
と一人もりあがっていた奴がここに(汗)

実はこれ、2回目の投稿だったりします。1度目はみごとに失敗しました(自滅)
再投稿の時に、1回目から少しだけ修正かけました(苦笑)本当は、全面差し替えするか、このまま幻で終わらせようかと本気で考えましたが、する事にしました。

とにもかくにも。ええ、ちゃんと書いてますよ【遙絆】の続き。一度混沌に落ちて、本気で泣いて思わず葬式まで出しましたが(香典までもらった)
もうすこしだけ・・・・待ってて頂けると嬉しいです。本気で見捨てられそうですが。(汗)

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15744ぬ〜わ〜っみてい 6/1-23:03
記事番号15742へのコメント

さっきは学校、今は自宅のみていにございます。

『梅雨シリーズ』ですねっ。
エアリアちゃん、………………………(涙)
ちょうどみていもそのへんの話を書いているので、「を〜うう」とか思っております。
本気で重い…ι
視点は違いますが現在進行形で同じあたりを書いていたので、
………………………ι
…………………………………………ιι

………………………………………………………………ιιι

無理。続行。強行v

救済企画立ち上げないとこぞってスリッパでど突かれそうな気がしてきました。

でーは、続き書きに戻ります。
みてい版梅雨の解釈の仕方をお楽しみにっ!(大風呂敷)

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15770ひょ〜わ〜(滝汗)ゆえ E-mail URL6/2-23:28
記事番号15744へのコメント

こんにちわです。ゆえです。

>『梅雨シリーズ』ですねっ。
>エアリアちゃん、………………………(涙)

梅雨入り前の梅雨しりーず。思わず私ものっかってしまいました(笑)
エアリアは・・・・・・はうっぅぅっ。
前々から考えていたキャラではあるのですか、そのたびに名前がころころとかわっいたりします(苦笑)
なぁんか、どっかで聞いたことのある名前なんですけどねぇ・・・思い出せないのですよ。でも、ぽこっとで出来たので(^^;


>ちょうどみていもそのへんの話を書いているので、「を〜うう」とか思っております。
>本気で重い…ι
>視点は違いますが現在進行形で同じあたりを書いていたので、
>………………………ι
>…………………………………………ιι
>
>………………………………………………………………ιιι
>
>無理。続行。強行v

あああああああああああああああああああああああああああああああああ地雷ふみっっ!!
思いっきりバッティングしてしまってますね、私(滝汗)


>救済企画立ち上げないとこぞってスリッパでど突かれそうな気がしてきました。
>でーは、続き書きに戻ります。
>みてい版梅雨の解釈の仕方をお楽しみにっ!(大風呂敷)

先程読ませて頂きました。ああっ、さすがみていさんですっ。
私の書く過去の話はどうして、こう超ド級に重くなるんですかねぇ・・・・・・最近はこんなんばかりですし(汗)
なんとか後半は持ち上げようと、お嬢を担ぎだして2度目の投稿でも修正いれたのですが・・・・無駄なあがきでしたね。ははははは。沈もう,わし(爆)

今から、レスにいってまいりまーすvv

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15745うふふふふふふふふ・・・・(笑)あんでぃ(笑) E-mail 6/1-23:18
記事番号15742へのコメント



こんばんは♪昨日はかなりうるさくねだりんこしたあんでぃです♪

梅雨シリーズ♪ああ、もう♪みなさんなんてタイムリーなんでしょう♪
季節にはまった投稿で☆
私なんて5月にエイプリルフールネタ☆がふぅ・・・・


ガウリイくんの過去ネタですね♪
光の剣はいらないと、彼はいつも言っておりましたが、それはきっと自分の子供たち(てっちゃん&ふーちゃん)や、せっちゃん、そしてリナちゃん・・・・彼らのおかげで光の剣にも希望が見えてきていたのではないでしょうか?

とか何とか言っても、彼はくらげくんですから(笑)過去の事なんて覚えていないのでしょうが(笑)



遥絆の事についてうるさく言ったのは私です(笑)
約2名のうちの一人は間違えなく私でしょう(笑)
ゆえさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん(恨)

なーんて言うと思ったらあら不思議(笑)
単純な私のこと(笑)微妙に漂うガウリナにもうめろめろv(笑)

という事で許します(おひ)←何様だ(汗)


短かくて申し訳ないのですが、詳しいことは地下で(笑)
それでは、レス魔あんでぃでした♪



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15774ほほほほほほほほほほほほほほ(汗)ゆえ E-mail URL6/3-00:08
記事番号15745へのコメント

>こんばんは♪昨日はかなりうるさくねだりんこしたあんでぃです♪

こんばんわのごめんないですっっ。ああああ、ちゃんと書いてますので(汗)


>梅雨シリーズ♪ああ、もう♪みなさんなんてタイムリーなんでしょう♪
>季節にはまった投稿で☆
>私なんて5月にエイプリルフールタ☆がふぅ・・・・

大丈夫です。ここに今頃雪の季節の話を考えている奴がおりますっ。
・・・・・・どうすんのよって感じなので、そのまま冬まで貯蔵しますが(笑)


>ガウリイくんの過去ネタですね♪
>光の剣はいらないと、彼はいつも言っておりましたが、それはきっと自分の子供たち(てっちゃん&ふーちゃん)や、せっちゃん、そしてリナちゃん・・・・彼らのおかげで光の剣にも希望が見えてきていたのではないでしょうか?

そーいやいらんと言ってましたな(をい)
強い力をどう使うのか。それはやはり目的とその意思があってのことだと思ってます。何かを守るとか、一緒に戦う為だとか。
ガウリイもそうなんじゃないかと。特にリナの存在は大きかった筈ですからね。出てくる敵もやたらと強いし(笑)


>とか何とか言っても、彼はくらげくんですから(笑)過去の事なんて覚えていないのでしょうが(笑)

ほんと、どこまで覚えているんでしょ(笑)
なーんていって、私の考えるガウリイは隠れクラゲだと思っていたりします。
実は全部分かってて、覚えているぞっと(笑)眉唾ものですが(^^;


>遥絆の事についてうるさく言ったのは私です(笑)
>約2名のうちの一人は間違えなく私でしょう(笑)
>ゆえさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん(恨)

にょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(土下座)


>なーんて言うと思ったらあら不思議(笑)
>単純な私のこと(笑)微妙に漂うガウリナにもうめろめろv(笑)
>
>という事で許します(おひ)←何様だ(汗)

月光ガウリナ卍会ですので(待て)
意地でも入れてくるという(笑)実は本当に、時間設定を、まだ旅をしている頃にしようか、どうしようか悩んだのですが、ほのほの夫婦になっていただきました(笑)
じゃないと、重すぎて救われないので・・・・・(滝汗)


>短かくて申し訳ないのですが、詳しいことは地下で(笑)
>それでは、レス魔あんでぃでした♪

レスラーとなって、私に卍固め決め手くださいっ!!(待て)
ありがとうございます〜。
それでは、地下に戻ります(笑)

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15747雨にぬれながら たたずむ人がいる龍崎星海 6/2-01:44
記事番号15742へのコメント

ゆえさん、どうも龍崎です。
新しいお話、アップおめでとうございます。

雨の唄、ですか。たしかにもうそろそろそんな時期ですが・・・
雨というと、去年の東海豪雨のイヤ〜な思い出が・・・
あの時はエラい目に遭いましたからねぇ・・・
1時間に100ミリの雨なんて、実体験するもんじゃないですよ、ええ、マジで。

ガウリイの過去話は、どうしても暗くなりがちですよねぇ。
「死に場所を求めて・・・でも、死にきれない・・自殺する事も出来ない。そんな事をすれば、また争いが起きるから・・オレはどこへ行くんだ?・・・どこへ行けば・・いいんだ・・・こんなモノ・・・いらないのに。いらなかったのに。こんなモノのために・・・オレはっ!・・・・・」
はい、ガウリイの独白でした。って、勝手に話を作るな(笑)

では、また。
ところで、タイトルの歌って知ってる人、いるのかな(笑)

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15775お茶を飲みながら レスるわしがいる(抹殺)ゆえ E-mail URL6/3-00:25
記事番号15747へのコメント

>ゆえさん、どうも龍崎です。
>新しいお話、アップおめでとうございます。

龍の字♪(こら)あらためて、龍崎さんこんにちわです〜。ゆえです。
ありがとうございますvv しかし本編は止まったまんま(滝汗)


>雨の唄、ですか。たしかにもうそろそろそんな時期ですが・・・
>雨というと、去年の東海豪雨のイヤ〜な思い出が・・・
>あの時はエラい目に遭いましたからねぇ・・・
>1時間に100ミリの雨なんて、実体験するもんじゃないですよ、ええ、マジで。

私も1年ほど前に、会社の前を鯉が泳いでいくという、凄い浸水に逢いました。一番酷かった所は腰まで水につかりまして。駅から辺り一面海と化してました。あわてて制服きたままずぶずぶと水に入って、自分のバイクを救出に行ったり(泣)あれの出来事は凄い体験でした。


>ガウリイの過去話は、どうしても暗くなりがちですよねぇ。

どうしてもガウリイの過去って暗いといいますか、重くなっちゃうんですよね(苦笑)


>では、また。

第2部スタートですね♪楽しみにしてます〜〜♪

>ところで、タイトルの歌って知ってる人、いるのかな(笑)

いるのかな?(笑)かなり古い曲ですからね。と、言うことはご存じなのですね(笑)

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15772はじめまして!時貝崎 刻弥 6/2-23:35
記事番号15742へのコメント


 はじめまして、ゆえさん。時貝崎ともうします。

 実は、ゆえさんの小説は、ずーっと前から読んでいました。
 けれど、いまいちチャンスが無く(^^;)やっと感想が書けます。

 これぞチャンス、とばかりに褒めちぎらせていただきます!
 まずは、文!!この、読んでいてすっきりするような文章、ゆえさんくらいしか書けませんよ〜。羨ましい限りです。素晴らしいです〜。
 それに、文章構成!物語がこれだけしっかりまとまっている人も、珍しいです。立派です〜。
 それと、オリキャラの魅力!!私にゃとーていできません・・・こんな、魅力的なキャラづくり・・・。
 美しい文、リナ達の特徴もしっかりと押さえていて、羨ましい限りです・・・。
 常々、ゆえさんの小説を応援させていただいてます。これからも、頑張ってくださいね!!
 通りすがりのガウリナ系ゼルアメ好きより(爆)

追伸・下方にあるねんねこさんの小説へのレスで、「おまけ」としてセフィルちゃんを勝手に使用してしまいました。すいません(_ _)

 では、また会える時に。

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15777ありがとうございます♪ゆえ E-mail URL6/3-00:44
記事番号15772へのコメント


> はじめまして、ゆえさん。時貝崎ともうします。

初めましてです♪ゆえです。時貝崎様vv


> 実は、ゆえさんの小説は、ずーっと前から読んでいました。
> けれど、いまいちチャンスが無く(^^;)やっと感想が書けます。

読んで下さってありがとうございますっ(喜びの舞♪)


> これぞチャンス、とばかりに褒めちぎらせていただきます!

・・・・・・・・はうっ。(溶解)
うう、こんなに誉めて頂いていいのでしょうか、私(笑)
ありがとうございます。でも、そんな大した奴ではないですよ〜〜っっ(汗)時貝崎さんの文章もステキじゃないですか〜〜♪

> 常々、ゆえさんの小説を応援させていただいてます。これからも、頑張ってくださいね!!
> 通りすがりのガウリナ系ゼルアメ好きより(爆)

ガウリナ系ゼルアメ(笑)
本当にありがとうございます。なんとか今度は明るい話かほのぼのしたのを書きたいなと思ってます。
その前に【遙絆】本編なのですが(汗)
レス、ありがとうございます。これからもおつき合いくださりませませ♪


>追伸・下方にあるねんねこさんの小説へのレスで、「おまけ」としてセフィルちゃんを勝手に使用してしまいました。すいません(_ _)

読んで私はよろこんじゃいました♪
お嬢が栄養士・・・・・(笑)あの娘の料理食べたら病院送りの可能性大ですよ。
あ、でも病院だからいいのか(待て)ミルフィ君。その後大丈夫でしたでしょうかねぇ(笑)
卍会の方は、後日ご連絡しますね。

>
> では、また会える時に。