◆−闇の後に・・・第七すてっぷ 〜エラー〜−風林みつき(6/9-23:12)No.15873 ┗闇の後に・・・最終すてっぷ 〜機械の命〜−風林みつき(6/9-23:14)No.15874 ┗別れの曲が頭の中を…;−れい(6/10-03:45)No.15883 ┗♪う〜さ〜ぎお〜いし〜♪(←違う以前に別れじゃないし)−風林みつき(6/10-20:19)No.15891
15873 | 闇の後に・・・第七すてっぷ 〜エラー〜 | 風林みつき | 6/9-23:12 |
こんばんは、みつきさね☆ やみあとも残す所あと、二話で終わるさね。これ入れて。とゆーか、ラスト全然考えてないや(爆)。いっつも一発書きだもんさねなー。我。んだから、各すてっぷに何時間も何時間もかけていたとゆー・・・。 でぅは!そんなわけで、どんなわけで、だからこんなわけで、本編どぞ。今回はちょっち短いかもさね。(だったら前後編にするな) 『闇の後に・・・』 第七すてっぷ 〜エラー〜 ―まずい・・・― 自室にて、あたしはとにかく、一人悩んでいた。―ちなみにこの『まずい』。食べ物のことじゃあない。 そう。あたしの記憶の回路にエラーが発生したのだ。エラー・・・簡単に言えば、記憶があいまいだったり、物忘れが激しかったり・・・ハタから見れば、たいしたことないというかもしれない。でも、あたしみたいな、データ処理などに長けているマリオネットにとっては、致命的な欠陥である。 その上やっかいなことに、このエラーをほっとくと、システムの悪化につながるのだ。世間様的に言う、命の危機ってやつ。 まだ、みんなには知られていないハズだけど、あたしの不自然な言動や行動でばれるのも、もう、時間の問題なんだろうなぁ・・・。 でも、ホントはデータの修正とかすれば、すぐになおるのだ。でも、あたしは自分では出来ないし、ヴァル兄だって、ここに住んでるみんなの中では一番、技術を身につけているってだけで、普通の人がやろうと思うとすっごく難しいし、成功率も低い。ヴァル兄の神経すりへらすようなもの。だから。頼めない。 ―だいたい、あたしにはもう、やることだってないんだし、素直に壊れた方がいいかな・・・?自分から消えたりしたくないんだけど・・・― コンコンッ。 びくぅぅぅ!! いきなりの部屋のドアを叩く音に、あたしは慌てて手足をばたつかせた。 「あああああ、あいてるよー・・・」 ガチャ。 金属製の思いドアをあけて入ってきたのは、アメリア先輩だった。 「忘れたのー?リナ。今日は下で、麦茶の会があるって言ってあったじゃない。 もうすぐフィリアさんも来るのに、リナったらいつまでたっても降りてこないんだもの」 「・・・っ忘れてなんかないよ!今行こうと思ってたとこ!」 ・・・忘れてた・・・。いや、メモリーから漏れていたとでも言おうか。 あたしは、アメリア先輩に疑われぬよう、とっさに弁解したんだけれど、これがかえって不審に思われたらしい。 アメリア先輩は、あたしが座っているベットに腰掛け、心配そうな顔をして、聞いてきた。 「ねぇ。リナ・・・やっぱり最近何か変・・・。何かあったの?」 聞かれることはわかってた。でも、言い訳の用意はしてなかったのに・・・。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 あたしは下を向いたまま、言葉を探して、しばらく黙っていた。 「・・・アメリア先輩さ、何で・・・、まだこのビルに居るの?」 少しして、あたしは口を開いた。 聞かれたことに対しての返事じゃないんだけど、聞きたかったことだから。別にアメリア先輩に、じゃなくて、みんなにだけど。 「何を急に・・・、っっ!!!もしかして・・・わたしがいちゃ、めーわくぅ〜?」 「わーっ!!そうじゃない、そうじゃない! ただ・・・。もう、ここにいても、普通に学園に通うぐらいしかやることないわけだし、アメリア先輩だったら実家の方に帰る必要性とかあるんじゃないかなって・・・!」 涙で瞳をきらめかせるアメリア先輩を制止して、あたしは返事を待つ。 するとアメリア先輩は意外そうな顔をして、言った。 「だって・・・ここには友達・・・仲間がいるじゃない?そりゃあ、わたしも、いずれは帰ることになるだろうけど、どうしてもって理由がないかぎり、今は仲間と一緒にいたいの。 リナだってそうでしょ?」 そして最後は、当たり前とでも言うように、あたしに同意を求めてきた。 正直、どう答えればいいのかわからなかったあたしは、とりあえずこくりと頷いた。 そう。わからない。 ―けど、 逃げるのはやめようと思った。 隠すのもやめようと思った。 あたしは今まで、特別仲間を大切に想ったことはなかったと、自分では思っていた。でも多分、それは違う。エラーを隠してるのも、役に立たないただのがらくたと言われ、去られるのが怖かったから。一人になるのが嫌だったから。信じることもしないで・・・。 去られるのが怖い―それはつまり、みんなと一緒にいたいと考えていいと思う。 だったらあたしは、話してみようと思う。見捨てられるかもしれないけど・・・。 このままじゃ、壊れて修繕不可能になるのも時間の問題。 それでも、もう少し、みんなと一緒にいたい。だから、自分の存在に抗ってみたい。 「アメリア先輩、いこう!みんな、下で待ってるんでしょ?」 「・・・リナ、いい顔してるっ!久しぶりに見たわ」 ・・・え? やっぱり、心配かけてたのかな・・・? 「さっ、いこいこ!」 アメリア先輩は少し照れた表情で言うと、あたしの手をとり、歩き出した。 あとがきゃー 何だかとっても短いさねなー。七だけで終わらせられたかも・・・。 一応これは保存しといて、最終すてっぷまで書いたら、一緒に投稿するさね。 出来れば今日中に新作の方もアップさせたいさね。 ではでは、そーゆーわけでー。 『尾張の織田さんもびっくり☆みつきのうつけ話』 第四弾 我の親さま(母さま)には、偽名がありましてな。聞いてみると、『風間 圭子(かざま けいこ)』。昔、昔のその昔には、その名で定期券を使っていたらしいさね。我の親さまが言うと、嘘とは思えないのが、なお怖ひ・・・。それよりホントに嘘さねか? ちなみに現在の偽名を問いつめた所、即効で思いついたという、信憑性の薄い『むしゃのこうじ はるか(漢字不明)』だとか・・・。 もうすぐ『よんじゅー』のおばさまが何やってんだか・・・・・・ハッ!!こんなことがばれたら殺されるっ!ではでは! |
15874 | 闇の後に・・・最終すてっぷ 〜機械の命〜 | 風林みつき | 6/9-23:14 |
記事番号15873へのコメント さて。最後さね。 叫び続けた新作も、ようやっとアップできるさね。つーわけで、さっさとやりたいから速く書かなきゃ。さね。 ではではさねさね。とっても短い最終すてっぷ(死)をどーぞ。 『闇の後に・・・』 最終すてっぷ 〜機械の命〜 「―どうしてもっと早く言わなかったんだよ!!」 「そうですよぉ!遅くなってからじゃ、間に合わないんですからね!」 下に降りた時には既にフィリア先輩は来ていた。―アメリア先輩とそんなに長く話し込んでたつもりじゃなかったんだけど・・・― それで結局この場にいる全員に話したわけだけど、案の定、話し終えて間髪入れず、ヴァル兄とフィリア先輩とに怒鳴られた。怒鳴られた。他のみんなも呆然としている。あたしはうつむいて、ギリリと唇を噛みしめた。 「リナ・・・。だから、さっきわたしにあんなこと聞いたの?」 震えた声でアメリア先輩が言う。 あたしが沈黙のうちに答えると、 「・・・ごめんね・・・。ひっく・・・何にも知らないのに、・・・当たり前みたいに話し進めて、苦しませて・・・ホント・・・ごめん」 口元に手をあて、涙ながらにあたしに謝罪した。謝る必要なんてないのに・・・。 あたしの方こそ、アメリア先輩に感謝したいぐらいなのに・・・。 「それで、結局の所なおるんですか?」 さすがに少しの動揺を見せつつ、それでも落ち着いてミリーナ先輩が聞くのに、あたしは、 「分からない」 とだけ言った。ホントに分からないんだもの。可能性が低いってことは、考えたくなかった。 「お前、何だって黙ってたんだよ!」 「ルークさん、落ち着いて。 それよりも、最初のエラーの時に、難しくても今と比べれば簡単だったはずです。その時なおしていれば、何の問題もなかったでしょう。 だいたいなおすだけの技術と知識があるのって、この中じゃ、僕とヴァルさんぐらいですし・・・。ゼルガディスさんはできますか?」 「いや、残念ながら専門外だ。機械のシステムのことについてなんて、何も知らないさ。無論、麦茶すするしか能のないガウリイに期待なんて出来ないしな」 ひどいことを言うものだ。 「そうだなー・・・。俺には分かんないな」 ガウリイ先輩もガウリイ先輩で、反論しないし。 「んで?何で黙ってたんだ?」 もう一度、ルーク先輩があたしに聞いた。 あたしはうつむいたままで、答えた。 「・・・戦いは終わったから、もうここは、軍ではないから・・・あたしは・・・必要ないと思ったから・・・。もう要らない、いなくてもいいって言われると思ったの・・・」 「何だよ、それ!?俺達がそんなこと言うって、本当に思ったのか!? 全然信用してないじゃねーか!」 ヴァル兄が本気で怒ったのを、初めてみた。当たり前だ。あたし、すごくひどいこと言ったもん。 みんなの軽蔑の視線が痛かった。涙が出そうならいに・・・。 「ヴァル!落ち着いて、ヴァル!ヴァルだって分かっているでしょう?リナさんがどんなに悩んだか・・・」 必死になってフィリア先輩がヴァル兄をなだめた。 「あなたの気持ちも分かります!裏切られたって気持ちは。でも、リナさんはわたしたちを裏切ったわけじゃない・・・自分がもうすぐ壊れてしまうなんて状況になっても、すぐに誰かに救いを求めたりしない―そんな、素直じゃないのがリナさんだって、あなたが一番よく知ってるはずです! だって、リナさんはあなたの妹なんですから・・・」 あたしは床にひざをつき、震える肩を抱いて語りだした。 もう一つの隠し事を・・・― 「いい・・・もういいよ。本当は・・・まだ黙ってたことあるんだ・・・。 これ、エラーじゃなくて、多分、寿命だから」 「なっ・・・!?」 「どういう意味?」 「あたしが・・・『独裁者』に創られた身だってことは知ってるでしょ?アイツ・・・あたしのこと創った時から、あたしが反抗することを予想して、寿命を人間の数倍も数倍も早めたの。そうすれば・・・もし自分があたしに殺されても、その後確実にあたしは壊れるから・・・。 だから・・・絶対なおらない。あたしにはもう、壊れるのを待つしかない」 「そんな・・・! ひどっ・・・・・・死んでからもリナのこと苦しめるなんて・・・。 そんなのっ、わたしの正義じゃありません!」 アメリア先輩はまた泣いた。あたしは、正直、嬉しくなかった。同情されている気しかしなくて。 「なおせばいいんじゃないのか?」 「は・・・?」 たった今、『なおらない』と言ったばかりなのに・・・。ガウリイ先輩はこんな時にまで何を言うつもりなのか・・・。 「よく分からんが、創られた『後』に、寿命が短くなったんだろ?だったら長くすればいいじゃないか」 「そうか・・・そうですよ!創られた『後』だったんなら、なんとかなるかもしれませんよ。ガウリイさん、たまにはいいこと言うじゃないですか! ヴァルさん!以前、足をなおした時、メモリーをフロッピーにいれてましたよね!?」 「ああ!まだある。あれがあれば、寿命を長くできる・・・!」 ・・・うそ。 壊れる覚悟で話したんだけどな・・・。 でも、今度は嬉しかった。自分の存在を認めてもらえて。自分の存在を喜んでくれる人がいて。 それから、少し自分を恥じた。 怖くて、怯えて、仲間を信じることのできなかったあたしを―。 それでもあたしは、今この、素直に嬉しいと感じた『あたし』を誇りに思いたい。パソコン相手に、にらめっこする自分の仲間を見ながら、あたしは、そう思った。 あとがきゃー あ・・・あれ?ちょびっとだけ長くないさねか(爆)? 最初はちゃんとなおった所まで書くつもりだったさねけど、何かしつこくなったからきりあげるさね。 んー・・・今から書いて今日中に新作の予告だせるさねかぁ?予告だけでも我は時間かかるさね。 まー、一応頑張るさねよ。 『尾張の織田さんもびっくり☆みつきのうつけ話』 第五弾 うつけシリーズ最後を飾るのは、これさね。 2001年4月末。みつき、姉その一の逆鱗に触れ、左の肘に、シャープペンシルをば、刺される。 2001年六月現在。後と見られる小さな黒点。いまだ消えず。 親さまに「あんた、なまり中毒で死ぬよ」と、笑顔の死亡宣告を受ける。 んぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ〜〜〜〜!!!!!!! |
15883 | 別れの曲が頭の中を…; | れい URL | 6/10-03:45 |
記事番号15874へのコメント 今晩輪なのかおはようございますなのか微妙な時間に今日輪(意味ねえ!!) とうとう終わってしまいましたね、闇の後に…あああ。 なまり中毒> 保健室か何処かで診て頂いたら如何でしょう?? 感想> リナちゃんがヘンと思ったらエラーだったとわ…モノホンのリナちゃんが若しキカイでこれと同じ様な状態だったらどうなるんでしょう?何か自力で直(治)せそうな気が(笑)頭良いし。 どーゆータイプのエラーだったんだろーか…まあ余談みたいなもんですが。 ヴァル兄の激昂が格好良いVv(え゛!?)でも兄とかの立場からすると妹とか弟って愛しいもんなんですよ、きっと。多分。私末っ子ですけど(をい)、兄がよく私の部屋にずんずか入り込んで来るし(^^;)普通来ないよ…って今はもう大学生でいないけど。 私も親とか親戚より仲間を選びますね。まあ従姉は大好きですけど…こちらも大学生で簡単には会えませんが(TT) 最後の文がやっぱりシメとして1番良いかも!風林さんも本編には人々の口のみの登場でしたけど仲間なんですね〜★ ではこれにて。 かしこ。 |
15891 | ♪う〜さ〜ぎお〜いし〜♪(←違う以前に別れじゃないし) | 風林みつき | 6/10-20:19 |
記事番号15883へのコメント れいさんは No.15883「別れの曲が頭の中を…;」で書きました。 > > > 今晩輪なのかおはようございますなのか微妙な時間に今日輪(意味ねえ!!) > とうとう終わってしまいましたね、闇の後に…あああ。 さね。終わりましたさね。れーさん、レスとかいろいろとありがたうでしたさね☆ 血の後継者の方までレスくださって、どもさね。これ投稿したらお返事するさね。 > なまり中毒> > 保健室か何処かで診て頂いたら如何でしょう?? ん。でもあんまり問題ないみたいっす。(死) > 感想> > リナちゃんがヘンと思ったらエラーだったとわ…モノホンのリナちゃんが若しキカイでこれと同じ様な状態だったらどうなるんでしょう?何か自力で直(治)せそうな気が(笑)頭良いし。 てゆーか一言、『苦し』って、『もし』って読むんですさねー。初めて知りましたさねよー。(激関係無い) > どーゆータイプのエラーだったんだろーか…まあ余談みたいなもんですが。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さぁ(死)?(←実はそっち系全然知らない) > ヴァル兄の激昂が格好良いVv(え゛!?)でも兄とかの立場からすると妹とか弟って愛しいもんなんですよ、きっと。多分。私末っ子ですけど(をい)、兄がよく私の部屋にずんずか入り込んで来るし(^^;)普通来ないよ…って今はもう大学生でいないけど。 うにゅ。我も末っ子ですさね。・・・でも、愛されたことなんて一度もないわ・・・およよよよ・・・(←悲劇のヒロイン口調でれっつらごー☆) > 私も親とか親戚より仲間を選びますね。まあ従姉は大好きですけど…こちらも大学生で簡単には会えませんが(TT) うにゅ、うにゅ♪あたし自身も仲間、一番っす。多分。きっと。絶対。 > 最後の文がやっぱりシメとして1番良いかも!風林さんも本編には人々の口のみの登場でしたけど仲間なんですね〜★ ううぅ〜・・・。嬉いさねよ〜・・・。 しわがなくて綺麗な頭を使ったかいがあった。あった。 > ではこれにて。 > かしこ。 ほい。ではではみつきでしたさね☆ |