◆−次の予告です。また、長編小説です。−かお(8/24-10:19)No.16742 ┣エクセレントパニックinゼフィーリア編(1)−かお(8/24-23:49)No.16764 ┣エクセレントパニックinゼフイーリア編(2)−かお(8/24-23:51)No.16765 ┣エクセレントパニックinゼフィーリア編(3)−かお(8/26-01:52)No.16781 ┣エクセレントパニックinゼフィーリア編(4)−かお(8/26-22:46)No.16787 ┃┣頑張れマイナー魔王(笑)−ねじばな(8/27-00:20)No.16789 ┃┃┗Re:頑張れマイナー魔王(笑)−かお(8/27-10:02)No.16791 ┃┗Re:エクセレントパニックinゼフィーリア編(4)−宝珠(8/27-15:43)No.16794 ┃ ┗宝珠さんへ。−かお(8/27-22:24)No.16798 ┃ ┗Re:かおさんへ★☆−宝珠(8/28-07:21)No.16801 ┃ ┗Re:宝珠さんへ♪待ってます♪−かお(8/28-18:43)No.16805 ┣エクセレントパニックinエルメキア編(1)−かお(8/28-01:15)No.16799 ┣エクセレントパニックinエルメキア編(2)−かお(8/28-01:18)No.16800 ┃┗Re:エクセレントパニックinエルメキア編(2)−宝珠(8/28-13:02)No.16802 ┣エクセレントパニックinセイルーン編(1)−かお(8/29-09:46)No.16821 ┣エクセレントパニックinセイルーン編(2)−かお(8/29-13:53)No.16823 ┣エクセレントパニックinセイルーン編(3)−かお(8/29-17:40)No.16830 ┃┗Re:待ってました!!−宝珠(8/29-19:19)No.16835 ┣エクセレントパニックin出発編(1)−かお(8/30-10:29)No.16845 ┣エクセレントパニックinダークブレス編(1)−かお(8/31-01:07)No.16872 ┣エクセレントパニックinダークブレス編(2)−かお(8/31-10:03)No.16873 ┗エクセレントパニックinダークブレス編(3)−かお(9/1-00:14)No.16886
16742 | 次の予告です。また、長編小説です。 | かお E-mail | 8/24-10:19 |
えー、こんにちは♪迷った末に、とりあえず、エクセレントパニックを投稿します!! (あとがきとアンケート?参照してください。) どんだけ、かかるか、わかりませんが、また、よろしく、おねがいしまーす!! では、つぎは、小説で。とりあえずのごあいさつまで。−かおー |
16764 | エクセレントパニックinゼフィーリア編(1) | かお E-mail | 8/24-23:49 |
記事番号16742へのコメント さて、こんにちは♪ 本編完結記念に同時に書き上げたお話第二弾(笑) この、話、思いついたの、『スレイヤーズエクセレント』のエンディングからだったりします♪ 一応、本編の続きのつもりで、これも、かいてます。(汗) 『闇とリナと』と、同時進行で書いてたやつなので、かなり、ネタは同じになっています。(お゛い・・) のりは、おもいっきり、スペシャル編♪ ・・エル様・・むちゃしてるし・・。 ではでは。 あ、断っておきますが、何話で終わるかわかりません。これ。(まて!!) いやー、一応、ノートには、書いてあるけど、区切ってないし・・。 と、ゆ〜分けで、全十編ほど、ありますが、どんだけかかるやら・・・。(おいおい・・) ま、気長ーに待ってて下さいな♪ では!いっきまーす!! ############################################ エクセレントパニックinゼフイーリア編・1 サイラーグでの戦いが終わり、ゼフィーリアのゼフィールシティへと向かうあたしとガウリイ。 魔王が、滅びたとはいえ、大量発生してるデーモンも消えたわけでなく、道すがらつち倒しながらの、 里帰りである。 魔王との戦いで、魔血玉(デモンブラット)のタリスマンをなくしてしまったあたし。 が、どうも、それぞれに、欠片を飲み込んだらしく、とてつもなく魔法力(キャパシテイ)は上がってる。 ちょっと、術の研究の為にと、精神を集中してみたところ・・・ 何と、精神世界(アストラルサイド)を視ることが出来た。 本来、精神世界は魔族がいるところ。 ま、くにのねーちゃんは、すんなり、視たり、入りこんだりできるらしーが。まあ、おいといて。 そのせいか、魔術の特性がよく分かり、今まで、使えなかった『ラティルト・リザレクション』 『神聖魔法』等等、といった、強力な術も今やつかいこなせる。 ・・・もしかして、重破斬(ギガ・スレイブ)の不完全バージョンも完全にコントロールできるかもしんない。 (いや・・やっぱ、完全版は・・ねえ・・汗) さすがに、こればかりは、試すことができないが。 あと、面白いのが、いわゆる、禁呪法のバリエーションである。 『彼女』の力を使ったもので、死者を生き返らしたり(!)同化、あるいは、合成された生命を、 分断することなども、出来るよーになった。 一度、術の実験を兼ねて、ブラス・デーモンに術を放ったところ、何と。 かわいいリスさん♪が、そこには、残っていた。どうも、リスの身体を寄りしろとしていたらしい。 で、そのリスに蘇生呪文をかけたところ(これも実験)、生き返った。(おっしゃ!らっきー!!) 人間にも、試してみたいが、何分、実験材料がいない・・。(鬼畜・・) ま、『彼女』は、全ての母なのだから、その力を使えば、(暴走しない限り)何でも、出来るはずである。(笑) あと、オリジナルの呪文(といっても、彼女の力の)で、虚無の球をたたきつけるのとか。 (虚無版ファイアーボール)、虚無の矢を生み出すもの、槍を生み出すもの等等。 ほぼ、精霊魔術にある、一通りのものは、使いこなせるように、なっている。 さすがに、これ・・・、人間には、使えないけど・・・。 ちなみに、神滅剣(ラグナブレード)の、持続時間も、延びている。(笑) 不完全版なら、ほぼ、半日位。完全版なら、さらに、その半分。 ここまで、大幅に魔力アップしてもいーのだろーか?というくらいに、強くなってたりする。 でも、姉ちゃんには、かなわないだろーケド・・絶対。(断言) ま、ともかく、今。よーやく、カルマート王国を抜けて、ゼフィーリア王国へとたどり着いた。 「・・・何?この、人の山は・・・。」あたしは、思わず、つぶやいた。 ゼフィールシティに入る入り口に、人の山ができているのだ。 しかも、どーみても、どっかの、お偉いさんや、魔道士など等である。 「なー、リナ。検問やってるみたいだぜ?」 ガウリイが、町の入り口を指して言う。 確かに。何か、検問をやっている。以前、里帰りしたときは、んなものはやってなかったが。 とりあえず、町の入り口までいくと、 「はい!すみません!順番ですので並んでください!!」 と、女兵士が、人の山を整理している。 「ちょっと、ちょっと。」あたしは、その兵士を呼び止める。 「はい?」「何なの?これ?」あたしは聞く。 「デーモン大量発生の影響です。各国が、人材求めて、集まってきてるんですよ。 あと、赤の竜神の騎士樣に目通りを希望する人々とか・・・。」と兵士。 「ちょっとまてー!ってことは!もしかして、姉ちゃん!今、むちゃくちゃ機嫌悪いんじゃないかー!!?」 あたしは、叫ぶ。 ・・まずい・・・ひじょーにまずい!もし、そんなときに姉ちゃんに会おうものなら・・・・ 殺される。絶対に。 「なー、リナ。赤の竜神の騎士って・・・何だ?」ガウリイが聞いてくる。 「・・・・知らないんですか?」あっけにとられる兵士。 「ガウリイ!里帰り今はやめよー!今いったら、絶対姉ちゃんに殺されるー!!!」 あたしは、半狂乱になって、叫ぶ。 「・・・・姉ちゃん・・って?え?」とまどっている、兵士。と、 「あらー。何か聞き覚えのある声だと思ったら、リナちゃんじゃないのよー!」 人ごみの中から、声が聞こえてきた。 声の方を見ると、黒い髪を二つにみつあみした、あたしと同い年の女の子。 兵士のかっこは、してるけど・・・。 「ロッテ!?」あたしは言う。 彼女、あたしの幼馴染の『ロッテ=グリューン』である。 そういや、兵士になったって、聞いてたけど。 「ひさしぶりねー!リナちゃん!」とロッテ。 「リナ。知り合いか?」ガウリイが、聞いてくる。 「あ、紹介しとくわ。ガウリイ。彼女あたしの幼馴染で、ロッテ。で、ロッテ、こっちが、 あたしの連れのガウリイ。」あたしが紹介すると、 「へー♪リナちゃんに彼氏ねー♪やるじゃん♪」と言う彼女。 「ちっがーう!!!」あたしは、顔を真っ赤にして叫ぶ。 「と、ところで、ロッテ。あたし達もこの人ごみにまぎれて、順番待たなくちゃいけない?」 あたしは、話をすり替えるついでに、一応彼女に聞く。 「あー、リナちゃんならオッケーよ。こっち来て。」 言って、別の入り口に案内してくれる彼女。 「あ、あのロッテさん?いーんですか?」先ほどの兵士が言ってくる。 「いーのよ。リナちゃん、インバース家の人間だから。」とロッテ。 「インバース家っ・・・って!!リナ=インバース!!?」 兵士のもらした、その言葉にその場にいた人々が一斉に固まる。 そしてあたしの方を見て・・・・・・あきらかに、怯えているし・・・・。 「ちょっとまてー!あんたら!人をなんだと・・!!」あたしは、彼らに叫ぶ。 「リナちゃん、リナちゃん。ほら、いくわよ。」 ロッテの言葉を受けて、しぶしぶその場を離れるあたし。・・いつか、覚えとけよあいつら・・・。 「じゃ、この通りから、はいってね♪」ロッテが案内してくれたのは、人ごみよりちょっと離れた所 にある、小さな門。どーやら、関係者のみが、出入りするとこらしい。 あたしが名乗るとあっさり、ガウリイも通してくれた。 「なーリナ。何であっさり通れるんだ?」ガウリイが聞いてくる。 「あたしが、インバース家の人間だからよ。インバース家って特にあたしの姉ちゃんが有名でね・・・。 みんな、知ってるわ。ゼフィールシティの人々は。」あたしは言う。 「じゃ、リナの実家にいこっか。」ガウリイが言ってくる。 「待った!実家はあと!先に『リアランサー』ってお店いくわよ!」あたしは言う。 「何だ?何かたべるのか?」 「・・・姉ちゃんに先に挨拶にいくのよ・・。あと、いーい!ガウリイ!死にたくなかったら、 一切!姉ちゃんによけーなコトを言わないのよ!!」あたしは、ガウリイに釘をさす。 「リナがそこまで恐れる姉ちゃん・・・って・・・・。」とガウリイ。 「すぐ、分かるわよ。あ、あそこよ。」あたしは、ある店を指差す。 店の前には、何十人と人だかり。しかも、座り込んでる人達もいるし・・・。 とりあえず、あたしは、死刑台に登る気持ちで、店の中へと、入っていった・・・・。 あたしが、店に入ると、目ざとく(!)姉ちゃんがこちらに気づいた!! 「リナ!!」姉ちゃんが叫ぶ。 「姉ちゃん!ごめん!!」あたしは、思わずあやまる。 「やーっと帰ってきたわねー。リナ、あんた・・・。」姉ちゃんの声は座っている。 ・・・・・ま・・・・まずい・・・・姉ちゃん・・・・怒ってる!!!!! 「姉ちゃん!とりあえず、これっ!!」言ってあたしは、姉ちゃんに布袋を差し出す。 ここに、帰ってくる前に、ドラゴンズピークに寄って、オルハリコン採らして貰ってきてたのだ。 むろん、姉ちゃんに献上する為に。 「・・・・オルハリコン・・か。まあ、いーわ。それより、リナ。じっくり話し聞かしてもらうわよー。 あっ!店長、私ちょっと休憩します!!」 姉ちゃんはそう言って、あたしとガウリイを窓際のテーブルへと座らせた。 「・・・で。リナ。そっちの男性は?」 「ガウリイ=ガブリエフです!始めまして!」ガウリイが言う。 「・・・・ふーん・・・・・。」姉ちゃん、ガウリイをじっと見ている。 「で、彼氏?」 「ち・ちがーう!ただの連れ!仲間!自称保護者!!」あたしは顔を真っ赤にしつつも言う。 「ま、いいわ。彼のことは、後でゆっくりと・・・・・・。」 「で、リナ。あんた魔王二人も滅ぼして、しかも、冥王まで・・え!?」姉ちゃんが言ってくる。 「・・な・・・なんで姉ちゃんそのこと・・・。」ま・・まづい・・ばれてる・・・。 「精神世界、視てたら、見えたのよ。」あっさり、言う姉ちゃん。 「で、どーやったの?んっ!?リナ・・・・。」 あきらかに、口調が変わってる姉ちゃん。・・・・怒られるケド・・・言うしか・・・ないか。(泣) 「二年前の魔王は、あたしの失敗で復活しちゃたよーなもんだから、このガウリイの持ってた ダーク・スターの武器ゴルンノヴァに金色の魔王の不完全版呪文を乗っけて・・倒した。」 「!!!!!ちょっ!!ちょっとリナ!!あんた何考えてんのー!!よりによって、あの御方の呪文を!!?」 姉ちゃん、エキサイトしてる。 「いや、そんときは、よく知らなかったから。で、冥王倒したときは・・・・。 みんなが、人質にとられちゃったから、完全版呪文を唱えて、で、暴走させまくって・・・ ・・・金色の魔王に身体・・乗っ取られちゃった♪」 「ぶっ!!!!あ・あああああんたーー!!!あの御方を召喚したわけー!!! ・・・・・どーりで、あんとき、あの御方の気配がっ!!!!! よ・よく無事だったわねー。リナあんた・・・。」 姉ちゃんが、あきれつつも、言う。声が、どもっているが・・。 「いやー、それが、よく覚えてなくて・・・気づいたら、ガウリイと一緒に戻ってきてた。」 「・・・一緒に・・って!?」姉ちゃんが聞き返してくる。 「いや、あれに取付かれた、リナを追って、黒い固まりに入ったまでは俺も覚えてるんだがー。」 とガウリイ。 「ちょっ!!ちょっと!あんた!ガウリイとかいったわね!あの御方の空間に入っていったわけ!?」 姉ちゃんは叫ぶ。 「それが・・気づいたら、リナと一緒だったし・・。」ガウリイ困った顔で言う。 「あの御方が、二人を世界に戻された!?・・・。」姉ちゃんはなにやらぶつぶつ言っている。 「で、この前の魔王の件は!?未だにその影響で、デーモンが大量発生してるけど。」と姉ちゃん。 姉ちゃん、気づいてたんなら、どーにかしてほしかったぞ。あたしは。 ルークとなんか、戦いたくなかったのに・・・。滅ぼしたくもなかったのに・・・。 「あれはねー、何ってゆーか、あたし達の知り合いが、恋人、殺されて、で、魔王と同化しちゃって・・・。 で、自分も彼女のとこにいきたいが為にあたしとガウリイに勝負挑んできたのよ・・・。」 あたしの説明に、 「・・・・・・ってことは、人間の意志が魔王を制したのね。」と姉ちゃん。 「ま・まあさすが、選んだだけの人間ってトコかしら。」 ・・・・? 「それは、そーと、リナ。あんたよく、十八の誕生日前に戻ってきたわねー。感心。感心。」 何やら、姉ちゃん、話題をすり替えている。 そういや、以前、十八の誕生日前には、一度戻って来いって言われてたっけ・・・。 「さて。話も大体きいたことだし・・。リナ!!あんたへの罰!! 私の変わりに今日中、バイトやってなさい!!!」姉ちゃんは言う。 「・・へっ!?それだけでいーの?!姉ちゃん!?」 あたしは、てっきり、殺されるもんだと・・・。いや本当。 とりあえず、姉ちゃんの命令どうりに、バイトするあたし。しかも、夜遅くまで・・。 半日以上バイトしてるよー。ま、これぐらいですんでラッキーなんだけど・・・。 バイトが、終わるころ、姉ちゃんと、ガウリイの姿が、見えないのに気がついた。 ・・・何かいやな予感・・・。 あたしは、バイトが終わると同時に駆け出した! むろん、ガウリイのトコである。斬妖剣(ブラストソード)の魔力を追って。 あたしが、ガウリイのトコに行くと・・・予感的中!! 何と、姉ちゃん、ガウリイに対して、力試しをしてるではないか!! しかも、姉ちゃん、めったと出さない、『赤竜の剣』まで、だしてるし!! −続きますー ############################################ あとがき: はうー。やっぱ、区切ってないから、どこで区切るか迷う迷う・・・。 ちょっとかなり、長くなりすぎちゃったよー。しくしく・・・。 えー、いろいろ、アンケートの意見(!?)有難うございました!! 迷った末にとりあえず、こちらを先に投稿します。 ・・いや、リナの約束を投稿すると、あれ、一応第一部になるんで、必全的に 第二部である、ロストユニバース編スレイヤーズや、第三部である、 もう一つのスレイヤーズにかかってくるし・・・。 まだ、パソ慣れてないから・・打ち込み・・遅いし・・・。 ではでは、長くなりそーですが、また、よろしくおねがいしますです!! あっ、エル様の登場は、もうちょっとあとです。えっと、ノート12ページあとだから・・・ どこになるだろー??? では。次回で!! |
16765 | エクセレントパニックinゼフイーリア編(2) | かお E-mail | 8/24-23:51 |
記事番号16742へのコメント こんにちは♪前回、ちゅーとはんぱなとこで区切っちゃいましたが、 もろに、前回のつづきです。ではでは。 ########################################### エクセレントパニックinゼフィーリア編・2 ー赤竜の剣。それは、赤の竜神の騎士が持つと言われてる、伝説の剣。 でも、実際は、そうではなくて、赤の竜神・スィーフィードの武器らしい。 魔王の武器『餓骨杖』と同じである。 姉ちゃん、その身に赤の竜神スィーフィードの力を宿してるせいもあって、 赤竜の剣をやすやすと使いこなしているのだ。 ・・・しかし、人間相手に、これ、使ってるのみたことないぞ・・あたし・・。 (あたしの時は以前、使ってきたが・・あんときは、死ぬかと本当に思ったもんね・・・。) 「ガウリイ!姉ちゃん!!」あたしは、叫びつつ、ガウリイの方へと向かう。 どきんっ!!一瞬、あたしの心臓がはね上がる!!ガウリイ、怪我してるし!!! 「まってて!!いま、回復を!!」急いで、リザレクションをかけるあたし。 ・・・・よく、冷静にあとから、考えると、リカバリィでよかったていどの怪我だったが・・・。 「姉ちゃん!ナにやってたのよ!ガウリイ、死んじゃうじゃない!!」 あたしは、姉ちゃんにくってかかる。・・よく、やったよなー。あとで思い出すと恐ろしいが・・・。 「くくくくっ!理奈、あんた何で泣いてんの?くくくくっ!」姉ちゃんが笑う。 誰が泣いてって・・・・あれ?本当だ。なんであたし、泣いてるんだろー? 「くくくくっ!ま、いいわ。ガウリイ。あんた、合格。」姉ちゃんが言う。 ガウリイがぱっと笑顔を見せる。 「・・・・合格?」あたしは、不思議がる。 何か、試してたみたいだが・・・姉ちゃん・・・一体!? 「さて、じゃ、家に帰りますか・・ね!!」 姉ちゃんの一言で、あたしは、ガウリイを連れて実家に帰ることにした。 一応、ガウリイの紹介を父さん、母さんにして、全員で夕食を食べ、食後のお茶を飲んでるとき・・ ガウリイがいきなり言った。 「リナと結婚させてください!!」 ぶひっ!!ごほごほごほごほっ!!!!!! あたしは、思わず、お茶を噴出し、むせこむ。 「どうぞ、どうぞ♪」言ってる母さんに、 「リナもよーやく、結婚か!いや、めでたい!」言ってる父さん。 あたしは、未だにむせている。 「ガウリイなら、いいわ♪何せこの私の力試しに十時間もった人っていないしね♪ それに、赤竜の剣、使わせた人間ってのも、初めてだし♪ということで、ガウリイは、 リナの夫に決定♪」姉ちゃん。 ・・・・・・十時間もやってたのか?あれ?・・・・・。 よく、死ななかったなー、ガウリイ・・・・・・・。 あたしは、再び、むせこんだ。・・・姉ちゃんが決定(承諾)したということわ・・・・。 ・・・・逃げられない。逆らったら間違いなく殺される・・・・。 くっそー!ガウリイのやつ、やっぱ全部分かってて、あたしの実家に行く!なんていったな!! むせこむあたしを無視して・・・・・。 いつの間にか、姉ちゃん達は、結婚式の日付まで決めていた・・・。(泣泣) その夜、ガウリイが、あたしの部屋へとやってきた。 「リナ・・・。」ガウリイが何か言ってくる。何考えてんだか!こいつっ!!? あたしは、後ろへ退り、・・・・ベットにつまづいて、倒れふした・・・。 ー二日後。一日半ぶりの食事・・もとい、夕食を食べてると、姉ちゃんが一言。 「リナ♪ガウリイ♪あんたら、とりあえず、これ、やってきて♪」 姉ちゃんより、手渡されたのは、数十件とあるデーモン討伐依頼。 「私、バイト、忙しいのよねー♪」・・・・むろん、断れる分けもなかった。 「よっし!次!」あたしとガウリイは姉ちゃんの代理(?)で、デーモン討伐隊に加わった。 ーが、あたしとガウリイだけで、ものの数分もしないうちに、あっさり倒れるデーモンたち。 城の兵士や魔道士達は、立場がないのか、ぼーと突っ立っているだけである。 ともあれ、最後の一件を残すのみ!! といっても、これが、一番やっかいな気がするが・・・。 それは、ゼフィーリアの国境近い、ある村で起こっていた。 なんでも、デーモン達が、次から次へとわいてでて、村人を殺すわけでもなく、 いたぶっているらしい。 あたし達が村へついたとき、(城の討伐隊と)お昼近かった。 ・・まーいるわ。いるわ。・・・一体、何匹いるんだろー。? 「気をつけろ、リナ。三人(?)いるぞ・・。」とガウリイ。 「みたいね・・・。魔族が三人ほど・・・ね。」あたしは言う。 「ほほおう。我らの気配に気づくとは、なかなかやるな、人間ふぜいが。」 とーとつに、虚空より出てくる二人の男と一人の女。 どーみても、どっかの村人A・B・C・という所である。 「ふっ。あんたらみたいな下っ端に人間ふぜいなんて、言われたくないわねー。」 あたしは、完全に馬鹿にした口調で言う。 「何を!ならばっ!!」言って、つっかかってくる、三人。 どーでも、いいけど、結界ぐらい張れよな・・・こいつら・・・。 兵士達はただ恐れて固まってるし・・。魔族になれてないんかいな!? ・・・慣れてるあたしの方が、へんなのかなー? 「ラグナ・ブレード!!」あたしの手にした闇の刃であっさりと滅び去る一人の魔族。 「!その呪文は!?もしや、お前!『リナ=インバース』かっ!!」女の魔族が叫ぶ。 「それが、どーかした?」 『逃げるぞ!!』声をハモらせ、デーモン達を引き連れて、逃げ出そうとする魔族の二人組み。 お゛い・・・・・。 「ちょっとまてー!!あんたら!!そんなコトしたら、滅ぶんじゃないんかい!? 精神ダメージを受けて!!!」あたしは、叫ぶ。 「その心配はない!!赤瞳の魔王様より、リナ=インバースは人間とみなさなくていい!! と命令が下っている!ダメージにはならん!!」 ・・・・・・お゛いお゛い・・・・・。 「ちょっとまたんかい!何それ!!」あたしがわめくと、 返ってきたのは以外な返事。 「なにそれ!もない!赤瞳の魔王様2/7も滅ぼしたあげくに!冥王樣や、魔竜王様まで滅ぼして! おまけに、覇王樣まで、倒したのはどこのどいつだ!!?」 「それこそまてー!魔竜王を滅ぼしたのは冥王でしょーが!それに、冥王が滅んだのは、あいつの 自業自得!!」 あたしが、彼らに向かって、叫んでいると、 「なー、リナ。どーでもいいが、兵士達・・・お前に対して・・怯えてるぞ・・・。」 ガウリイが言ってくる。 見てみると、いつの間にやら、あたしから離れ、魔族を見るような目で全員あたしを見ている、 兵士や、その他の人々・・・・。 「ちょっとー!あんたたちねー!!」兵士達は全員震えている。 「おやおや(はあと)これは、リナさん(はあと)おひさしぶりですねー。」ふいに、声がした。 『ゼロス!?』あたしとガウリイの声が重なる。 そう、そこにいたのは、お役所仕事の獣神官ゼロス! 「ひっ!!ゼ・ゼゼゼゼゼロス樣ーー!!?」わめいている男女の魔族。 「ゼロス!どーいうことか、説明しなさい!」 あたしは、ゼロスにラグナブレードを突きつけていう。 「リ・リリリリリナさん!ラグナブレードはやめてください!お話しますから!!」 あわてふためくゼロス。 「ふっ。ならいーわ。」言ってあたしは、刃を無に返す。 「いえ、今回の僕の仕事なんですよ。実は今、赤瞳の魔王様直々にご命令が出てまして。 あまり、派手なことはするな。と。で、命令破った方々を処分している状態なんですよー(泣)」 冷や汗かきつつ言うゼロス。 「その命令なんだけど・・何!?あれ、本当のこと!!?あたしを人間とみなすなって!!」 「ええ。今、二人目ですね。その命令がでてるの。一人は、どこかにいるらしい、赤の竜神の騎士。 で、もう一人がリナさん。あなたです。」 ゼロスの言葉に、 「・・・・・・ってことは、リナとリナの姉ちゃん・・ルナさんが、魔族から恐れられてるってことか・・・。 ・・・最強の姉妹だな・・・・・。」つぶやくガウリイ。 「・・・・・?どーいうことです?ガウリイさん?」ゼロスは知らないらしく、ガウリイに聞く。 「・・・その赤の竜神の騎士ってルナ=インバースさんって言って、リナの姉ちゃんだぞ・・・ ゼロス・・・・・。」 「どええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっ!!!!!!!!?????」 大声を出して、驚くゼロス。 と、例の二人組みの魔族が逃げようとしてるのが視えた! 「逃がすか!!」 あたしが、放った虚無の矢に突き刺さり、あっさりと滅び行く。 「え・・・・ええと・・・・・。」 何やら立場のなさそうに、ぽつんとぽりぽり顔をかきつつ、たたずむゼロス。 「それはそーと!ゼロス!魔王を滅ぼしたのは事実だから、認めるとして!! 何だって、冥王や、魔竜王まで、あたしのせいになってんのよ!!」 「でも、実際、リナさん。関わりがあるでしょ?」 のほほーんと言うゼロス。 「あんたらが、あたしを利用したんでしょーがー!!!それに、冥王が滅んだのは、 彼女に攻撃なんかするからでしょーに!!!」 「でも、あの御方、この世界に召喚したのは、リナさんですよ?」 しれっと言うゼロス。 ぷぷぷちっっ。 「・・・・ほほおおう・・。そーいうことゆーわけ!?このくそ神官!!覚えてなさいよ〜!!!」 「闇よりも暗きもの、夜よりもなお深きもの、混沌の海・・・・」 あたしは、呪文を唱え始める。 「そっ!それは!!重破斬(ギガスレイブ)!!リ・・リナー!やめろ〜!!」 ガウリイがあたしを後ろから、抱きしめる。 「離しなさいっ!ガウリイ!!一発お見舞いしてやる〜!!!」 「よせって!!」「離しなさいってば!!・・・・ヴッ!!!」 ーちゅっ・・・。 「おおおおおぉぉぉ!!」どよめきが起こる。 「・・ばっ・・・ばかっ!!何すんのよ!!!」あたしはガウリイを突き飛ばした。 「い〜じゃないか。結婚するんだから。」しれっと言うガウリイ。 「へえ♪それはそれは♪オメデトウございます(はあと)リナさん(はあと)ガウリイさん(はあと) じゃっ、僕はこれで♪」ゼロス、どさくさにまぎれて逃げようとする。 空間に入りこんだ所を、あたしは捕らえた!! 「ひでぶっ!!?」空間より引きずり出されるゼロス。 ーあ、らっき♪あたしも精神世界入ることが出来るみたい。姉ちゃんみたいに。(笑) 「ま〜だ、話は終わってないでしょ〜が!!!」 「・・・・リナさん、何で精神世界に入ってこれるんですか〜(泣)」 涙をだくだく流しつつ言うゼロス。 「姉ちゃんも出来るからでしょ!!」あたしは、きっぱりと言い切る。 「・・・・・・・・・・・・・。」ゼロスは無言になった。 しばらくの後。 「ど・どうやら、この件も片付きましたのですし、我々は、城の方へと戻りますです!!」 今まで、固まってた、兵士達が、その上の人の一言で、蜘蛛の子を散らすように、戻っていった・・・。 あたしの方は、とりあえず、ゼロスからコトの起こりを全て聞き出し・・・・。 やっぱむかつくっ!何であたしがそこまで言われねばならんのだ!!? ゼロスいわく、 「リナさんにも、ちょっかいを出すな。と命令が出てます。絶対に滅ぼされるか、倒されるかの、 どちらかになるので・・・僕らも不景気なんですよ・・・。」 といってたが!!! そりゃー、このあたしに喧嘩売ってきたら、速攻返り討ちあるのみ!!と思うが・・・・。 あ〜!!!やっぱむかつくーー!!! やがて、ゼロスは、報告に戻るから、と獣王のトコに帰っていった・・・。 −続きますー ############################################ あとがき: ふいー。つかれた・・。入力・・・。 なんで、ディスク保存できないか、よーやく判明。 なんか、作業がいるらしー。CDディスク。・・いつになったら、できるだろー? いや、それより、FPディスクドライブの購入がさきだな・・・。 本体保存だと、4〜5までしか、保存、できないし・・・。 さて。関係ない話はおいといて。と。 あらためまして。こんにちは♪ これ、前回投稿した、闇とリナににてる!と思った方。そのトウリです。(まて) ほとんど、一緒に書いてたので、この話。 きがついたら、似たよーな話になっていました。ははは♪(笑ってごまかす) ま、あちらは、本編ののりで。こちらはスペシャルののりで。かいてるんですがねー。 さてさて、よーやく、次の話であの御方登場できそうです。 ・・といっても、まだ、6ページも先なので、頑張って打ち込みます。 でわでは。 |
16781 | エクセレントパニックinゼフィーリア編(3) | かお E-mail | 8/26-01:52 |
記事番号16742へのコメント こんにちは♪よーやく、あの御方の登場(!?)までに、こぎつけました。 ではでは、頑張って、打ち込みますので、またあとで、会いましょう。 ########################################### 前回までのあらすじ: ガウリイと一緒にゼフィールシティにもどっているリナ。 そこで、リナはガウリイにはめられたことを知る。(笑) そして、姉ちゃんの命令で、デーモン討伐隊に加わったリナ達。 そこで、ゼロスと再会(?)して、とんでもない、事実を知る。 ・・・あんだけやってれば、無理ないとおもうけど・・・。 リナ:ん〜!?なにか言った〜!!? ま゛・まずいです。では、つづきをどうぞ。 エクセレントパニックinゼフイーリア編・3 月日は流れ(?といっても二・三ヶ月後)明日は、あたしの誕生日!! よーやく、あたしも十八歳!! その日、朝早く、姉ちゃんがあたしを起こしにきた。 どうもどこかに連れて行きたいらしい。 ガウリイに気づかれないようにして、ベットから起き上がり、服をきがえて、姉ちゃんについていくあたし。 やがて、ついたのは、町からかなり離れた山の懐。 ・・・・・・こんなところに何の・・・・と思ってると、姉ちゃん、何やら、言っている。 ズゴゴゴゴゴゴゴ!! 音を立てて、山の一部が開いた。 どうも、姉ちゃん、封印してたらしい。ここを。 「ここ、どこだ?!」いきなり、声がした。 「うどあああぁぁ!ガウリイ!何で!どーして!寝てたんじゃ!!」 ガウリイの声を聞き、ふと振り返ったら、案の定そこにガウリイはいた。(笑) 「ふつー、気づくぞ、いくら何でも・・・一緒に寝てたんだから・・・。」とガウリイ。 う゛っ!!! くっそー、気づかれてない・・・と思ったのにー!!! 「あら、ガウリイも来たの?しょーがないわね。じゃ、あんたもいらっしゃい。」 言って奥へと進んでゆく姉ちゃん。 「・・・・・姉ちゃん、どこまで行くの?」 何しろかれこれ大分進んでいる。何時間たっただろーか。 「もうすぐよ・・。」姉ちゃんが言った言葉の後に、突然視界が開けた。 広い空間に中央に何かどこかでみたよーな気のする魔法陣が書かれてある。 「リナ。あんた裸になって、あの魔法陣の中心に寝っころがりなさい。」 姉ちゃんはとーとつに言う。 「ちょっ!ちょっと姉ちゃん!?」 「いーから!!」「で・・でも・・・。」ちらりと、ガウリイの方を見るあたし。 「まったく・・・今更恥ずかしがることでもないでしょーに。仕方ない、ガウリイ、あんたちょっと眠ってなさい。」 ガウリイに『スリーピング』をかける姉ちゃん。 「じゃ、リナ・・いーわね!?」 何だか分からないけど・・・とりあえず、姉ちゃんの言う通りにするあたし。 あたしが、横になると、何やら姉ちゃん、唱えはじめる。 ・・・・これ、もしかして・・・・神族の言葉!? ふいに、魔法陣が輝き、金色の光が立ち昇る。 ・・・っ!おっ・・・思い出した〜!!たしかこれ、彼女の力を表してるとかゆ〜!!魔法陣!!! あたしは、目をつむっているはずなのに、あたりの様子が、はっきりと視えている。 ーどくん!!ー あたしの身体が震える。何かが・・強いて言うなれば、今まで押さえられてたのが、一気に湧き出るかのごとくに。 姉ちゃんは、額に汗をかきながら、まだ呪文を唱えてる。 ーどくん!どくん!!− あたしの中に、何かが広がってゆく。・・ふいに、それのイメージが、とーとつに浮かんだ! えっ!!?ちよっ・・ちょっと・・・何で彼女のイメージが!!! やがて、魔法陣から、立ち昇る光が、あたしの身体を包む。 『ー身体にかけられし、封印。今こそ解き放たんー』 頭の中に声が響く。 ーびくん!!!ー あたしの身体は・・急激にその・・なんてゆーのか、成長していった。 そのなんてゆ〜か、身長はそのままなんだけど・・・スタイルがむちゃくちゃ良くなったとゆーか。 なんてゆーか。とにかく、ナイス・バディな身体へと変化していった。 ・・・封印?あたしが、不思議がっていると、またしても、声が響く。 『ー我が力を受け、この世に生を受けし者よ。今こそ、その力、解き放たんー』 ????? 『ー肉体を通じ、封印せし、その力、解放により、汝の本来の姿へと戻らんー』 ちょっとまて!一体全体!!??? ーカッ!!!!ー 瞬間、部屋の中が、金色に染まった。あたしは、その瞬間、目を開き、飛び起きた。(!?) ・・・一瞬、あたしの目が、金色になったのが、自分でも分かった。 どーやら、姉ちゃんの呪文も終わったようだ。 「これでよし、と。リナ、あんたに赤ん坊のトキかけてた封印解いたから。」 さらりと言う姉ちゃん。 え・・ええと・・・封印って・・・・・そういや、彼女の力で生を受けたとか何とか・・・・。 「あんたね。実は私のせいでもあるのよねー。それ。私があの御方とよくコンタクトとってたせいで、 ・・・・・母さんのお腹にいたあんたに、あの御方の力が染み込んじゃったのよね〜。」 「・・・・・やっぱこれって、彼女の力?」 あたしは、自分の中にある力に気づいた。 「そう。ま、今のあんたなら、使いこなせるでしょう。あの御方の正体、完全に知っているんだから・・ね。」 そう言って姉ちゃんはウィンク一つ。 ・・・・・それで、何でか、彼女の力よく使えたのかー。 あたしはみょ〜に納得してしまった。 と、視線を感じた。ふと見れば、何とガウリイが目を覚ましてこっち見てる!!! 「きっ・・きゃあああああぁぁ!!ボム・スプリッド!!!」 あたしは、叫んでガウリイを吹っ飛ばす。 ーは〜。は〜。お・・おのれ、いつの間に目を覚ましとったんじゃい!? 「リナ。とりあえず、一応、その力使って、着がえることもできるから・・・やってみなさいな。」 姉ちゃんの言葉に、あたしは意識を集中した。 あたしの服などが、瞬時にあたしにまとわりつき、着替えは終了した。 あ♪これ便利♪・・と、まてよ。もしかして、完全版重破斬、使えるんじゃ〜。 『使えるが、我と同化することになるぞ。最も、汝の意識はあるままでな』 彼女の声が頭に響く。・・なるほど、つまり、あたしは、彼女にとんでもなく近い存在ってことか。 何しろ、姉ちゃんの説明によると、あたしの魂の元は・・・彼女の力の一部らし〜から。 ま、いいや♪あたしはあたし♪ 『・・・・やっぱ、さすがにあたしの力が元になってるだけはあるわね。あたしによく似てるわ。 リナ、あんた・・・。』 え・・・えっと、ま、彼女の言葉は、とりあえず、おいといて・・・と。 「じゃ、姉ちゃん、とりあえず家戻ろう!!・・・・ガウリイ!あんたもさっさと起きんかい!!」 ドゴメキシッ!! あたしのけりが、ガウリイを直撃する。 「い・・いたいじゃないか〜!リナ!!」ガウリイが抗議してくる。 「やかまし〜!さ、とっとと戻るわよ!お腹もすいたし!!」 家に戻ってさ〜、ごはん♪と思ってたんだがな〜。 くっそ〜。ガウリイのヤツ〜〜。(怒) ともあれ、結局あたしとガウリイがご飯を食べに1階へ降りたのは、夕食のときだった。 ・・・・・その間何をしてたかは・・・・・聞かないで・・・・・。 「いよいよ、明日ね〜。楽しみだわ♪」のんきに言う母さん。 どーでもいーが、あたしいきなり、スタイル変わってたのに、何にも言いやしない。 ただ・・・「もう、十八だからでしょ♪」 の一言で、父さんも母さんも納得していた。・・・ま、それ言ったのも父さん達だが。 う・・・うちの家って・・・一体・・・・。 次の日。あたしとガウリイの結婚式当日。 「だ〜!ガウリイのせーで、遅くなっちゃったじゃない!!」 「いや〜、だって・・なあ。」 「だって!じゃな〜い!!!」 あたしは、わめきつつ1階へと降りていった。 「あ!リナ!遅いわよ!早く仕度して!ほら、こっち!!あ、ガウリイはあっちね!!」 言って姉ちゃんは、あたしの着替えを手伝う。 ウェディングドレス姿になったあたし。 そうかー、結婚するのかー、と今更あたしはおもってしまう。 ーん?そういや・・・ 「姉ちゃん?確か姉ちゃんが、結婚式の進行人やるってきーてたけど・・・・いーの? こんな所で・・・こんなコトしてて?」 「・・・・どうしても、変わってくれって頼まれてね・・・断れないし・・・。」 と、みょ〜に姉ちゃんは、歯切れが悪い。 「・・・・・リナ。結婚式場で何を見ても・・・・・騒がないでね・・・・・パニックになるから。」 と姉ちゃん。何やら意味深なことを言っている。 ・・・・・・・・・・???? ともかく、着がえたあたしとガウリイは教会へと向かった。 ざわざわざわざわ!!! 何かものすごーくざわざわしている。 「あ!リナさん!ガウリイさん!ご結婚おめでとうございます!!」 アメリアが元気に駆け寄ってくる。 「ね!ね!リナさん!あの女性誰ですか!!すっご〜く!きれーな人ですねー!」 アメリアが、目を輝かせて聞いてくる。 「・・・・・・?」 「あそこまで、きれいな人、私、見たことないですー!それに、みごとなまでの長い金の髪で、 うっとりしちゃいます!!」 ・・・・・・・・お゛い・・・・・ま・・・・・まさか・・・・・・・・。 あたしは、一人(?)だけ心当たりが・・・・・(汗) 「その人が、余りに美人なんで、みんな騒いでるんですよー。」アメリアがのんきに言う。 姉ちゃんは・・・いないや。そういや、真っ先に教会の中へ入ってったっけ・・・・。 「ア・・アメリア・・その女性・・・何してるの?」 あたしは声を震わせつつもアメリアに一応聞いてみる。 「?何って、リナさん達の結婚式の進行人でしょーに。リナさん、知ってる人なんでしょ?」 アメリアが首をかしげる。何でそんなことを聞くのかと・・・。 ・・・・・・・・え・・・・・・・えっと・・・・・・・・・・・・。 ・髪の長い金髪の女性 ・ものすごく美人である ・姉ちゃんが、断れなかった、人物・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ま・・・・間違いない・・・・・。(汗) あたしの額から、冷や汗が落ちる。 ・・確かに、彼女の正体バレたら、パニック確実だわな・・・・。 「なー、リナどーかしたのか?」ガウリイの問いに、 「ガウリイ・・・くれぐれも彼女に対して失礼のないようにね・・・・。」 あたしは、声をからせつつも、ようやく声をだした。 教会にはいってゆく、あたしとガウリイ。 そして正面に・・その人物(?)はいた。 ちなみに、この結婚式には、ミルガズィアさん・メフィ・エルフのラークにミネア・シルフィール アメリア・フィルさん・ゼルガディス・フィリア・ヴァル(卵から孵ったらもとにもどったらしい。) 等等といった、あたしの関係者が、軒並み出席している。 ・・・・こんな中で、彼女の正体知られたら・・・大パニック確実だな・・・。 「はーい♪リナ♪ガウリイ♪元気〜♪」いよ〜に明るく言う彼女。 「・・な、なんで、貴方自らがこんなとこに・・・。」 「あら♪だってリナ、一応あんた、あたしの関係者(?)だし♪それに、あたしの力を受けた人間って あなたが始めてだし♪ってことで、面白そうだったから♪♪」 ・・・・・面白そうって・・・・そんな理由で、金色の魔王自らが出向いてきたんかい!? 「ま〜、ま〜♪気にしないの♪リナ♪」 ・・・・・・・気にするぞ・・・・ふつー・・・・どー考えても・・・・・・・・。 「じゃ、さっさと、リナの結婚式始めちゃいましょ♪」 彼女の言葉を封切りに、結婚式は開始された・・・・・・。 −続きますー ############################################# あとがき: ふえー、やっと、エル樣登場のところまで打ち込んだー。 あっ、リクエストの多かった『リナの約束シリーズ』はもうすこし、お待ちください。 ・・ディスク保存ができるよーになって、打ち込み終了してから、投稿します。 いや・・、あれも、区切ってないもので・・お話・・・。 一気にいかないと、多分話しが分からないとおもうので・・・。 ではでは。つぎで、ゼフィーリア編は終了です。 しかーし!!エル樣、面白いこと(!)をしてくださいますです!!では!! |
16787 | エクセレントパニックinゼフィーリア編(4) | かお E-mail | 8/26-22:46 |
記事番号16742へのコメント こんにちは♪ようやく、始めのゼフィーリア編も今回で終了♪ とりあえず、今、これの打ち込みに全力投球してるしだいです。(笑) ・・いつになったら、他の話も打ち込めるだろーか?パソに・・・。 ま、きながにやろう。うん。というわけで、次は、エルメキア編です♪ ではでは、お話をどうぞ。 ############################################# 前回までのあらすじ: 姉ちゃんがかけてた封印も解け、今日はリナの結婚式。 ・・・だが、・・・・金色の魔王(ロードオブナイトメア)こと、エル樣が、なんと、直々に来てしまった・・・。 さてさて、一体何がおこるでしょーか。(ふふふふ♪) エクセレントパニックinゼフィーリア編・4 結婚式も無事終わり、冷や汗かいたまんまあたしは座りこんでいた。 彼女は・・・何やら姉ちゃんと話があるとかで、一室で話している。 「リナさん?どうかなさったんですか?」シルフィールが聞いてくる。 「う・・ううん、何でもない。ただ彼女が来てたから驚いてるだけ・・・。」 あたしの半ば放心状態の言葉に、 「で、リナさん!あれ誰なんです!?」 アメリア・・・まだ彼女の正体知るのあきらめてないらしー。 言えるわけない!何しろ、ミルガズィアさんや、メフィ、フィリアまでいるのである。 絶対に言う訳にはいかない!! やがて、彼女と姉ちゃんが、部屋から出てきた。 ・・・・・姉ちゃん、顔が青ざめている。 「リナ♪あたし暇だから、と〜ぶん、ここにいることにするわ♪よろしくね♪」 彼女が明るく言う。・・・・・・・ちょっとまて〜〜!!! 「リナ・・・逆らえないわよ。絶対に・・・。」 姉ちゃん、青い顔で、冷や汗かきながら言う。 『うにゃのどもべすけどべすけ!?』 いきなり、わけの分からん言葉が、上空より、聞こえてきた。 上をみるとそこにいたのは・・・・・・ 「あら♪ゼロスにゼラスにダルフィンじゃないの〜♪こっちいらっしゃいな♪」 彼女は彼らに向かって手招きしている・・・・・。 そう。そこにいたのは、獣王ゼラス=メタリオムとその部下、獣神官ゼロス、そして、 海王ダルフィンの三人(?)だった。 『う゛!!?』メフィとミルガズィアさんは彼らをみて固まっているが。 アメリア達は、ゼロス以外知らないのできょとんとしている。 『な・・・・なななななぜ、エ・エエエエエル樣が、こ・こここんな所に!?』 みごとに、ゼロス・ゼラス・ダルフィンの言葉が重なった。 『お゛い・・・。』うめく、メフィとミルガズィアさん。 「何でって♪面白そうだから♪」あっけらかんと答える彼女。 「そ〜言う、ゼロス、あんた達は?どーせ、面白そうだからって、あたしの結婚式見に来たんじゃないの?」 あたしは、彼らに尋ねる。 『そ・・それはその通りですが!!?(混乱)』 みごとにハモって答えつつ、それでもパニクッてるゼロス達三人。 「そ〜いえば♪これから、結婚式の、打ち上げパーティやるのよねー♪あんた達も参加なさいな♪(命令)」 彼女の言葉に、従うしかない彼らであった・・・・・・・。かわいそー・・・・・。 「リ、リリナさん、あの御方・・・も・もしかして・・・・。」 震える声で聞いてくるフィリア。 「フィリア・・・・聞かないほーがいーわよ・・・・絶対・・・・。」 あたしのもらしたその一言に、フィリアは卒倒した。 「で、貴方も、打ち上げ、参加するの?」あたしは一応彼女に聞く。 「あら♪リナ。エルでいーわよ♪別にあんたとは、他人(?)ってわけじゃないからね〜♪」 彼女・・いや、エルは言う。 そりゃー、あたし彼女の力の余波で生まれた生命(魂)らしーけど・・・・。 「で、エル?どうなの?」 「もちろん♪参加するわよ♪・・あっ!そうだ!!いーこと思いついちゃった♪」 エルはさも、楽しそうに言う。 打ち上げパーティが始まった。町をあげてのお祭りさわぎである。 「さ〜て(はあと)いきますか♪ってことで!」 「出でよ!部下S・D・K・W!!!」 ・・・・・・・・・・ちょっとまてー!!なんで四界の魔王全てを呼ぶんだ!?エルは!!? 『はっ!ここにっ!!!』言って現れる四人・・・・・。 うち一人は、なんでかいくつかの氷もしょって、来てるけど・・・・・。 『ぶはっ!!!』噴出す姉ちゃんや、ミルガズィアさん達。 ・・・ま、こいつらが、ただの人間じゃないってのは、すぐ解るわな。 何しろ、現れ方もとーとつだったし・・・・。 「レ・・・・・レレレレレイ=マグナス殿!!?」ミルガズィアさんが叫ぶ。 ・・・へっ!?レイ=マグナスってあの千年前の大賢者の!? どこに・・・って・・・・ミルガズィアさん、ある一人の人物を見つめている。 「げっ!?水竜王ラグラディアのトコの最長老ミルガズィア!ああああ!それに!リナ=インバース!!!」 わめくS。 「げげげっ!?リナ=インバース!?」 Dまで驚いている。 「部下S!部下D!んなことで驚かない!これから、このリナの結婚式の打ち上げパーティ なんだから!あんたらも参加なさい!!」 エルが言う。 『うろにゃろへえぇぇぇ!!!!????』 訳のわからん叫び声を上げる魔王達。 ・・・ま、いきなり呼び出されて、パーティに参加しろだの・・・・混乱するわな・・・・・。 『赤瞳の魔王様!??』みごとにハモらして叫ぶゼラス・ゼロス・ダルフィン。 ーおい!も〜ちっと考えろ!他にも人間いるんだぞ!! 「はっ!獣王に海王!それに獣神官か!なぜお前らがここに!?」 ーまてまてまてまてまてまて!!・・・・・・あっっ!!!! ぴききききききききいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃんんんんん!!!!!! その場にいた、あたしと姉ちゃん、ガウリイを除く、他の人間や竜、エルフ達は凍りついた・・・。 もーちょい考えて話せ!魔族ども!!! 「お゛い・・・もしかして・・・北の魔王とわ・・・レイ=マグナスの事だったのか!?」 かすれる声でつぶやくミルガズィアさん。 「あら♪あんた達、黄金竜は知らなかったの♪そーそー、こいつが、無能な部下Sよ(はあと)」 さらりと言うエル。 「ぶ・・・部下・・・って・・・え゛・・・・。」メフィまで声が震えてるし。 「ま、いいわ♪部下S!あんた、司会やんなさい!!」 「ハイ・・・・(泣)」 エルの言葉に泣きながら従うS。・・・・ちよっと気の毒かも・・・。 「んー、も〜ちょってひねりがほし〜わね〜(はあと)そうだ♪出でよ!四界の神々よ!!」 ーだ〜!!!まて〜!!!今度は四界の神々全員か〜!?・・・って、あれ?三人だけ?? ・・・・・あっ、そっか、そういや、あとの一人はもうここに・・・・。 『ハイ!!お呼びですか!!エル樣!!!』言って現われる三人。 「あんた達も、彼らと一緒に、パーティ、参加しなさい♪」エルが言う。 『彼らって・・・・・ああああああ!!!!』みごとに三人の神々の声がダブル。 『魔王!!神!!!』三界の魔王と神々が同時に叫んだ・・・・。 こりゃ〜、とんでもないことになるぞ〜〜!!!(混乱) 「え゛・・え〜、エル樣よりのご命令により、不詳私、Sが司会を務めさせていただきます!!」 いつの間にやら、金ラメタキシードに着替えたSが言う。 「では!第一班!!エル樣直々のご指名です!!」 「闇を撒く者!ダークスター・デュグラディグドゥと、対をなす、漆黒の竜神!ナイトドラゴン・ ヴォルフィードです!!」 『よっ!いーぞ〜!ひゅー!!ひゅ〜!!』 ・・・・って、町の人達、全員立ち直ってるよ・・・おいおい。 他の人達はまだ固まってるのに・・・・・。 「え〜、ちなみに二人は、以前リナ=インバースに手ひどい目に合わされています。 神魔融合呪文をたたきつけられて、同化していたのが、元に戻り、元の世界へ戻されちゃいましたー! ってことで!!お二人のパフォーマンスをどうぞ〜!!」 ・・・・・な・・・・なんか、Sって・・慣れてない・・?こ〜ゆ〜こと・・・魔王なのに・・・。 ドゴヴォワオオォォォンンン!!!! ものすごい爆音!!町が吹っ飛ぶ!! ーって、いつの間にか、エルがちゃっかり、結界を張っている。しかも、町ごと。 ・・・・でも、この結界って何かちょっと違う・・・? 「そりゃそーよ♪リナ♪この結界、外からは入ってこられるけど、中からは絶対出られないのよ〜♪ 面白いでしょ(はあと)」エルがあたしの心を視て、答えてくる。 ・・・ってことは、ここに来たら最後。これに皆巻き込まれるのかー。(泣) 「えー、続きましては、第二班!!次は蒼穹の王、カオティクブルーと、それに対をなす神です!! さて!!お二人は、どんな技を見せてくれるんでしょ〜か!!」 ついと、前に出てきた二人は、互いににらみ合い・・・・ 「おおおっーと!!これはすごい!二人とも、海の水や空を利用して戦っております!!」 Sが解説する。・・・やっぱ慣れてる・・こいつ・・・。 ちなみに、辺り一面が、青に染まり、海水がぷかぷか・・・いや、どどどどっとおしかけてきている。 『いや〜!なかなか!!』言ってる町の人々・・・。 他の町から来てた人達などは、全て、気絶してるのに・・・。 さすが、強者ばかりのゼフィールシティってとこか・・・・。 「リ・・リリリナさん!!!これっ!!いったいどーゆーことですか!!!?」 結界を張って頑張っているアメリアが聞いてくる。 「どーゆーことって・・・・エルが、彼女が、その、四界を統べる異世界の魔王と神々を呼んで、 これ、やらせてんのよ・・・・。」あたしは答える。 「なっ!??お・・おおおい!リナ!!!まままさか彼女!!?」 これまたやはり、結界を張り、何とか無事でいるゼルガディスが聞いてくる。 「そ。何で、本人自らが来たのかは知んないけど・・・彼女、エル、 金色の魔王・ロードオブナイトメアよ。」 『ななななななんですって〜〜!!!?』『なななななに〜〜!!?』 見事に全員(?)の声が一致した。 と、いっても、アメリアにフィルさん。メフィにミルガズィアさんにゼル。ヴァル、そして、ガウリイ だけだが・・・。(フィリアは気絶中) 「え〜!!では、第三班!!次は白霧の王・ディスフォックとそれに対をなす神!! ・・・・おおお〜と!!今度もすご〜い!何と、霧や雨を駆使して両者、戦っておりますー!!!」 辺り・・いや、町全体を白い霧が覆い、それを振り払うがごとくに雨もたきつける! ・・ま、霧に触れた人達(存在)は、きれーに消滅していってるケド・・・・・・。 「大丈夫だって♪消滅しても、復活さしとくから♪」 ・・・・・・・そーいう問題じゃ・・・・・・・・。 この状態が、しばらく続く・・・・・。もうすでに、一日以上はたってる気が・・・・・。 ちなみに、この町の様子がおかしい。と様子を見に来た、竜やエルフ、人間達も、町に入ったばかりに、 これに巻き込まれ、外に出られなくなって、泣いている。 ーかくして、それが、4・5日続いた・・・・。 「あ、あんた達♪ごくろーさま♪もー帰っていーわよ♪」 エルの一言で、よ〜やく、それは終わった・・・・・。 「部下S!あんたも戻ってい〜わよ。」 エルの言葉に心からうれしそうな顔をして、Sも戻っていった・・・・。 そして、エルが結界を解き、町は元通りになる。 ・・滅んだり、消滅した者達も復活してる。一応は・・・でも、やっぱり気絶したままである。 最後まで残っていたのは、あたしとエルと姉ちゃんとガウリイくらいなもの。 ・・・あ、あと、ゼフィールシティに住んでる町の人々・・・・・。 「ゼフィールシティって面白いわね♪強者どもの集まりね♪」 エルは何やら、うれしそうだったが。(おいおい・・) そんな、こんなで、むちゃくちゃな、打ち上げパーティは終了した。 ちなみに、気絶した人々が意識を取り戻したのは、一ヶ月以上も先である。 ・・・・・・例外もいたケド・・・・・・。 そう、アメリアとフィルさん・・・。何と、二日で回復してきた・・・は・・早い・・・・。 ちなみにゼルは三日かかった・・・・。 結局、エルはしばらく、あたしん家に留まることにしたらしー。 ・・・・姉ちゃんはびくつきまわっている。 聞いた所によると姉ちゃん、何と赤の竜神スィーフィード本人らしい。 何でも、昔一度混沌へ帰ってったとき。 「手ぬるい!!」とエルにどやされ、お仕置きされて・・・・で、この世界へ戻されたらしい。 でも、本来の力、バラバラになってたので、それを見つけては、人間として転生して、 力復活を計っているらしい。 ちなみに、今、姉ちゃんの力は、元の力の半分まで回復とか・・・・。 それで、よく姉ちゃん、子供のころ、彼女にコンタクトとってたらしい。 (正確にいえば、お仕置き受けてたらしーけど。何をちんたらしているか!と・・・) で、その影響力が余りに強すぎて・・・あたしが、誕生したらしい。 ・・・・そーいうことだったんかい・・・・・。(汗) ガウリイ達には秘密にしておこっと・・・・・。 「あっ、リナ♪力、使い方で解らないことがあったらいつでも言ってね〜♪手助けするから♪」 エルはそう言っているが・・その方が怖い・・・・。 何しろ、エルといろいろ話していると・・・・エルの性格、あたしによく似てるのだ。 あたしの手助けといえば・・・暴走だな、力の・・・。(自分で分かっている) で、二ヵ月後、ようやく気づいたミルガズィアさん達は戻っていった。 ものすごーく、顔青ざめてたけど・・・・全員。 あと、それと余談。何と、エル、ゼルを人間に戻したらしい。 何でも、ゼルが戻る方法聞いてきたらしく、 「戻りたいの?じゃ♪」と言って、あっさりと、本当に一瞬で戻したようだ。 ちなみに、ゼルの防御力や魔力は合成獣のトキとそのまま一緒らしい。 ゼル、さすがに驚いてたケド・・・ま、エルだからねー。何しろ・・・・・。 で、ゼルが人間に戻ったのを見て、 「ゼルガディスさん!約束ですよ!セイルーンへ来てください!!」 アメリアにひこずられて、セイルーンへとゼルも戻って(?)いった。 そういや、ダークスターとの戦いの時に、そんな約束してたっけ?アメリアとゼルは。 そんなこんなで、三ヵ月後。 一応、ガウリイの実家へも挨拶にいこーということになり、エルメキア帝国・ミプロス島へと向かった。 −ゼフィーリア編終了ー ############################################ あとがき: カオ:さてさて、ようやく第一編も終了です♪このたびは魔王達に来ていただいています♪ 赤瞳の魔王(S):いったいなんだってゆーんだ!!あれ!!? 蒼穹の王(K):だれのせいだ!?だれの!? カオ:えーと、SにKを追加っと・・・。(書き書き) 白霧の王(W):・・・何してるんです?何か書いてますが・・・? カオ:あ、これですか?リナさんに頼まれたんです。術の実験に誰か使いたい・・と。 あ、エル樣の許可はいただいてます。はい。 魔王達:う゛っ!!?? 闇を撒く者(D):・・・・・(汗)。私はごめんだぞ・・・・それ・・・・。 カオ:そーですか?じゃ、Dも追加っと・・・・。 D:やめてくれ〜!!! エル:ふーん・・・。あんた達そ〜いうことゆーわけ・・・。 魔王達:ぎくっ!!?エ・エエエル樣ーー!!!??? カオ:これは♪これは♪エル樣♪ようこそ♪ エル:あんた、結局これにしたのねー。次の話・・・。 カオ:はい、一応・・。なんでか、アンケートでは『リナの約束』が人気だったんですけどねー。 エル:じゃ、なんで? カオ:はははは(汗)いや、あれ、ちよっと、手直ししないといけない部分がちらほらと・・・。 エル:・・・そっか。あんたにしては、珍しく、危ない(?)シーンも書いてるもんねー・・あれ・・。 カオ:はい・・。ですから、すこし、書いてる話をいじらないといけないので・・投稿用に・・・。 W:もうひとつの話? K:もしかして・・その方が、よかったのでは?我々にとては・・・。(汗) エル:そうね♪そっちの方だとあんた達を裏で十分いじめられることだしねー♪二人して♪ カオ:(小声で)・・・・しかも、永久に・・・。 D:・・・・(汗)なんか、とんでもないことを聞いた様な気が・・今・・・。(滝汗) エル&カオ:きのせいです♪ エル:ま、いーわ♪この回からは、ずっとあたしでてくることだし♪ カオ:そーですね。ずっと、最後まで出てきておられます。エル樣は。 エル:部下達はほっといて、では、つぎのエルメキア編で会いましょう♪ カオ&エル:それでは♪ (奥の方では部下達四人が、いじけて、ぶつぶつつぶやいている。) |
16789 | 頑張れマイナー魔王(笑) | ねじばな E-mail | 8/27-00:20 |
記事番号16787へのコメント でてるぅぅぅぅぅぅっ! L様あああああっ! って・・・・リナちゃんセクシィになったこと・・・結婚式で誰にも指摘してもらわなかったのかなー・・・・って言うか、ルナねーちゃん、もっと危なくない封印のときかたなかったのか・・・? 結婚式にナーガもいなかったようだし。・・・ま、どっかででてくるだろ。背景ででも描写ででも改装ででも。 ガウリイ君・・・真っ昼間っから何やってたんだ・・・・もう・・・だめじゃないのさ。もし間違えて誰か入ってきたらどうすんのさ。(まず間違いなくリナの呪文で吹き飛ぶ) ゼロス君たち出てくるの遅かったなー・・・仕事で遅れたか?ちゃんとキスシーンで出てきてからかわないと面白くないのに。(非道) それでは、まとめてかきましたが・・・続き待ってます♪ |
16791 | Re:頑張れマイナー魔王(笑) | かお E-mail | 8/27-10:02 |
記事番号16789へのコメント ねじばなさんは No.16789「頑張れマイナー魔王(笑)」で書きました。 > > でてるぅぅぅぅぅぅっ! > > L様あああああっ! はい(笑)全部の話にだしてます。エル樣(笑) > > って・・・・リナちゃんセクシィになったこと・・・結婚式で誰にも指摘してもらわなかったのかなー・・・・って言うか、ルナねーちゃん、もっと危なくない封印のときかたなかったのか・・・? いや、ただ単にエクセレントのエンディングの意味はこうだったりして・・・と、 思いついて、書いた話だったりするので・・。これ・・。(ビデオ参照) > 結婚式にナーガもいなかったようだし。・・・ま、どっかででてくるだろ。背景ででも描写ででも改装ででも。 ばればれですね。さすがは会長(笑) はい、セイルーン編で出てきます、ナーガ・・。(ばらす人・・) > > ガウリイ君・・・真っ昼間っから何やってたんだ・・・・もう・・・だめじゃないのさ。もし間違えて誰か入ってきたらどうすんのさ。(まず間違いなくリナの呪文で吹き飛ぶ) はははは(汗)意味・・・わかりましたか・・・(おいおい・・) > > ゼロス君たち出てくるの遅かったなー・・・仕事で遅れたか?ちゃんとキスシーンで出てきてからかわないと面白くないのに。(非道) えーと、ゼラス達に報告してて、で、お仕事がすんでから、来たので、 遅れました・・。彼ら・・・。 > > それでは、まとめてかきましたが・・・続き待ってます♪ ありがとーございます♪ ・・リクエストしてくださったリナの約束・・もーちょい待ってくださいね・・・。 一個づつしか、打ち込みできないので、二個の連載はできない・・・。 では♪ねじばな会長も『みち』頑張ってください♪ 続き、まってますので♪では♪ |
16794 | Re:エクセレントパニックinゼフィーリア編(4) | 宝珠 | 8/27-15:43 |
記事番号16787へのコメント かおさん、Re遅れてごめんなさいっ!!(汗) つい、今まで英語と書き取りの勉強一気にやってたのぉっ(をい) そして、休憩時間に入ったんで(笑)見に来ましたvv もう、まぢでおもしろかったです〜vV(>▽<) 魔王&神様全部召喚♪したとことかV部下Sくん、司会慣れしてますわねー。 さっすが!部下S! 私も、勉強終わってから今作ってるスレイの同人誌があるんだけど、部下Sと L様の短編作る予定です〜★ ゼラス様のギャグ話はもう作りましたV L様の得意技の話とかいろいろ載せましたよ〜♪楽しかったデスV (部下Sには気の毒だけど(笑)) それでわ、この辺で★★ |
16798 | 宝珠さんへ。 | かお E-mail | 8/27-22:24 |
記事番号16794へのコメント 宝珠さんは No.16794「Re:エクセレントパニックinゼフィーリア編(4)」で書きました。 > >かおさん、Re遅れてごめんなさいっ!!(汗) >つい、今まで英語と書き取りの勉強一気にやってたのぉっ(をい) おつかれさまです・・・。 >そして、休憩時間に入ったんで(笑)見に来ましたvv >もう、まぢでおもしろかったです〜vV(>▽<) >魔王&神様全部召喚♪したとことかV部下Sくん、司会慣れしてますわねー。 >さっすが!部下S! >私も、勉強終わってから今作ってるスレイの同人誌があるんだけど、部下Sと >L様の短編作る予定です〜★ >ゼラス様のギャグ話はもう作りましたV それ、(同人誌)ほしー!! 通販とか・・しません? このへん、古本屋にいっても、スレイヤーズの同人誌・・どこにもないのよ(泣) 土、日は仕事だし・・・。くすん。 >L様の得意技の話とかいろいろ載せましたよ〜♪楽しかったデスV いいなー。読みたいよー!!!(魂からの叫び) >(部下Sには気の毒だけど(笑)) >それでわ、この辺で★★ いつも、コメントありがとーございます♪ |
16801 | Re:かおさんへ★☆ | 宝珠 | 8/28-07:21 |
記事番号16798へのコメント 私も、古本屋とかで同人誌ないです〜(涙) なので、この間いろんなイベントのお手伝いとかで同人誌、買いました。 それと、通販のことですがう〜んと、今度30日にできたら 通販について、友達によ〜く話聞いてくるんで、もうちょっと待ってて 下さい☆(^^) あと、ペーパー配布などもやっております★☆ それでわ、この辺で★☆ |
16805 | Re:宝珠さんへ♪待ってます♪ | かお E-mail | 8/28-18:43 |
記事番号16801へのコメント 宝珠さんは No.16801「Re:かおさんへ★☆」で書きました。 > >私も、古本屋とかで同人誌ないです〜(涙) >なので、この間いろんなイベントのお手伝いとかで同人誌、買いました。 >それと、通販のことですがう〜んと、今度30日にできたら >通販について、友達によ〜く話聞いてくるんで、もうちょっと待ってて >下さい☆(^^) はーい♪まってまーす♪ あ、送料などは、全部負担してもいい気でいますので♪あしからず♪ >あと、ペーパー配布などもやっております★☆ ・・いいですねー・・。私もコミケ行きたい・・くすん・・・。 >それでわ、この辺で★☆ いえいえ、ご丁寧にありがとうございました♪ |
16799 | エクセレントパニックinエルメキア編(1) | かお E-mail | 8/28-01:15 |
記事番号16742へのコメント どうも♪お世話になります♪かおです♪次は第二編突入です。 言い忘れてましたが、このお話、私のオリジナル・キャラがずいぶんと出てきます。(先に言えって) 自分でも、何人だしてるか、覚えてません。きっぱり。(まてまて) それでもよければ、読んでやって下さいな♪ では、またあとで・・・。 ############################################ 前回までのお話: リナとガウリイが結婚した。で、エル樣もリナのところへやってきている。 しばらく、暇つぶしに、この世界に留まることにされたらしい。 とりあえず、リナ達は結婚の報告へガウリイの実家にいくことにした。 エクセレントパニックinエルメキア編・1 あたしとガウリイの結婚式から、三ヵ月後。一応ガウリイの実家へも挨拶にいこーということになり、 エルメキア帝国、ミプロス島へと向かったあたし達。 ミプロス島。なんか、なつかしい所である。 以前、とある事情で、いったことがあるのだが・・・・。 「そうねー。リナ、過去に送り込むの許したもんね〜、あたし。何しろあのまんま、島の時間を狂わされた、 ままでも、困るからね〜。」 ・・・・・何でか、エルまでついて来てたりするが。 「な〜リナ。言い忘れてたんだが、俺って、一族からねたまれてるらしーんだ。 ばーちゃんの遺言で俺に『光の剣』が渡されたことをねたんでるらしくてなー。」ガウリイが言う。 「・・・・ちなみに、ガウリイの一族って、どんくらいいるの?」あたしは一応聞いてみる。 「さー?何しろ、長老とか呼ばれてる人達もいるしー。それに俺、三男だし・・・。」 「へっ!?」間の抜けた声をだすあたし。 三男で、光の剣を受け継いだ!?そりゃー、お家そーどーになるわな・・・。 でも、なんで、ガウリイのお婆さんは、ガウリイにって遺言したんだろ? 「んっふっふっふっ♪それはねー、リナ。その方が面白くなりそうだったから、もう一人のラウリィを、 メリルの夢に送り込んだのよねー♪」エルがさも楽しそうに言う。 「・・・・・って、エル、メリルばーちゃん知ってるのか?」ガウリイが聞く。 何でも、あたしの一応夫だからということで、ガウリイもエルと呼び捨てでいい、とエルが言ったのだ。 ・・・ガウリイ・・エルに知らないことはないって・・・・。 「エルー、何でそんなコト・・・。」 「あら♪先見したら、そのほーが面白かったから♪」 さも当然のごとくに言うエル。 ・・・そういや、かつてのじ〜さんラウリィも先見で、あたしにも関わりがあるとか何とかいってたっけ・・・。 「おーい。リナ。エル。お客さんだぞ〜。」ガウリイがのんびりと言う。 「へっへっへっ、きれーな姉ちゃん達よー、いーことして遊ばないかい?」 いかにも、頭の悪そうな盗賊共が出てきた。 「あっら〜♪盗賊の方から出てくるなんて・・・何てラッキー(はあと)」 「そうねー♪あたしも面白そうだからやろっと(はあと)盗賊いじめ(だぶるはあと)」 あたしの言葉にエルも同意。かくして、 うどわあぁぁぁぁ!!?? 盗賊達の悲鳴が、こだました。 「へー♪結構面白いじゃないのよ♪盗賊いじめ(はあと)」 「でっしょー♪」 「今度から、部下達だけでなく、こいつらにもやろっと♪」 なんか、恐ろしいことを言っているエル。 「・・・・リナが二人になった〜(泣)・・・。」つぶやきながら、涙を流しているガウリイ。 『そこ!何かいった!?』 あたしとエルの声がみごとにハモった・・・・・。 ともかく、ミプロス島行きの船に乗り込み、島へと渡るあたし達三人。 その夜・・・。 「なー、リナ・・ここどこだ?」ガウリイが聞いてくる。 「ここって、夢の中・・・よね。」あたしはつぶやく。 「面白そうだから、ラウリィのヤツ呼んじゃった♪」エルが言う。 「・・・・って・・ええええ!?」あたしが叫ぶと、 「ひさしぶりじゃのー、リナ=インバースよ・・・・」言って現れるラウリイのじーさん。 「あれ?何かラウリイじ〜ちゃんの絵とに似てるけど・・・?」とガウリイ。 「うんうん。そりゃーそうじゃろ。わしが、ラウリィ=ガブリエフ。ま、ガウリイ、お前のご先祖じゃよ・・。」 かるーく言うラウリイ。 「おひさしぶりです。リナ=インバースさん。」 言って、現れるのは、年取ったエルフのメリルーン。 「本っと、ひさしぶりねー。けど、メリルーン?あんた何年生きたわけ?」 あたしは、一応疑問に思ってたことを言う。 一応、ラウリイは人間。メリルーンはエルフである。 が、メリルーンの姿はラウリイとあんまり変わらない。 「さあ?何しろ覚えてません。あれから、私たち、結婚して、子供も生まれ、その矢先に、 降魔戦争が起こったもので・・・。」とメリルーン。 「なあなあ、メリルーンって、誰だ?」 「あなたが、ガウリイね。始めまして。子孫に会えてうれしいわ。」 にこにこしながら言うメリルーン。 「・・・?ああ!!」ぽんと手を打つガウリイ。 「ラウリイじーちゃんの奥さんのメリルーンばーちゃんか!!」 納得するガウリイ・・あっさり、納得するか?ふつー? 『で、ところで、なぜ、貴方様がここに?!』 みごとに声をハモらせて、ラウリイとメリルーンがエルに聞く。 「面白いから♪] ・・・・・・・・・・・・・・・ エルの一言に固まる二人。 「あ♪そうだ(はあと)リナ、もう一つ、面白いこと教えてあげる♪フィブリゾのヤツが、降魔戦争、 起こしたきっかけってねー。一応、中級の下位だった、ジョイロックが、人間・・・つまり、リナとラウリイに、 滅ぼされたから。だそーよ♪」 何気に楽しそうに言うエル・・・・・・っておい!!! すると何か!?つまり、あたし達のせいで、あの戦いって起こったわけ!? 「ねー♪面白いでしょー♪」からからと笑いながら言うエル。 ・・・・お・・・・面白いって・・・・・・そりゃ、エルにとっては、そーだろ〜けど・・・・・。 一方、それを聞いて、ラウリイとメリルーンも固まってたりする。 このこと、絶対、他の人には、内緒にしとこっと・・・・。 一夜明けて。 「さて・・・と、どこ?ガウリイの家?ひょっとして、まだエルフの村の中とか?」 あたしは聞く。 「ついてこいよ。案内するよ。」ガウリイが言ったその時に、 『ガウリイ!?お前、いつ戻ったんだ!?』 男性二人の声が響いた。 「お〜!兄ちゃん達、ただ今〜!いや、一応結婚したんで、報告に戻ったんだけど・・・。」 「な!?お前!!それこそ反感買うぞ〜!俺やライルはともかく!!なんせ、未だにお前を 光の剣の継承者だと認めてないやつらもいる!!」 「ときに・・・ガウリイ。お前・・・光の剣どーした?」 ライルと呼ばれた男が、ガウリイに聞いてくる。 「あ、あれ?もとの世界に戻した。」 あっけらかんと言うガウリイ。・・・・ま・まあ・・・事実だけど・・・・・。 『元の世界!?どーいうことだ!?』叫ぶ二人。 「あら、あんた達、ミルガズィアからきーてないの?百年前から、ミルガズィアと交流があったでしょーに。 あんた達が、光の剣って呼んでたあれが、何なのか?」 エルが、とーぜんのごとくに言う。 「・・・ミルガズィア・・・って、黄金竜の長老樣のことか!?何でそんな人を呼び捨てに・・・ ・・って、今、長老樣、ちょーど、屋敷に見えられてるが・・・・。」 とガウリイの兄ちゃんは言う。 「へー。ミルガズィアさん達、来てるんだー。」 あたしは思わず声を出す。 「・・・・・知ってるのか?」と二人。 「そーよ。」 「ときに、ガウリイ。紹介してくれ。この二人・・・。」と兄ちゃん。 「そうだな。こっちの栗色の髪の方がリナ。俺の奥さん。一応、以前の名前は、リナ=インバース。」 『リ・・リナ=インバース!?』ハモって叫ぶ二人。 そして、辺りの道行く人達までもが固まっている。 「で・・・・こっちが、エル。・・・・・くれぐれも失礼のないよーに。でないと・・・(汗)。」 ガウリイ、そこまで言っておいて、無言になる。 「・・・・?と、ともかく、一度、家に戻れ。ちょーど、一族の長老とかも来てるから・・・。」 と促すガウリイの兄ちゃん。 「あ、そうそう。俺の名前は、カイルだ。で、こっちが、二番目のライル。」 言われて、ペコリと頭を下げるライル。 そして、ライルとカイルに連れられて、ガウリイの家にたどりつく。 結構、大きい。 「まだまだね・・・。あたしの宮殿、こんなもんじゃないわよ♪」 エルは言うが・・・エルの宮殿って・・・・やっぱ、とてつもないんだろーなー。 そして、屋敷の中へと入るあたし達。 「あら、カイル、ライル、お帰りなさい。」 ひょっこり言って、出てきたのは・・・・・ 「きゃあぁぁぁぁ!!!エ・エエエル樣〜!!!」 「うどわあああぁぁ!!姉ちゃん!!!」 「ル・ルルルルナさん!!!」 「あら、ルナ。あんたも来てたの。」 そう。出てきたのは、あたしの姉ちゃん、ルナ=インバース。 「も・・・もももう来られたのです!?」 姉ちゃん、冷や汗かきつつも言ってくる。 「え!?あんたら、・・・赤の竜神の騎士と知り合いなのか?」カイルが聞いてくる。 「あ、カイル。リナ、あたしの妹だから。」 姉ちゃん、汗をかきつつもカイルに説明してる。 『何(だって)!?』カイルとライルの声がハモる。 「・・・・?・・・・どうした・・・?」 言って出てくるミルガズィアさんとメフィ。 『うどわあああああぁぁぁぁ!!な・ななななんで貴方様がここに〜〜!!!』 みごとにミルガズィアさんとメフィの声が重なった。 「気にしないの♪面白そうだから、とーぶん、リナと一緒にいることにしてるだけだから♪あたし♪」 「それに、会うの、初めてじゃないんだから、いー加減に慣れなさいよねー♪」 無理なことを言うエル。それって絶対無理だって・・・・・。 『・・・・?ルナ樣?ミルガズィア樣?お知り合いですか?エルさんと?』 ハモって、問いかけるライルとカイル。 『・・・・・・聞かないで(ください)(くれんか)・・・・・』 みごとに、姉ちゃん、ミルガズィアさんの声が重なった。 「・・・・・?ともかく、こっちだ、ガウリイ。一族が待ってる。」 不思議に思いつつも、とりあえず、部屋に案内するライル。 部屋に入ると、そこには、数十人の人達がいた。 あと、何人(?)か、エルフや竜族もいるけど。ま、よしとしよう。 「よーやく、戻ってきたか・・・ガウリイ。しかも、どこの馬の骨とも知らぬ女と結婚しよってからに・・。」 中でも、一番頑固そうな、じーさんがとーとつに言う。 「ち・ちちちょっと!フェイト長老!?リナは私の妹ですよ!その発言取り消してもらいますよ!!」 姉ちゃんが、大声を上げて言う。 どおおおぉぉぉぉ!!!!ざわざわざわざわ!!! 「何!?赤の竜神の騎士樣の妹!?ガウリイの嫁が!?」 「それに・・リナ・・だと!あの、『ドラ・マタ・リナ=インバース』か!?」 「何でも、最近じゃあ、『デモン・スレイヤー』とか呼ばれてるらしいぞ!!」 ・・・・・・・・・・・・ぷぷぷぷちぃぃぃぃっっっっ!!!! 「うるさああああああぁぁぁぁいいいいいぃぃぃぃ!!!!」 あたしは、おもわず叫ぶ。 ・・・・・あ、エル、笑ってるし・・・・くっそー。 −続きますー ########################################### あとがき: かお:ふふふふ♪またまたオリ・キャラ♪登場です♪今回は、ガウリイの兄達と一族の人達♪ エル:どーでもいーけど、・・・一体これから先・・・何人だすつもり?あんたのオリ・キャラ・・・。 カオ:えーと、覚えてるだけで、十人以上は超えています・・・。(まて!) エル:・・・・・・・・。ま、いいわ。さて、今回のゲストはガウリイの兄、ライルとカイルです♪ カオ:・・・あっ!私の台詞・・・・。(泣) カイル&ライル:こんにちわ〜。 エル:はい。ちゃんと挨拶できたのねー。感心、感心。 カオ:(小声で耳打ち)・・・エル樣には、失礼なこと言ったら確実に消滅させられるからね・・・ 気をつけて、二人とも・・・。 エル:んっふっふっ♪何を吹き込んでるのかな〜?ん?あんたは♪ カオ:ぎぎくっ!!って、・・・エル樣・・その手になされてる鎌は・・・もしかして・・・。(汗) エル:正解〜♪♪ ざくっ!!! カイル&ライル:(二人とも、怯えている。) エル:さて、と♪では、改めまして♪カオの代理のエルです。 あいつは今、眠ってますので、勝手に進めます♪ では、始めに、ガウリイの兄、カイル&ライルの挨拶です♪ カイル:・・・・こ・・こんにちは・・・・(汗) ライル:・・こんにちはです(汗) エル:二人とも、ガウリイの兄弟にしては、かなりまともです♪ この二人、幸運にも、ゴルンノヴァにあまり、知性を食べられなかったよーです♪ カイル:・・・・?な・・なんなのでしょうか?その、ゴルンノヴァって・・・エル樣・・・。 (先ほどのを見て、樣づけで呼んでいるカイル。) エル:本当にしらないのねー♪いいわ♪次回で分かるから♪ カイル:・・・なんか、すごーく、いやな予感が・・・(滝汗) エル:あら♪次回もすっごく面白いのに♪ カイル&ライル:・・・・・・(滝汗) エル:なんでか、二人は黙ってしまいましたので、ではでは。 次は、エルメキア編、終了です♪ |
16800 | エクセレントパニックinエルメキア編(2) | かお E-mail | 8/28-01:18 |
記事番号16742へのコメント こんにちは♪ う゛ーん、エルメキア編は今回で終了。やっぱ文才ないなー。 各編、長さが、ばらばらだ。次は次でまた長いし・・・。 ま、気にしない♪気にしない♪(気にしろよ、お前は・・・) って、ことで、前回の続きです♪ 今回、犠牲になるのは?ふふふふ♪ ############################################# 前回までのあらすじ: ガウリイの実家へ結婚の報告へと戻ったリナ達三人。(エル樣を含む) リナの名前をきーたとたん、一族が騒ぎ出した。リナは切れる。 (無理ないって・・リナ・・。) ってことで、続きです。 エクセレントパニックinエルメキア編 ・2 「うるさあああぁぁぁぁいいぃぃぃぃ!!!」あたしは思わず、叫ぶ。 ・・あっ、エル笑ってるし・・・・くっそー。 「あ・あああ。こほん。と・ところで、リナ殿、ガウリイ、光の剣をなくしたと聞いたのだが、 ・・・どういうことですかな?」 ころりと態度を変えるフェイト長老。 「くくくくくっ!ミルガズィア♪あんたから、あれのこと説明しなさいね♪くくくっ!」 エルがさも、楽しそうに、ミルガズィアさんに言う。 いきなり、言われて、みるまに顔を真っ青にするミルガズィアさん。 「え・えええ。実はですね。あなた方一族が持ってた光の剣。あれ実は、赤瞳の魔王・ シャブラニグドゥと同等の地位の異世界の魔王、闇を撒く者・デュグラディグドゥの五つの武器の一つで、 本来の名前は、烈光の剣、ゴルン=ノヴァ。」 「で、この世界で言うところの魔王の五人の腹心と同じ、つまり、異世界の魔族なんですよ。 そんな訳で、あれ、あちらの世界に戻したようです。」 ミルガズィアさんと姉ちゃんが交互に説明する。 「信じられるか!!いくら、ミルガズィア樣とルナ樣の言葉でも!!」 固まるフェイト長老達をよそに、若い人達がわめきだす。 「ふ〜ん・・・♪そうなんだ〜♪」 エルがいよーにうれしそ〜な顔でにこついている。 ま・・・・まさか・・・・エル・・・・・・(汗) 『エル(樣)!!それはやめて(下さい)!!』 あたしと姉ちゃんの声が、みごとにハモった。 ど〜やら、姉ちゃんも気づいたらし〜。エルが何をしよ〜としてるかに・・・・。 「出でよ!!部下D!!!」 『うあああああぁぁぁ!!!やっ・・・・やっぱり〜〜!!!』 あたしと姉ちゃんは、頭を抱えてうずくまった。 ミルガズィアさんとメフィは完全無欠に石化してるし。 「はっ!!!!ここに!!!」言って現れる部下D・・・・・・。 その場にいた全員は、いきなり現れた、この男を見て固まってる。 何しろ、空中に浮いているのだ。Dのヤツは。 「部下D、あんた、ゴルンノヴァのやつ、連れてきなさいな♪」エルが言う。 「え゛!?」「いーから♪」「ハ・・ハイ・・・・。」 「出でよ!我が腹心の部下!!ゴルン=ノヴァよ!!」Dの言葉と共に、 「はい!!何でしょーか!!ダーク・スター樣!!・・・・・って!うああああああああぁぁぁぁ!!! なななななんでこの御方までいるんですかー!!しかも、ガブリエフ家の人達まで!!!!」 わめいている、結構美形のでもちょっと若い・・十五・六ぐらいの男の子。 「うるさい!もーちょい落ち着きなさい!!あんたも、仮にも魔族でしょーが!!」 エルが、一括する。 あたしと姉ちゃん、ガウリイは、もはや、あきらめきって、うずくまっている。 「それはそーと、あんた、人間形態やめて、剣の姿になんなさいな♪」 「ハ・・・・ハイ(泣)」 エルの言葉に素直に従う彼。 ・・・・あっ。そっかー。ゴルン=ノヴァの人間形態ってあんなだったんだ。 「ちょっと・・まて・・・。我らはその男の子は知らないぞっ・・・・て・・・・・・」 『え゛!!?』 みごとに、その場にそろってたガウリイの一族皆の声がハモる。 そう。ゴルンノヴァが人間形態やめて、剣の姿へとなったのだ。 彼らの目の前で、しかも、彼らが長年、伝えていた『光の剣』の姿へと。 「こ・こここれで、よろしーですか!?」剣のまま、声を発するゴルンノヴァ。 「オッケー♪さ〜てと。あんた達、信じられないって言ってたから、こいつらと遊んできなさいな♪」 ・・・・・ってエル!ま・・・ままままさか!!!! 「人間が、本来、扱えるよーな物じゃないってことをよ〜く、教えとかないとね〜。後々の為にも。 ふっふっふっふっ(はあと)」 ああああああ!!!!!そーきたかー!!!!やっぱりー!!! 「ってことで、部下D!ゴルンノヴァ!彼らと遊んできなさいな♪あ、殺しても、滅ぼしてもいーわよ♪ そのたびに、復活させるからね〜♪」 エル、さもとーぜんのように言う。 「ちょっ・・・・ちょっとー!!エルー!!」あたしは、わめく。 んなただの人間が、こやつらに勝てるハズもない!! 「な・・・・ななななななななな!!!!?????」わめいている人々。 「頼む!エル!!兄ちゃん達は見逃してくれ!!頼む!!」 ガウリイ、何やらエルに頼み込んでいる。って他のヤツはいーんかい。(笑) 「そうね。そういや、ライルとカイルは、ガウリイに対して悪意もってなかったし。 いーわ。じゃ、二人はやめといてあげる(はあと)てことで、他のヤツとやってね♪」 「こ・こここここでですかー!?エエル樣ー!!?」Dが叫ぶ。 「そーよ。あ、大丈夫よ。もうこの家、結界張ってるから♪」 「・・・・・D、あきらめなさい・・・・エル樣が、決めたら最後、実行する方だってあなたでも知ってるでしょー?」 姉ちゃん、真っ白な顔で言う。 「わ・・・分かってるさ!スィーフィード!!ああああ、この前のゼフィールシティでのダメージも残ってるのにー(しくしく)」 泣きながら、エルに従う部下D。 「ちょ・ちょっと!ガウリイ!どーいうことだ!?」 ライルがガウリイにくってかかる。多少混乱しるよーだが。 「・・・・こーなったら、どーにも出来ないさ。何しろ以前のトキは、異世界の三人の魔王と神が、 それぞれに、パフォーマンスとして戦わされて、四・五日続いたもんなー・・・。」 ガウリイが、声を震わせつつも言う。 「・・・・・・ミルガズィアさんとメフィも気の毒に・・。二回目ね。エルの思いつきに巻き込まれるの・・・・。」 『うどるわああぁぁぁ(混乱)』 ちなみに、ミルガズィアさんとメフィは混乱している。 どーも、あの三ヶ月前のコトを思い出して、よけーに混乱してるらしー。 「・・・・・リナ。私じゃ、エル樣の力の余波は抑えられないから、もし、エル樣が力を使われたときは・・・ お願いね。あいつの、Dの力は、私が結界張って防ぐから。」 言って、姉ちゃんは、あたしとガウリイ、ミルガズィアさんとメフィ、そしてライルとカイルの周りに結界を張る。 「ちょっとまてー!!あのエル樣って何者だ!?」カイルが叫ぶ。 『創造主』あたしとガウリイ、姉ちゃんの声がきれーにハモった。 「そ・・創造・・主・・・って・・・・」声をつまらせるカイル。 「つまり、世界全てを創った(生み出した)人よ。」 あたしはみもふたもなく答える。 「あー。神も魔も世界も全ー部・・・な。」とガウリイ。 これが、一番、エルにあってる説明だろう。多分。その通りだし・・実際・・・。 「・・・・・・!!!!!!!!??」石化。 カイルとライルは石化した。 「あっ、始まった・・・・。」 ふとみると、D達の攻撃が始まっていた。 ふいっ!!! Dが一閃させた一撃で、あっさり消え去る人々。 「何をやってんのー!!」 ぐさっ!! エルのスコップがDを突き刺す。 「あっさりすぎ!あっさり!!生かさず、殺さず、いびり倒しながらやんなさい!!」 「ハ・・・ハイ・・・・。」 だくだくと頭から血を流しつつ涙を流して返事するD。 ・・・魔王とはいえ、かわいそー・・。本気で同情するぞ・・・あたし・・・。 エルは言いながら、消え去った人々を復活さしてるし・・・・・。 『・・・・・・・・・・・!!!!(大パニック)』 人間達・・・・もとい、ガウリイの一族達はもはや、声もなく、大パニックになっている。 中には、剣を持ち、立ち向かっていくヤツもいるが、あっさり返り討ちにあい、死亡して、で そのたびに生き返っている。 ・・・・・みんな、何千回(何億?)死んだだろーか? あたしと、姉ちゃん、ガウリイはと言うと、思いっきり堅実逃避に走っていた。 「そういや、姉ちゃん、何で、ミルガズィアさん達とここに来てたの?」 「ああ。あんた達が、ここに向かってったから。彼なら、ここの一族と親しかったからねー。 一応、下手に刺激しないよーに注意しとこーかと思って・・。」と姉ちゃん。 「・・・・・十分、刺激してるぞ・・・・。」とガウリイ。 「それを言わないでよ。ああ、紅茶がおいしーわねー。」 いつの間にやら姉ちゃん、紅茶なんか飲んでるし。 「あ、あんた達のもあるわよ。」 言って、姉ちゃんはあたし達六人(メフィ・ミルガズィアさん・ライル・カイル・)の前にコップを置く。 「あ(はあと)本当おいしー♪」まじでおいしーぞ。これ。 「・・・・ぜー!ぜー!」 あっ。どーにか、ミルガズィアさんが正気に(?)戻った。 「こくこくこくっ!っぷっはー!!」 一気に紅茶を飲み干すミルガズィアさん。 「すまん。ルナ殿。おかわりくれるか?」 「はいはい(はあと)」 ・・あ、ミルガズィアさんも、こちらの現実逃避に付き合うようだ。 一方、あたし達の周りに張ってるドーム型の結界の外では、Dや、一族達の悲鳴と、血の雨が続いている。 「うむ。ここの紅茶がおいしいのは、ミプロス島の温泉で、葉っぱを作っているからだ。」 ミルガズィアさんが、紅茶を飲みながら言う。 「へー♪そーなんだー(はあと)」 あたしも答えつつ、姉ちゃんが用意してくれたお菓子をつまむ。 ちなみにまだライルとカイルは石化してる。 ・・・・・無理ないかなー・・。普通なら、錯乱するだろーし・・・・これみたら・・・・・・。 どのくらい、時間がたったろうか。 「そろそろいーわ♪部下D、あんた達帰っても♪」エルの声が聞こえてきた。 「さて、まだ、魔族を人間の身で使いたいっている人いるかしらー♪」 ぶんぶんぶんぶん!!!! みごとに一族全ての者が首を横に振っている。かなり錯乱してるよーだが。 みれば、Dのヤツは、即座に逃げるよーに、ゴルンノヴァと一緒に帰っていっている。 「あ、終わった。」あたしは言う。 「みたいね。じゃ、結界を解くわ。」言って姉ちゃんは結界を解いた。 「エルー!!気が済んだ〜?」あたしはエルの方へと歩いてゆく。 「ま・ね。ふっ。人間が魔族を使おうだなんて、一億年早いわよ!」 エル、髪をかきあげつつも言う。 「・・・・エ・エル。じゃ、あたしとガウリイは?あたし達も結構、魔族ってゆーか、あれ・・ 使ってたけど・・・。」 「あ、リナとガウリイは別。」あっさりと答えるエル。 そんなこんなで、エルの活躍(!?)で、ガウリイ家の一族のお家そーどーは丸く収まった。 ちなみに、長老や、ガウリイの兄ちゃん二人が、完全に正気に戻ったのは、それから1週間後の ことだった。 ミルガズィアさんとメフィはしばらく、ガブリエフ家に留まることにしたらしい。 ま、メフィが気絶して、ずっとうなされてるし・・ねー。 姉ちゃんは、バイトがあるから!!と言って逃げるよーに、ゼフィールシティに戻ってったし。 とりあえず、温泉へとゆっくりつかり、ミプロス島名物、くらげ料理を食べながら、 約一ヶ月間。そこに滞在したあたし達。 「うーん♪やっぱ面白いわー♪やっぱ、度々下界にもこーやって降りてこよっと(はあと)」 なんか、ごきげんのエル。 「そういや、エル。エルの宮殿って・・・・どこにあるの?」 温泉につかりつつ、エルに聞くあたし。 「宇宙の中心・・・ってゆーか、全ての中心よ(はあと)あ、今度、リナも招待したげるわ♪ あんた達が、前入ってた空間より、もーちょい先だから♪」 エルが答える。 すると・・・あの、奥の方で金色に光ってた方ってことか・・・・・。 「でも、ガウリイって面白いわよねー♪あたしの空間入ってきて、消滅せずに、意識を保った 人間って、彼が始めてよー♪」 エルがさも、面白そうに言う。 ・・・・そーなのか?ま、あそこの空間は、かなり特殊だったからなー。 姉ちゃんが、あたしの封印解いてから、あたしあのとき、何があったか、全部思い出したしなー。 忘れてたけど。 「で、次はどこいく?エル」 「そうねー。セイルーンへでも、行ってみますか♪」 −エルメキア編終了ー ############################################# あとがき: かお:さて、今回のゲストは、またもや、呼び出しくらった、大変幸運な(気の毒な)Dです♪ D:うううー!!だれのせーだ!!? これで、また、役目に支障が・・・。(泣) エル:へー、あれくらいで、支障がねー?!・・も〜少し、根性たたき直しましょっか?? D:ぎぎくうっ!!エル樣!!言葉のあやです!あや!!! エル:でも、中間管理職のマイナー魔王のくせに、二回もでてきたのねー。あんた・・・。 ちょっと、なまいきよ・・・・・。 D:私のせいじゃありません!!悪いのはそいつです!!(カオを指差すD) かお:へー、そんなコト、言っていいんですかねー。 じゃ、これ、エル様に差し上げましょうか? (何かのテープを取り出すかお。) エル:・・・何?それ?? かお:ゼフィーリア編終了のときの魔王四人が話してたテープです。 D:ぎぎぎくくくくううううっっ!!!! エル:へー♪面白そうね♪聞かして♪聞かして♪ D:(かなりあわてて)エ・エル樣!ほら、それより、次のイベント(?)が、待ってますよ!!(滝汗) エル:あら、本当♪じゃ、それあとちょーだいね♪ かお:どうぞ♪どうぞ♪ (エル樣、一旦退却) D:うううー。僕ら魔王を消滅させるつもりですか!?あんたは鬼だ・・・。 かお:魔王に鬼と呼ばれる筋合いはありません。エル樣について、暴言いってたあなた達が悪いのです。 きっぱり、あきらめましょう♪ S・D・K・W:鬼ーー!!! かお:・・・・おや、四界の魔王、全員集合ですか? S:ならば、全力をもって、そのテープを奪い取るのみ!!ゆくぞ!!みんな!! D・K・W:おう!!!! バコボカカスカッッ!!!! 魔王達:・・・ふー。これで助かる・・・。さてと・・・上から、録音っと・・・・。台詞を消さなきゃ・・・・・。 (言いつつ去ってゆく魔王達) かお:・・くっ・・。油断した・・。しかーし!!あれは、ダビングテープ!!すでに本体はエル樣に送った!! と、ゆーことを知るまい!!! かお:えー、では、傷を治すのに、少し休みます。次はセイルーン編です。 では、お休みなさい。 (知らぬが仏の魔王達。あとで、彼らが、どーなったのかは・・・・想像通りだったりするのです。ああ・・あわれ・・。) |
16802 | Re:エクセレントパニックinエルメキア編(2) | 宝珠 | 8/28-13:02 |
記事番号16800へのコメント うにゃっ〜♪おもしろかったにょ★★ 部下D、哀れなり・・・。(笑) L様、部下Dがずぅっと前に自分に反逆しようとしたことじつわ、 怒っているのでわ。(笑) リナちゃんと姉ちゃんとガウリィ、もう魔王召喚には慣れたのでしょーか(笑) ゴルンノヴァも大変だね〜。 それでわ、次回も楽しみにしております★ あうっ!勉強しなきゃぁっ〜〜〜!! |
16821 | エクセレントパニックinセイルーン編(1) | かお E-mail | 8/29-09:46 |
記事番号16742へのコメント こんにちわ♪ようやく、第三編、セイルーン編♪ またまたネタは前回と一緒。(まて) さすがに、同時に書いてるだけあって、似たよーな話になっています。 エル:そーいうのを、考えがないって言うのよ。 そーはっきりといわれなくてもわかってますです。ではでは、またあとで♪ ############################################ 前回までのあらすじ: ガウリイの実家に無事に結婚の報告をすました、リナとガウリイ。 ついでに、ガウリイの家のお家騒動も片付いて。 次に、向かうは、セイルーン。さてさて、今度は何が起こるかな? エクセレントパニックinセイルーン編・1 エルの提案で、セイルーンへと向かうことに決めたあたし達。 かくして、一ヵ月後、セイルーンへと向かい、今、たどり着いた。 「なんか、いつにも増してにぎやかだなー。」ガウリイが言う。 確かに。いつもより、かなりにぎやかである。 「あら、リナじゃないのよ。ひさしぶりね〜。」突然、後ろから声がした。 え゛・・・・こ・・・・・この声は・・・・・・・・ 「あ!リナさん!ガウリイさん!」 「ってああああああぁぁぁぁぁ!!?ななななんでその御方までいるんですかー!!?」 「おっ!アメリア!!と、もう一人、誰だっけ?」 ・・・・・何で、こいつが、アメリアと一緒に・・・・・ ふと、振り返ると、・・・・え゛っ!? ・・・・本当にナーガか!?こいつ!! 何しろ、ナーガ、普通の服(ワンピース)を着てるのだ。 ぱっと見た目では、あのナーガとは誰も思うまい。 「アメリア?あんた何だってそんなにあわててるの?」ナーガがアメリアに聞く。 ・・・・って、何で、アメリアと知り合いなんだ?ナーガのやつ・・・・・ 「あああああ!だって姉さん!この御方!!金色の魔王様なのよ!?」 わめくアメリア、エルを指差して言う。 ・・・・・ってちょっとまてー!!いいいいまアメリア何っていった?!(汗) 「何よ?その金色の魔王って?」とナーガ。 「あら♪あなた確か、以前、リナと一緒に旅してた人間よねー♪セイルーンへ帰ってたんだ♪」 エルが言う。 「エ・エル・・帰ってるって・・・。」ものすごーく、いやな予感がひしひしと・・・・・。 「あら、リナ♪知らなかったの?この人間、アメリアのお姉さんの『グレイシア=ウル=ナーガ= セイルーン』よ?」エルがさもとーぜんのように言う。 ・・・・・って!!!ちょっとまてー!!それこそまてー!!! ああああああのナーガがアメリアのお姉さん!? い・いや、言われてみれば、ナーガの情報網は正確で、アメリアとフィルさんとも性格似ていたが!!? 「ちょっ、ちょっとエル!!それ本当!!?」 「何いってんの。リナ、あんた知らなかったの?面白いから、時々よくあんた達のこと、覗いてたのよねー♪」 ・・・・・間違いなく、滅亡するな・・・・セイルーン王国・・・・・。 ナーガが王位についても、どちらにしても・・・・・・。 「で、リナ?あんた、ちょっとみない内に成長したわねー。特に胸など!! あの、胸なしリナがねー。おーほっほっほっほっほっほっほっ。」 「よけーなお世話よ!!」 「ところで、リナ。そちらの美人の女性は、どなた?」エルを指差すナーガ。 ほー。ナーガも認めたか。エルが美人だってコト。 「ね・ねね姉さん!!為口きかないでー!!!」アメリアはあわてふためいている。 「あ、彼女、一応、エルって呼んどいて。でも、失礼なコト言ったりしたら、命の保障はできないわよ。」 「?あなたが、そこまで言うとわねー。ま、いいわ、エルさん、始めまして。 グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーンと申します。」 ナーガ、やたらと礼儀正しく言う。 「あらあら♪ご丁寧に(はあと)あたしはエル。ま、『ロード・オブ・ナイトメア』って呼ばれることもあるけどねー♪」 ぴしっ!! エルの言葉に凍りつくナーガ。 「ロロロードオブナイトメア!?確かディルス王室に伝わるあ、あああの、魔王の中の魔王の!?」 ・・あっ、ナーガもあの間違ってる情報き〜たことあるんだ。 「ね・姉さ〜ん!お願いだからそんなコト言わないで!!この御方、全ての生みの母なんだからー!!!」 アメリア、なんとかナーガを止めよーとしている。 「全ての母って・・どーいうことよ?アメリア。」 「だ、だからー!いわゆる創造主なのよ!!この御方!!全ての世界と生きとし生きる者全ての!!」 「ちょ・・ちょっと!!アメリア!!?」ナーガ、冷や汗かいている。 「ま、そーいうコト♪あ、別に気にしないでねー♪」 びしびしびしびし!!! エルの一言にナーガとアメリアは石化した。 ・・・・気にするなって・・・・無理なことを言うなーエル・・・・・。 「ところで、アメリア。何だってこんなににぎやかなんだ?」 ガウリイがのほほーんと聞く。 その声を聞いたのか、 「あれ?その声、ガウリイさん?知らないんですか?アメリアさんとゼルガディスさんが、 婚約したんですよ?」 間の抜けた声がしてきた。 ・・・・・・お゛い・・・・・・・ そちらを見ると、山ほど荷物を持って、前が全然見えていない、黒い服を着た、ゴキブリ神官が、 何やら言っている。 「ゼロス!!あんた何してるのー!!!」何やら声をかけてくる二人連れ。 『って、きやあああああぁぁぁぁ!!!!エエエエエル樣ー!!!?』 みごとにハモって叫んだのは・・・・・ 「あらあら♪ゼラスにダルフインじゃないのよ♪こんなトコで会うとはきぐーねー♪」 バサバサバサバサ!!! 今まで、エルがいることに気づいてなかったゼロスが、持ってた荷物を全部落とした。 「うどえええええ!!!!??」今更ながら、驚くゼロス。 「ち・・ちょっと!何だって、あんた達がこんなとこにいんのよー!!」あたしはわめく。 「ゼロス荷物持ちにして、セイルーンへ買い物へ来たのよ!ダルフィンと!! それより、何でリナ殿の方こそ、エル樣と一緒にいるんですかー!!?」 わめくゼラス。・・・なんでか、あたしに『殿』つけてるし・・・・・。 「面白そうだから♪」エルのみもふたもない一言。 『そ・・そそそそそんなー!!?』 みごとに、ゼラス・ゼロス・ダルフィンの三人の声が重なる。 アメリアは・・・あ、完全無欠に石化してる。 「誰?」いぶかしるナーガ。 「・・・・・一応紹介しとくわ。ナーガ。こっちのいかにもあやしーのがゴキブリ神官の 獣神官ゼロス。これでも一応高位魔族。で、こっちが、ゼロスの上司の獣王ゼラス=メタリオム。 で、こっちが、海王ダルフィン。」 あたしは一応説明しておく。 「ちょちょちちちょとリナ!!そそそれって!!!」 わめいてあわてるナーガ。さすがにこれで分かるだろー。いくら何でもナーガでも。 「何で、魔王腹心の部下と同じ名前なのよー!!?」 ・・・・・って、分かってなかった・・・・・・。 三人は、まともに今ので精神攻撃をくらったらしく、立ち尽くしている。 「あ、あのー。一応、僕ら、魔族で、このお二方も獣王様、海王様、御本人なんですけど・・・。」 どーにか、声を出せたゼロスが言う。 バシッ!!! あ、ナーガも凍った。(笑) 「結婚式があるのよねー♪面白そう♪参加しましょーよ、りな(はあと)」エルが言ってくる。 「・・・参加するのはいーけど、あたしんときみたいなことはしないでよー・・エル・・・。」 「そ〜お?元結界の外からも人間来てるみたいだしね面白いと思うんだけどな〜?」 ・・・・・やっぱり、やる気だったな・・・・エル・・・。(汗) 「さ、さすがに、それだけは、やめておいていただきたいのですが(汗)」 何と、いつの間にやら、フィルさんまで来て、冷や汗流してたりする。 アメリアの悲鳴におどろいて、王宮から出てきたらしー。 「あら♪フィル、ひさぶり♪」さらっと言うエル。 「お、おひさしぶりです・・・。」言いつつも、冷や汗かいてるフィルさん。 エルくらいなもんだろーな。このフィルさんにここまで恐れられるのって・・・。 「おや?おひさしぶりですねー。」 ゼロスがのんびりと言う。でも冷や汗かいたままだが。 「おお!!いつぞやの謎の神官ゼロス殿か。」フィルさんは答える。 ・・・・フィルさ〜ん。謎でい〜んかい!?それで納得してるんかい!? 「リナさんの結婚式以来です・・・ね。」 言ってゼロスは一気に顔色が変わる。あ、フィルさんも変わってる。 ・・・何しろ、とんでもなかったからね〜。あのときは・・・・・・。 「それはそ〜と。フィルさん、アメリア達の結婚式って・・・いつ?」とあたし。 「ああああぁ、三日後だ・・・。」あたしの問いに多少どもりながら答えるフィルさん。 「三日後ね♪ちょーどいーわ♪ゼラス、ゼロス、ダルフィン、あんた達も出席ね(はあと) あっ♪あと、ルナも呼ぼって♪」 ・・・って!ちょっとまって!!な、なんで姉ちゃんを!? 「−と、ルナ、明日にはこっち来るって♪」エル、何やら姉ちゃんに命令をだしたらしい。 そりゃ〜ま〜、一応、ここセイルーン王国は、姉ちゃん・・もとい、赤の竜神スィーフィードを 信仰してる国だけど・・・・・・。 「・・・・・リナ。何かまたいやな予感がするんだが・・・俺。」ガウリイがぽつりと言う。 「・・・・・あたしも・・・・・・。」 一方、エルは何かをたくらんでるらしく、一人でにこにこしいる。 ・・・・・今度は何が起こるんだー!?(泣) その日、あたし達は、王宮にて泊まることになった。 何でも、街中だと心配だからとか。(とくにエル)・・・それ、よーく分かる・・・・。 一応、フィルさんは、エル達の説明を、城の人達にしている。 ま、ゼロスに対しては、そのまんま、「謎の神官ゼロス殿」。 ゼラスに対しては、「ゼロス殿の上司のゼラス殿」。 ダルフインに対しては、「ゼラス殿の同僚のダルフィン殿」。 と説明。・・・・・ま、嘘ではないわな・・・・。 んでもって、エルに対しては、 「くれぐれも!失礼のない様に!!ある所の女王、エル樣である!!いーか!!絶対!! 失礼のないよーに!!!」と皆に釘をさしていた。 中には、そのある所ってどこ?と突っ込む人達もいたけど。 フィルさん、 「いや、それは言えぬ!!」と突っ張っていたけど。 言えるけないわなー。何しろ、世界、全ての光と闇、生命を生み出した全ての女王・・・。 ・・・もとい、創造主だとは・・・・。 「えー、では、エル樣、ゼロス殿、ゼラス殿、ダルフィン殿。一応、王宮の中を案内いたします。」 言って出てきたのは、フィルさんの弟のクリストファさん。 「あら?あなた確か・・・。」ふと思い出したよーに言うエル。 「あなた、アルフレッドの父親よねー。」いきなり言うエル。 「・・・・!な・なぜアルフレッドのことを!息子は何年も前に死んで・・・!」 クリストファさんは、驚いている。 「・・・視てたの?エル?」あたしが聞くと、 「それもあるけどねー。彼、しばらく戻ってきても、ぶつぶつぐちってたのよ。 ま、あたしもそんなに干渉しても、しょーがないから、ほっぽってたけど。」 ・・・・うっわー。アルフレッド、死んでからもまだそんなだったのかー(笑) 「まだ、輪の中に入ってかずに、ぶつぶついってるわよ。彼。」 あっさりと言うエル。 ・・・輪?ああ、輪廻の輪ね。 「うっわー、まだか?意外と根性あったんだなー。」と言うガウリイ。 「おっ!!あのガウリイが覚えてた!!すごい!!」 「あ・・あのなー・・リナ・・・。」 あたしの当たり前な意見に、抗議してくるガウリイ。 クリストファさんは、話が分からず、首をかしげている。 一方、 「・・・・ま、人間の身で、カンヅェルさん利用してましたしねー。彼・・・。」 「そーねー。いくら判んなかったからって・・。」 「ガーヴも一応裏からいろいろ手を回していましたしねー。」 しみじみと言う。ゼロス・ゼラス・ダルフインの三人。 「・・・・?カンヅェル?そういや、彼、あの件より、姿を見ないが・・・。」 クリストファさんは言う。 「そりゃ、そーでしょー。」あたしは言う。 「??どこにいるのか知っておられるのか?リナ殿?」 「知ってるも何も・・・カンヅェル、滅んでいるわよ?」 「・・・・・は?!滅んだ?死んだ、という表現でなくて??」 「リナさん、リナさん、クリストファさん、カンヅェルさんの正体知らなかったみたいですよー。」 律儀にも、言ってくるゼロス。 「まーね。フィブに知られるの、怖がってたもんねー、ガーヴ・・・。」とゼラス。 「無駄なあがきだったわよね♪ま、人間が混じったくらいで、離反したガーヴのヤツにも、 あきれるけどね♪・・・・Sのヤツ、何やってんだか・・・。」とエル。 ・・・・あっ!何かとばっちりが魔王の方に向かってる〜。 「正体?・・一体・・・??」不思議がるクリストファさん。 「エル樣、どういたします?教えますか?」ダルフィンがエルに聞く。 「別に、教えてもいーんじゃない(はあと)」あっさりと言うエル。 「えー、許可が出ましたので、説明しますね。カンヅェルさん、魔竜王ガーヴ樣の配下の、 中級魔族だったんですよ。で、リナさんと、ガウリイさんに、滅ぼされちゃいましたけどね。 はははは。」笑いながら、言うゼロス。 −続きますー ########################################### あとがき: かお:ちゅーと半端なとこで、区切ります♪いやー、なかなか、いい場所が見つからず・・・(言い訳) エル:ほんとに言い訳ね・・・・。 リナ:何も考えてないのがよくわかるわねー・・・。 かお:しくしくしくしく・・・・。 えー、では、これから、続きを打ち込みますのです。では・・・。 |
16823 | エクセレントパニックinセイルーン編(2) | かお E-mail | 8/29-13:53 |
記事番号16742へのコメント さて・・と、こんにちは♪前回、ちゅーと半端なとこで区切りましたので、もろに続きです。 ・・・なんか、第一編でも、同じ過ちやったよな・・・私・・・。(成長がない・汗) ・・・ま、頑張ろう。なにせ、全然区切らずに書いてる話なんだから・・・。 どっかで、区切らないと・・・。(いいわけ) ではでは、前回の続きのお話をどうぞ♪ ############################################ 前回までのあらすじ: セイルーンへとやってきてるリナ達三人。で、そこで、獣王、海王、ゼロスと出会う。 ・・ナーガにも出会ったが、リナの記憶から抹消!!(お゛い!!)信じたくないので、 むりやりに、考えないようにしてるリナだったりするのです・・・。 ではでは。 エクセレントパニックinセイルーン編・2 エルの許可が出たので、ゼロスは、カンヅェルの正体をクリストファさんに話はじめる。 「えー、エル樣の許可が出ましたので説明しますね。カンヅェルさん、魔竜王ガーヴ樣の配下の 中級魔族だったんですよ。で、リナさんと、ガウリイさんに滅ぼされちゃいまとたけどね。 ははははは。」笑いながら言うゼロス。 「な!??魔族!?しかも中級!?」驚くクリストファさん。 「で、なんで、そんなことを、あなた方は知っておられるのです!?」 驚きながらも、聞いてくるクリストファさん。 「あたりまえだから。」 みもふたもなく言うエルと、 『それは秘密です(わ)♪』 みごとに、声をハモらせて言う、あたしとゼラスとダルフィンとゼロス。 「・・・・・・聞かないほーが、いーと思うなー。俺、クリストファさん・・・・・。」 何かもごもご言っているガウリイ。 「!!!!?????」 何か、クリストファさん、多少混乱している。ま、よしとしよう。 夕食の時、王家の人達の食事にまぎれて、あたし達もご馳走になった。 「・・・・リナ。まだその御方、いらっしゃったのか?」 ゼルはエルを見て、疲れた様に言っていたが。 「まーまー、ゼル。気にしたら負けよ。ところで、エルドラン国王は?」 あたしは、その場に国王がいないのに気がついて聞く。 あたしも、国王には、一二度しか会ったことがないのだ。 「・・・・お爺様なら、何か、また具合が悪いらしくて・・寝てます。」アメリアが言う。 「アメリアの結婚式には、出席したいって言ってたけど、何しろ年だから、お爺様も。」 とナーガ。 「・・・・人間って不便ねー。魔力使えば、外見は若いままで保てる方法もあるのに・・・。」 エルがぽつりと言う。 ・・・・・そーいう風に創ったのって・・・誰? 「あら、いーじゃないの♪そんな細かいことを気にしないの♪リナ♪」エルが言う。 あ゛・・しまった・・・。エルには、全て考えてることなんてお見通しだったんだった。(汗) 「ふふっ♪ま、いーわ♪あたしも会ってみたいしねー、エルドラン国王♪」 エルの言葉に一気に青ざめるフィルさん親子三人とゼル。 「ってことで、あとで、会いにいくから♪」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 完全に無言になる皆。反対などできるハズもなく。 結果、食事のあと、国王のお見舞いに行くことになった・・・。 国王の部屋に入るとねベットで寝てた国王が、こちらに気づいて、やおら起き上がった。 「・・・・!?ごほごほごほ!!ああああああなた樣は!!?」 エルを見て、何か言ってる国王、エルドランさん。 「ハーイ♪ひさしぶりねー♪エルドラン(はあと)」エルが気楽に言っている。 「ややややはり!?なななななぜこんなところにおられるのです!?」 わめくエルドランさん。 「・・・・えっと、エル、エルドランさんに会ったことがあるの?」あたしが聞くと、 「いつだったかしらねー。彼が子供のころ、一回、彼死んだらしくて、精神世界へ迷い込んで きたのよ。たまたま、そのとき、あたし、部下Sをいびった帰りだったから。 で、視てみると、完全に死んでるって訳じゃあなかったから、とりあえず、肉体へ戻したんだけどね。」 ・・・・・って、一回死んでる!?子供のころに!? 「そういえば、聞いたことがあるな。何でも、呪文を失敗して、仮死状態になったことがあると・・。」 とフィルさん。 びっくりしたろーな。エルドランさん。エル初めて見たとき・・・・。 Sをいじめた帰りってことは、例の鎌を持ってただろーから・・・死神と思ってたりして・・・・・。 「あたしのこと、死神だー!とかいって騒ぐもんだから、多少、こらしめたけど。」 ・・・・うわっ、やっぱり。 「エ・エル。で、エルの正体って・・・・話してあるの?」 「んなもん、話してもどーにもなんないでしょ?さすがにこの星、外から見せたら驚いてたけど。」 ・・・・・って、エル・・・エルドランさん、星の外へ連れてったんかい!? 驚いたろーなー。何しろ、人間(?)が信じてる伝説と全然違ったから・・・・・。 「・・・・?父上とお知り合いなんですか?エル様?」不思議がるクリストファさん。 「き・聞かない方がいいと思いますよ。クリストファさん・・・。」 ゼロスの言葉にうなづく、フィルさん、アメリア、ナーガ、ゼラス、ダルフィン。 「知ったら、パニックになるし・・。」と言うガウリイ。 「ま、いーわ。ともかく、それじゃー、結婚式に出られないでしょ♪」とエル。 『え゛!?』 声をハモらせて、フィルさん達一家が叫んだ。 ーと。エルドランさん、何といきなり元気になった。(!) 「さて♪これで、結婚式に出席できるでしょー♪やっぱ人がそろってなくちゃ、面白くないしねー♪」 明るく言うエル。 「・・・・・・もしかしてもてかするとエル?完全にエルドランさんの病気・・・治した?」 「あったり〜♪さすがリナ♪」 ・・・・・・・・・・・・・・・・い〜んかい? 一方、フィルさん達はそれを見て、石化してたりするれど・・・・。 そんなこんなで、その夜、王宮は大騒動と化した。 何しろ、国王が、全快したのだ。それもいきなり。 そのあわてぶりを見て、あたし達も楽しんでたけど・・・。 ま、そんなこんなで夜も明けた。 朝日が昇るより早く、 「申し訳ありません!!遅くなりました!!エル様!!!」 いきなり、姉ちゃんが空間を渡って、部屋に直に現れた。 ちなみに、あたしとエルは、ダルフィン、ゼロス、ゼラスをも巻き込んで、夜通し話し込んでたりしたのだが。 ガウリイは寝てたけど・・・・。 「うどわああああ!?姉ちゃん!いきなり!って、直に来てもい〜の!?」 「ど〜にかなるわよ!!それより、早く来る方が優先よ!!」 きっぱり言い切る姉ちゃん。 「って、あら、獣王に海王、獣神官もいるのですか?エル樣。」 『お・おひさしぶりです。赤の竜神スィーフィード・・・。』 みごとに、声をハモらして言う、ゼラス、ゼロス、ダルフィン。冷や汗かいてるけど。 「ちょ〜ど、ここ(セイルーン)に来てたのよ♪三人とも♪」 エルの言葉に三人はうなづく。 「そ・・そうなんですか・・・(汗)。」 姉ちゃん、冷や汗かきつつもどうにか答える。 「ルナも来たことだし♪じゃ、あいつも呼ぼうっと♪」 ・・・・エ・エル・・・あいつってもしかして・・・・・。 「出でよ!!部下S!!」・・・・・・やっぱり(涙) 「はっ!!ここにっ・・・・って・・・・うどえええぇぇ!!スィーフィード!!とリナ=インバース!!」 『赤瞳の魔王(樣)!!』 みごとに姉ちゃんとあたし、ゼロス、ゼラス、ダルフィンの声が重なる。 ・・・ふと思ったんだけど、北の魔王って、カタート山脈から動けないハズ・・・・。 なのになんで、こ〜もあっさり、来れるんだろ〜か? 「そんなの簡単よ、こいつ、精神体の一部と魔力の一部残して、出てきてるのよ。ふがいない・・・・。 あんな、氷なんて、さっさと抜け出せばいいのにねー♪」 あたしの考えを読み取ってか、エルが説明してくる。 「そ・・そういわれましても・・・。(涙)。何せ、私、本来の自分と比べて、1/7の力しか、 ありませんし・・・・・。(泣泣)」 あ、なにやら魔王、泣きながらいじけてる。 「それを言うなら、私もよ・・・シャブラニグドゥ・・。私もまだ、1/2しか、力ないし・・・。」 何やら、姉ちゃんも、同意してたりする。 「そんな、細かいことで、意見しないの、二人とも!!」 エルが一括する。・・・・いや、細かくないと思う・・・絶対に・・・・・。 しっかし、当たり前だけど、エルの前では、神も魔王もないわなー。(しみじみ) 「ま、いいわ、スィーフィード、シャブラニグドゥ、あんた達、アメリアの結婚式のトキ、 神魔代表して、挨拶なさいな♪」とーとつに言うエル。 『は?!』エルの言葉に間の抜けた声を出す姉ちゃんと、魔王。 「聞こえなかったの?あ・い・さ・つ!!!」エルが再度言う。 「え、ええと、具体的には、どのような・・・。」 魔王が聞いてくるが、 「そんなの、自分たちで考えなさい。面白くなかったら、お仕置きするから♪」 エルの言葉に、姉ちゃんと魔王は石化した。 そんな、こんなのやりとりをしていると、ドアがノックされ、アメリアと兵士が入ってきた。 「失礼します。って、きゃあああああぁぁぁぁ!!!」 「何者だ!!?」 悲鳴を上げるアメリアと、アメリアをかばうようにして、姉ちゃんと、魔王に問いただす兵士。 「ややややめなさい!!・・・・死にますよ!!」アメリアがあわてて止める。 「リリリリナさん。赤の竜神の騎士ルナ=インバースさんはととともかく!! なななんで、そいつまでいるんですかーー!!」 アメリア、魔王をそいつ呼ばわりである。 「え゛!?スィーフィード・ナイト!?」アメリアの言葉に石化する兵士。 「・・・・アメリア、エルが呼んだのよ・・・・。何でも、アメリアの結婚式に二人に挨拶しろって、 いってるんだけど・・・・ど〜する?」 あたしは、むだとはわかってても、説明をしておく。・・気の毒に・・アメリア・・・。 「そそそそそそんなー(泣)断れるわけないじゃないですかー!!」 アメリアの絶叫がこだました・・・・・。本当に・・・・・気の毒に・・・・・。(合掌) 「しくしくしく、とりあえず、朝食の支度ができてます。(しくしく)」 アメリアが、半べそかきつつ、どうにか声を絞り出す。 「あっ!では、私めは、二人分追加!と連絡してきます!!」 びしっと敬礼をして。走ってゆく兵士。 「・・・・アメリアさん、あきらめましょうね・・・・・。」 「そうそう、人間、あきらめが肝心よ・・・・・・・。」 「い〜じゃないの。リナさんときほどでなくて・・・・・。」 口々にアメリアを慰める、ゼロス、ゼラス、ダルフィン。 「うううぅ!!魔族に同情されるなんて〜(泣)」 アメリア、完全にいじけている。 一方、姉ちゃんと魔王はうなっている。何か、ぶつぶつ言っている。 耳をすますと、 「えーと、レイ=マグナスに関することを言うとして・・・・。」と魔王。 「うーん。神魔戦争のことを言うか、四人の部下達のことを言うか・・・。」と姉ちゃん。 どうやら、二人とも、どんな挨拶するのか、今から考えているらしい。 「朝食・・ね(はあと)じゃ、いきますか♪」エルが一言。 その言葉をうけて、一同は食堂へと移動した。 ちなみに、ガウリイは食事と言う言葉とともに飛び起きている。 食堂へ入ると、セイルーン王家の人々が全員揃っていた。 「う゛!!?」フィルさんは姉ちゃんと魔王を見て、うなり声をあげる。 「?エル樣、リナ殿、そちらのお二人はどなたですかな?」エルドラン国王が聞いてくる。 「あ。始めまして。私、リナの姉でゼフィーリアからまいりました、ルナ=インバースと申します。 別名、赤の竜神の騎士ともいいますが。」 びしびしびし!! 姉ちゃんの言葉に凍りつく王家のみなさん。 「え、え〜、私はその・・・レイ=マグナスと言います。・・・名前がある人間と同じなのは・・・・ 気にしないでください・・・・。」と魔王。 あ、寄り代にしてる、人間(?)の名前名乗ってる。 まー、本人ではあるけど・・・。何しろ、全て同化してるらしーし。 「レイ=マグナス?あの千年前の第賢者、レイ=マグナスと同じ名前?!」と国王。 ・・・だから、一応、本人だってば・・・・。 「?何笑ってるんですか?」とクリストファさん。 あたしとエルは、腹をかかえて、笑っている。 「き、気にしないでくださいね。」 それを見て、あわてて、ゼラスがフォーローを入れる。 「と、とにかく、食事にしよう。」フィルさんの一言で食事に入るあたし達。 「あ、フィル、エルドラン。アメリアの結婚式のとき、この二人に挨拶さすから♪」 エルが食事をしつつ言う。 『え゛!!?』その言葉を聞いて、冷や汗流すフィルさん。 ナーガも冷や汗かいている。 エルの知り合いと知って(実際は、部下)、普通の二人ではないと判断できてるらしい。 「ア・アメリア・・・ゼルガディス・・・あんた達、それでいいの?」 つつー、と、汗を流しながらナーガが聞く。 「断れると思います?(泣)」 「まず、無理だな。(汗)」 アメリアとゼルが、即座に返事を返す。 −またまた続きますー ########################################### あとがき: かお:うーん・・いちおう、説明。 エル:・・・何を? かお:カンヅェル・・・どっちのネタでいこーか、迷ったんですが・・・、とりあえず、小説の方で考えてみました。 リナ:そーいや、カンズェル、テレビと小説では、設定が多少違ってたもんね〜。 かお:はいー。テレビ版だと、すでに魔族って正体バレてるもので・・あえて・・・。 エル:どーでも、いーけど、あんた、また中途半端なとこで区切って・・・・。(あきれ) かお:だってー(涙)続けると、ながくなりすぎるんですよー。(しくしく) と、ゆーわけで、このネタ(?)もーちょい、続きます。 リナ:いつまで・・・? かお:たぶん、次で、区切りつくか・・と。で、四回目が、またまたセイルーンがパニックになる・・と。 こー言ったところです。はい・・。 エル:・・・・・ま、頑張って入力なさいな・・・・。 かお:はい、では、また、続きを打ち込むのです。では!! |
16830 | エクセレントパニックinセイルーン編(3) | かお E-mail | 8/29-17:40 |
記事番号16742へのコメント こんにちは♪またまた、同じ過ちを繰り返してるかおです。 エル:・・・・わかってんなら、どうにかしなさい・・・・あんたも・・・・・。 はははは(から笑い) ま、どうにもならない。こればっかりは。(まて!!) ってことで、またまた、前回の続きです♪(お゛ーい!!) ########################################### 前回までのあらすじ: エルと一緒に朝食を食べている、セイルーン王家の人達。 ルナが赤の竜神の騎士ときいて、いまだに固まってたりするが。 ちなみに、アメリア達は、泣いている。 理由は・・・わかるよね? エクセレントパニックinセイルーン編・3 エルの一言で。 「ア・アメリア・・ゼルガディス・・あんた達、それでいいの?」 つつーと、汗を流しながら、ナーガが聞く。 「断れると思います?(泣)」 「まず、無理だな。(汗)」 アメリアとゼルが即座に返事を返す。 「?ともかく、すでに、外の国々からも、招待客が集まっています。 ・・・・と、いっても、まだ、交流が始まったばかりの国々は、来られてませんが・・・。」 とクリストファさん。 「そういえば、ある国では、魔道士がいなくて、伝説だけ残ってて、自称魔道士が、悪事を 働いてるってゆーところもありますしね・・。」ぽつりとダルフィンが言う。 「そーねー。そーいうところにいきなり、魔術が使える人間がいってもねー。」とゼラス。 「そういえば、さらに他の国では、闇の祝福(ダーク・ブレス)とかいう宗教が、やりたいほーだい、 してますしねー。コブリンとかを使うくらいなら、ついでに魔族を使うくらいしてもいーでしょーにね。」 さらっと言うゼロス。 ごふごふごふごふ!!! クリストファさんと、エルドランさんがむせこんだ。 一方、アメリア、ナーガ、ゼル、フィルさんは冷や汗流している。 他の人達は完全に凍りついている。 「でも、そんなことより♪面白いことがあるわよー♪」 エルが楽しそうに言う。 「天竜王バールウィンと地竜王ランゴートの部下が、この城下に来てるみたいよ♪」とエル。 エルの一言に、姉ちゃんと、魔王は石化した。 「・・・・あ゛・・・・本当だ・・・・気配がする・・・。」姉ちゃんが、つぶやく。 「ねーねー、火竜王ヴェルハザードはきてないの?」あたしは言う。 もし、きてたらおもいっきり、いやみをいってやるー。(逆恨み?) 「闇を撒く者の件で、配下の黄金竜全滅しちゃってるしねー。」と姉ちゃん。 全滅って・・・一人(?)は、生きてるけど・・・・。 「・・・・でも、スィーフィードよ・・。それ以外の配下の者がきてるぞ・・・。」と魔王。 「・・・・みたいね。下手に私の力、使ったら、・・・バレるわね。復活してること・・・。」と姉ちゃん。 「べーつに、バレても、いーじゃない♪あんた達、最近、職務怠慢なんだし♪」とエル。 ・・・・・そーいう問題じゃ、ないと思う、絶対・・・・。それに・・・他にも、人間がいるんだけどなー、 ここ、今・・・・・。んな話をしてもいーのか?! ちなみに、この会話を聞いて、・・・・全員、約、半時ほど・・・・凍りついていた・・・・。 ・・・深く、追求してこないでよー。(汗)お願いだから・・・・。 そして、朝食も無事に(!?)終わり。 その日、まだ、あと結婚式まで一日あるから♪という理由で、エルと一緒にセイルーンの城下町を 遊び歩くことになった。(エルがいく!と言った為) 姉ちゃんは、赤の竜神の騎士として、いろいろと手伝うことがあるから!と、エルに断って、王宮へと 留まっている。 ・・・・うまいぐあいに、逃げたな・・・・姉ちゃん・・・・。 <間> 「あ、それとこれも♪」エルが言う。 あたし達、(エルとあたしとゼラス、ダルフィン、ゼロス、ガウリイ)は、買い物をしている。 「じゃ♪支払いはそいつもちね♪」とSをさして言うエル。 何しろ、エル、とんでもなく、いろいろ買い込んでるのである。 そして、全て支払いは、魔王持ち・・・・・かーいそ・・・・・。 しかも、Sは荷物持ちまで、やらされている。なんか、足元がふらふらとおぼついていない。 ちなみに、ゼラスとダルフィンも、エルに付き合いなさい♪といわれて、買い物を楽しんでいる。 かわいそうなのが、ゼロスである。Sにさからえるはずもなく、Sの荷物まで、もたされて、 で、ゼラスとダルフィンの荷物まで、持っている状況に陥っている。 あたしはというと、もちろん、ガウリイにぜーんぶ、荷物(買い物したやつ)をもたしたいる。 あたしと、エル、ゼラス、ダルフィンは次なる買い物を物色している。 「きゃー♪これ、かわいー♪」「ゼーラス♪今度、こーいうのきてみなーい?♪」 「あっ、これ、部下達のお土産にいーわー♪」「あっ、これ、おいしそー♪」 すっかり、意気投合している、ゼラスとエルとダルフィンとあたし。 買い物をつうじて、すっかり、わきあいあいとしてたりする。 ガウリイとSとゼロスはただ、荷物をもって、涙を流している。 ・・Sは、お金がなくなると、どこからもってきてるのか、オリハルコンを売って、お金にしている。 ・・・・あとで、どこからか、問い詰めてやろーっと・・・・。 そうこうしている内に、日も傾いてきた。 いやー、買った、買った。お金を一銭もつかわないで、いろいろ手に入ったし♪上機嫌なあたし♪ ゼラスとダルフィンとも、仲良くなれたし♪(いーんかい!?) ま、魔族といっても、やっぱり、友達は、話の合う人(?)じゃなくっちゃねー♪ そして、次の日。 いよいよ、アメリア達の結婚式である。 パーパーパッパラパッパッパーー!!!!!! 盛大にトランペットの音がこだました。 ・・・・アメリア・・・・それ・・・・ちょっと・・・・ あたしは思う。いや、うれしいのは、わかるけど・・・・ あたしは、アメリアをみつつため息をもらした。 ー一応、王族なんだから、馬車の上にのっかって、ぶんぶん、民間人に手を振らなくても・・・・。 「みなさーーん!!ありがとーーございまーーす!!」 アメリアの元気な声が響いている。 ・・・・止めろよ・・・誰か・・・・。ドレス姿のままで、馬車の屋根の上に乗ってる花嫁・・・・。 ゼルは・・・あ、あまりの恥ずかしさに、小さくなっている。 フィルさんは、ガハガハわらっているし・・・。 ナーガは・・・?・・・・・・期待したあたしが、ばかだった・・・・・・。 ナーガも一緒になって、アメリアと。高笑いを始めたのである・・・・・。 誰か、とめてくれーーー!!!あの姉妹!!! 「へー♪結構やるじゃない♪」エル一人が喜んでいる。 「ありがとーございまーす!!」「おーほっほっほっほっ・・・」アメリアとナーガの声が響く。 ・・・あ゛あ゛・・・頭が痛くなってきた・・・。(しくしく) そんなこんなで、パレードは、無事終了。(気絶者約三十人以上。混乱した人、約百人以上の被害) ・・・・・エルがなんかするより、すでに、ダメージ受けたセイルーンに来てた人達・・・・。 ちなみに、ゼラスやS達、魔族連中は、ちょーどいい、食事ができたよーだ。 そして・・。結婚式は、次に、各国の代表者のくそ長い話が始まった・・・・。 何で、こんな無駄なことが好きなんだ?お偉いさん達って・・・・。 「・・・・・であります。では、次は、ルナ=インバースさんと、レイ=マグナスさんよりの挨拶です。」 司会を務めてた、神官が言う。 ・・・・・何話す気なんだろ?姉ちゃん達・・・・。 「えー、ただ今、ご紹介に上がりました、ルナ=インバースと申します。ここ、セイルーン王国は、 私ととても、縁の深い王国であります。赤の竜神スィーフィードの記憶と力を受け継いでおります、 私こと、赤の竜神の騎士にとっては・・・。」 姉ちゃんが言うと、 「どおおおおおおおおおぉぉぉ!!!!!」 国、全体が揺れた。 あ、神族達の部下連中も、固まっている。 「スィーフィードとも、いろいろ、話あった結果。この場にふさわしいと思われるこれを捧げます!!」 とS。・・・・話あったんかい・・・・魔王と神が・・・・・。 「では、この世界のことの成り立ち・・・・始めの原因ともなった、『神魔戦争』の映像を流します!! これは、過去、本当にあった出来事です!!降魔戦争よりもはるかに昔・・・。」 「我・・・と違った。赤の竜神スィーフィードと赤瞳の魔王シャブラニグドゥの最終決戦(?)の映像です!!」 姉ちゃんと、Sが交互に言う。 ・・・おや?いつの間にか、姉ちゃん、セイルーンに結界を張ってる・・なんで? 「人間の中では、ただの伝説!!と思われているよーですが!!」と姉ちゃん。 「事実をしるのに、聖王国・セイルーンは、ちょーどいい場所だとおもわれます!!」と魔王。 ・・・・・・なるほど、さんざん迷って、二人共同で、挨拶することにしたんだな・・・。姉ちゃん達・・・・。 「ちなみに、あくまでも、映像です!!過去に起こったことですので、安心して、楽しんでください!!」 と姉ちゃん。 ・・・・いや、楽しめって・・・・。そーいう問題なのか・・・・?姉ちゃん達・・・思考が混乱してるな・・・・。 「あら♪面白そうなこと考えたじゃないのよ♪あいつらにしては♪」とエル。かなり上機嫌になっている。 『では!!皆様、上空・・・空を見てください!!』姉ちゃんと魔王が同時に言う。 ーと、そらが、いきなり、スクリーンへと変わる。 ・・・なるほど、これを外にみせない為に結界を張ったわけか・・。姉ちゃん・・・。 空には・・・・・魔王と赤の竜神との戦いが・・・・・映し出されている・・・・・。 ちなみに、音なども、しっかり、あったりするので・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・大パニック・・・・・・・・・・・ そりゃ、そーだろー。立体映像で流れて(?)いるのだ。その映像・・・・。 魔族など、みたことないよーな人達にとっては、脅威以外の何者でもない。 ・・・あ、アクアばーちゃんがでてる♪ おや?・・・や・やばくないか?魔王の腹心の部下まで、出てきてる。 当たり前といっては、そーだが・・・。ここに、今、二人も本人がいるし・・・・。 『うどわああああぁぁぁぁ!!??』叫ぶ一般の人々。 「なるほどー。伝説にあった戦いはこんなだったのか!!記録!記録!!」と言ってる人。 「・・・あっ!!なつかしい、顔ぶれがでてる!!」と神族の部下の人(?)達。 「ふふふふふふ♪」エルが何やら、含み笑いを始める。 ・・あ゛っ!!エル!!姉ちゃんが張った結界・・・・解いてるー!!? まじ、ヤバっ!!!!???? ・・・・・・・・・・・・・・・・・星、全体に、これ・・・・・・・映し出されてるんだろーなー・・・・。 エルの力ぞえで・・・・・・・・・・・・。 「こ、これは・・・・結構、正と負の感情が星全体にあふれてますねー。」とゼロス。 ・・・・・ヤバイって・・・・・。たぶん・・・・絶対、竜王達もかぎつけたぞ・・・・この騒ぎ・・・・。 姉ちゃん達も、結界が解かれたことに、気がついたようだか、すでに遅い。 やがて、姉ちゃん・・もとい、赤の竜神スィーフィードと赤瞳の魔王シャブラニグドゥが、 眠れる竜の大地と呼ばれてた、大陸で、戦い・・・・・。 魔王は、七つに分かたれて、封印され、竜神も混沌の海に帰っていったところで、映像は終了した・・・。 ・・・・・いまので、竜王達の動きに変化があった・・・・。と姉ちゃんがぽつりと言った言葉を あたしは・・・・聞き逃さなかった・・・・・。 「ふふふふ♪あんた達にしては上出来ね♪お仕置きはまた今度ってことで♪」 エル一人が上機嫌である。 しばらく、各国が、この現象について・・・・緊急会議を開いてたことは・・・・言うまでもない・・・・。 ・・・・・・やっぱ・・・起こったな・・・・・・とんでもないこと・・・・・・。 しかも、こんどは、星全体レベルにまで、発展してるし・・・・。(涙) うううう・・・・。これ以上、騒ぎに巻き込まれたくないよーー。(泣泣) そーして、アメリア達の結婚式は・・・・とんでもない終わり方を迎えたのであった・・・・。 −セイルーン編終了ー ########################################### あとがき: エル:あら?たしか、もう一回、あるとか言ってなかった?前回? リナ:そーそー。たしか、そーいってたわよねー。 かお:ふふふ♪それには、理由があるのです♪ノートに書いてたのは、この話は途中まで♪ あとは、頭の中で終了させてるので、長さがつかめなかっただけ!!(まて!!) さすがに、ノートに書くのが疲れたのだ!! リナ:・・・そりゃ、疲れるわよねー。同時に何本もノートに書いてたんだから・・・・・。 かお:う゛!!的を突きまくった事を言わないで下さい!! エル:でも、あたしが主人公の『漫遊記』は、今も続けてノート記入してるので許す!! リナ:・・・・でも、今、ストップしてるわよ・・・・。その、ノート記入も・・・・・。 エル:・・そーいや、そーよねー。何で? かお:えーと、今、「ロイヤル2」のネタに入ってるんですが、町の名前が思い出せなくて・・・ そのうち、攻略本でも買うつもりですが・・・・。 リナ:・・・・・プレイすればいいのに・・・・・・・・・。 かお:今、小説、入力ばっかりしてるので、時間がありません!(きっぱり) あ、でも、頭の中では、どんどん、話、できあがってますよー。 ただ、書いていないだけで・・・・。 エル:その、「頭の中で」って・・・・何本ネタもってるのよ・・・・あんた・・・。 あんたの、オリジナルの話が、えーと、確か三本に、あたしの話に、スレイヤーズの話に・・・ ・・・あと、アンジ○リークの話が何本か・・・だっけ? かお:うううー(泣)その通りですが、そーいじめないでくださいよー(泣) そりゃ、7・8本以上は考えてますけど・・・・・お話・・・・・。(実話です) リナ:・・・・・暇人・・・・・・・・・。 かお:しくしく(泣)いーじゃないですかー。昔っからの趣味なんですよ・・・・。お話考えるの・・・・。 エル:そーいや、一度、それ漫画にしようとして、挑戦して、すぐ、挫折したわよねー。あんた・・・。 かお:コマ割りと、絵が下手だったので・・・まともに出来なかったんです・・・・。 リナ:それで・・・小説・・・・?たんじゅ〜ん・・・・・・。 かお:しくしくしく(泣) かお:でも、そのオリジナルの話を考えてたからこそ、ここまで、エル樣のファンにもなったし、 スレイヤーズにハマりこんだんですよ!?私・・・。 エル:そーいや、そーかもね。あんた、あたしと同じ存在の人物(?)の話、小学校のころから、 考えてたらしーわよねー。あたしと名前は違うけど・・・。 リナ:それの名前、ブリタニカ百科事典等をひきまくって、決めたらしーけど・・。あんた・・・。 かお:いーじゃないですか。それはそれってことで・・・。 エル:・・・でも、漫遊記で・・ゲスト出演させてたの・・誰?その人物・・・・・。 かお:はははっ(汗)いやー、つい、のりで・・・・・。 リナ:・・・それですむ問題!?エルと同じ存在が二人いるってことになってたのよ!? ま、まあ、違う宇宙(!?次元)から、来たってことは、書いてあったよーだけど・・。 かお:でも、しばらく、行動を共にして、すぐ、彼女、自分の世界(宇宙)に戻ったじゃないですかー(汗) エル:・・・・どーでも、いーけど、たぶん、これ読んでる人には、何のことか判らないわよ。絶対。 リナ:それもそーね。じゃ、かおをいじめるのは、この辺でやめときましょっか♪ かお:うううー(泣)いじめられっぱなし・・・・。(泣) エル:自分のホームページ作って、小説書いてけばいーのに・・・あんたも・・・・。 かお:できれば、そーしたいんですけどねー。勝手に書いてもいーんだろーか? と、ゆーか、許可が必要なのでは?オリジナルがある小説とかのパロディ掲載ホームページ 作るには・・・・?? それに、まだまだ、パソ初心者で、そんな難しいことできませんし・・・・。 エル:・・・・・ま、頑張んなさい。(他人ごと) かお:そーします。 リナ:さてさて、全然関係ないあとがきになってしまいましたが、次の回もよろしくお願いします♪ エル&リナ:またねー♪つぎは、出発編♪そこで、会いましょ〜♪♪ かお:しくしく(まだいじけてる。) |
16835 | Re:待ってました!! | 宝珠 | 8/29-19:19 |
記事番号16830へのコメント わっ〜♪面白かったです!! 姉ちゃん、魔王と地道に話したのね・・・・。(笑) リナちゃん、いちもくさんにLが含み笑いを零しながら結界を といている事に気がつきましたねー。さっすがv しかし、神族の方々、顔がぶれてる!って問題じゃないでしょうに(笑) では、次回作も楽しみにしてますねVVそれでわ、この辺で★ |
16845 | エクセレントパニックin出発編(1) | かお E-mail | 8/30-10:29 |
記事番号16742へのコメント さてさてさてこんにちは♪よーやく、第四編に突入です♪ う゛ーん・・・ツリーが落ちる前に、第五編までは、投稿しておきたいなー。(もっと、早くに打ち込め!お前は!!) ではでは、出発編♪お楽しみくださいな♪今回はかなーり、短いです♪では♪ ########################################### 前回までのあらすじ: セイルーンにて、アメリアの結婚式に無事参加したあたし達。 アメリア:・・・・・どこが、無事なんですかー!!! リナ:・・・・言っても、無駄だって・・・・・。アメリア・・・・・・。 ルナ&S:ま、まさか、結界を解かれたとは・・・・不覚・・・・・。気づくのが遅れた・・・・。(汗) フィルさん:どーやら、いろいろ、会議が続くぞ・・・・・。これから・・・・。忙しくなるな・・・・・。 ナーガ:お父様?もしかして、私も出席?それ? フィルさん:当たり前だろー。グレイシア。ま、頑張れ。がっはっはっはっ!! リナ:頑張ってねーナーガ(はあと)♪(面白がっているリナ) さてさて、とゆーわけで、出発編♪いきます♪ エクセレントパニックin出発編・1 アメリアの結婚式が、終了した、その日の夜。 「アメリア、お前達、新婚旅行は、どこにするんだ?」とフィルさんが聞いてきた。 ちなみに、国王や、クリストファさんなどの人達は、気絶してたりする。(昼間の件にて) 「どこって、決めてないんですよー。父さん。あ、でも、できたら、未知の大陸にでも、いってみたいなー、 なーんて・・・。」とアメリア。 「大陸!!じゃ、いきましょーよ♪」 「・・・・・・エル・・・・・もしかして、ついてくつもり・・・・・?」 エルがうれしそうにいったので、あたしは、聞き返す。 「とーぜん♪あ、もちろん♪リナ達も行くわよね♪」 ・・・・・・・・断れるわけが、ない・・・・・・・・・。(涙) 「あ、そうだ♪ゼラス、ダルフィン、ゼロス♪あんた達ももっちろん一緒にね♪」 『ええええええーーーー!!!』 とばっちりをうけた、三人・・・・・・。気の毒・・・・・・・。 姉ちゃんは、今はいない。 結婚式に参加していた、神々の人達にどうにか、説明を必死にししているのだ。(言い訳ともいう) ちなみに、Sは、好奇心いっぱいの人達に捕まって、あれや、これやと質問ぜめにあってたりする。 「そうか、ならば、船を造船しなくゃならんな。」とフィルさん。 「あ♪その心配はないわよ♪あたしが、つくるから♪」とエル。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 そこまでする・・・・・?何か、たくらんでるな・・・・・・・・。エル・・・・・・。 「さーてと。じゃ、どこから行く?」 うきうきしながら、虚空より、地図を取り出すエル。 「・・・・?これ、なんでしょうか?エル樣・・・。」とゼル。 「この星の世界地図♪」あっさりと、答えるエル。 「・・・・星?」とフィルさん。 「あ、そっか、フィルさんは、しらないのよねー。この世界、まるい、ひとつの星・・物体で成り立ってるのよ。」 とあたし。一応説明をしておく。 「・・・・?混沌の海に突き立てられた、杖の上に、平らに存在してるのでは?」とフィルさん達。 「それ、おーむね正解♪だって、あたしの混沌の海の中に浮かんでるんだもんねー♪全ての世界は♪」 とエル。 「・・・・・・・・・。エル樣、人間に、説明しても、理解不能だと思われますが・・・・。」 とゼラス。 ・・・・確かに。実際に見てみないことには、あれ、理解するには、難しいだろう。 「ま、いーじゃないの♪そのうち、人間も星の外へ、でるでしょーし♪で、どこにする♪」 エル、話を全然聞いていない。(?) 「今、私達が、いるのは、どこですか?」アメリアが聞く。 「ここね♪」エルは、地図の右上のある一点を指す。 「あんた達が、いったことあるのは、ここから、ここまで。」 エル、丁寧に、地図を指しながら、説明してくれる。 「で、この真ん中が、あいつらが、戦った所の跡。Dのヤツが来ようとしたところね♪」 いって、地図の中心を指すエル。 「こっちは、どうなってるんだ?」ゼルが、地図の左側を指して言う。 「あ、そっち?そっちは、地竜王と天竜王が統治してるところよ。」とエル。 ・・・・・・東西南北に竜王達がいるのは、しってたが・・・・・。 ちなみに、北に水竜王。南に地竜王。西に火竜王。東に天竜王。となっているらしい。 あたし達が、いるとこは、もちろん、水竜王のエリア(もと)である。 「じゃ、とりああえずー、ここからでも行ってみていいですか?」とアメリア。 地図の右下の方を指差す。 前、いったとこよりも、かなり、したの方だ。 ・・・・・どーでも、いーが、アメリア達、あきらめると言うことを学んだらしい。 ま、反対もできるわけも、ないけどね♪ 「そこ・・・ですか・・・・。」とダルフィン。 「あら♪そこって・・・♪」とゼラス。 「あ、例の宗教団体がはやってるとこですね♪」とゼロス。 「宗教団体!?前、言ってた、闇の祝福とかいう団体か?」とゼル。 ダンッ!! 「そーと解れば、決まりです!!そんな、道理からはずれた輩の悪をこらしめ!! 成敗するためにも、このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーン=グレイワーズが、 神にかわって成敗します!!!」 アメリアが、机に飛び乗って、演説を始める。 「あら♪アメリアちゃん♪その神って誰のこと♪」とエル。 「・・・・・う゛!!!????」 アメリアは、その一言で、冷静に戻った。 ・・・・そーいや、誰になるんだろ?この世界の神は姉ちゃん・・・・。 でも、それを誕生させたのはエルだし・・・。でも、魔王を誕生させたのもエルだし・・・・? でも、やっぱ、神といえば、エルをさすんだろーなー。たぶん・・・・・。 アメリアも同じことを考えたらしく、頭をかかえて、悩んでいる。 三日後、出発するときが来た。 エルが、 「じゃ、いくわね♪」といって、パチンッと指を鳴らす。 ーと、海に光が、凝縮して、いっせきの船になる。 ・・・・・・・でっかー・・・・・。 そこに、現れたのは、ちょっとした、豪華客船並み、いや、それ以上の船だった。 「ちなみに、エル。これの動力は?」あたしはちょっとした好奇心できいてみた。 「船自身♪」エルが答える。 ・・・・・・って・・・・・・。 「あ、これ、生きてるから♪」とエル。 ・・・・・・・・・・。ただ、船の為だけに、生命(?)をまた創りだしたよーだ・・・・・。エルは・・・・。 「へー、生きてるのかー。」 ただ、感心するガウリイ。・・・意味解ってないな・・・・こいつは・・・・・。 アメリア達は、絶句している。 姉ちゃん達は、一日前にそれぞれ、家(?)にもどっていっている。 「じゃ、♪出発しましょーか♪」 エルのことばをかわきりに、 あたし達は、外海へと、出て行った。 ・・・・・・・こんどは、何がおこるんだろーか・・・・・・?(不安・・・・) −出発編終了ー ############################################ あとがき: かお:はい。やっぱり、短いです。この回!! リナ:きゃー!!この船すごーい!! アメリア:きゃー!!きゃー!!すごーい、大浴場にプールまであるー!! かお:・・・・えー、なにやら、リナさん達は、はしゃいでおります。 ゼルガディス:ほー。ここを触るだけで、明かりがつくのかー。すごいな!!(タッチパネル式) ガウリイ:おーい!!ゼル!!ここも、すごいぞー!!海の中がみえるぞー!! ゼル:おっ!!すごい!!まるで、水族館だな!!(この世界にんなもん、あるのか?) かお:・・・・・えー。みなさん、エル樣の船に夢中になっているようです。 くすん。だれも、相手にしてくれない・・・・。 エル:あら♪当然じゃないの♪あんたの相手をするより、よっぼと、面白いわよ♪ あたしが、作ったんだから♪ かお:くすん。では、だれも、相手にしてくれないので、これにて、退散します・・・。 うわ〜〜ん!!(泣きながら去っていく) リナ:アメリア!!このベットも、すごい、ふかふかよ〜!! (リナ達、全員、船の設備に夢中になっている) エル:さて、と♪あいつは、どっかにいったから♪つぎは、第五編♪ダークブレス編です♪それでは♪ |
16872 | エクセレントパニックinダークブレス編(1) | かお E-mail | 8/31-01:07 |
記事番号16742へのコメント こんにちは♪ えー、ここからは、作者の別の話「風の吹くまま」のキャラがでてきます♪ で、つぎの編が、「夜を渡るもの」のキャラが出てきます♪ それぞれの世界、リナの世界の中の出来事として、とらえてみました♪ ・・・・分からない人は、作者の「0Pハンター」の文庫本か、ハード本を読んでくださいな♪(他人まかせ) ではでは、第五編♪ダークブレス編♪いっきまーす♪ ############################################ 前回までのあらすじ: リナ達は、アメリアの新婚旅行に便乗(?)して、またまた、外の世界にいくことになった。 同行するのは、ゼラスにダルフィンにゼロスにエル樣。 ゼルにアメリアにリナにガウリイ。さてさて、こんどは、なにが起こるかな♪ エクセレントパニックinダークブレス編・1 セイルーンを出発して、そろそろ、七日が過ぎようとしている。 リナ達は、あいかわらず、船の設備のすごさに、毎日が楽しいようだ。 やがて、目的地が見え始める。 「あーあ・・・。もう着いたのー。」残念そうなリナ。 「また、この船、乗せてくださいね!!エル樣!!」とアメリア。 「とーぜん♪いつでもいーわよー♪」エルが言う。 「で、どうするんですか?上陸したあと・・・この船・・・・。」とゼル。 「持ってくに決まってるじゃないの♪」 ・・・・・・・?どうやって? やがて、大陸にちかずき、あたし達は、船を降りた。 全員が、降りたところで、エルが、パチンと指を鳴らす。 と、船が、みるまに、小さくなり、水晶の中へと入った、オブジェとなった。 ・・・・・なるほど。これなら、かさばらずに、どこでも、持ち運べると言うわけか・・・。 ・・・おや?上陸した町の人々が、なにやら、驚いてるみたいだが・・・・。なんでだろー・・? ・・・・・・・もしかして、ここも、魔法がない・・・・とか? 「・・・・・あんたら・・・・・何者だ?ま、まさか、ヤツらの仲間じゃ、ないだろーな・・。」 ひとりの人間が言ってきた。 ・・・・・?奴ら・・・・? 「奴らって?」ダルフィンが聞く。 「・・・・・・闇の祝福の信仰者じゃ、ないってことだ。」と言う町の人。 だんっ!!! 「闇を崇拝する不貞な輩!!このアメリアが、天に代わって成敗します!!そして・・」 バコッ!!! アメリアが、いきなり、ハイテンションになり、演説を始める。 が、さすがに、ゼルにしばかれた。 「いきなり、ゆーな!!こんなとこまで来て!!」とゼル。 「うううー!!痛いですー!ゼルガディスさんー!!」 アメリアが頭を抱える。 「あ、気にしないで。この子、正義おたくのヒーロー好きなこだから・・・。」 あたしは、あきれ返っている、町の人達にとりあえず、説明をしておく。 ・・・・・・・・・・・・・。しばし、沈黙・・・・。 「ど・・どうやら、違うみたいだな・・。どこから来たんだ?お前達。」 聞いてくる町の人達。 「魔海から。」「郡狼の島から。」「セイルーンからだ。」「ゼフィーリアよ。」 口々に言う、ダルフィン、ゼラス、ゼル、あたし、の四人。 「あたしは、面白いから、降りてきてるだけ♪」エルも答える。 「・・・・・・聞いたことないな・・・。」不思議がる人々。 「えーと、ですね。北の方の魔族の元結界って・・知ってます?」とゼロス。 「・・・・?ああ、あの伝説の・・。と、いっても、なんでか、最近、伝説じゃないってことが、 わかったらしいがな。結界が消えて、行き来が可能になったらしい。」 と言う人。 「そこから、来たんですよ。僕達・・。」とゼロス。 ま、嘘ではないな。エルは別として。 「ほー。あんな遠くから・・・。一体なんで?」 「暇つぶし。」あっさり言うエル。 「新婚旅行です!!」元気に答えるアメリア。 「・・・・付き添いです。」「・・・・・同じく・・。」あたしと、ゼラス達も答える。 「新婚旅行!?誰と誰が夫婦なんだ!?」 好奇心が起こったのか、きいてくる。 「リナとガウリイが夫婦♪アメリアとゼルガディスが夫婦♪で、ゼラスとゼロスは上司と部下♪ ダルフィンはゼラスの同僚♪」 エルが面白そうに、せつめいをする。 「じゃ、貴方は?」さらに、突っ込んでくる町の人。 ああああー!!そこっ!!つっこむなー!!んなことー!! 「あたし?あたしは、最高上司♪」 ・・・・ほっ・・・・・。そ〜言う説明ですんだか・・・。良かった・・・・。 「最高上司?」さらに突っ込む人。 「そ♪全部の世界や、そこにあるすべてのね♪」 ・・・・やばい・・・・・。話が・・・・やばい方向に・・・・・・。(汗) 「エエエル樣!!!それより、このまま、ここに突っ立ったまま!!というのも、何ですから!! どこかで、食事でもしましょう!!」 ゼロスがあわてて言う。 ゼ・ロ・ス♪ナ〜イス♪ 「それも、そうね♪じゃ、いきましょっか♪」エルが答えて、歩き出す。 「・・・・ほっ。助かった〜・・・。」つぶやいているゼロス。 ・・・・本と、助かったわー。エルの興味が他に向いて・・・・・。 やがて、一件の食堂に入る。 ここの、お金は、食堂に入る前に、どこかのお店によって、オリハルコン売って、調達している。 「ここの名物はなっにかな〜♪」あたしは、メニューを物色している。 あたし達のところと、多少、文字が違っているよーだが。 精神世界面で、文字をみると、すんなり、読めたりするので、さして、たいした問題ではない。 そして・・・・。 「あ゛ー!!がうりい!!それ、あたしのー!!!」 「なんの!!では、これで!!!」 いつもの、お決まりの、食事争奪戦が始まった。 「いつ見ても、面白いわねー♪この二人♪」エルは、完全に観客にまわっている。 アメリアとゼルは、あきれつつ、 『いつものことだ(ですね)。』といって、食事に専念している。 食堂の人達は、そんな、あたし達をみて、ただ、食事をするのも忘れて、ただただ、 ぼーぜんと眺めてたりする。 「なかなか、おいしい、感情がでてますね♪」ゼラス達は言う。 どーも、多少の怯えの感情も、混ざっているよーだ。この食堂の人達には。 「感情ばかり、食べてないで、あんた達も食事しなさいよ♪」エルが言う。 そんな、エル達の会話も聞こえずに。 あたしが、よーやく、おちついたのは、合計四十人前を平らげたときだった。 ・・・・そーいや、ここ最近・・・・なんでか、すぐ、お腹すくよなー・・・・。 ま、考えないでおこうっと・・・。 ・・・・・。やっぱ、寝不足なのも、あるのかな〜。あたしは、じと目でガウリイを見る。 「んっ?どうした?リナ?」ガウリイがあたしの視線に気がつく。 「・・・・別に〜・・。」あたしは言う。 せめて、毎晩は、やめてくれ。ガウリイ・・・。 「さて、じゃ、行きますかね♪」エルが促す。 「とりあえず、どこに行く?」あたし達は、行き場所を決める為に話会いに入った。 すると・・・・。 『オーガだー!!オーガが攻めてきたー!!!』外から、声が響いてきた。 「ちっ、しゃーない、いこっか。」あたしは、そとに出てゆく。 「あら〜。このあたしの遊びを邪魔するなんて・・・な〜んて、悪い子なんでしょ〜ね〜♪」 エルが、くすくす笑いながら言う。 『ま、まさか!!!』あたし達、全員の声が重なった。 ・・・・・・・・・・・そのまさかだった・・・・・・。全員、冷や汗&フリーズ状態・・・・・。 エルの力で、次々とあっさり、一瞬にて、消滅してゆく(無に帰る)オーガ達。 ・・・これ、どー説明しろっちゅうんじゃい!?町の人間達に・・・・(汗) 一時の間をおいて、町の人達が、正気に戻る前にあたし達が、町をでたのは・・・いうまでもない。 しかたない・・・・ぼちぼちといきますか・・・・。次の町へと・・・・・。 そして、あたし達は、次の町で、面白い人間達とであうのだが。 ま、それは、次回にでもね♪ −続きますー ############################################## あとがき: かお:さーて!!今回のゲストは今回登場予定のはずだったキース=クラウドさんと、 魔道士クラウスさんと僧侶マリィさんです!! エル:あらら♪あんた達ー♪面白いコンビの三人組みね♪楽しませてもらってるわよ♪ あんた達にも♪ キース:?誰だ?この金髪美人のねーちゃん? かお:あああー!!キースさん!!そんな口きいたらいけませんー!!! エル:んっふっふっ。いー根性してるじゃない?あんた・・・。 (エル樣、いきなり、大鎌を手に出現させる。) マリィ:すっごっーい!!どーやったんですかー!!それっ!! (マリイ、エル樣がいきなり、鎌を手にしたことに感心?している。) エル:あら♪こんなことが珍しいの♪ かお:(ほっ・・。どーやら、すこし、機嫌が直られたようで安心・・・。) クラウス:で、失礼ですが、貴方様は? エル:そっれはねー♪ひ・み・つ♪だって、今、教えたら、あとが、面白くないからねー♪ かお:・・・・・また何か、たくらんで・・・もとい!!なにか、されるんですか!!? エル:まっねー♪ かお:・・・・キースさん達、・・・・消滅しないように祈ってますので・・・・頑張ってくださいね・・・。 マリィ&キース&クラウス:・・・・?どーいう意味ですか? エル:あんたは、いらないことを言わないの♪ ザザザザクゥゥゥゥゥ!!!! (エル樣の鎌につかまるかお。) エル:さーてと、うごかない、こいつは、ほっておきましょ♪ 三人:(怯え・・・・) エル:さて、と♪では、次は、ダークブレス編第二話です♪ こいつ達三人も、登場しますので♪では♪ |
16873 | エクセレントパニックinダークブレス編(2) | かお E-mail | 8/31-10:03 |
記事番号16742へのコメント こんにちわ♪ダークブレス編も第二回目♪ さてさて、今回、あの三人が、登場します♪ それでは。 追伸:彼らの性格・・・・多少(かなり)変わってるとおもいますが、了承してくださいな。 ############################################ 前回までのあらすじ: リナ達は、外の世界へとやってきている。 上陸した、町から、いそいで、離れたリナ達一行。 そして、次の町へと向かってゆく。 そこで、出会った人達とは? エクセレントパニックinダークブレス編・2 上陸した町を出発してしばらく。 あたし達は、その日の宿をとるために、クォーツシティとよばれる町へときていた。 町並みとしては、そんなに、変わりがない。ただ、ここでは、一般の人は、あまり、魔術は使えないらしい。 たかだか、コブリン程度にさえ、怯えているようだ。 あいつら・・・からかったら、面白いのにねー・・・。 ためしに、ジュエルズ・アミュレットを作って、売ってみたところ、ものすごく、高値で、かいとってくれた。 なんでも、宝石の中に魔方陣が入ってるのなんて、すっごく、貴重らしい。 ・・・・・あまり、というか、ほとんど、これ、作れる人がいないらしい。 ゆえに、ものすっごく、貴重品あつかいをうけてるそーだ。 ・・・・・・んな、簡単なことも、できんのんかいな・・・・・・。 とにかく、とりあえず、宿をとり、今後の打ち合わせをかねて、宿の下にある、食堂で打ち合わせを、 しているあたし達。 と、そこへ、ある三組の旅人が入ってきた。 「あら♪」エルがそちらを見て、ふと、声を出す。 やがて、彼らは、あたし達の横の席に座り、話し始めた。 「しっかし、何だってゆーんだろ?」とやや長めの髪を頭の後ろでまとめた、傷だらけのプレートメイル を着込んでいる、なんだか、ガウリイに良く似た(?)かっこうの男が言う。 「そうですねー。」と僧侶風の女性。 「不思議な話でしたね。なんでも、オーガが、一瞬にして、消え去ったとか・・・・。 しかも、町を襲っていた全てのオーガが・・・・。町に直前に来たという、旅人と何か関係があるんですかねー。」 と、魔道士風の男。 ーぶひっ!!!ごほごほごほっ!!! ・・・あたし達が、お茶を、噴出し、むせこんだのは・・・・・言うまでもない。 あ゛・・あ゛あ゛あ゛あ゛・・・もう、噂が広まってるー!!! そんな、あたし達の様子に気がついて、魔道士風の男が声をかけてきた。 「こんばんわ。おや?見たところ、貴方も、魔道士の用ですね。どちらにお使えの人ですか?」 と聞いてくる。 「別に、どこにも、仕えてないわよ・・。」あたしが答えると、 「魔道士なのに!!?」驚愕する僧侶風の女性と声をかけてきた、男性。 「そーいや、ここでは、どっかに、かならず、仕えてるもんねー。」エルの一言。 「・・・・・そーなの?エル?」あたしは、エルの言葉にびっくりした。 「そーよ。ちなみに、この二人も、ある王国の僧侶と魔道士だけどねー♪ね♪ マリィ、クラウス♪」 いきなり、名前を呼ばれて、たまげる二人。 ・・・・そりゃ、たまげるだろーなー。見ず知らずの人(?)に、いきなり名前・・・呼ばれたら・・・。 「おい。知り合いなのか?だったら、紹介してくれよ。この美人さん達のグループ♪ ・・・・ま、ヤローも含まれてるけどな。」 と先ほどの始めに話してた、男が言って来る。 「あら、キース♪あんたも、こっちの話に加わる?」 またもや、いきなり、名前を呼ぶエル。 「え゛!??う゛ーん・・。あんたみたいな、金髪美人・・・一度見たら、絶対忘れないんだが・・。」 とうなり始めるキース。 そりゃ、そーだろー。会ったことはないはずである。絶対に。 「あ、あの、失礼ですけど、思い出せませんので・・・どちらさまですか?」マリィが聞いてくる。 ・・・そりゃ、会ったことないんだから、当然である。 「そりゃ、そーでしょ。直に会ったのは、これが始めてだもん。あたし、いつも、覗いてるだけだから♪」 と、さも当然のように言うエル。 「え・・えっと・・とりあえず、自己紹介でもしませんこと?」ダルフィンが提案してくる。 「そーね。そーしてもらうと助かるわ。」あたしもその意見に賛成した。 やがて、おなじ、テーブルにすわり、自己紹介を始めるあたし達。 「キース=クラウドだ。みての通り、流れのハンターをやっている。」とキース。 「ハンター?なんの?」あたしが言うと、 「リナさん。この辺りのハンターというのは、ま、傭兵に近いもんです。町の周りをうろついている、 化け物を倒して、町から、礼金をもらう人のことですよ。」 ゼロスが説明してくる。どーでも、いーが、魔族が化け物って・・・なんか、違和感を感じるんですけど・・・。 「へー、そーなんですか。」感心するアメリアに、 「トレジャーハンターというのは、聞いたことがあるがな・・・。」とゼル。 ふと、ゼルの言葉に、ある二人の顔が脳裏に浮かんだ・・・・。 「あ、ルークとミリーナなら、もう、転生してるから、気にしないでも大丈夫よ♪ こんどは、あの二人、結ばれるようにしといたから♪」 さらっと言ってくるエルの言葉に・・・・・ 『それ!!本当(か)!!?』そろって、声をだす、あたしとガウリイ。 「あ・・ありがと・・・・エル。」あたしは、エルにお礼を言う。 「気にしないで、いーわよ♪」とエル。 なんか、肩の疲れというか、胸のつかえがいっきに取れたよーな感じだ。・・よかった・・あの二人・・。 「?、私は、マリィ。僧侶マリィです。」とマリィ。 「私は、クラウスです。」ぽつりと言う魔道士。 「あたしは、リナ。リナ=インバース=ガブリエフ。よろしく。」とあたし。 「俺は、ガウリイ。ガウリイ=ガブリエフだ。」とガウリイ。 「アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン=グレイワーズです!!」とアメリア。 「ゼルガディス=グレイワーズだ。」たんたんと言う、ゼル。 「謎の神官、ゼロスといーます(はあと)」いつもながらのお約束の自己紹介をするゼロス。 「ゼロスの上司のゼラスよ。よろしく。」言うゼラス。 「ゼラスの同僚のダルフィンといいます。よろしく。」とダルフィン。 ゼラスとダルフィンの名前を聞いて、顔をしかめるクラウス。 「クラウス?どうしたの?」マリィが聞く。 「いや・・な。まさか・・偶然だよな・・・。あんな、腹心クラスの名前が一緒なんて・・・。」 つぶやく、クラウス。 ・・・・・どーやら、このクラウスという男、魔王の腹心のこと(つまり彼女ら本人)のことを、いっているらしい。 ここで、正体ばらしたら・・・面白いかもしんない♪ま、やらないけどね・・・・。 「キースさんは、光の勇者なんですよ。すごいでしょ♪」マリイがいきなり言う。 「な゛っ!!マリィ!!俺は、違うっていってるだろーが!!」顔を真っ赤にさせて叫ぶキース。 「キースさん。顔があかいですよ。」冷静につっこむ、クラウス。 「うるせー!!」キースがどなる。 「・・・?光の勇者?ガウリイさんの一族のほかにも、いるんですか?そ〜呼ばれてる人って。」 とアメリア。 『ごほごほごほごほ!!!』 さすがに、この台詞には、びっくりしたらしく、むせこむ三人。 「俺は、聞いたことないぞ。」ガウリイは言う。 「いや、お前は、覚えてないだけかもしれん。」つっこむゼル。 確かに。ガウリイなら、ありえる。 「いないはずですよ。ゴルンノヴァは、ガウリイさんの一族が、管理してましたし、ガルヴェイラは、 古代竜、エンシェントドラゴンの神殿で管理(封印)されてましてからねー。」 さも、当たり前のように言うゼロス。 「じゃ、なんででしょう?」考え込むアメリア。 「・・・・・お゛い・・・・・。どーいうことだ?」 キースがじと目でこちらを見ながらいってくる。 「ガウリイさん、これでも、光の剣の正式な継承者だったんですよ。」アメリアが説明する。 『光の剣!!?』みごとに、三人のこえが一致した。 「でも、あれ・・・。元の世界に返したぞ?」とガウリイ。 「じゃ♪また、呼び出しましょっか♪あいつら♪」エルがうきうきと言う。 『頼むから、やめて(くれ)、エル・・・。』 あたしとガウリイは即座に言う。また、呼び出されては、たまったもんではない。 「そーお?つまんなーい・・。」エルが言う・・・。 ・・・・いや・・・つまんないって・・・・エル・・・・・。(汗) 「・・・・リナさん・・・何か、あったんですか?」アメリアがエルの性格を見切って、 うすうす気がついたらしく、聞いてくる。 「ダークスターのヤツとゴルンノヴァのヤツを呼び出してね・・・・エル・・・・。 ガウリイの実家で・・・・・。」 あたしは、そこで、言葉を切る。 「・・・・・・・・大変だったな・・・・。」冷や汗を流しつつ言うゼルに、 「・・・・ご愁傷様でした・・・・・。」言うアメリア。 一方、ゼラス達三人も、うすうす、なにが起こったのか、わかったらしい。 三人とも、冷や汗をかいて、凍ってたりする。 「光の剣・・・元の世界って・・・どういうことですか?あの、伝説の光の剣をおもちだったんですか!?」 クラウスが聞いてくる。 あたしは、とりあえず、話題を変えることにした。 「今は、そんな理由から、ガウリイ、光の剣もってないけど、斬妖剣なら、もってるわよ。」 「あ、それも、伝説の武器の一つですよね。」アメリアものってくる。 「あの!?伝説の!?ブラスト・ソード!!?」キースが驚く。 どーやら、話題変えに成功したようだ。 「ところで、お前達は、なんで、旅をしてるんだ?」ゼルが話題をすかさず変える。 「決まってます!!闇の祝福という宗教を壊滅させるんです!!」マリィが高らかに言う。 「すごいです!!それでこそ、正義です!!」アメリアが即座に反応する。 「あら♪やっぱりそう思いますよね!?」「とーぜんです!!」 なにやら、意気投合するアメリアとマリィ。 ・・・・・・アメリアの他にも、いたのか・・・・ヒーローおたく・・・・・・。 なんでか、アメリア達は、勝手に、 「じゃ!!リナさん!!エル樣!!そーいうことで、協力しましょう!!悪の宗教壊滅に!!」 勝手に一人で、決めるアメリア。 ふたりして、勝手にもりあがって、かってに決めている。 「はーああ・・・。まただよ・・・。おい・・・。クラウス・・・。どーにかしてくれ・・・。」 うんざりした声で言うキース。 「無理です。」きっぱりと即座に返事を返すクラウス。 ・・・・こいつらも、苦労してるんだなー・・・。 「いーじゃないのよ♪楽しそう♪いってみましょーよ♪その黒の救世主って名乗ってるあいつのところ♪」 エルが同意する。 「ついでに、封印もとけたら、さぞや、面白いんだけどね♪」エルがさらっと言う。 ・・・・・・・・・ま・まさか・・・・・・封印って・・・・・・・・・・・。(汗) 「そ♪あいつ自身、気がついてないけどねー♪ふふふふ♪」 エルが面白そうに言う。 「ならば、すぐさまいきましょう!!」エルの言葉に反応するゼラス、ゼロス、ダルフィン。 お願いだからー(涙)封印・・・・解かないでよ〜!!エルーー!!! あたしは、心のなかで、叫んでいた。 ・・・・・・・・・・なーんか・・・・・・すっごーく・・・・・やな予感がするよー・・・・・・。 しくしくしくしく・・・・・。 アメリア達も、おなじ予感に襲われているらしく、顔面蒼白状態になっている。 一方、キース達は、キョトンとしているが。 ことの重大性に・・・・気がついてないな・・・・。こいつら・・・・・。 そーして、いやな予感に襲われながらも、あたし達は、キース達と行動を共にすることになった。 ・・・・・・もし、復活したら・・・・・また、滅ぼそう・・と思いつつ・・・・・。 −続くー ############################################## あとがき: リナ:・・・・・ついに、趣味に走ったわね・・・・。コイツ・・・・・。 エル:そーね・・・・。ま、作者の登場人物をだすのはいいとして・・・・・。 町の名前・・・・・。あれ、趣味・・・・全快ね・・・・。 かお:いーじゃないですか!!別に宝石の名前つけた町にしても!! だって、あの作品、町の名前が、あんまり、でてこないんですよ!! だったら、考えるしか、ないじゃないですか!! リナ:それにしても・・・・・。ねえ・・・・・。 エル:こいつにいっても、無駄・・のようね。 そーいや、あんた・・・・。この話を打ち込んでいる片手間に・・・何を打ち込んでいるのかなー!? んっ!? かお:ぎぎくっう!!(き・気づかれている!!?) リナ:あ、本当だ。・・・・・・ちょっと、これって・・・エルの性格・・・。始めより、変えてることない? かお:ぎくぎくぎく!!! エル:へーー!??あんた・・・。このあたしをあーいう扱いをするわけ!!? かお:いや・・・余りにシリアスなので・・・・和みにしよう・・・・と思って・・・ははは。(から笑い) エル:・・・・・最後ぐらいは、もっと、考えなさいよ・・・・。あたしの扱い・・・・。 かお:え゛!?助かった!?もしかして?! エル:打ち込み終了してから、あんたへのお仕置き、きめてあげるから♪ リナ:それも、そーね。今、ここで、こいつ消滅させたら、これの続き打ち込むやつがいなくなるもんねー。 エル:ふっ。そーいうこと。このあたしの出番が少なくなるのは、さすがにねー。 かお:(じゃ、わざと、ゆっくり打ち込んでいこっと・・・・。) エル:でも、打ち込みペース遅れたら・・・どうなるかは、わかってるわよね♪ かお:ううううー。しくしく。逃れられないってわけね・・・・。 エル&リナ:えー、なにやら、こいつが、いじけて、のの字を書き始めたので、 つぎは、あいつがでてきます♪ってことで、三へと続きます♪では♪ |
16886 | エクセレントパニックinダークブレス編(3) | かお E-mail | 9/1-00:14 |
記事番号16742へのコメント こんにちわ♪ さーて、ダークブレス編もいよいよ大詰め!! リナ達が、本部へのり込むべく、移動します!! ・・・・・どーでも、いーけど、リナ・・・・ドラグスレイブの連打はやめましょう。 では。 ############################################# 前回までのあらすじ: 成り行きで、闇の祝福(ダークブレス)の宗教をつぶすことになったリナ達一行。 (別作品、風の吹くまま参考、同作者書物) そして、キース達に連れられて、本部へと向かってゆく。 ・・・・気持ちは、分かるけど・・・・・暴れすぎだって・・・・リナ・・・・・今回・・・・・。 エクセレントパニックinダークブレス編・3 ああああああ!!!うっとーしい!!! 「−我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを!!ドラグスレイブ!!!!」 ちゆっどおおおおおぉぉぉぉんんんん!!! あたしの、放った、ドラグスレイブで吹き飛ぶ、デーモン共。 ダークブレスとかいう宗教の本部近くに、行く途中・・・・いるわいるわ・・・野良デーモンが。 「エルメキアランス!!」アメリア達も、さすがにうんざりしてきてるよーだ。 「ちょっと!!なんで、こんな、雑魚デーモンが、いっぱいいるのよ!!あんた達!!!」 あたしは、怒りをキース達に向ける。 「知るか!!約、半年より、ちょっと前に、いきなり、デーモンが大量発生したんだ!! いまだに、残ってるだけのことだ!!」とキース。 何でも、この辺り、高位魔術を使えるのは、ほんの数人しか、いないらしい。 しかも、どっかのお偉いさんが、しっかりと手放さないでいるらしい。 あたしが、黒魔術最高峰のドラグスレイブを使ったときは、キース、マリィ、クラウスの三人は、絶句していた。 ・・・ゼフィーリアでは、わんさといるが。これ、使えるの・・・。 「私たちの国では、ほとんど、一双しましたよ。」とアメリア。 そーいや、アメリア、デーモン討伐隊の指揮をとってたんだっけ? 「それにしては、多くないか?」とゼル。 「この辺り、近づく人間が、はっきりいって、信者しか、いないからでしょう。」クラウスは言う。 ぎゃゃゃあああぁぁ!!!またまた、現れる、ブラストデーモン・・・・・・。 ・・・・・・・・・・ぶぶぶちいいいぃぃぃぃ!!!! もー、きれた、相手にしてらんない!!! 「こらっ!!!ゼラス!!ダルフィン!!何とかしろー!!!これ!!!あんたらの仲間でしょーがー!!」 あたしは、のんびり、デーモン達の相手をしている彼らに言う。 「おっ!!おいっ!!リナっ!!」ゼル達が、あわてるが、それ段ではない。 「そーいわれましてもねー。」のんきに言うゼラスに、 「んな、下っ端、相手にするほどのことでも・・・。」とダルフィン。 「そーですよ。第一、リナさんにとっては、ただの雑魚でしょ?」言うゼロス。 ・・・・・・・・・・そんな、無責任な奴ら・・・・・・。 すうっっーーー!!!あたしは、大きく息をすいこんだ。 『ロードオブナイトメアーーー!!!』 いきなり、力の限り叫ぶあたし。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。よっしっ!!!消滅していく、デーモン達。 「リリリナさん。いきなり御名を呼ばないで下さいよー・・。」 あ、ゼラス達にまで、ダメージがあったようだ。 「ふがいない!!!もーちょい頑張らんかい!!!」言っているエル。 「いくらなんでも・・ちょっといきなりじゃーありませんか?」とアメリア。 「じゃ、アメリア。あんた、あのくそわんさかいた、雑魚デーモンの相手・・いちいちするわけ?」 「それも・・いやですね・・・。」アメリアが言う。 「・・・・・お゛い・・・・。いまの・・・・。なんだ・・・?」 キースが聞いてくる。 「あ。ただたんに、エルの彼女の通り名さけんだだけ♪便利でしょ♪」あたしは言う。 「本当、情けないわねー・・・。ここの魔族連中・・・。」つぶやいているエル。 ・・・・・・・いや、ここでなくても、当然の結果になると思うが・・・・・。 「ゼロス達も、ダメージ受けないの!!エル本人がいるでしょーが!!」 あたしは、ゼロス達三人に向かって言う。 『そーいう、問題じゃないと思う(ぞ)』アメリアとゼルガウリイの声がハモる。 「・・・・だから、どー言うことですの?さっきのリナさんの言葉といい・・。」とマリィ。 「・・・・マリィさん。悪いことはいわないわ。追求するのは、やめといたほーがいーわよ・・。」 アメリアが、ぽんとマリィの肩に手を置いてから言う。 「何だか、よくわかりませんが、魔族も消えたことですし・・・いきますか。」とクラウス。 「どうも、気になってたんだが・・・なんで、あんな雑魚を・・・レッサーデーモンを魔族と呼んでるんだ?」 とゼル。もっともな意見である。 「?え?魔族でしょ?第一、あれ、以外の魔族に会うなんて、絶対ないですよ。」とマリィ。 ・・・・・ここにいるんですけど・・・・・とんでもないのが・・・・。 マリイの言葉に、ゼラスとダルフィンとゼロスを交互に見るアメリアとゼル。 「そうそう。第一、伝説の高位魔族なんて、出会うわけがないって。はははっ!!」とキース。 「でも、俺たち、あってるぞ?なー?リナ?たしか、ヘルなんとかって魔族にガーヴとかいう魔族に・・ ダイナなんとか言う魔族に・・シャブ何とかって言う魔王だっけ?それに、ここにも、魔族、いるし・・・。」 すっぱああぁぁぁぁんんんんん!!!!! みごとに、あたしとゼルとアメリアのスリッパ攻撃が同時にガウリイを直撃した。 「こーの!!くらげ〜!!いきなしゆ〜な〜!!!」 「何を考えてるんだ!!お前は!!!」 「ガウリイさん!!それを言ってはいけません!!!」 あたしとゼルとアメリアが同時に言う。 「ホーンと♪ガウリイって楽しませてくれるわね〜♪」エルは、それを見て笑っている。 「・・・・・・・・・・。ま、まさか、いきなり言うとわ・・・。」 ゼラス達三人も、あきれ返っている。ま、当然である。 「・・・・いったい!!?」キース達が、突っ込んで、聞いてこようとしたとき・・・・・。 またまた、現れる、デーモン達ご一行。 <間>しばらく、その状態が続く。 「ドラグスレイブ!!ブレイク!!!」 あたしのアレンジした、ドラグスレイブの雨で倒れていくデーモンの数およそ、数百以上。 「んっふっふっふっ・・・。いーかげんにしときなさいよ〜。」 さすがに、それが、半日近く続いて・・・あたしは、我慢の限界に突入していた。 やがて、よーやく、本部のある場所が、視界の遠くの方に見え始め・・・・。 その前に、デーモンやら、オーガやらといった者たちがうじゃうじゃいるのがみえた。 ・・・・・・・・・・・この辺り、本当に人はいないらしい。それに、他の生き物の気配もない・・・。 ・・・・ならばっ!!!やることは一つ!!! 「エルッ!!!力、借りるわね!!!」 あたしは、いきなりエルに言って、呪文を唱え始める。 「闇よりも暗きもの、夜よりもなお深きもの、混沌の海よ、たゆたいし存在、金色なりし闇の王、・・」 「っ!!!それは!!!ギガスレイブ!!やめろー!!リナー!!!」 ゼル達が叫ぶ。 「うっさい!!エルがいるんだから、暴走の心配はないの!!!」 あたしは、言って、続きを唱える。 「我、ここに汝に願う、我、ここに汝に誓う、我が前に立ち塞がりし、すべての愚かなる者に・・・」 「うわー!!!結界を張れー!!!」「ゼロス!!!はやく、こっちへいらっしゃいっ!!!」 わめきちらし、おおさわぎしている皆。 「キースさん達も!!はやく、こっちへ!!!」とアメリアが、彼らをせきたてる。 「いったい、何だっていうんだ?」キース達三人が、結界の中に入ると同時に、 あたしの呪文が完成した。 「我と汝が力もて、等しく、滅びを与えんことを!!ギガ・スレイブ!!!」 パッシュウウウゥゥゥゥ!!! 無に飲み込まれて、空間ごと、消滅してゆく、目の前の土地。 「うどわげっ!!?」変な声をだすキース達。 ゼロス達は・・あ、顔が顔面蒼白になってる。 エルは、 「よくやったわ♪リナ♪あ、でも、歩くのに・・不便ね♪これ♪」 言って、パチンッと指を鳴らした。と、 ーかっっ!!!− 光に無となってた土地が、包まれたかと思うと、一瞬のうちに・・・元の大地へと戻っていた。 『うにゃのどへえぇぇぇ!!???』 マリィ達三人は・・・・完全に混乱してしまった。 とにかく、デーモン達も消えて、道を進んでいくあたし達。 キース達は、混乱したまんまだが・・・。ま、気にしない、気にしない♪ やがて、本部にたどり着く。 「では、私たちは、先にいってますので。エル樣。」 言って、ゼラス、ダルフィン、ゼロスは掻き消えた。 「・・・・・!!!お゛いっ!!?」 キースがそれを見て、驚く。空間移動・・・みたことがなかったらしい。 ・・・・先にって・・・・まさか・・・封印・・・解く気じゃ? やがて、本部の中へと入ってゆくあたし達。 ・・・・あっ♪らっきー♪財宝の隠し部屋み〜つけた♪ 「おーい。リナ・・そんなことやってる場合じゃないだろー?」ガウリイがあきれて言う。 「いーじゃない♪あ、これもっと♪・・・・くすん。持ちきれない・・。」 あたしが、悲しんでいると、 「あら♪じゃ、これ、使っていーわよ♪水晶の中にどんだけでも入るから♪」 とエルが一つの水晶をくれる。 「使い方はねー。簡単よ♪入れたいもの、出したいものの名前を呼ぶだけ♪ 念じながらね♪」 エルが使い方を教えてくれる。 「きゃー♪ありがとー♪エル♪じゃ、この部屋のお宝ぜーんぶっ♪」 あたしが、言って、その部屋の宝をすべて回収したとき・・・・・。 突然、空気が揺れた。 ・・・・この感覚は・・・あの時と同じ・・・・・。 「何だ!?この何だかわからない威圧感は?!」とキース。 「前にも、ありましたよ!!こんなこと!!」とアメリア。 あたし達ゼルとアメリアとガウリイとあたしは、とにかく、いそいで、最上階へと向かった。 最上階に着くと・・・・。 「ほーう。リナ=インバースか・・・。ひさしぶりだな・・・。」 一人の男が言う。 あたしは、これが誰かすぐに判断した。 そして、傍には、ゼラス達三人の姿。 「ゼラス、ダルフィン。・・・もしかして、そいつ・・・人身御供(生贄)にするつもりで、復活させたとか?」 あたしは、なんとなく、感じ取っていたことをそれとなく、きいてみる。 「あ・・あははははは♪」かわいた、笑い声を上げる三人。・・・・・やっぱり・・・・。 ・・・・・気の毒になってきた・・・・。この、新たに、復活した魔王・・・・・。 「?リナ=インバース。今、ここで、二度にわたって我を滅ぼした償い・・とらせてもらうぞ・・。」 と魔王。 「・・・・お゛い・・リナ・・・。あいつ・・・・。」とゼル。 「そ。赤瞳の魔王シャブラニグドゥ。1/7よ。」あたしは言う。 「何で、そんなに、落ち着いてるんですか〜!!?」とアメリア。 「・・・・・彼女がいるのに・・・考えてごらんなさいよ・・・・。」あたしの一言に、 「あ、なるほど。」「気の毒に・・。」納得するアメリアとゼル。 あたし達が、同情のまなざしを送っているのに、気がついたのか、 「・・・・どーいう意味だ?」魔王も、さすがに不思議がりだした。と、 「あら♪目覚めたの♪感心♪感心♪偉いじゃない♪あんたにしては♪」 と、ザアアアアアアァァァァ!!!!みるまに、魔王の表情が凍りつく。 「ままままさかっ!!!!エエエエエル樣−−−−!!!」 みごとに、狼狽する魔王。 「ふふふふ♪さーてと♪では、あいつも呼びだそっと♪」 言ってエルは、 「出でよ!!部下S!!」北の魔王を呼び出す。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。なにするつもり、なんだろ・・・・・・。エル・・・・・・・・。 「はっ!!北の魔王!!」「新たなる我の片割れか!?」 交互に言う二人の魔王。 ちなみに、キース達三人はというと・・・・・・。ちゃっかり、気絶している。 「あんたたち♪じゃんけんしてね♪」エルが言う。 ・・・・・は? 一瞬、部屋の中が静まりかえる。 え・・・・ええと・・・・・。なんで・・・・・? 『じゃんけん・・ですか?』二人なかよく、聞き返す魔王達。 「そ。いっかい勝負ね♪」エルの言葉に・・・。 じゃんけん・・ほいっ!!! 素直にじゃんけんする魔王二人。あ、ぐうとぱあだ。勝負あったな。 「ちっ。つまんないわねー。あんたが、勝ったの?レイ=マグナス=シャブラニグドゥ・・・。」 そう、勝ったのは、北の魔王だった。 「あ、あの・・それで・・・?」怯えてる魔王。 「勝った方を主体として、一つにしよっと思ってねー・・。つまんないの・・・。」とエル。 え゛・・・それって・・・・。 「ま、いいわ♪じゃ、あんた達ふたり、分かれてるの一つにするわね♪」 言って、エルは、北の魔王を主として、二人の魔王を一人に戻した。 ・・・・・・・・って!!!!おーごとじゃないのー!!! そう、1/7だった魔王が、2/7の力に戻ったのである。 しかも、その影響で、水竜王の封印の束縛・・・解けてるし・・・。 それに、・・・また、世界中に、デーモン達が大量発生してるみたい・・・。 (精神世界面で、それがわかったあたし。) 「さーてと♪自由に動けるよーになったんだから♪あたしに付き合いなさいよね♪部下S♪」 エルがSに向かって言う。 「・・・・・これ、わかってたの?あんた達・・・。」あたしは、ゼラス達に聞く。 「いえ・・・・。ただ、北の魔王様の安全を考えまして、もう一人を差し出そうかと・・。」 とダルフィン。 ・・・・・・・・。やっぱり。こいつら、自分達の上司のあいつ・・目覚めたばっかのやつを、 エルに差し出すつもりだったらしい・・・・。 「・・・・・結果、オーライ・・・とゆーんでしょーか・・・?これでも・・・・。」 ゼロスが、エルに叩かれて、泣く泣くしたがっている魔王を見て言う。 ・・・・・・・・・気の毒・・・・・・・・。ただ、これにつきる言葉はない・・・・・。 やがて、血まみれになったSが、泣く泣くこちらにやってきた。 「リナ♪コイツも一緒に行動することになったから♪あ、これからの、お金は こいつもちでね♪」とエル。 「・・・・・・ま、仕方ないですね。魔王とは、いえ・・・・気の毒ですし・・・・。」とアメリア。 「魔王さん、今晩から、生の賛歌、毎晩、聞かせてあげますからね♪」 アメリアが目をきらきらさせて言う。 ・・・う゛あ゛・・・・。ダブル不幸の魔王・・・・。 「なんて、よべばいーんだ?」とゼル。さすがに反対する気力はうせてるらしい。 ・・・・・ま、この魔王の姿みたら・・・・・さすがに同情するしかないしな・・・・。 「Sでいーわよ。こいつなんか。」とエル。 Sをとげつきハンマーで叩きながら言う。 ・・・・・・ゼラス達が、だれか一人をさしだそうとしてた訳・・・・わかったよーな気がする・・・。 そして、あたし達の一行に魔王であるSも加わることになった。 追伸:Sが加わってから後、キース達を本部に置いてけぼりにして、あたし達は、また、べつの所へと 移動していった。・・・・何しろ、Sが目覚めた影響で、ものすっごく大量発生したのだ・・・。 野良デーモン・・・。いつまでも、かまってるのも、めんどーだし。 それに、さすがに、ここを治めてる竜王にも、気づかれるのは、時間の問題だし・・・・。 と、ゆーよーな、わけで、あたし達は、次に東の大陸へと移動することにした。 そこでは、どんなことが、まっているやら。 −ダークブレス編終了ー ############################################ あとがき: かお:よーやく、ダークブレス編の打ち込み終了♪ リナ:・・・・混沌の娘も同時に打ち込んでるから、遅くなるんでしょーが・・・・。あんた・・・・。 かお:それを言わないでくださいな。ギャグ(?)ばっかだと、ときどき気分転換がしたくなるもんです。 エル:・・・・・それで、あれの打ち込み・・・・? かお:その通り♪ま、いつの間にか、次の日になっちゃいましたので、これにて、たいさんしますです♪ リナ&エル:ちょっと待ちなさい!!あんた!! かお:ではでは、つぎは、伝説の土地編に突入です♪では♪ (エル樣達に追いかけられつつ、逃げてゆくカオ。) |