◆−「わかりやすい みち」10−ねじばな (2001/9/15 00:24:39) No.17139 ┣Re:「わかりやすい みち」10・待ってましたのでーす♪−かお (2001/9/15 01:31:50) No.17143 ┣ずっとレスしてなくてごめんなさいっ!−むくぅ (2001/9/16 21:39:46) No.17172 ┗「わかりやすい みち」11−ねじばな (2001/9/23 14:40:44) No.17233 ┗どうも〜。−kanna (2001/9/24 00:32:47) No.17237
17139 | 「わかりやすい みち」10 | ねじばな E-mail | 2001/9/15 00:24:39 |
おまたせしましたっ! なんかとんでもねー設定を思いついて舞い上がってるねじばなです! でもその設定が出てくるのは「みち」が終わりになる頃! L:・・・・・いーの?そんなにまたせて? はっ!L様っ!?いつのまにっ!? L:さっきからいたけど・・・なんか・・・暴れ足りないから・・・暴れさせて(はぁと) どがあああああああああああああああああああん! ************************************* 「わかりやすい みち」10 あたしたちにしてみれば、レッサーデーモンくらいなら、ちょっと強い雑魚にしかならない。 「・・・・とどめよっ!ガウリイ!あれやるわよっ!」 「おうっ!」 あたしが呪文を唱え、ガウリイが構える。 「魔王斬っ!(ルビーアイ・ソード)」 「おりゃああああっ!」 ガウリイの剣に呪文をかけ、ガウリイが剣を横凪に振るう。 どざっざざっざざっざっざざんっ! 不規則な衝撃波の波がデーモンを滅ぼす! 「おっしゃ全滅ぅっ!」 「全滅ぅ!じゃありませんっ!いったいいつそんな高度な呪文が扱えるよーになったんですかっ!?はっきり言ってそれ、中級魔族でもかなりきっついダメージくらいますよ!」 ゼロスが驚きまくって問い詰めてくる。 「いつって・・・・昨日。なんかぱっと思いついたから、夜に、例によって例のごとくガウリイと剣の練習してるときに試してみた。・・・暗殺者がちょうど襲ってきたもんだから。」 その言葉に、石化するゼロスとゼラス。 「・・・まあ・・・キャパシティがなきゃ到底できないし・・・ガウリイほどの剣技と、斬妖剣が必要だけど。」 「・・・・・・・・ほんとですか?それ?」 ゼロスがジト目で聞いて来た。 (す・・・するどい・・・・・っ!) 「・・・・う・そ♪・・・別にあたしだけでもできるんだけど・・・ガウリイに力をうつした方が、はるかに威力がおっきくなるもんだから・・・・」 「・・・・力をうつすって・・・・さらに高度ねー・・・」 エルが、さらっとこともなげに言う。 「ま・ね・・・。」 「リナさん・・・・ほんとに人間なんでしょーか・・・・?」 ゼロスがぽそりとつぶやく。 「・・・まあ・・・それはおいといて。どーすんの?ヴァイゾムさんたち。」 エルがゼロスに尋ねる。 「はぁ・・・今見た限り、下級魔族でも余裕で勝てるかなー・・・・といった実力かと。相手をするのもめんどくさいですねぇ・・・・まあ・・・・その分たっぷり思い知らせましょうか・・・」 「・・・あ、フェイルさんたち、大丈夫でした?今の・・・」 リナが、ヴァイゾム一派以外の人達にきく。 「ええ。なんとか。・・・・・・・すごいですね・・・やはり・・・あれだけのデーモンを短時間で・・・」 まあ、短期決戦が一番だから。 「・・・下級魔族でも余裕・・・だと?笑わせてくれる・・・では戦えばわかるのではないか?」 と、ヴァイゾムがゼロスに余裕しゃくしゃくの声で言う。 (どこから出てくるんだその根拠のない自信は。) リナはそう心の中で突っ込む。 「ラウグヌト・ルシヤヴナは使わないでよ。気持ち悪いし。」 「・・えー・・・だめなんですかぁ?思い知らせるのに一番の方法なのに・・・」 ゼロスがいつもの口調で言う。 「それはもしや・・・ディルス王の・・・・」 アルス将軍が、少々青ざめた顔で言う。 「そうよ。2人の王がかけられた術・・・魔族にしか扱えない代物なんだけど・・・下級でも、結構簡単にできちゃうらしいわ・・・・アトラス魔道士協会の前副評議長の青のデイミアが同じ術を、下級のやつにかけられてるの・・・見たもの・・・・」 「セイグラムさんですね。・・確かに、そういう報告が入ってました。」 「解く方法は・・・ないのか?私は・・・あの2人の王を、解放して差し上げたい・・・」 「アルスさん・・・・・。・・・・知ってたのね・・・やっぱり・・・王の幽閉されている場所・・・多分、覇王の一件で・・・見せたんでしょう?重臣たちを納得させるために・・・」 リナが、前々から思っていたことを口にする。 「うむ・・・そのとおりだ・・・」 「ま、あるにはあるんだけど・・・難しいわよ。方法は、一般的には一つだけ。」 「・・・どう・・・するんです?」 「・・・呪法をかけた魔族を倒すことのみ・・・・よ。デイミアも、あたしたちがそいつを倒したことで、滅びたって話しだったし・・・」 「ってことは・・・英断王は北の魔王、ディルス国王は・・・覇王を倒さなきゃあだめってことか。」 ルークの言葉にリナは頷く。 「・・・それは・・・・むり・・ですな・・・・」 アルスさんが絶望的な口調で言う。 「そうでもありませんよ?」 たいして、明るい口調で言ったのはゼロス。 「リナさんなら、滅ぼして差し上げることも可能でしょう。どの魔族でも・・・魔王様ですら扱えない力を使えば・・・できますよ。」 ちらりとエルに視線を走らせる。 「まあ・・・ね。・・・じゃ、この件が終わったら、行くことにしましょうか。あたしの罪滅ぼしもかねて。」 「・・つみ・・・だと?」 それまで、アルスさんに気兼ねして黙っていたヴァイゾムが話しに加わる。 「・・・リナ。あれはおまえのせいじゃない。もとはといえば魔族が悪いんだ・・・・気にするな。」 「・・・でも、あたしに責任があることに違いはないわ。」 ガウリイとリナのこの会話、昨日はなしを聞いていた、ルーク、ミリーナ、ルナ、エルメキア国王、セラウリア王女は理解できる。エルは覗き見してて知ってるし・・・ゼロスなんて張本人だし、ゼラスは報告を受けて知っている。 「・・なんのはなしですかな?」 再び、余裕の口調でヴァイゾムが聞く。 「・・・一年とちょっと前の、ガイリアシティの大火事の一件のことよ。あの時、あたしは王宮内にいたの。将軍として潜り込んでいた、竜将軍ラーシャートに呼ばれてね。」 「・・・竜将軍!?あのラーシャートどのが!?」 アルスさんがまともに驚く。 「そう。ほかにも・・・数十人はいたわよ。王宮内も含め、ガイリアシティにいた魔竜王派の魔族は。」 「そうですね・・・下級の、人の形をとれないのも含めると、ことによっては数百はいたとおもいます。」 ゼロスがあっさりという。 「・・・なんと!?」 「魔竜王は、死の間際に水竜王にかけられた封印のせいで人の心が変に混じって、離反しちゃってたのよ・・・で、あたしが冥王のわけわかんない計画の中心人物だから、って殺そうとしてたんだけど。」 「同時に、我ら竜族やエルフ族に、共に戦って、北の魔王を滅ぼそうと持ち掛けてきた。無論のこと、あのころのディルスの軍備増強は、そのためのもの・・・人間を立てとして利用しようとしていたのだ。」 ミルガズィアさんが言う。 「ところが、冥王の命令で、あたしにくっついてきてたこのゼロスが、その計画をあっさりおじゃんにしちゃったのよ・・・・・・魔竜王一派の仕業に見せかけて、あたしを乗せやすくするために・・・・ガイリアシティを炎の海にしたのは・・・・間違いなくこのゼロスよ・・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ほんとう・・・なのですか・・・・?それは・・・・・!」 ライリイがかすれ声で聞いてくる。 「事実ですよ?僕の受けていた命令は、『魔竜王一派の計画をつぶしつつ、リナ=インバースという人間を、護り、竜の峰から通じる異界黙示録のもとに導くこと』でしたから。」 あのにこにこがおで、ゼロスはあっさりという。 「・・・そのあと、リナ=インバースとそちらの男と、もう2人とともに、ゼロスが、異界黙示録をこの娘に使わせろと、私のもとへやってきた。・・・わたしは、ゼロスの要求を飲んだ。断れば、あの谷の竜を全滅させてでも、ゼロスはこの娘を導いただろう・・・それを・・・そして、ゼロス自身を恐れて・・・」 「ま、異界黙示録への道の入り口までの間は、ちょっぴし険悪なムードが漂ってたんだけど・・・」 「・・・ガウリイさんが・・・『なあ、ゼロス。』とか聞いてきたんで・・・僕が『なんです?』って聞いたら・・・」 「・・・・・・おまえ、実はむちゃくちゃじじいだったんだな!」 「・・・と、言われちゃいまして・・・おもわずコケましたよ。」 「それから雰囲気少し和んで・・・」 「この娘は、生きるためにゼロスにしたがっているのだと、そう知った。・・・・これは当然の感情だ。だから、私は異界黙示録への道すがら、この娘に私の恐れていることを言った。」 ・・・・・全然違ってたんだけどね。 「おそれていること・・・・?もしかして、リナさんが赤眼の魔王様の一部だとでも思ってらっしゃったんですか?」 ゼロスがそう尋ねる。 『な・・・・・!』 一同が声を上げて驚き、ミルガズィアさんがうなずく。 「今回・・・それはとんでもない間違いだったと知ったがな・・・。新しい恐れもないこともないが・・・・可能性としては低い。」 新しい恐れ・・・・その言葉に、一同首をかしげる・・・が。ゼロスとゼラス、そしてルナの反応は、違った。 「そ・・・それはもしや・・・リナさんが・・・・あの御方の一部ではないか・・・ということですか?」 ゼロスが冷や汗かきつつ言う。 「・・・それは・・・私も心配していたわ・・・・リナの魔力は、生まれたときから尋常じゃなくって・・・・理由は分からなかったんだけど・・・・もしかして・・・と・・・」 ルナも言う。 「・・もしそうだとしたら、世界的な大問題よね・・・・」 ゼラスもそう言う。 で、心配されている当のリナとエルは、 「だってさ。エル。」 「・・・リナは、気づいてるんでしょ?貴方の魔力の大きさの理由。」 「まぁね。・・・ガウリイもそーとーなもんだとおもうけど?」 「いやぁ・・・・そりゃ、『あれ』の力を持ってたらなぁ・・・・当然だろ。」 ガウリイまでもが参加して、わけのわからん会話をする。 「・・それはひとまずおいといて、ヴァイゾムさんたちどうにかしましょ。祭りは参加したいから。」 言ったエルの言葉に、ゼロスが我に帰り、 「そうですね。・・・ネイラ!」 「・・・お呼びで?ゼロス様。」 と、下級魔族・・・・緑の髪が顔じゅうから生えた、人間の浮浪者みたいなカッコをした下級魔族が答える。 「・・・そちらの方のかた、計5名。お相手してあげて下さい。殺してもかまいません。・・・・下級魔族ごとき・・・とか何とかおっしゃってましたから・・・・その下級魔族とたかが人間の力の違いを、教えて差し上げて下さい。」 「はい。かしこまりました。」 ・・・・・・と、ゼラスが関係のない人達を指差し、 「あなたたち、巻き込まれたくないのならリナの近くへ行くのね。死んでも知らないわよ?」 親切にも忠告している。 ま、そのお陰で、リナは、自分の後ろに攻撃が行かないようにするだけで助かるのだが。 「・・・ゼラス様・・・なぜ、人間ごときをかばわれるのですか・・・?」 ネイラが聞く。 「・・・諸事情よ。私はまだ滅びたくないの。」 「悪いことは言わないわ。世の中、知らない方がいいこともあるのよ。」 リナが諭すような口調で言う。 「そうそう。あんたも、デモンスレイヤーの2人を相手に戦いたくはないでしょ?」 エルがまるっきり他人事の口調で言う。 「・・・Sさまから、その2人には近づくなと御命令があったはずでは・・・」 「・・・変更したんだ。その2人に関しては。やむなく・・・・・しくしくしく・・・」 いきなり部下Sが現れる。 「ゼラス・・群狼の島にこんなビデオが届いてたぞ・・・」 なぜかしくしく泣きながら手渡したそのビデオには・・・ 「・・・『ミルガズィアのギャグベスト10』・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「もう編集し終わったのね・・・舞・・・・達也・・・・・・・・」 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 ひるるるるるるるるるるるる・・・・・・・ 一同、寒さを感じる。 「S・・・あんた、これ見たのね・・・・だから・・・泣いてるのね・・・・・」 「はい・・・・・しくしくしく・・・・・・・・・・世の中って・・・・・・・人生って・・・・・・しくしくしく・・・・」 「・・・何のことかはわかりかねますが・・・・はじめてもよろしーんでしょうか?」 「あ、いいですよネイラ。」 ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** L:おまちかねのあとがきよっ! N:「神託」の第一話以来ですね。 L:あんたのせーでしょあんたの。 N:そうはいわれましても・・・しょじじょうが。 L:ま、いーけど・・・こんかい、あんた達の正体についてちらっとだけ触れてるわね。まえがき(?)でも言ってたけど。 N:ええ。シルファが出てきますよ。 L:・・・そういえば・・・募集キャラ、後一人だけかいてないのよね? N:・・・ごめんなさい。設定上、ガウリイの故郷編では出せないかと。 L:・・・という訳だそうです。ごめんなさいね。こんな作者のせいで。 N:げふげふげふ。 L:・・で・・・今度は何? N:・・・・超爆魔道伝の8巻・・・表紙登場おめでとうございます! パーパーパッパパパッパッパー! (ファンファーレが鳴り響く) L:あら(はぁと) N:やっぱL様かっこいい♪ L:とーぜんよ。 N:という訳で、特別ゲストのリナ、ガウリイ、ゼロス、シルファさんです! ぱちぱちぱちぱち・・・・・ リナ:どこから拍手がッ!? ガウ:・・・・・・ここ、どこだ? ゼロス:・・・おや。これは○○。・・・御挨拶が遅れました。 シル:おねーさま(はぁと)今度一緒に部下Sいぢめに行きましょ♪ L:あら。四王を呼んだの? ひさしぶりね。わたしの唯一の○○達・・・・ (今後の展開読めちゃうので伏せます。) ゼロス:いや・・・あんまり伏せても意味ないかと。 シル:そーね。・・・・とりあえず、私は「みち」最終話にしか出てこないのよね? N:そーです。そのあと、「わかりやすい 四王」に続きます。 一同:まだつづくんかい! N:じゃ、止めときますか? 一同:ヤダ(です) N:・・・どっちだよ・・・・・ L:とりあえず・・・あたしを暴れさせろっ! N:自分で制約作ってるんでしょ!? リナ:・・・滅ぼしても、またもとに戻しといて記憶操作すればいーじゃない。できるでしょ?○○様(はぁと) L:そーいえばそーだわ。 N:・・・わかりました。取り合えずガウリイの故郷編終わったら暴れさせます・・・・(汗) 一同:それでは、これからもよろしく♪ |
17143 | Re:「わかりやすい みち」10・待ってましたのでーす♪ | かお E-mail | 2001/9/15 01:31:50 |
記事番号17139へのコメント おおおー♪きゃー♪まってましたのですー♪ って・・はっ!!こんにちわなのです♪ ねじばな会長♪ やー・・、体育祭・・終了後すぐ投稿とは・・さすがです♪ やっぱ、会長も買ったのですね♪8巻(はあと)ふふふ♪エル様〜♪ 私は、あれ見て、喜びまくって、他の人のレスには書くわ、自分の小説の前書き には書くわなどとしておりましたが♪ さて・・・なるほどー♪まだまだ続く〜のですね〜この話〜♪ はっ!?だったら、私の書いてる(現在ノート記入進行形)の話と ほぼ一緒の長さなのか!?(←現在、A4大学ノート十三冊を軽ーく超えてます・・) ま・・まさか、そんなはずはないよなー。 でも、もし、そーだったら・・・私も投稿・・・全部しよっかなー・・・。 何年かかっても・・・(←大いに待て!!それは!!) しかし・・・今もって、まだ、為口きいてるのね・・・。あの人は・・(笑) せめて、永遠に死なないよーにして、苦しめぬく!とゆーのは、どーでしょーか (笑)←非道。でも、エル様なら、簡単でしょ?多分リナでも(笑) もし、ちがってたら、ごめんなさいなのです♪ 部下S・・・あわれ・・・(笑)ミルガズィアさんの あれ・・・聞いたのか?!見たのか?! よ・・よく、滅びんかったなー・・・。S・・・。 ま、いっか、Sだし。哀れでも。 はっ!!感想になっていない!? すいませんなのです!! それでは!!感想でないでしょーけど、かおなのでした!! では♪ |
17172 | ずっとレスしてなくてごめんなさいっ! | むくぅ | 2001/9/16 21:39:46 |
記事番号17139へのコメント すいません。こっちのキャラ出してもらうってぇのに、あれきり一度もレスしてなかった、失礼野郎のむくぅなのです。こんばんわ(汗)そしてごめんなさい。 詫びも入れたことだし、さっそくですが感想をッ!(待て) ミルガズィアさんのギャグってすごいのですね。あのSさんを泣かせるほどの寒さ(汗) それを編集した二人もすごいような気が…… ヴァイゾムさんが腹立ちますのです。いや、無意味にえらそーなキャラは基本的にあまり好きじゃないのですが、彼はすごいのです。そういうキャラをつくれるねじばなさんはすごいと思いますのです。 リナとガウリイの……? えーと、なんなんでしょーか……?(なんか色々やってたためあまり読めていない←待て) それでは、短すぎな感想と言うかなんというか、よく解らん言葉の羅列をこれで終わらせていただきますのです(礼) それではむくぅなのでしたッ! 逃走ッ! |
17233 | 「わかりやすい みち」11 | ねじばな E-mail | 2001/9/23 14:40:44 |
記事番号17139へのコメント んっふっふ・・・・・ ねじばな代理のエルです!ヴァイゾム君たちはどうなるのか!?それ以前にお祭りはどうなった!? ・・・・・・・・それはおいといて(オイ) 投稿ペースが遅くてごめんなさいね。九月は学校行事がいろいろあって・・・ と、本人は言い訳してましたが。気にせずいぢめてのっとってたりします。 今回、少し長くなってると思うけど、最後まで読んでね(はぁと)。 でないと暴れちゃう♪ 全然暴れられなくって困ってるのよねー・・・ じゃ、とりあえずいってみよう! ************************************* 「わかりやすい みち」11 ひるるるるるるるるるるるる・・・・・・・ 一同、寒さを感じる。 「S・・・あんた、これ見たのね・・・・だから・・・泣いてるのね・・・・・」 「はい・・・・・しくしくしく・・・・・・・・・・世の中って・・・・・・・人生って・・・・・・しくしくしく・・・・」 「・・・何のことかはわかりかねますが・・・・はじめてもよろしーんでしょうか?」 「あ、いいですよネイラ。」 「はっ!」 ぼき。 ・・・・ヴァイゾムの放った突きは、あっさりとその剣をネイラがへし折って終了した。 「く・・・・覇王氷河陣! 」 「あ。そんな術つかえたんだ・・・」 リナがまるっきし高みの見物口調で言う。 「あっさりよけられてるなー・・・空間移動して・・・背後にまわられて・・・反応遅いな・・・手加減してもらってなかったら死んでるぜ・・・」 ガウリイも、解説にまわっている。 それが聞こえたのか、ヴァイゾムの腹心の一人、フェズがむきになって切りかかる。 「はあっ!」 ざす。 「ぎゃああ!」 あっさりネイルを通り抜け、仲間と相打ち状になる。 「魔族に物理攻撃が効くわきゃないでしょが・・・・それくらいわかんないの・・・?」 エルがあきれ声で言う。 「あのー・・・ゼロス様・・・ゼラス様・・・・こいつら、相手にするだけ悲しくなってきましたが・・・」 ネイルが言う。 「・・・そーですねー・・・殺す価値もありませんねー・・・・とりあえず、五体不満足にしてうっちゃっときましょうか・・・」 その言葉と同時に、ヴァイゾムらの手足が吹っ飛ぶ! ぼんっ! 「・・・・・そうそう・・・・僕は、ほかの方と違って、人間に対してでも、精神世界面からの攻撃が行えるんですよ・・・」 ひどく酷薄な表情と言葉・・・思わずその場の人間・・いや・・・存在のほとんどがその身を震わせる。 ざざざざぞんっ! 「ー!!」 声のない悲鳴を上げ、ゼラスの放った衝撃波で吹っ飛ぶヴァイゾムたち・・・ 「我ら魔族をなめてもらっては困る・・・生きるということの意味も・・死ぬということの意味も理解できぬようなおまえたちに、リナ達をどうこう言う資格はない。」 暗に、リナ達はそれを知っている、といっているのだ。・・・特に、リナが。 「・・・生・・・・と・・・・死・・・のい・・・み・・・だ・・・と・・・・・?」 ・・・・・・・はぁ・・・・ と、その、苦しそうなヴァイゾムの声を聞いて、リナがため息を吐いた。 「・・・復活・・・」 最近覚えた、いや、覚えさせられた回復呪文を唱えてやる。 姉ちゃん直伝だけあり、神族並みの回復速度である。手足は再生しないが。 「・・・・ほら・・・・。あなたはまだわかってない・・・リナさんが、誰よりも生と、死の意味を知っています。今まで、ずっとその境を行き来してきましたから・・・その意味を問われる経験を、積んでますから・・。」 「・・・メフィ・・・ミルガズィアさん・・・ルナさん・・・他のやつの回復・・頼む。」 ガウリイが、ぽそりという。 訝しげにしながらも、三人はその言葉に従う。 「な・・・ぜ・・・・」 ヴァイゾムが、そうつぶやいた。 リナは呪文を唱え続ける。 ガウリイが、代わりに答えた。 「いやなのさ・・・オレ達は。たとえなんであろうと・・・自分の身内が・・・自分の相棒の身内が死ぬってのは・・・。たとえそれが、どんなに憎くても、死ぬってことはない・・・それだけだよ・・・・・その代わりって言っちゃ何だが・・・手足は回復できないぞ。」 最後は明るい口調で言う。 「・・・甘いですね・・・リナさんも、ガウリイさんも・・・・。」 ゼロスのつぶやきに答えたのは、呪文を唱えるのをやめたリナだった。 「あんたなら、いつかわかるわよ。あたしたちが甘いわけも、生と死の意味も。」 疑問だらけの雨降らせて 傘も差し掛けてはくれない こんな世の中埋もれてたら 何もかも流されてゆくよ スモーキーな日々に 何を見つけ 夢を描けというのか 黒いキャンバス 目の前にして 頭を抱えてる 旅の吟遊詩人が、リナにと作ってくれた歌だ。今思えば、センちゃん♪の言っていた、シルファだったのかもしれない。 このままじゃ呼吸するだけの オブジェみたいになってしまう 焦る心に足を取られ 転んでも一人で立たなきゃ 誰も知らん顔 してる中で 存在を叫びたいよ 傷つくことも 汚れることも 避けたりはできない この言葉の一つ一つがリナに・・そしてガウリイに、深く残っていたらしい。 Hey Hey Exit Running 自分だけが 見つけ出せる 鼓動求め Exit Running 暗い闇を 今抜け出そう Hey Hey Exit Running 立ち止まって 迷っていちゃ 始まらない Exit Running 信じた道 走り続け Try! 「このメロディー・・・・聞いたことがある・・・・」 ゼロスがつぶやく。 強がりばかりじゃ壊れてく 心を時にはさらけ出す 素直を恥じたりはしないで それは強さへのプロローグ 涙の数だけ 見えてくるよ 迷宮からの出口が 勇気を持って 誇りを持って 今日を終わらせたい 「・・・リナの歌に・・・・何かが共鳴してる・・・?」 ミリーナの声に、一同が気づく。 Hey Hey Exit Running 自分のため 笑える日が いくつあるか Exit Running 数える間に 時はすぎてく Hey Hey Exit Running 生まれてきた 意味は誰も くれやしない Exit Running この手でしか つかめないよ Try! 気がつくと、あたり一面にフェアリーソウルが集まっている。 「・・ったく・・・・シルファってば・・・余計なことを・・・・」 エルがつぶやいた言葉に、リナが確信する。 「やっぱり・・・この歌、呪歌なのね。」 「そうよ。・・・しっかし・・・リナの考えそのものって感じの歌ねー♪」 「リナって歌うまいんだよなー・・・」 ガウリイも会話に参加する。その間にも、フェアリーソウルはあたりを漂う。 「・・・・さて・・・」 汝 生と死の狭間を生きるもの わが混沌のうちにて 眠りにつけ 次の日がくるまで・・・・ エルがカオス・ワーズを放つ。 それと同時にフェアリーソウルが天空に上り行く。 「ま、お祭りだし・・いっか?」 エルが何気ない口調でそう言う。 「・・・何いってんのよ・・・これじゃあ、だめじゃないの?目立ち過ぎて・・」 「ふ・・・いいのよっ!もとはといえば、リナがあの歌歌ったのが原因なんだから!」 「いや・・そうだけどっ!夜にはお祭りがあって・・・いろいろ観光客が来るのよ!?」 ゼラスのはった結界は、リナが歌いはじめると同時に消えている。 「・・・リナさん・・・何ですか?今の歌・・・」 ゼロスが聞く。 ヴァイゾムらは、何やら涙を流して、『改心します(はぁと)』だの、『天使様(はぁと×2)』何ぞ言ってリナを崇めまくっている。 (・・・・頭大丈夫かな・・・ヴァイゾム・・・・) とかフェイルが思っているのはほっといて。 「呪歌って言ってね・・・歌そのものに魔力的なものがあって、ある程度魔力のある存在にしか歌えないものなの。今のは・・・・旅の吟遊詩人・・・ていうか・・・シルファ・・・って人に作ってもらったものなの。」 「あ・・・ルークのいとこの。」 ミリーナの言葉に、ルークは、 「あいつは、いとこっつっても、義理のいとこだよ。いつだったか俺らのむらに迷い込んできて、俺のおじさんが養子にしたんだ。・・・そんときゃすでに吟遊詩人やってたな・・・いま・・だいたい17・8くらいの年だ。」 「・・・・・・・・・・・」 実はエルとふっかーい関係があるのだが・・・ 「人の本質を見抜くのが得意で・・・特に気に入ったやつには、歌を作る。何かしら意味を持ってるらしい。」 「・・・確か、この歌は、生命の浄化って言われたような・・・?」 「・・・・・浄化・・・・?でも、僕たち全然影響ありませんよ。かなりな魔力を感じましたが。」 ゼロスが首をかしげる。 「・・・生命って言うより・・・意識・・・・精神に近いんじゃないかな・・・」 ガウリイが言う。 「だったら魔族がよけいに反応しますよ。」 ルナが指摘する。 「そうじゃなくて!・・・こう・・・生きてるやつすべてが共通して持ってるもの・・・・・・心を、まっすぐ死と向かい合えるようにするって言うか、勇気を持たせるって言うか・・・・とにかくそんな感じだ。」 ガウリイの指摘は、はっきりいって命中している。 「・・斬妖剣は、ガウリイのもので決定だな・・・」 フェイルさんが、また席につき、いった。 「・・・フェイル様。」 と、そこで使用人らしき人が、 「・・・・セイルーンより御使者が到着なさいました。」 「お通しして下さい。」 「はい。」 ナイスなタイミングである。 ガウリイとリナは、ゼロスとゼラスにこっそり指示をだし、エルにも相談して、5人で急いで天井裏へ行く。 「ルーク、ミリーナ、ねーちゃん。後お願い。メフィとミルガズィアさんも。・・・ちょっと脅かしてみる〜♪」 と、天井裏に待機する。 こんこん。 めちゃくちゃいいタイミングで、ノックがされる。 「失礼しますぞ。」 フィルさんの声だ。 「・・・はじめまして。フェイルどの。・・・おや・・・エルメキア国王にセラウリア女王もすでにおられたか。」 「あ・・・はじめまして。こちらは・・・・」 と、フェイルが一族を紹介していく。 「・・・で、こちらがルークさんとミリーナさん。・・・そちらは、エルフのメンフィスさんに・・」 「ミルガズィアさん!おひさしぶりです!」 元気のいい声で、アメリアが台詞をさえぎった。 「・・うむ・・・久しぶりだな。人間の娘よ。」 「これアメリア。ほかのかたにしつれいじゃろ。」 フィルさんの叱責に、アメリアは、 「はい。私は、このフィリオネル=エル=ディ=セイルーンの次女で、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンです。どうぞよろしく!」 やはり元気よく挨拶する。 「で、こちらが、ボディーガードのゼルガディスさん!」 ぶっ! 事情を聞いているルーク、ミリーナ、メフィ、ルナは一斉に吹き出す。 「く・・・くくくくく・・・そっかー。おまえも大変だなー・・・えらいのにほれたな。」 ルークが他人事のようにいう。 『なっ!?』 ゼルとアメリアが声をそろえてうめく。 「・・・自己紹介まだだったわね。私はルナよ。一応、赤の竜神の騎士。」 あえて名字は伏せるルナ。 「なるほど・・・道理で、隠れたわけだ・・・」 フェイルまでもが笑いをこらえている。 ガウリイに聞いたらしい。 「・・・・赤の竜神の騎士・・・・ですか。・・・そちらは・・・どなたですか?」 アメリアは、多少いぶかしりながらも、アルス将軍を指す。 「・・・ディルスのもと将軍のアルスさんです。」 「はじめまして。」 「こちらこそはじめまして。」 ・・・・・・・・・・・・ と、会話がとだえる。 ・・・・そこに。 どさどさどさっ! 天井から突如、誰かの荷物が落ちてくる。 「・・・俺の荷物!?」 ゼルガディスが言い・・・その荷物の中身がその場に散らばっている。 「・・・あ。異界黙示録の写本。」 と、ルナが言うと同時に、ぼっ!とそれが燃えて灰と化す。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ゼルの全身からさっきがにじんできた。 「どこだゼロスっ!でてこいっ!」 「出てこなければ・・・正義の仲良し四人組み、うたっちゃいますよっ!」 「それはやめろおおおおおっ!」 すかさずゼルが突っ込む。 リナもおもわず突っ込みそうになって、慌ててエルやガウリイに止められる。 「・・・・よくお分かりになりましたね。」 ゼロスが、虚空から現れる。 「崩霊裂!」 いきなりぶちかますが・・・それはゼロスに届かない。 「・・・なにものだっ!?」 現れた金髪の女性がさえぎったのだ。 「魔族・・・だなっ!」 ゼルの言葉に、だーれも反応してくれない。 「皆さん驚かれないんですか?」 アメリアがおもわず尋ねる。 『いやだって知ってるし。』 きっちし重ねて言う一同。 「はじめまして。私の名はゼラス・・・ゼラス=メタリオムよ。よろしく。」 『ゼラス=メタリオム!?』 「俺達をリナのおとりに使う気か!」 「そんな悪の野望、この私が許しません!」 2人が戦闘態勢に入る・・・が。 「あれ・・・・?まだ気づいてないんですかっ!?」 ゼロスが声を上げる。 「なにを!?」 声を荒げてゼルが聞く・・・・と、刹那。 『どおりゃあああああああああああっ!』 リナ、ガウリイ、エルの飛びげりをゼルとアメリアがまともに食らう! まわりは爆笑の渦だったりする。 「り・・・り・・・リナさんっ!?」 「がうりいっ!?」 「ひさしぶりね。ゼル。アメリア。」 「よっ!」 「なんでおまえらがここに!?」 「なんでって・・・ここ、オレのいえ。」 ガウリイのあっさりした答えに、思わず2人は。 『ガウリイ(さん)が覚えてたっ!?』 「おまえらなぁ・・・・・」 ま、とーぜんだろう。 「おお!リナ殿!ガウリイ殿!久しぶりじゃのう!」 「お久しぶりですフィルさん。・・・・あ、そうそう、こっちはエル。あたしのたびの連れよ♪」 「・・・・・で・・・・?なんでゼロスがいるか、知ってるのか?」 ゼルが、真剣な表情で聞いてくる。 「まーね。・・・なんか、ゼラスとゼロスも一緒に旅してんのよ。おもしろいから。」 『ねー♪』 エルとゼラスとリナの声がはもる。 「ねーっじゃありません!こんな害虫以下の代物と旅するなんてっ!?」 「アメリアさん。その害虫以下ってのはやめて下さい。」 「じゃ・・・・リナさんと旅するなんて、正気ですかっ!?」 ずべっ! 「くぉらアメリアっ!どーゆーいみよっ!」 「そのまんまです。」 「・・・とりあえず、一緒にお祭りいきましょ。」 エルの言葉に従い、リナ一行は外に出た。 ************************************* N:・・・・・・・・。 L:なに・・? N:はっ!?今何時だっ!? L:寝てたの?あっきれた。 N:いや・・・鎌をかまえないでほしいなーとか思ったり・・・ L:(ちっ!) あんた・・・いつになったらガウリイの故郷編終わらせるの? N:・・・・・・まだそこまでかきあがってないんですう・・・・。 L:(エルがどこからか直立不動の部下Dをつかみとった!) N:うわわわっわわわわ!ちょっとまってください!あともう少しで終わるんで すよ! L:早く終わらせなさい。あたしが暴れらんないじゃない! せっかくゼラスがお茶会の準備してくれてるのに! N:ああっ!ばらしちゃだめです! L:いーのよ。これくらい。で? N:・・・・・今、ガウリイたちが旅立とうとしてるとこまでいきました。 L:ふぅん?じゃ、次は何書くわけ? N:最後の募集キャラを出します。 かなり遅れてごめんなさい。 L:・・・・あら?(エル、「みち」の書きだめを見て)リナとガウリイとルーク にミリーナ・・・・覚醒・・・して・・る? N:はい!その方がL様心置きなく暴れられるでしょ! L:そ。ならいいわ。 N:裏設定みたいになりましたが・・・・また投稿します。 L様を活躍させようの会の皆さんのご活躍、この私、会長ねじばな、心から 喜んでおります! L:ちょっと!なにそれ!? N:・・・書き殴りで、自分の投稿した小説や詩に、ちらっとだけでもいいから L様をだそうという活動をしている会なのです! L:あら(はぁと)どうりでこのごろあたしが活躍してるわけね! それに免じて今回だけは見逃してあげるわ! N:よかった・・・・ そう言えば、会員まだまだ募集中です。レスにてお知らせください。 L・N:では、またこんどー♪ (生きてれば・・・byねじばな) |
17237 | どうも〜。 | kanna | 2001/9/24 00:32:47 |
記事番号17233へのコメント ねじばなさんは No.17233「「わかりやすい みち」11」で書きました。 こんにちは。サボり魔(レスと小説書くのをサボりまくっている)kannaです(苦笑)。 今までろくにレスを付けられなくてごめんなさい(汗)。 何故今までレスを付けなかったのかというと、小説の状況把握がうまくできてなかったからです(爆)。 前回のあらすじしっかり頭に入っているつもりでもなかなか思い出せなくて……(涙)(記憶力低)。 『お祭り?シルファ?そんな事言ってたっけ?』状態です(重傷)。ごめんなさいぃ…。<(_ _)> 『EXIT RUNNING』ですね!私この歌大好きです!(嬉) 思わず歌いながら読んじゃいました(怪)。 あと、お節介とは思いますが。ちょっと気が付いたんですけど……(汗)。 > Hey Hey Exit Running 自分だけが 見つけ出せる 鼓動求め > Exit Running 暗い闇を 今抜け出そう > Hey Hey Exit Running 立ち止まって 迷っていちゃ 始まらない ↑この部分、「立ち止まって」じゃなくて「立ち尽くして」ですよ(^^;)。…本当にお節介でしたね…(汗)。 >N:最後の募集キャラを出します。 > かなり遅れてごめんなさい。 まだ出ていないキャラというと……………あ、私のでしょうか(←一瞬自分のキャラのこと忘れてた) 登場シーンとオリジナル魔法発動時が楽しみです(笑)。 > L様を活躍させようの会の皆さんのご活躍、この私、会長ねじばな、心から > 喜んでおります! >L:ちょっと!なにそれ!? >N:・・・書き殴りで、自分の投稿した小説や詩に、ちらっとだけでもいいから > L様をだそうという活動をしている会なのです! >L:あら(はぁと)どうりでこのごろあたしが活躍してるわけね! もしかしたら私の小説の8割がL様登場作品になるかも知れません(笑) L様はもう万能締めく……いえ、本当に偉大な方です(汗)。 出さなかったら怖…じゃなくて本当に便利で(ごすっ)ぬおっ!!? 「私を便利な道具扱いしないで欲しいわね。(低音)」 …………フッフッフ…私を甘く見たようですなL様。(むくり) 「なっ!私の砂利入り靴下アタックを背中に受けて立てるなんて!?」 ふぅ、こんな時のために防弾チョッキ着ててよかった〜。(額の汗を拭う) 「防弾チョッキ!?そんな薄いベストが!?」 新発明の『防弾くん(非売品)』だ。 シンプルなデザインと名前だろう。安直は禁句だ。 「くっ!先に禁句って言われてしまったわ!(笑)」 (得意げに)ちなみにはさみも通らないので制作時は焼き切っているのだ。 熱に弱いからな。…って!しまったぁ!! 「へぇ〜〜。死ぬほどためになるお話ありがとう。 (にこやかに靴下(何故か燃えない)の中に焼いた石を入れている)」 い、いやそうじゃなくて……さっきのは嘘だこれは絶対無敵なんだぞ!! 断じてマッチの燃えかすくっつけたら一気に青い火あげながらこぶし大の穴が開いたりしないんだぞ!!(墓穴) 「しらないわね♪(靴下フルスイング)」 (がごすっ)(ボウッ!メラメラメラ…(確かに青白い炎をあげている))ぎゃ〜〜!! 「さて、浄化の炎の中に消えていく幽霊をバックに、 この全世界最高の美女Lが贈る『ガバッといただき一世紀!』を存分にお楽しみ下さい。逃げないでよ。」 この後、L様が飽きるまで、自分勝手な電波ジャックは続いた…。 |