◆−スレイヤーズラジオ 第18回 特番後編−龍崎星海 (2001/10/4 01:56:30) No.17390
 ┣なにいぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!−猫斗犬 (2001/10/4 11:04:54) No.17391
 ┃┗どぅおええええぇっ!!−龍崎星海 (2001/10/4 22:52:21) No.17398
 ┣うきゃあああああああああっ!−ねじばな (2001/10/4 22:40:05) No.17397
 ┃┗うにゅわああぁぁぁぁぁっ!!−龍崎星海 (2001/10/4 23:02:21) No.17399
 ┗ありょ。−れい (2001/10/9 19:18:09) No.17455
  ┗チョコレートケーキ争奪戦−龍崎星海 (2001/10/10 01:04:19) No.17466
   ┗ふええええ。−れい (2001/10/10 22:08:14) No.17479


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17390スレイヤーズラジオ 第18回 特番後編龍崎星海 2001/10/4 01:56:30


ゼ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
マイクの前で、ボーッと突っ立っているゼルガディス。
ア「(ヒソヒソ声で)ちょっと、ゼルガディスさん!もう、放送始まっちゃってますよ!
せっかく、オープニングを任せてもらったんですから、何か言わないと!」
ゼ「‥‥いや‥それが、何を言えばいいのやら‥‥」
ア「(ヒソヒソ声で)大丈夫ですよ!いつものゼルガディスさんの話し方をすれば、いいんです!
ゼルガディスさん、人気があるんですから、自信を持って下さい!」
ゼ「‥‥そうだな‥‥コホン。あ〜‥‥スレイヤーズラジオ、特番の後編を始めるぞ」
リ「ちょっと、ちょっと、ゼル!それで終わりなの!?全くもう。せっかくオープニングを任せて上げたってのに。
‥まあ、いーわ。ってな事で、始まりました、スレイヤーズラジオの特番の後編!
全く‥いつまで続くのかしらねえ」
ガ「まあ、いいんじゃないのか?面白いんだから」
リ「‥‥あんたはい〜わよねえ。お気楽で。さてっと。ンじゃまあ、先に進みますか」
ア「って言うか‥もう、扉が目の前にあるんですけど‥」
リ「だ〜って、ただ通路を歩いてるだけ、ってのを放送したって、時間の無駄でしょ?
だから、ADに交渉して、次の扉の前から始めてもらったのよ」
ゼ「なるほど‥で?この扉の先の仕掛けはなんだ?」
リ「それはまだ、聞いてないんだけどね。‥ちょっと、AD!」
『呼ばれて飛び出て、ほほほいのほ〜い!と、当番組のADです!リナさん、何かご用ですか?』
リ「何よ、あんた、やけに機嫌がいいわねえ。何かいい事でもあったの?」
『いえ、そう言う訳じゃないんです。ただ、今日の放送が楽しみだな〜、と』
リ「なんか‥‥ものすっごく嫌〜な予感がするんだけど‥‥」
『気にしない、気にしない。それより、今回の仕掛けなんですけど、まあ、とりあえず扉を開けてもらえますか?』
リ「何よ。ま〜た、中に入らないと説明出来ない罠なの?しょ〜がないわねぇ」
言うなり、扉を開けるリナ。
扉の中には‥‥
リ「何よ、これ‥‥何かの、台座?」
ガ「なあ、なんか、真ん中に穴が開いてるぞ」
『ええ。ちょっとすみませんが、ガウリイさん、あなたの持っているブラストソードを、鞘ごとでいいですから、その台座の穴に差し込んでくれませんか?』
ガ「え?これかあ?差し込めば、いいんだな」
言われた通りに、、台座に開いた穴に、鞘ごと剣を差し込むガウリイ。
と、その途端。
ぼっか〜ん!!と言う、乾いた爆発音と共に、白い煙が辺りに充満した。
その煙が消えた後には‥‥大量のブラストソードが、山のようにうずたかく積まれていた。
リ「な、何よ、これ!」
ガ「オ、オレのブラストソードがあっ!!」
『では、説明しますね。この部屋を出る鍵は、ガウリイさんの持っていた、ブラストソードです。
で、今、リナさん達の前にある、剣の山の中から、本物のブラストソードを見つけだして下さいね。
それで出口の扉を切れば、出られます。時間制限は1時間です。では、がんばって下さいね』
言うだけ言うと、ぷつん、と切れてしまう。
リ「ちょっと、AD!ああ、もう!仕方ないわねえ!みんなで手分けして、本物のブラストソードを探すわよ!」
ガ「オレのブラストソード〜‥‥これかな?」
手近にあった剣を1つ取ると、すらり!と抜き放つ。‥と。
ガ「うわあっ!!なんだ、こりゃ!」
剣の柄の所から、水が勢い良く出てくるではないか!
ピュピュ〜ッ!!
ガ「リ〜ナ〜。これ、見てみろよ。すっごいぞ〜!」
嬉しそ〜にリナに見せる。
リ「あんたねえ。偽物見つけて、喜んでど〜すんのよ」
ゼ「そーゆー問題じゃなかろーが。大体、あの水はどこから来るんだ!」
ア「そー言えばそうですよね。不思議ですよね〜」
感心するアメリア達を横目に、水の出る剣を鞘に入れたり、出したりして遊んでいるガウリイ。
そのたびに、水が出たり、止まったりしている。
ガ「おっもしれ〜!なあ、リナ、これもらってってい〜かなあ」
リ「好きにしなさい!それより、早いところ、本物を探しなさい!」
ガ「へ〜い」
ア「じゃあ、次は私が!」
そう言って、手近な1本を手に取り、すらり!と抜き放つ。と。
ずぞぞぞぞぞぞぞ!
柄から何か、黒い物が大量に出てきた!良く見るとそれは‥‥‥‥
ア「ゴ!ゴ!ゴ!ゴ・キ・ブ・リ〜〜〜っっっっ!!!!」
ゴキブリの大群であった。
ア「うわきゃ〜〜〜っ!!ゼルガディスさん、ゼルガディスさぁんっ!!何とかしてくださいよぉうっ!!」
パニックに陥りながら、叫ぶアメリア。
ゼ「‥ったく‥鞘に戻せば、出なくなるだろーがっ!」
ア「そ、そ、そ、そ、そんな事、言ったってぇっ!!手が、手が、手が、手が、動きませ〜んっ!!」
泣きながら喚くアメリア。完全にパニック状態である。
ゼ「‥‥‥ったく‥‥‥仕方がない」
ゼルガディスは、アメリアが左手に持っている、鞘を取り上げると、それをアメリアの持つ、剣の柄に差し込んだ。
その途端、ぴたりと止まるゴキブリの出現。
ア「た、助かった‥‥」
ゼ「‥全く‥‥ゴキブリぐらいで、大騒ぎするんじゃない!」
ア「そんな事言ったって〜‥」
ゼ「とにかく、モタモタしてると時間内に見つけられんぞ!急いで探すんだ!」
そう言うと、適当な剣をスラリ!と抜き放つ。と。
ア「わあ!キレイなバラですねえ!」
柄から出ていたのは、刀身ではなく、バラであった。
ゼ「‥‥‥‥‥」
額に1筋、汗を浮かべてしばらくはそれを見ていたゼルガディスだったが、気を取り直すと、次の1本を手に取った。
これも、抜いて見る。
ゼ「‥‥なんで蛇のおもちゃなんだ!ええい!次!」
すらり!
ア「あ、今度はピコピコハンマーですね!」
ゼ「どーやって入っていたんだ‥」
明らかに鞘より大きなピコピコハンマーを手に、呆然とするゼルガディス。
リ「ああ!もう!そんな事は、どーでもいーのよ!ちゃっちゃと、剣を探す!」
ア「は〜い」
仕方なく、みんなで黙々と剣を抜く作業に没頭する。
だが。抜いても抜いても、み〜んな偽物であった。
ガ「なあ‥全っ然本物のブラストソードがないなあ」
そう言うガウリイの腰には、いくつもの偽物の剣がさしてあったりする。
‥どうやら、気に入った偽物を取ってあるようだ。
ア「本当ですねえ。まさかとは思いますけど、本物なんてない、ってオチじゃないんでしょーねー」
ガ「お〜い‥それ、困るぞ‥‥あれ?これ、本物じゃないのか?」
そう言うガウリイの手には、鈍く光る、刀身を持った剣が1振り。
ア「やりましたね、ガウリイさん!」
喜ぶアメリア。だが。
ゼ「‥‥おい。これも、本物じゃないのか?」
そう言うゼルガディスの手にも、剣が1振り握られていた。
どう見ても、ガウリイが見つけた物と同じ物である。
ガ「ブラストソードが2本?‥‥そうか、増えたのか!」
リ「ンな訳、あるか〜いっ!!どっちかが偽物よっ!!」
ガ「どっちって‥どっちだ?」
リ「あのねえ。あんた、持ち主でしょ〜が。見分け、つかないの?」
ガ「つくくらいなら、聞いてないっ!!」
きっぱり言い切るガウリイ。
リ「そんな事、自慢すな〜っ!!」
ゼ「う〜む‥どっちが本物か‥それが問題だ‥‥」
リ「ゼルっ!!カッコつけてる場合じゃないんでしょ〜がっ!!」
ア「あの〜‥‥リナさん?‥‥これ‥‥」
そう言っておずおずと差し出されたアメリアの手には、1振りの剣。
ゼ「‥3本目、か‥‥‥こりゃ、他にもありそうだな」
リ「呑気に、分析してる場合か〜っ!!とにかく、残ってる剣、全部調べてみるのよっ!!」
ガ「おうっ!!」

てな訳で。みんなで手分けして調べた結果。
残ったのは、10本の剣であった。
それを、抜き身にして、ずらりと並べたところで、リナ達は困ってしまった。
ゼ「‥おい。これ、どー見ても、全部同じだぞ」
ア「ホントですねー。どれが本物なんでしょう」
リ「ああ、ったくもうっ!!‥そうだ。確か、ブラストソードには、切れ味を鈍らせる為の魔法が掛かってたわよね?
その魔法の解呪の方法、ガウリイ、ミルガズィアさんから聞いてたわよね。それ、やってみてよ。
それに反応するのが、本物のブラストソードよ!」
ア「あ、な〜るほど!さすが、リナさん!」
だが。そう言われた、ガウリイは、困ったような顔をしているだけだった。
ゼ「?おい、どうしたんだ、旦那。早い所、やったらどうなんだ」
ガ「‥いや、それが、そのう‥‥‥忘れた」
リ「うだあっ!!」
どべっ!!とずっこける一同。
リ・ア・ゼ「忘れるな〜っ!!」
思わず、全員一斉にツッコミを入れるものの‥これでは、どうしようもない。
リ「‥‥ったく‥解呪の方法は、またミルガズィアさんに聞くとして‥ど〜やって本物を見つけたら、いーのよっ!!」
ガ「全部本物って事でいーんじゃないのか?」
呑気に言うガウリイ。はっきり言って、何も考えていない。
リ「あ・ん・た・ね〜っ‥‥い〜わけ、ないでしょ〜がっ!!!」
などと、夫婦漫才を繰り広げていると。ゼルガディスが、ある事に気が付いた。
ゼ「おい‥これ。ある角度から見ると、文字が浮かび上がるぞ」
ア「‥‥あ、ホントーだ。モ、って書いてありますね」
ガ「え?どれどれ。‥あ、本当だ!これには、で、って書いてあるぞ!」
リ「よし、全部の剣を調べるのよ!」
そこで調べてみると。10本中、9本には、文字が書かれてあった。
ア「え〜っと‥‥モ・で・れ・こ・ニ・す・ノ・は・セ‥‥なんでしょーね、これ」
ゼ「ひょっとして‥アナグラムか?」
ガ「アナグマ?アナグマがどーかしたのか?」
リ「誰がンな事、言ったのよ!アナグラムよ、アナグラム!文字を入れ替えて、意味のある言葉にする遊びよ!逆にして、暗号作ったりもするけど!え〜っと、これだと‥‥」
ゼ「こう、じゃないのか?」
言うなり、ゼルガディスは、剣の位置を入れ替え始めた。
ア「え?どれどれ?‥こ・れ・は・ニ・セ・モ・ノ・で・す‥なるほど!と言う事は、残る1本、何も書かれていないのが、本物なんですね!さすがはゼルガディスさんです!」
リ「‥‥な、なんつー‥手間暇掛かってる割に、アホらしー罠だ‥‥‥」


リ「と、とにかく。これで、本物のブラストソードが見つかった訳ね」
『おめでとうございます!いや〜、よく見つけましたね。って事で、カウントダウンをはじめさせてもらいますね』
リ「カウントダウン?何よ、それ」
『おや。最初に言った筈ですよ?タイムリミットは1時間、って。リナさん達がこの部屋に入ってから、もう‥59分とほど経ってるんですよ。
で、言い忘れてましたが、この部屋、入ってから1時間経つと、出口の扉にギロチンが落ちる仕掛けになっていますので。
‥あ、そう言ってる間に、残り30秒になりましたね。
と言う事で、残り10秒になりましたら、カウントダウンを始めさせてもらいますね』
リ「な、なんですってえ〜っ!!ちょっと、ガウリイっ!!急いで、部屋の出口を切るのよっ!!」
ガ「おうっ!!」
シャキィ〜ン‥‥‥あ、っと言う間に扉を切り捨てるガウリイ。
リ「みんな!脱出するわよっ!!」
『では、カウントダウンを始めさせてもらいます。10!』
リ「みんな!走るのよっ!!」
『9!』
ゼ「急げ!アメリア!」
『8!』
ア「あ〜ん、待って下さいよ〜」
『7!』
ずべ!とコケるアメリア。
『6!』
ア「痛いですぅ〜!」
『5!』
ゼ「い〜から、走れ!死にたいのか!」
『4!』
ア「ぐずっ‥‥分かりました〜‥‥」
『3!』
リ「あ〜、もう、何やってんのよ!後はアメリアだけなのよ!早くしなさいよ!」
『2!』
ア「そんな事言ったってぇ‥‥」
『1!』
リ「アメリア〜ッ!!」
『0!』
ADの「0!」のかけ声と共に。逃げ遅れ、ちょうど扉の所にいた、アメリアの上から、何かが落ちてきた。
そして。‥‥ポヘン、と間の抜けた音がした。
ガ「へ?‥‥な、なんだあ?これ‥‥」
そうっと‥手で突っついてみるガウリイ。
ガ「‥‥ひょっとして‥段ボール?なのか、これ」
そう、アメリアの上に落ちてきたのは、段ボールだった。
横には、ご丁寧に赤い文字で「ギロチン」と書かれている。
リ「‥‥‥ちょっと。AD。これ、どーいう事なのよ。説明、しなさいよっ!!」
『おや。だから言ったでしょう?ギロチンが落ちる仕掛けだ、って』
リ「嘘言うんじゃないわよ!ただの段ボールじゃないの!」
『ええ、ですから、ギロチン、って名前の、段ボールが落ちてくるんですよ。
ホラ、ちゃんと横に書いてあるでしょう?ギロチン、って』
リ「‥‥あんたねえ‥‥」
『まあ、この番組はギャグですからねえ。お約束、ってやつですよ。それとも、何ですか?
本物のほうがよかった、とでも?』
リ「‥‥分かったわよ‥‥みんな!先に急ぐわよ!」


さて、一行はまたぞろ、扉の前に立っていた。
ゼ「‥‥‥またか‥‥‥」
『そんなイヤそうな声、しなくてもい〜じゃないですか』
ガ「あはは。心配しなくっても、顔もイヤそ〜にしてるぞ」
ア「‥ガウリイさん。それ、フォローになってません」
と。いきなり。
ズンタ、ズンタ、ズンタ、ズンタ、ダカダカダ〜ン、ダカダカダカダ〜ン、ダカダカダ〜ン‥‥
重重しい、と言うか、いかにも何か出てきそうな曲がかかる。
ガ「何だ、何だ、なんだ!?」
『はい、実はこの部屋は、ダンジョンお決まりのラスボスの部屋なんですねえ。で、ちょっと雰囲気を出してみました』
ゼ「ラスボスだと!?‥何がいるんだ」
『はい、そりゃもう、ボスといえば、これしかない!超巨大な、レッドドラゴン!です!
その強さは、比べるものなし!口から火を吐き、魔法はほとんど効かないし、剣だって歯が立ちません!』
ゼ「‥‥そんなモン、どないして倒せっちゅーんだ‥」
『そんな事は、知りませんよ。とにかく、あなた達はドラゴンの後ろにある、出口から出ればそれでいーんです。
あ、時間制限はありませんので、ごゆっくりどうぞ』
ア「ごゆっくりって‥‥そんな、旅館の仲居さん見たいな事、言われても‥‥」
途方に暮れる一行。と。
ガ「よっしゃー!そういう事なら、この俺に任せとけ!」
ゼ「ガ、ガウリイ!?」
リ「ちょっと、ちょっと、あんた、そんな事言って、大丈夫なの!?」
ガ「な〜に、剣が効かない、ってたって、このブラストソードなら大丈夫だろ。
こいつで、バッサリ、やってくるさ!」
言うなり、ドアに駆け寄るガウリイ。
いきなり、ドアを開けると‥‥
ごおおぉぉぉーっっっ!!!
ドアの中から、巨大な火柱が吹き出して来た!
火柱が収まった後には‥こんがりと真っ黒にコゲたガウリイの姿が。
ポテリ‥‥と倒れるガウリイ。
ゼ「おい、ガウリイ!大丈夫か!」
ズリズリズリ‥‥
ガウリイの足を引っ張って、救出するゼルガディス。
ア「な、なんですか!?今の炎は」
リ「‥ひょっとして‥ドラゴンのファイアー・ブレスじゃないの?」
ア「嘘でしょ!?あんな巨大なブレス、始めてみましたよ!」
り「それだけ巨大なドラゴンなんじゃないの?ドアの影からそおっと覗いて見れば、分かるわよ」
ア「‥なるほど。それでは、早速‥‥」
そうっとそうっと、ドアの影から、中をのぞき見るアメリア。
中には‥‥本当に巨大なドラゴンがこちらをクワッと睨み付けて、仁王立ちしていた。
それを見るなり、ピシリ‥と固まるアメリア。
ア「リ‥リナさ〜ん‥‥コワイですぅ〜‥‥」
リ「何よ、そんなにデカいの!?」
ア「大きいなんて、モンじゃないですよ〜‥部屋いっぱいに、ドラゴンが詰まってます!」
リ「何よ、それ‥‥う〜ん、それにしても弱ったわねえ。あのブレスじゃあ、近づくのは無理だし、チマチマした魔法じゃ、通用しないし、かと言って、ドラグスレイブなんてこんなダンジョンの中じゃ、使えないし‥‥」
ア「う〜ん‥‥それにしても、不思議ですね〜。どうやって、あんな巨大なドラゴンを入れたんでしょう。
入り口より大きいんですよ?どう考えたって、入りませんよ」
リ「‥‥あのねえ。召還したに、決まってるでしょ!そうすれば、入りきらないくらい大きな魔物だって呼び出せるんだから。
前にも1度‥‥って‥そー言えば‥‥ふっふっふ‥‥その手があったわねえ‥‥」
ア「リ‥リナさん‥お願いですから、その含み笑い、止めて下さいませんか。コワイです〜‥」
リ「うっさいわよ!アメリア!ふっ‥とにかく、ドラゴンはこのリナ様に任せなさいっ!!
さあ、ドラゴンとご対面よ!行くわよ、みんな!」

てな訳で、ドラゴンと対峙する一同。
ア「ううっ‥コワイです〜‥リナさん、これからど〜するんですか?」
リ「ふっ‥‥まっかせなさ〜い!では‥‥」
と、すうっと大きな息を吸い込むと‥大音量で叫ぶリナ。
リ「こらっ!そこのへっぽこドラゴン!!でかい図体して、ブレス吹くしか能がないんでしょう、あんた!
うずくまって、ブレス吐くだけであたし達を倒そうなんてねえ、百万年早いってーのよ!」
ゼ「こ、こら、リナっ!!挑発してどーするっ!!」
ア「そ、そーですよっ!!ドラゴンさんったら、頭っから湯気吹いて怒ってますよぉ‥
あれは、かなり怒ってますよぉ‥‥こ、コワイですぅ〜‥‥」
ガ「うわあ‥元々赤いけど、よっぽど腹がたったんだなあ。真っ赤っかになってるぞ」
委細かまわず、続けるリナ。
リ「やあい、やあい、へっぽこドラゴン!身体がでかいだけの無駄メシ食い!
見かけ倒しの弱虫ドラゴン!あんたなんかねえ、怖くもなんともないんですよ〜だ!!」
ア「うわあ‥‥怒った、怒った!」
ガ「立ち上がるぞ!」
グオオオオオオ!
一声吼えるや、力いっぱい、立ち上がるドラゴン!と。
ゴイ〜〜〜ン!!!
ア「あ‥‥‥頭、ぶつけた‥‥いたそ〜〜‥‥」
今居る場所が狭い事も忘れて、力いっぱい立ち上がってしまって、思いっきり頭をぶつけるドラゴン。
そのまま、悶絶する。
ガ「お〜、頭抱えてる。いやあ、頭抱えて痛がるドラゴンなんて、オレ、始めて見たぞ」
リ「ふっ‥‥勝ったわね。さあ、今のうちに、あのドラゴンの向こうにある、ドアまで行くわよ!」
ゼ「‥‥‥おい。戦わなくってもいーのか?」
リ「あら、なんで戦わなけりゃいけないのよ。ようは、ドアにたどり着ければい〜んでしょーが。
ほら、ぼやぼやしないの!ドラゴンが、立ち直る前に、行くわよ!」
ア「そうですよね、無駄な殺生はしてはいけませんっ!!これこそ、正義っ!!」
ガ「ま、楽なほーがい〜よな」
ぞ〜ろぞろと歩く一同。
ゼ「‥い〜のか?ほんとーに、これでい〜のか!?ラスボスをこんなに簡単にかわして、先に進んで、本当にい〜のかっ!!俺は、納得できん!!」
ぶ〜つぶつ言いつつ、歩くゼルガディス。
リ「‥まったく‥ゼルは、変な所で、律儀と言うか、真面目なんだから‥
そんなに言うんだったら、あんた1人で戦う?別に止めないわよ?
信義の為に、命を落とすのは、男のロマンなんでしょ?
ちゃっちゃと行って、ちゃっちゃと死んでらっしゃい。
あんたの為に、立派な墓は建ててあげるから、後の心配はいらないわよ」
それを聞くなり、スタスタ歩き出すゼルガディス。
ゼ「おい、何やってる。先を急ぐぞ」
と、真っ先に出口のドアから出て行く。
リ「まったく‥最初っから、素直にそうすればいーのよ」
ゼルガディスの後に続く、一同。


その頃。洞窟から離れた、とあるスタジオにあるミキサー室では、この番組のADが焦っていた。
「‥‥‥弱りましたねえ。こんなに早く、罠を抜けるとは‥誤算でした‥」
と。ADの後ろにある、ドアの方から、声がした。
「残念だったわねえ。あてが外れて」
「そ‥その声は、リナさん!!」
慌てて後ろを振り向いたADの目に飛び込んで来たのは、リナの姿だった。
「ど、どうしてここにっ!あなたは今、洞窟の中に居るんじゃなかったんですかっ!!」
「んっふっふっふ‥残念だったわねえ。こーいう、便利な物があんのよ」
そう言うなり、リナがピラリと取り出したのは‥
「それは‥レグルス盤!」
「そー言う事。実は、最初の剣の罠の途中で、あたしは抜け出してたのよ。
この、レグルス盤を使って、いかにもその場に居るよーに見せかけて、ね。
その証拠に、途中から、あたしの声はしていても、あたしは一切、手を出してなかったでしょ?」
「なるほど‥‥おかしいと思ったんですよ。リナさんが、あんなに大人しいなんて‥
それにしても、どうしてこんな手の込んだ事をしたんですか?」
「そりゃ、もちろん、あんたを出し抜くために決まってんじゃない、ゼロス」
不敵な笑みで、ゼロスを睨み付けるリナ。
そう。ADをしていたのは、あのゼロスなのだ。
「ふ‥‥さすがはリナさん。気づいてらっしゃったんですか」
「そりゃ〜ね。あのしゃべり方といい、自分の事を僕、なんて言う所といい、あんたしか考えられないからね。
それにしても‥本当のADはどーしたのよ。まさか、とは思うけど‥殺した、なんて言うんじゃないでしょーね」
「いえいえ。そんな事はいたしませんよ。『今回のAD役を譲ってくれませんか?』と交渉した所、快くお譲りいただけたんですよ」
「‥‥それって、ひょっとして専門用語で『脅した』って言わない?」
「まあ、そう言うかもしれませんねえ」
ニッコリ、いつもの笑みを浮かべるゼロス。
しかし‥リナには分かっていた。その目が決して笑ってはいない事を。
「‥‥‥全く‥‥まあ、いーわ。怪我さえ、させてないんだったら、それで。
それより、何だってこんな事をしたのよ。教えてくれる?」
「‥‥‥そりゃ、もちろん、楽しい番組を作るため、ですよ。
いやあ、楽しかったですよ?罠を考えて、それを作って、それにリナさん達が引っかかるのを見るのは」
それを聞くなり、嫌〜な顔をするリナ。
「‥‥ねえ、ゼロス。一度、あんたに言いたい事があったんだけど、聞いてくれる?」
「はい、なんでしょう、リナさん」
すました顔をするゼロスに、つかつかと近寄ると、リナはいきなり、大声で叫んだ。
「あたしは、あんたの玩具じゃなぁぁぁぁぁぁあいっっっっ!!!!!
い〜かげんに、し・ろ・おおおぉぉぉぉっっっっ!!!!!」
ぜ〜は〜ぜ〜は〜‥‥肩で息をするリナとは対照的に、耳元で叫ばれたにも関わらず、涼しい顔をしたゼロスは、
「いやあ、それではこれにて失礼します」
と言うや、帰ろうとする。
「ちょっと待ったあ!返事、せんかあいっ!!」
リナが止めるが。
「はっはっは。嫌だなあ、リナさん。あなたの言う事を聞く、とは言いましたが、返事をする、とは言ってませんよ。
それでは、僕もこー見えて忙しいので、これにて失礼しますね。また、会いましょう」
そう言うや、フイッ‥と消えるゼロス。
「あんたはねえ‥‥忙しいんなら、来るんじゃないわよっっ!!ってか、もう2度と来るな〜っ!!!」
消えたゼロスに向かって、喚くリナ。
ちょうどそこへ、レグルス盤から、ゼルガディスの声が聞こえてきた。
「おい、リナ。そっちはどーなったんだ」
「ああ、ゼル‥‥ゼロスなら、逃げたわよ。そー言うそっちこそ、どーなったのよ」
「ああ‥‥でっかい宝箱があるんだが‥これ、開けてもいーのか?」
でっかい宝箱。そー聞くなり、リナの目がキラリン!と光った。
「ちょっと待ったあっ!!今、あたしが行くから、それまで開けるんじゃないわよっ!!」
そー言うなり、ズドドドドドド‥‥‥とすさまじい勢いで走り出すリナ。
リナの走り去った後には、すさまじい砂煙が立っている。

ゼ「おい、リナ‥今から行くって、そこからここまで、どれくらいの距離があると思ってるんだ‥
おい、聞いてるのか、リナ!」
洞窟の奥深く。最後の部屋の中で、ゼルガディスはレグルス盤に向かって声を掛けたが、リナからの返事はなかった。
ア「ゼルガディスさん、リナさん、なんて言ってるんです?」
ゼ「ああ‥それが、『今から行くから、それまで宝箱を開けるな』って言ってから、連絡が取れんのだ」
ガ「待ってれば、そのうち、来るんじゃないのか?」
の〜んびり、いつもの口調で話すガウリイ。
ゼ「いや、しかしだなあ、あそこからここまで、どれくらいの距離があると思ってるんだ。
1時間や2時間で来れる距離じゃない‥‥」
と、その時。
ズドドドドドド‥‥‥
どこからか、地鳴りのような音が聞こえてきた。
ガ「なんだ、なんだ、なんだ?まさか、地震じゃないだろ〜な〜」
慌てるガウリイ達の目の前に現れたのは。
リ「ちょっと!宝箱はどこよっ!!」
ゼ「リ‥リナ!?お前、一体、どーやってここまで来たんだっ!!」
リ「そりゃ、走って、だけど」
ゼ「は、走ってって‥‥‥」
絶句するゼルガディス。それはそーだろう。
なにしろ、まともに移動していたら、2時間以上はかかる距離をほんの数分で走って来た、と言うのだから。
一体、時速何キロで走ってきたのやら。
リ「ふふふふふ‥そりゃ、お宝のためなら、なんでもするわよ。決まってるでしょ。
それよりも‥これね?宝箱、ってのは」
リナの目の前にあるのは、RPGなどでおなじみの、あの、宝箱である。
リ「ふっふっふっふ‥‥一体、何が入っているのかしらねぇ‥‥
た〜のしみ〜〜(は・あ・と)」
ア「そりゃ、もちろん、正義の為になる物が入っているんです!」
ゼ「ゼロスがそんな物、用意するか?‥きっと、クレアバイブルだろう」
ガ「なんでもいーぞー。この後、おいしい物が食べられれば‥」
それぞれが勝手な事を言っている。
リ「んっふっふっふっふ‥‥あたしのお宝〜(はあと)」
ゼ「おい、あたしの、って、俺達に分け前はないのか?」
後ろからゼルガディスが声をかけるが、すっかり自分の物にする気、200%のリナ。
ア「ゼルガディスさん‥諦めた方がいいんじゃないですか?」
すっかり諦めモードのアメリア。
ガ「お〜い、リナ。なんでもいーから、早くしてくれよー。オレ、腹へったぞー」
我関せず、のガウリイ。
そんな一同の見守る中、リナは宝箱を開いた。
ギギィ‥‥
きしんだ音と共に開いた、箱の中には‥‥‥
リ「なによ、これえっ!!!」
金貨が1枚こっきりしか、入っていなかった。
ア「なあんだ‥がっかりですね。見かけ倒しだったんですね」
ゼ「‥だがあれは、レティディス公国の公用金貨だぞ?結構な値で売れるはずだ」
リ「それにしたって、金貨1枚よ、金貨1枚!あんなに苦労したのに‥‥
これじゃ、割にあわないわよおっ!!!」
叫ぶリナ。
そんなリナの耳に、情けない声が聞こえてきた。
ガ「な〜、リナ〜、なんでもい〜けど、腹へった〜〜」
リ「‥‥‥‥ふっふっふっふ‥‥‥そ〜よね‥叫んだって、どーにもならないわよね。
こ〜なったら、ヤケじゃあっ!!食って、食って、食いまくってやるうっ!!」
ガ「よっしゃあっ!!そう来なくっちゃあ!」
ゼ「‥しょーがない。つき合ってやるか」
ア「もちろん、私もお供します!」

リ「それじゃあ、近くの旨い物がある店‥って、どこだろ。まーいーや。行ってみれば分かるでしょ!
そこへ向かって、出発よおっ!!」
ガ「おうっ!!」
勢いよく、走り出すリナとガウリイ。
ア「あ〜ん、待ってくださいよぉ。置いてっちゃ、イヤですぅ!」
後を追う、アメリア。
ゼ「ふっ‥‥結局、いつものパターンで終わりか‥それも、悪くないな‥
おい、待て。お前ら、このあたりの地理、分かってるのか!」
あくまでもマイペースで後を追うゼルガディス。

こーして、彼らの冒険(?)は終わりを告げたのだった。
しかし、彼らの冒険はまだまだ続く。
それを見たい、と思う人が居る限り。永遠に‥‥
                      END

******************************

お‥終わったあ‥‥‥
いやあ、一時は終われるかどーか、本気で心配しましたよ。
途中で放り投げよーかと、何度思った事か。
しかし‥途中では終わらせたくない。とにもかくにも、話を最後まで書きたい。読んでくださってる方のためにも。
その一心で、なんとか終わらせました。いや、安心しました。
これで心おきなく、連載終了出来ます。

‥そう、残念ですが、スレイヤーズラジオはこの回にて連載を終了させて頂きます。
いやあ、いい加減、ネタがなくなっちゃって。それに‥何か、今、小説、書く気になれないんですよ。
まあ、そのうち、回復するかとは思いますが、それまで皆さんを待たせる訳にもいかないので‥
連載、という形は終了させて頂きます。
まあ、また、特番、って形でネタを思いついた時に、投稿しますので。
それにてご了承願います。

今まで、この話に色々とネタを提供していただいた、皆さま。
本当に有り難うございました。
それでは、これにてお別れになります。
また、どこかでお会いいたしましょう。
では、これにて。龍崎でした。

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17391なにいぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!猫斗犬 E-mail 2001/10/4 11:04:54
記事番号17390へのコメント

>これで心おきなく、連載終了出来ます。
>
>‥そう、残念ですが、スレイヤーズラジオはこの回にて連載を終了させて頂きます。

 なにいいいぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!!!!!

 どんがらびっしゃああぁぁーーーーーんっ!!

舞 「おんや?雷?」

 しゅう〜ぶすぶすぶすぶす…

達也「おお〜い。誰だあ。こんなところにゴミスス捨てたのは?」
舞 「あたしじゃないけど…」
雪菜「しらなあ〜い」
達也「んじゃあ…このゴミススは一体…」
 わたしはゴミススではないんですが…
全員『げ!ゴミが喋った!!』
 え〜ん…ゴミじゃないですうぅ〜
達也「なんだ…猫斗犬か…」
舞 「じゃあ…やっぱり…ゴミじゃない…」
 しくしく…
 …いいんだ…いいんだ…
 …どうせ…僕なんか、僕なんか…
 その辺に転がってるコロコロ○ミッ○スの親戚で…
 バカで、あほで、間抜けで、おたんこなすで…
 天然記念物取扱書キメラなんだ!
 がおおおぉぉぉーーーーーっ!!!
雪菜「あ…火いぃ吹いてる…」
達也「怪獣か?こいつは…」

********************************************************************

 はっ!
 思わず、取り乱してしまった…

 どうもです。ご無沙汰です。猫斗犬です。
 【スレイヤーズラジオ】連載終了なのですか?

>‥そう、残念ですが、スレイヤーズラジオはこの回にて連載を終了させて頂きます。
 本当に寂しいです。

>いやあ、いい加減、ネタがなくなっちゃって。それに‥何か、今、小説、書く気になれないんですよ。
 わたしも…ネタが無くて…新しく募集したばっかりなんですが…

>まあ、そのうち、回復するかとは思いますが、それまで皆さんを待たせる訳にもいかないので‥
>連載、という形は終了させて頂きます。
>まあ、また、特番、って形でネタを思いついた時に、投稿しますので。
>それにてご了承願います。
>今まで、この話に色々とネタを提供していただいた、皆さま。
>本当に有り難うございました。
>それでは、これにてお別れになります。
>また、どこかでお会いいたしましょう。
>では、これにて。龍崎でした。
 しくしく…了解しました…
 解ります…ネタが無くなって…苦悩する日々…
 連載が遅れてしまったがために、出演者たちにぼこぼこにされる、痛み(え?違う?)
 はい…またいつか…龍崎さま…

 ………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…ところで…
 【あんだ〜ば〜EX】のほうどうしよう…
 一様、【スレイヤーズラジオ】の裏番組として連載していたものでありま
すし…
 ………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…リニューアル化…やめちゃおうかな…


 …それと…龍崎さまのこのツリー下にある【ぼひゅ〜】の内容につながる
のですが…
 以前に何度かお送りさせていただいた、
  【出張・あんだ〜ば〜EX】
 を他の方たちの作品と一緒に、1つのツリーとして、まとめさせてもよろ
しいでしょうか?

 …ではでは…またいつか…出会えることを夢見て…

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17398どぅおええええぇっ!!龍崎星海 2001/10/4 22:52:21
記事番号17391へのコメント

> どうもです。ご無沙汰です。猫斗犬です。

はい、ご無沙汰しておりますねえ。龍崎です。

> 【スレイヤーズラジオ】連載終了なのですか?

はい、実は‥そうだったりして(テヘ)

>>‥そう、残念ですが、スレイヤーズラジオはこの回にて連載を終了させて頂きます。
> 本当に寂しいです。

そう言っていただけると嬉しいんですが、ちょっと続けられそうにないので‥
「いつの間にか消える」よりは、きちんと「終わらせ」たかったんです。

>>いやあ、いい加減、ネタがなくなっちゃって。それに‥何か、今、小説、書く気になれないんですよ。
> わたしも…ネタが無くて…新しく募集したばっかりなんですが…

ははは‥タイミングがちょっと悪かったかなあ‥
すみませんねえ。
実は、1ヶ月も前から、この特番が終わったら、連載終了する気でいたんですけど‥
特番が終わらなかったので、連載終了も延びた、という事情があったりして。

>…ところで…
> 【あんだ〜ば〜EX】のほうどうしよう…
> 一様、【スレイヤーズラジオ】の裏番組として連載していたものでありま
>すし…
>…リニューアル化…やめちゃおうかな…
> …それと…龍崎さまのこのツリー下にある【ぼひゅ〜】の内容につながる
>のですが…
> 以前に何度かお送りさせていただいた、
>  【出張・あんだ〜ば〜EX】
> を他の方たちの作品と一緒に、1つのツリーとして、まとめさせてもよろ
>しいでしょうか?

「あんだ〜ば〜EX」をまとめるのは、OKですよ。
リニューアルもしてもらいたい位ですけど‥元番組が終わったのに、裏番組だけやる、ってのも変って言えば変ですよね(笑)
まあ、やるかどうかは猫斗犬さんのご判断にお任せいたします。

> …ではでは…またいつか…出会えることを夢見て…

そうですね。また、気が向いたら戻ってまいりますので、その時はまたよろしく。
‥ところで。使わなかったネタがあるんですけど、使いますか?
これは、たぶん書く人ごとに内容が違ってくるので、ダブってもOKだと思いますので‥
そのネタとは‥大宴会です。
もう、ありとあらゆるキャラが入り乱れての、ハチャメチャ大宴会!
なんでもアリアリのしっちゃかめっちゃか宴会なんて、どーでしょう。
考えるだけでも面白いですよ。書く気力がないので、書きませんけど(笑)
それでは、これにて。龍崎でした。

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17397うきゃあああああああああっ!ねじばな E-mail 2001/10/4 22:40:05
記事番号17390へのコメント

お久しぶりです。ねじばなです。

終わっちゃうんですかあああああああああっ!楽しみにしてたのにっ!

・・・いや・・・わがまま言っちゃいかんな・・・
私だってその時の気分で書けるときと書けないときってあるわけだし。

特番をじっくり待つことにします。

・・・・・・そーいや、あんだーばーの方の料理バトルってどうなったんだろ?

いやそれはおいといて。
今までご苦労様でした。

募集して何かを作るって、結構大変ですよね。(←キャラを募集して小説に乗っけてた人)

それでは、短いですが、またいつか、お会いしましょう。

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17399うにゅわああぁぁぁぁぁっ!!龍崎星海 2001/10/4 23:02:21
記事番号17397へのコメント

> お久しぶりです。ねじばなです。

お久しぶりですねえ。龍崎です。

> 終わっちゃうんですかあああああああああっ!楽しみにしてたのにっ!

うう‥‥ずびばせん‥‥終わっちゃうんです‥‥

> ・・・いや・・・わがまま言っちゃいかんな・・・
> 私だってその時の気分で書けるときと書けないときってあるわけだし。
> 特番をじっくり待つことにします。

ううっ‥‥ありがとうございます‥‥ごほごほごほ‥(とわざとらしく咳きをする)

> 今までご苦労様でした。
> 募集して何かを作るって、結構大変ですよね。(←キャラを募集して小説に乗っけてた人)

う〜ん、そうですねえ。応募した人の考えてる事と、違ってきちゃう場合が多いですからねえ。
まあ、私は心楽しくやってましたが。

> それでは、短いですが、またいつか、お会いしましょう。

そうですねえ。また、お会いしましょう。では、これにて。

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17455ありょ。れい URL2001/10/9 19:18:09
記事番号17390へのコメント


 今晩和。

 御苦労様です。
 まあ残念ですが…またお会い出来たら幸いです。
 それにしても、…折角チョコレートケーキ作ったのに…
 10は軽くあるんですけど。

 御願いします食べに来て下さい(笑)

 ではこれにて(短っ!)。
 かしこ。

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17466チョコレートケーキ争奪戦龍崎星海 2001/10/10 01:04:19
記事番号17455へのコメント

チョコレートケーキが10個‥‥
おおっ!!目の前に‥‥ううっ‥嬉しすぎるっ!!
感涙にむせんでいると‥‥
「ケーキよおっ!!」
「うおおおおっ!!ずるいぞ、リナっ!!オレにも食わせろぉ〜っ!!」
どがっ!!
轟音と共に、壁が崩れて、そこから現れたリナとガウリイ。
作者をイスから蹴落として、テーブルの上のケーキをむさぼり食う。
ガツガツガツ!むしゃむしゃむしゃ!
「ちょっと!ガウリイ!人の分にまで、手を出さないでよっ!!」
「なにおおっ!!オレはまだ、3個しか食ってないぞっ!!」
「あんた、いつも返事するだけで楽してるから、割り当ては3個よっ!!
後は全部あたしんだから、手〜ださないのっ!!」
「そんな事、誰が決めたっ!!」
「たった今、あたしが決めたっ!!」
『あ‥あの、ちょっと‥‥』
床に蹴落とされた作者が声を掛けるが、2人は全く聞いていない。
「そんな物なあ、早い者勝ちに決まってるだろおっ!!」
言うやいなや、4個目を手に持つや、グワバッ!!と口を開けて、一気に食べるガウリイ。
(ちなみに‥ケーキはホール‥つまり、丸ごとである)
「おにょれ、ガウリイっ!!こーなったら、あたしも負けてらんないわっ!!」
そー言うや、リナも負けじと大口を開けて、ケーキを丸ごと口の中に入れる。
テーブルの上に残ったケーキは後2つ。
それを間に挟んで、睨み合うガウリイとリナ。
『あ、あの〜‥リナさん、ガウリイさん‥私の分はどーなるんでしょうか‥‥』
横からそぉうっと声を掛ける作者。
それに、リナは冷たい声でこう答えた。
「ンなもん、あると思ってるの?」
『そ、そんな〜‥私のおかげで、お2人はラジオ番組に出られたんですよ?
1個‥とは言いません。せめて、1切れくらいはケーキ下さいよぉ‥‥』
「んっんっんっんっ‥‥あに言ってるかなあ。人をさんざんタダ働きさせたくせに‥
くれっくらいで許して上げるんだから‥ああ、リナちゃんって、な〜んて心が広いのかしら!!」
『どこが‥‥』
「‥今、何か言った?‥‥」
静かな物言いだが、リナの後ろには黒いオーラが立ち上がっていた。
『いえ‥何も‥‥』
「‥ふん‥わかればいーのよ。さてっと‥‥」
と、リナがテーブルの方に向き直った時。
テーブルの上には、既にケーキの姿はなかった。
最後の1個が、ガウリイの口に入ろうとしていたのだ。
それに気づいたリナが、声を上げた。
「あああああ‥‥ガウリイっ!!あにすんのよっ!!」
だが。ガウリイはおかまいなしに、ケーキを口に入れた。
もぐもぐもぐ‥‥ゴックン。
「あー、おいしかった(はあと)」
‥‥‥
こ、これは‥逃げた方がいいようです‥‥
コソコソコソ‥‥私が逃げ出すと。
その後ろから、リナの叫び声が聞こえた。
「ガ・ウ・リ・イ〜‥天誅〜〜っ!!」
ちゅど〜ん‥‥‥
どうやら、ガウリイさんはリナさんのファイアーボールでお空の星になったようです。
‥あー危なかった。もう少しで巻き込まれる所だった。
とは言え‥しくしくしく‥ケーキ10ホールもあったのに、結局、1切れも食べられなかった‥


てな訳で、れいさん、ケーキは無事、全部なくなりましたのでご安心を。
‥それにしても。レス返しで小説、書いてどーするんだろ(笑)

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17479ふええええ。れい URL2001/10/10 22:08:14
記事番号17466へのコメント


 今晩和。

 ええと…ケーキを処分して頂けて有難う御座います(TT)
 はあ…こんなことなら1つくらい隠すべきでした…。

 ゼルガディスさんやアメリアさん達にも差し上げたかったんですけど…。
 
 毎日レシピを勉強して、また出会える機会があれば他のケーキを持って参ります…多分。

 今度はリナさん達に全部食べられない様に幾つか予備を残しておきますが…。

 ではこれにて。
 かしこ。