◆−三回目(笑)エル様漫遊記番外編♪−かお (2001/10/9 20:17:04) No.17457
 ┣エル様漫遊記・番外編・3−かお (2001/10/9 20:18:44) No.17458
 ┗ついでに、次も(笑)エル様漫遊記番外編♪4−かお (2001/10/12 20:52:03) No.17507


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17457三回目(笑)エル様漫遊記番外編♪かお E-mail 2001/10/9 20:17:04


こんにちわ♪ツリーが落ちたので、次の話のアップまで(笑)
これ、はっきりいって、自分でもねよー、意味が分からん・・(まじで・汗)
ま、これは、パロ版ではないので、もし、読んでもいーよ。
という、人が読んで下さい・・・。
・・ああっ!!石なげないで!?
ただ、昔の話が書きたかっただけなのよー(泣)
ではでは。

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17458エル様漫遊記・番外編・3かお E-mail 2001/10/9 20:18:44
記事番号17457へのコメント

こんにちわ♪
第三弾!!「エル様漫遊記・番外編」!!今回は、完全オリジナルー♪
とゆーわけで、意味が分からないかもしれません(笑)←それでいーのか!?
ではではでは〜♪
ちなみに、悩んだ、結果、エル様が暇つぶしに人間になる前の話なのです♪
したがって、ガウリイやアメリア、ゼルガディスといった人々は出てきませんのです♪
次ごろに、ナーガと一緒の旅のエピソードを打ち込もーかと(はあと)
さて・・・・・(汗)
どんだけ、長くなるのであろーか???検討もつかない・・・・。
ではでは、いきますのです♪

###########################################

エル様漫遊記・番外編(3)

「目覚めました―。」
報告を受けたのはつい先日。
面白半分でそこを覗いてみると、かなり面白そうなことをあいつはしでかしていた(笑)
・・・面白そっと♪あたしも降りちゃえ♪
そして、あたしは暇つぶしと、Sの監視をかねて。『赤の世界』へと降りていった。

「すみませんねー・・。このまま、滅んだのでは、スィーフィード樣に申し訳がないのでねー・・。」
歳をとった女性が話す。
「くっ・・。うかつだった!!スィーフィードの四分の一の力をもつ、お前にまだ、そこまでの力が
残っているとは!!」
Sがわめく。
Sの言葉も終わらぬうちに、
ぱきぱきぱきぴしぴしぴっしいいぃぃぃぃんんん!!!!
Sの周りを凍りが覆う。
「―・・っ!?魔王様!?」ガーヴが叫ぶ。
ガーヴもまた、力の媒体に使われたので、もはや、精神世界(アストラルサイド)からのみの
叫びであった。
「さてと・・。どーやら、私もここまでのよーですわー・・。でも、その前に・・。」
「な・・っ?!何をする!?水竜王ラグラディア!!?」
「他の竜王の為にも・・・。魔竜王・・あんたをどうにかしておかないと・・ね・・・。・・それに・・。」
言って、ラグラディアは最後の力を振り絞って、ガーヴを人間にへと転生させる。
自らの心の欠片を媒体にしてー・・。
「今の私にできるのは・・ここまで・・・。・・またね・・・ドルス・・・。」
そう言って、ラグラディアは混沌へと沈んでいった。

「ちっ。中途半端なことを・・・。」
人間に面白半分で加勢してしたあたしは、S達の決着がついたのに気づく。
他の人間は、デーモン共との戦いにあけくれていて、あたしの方にまで、気を回していない。
「・・・・やっぱ、認めるわけには、いかないわよねー・・。」
中途半端な想いを抱いているまま、滅ぶのは、あたしは認めていない。
ましてや、それが、赤の竜神スィーフィードの直属の部下である水竜王ラグラディアならなおのこと。
スィーフィードも以前、Sを封印しただけで、戻ってきたので、少々、お説教(お仕置き)をして、
世界にもどしているのである。
なさけないにも、自分の力が分断されてるとかいって、今は人間になってたりするが。
どうやら、自分の力の欠片を集める手段らしいのだが・・。
何、考えてるんだろ?あたしの部下って??
とにかく、誰も気づいていないよーである。この戦いの決着が、今、カタート山脈でついたとゆーことに。
今のうちに♪
あたしは、あたしの空間へと戻る。もちろん、お説教をするためである。
うきうき♪そーいや、今度はこれでやってみよっと♪
あたしは、道具を手に取る。それは、ある世界で発売された、『原子配分分断機』
魔族や神族に試したことってまだないのよねー♪
「・・・私は滅んだんでしょーか?」ラグラディアが言う。
ここは、混沌の中。
全ての存在は、必ず、ここから生まれ、戻ってくる場所である。
つまり、あたしの中ね。
「あら♪そんな、中途半端で滅ぶの認めるとでも思ってるの?ラグラディア♪」
ずざああぁぁぁぁ!!!!一気に血の気が引いてゆくラグラディア。
「エ・・エエエエル様!!??」
驚きの声を上げるラグラディア。
「まったく・・・。Sといい、スィーフィードといい、しかも、あんたといい・・・。
どーして、そー中途半端なことをするのかなー♪んっ(はあと)」
あたしは詰め寄る。
「あわわわわわわわわ!!???」口をばくばくさせているラグラディア。
「さてと♪ってことで、お仕置きタイムね(はあと)」
あたしは、例の機械を使って、試してみる。
「うぎゃああああああぁぁぁぁぁ!!!!!・・・・・・」
悲鳴を残しつつ、消えかけるラグラディア。
あ、神族にも有効みたい♪今度、直下の部下でも試してみよっと♪
ちっ・・。しかし・・・なっさけないわねー・・。ラグラディアは・・・。
ま、消滅はさせないっと♪
「あぅあぅ・・・・。(涙涙)」
ラグラディアは涙を流しているのだが、なんでだろ?
ま、いーわ。
そうして、しばらく、あたしはラグラディアにお説教をほどこして、彼女を世界に落とし帰した。
なんだか、落ちた衝撃か、ばらばらに魂がなってしまったのだが。
でも、滅んではいない。
そして、『記憶』はカタートのある地点と、その他の数点にと、分かれて落ちてゆく。
その内の一つが、精神世界と物質世界の狭間に落ちてゆく。

これが、後々、人間達などが、『異世界黙示録(クレアバイブル)』と呼ばれるオリジナルである。

所変わって、
「んっ!?エルスィ殿はどうした!?」
よーやく、あたしが協力してた、人間の部隊があたしの不在に気づく。
「姿が見えません!!」
いまさらながら、騒ぎ立てている。
「まさか、魔族にやられたのか!?」叫ぶ部隊長。
『あ、それは、絶対にありませんです。』
あたしと行動を共にしていた、何人かの人間が言う。
「・・・?なぜ、そー、言い切れる?」不思議そうな部隊長・コライト。
「だって・・。」「なぁ・・。」顔を見合している数名の兵士や魔道士達。
「だって・・あの、『エルスィ=ロード=チャオス』殿って・・むちゃくちゃ強いですよ?」
一人の魔道士が言う。
「何しろ、中級魔族を棒一本でどついてましたし・・。素手でも・・・。それで、ダメージを与えてましたし・・。」
「他にも、何も呪文を唱えずに、敵を吹っ飛ばしたり・・・。」
うんうん。うなずいている数名の人間達。
「はっきりいって、魔族が唱える呪文、かき消してましたしねー・・。かなりの高等呪文ですよ。
『消去呪文(イレイズ)』は。」
「しかも、カオスワーズだけで、それをやってのけてましたし・・・。」
「・・・・・お゛い・・・。本当に人間か!?エルスィ殿は・・(汗)」
コライトはうなる。
『さあ?でも、魔族でも、神族でもないよーですし。』
みごとに声をハモらせて答えている。
そりゃそーだろう。あたしはどれでもないし、裏を返せば、どれでもあるのだから。
「あ。もしかして、この魔族が張ったと思われる結界の中にいるのでは?」
一人の魔道士が結界を指差して言う。
彼らがいるところは、『滅びの砂漠』今は、冥王が結界を張っているので、彼らでは、
身動きがとれなくなっているのである。
結界の近くまではいくものの、もののみごとに瘴気にやられて、手が出せないでいるのである。
実は、彼らは、結界の中の人間なのだが。たまたま、結界の外で戦っていたときに、
結界が強化されてしまって、どうにもならなくなっているのである。
「う゛ーん・・・・。どうしたものか・・・・。」悩んでいるコライト。
そこに、あたしがまたまた降臨・・もとい、戻って(?)いく。
「あら♪何、悩んでるの?コライト部隊長♪」
あたしは、わざとらしく、しかし、不信におもわれないよーに振舞う。
『エルスィ殿!!?』
その場の全員が叫ぶ。
「やっぱり、無事でしたねー。」何人かが、うなづいている。
・・・あんたらね〜・・・・。
「い・・いや、実は、どうやって、この結界の中に入る・・もとい、戻ろうかと・・。」
思案顔のコライト。でも、あたしについての追求はしてこない(笑)
聞くのが怖いみたいである(笑)
「なーんだ♪そんなこと♪」
ふぃっ!!!
あたしは、ある力(らしきもの)を結界に向けて放つ。
別にそんなことしなくても、いーのだが。人目対策である。(笑)
あたしの放った、『力』は道の形となり、結界をつきぬけて、自由に通れるようになっている。
『どえっっ!!??』
混乱したのか、叫ぶ人間達。
「さってと♪さっさとしないと、『道』消えるわよ♪」
あたしの言葉に、今のあたしの呪文(?)の追及よりも、急いで、部隊の人間は道を渡って、
結界の中へと戻ってゆく。
あたしは、全員が戻り終えたときに、道を消しておく。
ちなみに、あとで、確認にきた、フィブリゾをいじめたことは述べておく。

しばらくして、あたしは、部隊から退出(?)した。
「他にもやることが、ありますので♪」あたしが言うと、なぜか、皆は、放心状態になってたままだったが。
どーも、すんなり、冥王の結界を突破できたことで、放心状態におちいっているらしい。
んなのあたしには、関係ない。
あたしがすることは・・・ふふふふ♪
Sのやつー♪よーやく、復活したと思ったら、あっさり、封印なんかされちゃって・・・。
やっぱ、お仕置きしとかないとねー♪
そして、あたしは、カタートのSの所へと出向く。
「んっふふふ♪覚悟はいーわねー♪部下S♪」
あたしは、さっき、ラグラディアで試した機械を使って、Sをどついておく。
『・・・・・・!!!!!????』
Sの周りに集まっていた、S直属の部下達にも、ついでに、どついておく。
「もっちろん♪あんた達、全体責任ね(はあと)」
あたしの言葉に、
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!』
声ではない声の悲鳴が精神世界と物質世界に響き渡った。

たった、あれだれのことで、しばらく、百年間ぐらい、Sの腹心達は、物質世界への干渉力をなくしたらしい。
・・・・・・情けないったら・・。まったく・・・・・。ぶつぶつ・・・・。

その間に、水竜王の長老だったミルガズィア達は、狭間の世界に迷い込んだ『知識』と出会い、
それを守っていくことにしてたりするのだが。

あーあー・・。やっぱ、暇よねー♪
そだ♪ついでに、ここの世界でちょっと遊んでいこっと♪
あたしは暇つぶしを兼ねて、しばらく、赤の世界を視察してくことにした。
やがて、火竜王ヴラバザードが治めている土地にと移動するあたし。
「はー・・。次は、どこいこっか・・。」
はっきりいって、暇つぶしなんぞ、そうそう転がっているものではない。
なぜ、あたしがここにきたかとゆーと・・・。
面白そ〜なことを、火竜王に仕えている黄金竜が起こそうとしてるからであるのだが(笑)
あたしは、とりあえず、目的地のある神殿の近くの湖のほとりに立っている。
今度は、どんな、世界を創ってみよーか。などとおもいながら。
すると、
「あの・・もし?見たところ、人間のようですが、何の御用ですか?女性の一人歩きは危険ですよ。
とくに、ここは、冷え込みますし・・・。どうでしょうか?私達の神殿で、今夜は泊まっていかれては?」
あたしに声をかけてくる存在がいる。
・・・・。なるほど。
古代竜エンシェントドラゴンの神官長の第一子・ローズ=トゥエル=コプトゥーラである。
正等なエンシェントドラゴンの聖位一位の巫女である。
そーいや、彼女、今、卵・・産んでるんじゃなかったっけ?
(竜族は卵から子供が孵るのだ。)
「そう?じゃ、お言葉に甘えて(はあと)」
あたしが振り向くと、ローズは思わず、ため息を漏らした。
どーやら、完璧非の打ち所のないあたしをみて、驚いたらしい。
ま、そりゃーね。この姿、知ってるのは、ごく限られた一部の存在だし。
それに、この姿、はっきりいって、自慢ではないが、ものすっごい美人だし。
「あ・・あの・・えっと・・。」言葉に詰まるローズ。
「んと・・。そーねー・・。『エル』とでも、呼んどいて。あたしのことは♪」
あたしは彼女に言う。
「エ・・エルさん・・ですか?あの御方と・・同じ呼び方・・とととっ!!」
あわてて、口を押さえているローズ。
本人だってことは、黙ってよっと♪そのほーが、面白いし♪
「こちらです。」ローズはあたしを神殿に案内する。
そーいえば、この神殿の中に入るのって・・えと・・何千年ぶりだっけ?
確か・・あれは、・・あ、そっか。出来た当時だったよなー・・・。
一万年前ぐらいか。・・いや、もっと前?
神魔戦争より前だったからなー。そーいえば、あたしがハッパかけたんで、Sとスィーフィード、
本格的に戦ったんだったっけ・・・。
しかし、それで、Sは七つに分断されて、スィーフィードは力を大半失って、人間になってるんだから・・。
しゃれになっていない。情けない部下達である・・・・。
星ひとつぐらい、さっさと、滅ぼせよな・・・。何十個目の銀河だと思ってるんだろ?
まだまだ、彼らにまかせている、この『小宇宙』(あたしがかってに命名♪)は、
広いんだし・・・・・。

しばらく、そのまま、その神殿に留まることにしたあたし。
しかし・・彼女、ローズ、気に入ったわ♪
気軽にお茶のみ友達になってるし♪・・まだ、正体、話してないけど・・あたしの。
彼女の子供(卵)も、そろそろ孵るころ。
ってことは・・・そろそろかな?
バカな会議・・してたもんねー・・・。火竜王に仕えてるやつらが・・・・・。
ここにある、ガルヴェイラをどうとでも、手に入れたいらしーのだが。
・・・・何、考えてるんだろ?『あやつ』は部下Dの部下なのに・・・・。
分かってないんたろーなー・・・。ただの武器だと思ってるみたいだし・・・。
やがて、ローズの子供が卵から孵る。
「えるさん。この子、『ヴァル』って、名づけましたのよ♪」
ローズが嬉そ〜に言う。
ローズの腕の中で、すやすや眠っている幼生体の古代竜―。
しあわせそーな、顔して・・。くすっ♪
「ね。ローズ、時々遊びにきてもいーい?」
あたしがローズに言うと、
「いいですよ。あ、でも、人間に、ここまではきついのでは?それに、
なんだか、世界が不安定になってますし・・。」
心配そうに言うローズ。
どうやら、この星の状態をいっているらしい。
彼女達、古代竜は、戦いを好まない一族なので、この前の、『降魔戦争』には、参戦しなかったのだ。
あと、別の理由として、彼女達は、どちらかというと、スィーフィードに直属に仕えてたので、
はっきりいって、かなり強い。
簡単な、高位魔族くらいならば、あっさり倒せるほどの実力をもっている。
んーと・・・。そだなー。竜神官や、竜将軍と同じくらいと思ったら早いだろう。
ちなみに、一竜で、黄金竜数選匹相当の力をもっている。
「んじゃ♪決定ね♪ときどき、遊びにくるから♪」
一度、あたしは、神殿を去り、チョクチョク、そこに遊びにいくよーになった。

ある日。
いつものよーに、あたしが遊びにきていると、にわかに騒がしくなる。
―ちっ・・。始めたか・・・。あいつら・・・。このあたしの楽しみじゃまするなんて・・ねー・・。
ばたん!!!
「大変です!!火竜王の黄金竜達がこちらに向かってきています!!
しかも、戦闘態勢です!!」
神官の一人があわてて、部屋に入ってくる。
「・・・・・?!状況は!!?」
顔を青ざめるローズ。
「・・重体者が数名!!ローズ様は、ヴァル様をつれて、逃げてください!!」
神殿に仕えている竜が言う。
「エルさん!!いそいで、ここから、離れてください!!私は、皆と共に、戦います!!」
ローズは、ヴァルに口付けして外にでようとする。
・・・・自分の心配より、他の心配か・・・。
・・・・気に入った!!!
「あら♪あたしも手伝うわよ♪ついでに、ちょっと、細工も・・ね(はあと)」
あたしは言って、立ち上がる。
「エルさん!?相手は、黄金竜ですよ!?貴女に何かあったら!!!私、自分が許せません!」
ローズは叫ぶ。
「あー。大丈夫だって♪何人もこのあたしに傷ひとつ、つけることさえ出来ないんだから♪」
あたしが気楽に言うと、
「そんな?!何を言って??!!」
どうやら、あたしが冗談を言ってると思ったらしく、ローズがわめく。
実は、未だにあたしの正体・・教えてないからだろーが(笑)
「まーまー。ともかく、案内してくんない?その怪我竜のとこに(はあと)」
あたしの言葉に動揺しつつも、
「そこまでなら・・。」といって、ローズはあたしを案内してくれる。
本当は、何処なのか、分かってるんだけど・・ね。
思ったとおり、すでに、数人があたしのところへ戻ってこよーとしている。
「はいはい♪ローズに免じて、戻るのは許さないっと♪あんた達、まだ、死ぬのはなしね(はあと)」
あたしが言うと、
すでに、息を引き取っていた竜達も生き返ってゆく。
実は、混沌から追い返したのだ(笑)彼らを。
『!!!!!????』
声をだして、叫びにならない、叫びをあげるローズやその他の古代竜達。
さってと・・・。
あたしは、この区域にある細工をほどこしておく。
もちろん、そんなことは、絶対にローズ達には分からないであろう。
あたしは、今ここにいるのだから(笑)
しばらくすると―。
「黄金竜達が消えたぞ!!??」一気に騒がしくなる。
どたばたどたばたっ!!!!
にわかに、大騒動となる神殿内。
でも、それからのち、一切、戦闘態勢の竜や人間は現れなくなった。
・・・・当たり前である。実は、あたしが、細工をしたのは、この近辺。
十日もすると、さすがに神殿は落ち着きを取り戻した。
「あ・・あの?エル・・さん?この前のは、一体??」
ローズがあたしに聞いてくる。
どうやら、あたしが生き返らしたことのよーである。
「あ、あれ?ただ、追い返しただけ♪あたしの中から。」
あたしが言うと、
「貴女の・・・中って・・・え・・・え・・・えええっ!!!???」
どうやら、一つの結論にたどり着くローズ。
「あら♪よーやく、分かった?そ♪暇だから、ここに降臨してただけ♪あ、でも、ローズ、
貴女とは、いーお友達になれてよかったわ♪」
「ままままさか・・あああの、エルさん・・もしかして・・・一緒なのではなくて・・・(汗)
・・・・・・・・・御本人様です・・・か!!??あの・・御方と・・・(滝汗)」
ローズがあたしの言葉に顔色を変えて言ってくる。
「そよ。」あたしのあっさりした返事に言葉を失うローズ。
「あ・・あ・・あああぁぁぁぁぁ!!!!!????」
なんだか、パニックになってるんだけど・・・。
ま、いっか。

所変わって。ここは、火竜王の神殿。
いきなり、上空に黄金竜の大群が現れる。しかも、さきほど、出発したばかりの面々が。
「何をやっておる!!」最長老が一括するが、何回出発しても、絶対に神殿の上空に
竜達は戻ってくる。
さすがに、それが、十日以上も続くと、あせりの色が見え始めている。
「一体・・??!!」ようやく、異常に気が付いたようである。
とのあえずと、精神世界から、エンシェントドラゴンの神殿を視て調べる最長老。
「・・・・な゛っ!!??」
完全に絶句した。
なぜなら、一切、様子が視ることができないのだから。
当たり前である。実は、あたしは、神殿に少しでも、敵意を持っている存在は、近づけないよーに、
また、視れないよーにしたのだから。
しかし・・・・。このあたしの数少ない、「お茶のみ友達」に手を出すなんてねー・・・。
さて・・・・と。

あたしは、今、ヴラバザードのとこにきている。
「さーてと♪あんたは、何を命令したのかなー♪」
「あ・・・あああああののの!!??(滝汗)」

うぎああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!

その後、なぜか、ヴラバザードは、古代竜への侵攻を取りやめるよう、各自に通達を出したのである。

                                   −おしまい♪ー
############################################
あとがき:
・・・・一体、何が言いたかったんでしょう?この話?全然、意味が通じてないと思うけど?
・・文章にも、ってないし・・・。
かお:ぎぎくうぅぅ!!実は、これ、「本編」の番外編みたのなものなんですよ。    
    おもいっきりの。
エル:あ、そーいや、本編では、エンシェントドラゴン・・・無事なのよねー・・・。
    あんたが書いてるやつのは・・・。
かお:はいなのです。で、なんで、あの、「黄金竜の軍隊」から助かったのかとゆー設定で・・・。
    この話は出来てます・・。
    文章に、なってないのは、認めるのです・・・。自分でも、よーわからん・・・。
エル:・・・・・・・。認めてるのね・・・。情けない・・・。
かお:ま、と、ゆ〜訳で、次もオリジナルでいこっかと、思ってたんですが・・・。
    やっば、先にパロでいきます・・・。
エル:ああ、「呪術士の森」バージョンの方ね♪
かお:はいです♪あ、前回、長編の方でも、募集したのですが、
    まだまだ、この『番外編』のスペシャル版で書いて欲しいのがあれば、募集してるのです♪
エル:ちなみに、いまのところ、予定だと、「聖王国の王子」「ナーガの挑戦」「ジェフリー君の騎士道」
    「レスキュウ作戦」となってます。あくまで、予定ね。
かお:はいなのですー♪リクエスト(勝手にレスで聞いたのに)に答えてくださった皆様どうもなのです♪
    まだまだ、受け付けてますので(はあと)
エル:・・・・いーの?あんた、実は、「リレー小説もどき」を始めようとしてるんじゃ?
かお:ぎぎくぅ!!そうです・・。(汗)と、ゆーわけで、投稿や、入力ペースが遅れるか・・と・・。(汗)
エル:ふうううぅぅぅぅぅんんんん。
かお:ぎくっ!?いやな予感!!エル様!!私、これから、長編の続きを打ち込みますので!!(汗)
エル:・・・ちっ・・。(あの回は、あたしがけっこー、活躍してるはずだし・・・じゃ、あとでやろっと♪)
(エル様、いつの間にやら、手にしていた、大鎌と棘付きハンマーを無に返している・・。)
かお:ではっ!!また、いつか!!(ダッシュで打ち込みに駆け込むかお)
エル:んー・・。ま、いっか♪それじゃーねー♪


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17507ついでに、次も(笑)エル様漫遊記番外編♪4かお E-mail 2001/10/12 20:52:03
記事番号17457へのコメント

エル様漫遊記♪番外編♪第四弾♪
今回は、「呪術士の森」のパロなのです♪
さーてさてさて、どうなるのでしょうか(笑)
設定上は、トライが終了(本編でもトライネタあり・笑)して、いちど、とりあえず、元結界中に戻った
ところなのです(笑)
ゆえに、仲良し四人組み+一名の登場なのです♪
ではでは、またあとで、笑ってください♪(←笑えないだろーが・・・。)
それでは♪

###########################################

エル様漫遊記・番外編4  〜呪術士の森編〜

「やいやい。命が惜しかったら、有り金全ぶおいてきな。へっへっへっ。」
月並みな台詞で、盗賊共が現れる。
『あ゛っ・・・』みごとにゼル、ガウリイ、アメリア、ゼロスの声が重なる。
ちょーどいい。実は、まだまだ、かーなり、ストレス溜まってるのよねー・・。
あたしは。
Dも(デュグラディグドゥ)も、ヴォルフィードも、よりにもよって、反乱起こしちゃって・・・。
ま、あの後も、さんざん、彼らはどついて(お仕置き)しておいたのだけど・・・。
やっぱ、まだまだ、気が晴れないのよねー・・・。
ついでに、全体責任で、この四界の神&魔王達にも、お仕置きしておいたのだけど・・・・。
その事実を知ってるいるのは、ゼロスだけなのだが(笑)
だって、まだ、あたしの正体、アメリア達には知られてないし♪
今、あたし達は、とある山道を歩いている。
切り立ったがけの下には、川がながれているのだが。
そんな、狭い道での盗賊達の登場である。
「んっふっふっふっ♪やー、ストレス発散♪んっふっふっふっ♪」
あたしのつぶやきに、
ずざああぁぁぁぁあ!!一気に血の気をひかしてゆく皆。
「わ・・わるいことは、言わん!!お前ら!!逃げろ!」ゼルが盗賊に注意をうながしている。
「そうそう!死ぬぞ!お前ら!!」ガウリイまでもが、賛同して、盗賊に語りかけている。
「・・・気の毒な人間達ですねー・・・。よりにもよって・・・。リナさんにちょっかいかけるなんて・・。」
ゼロスが言う。
「悪人でも、死んでは、改心できません!!さあ!!一緒に正義の賛歌を歌って・・」
アメリアが言いかけるが、
『それは、やめろ(てください)・・・』きっちし、ゼロス、ゼル、ガウリイの声が重なるる
・・・問答無用!!
「竜破斬(ドラグスレイブ)&暴爆呪(ブラストボム)アレンジバージョン!!乱れ打ち!!」

きゅどどどおおおぉぉぉぉぉぉんんんん!!!!!

平和な山道にあたしの攻撃呪文の音が響き渡る。
ついでに、威力も、何倍か、上げておいたのだけど(はあと)
『うきゃゃああああああ??!!』なぜだか、アメリア達の悲鳴が・・。
あれ?あ、アメリア達まで、巻き込まれちゃってる・・。ま、いっか。死にはしないだろーし。
死んでも、生き返らせれるし・・。
ゼロスまで、どこかに吹っ飛んでるし・・。
ま、いーや♪えっと・・お宝♪お宝と♪んー(はあと)やっぱ、盗賊(人間)の負の感情も結構、
グルメかもしんない(はあと)
ま、こいつらのは、ちよっと、あまりおいしくないけど・・・。
こげた塊の中から、あたしは、お宝を物色している。
―ひゅるるるる。ばっちゃやぁぁぁぁんんん!!!!
おや?誰かが、川に落ちたな・・・。えっと・・。あ、アメリアが川に落ちて流されてるー。
ま、いっか。アメリアだし。

「ん・・うーん・・。」アメリアが目を覚ましたのは、どこかの部屋の中だった。
黒くくすんだ、天井板に漂っている薬のにおい。
アメリアは、今、ベットで横になっている。
「・・・え?」アメリアはいまいち、状況を理解できてないよーである。
「・・・くくくく・・どうやら、気が付いたようね・・・くくくく・・・。」
アメリアに声をかける若い女性。
「!?誰です!?」とっさに構えるアメリアの目に飛び込んできたのは、
薄暗い部屋の中にたたずみ、暗い灰色のローブを全身にまとって、灰色のフードでを、
目深にかぶっている女性の姿。
はっきりいって、ビジュアル的には、このうえなく、あやしくみえるのだが(笑)
「・・・あ・・あの?貴女は?」アメリアはいきなり。正義の口上を始めようとしたようなのだか、
この女性に敵意がないと分かって、とりあえず、やめたよーである。
アメリアの問いに、女性は、くくくっと、低いしのび笑いを漏らして、
「・・・こちらこそ、聞きたいわ。あなた、なぜ、川上から流されてきたの?」
「・・川上から?」一瞬、アメリアは戸惑う。―が。
ぽんっと手を打つ。
「あ、そっか。私達、リナさんの攻撃呪文のとばっちりで、巻き込まれたんだった。」
アメリアが納得したように言う。
「・・攻撃呪文?一体?」女性・・ミシェールというのだが。彼女は思わず聞きかえす。
「え・・と。ドラグスレイブとブラストボムに巻き込まれて・・。」
アメリアが言うと、
「・・ど・・どんな人なの・・(汗)その連れの人って・・。」ミシェールは冷や汗をかいている。
「え?いつものことですよ?リナさんと旅してると。こんなことは、日常茶判事ですし・・。」
アメリアがキョトンとしたように言う。
・・・ほーう・・。よくいった!アメリア!あとで、覚えとけよー・・・。
「・・い・・いつものことって・・(汗)」とまどっているミシェール。
「で、巻き込まれて、川に、がけ下に流れたいた川に落ちたんだった。そうそう。」
「・・・・・・。ま、いーわ。深く考えないようにしましょう・・。ともかく、森の中に薬草をとりにいってたら、
川べりに貴女が倒れてるのみつけて・・。で、ここまで、運んできたの・・。くくくく。」
無意味ともおもえる含み笑いをしつつ、ミシェールはアメリアに言う。
「そうですか。」アメリアは、びょんと飛び上がり、
「私は、アメリアといーます!!」元気に挨拶をする。
「・・・私は、ミシェール・・。」ミシェールが答える。
「で、なんだって、ミシェールさん?そんな、いかにも、あやしい格好しているです?」
アメリアが疑問に思っていたことを聞いている。
「昔から・・この姿だし・・。それに、母から、これが普通だと聞かされて、育ったし・・。」
ミシェールのつぶやきに、
「・・いったい、どういう、母親なんでしょう?」アメリアは首をかしげている。
あたしとしては、アメリアの家族も面白いとおもうけど?だって、フィルさんは、どーみても、ドワーフだし。
姉であるナーガは、あれだし・・。
「やっぱ、貴女もそう思う?実は、私も最近、そう思って、母が死んでから、町に買い物に出かける
ようになってから、特に。くくくくく。」
「・・・・・あ・・あのー?なんだって、そんな、『くくくく』って、あやしー含み笑いをするんですか?」
「母に教わったの・・。呪術士たるもの、時々、思い出したよーに、意味ありげな含み笑いをすること。と。」
「・・・・やっぱ、変ですー・・・それ・・・。」アメリアは頭を抱えている。
ちなみに、一応説明しておきましょう♪ああ(はあと)なんって、あたしって、親切なのかしら♪
『魔道士』が術を唱えるのに使うのは、舌先三寸と自分の精神力と、また、なにかしらの小道具。
・・ま、あたしは、なーんも、いらないけど(はあと)
だって、カオスワーズも唱えなくても、出来るし・・・。ま、当たり前なんだけどね♪
『呪術士』が使うのは、儀式と道具となにかしらの時間である。
ゆえに、なんでか、世間・・特に、人間の中では、
『暗くじめじめしたねちねちとした儀式魔法を使うのが呪術士だ』と思っているのがおおいのだけど。
・・人間って、なんでか、間違った知識に走るのよねー・・・。
「あ・・あのー?でも、呪術士って、変な目でみられませんか?」アメリアがミシェールに問いかける。
「くくく。変な目も何も・・・。すでに、暴徒達が、この家を取り囲んでるわ・・。」
「な・・なんですってー!!!??」アメリアの叫びがこだまする。
アメリアが窓をのぞくと、夜の闇に沈んでいる森のなかには、無数のたいまつの明かりがちらばっている。
ま、その数は、ざっと、二百前後と言ったところだろう。
「きゃ・・うきゃああぁぁ!!??」覗いた窓を閉めて、アメリアはミシェールに問いかける。
「なんだって、本気でかこまれてるんですか!!?」アメリアが叫ぶ。
「くくく・・。冗談でいったんじゃないもの・・。夕方になって、人が集まり始めたんだけど・・・。
現実を直視するのが怖かったんで、話に興じてたんじゃないのよ・・。」
「・・現実逃避しないでくださいー!!!なんで、こーなってるんですかー!!??」
アメリアによる悲痛ともいえる叫びがこだまする。
「どーも、町で、ちょっとした、事件がおこってて、その首謀者が私だとおもわれてるよーで・・。」
ミシェールが言う。
「なら、ミシェールさんは、関係ないんですね!?じゃ、とりあえず、脱出しましょう!!」
「・・どうやって?」
ミシェールが問いかけるのと、同時に、
「見つけた(はあと)アーメーリア♪」あたしが奥の扉から、入ってゆく。
「って・・・リナさん!!??」「・・どうやって・・。」アメリアとミシェールが驚いたのは、言うまでもない。

話を少し戻して。一方、ガウリイとゼルは、ふっとばされて、町の中へと下りていた。
町の人達から、悪人の退治の手伝いをたのまれているのだが。
ま、ガウリイがなーんも、考えずに、食事しまくってたので、ゼルもことわれなかったよーである。
ちなみに、その悪人とゆーのは、いわずと知れた、無実のミシェールのことなのだか。

「リナさん!!ひどいですー!!いきなり、私達まで、まきこんで、攻撃呪文、ぶっぱなすんですからー!」
アメリアが抗議してくる。
「いーじゃないの。無事なんだから。」あたしのあっさりした返答に、
「ぶつぶつ・・。」なにやら、ぶつぶついっているアメリア。
(セルがディスさん達とも、はぐれちゃいましたし・・。)心の中で思っているアメリア。
どーやら、それが一番の理由のようである。
「あ・・あの?どうやって、入ってきたのです?裏口もないし・・。」
ミシェールがおずおずと聞いてくる。
「あ。精神世界からの空間移動で。」みもふたもなく、答えるあたし。
「・・深くは、考えないことにします・・・。」
なぜだか、汗をかいているミシェールである。
「うううー!!リナさん!それより、ここ、囲まれちゃってるんですー!!」
アメリアが泣きついてくるが、
「あ。そーみたいね。」「そーみたいじゃないですー!!!」
なんでそんなに、ムキになってるんだろ?(笑)
「じゃ、入口から出ましょうか♪」あたしの意見に、
『どうやって?』なぜだか、アメリアとミシェールの声が一致する。
あたしは、おもむろに、袋の中から、水晶を取り出す。
これ、実は、ミルガズィア達を送っていたとき、ミルガズィアに吹き込ましたやつである。
・・・Sたちに送り付けよーかと思ってるのよねー♪
「これ、再生するから♪えと・・範囲は・・と。半径、二キロ弱ってくらいにして・・と♪」
あたしは、水晶をおもむろに上空へと投げる。
「・・・ま゛・・ま゛ざが・・・。」アメリアが何かに気が付いたよーだ。
「り・・リナさん?もしかして・・それって・・・(滝汗)」
大量に汗を流しているアメリア。ミシェールはきょとんとしている。
「そ(はあと)ミルガズィアの最新ギャグベスト千♪彼お勧めらしーわよ(はあと)」
あたしが言うと、
「いやぁぁぁぁ!!やめてくださいいぃぃぃぃぃい!!!」
涙を流しつつ、あたしに頼み込んでくるアメリア。
・・・そーいや、アメリアって・・・『船』に乗ってたとき・・ミルガズィアのギャグ聞いて、
何日か、寝込んでたっけ・・・。
「なら、耳栓でもしとけば?」「うううう゛〜・・。そーします・・・。しくしくしく・・。あ、ミシェールさんも。はい。」
どこからか、耳栓を取り出して、アメリアは自分にセットして、ミシェールにも渡している。
「死にたくなかったら、やったほうがいいですよ。」
アメリアが忠告するのだが。ミシェールは首をかしげるばかり。
やがて、あたしは、水晶に閉じ込めていた、ミルガズィアのギャグを大気中へ流すことにした。

『・・・・・・・・・・・・○×△□???!!』

外の存在、全ては、その言葉をきいて、泡を吹いたり、白目をむいたりして、倒れ付している。
あ、他には、上空を飛んでいた竜が笑いながら、落下してきたり、あと・・・。
なっさけなー・・。範囲中の魔族にいたっては、完全に死んでたりする。消滅してるやつもいるれど。
「・・・!!??リナ様!!?いきなり、『あれ』流すのは、やめてくださいー!!!」
ゼロスが涙をだくだく流しながら、いきなり現れる。
「・・誰が・・そー呼べって?」・・・・ゼロス・・・(怒)
「ぎぎくぅぅ!!すみません!ともかく、これ、どうにかいしてくださいー!!」
ゼロスが泣き叫ぶ。
どうやら、ゼロスもまともに聞いてしまったらしく、ちょっぴし、姿が透けているのだが。
ま、いっか。これで、外の人間共も全員、始末できたし・・と。あれ?
ミシェールまで、倒れてるわ。
「す・・すごい!!」アメリアがミシェールの倒れた拍子に見えた素顔を見て、叫んでいる。
ま、ミシェールって・・・けっこう、美少女だからねー・・・。
あたしと一緒の金の髪。ま、今のあたしの姿は違うけど。
透けるよーな、白い肌。これも、あたしににてるかも(はあと)
すらりとした、しなやかな四肢。このあたりも一緒である。あたしと。
はっきり言って、特徴的には、結構、あたしに近いものがあるからねー・・。
このミシェール・・。人間なのに・・。ま、あたしの方が美女だけどね♪
ま、いっか。彼女、ゼロスに運ばそう。
「ま、いーわ。ゼロス、ミシェール担いでついてきなさいな♪」
「は・・はいー・・。」情けない、声を出しているゼロス。
「あ、まってくださいー!!」アメリアはあたしが、水晶を片付けると同時に耳栓外している。
ともかく、気絶した、ミシェールをゼロスに押し付けて、あたし達は、町へとむかった。
あたしは、今回の黒幕・・知ってるけど・・・面白いから、黙ってよーと♪んっふふふ♪

やがて、宿の一室で、ミシェールが目を覚ます。
町の人々は、なぜか、全員、気絶してるのだが。ま、そこはそれ。
宿代は、カウンターの上においてあるから。問題はないだろう。
目を覚ましたミシェールがゼロスを見て
「あ・・あの?こちらは?」ゼロスを指差し聞いてくる。
「どーもー。謎の神官ゼロスといーます。」
ゼロスがにこにこと答えるが。
「パシリ神官のゼロスよ。気にしなくていーから。」あたしは言う。
「・・どーせ・・どーせ・・僕なんか・・・いじいじ・・。」
床にのの字をかきながら、いじけるゼロス。
うっとーしいから、放っておく。
「とりあえず、ミシェールさん?状況を説明してもらえないでしょーか?」アメリアが聞く。
あたしは、知ってるけど・・ここは、やっぱ、知らないフリをしてた方が面白そうである。
「えと・・なんでか、最近、町の中で家畜などが、次々死んでるらしくて・・で。なぜか、
私が犯人扱いされてるんです・・。」
ミシェールの告白(?)に、
「人を見た目で判断するなんて!!ここの領主(ロード)は、何、考えてるんですか!!」
アメリアがすくっと立ち上がる。
あ、やっぱ、アメリアも、ミシェールの格好は怪しすぎると思ってたよーだ。
「そうですよね・・。私は、まっとうに、人を呪ったり、恋のまじないで意中の人を操ったりとか・・
人に喜ばれる仕事しかしてませんから・・・。」
ぽそりと言うミシェール。
「・・・それって・・まっとうなんでしょーか?」なぜだか、復活してきたゼロスがポツリと言う。
「他には、儀式に使う、薬の調合間違えて、辺りの鳥がばたばた落ちたりとか、母さんが、
生前、呼び出して、逃がしてしまった正体不明の動物が満月がくるたびに、吠えてたりとか・・。」
「・・・それって・・十分、大事のよーな気が・・(汗)」
なぜだか、アメリアが汗をかきつつ言う。
あ、なるほど。あいつのことね。そ〜イヤ、Kの所のあの動物が面白いんで、Sに押し付けて、
で、Sのやつ、逃がした!んだっけ・・。で、それを人間・・つまり、ミシェールの母親が召喚したんだった。
ちなみに、姿としては、外見は猫に近いのだけど、龍の羽をもち、三つの首に、それぞれに、
ある特徴があるやつなのよねー・・。あいつは・・・。ちなみに、泣き声が子猫のようで、
そのギャップがまた、面白いのだが。
吠えるときは、狼のような声になってるのよねー。
ま、いっか。関係ないことだし。
「ま、この町の周りの森は、私の所有地だから、問題ないんだけど・・。」ミシェールがぽつりと言う。
「・・・大体の事情は、分かりました!!誰かが、ミシェールさんをわなにかけてるのですね!!
この私が正義とは何か!を悪人に知らしめてやります!!」
なぜだか、いつものとおり、張り切りだす、アメリア。
―やっぱ、面白いわ♪あたしは、完全に、高みの見物に徹してヨット♪
あと・・ちょっと、ミシェールで着せ替え人形にして、遊ぼっと♪
「ま、ともかく、ミシェール(はあと)まず、その服から、変えましょ(はあと)誤解を解くためにも♪」
あたしの一言にうなづくミシェール。
(・・・ミシェールさんで、遊ばれるのですね・・・。エル様・・・汗)
なぜだか、ゼロスが、ある一件を思い出したのか、脂汗を流しているのだか。
そーいや、以前にも、神々達や、魔王達で、いろいろ姿変えて、遊んだっけ?暇だったから。
どうも、そのことを思い出したよーなのだが、ゼロスは。

かくして、あたしとアメリアによる、ミシェール改造計画(?)が持ち上がり、それを実行に移した。

よっし♪これで、完璧♪ついでに、異世界の『シンデレラグラス』使っちゃえ♪
これ、使うと、魅力が数倍になるのよねー♪ばれないから、使ってやろっーと♪

町の人々が、正気を取り戻す頃、あたし達は、ミシェールを連れて、町の広場に向かう。
ちなみに、ミシェールには、まだ、姿をローブで隠してもらっている。

「呪術士がいるぞー!!」町の人が気が付くのに、さして、時間は、かからなかった。
「あ、ゼルガディスさん!ついでにガウリイさんも!!」
アメリアが町の人ごみの中のゼルとガウリイに気が付いて、呼んでいる。
『あ゛・・やっぱり・・(汗)』なぜだか、きっちり、声を重ねて言うゼルとガウリイ。
「あれ・・もってるのって・・リナぐらいだしなー・・。」疲れたように言うゼルと、
「さすがの俺でも、ダメージきたぞ・・あれには・・。」とガウリイ。
おや?あの水晶のダメージをまともに食らったらしい。
まだ、顔色が悪いし(笑)二人とも(笑)
「こいつが、犯人に決まってる!!」
なぜだか、わめき散らしている、兵士を束ねている親衛隊長の、ランシール。
それに、後押しされて、『そうだ!そうだ!』口々にわめきだす人々。
「みなさん!悪の言葉にだまされてはいけません!!さあ!!ミシェールさんも、何か、言ってください!!」
アメリアがいつの間にか、町の広場の中央にある噴水の上にのっかって、演説して、
で、『とうっ!!』と、おやくそくで、飛び降りてから、ミシェールのローブをばさっとはぎとった!!

どおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

想像通り、広場は、どよめきでわきたった。
人間って・・なんでか、すぐに、見た目にだまされるのよねー・・。とくに、美人や、かわいい子なんかだと、
得に・・・。
ま、だから、魔族達も、よく、便利だからって、人間の形態とってるんだけど・・・。
「私は、・・何もしてないわ・・。」ミシェールがぽそりと言う。
「いやー。そうだよ。こんなかわいい子が悪さするはずないって。」「うんうん。」
「美人ですよねー。綺麗な人には、悪い人なんか、いませんって。」
男性ばかりでなく、女性までもが、口々にいっている。
「人間って・・・ここまで、見た目で、ころっと・・態度がかわるんでしょーか・・??」
ゼロスがただひたすらに、首をかしげているのだが。
(うーん・・。じゃ、今度は、美男子や、美少女の姿で行動すると案外、簡単かも知れませんねー・・。
獣王様に報告してみましょう。)
ゼロスがなにやら、考えているよーだ。
「な・・なにいってる!!こいつが、あやしーに決まってる!!」
まおも、食い下がるランシール。
「・・?親衛隊長?何むきになってるんですか?」兵士の一人がランシールに言う。
「怪しいったら、怪しい!!」だが、町の人間は、すべて、ミシェールが悪くないと思っているよーだ。
逆に、「そんなこと、ありませんよ。」とランシールに言ってる始末。
・・・・・・・・人間って・・・・・。面白い(はあと)
「なんで、あの親衛隊長さんは、ムキになってるんでしょーか?」アメリアが首をかしげる。
と、
「・・・私の顔みて、言い寄ってきて、しつこいから、振った・・。そのせいでは?」
ミシェールがぽつりと漏らす。
「ぎくぅぅ!」あきらかに、うろたえているランシール。
ミシェール、正解♪実は、この騒動、あのランシールが噂をばら撒いたのである(笑)
一人の女性に振られた払いせで、騒動をおこしてたわけである。
あきらかに、うろたえてるランシールに町中の人間の視線が集まる。
「・・・本名、ランシール=アルゾ=プロット。・・趣味は、乗馬。二十九歳。独身・・。」
またもや、つぶやく、ミシェール。
犯罪に近いんでは?ミシェールは、まだ、十四なんだし・・・。
ま、年の差は関係ないでしょーけど。やっぱ、嫌がってるんだし・・ミシェールは・・。
その一言で、一斉にランシールの方に注目する人々。
やがて―。
『お前かー!!噂をながしたのはー!!』
町の人間、総出で、しかも、領主まで、出てきて、ランシールのたこ殴り大会が勃発した。

「どうも、ありがとうございました。」ミシェールがお礼を言ってくるが―。
「ミシェールさん・・。頑張ってください。」
ぽんと、ミシェールの肩に手を置いて、励ましているアメリア。
「ま、確かに。大変だな。」「だな。」
ゼルとガウリイまでもが、うなづいている。
ミシェールは、意味が分かっていない。

かくして、あたし達は、町をとりあえず、出発した。やっぱ、ミシェールは、あれから、
かなりの男性などに、言い寄られているとか。
ま、関係ないから、いっか。
やがて、道が裏街道に差し掛かる。
『へっへっへっ。命が押しければ、有り金全部置いてきな!』
またまたお約束で、登場してくる盗賊の皆さん。
「いらっしゃい(はあと)って、ことで、ドラグスレイブー!!(五乗の威力バージョン♪)」
ちゅどどどおおぉぉぉぉぉぉんんんんん!!!!
またまた、あたしの攻撃呪文が、響きわたる。
―お。今回は、アメリア達、防御結界張ってるわ♪
んー♪ちょっとは、アメリア達も成長したかな(はあと)
さて・・と。お宝♪お宝〜♪
アメリア達は、なぜか、現実逃避にはいってるみたいだけど。
ま、いっか。
さーてと・・。次は、どこにいこーかな?んっふふふ♪
・・・とりあえず、今夜、S・・どつきにいってこよっと♪
            
                                        −呪術士の森編終了ー

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あとがき:
んー・・。あたしが、もーちょい!!活躍できないんだろーか?
・・かおを脅して、活躍させよっと♪
どーもー♪かおの代理のエルです♪
かおは、ただ今、どこかにいっておりますので♪
無事にあたしの(混沌の)空間から、脱出できたら、次は、どんなお仕置きを・・♪
はっ。今のは、忘れてね。
さてさて。今回も、パロバージョン「漫遊記・番外編」
いつになったら、この「本編」投稿するのでしょーか!?
かおは、「長すぎるから、やだ!」といってるけど・・・。あたしの活躍の場がないじゃないのよ・・。
だって、今、こいつが、「投稿」してる長編は、リナの一人称だし・・・。
あたしの活躍がかーなり、省かれてるのよねー・・・。命しらずにも・・・。
あれも、はっきりいって、あたしの一人称にすれば、話は、はっきりいって、あんなに長くならずに、
すんでると・・思うんだけど・・。かおって・・何かんがえてるのかしら?
あいつの考えは、知ってるけど・・・『リナからの視点でかきたかったから』とゆー、意見らしいんだけどねー・・。
ま、やっぱ、まだまだ、お灸をすえる必要がありそうですね♪ではでは。
また、次回で♪
追伸・もし、この番外編で読んでみたいなーと言う、「スペシャルの話」があれば、言ってやってください。
こいつは、まだまだ、悩んでるよーですので。
ちなみに、今、よーやく、四つまでは、きまってるのよねー・・。ではでは。またね(はあと)