◆−リレー小説もどきの新しいツリーです。(小説用)−かお (2001/10/18 23:12:55) No.17642
 ┣第九話で御座います!!−KIー (2001/10/19 20:22:56) No.17652
 ┣十話目です♪−ねじばな (2001/10/20 01:33:34) No.17655
 ┣十一話目です−磐玲昂 (2001/10/20 23:48:57) No.17664
 ┣十二話ああぁぁ〜−猫斗犬 (2001/10/21 17:16:38) No.17672
 ┣・・・十三話・・です・・。(即効の為短い・・汗)−かお (2001/10/22 09:33:44) No.17682
 ┣14話目、ですねー。−桜井  ゆかり (2001/10/23 13:01:40) No.17716
 ┣十五話目〜 −磐玲昂 (2001/10/23 15:08:19) No.17720
 ┣第十六話で御座います。−KIー (2001/10/23 21:25:13) No.17737
 ┃┗遅れました…17話です…−猫斗犬 (2001/10/27 04:58:31) No.17789
 ┣十八話目です♪−ねじばな (2001/10/29 00:48:53) NEW No.17806
 ┗短く小説になってませんが、19話目です・・。(涙)−かお (2001/10/29 11:33:42) NEW No.17810


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17642リレー小説もどきの新しいツリーです。(小説用)かお E-mail 2001/10/18 23:12:55


こんにちわ。
えー、このツリー小説もどきに参加されてます、皆様!!ありがとうございます!!
一応、ツリーが落ちそうですので、新たに作成いたしました。
どうか、できれば(汗)こちらをご利用くださると、ありがたいかなー・・と(汗)
えー、下のツリーでも、いってますが、まだまだ、このリレー小説もどき、
参加者、募集してますので、気軽に参加ください♪
いきなりの投稿でも、かまいませんので(はあと)
その場合は、内容などは、一切、言わなくてもいいですので、
だた、次行きますとだけ、書いてくだされば(はあと)
ダブらないで、助かりますので(はあと)
ではでは、皆様、共に頑張りましょう!!

この今、十月十五日現在までの順番は(決まっている順番は)下記の通りです。
一話:かお(自分) 
二話:桜井ゆかりさん 
三話:磐玲昂さん 
四話:kiーさん
五話:ねじばな(会長)さん(←エル様を活躍させる会の♪)
六話:猫斗犬さん
七話:かお(自分)
八話:桜井ゆかりさん
九話:kiーさん
十話:ねじばなさん
十一話:磐玲昂さん
十二話:猫斗犬さん

以上です。
それでは♪

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17652第九話で御座います!!KIー 2001/10/19 20:22:56
記事番号17642へのコメント

遅くなってすみませんでした。
では、お話の続きをどうぞ。

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

「ん〜〜〜!!」
 船からおり、地に足がついたのを確認してから橙霞は大きく伸びをした。
「いくら乗っても船ってやっぱなれねぇわ。
 揺れるし、船室は狭いし…」
 こきこきと首を回す。
 その視界の片隅に、座りこんでるゼルガディスを発見した。
「…大丈夫か?」
「あ…ああ、一応………」
「お前って案外酔い易い体質なんだな」
「お前が昨日の夜、あれだけ呑ませなければこんなにはならん」
「人のセイにするわけ?」
「人のセイも何も貴様のセイだ」
「酷ェ…」
 橙霞はひょい、と肩をすくめる。
 ソニア=シティ。
 沿岸諸国である。
 彼らが何故ここにいるかというと…
 あの方の気紛れである。
「たく。取合えず宿とって休むか?」
「ああ………」
 青白い顔をして橙霞にそう答えるゼルガディス。
 声も心なしか震えている。
「おいおい………ホントに大丈夫かよ、ゼルガディス」
 『大丈夫』と答えるゼルガディスに、
(ゼルガディスにゼロス、嬢(アメリア)にリナ、ガウリイ…
 お前達の大丈夫ほど信じられないもんはないな…)
 と、橙霞は心の中で苦笑をした。


 部屋で寝転んでるよりも、何処か歩き回って風にあたった方が…
 と言ったオバちゃんの意見にしたがって、
 色々露店などを回りながら、ゼルガディスと橙霞は歩き回っていた。
「あ、この果実結構いけるぞ」
「だからなんだ?」
「その無愛想どうにかしろよ、ゼルガディス…(汗)」
「どうにもならん…って言うか、お前買い過ぎだろ!!それは」
 そう。
 橙霞は片手で抱えるように大き目の紙袋を持っていて…
 その紙袋の中は果実やら甘いお菓子やらでぎっしりなのだ。
「しゃーねーだろが。
 上手そうなもんみると食いたくなんのが人間なんだからよ」
 しゃく、っと林檎のような果物を一口。
 さらにもう一口齧ろうとした橙霞が止まった。
 人ごみの中に知った顔を見て。
「トーカ…?」
 橙霞の異変に気付き、ゼルガディスもまた橙霞の視線の先を見る。
 そして、ゼルガディスの視線もまた、ある一点で止まった。
 あちらもまた、こっちに気付いたようだ。
「嬢……」
 橙霞は思わず呟く。
「ゼルガディス…さん?……トーカ…さん?」
 彼らの目の前に現れた人物。
 黒い肩で切り揃えた髪。
 真っ白な動き安そうな服。
 今は驚きで見開かれた瞳。
 ゼルガディスの頭の中に大量の記憶が流れこむ。
「……………あ…め……り…あ…………………?」
「ゼルガディス?!お前、記憶………」
 記憶の渦に押され、橙霞の声も聞こえぬまま、ゼルガディスは意識を手放した。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
えっと、以上で御座います。
取合えず今ので覚醒したので御座います。
遅れて本当に済みませんでした。
参考までに、橙霞さんの設定を載せるで御座います。

名前・橙霞(とうか)
性別・男
髪の色・山吹色+橙色
眼の色・碧眼
武器・剣と棒。
  どちらでも使える。
性格・どちらかと言うとクール。
備考・人をからかうのが好き。
  そのため、時々わざと人に誤解されるような事をさらっ言ってのける。

では、次の肩にバトンパスで御座います。

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17655十話目です♪ねじばな E-mail 2001/10/20 01:33:34
記事番号17642へのコメント


はい!早速行ってみます!時間ないんで!

*************************************

・・・・・・・・む・・・ムカデ・・・・・
まあ・・これも・・・一回反逆しちゃったせい・・・仕方・・・ない・・よな。
Sあたりよりはまし・・・だろ・・・・・。
「何ぶつぶついってんの?部下D。いくわよ。」
「はい・・・・シルファ様・・・。」
フィブリゾとは違って、しゃべることはできる。ある程度の魔術も使える。姿だけが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや・・なにも言うまい。何かどんどん悲しくなってくるから・・

ふいっ
出現したのは、ディルス王国近くの森。
「かなり山奥ですねー・・・」
「まぁね・・・おかげで人がよりつかないのよ。だからこそ彼らがすんでいられるんだろーけど・・・?」
「そりゃそうですね・・・・・・あれですか?」
「・・・そう。あれよ。」
本体は精神世界なので、視覚や聴覚に問題はない。
「ムカデって・・・目立たない分にはいーですね・・・」
「あんたその瘴気押さえなさいよ。今はあたしが中和してるけど・・・めんどくさい。」
「はい。」
慌てて瘴気をコントロールする。
たいていシルファ様は穏やかで、聖者のような方だが・・・いったん性格が変わると魔族よりたちが悪くなる。前者は光の性質で、後者は無の性質といったところかと私はこじつけているが。
「さて・・・・エルフの皆さんにも・・・・動いていただきますか・・・」

「何者だ!この森に何のようだ!?見たところ神官だが・・・・」
シルファ様は、白系統の服に金と銀の縫い取りの、動きやすい将軍服の上から、神官のローブを着ている。将軍服が、動きやすさだけ重視してあるため、差し障りはない。
しゃらん・・・
銀の錫杖がゆれる。
「こちらの村にいる、メンフィス=ラインソード殿にお取り次ぎ願いたい。」
「長老の娘さんと!?・・・知っているのか?!」
「ええ。まあ。」
「・・・・・そんなはずはない・・・。ミルガズィア様と旅をしてらしたのはもう数百年も前のはず・・・人間に知り合いなど・・・」
「・・・・・そーいや、リナはミルガズィアんトコいったんだっけ・・・・」
シルファ様がぼやく。
「んな!?よりによって呼び捨て!?」
「いーじゃない・・・別に・・・・」
「・・・・・よくない!一応見張りなんだから・・・って・・・また2人来たし!」
よくみると・・・リナ様にゼロス様・・・・
「あ・・・リナー!ひっさしぶりぃ!」
「あーっ!シルファ!?なんでこんなとこにいんの!?」
「メンフィスたちにも動いてもらおうと思って・・・部下Dと一緒に来たのよ。」
と、ゼロス様が私をつまみあげる。
「ああ、このムカデさんですね・・・・・・・青虫よりはましですか・・」
「・・・あんなのより私の方が罪は重いと思うんですけど・・」
「あ、しゃべれるんですね・・・。でも、フィブリゾ様は・・・リナさんに憑依していたとはいえ直接あの方に・・・。」
「あ・・そーか・・・。」
納得。
「あ、ねぇ・・・今、ミルガズィアさん来てない?竜の峰に行ったら、ここでこうざひらいてるって言うから・・」
リナが、見張りAにきく。
「いらっしゃるが・・何者だ?貴様ら?」
「じゃあ・・・ことづてをお願いできますか?ゼロスとシルファとリナがきたとお伝えくだされば、分かると思います。ついでに部下Dも入れといて結構です。」
ついで・・・・ついで・・・ですか・・・(泣)。

待つことしばし。
『なんでここにいらっしゃるんですかあああああああああああああっ!』
メンフィスが、血相かえて見張りとともにやって来た。
「ゼロスや時々遊びに来るリナさんはともかく!なんでシルファさまが!?」
メンフィスが問う。
「・・・・・・反逆者が出て、それがこの世界に向かってるって聞いたから、先手打つために各地の転生してる奴等覚醒させてプチつぶすためだろ。」
私がぽそりとつぶやくと・・・
「これが部下D・・・・?」
「そうよ。久しぶりね。メンフィス。」
どうやらミルガズィアはまだ村にいるらしい。
「・・・・・おひさしぶりですわ。」
「・・・・・さって・・・ほらゼロス!逃げるな!」
逃げようとしていたゼロス様をリナ様が捕らえる。
「うひいいいいいいいい!いやですぅぅぅぅぅぅぅっ!ミルガズィアさんだけはあああああああああああああああっ!」
自分で取り次いでおきながら何言ってるんだろ・・・・
「シルファさぁん・・・・助けてくださぁい・・・・」
「やだ。・・・・じゃ、あとのことは部下Dに聞いて。私はまだ仕事が山ほど残ってるから。ここには、挨拶と、部下Dが一人じゃ混沌宮から転移できないから送りに来ただけだから。」
それだけいって、嘆くゼロス様を無視してシルファ様は帰られた。
*************************************
猫斗犬さんごめんなさい。ミルガズィアさんのとこ少し入っちゃいました。
この先は任せます。つぎのかたに。

シルファ・・・L直属の部下、将軍兼神官。
光と無をすべているらしい。
ゼロスとは一応恋人らしい。ただ、ちょっとリナに似て否定的。

補足しておきます。どんどん使われて結構ですので♪
それでは!(半分逃げ!)

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17664十一話目です磐玲昂 2001/10/20 23:48:57
記事番号17642へのコメント


二度目です
最初に謝っておきます 桜井さんフィンさんごめんなさい
理由はあとです
では十一話目どうぞ〜





「ゼフィーリアはやめようって な? うまいのだったら他の所でもあるし
 葡萄の季節は未ださきだし・・・・・・・・・。」
私がゼフィーリアに行くと言ってからずっとこんな調子でガウリイはついてきている。
私はゼフィーリアに行くと言ったが、それは最終目的地であってその前にリナさんやあいつに会うことが出来れば
ゼフィーリアに行くこともないのだが。
たぶんガウリイは、本能のどこかで前世のことを覚えているのだろう。
前世であの扱われようだ。さすがに渋るのも頷ける。
「だから、ちゃんとした理由で説明して。 うまいもの目当てで行くんじゃないんだから
 勘とか、神様のお告げとか電波とか今日は南南東に風が吹いているからってのも駄目」
「そんなこと言ったって・・・・・。だいいち電波なんか・・・・・・・・・・。」
そう言うのを遮って
「じゃぁ単刀直入に言うけど、あなたと同じ名前のご先祖で伝説の剣士って言われてな人のことって知らない?
 まぁ もうちょっと後では「世界最強の保護者」とかとも言われてたみたいだけど?」
ガウリイはうーんと一頻りにうなってから、さっぱりわからんと言う顔をしていた。
「じゃぁリナ=インバースって人は?」
またうーんとうなってから
「あぁっ あの定食屋の!!」
−−お前のパートナーは定食屋か!!!−−びすっ☆
ぽんと手を打ったガウリイの脳天に、私の鉄扇が決まった。


−私はこのときこの人を覚醒させるにはリナさんに会わせるしかないと悟った−


ガウリイは未だゼフィーリア行きを渋ってはいるがまず手頃な盗賊団の塒を見つけ
慈善事業をしたりしながら、いまは環サイラーグ方面に向かっている
何故「環」かというと、この数百年の間何度も復興がなされたのだが
そのたびに原因不明の市街地中心部の陥没や焼失、消滅事件などがあり
中心部は荒れ地のままその周りだけ街が作られたのである。
そうして出来たのがドーナッツ状の都市「環サイラーグ」である。
また今では、数百年前と同じ活気を放っていた。


そしてサイラーグ市街地に入り宿を取って今は夕食時である。
あたりのテーブルから聞こえてくる食器とフォーク類の当たる音がうるさいが
まぁ、ないよりはましである。
「明日にでも一緒に神殿に行ってもらうわよ
 そこであってもらいたい人が居るの」
そう言っているのを聞いているのか聞いていないのか口に料理をほおばりながらうなずくガウリイ
「しかし何だってこんな所によったんだ? ゼフィーリアに行くはずじゃあ?」
「自分で言うのも何だけどあたしの占いだけでは信用しきれないものがあったのよ。
 だから神殿で御神託をうかがおうってわけ」
そう言ったとき。店のざわめきが消えた。
いや 客そのものが消えた・・・・・・・。
そうすると、店の戸を開けて一人の少女が入ってきた。
しかしその雰囲気は、少女らしさなど微塵もなかった。
「あらお久しぶりですわね。劉さん?」
そう言って少し小振りの杖を持った少女が、にこりと笑いかけた
そして私は、脇に差してある鉄扇を握った。






ということで、中途半端ではありますが、
虹彩炎がきつくなってきましたので
十一話目はここまでとさせていただきます
あと桜井さん勝手にあの方を出してしまってすみません
本当にすみません。
何かありましたらもう一つのツリーの方に書いていただければ・・・・・・・・。

ではまたの機会に




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17672十二話ああぁぁ〜猫斗犬 E-mail 2001/10/21 17:16:38
記事番号17642へのコメント

 こんばんわです。
  「脱線するなら私に任せろ!!」
 の猫斗犬です。
 ここに第12話目を投稿れす。
 今回はエル様視点。
 強敵出没させよう計画発動中──
 では…さようなら(まて!!)


* * * * * * * * * * * * * * * * * *

「一ついいっすか…会長…」
「なに?女になると美人なたっくん(はあと)」
「お願いですから…止めてください…その呼びかただけは…」
「いや♪」
「……………………」
 沈黙する達也。どうやら質問はあきらめたようである。
 ま…こいつが何を質問しようとしてたのか想像ついたけど…
 あえて教えてあげないことにした。
 そのほうが面白いし(はあと)
「と言うわけで…あんたたち…今回は二手に分かれてお願いね(はあと)」
『二手…ですか?』
 達也、舞、アインの3人の声がかさなる。
「そうね…達也は一人で大丈夫そうだから…アインちゃんは舞と一緒に行動
して…」
「アインと舞で?」
「そうよん♪」
「……………………」
 あ…達也ったら…すごい不安がってる。
 やっぱり可愛い妹が心配なんだろうか?
「…会長…こいつらがコンビ組んで、まともに仕事すると思います?」
『どういう意味?』
 ハモル、舞とアイン。
「思わない(はあと)」
『何故、即答?』
『思ってないから』
 ハモル、あたしと達也。
『………………………もういいや…仕事…行ってきます…』
「はあ〜い。行ってらっしゃい。お土産待ってるからあ♪」
『…って…おい…』
 さて、お次はっと──


「布団がふっとんだ…」
 ………………………………………………う゛…
『くっくっくっくっく…』
 今の言葉に笑いを噛み締めるエルフ族。
 空しさにため息を吐くリナは、耳栓を外すと静かにマイクを下ろした。
「むなしい…」
「…それは…どーいう意味ですかな…リナさま…」
「…人間だからこそ…むなしくなるのよ…」
「魔族でも…むなしくなりますって…あれは…」
 …あ…あたしでもむなしくなるわよ…思わず聞いてしまったじゃない…
「部下Dなんて、もろにダメージ受けたのか、体が半透明状態だし…」
 ああーーーー!
 乙女の肌に鳥肌があぁ!!!
 ………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
 …って…と…とにかく………話をすすめましょう…
 …はあ〜い…リナ…聞こえる?
「なに?聞こえてるわよ。エル」
 ぴしいいぃぃぃぃぃぃぃぃんんんんんん!!!!
 うや?
 いきなりその場にいた、数人が凍りついた。
 ディルス王国、近くの森。
 …いや…性格にはトカゲの親分(黄金竜のミルガズィア)がエルフたちに、
開いてる講座用の広場。
 まるでエルフの青空学園である。
 ちなみにあたしの声はリナがいるこの場の者たち、全員に聞こえている。
 ミルガズィアはもちろん、エルフたち全員にも…
 …リナ…ここに来るの早いわね…
「そりゃあ…空間渡れば早いし…」
 …そうよね…そうなのよね…思ったより…早かったわね…これだったら…
彼を送んなくってもよかったかも…ぶつぶつ…
「ん?なに?なんなの?エル?何か用があったんでしょ」
 あー…うん…そーそー…実はそっちに「反逆者」がむかったから(はあと)
「はい?」
 リナが少し前と同じような間の抜けた声を出す。
 それほど力が無いのが数匹…といっても…1匹が部下Sに匹敵するけど…
 あと、そこそこなのが…この間のバドぐらい…魔王達より、十倍の力…な
奴が3匹。
 んで…今回の反逆者たちのトップ10のうちに入るのが1匹。
 そっちに向かってるのよ(はあと)
「まてー!!!!なんでいきなりそんなやつらがこっちに向かってくるのよ!!!!」
 そりゃあ。リナがこっちに来た理由と重なるわね♪
「え?」
 だからあ〜♪
 リナがあいつらに対する有効な武器って言うぐらいなんだから、あいつら
がほっておくわけ無いじゃない。
 その最終兵器♪
「…あ…納得…」
「リナさま…その武器って…」
 リナに、おずおずとたずねるエルフのメンフィス。
「…あ…後でね…」
 ちなみに…トップ10に入る奴って…下手するとリナでもてこずるわよ♪
 というわけでがんばってね(はあと)リナ♪
「ちょ…ちょっと…んな簡単に…」
 追伸♪うちのトラコンの一人、助っ人に送っといたから♪
「え?それって…」
 もう一つ追伸♪ガウリィそっちに向かってるわよ♪
 最初はゼフィーリアに向かって(…但し…嫌がってたけど…)たんだけど、
彼ったらいやな予感がするって言って…急にこっちに走り出したんだから…
 このこの…リナちゃんの幸せもん!!!!
「…や…やだ…ガ…ガウリィったら…」
 赤くなるリナちゃん。キャー可愛い(はあと)
 でも…どんなに走っても、1日かその辺かかる距離だったりして…
「こらー!勝手に入るんじゃない!!」
 見張りAの声が離れたところから聞こえたかと思えば、
「やかましっ!必殺・どつき蹴り!!」
 ぱかんっ
 そんな声とともに軽やかな音が空に響いた。
 あら♪来たみたいね♪
「…何か…騒がしいが…」
 そんなミルガズフィアの声と同時に今度は、
「…な…な…な…な…」
「…何を…」
「…貴様!!」
 数名の叱責が飛んだ。
「うっとうしい!必殺・どつき蹴り>連続バージョン!!」
『ぴいやあぁぁぁ…』
 数名のエルフが空を飛ぶ。
『うごああぁぁーーーー!!』
 ミルガズフィアの連れだったのだろう、元の姿を見せる1匹の黄金竜。
『我らの地に何のようだ人間。即刻、ここから立ち去れ』
「……………やだ…」
『これ以上。抵抗するなら、少し痛い目にあうことになるぞ』
「──悲しき空を走る者
   六精の 雷を統べる王
   天と地に道を造りし時 時を止める者
   我が力 我が身に答え 無とかえし──」
 あ…これって…
『何をぶつぶつ言っている人間よ』
「何かの呪文ね…これは…あ…あれって呪符かしら青白く光ってる(はあと)」
 リナちゃんも視てたんだ♪
「──青き炎を 怒りのリングとなりて
   全ての空を貫き通せ──」
彼の手から青白い五方陣が描かれ、そいつがリング形に形成するとそのま
ま近くの小山に飛んでいく。
ヴオォーン!
爆発と大音響──
煙と粉塵が直撃したあたりを覆い尽くす。
「これは…」
「なんと…」
 額に冷や汗一筋流すゼロスと青虫D。
「あら♪なかなかの威力じゃない♪竜破斬ぐらいは在りそう♪」
 すごいでしょ♪
 あの魔法は彼のオリジナルなのよ。しかも更に威力のある魔法持ってるのよ。
「へぇ〜。後で教えてもーらおっと♪」
 バリエーションが増えるもんね♪
「今のは手加減してやった…忙しいんだからそこどけ…どかないんなら今度
は本気でやるぞ」
『…………………………』
『…………………………』
『…………………………』
『…………………………』
『……くう〜ん…………』
 …あ………すねた…
 器用に尖った爪で床に『の』の字を書い…がりがり削っ…ているし…
「…黄金竜がすねてる…」
「いや〜はっはっはっはっはっは…珍しい光景ですねぇ…」
「…………………………」
 無言でため息一つのミルガズフィア。
「たっく…そうやっておとなしくしてりゃあいいんだよ。最初から…」
 そう言って入り口付近から、黒髪の少年が現れた。
『ああーーーー!あんたは(あなたは)!!!』
 叫ぶ、リナとゼロス。
「女になると美人なたっくん(はあと)」
 とリナ。
 ずざざざざざざざざざざざざ…
 彼は、うつむき状態で地面を滑る。
「…滑ったな…」
 青虫の部下D。
「…滑りましたね…」
 ゼロス。
「…6メートルは滑ってる…」
 メンフィス。
「器用な人間だな。我々、竜族にもできぬ芸当だ…」
 ミルガズィア。
 ぽんっ
 リナが今だうつ伏せ状態の達也の肩を軽く叩る。
「よかったわね。達也。今度の宴会芸に使えるわよそれ(はあと)エルも喜
ぶと思うし♪」
「使えるかーーーーーー!!!」
 え〜…あたしはいいと思うけど…
「大体…リナは何でんな呼び方しってるんだよ!!」
「エルから聞いた」
「…あう…」
 そこで達也は沈黙した──


 一方、こちらは、舞とアイン。
 ちょうど、達也が地面を音速で駆け抜けていった同時刻。
 ”してない!!!”
 という声を1兆里ほど先のかなたに飛ばしつつ、あたしは2人を探した。
 さて、あの子達はちゃんと仕事をしてるのかしら…
 あら?ここって……
 ソニア=シティ。沿岸諸国にある港内でもうまいと言われている1スポッ
トの飯屋兼宿屋…らしい…
 けど…彼女は確かアトラスにいたはず…
 その中の一角で、
 だうんっ
 簡素なテーブルに打ち付けられ、木製のジョッキがなかなかいい音を奏で
る。
 いろんな海の男達があるテーブルを囲んで様々な好奇の目を向け、期待に
満ち満ちている。
「おいちゃん、もう一杯!」
『おおっ!』
 入り口を背にして座っている一人の女がめっちゃ元気な声でおかわりの注
文を促した。
 ああーーーー!!!ずるい!!!!
 あたしを差し置いてお酒なんか飲んでる!!
 アイン!許すまじ!!
 どんがらびっしゃーん!!
「あれ?天気がいいのに雷だ?」
 おっと。いけない、いけない。
 怒りで我を忘れて地上に影響与えてしまった。
「おーっほっほっほっほっ!アインとやら。あなたなかなかやるじゃない!」
 アインとは反対側の席…向かい合うように…に座る一人の女性…ナーガが
いつもの高笑いとともに彼女を絶賛した。
 その2人の間に挟まれたテーブルの上には、無数の空ジョッキが立ち並ぶ。
「いいぞー!金髪のねーちゃん!!」
「まけるなよー!巨乳のねーちゃん!!」
 ごおんっ
「そら、○○杯目だ。ここまで飲んだのはあんたらが初めてだ」
 店のおっちゃんが2つの酒の入ったジョッキを2つテーブルに置く。
「んっふっふっふっふ…絶対負けないからねぇ。ナーガさん(はあと)この
勝負あたしが勝ったら、おとなしくゼフィーリアにきてもらいますからね…」
 そう言いながら1つのジョッキを自分の方へと引き寄せる。
「おーっほっほっほっほっ!このあたしと互角に張り合える方は久しぶりだわ」
 ははーん…この二人…酒の飲み比べをしてるのね。賭けを対象にして…
 お互い、まだまだ、しっかりとした口調だ。当分、勝負は付かないだろう
「…ねぇ…アイン…」
「…ううん……なっにっかなあ…舞ちゃあぁ〜ん(はあと×2)」
 めっちゃ機嫌のいい顔でがばっと舞に抱きついてきた。
「…酔っぱらってるの…アンドロイドのくせに…」
「なにいってっかなあ…このあたしが酔っぱらうわけないでしょ。フリよふ
う〜り…」
 ぷにぷにと彼女の頬を突っついてくる。
「酔っぱらったフリ…ねぇ…」
「フリと言えば風鈴は夏の風物詩い…きゃはははははは…」
「………………」
 酔ぱらってるわね…絶対…どういう機能が働いて、酔っ払うのかしら?
 一様、あの子達にはナーガをアメリアたちの所に案内するように、言った
んだけどなあ…
「おーっほっほっほっほっ!」
「おっちゃん、お代わり!プリーズ!!!!」
 ちょっと舞。
「あ…L様。何でしょう…」
 何でしょう。じゃなくて…何がどうなってんの…
 彼女、アトラスにいたじゃない…なんでソニアなの?
「あ…そのことですか…え〜と…あたしたちL様に言われて、ナーガさんを
ゼフィーリアまで連れて行くことになってたんですけど…
 アインさんがめんどくさいんで無理やり転移装置で連れて行ったんです」
 でも…なんでソニア?
「その…転移中の次空間内で…ナーガさんが高笑いをしたら…空間がねじれ
ちゃって…そのままソニアに…」
 …そ…そうなの…
「それでも…再び転移してみたんですけど…今度は…アトラスに着いて…そ
して…散々やって…その二箇所を言ったりきたり…」
 …そ…そうがんばったのね…あなたたち…
 …ま…まあ…しばらくは動けないってことか…この子達…あ…でも…ソニ
アってことは…
「…ゼ…ゼルガディスさあ〜ん(泣)」
「…オバちゃん…すまねぇ…彼の部屋カギをくれ?」
「おや…どおしたんだい…そちらの旦那は?」
「…ちょ…ちょっとな…」
 あら♪
 真っ白な動き安そうな服に黒い肩で切り揃えた髪の少女。
 長めの漆黒の髪を左に全部寄せ結んだ髪と、藍い瞳、もう一人の少女と似
ている巫女服を着た女性。
 彼女らとと一緒に。
 銀髪(プラチナ・ブロンド)の男を担いだ、山吹色+橙色の髪、碧眼の男
が入ってきたのはその時である──

********************************************************************

 というわけでリナたちの前に現れるのは1人の強敵──と雑魚(はあと)

 実は書くのをためらいましたが…私はその強敵を…達也の元・相棒、兼、
アインの兄・ゼオにしようかと考えてたりしてました…
 反逆者と称されるモノの影響によって変貌しちゃったんですけどね…彼も
また…しかも達也の秘密の一つにもかかわってたりして…
(ヒント:出張・あんだ〜ば〜EX in 「わかりやすい みち」番外編
…ひそかに宣伝…)
 …ま…その辺の強敵はどんな奴にするかは後の方にバトンパスということ
で…あえて書かないことにしましたんで…


 さてもう一つ…KIー様で
 ゼルガディスさんと合流をはたしたアメリアちゃん。
 記憶の覚醒を果たしたゼルガディスさん。

 ──を記念してさらに──

 ナーガさん、めでたくアメリアちゃんと合流!!!
 つー訳で次の方にバトンパス。
 なお、ナーガさん。
 アメリアちんに気付かずそのまま、旅出してしまうのもありだったりしま
す…

 ではでは…

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17682・・・十三話・・です・・。(即効の為短い・・汗)かお E-mail 2001/10/22 09:33:44
記事番号17642へのコメント

こんにちわ。
またまた担当させてもらいます♪
かおなのです♪
やっぱ、私が書くのは、エル様視点から♪
ではでは♪

#############################################

混沌の煌き・第13話

「うきゅうう・・・。」
フィンはベットでダウンしていた。
原因は、いつものことで、アストラル世界の移動が、出来ない日の為である。
本来ならば、ディースがいればいいのたが・・・。
ディースは、アメリアの精神攻撃(生の賛歌)に恐れをなして、どっかに逃げてるのである。
「ディーススー・・・。」
フィンが呼んでも、ディースはやってこない(笑)
とりあえず、アメリアはフィンを追いてくのは、正義に反するとかいって、しばらく、ここ、ソニア=シティ
に留まることにしているよーである。
何日かすると、フィンは、精神世界の移動ができるまでに、復活(?)して、
ディースを追いかけていく。
「アメリア、私、ちょっと、ディースを探してきますので(はあと)追いてったらいやですわよ?」
「分かりました!!私、まだまだ、この町で遊んでいます!!」
・・・アメリア・・・当初の目的・・忘れてない?

「見つけましたわ!!ディース!!」
フィンがディースを見つけて、とりあえず、近くの町にと姿を現し・・てみたところ、
フィンの知ってる気配がする。
とりあえず、結界を張って、その店の中へと入ってゆくフィンとディース。
あ、ちなみに、ディースとは、フィンの部下(?)の小振りの杖のことよ(はあと)
そこには、いわずと知れた、ガウリイとロイアが(笑)
「あらお久しぶりですわね。劉さん?」
そう言って少し小振りの杖(ディース)を持ったフィンが、にこりと笑いかける。
ロイアは、脇に差してある鉄扇をすかさず握っているが。
「あらあら、ここで、貴方とやりあう気はまったくございませんことよ?」
にっこり笑っていうフィン。
「じや・・なんで・・。」うなるロイア。
「偶然ですわ(はあと)ただ、気配がいたしましたので(はあと)」
そう言って、
「では、ごきげんよう♪あ、ガウリイさん、また、いずれ(はあと)」
フィンは、あっさりと姿を消して、アメリア達の所に戻って言った。
ちょうど、そのころ、アメリアはゼルガディスと合流を果たして、ゼルを抱えて、宿に戻ってくきていた。
そこには、舞や、アインとグレイシア・・ナーガでいっか。
ナーガがのみ比べをしていた時。
「・・・何しに来たんでしょうか?あの魔族???」
残されたロイアはただただ首をかしげていた。
フィンが消え去るのとほぼ同時に、フィンが張った結界も解けて、店に活気が戻っている。

「とにかく、神殿にいってみましょう!!」
ロイアがそう言って、サイラーグの神殿へとガウリイをひこずって、移動している。
神殿の中には、当たり前のことながら、ここでも、神殿の巫女をやってるシルフィールがいる。
すると、神殿に行きかけていたガウリイが、
「何か、いやな予感がする!!」
といって、いきなり駆け出す。
おー早い、早い!!どうやら、ガウリイ達から、約一日かかる場所にいるリナのピンチ(?)を
本能的に感じ取ったようである。
「この、幸せもん(はあと)」
あたしがからかうと、リナは、顔を真っ赤にして、・・かわいい(はあと)
どうやら、この様子だと、ガウリイとリナが合流するのは、すぐのようである。


 リナが今だうつ伏せ状態の達也の肩を軽く叩る。
「よかったわね。達也。今度の宴会芸に使えるわよそれ(はあと)エルも喜
ぶと思うし♪」
「使えるかーーーーーー!!!」
 え〜…あたしはいいと思うけど…やっぱ、面白いし・・・。
こちらは、リナサイド。
「大体…リナは何でんな呼び方しってるんだよ!!」
「エルから聞いた」
「…あう…」
 そこで達也は沈黙した──
そーいや、達也には、教えてなかったっけ?ま、いっか。面白いから。
「え・・えと?あ・・あのー?今の声は?」
あたしの声を知らない、見張り役のエルフと数名の黄金竜達がリナに聞いている。
「あ、あれ?あれ。おかあさ・・とと、エルよ。あんた達には、こういった方がいいかな?
『金色の魔王(ロードオブナイトメア)』よ。それが何か?」
ぴしいいぃぃぃぃぃんん!!!
その場全ての存在(リナ達を除く)が凍りつく。
んーみゅ・・・。じゃ、あたしがいったら、どうゆう、反応・・するんだろーか?
やがて、
「見つけたぞ・・・そして、久しぶりだな・・・。」
いって現れる反逆者ご一行。
そーいや、『彼』も、反逆者の影響うけて、・・またまた反逆・・してたんだった。
ま、いーけど。
さーて、リナ達は、どんなふうにあたしをたのしませてくれるかしら♪

「ただいま。エル姉。」シルファが戻ってくる。
「お帰り、シルファ(はあと)今、面白いことが始まるわよ(はあと)」
あたしが言って、またリナ達の方を視たとき、
「あー、ミルガズィアさん!!なんでもいいから、ギャグ・・一発お願い!!」
リナがいいつつも、ちゃっかり、すでに耳栓をセットしている。
「いやですぅぅぅ・・・・。しくしく・・。じゃ、僕は、部下S・・とと、赤瞳の魔王様、手製の耳栓を・・。」
ゼロスもいそいそとS手製の耳栓をセットして・・。

やがて、むなしいまでの風が・・・その場に吹き荒れた。

「ね・・ねえ・・・。エル姉・・・・。」
「・・・・何もいわないで・・シルファ・・・。」
あたしは、つくづく、思うけど。
・・・面白そうなんで、ちょっと変わった・・感性・・与えてるんだけど・・失敗だったかも・・と。

一方、
竜や、エルフは全員、腹を抱えて、笑っているけど。
反逆者たちは、・・・・。ダメージをもろにうけているよーである。
「ゼロス!!あたし、ちょっと、暴れるから、結界、はんなさいよ!!」
リナがそう言って、いきなり、本来の力を使おうとしてるし。
「え・・えええ!!?いきなりですかー!!?」
ゼロスが抗議するが、
「うっさい!!あたし、ストレス・・溜まってるのよ!!」
「うううぅぅ・・・・。仕方ありません・・・。闇よ、我が意思に応じて、この場を隔離せよ!!」
ゼロスが錫杖を振りかざす。と、同時にその森・・全体が闇の結界につつまれる。
「・・・・ゼロス?!!」
メフィとミルガズィアは驚いてるけど。
そーいや、彼らには、ゼロスの正体・・知られてなかったっけ?まっ、いっか。
「・・・俺も、ちょっと、暴れよう・・。」
どうやら、達也も今のをまともの聞いてしまったらしく、むなしさのあまり、どこかに
ぶつけたいらしい。
「それじゃ、いっくわよー♪」
やがて、リナの生き生きとした、声と共に、混沌の力が当たりに満ち溢れる。
混沌の力にかなうわけもなく、あっさりと消滅してゆく、反逆者達の雑魚ご一行。
ちなみに、部下Dは、泣きながら、結界を張ってどうにか、持ちこたえてるし。
メンフィスたちといえば、
「お茶がおいしいですわね・・・。おじ様・・・。」「そうだな・・・。」
お茶をのみつつ、現実逃避へまっしぐら。
他の存在は・・あ、気絶してやんの・・・。ま、いっか。

こちらは、アインの兄でもある、『ゼオ』サイド。
自分が送りつけた、部下達の気配が一瞬で消え去ったのに驚いてるようである。
「・・・さすがは、あの、リナ=インバースが最終兵器というだけのことはある・・・。」
どうやら、ゼオ、今のをまともに視ていたらしくて、ダメージを受けているよーである。
しばらくは、動けないであろう(笑)
「・・・・我も、・・・耳栓・・・作っておこう・・。」
ぽそりとつぶやく、ゼオ。
・・・・知的精神生命体でもあるあんたがそんなもの、作ってどうするんだ?ゼオ?
ちなみに、ゼオにも、リナ達に関する本来の記憶は、封印してある(笑)
さてさて、とれから、どうなるかな?

一方、こちらは、アメリアサイド。
アメリアが店に入ると、
「おーほっほっほっほっ。じゃんじゃん持ってきなさい♪」
なんだか、聞き覚えのある声が・・・。
アメリアがそちらを振り向くと、
「あ・・あ゛あ゛あ゛ー!!?グレイシア姉さん!!?」
アメリアが思わず、叫んでしまったのは・・言うまでもない(笑)

さてさて、面白く、なってきたわねー♪

                                         −次の人に続きますー

###########################################
あとがき:
ふぃー・・・。一気に打ちこんだので・・疲れた・・・。
え・・えー・・。みな様・・それぞれの・・『キャラ』・・こんな扱いでも大丈夫でしょうか?
もし、何かあれば、・・下のツリーの方へご意見・・願いますのです・・・。
それでは、短いですが、中途半端ですが、次の人にバトンタッチなのです!!
では!!(逃走!!)


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1771614話目、ですねー。桜井 ゆかり E-mail URL2001/10/23 13:01:40
記事番号17642へのコメント

なにを思ったか杖(ディース)の一人称。
アメリアをほっぽりだして違うところに行っちゃった……。
後で返して下さいねー。(をい)



混沌の煌き 14話。

「ううー。は、反逆者の影響が出てますわぁ………」
我が主フィンダルス様は獣王サマと海王サマの力をもらって創られた魔族。中間のような配偶の為にあの反逆者とかいう奴の影響を受けやすい。
「それに、劉さんがまだ生きていらっしゃったとは……。魔族の力を持っているせいですわね」
劉という人魔と何百年という因縁がある。決着はついてはいないが、本気で戦えば、あんな人魔ごときに勝ち目はない。
我が居なかったら話は別だが。
「それよりディース。アメリアが精神攻撃をするからって逃げるのは止めて下さいませ。探すこっちの身にもなって欲しいですわ」
あの精神攻撃に耐えられるのは、ミルグラン殿とフィンダルス様だけだ。きっと。
と喋れたら嬉しいが、我は杖の形態しか取れぬようダルフィンサマに創られている。相づちを打つことは不可能。
「さて、アメリアの所でも戻りましょう」
我はいつもながらその言葉に従い飛んだ。



「おーほっほっほっほっ。じゃんじゃん持ってきなさい♪」
脳天に響く高笑いがアストラルに居ても聞こえてくる。無論、逃げたい。だが、逃げられない。
「あ・・あ゛あ゛あ゛ー!!?グレイシア姉さん!!?」
……あれが、アメリア殿の姉……か?
「あ、アメ……っ!
ち、違うわ!私は愛と正義を護るため生まれてきた正義の戦士、白蛇のナーガよ!」
すちゃっと何処から取り出したか分からないが、仮面を取り出しつけて言う。
頭が痛い……。愛だの正義だの魔族にとってはいらない感情の一片。
「そ、そうなんですか……っ!?」
『…バレバレなのに何故バレませんの?
つくづく人間って不思議な生き物ですわね。ディース』

『なにしろ、そーゆー風に創ったもの♪』

だ、誰の声だ…?今の…。
いきなりアストラルから聞こえたということは──。
さぁぁぁ。
我等が王の上をいく存在、混沌の源、エル様!?
『あ、エル様のお声ですわ。
この頃、世界への干渉が多いようですわね』
に、にこやかに言う台詞じゃないぃぃぃぃぃっ!!
絶対に絶対にどんな存在か分かってないっ!フィンダルス様は絶対に知らないんだぁぁぁぁぁっ!!

『エル姉、この杖変なこと言ってるけど?』
『あ、破壊したいのはやまやまだけど、破壊するとフィンがアストラルに戻ってこられないでしょ?だから、破壊しないであげてるのよ(はぁと)』

しくしくしくしく……。
我って一体……。
『好かったですわねー。ディース。
破壊されないですんでいるのは私のおかげですわ。ですから、もっと私の為に力を使って下さいませ』
開放されるのは何千年後になるのだろうか…。
そのうちまた隙を見て逃げるとしよう。
『にしても、結構怖いからアメリアと自称白蛇のナーガの間には入らないようにしておきますわ。まぁ、私ってば優しいですわね』
何処が優しいんだか。
『劉さんとの因縁の決着でもつけに行きましょうか。
ディース。ガウリイさんと劉さんのところにいきますわよ?』
なんというか、とっても気まぐれなお方。
我はすぐさま、方向転換をし劉という人魔のところへと向った。


「劉さーん。夕食まだですわよね?一緒にどうです?」
怪しまれないようにと、店の扉からキチンと入るフィンダルス様。
「フィンッ!お前、さっきも来たが、一体なんの用!?」
人魔はすぐさま鉄扇を持ち、立ち上がる。
「そう、邪険しないで下さいませ。さっきのは只の偶然。
今度は食事をご一緒しようかと思いましたの」
「ああ。さっきの女の子はロイアの知り合いだったのかー」
「…昔よりボケが進行していません?」
「私も最初そう思った…」
まわりの状況など考えていないかの如く、マイペースなガウリイ殿の発言に何百年という間、因縁があった2人に同じ事を思わせた。
「あ、でね、夕食はさっき食べ終わったわよ?」
「オレはまだ食えるぞ?」
今にも一触即発しそうなほどの2人の雰囲気はガウリイ殿の言葉によってバラバラに破壊される。
「…と、とにかく、私もなにか食べたいので一時休戦といたしましょう?劉さ…。今はロイアと呼んだ方が宜しい?」
「アンタにロイアって呼ばれるのは嫌。そのまま呼んでおいて」
「そうですの。
では、すいませんが、このイウバラッドの香草焼きを1つと飲み物にウーロンを下さいませ!」
イウバラッドの香草焼き。ランド公国の名物であるイウバラッドという湖でしか取れない魚を使った美味しい魚料理。だけど、今は何処でも食べれる一品。
そして、ミルグラン殿のお薦め料理の1品。
「げ。よくあんな生臭いの食べられるわね」
「それが美味しさの秘密じゃありませんの?」
というか、魔族が食べ物を食べていてどうするんだぁぁぁぁっ!!
過去の因縁をはらす為にここにきたんじゃなかったのかぁぁぁぁぁっ!!
もうフィンダルス様の好きにしてどうぞ。
我は寝る。




『寝るなぁぁぁぁっ!!』
と、私を混ぜエル様達も叫びつつ、次の方へとタッチです。



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17720十五話目〜 磐玲昂 2001/10/23 15:08:19
記事番号17642へのコメント


今日は〜 
ということで十五話目です


「劉さーん。夕食まだですわよね?一緒にどうです?」
店の扉からキチンと入るフィンダルス
「フィンッ!あんた、さっきも来たけど、一体なんの用!?」
私は立ち上がって鉄扇を握った
「そう、邪険しないで下さいませ。さっきのは只の偶然。
今度は食事をご一緒しようかと思いましたの」
「ああ。さっきの女の子はロイアの知り合いだったのかー」
「…昔よりボケが進行していません?」
「私も最初そう思った…」
まわりの状況など考えていないかの如く、マイペースなガウリイの発言に何百年という間、因縁があった私とあいつに同じ事を思
わせた。
「あ、でね、夕食はさっき食べ終わったわよ?」
「オレはまだ食えるぞ?」
今にも一触即発しそうなほどの2人の雰囲気はガウリイの言葉によってバラバラに破壊される。
「…と、とにかく、私もなにか食べたいので一時休戦といたしましょう?劉さ…。今はロイアと呼んだ方が宜しい?」
「アンタにロイアって呼ばれるのは嫌。そのまま呼んでおいて」
「そうですの。では、すいませんが、このイウバラッドの香草焼きを1つと飲み物にウーロンを下さいませ!」
イウバラッドの香草焼き。ランド公国の名物であるイウバラッドという湖でしか取れない魚を使った美味しい魚料理。だけど、今
は何処でも食べれる。
「げ。よくあんな生臭いの食べられるわね」
「それが美味しさの秘密じゃありませんの?」
何故魔族が食べ物を食べるのか? そう言う普通の疑問は私にはわかない
数百年前人間だったころの週間のまま私も「人魔」ながら食べ物を食べる
第一私を人魔にしたのがこのフィンダルス私が始めて会ったときは、
村を焼け野原にしたのも一つじゃなし 人魔は量産するし
これぞ「人ならざる道」言う行動をとっていた。その量産された人魔の中に私が居たのだが
人魔にされた中でも私は、自我を持ち続けた私だって人を何人も殺した
私の遺志じゃないせよ、この手で・・・・・・・。
今私の目の前で、おいしそうに魚を食べているフィンダルスを見る
「あらどうしましたの? 私の顔に何かついています?」
魚の骨が頬についていたが無視した
ガウリイは自分で得体の知れないもの(私にはそう見える)を頼んでぱくついている
魔族の力の中のランク付けで言えば私とフィンは同等か私が上
しかしあの「でぃーす」という杖が居ると私は勝てない。
魔族の地位のランクは上級魔族にどれほど気に入られているかに添うらしい
「ごちそうさま・・・。」
フィンはそう言って立ち上がるとそのまま店を出ていこうとした
「勘定くらい自分で払っていきなさいよ!」
そう言って私は広げた鉄扇に魔力をかけ・・・・投げた。
鉄扇は水平に弧を描きフィンに迫る
「そんなもの通用しませんわ!」
そう言うとフィンは高々と「でいーす」という杖を振り上げた
・・・・・・・ただそれだけだった・・・・・・・・・・。
過たず鉄扇はあいつのこめかみに命中し あいつは昏倒した
「・・・ディー・・ス?・・・・何でこんな時に・・・・・寝て・・・・いますの?」
そうしてこの性悪低級魔族の意識は闇に墜ちた。





わぁ 短かったですねぇ
では次の方どうぞ

自分はまた次の機会に

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17737第十六話で御座います。KIー 2001/10/23 21:25:13
記事番号17642へのコメント


では、十六話で御座います。
何を血迷ったか・・・
橙霞一人称で御座います。


〜混沌の煌き〜

 ゼルガディスが目を覚まし、食堂に向かうと、大変な騒ぎになっていた。
「おーっほっほっほっほっほっほっほっほっ!!
 じゃんじゃんもってきなさあああい!」
 高笑いをあげるヘンなスタイルの女が一人。
「あれ〜…やっぱり姉さんに似てるんだけどなぁ〜」
 それを横目で見てる嬢(アメリア)。
 呆然としているゼルガディスはほっといて………
 俺は近くの忙しそうに動く姉ちゃんからトレーを掻っ攫うと、
 力任せに高笑いを上げる女の頭に振り下ろした。
   がつっ!
「っっっっっっっっっ!!!
 痛いじゃない!何するのよ!!」
「おわ?!気絶しねえ!!何故だあああ!?」
 いや…高笑いが頭に響いて五月蝿いから…
 黙らせようかな〜とかおもってたんだが……
 むぅ、コイツなかなか丈夫い…
「何故だーじゃないわ!
 この白蛇(サーペント)のナーガにたてつく気なの!?」
 そうだそうだ〜と回りのおっちゃん達が騒ぐ。
「はいはい。解ったから黙れって」
 あ、邪険に扱われてちっと怒ってる・・?
 何気に呪文まで唱えてるし。
 やれやれ。
 俺は少し腕を上にあげて、振り下ろした。
『氣空刃(きくうば)っ!』
 俺の腕が描いた軌跡が、空気の刃となり、
 白蛇(サーペント)のナーガと名乗るヤツに襲いかかる。
「きゃぎぶうううううううう!!」
 訳の解らない悲鳴を上げ、悪(ナーガ)は倒れた。
「たく…何で呑みに来てまで氣を使わにゃあかんのだ」
 溜め息と共に俺は言葉を吐き出す。
 今のは…
 魔法とは違う。
 長い説明は苦手だからあんまりしないけど…
 まあ、仙術だと思ってくれてまず間違いはないだろうな。
 自分の氣を使って相手に攻撃する。
 ナーガに使ったのは『氣空刃』。
 氣で少しの間、空気を刃にして相手に襲いかかるモノ。
 まあ、殺傷力も抑えたし。
 死んじゃいないから良いか。
「おい、ゼルガディスにじょ…」
 『ゼルガディスに嬢、違う店に移ろうぜ』と言おうとして、
 振りかえった俺は言葉に詰まった。
 俺とナーガが対決している間、昔話に花を咲かせていたらしい。
 何時の間にかテーブルを挟み、飲み食いしながら話をしている。
「たく………酷ェよな…」
 俺はまた溜め息を付いて、ゼルガディスと嬢のテーブルに向かった。





無意味にナーガさんをドついてみました。
いや…橙霞の技を見せておきたかったので御座います。
えっと、トーカの仙術に付いては、わたくし自身も全然考えていないので、
皆様好きな様に御創り下さい。
では…短いと叱られないかビクビクしながら…
                 KIー

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17789遅れました…17話です…猫斗犬 2001/10/27 04:58:31
記事番号17737へのコメント

 どうも…1日分、遅くなりました…
 17話目の宣言をしたら、すぐ数分後に用事がでけて…3日間…何も書け
へんかったんっす…しくしく…

 さて…今回の話はほんの少しだけ2人のオリキャラ登場。
 一人は私の作品から1度も出たことのない、完全なる初キャラ。
 もう一人は天然100%あがり症娘・今居恵美。
 …ではでは…

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**** TATUYA ****

 竜や、エルフは全員、腹を抱えて、大笑い。
 反逆者たちは……おもいっきしダメージをうけてたりする。
「ゼロス!!あたし、ちょっと、暴れるから、結界、はんなさいよ!!」
 既に戦いは始まりを告げていた──
 上空にたたずむ、反逆者たち──
 その者たちのプレッシャーにさすがに、エルフたちは飲み込まれている。
 じゃなくて…先ほどのミルガズィアさんのギャグに、飲み込まれている
…ほうが正しいかも…
「え…えええ!!?いきなりですかー!!?」
 ゼロスの抗議…はっきり言って彼女に抗議は通用しないと思うぞゼロス…
「うっさい!!あたし、ストレス…溜まってるのよ!!」
 …ほらな…
「うううぅぅ……仕方ありません……闇よ、我が意思に応じて、この場を隔
離せよ!!」
 ゼロスが錫杖を振りかざすと、同時にその森…全体が闇の結界につつまれ
た…
「…ゼロス?!!」
 メフィとミルガズィアは驚いてるけど…つーか…メフィ…涙目…
 けど?何で驚いてるんだろ?
 ま…んなもんどうでもいいや…それよりも…
「…俺も、ちょっと、暴れよう…」
「それじゃ、いっくわよー♪」
 そして──…あ…
「いきなり重破斬(エル召還しない不完全・だけど威力は在るわよバージョ
ン)───」
 きゅごがががががががががごおおおおおぉぉぉぉーん!!!!!
 そして戦いは終わりを告げた──
「…オレの分……?」
「…あ…ごめん(はあと)忘れてた♪」
 まて!!リナ!!!
『…くすん…つまんない…もう少し、面白い展開期待してたのに…』
 …おいおい…会長…
「…あ…あーのーねー…こんな奴らにいちいち時間かけられると思ってんの?
エル?」
『思ってる♪』
「…なあ…なんかオレここに来る必要って無かった気がするんだが…」
『気のせい!』
 その質問に会長とリナの声がハモル。
「僕の活躍は?」
『絶対!ない!!』
 ゼロスの言葉で更にハモル。
「…何もそんな、はっきりと断言しなくても………」
 …あ…すねた…
『それにしても…あっけないわねぇ…エル姉が面白いことが始まるわよ…っ
て言ってたのに…』
 あれ?この声…どっかで…
「…シルファ……あんたもねぇ…」
 …シルファ?
 ………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………
……
「あああーーーーっ!!そっか!!副会長だ!!!!!!!」
『…今、気付くなよ…』
「いや〜つい…」
「…達也…相変わらずですね…」
 その声は突然だった──



**** TOOLU ****

 ──夕刻──
 子供が寝るにはめちゃくちゃ早すぎる時間。
 外ではうっすらと満月が踊り出て、朝日が道を赤々と照らし出している。
 そんな中──
「おーっほっほっほっほっほっほっほっほっ!!
 じゃんじゃんもってきなさあああい!」
 高笑いをあげるヘンなスタイルの女が一人。
 山吹色+橙色の髪、碧眼の男が、近くで忙しそうに動く姉ちゃんからトレ
ーをかっぱらい…
 がつっ!
 問答無用に殴る。高笑いねーちゃんに…あれ?今、角にあたんなかったか?
「っっっっっっっっっ!!!
 痛いじゃない!何するのよ!!」
「おわ?!気絶しねえ!!何故だあああ!?」
 ──この店は騒がしかった。
「………………………ねぇ…お兄ちゃん…」
「…なんだ?」
「…あそこにいるの舞ちゃんとアインさんだよねぇ…」
「気のせいだろ…」
「…そ…そうかな?」
 妹の恵美が指差すその先は…高笑いね−ちゃんの席。
 2人の同席者がいた。
 金色ロングの女と、黒のショートの少女。
 俺の名は今居徹。
 『STS』という次元セキュリティのトラブルコンサルタントである。
 今回はこっちの世界で休暇できていたのだが…
「やれやれ」
 碧眼の男は少し腕を上にあげ…おや?
 振り下ろした。
『氣空刃(きくうば)っ!』
 腕が描く軌跡が、空気の刃となり、
 高笑いねーちゃんと名乗るヤツ…名乗ってない?…に襲いかかる。
「きゃぎぶうううううううう!!」
 訳の解らない悲鳴を上げ、彼女は倒れた。
「…絶対負けませんからねぇ…」
「って…アイン…彼女…倒れてるんだけど…」
「おっちゃん…もういっぱいお代わり…」
「聞いてる?」
 聞いたことのある名前が出てきたが…ま…気のせいだな…
「たく…何で呑みに来てまで氣を使わにゃあかんのだ」
 溜め息と共に彼は言葉を吐き出す。
「…お兄ちゃん…今のって…魔法じゃないよね…どっちかって言うと…気?」
「だな…かなりの使い手だ…」
「お兄ちゃんとどっちが上かな?」
「そいつは比べられんだろ…純粋な力比べならともかく…気孔術ってーのは
…力、うんぬん、じゃなくてどれだけのコントロールによるかなんだし…
 今の彼の場合も…コントロールが重要なポイントだな…
 気によって空気を刃にした…こいつは力任せだと、うまくいく分けないか
らな…まあ…殺傷力は抑えていたみたいだが…」
 死んじゃいないから良いか…関係ないし…
『こら!アイン!!』
「ほえ?」
 突如。店内に声が響き渡った──
 って…この声…
「…お母様…どうかなさっとぅわんですくわあ〜」
『どうかなさったんですか?じゃない!!!』
 …ま…まさか…会長…
『そんなことはどうでもいいのよ…それよりもアイン。とっととゼルガディ
スとアメリアちゃんをつれてリナんとこに来なさい!!』
「え〜と…お二人さんってどこにいるんですうぅ〜」
『何ボケてんの!すぐそこにいるでしょうが!!あ…それと、ガウリィがリ
ナのところに向かってるから。全員。一緒に連れてきなさい!!』
「ふああ〜い。全員ですね♪」
『そう!あ…徹とめぐちゃんもそこにいるから一緒にね』
「って何で俺まで…今休暇中なんで…」
「んじゃあ…いきなり転移っ…いっきまーーーーーっす!!!」
 瞬間周りの景色が変わった──
『って!!!!空あああぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!!!』
 そして、俺達は上空に浮かんでいた。(たぶん)地面を背中にして…全員
…店内にいた人間全てが…
『おっ…おちてるうううぅぅぅぅーーーーーーーっ!!!!!!!!!』
 全員の声が天空に轟いた──


**** LINA ****

「誰!?」
「精王雷輪(アスルトグ・ファーリング)!」
いつのまに唱えていたのか、いきなり達也が仕掛けた。
彼の手から青白い五方陣が描かれ、そいつがリング形の武器となって、か
けられた声の方向へ飛んでいく。
 きゅごおおおぉぉぉーんっ!
「うっしゃっ!勝利のVサイン!!」
『っていきなり仕掛けるなああぁぁぁーーーーー!!』
 あたしとエルとシルファ、そして謎の声が見事にハモる。
「…あ…生きてたし…」
「当たり前だあんなもんでわたしがやられるか!!」
 そこにはアインにそっくりな…エルにも似ているが…一人の男が…
「なんだ…ゼオじゃないか…」
「ってあんた…知り合いに攻撃魔法仕掛けたわけ?」
「ま…それはそれとして…」
 こら!!
「…で…ゼオ…こんなところに何のようだ?」
「決まっているじゃないですか…それは…」
 ずうんっ…
 ゼオと呼ばれた彼の周りで空間がゆがんだ。
「達也。あなたに合わせたい方がいましてね…」
 空間に浮かぶ数個の光球。
「ほう…」
 達也が光の刃を生み出す…これは多分、気孔術の一種だろう…
「いきますよ…」
 ゼオはその言葉と同時に光球を解き放つ。
 達也が飛ぶ。ゼオをめざして。
 順不同に襲いくる光をことごとくよけて。
 紅蓮の炎が達也の後方ではじけ、閃光がほとばしる。
 一気にゼオの懐に達也は迫った。
「………………」
 あせりの声もあげず、後ろへと退けるゼオ。
 ぢぃっ
『なっ!』
 それは突然だった──
 細い光の線が達也を囲う。達也を中心にした五紡星の形に。
「でりりゃあぁーーー」
 気合一線。光の刃を達也は振るう。
 ばちっ
 彼の周りで小さな火花が散った。
 消える、光の線。
『………………』
 全ての動きがピタリ、と止まった。
「…とりあえず…でしたが…うまく言ったようですね…」
 ──えっ?
 うまくって…何が?
「!?」
 思ったことよりも、先に体が動いていた。
 ずがががががっ
 あたしがいた場所から一直線に立ち上がる土柱。
 ふおんっ
 さらに体が反応する。
 光があたしの鼻先をかすめる。
 そして、目の前に影があたしを被い──上空!
「くっ」
 あたしは後ろへと退く。
 懐に迫る影──
「神滅斬っ!」
 かざした手の中に混沌の刃が生まれ出る。
 ぎぢいぃぃっ!!
 闇と光が交差する。
 あたしと剣をまじあわせたのは──
「達也っ!」


「達也っ!」
 彼の顔には一切の表情がなかった。
 瞳に光もない。
「まさか…”傀儡”…」
「正解です…」
 傀儡の術はそれほど難しいものじゃない。
 だが、達也ほどのものがそう簡単に操られるだろうか…
 ──否──
 となれば、後は術者の力量──しかも桁外れな──
 先に達也が動いた。
 光を押さえつけていた刃が突如軽くなる。
 彼が身を引いたのだ。その反動であたしは思わずたららを踏む。
 ふわっと彼の体が動いた。
 びびゅっ
 問答無用の光の一線。
 ぎぎぃ
 それを何とか防ぐ。達也の体が弧を描き──
 すぐさま反対側から、打ち込んでくる。
 はっきり言ってこいつはあたしにとって分が悪すぎる。
 以前…まだ16ぐらいの時…のあたしは剣術に関してはそこそこ使えたが
…今でなら、当時のガウリィぐらいは軽くいなせるだろう…
 そのあたしが防御でしかできないでいる。
 達也の動きが速すぎるのだ。傀儡で操られているとはいえ…
 もしかしたら、操られていない時の彼はもっと速いのではないだろうか。
「ぐっ…」
 お腹のあたりに鈍い衝撃がくる。
 あたしはそのまま弾き飛ばされた。これが強力な気が込められているから
さらにきつい。今ので上級魔族くらいは消滅できるのではないだろうか。
 吹き飛ばされたあたしは急いで立ち上がり──
「うわわわわっ!」
 突然、光の刃が飛んできた。達也が投げつけたのだ。
 …あ…危なあ…今、起き上がってたら…顔に突き刺さってたぞ!
 と…そういや…ゼロスと部下Dは?
 がつっ…ごこっ…
 ゼロスはゼオと精神世界で争ってるわね…で…Dは…あ…焦げてる…
 最初の達也の攻撃をもろに食らったみたいね…
 達也の前に青白い…いやもう一つ…赤い光の五方陣が現れる。
「だああぁぁっ!」
 慌てて、混沌の力で作った結界をはる。
 ずず、ずーん!
 途端、大地が揺らいだ。
 って…じょ…冗談でしょ…この威力、竜破斬なんて目じゃない…
 魔王なんてあっという間に滅んじゃうんじゃないかってくらいの威力だっ
た。
 たしか、以前…言ってたっけ…質の違う魔法を掛け合わせることが出来るっ
て…彼…
 ごっ
「ぅわきゃー!」
 天地がひっくり返った。
 …目…目が回ってるうぅぅ…
ごろごろごろごろごろ…ごすん…
 …あ…あううぅぅ〜…
 何てことするのよ、あいつは!
 バリアごと吹き飛ばす?普通?
 足がふらつく。
『リナ!!』
 エルの声が響き渡る。
 彼は目の前にいた。拳にまぶしい光を携え──
 だめ!
 間に合わない!
 ごこっ!!!
「…ぴっ…」
 変な声が上がり、
 彼が振り下ろす拳は空を切り、空から振ってきた物体、多数に潰された──

***************************************************************

 ふう〜
 でけた…なんか…誤魔化した文章が多いような気はするが…
 …ま…いいか…

 ほんじゃ…お次の方に…

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17806十八話目です♪ねじばな E-mail 2001/10/29 00:48:53
記事番号17642へのコメント

という訳で・・・・やらせていただきます♪

「混沌の煌き」18

・・・・・・・・・・。
「説明していただきたいのだが。」
我が主、闇を撒く星様(こう書くと変)の悲鳴が聞こえ、慌てて駆けつけてみれば。
デュグラディグドゥ様は焦げ付いてムカデの姿のまま倒れ、
あたりの竜族、エルフ族は呆然とし。
いつだったかあったことのある・・・アインとかいう知性登録生命体が、何ゆえか酔っ払い、いろんな人がごっちゃになって、くっちゃべっていた。
とりあえず、てじかな人間・・・いつだったか、わたしを扱って、恐れ多くもあの方の呪文(不完全)をかけた人間に問う。
「あ、反逆者が出ててね。ちょっとその戦闘してたのよ。仲間にも覚醒してもらおうかと思ってたら、アインがほとんど連れてきちゃったわけ。」
「・・・・・・・・そうですか。」
反逆者という言葉はちょっと耳が痛いが。
とりあえず、ムカデになってる我が主を手に取る。
「我が主は、保護させていただいても? 」
『だめに決まってるでしょ。ゴルン=ノヴァ。』
いきなり虚空に響いた声に、一同静まり返る。
『そこのあんたの主・・・部下Dはね、反逆してたのよ?その罰に対処させてるんだから、保護しちゃだめ。補佐なら許す。』
「シルファ副会長。会長とお話できますか?」
達也とか呼ばれていた・・・彼も一度あったことがある。
とにかく彼が、虚空に問う。
『何?達也。』
今度は違う女性の声だ。ひどく懐かしい気もする。
「アインが・・・ほとんど連れてきましたけど・・・これからどう?」
『リナの指示に従いなさい。』
『あ、あたしも行くから。もうすぐガウリイもそこに到着するだろーし。実はまだ休暇期間だし。』
最初に発言した女性がそういい・・・
ゼロスがにやりと笑ったのは気のせいだろうか。
一同静まり返って・・・・
そこに、銀色の髪の女性が現れた。
動きやすい黒のスラックスと短パンの上から、スリットの入った白いロングスカートをはき、錫杖だか槍だかみ分けの突かない棒を持っていた。
*************************************
はい。何か時間がないし眠いんでここまでにします。
中途半端です。ごめんなさい。
これ、同時進行可能。ゴルンノヴァたちが話してる間とか、その少し前からとか。
ちなみに、最後に現れたシルファの持ってる棒の名前は、宵闇です。
シェーラのドゥールゴーファみたいなもんです。
ではっ!(逃げっ!)

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17810短く小説になってませんが、19話目です・・。(涙)かお E-mail 2001/10/29 11:33:42
記事番号17642へのコメント
さてと・・・では、次をまたまた担当するのです。
かおなのです。
ではでは、やっぱ、エル様視点で(笑)
ちなみに、みるさんのギャグ・・いれてます(笑)←まてぃぃぃぃぃ!!!!!
耳栓、準備して、読んで下さいね(はあと)

###########################################

混沌の煌き 〜第十九話〜

ちょっと、時間を戻ってね(はあと)
劉・・いや、今はロイアといったほうがいいのかしら(はあと)
の投げた扇がみごとにフィンにひっとしてるし・・・。
ディース・・・・魔族なのに、寝るなんて・・・いけない子ね(はあと)
「おーい、ロイア〜・・・。この姉ちゃん、気絶してるぞ?いーのか?ロイアの知り合いだろう?」
ガウリイがロイアに言っているけど。
「いーの!!ほっといても!!」
フィンをほっておいて、食堂を出てゆこうとするフィン。
「でもなぁ〜・・・。やっぱ、いけないと思うがなぁ・・・・。」
ガウリイ、歯切れがわるい。
「いーのよ!!フィンなんだから!!」
ロイアは魔族だし・・といいかけて、止めておいた。
(私が人魔?だと、気づかれてもいけませんし・・・。)
ロイアが思っているのは、ほっといてっと・・・。
「でもなぁ・・・・。やっぱ、魔族でも、気絶してるんだしぃ・・・。」
「ぶびっ!!」
ロイアは、口に含んでいたお茶を思わず噴出した。
「ガガガガウリイさん!?」
ガウリイに聞き返しているロイア。
やがて、
「・・・・感がするどいとこは、変わってませんでしたのね・・・。」
ぽつりとそんな言葉をもらしているロイア。
「?何だよ?ロイアだって、人間じゃ、ないだろ?」
さも当然のようにロイアに言うガウリイ。
んなあっさりと・・・・。転生して、さらに、いきなりいうのが得意になってるわね(はあと)ガウリイ♪
「俺の一族も、ほとんど、人間じゃないやつが多いし・・。」
いきなりな発言をしてるガウリイ・・。
まっねぇ・・・。ガウリイも、インバース家の分家みたいなもんだけど、こっちのガブリエフ家なんか、
あれから、竜や魔族といった血まではいってるしねぇ・・・。
ちなみに、ガウリイの兄弟は・・・あたしの一族のメンバーだったりするし・・・・。
でも、ガウリイ、覚醒は・・してないのよねぇぇ・・・。まだ・・・。
「んじゃ、この姉ちゃん、とりあえず、宿に運ぶだけでも、それくらいはしないと、な♪ロイア!!」
ガウリイがぼけまくった言葉を発している。
やがて、
「ふぅ・・・。じゃ、宿に運ぶだけね・・・。」
ロイアはしぶしぶ了解してるよーである。


そして今。
「エル姉。私もちょっと、あっちにいってきます(はあと)」
シルファがあたしに言ってくる。
ちょーど、リナ達の所に、ガウリイを除いて、ほとんど集まってるし♪
「あ、そう♪あたしも近いうちにいくから♪」
あたしはシルファに言付ける。
「じゃ、いってくるね♪」
そう言って、シルファは、リナ達の所に移動していった。
シルファがいきなり出現して、
『シシシルファ様〜!!??』
メフィ、ミルガズィアが驚愕の叫びを上げているけど。
ついでに、むかでのDもだけど。
「あ、副会長、おひさしぶりです!!」
即座に達也がシルファに挨拶をして、
「シルファ姉ちゃん!!いらっしゃい♪」
リナがいい、
「シルファ(はあと)まってましたよ♪」
ゼロスがにこにこしながら言っている。
「うぐっ!!」(・・・しまったぁぁぁ!!そーいや、ゼロスがいたんだったぁぁぁぁ!!!)
シルファの心の叫びが聞こえてきてるんだけど(笑)
「・・・・?」
ゴルンノヴァは首をかしげているけど。
ま、知らないのが当然よね。
だって、あたしが、彼らにかんする記憶・・消してるし(はあと)
あ、Dは面白そうだから、記憶、よみがえらせてるけど♪わざと♪
「シルファ(はあと)では、今晩から、ご一緒しましょう(はあと)」
「い・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!助けてぇぇ!!リナー!!!」
ゼロスの言葉にリナに助けを求めてるシルファ・・・・。
宵闇を持っている手がふるえてるわよ?シルファ(笑)
「シルファ姉ちゃん、頑張れ。」
薄情なまでの台詞でリナはあっさりとかえしてるけど。
しかし、一応、戦闘中だったはず・・なんだけど(笑)
「しくしくしく・・・。無視しないで、くれるか(涙)」
あ、ゼオ・・・いじけてるし・・・。
「そーいえば、ゼオさんと戦ってた最中でしたっけねぇ(はあと)」
ゼロスがのんきに言っている。
「そーいえば・・・達也〜!!!このあたしに向かって、攻撃しかけてくるなんて、いい度胸じゃないのよぉぉ!!」
いきなり、リナが達也に向かって怒り出す。
一方、達也はというと、
「あ、達也♪」
・・・・ぴしぃん!!真っ赤になってかたまってる達也である。
「こんなとこで、あうなんて、奇遇よね♪」
達也ににこにこと話しかけているのは・・・恵美。今居恵美。
実は、達也の片想いの相手でもあったるする(笑)
実は、恵美の方も、達也に片想いしてるんだけど(笑)
面白いから、だまっているのだ。全員で♪
「おーほっほっほっほっ♪」
(ぎ・・ぎくぅぅぅ!!?ま・・まさか、いや、そんな・・・汗)
リナが聞きたくない高笑いを聞いたためか、冷や汗かいてたりする。
「きゃー♪ナーガお姉さま♪お姉さまも、転生されてたのですね♪」
メフィ一人がはしゃいでしるし・・・。
「あら、メフィじゃないのよ♪久しぶりねぇ、おーほっほっほっほっ!!」
ナーガが高笑いをしつつ言っている。
どうやら、ナーガ、今アインが皆を連れて、移動したとき、まともに、達也の頭とぶつかって、
記憶・・取り戻してるよーである。
ってゆーか、面白いから、記憶、覚醒させたんだけど♪
「エ・・エルー!!!なんだって、ナーガまでいんのよぉぉ!!!」
リナがあたしに向かって、叫んでいるけど。
『決まってるじゃない(はあと)その方が面白いから♪』
あたしの声が響くと同時に、一瞬、ゼオまで固まってるけど。
気にしないっと♪
「・・・闇を撒く者(ダークスター)様?一体、この声は?」
ゴルンノヴァが部下Dに聞いてるけど。
Dはないてるばかりである。
えーい、なさけないぃぃぃ!!!
そーいや、リナ、人間やってるからって、自身の力、ある程度封印・・してるよーだけど。
本来なら、リナの力はあたしに次ぐ実力があるんだし・・・。リナは・・・。
『あら、あんた、あたしの呪文、受けたのに、忘れたの(はあと)
リナがあんたにあたしの呪文、かけたでしょうが♪』
またまたリナ達のとこに向かって言うあたし。
「・・・?・・・・・っ!!???混乱!!!????」
あ、なんか、パニックになってる(笑)
「混乱してますねぇ・・・。姉上も、人が悪いですよ・・・。いきなり言うなんて・・・。」
「ま、エル姉だしねぇ・・・。」
「そっよねぇ。エルだし・・・。あたしでも言うし。いきなり。」
ゼロス、シルファ、リナがあたしの言葉に賛同している。
「・・・・?リナ?お前?」
達也がリナに聞いてるけど。
達也が知るわけ・・ないわよねぇ。リナ達のこと。
だって、リナ達が、いきなり気まぐれでとんずらしたのって、○兆光年の何乗分も前だし(笑)
さすがに、あんときは、まだ、達也達の組織・・『STS』作ってなかったし(笑)
「リナさぁぁぁぁぁんんん!!!!おひさしぶりですぅぅぅぅぅ!!!!」
アメリアが元気にリナにいい、
「よっ!!まさか、また、こんな形で再会・・するとはな・・・はぁ・・・。」
ため息をつきつつ、ゼルが言っている。
・・・どーいう、意味かしらぁ?!ゼル?!
「ひさしぶりだな!!リナ!!」
橙霞がリナに挨拶してるけど。
「あら、そーいや、あんたもいたんだっけ?」
リナの台詞に、
ごげっ!!盛大にずっこける燈霞。
面白いリアクション(はあと)
すると、
「そんなこと、やってる場合じゃないと思うが?」
徹がいってるけど。
今居徹。彼もまた、あたしが会長を務めている『STS』という次元セキュリティのトラブルコンサルタントである。
つまり、達也の同僚だけど(はあと)
「冗談だってば♪」
リナが手をひらひらさせて、いってるけど・・・。
『今の、マジでしたよね・・・。』
アメリア、ゼル、燈霞、達也、徹、恵美、アインの声が一致する。
一方、
「きゃーん♪ゼオ、お兄様だー♪」
・・・アインは、まだ、完全に酔っ払っているよーである・・・・。
「アイン・・・お前・・・なんで、酔っ払ってるんだ?」
拍子抜けして、ゼオが聞き返してるけど。
「アインはぁ〜、よっぱらってませんよぉぉ♪きゃはははは♪」
・・・そういってる口調から酔っ払ってるってば・・・・。
アイン・・・・。
「と・・・とにかく、覚悟するんだな!!リナ=インバース!!」
ゼオが気を取り直して、リナに再度立ち向かう。
―かち・・・。
リナが何かのスイッチを押したのは、その直後のことだった・・・。
あたしはすぐさま、その言葉だけ、きかないよーにしておいたけど。

『もやしを燃やした。ブタがぶった。ストーブがすっとぶ。たんすがダンスした。お茶がダンスして茶だんす。
ダンスがふらっとしてフラダンス。・・・・・エトセトラ・・・』

むなしい・・・・。あまりにも、むなしすぎるぅぅぅ・・・。
「おじ様、やっぱり、おじ様のギャグはすばらしいですわ(はあと)ぷくくくく♪」
メフィは腹を抱えて笑い、
竜達も大笑いしているけど。
ちなみに、リナ達はというと、ちゃっかり、リナ、シルファ、ゼロスだけは、
しっかりと音声カットしてたよーである。
その他の存在は・・・・エルフと竜を除いて・・・・・。
全員が泡をふいて、またまたぶっ倒れてるのだけど・・・。

「どういう、意味かな?お前たち?」
「おじさまのギャグがあまりに素敵すぎて、みんな気絶してるのですわ(はあと)」
「そうか、ならば、我が最高傑作をさらに!!」
ミルガズィアの言葉に、
思わず、
『やめろろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!』
あたし、リナ、ゼロス、シルファの声が一致した。

                                    −中途半端に次の人にバトンタッチ♪ー

###########################################
あとがき:
あう゛う゛う゛う゛ー・・・。
続き・・・考えながら、打ち込んでたら、いつのまにか、三時ちかいしぃぃぃぃぃ(涙)
というわけで、次の人、お願いしますのです(はあと)
ではでは、・・・さて、寝よう・・・。時間も遅いから・・・。