◆−・・忘れられていると思いますが、第四章です。(汗)−かお (2001/10/26 21:54:02) No.17784
 ┣リナの約束(其の20)−かお (2001/10/26 21:56:42) No.17785
 ┃┗リナスってば・・・早いぞ!仕事がっ!−ねじばな (2001/10/28 16:30:54) No.17799
 ┣リナの約束(其の21)−かお (2001/10/28 21:50:31) No.17805
 ┣リナの約束(其の22)−かお (2001/10/29 22:18:34) No.17824
 ┣リナの約束(其の23)−かお (2001/10/31 21:27:27) No.17843
 ┣リナの約束(其の24)第四章終了−かお (2001/10/31 23:21:39) No.17846
 ┃┗あ、続きでてるvv−たかこ (2001/11/1 19:59:14) No.17854
 ┃ ┗思いっきりの続編となってますが(笑)−かお (2001/11/1 22:27:54) No.17856
 ┣リナの約束(其の25)第五章−かお (2001/11/2 21:10:08) No.17867
 ┃┗第五章♪−take (2001/11/3 20:17:22) No.17891
 ┃ ┗今回は全員カップリングの設定があるとゆー(笑)−かお (2001/11/3 20:57:05) No.17893
 ┣リナの約束(其の26)−かお (2001/11/4 00:08:30) No.17906
 ┣リナの約束(其の27)−かお (2001/11/6 15:42:57) NEW No.17964
 ┃┗あった、続きvv−たかこ (2001/11/6 20:51:26) NEW No.17969
 ┣リナの約束(其の28)−かお (2001/11/6 22:33:26) NEW No.17973
 ┗リナの約束(其の29)第五章終了−かお (2001/11/8 00:31:10) NEW No.17994
  ┗ごくろー様です♪−ねじばな (2001/11/9 00:19:27) NEW No.18010


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17784・・忘れられていると思いますが、第四章です。(汗)かお E-mail 2001/10/26 21:54:02


こんにちわ。
あぅぅぅ・・。夢の内容、小説にしてたら、第三章のツリー・・落ちてるし・・。
と、ゆーわけで、『リナの約束、第四章』開始なのです・・・。
今回から、少し、短い・・かな?
あと、もろに続きの話となってます・・(汗)
ではでは。

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17785リナの約束(其の20)かお E-mail 2001/10/26 21:56:42
記事番号17784へのコメント

こんにちわ♪
いやー、夢の方の小説を打ちこんでたら、遅くなっちゃいました(爆!)
ってことで、エル様にお仕置きされないうちに長編の続きを打ち込むのです♪
今回で、よーやく、第四章!!
ではでは、いくのでーす♪

###########################################
前回までのあらすじ:
リナは異世界(?)の存在である少女と出会ってから、覚醒を果たした。
さてさて、覚醒果たした、リナはいったいどうなる(笑)


リナの約束・其の19 〜赤の竜神達の受難〜

やがて、一応、村に戻り、ユニットはとりあえず、村人に分かれを言って・・・・・。
「じゃ、またね♪エル♪」
そう言って、・・・・・・・。舞の世界に遊びにいった・・・・・・。
しかも、いきなり次空間移動してである。・・おいおいおい・・・。
「まったねー♪ユニット♪」
エルが明るくいってるのも気になるれど・・。
もしかして、また、あっちに行くきなんじゃ、ないでしょうねぇ・・。エル・・・。
ユニット・・スミレと一緒に、むろん、舞も一緒にいったのだけど・・・。しかし・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。混沌を統べる存在って・・・。なんで、ああも、気まぐれなんだろーか?
『え゛え゛!?き・・消えたぁぁ??!!』
スミレと舞がいきなり目の前で掻き消えたのに驚く、アメリア、ゼル、ゼロス、ゼラスの四人。
普通は、驚くよなぁぁ・・。やっぱり・・・。
「あ・・あの?エルさん?何で・・あの、スミレちゃん・・を他の名前で呼んでるんですか?」
アメリアがとりあえず、無難な質問をエルにしている。
「え?あ、ああ。あの子の名前だから♪ユニットは♪あ、でも、スミレもあの子の通り名よ♪
ユニット・・・よく、あの名前・・使ってるからね♪」
「・・・はい?」
エルの言葉に全員が首をかしげている。
ま、当然の反応だわな。
「で、いつから、知り合いなんですか?」
さらに突っ込んで聞くアメリア。
「そーねえ、最近では、ついこないだ、あったばっかりだったんだけど・・・。」
「最近って?」
・・・詳しく聞かないほーが、いいと思う・・・。
さらに突っ込んで聞いているアメリア。
「最近は、最近。そーね、百五十億兆年前ね。」
『ごふごふごぶごふごふふふふっっつつ!!!!』
ガウリイとあたし、そしてエルを除いた全員がむせこんだ。
・・・だから、いわんこっちゃない・・・。
『百・・五十・・億兆年・・前って・・・なんだって、人間がそんなに長生きなんですかぁぁぁ!!?』
四人の叫びがこだまする。
「聞きたい(はあと)」
エルが言うと、
「・・・俺的には、聞かないほーが、いいと思うなぁぁ・・。なんとなくだけど・・・。」
ガウリイがぽつりと言う。
どうやら、思い出してはいないらしいが、本能的に聞きたくないという答えがでたよーである。
「ガウリイさんの『なんとなく』だけは、あてにできるものですね!!だったら、聞きません!!」
アメリアがガッツポーズをとっていい、
「ガウリイの『なんとなく』だけは、あてになるしな。」
ゼルまでもが相槌を打っている。
『・・確かに。』あたしとエルの声が一致する。
ごげっ!!ガウリイが盛大にずっこける。
「あ、こけた(笑)」
あたしが言うと、
「なんだよ!!みんなして、じゃ、俺、なんだってゆーんだよ!!他はあてに出来ないとでも!!?」
ガウリイが抗議してくるが、
『その通り(です)』
あたし、エル、アメリア、ゼルの声が一致した。
「しくしくしく・・。じゃ、俺って・・存在はいったい・・・。」
いじけ始めるガウリイ。
『脳みそ、くらげヨーグルト(です)』
きっぱりと言い切るゼルとアメリア。
「あ、それ、正解かも(はあと)」
あたしが賛成し、
「そーねぇ。ガウリイ、本能だけで、あたしの空間に入ってきて、リナ、追っかけてきたし、
本能は強いわよねぇ。本能だけは。」
エルまでもが言っている。
さらに、
「しかも、ガウリイ、以前も、本能だけで、その他大勢にすぎなかったのに、ここまでになって、
リナと結婚までしたんだしねぇぇ。ガウリイの他に、力のアップ、自力で成し遂げたやつって、
いないし♪あ、一ついたか♪百五十億兆年前に♪」
『ごぶごふごぶごふごぶごふごふふふぶぶっっっっっ!!!!』
エルがいきなり、爆弾発言して、全員がむせこむ。
そ・・そりゃ、たしかに、ガウリイ・・カウリスは、・・なんでか、あたしに一目ぼれ////
したとかで、自力で、力向上させて、他に並ぶものがいないほどに力・・つけたやつだけど・・。
いーのか!??いきなり、爆弾発言して!!?
「あら♪冗談だってば♪」
エルがひらひらと手を振りながら言うけど・・・。エル〜・・・。
いきなり、言わないでよねぇぇぇ・・・。
(い・・いまの・・もしかして・・・真実なのでは・・・汗・獣王様?!)
(・・・深く考えないのよ・・ゼロス・・・汗)
ゼロスとゼラスが心の中でやりとりしてるのが、ちょと気になるけど。
「それじゃ、とりあえず、次の町へ向かいましょ(はあと)」
あたしは話をはぐらかすために、あえて、話を途中で切り上げた。
「そですね。」「だな。」「リナが言うんだったら。」「・・・お好きに・・。」「ですね。」
アメリア、ゼル、ガウリイ、ゼラス、ゼロスの声が重なる。
「じゃ、そーいうことで、出発しますか♪」
エルの鶴の一声で、あたし達はまた、出発した。

その日の夜。
「いきなり、言わないでよぉぉ・・。エルぅぅ・・。」
あたしが今日の発現について言うと、
「別に、いいじゃない(はあと)」
そーいう、問題じゃあ、ないいぃぃぃぃぃ!!!!
「あ、そーいえば、ゼルガディスね。あたしが身体・・元に戻そっか?って聞いたら、
根性あるのよ♪ゼルガディス♪自力で探して見せるって♪」
エルがいきなり話題をすり替えてくる。
「・・・ゼルが?!!」
確かに。ゼルなら、自力でどうにかしたいんだろーけど・・・。
・・・エルに力・・借りたら、後が怖いだろーし・・・。
「それとねぇ・・。くぷぷぷぷ♪そのかわり、って、ゼルガディス・・なんていったと思う(はあと)」
エルがさも楽しそうに言ってくる。
「・・・?ゼル、なんか、いったの?」
あたしが聞くと、
「ゼルガディスったらねぇ♪身体、元に戻すのは、自力で探し出すが・・・。一つ、お願いしていいか?
って・・ぶくくくくっ♪」
なんだか、ゼル、そんなに面白いこと、いったのかなぁぁ?
あたしがそんなことを思っていると、
「あのね(はあと)・・・・・・なのよぉぉ♪人間って、面白いわ♪」
「ぶ・・・ふぶわっはははははは!!!!」
・・・・・。ゼル、からかう、いいネタが出来たっと♪

『人間に戻るのは、自力で道を探し出す。・・が、もし、できるなら、何度、生まれ変わっても、
・・・アメリアと出会えるように、してほしい。・・ダメか?金色の魔王よ?』

「『アメリアには、内緒だぞっ/////』っていって、面白かったわよぉぉ♪」
確かに。いーこと、聞いちゃった♪
あの、ゼルがねぇぇぇ(笑)

それから、あたしとエルは、いつものお約束ながら、盗賊いじめにでかけた。
そこで、ある情報を仕入れたあたし達。
次の日。その情報を元に、全員で話し合った。

出発して、まもなく、
えと・・・・あ゛・・あ゛あ゛あ゛あ゛ー!!!
やっぱりぃぃぃ!!!
あたしは思わず頭を抱え込んでしまった。
「リナさん?」「リナ?」
アメリアとゼルが不思議がり、
「あら、気がついた♪仕事、たまってるの♪」
エルがなんでか、うれしそーに言う。
「あ゛う・・・。えと・・・確か、あたしが最近・・仕事やってたのは・・・五十億年前・・。」
あたしのつぶやきが聞こえたのか、
『え・・ええええ!!もしかして、覚醒されたんですかぁぁぁぁ!!!』
もののみごとに狼狽するゼラスとゼロス。
・・・ちょいまてぇぇぇ!!いきなりんなこと言うんでないいぃぃ!!
「・・・?覚醒・・?」
「気にしないで・・。こっちの個人的なことだから・・・。」
アメリアの言葉にあいまいに答えておくあたし。
今、あたし達は、村を出発して、また、旅を続けている。
聞くところによれば、この地域では、ある伝説がまことしやかに語り継がれているとかで。
なんでも、どこかの神殿らしき場所に知識の宝庫があるらしい・・と。
ゼルがそれを聞いて、すぐさま、探す!!とやけに乗り気になっている為でもある。
・・・ま、その神殿って・・・多分、あれ・・だろーなー・・・。
今のあたしには、分かってるけど・・・。
しかし・・。今晩にでも、・・・仕事・・・しよっと・・・。
そーいえば、ここ四十億年ほど、あっちにも戻ってなかったっけ・・・。
うーん・・・。サラディナ達・・大変なんだろーなー・・・。
一応、あたし休暇中ではあるけど、やっぱ、気になるし・・。あっちも・・・。
「?とにかく、ゼロス!!こっちでいいんだな?その神殿のあるらしいという場所は。」
ゼルが不思議がりながらも、ゼロスに聞いている。
実は、この情報、ゼロス達がぽつりと話していた内容と、盗賊達の話から、ゼルが確信を持った為
に、アメリアまでもが、賛成して、今回の神殿探しとなったわけなのだが・・・。
「そうよねぇぇ♪あそこは、簡単には、見つからないでしょうねぇぇ♪だからこそ、隠れてるんだし(はあと)」
エルがうきうきしながらいってるけど。
・・・そーいや、あそこ・・いや、場所的には他の場所だけど・・。
隠れてるんだっけ・・・。水竜王・・・・。
「あ、次の村につきましたけど?どうしますか?」
ゼラスがエルにお伺いを立てている。
「そーねーぇ。じゃ、今晩は、ここで泊まりますか(はあと)」
あたし達は、エルの言葉に従って、その村に宿をとって、休むことにした。

その日の夜。ガウリイがあまりにしつこい////
のもあって、あたしは、とりあえず、精神を分離して、一回、戻ることにした。
・・・完全に精神・・抜け出したら・・たぶん、ガウリイ・・気づくだろーし・・・。
覚醒してないわりには、変なとこだけ、・・感がいーからなー・・。ガウリイ・・・。
よっと・・。
「あ゛・・あ゛あ゛あ゛ー!!!リナス母様ー!!!(涙)」
サラディナが泣きながらあたしに向かってくる。
「ほらほら、泣かない、泣かない。さて、あまり、長居はできないから、さっさとやるわよ♪」
あたしの言葉をうけて、全員が動き出す。
・・・まー、あるわ、あるわ。仕事の山・・・。
・・・よしっ。集中開始!!!
シュパパパパパッ!!!!
光の速さよりもすばやい動きであたしはそれを片付けてゆく。
これぞ、長年、あたしが、やってて、身についたわざである。
・・・だって、始めのころなんか、あたし一人でぜーんぶ、やってたし・・・
エル・・・なかなか他の人材(?)創ってくれなかったし・・・。
さすがに、あんときは、大変だったけど・・・。
千人以上・・・分身・・創って・・やってたもんなー・・あたし・・。
ぴくっ・・。あたしの精神が何かに反応する・・・。
あ゛・・まずい・・。また、ガウリイが・・(汗)
このままでは、仕事に差し支えてしまう・・。とりあえず、あっちとあたし・・切り離しておこっと・・。
「よっし♪これは終了っと♪」
あたしは仕事を片付け終わる。
まだ、あれから、一時間もたってはいないけど。
「さすが、リナス母様ですぅぅ。」
サラディナとレーヴェルが泣きながら言ってくるけど。
「あんた達、頑張らないと。今度、あんた達に引き継ぐわよ?この仕事。」
あたしの言葉に、
『本当だったんですかかぁぁぁぁ!!??』
驚愕の叫びを上げている子供達である。
「ま、いーじゃない。さて・・と。ん?ちょっと、ここ最近の資料がないわよ?こことここの世界?」
あたしが資料提出が遅れてる世界を指摘する。
「そーいえば、届いてませんねぇぇ。」
ジェリンが言う。
「んじゃ、絶対、一週間以内に提出させなさい。無理なら、・・・お仕置きするから。といってでも。」
「そーですね。」
あたしの言葉に納得する皆。
「あ、そろそろ戻るわ。あたし。んじゃね♪」
そういって、あたしはまた、ガウリイ達のところ・・・つまり、人間の身体へと戻っていった。

「くぅ/////。」
「お、リナ、いい表情♪」
・・・・まだやってたんかいいぃぃぃぃぃ!!!!!////////

ぐでっ・・・・。つ・・疲れた・・・・。
次の朝。あたしは疲れつつも、なんとか、起き上がり、ここでの仕事を片付けておく。
・・ガウリイは、まだ寝てる。
ま、あんだけ、さっきまで、やってきてれば・・/////
無理ないか・・・。
あたしが一階に降りてくと、ゼラスとゼロスが話しあっていた。
ちょーどいーや。
「あ、ゼラス、ゼロス♪Sに、ここ最近の資料、さっさとそろえるよーに言っといてね(はあと)
なんだか、最近、資料提出が遅れてるみたいだし♪」
あたしが言うと、
「そんなぁぁ!!今だって、人材不足なんですよぉぉ!!リナス様が、魔王様、お二人も滅ぼされましたしぃ!!
フィブは、エル様に攻撃しかけて、滅ぼされたしぃぃ!!」
泣き言を言ってくるゼラス。
「関係ない。仕事はちゃんとする(はあと)」
あたしの意見に、
『しくしくしく・・・。』
あ、二人とも泣いてる・・(笑)
「あ、リナ♪お早う♪さっすが、リナね♪もう、あっちの仕事、片付けてるし♪」
びしぃ!!ゼラスとゼロスが凍りつく。
「あ、エル、お早う♪ま、ねぇ・・。最近、戻ってなかったから・・ちょっと・・。」
エルが階段から降りてくるので、あたしは言う。
「あうあうあううぅぅ・・。じゃ、戻って、仕事・・してきてもいいでいょおおかぁぁ・・。」
ゼラスが泣きながら、いってくるんだけど。
「じゃ、三日で戻ってきなさい(はあと)」
エルの一言。
「そんなぁぁぁぁぁ!!!!!」
ゼラスとゼロスの叫びが響く。
「いやなの(はあと)」
エルがにっこりと笑って二人に言う。
「しくしくしく・・・。わかりました・・。しくしくしく・・・。」
やがて、ゼロスとゼラスは、お仕事をするために一度、戻っていった。

「さって♪いない内にちょっと面白いことするわよぉ♪リナ♪」
エルの考えは、あたしには分かっていたので、
「賛成♪」
あたしは即座に賛成したのだった。
さてさて、面白くなりそーな予感(はあと)

                                               −続くー

###########################################
あとがき:
さーて♪かおの代理のエルよぉぉ♪
こいつったら、この話の打ち込み、ほっといて、他の小説、打ち込んでたのよ!!
しかも、その間に、番外編のあたしが主人公のツリーや、この長編のツリーも落ちてるし!!
何考えてるんだか!!??
ってことで、ちよっと、かなり、お仕置きをしている途中だってりします(はあと)
今回の章から、もろに続き編の話しとなりますが、・・怒ってやってもいいですので(はあと)
ではでは、あたしは、もっと、かおをどついておきますので♪
それでは、次回で♪


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17799リナスってば・・・早いぞ!仕事がっ!ねじばな E-mail 2001/10/28 16:30:54
記事番号17785へのコメント

おおおおおっ!でてるううううううううっ!

という訳でレスです!

リナスちゃん早い!仕事がっ!
シルファ並み!?(←一回過労死した後、仕事がものすごーくたまってて、馴れてしまった人。)
うちのリナちゃんは・・一時期それくらいやってたみたいだけど・・・このところは部下に任せてるし・・・まだ感が戻ってないから大変みたいだけど・・・ま、慣れたらぱぱぱっとできるようになるでしょ。

ところで・・・・何を企んでるんでしょーか・・・?リナスとL様。
続きが気になります。

それから・・・提出率の悪いところってまさか・・・
ひとつはSのところだろうけど・・・もう一つって・・・Dのところ?
もしくは、番外編に出てきた哀れな魔王達の世界?

・・・・提出率は・・・うちの場合最悪かも。何しろ幹部のことごとくがいなかったもんだから・・・部下がサボるはサボるは・・・

ま、頑張ってお仕置きを受けてもらいましょう。

そういうことで、ねじばなでした!

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17805リナの約束(其の21)かお E-mail 2001/10/28 21:50:31
記事番号17784へのコメント

さーて!!かおの代理のエルでーす♪
よーやく、第四章、第二話に突入!!
くくぅぅ!!こいつが、いらん夢の内容なんか、打ち込んでたもんで、遅れるおくれる・・・。
ま、あっちでも、あたしがちょっとは活躍してたみたいだから、とりあえず、
混沌に沈めただけで、お仕置きすませておいたけど(はあと)
根性のないことに、まだ、復活してきません。かおは。
ていうことで、では、また、あとで会いましょう♪

###########################################

「えええぇぇぇぇんん!!!!母様〜!!父様〜!!!」
一人の少女が泣き喚く。
姿は、まるで、夕焼けのごとくに、赤い髪に赤い瞳。歳のころは、七歳ぐらい。
ちょっと、ある二人によく、似てるけど(笑)・・当たり前だが。
「はあぁぁぁ・・。またですか・・。エメロード神様・・・。」
彼女の部下でもあり、そして、彼女のお守り役でもあるムシュランが言う。
半分、あきれているのは、しかたがないであろう。
何しろ、エメロード、神としての自覚・・まだ、全然なってないのよねぇぇ・・・。
なだめているムシュラン。
数時間後・・。
彼女がちょっと、仕事にいったすきに・・。
「あ・・あああぁぁぁぁぁぁ!!!エメロード様がいないいぃぃぃぃぃぃ!!!」
ムシュランの叫びが・・世界中に響きわたっていた・・・。


前回までのあらすじ:
とりあえず、伝説にあるという、謎の神殿を求めて、旅するリナ達一行。
ちょっと、ゼロスとゼラスは、ただ今、いないけど(笑)
さてさて、今回は?(笑)

リナの約束・其の21  〜赤の竜神達の受難編〜

「関係ない。仕事はちゃんとする(はあと)」
あたしの意見に、
『しくしくしく・・・。』
あ、二人とも泣いてる・・(笑)
「あ、リナ♪お早う♪さっすが、リナね♪もう、あっちの仕事、片付けてるし♪」
びしぃ!!ゼラスとゼロスが凍りつく。
「あ、エル、お早う♪ま、ねぇ・・。最近、戻ってなかったから・・ちょっと・・。」
エルが階段から降りてくるので、あたしは言う。
「あうあうあううぅぅ・・。じゃ、戻って、仕事・・してきてもいいでいょおおかぁぁ・・。」
ゼラスが泣きながら、いってくるんだけど。
「じゃ、三日で戻ってきなさい(はあと)」
エルの一言。
「そんなぁぁぁぁぁ!!!!!」
ゼラスとゼロスの叫びが響く。
「いやなの(はあと)」
エルがにっこりと笑って二人に言う。
いつのまにか、手には、棘つき、ハンマーを握ったりしてるけど(笑)
「しくしくしく・・・。わかりました・・。しくしくしく・・・。」
エルに刺されつつも、(棘つきハンマーで刺されてるぜラスとゼロス・笑)
やがて、ゼロスとゼラスは、お仕事をするために一度、戻っていった。

「さって♪いない内にちょっと面白いことするわよぉ♪リナ♪」
エルの考えは、あたしには分かっていたので、
「賛成♪」
あたしは即座に賛成したのだった。
さてさて、面白くなりそーな予感(はあと)
やっぱ、あそこにいくんだったら、あれやらなきゃ♪
ついでに、彼女がかくまってるあいつもいることだしね♪

次の日。あたし達はある神殿に向かって移動をはじめた。
やがて、人通りがなく、閑古鳥が鳴いてる通りへと進みゆくあたし達。
こんな、場所だと・・・期待できそう(はあと)
あたしの考えどおりに、ヤツラはお約束ながら、出現してくれてるし(はあと)
「やいやいやい!!ここを通りたかったら、金だしな!!姉ちゃん達よ!!
それか、あっちの相手でもいーぜ、姉ちゃん達、がはははは!!!」
下品な笑いをして、盗賊達が現れる。
しかし、なんだって、盗賊って・・・こうも、同じよーなことしか、言わないんだろーか?
「・・・今度、礼儀正しい、盗賊って・・創り出してみよーかしら?」
エルの言っているのも気にはなるけど。
どーいう、盗賊じゃい?!それは?!!
「爆烈炎球(ブラス・レッドバーンフレアー)」
あたしのオリジナルの呪文によって、あっさりと消滅していく盗賊達。
これ、あたしの力を使っている呪文なのである。
ちなみに、力の加減によって、混沌からの干渉なども起こりえるけど。
しかし、こう、あっけないって・・・つまんないなぁ・・・。
「ね、エル、今度、呪文に強い、盗賊って、創ってくれない(はあと)」
「あ、それも面白そうね(はあと)あたし達も、楽しめるし♪」
あたしとエルのほのぼのとした会話に、
『それは、やめてくださぃぃぃぃぃぃぃぃ(やめてくれぇぇぇぇぇぇ)!!!!!』
なんでか、アメリアとゼルの叫びが一致した。
別にいーじゃないのよ・・・。面白ければ・・・。
「さってと♪とりあえず、こいつらのアジトつぶしにいくわよぉ♪」
あたしの言葉に、
「そですね。悪はほっとけませんし!!」
アメリアがガッツポーズをとる。
「・・・・はあ・・・。好きにしてくれ・・・。」
なんでか、ため息をもらしてるゼル。
どーいう、意味かなぁ〜?ゼル〜?!

ちゅどどどぉぉぉぉぉぉぉぉぉんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!

山一杯にあたしとエルとアメリアの攻撃呪文の音が軽やかに響き渡る。

「やっぱ、盗賊いじめは、乙女のストレス発散よね♪」
エルが混沌の塊を投げつついい、
「そうそう♪盗賊に人権はなしい♪」
あたしはドラグスレイブをぶっ放ちながらいっている。
「あら、魔王や神にも、人権なんてないわよ♪こんど、あいつらにもやりますか♪」
エルの言葉に、
「そね♪」
あたしもあっさりと承諾する。だって、あれも、結構、面白いものがあるし♪
「魔王に対して、攻撃するときは、私も参加させてくださいぃぃ!!」
アメリアが自分も参加したいと言い出すので、
「いーわよ♪やんなさい、やんなさい、どんどん(はあと)」
「ついでに、生の賛歌歌って攻撃もしましょーよ♪」
エルとあたしはアメリアに返事をしておく。
『・・・・・・・・・・。(汗)』
ガウリイとゼルはそんなあたし達をみて、冷や汗ながしてたりするけど。
何で、参加・・しないかなぁ?面白いのに?
「ん!?リナ、この奥に誰かいるぞ?泣いてる・・・。」
ガウリイが盗賊のアジトになっていた洞窟の奥を指差していきなり言う。
そーいえば、気配が・・・あたしが、そちらを視てみると・・え・・え・・えええぇぇぇ!!??
ちょっ・・ちょっと、何で、姉ちゃんの子供がこんなとこにぃぃ!!?
確か、彼女は、他の世界に神として、存在してるはずなんですけどぉぉ??!!
「本当だ。なんだか、子供の泣き声がしてますね。」
アメリアも聞こえてくる声に気がつく。
(母様〜!!父様〜!!どこぉ〜!!!)
かすれるように、風にのって、か細い泣き声が聞こえてきているけど。
「もしかして、この盗賊が誘拐でもしてたんじゃないのか?」
検討はずれもいいとこを言っているゼル。
・・まてよ?もしかして、正解・・かも?
「そうね。・・・・来たのはいいけど、迷子になってたみたいねぇ。あの子♪」
エルが楽しそうに言う。
ま・・迷子って・・・。一応、神なのに・・・・。
いまごろ、大騒ぎだろーなー・・・。彼女の兄弟、姉妹達・・・。つまりは、あそこの神々達と魔王達・・・。
・・・ムシュランも大変だわ・・。あの子のお守りも・・・。
なんか、同情したくなるなぁ・・・。
あたしがそんなことを思っていると、
「とにかく、いってみよう。」
ガウリイとゼルが洞窟の奥へと入ってゆく。
しかし・・・。何だって、また・・・。
・・・・。未だに自覚がないのね・・・。彼女は・・・。神として・・・。
やがて、泣き声がいっそう、はっきりとしてくる。
「父様〜!!母様〜!!エメロードはここですぅぅ〜!!うわぁぁぁんんんん!!!!」
・・・やっぱ、エメロード・・・。(汗)
「あ、子供ですね!!やっぱり!!ってことは、誘拐!?すぐに助けなくては!!」
アメリアがいきなり駆け出していく。
いや・・。その子は・・。・・・いいです・・・。好きにして・・・アメリア・・・。
「・・ね、エル・・・。姉ちゃん・・・呼ぼっか?それかSでも?」
あたしがエルに言うと、
「そねぇ・・。とりあえず、このまま、様子みるのも手よ♪リナ♪
いつ、ルナ達があの子が来てるのに気がつくか♪知りたくない?(はあと)」
エルがそう言ってくるけど。・・・確かに。その方が面白そう(はあと)
やがて、アメリアが彼女の元にたどり着いたよーである。
アメリアが洞窟の奥にある部屋を見ると、
なんでか、辺り一杯に、広がっているルビーの山・・・。
実は、彼女の涙・・・ルビーになるのよねぇ・・・。あとは、神血玉(ゴットブラット)とかになるんだけど。
あ、神血玉(ゴットブラット)とは、魔血玉(デモンブラット)と同じ者ね。単に、性質が違うだけの。
要は、魔力容量増幅ができる品であるんだけど。
「大丈夫ですか!?」
アメリアが少女に話しかける。
―が。
「え゛!?・・ル・・ナさんに、そっくり、ってゆーか、似てる!?」
アメリアが少女の顔をみて、驚いた。
ま、エメロード・・どっちかってゆーと、姉ちゃん似だから・・。
「ルナって・・・。母様をしってるの!!母様に会いたいよ〜!!(泣)」
姉ちゃんの名前をきいて、またまた泣き出すエメロード。
アメリアはどうしていいか、わからずに、
「あああー!!泣かないでくださいぃぃ!!」
エメロードをずっと泣き止ますのに、全力を傾けているよーである。
エメロード・・・一回、泣いたら、なかなか泣き止まないのよねぇぇ・・・・・・。
・・・頑張れ。アメリア。(←他人まかせ)

アメリアがエメロードを泣きやますのに成功したのは・・・すでに夜が明けていた・・・。

「半日以上も、よくもまあ・・。この子供・・ないたなぁぁ・・。」
疲れた様子でゼルがポツリと言うけど。
確かに。ま、今回は、かなり短いと思うけどなぁ?エメロードが泣き止んだのは・・。
「ひっく・・ひっく・・。母様〜・・。ひっく、ひっく・・。」
まだ泣いてるエメロード。
「泣かないで、ね?あなたのいえはどこ?」
アメリアがやさしく、聞いているけど。
「い・・家?ひっく・・。家って・・いっても・・ひっく・・。ここには、ないし・・。ひっく・・。
紅燈宮殿・・ひっく・・。そこが、一応、私の居城だけど・・ひっく・・。」
泣きながらも答えてるエメロードである。
「?聞いたことない場所ですね?そこの王はだれです?どこの国ですか?」
アメリアがまたまたエメロードをなだめつつ、聞き返す。
・・・聞いても、アメリアには、わかんないってば・・・。
人間には・・・。
「・・・王?・・持ち主のこと?・・ひっく・・。持ち主・・は・・私・・ひっく・・。母様〜!!!父様〜!!」
またまた泣き出すエメロード。
はうぅぅぅ・・・。
「・・・・エメロード・・・いい加減にしないと・・・エルが怒るわよ?面白がっては、今いるよーだけど・・。」
あたしがしびれをきらして、エメロードに言うと、
「ひっく・・。って・・・!!?リナス様〜!!?エル様〜!!?びぇぇ!!なんで、ここにぃ!!」
泣き叫び始めるエメロードである。
「リナさん?この子、知ってるんですか?」
アメリアがあたしに聞き返してくる。
・・・知ってるも何も・・・。
・・・・姉ちゃん・・・スィーフィードとシャブラニグドゥの末娘なんだけど・・・エメロードは・・・。
しかし、んなこと、いえるはずないしなぁぁ・・・。
さて、なんて説明しよーか?
そだ♪
「姉ちゃんの隠し子(はあと)」
・・・嘘ではないし・・。とりあえず、こういっておくあたし。
瞬間。
『ぶぶぶぶぶぶううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!』
あ、ゼルにアメリア、ガウリイまでもが、むせ返して、噴出してる・・・。
「ほほほほんとうですかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ままままじかかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ななななんだってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
みごとに、アメリア、ゼル、ガウリイの叫びが洞窟いっぱいに響き渡ったのである。
「ちなみに、この子の名前、エメロードっていうから♪」
エルが説明してるけど・・・。
完全に石化しているアメリア、ゼル、ガウリイの三人だし・・・。
そんなに、驚くほどのことかなぁぁぁ?

                                                   −続くー

###########################################
あとがき:
さーて!!なんでか、やってきてる、ルナとSの末娘のエメロード!!
この子って、神としての自覚が全然ないのよねぇぇ!!
はっ!!どうもー♪かおの代理のエルでーす♪
かおはまだ、混沌の海から、這い上がってきません。
根性がありません。つまりません!!情けないです!!
というわけで、あたしが代理を親切にもしてあげているわけなのよ♪
あー♪なんって、あたしってやさしいんでしょう♪
とにかく、エメロードって、とにかく、甘えん坊なのよねぇぇ・・・。
さすがに、エメロードの部下って、どっちかというと、エメロードのお守り役と化してるし(笑)
ではでは、また、会いましょーね♪
それでは、また、次回か、漫遊記・番外編で♪
それじゃーねー♪


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17824リナの約束(其の22)かお E-mail 2001/10/29 22:18:34
記事番号17784へのコメント

さーて♪こんにちわ(はあと)
またまたかおの代理のエルでーす♪
かおは、まだ、混沌から浮かびあがってきませんのです・・。
根性がないったら・・・。
と、言うわけで、またたま心やさしい、このあたしが代理をしてあげてるんだけど(はあと)
ということで、よーやく、第四章も第四話♪
ではでは、また、あとでね(はあと)
さてと・・私はちょっと、G達でもどつきにいこうかしら(笑)
じゃね♪
###########################################
 
「つまり、残る可能性は母様達のころしかないいぃぃぃぃ!!!」
エメロードが行方不明ときいて、兄弟姉妹たちは、神と魔全体で総動員して、探しまくってたが、
いっこうに、ここの世界にいる気配がない。
そして、全員一致で、この可能性が浮かび上がったのは・・・当然なのであろう・・。
「しかし、じゃ、誰が連れ戻しにいく?」
エメロードのすぐ上の兄のフェンリルが意見した・・。



前回までのあらすじ:
リナとエル様が盗賊いじめをいつものように、しているとき、そのアジトにて、ある少女が泣いている
のを洞窟の奥で発見した。
でも、この少女、実は、人間じゃなかったりして(笑)
リナの爆弾発言に全員がびっくり仰天(笑)

リナの約束・其の22  〜赤の竜神達の受難〜

さて、なんて説明しよーか?
そだ♪
「姉ちゃんの隠し子(はあと)」
・・・嘘ではないし・・。とりあえず、こういっておくあたし。
瞬間。
『ぶぶぶぶぶぶううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!』
あ、ゼルにアメリア、ガウリイまでもが、むせ返して、噴出してる・・・。
「ほほほほんとうですかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ままままじかかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ななななんだってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」
みごとに、アメリア、ゼル、ガウリイの叫びが洞窟いっぱいに響き渡ったのである。
「ちなみに、この子の名前、エメロードっていうから♪」
エルが説明してるけど・・・。
完全に石化しているアメリア、ゼル、ガウリイの三人だし・・・。
そんなに、驚くほどのことかなぁぁぁ?
「ぐしっ・・。エル様、なんで、こんなところにいらっしゃるのですか?」
涙をふきつつエメロードがエルに聞いてくる。
「面白いから♪」
即答してるエル。
「くすん・・。私、母様と父様に会いたくて・・・。ここに来たのはいいけど、なんでか、知らない
人間がついてきたら、母様達に合わせてくれるっていうんで、付いてきたんですれどぉ・・。
全然、母様達にあわせてくれないし、私の涙がなんでか欲しいというし・・。」
・・・・・・。神がそうあっさりと、普通、だまされるか?!
しかも、エメロード自分の涙が人間にとって、貴重な物質となるということに、全然自覚・・ないし・・。
「・・・・。知らない人についていったら、ダメ・・・って、教わりませんでした?」
アメリアがどうにか声を出して聞いてるけど。
「確か、赤の竜神の騎士は、今、二十五歳のはずだったよな・・・。
ってことは・・・・十七〜八歳のときの子供か?!」
ゼルが姉ちゃんの歳を換算して、計算してるし・・。
別に、今産んだんではないけどなぁ?
かなり、昔だよな・・・。この銀河ができる前だったし・・・。
とりあえず、そんなどうでもいいことは、おいといてっと。
「?知らない人間?だって、どうせ、ほとんどが、始めからしらない存在ばかりだし・・・。
そんなの、気にしてると、お仕事・・・できないし・・・。」
エメロードがアメリアに対して返事を返してるけど。
「まあねぇ。いちいちそんな細かいこと、気にしてたら、役目、果たせないわよね(はあと)
あんた達も♪」
エルが完全に関係ないといった感じで話しているし。
「なぁ・・・。腹へったから、とりあえず、どっかに食べにいこーぜ・・。こんな洞窟の中で話してなくても・・。」
ガウリイがいきなり話の腰を折ってくる。
「それもそーね♪それじゃ♪」
「ちょ・・ちょっと!?エルー!??」
エルがいうのと同時に、あたしの意見もむなしく。
・・・・・エルはいきなり、皆をつれて、空間移動したのだった・・・。

ざわざわざわざわざわわわ!!!!
村は、ざわざわしていた。
理由は簡単。いきなり、人間が出現したと思えば、しかも、見たことのないような絶世の美女のエル
がいるのだから。
これが当然の反応であろう。
「なんか、目立ってますうぅぅぅぅ。」
アメリアがいっいるけど、仕方がない。
ゼルなんかは、あわててフードをかぶってるし。
「おっ♪食堂みっけ♪」
ガウリイがめざとく、一件の食堂を見つける。
「じゃ、入りますか(はあと)」
そしてあたし達は、その食堂へと、足をふみいれた―。
「いらっしゃいませ・・。って・・・・。き・・・・き・・・・きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
いきなり水を運んできたウェイトレスが悲鳴を上げる。
あれ?この人間・・・。姉ちゃんの欠片・・少し、もってるみたい・・・。
「なななんだって、ロードオブナイトメア様がこんなところにぃぃぃぃぃ!!!!!」
エルをみて、いきなりわめいてるし。
「あら、暇つぶし♪に決まってるじゃないの♪」
エルが言ってるけど。
ふと、視線が、あたし達の方に向けられて・・・。
「エ・・エエエエエエエエメロードちゃん!!!!??」
エメロードをみて、石化してたりする。
「一応、ルナの力の欠片、もってるだけあるわね♪ルン♪」
エルがいきなり名前、呼んでるし・・・。
「へえ・・。ルンっていうんですか・・。貴方・・・。私はアメリアです!!」
いきなり、自己紹介してるアメリア。
「こちらこそ。私は、ルンです。って・・なんで、エメロードちゃんがこんな所に!!?」
かなり驚いてるルン。
「?知り合いですか?ルンさん?このエメロードちゃんと?」
アメリアが不思議がっている。
「ま、ルナの記憶・・少しだけど、受け継いでるからねぇ。ルンは。」
「ぶびっ!!!」
エルの言葉にゼルが水を噴出してるけど。
「確かに。私は、スィーフィード樣の記憶の欠片、預かっていますけど・・・。(汗)
それより、なんで、この世界にいるのですかぁ!?エメロードちゃん!?」
さらにエメロードに聞いてくるルン。
「母様と父様に会いに。」
にっこり笑って言う、エメロード。
「だからって、あっちの世界ほってきたっていうんですかぁぁぁ!!?」
ほとんど絶叫。
『?あっちの世界?』
ゼルとアメリアはその台詞に多少の疑問をいだいたようである。
すると、
どうやら、このルンの悲鳴が届いたらしく・・・・。
いきなり出現する二人の姿が(笑)
『エエエエメロードドォォォォォ?????!!!!!なんだって、ここにぃぃ!!??』
「は、母様、父様(はあと)」
ぴしぃぃ!!
その台詞をきいて、アメリアとゼルは凍り付いてるけど。
「なんで、魔王が、父なんですかぁぁぁぁぁ!!!!!」
「なんだって、スィーフィードが母でシャブラニグドゥが父と呼んでるんだぁぁぁぁぁ!!!!!」
アメリアとゼルの叫びが村中に響き渡る。
そう、現れたのは、姉ちゃんと部下S。
二人とも、かなりあせっているようだけど(笑)
「そりゃ、このエメロードが、Sとスィーフィードの末娘だからよ(はあと)」
いきなり暴露してるエル。
ぽんっ!!いきなり手をうつガウリイ。
「そっか。この前の写真に写ってた女の子だ。この子。あれはまだ赤ちゃんだったけど。」
いきなり思い出したように言うガウリイ。
そーいえば、エル、この前(?)姉ちゃんとSがエメロードあやしてる姿・・・写真、取り出してたっけ・・・。
ガウリイ、どうやら、そのことを言ってるよーである。
「エメロード!!あんた、ちゃんといってきてるのぉ!!」
姉ちゃんが聞いてるけど・・・。ちゃんといってるわけないよな・・。
言ってきているんだったら、エメロード、一人でここに来させるわけないしなぁ・・・。
「そうだぞ。きちんと部下達や、兄弟たちにはここに来るって言ってあるのだろうな?!!」
姉ちゃんとSが交互に聞いてるけど。
『じょうだんだっていってくださいぃぃぃぃぃ(くれぇぇぇぇぇぇぇぇ)!!!!!!!!』
なんでか、アメリアとゼルの叫びともいえる声が一致している。
「ううん。いきなり来たの♪エメロードは♪母様、父様、会いたかった(はあと)」
そう言って、姉ちゃんとSに抱きついてるエメロード。
『ま・・魔王と・・・神って・・・・一体・・・(涙)』
アメリアとゼルはなんでか泣いている。
すると、
「やっぱりこにいたぁぁ!!エメロード!!って・・・きゃあああ!!エル様にリナス様までぇぇ!!」
いきなり入り口の方から声が聞こえてくる。
ん?この声は・・・・。
「?リナ・・ス?どっかできいたことがあるよーな?」
ガウリイがあたしの名前に反応して、なんだか考え込んでいる。
『フェンリル!!フレイヤ!!あんた達!!?』
Sと姉ちゃんの声がハモる。
「お・・おひさしぶりです。エル様・・・。」
「・・エル様・・・。すみせん・・・。エメロードがご迷惑・・おかけしませんでしたか?」
ロキとフレイヤが同時にエルに言っている。
容姿は、一人は、漆黒なまでの黒い髪を肩の辺りで切りそろえている男の子。
もう一人は、暁色をした髪を腰まで伸ばして、みつあみにしてたりする。
そう。この二人は・・・。あたしは、ちらりとエルを見る。
「あら♪速かったね♪あんた達、エメロード、迎えにくるの♪」
エルがにっこりと笑って言ってるけど・・・。
エル・・・完全に面白がってるわ・・。こりは・・・・。
「あ、母様、父様、ごぶさたしております。」
妙にかたぐるしく、ロキがいい、
「母様、父様、お久しぶりです。・・あれ?父様、・・・欠片、吸収されたんですね(はあと)
おめでとうございます(はあと)」
フレイヤが姉ちゃんとSに言ってるけど。
「・・・・二人も迎えにきたのか?あっちの世界、放っておいて?四界の神と魔王がそれぞれに・・。」
いきなり爆弾発言してるS!!
ごふぅぅぅぅぅぅ!!!!!
今度は、むせこむだけでなく・・・・。
アメリアとゼルは・・・あ、吐血してる・・・・。
「・・・深く、考えないよーにしよう・・・。アメリア・・・。」
「そーですね・・・。ゼルガディスさん・・・。」
あ、二人とも、現実逃避に走り出してる(笑)
「そーいえば、ここの村ってなんだか、母様に似てる力・・多分、母様の部下だと思うけど。
いますね。というか、なんだか、隠れてるけど・・。」
ロキがふと気が付いたように言っている。
ちなみに、ルンはというと・・・。
あ、冷や汗ながして、固まってる・・・。
「あ、それでしたら、多分、私が結界張っている中に住んでる彼女のことでしょう。
ちなみに、男性の精神体もいますけど。」
ロキの言葉に返事を返しているルン。
「そういえば、あいつ、フィブに滅ぼされる寸前、彼女にかくまわれてたんだったな・・・。」
Sがふと思い出したよーにいってるけど。
ま・・ねぇ・・・。ちなみに、あいつ、以前、あたしとミルガズィアさんが、あの空間からいなくなったあとで、
・・・・完全版写本の所にいた、彼女の魔力の欠片・・・渡してたよーだし・・・。
そんなことが、この間のルーカスとミリーヌ・・もとい、ルークとミリーナが持ってきてた資料に書いて
あったしなぁ・・・・。
「そういえば、そうねぇ。ま、私も自分の経験から、彼女、応援してた口だし・・・。」
姉ちゃんがSの言葉に相槌を打っている。
「他には、絶対、知られたら、パニックですしねぇ・・・。」
ルンまでもが相槌を打っている。
確かに。そりゃそーだ(笑)とゆーか、姉ちゃんとSの関係が知られても十分パニツクだと思うけど(笑)
「とにかく!!戻るわよ!!エメロード!!」
フレイヤがエメロードに言うと、
「いやぁぁ!!エメロード、まだ母様と父様と一緒にいるぅぅ!!」
そう泣き叫んで、姉ちゃんとSにしがみつく。
「あ、ゼルガディスさん、何、注文します?」「そうだな。じゃ、これにするか。」
「んじゃ、俺はこれ♪」
ガウリイは天然だが、アメリアとゼルは完全に逃避に走り、メニュー一覧表をみて、注文する
メニューを決め手たりする。
「あ、ずるぅぅぃぃぃぃぃ!!!!じゃ、あたしはこれとこれとこれっ♪」
あたしも一応、メニュー決定に加わってるけど。
「んじゃ、ルン♪これとこれとこれとこれ、五十人前づつ、お願いね(はあと)」
あたしの台詞に、
「ご・・五十人前ですかぁぁぁぁぁ!!!!!」
なぜか、驚くルン。
一方、そんなあたし達とは別に、
「あのねぇ・・・。エメロード、あなた、あっちの神なんだから、ね。」
姉ちゃんがエメロードを説得してるけど。
ぶぶぶぅぅ!!またまたその台詞がきこえたらしく、むせこむアメリアとゼル。
「やだぁぁぁぁ!!!!!うわぁーーーーーんんんんんん!!!!!」
いきなり泣き出すエメロード。
うわ・・・。ま・・・またかかぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!
一回、泣き始めたら、なかなか泣き止まないのにぃ!!エメロードはぁぁ!!
「いーじゃないの♪面白いから、S、ルナ、あんた達も、一緒に付き合いなさいな♪
もちろん、エメロードも、ロキもフレイヤもね(はあと)」
いきなりエルが姉ちゃん達に命令だしてるけど。
「あ、でも、S(はあと)あたしに付き合ってたからっていって、提出が遅れてる資料が三日後までに
提出されなかったら、どうなるかは、分かってるわよね(はあと)」
エルの言葉に瞬時に顔色悪くしてるS。
「・・・レイス・・・私も手伝うから・・・。」
姉ちゃんがSに向かって言ってるけど。
ぴたり。
いきなり泣き止むエメロード。
「やったぁぁぁぁぁ♪エル様、ありがとうございますぅぅ♪」
大はしゃぎなエメロードとは、対象的に、
『・・・父様、母様、・・すいません・・・。こんな大変なときに・・・。』
ロキとフレイヤは姉ちゃん達の置かれてる立場を瞬時に判断して、謝ってたりする。
「あ、私もお手伝いします(はあと)父様(はあと)」
フレイヤがSにいい、
「じゃ、僕もお手伝いしますので。父様、母様。」
ロキまでもが言う。
「おまたせしましたぁぁぁ♪」
どでででんんんん!!!!
ちょうど、そのとき、あたしが頼んでいたメニューの数々がテーブルへと運ばれてくる。

「さーてぇぇ!!!!!たべるわよぉぉぉぉぉ!!!いっただっきまぁぁぁぁす!!」
とりあえず、エルの方はほっといて、あたし達は、食事に専念するのだった。

で、食後。
「じゃ、S達も加わるから♪この旅にとりあえず♪」
『そんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
店からでて、エルの第一声を聞いたアメリアとゼルはなんでか血の涙を流していた・・・。
さーてと、面白くなりそー♪
「いーじゃない(はあと)それより、例の神殿、この村のすぐ近くだし♪いきましょ♪」
あたしが意見すると、
「・・そ・そうだな・・・。(何いっても、無駄だし・・・。金色の魔王の前では・・・。)」
「そですね。(ゼルガディスさんの姿が元にもどるかもしれませんし・はあと)」
ゼルとアメリアはそれぞれに思いが違っているよーだけど、あたしの意見に賛成してくる。
ガウリイはというと、
「うーん・・・。リナ・・・リナス・・・。やっぱ、聞き覚えが・・・・。」
ぶつぶつ言ってるけど、気にしないでおこう。
・・・でも、ガウリイ・・・お願いだから、今、覚醒はしないでよぉぉ・・・。
だって、カウリスったら、しつこいったら//////
最高なんか、一億年も、開放してもらえなかったもんなぁぁ・・・・。あたし////
今は、まだ、覚醒・・・しませんように・・・・。

「じゃ、出発よぉぉ♪」
エルの一声とともに、あたし達は、今度こそ、伝説の神殿とやらに出発した。

                                                  −続くー

###########################################
あとがき:
かお:ぜー・・・。ぜー・・・。よ・・よーやく、スミレちゃんの力を借りて、脱出に成功してのですぅ・・・。
エル:あら、遅かったわね♪
かお:しくしくしく・・・。いきなり、混沌に沈めないでくださいいぃぃぃぃぃ(涙)
リナ:いーのよ。あんたが悪いんだから。長編ほっといて、他の小説なんか、打ち込んでるんだから。
かお:うぐっ・・・。い・・痛いところを・・・。
    ま、いーや、きを取り直して、なぜ、この章の第が受難となってるいか。
    実は、Sと姉ちゃんに子供がいた(笑)ということが、人間にばれたので、
    この副第にしてみました(笑)
エル:次の章なんかは、完全に、とゆーか、この章の終わりで、・・・アクアまで、子供がいるのが
    発覚してるしねぇ・・・・。
かお:あ゛あ゛あ゛あ゛ー!!!エル様!!!ばらさないでくださいいぃぃぃぃぃい!!!!
リナ:しかも、アクア婆ちゃん・・・なんで、老人の姿をしてたかというと、あいつとの関係、
   ごまかす為だったよーだし・・・。
エル:しかも、あのとき、リナとミルガズィア、空間の外に追い出したあと、・・・
    完全に二人の世界に入ってたしねぇぇ・・・。あの二人・・・・。
かお:・・・・・・汗。え゛・・・え゛ー・・・。なんだか、またまた、今後の展開、ばらされそうなので、
    この辺りで退散しますぅ!!
    あ、エル様、番外編、打ち込んで、ますので、そちらにどーぞ♪(←必殺、話のすり替え!!)
エル:あら♪じゃ、そうしようかしら♪
リナ:いーなー・・。エル、あたし、あっちには、出番・・ないしなぁ・・・。ま、いっか。
リナ&エル:それじゃーねー♪
かお:さて・・と、では、私は、番外編の打ち込みを・・・と。ではでは・・・。また、次回で・・・。


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17843リナの約束(其の23)かお E-mail 2001/10/31 21:27:27
記事番号17784へのコメント

こんにちわ♪
ふう・・・。やっと、混沌から脱出できたかおなのです。
いやー、すみれちゃんに助けてもらわなかったら、どうなってたことやら(汗)
ではでは、また、混沌に沈められないよーに、さっさと打ち込みを開始するのです。
それでは、第四章、第四話。
ー前回、第三話なのに、四話となんでか、こいつが打ち込んでたし(怒)
ぎくぅぅぅ!!!なんか、虚空から、声が!??・・・やばいかも・・・。(汗)
ではでは、これ以上、やばくならないうちに。
どうぞ、駄文ですが、心優しい方はよんでやってくださいなのです。
・・・しかし、誰もつっこんでくれないよぉぉ(涙)
くすん・・。二十話でゼルが言った、あの台詞・・・。
私はけっこう、気に入ってたのに・・・。しくしくしく・・・。
ではでは、また、後で。

###########################################

光と闇は表裏一体。光あるところに闇あれば、光あるとこに、また闇もある。
ゆえに、面白半分で、互いの存在は、惹かれあうように、創りだしている。
闇が闇に惹かれるのもよし。光が光に惹かれあうのもよし。
光と闇をあわせもつ狭間の存在に惹かれるのもよし。
・・すべては、我を楽しませるものならば・・・・。


前回までのあらすじ:
なんでか、ルナとSの子供がやってきてたりして。
しかも、エル様、あっさりとばらしているし(笑)
そんなわけで、リナ達の一行に、ルナとSの子供でもある、他の小宇宙の神と魔王が加わった。
ついでに、彼らの両親でもある、ルナとSも加わったのだけど(笑)
リナ達が目指すは、ある伝説と呼ばれてる神殿へ♪
さてさて、そこでは、何が起こるのか♪

リナの約束・其の23   〜赤の竜神達の受難編〜

で、食後。
「じゃ、S達も加わるから♪この旅にとりあえず♪」
『そんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
店からでて、エルの第一声を聞いたアメリアとゼルはなんでか血の涙を流していた・・・。
さーてと、面白くなりそー♪
「いーじゃない(はあと)それより、例の神殿、この村のすぐ近くだし♪いきましょ♪」
あたしが意見すると、
「・・そ・そうだな・・・。(何いっても、無駄だし・・・。金色の魔王の前では・・・。)」
「そですね。(ゼルガディスさんの姿が元にもどるかもしれませんし・はあと)」
ゼルとアメリアはそれぞれに思いが違っているよーだけど、あたしの意見に賛成してくる。
ガウリイはというと、
「うーん・・・。リナ・・・リナス・・・。やっぱ、聞き覚えが・・・・。」
ぶつぶつ言ってるけど、気にしないでおこう。
・・・でも、ガウリイ・・・お願いだから、今、覚醒はしないでよぉぉ・・・。
だって、カウリスったら、しつこいったら//////
最高なんか、一億年も、開放してもらえなかったもんなぁぁ・・・・。あたし////
今は、まだ、覚醒・・・しませんように・・・・。

「じゃ、出発よぉぉ♪」
エルの一声とともに、あたし達は、今度こそ、伝説の神殿とやらに出発した。
ちなみに、Sは、移動しながらも、器用に書類を書いてるけど。
ちっ・・・。文字が雑とかいって、どついて置こう・・・。あれ、提出してきたら・・・。
「とりあえず、自己紹介しまーす♪」
エメロードが姉ちゃんにくっつきながら(甘えながら)言ってくる。
・・・別にいらんことを・・・。
「エメロードはね♪この中宇宙のすぐ隣の小宇宙に住んでるの♪兄様、姉様たちと一緒に♪
それぞれが、そこの神と魔王になってるのよ♪」
『ぶぶぶぅぅぅぅ!!!』
エメロードの台詞に思わず、むせこんでいるゼルとアメリア。
「エメロードォォ!!そんなことは、言わなくてもいーのぉぉ!!」
姉ちゃんが、こつんとエメロードの頭をしばいているけど。
・・・やっぱ、甘い・・・。姉ちゃん・・・。子供に対して・・。
ぎぎぎぃぃぃぃ・・・・・。
『リナ(さん)今のマジか(ですか)?』
あたしに二人が聞いてくるけど、
「あら(はあと)その通りよ♪だって、その方が面白いし♪神と魔王がそれぞれ両方の属性もってる
存在で、あらたに世界創ってみよーかと、思ってるから♪」
エルがあたしに代わって、あっさりと、本当にあっさりと肯定してるし・・・。
「ま・・ねぇ・・。確かに。私達、全員、両方の属性・・もってますしねぇ・・・。」
「いってみれば、狭間の存在でもある人間よりは力が強いが、基本は一緒なのかもな。」
フレイヤとロキまでもが肯定してるし・・・。
「ほ・・ほら、そんなことより、そろそろその神殿に着くし、ね♪ゼル、アメリア(はあと)」
あたしは話題をすり替える。
(・・・金色の魔王って・・・・一体、何考えて、世界・・・創ってるんだろーか?)
などとアメリアとゼルは思っているみたいだけど。
「あら、面白いから暇つぶし(はあと)あとは、あたしの玩具として(はあと)」
そんなゼルとアメリアの考えを読んで答えを返しているエル。
あうぅ・・・・。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(汗)』
ゼルとアメリアはその台詞を聞いて、無言になってるし・・。ま、無理ないか・・・。
「ほらほら、目的地につくわよ♪」
エルはそんなアメリアとゼルを無視して、さっさと進んでるし・・・。
「おっ。もしかして、あれか?あのなんか、でっかい、神殿のよーな扉があるやつ。」
ガウリイがいきなり言う。
ちょいまてぃ!!まだ、普通は見えんぞ!?あそこまでは!?
あたしは、まぁ、分かってるけど・・。
「?そんなもにがあるんですか?」
「あいかわらず、人間離れしてるな・・。ガウリイは・・・。」
アメリアとゼルがガウリイの台詞でなんとか、平常心を取り戻している。

「どこにあるんですか?」「何もないな?」
アメリアとゼルが首をかしげている。
アメリアとゼルの目には見えてないよーである。
あたし達の目の前には、でっかい神殿の入り口がしっかりと存在しているというのに。
「そういえば、人間や、普通の存在の目には見えないよーに、結界が張ってあるんだっけ・・。」
姉ちゃんがふとそんなことを言う。
そーいや、そーだっけ。そんなことが報告書にあったよーな・・・。
「ま・・な。一応、結界を張っておいたからな。ここは。」
Sまでもがそんなことを言ってるけど。
「ま、入ればわかるって♪」
ぎぎぎぎぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・。
扉を開けて中に入っていくあたし達。
「な゛っ!!?」「ここわっ??!!」
アメリアとゼルが驚愕の叫びを上げる。
扉の中には、別の空間が広がっている。
『完全版写本があった空間と似てる?!!』
アメリアとゼルが同時に言う。
『ピンホーン♪正解でーす♪』
あたしとエルの声がかさなり、
「あ、ほら。来るわよ。アクアが。」
姉ちゃんがある一点を指差す。
やがて、
「エ・・・・・エエエエエル様ー!!?それに、スィーフィード樣に、シャブラニグドゥ!??
リナさんに、あと、他の人間に、それと、・・・・・・。
なんだって、ルナ様のお子様がお三方もいるのですかぁぁぁ!??」
『アクアお婆さん?!!』
アメリアとゼルが同時に言う。
そう、ってきたのは、水竜王のラグラディア。アクア=ラグラディアである。
ちなみに、また、お婆さんの格好をしてたりするけど。
「よぅ・・。アクア、誰かきたのか?」
そういって、アクアのあとからやってきたのは・・・。
髪があかく、長い男。肩には大剣を背負って・・・。
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!』
「魔竜王、ガーヴ!!」
「魔竜王、ガーヴ!!生きていたのか!!?」
アメリアとゼルの驚愕の悲鳴と同時に、
「だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????なんだって、こんなところにエル様がぁぁ!!??
しかも、しかも、リナ=インバースまでぇぇ?!!
ま・・赤瞳の魔王様とスィーフィードはともかくぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
完全に混乱してるガーヴ。
そして・・・・。
「父様ー、母様ー♪」
そういって、とてとてと歩いてくる二歳くらいの男の子と女の子が・・・・。
『あ、スィーフィードちゃまに、シャブラニグドゥちゃまだぁ(はあと)』
その子供達が姉ちゃんとSに向かって言ってる。
「あら、大きくなったわねぇ。あなた達(はあと)」
「そーか、もう、二年過ぎたんだったなぁ・・。お前達に子供が産まれて・・。」
姉ちゃんとSが交互にいい、
『ぶ゛ぶぶぶぶぶぶぶぶぶふぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!げふげふげふげふげふふふっ!!!!』
アメリアとゼルは同時に噴出し、・・・むせこんでいた。
「ま、おかげさまで。なんとか、・・・ね。」
「ヴァルガーヴにも連絡付けたかったのだが・・・・。いかんせん、俺は、ここからでたら、
・・・実体、たもてないし・・・・。フィブリゾのやろーのせいで、まだ、完全に復活までの
力がついてないからなぁ・・・。」
アクアとガーヴが同時にいうのと、それと平行して、
アクアは、お婆さんの姿から、本来の姿(?)へと姿を変えている。
水色の髪を長くのばして、水色の瞳に水色の眉毛。
やさしそうな感じの二十歳そこそこの女性の姿へと姿を変える。
「ま、ともかく、こんな所で立ち話もなんですから、どうぞ、家にいらしてくださいな。」
アクアがあたし達をそういって、アクアとガーヴの家に案内してくれる。
完全にゼルとアメリアは混乱してるよーだけど。
ま、目の前で滅びたはずのガーヴが生きてたってことにも、おどろいたんだろーなぁぁ・・。
だって、一度は滅びかけた、ガーヴの精神身体・・・。実は、冥王にやられてたのは・・・。
一部だったりしたんだけど・・・・。
本体と、一部を切り離してて・・・。
しかも、本体はというと・・・。アクアといちゃついてたらしーし・・・・。
一部が滅んじゃって、その欠片は、他のところにいた、アクアの欠片が回収してて・・・。
で、今に至ってるわけなんだけど・・・。
さて・・・アメリア達には、どうやって、説明・・・するかな?

********************************************
エルの秘密の部屋コーナー♪
はーい♪第四回♪エルの秘密の部屋コーナーがやってきました♪
今回は、リナスについて♪
正式名『リナスレイヤー=トゥエル=ウル=ナイトメア』
リナスははっきり言えば、あたしに次ぐ実力をもってます♪
いちいち、全員や、全体を管理するのも、面倒だったもので、あたしの力を大部分使って創った存在。
それがリナスレイヤーです♪
(だって、莫大あるのよねー・・。細々とした仕事なんかが・・・。)
いちいちあたしがやるってのも、馬鹿らしいし・・・。
リナスは言ってみれば、あたしの代理みたいなもの。
側近にスカウト(?)する前も同じ似た様なこと、つまり、あたしの代理として働いてたわけです♪
・・・ま、あたしもあたしの代理にする為に創ったんだし・・・。リナスは・・・。
でも、一応、時々普通の監視者として、抜き打ち的に降りてるときも、今まではあったけど・・・。
そんなときは、たいてい、リナスとカウリスの子供達がリナスの代わりに仕事をこなしています。
いっちゃえば、今のよーなときが、いい例です。
サラディナとレーヴェルが今、二人して、頑張っているし・・・。(それでも仕事は終わらない・爆!)
ま、リナスの立場は・・そーね。会社でいえば、「社長」組織からいくと、「警視総監」
といった所ですかね(笑)(・・・大分違うけど♪)
実は、ほとんどの支部の上位は、リナスの子供達で占められています。
リナスとカウリスの子供って、結構、いい、存在なのよね♪
実力的にも、能力的にも♪
あ、カウリスはリナスの夫ね♪
カウリスは元々単なるその他一名の「監視者」に過ぎなかったんだけど・・・。
なんと、見回りに来ていた、リナスに人目ぼれして、自力で自分の力を向上させて、
あたしやリナスのほかには、左右に出るほどがいないほどに力を追いつけたとんでもないやつです(笑)
本能的に、どーも、あたしの・・つまり、混沌の力をフルに活用したよーで(笑)
しかし、今回のリナスには、驚いちゃった♪
なんと、とうとう、覚醒しないままで、あたしの力を使うは、人間のままで、しかも覚醒してないのに、
あたしの宮殿に無事に来ちゃうし♪
やっぱ、あたしが力を込めて、創り出しただけのことはあるわね♪
ではでは、また、次回のコーナーで♪

############################################
あとがき:
かお:・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(考え中)
リナ:何、考えこんでんの?
エル:どーせ、どこで、この章、区切ろうかと思ってるのよ。こいつわ。
かお:よっし。やっぱ、次で、この章終わりにして、次の章にしよう!!
エル:どーせ、もう、次の章のさわりに入っているくせして・・・。
かお:ぐっさっー!!!(図星をつかれた!)
リナ:どーせ、第四章、五章、六章と続いてるでしょーが・・・。話じたいとしては・・・・。
エル:そーそー。全然、おもいっきし、続いているわよねー♪
かお:しくしくしく・・・・。
エル:それはそーと!!あんた!!あたしの「漫遊記番外編」、いつになったら、投稿するのよ!!
かお:ぎっくぅぅぅぅぅぅ!!!!
エル:まさか、打ち込んでない・・・なんてことわ・・・。
かお:五話はすでに打ち込んであります!!今六話を打ち込み中です!!
    ・・・第五話がオリジナルなもんで、五、六、一緒に投稿しようかと・・・。
リナ:六話は、あの、「ナーガの挑戦」のパロディなのよねー・・・。
    あのナーガ、初登場の・・・・。
かお:七が、フィルさん登場の話にしようかと・・・・。
エル:とにかく!!今月中には、投稿しなさいよ!!
かお:むちゃくちゃなぁー!!あと、二日(ただ今、30日のしかも夜・・汗)しかないのにぃー!!
エル:・・・・いやなの(はあと)
(手には、大鎌がしっかりと・・・・)
かお:しくしくしく・・・。頑張って打ち込みます・・・。しくしくしく・・・・。
エル:さて、パソに向かっていったかおはほっといて♪
   次の回で、第四章は終了です、すぐ、第五章につづくんですけどね♪
エル&リナ:それじゃーまた♪
かお:(ただ今、入力中・・・・・)


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17846リナの約束(其の24)第四章終了かお E-mail 2001/10/31 23:21:39
記事番号17784へのコメント

はーい♪かおの代理のエルでーす♪
今回で、この第四章は終了♪らしいですけど♪
でも、おもいっきり、次の章に続きの話なってるという・・・。
書き直しつつやっても、これでは、進歩がぜんぜん、こいつはないです・・・。
ではでは、かなり下手くそですが、心やさしい人は読んでみてやってくださいね(はあと)

###########################################
前回までのあらすじ:
リナ達一行に、ゼラスとゼロスの代わりにルナとSが加わり、なぜか、ルナとSの子供達三人も
同行して。
やってきました。伝説と伝えられていたという、謎の神殿へ♪
そこは、特殊の結界がほどこしてある為に、普通の存在には見えません♪
だから、伝説になってたらしいのだけど・・・。
その中でリナ達が出会ったのは、水竜王アクア=ラグラディアと、
なんと、滅んだはずの、魔竜王ドルス=ガーヴ!!
さてさて、一体・・ふふふふふ♪

リナの約束 其の24   〜赤の竜神達の受難編〜終了(一応)


水色の髪を長くのばして、水色の瞳に水色の眉毛。
やさしそうな感じの二十歳そこそこの女性の姿へと姿を変える水竜王。
「ま、ともかく、こんな所で立ち話もなんですから、どうぞ、家にいらしてくださいな。」
アクアがあたし達をそういって、アクアとガーヴの家に案内してくれる。
完全にゼルとアメリアは混乱してるよーだけど。
ま、目の前で滅びたはずのガーヴが生きてたってことにも、おどろいたんだろーなぁぁ・・。
だって、一度は滅びかけた、ガーヴの精神身体・・・。実は、冥王にやられてたのは・・・。
一部だったりしたんだけど・・・・。
本体と、一部を切り離してて・・・。
しかも、本体はというと・・・。アクアといちゃついてたらしーし・・・・。
一部が滅んじゃって、その欠片は、他のところにいた、アクアの欠片が回収してて・・・。
で、今に至ってるわけなんだけど・・・。
さて・・・アメリア達には、どうやって、説明・・・するかな?

「で、説明してくれないか?」
ゼルがアクアの家についての第一声を発する。
ま、当然だろう。
「あら。恋人と一緒に住んでたら、おかしいかしら(はあと)」
アクアがお茶を運んで来つつ言う・・・。
お゛い・・・・。
「アクアさん!!相手は、魔竜王ですよ!!諸悪の根源!!魔族!!しかも、降魔戦争のとき、
水竜王を滅ぼしたという、一人ですよ!!そんな魔族と!!」
アメリアがアクアにくってかかる。
一般の伝説では、赤瞳の魔王と魔竜王が水竜王を滅ぼした・・・とされているからか、アメリアの反応は、
もっともといえるのだけど・・・。
実は、ちょーと、違ったりして・・・。あの戦い・・・・。
「ま、大方は、事実だけどな。だが、仕事と、プライベートは別だし・・。」
とSがお茶を飲みながらいってるけど。
「そーよねぇ・・。始めは、アクアから、相談・・受けたものねぇ・・・。私・・。」
と姉ちゃんが言う。
「・・・相談?」
ゼルが姉ちゃんの言葉に反応して、姉ちゃんに聞き返している。
「そう。アクア、ガーヴの子供・・身ごもったらしくて(はあと)」
『ぶぶぶぶぶぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!』
姉ちゃんのあっさりした言葉にまたまたアメリアとゼルはお茶を噴出している。
うーむ・・。なんか、アメリアとゼル、むせこんだり、噴出したりばかりのよーな気がするんだけど・・・。
「だから、スィーフィード樣に相談したんですよ。私とガーヴは隠れてお付き合いしてましたし。
・・・スィーフィード樣と赤瞳の魔王といっしょで・・・。」
アクアは顔を赤らめて答えている。
「俺は、一度、赤瞳の魔王様と、ばったり、デート中に鉢あわしてな・・・。魔王様も、デート中だったし・・。」
とガーヴ。
「さすがに、我も驚いたが。とにかく、それから、このことは、我らの共通の秘密となってな・・。」
Sが言う。
「私達の子供のは・・・かつて、異世界の神と魔王にされてましたし・・・。」
姉ちゃんがいうと、
「それって、エメロードたちのことだよね♪母様♪」
エメロードが話しに割りこんでくる。
「エメロード!!母様達のお話の邪魔、しないの!!」
フレイヤがエメロードをしかっている。
「ぶう・・・。つまんない・・・。」
エメロードはふくれているけど。
・・・こんなんで、大変だろーなー・・。エメロードの部下達・・・。
「とにかく、身を隠す必要が、あったわけなんですが・・・。何しろ、いきなり、身を隠すわけにも、いかなくて・・。」
「そんなとき、フィブから、ある提案が持ち上がってな。誰か、一人、竜王に対して、戦争しかけて、
この世界のバランスを崩すという・・。」
アクアのあとにSがいい、さらに続けて、
「で、だったら、ちょうど、いい、めくらましになるからといって、アクアが選ばれたわけだ。
・・といっても、ただの作り芝居では、気がつかれてしまう。だから、一応、
あの戦争を起こしたわけだ・・・。」
ガーヴが続けて話をする。
「・・・私としても、芝居だとは、わかってましたけど、一度、身体をばらばらにしまして・・・・。」
「おいおいおい・・・。(汗)」
ゼルがなんかアクアの台詞にたいして、汗をかいている。
「一応、全力とはいかなくても、あの戦いをやったわけです。
・・・ま、エル様には、気がきがつかれてましたけど・・・。」
いってちらりとエルの方をみるアクア。
「ま・・ねぇ・・。たかが、目くらましのためだけに、あそこまで、やったあんた達には、結構、
楽しませてもらったし♪でも、S・・あんた、情けなすぎ!!
たかが、芝居だったのに、なんで、あっさりと、封印なんか、されてんのよ!!」
エルがSに一括してるけど、
「ガーヴはガーヴで、一度、人間になって、アクアと隠れるという作戦だったのに、下手に人間の心が
混じっちゃったし・・・。」
エルがぶつぶついってるけど・・・。
・・・そーしたのは、誰でしたっけ?
たしか、面白いからという、理由だったと、あたしは、エルから聞いたけど?
(リナス♪細かいことは、気にしない♪)
エルが精神世界からあたしにのみ、聞こえるように語り掛けてくる。
「・・・父様に関しては・・・しかたがないかと・・・。だって・・あの時、いきなり、・・・エメロードが
・・父様に会いに行ってましたし・・・・。」
ちらりとエメロードをみて言うロキ。
「そーいえば、そうでしたね・・・。いきなり、人間の子供が出現したかと思うと、『父様ー!!』
でしたもんね・・・。あの時・・。ついつい、私も手加減するつもりが力が入ってしまって・・・。」
「我なんかは、力が思いっきり抜けたぞ・・・。他の部下に気がつかれては、と気があせって・・・。」
アクアとSが同時に言う。
そーいや、そんな報告があったっけ・・・・。
エメロードたちの世界の監視者から・・・。(ちなみに、名前はアリーナという、その監視者は・笑)
「ま、かいつまんでいえば、Sとガーヴとアクアが共同して、あの戦争をわざとお膳立てしたのはいいけど、
エメロードの予期せぬ訪問によって、予定が大幅に狂って、Sは氷づけになるわ。
アクアは、ちょっと、ばらばらになりすぎるわ。ガーヴは人間の心が混ざるわ。
ってな感じになったわけ。わかった♪ゼルガディス、アメリア♪」
エルが面白そうにゼルとアメリアに言う。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。世界って・・・・。(涙)』
なんだか、二人は涙を流しているけど。
「それより、なんの御用ですか?エル様?ここにこられたということは?」
アクアがエルに聞く。
「それは、俺の用件にも関わる。・・・異世界黙示録って・・・あんた・・水竜王の知識の欠片・・
ときいたのだが・・・。だったら、写本よりも、水竜王である本人のあんたに聞いても分かるか?
俺の質問というか、望みのことは・・・。」
ゼルがアクアの台詞に反応して、アクアに用件を切り出している。
「・・・?用件?もしかして、貴方のその身体・・元の人間にしたい・・とか?」
あっさりとゼルの望みを言い当てているアクア。
さすがというか、なんとゆーか・・・。
「あら、だったら、レイス、貴方の分身がやったことでしょう?元は?貴方が責任もって、元の身体に
戻すべきだと私は思うけど?」
姉ちゃんがSにいい、
「父様、母様のいうとおり!父様が人間に戻すべきだと思いますわ!!」
「一応、この人間、父様の欠片が封印されてた、人間の親族なんですから・・・。
しかも、父様の血縁でもあるし・・・。この人間・・・。」
フレイヤが姉ちゃんの言葉に即座に賛成し、ロキにいたっては、爆弾発言をしている。
「確かに・・・。レゾの血縁は・・・我の・・・我の寄り代となってるレイ=マグナスの血縁だしな・・。」
さらりと言うS。
いや、事実だけど・・・・。しかも、実は、レイ=マグナスも・・ゼフィーリアの出身だったりして・・・真実は・・。
あ・・あはははは(汗)
『な゛っ!!??』
アメリアとゼルは除けっている。
「ふむ・・・。では、ルナに免じて、元に戻しておくか・・。迷惑かけたのと、口止めとして、魔力などは、
そのままにしておいて・・・。」
Sがつぶやく。
「あら(はあと)レイスってば(はあと)」
だきっ!!!Sに抱きついてる姉ちゃん・・・。/////
・・・・・・・・。こほん・・・・。
「・・・もしもーし?姉ちゃ〜ん・・・。S〜・・・・。」
完全に二人の世界に入り込んでる姉ちゃんとSである。
「あ・・あら・・////」
「あ・・・/////」
ようやく、離れる姉ちゃんとS。
仲がいいのはいいけど・・・。状況は考えないと・・・・。
「じゃ、それでいいわね♪ゼルガディス♪」
エルがゼルにいきなり言って・・・・。
かっ!!!
ゼルの身体が一瞬、光る。
なんか、Sが呪文のような、(いや、カオスワーズなのだが、人間には聞き取れない言葉の)ものを
つぶやいている。
瞬間、ゼルは、いきなり・・・・。

「きゃー♪セルがディスさん、綺麗ですぅ♪ハンサムですぅ♪」
アメリアの叫びが部屋に響く。
「な゛!!??」
ゼルは自分の手をみて、驚いている。そして、ぱたぱたと自分の顔をさわり・・・。
いそいで、鏡を手にしている。
・・・どーでもいーけど、ゼル・・・。なんだって、鏡なんか、持ち歩いてるんだ?!
ゼルの姿は、黒い髪をなびかせて。
いたって、結構、ハンサムな好青年の姿へと戻っていた。
「・・・・・!!!??元にもどってる!!??」
ゼルの叫びが響いたのは・・・当然なのであろう・・・。

なんだか、ゼルとアメリアは話し込んでいる。
そんな二人をほっといて、
「それはそーと、アクア、あんた、リナに自分に正直になりなさい、とかいったらしいけど・・・。
あれ、自分の経験からでしょ(はあと)」
姉ちゃんがアクアをからかっている。
「きゃー♪スィーフィード樣ったら(はあと)」
なんとも、ほのぼのとした風景であることなのであろう。
しばらくすると、
「まだ、ここにいたのぉぉ!!」
銀の髪の女の子がいきなり出現してくる。
「あら、エル様、リナス様、お久しぶりです♪」
その子はエルとあたしに挨拶してくるけど。
『あら、アリーナじゃないのよ♪』
エルとあたしの声が一致する。
「え゛っ!??アリーナ!?」
フレイヤが驚き、
「すまん。監視者、自らの手を煩わしてしまって・・。」
ロキが謝っている。
『ほら、アリーナが迎えにきたんだから、いい加減に、戻るわよ!!エメロード!!』
フレイヤとロキが同時にエメロードに言っている。
「いやぁー!!エメロード、まだ、帰りたくなぃ!!」
だだをこねてるエメロード。
(・・・・・・汗)
『・・・すみません、エル様、エメロード・・・送っていってもいいでしょうか・・・(汗)』
そんなエメロードの様子をみて、姉ちゃんとSがエルにお伺いをたてているけど。
「別にいーわよ♪でも、早く、戻ってくるのよ(はあと)」
エルがあっさりと返事を返す。
「では・・。一度、失礼しますね。」
そういって、姉ちゃんとSは、エメロードたちを送っていくために、・・・エメロードたちの小宇宙へと
移動していった・・・。

「で、いつまで、ここで隠れてるの?」
あたしがアクアに聞くと、
「そろそろいいかと・・・。私がふっかつしても・・・。問題なさそうですし・・・。」
「ただ、問題は・・・。どうやって、あそこまで、いくか・・・だな・・。」
アクアとガーヴが言う。
「俺なんかは、ここから出たら、実態保てないし・・。しかも、精神世界から、結界で隔離してあるから、
・・・ヴァルガーヴとも連絡とれずに・・・。結果、あの通りになってしまったし・・・。」
ガーヴが残念そうに言う。
そうはいうが、一時期、本気で、Sと戦って、Sの封印といて、自分の身とアクアの身を守ろうとしてたのは、
どこの誰だ?!ガーヴ?!!
そのせいで、あたしは、冥王のやつに利用されて、さんざんな目にあったんだからね!!
「あら(はあと)だったら、人間に一回なってから、移動すればいーじゃないのよ♪」
エルがいきなりいって・・・。
ぽぅっ!!アクアとガーヴの身体全体が光につつまれて、・・・。
・・・あ゛・・・安全に、人間になってるし・・・。
エル・・・いきなりやったな・・・。
「あら、?きゃー♪エル様、ありがとうございます♪では、ここの世界・・もとい、結界の中・・
・・・消しておきますね。」
アクアがそう言って、
精神世界から水を取り寄せて、
・・・精神世界より、結界の中は水につつまれてゆく。
といっても、目には見えものではないけど。
やがて、あの村への出入り口(実は、アクアが品物を買うのに、村のある家とつなげていた・笑)
から、あたし達は、その結界の中である神殿から、出てゆく。
あたし達が出るのと同時に、神殿は、見えない水に押しつぶされて・・・。
あとかたもなく、消えていった。

「あら、アクアさん、ガーヴさん、もう、行かれるのですか?」
あの姉ちゃんの欠片をもってる人間・ルンがアクアに話しかけてくる。
「ええ。一応、完全に復活しようかと思いまして(はあと)」
アクアが言うと、
「・・・?復活?」
「・・?アクアさん?復活って?一体?」
ゼルとアメリアが聞き返している。
「アクアがつまり、元の身体になるというこだ。ついでに俺も、あそこいにる欠片と同化するつもりだがな。」
ガーヴが変わりにアメリアとゼルに返事を返しているけど。
「ま、ともかく、一度、あの異世界黙示録がある空間に行こうというわけ。
そろそろ、フィルさんにも、一度、連絡・・しとかないと、ヤバイでしょ?」
あたしが言うと、
「それもそーですね♪」
「・・・だな。復活うんぬんより、まずは、連絡が大事だな・・。」
アメリアはあっさりとうなづき、ゼルはちらりとアメリアの方を向いて、返事してくる。
ん♪ゼルぅ♪どうやら、アメリアにプロポーズする気になったかな(笑)
んっふふふ♪身体、元に、人間に戻ったもんねぇ♪
「そーいうわけで、一回、カタート山脈にいくけど、いっかなー♪」
エルがなんだか、楽しそうにいってくる。
『おっけー!!!』
その場ののりで、あたし達は全員返事をしてたりするけど(笑)

さて・・次は、セイルーンへと一回報告に戻って、それから、カタート山脈へといきますか』
そういや・・・。これ・・・どうしよっかな?
・・・Sの欠片の2/7・・・。ま、Sに戻してもいーかなー(笑)
どーせ、水竜王、復活させるんだし♪
「じゃ、一回、セイルーンへともどりますか♪」
かくして、あたし達は、外の世界を一度あとにして、一回、報告がてらもかねて、
セイルーンへと進路を変える。
さて・・・。楽しくなるわよー♪んっふふふふ♪

                                                 −第無四章終了ー

###########################################
あとがき:
またまた、かおの代理のエルなのです♪
かおはなんでか、なきながら、パソを打ち込んでるもので♪
でも、この調子だと、今日中には、あたしの番外編・・・打ち込めそ〜になさそう・・・(怒)
なんか、だんだん、集中力がなくなってきてるのよねー・・・。かおのやつ・・・。
ま、もし、できなかったら・・・ふふふふふ♪
というわけで、一応、第四章も終了らしいです♪
完全に、第五章に続いてますけど、この話・・。
ではでは、また、次回で会いましょうね♪
それでは♪




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17854あ、続きでてるvvたかこ E-mail 2001/11/1 19:59:14
記事番号17846へのコメント

 こんにちは(時間的には”こんばんは”だけど)!!
 
 続きがある〜!!
 と、ゆーわけで、読ませていだきました!!
 相変わらず、面白いです!!
 頑張って、続き、お願いしますねvv

 読んでみて、確かにせってい似てる・・・・・・・、とか思いました。
 私のほうがきっと後で思いついたと思うんです。
 影響受けてるな〜、
 と、つくづく思いました。
 あう・・・・・・・・・。

 これから、エル様漫遊記番外編(←漢字これであってます?)読みに行って来ます!!!

 ではでは!!

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17856思いっきりの続編となってますが(笑)かお E-mail 2001/11/1 22:27:54
記事番号17854へのコメント

たかこさんは No.17854「あ、続きでてるvv」で書きました。
>
こんにちわ♪たかこさん♪
> こんにちは(時間的には”こんばんは”だけど)!!
> 
> 続きがある〜!!
> と、ゆーわけで、読ませていだきました!!
どうもなのです♪
> 相変わらず、面白いです!!
> 頑張って、続き、お願いしますねvv
・・・頑張りまーす・・。多分、次は続けて投稿しないと、内容が飛んでる、飛んでるから・・。
>
> 読んでみて、確かにせってい似てる・・・・・・・、とか思いました。
あ・・・やっぱり?・・・すいませんです・・。
> 私のほうがきっと後で思いついたと思うんです。
ちなみに、私がこれ思いついたのは、平成12年ごろですが(笑)
(混沌の娘とエクセレントをノートに記入中に・笑)←本編完結記念の一環で(笑)
> 影響受けてるな〜、
> と、つくづく思いました。
> あう・・・・・・・・・。
いえいえ・・。私が当たり前なことしか、思いつかないだけなのですから、
・・・気にしないで下さい・・・。
・・・もしかして、まだ投稿してないやつも、・・似てたらどうしょ・・(汗)私・・。
>
> これから、エル様漫遊記番外編(←漢字これであってます?)読みに行って来ます!!!
一発変換でできたんですか!?私は、分けて、変換してますが(笑)
『エル様漫遊記、番外編』(笑)
・・・あと、あまり期待・・しないでくださいね・・。
あっちも駄文ですから・・・。(ちっとも上達してないやつ)
>
> ではでは!!
いえいえ、感想ありがとうございました!!
>

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17867リナの約束(其の25)第五章かお E-mail 2001/11/2 21:10:08
記事番号17784へのコメント

こんにちわ♪よーやく、第五章・・・開始なのです・・・。
いやー・・。最近、なんだか著しく、集中力が落ちてるのはなんでだろ・・・。
なんてっても、打ち込みに時間が以前より、かかる、かかる・・・・。
とゆーか、雑用しながら打ち込むせいか!?(ご飯たべたり、チャットしたり・・・汗)
ともかく、この章は水竜王こと、ラグラディアの復活だったりして(笑)
ついでに、一緒にガーヴも復活するんですけどね(笑)
しかも、この次の章へのつなぎとして、シルフィールが登場するとゆー(笑)
さてさて、いったい、何人の人が、(とゆーか、読んでる人・・いるんだろーか?)
以前、後書きでいったことを覚えているでしょーか(笑)
ついでに、覇王も登場したりして(爆!)
んでもって、当然のことながら、リナにいじめられる、いじめられる・・(笑)
ではでは、第五章、第一話♪いっきまーす♪

###########################################
前回までのあらすじ:
ゼロスとゼラスがお仕事に戻ってる中、一行に一時期加わるルナ姉ちゃんとS。
しかも、ルナ姉ちゃんの子供までもが、参加したりして(笑)
ルナ姉ちゃんと、Sは、とりあえず、だだをこねるエメロード(ルナの子供・笑)を送って
一度、あちらの宇宙へと移動していく。
んでもって、変わりに、リナ達の一行に加わったのは、なんと、水竜王こと、アクア(の思念身体)
と、魔竜王ガーヴ(の思念身体)だったりして(笑)
さてさて、何が起こるかな(笑)


リナの約束・其の25    〜水竜王復活編〜


さて・・次は、セイルーンへと一回報告に戻って、それから、カタート山脈へといきますか♪
そういや・・・。これ・・・どうしよっかな?
・・・Sの欠片の2/7・・・。ま、Sに戻してもいーかなー(笑)
どーせ、水竜王、復活させるんだし♪
「じゃ、一回、セイルーンへともどりますか♪」
かくして、あたし達は、外の世界を一度あとにして、一回、報告がてらもかねて、
セイルーンへと進路を変える。
さて・・・。楽しくなるわよー♪んっふふふふ♪
「そーいえば、アクア達の子供達、アリーナにことづけて、ちょっと、あっちで遊ばしとくから(はあと)」
エルがアクア達に言う。
神殿からでて、すぐのこと。
「あちらの宇宙に?」アクアが聞き返し、
「そういえば、さっきから、気になってたんですが、他の中宇宙とか、なんとか、どういう意味なんですか?」
アメリアがふと思い出したよーに、聞いてくる。
「あ、世界はね。あたしが暇つぶしで、無数に創り出してるのよ(はあと)
たいてい、神や魔王を配置してるけど♪それぞれの世界には♪ついでに、そこを管理する「監視者」
って存在もいるけどね♪」
エルがあっさりと暴露する。
「ここの、監視者は、カウリス様なんですが・・・。ここ、四十六億年ほど、お見かけしてませんけどね。」
さらりと言うアクア。
「カウ・・リス?・・・う゛ーん・・・。?どっかで、聞いたことがあるよーな・・・。あの、リナ・・スって名前もだけど・・?」
ガウリイが腕をくみ、考え込む。
「すごいですぅぅぅ!!ガウリイさんが、人の名前を覚えてるなんてぇぇぇ!!」
「まったくだ!!とうとう、脳みそが復活したのか?!ガウリイ!!」
関係ないところで、関心してるアメリアとゼル。
そーいう、問題ではないと思うのだけど・・・。
しかし、ガウリイ・・・自分の本当の名前だとゆーのに・・・。
でも、お願いだから、思い出さないでよぉ〜・・。今は・・・。
だって・・だって・・だってぇぇぇぇ!!!
確実に覚醒したら、あたし、ガウリイにどんだけ、捕まることやら(涙)
以前のエルがいないときの大変な仕事のときなんか、・・・一億年だったし・・・。/////
たいてい、一ヶ月はぶっつづけだし・・・・。しくしくしく・・・。
身がもたないしぃ・・・・。しくしくしく・・・。
しかも、今、あたし人間の身体だしなぁ・・・。
「と・・ともかく!!じゃ、移動しましょうよ!!ね!!」
あたしは有無を言わさず話題を変えることにする。
「そね(はあと)じゃ、あっちに行きますか♪」
エルがうきうきとして言う。
かくして、あたし達は、ゼル、アメリア、ガウリイ、あたし、エル、ガーヴ、アクアと共に、セイルーンへと
戻るために、進路をかえる。

ちゅどおおおおおんんんん!!!
「またか・・・。」
ゼルとガウリイのため息がもれている。
「ふっふふふ♪盗賊さん達♪観念するのね(はあと)」
「んっふふふ♪乙女の必需品♪これやらなきゃね♪人間に対しても(はあと)」
「悪の道に迷い込んだあわれな盗賊達よ!!この私が正義の鉄槌をくだします!!」
あたし、エル、アメリアの声がしているのは、いつもの通りの盗賊いじめをしているから。
「・・・・・(汗)・・・な、なぁ・・・。ひよっとして・・・いつも、この調子か?・・・エル様やリナ=インバースは・・(汗)」
ガーヴがなんでか冷や汗かきつつ、ガウリイとゼルに聞いてたりするけど。
村をでて、その日の夜のこと。
あたしはやっぱ、盗賊いじめにいそしんでいるのだ。
無言のまま、うなづく、ゼルとガウリイの二人。
「・・・そ・・・そぉか・・・(汗)」
ガーヴはただ、呆然とこちらを見てるけど。
すると、逃げようとした、盗賊の一人が精神世界からのみえない牙に引き裂かれる。
といっても、死んでないけど・・・。
「ふぅ・・・。遅くなりました。エル様、もうしわけありません・・。」
「すみませぇん!!なんでか、手間取りまして、三日ぎりぎりでもどれましたぁぁ!!(汗)」
いきなり、虚空より、出現する男女の二人。
「って!?獣王ゼラス=メタリオム?!」「ゼラス!?それに、ゼロスも?!」
アクアとガーヴの声と、
「あ゛あ゛あ゛ぁ!!?水竜王ラグラディアにガーヴ!?」「水竜王さん!?ガーヴ様!?」
ゼラスとゼロスの声が完全に一致した。
「あら、お帰り(はあと)ゼラス♪ゼロス♪本当にぎりぎりね(はあと)あと少し遅かったらお仕置きだったのにね♪
残念だわ(はあと)」
にっこり笑って言うエル。
『・・・・(滝汗)』
ゼラスとゼロスはその台詞をきいて、凍り付いてるし。
ぎぎぎぃぃぃ・・・・・。
ガーヴとアクアはこちらをぎこちなく、振り向いて、
『もしかして、一緒に旅・・されてたのでしょうか?エル様?!』
エルにきいてたりするけど。
「そよ♪」あっさりと返事をかえしつつ、エルは混沌の塊を盗賊の中心に投げてるんだけど・・・。
塊が触れたところは、空間ごとなくなって、すぐさま再生してたりするけど。
どーやら、地面は創造してるらしい。一回、消滅さしてるのに・・・。
「・・・あの、なんで、ガーヴがいるのですの!?ガーヴはフィブのやつが、始末したはずでは!?
・・・変な風に人間の心が混じったとかで・・・。」
ゼラスが声をかすれさせつつ言ってるけど。
その、変にしたの、実は、エルだったりするんだけどなー・・・。
「確かにな。フィブリゾのやろーには、参ったぜ。何しろ、滅びる直前にまで、なったからな・・。
俺・・・。いくら、精神身体を一部切り離してたとはいえ・・・。」
ガーヴがいい、
「私と同じように、精神身体がばらばらになってますの。ドルス・・ガーヴは。
ですから、一度、欠片と同化しようかと思いまして・・。」
アクアが丁寧に説明したりする。
「ついでに、この二人、復活させよーと思ってね(はあと)だから、精神世界から隔離されてる空間より、
この二人、ひっ張り出してきて、人間に変えて、実態を保たせてるのよ(はあと)」
ごぶぅぅぅぅ!!!あ、ゼラスとゼロス、面白い、血を吐いてる・・(笑)
ゼロスは、虹色の血を。ゼラスは銀色の血を。
しかも、駄目押しに、
「ゼロスさん達がいなくなってすぐに、魔王やルナさんもきてましたけど?」
アメリアが言うし。
「・・・そーいえば・・・赤瞳の魔王様・・・いきなり、掻き消えたけど・・・(汗)」
ゼラスが冷や汗流しつついい、
「・・・・報告書・・書いてる最中でしたのにね・・。」
ゼロスがゼラスの言葉にうなづいている。
ま・・そりゃね・・・。いきなり、エメロードの気配・・感じたら・・そうなるわな・・・。
そんなほのぼのとした会話をぶちやぶったのは、一人の盗賊だった。
「な・・・何者なんだ!?てめえらわ!?」
狼狽しつつ、
「出でよ!!我が盟友!!契約の元にて!!今こそ、姿を表さん!!」
いきなり、召喚呪文をいう、盗賊その一。
そーいえば、どーやら、こいつ、魔族と契約結んでるよーだけど・・。
しかし、ここに召喚される下級魔族・・・哀れかも(笑)
「あら(はあと)面白そうじゃない(はあと)」
そういって、なぜか、エルは、ゼラス達に、隠れるよーに、指示してたるする。
「あたしは、気配、隠してるし♪問題ないからね♪」
とかいってるんだけど・・・。
うや?・・・げげげげっつ!!??
こ・・この瘴気の気配は、あたしも知ってるやつだぁ!?
しばらくすると、逆五紡星が出現して、変な格好の下級魔族が出現してくる。
大きな一つ目に、六本の腕。しかも、背中から生えているコウモリの翼・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
また、変なやつと、契約を・・・。こやつは・・・・・。
そーして、一緒に出現する魔王竜(ディモスドラゴン)・・・・・・。
あたしが以前、ナーガと一緒に旅してたとき、出会ったやつでもある・・・・。
以前は、俗物小悪党と、契約してたんだけど・・・こやつは・・・。
(・・・おや・はあと)(・・・あら、?)
ゼロスとゼラスの精神世界でのつぶやきが聞こえてるけど。
「ふ・・ふはははは!!?恐れ入ったか!!これぞ、魔族!!しかも、レッサーデーモン達なんかよりは、
ケタはずれに強いのだぞ!!」
一人で勝ち誇っている盗賊其の一。
しかし、そいつは、あたしの方をみて、
・・・・・硬直。
「どうした?!やれい!!ラギアソーン!!」
盗賊が命令するけど、
「いやですぅぅぅぅぅぅ!!!!!!リナ=インバースに手をだすのはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
情けなくも、その場で泣いて、盗賊に頼み込んでいる魔族・・ラギアソーン・・。
それをみて、
「・・・・・ゼラス(怒り)あんた、部下にどんなしつけしてるのかしら?(はあと)」
怒気のこもった声で言うエルである。
・・・気持ちは、分かる。うん。
「す・・すいませぇぇぇぇぇんんんんん!!!!(涙&滝汗)」
あやまりつつ、いきなり隠れていたはずのゼラスがエルの前に出てくるし・・・。
「・・・あれ、魔族・・・ですよね・・・。一応・・・。あんなのでも・・・。」
ラギアソーンを指差して言うアメリア。
「・・・あんな格好の人間がいたら、それは、それで、怖いがな・・。」
ゼルがアメリアに言う。
「うきゅうううう!!!(そうですぅぅぅ!!リナ=インバースに手を出したら即刻滅びますぅぅ!!)」
魔王竜(ディモスドラゴン)までもが、相槌うって、泣きながらラギアソーンと一緒に頼んでいるし・・。
といっても、竜の言葉・・人間には、(特にゼルとアメリア)には、理解できるはずもなく。
「・・・・・お゛い?!契約者に逆らうのか!?」
戸惑っている盗賊其の一。
しくしくしく・・。まだ、泣いてるラギアソーン。えぇぇぃ!!その姿でめそめそ泣くんでなぃぃぃぃ!!!!
「滅びるよりは、ましですぅぅ・・。」
泣き言いってるラギアソーンである。
「そーですね。懸命な判断ですよ(はあと)ラギアソーンさん(はあと)ジョンさん(はあと)」
いきなり、声と同時にラギアソーンの目の前に姿を現しているゼロス。
「・・・・・な゛な゛な゛!??」
盗賊その一は、驚いてるけど。いきなりゼラスやゼロスが虚空より出現して。
「・・・ゼロス様!!?」
ラギアソーンがゼロスに気づく。
「お元気そうですねぇ・・。ラギアソーンさんにジョンさん(はあと)」
にこにこと挨拶してるぜロス。
「・・・・?ゼロスさん、あの魔族とお知り合いなんでしょーかね?」
アメリアの素朴の疑問。
「あ、簡単なことよ。あの、魔王竜(ディモスドラゴン)のジョンを内緒でペットとして飼っていた
ラギアソーンがゼロスの口ぞえで飼うのを許してもらったという、ほほえましい(?)
理由からあるから・・・。」
あたしがアメリアに説明すると、
「・・・リナ?なんだって、そんなことを知っている?」
ゼルが不思議がってくる。
「・・・・・以前、ナーガ・・・と一緒に旅してたとき・・・出会ってるのよ・・・。あのラギアソーン・・・。」
あたしが思いだしたくないことを言うと、
「あ!そーいえば、姉さんが以前、変わった魔族にあったとかいってましたね!!
俗物小悪党と契約を結んでたとゆー!!」
アメリアがナーガからきいてたらしく、ぽんと手を打つ。
すると、こちらも、隠れててもしょうがないと思ったのか、出現してくるガーヴとアクアの二人。
「しかし・・・ゼラスも大変だなぁ・・・。」
ガーヴがゼラスの方を向いて、ぽつりと言う。
その台詞で、あたし達がゼラスとエルの方を見てみると・・・。
あ゛・・・。ゼラス・・・・。赤いもの流しつつ、血の涙も流して、エルに謝ってるしぃぃ・・・。
「ゼロス様がこんなところにいらっしゃるとは。何はお仕事ですか?」
ラギアソーンがゼロスに聞いてるけど、
「それより、ラギアソーンさん、この人間、これ以上、馬鹿な真似はしない方が利口ですよ。
と教えてさしあげてください・・・。・・・下手すると、魔族全体の被害になりかねませんので・・・。」
かなりな問題発言してるぜロスである。
「?獣王ゼラス=メタリオム様直属の部下である貴方様が何ゆえに!?
怖れられているのですか?」
不思議がっているラギアソーン。
ま、当然の反応だわな・・。
それをきいて、盗賊其の一は、完全に泡吹いて、ぶっ倒れてるけど。
つかつかつか・・。あたしはラギアソーンの方へと歩いていって・・・。
「やっほー♪(会いたくなかったけど)久しぶり、ラギアソーン♪ゼロスとゼラスは、エルにつき合わされてるのよ(はあと)」
親切にも説明してあげるあたし。
「・・・?」首をかしげるラギアソーンに、無言でうなづいているゼロス。
すると、
「ゼラスだけでは、物足りないから、あんたにも、お灸、すえとかなくちゃ♪」
いきなりエルの声がしたかと思うと、エルの方にひっぱられていくラギアソーン。
「エルー、金色の魔王(ロードオブナイトメア)本人がやったら、滅ぶわよー・・・。
その下級魔族ぅ・・・・。」
あたしの台詞に、
「だいじょ〜ぶよ♪あたしのとこに戻ってきても追いかえすから(はあと)」
あっさりと答えているエル。
ずざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
一気にラギアソーンとジョンの顔色が顔面蒼白と化す。

『うっぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

気の毒なまでの叫びが盗賊アジトに響き渡った・・・。

次の日。(朝までやってたエル)
どうにか、ゼラスは実体を保ってはいるよーだけど。(姿は消えかけてるが)
ラギアソーンにいたっては、・・死んでる。
なんでか、他の世界にいってるはずのSと姉ちゃんまでも、巻き添えくらわしたらしく、
あっちの世界で倒れている二人の姿がみえてたりもするけど・・・。
「・・・・なんか、哀れですね・・・・。」
アメリアがぽつりといい、
「・・・・金色の魔王の前では、皆、同じだからだろ・・・。」
ゼルはなんだか、遠い目をして、
「・・・ゼラス様・・・ご愁傷様でした・・・。」
ゼロスはゼラスをいたわってたりするけど。
「・・・エル様の前では、私達、同じですしね・・・。」「・・・・だな・・・。」
アクアとガーヴはなぜか、現実逃避をしてるつもりか、お茶などを飲んでるけど。
ガウリイにいたっては、
「なんだか、わからんが、頑張れ♪」
とぼけまくってる台詞を吐いてるけど・・・・。
すると、エルがどうやら、少しは、満足したのか、
「じゃ♪今回は、一気に移動しましょ(はあと)」
いきなり、全員を連れて、空間移動する。

『わっきゃゃゃぁぁぁぁぁ!!!!????』
ゼルとアメリア、ガウリイの叫びが響き渡った。
あたしとしては、移動・・自力でできるので、今はもう、さしては驚かないけど・・・。
どうも、ゼル達は、まだ、空間移動に慣れてないよーである・・・。
いいかげん、なれないと、これから、エルに付き合うのは、・・大変なんだけどなぁ・・・。

                                                        −続くー

###########################################
あとがき:
かお:ラギアソーンに関しては、角川書店発行のミニ文庫。「ルナテクヘステバル」で
    出てきます・・。スレイヤーズデリィシャス四巻です・・・。←他人まかせ。
エル:ラギアソーン・・・あたしの漫遊記、番外編にも登場してたわよねぇ・・・・。あんた・・・。
かお:はい(笑)結構、この魔族くん、面白いので(笑)
リナ:ま・・ねぇ・・・。ジョンとはぐれたからって、自暴自棄になって、善行してた魔族なんて・・・。
   ゼロスみたい(笑)
エル:ゼロスも変わり者だからね♪あ、でも、魔族らしく、非情に冷徹、冷酷よ♪あいつは♪
リナ:でも、パシリ魔族だし、命令されたこと以外は、一切しない、スーだら魔族だし・・・。
エル:あら(はあと)魔族も神も世界そのものもあたしにとっては、使いっぱしりよ♪
    存在そのものが♪
リナ:ま・・・そーだけど・・・。
かお:とにかく、次は、一気にセイルーンへと戻るリナ達一行なのです♪
    この章では、あと、・・・ディルス王国によったりもしますけど・・・。
リナ:それで、続き、早く打ち込まなきゃと気が焦って、あーんな、『夢』・・みたんじゃない?
    あんたが書いてる小説と考えてる小説と他の皆さんが投稿してる小説の内容がごっちゃになって・・・。
かお:・・・・そーかも・・・・・。
エル:しかし、あれ、小説にして、打ち込むのは、いいけど、なんだって、こっちの長編や、あたしの
    漫遊記番外編まで、ほったらかしにして、打ち込んでたのかなぁ!?あんたは!!
かお:ぎっくぅぅぅぅぅ!!その一件での、お仕置きは、すでに済んだのではぁぁぁ!??(滝汗)
エル:また、思いだしたから、やる(はあと)
リナ:じゃ、あたしも参加っと(はあと)
かお:んなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!
―ぽびしゅうんん!!!!―
エル:えー、また、混沌に沈んだかおはほっといて、次は、またまた舞台はセイルーン♪
    ってことで、次回に続きます♪
リナ:ちなみに、多分この章は、短いはずだとかおがいってましたけど・・・・。信用はできません。
エル&リナ:それでは♪また、次回で♪



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17891第五章♪take E-mail 2001/11/3 20:17:22
記事番号17867へのコメント

こんばんは、takeにございます。
は〜〜〜vvv 第五章に突入ですねvvv
四章で暴露された降魔戦争の裏話(笑)、面白かったです!!
ガーヴとアクア、Sとルナ姉ちゃん こんなバカップル(死)な彼らを見られるのはきっとかおさんのところだけです!!
新しい人間関係が明らかにされるたびに“ををっ!!!そうだったのか!!”とインプリンティングしております。
それにしても、あんな理由で戦争が起こったなんて知ったら、人間達ぐれますね。あとミルさんたち(笑)
そして回を追うごとに威厳をなくしていくS!!(元からない?)見逃せませんvvv
これから、(きっと不幸になるであろう)ダイナスト様や、シルフィールが登場するのですね。
すごく楽しみです!!
それではそれでは(^−^)

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17893今回は全員カップリングの設定があるとゆー(笑)かお E-mail 2001/11/3 20:57:05
記事番号17891へのコメント

takeさんは No.17891「第五章♪」で書きました。
>
>こんばんは、takeにございます。
こんにちわ♪かおです♪
>は〜〜〜vvv 第五章に突入ですねvvv
よーやくですぅ(汗)
>四章で暴露された降魔戦争の裏話(笑)、面白かったです!!
とゆーか、むちゃくちゃな理由だったり(笑)
>ガーヴとアクア、Sとルナ姉ちゃん こんなバカップル(死)な彼らを見られるのはきっとかおさんのところだけです!!
はははは(汗)
実は、他にも面白いカップルがありますよぉ(笑)
この話、全員、カップリング設定してますので(笑)
・・・次のエル様の秘密の部屋で暴露しよーかと(笑)←カップリング(爆!)
>新しい人間関係が明らかにされるたびに“ををっ!!!そうだったのか!!”とインプリンティングしております。
とんでもく、ぶっとんだ内容なので、・・すみませぇぇん・・。
>それにしても、あんな理由で戦争が起こったなんて知ったら、人間達ぐれますね。あとミルさんたち(笑)
ミルガズィアさん達は、・・どーだろーか(笑)
案外、アクアの性格、知り尽くしてるから(笑)
>そして回を追うごとに威厳をなくしていくS!!(元からない?)見逃せませんvvv
Sは不幸でいいのです♪←まてぃ!!
>これから、(きっと不幸になるであろう)ダイナスト様や、シルフィールが登場するのですね。
シルフィールにチョッカイかけてて、リナにいじめられる覇王(笑)
>すごく楽しみです!!
頑張って、ツリーが落ちないうちに打ち込みます・・・。・・続き・・。
>それではそれでは(^−^)
>
わざわざ感想、どうもなのでした♪byかお

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17906リナの約束(其の26)かお E-mail 2001/11/4 00:08:30
記事番号17784へのコメント

はーい♪よーやく、第五章の第二話♪
どーもー♪かおの代理のエルでーす♪
なんか、この章、短いはずとかおがいってますけど、
なんか、だんだん、短くなってない!?
一章が7話で二章が6話で三章が5話で・・・。・・・一個づつ、短くなってるし・・・。
・・その代わり、終わりの方が長いとゆー・・・。
・・・何かんがえて、この話・・書いたんだろ?こいつは・・・。
ではでは、駄文ですが、読んでやってくださいな♪

############################################
前回までのあらすじ:
リナ達は、いきなりセイルーンへと戻ることになる。
(エル様の強制的な瞬間移動によって)
リナ達一行に、ゼラスとゼロスも復帰して、ガーヴにアクア、ゼラスにゼロス、
リナ、ガウリイ、アメリア、ゼル、エル様の九人旅に(笑)
これで、Sとルナ姉ちゃんが戻ってきたら、十一人だぞ!?(笑)
とゆーわけで、いきなり、移動してしまった、リナ達は、どうなるのでしょうか(笑)

リナの約束・其の26    〜水竜王復活編〜

『わっきゃゃゃぁぁぁぁぁ!!!!????』
ゼルとアメリア、ガウリイの叫びが響き渡った。
あたしとしては、移動・・自力でできるので、今はもう、さしては驚かないけど・・・。
どうも、ゼル達は、まだ、空間移動に慣れてないよーである・・・。
いいかげん、なれないと、これから、エルに付き合うのは、・・大変なんだけどなぁ・・・。

どてがじゃん!!

わけのわからん音を立てて、落下するアメリアとゼル。
あたしはちゃっかり、力を使って、宙に浮いてから地面に降り立ったけど・・・。
あり・・・・?セイルーンじゃあない?
あたし達がエルに連れられてやってきたのは、セイルーン領内でも、キューザックだった。
ここって、森と湖に囲まれているのよね〜・・・。
ん!?そーいえば、今日は、何日だ?!
「んっふふふふ♪やーばり、買い物は楽しまなきゃぁね(はあと)」
エルがうきうきといってるけど。
そーいや、今日は、十五日だったっけ♪
ここ、キューザックでは、毎月、0か5のつく日に町中でバザーが開かれているのだ。
しかし・・・ここの酒場のマスターの食事って・・おいしいのよねぇ♪
・・・作っている人間の外見は別として。
「あれ!!ここって、キューザックですね!!はっ!!今日は、バザーがある日ですね!!
ゼルガディスさん!!一緒に回りましょう!!」
アメリアが瞳をきらきらさせつつ、ゼルに迫っている。
「あ・・ああ・・・。/////」
顔を赤らめつつ、返事を返しているゼル。
ん?!んっふふふ♪ゼルちゃん、とうとう、告白するつもりだな♪
アメリアと二人になってから♪
「・・・とりあえず、先に、宿屋を決めませんと・・・。ですよね。エル様?」
エルに聞いているゼラス。
「そね。どっちの宿がいい(はあと)」
エルの言葉に、
「・・・安い方といいたいけど・・・金貨二枚の方の宿屋がいい・・・。」
あたしとしては、安い宿の方が魅力なのだが、あっちだと、夜が・・・その・・
ガウリイの関係で・・響くし・・声が・・・。
・・・作りからして、違うのよねぇ・・・。ここの宿屋って・・・・。
ま、とにかく、もろもろの事情で、高い方の宿屋を選ぶあたし。
「じゃ、とりあえず、チェックインだけでもしときましょ(はあと)」
エルが言うと、
「あ、エル様、私達が行ってきますわ(はあと)」
アクアがエルに言う。
「じゃ、お願いね♪」
あっさりとアクアとガーヴに頼むエル。

「では・・・。」
かくして、あたし達は、別行動をする事になった。
アメリアはゼルと。あたしはガウリイとエルと。ガーヴはアクアと。ゼラスはゼロスと。
なんでか、ゼラス、買いたいものがあるとか、なんとか・・・。
そーいや、あっちの世界の魔王の品が・・・また、混ぎれこんで、売りに出されてるんだっけ・・・。
しかし・・・ゼラスに会いに来てから、品物を落として帰ってるあいつって・・・鈍感・・・。
どうも、ゼラスはその品を他に気がつかれない内に回収してしまいたいらしいよーである。
そんな理由で、別行動をとっているのだ。ゼラスは。
ま、どーでもいいけど・・・。
「そーいえば、今回は、結構、面白いわね♪インバース商会で発売されてる新製品もあるし♪」
エルがバザーの品をみてから言ってるけど。
そーいえば、今回から、あたしの実家(人間のときの)で売り出している『世界地図&グルメ版』
と『手軽に、一飛っび♪簡単旅行記(レイウィングの魔法石入り)』
が売りに出されてたりする。
ちなみに、『魔法石』とは、特定の魔法を石に封じ込めて、誰でも利用ができる品である。
これ、使うと、たとえ、魔力がない人でも、魔法が使えない人でも簡単に魔法が使えるのである。
ついでといってはなんだけど、この品、魔道士教会からも注文が殺到してたりするのが実情だけど。
ガウリイは、やっぱりというか、・・・くらげのヌイグルミ(着ぐるみねまき)が気に入ったらしく、
さっそく購入しよーとしてるし・・・。
・・・誰が買うかい?!んなものを!!
「ガウリイ!!そんなものは、かわないの!!」
「え゛え゛〜!!?・・あっ!!じゃ、これなんか、どうだ♪リナ(はあと)」
ガウリイが手に取ったのは。
「・・・・・・!!!????////////」
んなもん、バザーで売りに出すなぁぁぁぁぁ!!!!!!
すっごくエッチな下着の数々・・・・・・。
「リナに似合うと思うな〜♪俺♪」
そーいう、問題かぁぁぁ!!!!
「おっちゃん!!これとこれ、もらうわ♪」
ガウリイ、いつのまにか、自分でもお金、持ってるし!!?いつの間に!!?
お金はあたしが管理してたはずなのに!!
「そーいえば、ガウリイ、どっかの馬鹿、役所に突き出して礼金もらってたけど・・。」
エルが言う。
いつのことだ!?それは!?
「ちなみに、ガウリイ、そいつ、半殺しにしてたけど(はあと)なんたって、リナの入浴、覗いてたやつだから♪」
ずごしゃぁぁぁぁ!!!!
あたしはおもいっきりこけた。
いっ・・いいいいいつ??!!・・はっ!!もしかして、あのときか!?
(混浴だったので、しかも、あたしとガウリイしか入浴してなかったのもあって・・その・・ガウリイが///)
そーいや、あんとき、あたし、不覚にも、気絶して、ガウリイが部屋に運んでくれてたけど・・・。
そんときかぁ!!?
「そうそう♪あのときよ♪」
エルがあたしの心を視て言ってくる。
・・・・そいつ、殺す・・・。
「もう、すでに、植物状態になるまで、ガウリイが半殺しにしてるわよ(はあと)」
エルが言ってくるけど・・・。
・・・でも、殺す・・(怒)
「でも、すでにあたしのとこに戻ってきてるわよぉ♪その馬鹿(はあと)今、あっちで、皆に殺されてるけど♪」
エルがさも楽しそ〜に言う。
・・だったら、あたしも今晩にでも、あっちに一回戻って、参加しよう・・・。絶対、ただではすまさん!!(怒)
あたしがそんなことを思っている間にガウリイは、その服とは呼べない品物を買ってたのだが・・。
い・・・いやぁぁ!!まさか、あたしにあれ、着ろってかぁぁぁぁ!!ガウリイ!!!

・・・・・そのまさかだった・・・。その晩・・・・・。しくしくしくしくしくしく・・・・・・。
そんなんで、戻れなかったのよォォ!!ガウリイの馬鹿ぁぁぁぁ!!!!!

一方、アメリアとゼルは二人して、湖のほとりを歩いている。
あたしがガウリイに///のころ。アメリアとゼルは宿から抜け出て、夜の散歩を楽しんでいる。
ゼルはなにやら、懐から、ごそごそと取り出して・・・。
「・・・アメリア。」
アメリアを呼び止める。
「なんですか?ゼルガディスさん?」
アメリアが振り向く。
ゼルの目には、月の光を浴びて、一瞬、アメリアがまぶしく感じられたよーだけど。
「・・これ、アメリアに・・。」
いって、ついとアメリアにそれを手渡す。
・・あ、ゼル、前から、隠し持っていたあれ、アメリアに手渡してるし・・(笑)
「なんですか?」
アメリアがそれをうけとり、それは、小さな包装紙でつつんである箱。
かさかさと、それを開いて・・・。
「・・こ・・・これは!!?」
かなり驚いているアメリア。
「・・・人間に戻れたら、アメリアに渡そうと思ってな・・・。勝手に指のサイズ・・以前測らせてもらった・・。」
ゼルが顔を赤らめつつ言っている。
アメリアの手の中にある小箱の中には、銀色に輝く、オリハルコン製のアメリアの誕生石でもある、
宝石が埋め込まれている指輪が・・・。
「ゼルガディスさん・・・。」
アメリアがゼルに瞳をうるうるさせつつ言う。
「・・・・照れくさいが・・・。アメリア、俺と、一緒に生きてくれれないか・・・。」
ゼルがそっぽを向いて、アメリアに言う。
しかし、ゼル・・・アメリア・・王女なんですけど(笑)これでも(笑)
「は・・はいぃ♪」
すぐさま返事を返しているアメリア。
そのまま、アメリアとゼルは二人の世界へと旅立ってるし・・・。
<間>
「じゃあ、セイルーンに着いたら、父さんに話してもらえるんですね。」
「ああ・・。そのつもりだ・・。」
そうして、二人は宿へと戻ってくる。

翌朝。
「あら、アメリアさん、素敵な指輪してますわね。」
アクアがアメリアの指輪に気がつく。
朝食を食べているときのこと。
「あら。本当。」「どうしたんですか?それ?」
ゼラスとゼロスが言う。
「んっふふふふ(はあと)」
アメリアはただただ笑っているだけだけど・・・。
「ゼルガディスがアメリアにプロポーズしたのよ♪」
『ぶぶぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!』
エルのいきなりな発言に、ゼラス、ゼロス、アクア、ガーウが噴出した。
「そっかー。アメリアとゼルが結婚かぁ!!おめでとう!!」
すっとぼけて、ガウリイが言う。
・・・まだ、フィルさんの許可が出てないってば(笑)
「さてと・・・。じゃ、朝食、食べ終わったら、今度は、セイルーンへと出発しますか(はあと)」
エルの言葉をうけて、あたし達は、キューザックをあとにして、
一路、目指すはセイルーン♪
しかし、ゼル(笑)ついに、アメリアにプロポーズしたな(笑)
さてさて、フィルさんはどう反応するか♪
とりあえず・・と♪

ちゅどおおおおおおおんんんんんん!!!!
やーぱ、これをやっとかなくちゃ、始まらない♪
近くの盗賊アジトを急襲して、盗賊壊滅を楽しまなくちゃ♪
「た・・助けてくれぇぇぇぇ!!!!」
「悪人に人権はない!!」
盗賊の叫びにきっぱりと返事するあたし。
「あら(はあと)面白そう♪エル様、リナさん、私も参加してもいいですか(はあと)」
アクアが言ってくるけど、
『もっちろん♪』
エルとあたしの声が一致する。
「・・・アクアさんって・・・・本当に、竜王なんでしょーか・・・。」
その光景をみて、アメリアがそんなことを言っているけど。
「そーいえば・・・アクアさんの趣味も・・盗賊いじめでしたねぇ・・・。昔から・・・。」
ゼロスがなにやら思い出したように言う。
「ついでに、俺も一緒にやってたがな。」
とガーヴ。
『・・・・・・・・・・。深く考えないことにします。(する。)』
なぜか、アメリアとゼルの声がハモってるし。
「あら♪結構、ストレス発散にはいいのよ♪」
「そうそう♪乙女のストレス発散方法♪」
「部下達をいじめるのも、けっこう、楽しいけど、こっちも楽しいからいいじゃない♪」
(・・・・汗)
アクアとあたしとエルの言葉に完全に無言になってるアメリアとゼル。
ゼラスとゼロス、ガーヴにいたっては、エルの今の言葉に、冷や汗かいてたりするけど。
とにかく、ここの盗賊は、結構、溜め込んでいたので、あたしとしては、超ラッキー♪
だったことは、いっておく。
ついでに、ゼロスもラッキーだったよーだけど。ついでに出てくる写本があったし・・・。
さっさと、お仕事してるぜロスである(笑)
しかし、ゼロス・・まだ、写本の処分なんか・・やってるのねぇ・・・。
・・・あたしがエルに関してとか、世界のしくみとかの本・・出版したら、どーゆー、反応するだろーか?
(あら、面白そうね♪やってみましょうか♪)
あたしの心に答えて、エルが言ってくる。
(そね♪面白そうだし、やってみよっか♪エル♪)
そんな会話をあたしとエルのみで聞こえるよーにして、会話してるとは、
露知らず、ゼラス達は、この場に漂ってる負の感情で、ちゃっちゃと食事・・してるし・・・。
ともかく、やることやったので、あたし達は、セイルーンへと再び出発する。

さーて、ゼルはフィルさんに何って言うつもりだろーか♪
・・そーいや、覇王の馬鹿の気配もしてるけど・・・。
何たくらんでるんだろーか・・・。・・・シルフィールにチョッカイかけてるみたいだけど・・・。
・・・覇王、あとで、苛め抜く・・・。(精神世界を通して視たらなんか、やってるし・・覇王は・・・。
そーいえば、以前は分からなかったけど・・・。
・・・・・シルフィール・・・・・Sの魂の欠片・・・・持ってるんだよなぁ・・・・・。
あれ、シルフィールの中から取り出さなきゃ・・・。



                                              ー続くー

*******************************************
おまけ♪
エル様の秘密の部屋コーナー♪
はーい♪やってきました♪
第五回♪エルの秘密の部屋コーナー♪
今回は、リナスがいる世界に関係している存在の面白い組み合わせを♪
まず、リナ達のいるあの世界では、
赤瞳の魔王(ルビーアイ)レイス=シャブラニグドゥ・ことSと、
赤の竜神(フレアドラゴン)ルナ=スィーフィードが恋人同士だったりします♪
ちなみに、この二人には、すでに子供が八人はいますけど♪
ついでに、その子供達は、あの中宇宙に隣接してる世界の神々と魔王達にしてますが(はあと)
それと、
水竜王(アクアロード)アクア=ラグラディアと魔竜王(カオスドラゴン)ドルス=ガーヴ
が恋人同士だったり♪
こちらは、Sとルナの腹心同士が光と闇に互いに惹かれあってのカップルですね(はあと)
天竜王(エアロード)エマ=スカイ=バールウィンと覇王(ダイナスト)ストラス=グラウシェラー
がこちらも腹心同士でカップルに♪
あと、あたしに攻撃しかけて、一回滅ぼして、あたしのとこでまだこき使ってる冥王(ヘルマスター)
は、闇双地の魔王ヘルタネスラーダと恋人同士(はあと)
こっちのパターンは、闇と闇が惹かれあった結果ね(はあと)
他には、
緑碧の魔王グリューゲルイスラーダが蒼窮の神(部下Kと相対する部下)と恋人どうしだったり♪
それと、面白いのが、
ゼロスの設定かしら♪
実は、ゼロスは、ゼラスの子供だったりします♪
獣王(グレータービースト)ゼラス=メタリオムと闇双地の魔王ヒルフシィルミルラーダとの間に出来た、
子供です♪
ちなみに、ゼラスはごまかすために、部下として、ゼロスに精神身体をあたえて、(創り出して)
精神は、ゼロスをいれてたりします♪
ついでに、ゼロスの記憶もちょっと、封印してたりして(笑)
さすがに、Sより、ゼロス・・強いのよねぇ(笑)

ま、こんなとこですか♪面白い組み合わせは♪
ふっふふふ♪あたしを楽しませるのであれば、どんなになってもオッケーよ(はあと)
どんどん、あたしを楽しませてね♪あたしの部下達♪
ではでは、今回はこの辺りで♪じゃーねー♪

###########################################
あとがき:
かお:はい!!今回は、ゼルのアメリアへのプロポーズ♪
    なーんか、もーちょい、いい台詞が思いつかなかった私なのです!!
    書いてる当事も、今も♪
     と、ゆーわけで、次は、フィルさん登場(笑)
エル:で、グラウシェラーは、どうする♪(うきうきしつつ、ハンマー握ってるエル様・・)
リナ:とーぜん、シルフィールにちょっかい、かけてるから、苛め抜いて、殺す!!
かお:(・・・覇王としては、北の魔王の身を案じて・・別の欠片・・差し出すつもりで、行動してるよーだけど・・・。)
リナ:そーいや、エル、前、エルがもってた、Sの欠片・・どーしたの?
エル:あ、あれ♪今、フィブと一緒に混沌のごみ掃除させてるわよ♪
    素手で♪
リナ:おおっ!!それは、的確な判断ね!!さすがは、エル!!
かお:・・・・・・(汗)
リナ:じゃ、ついでに、S復活させて、あたしとエルとでいじめない(はあと)Sのやつ♪
   どーせ、ここにも『欠片』ルーカスとミリーヌから預かっていることだし♪
エル:それもいーわね♪ついでに、アクアも復活させるつもりだし♪
    じゃ、そーしましょう♪
    Sと同時にじゃ、ルナも完全に復活させましょ♪
リナ:おおー!!それも面白そう!!
かお:(まてぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!!!!!)
エル:んでもって、第二次神魔戦争、起こさしてみるとか♪遊びで♪
リナ:いーかも(はあと)
かお:んなぁぁぁぁぁぁ!!!!!????
エル&リナ:あんたは、さっきから、うるさい!!
ーどすぐしゃ・・・・・ばしゅうううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!−(混沌へ沈むかお・・・・)
エル:さってと、うるさいやつは、いなくなったので♪
エル&リナ:それでは♪また、次回で♪


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17964リナの約束(其の27)かお E-mail 2001/11/6 15:42:57
記事番号17784へのコメント

こんにちわ♪ツリーがやばっ!?(汗)
うーみゅ・・・。第五章終了までもつだろーか!?
ではでは、やっとこさ、舞台は、セイルーン♪
ふふふ♪覇王には、地獄をみて、貰いましょう♪
ではでは♪

###########################################
前回までのあらすじ:
ついに!!つーいに、アリアメリアにプロポーズした、ゼル!!
さあ、フィルさんは、どうでる!!(←違うだろ!!)
一路、リナ達が向かうは、セイルーン♪
またまた、何か、起こっている予感(はあと)

リナの約束・その27  〜水竜王復活編〜


あたし達は、セイルーンへと再び出発する。

さーて、ゼルはフィルさんに何って言うつもりだろーか♪
・・そーいや、覇王の馬鹿の気配もしてるけど・・・。
何たくらんでるんだろーか・・・。・・・シルフィールにチョッカイかけてるみたいだけど・・・。
・・・覇王、あとで、苛め抜く・・・。(精神世界を通して視たらなんか、やってるし・・覇王は・・・。
そーいえば、以前は分からなかったけど・・・。
・・・・・シルフィール・・・・・Sの魂の欠片・・・・持ってるんだよなぁ・・・・・。
あれ、シルフィールの中から取り出さなきゃ・・・。

と、ゆーわけで、やってきました。セイルーン♪
「あ、リナさん、ガウリイさま!!」
いきなり、町の外でシルフィールとかちあうあたし達。
どうやら、かなり走っていたらしく、息がかなりあらくなっているけど。
「シルフィールさん!!こっちは、どうにか、退治できました!!」
なんだか、聞き覚えのある声がしてくる。
次に現れたのは、緑の髪のエルフ。
「どうしたんですかって・・・。あ゛・・あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!リナさん!!
それに、ゼルガディスさんに、アメリアさんまで!!」
『ラーク(さん)!?』
あたしとアメリア、ゼル、そして、なぜか、ガウリイまでの声が一致する。
そう、シルフィールのあとから現れたのは、以前、二度ほど関わりがあった、エルフのラークである。
一見、子供だが、実は、もう、いい年をしてたりするのだが。
「ラークさんは、ここで、何を・・。」
アメリアがいいかけると、
『ぐるわぁぁぁぁぁ!!』
いきなり出現してくるデーモン達。
「おやおや、退散していただけませんかねぇ(はあと)」
にこにこと言うゼロスに、
「・・・立ち去れ・・。」「あら♪楽しそう♪」「お前ら・・・命おしくないのか?」
ゼラス、アクア、ガーヴの声がデーモン達に向かって発せられる。
すると、
「ふふふふ・・・。逃がさない・・・。シルフィール=ネルス=ラーダ・・。」
虚空より声がして、それは、一人の女性の姿へと変わる。
外見は、クリーム色の髪に、銀の瞳。
動きやすそーな、神官の服を身にまとっている。
『くっ!!』
シルフィールとラークがうなると同時に、
「おや(はあと)お久しぶりですねぇ(はあと)ディーさん(はあと)」
その出現した女性に声をかけているゼロス。
「あら♪きゃー♪久しぶりー♪ディーちゃん♪」
アクアが楽しそうにいい、
「え?きゃー♪アクアじゃない(はあと)ひっさしぶりー♪」
ディーと呼ばれたその女性は、アクアと手をつないで、ぴょんぴょん飛び跳ねている。
「そういえば、覇王神官(プリースト)ディーと水竜王(アクアロード)ラグラディアって・・・親友だったっけ・・。」
ゼラスがぽつりといっているけど。
その台詞と、その情景に完全に気をそがれているシルフィールとラークの二人。
そして、シルフィールは、よーやく、ゼロスとゼラスに気がついたよーである。
「リナさん!!なんだって、こんな魔族なんかと、一緒にいるんですかぁぁ!!?」
シルフィールがあたしに詰め寄ってくる。
「ま、成り行きよ、成り行き、(はあと)」
あたしの説明に、
「説明になってませんん!!」
エキサイトしてるシルフィー。。
「シ・・シルフィールさん?あの・・?魔族って・・?」
ラークは事情がわからずに、首をかしげているけど。
「あ、あっちで、覇王神官と飛び跳ねているのが水竜王ラグラディアの残留思念(?)。
んでもって、こっちが、赤瞳の魔王の腹心の獣王ゼラス=メタリオムに、その部下獣神官ゼロス。
で、こっちの赤い髪の野性味がかってる男性が、魔竜王ガーヴの残留思念(?)よ♪
ラーク♪」
いきなり楽しそうにいって、ラークに説明しているエル。
「・・・いきなり、言ってもいいんでしょうか?エル様?」
ゼラスが不思議がる。
「いーのよ♪どーせ、何もできないんだし♪あんた達も、何もしないでしょ♪」
うきうきと答えてるエルである。
「ま、そりゃ、エルさんに、許可もなく、何もできないでしょーね。」
その台詞に、アメリアがうなづき、
「まったくだ。魔王でも、何もできないしな・・。」
ゼルもうんうんとうなづいている。
その言動を不思議に思ったのか、
「リ・・リリリナさん!!獣王は、ともかくとして!!なんだって、他の魔族までリナさんと一緒にいるんですかぁ!!」
完全にパニックになってるシルフィールに、
「で?貴方は、どなたですか?」
エルにいらんことを聞いているラーク。
・・・本当っに・・いらんことを・・・。
(あ゛・・・あ゛〜あ・・・。聞いちゃた・・・。)
あたし達、全員がそう思った。
「あたし(はあと)あたしは、エルとでも呼んどいて♪あんた達の呼び方だと、
そーね♪金色の魔王(ロードオブナイトメア)の方がいいかしら♪」
『あ゛・・・いっちゃった・・・・・・・・。』
あたし達がおもわず、声に出すのと、同時に、
刹那。
びしびしびしびしびししししぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
アクアと飛び跳ねていた覇王神官ディーと、シルフィール、ラークがみごとなまでに凍りつく。
やがて、
『ま゛じでずが・・・?!』
ディーがアクアに聞き、シルフィール、ラークがあたし達に聞き返してくる。
無言のまま、うなづくあたし達。
「こ・・これは、ご無礼しましたぁ!!」
すぐさま、エルに謝っているディー。
「覇王様ってば、話が違うじゃないのよぉぉ!!こーなったら、お給料、上げてもらわなくちゃ、!!」
見当違いなことをいってるディー。
「で、話が違うって何のこと(はあと)ディーちゃん♪」
アクアがディーに聞き返している。
「あ、それはね♪アクア♪覇王様ったらね♪魔王様のヌイグルミでみつけた、可能性のある人間全て、
連れて来い!なーんて、言うのよぉ!!なんでも、赤瞳の魔王様に力をつけてもらうとか、なんとか・・。
このままでは、よく、わかんないんだけど、弱体化する一方だからとか♪」
あっさりと、覇王の計画を暴露しているディー。
しかし・・・。ここでも、あの例のヌイグルミ・・・売りにだしてるんかい!?
・・・・一体、何考えてるんだろーか?この世界の魔族って・・・・。
よっく、人間達は、気がつかないもんだ・・・。
きっちり、ヌイグルミの後ろに、『カタート社会特許品』と書いてあるとゆーのに・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・。」
思わず黙りこんでいるガーヴ。
「そーいえば、この前、仕事に戻ったとき、グラウが欠片をもってるらしい人間・・見つけたって、
いってたっけ・・。」
遠い目をして言うゼラスに、
「覇王様も、気の毒に、よりによって、リナさんの関係者なんかに、手を出すなんて・・・。」
ゼロスが完全に楽しみながら、遠い目をしながら、言っているけど。
「どーゆー、意味じゃい!!」
あたしがすかさず、突っ込むと、
『だって、リナス様の性格からいって・・・ただでは、すまないでしょーに・・・。』
きっちしと声を重ねて、ゼラスとゼロスが言う。
「いー度胸だ!!ゼラス!!ゼロス!!・・・アメリア!!」
「はい!!」
あたしの言いたいことを瞬時に判断して、アメリアが、
「人生って、すばらしい!!生きてるって、すばらしい!!愛があれば、世界は光に!!薔薇色の人生!!」
いきなり、生の賛歌を言い始める。
『う゛ぐぅぅぅ!!!』
ゼラス、ゼロス、ディー、ガーヴが同時に顔をしかめらしているけど。
「またか・・・・・。」
ゼルは呆れ顔だが。
そのアメリアの歌で、はたと正気に戻ったシルフィール。
「・・・・・すいません・・・。万物の母様に対して、失礼・・いたしました・・。」
冷や汗ながしつつ、エルに謝っているけど。
そーいえば、シルフィール、かつての冥王の件依頼、金色の魔王について、さんざん、調べてたんだっけ・・・。
そんなんで、エルが全ての母だと理解できてるよーであるけど。
ま、エルは混沌そのものだし。
混沌の一部(?)が実体化して、(といっても混沌の意思が)ここにいるわけだしなぁ・・・・。
かくいう、あたし達も、混沌の一部だけど・・・。
あたしなんかは、完全に、エルに近い存在として、創りだされてるし・・・・。
しかも、ただ、エルの代理をする為だけに・・・(涙)
「覇王といえば、エマとは、どうなってるの♪」
うきうきして、ディーに聞いているアクア。
「そーなのよぉ!!聞いてよ!!覇王様ったら、ここ、私にまかせっきりで、時々はきてるけど、
ほとんど、デートしてるのよぉ!!」
ディーのその台詞に、
ぶばぼっ!!思わず、全員がむせ込んでいるけど。
ぽん!!ゼロスがやおら手を打ち、
「そういえば、覇王様は、天竜王さんと、恋人同士でしたっけ(はあと)」
いきなり爆弾発言してるぜロス。
ずごしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!
ゼロスの台詞に、シルフィール、ラーク、アメリア、ゼルが盛大にずっこける。
そーいえば、彼らって・・・。この銀河ができる、前から恋人どうしだったっけ・・・。
「一体、神族と魔族って・・!!何考えてるんですかぁぁぁ!!!!」
「何なんだぁぁぁぁ!!!!神族と魔族ってぇぇぇぇぇ!!!!!」
「い・・いやぁぁぁぁぁぁ!!!!うそだといってくださいいぃぃぃぃぃぃい!!!!」
「うそだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
アメリア、ゼル、シルフィール、ラークの叫びが一致する。
「あら♪だったら、もっと、面白い、組み合わせ、教えましょうか(はあと)」
エルの台詞に、
『聞きたくない(ですぅぅぅ)・・・・・・。』
四人の声が一致する。
しっかし、シルフィールに、信仰しているスィーフィードとSが恋人同士って知られたら・・・。
どんな反応するんだろーか(笑)
ちょっと、いじわるで、見てみたい・・かも(はあと)
そんな四人をしりめに、
「とにかく、さっさと、王宮にいって、フィルさんに連絡しましょ(はあと)」
あたしはいきなり話題を変える。
「あ、だったら、私、まだ、この辺りで、デーモン、暴れさして、遊んでるから♪
アクア♪また、盗賊いじめ、一緒にして遊びましょうね♪」
「そうね♪ついでに買い物も一緒に遊びましょう♪」
人間にとっては、ありがたくない話をしつつ、アクアとディーは別れを告げているけど。
「じゃ、ついでに、ラークとシルフィールも付き合いなさいな(はあと)」
エルがシルフィールとラークに言う。
『は・・・はいいぃぃぃぃい!!!!』
大量に汗を流しつつ、エルの言葉に従うシルフィールとラーク。
とりあえず、あたし達は、王宮へと進んでいくことにした。

「おおー!!アメリア!!お帰りぃ!!」
「ただ今!!父さん!!!!」
がっしぃぃぃぃぃ!!!!
むさいひげのドワーフもどきとアメリアがあつく抱擁を交わす。
・・・・・。何回みても、この風景には、慣れんぞ・・・あたしは。
全然、似てないし・・・・・。
この二人・・・・。
「?リナさん?なんですか?この盗賊の親分のよーな、ドワーフのような人間は?」
ラークがみたままの台詞を言ってくる。
シルフィールにいたっては、また顔を青くしているけど。
どうやら、まだ、かつてのダメージ・・・完全に、心のトラウマとして、残ってるよーである。
「これが、アメリアの父さん。フィルさん。フィリオネル=エル=ディ=セイルーンよ・・。ラーク・・。」
あたしが言うと、
「え゛え゛え゛っ!!?全然似てませんねぇ!!!盗賊じゃ、なかったんですか!!この人!!?」
たぶん、他の兵士が聞いたら、そく死刑と言われてもおかしくない、台詞を吐いているラーク。
「ふっ!!あら、ラークじゃないのよ!!おーほっほっほっほっ!!」
うぐっ!!出会いたくないやつまで、出てこなくてもいーのに・・・。
フィルさんの次に出てきたのは、言わずとしれた、アメリアの姉。ナーガ。
本名、グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーンだというのだから、この王国の行く末が恐ろしいこと、
恐ろしいこと・・・・。
つまりは、次期セイルーンの女王である・・・・・。
恐ろしいったら・・・・・・。いや、まじで・・・・・・。
「ナーガさんまで!!なんで、どうして!!」
ラークがすっごくびっくりする。
「アメリアさんのお姉さんなんですよ、ナーガさんは、ラークさん(はあと)」
ゼロスがラークにいい、
「え゛え゛!?セイルーン王国、大丈夫なんですかぁ!!?」
もっともな意見を言うラークである。
「ふっ。何のことかしら!!ラーク!!おーほっほっほっ!!」
完全にラークの言いたいことを理解してないナーガのようだ。
「とにかく、フィルさん、状況、報告したいんですけど・・・・。」
あたしが言うと、
「おお、それも、そうじゃな。では、中に入ってから、続きを話し合うとでもすのかの!!がっはっはっはっ!!」
大声で笑いつつ、フィルさんは、あたし達を王宮の中へと招き入れる。

「・・・・・・と、いうわけです。」
あたしがゼラスやアクアに言って(おどして)彼らからもフィルさんに状況説明をしてもらう。
「ふぅむ・・・。魔族も、大変なんだな・・。」
変なとこで感心しているフィルさんである。
「やっぱり、部下Sがふがいないから、部下が大変なのよねぇ♪絶対に(はあと)」
エルがなにやら言っているけど。
それは、いえてる。
「・・で?その、貴方様は?」
いまさらながら、エルに聞いているフィルさん。
「エルは、姉ちゃん・・・赤の竜神と赤瞳の魔王の上司よ。フィルさん。」
あたしが無難な説明をすると、
「ほぉ!!いや、すごいですなぁぁ!!」
あっさりと納得しているフィルさん。
ずごごげっ!!
その台詞に、あたしとエル、ガウリイを除く全員がずっこけているけど。
「と・・・父さん!!それで、納得するんですかぁぁ!!」
なんだか、かなり、あせっているアメリア。
「アメリア、人間、細かいこと、気にしては、だめだぞ!!魔族も神族も、同じに生きているんだからな!!
人類、皆、兄弟!!がっはっはっはっ!!」
フィルさんの駄目押しの一言。
その台詞で、かーなり、ダメージ受けてるぜラス、ガーヴ、アクア、ゼロスの四人。
ついでに、シルフィールは、たえられなくなったのか、卒倒してたりするけど。
ラークにいたっては、泡ふいて、ぶっ倒れている。

ともかく、あたしは一応、フィルさんに事の次第の報告はすませた。

そして、あたし達がその日は、王宮に泊まることになり、別行動してたとき。
ゼルがついに、つーいに、フィルさんに、話をきりだしているし(笑)
・・・ガウリイー!!!////////////
あたしは、ゼルの面白いのを視たいのよぉぉぉ!!!だから、やめてぇぇぇ!!!!////
しくしくしく・・・・。
・・・・・。あとで、視るしかないか・・・・。くすん・・・・・。実況で視たかったよぉぉ・・・・・。
しくしくしく・・・・。


「ん?何の用だ?アメリア?ゼルガディス殿?そういえば、ゼルガディス殿、どこか感じが変わったようだが・・。」
フィル、ゼルが人間に戻っているのをただ、それで、すますか!?
しっかし、このフィルは、面白そうだという理由だけで、イメージとはかけ離れるように設定したけど・・・。
・・・・むさくるしいわねぇ・・・・・。
・・・・あたしが創っといていうのは、何だけど。
「フィルさん・・。いや、フィリオネル殿下、・・・アメリアと結婚さしてほしい!!!」
いきなり言うゼルである。
ぶぶぅぅぅぅ!!!!
あ、あのフィルが動揺してる(笑)
「父さん、お願いします!!」
アメリアがフィルに頼み込んでいるけど。
「・・・・と・・・・ともかく、きちんと、日にちをかけて、話し合おうではないか・・・(汗)」
フィルは動揺しつつも、どうにか言ってるし・・。
しっかし、半分、覚悟していたはずじゃなかった?(笑)フィル♪


次の日。カタートへ出発するあたし達一行に、アメリアとゼルはセイルーンへと留まることになった。
なんでも、いきなり、婚約して、結婚式の準備やら、ゼルの身元引き受けやら、いろいろあるらしくて・・。
ゼルの身内って・・・・・。そーいえば、全員、死んでるんだけどなぁ・・・・。
いっそのこと、エルの宮殿でSと一緒にこき使っているレゾを一度、こっちに呼ぶとか・・・。
実は、レゾは、エルの怒りを買って(笑)(不完全な呪文で滅んだので・笑)
エルのむちゃくちゃ広い宮殿の庭掃除を命令されてたりする(笑)
とりあえず、あたし達は、アメリアとゼルと分かれて、カタートへと向かっていった。

「いーや♪覇王様には、連絡しなくても♪」
いたって気楽なディー。
覇王は、ようやく、物質干渉力を取り戻して、またまたディルス王国にちょっかいかけてたりして・・・・・。
そんな覇王を苛めるためにも、あたしとしては、早く、あっちに着きたいなぁと♪
ふふふふふ♪覇王・・・シルフィールにちょっかいかけてたなんて・・・。許すマジ・・・。ふふふふふ♪
一路、目指すは、カタート山脈のふもと、ディルス王国、ガイリアシティ!!
あたし、エル、ガウリイ、ゼラス、ゼロス、ガーヴ、アクア、シルフィール、ラークの9人旅!!
さーて!!暴れるわよぉ!!!!

                                              ー続くー

############################################
あとがき:
リナ:ちょっとぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!あたし、覇王、苛められなかったじゃないのよぉぉぉぉ!!!
エル:そうよ!!あたしもリナと一緒に、覇王、苛めて遊ぶつもりだったんだからねぇ!!!!
かお:す・・・すみませぇぇんんんん!!!
    お二人の活躍(?)とディルス王国のイベント(?)とアクア復活のイベントがちょっと、
    長いもんで、次にまわしますぅぅぅぅぅ!!!!
エル:ちょっと・・・・。何よ?その『活躍(?)』は!!
かお:ぎ・・ぎっくぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!
リナ:とりあえず、エル、こいつ、しばき倒して、どっかにうっちゃっときましょうよ・・・・・。
エル:そーね♪んじゃ、そーいうことで♪
かお:ま・・ま゛って・・・・。―ぷつぅ・・・・・・。―
エル:えー、かおとの連絡が不通になりました♪
リナ:というわけで、次がよーやく、カタート山脈♪多分、次回かその次で、この章は終了して、
   で、次のS復活に継続するはずです♪
エル:んっふふふ♪リーナ(はあと)S、復活したら、二人でいじめまくりましょーねぇ(はあと)
リナ:そーね♪
エル&リナ:それでは、また、次回でね♪





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17969あった、続きvvたかこ 2001/11/6 20:51:26
記事番号17964へのコメント


 こんにちは!!
 リナの約束(其の27)読みました!!
 相変わらず、面白いです。
 さっすが、副会長かお様vv

>リナ:ちょっとぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!あたし、覇王、苛められなかったじゃないのよぉぉぉぉ!!!
>エル:そうよ!!あたしもリナと一緒に、覇王、苛めて遊ぶつもりだったんだからねぇ!!!!
>かお:す・・・すみませぇぇんんんん!!!
>    お二人の活躍(?)とディルス王国のイベント(?)とアクア復活のイベントがちょっと、
>    長いもんで、次にまわしますぅぅぅぅぅ!!!!
わたし的にも楽しみにしてたんですが、次に期待!!


>リナ:とりあえず、エル、こいつ、しばき倒して、どっかにうっちゃっときましょうよ・・・・・。
>エル:そーね♪んじゃ、そーいうことで♪
>かお:ま・・ま゛って・・・・。―ぷつぅ・・・・・・。―
>エル:えー、かおとの連絡が不通になりました♪
>リナ:というわけで、次がよーやく、カタート山脈♪多分、次回かその次で、この章は終了して、
>   で、次のS復活に継続するはずです♪
混沌に沈みました?かお様?
え〜っと、毎度の事ながらお疲れ様です、じゃなくて、ごくろーさまです、でもなくて、大変ですね〜。(おおおお!!これだ!!)
(最近、どうも、地が出てきて、ひどいこと言ってるかもしれない・・・・・。うむ、いかんなぁ。)


頑張ってください!!
では、続きを楽しみにしております!!




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17973リナの約束(其の28)かお E-mail 2001/11/6 22:33:26
記事番号17784へのコメント

さーて!!かおの代理のエルでーす♪
ふふふふ♪このあたしの活躍を後回しにするなんて、いい度胸のこいつなんだから・・(怒り)
と、いうわけで、混沌の掃除をS達といっしょにやらせてたりして(はあと)
しっかし、あたしの活躍はいったい、どうなってるのでしょうか!!?
こいつ、本当に、あたしのファンなのかしら?
ファンなら、ファンのように、あたしばっかり出せばいーのに・・。
たとえば、作者が言っていた、ブラリ旅日記とか・・・。
あと、あたしの漫遊記、本編よね(はあと)やっぱり♪
では、またあとで会いましょうね(はあと)

###########################################
前回までのあらすじ:
とりあえず、リナ達は、カタート山脈の竜達の峰(ドラゴンズピーク)に行くために、
セイルーンを出発した。
ゼルガディスは、フィルさんに、アメリアと結婚さしてほしいと、言ったところ、セイルーンで足止めくらってるけど。
その代わりに、リナ達には、シルフィールと、エルフのラークが加わった。
さてさて、このメンバーで、何がおこるのか(笑)


リナの約束・其の28  〜水竜王復活編〜

一路、目指すは、カタート山脈のふもと、ディルス王国、ガイリアシティ!!
あたし、エル、ガウリイ、ゼラス、ゼロス、ガーヴ、アクア、シルフィール、ラークの9人旅!!
さーて!!暴れるわよぉ!!!!
セイルーンをでて、すぐのこと。
といっても、王宮を出たところで、
「で、リナさんや、ロードオブナイトメア様は、どこにいかれるんでしょうか?」
いきなりエルの通り名で、あたしに言ってくるラーク。
その名前は、精神世界にも、聞こえたらしく、セイルーンにチョッカイかけてみよーかという、
下級魔族にも、ダメージを与えて、結界の外にて、死んでたりするけど。
どーも、下級ごときでは、ここの結界に入るのは、無理のよーである。
といっても、中級以上になると、全然、関係なくなるけど。結界の役割は。
「・・・・ラークさ〜ん・・・。エル様の、その呼び方はやめてくださいぃぃぃぃ・・・・。今は。」
情けない声をだして、ラークにいっているゼロス。
「そうそう♪エルでいーわよ♪呼び方なんて♪」
エルがきらくに言っているけど。
・・・いーのか?!
「・・・・(汗)で・・では、エル様、あの、どちらにいかれるのですか?これから?」
シルフィールがまだ、ダメージが回復しきっていないのか、青い顔して聞いてくる。
「アクアとガーヴ、復活させよーと、思ってね(はあと)」
エルの即答に、石化してるシルフィールとラークの二人。
「とりあえず、ディルス王国のガイリアシティにいくわよ♪始めは♪」
あたしが説明すると、
「なぜ、あそこへ?」
不思議がるゼラス。
「ガイリアシティか・・・。そーいや、以前、ゼロスのやつが、俺の計画つぶすために、火の海にしたっけ。」
ガーヴが思い出したよーに言う。
「しかも、リナさん、覇王様が、国王に成り代わっていたのをあっさりと殺しましたしねぇ・・。
ま、今考えると当然だったんですね・・。リナさんがそんなに強いのも・・。」
ゼロスがいう。
「ふと、思ったんですけど、リナさんって・・・そんなに強いんですか?」
またまたラークがいらんことをいって、
『エル様に次ぐ、実力・・もってますからねぇ・・・・・。』
いきなり爆弾発言しているゼラスとゼロス。
その台詞に、
ガーヴ、アクア、シルフィール、ラークがまともに凍りつく。
「・・・あんたら・・・。あとで、とっちめる・・・・。」
あたしがゼラス達に言うと、
『あ゛あ゛あ゛ぁぁ〜!!すいませんですのです!!』
しっかりと声をそろえて謝ってくるゼラスとゼロス。
「ま、ゼラス達のたわごとは、無視して、さっさといきましょ!!」
あたしはとっとと先に進んでいく。
「・・どーいうことだ?ゼラス?」
ガーヴがゼラスに小声で聞いている。
「あ、リナ=インバース殿は・・・リナス様でした・・・(汗)」
あっさりと暴露しているゼラスである。
瞬間、アクアとガーヴが凍りつく。
『ちょいまてぃぃぃぃぃ????!!!(混乱)』
いきなりわめき始めてるアクアとガーヴ。
「?どうしたんでしょーか?魔竜王さんは?」
ラークが首をかしげているけど。
しっかし、ラーク、肝が太いとゆーか、何とゆーか・・。
アクアとガーヴ、そして、エルのこと、知っても、あまり動揺してないし・・・・。
シルフィールなんかは、魔族と聞いただけで、顔色悪くしてるのに・・・。
といっても、シルフィールも、冥王にドラスレ、ぶちかました経験があるからなぁ・・・。
いまさら、驚かないんだろーし・・・。
ラークにいたっては、魔王召喚すれすれの現場にいたこともあるし・・・。
ま、今更ってこてなんだろーけど・・・。
「・・・虚無の具現化・・・。こういった形で、また、現実になってるのですね・・。」
シルフィールは、半ばあきらめた様子で声を漏らしている。
「いーじゃないのよ♪世界そのものは、あたしの玩具なんだから♪」
エルがあっさりと、皆の心を視て言っているし・・・。
『あ゛う゛・・・・・・・・(汗)』
エルの台詞に、全員が涙した。

とにかく、道中、盗賊いじめをしつつ、ガウリイに・・と、これはいーか///
そんなこんなで、あたし達は、よーやく、ディルス王国へとたどり着く。
「ここも、変わってないなぁ〜。」
ガウリイがそんなことをいっているけど。
変わってるってば。
今は、あたりには、魔の気配が満ち溢れている。
原因は・・・。子供達がほとんど持っているヌイグルミのせいだけど・・・・。
どうも、ここでは、Sのヌイグルミは、馬鹿受けのよーである。
「部下Sのくせに!!人気があるなんて、生意気よ!!」
エルがいってるけど。
すると、今の今さら、シルフィールが気がついたらしく、
「え゛え゛!?このヌイグルミって、魔族だったんですか!!?」
いきなり袋からSのヌイグルミを取り出している。
しかも、ご丁寧に、髪をリボンでかわいく結んでいたりする。
・・・今度、部下S本人で、あの髪型・・やってみよっと♪
「魔族というより、赤瞳の魔王様の一部の欠片で具現化している品なんだが・・。
シルフィール殿?」
みょうに、シルフィールに対してまで、なんだか敬語を使っているゼラスである。
「え゛え゛!?そうなんですか!!?エルフの間では、あのヌイグルミ、かなり流行ってるんですよぉ!!
何でも、魔王に立ち向かっていった、レイ=マグナスのヌイグルミだ。だとかで。」
ラークが今のゼラスの言葉にかなり驚いているけど。
「立ち向かうとゆーよりは、ルビーアイ様の欠片が封印されてて、身体を提供したとゆーほーが、
的確じゃないかぁ?」
ガーヴがいい、
「そうよねぇ・・。レイ=マグナスって、私が(間違って)封印した、シャブラニグドゥの寄り代ろだしねぇ・・・。」
ガーヴに続けて、アクアがいう。
「そういえば、魔王様は、レイ=マグナスの魂と記憶、完全に吸収して取り込んでますしねぇ・・。
レイ=マグナス=シャブラニグドゥさまとお呼びしてもいいんではないかというくらいまで・・。」
ゼロスがのほほーんと答えている。
その台詞に、シルフィールとラークは顔を見合わせて・・。
『も・・もしかして・・』
ある台詞を二人して言いかける。
「そーよ♪カタートで氷付けになってるのは、人間の肉体は、レイ=マグナスよぉ(はあと)
部下Sは♪」
あっさりとシルフィールとラークが言いかけたことに答えているエル。
『うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!?????』
シルフィールとラークの驚きの声が町中に響き渡る。
やがて、人通りのない広場へとあたし達はたどりつく。
なんで、人通りがないかとゆーと、実は、ちゃっかり、あたしがある特殊な結界を張ったからなのだけど。
そこに、問題のあいつはいた。
「んっふふふ♪みーつけた♪覇王グラウシェラー♪」
あたしと
「あたしも参加するからねぇ♪リナ♪」
エルの声がその銀の髪の男性に向かって発せられる。
「リナスレイヤー様ぁぁ!!??エル様ぁぁぁ!!??」
かなり驚いてる覇王グラウシェラー。
「あっ!!私に、何度も、言い寄ってきてた男性の人!!」
ごげっ!!どうやら、シルフィール、完全に勘違いしてたよーである。
「あ゛あ゛あ゛!!シルフィール=ネルス=ラーダ!?なんだって、こんな所にぃぃぃ!!」
狼狽している覇王。
「覇王様・・・。ご存知なかったんですか?・・・シルフィールさんって・・・リナさんの友人ですよ・・・。」
ゼロスが丁寧にも、説明してあげている。
「って・・・。リナさん?もしかして、この男性・・覇王って・・・もしかして、あの腹心の?」
シルフィールがあたしに聞いてくる。
「そよ。こいつが、覇王グラウシェラー。どうにか、物質干渉力が戻ったみたいだけど・・。」
あたしが言うと、
はうぅぅぅぅ!!!!!ばたんっ!!!シルフィールはその場に卒倒する。
「・・・リナさん、あなた、本当に、人間ですかぁぁぁぁ!!!!??」
ラークにいたっては、完全に混乱しているし。
ま、今は人間の身体だけど、本質的には、あたし、人間じゃあ、ないしねぇ・・・。
『リナ=インバースは、人間では、ないですわよね・・。』
ゼラス、ゼロス、ガーヴ、アクアがそう言って、うんうんうなづいているし。
「そーそー♪リナは、今は、人間になってるだけだし(はあと)」
エルが楽しそーにいってるけど。
そーいえば、エルフ達って、あたし達や、監視者の存在・・・知らないはずなんだっけ・・・。
いや・・。あたし達、あまり、干渉しないから・・・・。基本的には・・・・。
あたしなんか、監視者になってるのって、休暇の暇つぶしなわけだし・・・。
「・・・人間になってるだけって・・・(汗)」
ラークがよせばいいのに、聞き返してくる。
「知らなかったんですよぉぉぉぉ!!!!リナスレイヤー様がリナ=インバースだったのも!!
カウリス様がガウリイ=ガブリエフだったのも!!そのシルフィールという人間が、
リナス様のご友人だったということもぉぉぉぉぉ!!!!」
いきなり泣き喚きながら、あたしに対して命ごいしてくる覇王である。
「いきなり、言うなぁぁぁぁぁ!!!!!!」
どっごぉぉぉぉんんん!!!!
あたしの混沌の衝撃波が覇王を完全に直撃する。
あ、生意気にも、まだ、生きてる!!
ラークはその情景をみて、石化してるけど。関係ないし。
ガウリイは、攻撃の余波をブラストソードで、霧散さしているし。
どーやら、本能だけで、力また、使ってるよーだけど・・・。
「あら♪もしかして、Sより、根性あるんじゃないの(はあと)」
エルがうきうきといって、いつも部下達専用にしている混沌の棘付きハンマーを虚空から取り出す。
んじゃ、あたしはエルとおそろいの大鎌を(はあと)
ついでに、物質世界面だけではなく、精神世界面からも、同時にすることに決定(はあと)
「お・・お許しぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!????」
覇王はそう言って、精神世界へと引っ込むけど。
そうは問屋がおろさない(はあと)
ここ、あたしがちょっと変わった結界してるので、精神身体だけでも、実体化できるのである。
つまり、ここの結界の中は、精神世界そのものと言っても過言ではないのだ。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(滝汗)』
ゼラス、ゼロス、ガーヴ、アクアは完全に脂汗と冷や汗を大量に流してその場に動けないでいる。
・・・そーいえば、どのくらいまで、持ちこたえれるのかな♪
「ね!!エル!!どのくらいで、滅びるか遊んでみましょうよ!!」
「いーわねぇ♪どーせ、滅んでも、すぐ、復活させれば、いーし♪気が向けば♪」
あたしの提案に乗ってくるエル。
瞬間、精神身体であるはずの覇王の顔色がなぜか変わる。
あ、面白い♪
赤、青、黄色、緑、黄緑、紫、茶色、などなどとくるくると色がかわってるし(はあと)
『んじゃあ、そーいうことで(はあと)』
あたしとエルの言葉に、
「そんなぁぁぁぁぁ!!!!」・・・・・・しゅん!!
情けない声をだして、あっけなく滅びる覇王。
「ちっ・・・。情けないわねぇ・・・。」
ぱちん!!エルが指をならすのと、同時に、今滅んだ覇王が復活する。
「もーちょっと、楽しませてね(はあと)」
「・・・・・・(ずざぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!)」
かくして、あたしとエルは、覇王で一万回以上、腹心の限界というものを実験してみた。

あうぁあぁあぅぅぅ(涙)
情けない声を出してないている魔王。
「何よぉ・・。情けないわねぇ・・。部下S達なんか、こんなんは、序の口よ(はあと)」
あたしが言うと、
「そーよ(はあと)部下S達だったら、せめて、最低一兆億回はやらないと♪実験は(はあと)」
エルがあたしに続いていう。
『しくしくしくしくしく・・・・。(涙)』
その台詞に、なんでか泣いているゼラス、ゼロス、ガーヴ、アクア、グラウシェラーの五人。
ラークはといえば・・・。
「そういえば、リネアはどうしてるだろーか?」
虚空をみつつ、現実逃避に走っているけど。
リネアというのは、ラークの妹である。ラークに似ずに、結構、賢い女の子なんだけど・・・。
あたしは、とりあえず、シルフィールが目覚める前に、結界を解いておいた。
やがて、シルフィールが目覚めて、
「すいません!!二度と、リナ様のご友人には、手出ししません!!(涙)」
シルフィールに謝っている覇王。
シルフィールは多少、困惑しながら、
「ま・・まあ、そういうことなら・・・。」
どうにか返事をしてるけど。
「では・・。私は、これで・・・。」
逃げようとする覇王をあたしはがしっと捕まえて。
「んっふふふふ♪グラウシェラー、あたしに対して、まだ、謝まってないでしょが(はあと)」
にっこりいったあたしの台詞に、完全無欠に石化する覇王。
「とゆーわけで、あんたが、呪法をかけた、ヴェルズ前国王、元の人間にもどしたら、ちょ〜っとは、許す♪」
あたしが言うと、
「あら、リナ、ヴェルズなら、覇王、何回か今滅んだから、あたしんとこに戻ってきたけど♪今♪」
エルが答えてくる。
「そーなんだ。」
ちっ。覇王に人間に戻さしたら、面白いことになるかと思ったんだけど・・。
「それも、そーね♪じゃ、追い返しちゃいましょう(はあと)」
エルがあたしの考えが面白そうと受け取ったらしく、あっさりと、エルのとこに戻っていた、
ヴェルズ国王をこの世界へと戻してくる。

しばらくして、ディルス王国・・もとい、ディルス城から、とても面白いほどの大量の戸惑いの感情が流れでてきた。
『あ゛・・・(汗)』
ゼラス達は、瞬時にそれがどういった理由で生じたものか、判断がついたらしく、固まってるけど・・。
実は、いきなり、人間に戻して、追い返したもんだから・・・。
・・・パニックに城の中がなっているのである(笑)
「さってと♪じゃ、今日は、ここで泊まって、明日に、カタートへ出発しますか♪」
あたしが言うと、
「・・・あ・・あの?私もでしょうか?」
覇王がびくつきながら、聞いてくる。
「いーや(はあと)あんたは、一人でゼラスやフィブ、ガーヴの仕事まで、やんなさい♪期限は四日(はあと)」
あたしが覇王にいう。
「ど・・・どえええぇぇぇぇぇぇ!!!!??」
覇王が驚愕の声を上げるけど。
「それより、部下Sの仕事もやらせましょーよ♪リナ♪」
「そね♪じゃ、全部で、期限は三日で(はあと)」
エルの提案にそれもそーだと納得して、覇王にいうあたし。
(・・・期限・・短くなってるし・・汗)
なんて、思ってるぜラスたちだけど。
「しくしくしく・・・・。分かりましたぁぁぁぁ(涙)」
なぜか、血の涙をながしつつ、覇王は、自分の居城に戻っていく。
ふっ。三日もあって、何泣き言いうんだか!!
あたしなんか、ものの数秒もたたないうちにあれくらいの仕事は済ますぞ!!?
「とりあえず、今日は、もう、どっかで、泊まりましょう♪」
エルの提案に基づいて、あたし達は、その日はガイリアシティに泊まることにする。
さーて♪明日は、カタートへ出発っと♪
・・・その前に、一度、あっちにもどって、サラディナ達・・手伝ってあげよっと・・・・・。
そうして、あたしは、またまた精神の一部を切り離して、その日の夜、あちらに戻った。

「リナスお母様ぁ〜(涙)」
サラディナが泣きついているけど、
どうやら、反逆者のデーターが、一気に各監視者から送られてきたためらしい。
その反逆者は、各監視者があっさりと始末してるけど。
その魂の今後の取り決めとか、いろいろと事後処理があるのである。
・・・ふぅ・・・。
・・・・やっぱ、ここも、人手がもーすこし、かなりいないとなぁぁぁぁ・・・・。

                                                  −続くー

###########################################
あとがき:
はい!!と、ゆーわけで、またまた後書きを乗っ取っているエルでーす♪
よーやく、次回で、この章は終了の予定のそうだけど・・・。こいつは・・・。
もうすこし、根性いれて、集中して、打ち込んでほしいものです!!
得に、あたしが活躍する場面では!!
もーちょい、表現増やして、あたしを活躍させても・・・。ぶつぶつぶつ・・・・・。
・・・・・・やっぱり、混沌の掃除だけでは、なまぬるいわね!!
でも、混沌に沈めるのも、あきたし・・。なーんか、いい、お仕置きって・・・あ♪んっふふふふ♪
そーだ♪あれにしよ♪
では、あたしはちょっと、準備をしますので♪
では、次回で会いましょーねー♪
じゃねぇん(はあと)



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17994リナの約束(其の29)第五章終了かお E-mail 2001/11/8 00:31:10
記事番号17784へのコメント

さーて、またまたかおの代理のエルでーす♪
よーやく、よーやく、今回でこの第五章が終了するそーです。
ちっ・・・。打ち込みペースが遅いったら・・・。
ま、今回は、あたしがほんの少し、活躍してるみたいだけど・・・。
もうちょっと、あたしの出番増やせ!!こいつは!!
ではでは、面白い、肉の塊と化しているこいつはほっといて、また、あとで会いましょうね♪

###########################################
前回までのあらすじ:
エル様がディルス国王二人を人間に戻したらしい。
リナ達は、逃げるよーに、さっさと、町を離れたけれど。
覇王は、シルフィールにチョッカイかけてたもんで、リナと面白がって参加したエル様に、かなり、
きつい、お叱りをうけて(笑)
と、ゆーわけで、リナ達一行が、向かうは、カタート山脈、竜達の峰(ドラゴンズピーク)!!

そして、偶然にも、またまた会議で戻っていたために、巻き込まれてしまうミルガズィアさんだったりして(笑)


リナの約束・其の29  〜水竜王復活編〜

そんなこんなで、あたし達は、次の日。
ガイリアシティを後にして、一路、カタートへと向かって進路をすすむ。
シルフィールは、まだ、気絶したままなので、ゼロスのやつに、担がせているけど。
ラークだったら、シルフィール、ひこずってたし・・・。ちょっと、背が足りないよーで・・・。
(一度、ラークに担がせた)
ついでに、あたしはまだ、覇王に対して、ちよっと、気が治まらないので、精神世界から、さんざん、
覇王に衝撃波を浴びせているけど。
ついでに、エルもやってるし。
とりあえず、あたしは、なぜか、青い顔してるぜラスとゼロスとガーヴとアクア達と一緒に、
皆で、カタートを目指しているのだ。
みちすがら、お約束ながら、盗賊団を全て、軒並み急襲し、お宝全部、没収しつつ、
あたしは、またまたやってきました。ドラゴンズピーク!!
この道をぬければ、そこは、すでに峰に突入するし。
そーいや、始めて、ここ、通ったときは、・・・。
フィブリゾのやつにおどらされてたのよねぇ・・・。あたし・・・・。
なんか、また、むかむかしてきたから、あっちに今晩でも戻って、あいつ、どついておこっと・・・。

やがて、視界が開ける。
「うわぁぁぁ!!すごいですぅぅ!!竜達が一杯いますぅ!!」
ラークが感嘆の声を出している。
「う゛・・う゛・う゛〜ん・・・。」
よーやく、峰に到着してから、シルフィールがやっとこさ、気がついたよーだ。
あれから、約一週間はたってるとゆーのに。
ちなみに、その間の食事は、シルフィール、一切、たべてないけど。
よく、おなかがすかなかったよなぁ・・・。シルフィール・・・。
ま、シルフィールも、本来は、監視者だし。
今は、休暇中なので、(シルフィールが管理してた世界が滅んだ『消滅』したため)
ここに、ただの人間として、転生してるんだけど・・・。
そんな理由からか、それか、エルの影響か、(多分両方)物質代謝機能を少しの間とめてたよーである。
シルフィールは。
それの補佐は、シルフィールの父親が手伝ってるよーだし。
そーいや、シルフィールの父親のサイラーグの神官長さんって、シルフィールの中にいるSを
封印する目的で、シルフィールの守護霊になってたんだっけ。
シルフィールは気がついてないよーだけど。
しかし、あたし、結構昔から、シルフィールには、お世話になってるし・・・。
いや〜・・・。よく、カウリスから、逃げてるときに、かくまってもらったりしてたのよねぇ・・・。
だって、しつっこいのよ・・・。カウリスは・・・。//////
どうやら、シルフィール、全然、思い出してはいないけど。
あたしとしては、シルフィールには、何回か、助けられたし・・・。
ま、そのたんびに、一ヶ月以上・・・。くすん・・・。
ちなみに、シルフィールは、神と神の間に誕生した、存在でもあるけど。
(思い込みが激しいのは、両親神達ゆずりである・笑)
あたしなんか、覚醒しても、食べるもんは、食べるぞ!!?
やっぱ、物を食べないと、楽しみが半減するじゃないのよ!!
だから、人間の身体のままでいるんだし・・・。今も。
「あ、気がついたよーですね。」
そう言って、ゼロスがとすんとシルフィールを地面に下ろす。
まだ、シルフィールは、完全に目覚めていないとゆーのに。
「せめて、完全に、気がついてから、地面に下ろしなさいよォォ!!」
どすっぐしゃばごっ!!
あたしは思わず、ゼロスを殴り、蹴り、ついでに、ゼラスも共同責任とゆーことで、
混沌の枝(見た目は、木の枝)で、突き刺しておいた。
シルフィールがよーやく、目を開いて始めに見たのは、峰いっぱいに、飛び交う竜達と、
赤いものを流して、なぜか、ふらふらしているゼラスとゼロスだったらしい。
「ここは!?なぜ、こんなにたくさん、竜がいるのですか!?」
いまいち、状況を理解できてないシルフィール。
「なつかしいわねぇ・・・。ここも♪」
アクアが楽しそうにいい、
「ちっ。俺の最近の記憶では、いやなことだったがな・・。」
ガーヴが舌打ちしているけど。
まねぇ・・。ガーヴ、ここで、冥王に事実上、滅ぼされたんだし・・・。
でも、アクアがガーヴ、かくまったので、完全に滅びないですんだんだけど・・・。
「おー。相変わらず、でっかいとかげがいっぱいいるなぁ。」
ガウリイがすっとぼけた台詞を吐いているけど。
すると、
「何の用だ?人間達よ?」
また、以前と同じ台詞で黄金竜が語りかけてくる。
この竜は、まだ若いので、アクアのことは、知らないらしいけど。
そーいや、アクアって、ほとんど、あの年寄りの姿で通してたよーだし。
ガーヴとデートするときだけ、今の若い姿になってたよーだし。
「ここにある、水竜王の記憶の欠片に用があるのよ(はあと)」
エルが喜そうにいう。
「・・・・何ゆえに?」
その台詞におもいっきり警戒している竜。
「あんたにいってもねぇ♪トーヤ♪そだ(はあと)」
エルがいきなり、その竜の名前を言う。
あたしにも、すぐに分かったけど。この竜の名前。
みただけで、(その気になれば、みなくても情報はわかるけど)わかるし。
存在の情報なんか。
いきなり、名前をよばれて、混乱してるトーヤ竜。
「ミルガズィア〜♪いるんでしょ〜♪」
いきなりミルガズィアさんを呼ぶエル。
そーいや、ここにいるらしく、気配があるけど・・。
「な゛!?長老を呼び捨てに!!?何者だ!?無礼な!!?」
トーヤがいうけど、
「んな台詞、言わないほーが、いーと思うなぁ。俺は。前にも、んな台詞言ってから、
ひどい目にあった竜達って、かなりいるからなぁ・・。」
ガウリイがめずらしく、覚えてたらしく、親切にも忠告してるんだけど。
「お゛お゛!?ガウリイがまともな意見いうなんて、珍しい!!」
あたしが言うと、
すると、ガウリイ、何やら、にやりと笑って・・。
ん?なんだか、ガウリイの様子が変?
「俺だって、やるときは、やるんだよ。」
いつものガウリイらしくないけど。
・・・・・・・・・。なーんか、やな予感・・・。
そーいえば、ガイリアシティから、ここまで、ガウリイの様子がいつもと違ってたんだけど・・・。
ま゛・・・ま゛・・ま゛ざが・・・。
いやだよぉぉ・・・。お願い、ガウリイ、思いださないでぇぇ・・・(涙)
そういえば、ここ毎日、いつにもまして、しつこかったけど・・・。ガウリイ・・・。
・・・・・。考えないよーにしよっと・・・・。
しばらくすると、
ばさ!どさ!しゅんん!!
いきなり、上空から、竜が落ちてくる。
あ、エルフまで一緒に落ちてきた(笑)
『な゛な゛な゛な゛な゛!!?何だって、貴方様がこんなのところにいらしてるんですかぁぁぁぁ!!??』
その今落ちてきた、男女がいっている。
「長老?お知り合いですか?この人間達と?」
イーノが彼らの長老でもあるミルガズィアさんに聞いている。
汗びっしょりにして、うなづくミルガズィアさん。
「あら♪ミルガズィア、久しぶりね♪」
アクアが気軽に声をかける。
「お゛・・おじ様?お知り合いですか?」
エルフの女性・・メンフィス・・つまり、メフィがいうのと同時に、
「水竜王様ぁぁぁ!!!??はっ!!それに、魔竜王ガーヴまでぇぇぇ!!??」
完全にぱにっくになってるミルガズィアさんである。
『ま・・魔竜王って・・・誰ですか?(汗)』
おもわず、聞き返しているイーノとメフィの二人。
「そいつ(はあと)」
あたしとエルがガーヴを指差す。
「リナ=インバース!!その御方は、ともかくとして!!お主のとこに降臨されてても!!
なんで、水竜王様や、魔竜王までが、一緒にいるんだぁ!?しかも、獣王に獣神官までぇぇ!!?」
完全にミルガズィアさんはパニックである。
そんな感情がかなり漂っているせいか、あっさりと、ゼラスとゼロスは回復してるし。
しっかし、ミルガズィアさん、かなりな問題発言してるけど・・・。(笑)
一方、あたしの名前を聞いて、イーノは完全に石化してるんだけど・・・。
いったい、あたしの情報、どういう風に、とらえてるのかしら(怒)
「やっほー♪ミルガズィア、メフィ♪いーかげんに、あたしになれないと(はあと)」
完全に無理なことを言っているエル。
「あたしは、エルに付き合っているだけだから♪面白そうだし♪あ、アクア・・水竜王と魔竜王を復活させるんだって♪」
あたしがあっさりと言うと、
『げ??!!』
短い言葉を発して、その場に動けなくなるミルガズィアさんとメフィ。
「私達としては、戦力が一つでも、元に戻るのは、大変、うれしいですが・・・。水竜王の復活は・・ちよっと・・。」
ゼラスが冷や汗かきつついう。
「大丈夫だってば♪ついでに、部下Sに、欠片のみ、吸収させるつもりだし♪」
エルがさも面白そうにいう。
「そーいえば、ルーカスとミリーヌから、Sの欠片二つ、預かってるし♪」
あたしが言うと、
「・・・?Sって・・だれですか?」
イーノがふという。
すると、
「エル様、呼びましたでしょうか!!!」
いきなり部下Sが出現する。
どーやら、ちょーど、エメロードたちのところから戻ってきたよーである。
「すいません!!エル様、遅くなりました!!」
間髪いれずに、姉ちゃんまでもが戻ってくる。
『赤の竜神の騎士ルナ=インバースと、赤瞳の魔王!!??』
メフィとミルガズィアさんの声が重なる。
ラークとシルフィールにいたっては、完全に卒倒した。
そーいや、シルフィール、まだ、あのヌイグルミ、後生大事にしてたんだし・・・。
その姿の元が魔王とは、半信半疑だったんだろーなぁ・・・。
イーノは、完全に動けないでいるけど。
「んっふふふ♪これで、全員、揃ったわね♪じゃ、とりあえず、アクアとガーヴ、完全、復活させましょ(はあと)」
エルがいい、いきなり、あの空間とこの場所の空間をつなげている。
「さて、あんた達、自分で、吸収して、復活しなさいね(はあと)」
エルの言葉と同時に、
欠片二つがアクアとガーヴの方によってゆく。

かっ!!!!
あたりが、一瞬、光につつまれる。
「おっしゃぁ!!完全復活!!」「私も復活しましたわ!!」
ガーヴとアクアがそれぞれの魔族と神族として完全に復活する。
ミルガズィアさん達は、その情景をみて、言葉を失っているけど。
「・・・・水竜王様・・・・まさかとは、思いますが・・・。(汗)復活した記念とかいって・・・・。
盗賊いじめや、かくれてのデートなどにいかないでくださいよ・・・・。」
ミルガズィアの言葉に、
「ぎっくぅぅぅぅぅ!!!!!」
完全に図星を指されたらしく、固まるアクア。
どーやら、ミルガズィアさん、あのとき、冥王の一件のとき、偶然に、アクアとガーヴの関係・・・
知ってしまってたよーである。
それで、あのとき、無口だったのか・・・。
あたしがアクア婆ちゃんのことを聞いても何も答えてくれなかったし・・・。
「あら(はあと)では、これで、私の部下達は、全員、揃いましたのね(はあと)」
姉ちゃんがいうけど。
「揃ったとはいうけど・・・。・・・・回復・・・してるのか?ルナ?」
Sが姉ちゃんを心配している。
「あ゛・・・まだ、完全に、回復・・・してないわ・・・。あの子達・・・あ・・あははは(汗)」
姉ちゃんが残りの三人の竜王達の様子を視て、から笑いしている。
そーいや、このまえ、エルに受けたダメージ・・・回復してないよーだけど・・・。
ま、滅びなかっただけ、ましであろう。
「あ゛・・・あのぉ・・・。一体、何がどうなっているのでしょうかぁ?」
いつのまにか、辺りには、軒並み、竜達がやってきていて、あたし達に質問してくる。
ちょっと、いじわるしてやろっと(はあと)
「なんでもないのよ。ただ、エルこと、『金色の魔王(ロードオブナイトメア)』が、水竜王ラグラディアと、
魔竜王ガーヴを復活させただけ(はあと)」
あたしはそう言って、エルの方を親切にも、指差して教えてあげる。

刹那。
びっしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃんんんんんんんんん!!!!!
ドラゴンズピークは、今までに経験したことがないであろう、おそらく、かつてのゼロスの侵攻(?)よりも、
深い恐怖と、絶望と、困惑とが入り混じり、峰の空気全体で固定化してしまったんだけど・・・。
なんで、ただ、名前いっただけで、この反応なんだろーか?
エルって、万物の母である混沌そのものなんだから、そんなに、恐れる必要はあるけど、必要ないのに。
面白そうなら、どんなことでも、認めるし♪かくいう、あたしもそうだけど。

とりあえず、アクアとガーヴを復活させるのは、無事に終了した。
さーて♪今度は、シルフィールの中にいるSを苛めて、取り出すか(はあと)
(そーね♪部下S達、他も全員一緒に苛めて遊びましょう♪)
エルも賛成してるこてだしね♪

                                      −水竜王復活・第五章終了ー
                                     −第六章・赤瞳の魔王復活編に続くー

###########################################
あとがき:
かお:どーもぉぉ・・・・・・・。ぜい・・・・・。ぜい・・・・・・。
    まだ、身体から、わけの分からない生き物が出ていて、ひざの上に、混沌の塊のっけられて、
    ひざの下には、混沌の針の山が突き刺しているかおなのです・・・・。
リナ:ふっ。よーやく、第五章がおわったわね・・・・・。
エル:そーね♪さってと、次の章は、いきなり、部下Sの復活はら始まって、ほとんど、あたしが暴れられる(はあと)
リナ:あたしは・・・。いやだなぁ・・・・・・。だって・・・・・。ガウリイ・・・・・。しくしくしく・・・・・。
エル:いーじゃないの(はあと)もともとあんた達は、結婚してるんだから♪
リナ:さすがに、五日も続けては、いやよぉぉぉぉ!!!!
   おなかはすくし、盗賊苛めはできないしぃ!!!
かお:そーいえば、そこで、シルフィールさんまでもが、前世(?)の記憶・・・思いだしますしねぇ・・・。
リナ:シルフィールには、また、お礼言わないと(はあと)
エル:と、いうわけで、次が、いてもいなくても同じのなさけない部下Sの復活編となります。
   次が、竜王全員集合ですけど。ここで、ガウリイが面白いこと、するのよねぇ♪
リナ:はっきりいって・・・。馬鹿・・・。これにつきる!!
   今、あたし達、人間なのよぉぉ!!?
かお:ではでは、また、次回の章で会いましょうなのです。
    ふう・・・。どうにか、ツリーが落ちるのに・・間に合った・・かな?
エル&リナ:そー思うんだったら、とっとと早く打ち込めぇぇぇぇぃぃぃぃぃ!!!!!
(どすぐしゃざすざすざすすっ!!!!!)
エル&リナ:それでは♪



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18010ごくろー様です♪ねじばな E-mail 2001/11/9 00:19:27
記事番号17994へのコメント

こんにちは♪

上の自分のツリーにもレスしましたけど・・こっちはまた別ってことで♪

ミルガズィアさん。長生きしててよかったと思う?
私は今心底それが知りたい。

それからガウリイ・・・よく、ディルスからこっち、我慢できてたね・・・
まあ・・みんなの手前だし・・・って・・そんな事気にするよーなガウリイじゃないと思うんだけど・・・

何か・・・神族・魔族のスキャンダルオンパレード・・・?きっとそのうち、あちこちで神族と魔族の癒着(?)やら、悲劇の恋やらが、魔族速報とか、神族ニュースとかで報道されるに違いない(←かなりマテ)

水竜王様♪魔竜王様♪復活おめでとー♪これで、あなたたちもL様のどつき相手(爆)

ラーク君・・・メフィ・・・君たちも、きっと苦労するだろうけど・・・他の竜王たちに比べればましだと思って、頑張って下さい♪

それでは、エールなんだか皮肉なんだかわかんないコメントですけど、それぞれに伝えてやって下さい♪
ではでは♪