◆−スレイヤーズ今日も空を行く−磐玲昂 (2001/11/4 00:52:34) No.17907 ┣おもしろいです!!!−風林みつき (2001/11/4 14:05:38) No.17918 ┃┗ありがとうございます!−磐玲昂 (2001/11/4 22:39:45) No.17935 ┣スレイヤーズ今日も空を行く 第二話−磐玲昂 (2001/11/6 23:35:09) No.17977 ┃┗Re:スレイヤーズ今日も空を行く 第二話−清川正寛 (2001/11/7 18:52:52) No.17986 ┃ ┗Re:いつもありがとうございます−磐玲昂 (2001/11/8 23:02:24) No.18006 ┣スレイヤーズ今日も空を行く 第三話−磐玲昂 (2001/11/8 00:01:45) No.17992 ┣スレイヤーズ今日も空を行く 第四話−磐玲昂 (2001/11/8 23:59:23) No.18008 ┃┗レスでは、始めましてなのです(笑)−かお (2001/11/9 20:57:10) No.18021 ┃ ┗Re:いつもお世話になってます−磐玲昂 (2001/11/9 22:18:26) No.18026 ┣スレイヤーズ今日も空を行く 第五話−磐玲昂 (2001/11/9 23:57:44) No.18030 ┣スレイヤーズ今日も空を行く 第六話−磐玲昂 (2001/11/10 23:26:53) No.18048 ┣スレイヤーズ今日も空を行く 第六話−磐玲昂 (2001/11/10 23:26:53) No.18048 ┗スレイヤーズ今日も空を行く 第七話−磐玲昂 (2001/11/12 00:24:57) No.18072 ┗ゼロス登場だぁ♪−かお (2001/11/12 00:49:10) No.18075
17907 | スレイヤーズ今日も空を行く | 磐玲昂 | 2001/11/4 00:52:34 |
磐玲昂です 今晩は〜 何をトチ狂ったか スレと飛行機乗りの話を融合させてみようっと思ったものでそれを実行に移すものです まぁ何かあたらレスください ではどうぞ 最初にこの話は虚話であり 実際の事件 団体名とは何ら関係のないものです 今世界は、首領L率いる賊軍とその後ろ盾になり世界に覇権をのばそうとする 大国によって半ば征服されようとしていた そしてそれに対抗すべく、義勇軍が発足しそれらに立ち向かおうとしていた しかしその義勇軍 特に空軍のものたちは一攫千金や世界を見て回りたい 自分の力を試してみたいという 一見不純とも言える理由で参加したものが多かった 実際世界最強と歌われる 第六航空隊 俗称「スレイヤーズ」の面々は特にその色が濃かった 第六航空隊の陣容 司令 不在 (隊員との歓迎会時 負傷 療養中) 飛行長 アメリア・ウィル・テスラ・セイルーン 一番偉い 飛行隊長 ゼルガディス・(入隊時苗字不記名のため不明) 二番目に偉い その他隊員 リナ=インバース ガウリイ=ガブリエフ その他若干名 総勢 十六名 (少な!!) 機体保有数 新型戦闘機 八機 旧式戦闘機 三機 爆・雷撃機 三機 偵察機 二機 輸送機 三機 その他隊附きとして 整備小隊 二小隊 飛行船 一隻 軽空母 一隻 注 これらの要員は 航空隊とは異なる そして今 賊軍の飛行戦艦群が、義勇軍基地を目指し悠々と航進していた 「あーまた、 鈍重な飛行戦艦のお出ましよ ガウリイ」 そう通信機に向かってあたしはさも気が乗らないように言った 「そういうな リナあれを止めないと明日からまた飛べなくなるぞ」 そういって笑いながら 答えてくるガウリイ 今はあたしの右後方にぴったりとついている 今日の出撃メンバーは六人 少ない気もするが、邀撃待機もいるからうち「六空」から出せるのはこれだけ アメリア リナ ガウリイ ルーク その他二名 飛行長のアメリアまで出撃しているのは、 「賊軍が攻めて居るんです 私自らが赴いて正義の鉄槌を加えて差し上げましょう!!!」 ってなことを口走って 早々と離陸してしまったのだ そして今眼前に大きな 船体を見せつけるかのごとく悠々と飛行戦艦がとんでいる 戦艦らしく艦載機は積んでいないようだ 「じゃぁ 皆さん用意は良いですか? では私に続いてください では続けーー!!」 アメリアはそういうと、機首をつっこんで加速していった そして全機が飛行戦艦目指して矢のごとくとんでいった。 あたしの機も負けじとアメリアについていく、 アメリアが機銃を立て続けに放つ それに習ってあたしの機の機銃も火を噴いた やっと今頃になって、対空砲を撃ってきたようだが当たるわけがない あたしは、フットバーを踏み機体を横滑りさせながら機銃を放つ あたしのは、12,7o機銃だが アメリアのは今回は、20o機関砲と57o速射砲を積んでいて かなり運動制は悪くなっているはずなのだがそれを少しも感じさせないところが彼女の腕なのだろう ルークは先ほど戦艦に強行着艦したようで、戦艦の甲板上に彼の機があった 今頃魔法と剣術で内部をかき回しているだろう ガウリイは、他の艦に単機で向かって行っている。彼の技量があれば大丈夫だろう 実際 砲塔を爆破されたらしく横に穴があいていて高度が下がって行っている 三隻いた飛行戦艦も今となっては一隻を残すだけで他の艦は乗員の落下傘降下によってもぬけの空のはずだ。 一隻 他の二隻とは離れてとんでいたやつが居たがそれも他の航空隊からの攻撃で右に左にとふらついてとんでいた。 「あたしの新戦法で墜としてみるから みんな下がってて」 そういってあたしは、例の新戦法の準備にかかった 新戦法とは、先日趣味の魔法研究の間に出来た、真魔法薬で作った飛行魚雷(仮称)である ただ光と爆風を発して艦橋をの能力を奪ってしまおうというものである だって相手は魔族だし(はぁと) 「じゃいくわよー 発射(はぁと)」 そうして機体を離れた飛行魚雷は艦橋に近づいていく すると 艦橋の上部ハッチが開いて義勇軍の旗とともに 一人の少女が顔を出した 「あ!!!」 少女の運命やいかに 刮目して待て! 以下次号!! と変な所で切ってしまいました では 皆様またの機会に 何か質問があったら レスしてください |
17918 | おもしろいです!!! | 風林みつき | 2001/11/4 14:05:38 |
記事番号17907へのコメント えっと・・・ほとんどはじめましてですね?チャットでも入れ違いぎみでしたし。 あたしは1で連載ほっぽって詩ばっかり書いてる風林(かぜばやし)という者です。よろしくです。 あの・・・しょっぱなから失礼なのは承知なんですが、その・・・お名前・・・何と読むんですか・・・? あああ!!!ごめんなさいごめんなさい!全く持って予想もできなかったもんですから! こほん。気を取り直して。 本文の方ですが、おもしろかったです! 発想とす設定にも惹かれるものありましたし。こういうお話が書ける人ってすごいと思います。あたしなんて、舞台設定恐ろし過ぎて手に負えなくなってますから・・・。 あう・・・愚痴りすぎないうちに退散します。短くてすいませんでした! |
17935 | ありがとうございます! | 磐玲昂 | 2001/11/4 22:39:45 |
記事番号17918へのコメント 風林みつきさんは No.17918「おもしろいです!!!」で書きました。 > >えっと・・・ほとんどはじめましてですね?チャットでも入れ違いぎみでしたし。 そうですね では改めて初めまして 磐 玲昂 (ばん れいこう)ともうすものです >あたしは1で連載ほっぽって詩ばっかり書いてる風林(かぜばやし)という者です。よろしくです。 >あの・・・しょっぱなから失礼なのは承知なんですが、その・・・お名前・・・何と読むんですか・・・? >あああ!!!ごめんなさいごめんなさい!全く持って予想もできなかったもんですから! > >こほん。気を取り直して。 > >本文の方ですが、おもしろかったです! >発想とす設定にも惹かれるものありましたし。こういうお話が書ける人ってすごいと思います。あたしなんて、舞台設定恐ろし過ぎて手に負えなくなってますから・・・。 いえいえホントにありがとうございます > >あう・・・愚痴りすぎないうちに退散します。短くてすいませんでした! ではまたに機会に |
17977 | スレイヤーズ今日も空を行く 第二話 | 磐玲昂 | 2001/11/6 23:35:09 |
記事番号17907へのコメント と 言うことで二話目です なおも空中魚雷は敵飛行戦艦艦橋に向かって突き進む 直撃はしないが、あの距離であれが炸裂したら失明を免れない。 少女は艦橋の上部ハッチを閉めると中に消えた 自分が発射したものだがそれで友軍を傷つけることはさけたい。 どうしたものか、機銃を撃ち込んだら艦橋に当たってしまう その瞬間 見慣れぬ飛行機が視界の外から乱入してきたかと思うと、投網のようなものを発射した それは、魚雷を包み込んで魚雷のとんでいく方向を変えた。 そして艦橋をそれると 閃光があたりを覆い尽くした。 閃光が去ってみるとあの飛行機は居なかった。動揺していたとはいえ他の機の接近を把握できなかったことに冷や汗をかいた 接近してみると、少女が出てきて手信号で 「コ・ノ・フネ・ハ・コウフク・シタ テ・ダ・シ・ムヨウ」 見ると友軍機が艦橋の脇に突き刺さっている。 強行着艦に失敗したのだろうか? 一人で艦を掌握できたのだから、あの少女の技量をかなりいいということなのだが 単機であそこまでやってのけるとは・・・・・・・。 あの投網は、飛行船のプロペラを停止させるためのものだろう 最高時速三百qを越える飛行船をあれで操舵不能にしてしまうのだ。 しかしあの状況、あのことをやってのけるほどの技量の持ち主となると 敵同士では会いたくないものだ。 あたし達は、ルークをあの飛行船に置いて、帰投の途についた 「本日の戦果 飛行戦艦 二隻大破 一隻拿捕 こちらの損害無し なお、空軍本部から本日の新開発兵器未許可試験使用の当事者は 三ヶ月の減俸と、部隊長からの厳重訓戒処分に処するだそうです リナさん あとで始末書もお願いしますね(はぁと) 今日のところは解散!!」 減俸かぁ 給料のほとんどを、自機の改造と、魔法の研究と日々の翼を満たすために 使っているあたしにとっては、痛いかなり痛い あぁ こんなんだったら故郷で自作の飛行機いじってらよかった。姉ちゃんのいびりに絶えかねて入隊したはいいけど 現実はそんなに甘くなかったのね・・・・・・・。 はぁ・・・・・・。 入隊後数百回目になるため息をはきだした 「よぉっ リナ。 どうしたそんなくらい顔して、 それじゃぁ 飯でも食いに行くか? 減俸だから、俺のおごりだ どうだ?」 そう言ってガウリイがあたしの肩をたたいた 「ホ・ン・トにぃ?」 このときあたしの目が尋常ならざる光を宿していたことと ガウリイが数歩後ずさったのは言うまでもない また、本日基地周辺の料理屋の材料の備蓄が 明日の営業に響くくらいなくなったことについてあたしは知らない −−−−三話に続く−−−−−− ということで磐玲昂です今晩は〜 ご要望など質問ありましたらレスください では またの機会に |
17986 | Re:スレイヤーズ今日も空を行く 第二話 | 清川正寛 | 2001/11/7 18:52:52 |
記事番号17977へのコメント 磐玲昂さんは No.17977「スレイヤーズ今日も空を行く 第二話」で書きました。 > > >と 言うことで二話目です > > >なおも空中魚雷は敵飛行戦艦艦橋に向かって突き進む >直撃はしないが、あの距離であれが炸裂したら失明を免れない。 >少女は艦橋の上部ハッチを閉めると中に消えた >自分が発射したものだがそれで友軍を傷つけることはさけたい。 >どうしたものか、機銃を撃ち込んだら艦橋に当たってしまう >その瞬間 見慣れぬ飛行機が視界の外から乱入してきたかと思うと、投網のようなものを発射した >それは、魚雷を包み込んで魚雷のとんでいく方向を変えた。 >そして艦橋をそれると 閃光があたりを覆い尽くした。 >閃光が去ってみるとあの飛行機は居なかった。動揺していたとはいえ他の機の接近を把握できなかったことに冷や汗をかいた >接近してみると、少女が出てきて手信号で >「コ・ノ・フネ・ハ・コウフク・シタ テ・ダ・シ・ムヨウ」 >見ると友軍機が艦橋の脇に突き刺さっている。 >強行着艦に失敗したのだろうか? >一人で艦を掌握できたのだから、あの少女の技量をかなりいいということなのだが >単機であそこまでやってのけるとは・・・・・・・。 >あの投網は、飛行船のプロペラを停止させるためのものだろう >最高時速三百qを越える飛行船をあれで操舵不能にしてしまうのだ。 >しかしあの状況、あのことをやってのけるほどの技量の持ち主となると >敵同士では会いたくないものだ。 > >あたし達は、ルークをあの飛行船に置いて、帰投の途についた > >「本日の戦果 > 飛行戦艦 二隻大破 一隻拿捕 > こちらの損害無し > なお、空軍本部から本日の新開発兵器未許可試験使用の当事者は > 三ヶ月の減俸と、部隊長からの厳重訓戒処分に処するだそうです > リナさん あとで始末書もお願いしますね(はぁと) > 今日のところは解散!!」 > >減俸かぁ >給料のほとんどを、自機の改造と、魔法の研究と日々の翼を満たすために >使っているあたしにとっては、痛いかなり痛い >あぁ こんなんだったら故郷で自作の飛行機いじってらよかった。姉ちゃんのいびりに絶えかねて入隊したはいいけど >現実はそんなに甘くなかったのね・・・・・・・。 >はぁ・・・・・・。 >入隊後数百回目になるため息をはきだした >「よぉっ リナ。 どうしたそんなくらい顔して、 > それじゃぁ 飯でも食いに行くか? > 減俸だから、俺のおごりだ どうだ?」 >そう言ってガウリイがあたしの肩をたたいた >「ホ・ン・トにぃ?」 >このときあたしの目が尋常ならざる光を宿していたことと >ガウリイが数歩後ずさったのは言うまでもない > >また、本日基地周辺の料理屋の材料の備蓄が >明日の営業に響くくらいなくなったことについてあたしは知らない > > >−−−−三話に続く−−−−−− > > > > >ということで磐玲昂です今晩は〜 >ご要望など質問ありましたらレスください >では またの機会に どうもこんばんわぁ。磐玲昂さんの空中戦モノ、楽しく読ませていただきました。 磐玲昂さんの話しを聞いた当初では、第一次大戦か、第二次大戦あたりの時代 を舞台にした熱き男達の戦い、というのを重い浮かべていたのですが・・・。 実際見てみると、亜近代風ファンタジー、といった感じですね。 いや、なかなかいいですよ〜、原作の雰囲気を損なわない、という意味でも。 では、そろそろ時間も紙面も尽きてきたので、このへんでおいとまいたします。 では、次回を期待しておりますぅ。 |
18006 | Re:いつもありがとうございます | 磐玲昂 | 2001/11/8 23:02:24 |
記事番号17986へのコメント 清川正寛さんは No.17986「Re:スレイヤーズ今日も空を行く 第二話」で書きました。 > >磐玲昂さんは No.17977「スレイヤーズ今日も空を行く 第二話」で書きました。 >> >> >>と 言うことで二話目です >> >> >>なおも空中魚雷は敵飛行戦艦艦橋に向かって突き進む >>直撃はしないが、あの距離であれが炸裂したら失明を免れない。 >>少女は艦橋の上部ハッチを閉めると中に消えた >>自分が発射したものだがそれで友軍を傷つけることはさけたい。 >>どうしたものか、機銃を撃ち込んだら艦橋に当たってしまう >>その瞬間 見慣れぬ飛行機が視界の外から乱入してきたかと思うと、投網のようなものを発射した >>それは、魚雷を包み込んで魚雷のとんでいく方向を変えた。 >>そして艦橋をそれると 閃光があたりを覆い尽くした。 >>閃光が去ってみるとあの飛行機は居なかった。動揺していたとはいえ他の機の接近を把握できなかったことに冷や汗をかいた >>接近してみると、少女が出てきて手信号で >>「コ・ノ・フネ・ハ・コウフク・シタ テ・ダ・シ・ムヨウ」 >>見ると友軍機が艦橋の脇に突き刺さっている。 >>強行着艦に失敗したのだろうか? >>一人で艦を掌握できたのだから、あの少女の技量をかなりいいということなのだが >>単機であそこまでやってのけるとは・・・・・・・。 >>あの投網は、飛行船のプロペラを停止させるためのものだろう >>最高時速三百qを越える飛行船をあれで操舵不能にしてしまうのだ。 >>しかしあの状況、あのことをやってのけるほどの技量の持ち主となると >>敵同士では会いたくないものだ。 >> >>あたし達は、ルークをあの飛行船に置いて、帰投の途についた >> >>「本日の戦果 >> 飛行戦艦 二隻大破 一隻拿捕 >> こちらの損害無し >> なお、空軍本部から本日の新開発兵器未許可試験使用の当事者は >> 三ヶ月の減俸と、部隊長からの厳重訓戒処分に処するだそうです >> リナさん あとで始末書もお願いしますね(はぁと) >> 今日のところは解散!!」 >> >>減俸かぁ >>給料のほとんどを、自機の改造と、魔法の研究と日々の翼を満たすために >>使っているあたしにとっては、痛いかなり痛い >>あぁ こんなんだったら故郷で自作の飛行機いじってらよかった。姉ちゃんのいびりに絶えかねて入隊したはいいけど >>現実はそんなに甘くなかったのね・・・・・・・。 >>はぁ・・・・・・。 >>入隊後数百回目になるため息をはきだした >>「よぉっ リナ。 どうしたそんなくらい顔して、 >> それじゃぁ 飯でも食いに行くか? >> 減俸だから、俺のおごりだ どうだ?」 >>そう言ってガウリイがあたしの肩をたたいた >>「ホ・ン・トにぃ?」 >>このときあたしの目が尋常ならざる光を宿していたことと >>ガウリイが数歩後ずさったのは言うまでもない >> >>また、本日基地周辺の料理屋の材料の備蓄が >>明日の営業に響くくらいなくなったことについてあたしは知らない >> >> >>−−−−三話に続く−−−−−− >> >> >> >> >>ということで磐玲昂です今晩は〜 >>ご要望など質問ありましたらレスください >>では またの機会に > >どうもこんばんわぁ。磐玲昂さんの空中戦モノ、楽しく読ませていただきました。 >磐玲昂さんの話しを聞いた当初では、第一次大戦か、第二次大戦あたりの時代 >を舞台にした熱き男達の戦い、というのを重い浮かべていたのですが・・・。 >実際見てみると、亜近代風ファンタジー、といった感じですね。 すみませんでした 第三話は、男のではありませんが空中戦ものをやりました見てください >いや、なかなかいいですよ〜、原作の雰囲気を損なわない、という意味でも。 いえいえ こんなものにそんな評価をいただけるとは 原作? 知ってるんですか? >では、そろそろ時間も紙面も尽きてきたので、このへんでおいとまいたします。 >では、次回を期待しておりますぅ。 頑張りまーす ではまた |
17992 | スレイヤーズ今日も空を行く 第三話 | 磐玲昂 | 2001/11/8 00:01:45 |
記事番号17907へのコメント っと言うことで 調子に乗って第三話! あたし達 六空戦闘機隊に次なる任務が与えられた 賊軍からの解放地バルゴダの基地への移動と、その基地の防空である。 飛行長アメリア以下、飛行隊長ゼルガディスも含めた、六空戦闘機隊の全員の移動である (このとき輸送隊、爆・雷撃隊はまた別の方面へ 移動している) 前任地から、二日かけてとてものんびりとした移動任務はそろそろ終わりに近づきつつある あたしといえば、第一中隊第一小隊の三番機つまりアメリア・ゼルガディスの列機である。 「茜朱土というだけあって、土が真っ赤ねぇ・・・・・・・。」 味方の陸軍が占領した基地の後かたづけを行っているようだ。 アメリアは先に第二中隊を着陸させた。続けた第一中隊の第二小隊・・・・・・・。 そして我が小隊が、最終着陸態勢を取る。 そしてまさに車輪が地に着こうとしたとき、滑走路監視員が、紅白の旗を左右に低く振っている 『着陸中止』 の合図である。 あたしは叩くように、スロットルレバーを押し増糟を落とし、フラップをあげて車輪を格納したしかしそれでも気速は不十分 「敵の襲撃です。先に行ってください!」 通信機からアメリアの声が聞こえてきた。アメリアの機は重武装のためどうしても加速が鈍重である この離着陸時の鈍重さは、技量でもカバーできない 素早く辺りを見回す。 アメリアも追い付いてきたようだ。 戦闘機の戦いの場合こういう気速が十分でなく、高度も低い場合が最も危険である 舵の効きも悪く逃げ道もない、焦って上昇すれば敵機の思うつぼである 速度が低く十分な回避行動もとれないまま撃墜されてしまうだろう この場合、十分な気速をつけたあと敵機の有無を確認してから上昇した方がよい 三機が、低空をとんでいく 敵機は余裕綽々とあたし達を狙っているに違いない アメリアの気速も十分になったとき アメリア機に数本の光が降ってきた。それは機の右翼先端に命中しそこから破断 しかも火を噴き始めた。 アメリアの機が見る見る高度を下げていく。 「アメリアがやられた!! 敵は!!」 そうして上を見上げると、太陽からじわっと機影が見えてきた。 その数二機 絵に描いたような太陽を背にしての後ろ上方攻撃 まさに教科書通りの戦法だった。 しかしそこに捕らえられているのは、敵機ではなくあたしの戦闘機であった 「くっ!」 フットバーを蹴り機体を横滑りさせる瞬間前にあたしの機があった場所を機銃弾がかすめていく 「未だ気速は不十分!」 忌々しげにそう吐き捨てると 機を垂直に立て急旋回を試みた 「っ敵もやるわね!」 敵も予想していたようで、ぴったりあたしの後ろについて来る 巴戦はあたしの方が絶対有利なのではあるが、今回敵機二機に間隔を開けて追跡されている場合 下手に回り込むと二機目の鼻先に出てしまう危険性がある そうこう考えているうちにも、どんどん地表はせり上がってくる 瞬間、森の中に白いものが落下するのを見た。 あれはアメリアの落下傘ではなかったか? しかし今の確認は無理 まずは後ろの二機を何とかしなければ ホントにどうすればいいのだ! そしてあたしは考えるのをやめた。 そして滅茶苦茶に操縦桿を動かした とたんに、機体は急なロールに入り あたしの力で止めることが出来なくなった あたしは必死で、機体を安定させようとする しかしこの横Gはつらい そしてその強力なGによってあたしは一瞬気を失った 気がつくと機体は安定し、水平にとんでいる 気絶したとき力が抜けたのが功を奏したのだろうか? しかし後ろの二機は、少し離すのに成功した。 一体これからどうすれば・・・・・・・・・。 すると敵の二番機が火を噴いた、続いて一番機も。 ゼルガディスの戦闘機が二機を追っていく あたしは助かったのだ。 「ゼルガディスありがと。ホントに今回は死ぬかと思ったわ・・・・・。」 「礼にもおよばん、敵機は落とした。帰るぞ」 「さっき落下傘を見かけたのはこの辺だけど・・・・・・。」 「そうか上で待っていてくれ、俺が探してくる」 そう言うとゼルガディスはあたりを旋回し始めた そのあと二十分探し続けたが、見つけたのは落下傘と墜落跡だけだった。 −−−−−アメリアの運命はいかに! 刮目して待て! 以下次号!!!−−−−−− ということで磐玲昂です今晩は〜 専門用語がたくさん出てきました。ではその説明をば フラップ 機体を低速でも失速しないようにする 急減速にも使える スロットル 車のアクセルのようなもの 押すとエンジンの回転があがる 引くと下がる 増槽 外部燃料タンクのこと レバーを引くと墜ちる まぁこんかいはこんなところで・・・・・・・。 他に質問などありましたらレスをください ではまたの機会に |
18008 | スレイヤーズ今日も空を行く 第四話 | 磐玲昂 | 2001/11/8 23:59:23 |
記事番号17907へのコメント まだまだ続くよ では第四話をどうぞ アメリアの生きているという確たる証拠を発見できずにゼルガディスとあたしは基地に向かっている 着陸してから、陸戦隊に捜索隊を出してもらうしかない。 ゼルガディスからの通信はほとんどなくなってしまった やはりアメリアが死んだという可能性を考えているのだろうか? 滑走路が見え、最終着陸態勢に入る フラップを出し、続いて車輪を・・・・・・・・。 車輪が降りない! 車輪の動作ランプは、右脚最低位置固定 尾輪最低位置固定 左脚作動中のまま停止を示していた。 これはまずい、ここまで来て胴体着陸はやりたくなかった。 第一今までせっせと改造してきた自分の機がもったいない まずは、急な横滑りによるGで試してみる。 降りない。 では・・・・一回降りたのだから上がるはずだそう思っていったん脚をしまう そして高度を上げ、一気に急降下をし、引き上げ直前に 脚を出すレバーを引く ガクンッ 脚が出たようだ。翼上面の脚出し確認用突起がぽんと上がった もう一度着陸態勢に入る 脚の固定が完全であればいいが・・・・・・・。 観視員からの脚出し不良の合図もない ドヒュッ どうやら脚は大丈夫だったようだ 列線に機を止めて報告所に言ってから報告する ゼルガディスを探すと観視台の上に立っていた。 「ゼルガディス! アメリアは!?」 「今陸戦隊が向かっているらしい・・・・・。方角と距離は分かっている 場所の特定は指して問題ではないだろう・・・・・。 だが、あの密林を切り開くのは相当困難だな・・・・・・・・。」 冷静に言っているようだが、内心そんなことはないだろう。彼のことだ相当狼狽しているのに違いなかった 「おうっ リナ。無事だったか・・・・・・。」 そう言ってガウリイも観視台に上がってきた。 「しかし陸の連中なにやってたんだ! まさか基地の上空で・・・・・・・・・・。」 「やめろっ!!! 空の上で起こったことを人のせいにするな!! 自分の目で見張り、自分の腕で落とすんだ 忘れるな!」 「す・・・・・・すまん・・・・・・・・・」 いきなりゼルが怒鳴ったのにびっくりしてガウリイは黙ってしまった 「しかし アメリアはよくやったよ・・・・・・。右翼が破断して降下してった時はもうおしまいかと思ったんだが・・・・・・。 あれは、それで勢いを増して急上昇に移った。四五百bで背面になってそこからすとんときれいに落ちていったよ あいつは規則通り制動索をフックにかけていたんだな・・・・・・・。」 「でも、四五百b・・・・・・・。」 「使用奨励高度が最低五百b、しかも理想的状況下でだ・・・・・・・・・。 しかし俺は、あいつがひょっこり帰ってきそうな気がするよ」 そう言ってゼルは、滑走路の方に行った。たぶんじっとしていられないのだろう かくいうあたしもその一人である。暇つぶしに自機を見に行った 「どうあたしの機の調子は?」 あたしは整備に当たっていた一人に聞いた 「かなり翼のリベットがはじけてますね これは空中分解寸前ですよ たぶん脚が出なかったのもそのせいでしょう かなり脚庫がいたんでます まぁ 機体を持ち帰ってくれればこちらでどうとでもしますから 心配しないでください」 「いつものことながら、ごめん でもまたやるわよ?」 そう言ったら整備兵はまいったなぁとか言いながら頭をかいていた 「なぁリナ、 豚取りに行かないか?豚」 「豚ぁ?」 「だってアメリアだって腹空かして帰ってくるだろう? だったら豚の一頭ぐらい食わせてやらないと・・・・・。」 「そうね・・・・・。じゃぁいきましょ ガウリイは剣持ってきてね」 そう言ってあたし達は密林には行っていった。 しかし、世界一の美少女魔道士兼飛行気乗りと世界一の剣士がかかっても 密林の中の豚は手強かった。 ついに私たちは収穫無しで基地への帰還を余儀なくされた 「六空戦闘機体飛行長アメリア・ウィル・テスラ・セイルーン少佐 ただいま帰還しました!!」 アメリアは、みんなの心配をよそに野豚とともにほぼ無傷で生還した なんでも、落下傘降下し木の枝に引っかかったものの、串刺しになることなく 地上に降り立ち、ジャングルを進むうちアメリアの機体の破片に当たった野豚を発見 一撃でのしたあと、偶然にも基地につながる獣道を発見 途中で捜索に来た陸戦隊と合流、で無事生還というわけであった このときのゼルの喜び様は、書き表せないほどだったことを記しておく そのあとさしたる空戦もないままそのまま同地で年越しを迎えることとなる そのときの、新年会の時はまた一悶着会ったりするのだが それは別の話である −−−−−−−−−−第五話へ続く−−−−−−−−− 今晩は〜 磐玲昂です ちょっとはゼルアメ? 的なものを出したかったための話ですが 皆様方どうでしょう? ではまたの機会に |
18021 | レスでは、始めましてなのです(笑) | かお E-mail | 2001/11/9 20:57:10 |
記事番号18008へのコメント こんちにわ♪ 磐玲昂さん♪ そーいえば、レスでは、始めてつけるよーな気が・・(汗) あ・・あははは(から笑い) いつも、お世話になってますのです。 ふふふふ♪では、感想を(笑) わーい♪ゼルアメですね♪ >「六空戦闘機体飛行長アメリア・ウィル・テスラ・セイルーン少佐 ただいま帰還しました!!」 アメリア!!心配かけてぇぇ!! >アメリアは、みんなの心配をよそに野豚とともにほぼ無傷で生還した さっすがは、アメリア(笑) >なんでも、落下傘降下し木の枝に引っかかったものの、串刺しになることなく >地上に降り立ち、ジャングルを進むうちアメリアの機体の破片に当たった野豚を発見 >一撃でのしたあと、偶然にも基地につながる獣道を発見 運がいいですねぇ・・・。アメリアだからかな? さすがは、あのフィルさんの娘(爆!) >途中で捜索に来た陸戦隊と合流、で無事生還というわけであった 無事でなによりです♪ > >このときのゼルの喜び様は、書き表せないほどだったことを記しておく ゼル・・・飛び上がって喜んだんだろーか? それとも、いきなり、アメリアに抱きついたとか(笑) 後者だと、面白いんだけど(はあと) と、いうわけで、続き、待ってますのです♪ リレー小説もお互い、頑張りましょうね(はあと) ではでは、また、・・・なるべく、レスします・・。 (いい、レスの内容が思いつかなくて、なかなかレスしないやつ・汗) それでは。 byかお。 > |
18026 | Re:いつもお世話になってます | 磐玲昂 | 2001/11/9 22:18:26 |
記事番号18021へのコメント かおさんは No.18021「レスでは、始めましてなのです(笑)」で書きました。 > >こんちにわ♪ 今晩は〜 かおさん >磐玲昂さん♪ >そーいえば、レスでは、始めてつけるよーな気が・・(汗) >あ・・あははは(から笑い) はじめましてですね >いつも、お世話になってますのです。 いえいえこちらこそ >ふふふふ♪では、感想を(笑) >わーい♪ゼルアメですね♪ >>「六空戦闘機体飛行長アメリア・ウィル・テスラ・セイルーン少佐 ただいま帰還しました!!」 >アメリア!!心配かけてぇぇ!! 全くです >>アメリアは、みんなの心配をよそに野豚とともにほぼ無傷で生還した >さっすがは、アメリア(笑) >>なんでも、落下傘降下し木の枝に引っかかったものの、串刺しになることなく >>地上に降り立ち、ジャングルを進むうちアメリアの機体の破片に当たった野豚を発見 >>一撃でのしたあと、偶然にも基地につながる獣道を発見 >運がいいですねぇ・・・。アメリアだからかな? >さすがは、あのフィルさんの娘(爆!) >>途中で捜索に来た陸戦隊と合流、で無事生還というわけであった >無事でなによりです♪ >> >>このときのゼルの喜び様は、書き表せないほどだったことを記しておく >ゼル・・・飛び上がって喜んだんだろーか? >それとも、いきなり、アメリアに抱きついたとか(笑) >後者だと、面白いんだけど(はあと) どうでしょう 無言で皆の前じゃないところでで抱きしめたあたりですかね? あまり騒ぎ立てる方じゃないと思いますよ > >と、いうわけで、続き、待ってますのです♪ >リレー小説もお互い、頑張りましょね(はあと) 頑張りましょう >ではでは、また、・・・なるべく、レスします・・。 >(いい、レスの内容が思いつかなくて、なかなかレスしないやつ・汗) >それでは。 >byかお。 ではまたの機会に > |
18030 | スレイヤーズ今日も空を行く 第五話 | 磐玲昂 | 2001/11/9 23:57:44 |
記事番号17907へのコメント 今晩は〜 磐玲昂です といことで第五話目 年も越したがこの南方の基地では一月でも摂氏二十度を超えている全然冬なんて気がしない。 そんなあたし達に、内地帰還命令が下った。 前線でないということはほとんど戦闘行為はないし、安全ではあるのだが 飛行は哨戒飛行などのあまりおもしろくないものとなる。 アメリアの機は壊れてしまったし、ここではあたし達の活躍の場もないということで 内地に帰還後、新機材を受領し、また前線に戻って来るであろうことをアメリアから伝えられた。 そして、六空戦闘機隊はまたも引っ越しの準備に取りかかる。 「ガウリイ 準備できた? 」 あたしは彼にあてがわれていた部屋に入った 「準備できたとか言う前に、俺の荷物はこの剣と着替えくらいしかないからなぁ」 そう言ってさっぱりとした室内を見せる 「それよりリナお前は? いつもあんなに荷物があるだろう?」 「あぁ も積み終わったわ」 「積み終わったってお前、あの荷物全部輸送機の中に入れたのか? 人の入る余地とか航続距離に影響が出るぞ・・・・・・・。」 「大丈夫よ。 後ろにくくりつけたから。」 「あの量をか? リナ今回はあの荷物の半分はおいていくか船便にしてもらえ それでないと計画に狂いが生じる」 「えぇぇーーーっ じゃぁガウリイ手伝ってよね。結構大変なんだから・・・・・。」 「へいへい・・・・・・・。」 「返事が小さいっ」 「分かりました リナ=インバース飛曹長殿っ」 「よろしい じゃ 行くわよ」 そんなこんなであたしに実験材料や、部品は船便になった 大事なものだけ、自分の飛行機の座席の後ろに入れておいた。 ちなみにあたしとルーク以外のみんなは、輸送機に乗って行くが あたしは自分の機に乗っていく あたしの荷物で自分の体重分と、荷物分に取られ あたしを乗せる余裕がないようなのだ。 あとで話を聞いたところによると、その時の輸送機の機長は 「輸送機で戦闘機パイロットが死ぬことはよくあることだ こんなエース達を、私の機上で死なすわけには行かない」 といっていた。 そのためにあたしを護衛にしたらしいのだが 本音は別のところにありそうである。 たぶん、あのリナ=インバースに乗られた日には、落ち着いて飛行もできないと思ったのだろうか 魔法に一発でも機内でぶっ放されるとでも思ったのだろう 内地に着き、次々に荷物を下ろす隊員たち そこに聞き慣れぬ爆音が聞こえた 「敵襲か?!」 ガウリイがあたりをきょろきょろと見渡すが 基地の人々は何ら気にしてないようである 一体何が・・・・・・・。と思っているうちに 爆音は大きくなり ついには上空に機影がしっかりと見えた それは単座・双発の戦闘機であった(この当時双発の戦闘機はなかった) それの姿にも驚かされたが、あたしが一番驚かされたのはそれに乗っていた乗員であった −−−果たして新型?戦闘機に乗った人物とは!刮目して待て!以下次号!!−−− 何か奇数話の終わりはだいたい決まって来ちゃいましたねぇ まぁこれは、話のつなぎのような感じで書きました 乗っていた人物は誰だったんでしょうか? 次が出る前に当ててみてください ではまたの機会に |
18048 | スレイヤーズ今日も空を行く 第六話 | 磐玲昂 | 2001/11/10 23:26:53 |
記事番号17907へのコメント ちゅうことで今晩は〜 磐玲昂です ではどうぞ 風防が開いて、中から出てきた人物に一番最初に反応したのはルークだった 口をぱくぱくしたあと猛ダッシュであの戦闘機の方に走っていく なんと出てきたのはミリーナだった。 ルークの反応も頷ける。 「ようっ ミリーナ久しぶりだな元気だったか?」 ルークが気軽(をよそうって)に声をかけた 「こんなところでも会うなんてね、久しぶりルーク」 そう言って軽くルークの方を見る 「なぁ リナ何かあったことがあるような気がしないか?」 そうガウリイが聞いてきたので、あたしのスリッパが無言で彼の頭に振り下ろされた 「結構痛いぞ リナ」 「あんたっ 同期の名前も忘れるほどの頭の持ち主なのっ!? まったく、ミリーナよ。 ほらサイラーグ航空隊いった。」 「あぁっ あのミリーナか・・・・・。」 ちなみにサイラーグ航空隊は、新型機や試作機の試験をやる航空隊である だから彼女が乗ってきたわけだが。 「こほんっ 紹介する。 えーこの方が俺が常々言っていた ラブラブの相手・・・・・・・・・・」 「そんなんじゃありません。」 一言真顔で答えられては、ほかの隊員もリアクションがとりずらいだろうに ミリーナは拍手やら、口笛やらをやろうとしていた隊員達を後目に、すたすたと指揮所の方に歩いていった 「しかし新型機が双発の戦闘機とはねぇ、これはびっくりするわ。」 そう言って中を確かめ始める 操縦席の中は一つ前の二一式戦闘機と同じ、といか全体がそれを双発化したような感じだった 武装は二十o四門らしいが、試作機のため結構武装は変えられるようだ。たぶんアメリアは出来る限り重武装にするだろう ほかの隊員もさわったりのぞき込んだりしている。そうしている間にあっという間に夕暮れになった。 「あなた達まだいたの?」 「えっ 他にやることがなかったから・・・・・・。」 「まぁいいわ。じゃぁ帰りに、全力でこの上を航過してあげるから見てなさい」 そう言うとミリーナはその戦闘機に飛び乗って、素早く離陸にかかった その間にも「ミリぃぃぃーナぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!」とか叫びながらその戦闘機を追いかけようとするルーク 他の戦闘機に乗って追いかけようとするルークを取り押さえながら、その機を追っていく 滑走路についた機は轟音を響かせて飛び立つ (滑翔距離は二一といっしょかぁ) そうあたしが思ったその時、機はものすごい急角度で失速もせずに上昇していく 「やっぱ、双発ってのは凄いなぁ」 ガウリイが感心して言う すると機は反転し、こちらに向かって急降下をかけ始めた。 『えっ??』 とみんなが不思議がることを無視して機は降下を続ける。そしてあわや地上と接触というところでまた上昇 何かを機上に放り出し、ミリーナは去っていった。 放り出されたものは通信筒だった。中には 『明後日に一中隊分九機を持ってまた来ます。』 と書かれていた。ルークなんかはミリーナがまた来るとか言いながら涙を流していた その晩 司令部から戻ったゼルガディスより、各隊員に新機材についての説明があった 「えー、今までは軍機にふれるところもあり諸君らには伝えられなかったが・・・・・・・。 どうした? みんなにやにやして・・・・・。」 「今日、その新機材がこの基地に来たのよ」 そう言うとアメリアが目に涙をためてウルウルにして 「なんで教えてくれなかったですか・・・・・。リナさん・・・・・・・。 私だって見たかったんですよ。新機材〜〜っ!」 「だってアメリア居なかったでしょう?司令部に行ってて・・・・・・。」 そう言ったがアメリアはなおもうう〜〜とか言っていた。 「なら話は早い。今回われわれが受領するのは 新型二三型双発単座戦闘機 略して双単だ。」 そうゼルが言った 「双単?」 「そう。」 「双・・・単・・・・・・。」 「そうだってば。」 「かっこわるい名前ねぇ」 そう口々に言い始めるとアメリアがぽんと手を打って 「じゃぁ 双戦ってのはどうですか? 双 発単座 戦 闘機なんですから」 そう言うと隊員が静まり返った このとき、名機双戦が誕生したのだった。六空の活躍もこの機がなければあんなにも華やいだものにはならなかっただろう そして二日後 「うーん 寝過ごしちまった」 そう言って飛行服も完全に着ないままガウリイが出てきた 「そういや双戦は?」 「まだよ。アメリアなんかほら。あの観視台の上にいるでしょう? 昨日の夜から居るらしいのよ今日は最初に双戦を見るんだって・・・・・・。」 「まったくあいつの子どもみたいなところにはほとほと困ってるよ・・・・・・・。」 そうゼルも言った。 「ルークなんか、明日はミリーナにあえるを一晩中言ってたらしいわよ 何か一睡もしてないみたい」 双戦九機が列線につき、ミリーナから機体の操縦方法を習う そしてその晩ミリーナも交えての今後の作戦予定を知らされた 「今度の作戦目標は、敵機動艦隊の撃滅である 今までの、飛行戦艦や戦闘機達のレベルとは、数段上である 心してかかるように。」 敵機動艦隊との決戦 それは作戦がこちら側に有利になったと言うことだった 「ちなみに我々は第二機動艦隊を組織し 獣王艦隊との決戦に向かう。また双戦という新しい力も加わった サイラーグ空からこの六空にこのミリーナが転任することとなったことを付け加えておく 部隊長より お言葉をもらう 拝聴するように」 ゼルからそう言われると、アメリアは前に出てきて 「皆さん楽にしてください 私たちは、この義勇軍の名に負って戦ってきましたが また今度、戦場に立ちます。その時また内地に戻ってきたとき この顔ぶれがそろうようにしてください そして、敵の魔族達に正義の鉄槌を食らわしてやるのですっ」 そして、今あたし達が乗っているのは、敵軍艦隊へ猛然と昂進する機動艦隊空母の上であった −−−−−−−−第七話に続く−−−−−−−−− 第七話からは空戦が多くなります 何か質問があったら、レスください ではまたの機会に |
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18072 | スレイヤーズ今日も空を行く 第七話 | 磐玲昂 | 2001/11/12 00:24:57 |
記事番号17907へのコメント ということで第七話 どうぞ 第二機動艦隊は、次の艦で構成される 正規空母 ライゼール 軽空母 テレジア 戦艦 エルメキア 重巡洋艦 ガイリア 軽巡洋艦 二隻 通常駆逐艦 五隻 防空駆逐艦 二隻 その他艦艇 六隻 第一機動艦隊は南方の黒曜湾を奇襲 第二機動艦隊は北方の阿蘭湾を攻撃し 敵の二大基地をつぶし、反攻に転じるための重要な戦いである また各湾には敵の強力な機動艦隊が配備されているとの情報があった そして、四月七日敵偵察機により 我等が第二機動艦隊は敵に発見されることとなった 「アメリア、これで敵に発見されたけど、これからどうするの?」 と、あたしは隣にいたアメリアに聞いた 「たぶん各空母から一小隊づつ上空哨戒に当たるとおもいます。そう決まってましたから」 「決まってた!!?」 「はい、発見されたあとですから言いますけど、ほかの隊員には言わないでくださいよ」 「言わないわよだってここに全員居るんだから・・・・・・。」 「私たちの実の任務は、黒曜湾にいる敵艦隊をおびき出す役割もかねて居るんです そして二つとも撃滅して第一艦隊の攻撃を容易ならしめるためにあるんです」 「じゃあ、私たちは棄て駒ってわけ?」 「いえそうじゃないです。第一棄て駒ならば世界最強の六空をこっちに入れたりしません あと艦隊だって最新鋭の艦隊。この決戦は勝つためにやって居るんです 第一軽空母のなのに、双戦のような中型機を運用できて搭載量も正規空母に迫るような空母は他にありません」 「まぁ、俺はミリーナと一緒にいられるならどこだって行くさ」 そうルークが言った。するとミリーナは 「どこまでもついてこられるのはイヤだわ」 瞬時に、ルークは固まったまぁいつものことなのだが。するとガウリイは、のびをして 「しっかし、この天気はどうにかなんないか? こう薄暗くっちゃみんなくさっちまう」 その通りだった。長く続いた天候不良と船という限られた生活空間の中ではどうも乗組員の志気が下がってしまう そして今日、あたし、ガウリイ、ミリーナの三人は軽空母テレジアからの哨戒組として船団の上空を旋回していた 今日の雲量九から十ほとんど曇りと言って差し支えない程の天気である もちろん無線は完全封鎖。囮といっても無線を垂れ流し続けたらそれこそ怪しまれる 黒曜湾の艦隊も向かっているとすれば、出来る限り二つの艦隊とは戦いたくない そして小隊長であるミリーナの機が、小さいバンクを降った。 『敵発見』 の合図である。よく見ると前方の断雲の隙間から、チラリチラリと双発の機影が見える さらに雲海すれすれに敵機に近づく。未だ気づいていないようである ミリーナからの手信号 『私は右エンジンを、リナは左エンジンを撃って。ガウリイは後方観視』 両エンジンを故障させ、飛行不能にしようというのか そしてさらに敵機の後ろに張り付く、今あたしの機の照準機には大きく敵機の左エンジンが映っている いまだっ!! 機銃の引き金を引く、すると機銃弾が吸い込まれるように左エンジンに向かっていく しかし、ここまで来れば敵も気づいたようだ。右に降下旋回し雲海の中に潜ろうとする 今雲海に潜られたら取り逃がしてしまう。あたしはスロットルレバーに手をかけて加速しようとした すっとミリーナがあたしの前に入った。あたしは追いかけようとしたのに気づいたようだ。そして手信号 『哨戒を続ける』 母艦に帰ると、整備兵やら他と隊員達からの歓声に迎えられた この敵偵察機撃墜は、長い霧中航進で腐っていた乗組員の士気を大いに鼓舞したようである 四月十八日 機動艦隊からの攻撃隊発進を決定 そこでアメリアからの訓示があった。 「今私たちは賊軍との戦争に置いて重要な局面に立たされています そして私達が、今出撃し明日の朝に全員ここでまた会うことは不可能でしょう ですからよく戦友達の顔を覚えていくように。そして一人でも多く またこの母艦に帰ってきてください!! 以上!!!」 我等第二機動部隊は敵基地阿蘭湾に向けて攻撃隊を発進させた。 まずカタパルト発艦が出来るテレジアから、あたし達双戦隊が発艦 そして順に、ライゼールからの戦闘機隊、雷撃隊、艦爆隊、テレジアからの艦爆隊が発進 艦隊上空で編隊を整え、阿蘭湾めざして、飛行を開始した 巡航に入ってから、一時間またも現れた敵偵察機を撃墜 そして基地上空に到着、無線でアメリアから 「戦闘隊形を作って、機銃を試射 あと爆弾を落とすところを決めて置いてください」 この爆弾というのは、敵基地の施設を破壊するために準備されたものである これをつけると戦闘機の運動制は著しく低下する。だからあたしは戦闘機での爆撃任務が嫌いであった まず攻撃の口火を切ったのはライゼールの艦爆隊だった。そしてアメリアから「散開」の合図 じゃぁまずどこに落とそうかしらと考えていたとき ガンッ ガガガガガガガンっ 対空機関銃が命中したのだろうか?しかし爆弾を打ち抜かれでもしたら一大事である 素早く爆弾を投下した。 ズ・・・・・・ズズン・・・・・ ちょっと低すぎただろうか? 爆発の余波が機体を揺らした そして爆撃の煙を抜けたところに、山があった。 「危ない!!」 一気に操縦桿を引き、急上昇で対応する 「全くこんなところで死んだら、戦死じゃなくて事故死よ?まったく・・・・・・。」 見ると味方の戦闘機が四機ほど見える。まさかこれが全機というわけではないだろう 「なんだか落ち着かないわねぇ どうしたのかしら?」 そう言って後ろを見た瞬間目に飛び込んできたのは敵機しかも翼前縁が光っているといことは撃たれているっ! すぐさまフットバーを踏み機体を横滑りさせる 敵機はあたしを追い抜いて降下していく。一撃離脱にかけるらしい 「甘いっ 双戦とあたしの力を見せてあげるわ!!」 そうしてスロットルレバーを叩き、一気に機を加速させる 敵は地面すれすれで、水平飛行に移り超低空で逃げるはずその機首を持ち上げたときが勝負よ! 「高度500 400・・・・・・。」 その時敵機が動いた、 「しまった。逃げるつもりじゃなかったの?」 急旋回した敵機は、さらにあたしの後ろに回り込もうと動く 「そうはさせないわよっ」 そうしてあたしも敵機の後ろを追いかける あたしの得意な、巴戦に持ち込みたかったのである。 敵機も負けじとあたしの後ろを追う 長く続く急旋回、この急旋回で生ずるGは6G以上にもなる 自分の体重が六倍になるのだ 頬の肉が垂れ下がり 内蔵は骨盤の方へと下がる 血液も足にたまっていき 頭の方に血液が来なくなる そうした状況の中で、凄い力で引き戻される操縦桿を押さえ 首が折れるくらいに上を向く この体制を何回も続けるのだ 敵もなかなかのもの、なかなか前のほうにのめってこない これがあと何回続くのだろうか、 これでは意識が・・・・も・・・たな・・・い・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 気がつくと水平飛行をしていたそして気配で後ろを見ると殺気の敵機があたしのすぐ後ろについていた 急いで操縦桿に手をかけたとき。 「もう攻撃はしませんよ。剣を納めませんか?」 通信機から声が聞こえた 「申し遅れました。私ゼロスというものです。以後お見知り置きを・・・・・・・・。 あと逃げようなんて思わないでください。いつでも僕の機銃口はあなたの方をむいてますよ まぁ逃げ用なんて思わなければ、撃ちませんがね」 なんとまぁ人を馬鹿にした言い方だろうか? 「あんたは何故あたしを助けたの?」 「それは秘密です じゃまた会いましょうリナさん?」 そう言うとゼロスというやつは旋回して去っていった。 私はあのとき死んでもおかしくなかったわけだが、あいつの気まぐれで助かったと思うと無性に腹が立った そうして母艦に帰投するとあることが伝えられた 敵の機動艦隊旗艦 空母メタリオム他獣王艦隊はこの湾にいなかったというのである つまりあたし達義勇軍の、阿蘭湾攻撃作戦は完全に失敗したのだった。 −−−−−−−−−−−−−−−第八話に続く−−−−−−−−−−−−− ゼロスも出したところで一段落と・・・・・・・・。 どんな感じだったでしょう?今回のは 出来れば感想をいただければ・・・・・・・・・。 ではまたの機会に |
18075 | ゼロス登場だぁ♪ | かお E-mail | 2001/11/12 00:49:10 |
記事番号18072へのコメント こんにちわ♪ 磐玲昂さん♪ すごいですねぇ・・。もう、七まで、出てるし・・。 その打ち込みスピード・・分けてほしいです・・・。 とりあえず、おいといてと。感想まで。 >「もう攻撃はしませんよ。剣を納めませんか?」 >通信機から声が聞こえた >「申し遅れました。私ゼロスというものです。以後お見知り置きを・・・・・・・・。 > あと逃げようなんて思わないでください。いつでも僕の機銃口はあなたの方をむいてますよ > まぁ逃げ用なんて思わなければ、撃ちませんがね」 わーい♪ゼロスだぁ♪ しかも、なんとなく、ゼロスっぽい(笑)←どーいう意味だぁ?! >なんとまぁ人を馬鹿にした言い方だろうか? ゼロスですから♪ >「あんたは何故あたしを助けたの?」 >「それは秘密です じゃまた会いましょうリナさん?」 でた!!ゼロスお得意の秘密です攻撃(爆!) >長く続く急旋回、この急旋回で生ずるGは6G以上にもなる うげげっ!?リナ、風の結界まといなさい!!死にますよ!! (漠然とは理解できてるやつ・自分) >敵の機動艦隊旗艦 空母メタリオム他獣王艦隊はこの湾にいなかったというのである ってことは、ゼラス=メタリオムもでてくるのね♪←ひそかにゼラスも好きなやつ・笑い >つまりあたし達義勇軍の、阿蘭湾攻撃作戦は完全に失敗したのだった。 失敗・・ですかねぇ? 空間移動したとか(笑)←そーいえば、出来るんでしょうか?フェイズアウト? 時代的に無理? んでもって、敵の親玉は、情けない、部下Sだろーなぁ(笑) はっ!! やっばり、感想になってないいぃぃ!! すいません。こんなレスしか、できなくて!!(汗) では、感想になってませんでしたが。 あ、あと、長編へのレス、ありがとうございました!! ではでは。 byかお |