◆−この話の続きをかってにかくのです!!!−珀 (2001/11/14 16:54:41) No.18103 ┗【千と千尋の神隠し】−珀 (2001/11/14 21:51:39) No.18111 ┣千と千尋だぁ〜vv−たかこ (2001/11/15 12:47:40) No.18114 ┃┗レス遅れてごめんなさい!!−珀 (2001/11/17 22:17:19) No.18167 ┗【千と千尋の神隠し】−珀 (2001/11/15 20:55:09) No.18122 ┗【千と千尋の神隠し】−珀 (2001/11/18 14:31:16) No.18186 ┣ち〜ひ〜ろ〜〜〜〜!!−白河綜 (2001/11/18 20:51:27) No.18212 ┃┗Re:ち〜ひ〜ろ〜〜〜〜!!−珀 (2001/11/18 22:42:39) No.18217 ┗【千と千尋の神隠し】−珀 (2001/11/18 23:09:10) No.18221 ┣おばあちゃ〜ん!!(オイオイ)−白河綜 (2001/11/19 00:55:00) No.18231 ┗【千と千尋の神隠し】−珀 (2001/11/23 01:19:57) NEW No.18341 ┣オオトリ様♪−白河綜 (2001/11/23 17:35:47) NEW No.18366 ┣ハク〜〜〜〜!−たかこ (2001/11/23 18:04:56) NEW No.18370 ┗やっとこさレスです☆−風林みつき (2001/11/23 23:35:48) NEW No.18385
18103 | この話の続きをかってにかくのです!!! | 珀 E-mail | 2001/11/14 16:54:41 |
私が次に書く話。あの話の続きです。かってにかくさぁ! では。どうぞ♪ |
18111 | 【千と千尋の神隠し】 | 珀 E-mail | 2001/11/14 21:51:39 |
記事番号18103へのコメント 「おかあさ〜ん!!ただいま〜!!!」 千尋は勢いよく家に飛び込んできてすぐまた靴をはきに玄関へ行く。 「今度はどこへお出かけなのよ。夕飯までには帰ってきてよ?」 「分かってるって!!私だって高校生よ?時間の管理くらい出来ます!じゃね!」 それだけいうと千尋は外へ飛び出していった。外では友人の翠と綾羽がまっている。今日は3人で街へお出かけなのである。 「ごめん!」 「いいよ。行こうか!!」 千尋がこの田舎町に引っ越してきてはや7年になった。もう高校二年生である。このごろ千尋は不思議な夢を見る。なんとなく懐かしく、切ない夢。巨頭の老女、気さくな少女の声とぶっきらぼうな言葉づかい、六本腕の老人、大きな赤ん坊・・・そして白い竜と重なる、美少年。大きな建物、豚小屋・・・・。街での楽しい時間はすぐすぎた。千尋は五時半家について夕飯の準備をした。 「おい千尋。お前、そこの角まで煙草かいにいってくれ。」 「えぇっ!また!?ヤダヨ、面倒くさい。お父さん自分で行ってよ!!」 「あ〜あ。お小遣い上げるのにな。」 「わぁぁぁ!喜んで行かせていただきます!!」 自転車に乗って田んぼをこえ、千尋は夏の暑い夜を走る。 「マイルドセブン・・・っと。」 煙草を取り出し、すぐ自転車に乗る。途中までいつもどおりの道を走っていたつもりが、いつもまにやら険しい山道に入ってしまった。 「あ〜・・・。もう。引き返すのに時間かかっちゃうし。でんわしとこっかな。」 携帯電話で家に連絡を入れて、千尋は引き返そうとした。 W千尋・・・・・。W ささやくような声が聞こえた。ばっと後ろを振り返る。一寸先は闇。恐ろしいと思いながらも、千尋は自転車のライトをつけて闇の中へと走っていってしまった。ところが。 「うわっ、こわっ!やっぱかえろ〜。」 引き返してしまった。三十分かかって家についてすぐ部屋に入って寝ようとする。 でもなぜか気になる。あの時聞こえた、あの声。囁く、自分の愛しいと思うどこかで聞いたあの声。一体、どこで・・・・・。 「いつ聞いたんだろ・・・。思い出せない・・・・。」 そうつぶやいて、とうとう眠りについてしまった。 朝。夏休みなのでと遅くまで寝ており、十一時ごろ目を覚ました。トレードマークのポニーテールを結い、気になるあの場所へ行くことを決めた。 「確かめなきゃ・・・。なんか変な感じがする。懐かしい人の気持ちがする。」 母に出かけるとだけ言い残し、自転車に乗った。昨日のあの場所へと千尋は足を急がせる。赤い祠の数々。砂利だらけのみち。不意に前母の言った言葉が思い出される。 「神様のおうちよ。」 そこから不思議な門まで行ったことは覚えているのに、そこからの記憶が途絶えている。そうこうしていると、右側ににんまりと笑った不思議な石像を見つけた。ぐっと歯を食いしばり、自転車を走らせる。勢いづいて来たころ、千尋の前にあの笑った石像が姿をあらわす。 「うわっ!うわわ!」 ガッシャァァン!!! ダイクラッシュ。怪我はしなかった。顔をあげると・・・幼き日に見たあの門がある。昔と変わらぬ姿で・・・・・。 「あぁ・・・・・・。」 千尋は風を吸い込むのその門の中へと足を踏み入れた。 |
18114 | 千と千尋だぁ〜vv | たかこ | 2001/11/15 12:47:40 |
記事番号18111へのコメント こんにちは、はじめまして。 「千と千尋の神隠し」のその後ですね! わたし、映画見に行きました〜!! 面白いですよね!! ちなみに、わたしは「ハク」が好きです〜!!千尋も好きさ! >千尋がこの田舎町に引っ越してきてはや7年になった。もう高校二年生である。このごろ千尋は不思議な夢を見る。なんとなく懐かしく、切ない夢。巨頭の老女、気さくな少女の声とぶっきらぼうな言葉づかい、六本腕の老人、大きな赤ん坊・・・そして白い竜と重なる、美少年。大きな建物、豚小屋・・・・。街での楽しい時間はすぐすぎた。千尋は五時半家について夕飯の準備をした。 千尋、高校生なのですね。 やっぱり、湯屋でのことは覚えていないのですね。夢には見ても。 > 朝。夏休みなのでと遅くまで寝ており、十一時ごろ目を覚ました。トレードマークのポニーテールを結い、気になるあの場所へ行くことを決めた。 髪留めは、銭婆に貰ったあの紫色のもの? わたし的には、千尋はあの髪留めがお気に入りvvという感じなんですが。 >「あぁ・・・・・・。」 > >千尋は風を吸い込むのその門の中へと足を踏み入れた。 入っていって、しまいました。 どうなるのでしょう。 続き、たのしみですvv ではでは、これにて、失礼します。 たかこ。 |
18167 | レス遅れてごめんなさい!! | 珀 E-mail | 2001/11/17 22:17:19 |
記事番号18114へのコメント たかこさんれすありがたう☆なんかいっつもうちのって売れへんさかい(^^ゞ 嬉しいです☆ 千と千尋の神隠しの続きを書くなんてファンの方になんていわれるか(-_-;) でも頑張って言いの書けるように頑張るのでまた読んでやってください。 私もハク、好きです。オオトリさまも生かしますね。ちなみに私のニックネームはオオトリ様(爆)。ぼけっとしたところが似ているそうです。 嬉しいのかなんなのか!!!! レス遅れてごめんなさい。またの感想お待ちしております!!!! では!!!もうすぐ三話目に入りますよ!!!きゃ〜♪ かけるかしら♪ |
18122 | 【千と千尋の神隠し】 | 珀 E-mail | 2001/11/15 20:55:09 |
記事番号18111へのコメント 髪の毛を結んでいた紫色のゴムが密かに光を放つ。千尋はそのことに気づかない。水の出ない水道とベンチ、ステンドガラス。そして向こうに見える広い原っぱ。なぜか何かを思い出しそうである。何を思い出しそうなのかは分からない。でもなにか思い出しそうなのだ。 「私・・・・一回ここにきた・・・・?」 緑の草原を目の前にして千尋はつぶやく。ゴォォォと音を立てて時計台が唸る。千尋は流行のバギーパンツの裾をぐっと持ち上げ、ヒールの高いサンダルを前に押し出すようにして歩き出した。チューブトップを着ていて、丸出しになった肩を風が前へと誘う。ちょろちょろと流れる小川をまたぎ、階段のようになっている草むらの坂をサンダルを脱いで一気に駆け上がった。そしてまたサンダルを履いて坂を一歩一歩降りていく。そして目にしたのは何軒も立ち並ぶ、入り組んだ道の料理店だった。W生ビールありますWとかかれた看板。その横を上まで続く階段。 「もうちょっと上行くか。なんかいいところっぽいシィ。お金だって持ってきたし。携帯もあるし・・・・・。でも圏外じゃん!!!意味ねぇなぁ。まぁいいか。食べるものなんてないしね。」 独り言を言いながら千尋はどきどきするのを紛らわせていた。そしてある一軒の料理店へとたどり着いた。丸太につきたてられた斧・・・。おいしそうな料理が並べられている。光のさす厨房は誰もいない。そのとき、ふっと何かが頭をよぎった。 【おとうさぁん!やめようよ〜!!!おかぁさぁん!!!】 【千尋、やわらかくておいしいわよ。】 いつの会話だろう。カナリ昔の・・・・。そして、鞭でたたかれる、このカウンターに座った二匹の豚。でも全くといっていいほど思い出せない。それに一瞬なのだ。ふっと右側を見た。W油Wと書かれた灯篭が階段の上に立っている。ものすごい胸騒ぎがした。風が吹きぬけたあとの草原のような。ざわざわとした胸騒ぎ。 「行け!行くんだ千尋!!!」 そう大声で叫んでもう一度バギーパンツの裾をあげた。ゆっくりと階段を上がる。上がりきって見上げたそこには、みたこともないような赤い、大きな建物があった。木の看板に”油屋”と書かれている。その右側をお湯が勢いよく流れ落ちている。橋を渡ろうとした千尋は何か不安になった。一回立ち止まったがまた歩き出した。油屋の扉を開けると、懐かしい香りがした。サンダルを脱ぎ、音を立てないように店に入った、とそのとき。 「何者だ!!!!」 という若い男の声がした。 「きゃっ!」 と千尋も叫び声をあげる。ばっと振り返ると、そこには美しい黒髪に切れ長の目、黒髪を千尋と同じようにポニーテールにした美少年が立っている。 「この店の人ですか?」 とびくびくしながら千尋は聞いた。だがその少年は千尋を見たまま硬直している。そして言った。 「・・・・・・千尋?」 千尋は呆気にとられた。誰かも分からない人が自分の名前を知っている。そしてその少年は走ってきて千尋を突如抱きしめた。 「なっ・・・なにするんです・・・」 そこまで言いかけた千尋の額に少年は人差し指を当てた。すると、目の前にたくさんの光景が浮かんでくる。十歳のころの自分と、ある少年・・・・。そして千尋は思い出した。指を離した少年の顔を見ると、あの大好きな人の顔が目の前にある。 「ハク!!!!」 「やっぱりそうだ、千尋!!」 そう。千尋は思い出した。十歳のころ、今日の日と同じようにこの街に両親と迷い込み、両親は豚にされて・・・。そしてハクとであった。ここで働くことになった。リン、釜じい、湯婆婆、銭婆婆、カオナシ、坊・・・・・。めまぐるしくあの日のことが思い出される。 「ハク、私また油屋に・・・・。」 「千尋、落ち着いて聞くんだよ。もうすぐ湯婆婆が帰ってくる。勿論みんな動き出す。君はここから逃げなければならないけれど、もうあと少しで夜だ。」 「逃げられないの?私!?如何しようハク!!」 「もう一度湯婆婆にあうんだ。私もいっしょに行く。・・・・会いたかったよ、千尋。思い出してくれてよかった。でもまずは釜じいのところへ行こう。あそこに隠れていればリンにも会える。青蛙に私は言ってくるから、裏口から昔のようにボイラー室まで行きなさい。」 「分かった・・・・。」 そういうとハクは二階へと走り去る。千尋もボイラー室へと全力ではしる。サンダルを脱ぎ、階段を一気に駆け下りる。ボイラー室のドアを開けると、キィッ、キィッと何かをまわす音がする。そして聞こえてきた。あの懐かしい嗄れ声。 「あぁくそう!!!忙しいのは分かるが6個の札を送ってくるな!!!」 千尋は笑った。昔もああいって怒っていた。煤の生き物も変わらずに石炭を持って歩き回っている。千尋はどきどきしながら歩を進めた。そして釜じいの見えるところまで来て、釜じいを呼ぶ。 「釜じい!」 「ええいやかましい!!!呼ぶなリン!!!」 「釜じい!私リンじゃないわ。」 「リン以外わしを誰が呼ぶんじゃ!」 「釜じい、私よ私。こっち向いてよ!!!」 「忙しいんじゃ!後にしてくれ!!」 「感動の再会にそれはないでしょ!!」 「やかましい!はよ名前を言わんかい!!」 「覚えてるかな?私よ、千よ!!人間の千よ!!!」 「あぁ千か。お前ちょっと・・・・・千!?」 釜じいは声のするほうをばっと振り返り、叫んだ。 「千!!!!!お前なんで!!??」 「また迷い込んじゃった。ひさしぶりね、釜じい。元気そうでよかったわ。」 千尋の変わりきったその姿に釜じいは涙を流している。あの幼くてひ弱な千が、茶髪、耳につけられているピアス、美しい顔立ち、長い足。伸びた身長。 「忙しいのね。手伝うわ。」 「あぁたのむ。ぐすっ・・・その引き出しにあるミミズの干物取ってくれ。」 「泣かないでよ〜。ハイ、これ。あぁでも私も泣けてきたぁ・・・。」 そういってぽろぽろ二人で泣いていたときのこと。 「釜じい!!まぁた器出してないね!!!」 という、威勢のいい女の声がした。ぱっとその方向を振り返る。 「さぁくるぞ、もう一発。感動の再会だ。」 そう、あの少女との再会だった。 |
18186 | 【千と千尋の神隠し】 | 珀 E-mail | 2001/11/18 14:31:16 |
記事番号18122へのコメント 低い扉ががたんと言う音を立てて開いた。釜の近くでうずくまり、黙っているせいか、はいってきた女性は千尋に気づいていない。千尋の目には新たな涙があふれていた。昔とは打って変わって首筋までしかない、短い髪。でも変わっていない、きつい目つき。そう彼女は・・・・・。 「リン、お前に会わせたい人がいる。」 「はぁ?誰だよ、会わせたい人って。俺には友達なんかいねぇぞ。」 そう。リン。彼女の変貌に千尋はしばし息を飲んだ。美人・・・。昔のあの面影こそない。目つきだけが変わっていないのだ。 「じゃあ一回こっちに来て見ろ。釜の裏を見るんだ。」 「なんだよ!なにがあるんだよ・・・・」 「リン!!」 いやいや見に行ったリンの目に信じられない人物の姿が目に入った。 「リン、私よ。千よ。覚えてる?あなたと二人で油屋の仕事したよね。」 「千・・・・・。忘れるわけないでしょ。あんたのこと・・・。忘れたことなかったよ!!!会いたかった、会いたかったよ千!!!」 リンが千尋に抱きつく。丸出しになっている肩にリンの涙が触れる。千尋も声をあげて泣いた。懐かしい人との再会。会いたかった。ずっと、ずっと。思い出せなかった。 「なんだよ!!お前変わったな・・・。こんなに美人になってさ。大人になって・・。昔のドン臭いあんたはもういないね。もう!!また迷い込んで!!」 泣き声でリンは叫ぶ。もう何もいえなくなっている千尋を抱きしめてリンは昔の千尋と今の千尋を比較する。でもその姿の変わり方がリンにとって何にも変えられず嬉しかった。そのときだ。 「千尋、千尋はここにいるか?」 というハクの声。リンに背中を押されハクの方へと走っていく。5mほどの間隔でとまった。さっきはあんまりにも急で顔すらはっきり見れなかったハク。でも今、見ている。昔のハクと今のハクの影がすれ違う。 「外へ出よう。」 手をハクがすっと差し出す。その手をとって千尋も外へ出た。橋のほうを見ると八百万の神様たちがすでに宿入りしてきている。湯婆婆もそろそろ帰ってくるころだろう。ハクが今迎え入れたところだという。階段に座って昔のことを話した。ハクが呪いをかけられて死んでしまうかもしれないといっていたあの時。銭婆婆のところまで走って、呪いのことを謝った時。カオナシとの対決・・・・・。話しているその間中ハクと千尋の手はつながれていた。昔、初めてこの世界に迷い込んできたとき、ハクが千尋を連れてものすごい勢いで走ったときのように。銭婆婆の家からの帰り道、二人で空を飛んだときのように。 「あのあと、私は湯婆婆に解雇してくれと申し入れた。でも駄目だった。あれからいつものようにずっと働き続けてきていたよ。この前から千尋の姿が目の前にちらついてもうすぐ会えるんじゃないのかなんて冗談半分に思っていたら本当に現れたんだ、千尋が。本当にびっくりしたよ。でも私のことを覚えていなかったのは少し悲しかったな。」 「仕方ないじゃない。記憶がないんだもの。何度思い出そうとしても無理だったのよ。ハクが言うところの・・・・」 「掟。」 「そう!!!」 そういったっきり、二人は黙った。にこにこ笑っていたけれど、すぐに立ち上がった。そしてハクがこう言い出したのだ。 「今から湯婆婆のところに行こう。もう話してあるから。」 「行くんだね・・・・。」 「しばらく働かなきゃ君は元の世界には帰れない。」 「えっ・・・。」 「行こう、湯婆婆のところへ。」 ボイラー室へ行き、リンをつれて天上へと向かった。見下ろす視界には、オシラさま、オオトリ様が前のようにいた。大湯も見える。そう、あそこが私の初仕事場所だった。懐かしさに浸っていると、とうとう目の前に天上とかかれた扉が現れた。 |
18212 | ち〜ひ〜ろ〜〜〜〜!! | 白河綜 E-mail | 2001/11/18 20:51:27 |
記事番号18186へのコメント はにゃ!? 乗り遅れました!!(汗) 油断してたらもう三話目!!? うううう…………(滝汗) 何にしても、楽しく読ませていただきましたv 珀さんの千尋、可愛いですv ピアスなんかつけちゃって…………♪ ふふふv リンさんは髪をお切りになったんですね。……似合いそうvvv 釜爺はいいかんじだし、なんと言ってもハク!! 再会と同時に千尋を抱きしめちゃって!!(////////) 彼のことをすっかり忘れていた千尋は、さぞ驚いたことでしょうねぇ。ポニーテール…………髪型お揃いだしv さて、次は湯婆婆が出てくるんでしょうか? と、いうことは…………坊も??? ううう、楽しみです!! 短いですが、この辺で。 それでは。まさか「千と〜」の続編が読めるとは思ってなかった白河綜でした♪ 再見!! |
18217 | Re:ち〜ひ〜ろ〜〜〜〜!! | 珀 E-mail | 2001/11/18 22:42:39 |
記事番号18212へのコメント こんばんわ!!珀です。 > はにゃ!? 乗り遅れました!!(汗) 油断してたらもう三話目!!? 三話目ですよ(^^ゞ頑張りすぎました。まだまだ書きます!!今回は長いぞ!!! > 何にしても、楽しく読ませていただきましたv > 珀さんの千尋、可愛いですv ピアスなんかつけちゃって…………♪ > ふふふv リンさんは髪をお切りになったんですね。……似合いそうvvv > 釜爺はいいかんじだし、なんと言ってもハク!! 再会と同時に千尋を抱きしめちゃって!!(////////) 彼のことをすっかり忘れていた千尋は、さぞ驚いたことでしょうねぇ。ポニーテール…………髪型お揃いだしv 楽しんでもらえて何よりです☆っていうか、今回のハク、なんかえらいかっこうよくなってるのかなぁと。リンはショートカットに。より大人の感じを出してみようと思いましたらなんか壊れた姉さん系になっちゃった(-_-;)釜じいはいつもどおり。千尋はギャル・・・・・。今からは想像も出来んねと独り言を言いながら書いてます。 > さて、次は湯婆婆が出てくるんでしょうか? > と、いうことは…………坊も??? 二人とも出てきます。そのうちカオナシも銭婆婆も出てくるでしょう。そして予定ではある人とある人のバトルが・・・・。楽しみにしててください☆ > それでは。まさか「千と〜」の続編が読めるとは思ってなかった白河綜でした♪ 再見!! 自分が見たいからとか理由をつけて自分で切れながら書いている珀さんですが、頑張りますのでご愛読の方よろしく(爆)。 では!!! |
18221 | 【千と千尋の神隠し】 | 珀 E-mail | 2001/11/18 23:09:10 |
記事番号18186へのコメント 暗い雰囲気は昔となんら変わりなかった。ハクやリンの表情にも緊張の色が走る。いくら昔のことがあったといえど湯婆婆はそう甘くない。そのことを二人とも知っていたからだ。勿論千尋もそのことを分かっていた。鞄の中から黒い半そでのジャケットを取り出して荒っくたく羽織る。二つだけボタンを留めて襟を直す。扉の前でしばらく時間は過ぎた。 「千尋、心の準備はいいね?」 「うん。大丈夫よ。いつでも湯婆婆の前へいける。」 二人の視線がぱちっと合った。にこっと微笑むハクを見てリンは密かにため息をつく。リンは二十一歳になったが、この方ハクの笑顔など見たこともなかったのだ。この笑顔を見ることが出来るのは千だけだということを悟っていたから。 「あ〜あ〜。本当に仲いいねぇ。このぎりぎりの事態でも。」 「やめてよリン!照れるじゃない!」 「照れるようなことするあんたたちが悪いんだよ!俺は見てられないね!」 そういい、睨むリンは少し笑っている。口元がゆるいからきっと馬鹿笑いをこらえているのだろうと思う。そのときだ。 【ったく。お前たちは何をしてるんだい。さっきから騒がしい。昔も同じように迷い込んできた人間の小娘を連れてねぇ。】 という、女の嗄れ声が聞こえる。そう・・・・湯婆婆。 「おばあ・・・じゃなくて湯婆婆様!!!お久しぶりです!!」 【ええい五月蝿い子だよ!さっさとはいって来な!!】 そう湯婆婆がいったとたん、三人の服が引っ張られた。昔のように。 「う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 リンの絶叫しか聞こえない。広い部屋にばうんと投げ出された。 「いたた・・・・」 「湯婆婆様。千を連れてまいりました。」 ハクが深々と頭を下げる。それを少し睨んで湯婆婆は書類に目を落とす。するといきなりこう言い出した。 「書きな。契約書だよ。」 「書くって何を・・・・・?」 「名前に決まってるだろうが!!!」 「はっはい!」 そう千尋は叫んで一緒に鞄から手帳を取り出す。自分の名前を書いておくのだ。 「荻野千尋・・・・。」 「かけたね。お前は今から前と同じ、千だよ。いいね!?」 「はい。」 意外と上手く行き過ぎた。ハクもリンもグッと目を見張る。 「睨むんじゃない。こいつは昔もこうやってここへきたからね。働いてもらうのさ。ある程度までね。まぁ泣くぐらいきつい仕事を与えるかもしれないけど。こいつは金をこの油屋にもたらすある意味の女神さ。」 「湯婆婆様、わたくし、リンが世話いたします。」 「私もリンと同様に。」 「お前たち以外誰が千の世話をするんだい!当たり前だろうが!!」 湯婆婆はそういうとまた書類に目を落とす。そしてしっしと手を動かせてあっちへいけという。千の視線は一点に絞られた。奥の部屋。あの大きな赤ん坊のいる部屋。 「ハク、坊に会いたい。」 「会っておいで。坊も千に会いたかったと思うよ。」 ハクに背中を押されて千は部屋を覗き込んだ。ベッドから寝息が聞こえる。そっと近づくと人形を抱きしめて眠る坊がいた。 「坊・・・・・。」 そっと呼びかけて額に手を置いた。すると目を覚ましてしまったのだ。 「お前誰だ。」 「坊、私を覚えてないかしら?千よ。一緒に電車に乗ってお出かけしたでしょう。」 「千?・・・・・千なのか?お前、千なのか!?」 「そうよ、千。私千よ。」 坊が千にがばっと抱きつく。千も精一杯坊を抱きしめた。それからしばし時を忘れて坊とお遊びをした。人形劇をしてあげたり枕投げをしてあげたり・・・。もう一度坊が寝てから湯婆婆に一礼して天上部屋を出た。部屋の外で待っていた二人に謝り、リンの部屋へと向かう。部屋にはあの時白竜がつけた血が残っていた。あの赤い着物を着てたすきをかけるとなぜか懐かしさよりもやる気が感じられた。 「さあやるぞ!!」 と窓の外に絶叫して千はリンとともに風呂場へと向かったのだった。 |
18231 | おばあちゃ〜ん!!(オイオイ) | 白河綜 E-mail | 2001/11/19 00:55:00 |
記事番号18221へのコメント こんばんは♪ そろそろ寝ないと……と思っていたらvv 珀さん、お早いです!! 白河は週に一回、複数同時アップがたの人間なので、うらやましいです〜〜!! ああ、打ち込み早くなりたい!!(その前に受験勉強…………) …………はっ!! 違う違う!! コホン。気を取り直して………… おばーちゃん!! おばーちゃんがぁ!!(待て待て) 湯婆婆と坊がでましたねv 相変わらず、湯婆婆は厚化粧なのかなぁ……(しみじみ) って、いうか千尋、坊に力いっぱい抱きしめられて、君の身体は大丈夫か!!?(心配) 契約書を書くときに、ちゃんと手帳にも自分の名前を書いたのは流石ですね。 うふふふふ……(にやり) また千尋が働くんですね…………vv 顔無し達もでてくるそうなので、続きが楽しみですvv 今回も大した感想にはなっていないのですが。 ではではvv 白河そうでしたv |
18341 | 【千と千尋の神隠し】 | 珀 E-mail | 2001/11/23 01:19:57 |
記事番号18221へのコメント 大湯はいまだに立ち入り禁止の状態だった。そういえば、十歳のころ、ここではじめて仕事をした。オクサレ様だと思っていたのに名のある川の神様で、苦団子をもらった。あの時風呂の淵に立ち尽くしている自分の姿が目に浮かぶ。しかし、もうそのころの自分ではない。大湯の前で立ち止まっていると、カオナシのことを思われた。 「カオナシ・・・・・。」 「カオナシが如何したって?あのときは大騒動だったよな。三人呑まれてさ。マジでどうなるかと思ったね。」 「私もよ。でも今は銭婆婆の所にいるから・・・・。きっとこっちにはこない。」 「まぁいいじゃん。仕事行くよ!ほら!」 首根っこをリンにつかまれてズルズルと後ろ向きで引きずられていく。 「怖い怖い!扱けるよぉ!」 叫びながら仕事場へ向かう。今日の仕事はおおとり様のお世話。ひよこ饅頭のような体をどっぷりと湯につけてくちばしをかぱっとあけている。千が背中を洗うと、大きく息を吐く。ゆれるからだが落ち着いた雰囲気をかもし出す。楽しいと思った。両足で踏ん張って、大きく腕を動かして背中をこする。その間中千はひよこ饅頭しか頭になかった。 「くっ・・・・」 と吹き出してしまった。 「あはははは!!!!」 と千が笑い出してすぐ、きょとんとしていたリンも笑い出して、しまいにはおおとり様もよく分からない鳴き声を上げて笑い出す始末となった。 「飯。」 昔のように柵から足を出して月を見ているとリンが夕飯をもってきた。肉まんのようにやわらかい。千は柵の間から覗きこむように携帯電話をいじっている。まだ一日しかたっていないけれど、それなりに寂しい気がした。 「なに、それ。」 リンも覗き込む。突き出すようにしてリンに見せると、リンは携帯をてにもつ。 「おもしろい・・・・これ。俺もほしい。」 「でも私がもといる世界にしか売ってないもん。」 「これなんて名前?」 「携帯電話。P503@s。」 「ぴーごーまるさんあいえす?」 「うん。」 電話帳を開く。そこには140件の番号が入っている。そして、一番最初の番号の名前欄には「将也」とはいっている。そう、彼氏。090-4315-8693という番号をぎゅっと握り締めた。するとぽろぽろ涙が出てくる。 「なっ!なんだよぉ!なくなって!千!!!」 おろおろするリンに笑いかけて、そこを立った。橋の所まで出ると、人影がある。近づいてみると、やっぱりそうだった。ハクだ。 「ハァクッ!」 後ろから抱きつくと、ハクはびくっとして後ろを振り向く。 「なんだ、千尋か。」 「あはは!なんかねぇ、寂しくなって出てきちゃった。」 ハクの隣に座ると、ハクの横顔がとてつもなく綺麗なのに気づく。結んでいた髪の毛はとかれている。肩を越す長さ・・・・。千は昔とそう変わらない。 「千は・・・・・・」 そこまで言いかけて、ハクは言葉をとめた。そして口をつぐんだまま千に笑いかける。そしていった。 「このままここにいてほしい」 と。圧巻される千は、ハクをただ見つめるだけだった。 |
18366 | オオトリ様♪ | 白河綜 E-mail | 2001/11/23 17:35:47 |
記事番号18341へのコメント きゃー! きゃー!! きゃー!!! …………はっ! すみません、取り乱しました!!(汗) だってハクが〜〜〜〜vv こっ、こっ、こっ…………(詰まってます) ぜーはーぜーはー。 告白(漸く言えたです)ですかい!!? 兄さんっ!!(誰だ、おまいは) …………っていうか、将也って……彼氏って…………(==; いや〜〜〜〜!!(暴走) 千尋ー!! 初恋を大事に!!(?) …………はっ! 錯乱しっぱなしでしたが、以上!! 白河綜でした!! 退散!! |
18370 | ハク〜〜〜〜! | たかこ | 2001/11/23 18:04:56 |
記事番号18341へのコメント こんにちは、珀さん 毎回楽しく、読ませて頂いてますv >電話帳を開く。そこには140件の番号が入っている。そして、一番最初の番号の名前欄には「将也」とはいっている。そう、彼氏。090-4315-8693という番号をぎゅっと握り締めた。するとぽろぽろ涙が出てくる。 か、彼氏?! 千尋には彼がいるのですか?! う、う、う〜〜〜〜〜〜〜。 いろいろ、その後の話とか読んできましたがそういうパターンは初めてです。 新鮮だぁ〜。 >「千は・・・・・・」 > >そこまで言いかけて、ハクは言葉をとめた。そして口をつぐんだまま千に笑いかける。そしていった。 > >「このままここにいてほしい」 > >と。圧巻される千は、ハクをただ見つめるだけだった。 をおおおおおおおお!! ハク〜〜〜〜〜〜〜!! 頑張れハク!!(何をだ!) ということで、(いきなりすぎ)続き待ってますv ではではv たかこ。 |
18385 | やっとこさレスです☆ | 風林みつき | 2001/11/23 23:35:48 |
記事番号18341へのコメント こんばんは、珀さんっ。 今まで読んでたのにレスしてなくてすいませんでした・・・。 珀さん版、千と千尋も面白いですね!!!続きがとっても楽しみです!ハクは何やら言い出しましたしー。うけけけっ(やめれ)。 ちなみにあたしは、ひよこ饅頭・オオトリ様らばぁです! 祈!オオトリ様出番増!!! ああ、騒いでしまってすいません! 短いですが、これで! |